ママが臨月に入ると、いつ赤ちゃんが生まれてもおかしくありません。お産に集中するママに代わり、産前産後の時期はパパが自ら、赤ちゃんを迎えるための準備を行いましょう。産前産後には各所に申請する書類や赤ちゃん自身のための手続きが多く、提出期限が設定されているものもあります。あらかじめ手はずを整えておけば、出産予定日より早いお産でも慌てずに対応することができます。臨月に入ったらママと一緒に産前の事前準備を入院中にママが使用する日用品や、退院時の赤ちゃんの下着やベビー服などの持ち物を、大きめのバッグにまとめておきましょう。入院費など出産にかかるお金についても、ママと相談しておきましょう。■入院時の持ち物・母子手帳・紹介状・健康保険証・印鑑(お産時に、急な手術などが必要になった場合に使用するため)・衣類・下着類・基礎化粧品・生活用品(歯ブラシ、メガネ等)・産前産後記録用のカメラなど産前の準備リスト・上の子の預け先を考える上の子がいる場合は、ママが入院している間の預け先などの手配も必要です。分娩施設によっては、入院部屋が個室であればきょうだいや家族の宿泊が可能な場合もあるので分娩施設に確認しましょう。保育園や幼稚園、小学校に通っている場合は、その間にお休みをさせるかなども決め、あらかじめ通園通学先に伝えておきましょう。習い事に通っている場合も同様です。・入院時にすること本陣痛が始まったり破水が起きたりしたら、出産のために分娩施設へ入院します。パパが一緒にいる場合は、パパが運転する車やタクシーなどママの体に負担がかからない交通手段で分娩施設へ連れて行きましょう。また、パパが不在の日や、深夜や休日の入院になることも想定し、ママ一人でも分娩施設に行ける交通手段を検討することも必要です。お産がはじまったら、それぞれの実家やほかの家族への連絡も行いましょう。・出産後は赤ちゃんを迎える環境づくりをベビーグッズを揃え、赤ちゃんが生活できる環境を整えます。ベビーベッドは、赤ちゃんとママが添い寝するかどうかでも使用頻度が異なります。環境づくりは、家族の生活パターンや、部屋の広さも併せて検討しましょう。ママが入院中に仕上げの掃除を行い、清潔な環境を整えておくことも大切です。・新生児用おむつ・おしりふきシート・赤ちゃんの下着、衣類・沐浴用のベビーバス・粉ミルク、哺乳瓶など・赤ちゃんの衣類(肌着/ロンパースなどのつなぎ/おくるみ/ベビーソックスなど季節に合うもの)・ガーゼハンカチ・車に設置するベビーシート・ベビーベッド・ベビーカー・出産育児一時金の申請出産育児一時金は入院や分娩などの出産費用がまかなえるよう、健康保険から1児につき42万円が支給される制度です。健康保険から分娩施設に直接お金が支払われる直接支払制度を利用すれば、退院時、施設窓口での支払いは42万円をオーバーした分のみになります。申請時期は分娩施設によって異なりますが、妊婦健診時に入院必要書類と共に渡されて入院中に分娩施設に書類を提出するケースが多いようです。また直接支払制度に対応していない分娩施設もありますので、あらかじめ確認をしておきましょう。・入院費用入院費用として前金が必要な分娩施設もあります。あらかじめ確認をしておきましょう。産後の準備リスト臨月に入ったら、赤ちゃんのお世話や体調の回復を優先するママに代わり、各種手続きなどをパパが行いましょう。また、ママが産前に会社に雇用されて働いていた場合は、出産手当金(産休中のママのみ)や育児休業給付金などが支払われる場合もあります。・出生届の提出赤ちゃんを戸籍に登録する手続きです。生まれた当日を含む14日以内に、名前と共に提出する必要があります。提出先は赤ちゃんの出生地・本籍地または、パパとママが住む地域の市区町村役所などです。土日祝日問わず24時間365日いつでも、どこの自治体でも受理することができます。ただし祝祭日や年末年始などは出生届の預かりのみで、実際には休み明けに、提出した日付で受理されます。提出が遅れた場合は、過料が科せられる場合があるため気を付けましょう。・健康保険の加入赤ちゃんを健康保険に加入させる手続きです。1カ月健診で赤ちゃんの健康保険証が必要となるため、早急に手続きを行いましょう。夫婦共働きの場合はパパかママどちらかの健康保険となりますが、年間収入が多いほうに加入することとなります。健康保険や共済組合の場合は勤務先の窓口、国民健康保険の場合は住民票のある市区町村役所が手続き先になります。手続き先によって必要書類などが異なるので、あらかじめ確認しましょう。・児童手当金の申請中学校修了までの育児にかかるお金を支援する制度です。0~3歳未満は15,000円、3歳からは10,000円が毎月支給され、第三子以降は毎月15,000円の支給となります。申請した翌月分から支給されますが、月末に出産した場合は出産翌日から15日以内に申請すれば、手続きをした月も対象となるケースがあります。申請を忘れたり遅れたりした場合は、遡っての需給が不可となるので、早めに申請しましょう。※1・乳幼児医療費助成赤ちゃんを含む6歳までの乳幼児が医療機関で診察や治療を受けたとき、費用の一部または全額を自治体が助成する制度です。自治体によって所得制限があったり、助成される金額や年齢に差があったりします。申請の手続きも異なる場合があるため、あらかじめ確認しましょう。・内祝いの手配出産祝いをいただいた方へのお返しである内祝いを手配しましょう。産後1カ月を目安に準備することが一般的な傾向です。<参考サイト>※1 厚生労働省
2016年04月04日赤ちゃんに早く会いたい、と予定日を心待ちにする一方「親になる自覚が持てない」という想いがあるのもまた、パパの本音ではないでしょうか。親になる自覚とは、小さな有用感の積み重ねで養われていきます。妊娠中であれば、ママが無事に出産に挑めるための一番のサポーターになること。例えばじっくりとママの話しを聞くことでも、買い物のサポートをすることでも、一緒にお散歩をすることでもいいのです。ママに「この人と一緒なら妊娠生活も、産後の生活もきっと安心して過ごせる」という安心感を与えられるようになりましょう。そうやって、パパ自身が「できること」や自分の「役割」を見出していくことで徐々に親になるんだと言う自覚が芽生えてきます。妊娠中からそうした積み重ねをすることが「パパになる準備」になります。パパになる自覚を持つメリットパパになる自覚を持つということは、パパ自身の有用感を高めることにつながります。自分も「ママを支えているんだ」という実感を得ることで、どこか他人事だった「妊娠」が自分事になってきます。そうするとママの検診後の興奮した話しやお腹の変化も、生まれてくる子どもについて考えることも、より一層楽しめるようになります。その「ぼくも一緒に妊娠生活を支えているんだ」という気持ちは、必ずママにも伝わります。それがママの安心感やメンタルケアに繋がるだけでなく、夫婦の関係をより深い絆で繋いでくれます。夫婦間の関係が良好であることは、「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む」とされる“産後クライシス”の予防にもなります。・産後クライシス出産によって心身にストレスやダメージを受け、妊娠期間中から産後にかけてのホルモンバランスの変化などが起こったママの意識と、家事や育児への関わり方についてのパパの意識が大きくずれ、夫婦の関係が悪化することを指します。パパになる自覚を持つ、具体的な方法とは子育ては、赤ちゃんがママのお腹の中にいるときから始まっています。親になる自覚を持つには、ママの心と体のことや赤ちゃんの成長についてを知り、自分にできるサポートを積極的に行うことが大切です。積極的に関わっていくことが大切です。・妊娠週数について学ぶまずはママとの共通言語を持つことが重要です。ママの身体の変化や、お腹の中の赤ちゃんの様子は週数で表現されることが多いのです。パパ・ママが参加できる両親学級や講座なども「妊娠◯◯週以降のパパママ向け」という表記があったり、母子手帳などの記録も週数で記録します。妊娠初期が15週目まで、など何となく理解していると妻の身体の変化をキャッチアップしやすくなります。なにより、同じ認識で夫婦で話しができると楽しいコミュニケーションが増えていきます。・一緒に妊婦健診に行くママと一緒に妊婦健診(妊婦健康診断)に行きましょう。地域自治体にもよりますが、妊婦健診は妊娠期間中で約14回設定されており、多くの健診施設や分娩施設でパパの同伴が可能です。妊婦健診は回によって内容が異なりますが、赤ちゃんの心音を聞けたり、パパの同室が許可される超音波検査(エコー検査)室で赤ちゃんが動いている様子を見ることができたりする回は、そう多くありません。赤ちゃんの存在を実感するために、積極的に参加しましょう。・お腹の赤ちゃんに話しかける赤ちゃんは5カ月を過ぎた頃から聴覚機能が発達し、パパやママの声などお腹の外の音が分かるようになります。お腹の赤ちゃんに向かって話しかけ、コミュニケーションをとるのもよいでしょう。妊娠6カ月頃になると、赤ちゃんの動きが胎動として感じられるようになります。ママのお腹に手を当てる習慣をつけ、赤ちゃんの動きの強さや回数を日々感じてみましょう。・両親学級に参加する地域自治体の保健センターや産院などで開催される「両親学級」では、妊娠・出産に関する詳しい知識が学べ、また申請時と同サイズの人形を使い、おむつ替えや沐浴の練習などができます。パパが参加しやすい土日に開催されることも増えているので、ぜひ夫婦で参加しましょう。赤ちゃんを迎える心構えができます。
2016年04月04日「妊娠したかな?」と思って、まず思い浮かんだのは家族の喜ぶ顔? それとも仕事のこと? 将来、出会う赤ちゃん? これからガラリと生活が変わる予感に、ドキドキしている人もいるかもしれない。そう、妊娠・出産は、女性の転機です!3人の男児を育てるマネーライターの楢戸ひかるが、今後10ヶ月に渡って、月齢ごとに「お金のこと、何を考えればいい?」ということをナビゲーションさせていただきます。 産婦人科に行く前に知っておきたいこと産婦人科で検査をしてもらう前に知っておきたいことは、「妊娠は、病気ではない」ということ。病気ではないので、経過が順調であれば健康保険は使えない。初回の健診時には、健康保険が使えないので、1万円くらいはかかるとみておいたほうが安全だ。検診費は国や自治体の助成が充実「え! 健康保険が使えない?」とビックリしないで! 1回あたり3,000円~5,000円、検査が多いときでは1万円を超える検診費の負担を減らすために、現在はすべての市区町村で14回以上の健診費が助成されている。ただし、助成額は自治体によって違うし、検診費も受診する病院や妊娠の経過によって異なるので、「すべての健診が無料になる」と思うのは危険! まずは、住んでいる自治体の妊婦健診についての最新情報をチェックしてみよう。「妊娠届け」を提出で妊婦健診の受診票がもらえる「どんなかたちで助成を受けられるか?」についても、自治体によって違ってくる。助成のチケット(妊婦健康診断の受診票)に対象となる検査項目が明記されていることが一般的だが、無料券を配布される自治体もある。助成を受ける方法は、妊娠届を出す窓口で説明してもらえるので、遠慮なく聞いてみよう。ここでのポイントは、「受診票もらう前に受けた健診は、さかのぼって助成されない」ということ。それゆえ、できるだけ早く妊娠届を提出するようにしよう。どこで出産するかも考えておくこの時期、もうひとつ考えてみて欲しいのは、「どこで出産するか?」ということ。ちょっと気が早いと思うかもしれないが、「実家に帰るのか、自宅の近辺で生むのか?」はたまた、「総合病院にするのか? 個人病院、助産院にするのか?」といったことは、妊娠初期に決めておくと安心! なぜなら、人気が高い産院は、予約がいっぱいで受付を早々に締め切ってしまうこともあるからだ。(監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子/文:楢戸ひかる)
2016年04月04日里帰り出産とは、ママの両親や義両親が住む実家へと帰省し、あらかじめ分娩予約を行った周辺の産院で出産することを指します。帰省する時期は、臨月に入る前の妊娠34~35週頃までに移動をすませることが一般的です。産後は、ママの自宅事情や帰省先の都合、季節などにもよりますが、ママの身体を回復させる意味でも帰省先に滞在するケースが多いようです。居住している自宅へ帰宅する目安は、出産した産院で赤ちゃんの生後1ヶ月検診を行った後、とする傾向もあります。里帰り出産のメリット、デメリット地域によっては、ママの居住地よりも出産費用が高い可能性があります。もしくは安く収められる場合もあるため、事前に確認しましょう。■メリット・おじいちゃんやおばあちゃん(=両親、義両親)の存在産前産後に家事や育児をサポートしてくれたり、不安な気持ちを話したりできる相手の存在は、ママにとって心強いものです。・産後の体調回復を優先できる産後3週間は“床上げ”と言い、出産で緩んだ骨盤を回復させるという目的から母体の安静が推奨されています。家事や育児について帰省先の家族に頼ることで、体調や体力の回復を優先させることができます。■デメリット・パパの立ち会い出産ができない可能性帰省先が遠方の場合は、パパが立ち合い出産に間に合わない可能性があります。・パパのブランク期間が発生する里帰り期間中にパパと離れて過ごすことで、その後の夫婦関係やパパの育児協力に影響が及ぶ可能性があります。産前のママの不安や、産後の家事育児の大変さを共有しにくく、パパの父性が育くまれにくい可能性があるためです。あらかじめパパとママで里帰り中の生活や親としての心構えを共有することで、里帰り後にブランクを解消することが可能です。里帰り出産にかかる費用は?・文書料 かかりつけの産婦人科から、里帰り先の病院等へ紹介状や診断書などを書いてもらって転院となる場合があります。産婦人科によって異なりますが、文書料として数百円~5千円ほどかかります。・初診料転院先の産婦人科での1回目の妊婦健診は、初診扱いとなります。・妊婦健診費用市区町村からもらえる妊婦健康診査費用補助券は、帰省先では使えず実費での支払いとなります。ただし居住地の自治体に申請することで、上限額分を返金されることがあります。あらかじめ確認しておきましょう。・帰省先へのお礼や、里帰り中の生活費帰省先への配慮として、お礼としての心づけや、毎月の光熱費や食費などの生活費として金銭を渡す場合があります。後々トラブルにならないよう、あらかじめ話し合っておきましょう。・交通費帰省先への公共交通機関代や、車移動の際のガソリン代などがかかります。 里帰り出産の準備品リスト・里帰り前の準備品ママは、妊婦健診などで毎回使うものや貴重品、身の回りの生活用品を準備しましょう。衣類などは手荷物にせず、事前に宅急便などを利用し送っておくのもよいでしょう。パパは身重のママに代わり、ママと赤ちゃんの帰宅後における生活準備や必要品の確認をしておきましょう。足りないものがあれば、ママと確認しながら購入しておきましょう。・母子手帳・紹介状・健康保険証・印鑑(お産時に、急な手術などが必要になった場合に使用するため)・衣類・下着類・基礎化粧品・生活用品(歯ブラシ、メガネ等)・産前産後記録用のカメラなど・里帰り後に使用する準備品産後に使用するベビーグッズを揃え、赤ちゃんが生活できる環境を整えておきましょう。ベビーベッドは、赤ちゃんとママが添い寝するかどうかでも使用頻度が異なります。環境づくりは家族の生活パターンや、部屋の広さも併せて検討しましょう。ママが里帰り中にすべての部屋で仕上げの掃除を行い、清潔な環境を整えておくことも大切です。→新生児用おむつ→おしりふきシート→赤ちゃんの衣類(肌着/ロンパースなどのつなぎ/おくるみ/ベビーソックスなど季節に合うもの)→ガーゼハンカチ→沐浴用のベビーバス→粉ミルク、哺乳瓶など→車に設置するベビーシート→ベビーベッド→ベビーカー里帰り前の注意点は?里帰り前には、パパと生活面での必要事項を確認しましょう。また産後の手続きに関しては、提出先が居住する市区町村に限られるものがあるため、パパにお願いしましょう。<パパに頼むこと>・児童手当の申請出生後14日以内居住する市区町村の窓口に届けが必要。・健康保険加入申請赤ちゃんの1ヶ月健診を迎える前までに、赤ちゃん自体をパパまたはママの健康保険に加入しましょう。国民健康保険の場合は居住する市区町村の窓口へ、会社勤めの場合は、雇用されている会社への申請が必要です。・乳児医療助成の申請居住する地域から医療補助があります。健康保険加入後、居住する市区町村の窓口で申請が必要です。・ママ名義の毎月の支払い自動で引き落としになっていないものがあれば、支払いが滞らないよう、支払日や金額などをパパに共有しておきましょう。・日々の家事洗濯物やゴミ処理とごみ出し、掃除など家事の方法を伝えましょう。里帰り前には、日々のチェックリストや、家事の中にどこからどこまでの作業を含むのかを記したメモを作っておくと安心です。例えば下記のような項目が上げられます。(1)洗濯物洗濯機の操作方法洗剤や柔軟剤の場所や使用量通常の洗いができないものの分別方法と、洗い方洗濯物の畳み方畳んだ洗濯物の収納場所(2)食事の支度かんたんなレシピの共有日持ちしない食材について食後の、食器の洗い方洗った食器の収納場所(3)掃除掃除道具の場所掃除道具の使い方ゴミ処分の仕方(4)ゴミ出しゴミの分別方法ゴミ出し可能な曜日メモゴミ収集所の場所ゴミ出し後の、ゴミ袋のセッティングの仕方(5)家電の操作方法炊飯器電子レンジアイロンお仕事をしているママへの注意点これまで働いてきたママも、里帰りを前後して産前産後休暇に入る傾向にあります。産前産後休暇はお産をする際に必要な休暇のことを指します。産前休暇は出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から本人が申請した場合に限り取得できます。予定日を過ぎた場合でも、出産日までは産前休業として認められます。産後休業は出産の翌日から8週間取得できます。本人の意思に関わらず、この間は就業できません。ただし本人が申請し医師が認めた場合は、6週間後からの就業が可能です。この期間においては、賃金の支払いについては雇用されている会社の制度によって異なります。あらかじめよく確認しておきましょう。
2016年04月04日赤ちゃんの名前は、その子が一生使うものです。妊娠中からママとパパが一緒に考えることで、親子のきずなが深まり、夫婦のきずなも深まります。わが子への想いを込め、漢字や響き、意味なども吟味しながら考えていきましょう名前は、居住地のある自治体の役所へ生後14日以内に出生届を提出することで正式に決まります。出生届は赤ちゃんを戸籍に登録する手続きで、赤ちゃんの出生地・本籍地または、パパとママが住む地域の市区町村役所などに提出することで受理されます。提出が遅れた場合は、過料が科せられる場合があるため気を付けましょう。赤ちゃんの名前を考える時期は?産後はすぐに育児がはじまるため、妊娠期間にいくつかの候補を考えておくといいでしょう。出生届の提出期限にも余裕が持てます。お腹の赤ちゃんの性別が分かったタイミングも、名付け候補を挙げる目安です。性別は妊娠20週頃~24週頃にかけて確認しやすく、精度の高い超音波機器ではっきりと外性器が観察できれば、ほぼ間違いなく判別できると言われています。とは言え、観察条件によってはお産直前まで性別が分からないことや、健診医の方針によっては敢えて性別を告げないこともあります。赤ちゃんの名付けの基本赤ちゃんの名付けには、基本のルールがあります。・使えない漢字がある(※1)ひらがなやカタカナ、長音符号(ー)や繰り返し記号(々、ゝ、ゞ)は全て使用可能です。しかし日本の戸籍には、子の名前として記載できる漢字が決まっています。使いたい漢字が決まった時点で、一度、法務省の「子の名に使える漢字一覧表」を確認しましょう。・アルファベットや算用数字は使えない「A、a」や「1、2」などは名前に使用することが認められていません。・バランスを考える名前だけではなく、名前を使う本人の身になり、将来的に起こるさまざまなシチュエーションも考えることが大切です。実際に紙に書き表し、姓との相性や、発音しやすいかどうか、ローマ字表記にした場合なども踏まえて考えましょう。・悪い意味のある漢字常用漢字として認められていても、「死」「苦」「悪」などの漢字は、名前にはふさわしくないので避けましょう。また海外でも通用するような発音イメージの名前を考える場合、実際の意味を調べることも大切です。性的な言葉を意味する発音ではないか、人名としてふさわしい発音かどうかも併せて検討しましょう。・名のり読みと、当て字の違い例えば、「悟」と書いて“のり”、「大」と書いて“ひろし”など、名前にのみ使える読み方を名のり読みと言います。名のり読みは、古くから一般的に読み方が浸透されているものと言われており、意味に関係なく字を当てる当て字とは異なります。間違った読み方を禁止する法律はありませんが、名のり読み以外の当て字は一般的に読めない可能性があります。名のりは正規の辞典で確認できるので、調べてみましょう。赤ちゃんの名付けのコツ名付けのコツは様々ありますが、使いたい漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットなどで表記し、イメージを膨らませてみましょう。夫婦で話し合い、付けたいイメージに基づいてお互いに候補を持ち寄るのもよいでしょう。・季節から考える出産予定月や、その時期にちなんだ花や植物、風景イメージなど季節を表現するものごとから考えます。・音の響きから考える 名前や言葉の響きを先に決め、ふさわしい漢字を当てはめます。・イメージから考える生命力や実りといったイメージを喚起させる果物をベースに、性別や音の響きに合わせてふさわしい漢字を当てはめます。・使いたい漢字から考える使いたい漢字を決め、性別や音の響きに合わせて全体を決めていきます。・家族の想いを受け継いで考える祖父母など家族の名前から一文字を継承したり、地方によっては性別によって受け継がれたりする漢字がある場合もあります。赤ちゃんの名付けに迷ったらパパとママによっては、たくさんの名前候補に迷う場合もあるでしょう。一生懸命に考え、お互いの意見を尊重し、納得する名付けをすることが大切ですが、迷ったときに方向性を定めなおす方法として、外部からの情報を参考にしてみるのも一つです。・姓名判断を活用し、字画から考える苗字を加えた名前全体の画数のうち、運勢が良いとされる字画で漢字を決めます。・家族や親族に相談する近しい存在に向けて、人生の先輩からのアドバイスをもらう形で相談します。相談相手には、アドバイス内容は決定ではないことをあらかじめ伝えておくなどの配慮が必要です。・名付け辞典などの本を読む毎年の、赤ちゃんの名前人気ランキングなどを見て、名付けのトレンドや人気の漢字などを知ることで、名付け候補に取り入れたい発見がある可能性があります。・産後に赤ちゃんの顔を見て決めるいくつか候補が決まっている場合、生まれてきた赤ちゃんの顔を見て決めます。雰囲気や顔つきなどから決めることができます。※1 法務省 子の名に使える漢字
2016年04月04日出産後、ママの生活は一変します。赤ちゃんのお世話に24時間かかりきりになり、自分のための時間はもちろん、まとまった睡眠時間もほとんどありません。生まれて間もない赤ちゃんはまだ昼と夜の区別がなく、昼間よく寝ていたり、逆に真夜中に泣いたりして起きることも多いものです。赤ちゃんのペースにあわせて、ママとパパが力を合わせてお世話をしていく必要があります。育児ってどんなことをするの?・授乳(ミルク)母乳育児かミルク育児かの違いや、赤ちゃん自体の性格や体質などの個人差にもよりますが、赤ちゃんは1.5時間~3時間おきの授乳が必要だと言われています。母乳育児のママは、特に初産の場合は赤ちゃんが満足する十分な母乳が出ないこともあります。母乳の量や、ママの体調次第でミルクも上手に利用していきましょう。ミルクは作りおきができないので、その都度適量を作ります。ミルクの作り方(調乳方法)は、産前の両親学級で学んだり、ミルク缶に記載されていたり、育児雑誌などで知ることができます。ママの場合は、お産後の入院中に、分娩施設内で開かれる調乳講座などで学べる機会もあります。・おむつ替え個人差もありますが、生後まもない赤ちゃんは、おしっこやうんちを1日15回~20回ほど行うと言われています。おむつが濡れたり汚れたりするたびに新しいものと取り替え、患部を清潔に保ちましょう。布おむつを使う場合は、洗濯をして常に新しいものを用意しておきます。おむつの替え方は、産前の両親学級で学産前の両親学級で学ぶほか、育児雑誌などでも知ることができます。ママの場合は、お産後の入院中に、分娩施設内で助産師などから教わる機会もあります。・沐浴赤ちゃんは新陳代謝がとても活発です。体を衛生的に保つために、沐浴は欠かせません。生後1ヶ月までは抵抗力が弱いため、気温が温かい日中のうちにベビーバスなどで5分程度の沐浴を行います。生後2か月目からは大人と一緒のお風呂での入浴が可能ですが、湯船に浸かりすぎないよう5分程度で済ませましょう。前後に風邪を引かないように、ベビー服を脱がせてから沐浴上りまでの手順を手際よく行えるよう、あらかじめ準備しておきましょう。また、親子のスキンシップとして、赤ちゃんの全身のチェックができるなどの点としても、沐浴は大切なお世話の一つです。沐浴の方法は、産前の両親学級で学ぶほか、育児雑誌などでも知ることができます。ママの場合は、お産後の入院中に、分娩施設内で助産師などから教わる機会もあります。そのほかにも、生後一週間前後を目安にへその緒が取れますが、沐浴後には必ずおへそのお手入れをします。また爪もすぐに伸びるので、専用の爪切りばさみなどで切りましょう。耳、鼻の入り口も綿棒で優しくふき取り、清潔を保ちましょう。家事・育児を分担しよう産後のママは赤ちゃん自身のさまざまなお世話にかかりきりとなります。また産後3~4週間ごろまでは、ママの子宮や体調そのものを回復させるための床上げと呼ばれる期間でもあります。ママが赤ちゃんと自分のことだけに集中できるように、パパが活躍しましょう。育児はもちろん、家事もパパと分担できることは、ママにとってとても心強いものです。パパにおすすめの家事・育児とは基本的なすべての家事と、母乳をあげること以外の赤ちゃんのお世話に関して、パパが行えます。慣れない物事が多く戸惑いもあるかもしれませんが、家事も育児も、ママも含め、最初からうまくできる人はいません。家事一つ一つのやり方を妊娠期間中からママに教わっておくか、メモを取っておくなどして学び、パパにしかできないアレンジや時短方法を見つけながら、赤ちゃんとの暮らしを楽しみましょう。家事・買い出し料理が苦手なパパは、食材などの買い出しを担当しましょう。産後は外出もままならないママの代わりに、足りないものや食材を買いに行きましょう。買い出し時に、冷蔵庫の中身を思い浮かべるようにすれば買いすぎなども防げるようになります。・洗濯赤ちゃんは、母乳やミルクを吐き戻したり、おしっこやうんちが下着や服に漏れたりして、1日に何回も着替えます。洗濯回数も量も増えるので、気が付いた時にパパも洗濯機を回す癖を付けましょう。・洗濯物を畳んで、しまう家族が増えると、畳む洗濯物もぐんと増えます。赤ちゃんの下着や服は洗う回数が多いため、使いやすいように畳んでおくのがママの負担を減らすポイントです。こまめに畳み、都度しまうことで、洗いあがった服にホコリやダニが付着するのを防げます。・掃除お部屋のほか、お風呂やトイレの掃除は運動量が多く産後のママには大きな負担になります。パパが率先して行うことで、清潔な環境が保てます。・ゴミ出し紙おむつを使用している場合、おむつゴミは非常にかさばって重たく、ゴミ出し作業が力仕事になります。おむつだけではなく家じゅうのゴミを集め、分別してまとめ、ゴミ捨て場に捨てに行き、新たに家じゅうのゴミ箱に新しいゴミ袋をセットするまでを行いましょう。育児・沐浴ベビーバスや湯船を掃除し、お湯を張って、赤ちゃんの着替えなどを用意するなど、一連の流れにもたくさんの準備があります。ママと協力し合いながら、赤ちゃんに風邪を引かせないことを優先に、手順をスムースに行いましょう。・おむつ替え一度手順を覚えると、取り組みやすい育児です。紙おむつやおしりふきがなくなる前にパパが買ってくるなど、必要なものの備えにも気を配りましょう。・抱っこ抱っこは親子にとって大切なスキンシップです。赤ちゃんが泣いたときだけでなく、時間があれば積極的に抱っこしてあげましょう。お互いの絆が強くなり、赤ちゃんの情操教育にも役立つと言われています。・兄妹のお世話兄妹がいる場合は、パパが上の子と一緒に遊んだり、食事やお風呂などのお世話を担当したりして、子どもの心身に向き合いましょう。ママに思うように甘えられなくて寂しい思いをしがちな子どもの気持ちを受け止めながら、親子の新しい絆を作りましょう。そのほかママの話を聞いてあげることも、パパの大切な役割です。ママは、産後のホルモンバランスの乱れから不安を感じやすくなったり、体調の回復が思うようにいかなかったりすることからストレスを感じている場合もあります。パパが家事や育児に協力的な姿を見せながら、ママの話にも耳を傾けいたわることで、夫婦の絆はより深まることでしょう。
2016年04月04日妊娠2ヶ月は、つわりが始まる人もいる時期。「この先、どうなっちゃうのかな?」という不安も多いだろう。お金のことをじっくりと考えるのは厳しい時期かもしれない。今月は、「妊娠・出産にかかる費用の相場」にザッと目を通してみよう。 入院・分娩にかかる費用は、およそ50万円厚生労働省の統計(平成25年度)によると、出産にかかる費用の全国平均は、約49万円。もっとも東京都の平均は約59万円、鳥取の平均は約40万円など、住んでいる地域によって金額に開きがあるし、総合病院か、個人病院、産院で生むのかによっても金額は違ってくる。参考までに住んでいる地域の平均データを知りたい方は下記をチェック。・ 統計情報 出産費用|国民健康保険中央会 かかるお金のおもな内訳は分娩費と入院費のほかに、差額ベッド料、検査や処置料、投薬料、新生児管理料、おむつやミルクの費用、文書料などだ。入院・分娩費をフォローしてくれる「出産育児一時金」入院・分娩費に、およそ50万円かかる! そう聞いて焦る人もいるかもしれない。けれども、加入している健康保険から出産育児一時金として基本額42万円が給付される。さらに、住んでいる自治体や加入している健康保険(健康保険組合の場合)によっては、基本額の42万円に加えて「+α」の給付がある場合もあるので、自分がもらえる出産育児一時金の金額は、事前にチェックしておこう。病院によっては、平均額を大きく上回る分娩・入院費が必要なところもある。自分の希望と予算、出産育児一時金の金額を照らし合わせて、出産する産院を選ぶことが大切だ。 出産育児一時金の直接支払い制度が使えるかもチェック!最近では、事前に手続きをしておくことで、出産育児一時金を医療機関が直接受け取る制度(出産育児一時金の直接支払制度)が基本のため、多額な分娩・入院費を一時的に立て替える必要もなくなっている。出産したい産院に、「出産育児一時金の直接支払制度が利用できるか?」を、念のため確認しておいたほうがよいだろう。マタニティ用品は買うべき?出産準備用品としてまず思い浮かぶのが、マタニティ用の下着やマタニティウェアなのでは? マタニティウェアは、チュニックを着回したり、ウエストがゴムのスカートやボトムスを利用したりするなど、「産後も使えそうなものを選ぶ」という視点が大切。ただし、マタニティ用の下着については妊娠期限定で必ず必要になるアイテムもあるため、過度な節約は、安全・衛生・健康管理を考慮した上で考えたいもの。【赤すぐネットで実際の相場を見てみる】・ マタニティ下着 ・ マタニティブラジャー ・ マタニティワンピース ・ 妊婦帯 ベビー用品の買い物は、ポイントを絞って節約をベビー用品として、最初に思い浮かぶのは、かわいいベビー服! ここはお金のページなので、本来は「お祝いでもらえるものもある」「お下がりを上手に利用して!」といったことを書くべきなのかもしれない。ただ、かわいいベビー服を着せられるのは、ほんの一時期。「ベビー服を着せるのは、ママの大きな楽しみ」だと思うので、無理に節約しなくても良いのではと、個人的には思うところ。新生児期の肌着も量が必要なので、意外とお値段がかさむが、できるだけ新品を用意しておこう。それよりも、「ベビー用品で、値が張る買い物は何なのか?」を知り、節約ポイントの的を絞るほうが効果的。たとえば値が張るベビー用品の筆頭は、ベビーカー、チャイルドシートだが、こちらを「お下がり手配」ができると、節約効果は大! また、ベビーの寝具関係も「大作のお買い物」なので、おじいちゃん、おばあちゃんからの「お祝い品候補」にしてみては?【赤すぐネットで実際の相場を見てみる】・ ベビーカー ・ チャイルドシート ・ ベビー用肌着 ・ ベビー用寝具 (監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子/文:楢戸ひかる)
2016年04月04日妊娠3ヶ月になると、母子手帳を受け取った方も多いのでは? 「妊婦であること」がだいぶ腑に落ちてきた今月は、「妊娠・出産でもらえるお金には何があるか?」を見てみよう。妊娠・出産をサポートしてくれる公的制度はたくさんある。制度を上手に使って、「もらえるお金」や「取り戻せるお金」の漏れがないようにしよう! (1)専業主婦ママも働くママ(働いていたママも)もらえる、妊娠・出産関連のお金(2)働くママがもらえる、妊娠・出産関連のお金(3)働いていたママがもらえるお金(4)特定の場合にもらえるお金【妊娠・出産関連のお金の詳しい内容を知りたい人は、こちらもどうぞ】・ どんな人がいくらもらえる? 出産手当金の概要を知りたい! ・ 契約社員、派遣社員でももらえる? 出産手当金Q&A ・ 分娩時のお金は、出産育児一時金でフォロー ・ 妊娠中のトラブルについてのお金 ・ 育休時期のサポートは、育児休業給付金で (監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子/文:楢戸ひかる)
2016年04月04日妊娠8ヶ月は赤ちゃんグッズを買い整え始める人もいる時期。子ども用品を前に、「赤ちゃんがきたら、今の家は手狭かも…」なんて思い始める人も、いるかもしれない。マイホームの購入は人生の3大支出(「住宅」「教育」「老後資金」)のうち、最大の買い物になる可能性も大! 赤ちゃんが生まれてバタバタの生活に突入してしまう前に、将来のマイホームプランを夫婦でゆっくり語り合う時間を作ってみては。【マイホーム購入について詳しい内容を知りたい人は、こちらをどうぞ】<住宅購入のポイント特集>・ マイホームは、今、本当に買いなの? ・ これからマイホームを買う人が知っておきたい3つの常識 ・ マイホーム選びは立地が全て ・ マイホーム勝ち組になるための3つのチェックポイント <住宅ローン特集2015年度版>・ 2015年度版 家を買う前に知っておきたいポイント4つ ・ 住宅ローンの気になる調査結果 ・ 住宅ローン「フラット35」のポイント4つ ・ 探せばある! 2015年度・お宝住宅ローン ・ 住宅ローンの借り換えは、セカンドラブのように! ・ 住宅ローンの借り換え、ここをチェック! (監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子/文:楢戸ひかる)
2016年04月04日超初期のママの体の様子妊娠超初期に該当する妊娠1カ月目(妊娠0~3週目)は、妊娠をしていない妊娠0~1週も含みます。ママの子宮の中にある卵子も受精直前(妊娠0~1週)や直後(妊娠2~3週)の状態であるため、妊娠による母体の変化には気付きにくいと言われていますが、お腹の中ではしっかりと生命が育まれています。特に、卵子と精子が出会ってできる受精卵が着床する妊娠2~3週目以降は、赤ちゃんの成長が著しい時期です。1日単位で体の各器官が形成され続けるため、赤ちゃんの発育はもちろん、ママ自身も、健やかな妊娠生活のために健康を意識することが大切です。母子に悪影響を及ぼすアルコールやタバコの摂取を控え、お腹の赤ちゃんに目を向ける意識を養いましょう。妊娠超初期に該当するころのレントゲン検査に関しては、妊娠1~2ヶ月目頃の胎児は放射線に対し感受性が高く、影響を受けやすいと言われています。受精する妊娠2~3週目ころから妊娠8週目くらいまでの期間にレントゲン検査を受ける際は注意が必要ですが、検査部位が下腹部以外(頭部、胸部、手足等)の場合には検査を受けても心配はないと言われています。また、慢性的な持病や疾患があり妊娠中の使用が禁忌とされている成分が含まれる薬を使用している人は、薬に赤ちゃんの先天的な奇形や疾患など健康影響を及ぼす可能性があることを考慮し、妊娠を計画的に行う必要があります。妊娠希望であることをかかりつけ医にあらかじめ伝え、妊娠計画の相談を行いましょう。妊娠0~1週妊娠0週と0日は最終月経の初日を指し、まだ生理期間中の状態です。卵子と精子が出会い受精することでできる受精卵もなく、妊娠成立前の状態であるため、生理痛の痛み止めや風邪薬など、ママが飲んだ市販薬に含まれる成分が妊娠に影響を与えることはないと言われています。ママの体にも妊娠による変化は現れておらず、体調不良などを感じた場合は生理症状によるものや、風邪を引いた際の症状などがほとんどでしょう。この時期に妊娠検査薬を使用しても陽性反応が出ることはありません。妊娠2~3週ママの体は最終月経の14日目に排卵を迎えます。排卵された卵子は生存期間24時間以内に精子と出会い、受精し、受精卵となります。受精卵は分裂を繰り返しながら子宮へ向かい、子宮内膜に着床するために内膜の外側に接着し、妊娠4週目にかけて内側にもぐりこみ着床します。受精卵が着床すると、妊娠成立です。妊娠3~4週ごろこの頃、生理周期が明確な人は生理が来ないことに気づいたり、人によっては妊娠症状を感じ始めたりすることもあります。また、妊娠検査薬で陽性反応が出始めます。妊娠4~5週ごろママの体内で、妊娠を継続するはたらきを持つホルモンhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が分泌され始めます。妊娠前であれば、この頃に次の生理が開始しています。また、染色体に異常がある受精卵である場合は、この頃に科学的流産を起こします。染色体異常のある受精卵はそもそも着床できないか、着床しても胎嚢が確認できる前に発育が止まるため、通常と同じようにママの体外から排出されます。化学的流産は受精卵の自然淘汰であり、自然の摂理であるため、あまり大きく気を落とさずに、心の回復を待ちましょう。超初期の赤ちゃんの様子妊娠0~1週目お腹の中に赤ちゃんがいることはなく、卵子と精子もまだ出会っていない、妊娠成立前の状態です。妊娠2~3週最終月経の14日目に排卵がおきて卵子が精子を受精し、受精卵となります。受精卵は分裂を繰り返しながら子宮に移動します。子宮に到達すると子宮内膜に着床するために内膜の外側に接着し、妊娠4週目にかけて内側にもぐりこみ着床します。受精卵の中で、赤ちゃんの中枢神経や心臓が形成され始めます。妊娠3~4週ごろ着床した受精卵の中で、赤ちゃんの眼や耳、上肢下肢が形成され始めます。妊娠4週目後半からは、超音波(エコー)で胎嚢を確認できます。妊娠4~5週ごろ妊娠5週目頃から心拍が確認できます。妊娠6週目にかけて、赤ちゃんの歯や口蓋が形成され始めます。
2016年04月04日産後クライシスとは産後クライシスとは、産後に起こる夫婦の危機のことで「出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況」を指します。それまで良好だった夫婦でも、子どもの誕生や、パパとママ双方の心情的な理由などから関係が変化し、一時的から慢性的に至る夫婦不仲や、離婚にまで発展することもあります。産後クライシスが起きる原因って?出産によってママの生活が激変し、自分の心身を顧みる時間が激減することと、対するパパの親の自覚のなさによる夫婦間の意識のずれが原因だと言われています。パパの家事育児参加が期待できなかったり、無遠慮なパパの言動を実感したりしたことから、ママの、パパへの愛情が急激に低下することなどが原因の一つです。出産後は24時間365日いつでも赤ちゃんのお世話中心の生活を送るママと、出産前と同じ生活を送る傾向が高いパパの暮らし方の差は大きく、溝が埋まらないまま離婚を迎えることは少なくありません。また実際に夫婦生活が破たんしたケースでは、子どもの年齢が0歳~2歳の間に離婚した夫婦が全体のおよそ30%を占めると言われ、離婚につながる重度の産後クライシスは子どもが2歳までの間に発生しやすいと考えられています。ママがこんな態度の場合、産後クライシスに陥っている可能性がある?ママがパートナーへの愛情を低下させている場合、パパ自体はその自覚がないことが多いと言われます。ママの愛情低下は、主に本人の態度から推測することができます。・子どもが生まれてから、夫婦の時間や会話が減った・夫婦の会話のぎこちなさが増えた・出産後、セックスレスである・ママの態度が冷たくなった・ママが常にイライラしており攻撃的に見える・ママになじられたり、責められたりする・ママが子どもと家にこもることが多くなり、出かけなくなった・ママが実家に帰省する回数が極端に増えた・ママに、当てにされていないと感じる・ママが自分のことを見ていない時間が増えた・夫婦喧嘩が増えた・よそのご主人との比較をされる・周りのイクメンブームに焦りを感じる・父親としての自覚が持てないと感じることがあるこんなパパが産後クライシスを引き起こす!産後クライシスは夫婦の関係性や環境、意識のずれの大きさ、お互いの家事育児への貢献度など、さまざまな理由が複合的に絡み合い、さまざまな形で現れます。症例は夫婦ごとに異なりますが、産後クライシスを引き起こしやすいパパのタイプがあります。言われなければやらないタイプ家事育児には協力的な姿勢を見せるものの、言われなければやらないタイプ。口癖は「言ってくれたら俺がやるから」などであることが多く、ママが依頼するまで気が回らないときは自分からは動きません。自分の生活が大切なタイプ子どもが生まれてからも、独身時代と同じ生活を送りたがるタイプ。自分の趣味にお金を投じたり、休日に一人で出かけたりするほか、友達の予定を優先する人もここに含まれます。産後、生活が激変したママの心身のストレスを理解していながら、自分の人生とはどこか関係がないと線引きをしている傾向があります。仕事が忙しすぎるタイプ早朝に出勤して深夜に帰宅するなど、付き合いの飲み会などの回数も多く多忙を極めるため、家では体を休めることが大切だというタイプ休日は睡眠に充てることが多く、家事育児への貢献度は低い傾向があります。ワガママな子どもタイプ赤ちゃんのお世話に追われ、家事を充分に行える時間が取れないママを責めるタイプ。代わりに自分が家事を行おうという意識も低く、家事能力にも期待できません。赤ちゃんのお世話にも非協力的である傾向があります。産後クライシスの乗り越え方産後クライシスに陥ったら、率先して家事育児参加を行うよう意識を変えてみましょう。手伝うではなく “ママに負担をかけないという意味で”ママを当てにせず、自分でやる”という考え方が大切で、パパ自らが、家庭の中心人物であるという当事者意識を持つことが大切です。また、夫婦のコミュニケーション不足から産後クライシスに陥る傾向も強くあります。1日のうち5分でも、お互いがお互いをしっかり認識して言葉を交わすことがコミュニケーションの軸となります。会話を意識的に増やし、1日の出来事や、感じたことなどをパートナーと共有しましょう。また、ママが心身のストレスを感じ、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう場合にも現れやすい傾向があります。ママ一人の時間を意識して作ったり、実家などを頼ることをパパから提案したりすることで、ママの心にも余裕が持て、結果的に産後クライシスを回避できることがあります。ママは、パパの家事育児参加や、これまでの関係改善のための工夫を感じたら、感謝の気持ちと労いの言葉をこまめにかけていきましょう。その行動は“ママと赤ちゃんを労わる気持ち”や“自分が頑張ろうという気持ち”が動機になっています。パパの当事者意識や親の自覚を大切に伸ばしながら、お互いが家庭内のどんなことでも頼れるパートナー同士として、ともに成長していきましょう。
2016年04月04日前置胎盤(ぜんちたいばん)とはママから赤ちゃんへ血液・酸素・栄養を送るための重要な組織が胎盤です。胎盤は、受精卵が子宮体部へ着床した後、ホルモンの働きかけにより妊娠16週ごろまでにかけて作られます。その際、通常より低い位置に胎盤が作られることを前置胎盤と言います。前置胎盤は妊婦さん全体の約0.3~0.6%に発生すると言われ、胎盤そのものが子宮の出口(内子宮口)の一部または全体を覆ってしまう状態のことを指します。子宮出口がふさがれると赤ちゃんが産道に辿り着きづらく、自然分娩が難しくなります。そのため、前置胎盤の診断を下された妊婦さんの多くが帝王切開でのお産になると言われています。前置胎盤の原因はまだ明らかになっていません。ただし流産や人工妊娠中絶、帝王切開などの子宮手術によって子宮の内膜に傷や炎症などの損傷がある場合、前置胎盤を引き起こしやすくなると考えられています。また、高齢妊娠 、双子など多胎妊娠である妊婦にも全治胎盤が引き起こされやすい傾向がみられると言われます。さらに、喫煙もハイリスクです。受精卵着床時の喫煙だけでなく、過去の喫煙経験も、血流低下から子宮内膜萎縮につながり受精卵の正常な着床を妨げるため、前置胎盤の原因になる可能性は高いと指摘されています。前置胎盤は、いつからいつまでにかかりやすいの?前置胎盤は、お腹が張りやすくなる妊娠28週以降に判別しやすくなり、31週末までに診断がつくと言われています。胎盤自体は、それ以前の妊娠初期や中期であっても超音波検査で確認することができますが、子宮の増大や伸張によって位置が変化するために正確な診断はつきません。例えば、妊娠早期に診断された場合でも、妊娠後期に至るまでに胎盤の位置が動く可能性があるため、前置胎盤でなくなる場合があるからです。そのため異変の兆候があったとしても、妊娠28週以前では“前置胎盤疑い”といった診断に留まることが多いでしょう。前置胎盤の症状前置胎盤は一般的には自覚がなく、症状も感じられないと言われています。しかし前置胎盤にはいくつかの区別があり、状態によって症状の度合いも変わります。・全前置胎盤(ぜんぜんちたいばん)胎盤が完全に内子宮口を覆っており、お産時に大きなリスクがあると考えられます。・部分前置胎盤(ぶぶんぜんちたいばん)胎盤が内子宮口の一部(2cm未満)を覆っている状態です。・辺縁前置胎盤(へんえんぜんちたいばん)胎盤の端が内子宮口の辺縁(0cm未満)を覆っている状態です。最もハイリスクである全前置胎盤では、腹痛の伴わない性器出血が徐々に増えたり、大量に出血したりといった症状が出る可能性があります。また、胎盤が子宮筋層に付着した癒着胎盤などの合併症を起こしている危険性もあるため、症状を感じた場合はすぐに健診医または分娩医を受診しましょう。診断の仕方と、診断後の生活について前置胎盤の診断と分類は、経腟超音波検査(エコー)を用いて行います。胎盤が内子宮を覆っているかどうかをチェックするため、子宮の内と外を結ぶ子宮頸管を検出し、内子宮口の状態を検査します。子宮が収縮している場合は、前置胎盤でなくても“該当あり”と誤診される可能性があるため、場合によっては超音波だけでなくMRI検査(X線を使わず、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査)を行います。前置胎盤と診断されたら、まずは安静を第一に考え、無理な運動や性交渉は控えましょう。また、出血症状がある場合は即入院となり、お腹が張らないように子宮収縮抑制剤を投与します。貧血を起こすほど出血がある場合は、鉄剤などの内服で改善処置を行います。それでも出血症状が続いたり妊娠36週を超えたりした場合、自己血液の貯血など十分な輸血準備をしたうえで、帝王切開によるお産を行います。前置胎盤と診断されても目立った出血がない場合は、安静後、妊娠36週以降に予定帝王切開を行います。突然の出血がある可能性も考慮し、緊急帝王切開にも対応できる麻酔科やNICUのある総合病院・大学病院など、各機関と連携がある分娩施設でのお産が望ましいでしょう。普段から注意することとは前置胎盤の発症メカニズムは、現代医学でも解明されていません。そのため決まった予防法はありませんが、有害物質による害や血流の低下を招く喫煙や、受動喫煙を避けましょう。またママと赤ちゃんの健康状態に影響を及ぼすアルコールの飲酒も控え、健やかな生活を送るように心がけましょう。前置胎盤はいずれも発症してからの対応となりますが、過去に流産や人工妊娠中絶など子宮手術を経験している方は、あらかじめ健診医または分娩医に相談しておくと万が一の対応もスムーズです。不安を減らし、安心してお産に挑める準備を整えておきましょう。
2016年04月04日頻尿は、一般的に起床時~就寝までの排尿回数が8回以上である場合を指す症状です。一つの目安であり、その日の水分摂取量や活動量などでも個人差があります。あわせて残尿感を伴います。妊娠中期の頻尿はいつからいつまでになるの?妊娠期間中は、お腹の赤ちゃんに送るために通常より多くの血液を必要とします。妊娠初期は、心臓で作られた血液や体液をろ過する役割を担う腎臓のはたらきが活発化するため、頻尿につながると言われています。妊娠中期ではママの体内で作られる血液量が最大となり、血液が腎臓でろ過される際、原尿と呼ばれる尿の元になるものがあるため、頻尿が起こりやすくなります。お腹の赤ちゃんが大きくなり子宮が膀胱を圧迫することでも頻尿症状が現れるため、妊娠後期からお産直前まで頻尿になる場合があります。妊娠中期に頻尿が現れる時期とは妊娠中のすべての期間を通して、頻尿症状を感じるママが多いと言われています。いずれもお腹の赤ちゃんの成長に伴う理由が原因とされ、産後には解消されるケースがほとんどです。妊娠中期では、妊娠16~24週ごろに頻尿症状が現れやすい傾向があります。こんな頻尿症状の場合は、感染症に注意妊娠中期の頻尿は、大きくなった子宮が膀胱を圧迫することで尿が溜まっていなくても尿意を感じることと、尿が溜まる量が少なくなることで起こります。妊娠期間中の頻尿は、主に妊娠による生理現象のため治療の必要はありません。まれに排尿を我慢することで感染症を引き起こしたり、尿路の感染や炎症が原因となり頻尿症状が現れたりする可能性があります。尿路感染による感染症は、直接赤ちゃんへの影響はなく、早期治療すれば妊娠に影響がない場合がほとんどです。しかし、重篤化すると炎症によって子宮が収縮し、早産や流産になりかねません。感染による症状を感じる場合は、早めに健診医または分娩医に相談しましょう。膀胱炎(ぼうこうえん)頻尿に加え、排尿時にピリッとした痛みがある、残尿感がある、尿の色が赤いなどといった場合は膀胱炎の疑いがあります。普段は排尿によって尿道に存在する細菌も洗い流されますが、妊娠中は抵抗力が低下しているため、感染しやすくなっていることが原因です。腎盂炎(じんうえん)膀胱炎が悪化すると、膀胱から尿管・腎臓へと細菌が上行し、腎盂炎を発症します。酷い残尿感、出血、悪寒や震え、腰痛などの症状に伴い38~40度の高熱が出ます。多くの場合は入院しての治療が必要です。妊娠中期の頻尿対策と感染症予防妊娠中のすべての期間において、排尿を我慢しないことが一番の予防になります。尿意を感じたら、できる限りすぐにトイレに行きましょう。排尿して細菌を洗い流す女性の体は、尿道と膣、肛門が近くにあることから細菌が入りやすい構造をしています。尿路に存在する細菌は、排尿で洗い流しましょう。こまめに水分補給を行い、尿の回数を増やすことも効果的です。外陰部を清潔に保つおりものシートなどを使用している場合はこまめに交換したり、排便時は膣周辺に触れないようお尻を前から後ろに拭くなど、患部を清潔を保つように心がけましょう。性行為によって膀胱炎になるケースもあるため、その場合は自分だけではなく、行為前にパパの体も清潔に保つように話し合いましょう。体を温める冷えなどの理由で膀胱内の粘膜が32℃以下になると、細菌が繁殖・感染しやすい環境になります。夏でも温かい飲み物を飲む、お風呂にゆっくり浸かるなど、日頃の生活から体を温める工夫をしましょう。妊娠中期の頻尿では、こんなことにも注意妊娠期間中の頻尿症状には、尿を出したにもかかわらず、まだ残っているかのような感覚が伴う残尿感が発生する場合があります。実際に尿が残っていることは少ないと言われていますが、不快感が伴います。ただし頻尿に限らず、排尿時に痛みがあったり、残尿感があったりする場合は感染症を引き起こしている可能性があるため、健診医に相談しましょう。また病気ではありませんが、妊娠中期から後期にかけては尿漏れにも注意しましょう。せきやくしゃみなどの際、お腹の圧力で尿が漏れることがあります。これも、妊娠中、子宮が膀胱や尿道を圧迫し続けることが原因です。尿漏れの量に応じて、尿漏れパッドや生理用ナプキンを使用しましょう。清潔を保つためこまめに付け替えましょう。妊娠中期の頻尿予防と対策妊娠中期の頻尿を予防するには、膀胱を支える骨盤底筋群と呼ばれる筋肉を鍛える方法があります。排尿時に尿を止めたり、おしりの穴を絞めたりすると骨盤底筋群の存在が分かりやすいと言われています。意識的に絞めたり緩めたりする運動を行うことで、強化することができます。ただし膣や肛門を締めるときは、お腹に力を入れないように注意しましょう。
2016年04月04日妊娠超初期症状って何が起きるの?女性の体は、毎月の生理など、1ヶ月の間でも様々な体調の変化が起こります。しかし、妊娠超初期症状は自覚はなく、妊娠2ヶ月、3ヶ月と年月を重ね、妊娠超初期をすぎると、お腹の中で赤ちゃんを育てる環境を作り、赤ちゃんを成長させていくために、ママの体内は劇的に変化していきます。妊娠が確認できるのは、妊娠検査薬が使える生理予定日から1週間後以降が目安です。それ以前に感じる体の変化や兆候は、妊娠超初期を示す症状です。受精卵が着床すると、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの分泌がはじまり、プロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの分泌が急激に増加します。この体内のホルモン分泌の変化によって、妊娠超初期でも妊娠の兆候に気づくことがあります。ただし、あくまでも個人差があり、その症状の多くは生理前や風邪の初期症状に似ているため、実際にはなかなか気づきにくいものとされています。妊娠超初期症状がないっておかしいこと? 妊娠を示す超初期の症状については、自覚として感じられないことが多くあります。ママ自身が妊娠の可能性に気づきにくい時期であることや、風邪や生理痛などの症状に似ており見逃しやすいことなどが原因です。また、妊娠初期に多くのママに現れるつわりでも、およそ5人に1人は症状を感じずに妊娠中期に入ることもあり、妊娠超初期症状がなくても、つわりなどの症状の現れ方に個人差があっても、お腹の赤ちゃんの発育に問題があるわけではありません。とは言え、妊娠した全てのママに必ず起きる妊娠兆候は月経(生理)の停止です。これがなかった場合は、そもそも妊娠していない可能性があります。妊娠超初期の各症状について妊娠超初期の症状には個人差がありますが、多くは次のような症状がみられます。・微熱っぽい女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)が、妊娠を継続させるために体温を上昇させます。基礎体温が高いままの状態が3週間ほど続いた場合、妊娠の可能性が高いと考えられます。・体のだるさ、倦怠感プロゲステロンの分泌によって普段よりも体温が高いため、体が熱っぽかったり、だるさを感じることがあります。・ひどい眠気体内のホルモンバランスの変化によって心体が疲れやすくなり、強い眠気を感じることがあります。・乳房の張りや痛みプロゲステロンの影響で、乳房に張りを感じたり、乳首が敏感になり痛みを感じたりすることがあります。・生理とは違う少量の出血受精卵が子宮に着床するとき、母体側の子宮内膜に接触し子宮内膜側を溶かして深く侵入していくことで、月経とは違った少量の出血があることがあります。・下腹部のチクチクした痛み・足の付根・恥骨あたりの痛み赤ちゃんが成長しやすいように、子宮はどんどん大きくなっていきます。そのため子宮への血流が増し、その違和感が下腹部痛として現れることがあります。また、産道を広げる準備として骨盤周辺のじん帯が緩み、足の付け根や恥骨が圧迫されて痛みを感じるケースもあります。その他、おりものの増加、肌荒れ、腰痛、ニオイに敏感になる、便秘や下痢、頭痛、情緒不安定、頻尿、喉の渇きなどの症状も見られることがあります。これらは、いずれも女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が、妊娠を継続するために急激に増加しているために起こるとされています。生理前との違いと、見分け方妊娠初期症状の多くを引き起こしているプロゲステロン(黄体ホルモン)は、通常の生理周期中においても、排卵以降の黄体期から月経期にかけて約2週間の間に増加します。そのため、生理前の症状と、妊娠超初期症状はとても似ていて見分けにくいとされています。いつもよりもそれらの症状が重く感じられる場合や、症状が3週間以上続いている場合は妊娠超初期症状と考えられます。気になる症状が長く続く場合は、産婦人科を受診すると安心でしょう。 妊娠検査薬と、結果の見分け方妊娠の可能性を感じたら、自分で確認する方法として妊娠検査薬があります。妊娠検査薬は、妊娠すると分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが尿内にどのくらい含まれているかで判定できるキットで、一般の薬局やドラッグストアで購入することが可能です。妊娠検査薬は種類の違いにより検査できる時期が異なります。・一般的な妊娠検査薬一般の薬局やドラッグストアで手に入る妊娠検査薬で、日本国内で主に販売されているものです。す。尿に含まれるhCGの濃度が50mIU/mL以上になると陽性反応が出る仕組みで、生理予定日の一週間後から検査することができます。正しく使用すれば99%以上という高い精度を保っていますが、生理予定日を間違えていたり、正しい手順で検査しなかった場合、また尿がひどくにごっていたり異物や血液が混じっている場合は、正確に判定できないこともあります。・早期妊娠検査薬海外から輸入されたり、インターネットで購入したりできることが多いもので、一般的な妊娠検査薬よりも早い時期に使うことができます。hCGの検出基準値は25mIU/mLの物が多く、生理予定日の当日から検査可能です。通常の検査薬同様、生理予定日を間違えていたり、正しい手順で検査しなかった場合、また尿がひどくにごっていたり異物や血液が混じっている場合は、正確に判定できないこともあります。いずれの妊娠検査薬も、紙コップに尿をとって検査薬を浸すか、数秒間直接尿をかけて検査します。その後、水平な場所に検査薬を置き、1~3分待ちます。詳しい使い方はメーカーや商品によって異なるので、付属の説明書を参照しましょう。陽性のラインが出たら「妊娠」、陰性反応が出た場合は「この時点では妊娠していない」という意味です。早すぎる段階での使用では、妊娠していても陽性反応が出ないことがあるので注意しましょう。また陽性反応が出ても、受精卵が着床したばかりで不安定な時期であることに変わりはありません。着床が継続できずに流産する可能性や、子宮外妊娠(異所性妊娠)など異常妊娠の可能性もあります。陽性反応が出た場合は早めに産婦人科を受診しましょう。
2016年04月04日早産とは赤ちゃんの発育が十分に確認でき、安心してお産できる妊娠37週0日~41週6日にお産することを正期産と呼びます。早産は妊娠22週0日~36週6日の早産期にお産することを指しますが、その期間中での赤ちゃんの発育は十分でないことから、医師の診断により、早産しないよう対処がなされます。早産は、赤ちゃんが先天的および後天的に障がいなどを抱える可能性が高くなり、健康への負担も増すと言われているためです。早産となる主な理由は、早産の危険性がある切迫早産の診断ができなかったり、早産傾向があるにもかかわらず対応が遅れたりしたままお産準備を迎えてしまうことです。以下のような原因で切迫早産と診断された場合は、健診医や分娩医の指示にすみやかに従いましょう。・早産経験がある過去に早産経験があったり、切迫早産の診断を受けたことがある人は、切迫早産になりやすい傾向があります。・母体に負担がかかりやすい環境にいる慢性的な疲労がある、常に強いストレスがかかっている、喫煙経験があったり妊娠中でも喫煙している、妊娠中でも長時間働いている、双子など多胎妊娠であるなど。心身に負担がかかりやすい環境にいる人は、切迫早産を引きおこす場合があります。子宮収縮が著しい子宮収縮は、母体にかかる刺激や負担による緊張から起きます。回数や強さなどが著しい場合、早産傾向が強まると言われています。・絨毛膜羊膜炎などの感染症にかかっている赤ちゃんを包む羊膜が感染して発症する病気です。切迫早産を引き起こしやすくなると言われています。・子宮に異常がある子宮頸管無力症や子宮筋腫、子宮奇形など子宮自体に異常が起きている場合、切迫早産を引き起こしやすくなると言われています。早産は、いつからいつまでになりやすいの?妊娠22週~36週末の間のお産を早産と呼びます。例えば妊娠22週の早産で産まれた赤ちゃんの体重は、出生児の平均の1/6程度の約500gで、発育が不十分な状態です。低血糖や無呼吸発作が起きやすく、十分に成長するまでNICU(新生児集中治療室)へ長期間入院することとなります。また胎児成人病発症説によると、小さく産まれた赤ちゃんほど倹約遺伝子の働きで常に飢餓状態であり、摂取した栄養素をすべて蓄える傾向にあるため、将来的に生活習慣病を発症する可能性が高いと言われています。ママの心と体の栄養状態が悪いと、先天的ではなく、後天的に、子どもに症状が出る可能性があるのです。また正常な正期産間近である妊娠34週以降の早産であっても、お産が早まるほどに、呼吸障害などが長期的に残る可能性があります。(※1)早産の症状妊娠22週~36週末の早産期に、お腹が張るような子宮収縮が10~15分間隔以内に起こったり、不正出血や破水(羊水が流れ出ている状態)といった症状が見られるなら早産しかかっている可能性があります。また、安静にしているにも関わらず、下腹部や背中に持続的に強い痛みがある場合、子宮収縮の影響により早産しかかっている可能性があるため注意が必要です。ごくまれに、特に痛みに耐性がある人の場合は、子宮口が開き始めていることに気づかないケースもあります。いつもと違った痛みや症状がある場合は、早めに分娩医に相談しましょう。診断の仕方と、診断後の生活について主に妊婦健康診断時に、子宮口の開きや、破水または不正出血があるかを調べ、健診医及び分娩医が診断します。お腹が張ると子宮頸管がじょじょに短くなるため、長さがどれくらいかを経膣超音波断層法で調べることもあります。早産のリスクが発生した切迫早産と診断された時点で、在胎週数を伸ばすための安静入院または自宅療養が薦められ、お腹の張りを和らげる効果のある薬を処方されることもあります。家事や外出は控え、働いている場合も職場へ相談し、健診医及び分娩医の許可が下りるまではお休みをするなど安静第一に過ごしましょう。健診医及び分娩医からの指導を職場へ伝える方法として、母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)などの利用も検討するとよいでしょう。また万が一のお産リスクに備え、NICUのある総合病院か連携クリニックへの転院をすすめられる場合もあります。普段から注意することとは受動喫煙を含む喫煙を避け、長時間の重労働や移動は避けましょう。ママの心と体に負担をかけないことが一番の早産予防です。健診施設または分娩施設の妊婦健康診断をきちんと受け、早期診断に対処ができる環境を整えておきましょう。 厚生労働省「平成 22 年乳幼児身体発育調査報告書(概要) P2
2016年04月04日頻尿は、一般的に起床時~就寝までの排尿回数が8回以上である場合を指す症状です。一つの目安であり、その日の水分摂取量や活動量などでも個人差があります。妊娠後期の頻尿はいつからいつまでになるの?妊娠中のすべての期間を通して、頻尿症状を感じるママが多いと言われています。いずれもお腹の赤ちゃんの成長に伴う理由が原因とされ、産後には解消されるケースがほとんどです。妊娠後期の頻尿が現れる時期とは妊娠時は、胎児に送るために通常より多くの血液を必要とします。妊娠初期は、心臓で作られた血液や体液をろ過する役割を担う腎臓のはたらきが活発化するため、頻尿につながると言われています。妊娠16~24週頃には、ママの体内で作られる血液量が最大となります。血液が腎臓でろ過される際、原尿と呼ばれる尿の元になるものがあるため、頻尿が起こりやすくなります。妊娠32週以降は、お腹の中で約2000gにまで成長した赤ちゃんにより子宮が徐々に持ち上がります。子宮が膀胱を圧迫することで、少しでも尿がたまると尿意を感じやすくなり頻尿症状として現れます。注意が必要な妊娠中の頻尿の回数と、痛みの種類妊娠期間中の頻尿は、主に妊娠による生理現象のため治療の必要はありません。まれに排尿を我慢することで感染症を引き起こしたり、尿路の感染や炎症が原因となり頻尿症状が現れる可能性があります。尿路感染による感染症は、直接赤ちゃんへの影響はなく、早期治療すれば妊娠に影響がない場合がほとんどです。しかし、重篤化すると炎症によって子宮が収縮し、早産や流産になりかねません。感染による症状を感じる場合は、早めに健診医または分娩医に相談しましょう。・膀胱炎(ぼうこうえん)頻尿に加え、排尿時にピリッとした痛みがある、残尿感がある、尿の色が赤いなどといった場合は膀胱炎の疑いがあります。普段は排尿によって尿道に存在する細菌も洗い流されますが、妊娠中は抵抗力が低下しているため、感染しやすくなっていることが原因です。・腎盂炎(じんうえん)膀胱炎が悪化すると、膀胱から尿管・腎臓へと細菌が上行し、腎盂炎を発症します。酷い残尿感、出血、悪寒や震え、腰痛などの症状に伴い38~40度の高熱が出ます。多くの場合は入院しての治療が必要です。妊娠後期の頻尿対策と感染症予防妊娠中のすべての期間において、排尿を我慢しないことが一番の予防になります。尿意を感じたら、できる限りすぐにトイレに行きましょう。・排尿して細菌を洗い流す女性の体は、尿道と膣、肛門が近くにあることから細菌が入りやすい構造をしています。尿路に存在する細菌は、排尿で洗い流しましょう。こまめに水分補給を行い、尿の回数を増やすことも効果的です。・外陰部を清潔に保つおりものシートなどを使用している場合はこまめに交換したり、排便時は膣周辺に触れないようお尻を前から後ろに拭くなどの工夫をしたり、患部を清潔を保つように心がけましょう。性行為によって膀胱炎になるケースもあるため、その場合は自分だけではなく、行為前にパパの体も清潔に保つように話し合いましょう。・体を温める冷えなどの理由で膀胱内の粘膜が32℃以下になると、細菌が繁殖・感染しやすい環境になります。夏でも温かい飲み物を飲む、お風呂にゆっくり浸かるなど、日頃の生活から体を温める工夫をしましょう。
2016年04月04日腰痛はすべての妊娠期において、多くの妊婦さんが経験すると言われています。原因は妊娠による体の変化や、お腹の赤ちゃんの成長によるものがほとんどです。・体形や姿勢の変化妊婦さん個人への体重指導の内容にもよりますが、妊娠すると臨月までに約7~12kg前後体重が増える傾向があります。体重が増加することで体の重心が前に移動し、背骨を反らせ、お腹を突き出した姿勢となり、腰への負担が大きくなるために起こります。・下半身の血行不良胎内の赤ちゃんが成長し大きくなった子宮が、お腹や骨盤内で血管を圧迫するようになり、血行不良になりやすくなります。血流が悪くなることで腰や足などが冷え、むくみや痛みなどが発生するために起こります。・ホルモンの作用妊娠初期から、ママの体内では卵巣や子宮、胎盤などからリラキシンというホルモンが分泌されます。リラキシンは妊娠していなくても生理期間中前後に分泌されますが、生理期間中前後または妊娠中どちらでも、骨盤を開きやすくするはたらきがあります。妊娠期間中では、お産に備えて赤ちゃんが狭い骨盤を通れるようにするために分泌がなされ、そのはたらきにより骨盤が体を支える力が弱まるため、腰や背中へ負担がかかり、痛みが発生すると考えられています。妊娠後期の腰痛はいつからいつまで続くの?妊娠後期に入ると赤ちゃんの成長も進み、お腹の大きさそのものが目立ってきます。このため妊娠28週~32週頃には、体形の変化や下半身の血行不良が関係する腰痛に悩むママも増加するようです。お産と同時に治る人もいますが、約1割のママが産後も腰の痛みを訴え、数年にわたって症状が続く場合もあります。またリラキシンのはたらきによる骨盤のゆるみの影響で、産後も腰痛が起きやすくなるケースもあります。妊娠中、腰痛が現れる時期はいつ?妊娠する前から腰痛が出やすい姿勢であったかどうかにも関係しますが、妊娠中は、初期からリラキシンの分泌が始まります。そのため、妊娠4週~15週頃の早い時期から腰痛が起き、分泌が減少する20週以降に消えていく傾向があると言われます。赤ちゃんの成長に伴い、お腹が大きくなることを原因とした体形の変化による腰痛は、お産直前まで続くことが多いようです。妊娠中の腰痛発症時に注意したいこと妊娠症状における腰痛は、あらかじめ、腰回りの筋肉がついているかどうかで痛みの強さが異なります。立つときも座るときも良い姿勢を心掛けたり、同じ姿勢をとり続けないようにするなどのほか、負担のかからない範囲で軽いストレッチを行うことも効果的です。症状がひどい場合でも、自己判断で市販薬の利用することは控えましょう。妊婦さんが市販薬を服用または使用するには、市販薬に含まれている薬の成分(痛み止めや、非ステロイド性抗炎症薬と分類される薬の成分(アスピリン、アセチルサリチル酸、インドメタシン、イブプロフェン、ロキソプロフェンナトリウムなど))について、飲み薬と同様、外皮薬の使用にも注意が必要なことがあります。これらの成分は、胎内の赤ちゃんに届き発育に影響を及ぼす可能性がありものもあります。赤ちゃんの心臓の近くにあり、胎児の血液を全身へ送る通り道として重要な役割を持つ動脈管と呼ばれる血管が収縮したり、閉鎖したりする可能性があるためです。そのため、脈が遅くなる不整脈や、羊水が少なくなる羊水過少などという症状が引き起こされる場合もあります。市販薬を使用する前に健診医や分娩医に相談し、妊婦さんでも使用できる薬を処方してもらいましょう。妊娠後期の腰痛予防と対策妊娠中の腰痛はつきものですが、ひどい症状の場合、慢性化する恐れがあります。腰痛の原因を知り、しっかりと予防や対策をしておくことが大切です・運動をする体を動かすことはストレスの発散、体力の維持、血液循環の回復につながり痛みが緩和されます。また、妊娠前からの体作りは腰痛予防はもちろん、健やかな妊娠生活のために良いとされています。妊娠中であれば、マタニティスイミングや散歩、ストレッチなど腰に負担が少ない運動がオススメです。しかし、切迫早産などの診断をされている方は注意が必要ですので、必ず、健診医や分娩医に確認しましょう。・体重管理を行う急激な体重増加は、腰への負担はもちろん、お腹の赤ちゃんの健康やママの妊娠生活にも影響がある場合があります。健診医や分娩医が妊婦さん一人一人に指導する適正な体重指導に基づき、健やかな食生活を送りましょう。・腹帯やマタニティーガードルを使うお腹を支えることによって、腰へかかる負担を減らすことができます。巻く位置や使い方は助産師からの指導が必要な場合もあるので、使用前には助産師や健診医、分娩医に相談しましょう。・体を温める体調により、シャワーだけではなく、ぬるめのお湯を張った湯船に浸かってゆっくり入浴したり、夏でもできるだけ温かい飲み物を摂るなど、体全体を温めましょう。温まることで血流がよくなり、腰痛の痛みが改善されることがあります。
2016年04月04日妊娠後期の超音波検査(エコー検査)では、既に胎児が大きいため、中期同様、おなかの上にジェルを塗って器具をあてがう、経腹プローブで観察します。妊娠週数が進むにつれ、胎児が育つために、中期のように全身像は見れなくなり、顔や手といったパーツでの観察となります。この頃には赤ちゃんの体の機能はほぼ完成し、ベビーごとに発達の個人差が現れてきます。この時期はエコー写真検査で推定体重を出しますが、こちら、あくまで目安で、けっこう誤差があります。先生がチェックしているのは、その時期に適した増え方をしているかだとのこと。羊水の量が多すぎたりしないか、胎盤の位置は正常か、などもチェックしています。妊婦さんとしては、赤ちゃんの表情がふっくらかわいくなってきて、お鼻はパパ似かな?などと楽しめるのもこの頃。とはいえ、赤ちゃんの向きによってはお顔が見えないこともあります。みんなどうだった? 妊娠後期の「エコー」の体験談今、妊娠7カ月ですが、まだエコーでも性別がわかりません。男女どちらでも健康に生まれてきてくれればよいのですが、早く知りたいです。エコーで性別が女の子とわかった時、「男の子の方が可愛い。女の子は口が達者やしダメ」と姑に言われたのがショックでした。(24歳)エコーで性別がわからない頃は、「今度の妊娠は男だといいね」と言われ、軽い気持ちだろうけど同じ命なのにどうしてと思っていました。(37歳)胎児の成長や私の体調よりも、胎児の性別ばかり気にしていたことが嫌でした。(36歳)逆子妊娠だったため、エコーに映らず、性別がなかなかわかりませんでした。(32歳)実は、エコーで性別がわかり、希望の性別ではなかったので落ち込んでいたのですが、死産を経験した方の本を読み、妊娠できて、ただ元気に生まれてきてくれるだけでいいと思えました。(31歳)8カ月頃、まだ性別がわからなかった頃、エコーを見てくれた先生に、「女の子かな。でも、けっこう間違えるんだよね」と言われました。だったら言わないでほしかったです。性別がわかってから、「性別言いましたっけ? 男の子です」と臨月まで毎回言われました。自分でエコーを見てもわかるほどだったので、「わかってるよ」と毎回思いました。先生が3人いて、毎回、エコーを見る時に、「性別を知りたいですか?」と聞かれました。妊娠した時の問診票に「性別を知りたいか」という項目があったので、情報を共有してほしかったです。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期になると、お腹はかなり大きくなり、誰が見ても妊婦さんに見えるようなスタイルになってきます。 妊娠7カ月の終わりに、身長約35cm、体重約1000gだった胎児は、妊娠8カ月の終わりには身長約40cm、体重は1500gに。今までは身長の伸び幅の方が大きかったのですが、ここでは体重が1.5倍に増え、ふっくらした赤ちゃんらしい体型になってきます。妊娠9カ月の終わりには、身長約45cm、体重は約2000gに。34週を過ぎると、肺機能が成熟し、万一早産で産まれたとしても、NICU管理なしで生活ができる状態で、ほぼ正期産児と変わりません。臨月である妊娠10カ月の終わりには、胎児は身長約50cm、体重約3000gとなります。妊娠後期に入ると、大きくなった子宮の圧迫により、胃もたれやムカつきといった、つわりのような症状が現れることがあります(俗に後期つわりなどという)。これは妊婦の体の構造上、仕方のないこと。少量ずつ回数を分けて食事をするなどしましょう。この症状は、妊娠10カ月になり、胎児が骨盤内に下降すると、胃への圧迫がなくなるので治まります。みんなどうだった? 妊娠後期の「お腹」の体験談仕事中、疲れたときにお腹の張りを感じました。ウエスト部全体がぱつんぱつんなるような感覚でした。私はギリギリまで仕事をしていたし、震災直後だったので余震が沢山ありその時はお腹の痛み、特に張りがありました。病院から薬を出されて、出産当日まで飲んでいました。双子だったので初期からお腹が大きく、中期からお腹が張り、深夜に救急外来にかかったり、会社も休みがちになりました。出産前に2ヶ月入院し大変でした。前回の妊娠ではかなり体重が増えたので感じなかったと思うのですが、今回は、腹膜刺激症状というのでしょうか、内側から蹴られたりする時の痛みが結構あり戸惑います。また、切迫早産と診断されて薬を処方される前に、お腹の張りに続いて、下腹部から上腹部にかけて、ギューンと絞られるような鈍い痛みがありました。さながら弱い陣痛のようで、これは芳しくない痛みだとすぐに判りました。動き回るような仕事をしていたのもあってお腹が張りやすく、痛みというより、下腹がパンパンに張ったりしていました。逆子だからお腹張りやすいからね。と言われ、根拠がわかりませんでした。妊娠後期に入り逆子(現在逆子)になりましたが、逆子体操はしなくていいから、気にするなと言われました。病院によっては逆子体操を教えたりするのに、何故?と思いました。立ち仕事だったので、長時間立っていたときや階段の昇り降りのときにお腹の張りを感じました。また、子どもが大きくなってくると足で横腹を蹴られて痛かったです。7ヶ月に入った頃にお腹の張りを健診で伝えましたが、この時期にはよくある事だと言われました。たまたま里帰り先の産院を同時期に受診し、お腹の張りを伝えたところ、張り具合を機械で測り、結果切迫気味で自宅安静になりました。里帰り先で受診して良かったです。お腹の張りが頻繁にあり健診の度に医師に訴えていたのに、人が入っているのだから仕方がないと言われ軽視され、切迫早産になってしまい結果早産になってしまいました。ウテメリン(お腹の張りどめ)の服用方法で、ある医師は「早いうちから飲むと妊娠後期に効き目が薄れるから少し飲まないで我慢して」と言い、また別の医師は「頓服にしましょう」と。どちらの指示を聞けばいいのか疑問に思いました。お腹の張りと腹痛で急遽受診した際、担当医ではない先生にあたり予約外の受診のためか冷たい対応をされたことがあります。お腹の張りや痛みの時に、こちらとしては心配なのに、あんまり気にするなの一言で終わらされた時は、これ以上この先生を信用できないし、不安を相談できないと思いました。よくお腹が張りますか?と聞かれたけど、どの状態が張っているのかわからず、結局切迫早産で入院することになりました。仕事をフルタイムで出張もしていた時、出血やお腹のハリに不安を覚えたので相談すると、無理はしないで下さいと毎回言われましたが、無理がどの程度か分からず頑張りすぎてしまいました。残業で終電で帰ったときにお腹の張りを感じて病院に行ったとき、一番の仕事は妊婦として赤ちゃんを守ることだと叱られました。9ヶ月頃からはお腹に食べ物が入るとお腹を蹴られて気持ち悪くなっていました。お腹の写真、マタニティフォトは撮りました。出産ぎりぎりにやっぱり残しておきたいと思い、夫に撮ってもらいました。今では本当に撮っておいてよかったと思っています。それから、34週に1泊で旅行へ行きました。迷ったけど、大きなおなかでの最後の二人旅行も行ってよかったです。(32歳)夫と念願の京都へ旅行した。マタニティフォトは震災二日後の予定だったのでキャンセルになった。(26歳)7ヶ月の時、県内だけど露天風呂付き客室を予約して贅沢旅行した。結婚式を挙げた所は写真館でもあるので、担当プランナーさんに妊娠の報告がてらマタニティフォトを撮ってもらおうかと計画中です。無料券をもらったので使おうと思います。(33歳)切迫早産で妊娠期間を楽しめなかったので 予定日の2週間前にペットと旦那と一緒にマタニティフォトを撮影しに行った。妊娠期間は旦那にムカついてばかりだったけど、この写真のおかげでいい妊娠期間だったと記憶を塗り替えた。(30歳)マタニティフォトを撮りました。アルバムが見開き三枚になっていて、妊娠中のお腹、お宮参り、ハーフバースデーの写真を入れられるので、良い思い出となりました。(33歳)主人とマタニティーフォトを撮りに行きました。安産祈願として近所にある伊奴神社に行きました。そこは安産祈願で有名な神社だと聞いたのでお守りも買いました。お守りの中に犬が入っているタイプのストラップにできるものが可愛かったです。今でも大切に持っています。(25歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期に入ると、ますます子宮が成長し、それに伴っておなかは大きくせり出してきます。妊娠8カ月のときの子宮底長は27cm。このとき、子宮内の羊水量がピークとなり、約800mlの量が子宮内にあります。妊娠9カ月で子宮底長は約30cm、臨月には33cmとなります。妊娠9カ月から徐々に羊水の量は減少し、臨月には500mlほどになりますが、その分胎児が成長し、大きくなるため、おなかは羊水が減った分小さくなるどころか、大きくなり続けます。そのため、大きくなった子宮によって胃が押しあげられたり、骨盤を圧迫したりするようになります。この時期にまた初期のつわりのような状態になることがあり、俗に後期つわりなどといわれていますが、原因は初期のつわりとは違い、子宮による圧迫です。これは臨月になって胎児が骨盤の中へ降りるまで続きます。また、子宮の圧迫によって、腸の動きが制限されるため、便秘にも留意が必要です。みんなどうだった? 妊娠後期の「子宮」の体験談胃痙攣のような痛みや、みぞおちにひどい痛みがあり、翌日、子宮口が少し開いていました。病院で診てもらうとお腹の張りが強いということでしたが、自分ではさほど感じなかった。しかし子宮口が開いてきてしまい自宅安静になりました。それでも歩きで片道5分の長男の園送迎だけしていました。結果妊娠32週目に切迫早産の危険が高くなり、36週目まで入院となりました。一度、明け方に左の脇腹が猛烈に痛くなり、起き上がれないほどになって病院に行ったところ、子宮が大きくなって腸が圧迫されたことによる便秘とのことでした。少し恥ずかしかったけれど、本当に痛くて会社を休んだほどだったし、妊婦は便秘との戦いだよと先生に言われ、侮れないなと実感しました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠して起きる頭痛の犯人は、ホルモンの変化です。今まで頭痛持ちではなかったのに頭痛がでてしまう人もいれば、その逆で偏頭痛持ちだったのに、妊娠したら治ったという場合もあります。妊娠初期の頭痛は主に偏頭痛です。この偏頭痛は、脳の血管が何らかの理由で拡張し、この拡がった血管が神経を圧迫したり、引っ張ったりするため生じます。偏頭痛のときは、痛む箇所を濡れタオルなどで冷やして、暗い部屋で寝ると、拡がっていた血管が収縮し、頭痛がおさまるそうです。また、普段コーヒーを飲む人は、少量のコーヒーを飲むと症状が緩和することも。これは、カフェインの血管収縮作用で、拡がりかけた脳血管を収縮させるからです。あまりに頭痛がひどい場合には、診断を受け、妊娠中でも飲める薬を処方してもらいましょう。また、鉄欠乏性貧血を発症すると、頭痛の症状がでることもあります。みんなどうだった? 妊娠中の「頭痛」の体験談・赤ちゃんばかりお祝いをもらうからママにあげると幼なじみからマッサージ機をもらいました。目が悪く、頭痛、首こりがひどかったので嬉しかったです。(32歳)・もともと頭痛持ちでしたが、薬が飲めなかったので、頭痛や首の痛みは一番困りました。整体に行き、首回りを調整してもらうと、ある程度改善しました。また、妊娠中期に入ってからは、医師に相談して、ネックレスタイプの磁気をつけていました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、腹痛を感じることがあります。初期には、大きくなりはじめた子宮が、周囲を圧迫するために、下腹部が締め付けられる、引っ張られる、キュッとくるといった症状の痛みを感じます。また、足のつけ根のあたりや下腹部などのつるような痛みは、子宮をささえている靱帯が、子宮の急激な大きさの変化に、急激に伸びなくてはならず、悲鳴をあげている、けいれんを起こしている状態と考えられます。これらはいずれも正常な妊娠の生理的現象の痛みですので、安静に過ごして様子を見ましょう。 あまりに激痛を感じる場合や、出血を伴った痛みの場合は、危険信号です。子宮ではないところに受精卵が着床している子宮外妊娠(異所性妊娠)や絨毛膜下血腫といった、なんらかのトラブルを疑う必要があります。中期や後期でもおなかの張りや痛みを感じることがありますが、一過性のもので、休んでいておさまるようならば特に心配はいりません。初期と同じように、激痛を感じたり、出血や破水を伴う場合には、すぐに受診しましょう。また、おなかのどの部分が痛むのかによって、原因も異なります。もし痛みが下腹部ではなく上部にあるならば、胃炎などの可能性もあります。みんなどうだった? 妊娠中の「腹痛」の体験談・つわりの時期に頭痛や腹痛が多かったです。便秘になりやすかったり、くだりやすかったりもしました。・妊娠中期くらいから片側の肋骨が痛かったです。おなかの妊娠線ばかり気にしていたら、妊娠直後すでにおしりに妊娠線ができていました。(35歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると便秘をする人は多いです。まず、妊娠するとプロゲステロンというホルモンの働きにより、消化器平滑筋が緩みます。また、子宮が大きくなることで、胃を圧迫します。このことで、消化器運動が低下し、妊娠前であれば6時間も経てば、胃の内容物は空になるのに対し、妊娠中は6時間経っても消化しきれずに食物が残っているというような状態になってしまうのです。そして、胃の中にいつもよりも長時間食物が停滞することによって、便秘になりやすい状況になります。更に子宮内へ羊水を貯め込む働きから、腸内の水分が減ってしまうことや、つわりで十分に水分や食事が摂れないため、便の原料が不足するということもあって、妊娠初期から便秘になるわけです。また、中期や後期に起きる便秘の原因は、主に大きくなった子宮の圧迫で腸の動きが悪くなることです。 ちなみに、便秘とは、主に、通常1日1回だった排便が、数日に1回程度に減少する、排便間隔が不規則、便の水分含有量が低下し、硬便になっていることなどを指します。尚、毎日出ていても、出る便がカチカチの硬便の場合には、便秘となります。便秘にならないようにするには、水分と食物繊維をしっかり摂る、便をいつ出したかを覚えておくというのが一番ですが、もし便秘になってしまった場合には、薬を利用し、排便を促しましょう。水分がなくなってカチカチになった便をいきんで出すのは、裂肛(切れ痔)の原因になるので避けましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「便秘」の体験談・自分で作ったゴボウ茶を妊娠初期からよく飲んでいました。根菜だから体も温まるし、無添加なので安心です。便秘にも良いですよ。(26歳)・鉄分補給の為にあさりを、便秘予防の為にひじきを、カルシウム補給の為に牛乳を摂っていました。(28歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、つわりと呼ばれる、さまざまな症状に悩まされることがあります。主に妊娠初期~中期にかけて起きることが多く、妊娠5~6週頃から症状が出始め、妊娠12~16週頃にはおさまるとされています。症状や程度は人それぞれ。代表的な症状には、吐き気、嘔吐、唾液量の増加、全身倦怠感、頭痛、眠気、食欲不振、食物や匂いに対する嗜好の変化などがあげられます。つわりは、非妊娠時や男性には産生されない、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が、妊娠することで一気に増加することが関与しているのではないかといわれていますが、まだ全容は解明されていません。つわりは病気ではなく、妊娠の生理的現象ですが、つわりの症状が悪化し、食事や水分を摂取できなくなったら、受診が必要です。そのとき、妊娠悪阻という病名がつきます。受診の目安としては、一日中続く頻繁な嘔吐、食事摂取困難、5%以上の体重減少、脱水・飢餓状態、尿中のケトン体陽性です。通常のつわりが妊婦80%近くに起こるのに対し、妊娠悪阻は全妊婦の1~2%程度の頻度でしか起こりません。妊娠中期になってもつわりのような状態が続き、それが出産まで続いたという人もいます。この場合、多くは途中から、子宮による胃の圧迫で消化不良などになり、胃もたれや胸やけを起こしていると考えられます。いずれにせよ、つわりは妊娠期の一過性の症状。時が経てば解消されます。みんなどうだった? 妊娠中の「つわり」の体験談・妊娠中つわりが酷く、医師にビタミンやその他栄養素不足と言われたので、ミカンを毎日食べています。(35歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、自律神経が乱れ、腸の働きがうまくいかなくなるため、便秘をしたり下痢をしたりすることがあります。多くの人は便秘がちになりますが、中には便秘の後に下痢をするという方も。やわらかめの便が出る程度なら心配はありません。様子を見ましょう。1日に何度も水のような便が出るときは要注意。妊娠中は免疫力が低下するため、通常よりも食中毒などになりやすくなります。なにかのウイルスや菌に感染している恐れがあります。このような場合には、受診して、下痢の原因が何かを確認し、治療することが必要です。また、妊娠の初期に下痢をすると流産するといった迷信がありますが、これは全くのウソです。妊娠初期の子宮の大きさであれば、たとえひどい下痢で腸がグルグル動いていたとしても、それが子宮収縮につながることはありません。ただ、あまりに長引く下痢には注意が必要です。下痢によって引き起こす脱水症状と栄養不足が胎児の発育に悪影響を及ぼします。あまりに下痢がひどいときは、病院で点滴などを使用し、身体に水分と栄養を補給するのがいいでしょう。みんなどうだった? 妊娠中の「下痢」の体験談・いつもは便秘気味なのに、妊娠と同時に下痢気味になり、下痢の時にくる腹痛に毎日悩まされました。また、下痢は胎児によくないと聞いたことがあったので、不安でたまりませんでした。不安とはよそに、子どもはすくすく育ってくれて安心しました。・秘が続くと下痢になってしまいます。そうすると赤ちゃんがおりやすくなるので、妊娠中期も便秘に注意することが大切と聞きました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、分娩に向けて母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、母体の血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、血漿量は、妊娠後期で50%UPするのに対して、赤血球量は20%UP程度。つまり、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まったような状態になり、貧血のように見えるわけです。これは妊婦の生理的現象なので、あまり心配する必要はありませんが、妊娠前から貧血気味の人は、妊娠初期から鉄欠乏性貧血になることが多くなります。また普段は貧血ではない人も、妊娠後期になると鉄欠乏性貧血になることがあります。鉄欠乏性貧血だと、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛などの症状がでます。発症した場合、胎児に影響がでるため、予防として鉄剤が処方されることがあります。この場合、きちんと用法容量を守って、飲みましょう。鉄の吸収を阻害するタンニンの含まれる紅茶などの摂りすぎにも注意しましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「貧血」の体験談・貧血で倒れて内科に受診しました。そこで念のため、と妊娠検査薬を初めて使ったら妊娠初期であることが発覚しました。・妊娠中期から軽い貧血になったため、ひじき、ほうれん草、あさり、小松菜、赤身の牛肉など鉄分の多い食品をとるよう心がけました。(28歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると増加する女性ホルモンのうち、プロゲステロンは、通常の月経(生理)周期の高温相にも増加するもので、作用としてだるさ、頭痛、吐き気、ほてり、むくみ、便秘、肌荒れ、ニキビ、乳房痛、イライラ、憂鬱、無気力などを生じさせます。妊娠期には、この増加したプロゲステロンが、激しい眠気の原因となります。この症状は、つわりの一種とされています。初期の眠気はこれが原因。中期・後期になると、加えて体が重くなり負担が増すため、疲れやすく、眠くなります。後期には、産後の授乳に備えて体内リズムが変化し、眠りが浅くなり、そのかわり昼でも眠れる状態に近づいていきます。このように、妊娠期に眠いのは自然で正常な現象です。眠ってしまっても大丈夫な環境であれば、我慢せず眠るのが一番です。ワーキング妊婦さんなど、眠るわけにいかない場合は、飴を食べたりガムを噛む、冷たい飲み物を少し飲む、体を動かす、深呼吸、人と話して気を紛らわせるなど、自分なりの眠気解消法を試してみましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「眠気」の体験談・3~5ヶ月のとき、とにかく眠くて睡魔との戦いだった。眠気をがまんせずに、5分でもいいから横になるとだいぶ眠気もおさまりました。・昼寝をして眠気を解消。我慢することの方がつらいので、眠くなったら少しでも寝るようにしていた。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日医学的に浮腫(ふしゅ=むくみのこと)というのは、身体の皮下組織などに余分な水分が貯留した状態の事を指します。妊娠すると、母体の体重が増加し、胎児の血液を確保するという理由で血液量がアップしますが、腎臓の働きが血液量のUPに追いつかず、むくみが起こりやすくなります。しかも、妊娠すると分泌量が増加するエストロゲンの作用で、皮下組織に水分を溜め込む作用が働き、これもむくみやすさの原因となります。また、日々大きくなる胎児で骨盤内は圧迫されるため、下半身の血流が心臓の方に戻りにくくなり、より下半身がむくみやすくなるというわけです。予防法は、塩分の取りすぎに注意することや、疲れをためないこと。同じ姿勢を続けないことや、軽く動かすこと、マッサージもおすすめです。足のむくみには、寝るときに足を高くして寝る、弾性ストッキングや着圧タイツなどを利用するなどもいいでしょう。みんなどうだった? 妊娠中の「むくみ」の体験談むくみやすかったのと、体重コントロールのため、ごぼうなどの食物繊維豊富な食材をとるよう心がけました。(32歳)妊娠初期の「むくみ」の予防法、体験談はこちら安定期は毎日寝る前にむくみ対策の足マッサージをしました。妊娠後期は切迫気味だったため、足と二の腕のマッサージのみにしました。正期産1日数回、スクワットと股関節、肩のストレッチ、足マッサージ、息をゆっくり吐く練習も行いました。妊娠中期「むくみ」対策の体験談はこちら 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると胃痛になることがあります。妊娠すると消化器運動が低下し、胃の中にいつもよりも長時間食物が停滞するようになります。その結果、ムカムカしたり、胃酸の分泌異常が起こって、胃痛になったりするのです。胃痛は胎児とは関係ありません。また、市販の胃薬は胎児へ影響がないといわれていますが、心配な人は診断を受け、処方をしてもらった薬を飲みましょう。また、妊娠中は大きくなったおなかに胃が圧迫され、胃酸が食道の方へ逆流しやすく、いわゆる逆流性食道炎になりやすいといわれています。妊娠初期のつわりが、出産時まで続いたという妊婦さんがたまにいますが、それは途中から逆流性食道炎になったものと考えられます。分娩すると胃の圧迫がとれますので、症状はおさまるのが普通です。しかし、妊娠中に症状が悪化してしまうと、出産後も逆流性食道炎の症状に悩まされ、産後つわりになってしまいます。妊娠前から逆流性食道炎の症状がある人は、悪化させやすい状態です。妊娠中だからという理由で、薬を我慢して悪化させてしまうと、あとあと大変に。医師の指示を守って薬を飲みましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「胃痛」の体験談・妊娠の超初期に、胃痛や胸焼けのようなものを感じて、妊娠検査薬を使いました。2人目がずっと欲しかったのですが、なかなか出来ず、母の病気など色んな悩みがあった時期だったので、ただの胃痛や胸焼けだと思っていたら嬉しい結果でした。・胃痛がつらかった妊婦期は、産婦人科で薬を出してもらいました。赤ちゃんにはまったく影響ない薬を出してくれるので、小さなことでもなんでも産婦人科の先生に相談するといいと思います。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠している女性は、心穏やかにハッピーな毎日とはいきません。まず妊娠初期にhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌が開始。これが妊娠黄体を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを産生させます。このプロゲステロンは、通常の月経(生理)周期の高温相にも増加するもので、だるさ、頭痛、吐き気、ほてり、むくみ、便秘、肌荒れ、ニキビ、乳房痛、イライラ、憂鬱、無気力などをといった月経前症候群(PMS)の原因となるホルモンです。つまり、妊娠初期にはPMSと似た形で、増加したプロゲステロンが、さまざまな不調を引き起こします。肌荒れもそのひとつです。また、妊娠すると、子宮へ水を集めるような身体に変化します。そのため、それ以外の部位が乾燥してしまいます。これも肌荒れの原因です。お風呂上りの保湿ケアをしっかりしましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「肌荒れ」の体験談・ビタミンCを、肌荒れやシミが出来やすいので摂取しました。また葉酸のグミタイプの物は、つわりの時期にも食べやすく美味しかったので、出産まで摂取出来ました。(32歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜
モチコの親バカ&ツッコミ育児
ヲタママだっていーじゃない!