「妊娠 糖尿病」について知りたいことや今話題の「妊娠 糖尿病」についての記事をチェック! (16/53)
第一子の出産時にトラブルがあり、満身創痍の産後を過ごしていた私。出産は命がけということを痛感して、赤ちゃんが生まれた喜びと同時に次の妊娠が怖いと言う気持ちすら芽生えてしまうほど……。しかし疲れ切った私を待ち受けていたのは、義母からの予想もしない言葉でした。産前から予兆はあった私の夫は2人兄弟の長男。義母は女の子を育てたことがなく、かわいらしいお洋服を着せたり一緒にお出かけしたりすることへの強い憧れがあったようです。 結婚後、息子が生まれる前は一緒に買い物をしたりお茶をしたり、料理を作るなど楽しい時間を過ごすことができていたので、私自身は義母との関係は良好だと思っていました。今考えると、私のことを娘のように扱ってくれてたのかな?と感じます。 孫は3人でも4人でも結婚して間もないうちから、義両親には孫を望まれていました。私と夫が自宅を新築することになったとき、子ども部屋の数を決めるにあたって義両親は「子どもは3人だって4人だっていい」と口にして夫から諌められていたのを覚えています。 息子を妊娠したとき、性別が男の子だと報告した際も「女の子となかなか巡り会えないねえ」と言っていたので、次は女の子を望まれるんだろうなというのは当時から察していました。妊娠、出産が現実のものとなったことで、義両親、特に義母から女の子を産むことを望まれているというプレッシャーが強くなっていたのかもしれません。 孫フィーバーからの女の子リクエスト息子を出産後は義母にとって初孫である息子を非常にかわいがってくれていて、その点は感謝しています。でも、私は息子を妊娠していたときに妊娠高血圧症候群を発症し、さらに出産の際大量の出血でとても苦しい思いをしたので、第二子の妊娠が怖くなってしまっていました。 しかし、出産直後に容赦なく「次は女の子だといいね」の言葉が。私にとっては、「女の子の孫が欲しいからもう一度頑張ってね」というメッセージに感じられたのです。 嫁は妊娠・出産の機械じゃない私と夫は結婚当初から子どもは2人欲しいねと話し合っていたのですが、息子の出産を経て夫は「君に何かあってはいけないから、子どもは1人でもいいね」と考えが変わりました。私自身は「もう1人欲しいけれど母体死亡は怖い」という気持ち。 それぞれの思いは義母に伝えていましたが、「産んだらなんとかなるから」「大丈夫かもしれないじゃない」と言うばかり。結局孫をかわいがりたい気持ちが一番で、出産によって嫁がどうなろうと気にならないのかなと感じられる態度でした。 義母は息子にとってはいいおばあちゃんでいてくれるので、絶縁や距離を取ることは考えていません。しかし、2人目が欲しいけれど自分が死んでしまうかもしれない、それが怖いという気持ちはどうしてもわかってもらえなかった失望感から、自分の本音を話せる間柄ではなくなってしまいました。今後は付かず離れずのちょうどいい距離感で付き合っていこうと思います。 著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2022年06月15日長女もいよいよ2歳になってすぐ、下の子の妊娠が判明した和田さん。喜んだのも束の間、「男の子」を期待する周囲のプレッシャーがハンパなかったそうです。ドタバタと子育てする中で、2人目の妊娠が判明しました。夫も私も性別についてはさほどこだわりがなく、「1人目が女の子だったから、どちらかといえば男の子のほうがいいかなあ?」くらいのゆるい希望でした。が、周りの反応は結構極端なもので……。 プレッシャーの中、娘の放ったひと言とは? とにかく事あるごとに周りの人たちから「男の子!」と言われ続けました。超音波健査で「女の子っぽい」と言われたことを告げたときは、あからさまにがっかりされ、なんだかとても悲しい気持ちに……。悶々としながら、ついハナに性別を聞いてみたところ、上記のような神回答をいただきました(笑)。「まな板が生まれるくらいなら、男の子だって女の子だってどっちだっていいよ!」と思い、なんだか気が抜けてしまって、それからは性別についてはあまり気にしなくなりました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月14日ママたちに人気の芸能人ママの1日の過ごし方や、お気に入りアイテムなどを教えてもらう「芸能人ママの1日のルーティン」企画。現在、第3子を妊娠中の2児ママ・鈴木亜美さんに1日のルーティンを見せてもらいました!芸能人・有名人ママのインタビュー連載がスタート!ママたちに人気の芸能人・有名人ママに、妊娠・出産・育児エピソードのリアルを教えてもらいました。 歌手の鈴木亜美さん(40歳)は、2016年に一般男性と結婚。2017年35歳で第1子長男を出産、2020年38歳で第2子次男を出産。現在、第3子を妊娠中で、この夏出産予定です。 歌手活動のほか、バラエティ番組の出演にも忙しい鈴木さんですが、しっかり自分時間も楽しんでいる、仕事の日のとある1日の過ごし方を紹介します。 鈴木亜美1982年2月9日生まれ神奈川県出身。オーディションバラエティ「ASAYAN 」(テレビ東京)を経て、1998年歌手デビュー。2009年からは本格的にDJ活動をはじめ、国内のみならず海外でも活躍。女優としても数々の映画やドラマに出演し、近年はママタレとして、「芸能界の激辛女王」としても、バラエティ番組でも人気を博す。2016年に結婚、2017年に第1子を出産、2020年に第2子を出産、現在は第3子を妊娠中(2022年5月現在)。 鈴木亜美さんの1日7:30起床家族全員で7:30に起床。コンタクトを入れたら、洗濯乾燥機に入っているものを取り出して片付けます。その後、朝食作り。 朝食は、子どもたちが大好きなトーストが多いです。パンに塗るチョコ、シュガー、ピーナッツバター、カレー味などのペーストの中から、自分たちで好きなものを選んでいます。 長男は子ども用のプロテイン入りココア、次男は牛乳を合わせるのがお決まり。私は、朝はバタバタしているので、朝食はつまみ食い程度で済ませてしまうことが多いです。 朝食後は着替え、歯磨き、保育園の準備。長男は、着替えのときに楽しくなっちゃって洋服を振り回したり、裸で踊ったり(笑)。着替えには時間がかかります。 9:00保育園へ送迎。朝の家事タイムパパが保育園へ送ってくれるときは8:40ごろ保育園に到着。子どもたちを送ってから、10:00くらいまでの間に、朝の洗い物、洗濯、掃除などの家事をします。 ゴミ捨てがしやすくて軽い掃除機に買い替えてから、掃除がグッとラクになりました! 洗濯物は基本的に浴室乾燥を使っています。細かいものは乾燥機へ。食器は手洗いだけど、乾燥だけは食洗機を使ってます。そうすると2時間くらいで乾くので、すぐに片付けることができて楽ちんです。 10:00買い出し10:00〜12:00の午前中の間に、食材の買い出しに出かけます。3日分くらいの食材をまとめて購入! 12:00お仕事&自分時間 お仕事がある日は、保育園に送ってから16:30ごろまで仕事をしていることが多いです。この日は会社で取材を受けてから、スタジオへ移動して所さんの番組収録。 久しぶりにお会いできた所さんから、可愛いうちわを頂きました。子どもたちもとっても気にっていました♪ 16:30子どもたちのお迎え、帰宅、お風呂長男は週に1回ダンスを習っているので、習い事がある日はお迎えへ。それ以外は真っ直ぐ帰宅。帰宅したらすぐにお風呂に入ります。妊娠線予防のボディクリームやボディオイルを使って自身のケアも。 17:00夕食作りお風呂が終わったら、子どもたちが遊んでいる間に夕食作り。 18:00 夕食 長男は麺類、次男はお米、お肉、野菜と定食のようなメニューが好きです。 19:00パパが帰宅、大人の夕食の準備19:30大人の夕食私と夫は子どもとは別メニューを食べることが多いです。保育園の先生から聞いた子どもたちの園での様子や、子どもたちが話していたことをパパに伝えます。 私たちが食事している間、子どもは2人でよくプラレールで遊んだり、ブロックで家を作っています。絵本を読んだり、アニメ映画を観たりと、自由に遊ぶ時間にしています。 鶏胸肉のハム。低温調理で柔らかジューシーに仕上げ、薬味たっぷりのピリ辛タレがポイント。夫婦で好きなメニューです。 大判つくね。つくねを団子にしないで、丸々フライパンで焼いた楽ちんメニュー。さっぱりとポン酢で頂きます。 20:30寝かしつけ20時ごろに洗い物をして、寝る準備を開始。子どもたちと歯磨き、次男のミルク。20:30には子どもたちと3人で布団へ行って、毎晩川の字で寝ています。 部屋を真っ暗にして、きらきら星に子どもたちの名前を入れて替え歌にしたりして、3人で歌います。少しずつ声を小さくしていくと子どもたちが寝てくれます。このときに、私も一緒に寝てしまうことが多いです。 2:00・5:00次男のミルク次男は夜に2回ほどミルクを飲んでいます。鈴木亜美さんから、ママたちへメッセージ!実は「ママ」がこの世で一番大変じゃないですか? 「ママ」って毎日忙しくて大変で目まぐるしく1日が過ぎてしまいますが、私の場合、自分のペースを掴んでから、生活はラクに楽しくなりました。 私にとって毎日のルーティンはとっても大切。時間はかかるけど、自分の体で覚えて体が勝手に動くくらい慣れさせることが目標です。毎日お仕事をしている方やお子さんが小さい方など、ルーティン通りに過ごすことが難しい人もたくさんいると思いますが、無理のない範囲で、健康に気をつけて、子どもたちからパワーをもらって、一緒に頑張りましょう!1日のルーティンは「体で覚えて、勝手に動くくらいに馴染ませる」という鈴木さん。毎日のルーティンをなるべく崩さず規則正しい生活を心がけているとのことでした。5月には、日本マザーズ協会の『ベストマザー賞』を受賞。今夏には第三子の出産も控え、ますますママとしてパワーアップする鈴木さんのルーティンをご紹介しました。 次回は、気になる「バッグの中身」を公開! ぜひチェックしてくださいね♪ 著者:ライター 廣瀬尚子二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。
2022年06月13日順風満帆だと思っていた夫婦が、妻の妊娠をきっかけにバランスを崩していく……。知人の実体験を基にしたちなきちさんのマンガ「僕と帰ってこない妻妻サイド編」にて、夫の言動に読者から厳しいコメントが寄せられています。この記事では、中でも興味深かったコメントをご紹介します。お互いを思いやるとはどういうことか、夫婦のあり方について考させられてしまいますよ。 <「僕と帰ってこない妻妻サイド編」あらすじ>妊娠を機に仕事を退職し、専業主婦になった妻・雪穂。何よりも仕事を優先する夫の言動に悩みながらも、「赤ちゃんが生まれたらきっと変わってくれる」、そう思っていたが……。 夫と妻の出産に対する温度差が……お話の中に登場する夫・カズくんは、妊娠する前「子どもが生まれたら長期で育休を取る」、「子どもの成長をしっかり見届けたい」と言っていたのに、結局仕事を優先して「育休は取れない」と言いだします。 出産のため里帰りしている妻・雪穂に対して、「自分には関係ない」とでも思っていそうな適当すぎる態度のカズくん。これでは雪穂の不安な気持ちは増すばかりです。 そして、さらなるカズくんの無神経な行動が、雪穂を追い詰めていきます。 不安な妻をよそに、夫は毎日飲み歩き…… ましてや情緒が不安定になりがちな妊娠・出産期、さらに初産ということで大きな不安を抱える雪穂。しかし、そんな気持ちを汲み取るでもなく、カズくんは雪穂が実家にいるのをいいことに毎日飲み歩いている様子です。 このような「無神経」と言われても仕方が無い夫の行動に対して、コメント欄には読者の皆さんから厳しい声が多数寄せられました。 100歩譲って飲みに行くのはいいけれど…… ●飲みに行くのはいいけれど、その都度こっちの体と子供を気遣ってる言葉や態度がないからムカつくんだよなぁ。 ●せめて聞かれるまで飲みに行っていたことは言うんじゃない。妻は不安だろうなって全く考えない想像力の無さが露見するから。あと、いつ産気づいても良いように連絡はいつでも取れるようにしとけ。 ●うちの旦那も里帰り中たくさん友達に会ってたな。ただ違うのは、みんな家庭があったから暫く飲み会来られないよとか赤ちゃん生まれてからの夫婦関係などについてアドバイス貰ってたらしいからそんなに腹が立たなかった。 ●よくもまあこんな無神経に、お前(ダンナ)、立場が逆でもキレんなよって、言うことですよね。 飲みに行くこと自体が悪いのではなく、夫の妻への伝え方や接し方に問題があるという意見。確かに付き合いで飲みたくないお酒を飲む場面も多々あるでしょうし、結局のところは不安を抱えている妻への気遣いの無さが問題なのかもしれません。 不安な気持ちはしっかり伝えないと……! ●陣痛がいつ来るか不安な気持ちもわかるけれど赤ちゃんにもうすぐ会えるドキドキや楽しみが溢れる時期なのに、雪穂さんから一切そのような物がなくて、夫への不満と出産への不安しかないのはつらいね。 ●モヤッとくる、じゃなくて言え! 本人に言えよ! 思ってることは言わないと伝わらないのよ、察してじゃないのよ、結局子供産まれても思ったこと言えずに溜めてダメになるのよ。 ●だから何でその悩みをぶつけないんだろう、旦那は人の気持ちを考えられない馬鹿なら、自分から言わないとストレス溜まる一方やん、こういうときはお腹の子のためにも、旦那をサンドバッグにしたいね 夫の言動がアウトなのはもちろんですが、それを直接言わない妻にも多少問題があるのでは? という意見もありました。 すべての不安や不満を飲み込んでしまうというのは、元々の性格なのでしょうか。何も言わないのも、夫をつけ上がらせている原因のひとつなのかもしれませんね。 このようにコメント欄には厳しい声が多数集まりましたが、どれもご自身の体験から語られていたり、説得力のある意見でした。 まだ親になる準備ができていない能天気な夫に、初出産を前に楽しみよりも不安や恐怖心に支配されてしまっている妻。心境にも環境にも差がありすぎるこの2人が噛み合う日は、果たしてやってくるのでしょうか……?
2022年06月12日順風満帆だと思っていた夫婦が、妻の妊娠をきっかけにバランスを崩していく……。知人の実体験を基にしたちなきちさんのマンガ「僕と帰ってこない妻 妻サイド編」にて、妻を見下すような夫の発言に読者から怒りの声が多数寄せられています。この記事では、中でも興味深かったコメントを紹介。これを読んでドキッとしたパパ、要注意ですよ!<「僕と帰ってこない妻妻サイド編」あらすじ>妊娠を機に仕事を退職し、専業主婦になった妻・雪穂。何よりも仕事を優先する夫の言動に悩みながらも、「赤ちゃんが生まれたらきっと変わってくれる」、そう思っていたが……。 「俺は家事を手伝ってる」って…どの口が言ってるの?妊娠中で体調が優れない時もあるのに、お構いなしに突然同僚を家に連れてくる夫・カズくん。前話で「やめて」とお願いしたにもかかわらず、また同僚を連れてきてしまいました。 カズくんが家事をしているところなんか見たことがない雪穂は、その調子に乗った発言に愕然とします。 「俺も主婦になりたいわ」完全に妻を見下した発言に…背後にいる雪穂のことなんて気にする様子もなく、同僚へ愚痴り続けるカズくん。そして、ついに禁断の一言が……。 「俺も主婦になりたいわー」だって!?これは、誰が聞いても完全にアウト。見下されているとは感じていた雪穂だけど、まさかここまでだったとは……。 このように同僚に悪妻自慢(?)をする夫のありえない発言の数々に、コメント欄の読者からも怒りの声が多数寄せられました。 そもそも家事を“手伝ってる”という意識がありえない●今、妊娠7ヶ月なんだけど、昨日お腹張って食器洗いを小学生の息子に頼んだら手伝ってくれて僕が結婚したらもっとお家の事やらなきゃだよね!(中略)お家の事は家族の事だもんね!って言ってきた。小学生だって【手伝い】なんて言わないよ。 ●家事手伝ってるって言い方ムカつく。家のことなんだから手伝いじゃなくて、お互いにできることやるのが当たり前なんじゃないの? そもそも夫が“手伝い”という意識なことが間違っているという意見。こういう考えの男性って、実は結構多いんですよね。子どもは2人で産んで育てるものなのだから、何事も2人でやって当たり前だと思うんですけどね……。 ここまで来たらサイコパスなのでは…?●旦那の言動全部録音して弁護士に相談すれば慰謝料がっぽりもらって縁切り出来るレベルの酷さ。 ●カズくん(夫)が1番サイコパスなのはこのことを全く覚えていないことここまでしておいて心当たりないとかヤバくね?そして、半年も経ってないだろうに嫁が切迫で休職してたのもスコーンと頭から抜けてるのすごい。 ●これだけやっといて覚えがないって…思考回路というかいっぺん病院で頭ん中診てもらえば? もともと妻の雪穂が仕事を辞めたのは、切迫流産になりかけたことがきっかけでした。その経緯を知っている読者からしたら、この夫の発言がいかにおかしいかが分かります。さらに、「妻サイド編」の前に連載されていた「夫サイド編」で、出産後に妻が家出して夫があたふたする様子が描かれていたので、その原因の一端を目の当たりにした瞬間でもありました。 私だったらこんな仕返しを!●なんだと?失礼なことばかり言いやがって。と、破壊神バリに暴れてやる。それも同僚の前で。 ●妊婦なめんな!出てけ〜!と言って追い出すか、同僚の前で泣き出してお涙頂戴して同情誘うわ。 ●私なら洗い物中に出た洗い水?溜めといて、このクズ男に頭からかけるかな…。 ●私なら洗い物のフライパンでカズくんの頭殴ってる(笑) 怒りの声で満ちたコメント欄の中で、このように自ら考案した“仕返し”もチラホラと見かけました。読んでいてモヤモヤする内容のお話ですが、こういったクスッと笑えるコメントに救われますね。 このようにコメント欄には、作中の妻の怒りを代弁するような声が多数寄せられました。これはもう、確実に夫婦崩壊の危機……!これまで黙って夫に従っていた妻が、ついに反旗を翻す時がやってくるのでしょうか!?超すれ違い夫婦トラブル『僕と帰ってこない妻』、ぜひ読んで、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!
2022年06月10日現在1歳10カ月、8カ月の姉妹を育てるしまちゃんさん(仮名)の“孤育て”体験談をマンガ化。長女0歳、妊娠7ヵ月の頃に夫の転勤が決まり、引っ越し作業をサポートするため義母が手伝いに来てくれることに。しかし、負担が減ることはなく……。 サポートに来たはずの義母が…長女10カ月、次女妊娠7カ月の時に静岡県から兵庫県への転勤が決まりました。新居となる宿舎には、夫の出勤日の10日後まで待たないと入居できないため、それまではホテル住まいになるとのこと。つかまり立ち盛りの娘とホテルで10日間も過ごすのは難しいと判断し、夫だけが先に兵庫県へ向かうことになりました。 残された私のところへは、義母が手伝いにきてくれることになりました。しかし、お腹が張る中でも長女をおんぶして引っ越し準備、家事、義母の買い出しまでこなさなければならず、むしろ大変さは増す一方でした。 引っ越し当日も、業者対応から清掃、移動の手配まですべて自分でおこない、本当に疲れました。 義母が放ったまさかの言葉に愕然無事に夫と合流できたものの、疲労が溜まり、お腹の張りが激しくなってしまいました。さらに長女の世話もしなければならず、本当にいっぱいいっぱいでした。 新居にはエレベーターが無く3階の部屋だったため、段ボールの後片付けなどは主人に頼んで、張っているお腹を気遣って1人で休んでいました。 すると、それを見た義母が「旦那がこき使われて可哀想すぎる。1人だけ休んでいるなんて常識がない」と言うのです。 ものすごくショックでしたが、夫も新しい職場で忙しいのか毎日帰宅が遅く、なかなか話を聞いてもらえず悲しくなりました。 心身ともに疲れ切った私は…当然周りに知り合いはおらず、近所の奥様たちの井戸端会議に参加する余力もない。さらには義母への対応に追われ……心身ともに疲れ切ってしまった私は、引っ越し後1カ月で実家に戻ることを決意しました。 今は両親と同居家族に手伝ってもらいながら、毎日を平穏に過ごしています。長女は実家近くの保育園に通い、単身赴任の夫もたまに遊びにきてくれます。 もし、あのままの生活を続けていたら、本当に気が滅入ってしまっていたと思います。辛くなったら、逃げ道あるなら逃げてもいいのかな、と。夫と離れて暮らすのは寂しいですが、心と身体にゆとりを持ちながら子育てすることができています。 体験談/しまちゃん作画/Michika 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2022年06月07日妊娠中やお子さんが生まれてからの珍事件!?を赤裸々にマンガ化。今回は急に夫の休みがとれ、娘を預かってもらって、2人でフレンチレストランへ行こう!ということになったお話です。2人でゆっくり外食するなんて1年以上ぶり。とても楽しみにしてお気に入りのレストランへ行ったのですが……。 店員さんのひと言 満面の笑みで自分のおなかをさすり、「もしかして……!?」と私に問いかけてきた店員さん。 私はショックすぎて、0.5秒くらいの間に私「いや、妊娠してないんですよ〜」店員さん「え!? す、すみません。私ったら……!」というやりとりを脳内で展開してしまい、「だ、大丈夫です」と意味不明な回答をしてしまいました。 出産から1年経ってもおなかのあたりはプヨっとしたままだった私。そこへきて、ごはんもおやつも遠慮なくもりもり食べていたので、おなかがぽっこりとしていたのは事実です。しかしまさかこんな形で現実を突きつけられるとは……!(涙) 食事はおいしかったけれど、パンのおかわりはやめておいたのは言うまでもありません。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月02日女性は10カ月の妊娠期間を経て、心も体も少しずつママに変化していきます。わが子が生まれた瞬間、「ようやく会えた」と感じるのは、胎動や体の変化を通じて日々つながりを感じてきたからこそ。一方、体の変化がなくいきなりパパになる男性は、なかなか親としての自覚が湧きにくいようです。これまで多くのパパに育児支援をしてきた大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生は、「妊娠中からパパを育てましょう」とママたちに呼びかけます。その理由と方法について解説していただきました。 妊娠中からパパ育てを始めた方がいいワケ女性は妊娠という「赤ちゃんをおなかで育て、出産してママになる」という過程があります。一方、男性に何も変化は起きません。子どもが生まれた直後はパパになった自覚が湧かず、ママほど家事育児ができないというパパも少なくありません。こうなると、生まれた瞬間の親としてのスタートラインに大きな差が生じてしまいます。 今のパパに求められることはかつては、「女性は家庭、男性は仕事」という昭和の家族モデルがありました。しかし今は男女ともに働く生き方が主流の時代。性別の問題より“その人らしい生き方”が尊重される社会へと進化しつつあります。 「性別役割分業がだんだん払拭されていき、女の人、男の人の役割、ポジション、仕事、課題がボーダレスになってきています。僕の長男は26歳ですが、当時立ち会い出産したんです。男は仕事、女は家事育児という分業の意識が色濃かった時代です。妊娠、出産、子育て=女性の仕事とされ、“男性は立ち会ってはいけない”、“関わってはいけない”という風潮さえありました。だからあの頃は『えー!』と周りにとても驚かれました。でも今は立ち会い出産を希望する夫婦が多くいます。こうしたことからも分かるように、社会は変わってきています。でも社会全体としては、今もまだまだ性別による役割分業の文化が残っているというのが現状です」 核家族化、地域のつながりの希薄化で、ひと家族当たりに関わる大人が少なくなり、家族が小さくなっている現代。だからこそ、より積極的なパパの育児参加が求められています。 「昔はおじいちゃん、おばあちゃんが同居する大家族が多く、近所とのつながりも強かったんです。でも今の核家族は頼れる大人はパパとママくらい。小さくなった家族において、父親の存在は身近な大人として、大きな役割を担っています。だからこそ、妊娠中から夫婦で親になる意識を作って“パパの心”を育てていくことは大切です。そして、妊娠期の夫婦の在り方、父親の在り方は子どもが生まれてからも影響していきます」 ママの妊娠から子育てがスタートしていると考えてお互いにとって貴重な支えとなるママとパパの存在。ゴール(予定日)が決まれば、そのXデイに向けて、一緒に当事者意識を持ち、「2人で親に」なる準備をしていくことが大切です。 産後の子育てを良好な夫婦関係でスタートさせるには、妊娠期からの夫婦の協同が影響することが調査(※) からも明らかになっています。さらに、妊娠期に夫婦で仲良く過ごすことが、産後うつの抑止にもつながるそうです。 「豊かな妊娠期を過ごすことで、子どもが生まれたあとの不安定さを避けられる可能性が高まります。妊娠中から孤独にならない、させないことです。今、女性だけでなく男性の産後うつにも注目が集まっています。夫婦そろって産後うつになるケースもあるんです。妊娠期はパパママが親になる心の準備期間です。妊娠期に不仲で、子どもが生まれた途端に仲良くなるなんてことはほぼないですよね。だから妊娠期から支え合う夫婦関係が大事なんです」 ※参考:東京大学Cedep・ベネッセ教育総合研究所 共同研究「乳幼児の生活と育ちに関する調査」(乳幼児パネル調査) パパがママの妊娠期に心得ておくべきことは3つ 妊娠期の10カ月間は、子育てに対する「意識、知識、技術」を磨く期間です。ママは子どもを抱き上げる前に、自然と親としての準備が整う環境に変化していきますが、男性はそうもいかないことが多いようです。 「ママは身体的変化、ホルモンバランスの変化、行動の変化が生じてきます。現実におなかが大きくなってうつ伏せ寝ができなくなる。産科にも通い、産休もとり、ママ友もでき、あらゆる情報が集まってきます。こうした環境が親になるという意識を芽生えさせるようです。ところが男性はどうでしょうか。妊娠期からパパ友ができるという人は多くありませんし、体は何も変わらない。だからどこか他人事になりがちです。このまま妊娠期を過ごしてしまうと、子どもが生まれた時点での、パパとママの『意識、知識、技術』の格差が大きく開いてしまいます」 パパとママの差を縮めて、意識の高い”愛されパパ”になるにはでは具体的にどうすれば、パパとママの「意識、知識、技術」の差が縮まり、意識の高い“愛されパパ”になれるのでしょうか。 「パパ自身が、妊娠をわが事として捉えるように努力しないといけないですね。妊娠中のママがお酒飲めないのに、隣でぐびぐびママの好きなビールを飲んでいる。ママは風邪も引けないのに、パパは自分の体調管理に無関心でいる。こういう状態は当事者意識があるとは言えません。すべて我慢しろとは言いませんが、ママに配慮することがパパの当事者意識を芽生えさせる一歩になります」 小崎先生はパパなりの「意識、知識、技術」を高めることをすすめています。具体的には次の通りです。 ●意識……気持ちの部分を確立しましょう・先輩パパの友人から話を聞く/会う・ママの妊娠期の気持ちを共有する●知識……子育てのことを学びましょう・プレパパスクールへ積極的に行く・育児本、母子手帳、父子手帳を読む・沐浴を体験、または動画を見て勉強する●技術……赤ちゃんとの出会いに備えましょう・パパ友を作って赤ちゃんに会う・ベビーグッズを買いに行く・パパも使いやすいベビーカーや抱っこ紐を選ぶなど参考:NPO法人ファザーリング・ジャパン 妊娠期から考える子育て:FJ顧問小崎夫妻 “パパ育て”の極意は高すぎないハードル妊娠期に2人一緒に準備をしていくことは、その後「親」となって歩む夫婦の人生をより豊かなものにします。 そのためにも「ママのハードルは高くないほうがいい」と小崎先生は言います。「スタートからママと同じようなやり方でパパに家事育児を求めると、パパは大変になります。家事が苦手なパパには、せめて自分のことができるようになるくらいにと考えて、パパを育ててあげてください。急にできるようになるわけではなく、くり返していくうちにできるようになるからです。大事なのは2人一緒に親になる、ということですから」 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年05月28日次男を妊娠したばかりのころのことです。私は次男の妊娠がわかってすぐ、義母に妊娠の報告をしました。以前から2人目が欲しいということを義母にも話していたので、義母は喜んでくれて、義父や義妹にも伝えてくれました。するとその後、ご近所の男性に「2人目できたんだってね~。おめでとう」と声をかけられたのです。さらに夫は会社の同僚から祝福されたと言います。安定期まで家族以外の人に報告するつもりはなかったので戸惑う私。夫が同僚に、誰から聞いたのかと問いただすと……?義母に妊娠を報告私が次男を妊娠したのは、長男が2歳のとき。もともと子どもは2人欲しいと思っており、義母にもそのことを伝えていたため、妊娠がわかってすぐ報告しました。義母も喜んでくれて、すぐに義父や義妹にも伝えてくれた様子。 すると、義母に妊娠を報告した5日後、私が長男と2人で近所を散歩していると、近隣に住んでいる高齢の男性に「2人目できたんだってね〜。おめでとう〜」と声をかけられました。私は「なんで知っているの!?」と驚きましたが、その男性は義父と知り合いであるため、すぐに義父が言ったのだとわかりました。 まさか会社でも…!?私はどちらかというと慎重な性格で、安定期に入るまでは家族以外の人に妊娠の報告をするつもりはありませんでした。そのため、義父が勝手に近所の人に妊娠したことを伝えたことに、私はすごく腹立たしい気持ちになりました。 さらに、義母に妊娠報告をした1週間後のこと、夫が職場の同僚に「2人目できたんだって? おめでとう〜」と言われたそう。誰から聞いたか問いただすと、やはり犯人は義父でした。義父と夫は同じ会社に勤めており、社内の人にも妊娠したことを言い歩いているようでした。 義母に相談したところ近所だけでなく会社でも言い歩いていることを知り、私は義母に「まだ安定期じゃないし、何があるかわからないので、近所の人や会社の人には言わないでほしかったんです……」と相談しました。すると義母は「お父さん、そんなにいろんな人に言ってるの? 知らなくてごめん! 怒っとくからね!」と言ってくれました。 後日、義母に用事があったため義実家へ行くと義父もおり、「〇〇(私の名前)ちゃん、ごめんね。また孫ができるのがうれしくて、ついつい言っちゃって……」と反省している様子。義父も悪気があって言ったわけじゃないことがわかったので、「できれば安定期になってから報告したいので、これ以上は言わないでもらえると助かります」と伝えると、義父も納得してくれた様子でした。 夫の会社や近所の人に、勝手に妊娠報告をされた事実は正直腹が立ちます。しかし孫の誕生を楽しみにしている義父の気持ちは理解できます。前もって、「家族以外の人には安定期に入るまで言わないでください」と伝えておけば義父も言わなかったと思います。「言わないだろう」ではなく、きちんと自分の意思を伝えておくことが重要だと感じた出来事でした。 著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2022年05月28日結婚して半年経った、25歳のときのお話です。生理が遅れていることに気がついた私は「もしかして妊娠かも?」とドキドキワクワクしながら産婦人科へ。検査を受けたら、実は……。 先生には妊娠中も細かく様子を見ていただき、問題なく出産することができました。 そして1人目出産後に再検査をすると、なんと子宮内膜症がなくなっていると言われたのです。その後、無事に2人の子を出産することができました。「子宮内膜症」だと言われたときは大きなショックを受けましたが、夫の気づかい、先生の助けがあり、子宝に恵まれたことをうれしく思っています。 原案/磁石さん作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年05月22日私は第1子を里帰り出産することにしました。初めての出産で不安なことと、母の希望もあって決めた里帰り出産。出産予定日の前後3カ月間を実家で過ごしたのですが、快適である反面ストレスが溜まることもあったのです……。快適な実家生活だったけど…産院を転院する関係で、私は出産予定日の2カ月前から実家へ帰ることにしました。実家で長く生活するのは、高校を卒業して以来約10年ぶりのこと。夫を家にひとり残すのはちょっぴり心配でしたが、久しぶりの実家生活をとても楽しみにしていました。 実家からは産院へも近く、何かあったらすぐに駆けつけてくれる親戚も近くにいました。また、何よりもごはんを作らなくていい実家生活は、妊娠後期で体が重かった私にとってとても快適なものでした。 「水道光熱費が増えた」と言われた無事に長男を出産した私は、退院して実家へと戻りました。慣れない育児、眠気と闘いながら頭ボサボサのまま長男のお世話をしていた私にとって、ごはんを作ってくれる母や長男の面倒を見てくれる父の存在は、ありがたいものでした。しかしあるとき、母に「水道代が高い! 先月からすごく増えた!」と言われたのです。 確かに、里帰り中の私はずっと実家にいました。父と母の2人のときよりも、水道の使用量は増えると思います。トイレも膀胱が圧迫されるせいか1日10回以上は行っていたし、「水道代が上がるのは仕方ないんじゃないか」と思います。しかし母は納得がいかなかったようで、「節約するように」と念を押されてしまいました。 電話しただけで激怒された検針票を見て、私が里帰りをしてからの水道光熱費が跳ね上がっていることを知った母は、いろいろなことに対して過敏に反応するようになりました。私のスマホが不調だったので実家の電話を使っていたら「いつまで電話してるの! 電気代がかかる!」と激怒されたこともあります。 産後1カ月は湯船につかれないため、毎日シャワーを15分程度使っていたら「シャワー使いすぎじゃない?」と言われたこともあります。私はそんな母の小言に産後の疲れも加わり、とてもストレスを感じるようになってしまいました。おそらく母も同じようにストレスを感じていたと思います。 里帰り前から決めていた謝礼を渡すと…そして長男の生後1カ健診が終わった日、実家を後にして自宅に帰ることになりました。その日に私が里帰りしたことで増えてしまった水道光熱費と食費として、10万円を渡しました。この10万は最初から渡そうと思っていたお金でしたが、里帰り中の母の小言を聞いて「絶対渡さなきゃ!」と思った10万でもあります。このお金を渡したことで母も納得してくれたように思えます。 今回の里帰り出産で、親子間であってもお金の取り決めはきちんとして、あらかじめ伝えておかなければ、ということを学びました。そうすることで、私だけでなく、母のストレスも減らすことができたのではないかと感じています。 監修/助産師 松田玲子著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2022年05月21日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。今日は37週の健診日。いよいよ点滴が外せることになり副作用から解放されて喜ぶわこさん。しかし、外したことでその数時間後、わこさんは腹痛に襲われます。これってもしかして……!? 点滴が外れて喜んでいたら… 妊娠37週になり、健診の結果、点滴を外せることになったわこさん。つらい副作用から解放されて大喜び。さらに、安静も解除されました。 しかしその数時間後、点滴を外したことで張り止め効果がなくなり、お腹が激しく張って痛くなってしまいました。 「このまま陣痛になるかもしれないね……」と助産師さん。 まだ赤ちゃんは小さいので、出産予定日までお腹にいてくれると医師が言っていたばかりなのに! 「今日生まれちゃう?」 と焦るわこさんでした。 ◇◇◇ 張り止めの点滴を外したらお腹の張り返しが起こったわこさん。助産師さん曰く、このまま陣痛になるケースもあれば、張り返しが治まるケースもあるそうです。妊娠37週は赤ちゃんの内臓は完成している週とのことでしたが、わこさんは突然の出来事が苦手。張り返しが治まると良いですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月20日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。ある日、わこさんは助産師さんから提案を受けました。その提案にわこさんは驚きます。その提案とは……!? 助産師さんからの提案 コロナ禍の影響で中止になっていた分娩室の見学が、特別にできることになりました。わこさんは持病にパニック障害があり、未知の事への不安が強いため、事前に分娩室を見ることで不安を軽減しておこう、という病院の配慮でした。親身な病院の対応に感動するわこさん。 「絶対この病院で産む!」 そんな思いがいっそう強くなりました。 しかし、実際に見学すると……。 分娩室を直接見ることで出産に対する実感がわきました。そして、なんと、実感がわいたことで、余計に恐怖心が増してしまったのでした。 やさしい助産師さんを前にわこさんはそんな本音を言えるはずもなく、「見学できてよかったです」と言ってしまうのでした……。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、出産は産院と妊婦さんの信頼関係がとても大切なのだそうです。パニック障害を持つわこさんへの特別な配慮に感動したわこさん。病院側のやさしさ、手厚いケアを実感したことで、わこさんの病院への信頼はきっと増したにちがいありません。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月19日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。しかし、注射が苦手なわこさん。点滴の差し替えはつらかったのです。 つらいこともあったけれど… 家族とも会えず、点滴の差し替えや副作用、薄味の食事……。わこさんにとってつらい入院生活ですが、よかったと思えることもたくさんありました。 それは、助産師さんたちと親しくなれたこと病院内の勝手がわかっていること毎日おなかの赤ちゃんの様子が知れることガラス越しにかわいい赤ちゃんたちが見られること 入院生活はいろいろな我慢をする場面も多いけれど、出産に対して心の準備をする期間にもなっていたのです。それは、環境の変化に弱いパニック障害を持つわこさんにとって、とても大切なことでした。さらにかわいいガラス越しに見る赤ちゃんたちが、出産を励ます存在になっていたのでした。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、切迫早産の場合、個人差はありますが1日のほとんどをベッドで過ごすことになるのだそうです。入院中は雑誌やマンガを読んだり、DVDを観たり、横になりながらできることを探すとよさそうですね。出産すると赤ちゃんのお世話に大忙しなので、安静にしながら少しでも今しかできない楽しみを見つけられるとよいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月17日私が、第2子の息子を妊娠していたときの話です。飲み会に出かける夫を送り出し、自分のごはんやお風呂を済ませて眠りにつくと、玄関チャイムの音で目が覚めました。時計を見ると、夜中の2時。夫は鍵を持って飲み会に行っているし、こんな時間にいったい誰!? 恐る恐るドアを開けてみると、そこには……。 息子が生まれる前からデレデレの夫私が息子を妊娠しているとき、夫はできる限り妊婦健診にも付き添い、両親教室にも積極的に参加し、毎日おなかの息子に話しかけるなど、息子が生まれる前からデレデレ。立ち会い出産ができる病院で出産予定だったので、「もし生まれそうになったら仕事中でも職場に電話してよ! 絶対行くから!」と何度も言っていたのです。 妊娠は順調に経過し、臨月に入ってすぐのころに、夫が友だちと飲みに行くことになりました。臨月だからと夫は行くのを躊躇していたようですが、「息子が生まれたら飲みに行く暇なんてなくなるだろうから、行っておいで!」と送り出しました。 夜中2時に玄関チャイムが! ドアを開けると……私は自分のごはんやお風呂を済ませ、妊娠中は眠気が強かったので夫の帰りを待たず寝ることに。眠っていると、いきなり「ピンポーン!」と玄関チャイムが鳴りました。時刻は深夜2時。「こんな時間に誰!?」と思いながら、恐る恐るドアを開けると、そこには警察官の姿が。「夫に何かあったのか?!」とすぐに外に出ると、そこには警察官と玄関にもたれる夫。 慌てている私に、警察官が「こちらの方は、ご主人でお間違いないですか? 道路で寝ている人がいると通報がありました」と説明してくれました。警察官に謝罪し、夫を受け取ると尋常ではないお酒の臭い。水を持ってきて飲ませ、すぐに夫をベッドに寝かせましたが、私は悲しいやら情けないやらで涙が出てきて一睡もできず。 私の怒りは爆発! 父親になる自覚ある?翌朝目を覚ました夫から「ごめんなさい」と言われましたが、気持ちの整理がついていなかった私はすぐに許すことができず、「立ち会い出産してほしくない」と伝えました。「どうして臨月の妻がいるのにそこまで飲むのか、他人にも迷惑をかけて恥ずかしいと思わないのか。理解できない!」と怒りが爆発し、それに対し「返す言葉がない。〇〇(私)の言う通り。本当にごめんなさい」と何度も謝罪する夫。 そこから2日間は本当に夫のことを受け入れることができず、同じ空気を吸うのも嫌なぐらいだったので避けていました。3日経って私の気持ちが落ち着き、今回の件は許しましたが、「次はない、同じようなことがあれば離婚も考える」と夫に伝えました。 せっかく気持ちよく送り出した夫の飲み会でしたが、最悪の結果になってしまいました。「私は妊娠してからお酒も飲めないのに……」など、いろいろな怒りがこみ上げましたが、最終的には夫の謝罪を受け入れ、立ち会い出産もしました。けれども、夫にも伝えたように、二度目はないと思っています。 著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年05月16日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用などに苦しみましたが、少しずつ入院生活にも慣れてきました。同じ病室の桃田さんのことが気になるけれど、話しかけそびれていたわこさん。ようやく話ができました。すると桃田さんは……。 桃田さんが悲しんでいる理由 大部屋に入院しているわこさん。カーテン越しに隣のベッドにいる桃田さんのことが気になっていました。「このつらい毎日を分かち合いたいな。」そんな風に思っていたのです。 ある日、シャワーを浴び終わると、そこには髪の毛を乾かす桃田さんが! 声をかけると桃田さんは笑顔を向けてくれました。うれしくなったわこさんは、桃田さんと入院生活のことをいろいろ話します。すると桃田さんは言いました。 「毎日上の子がママに会いたいって泣いてるらしくて……」 桃田さんは2人目の妊娠で入院していたのです。 「2歳の子が1カ月以上、ママに会えないなんて……。お子さんも辛いだろうけど、ママもきっとすごく辛い」 桃田さんの表情を見て、また気持ちを想像して胸が張り裂けそうになったわこさん。大人の私が夫に会えないなんて大したことないな、と入院生活に対して気持ちを切り替え、前向きになるのでした。 ◇◇◇ 大部屋に入院した際、隣の人と話をしたくても、どんな人かわからないから声をかけるのをためらう……ということはよくあると思います。今回、桃田さんも本当は誰かと話したかったのかも。入院中、コロナ禍で家族に会えないからこそ、妊婦さんのお知り合いができると心強いかもしれませんね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月15日私には1歳1カ月の双子男児がいます。妊娠が判明し、双子だとわかったときはうれしさと驚きとが入り交じった複雑な気持ちに。その後は「双子育児ってどのようなものなんだろう?」と漠然とした不安もありました。約1年間、双子育児をしてきて感じたこと、大変だったこと、そしてそれに対して私がおこなった対処法についてお伝えします。新生児期の授乳とおむつ替えが大変!新生児期の頻回の授乳、おむつ替えは本当に大変でした。双子なのでどちらにいつ授乳したのか、今日はどっちが排便したのか、日々の慌ただしさと疲れもあり、次第に把握できなくなってきました。 そこで取り入れたのが、ホワイトボードです。授乳時間やミルクの量、排便の有無を記入しました。こうすることで覚える労力が減り、双子育児を共に頑張っている夫とも情報共有ができます。夜中のミルクはそれを見ながらできるほうが対応するようにして、夫婦間で連携がとれました。 双子の入浴は大変!双子の場合、入浴も大変でした。里帰りせず、手伝いに来てくれる人もおらず、夫も帰りが遅かったので私ひとりでおこなっていました。退院後すぐは帝王切開の傷の痛みもあり、1日に2人の赤ちゃんを入浴させることはかなり重労働でした。 生後5カ月まではベビーバスで2人を交代で入れていましたが、だんだん動き始めて1人から目を離すことができなくなりました。そこで、台所のシンクにベビーバスをはめ込み、2人とも目の届くところでお世話をしました。 先輩双子ママからベビーモニターを借りる双子が成長するにつれ、シンクで入浴することもきつくなってきました。そのころ、それぞれの生活リズムができてきて、1人から目を離してしまう時間が増えていきました。そのことを先輩双子ママに相談すると、ベビーモニターを貸してくれたのです。 先輩ママも周りに頼れる人がおらず、ベビーモニターが大変役立ったとのことでした。実際使ってみると、モニターがあるおかげで1人のお世話を中断して別室の子どもの様子を見に行く手間が省けたりと、心身ともに負担が減りました。 わが家は双子の上に長女がいます。長女のときの育児が通用しない双子育児も早いもので1年が過ぎました。日々成長する双子にてんてこまいですが、それでも状況的に人に頼ることができないわが家では、これからもアイデアや物に頼って双子育児を乗り切っていこうと思います。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2022年05月15日不倫相手・怖美から流産報告を受けた元夫。しかし、産婦人科に通っていた形跡がないことで、「もしかして、最初から妊娠していなかった?」と疑惑を持って……。産婦人科に通っていないのではないかと問い詰めるも、始めはなんとか取り繕おうとしていた怖美。しかし、ついに観念したのか「実は……妊娠は嘘だったの」と白状しました。ありえない! 妊娠したと嘘をついた理由はまさかの… 「まさかあのK代さんが強気の態度をとってくるとは思わなくて、負けたくなくて」「とっさに出た言葉だったのよ」 「お義母さんも味方してくれるし、このまま嘘を突き通せばあなたを手に入れられるって思ったの……」 「そして再婚した後に流産と言えばバレないって……」 妊娠したと嘘をつこうとしたありえない理由を聞き、「な、なんてことしてくれたんだ!」と声を荒らげる元夫。 「最初はこんな嘘をつくつもりはまったくなかったの」 泣きながら怖美に訴えかけられるも、元夫の怒りは収まらず……。 「だから私は悪くないよってこと?」 「やって良いことと悪いことの区別も付かないのか!」 すると怖美は「ご、ごめんなさい……」「私を見捨てないでお願いっ」と泣きながらしがみついてきたのです。 妊娠したと嘘をついたのはまさかのとっさに出た言葉でした。もしK代さんが強気の態度に出なければ、離婚していなかったかもしれませんね……。皆さんはどう思いますか? 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2022年05月14日友人M子から、元夫の不倫相手・怖美が流産したようだと聞いたK代。どうしても気になることがあり、悩んだ末元夫に電話をかけることに。「流産っていうか、最初から妊娠していなかったんだ」と元夫から真相を聞かされ、予感が的中したと思ったK代。元夫は流産と言われた時点では、妊娠自体が嘘だとは思っていなかったようで……。怖美からの流産報告後、部屋の整理中に元夫が見つけたのは… 部屋の整理をしていて、今まで通っていた病院の領収書を見つけた元夫。「あれ? 産婦人科の領収書ってこれだけ?」怖美の産婦人科の領収書が、K代と一緒に行った日のみしか見当たらないのです。「まさかね……」と思いつつ、さらに探っていると産婦人科の診察券も見つけたのですが、K代と行った日意外受診した記載がなく……。もしかして最初から妊娠してなかった? 怖美の妊娠と流産に初めて疑惑を抱いた元夫。 産婦人科の領収書が1枚しかないこと、診察券に予約日が書かれていないことを怖美に問います。「間違って捨てたのかな? ちょっと覚えてない」「病院変えたのよ!」 どうにか話を取り繕おうとする怖美。 それでも元夫に「ちゃんと本当のことを言ってくれないか」と言われ……。 「実は……妊娠は嘘だったの」 ついに観念し、自分の嘘を認めたのです。 不倫相手の妊娠がまさかの嘘……。離婚後に発覚しても、もう取り返しはつきませんよね。もし皆さんが同じような状況になってしまったら……どうしますか? 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2022年05月13日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。つわりやおなかの張りに悩まされつつ、なんとか里帰りをしました。しかしある日、切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用などに苦しみましたが、少しずつ入院生活にも慣れてきました。ある日の夜中のこと、どこからともなく叫び声が聞こえてきました……。 「ついさっき産んできました」の話はリアルすぎて… 切迫早産で入院中のわこさん。入院中の静まり返った病院に響くのは、出産中の妊婦さんの叫び声でした。 「よくあること」だと言う看護師さん。 ええええええ、叫ぶほど痛いの……!? そして別の日、出産を終えてわこさんと同じ入院部屋に入院してきたサトウさん。出産時に痛すぎて11回も吐いたと言っています。 パニック障害で嘔吐に対しても恐怖を感じるわこさんには、知りたくなかったリアルな体験談。 自分も同じような経験をするのだろうかと、恐怖がどんどん大きくなっていきました。 ◇◇◇助産師さん曰く、出産時に痛くて叫ぶ人もいれば、静かに過ごす人もいるのだそう。お産の経過をよく理解しておくと、呼吸法に集中して痛みをのがしたりやわらげたりしやすいとか。出産時の痛みが不安な方は、できるだけ出産の経過をイメージしておきたいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月13日妊婦に関する新たな研究結果を発表名古屋市立大学の発表名古屋市立大学には、環境省が実施しているエコチル調査の研究拠点として愛知ユニットセンターが設置されています。そこで杉浦真弓教授、玉田葉月特任助教たちの研究チームは、妊婦の調理済み食品の摂取頻度と妊娠帰結(にんしんきけつ)との関連についてを調査しました。調査の結果、市販の弁当または冷凍食品の摂取頻度と死産とのあいだに関連があることが明らかとなり、研究成果は令和4年2月20日付でMDPIから刊行されている栄養学分野の学術誌「Nutrients」に掲載されています(※1)。発表された内容は研究チームによる見解であり、環境省や国立環境研究所が公式に示しているものではありません。今後さらに詳しい研究が待たれます。※妊娠帰結…妊娠がどのような結果になったのかを意味し、本調査では死産、早産、SGA(在胎不当過小、子宮内胎児発育不全)、低出生体重としています。エコチル調査について環境省が実施しているエコチル調査は「エコロジー」と「チルドレン」を組み合わせてつくられた言葉で、正式名称を「子どもの健康と環境に関する全国調査」といいます。環境中の化学物質が子どもの健康に与える影響を明らかにすることを目的に、約10万組の親子データを集め、解析・研究を進めています(※2)。この大規模な疫学調査は2011年にはじめられ、2027年までの継続が予定されているものです。当時お腹の中にいた赤ちゃんが13歳になるまでのあいだ、健康状態を定期的に確認し、環境要因が子どもたちの成長・発達に与える影響を調べています。調査は国立環境研究所を中心に全国15地域の大学などに設置されたユニットセンターと共同で実施しており、愛知ユニットセンターも研究拠点のひとつです。各ユニットセンターではそれぞれの研究が進められており、今回の研究成果のほかにも犬の飼育と子どもの発達との関連や妊婦の染毛剤利用と子どものアレルギーの関連など、2021年7月までに197の成果が発表されています。調理済み食品の摂取と死産の関連性近年はライフスタイルの変化から食の在り方が多様化し、お店で調理した食品のテイクアウトや宅配ニーズが増加しています。ところがこうした調理済み食品を妊娠中に食べることにより、お腹の赤ちゃんにどのような影響があるのかは明らかにされていませんでした。そこで、杉浦教授たちは妊婦の調理済み食品と市販の飲料の摂取頻度と妊娠帰結との関連について94,062組の親子から得られたデータをもとに研究を開始しました。ここでいう調理済み食品とは、市販の弁当、冷凍食品、レトルト食品、インスタント食品、缶詰食品を指します。市販の弁当・冷凍食品市販の弁当または冷凍食品の摂取頻度が週に1回未満の妊婦に比べて、週1回以上は摂取する妊婦のほうが、妊娠12週以降の死産の確率が高いことがわかり関連性が認められました(※3)。なお今回の調査では初期流産との関連について調べておらず、関連は不明です。レトルト食品・インスタント食品市販の弁当や冷凍食品の摂取頻度と死産の関連が示された一方で、レトルト食品やインスタント食品、缶詰食品の摂取頻度と死産の関連性はみられませんでした。原因やメカニズムは明らかになっていない今回の調査では調理済み食品が妊娠結果に影響をおよぼす可能性が示されているものの、死産を引き起こす原因物質やメカニズムは明らかにされていません。原因が食品に含まれる化学物質にある可能性も考えられますが、エコチル調査からその原因を導くには限界があるのも事実です。カフェインの摂取と死産の関連性妊娠中のカフェイン摂取が早産や低出生体重につながるということは、一般的に知られていることではないでしょうか。今回の調査でも、カフェインを含むコーヒーやお茶類の摂取と死産、早産、SGA、低出生体重に関連があることが示されています。妊婦の調理済み食品の摂取 今後の展開今回の調査では、母親の年齢、体格、喫煙歴、飲酒歴、学歴、収入、体外受精、過去の妊娠、妊娠合併症、労働環境、エネルギー摂取量などの要因の影響を考慮して解析を行っています。しかし、調理済み食品以外に食べたものや生活習慣からの影響を完全に否定するものではありません。今後は尿や血液、臍帯(さいたい)などを用いて詳しく検討する必要があると結ばれています。妊婦さんにおすすめの食事は?妊娠中はカロリーや塩分の摂りすぎに注意し、タンパク質や鉄分、ビタミンCや葉酸などをバランス良く摂るよう工夫しましょう。いろいろな食材を取り入れやすいのが和食の献立です。具だくさんの味噌汁や炊き込みご飯なら一品でも満足感が得られます。出汁(だし)をきかせると塩分は控えめでもおいしくいただけますよ。調理済み食品は頻度に注意して利用しよう妊娠中は体調がすぐれない日もあり、市販の弁当やお総菜、冷凍食品に頼っていたという妊婦さんもいるのではないでしょうか。今回の研究結果は、こうした調理済み食品の摂取について後ろめたさを抱いてしまうものかもしれません。しかし、調理済み食品を食べること自体が悪いわけではないのです。調査は摂取頻度によって妊娠の結果に影響が出る可能性を示したものであり、これまでの食生活を心配しすぎることはないでしょう。医療は日々進化しており、情報も常に更新されています。最近では妊娠中の体重管理についても新たな知見が示されました。研究を蓄積することで、妊娠中の望ましい過ごし方が新しく示されているのですね。新しい情報に敏感になると同時に、その時々の見解に振り回されすぎないことも大切なのかもしれません。バランス感覚を持って妊娠生活を楽しみたいですね。※この記事は2022年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年05月12日次男の妊娠が判明したとき、当時1歳10カ月だった長男は非常に活発で落ち着きがなく、言葉の発達も遅かったため、私は非常に手を焼いていました。このままでは、次男が生まれてきたらキャパオーバーになってしまう……。そんな不安を抱えていた私は、里帰りする実家近くの保育園に長男を預けることにしました。その結果……。妊娠した私の不安次男の妊娠が判明したとき、喜びの次に私の頭に浮かんできたのは長男のことでした。当時1歳10カ月で、非常に活発で落ち着きがなかった長男。外でも中でも常に走り回っており、捕まえようとする私の手を振りほどいて、どこまでも全力でダッシュするような子どもでした。また、言葉の発達が遅く、当時は単語を発することはありませんでした。 もちろん望んでいた第2子の妊娠でしたが、このように意思疎通が難しい長男と、生まれてくる赤ちゃんの子育てをうまく両立できるのだろうかと、私は不安を感じていたのです。 里帰り先の保育園の一時保育へ私は当時地元から遠く離れた県に住んでいました。そして、長男の出産のとき同様、里帰り出産をすることに。私の両親は働いているため、次男の妊娠が判明した数週間後、実家から歩いてすぐの保育園に長男の一時保育を申し込みました。 その保育園は私たちが里帰りしている間、平日はほぼ毎日長男を預かってくれるとのことで、ほっとひと安心。長男は預け始めて数日間は泣いていたもののすぐに慣れ、保育園生活を楽しんでいました。 長男に起きた変化保育園に通い始めて1カ月が経ったころ、私は長男のある変化に驚かされました。それは少しずつ単語が出始め、なんと2語文まで話すようになっていたことです。言葉の爆発とはこのことか、と私は思いました。私と両親は長男とようやくまともにコミュニケーションがとれるようになり、とても喜びました。 うれしい成長は他にもあります。あれだけ落ち着きがなく常に走り回っていた長男が、人と手をつないで歩けるようになったのです! ほかの親子が当たり前のようにしているこの行動を、私は長男が2歳半のときに初めて実現することができました。これは保育園の集団生活の賜物だと、私は感じていました。 ママ友の反応私たちが約3カ月の里帰りを終えるころには、長男はたどたどしくではあるけれど、3語文を話せるようになっていました。そして里帰りから帰ると、長男のことをよく知っているママ友たちに「◯◯(長男)ちゃんがしゃべってる!」「座ってる!」「手をつないで歩いてる!」とびっくりされました。 私はママ友たちのその言葉を聞いて、「長男を一時保育に通わせていなかったら、今ごろ次男を抱っこしたまま、走り回る長男を追いかけ回して大変だったかもしれない……」と思わずにはいられませんでした。 私は長男を一時保育に預けて、集団生活の力を改めて感じました。集団生活には良い点もあれば悪い点もあるのかもしれません。しかし、私は長男を成長させてくれた先生方やお友だちにとても感謝しています。長男の言葉や社会性の発達に悩んでいた私ですが、今は集団生活を経験させて本当によかったと思っています。今後も集団の中で、たくさんのことを吸収していくことを願っています。 監修/助産師 松田玲子著者:今岡めい6歳と4歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2022年05月07日妊娠中から食材の宅配を利用している和田さん。その配達員さんの1人であるイケメンくん、かなり個性的だったそう。彼がした驚きの行為とは……?こんにちは。皆さんは食材の宅配を使っていますか? 私は妊娠中からかなりお世話になりました。 イケメンくんがまさかの行動…! ただただ丁寧だったんだと思うんですが、イケメンくんは食材をいちいちひざまづいて渡してくれるんです。赤いバラでも差し出すかのような表情で、大根などを渡してくるので、時々ちょっと笑いそうになってしまいました。 赤ちゃんがいるとなかなか買い物がしにくいもの。食材の宅配には長い間とても助けられました。また、離乳食づくりに便利な食材や、赤ちゃんのお世話に便利な商品がいろいろあるのもよかったです。お世話になりました! 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月01日1人目が生後10カ月を過ぎたころ、2人目を考え始めた37歳の私。夫の意見や周りのアドバイスを聞くたびに、2人目妊娠のタイミングがわからなくなりとても悩みました。しかし、助産師の姉の言葉で不安や迷いが消えました。そんな私の体験談を紹介します。2人目に対する夫婦の考えもともと生理不順で産婦人科に通院していた私は、1人目は予想外の自然妊娠で喜んでいました。しかし産後10カ月を過ぎるころ、私が37歳であることや、産後に再開した生理が今まで以上に不順だったこともあり、2人目も自然妊娠できるか心配になってきたのです。 夫は「1人目が自然にできたんだから2人目も大丈夫だよ!」と楽観的。私たち夫婦は2人目も強く希望していたのですが、「年の差は関係なくきょうだいをつくってあげたい」という私と、「3歳は年を離さないと子育てが大変」という夫と意見は異なっていました。 他人の言葉に揺れる私2人目をどのタイミングで考えればいいか悩んだ私は、友人や姉妹に相談してみました。上の子と5歳差で2人目を妊娠した妹は、「意外にも2人目不妊は多い。特に年が離れると。私も不妊で通院した」と話していて、私は「やっぱり早めに2人目考えなきゃ」と焦り始めました。 また、2歳差の2人の子どもを持つ友人に相談してみると、「2歳差は育てるのが本当に大変! 私があなたの年齢なら3歳は間隔をあけるわ」と。アドバイスを聞くたび、どうしたらいいのかわからなくなりました。 助産師の姉の言葉悩み始めた私は、一旦2人目を考えることをやめることに。ある日、助産師の姉と何気ない会話の中で「赤ちゃんは授かりものだから。来てくれたときがタイミングよ」と話してくれ、私は目が覚めた思いがしました。 「私はいろいろ自分たちの都合を考えていたけれど、そのこと自体間違っていたのかも」と思うようになったのです。それから2人目計画を立てることをやめ、避妊もせず、すべて自然に任せることにしました。 2人目妊娠判明! 夫は…2人目妊娠を意識することをやめた矢先、まさかの自然妊娠が判明! 避妊はしていないものの、生理不順でいつ排卵しているかわからなかった私自身、こんなに早く妊娠するとは驚きでした。 3歳差を希望していた夫は、「えー! 早すぎ」と報告したときは若干焦ったようですが、「2歳差でも3歳差でもそんなに変わらないよね」と今では家族が増えることを楽しみにしています。 私は2人目妊娠のタイミングについて、私自身の状況や上の子との年の差を考えてたくさん悩みました。しかし私の場合、「赤ちゃんを授かったときが私たちのタイミング」と考えることで2人目妊娠に対する不安や悩みが軽減され、結果的に今赤ちゃんを授かれたことを夫婦2人でとても喜んでいます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2022年04月30日「930グラムのいのち」第11話。不妊治療の末、妊娠した鳥野とりこさん。腹痛や出血があり、入院することに。妊娠22週を迎えた日、医師から赤ちゃんの延命措置について、意思を確認されました。夫と話し合い、もしものときは延命措置をおこなってもらうことに決めます。そして鳥野さん夫婦は妊娠12週ころの出来事を振り返りました。 早産に備える※誤)胎児ドッグ→正)胎児ドック ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 それでも私たち夫婦は産むという気持ちは変わりませんでした。 そして今回、「早産した場合に赤ちゃんに延命措置をおこなうか、治療せず見守るか」と意思を確認されました。 染色体異常の有無に関わらず、妊娠22週で出産した場合には、赤ちゃんの救命は難しいそうです。救命ができたとしても障害が残る可能性も少なくないとか。 私に早産の可能性がみられたことから、医師は確認をしてきたのだと思います。 最初は一瞬頭が固まってしまいました。けれど、夫と話し合い、私たち夫婦は「延命治療をおこなう」という結論をだしました。 「もし、赤ちゃんが早産で生まれたら、延命措置をするか、それとも治療をせず見守るか」と主治医より意思を確認された鳥野さん夫婦。夫婦で話し合い、「延命措置をする」と決めました。 医師に赤ちゃんの延命措置を希望する旨を伝えると、病院側はそのときのための準備を始めます。いろいろな手続きや面談、レクチャーなどがありましたが、着々と進んでいったので、「これで急な出産になっても大丈夫」と鳥野さんは安心します。 しかしそんな矢先に、看護師さんより鳥野さんに「血栓ができている可能性が高い」との連絡が! 看護師さんが部屋に来たとき、これまで出血など多くの苦難を乗り越えてきたので、「少々の事ではおどろきませんよ」と、余裕な雰囲気だった鳥野さん。しかし、さすがに血栓と聞いて驚き動揺してしまうのでした。 ◇◇◇血栓とは、血管の中に血のかたまりができて、血管がつまってしまう病気のこと。助産師さんは、妊娠すると血栓ができやすくなると言います。妊娠中は血液量が増えて固まりやすくなることが、血栓の要因の1つなのだとか。血栓の予防には、足の運動、弾性ストッキングの着用、十分な水分摂取などがよいといわれていますので、妊婦さんは心がけてみてくださいね。※妊娠中の運動はかかりつけ医に確認の上、おこなってください。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
2022年04月27日不妊治療の末、妊娠した鳥野とりこさん。腹痛や出血があり、入院することに。しかし、吐き気やひどい下腹部痛はおさまらず、また血液検査の数値もよくありません。妊娠22週を迎えた日、医師から赤ちゃんの延命措置について、意思を確認されました。それは、「もしも赤ちゃんが早産で生まれて、処置が必要だった場合に、延命措置をおこなうか見守るか」というもの……。突然の意思確認に、鳥野さんは固まってしまいます。 意思確認に、夫が出した答えは… ※※誤)胎児ドッグ→正)胎児ドック 夫が病院にきてくれたので、「もし、赤ちゃんが早産で生まれたら、延命措置をするか、それとも治療をせず見守るか」どうしたいかの意思を医師から確認された旨を伝えました。 悩む鳥野とりこさんとは反対に、 「早産になる可能性が高いと言っても、早産にならない可能性もあるわけで、気にしすぎても仕方ない」 と少しあっけらかんとした様子。 そして、「治療に関しては、治療の一択だろ」とキッパリ。 ただ、「もしかして胎児ドックの結果がひっかかってるのかな……」と、ちょっと心がざわつくのでした。 ◇◇◇旦那さんのあっけらかんとした決断に、納得し、笑顔になった鳥野さん。鳥野さんは旦那さんの決断力を頼もしく思うのと同時に、きっと肩の力が抜けたのではないでしょうか。旦那さんは、もしかすると、鳥野さんの気持ちを和らげようと、わざと明るく振るまったのかもしれませんね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
2022年04月25日「930グラムのいのち」第9話。不妊治療の末、妊娠した鳥野とりこさん。腹痛や出血があり、入院することに。しかし、吐き気やひどい下腹部痛はおさまらず、また血液検査の数値もよくないと言われ、高リスクの妊婦さん向け完全個室に移動します。そして妊娠22週を迎えたある日のこと、先生からお話があると言われました。先生からのお話とは……!? 医師からの突然の意思確認… 医師からお話があると呼ばれた鳥野とりこさん。 医師のお話は、「今のままだと早産になる可能性が高いと思う」というもの。 そして、医師はさらに続けます。 「急な出産になったとして、赤ちゃんの状態がまありよくなかった場合、赤ちゃんに対して積極的に治療をするか、救命措置をせずに見守るか。意思確認をしたい」。 これが本題でした。 今日、鳥野さんは妊娠22週を迎えました。妊娠22週を超えると、赤ちゃんに対して延命措置ができるようになるから、と説明がありました。 「赤ちゃんの延命措置!?」 突然のことに、戸惑う鳥野とりこさん。意思を確認され、一瞬頭が真っ白になってしまいました。 ◇◇◇ 助産師さんいわく、医療現場では、赤ちゃんにとっての最善の利益を考えて、治療のメリット、デメリットを保護者に説明し、それらをもとに保護者は検討していくことになるそうです。しかし、保護者にとって苦渋を伴う選択となることも多いと言います。鳥野さんも、医師から聞かれ、「もちろん生きてほしい、でも、延命措置って……!?」と、いろいろなことが頭をよぎったのではないでしょうか。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
2022年04月24日「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第11話。わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。つわりやおなかの張りに悩まされつつ、なんとか里帰りをしました。しかしある日、切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。入院中はパニック発作が起こったり、コロナ禍で会えない夫の声が聞きたくなったりといろいろありました。今回は、助産師さんが「バースプランを書いておいてくださいねー」と、病室にやってきた日のこと。わこさんはいったいどんな内容を書いたのでしょうか。わこさんが最も叶えたかったプランとは……? 「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第11話 バースプランを書くことになったわこさん。 パニック障害を抱えているため、 「パニックになったらゆっくり呼吸できるように声をかけてほしい」「未知のことに恐怖を感じやすいので、出産の途中経過を逐一説明してほしい」「ひとりになるのが怖いので可能な限り誰かに付いていてほしい」 こんなことを記入しました。そして記入を進めると、こんな質問が。 「立ち会い出産を希望しますか? 希望するなら、誰に立ち会ってもらいたいですか?」 今はコロナ禍なので、わこさんの病院は立ち会い出産をおこなっていません。この記入用紙は、以前のままなのでしょう。 痛みや恐怖が不安なわこさんにとって、誰よりも近くにいてほしいのは、夫でした。夫に立ち会ってもらう出産は、バースプランのなかでも1番叶えたかったこと。わこさんは、思わずコロナをうらみました。そして行き場のない悔しさ、怒りが込み上げてきてしまいました。 はたしてわこさんはどんな出産を迎えるのでしょうか……!? 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年04月18日私が妊活に行きづまったとき、友人に頼んだ3つのことがあります。ジンクスなので、信じるかどうかはその人の気持ちによりますが、私には友人の気持ちがうれしく、心の支えになりました。そんな3つのジンクスをご紹介します。 1.陣痛中に赤富士の絵を描いてもらう「陣痛中の妊婦さんに赤富士を描いてもらい、それを飾っておくと子宝に恵まれる」と聞いて、私も妊娠中の友人に頼みました。陣痛中に、赤のペンで富士山と太陽を描いてもらいました。 陣痛中に絵を描くなんて、とても大変ですよね。そのお願いを受け入れてくれた友人に感謝です。もらった赤富士は、寝室に飾っておきました。 2.妊婦さんにおにぎりを握ってもらう2つ目は「妊婦さんにおにぎりを握ってもらって食べると妊娠する」というジンクスです。飲食店で働いている友人が妊娠したとき、すぐに頼みに行きました。ランチに行ったときに頼んだので、妊娠中の友人は握ったおにぎりを注文したランチに添えてくれました。 その後、一緒にランチを食べた友人が先に妊娠し、その友人も私におにぎりを作って持ってきてくれました。友人の気持ちが私にとってはとてもうれしかったです。 3.妊婦さんの上をまたぐ「妊婦さんをあおむけに寝かせて、その上をまたぐと妊娠する」というジンクス。このジンクスを実行するときは、さすがに勇気が必要でした。「やろうよ!」と言ってくれた友人がいたのですが、人をまたぐなんて……と、ちょっと気が引けました。 でも結局は、その場にいた妊活中の女性みんなでさせてもらうことに。列になって妊婦さんをまたいでいくのはちょっと滑稽でしたが、みんな笑顔になれて楽しかったです。「やろうよ!」と言ってくれた友人に感謝です。 妊活をしていて、なかなか赤ちゃんを授からないと落ち込むこともあります。そんなときはちょっと気分を変えて、ジンクスなどを試してみるといい気分転換になりました。 監修/助産師REIKOイラスト/ののぱ著者:藤川智子結婚前は小学校教員、現在は幼児への音楽教育を指導している音楽ママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年04月18日「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第10話。わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。つわりやおなかの張りに悩まされつつ、なんとか里帰りをしました。しかしある日、切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。前話で、入院を機にパニック発作を発症しますが、助産師さんに励まされ落ち着きを取り戻します。今回は、病院食の時間。美味しいことで人気の病院なのですが、わこさんに運ばれてきた病院食は……?そして、その後、わこさんの妊娠の経過は……!? 「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第10話 ※実際の点滴は、滴下筒→輸液ポンプ→クレンメの順につないでおこなわれます。 わこさんが入院している病院は、地元では病院食がすごく美味しいと聞いていた病院でした。 しかし、わこさんに運ばれてきた食事は……。 ザ・病院食! 薄味で、柔らかく歯ごたえがほとんどありません。さらには、「食パン×切干大根」など、普段なら食べないだろう組み合わせも出てきます。これは、わこさんにはアレルギーがあるため、アレルギー対応食になっているからなのでした。 入院生活にも少し慣れたころ、検査をしておなかの張りが多いことから、点滴の量が増やされました。点滴を落とす速度も上げられて、副作用が復活。 つらく、心細くなってしまったわこさんは、夫の声が聞きたくなります。 「話がしたい」「さびしい」「つらい」 しかし、絶対安静のわこさんは、電話をかけられる場所に移動することすらできませんでした。 次回、わこさんはバースプランを書くことになります。わこさんが書いたバースプランとは……!? 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年04月15日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト