河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうことになりました。しかし、病院の都合で手術は1カ月後になると言われてしまいます。そこでパパは、少しでも早く手術を受けられる病院を紹介してほしいと頼みました。日本小児眼科学会からすすめられたA育病院の紹介状をもらった河野りぬさん。その病院で出会ったY先生は、目の異常に早々に気づき、悩みながらもすぐに眼科を受診した河野りぬさんを「グッジョブです!」と褒めてくれました。そして手術の説明が始まりーー。手術・術後の説明を受け… ※強制力の強いコンタクトレンズ→正しくは、不等像視(ものの見える大きさが左右で違う)を引き起こさないためのコンタクトレンズ 手術に関する説明が始まり、退院後はコンタクトレンズをつけることになると説明され、戸惑う河野りぬさん。小さいうちはメガネではダメなのか、コンタクトレンズは一生つけるのかと気になったことを質問すると、Y先生は丁寧に説明してくれました。 「いろいろ心配ですよね! 何でも聞いてください! 説明しますから!」そう言ってくれる先生に心から信頼を寄せる河野りぬさんなのでした。 一方的に病気や手術のことを説明して終わりにせず、保護者の質問に対して丁寧に答えてくれる医師なら安心して子どもの治療を任せられます。良い担当医が見つかってよかったですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。河野りぬさんのマンガはInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね! 監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月31日私が長男を産んだ夫の転勤先のイギリスでは、育児の悩みを気軽に相談できる日本人ママ友は貴重な存在。しかしママ友Aさんの態度に我慢ができず、平和主義の私が縁を切る事態に……。 顔を噛まれた長男現在9歳の長男が2歳のころ、Aさん親子も一緒に日本人の習い事に参加していました。ある日、クラスが終わった後に数人の子どもたちが遊んでいたところ、突然泣き叫ぶ長男の声が。慌てて駆けつけた私が見たのは、長男の頬にあったクッキリとした噛み跡。 偶然現場を見た他のお母さんによると、長男を噛んだのはAさんの子どもでした。私はわが子が顔を噛まれたことに動揺しましたが、2歳児同士言葉にできない思いがあったのかな、と自分を落ち着かせたときです。 モヤモヤが募るママ友の対応「ごめーん大丈夫?」と謝ってきたAさん。そのあまりに軽い謝り方に私はモヤモヤ。長男は泣き止んでいたので一応「大丈夫そう」と返しましたが、Aさんは自分の子どもにも「もう〜、噛んじゃダメじゃん」と軽く注意しただけ。 友だちの顔を噛んだのにもっと叱らないの!?長男にも謝らないの?と私はAさんの対応にさらにモヤモヤしましたが、その場はことを荒らげたくなく帰宅……。3日後Aさんに会ったときも、まだ噛み跡が残る長男に対しAさんからの気づかいの言葉などはなく、私のモヤモヤは募るばかり。 Aさんが友だちを噛んだ自分の子どもをその場でしっかり叱らなかったこと、長男に対しAさん親子、とくにAさんからきちんとした謝罪もなかったことへの私の憤りは収まりませんでした。以後Aさん親子とは極力会わないようにし、私からは一切の連絡を絶つことに。 平和主義だったはずの私が、憤りから貴重なママ友と縁を切ってしまいました。その後、私も子どもたちのトラブルの原因をちゃんと聞かなかったことや、他の友人たちに気まずい思いをさせてしまっただろうことを反省。以後子ども同士のトラブルでは感情的にならず、冷静な対応を心がけるようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:濱田よし
2024年01月31日野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうことになりました。当面手術室が使えず、最短でも手術できるのは1カ月後だと言われ、ショックを受ける河野りぬさん夫婦。そこでパパは、少しでも早く手術を受けられる病院に行けるよう紹介状を書いてもらえないか? と提案しました。パパの考えはーー。次の紹介先の病院で診てもらうと… 誤:検診正:健診 パパが別の病院の紹介状をお願いしたのは、A育病院のX先生宛に紹介状をもらうように指南されていたからでした。 そうして出会ったのがY先生。河野りぬさんに「グッジョブです!」と声をかけ、すぐに受診したことを褒めてくれました。自身の判断は正しかったと、改めて思う河野りぬさんなのでした。 周囲から「(生後間もないのに怖い思いをさせるのは)かわいそう」と言われ、受診を悩んでいた河野りぬさんでしたが、自分の判断は正しかったと初めて肯定されました。“お母さんの勘”はすごいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月29日わが子は生まれたときは平均的な体重でした。しかし、6カ月健診で医師からショックなことを言われてしまったのです……。 把握していなかった現実わが子は飲めばご機嫌になるので、泣けば母乳と育児用ミルクをあげて……を繰り返していた私。よく飲む元気な子だと安心しながら過ごしていました。そして生後6カ月健診を迎え、病院へ行くと……。 子どもの体重が成長曲線の上限を大幅に超えていたのです……!飲ませている量を聞かれて答えると、医師からはっきりとした口調で「ちょっとお母さん!飲ませすぎ! 考えないと! ミルク量は今あげている量の半分にして!」と怒られてしまいました。 良かれと思って育児用ミルクをあげていたのが、良くなかったという衝撃的な事実が判明したのです……。その帰り道は自己嫌悪に陥り、かなりショックだったことを覚えています。 その後、言われた通りに量を調整。すると成長するにつれて成長曲線内に入るように。ご機嫌だからと、育児用ミルクを与え過ぎてはいけないということを学んだ出来事でした。 初めての育児は経験から学ぶことも多く、ときには失敗もするものと思ってはいました。が、健康に関することはきちんと知識をもっておくことが大事だと今は身に染みて感じています。 ※おっぱいの場合、生まれたばかりの赤ちゃんには欲しがったらあげるのが基本ですが、育児用ミルクの場合は消化に時間がかかるため、1日8回程度が目安です。生後2カ月~3カ月ごろは6~8回程度にし、生後4カ月ごろから1日5回程度を目安にしましょう。離乳食を始める生後5~6カ月ごろになったら、食材に慣らすため、離乳食のあとに授乳をします。ただし、飲む量、食べる量には個人差があるもの。気になることや不安なことがある場合は、自治体の保健センターや小児科などで専門家に相談するようにしましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:たけだ みこ
2024年01月28日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうことになりました。大きな病院で診てもらうためには紹介状が必要です。しかし、近所の眼科に依頼するも、すぐに書いてもらません。 早急に大きな病院を受診したい河野りぬさんは、電話をしたり病院を直接訪ねたりし、やっとの思いで診断書を手に入れたのでした。大きな病院へ行くも、手術日はまさかの…!? 誤:検診正:健診 誤:検診正:健診 誤:開眼機正:開瞼器 ついに大きな病院を受診できましたが、手術を受けられるのは最短でも1カ月先だと言われショックが隠せません。 手術の予定が混んでいるのかと思いきや病院側の事情だと知り、パパは手術が早くできる別の病院への紹介状をお願いするのでした。 振り出しに戻ったようなショックですね……。ピー太くんや河野りぬさん夫婦のためにも、最善の手段を提示してもらえることを願います。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月27日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうよう医師から言われてしまいました。親戚の医師に相談すると「すぐにでも手術したほうが良い」とのこと。受診した近所の眼科に紹介状の作成を頼んだのですが、2日経っても用意してもらえませんでした。 電話で催促しましたが、反応はイマイチ……。すぐ書いてもらうことは難しそうだと感じた河野りぬさんは、病院を直接訪ねてみることにしたのですがーー。病院へ紹介状の催促に行った結果…!? 河野りぬさんが紹介状をもらえず焦っていたころ、パパは信頼できる小児眼科を探していました。しかし、小児眼科自体が少なく、思い切って日本小児眼科学会へ直接連絡してみることに……。 一方、河野りぬさんは近所の眼科へ出向き、早急に紹介状がほしい旨を受付で詳しく説明しました。しかし、午前診療が終わっても結局紹介状はもらえずじまい……。河野りぬさんは諦めて帰宅することにしました。 帰宅してお母さんに紹介状をもらえなかったと報告していたそのとき。近所の眼科から紹介状が手配できたと電話がかかってきたのです−−! わが子のためにできる限りの最善を尽くすパパとママ。紹介状をもらえたので、ようやく大きな病院で診てもらえることになりそうです。不安はありますが、一歩前進できてよかったですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月25日下の子どもが4歳のころ、遠方での法事に出席するため宿泊施設に泊まったときの話です。宿泊する個室はリビングと寝室が分かれた、とても広い部屋でした。到着直後から子どもたちのテンションは最高潮。はしゃぐ姿をほほえましく見ていたのですが……子どもたちを夫に任せてお風呂に入っていたときに事件が起こったのです―。 ほほえましい光景から衝撃の光景へ1日目の法事が終わり、食事後お風呂を済ませた子どもたちは、広いお部屋に大はしゃぎ。私はそんな子どもたちを夫に任せて、お風呂に入ることにしました。 そしてお湯にゆっくり浸かっていると、突然「わぁー!」という泣き声がしたのです。私は何事かと、慌ててお風呂から出てみました。すると……。 目の上から血を流して泣いている下の子と、その血をタオルで押さえている夫が……!どうやら、下の子がベッドからベッドを飛びはねて行き来していていたら、バランスを崩して床に落ちてしまったようです。落ちたときに目と眉の間を切ってしまったようで、急いで病院に連れて行きました。 幸い、目のほうは心配なく、傷口も縫わなくても大丈夫と言われたので安心したものの、目を直接傷つけていたら……と思うとゾッとしました。 傷は成長する過程で目立たなくなりましたが、そもそもベッドで飛び跳ねていたなら夫に注意して止めてほしかったですし、私が子どもをよく見ておけば……と、傷を見るたびに思い出して反省しています。夫にも危険なこと、やってはいけないことはきちんと注意してほしいとお願いしました。 イラスト/きりぷち著者:韓本どり
2024年01月25日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり、病院を受診しました。眼科を受診した結果、ピー太くんに『先天性白内障』の診断が下りました。わかってはいたものの、複雑な気持ちになる河野りぬさん。対するパパは、さまざまな可能性を考えた中で「亡くなる心配がないなら……」と安堵していました。 河野りぬさんは、そんなパパの反応に少しだけ気持ちが軽くなったのでした。急いで手術を受けたいのに… ※日本小児眼科学会HPでは、両眼性では生後10週、片眼性では生後6週までとなっています。 誤:検診正:健診 すぐにでも手術した方が良いということが判明し、河野りぬさんは前日に受診した眼科で紹介状を書いてもらうことにしました。 ところが、2日経っても近所の眼科からは連絡が来ず、電話をかけても要領をえない返事。河野りぬさんは腹を決め、紹介状を書いてもらうべく、直接出向くことにしました。 自分のことなら少々のことは我慢できても、わが子の成長や体に関わることはやはり待っていられませんよね。皆さんが河野りぬさんの立場なら、病院に対してどのように対応しますか? >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月23日子どもが5歳のころのこと。夜中に突然泣き出したため、慌てて夜間の当番病院に連れて行きました。当直の先生に診察してもらったものの、結局、病名はわからないまま帰宅。風邪だろうと思いつつ、念のためかかりつけの小児科で診てもらおうと翌日受診しました。しかし、思いもよらぬ診断を受けたのです――。 衝撃の診断結果夜間の病院で診てもらったものの、念のためかかりつけの小児科で診てもらおうと翌日受診しました。咳や鼻水がひどいわけでもなく、熱も37.5度だったので軽い風邪とか気管支炎かな?と思っていたのですが……。先生から「レントゲンを撮りましょう」と言われて検査した、その結果……。 なんと「肺炎」ということが判明! 薬をもらって帰るつもりでしたが、「紹介状を書くから大きい病院を受診するように」と言われ、そこまでひどい状態だったことにさらに驚きました。 子どもはその日の午後から大きな病院で5日間入院することに。目に見える症状があまりなく、元気にしていたのでまさかこんなことになるとは……。元気だと思っても素人の判断は危険。念のため病院を受診することの大切さを知った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:龍﨑 麗華
2024年01月23日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎります……。夫婦で相談し、病院を受診することを決めました。小児眼科での検査方法を調べた河野りぬさんは、絶句……。まだ幼い孫に怖い思いをさせたくないと考える両親からは、2週間後の2カ月健診で診てもらうことをすすめられました。それでも河野りぬさんは、2カ月健診を待たずに眼科の受診を決意したのです。 眼科を受診した結果… 誤:開眼機 正:開瞼器 眼科を受診した結果、ピー太くんに『先天性白内障』の診断が下りました。 手術が必要になるため、改めて大きな病院で診てもらうよう医師に言われた河野りぬさん。パパに報告すると、第一声は予想外の「よかった~」という言葉。さまざまな可能性を考えた中で「亡くなる心配がないなら……」と安堵していたのでした。 どんな障害も受け入れる、と覚悟を決めようとしても、親としてわが子の将来を思うと不安になったり、悲観したりしますよね。早い段階で目の異常を見つけられたことが、ピー太くんにとって良い方向に繋がると良いですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月22日3歳になる長女は1週間前から腹痛を訴えていましたが、熱もないので「食べ過ぎかな?」くらいの軽い気持ちで、町の診療所に診察に行きました。原因はとくにわからず、安静にしているよう言われ、そのまま帰宅しました。しかし翌朝、救急車を呼ぶ事態になったのですーー。 ただの腹痛ではなくて!?翌朝、娘は高熱を出しており、自力で起き上がることもできない状態ではありませんか……! 急いで救急車を呼ぶと、すぐに救急病院へ搬送されました。すると……。 なんと、原因は急性虫垂炎(いわゆる盲腸)と判明。そのまま緊急手術をすることになったのです……! 医師から「あと1日遅ければ、危なかった」と言われてしまいました。腹痛を訴えていたころから徐々に化膿しはじめていた虫垂を、体を温めて寝たことでより悪化させてしまったようです。虫垂炎は大人の病気と思い込んでいたため、まさかの出来事でした。 幼い年齢の子どもは自分の症状を正確に伝えられないため、緊急性の高い症状を見逃がしてしまうリスクがあるのだと実感。この出来事以降、普段と違う症状がみられたときは大きい病院へ行くようにしています。 ※「虫垂炎」は「盲腸」と呼ばれることもありますが、盲腸は病名ではなく、虫垂の根元にある大腸の一部のことを指します。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:いつき
2024年01月22日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。産後2週間後の健診も、1カ月健診でもピー太くんに問題はなしでした。しかし、検索をするとただごとではない雰囲気……。小児眼科を受診することにしました。 すぐ検査か、2週間後か… 誤:開眼機正:開瞼器 誤:開眼機正:開瞼器※赤ちゃんの固定の仕方は病院によって異なります。 誤:検診 正:健診 誤:検診 正:健診誤:検診 正:健診まもなく生後2カ月の健診でしたが、さまざまな心配が残ります。夫の強い意向もあり、早く眼科を受診することにしたのでした。 痛い思い、怖い思いをする検査を赤ちゃんにするのはかわいそうだという両親の気持ち、共感できますよね。しかし、検査を2週間後に先延ばしにしたら、治療が遅れてしまって赤ちゃんに悪影響が出る場合もあります。皆さんならこの場合、小児眼科の受診を急ぎますか? >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月21日河野りぬさんの長男・ピー太くんに目の障害が見つかり、手術を受けるまでを描いたお話です。河野りぬさんは長男・ピー太くんを出産後、実家に里帰りしていました。夜にしっかり寝てくれることもあり、新生児との生活に慣れ始めていたのですが……。 健診では問題なかったのに…誤:検診正:健診 誤:検診 正:健診誤:検診 正:健診 授乳中、河野りぬさんがピー太くんの顔を見ていると、片目だけ目の奥が白いことに気がつきました。スマホで検索すると、そこには『先天性白内障』の文字が……。これをきっかけに、病院の受診を決めたのでした。 乳幼児の健診をおこなうのは小児科医です。目の専門家に診てもらう機会がほとんどなく、目に何らかの障害があったとしても見過ごされてしまうことが多いのだとか。しかし、なかなかその事実を知る機会はありません。 目の異常がないか、小さいうちは特に注意を向けたいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月20日夏の旅行は、毎年子どもたちの行きたいところと決めているわが家。この年は、次男が大好きな水族館に行ったのですが……まさかの事態に! せっかくの旅行中に次男が想像もしなかったケガをしてしまった体験談をお話しします。(※コロナ禍前のお話です) 翌朝、まさかの事態に!「ママ、大変! ○○(次男)の足が!」。長男にそう言われて見てみると、なんと次男の足の親指の爪がありませんでした。昨日は元気に歩いていたのに何があったのかと聞いてみると、「自分でやった」とのこと。生爪を剥いだと聞いて、そういうものが苦手な私はもう血の気が引きました。 急いで近くのドラッグストアに行き、消毒と剥がれにくいばんそうこうを購入。出血はなく、ピンク色の肉が見えている状態の足の親指にばんそうこうを巻きました。本人が痛がらないので、病院へは行かず様子を見てみることに。それでも歩かせると出血したり痛みが出たりするのではと思い、前日とは打って変わって次男は常に抱っこで移動。いろいろ観光する予定でしたが、チェックイン時間すぐにホテルに入るしかありませんでした。 病院に行ってみると…旅行から帰り、小児科に行くと「サッカーをやっている子どもは、爪が剥がれやすくなってしまうことがよくあるんです」と言われました。次男はまだサッカーを始めてはいませんでしたが、長男と一緒にボールを蹴ったりしていました。ということは、旅行に行く前から前兆があったのでは……。私がもう少しきちんと次男の爪をチェックしておくべきだったと反省。せっかく楽しみにしていた旅行中にケガをさせてしまったこともショックでした。 その後、爪は無事元の状態に戻ったのですが、次男は爪を剥くのが癖になってしまったようで、テレビなどを見ながら剥いてしまうことも! 子どもの爪は伸びるのが早いので、伸びすぎる前に切ることと、足もすぐに大きくなるので靴に爪が当たらないよう靴のサイズも注意してみなければと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年01月17日初めての妊娠、そして出産。母子ともに検査を受け、問題がなければいよいよ明日は退院! しかし息子の検査で、突然「舌小帯短縮症」と告げられました。退院前日に起こった、私がプチパニックになった体験談を紹介します。 突然告げられた「舌小帯短縮症」出産を終え、私も息子も検査を受け、問題がなければ明日は退院の日。先天性代謝異常の検査のため息子を新生児室に預けて病室でのんびりしていると、ナースコールが鳴り、助産師さんから「ちょっと新生児室に来てください」と言われ……。 何かと思い新生児室に向かうと、院長先生が息子を抱いていました。「赤ちゃん、舌が短いの。舌小帯短縮症って言うんだけど。舌の裏側の下側と接しているところ、短いでしょ?」。先生は特に深刻な様子ではなく、どちらかと言えば明るい口調でそう言いました。言われた舌の裏側を見せてもらいましたが、小さい赤ちゃんの口の、さらに小さい舌が短いか長いかなんて、私にはわからず……。でも「○○症」と言われると、なんだか身構えてしまいました。 考えてみると、甥っ子に症状が「ご家族で舌が短いとか、滑舌が良くないとか、同じ症状の人はいない? 今はミルクも飲めているみたいだからいいけど、大きくなって手術となると、全身麻酔になるの。もし今なら、麻酔もしないですぐに“ちょきん”って切っちゃいますよ」。そう言いながら、先生はハサミで物を切るジェスチャーをしました。突然聞いたことのない病名を言われて、どんな病気か、どんな影響があるのかわからず、簡単に“ちょきん”と言われても……。私はプチパニックになってしまいました。 思い返してみると、姉の2人目の子ども、私から見て甥が4歳になっても少し舌足らずな話し方で、一生懸命話してくれているのに聞き取れずに何度も聞き返す、ということがありました。そして甥は今度手術をする、という話も姉から聞いていました。 夫と姉に相談し、“ちょきん”することに甥の話を先生にすると、「そうそう! そういう話し方になってしまうことが多くて。ミルクも飲みづらくなるかもしれないし、今“ちょきん”したほうが良いと思うんだけど」と。そうは言われても、簡単に「じゃあ“ちょきん”お願いします!」とは決断できない私。いったん「夫に連絡してみます」と、病室に戻ることにしました。夫と姉に連絡すると同時に、舌小帯短縮症について調べることに。確かに、調べてみるとすぐに切ってしまったほうが良さそうで、夫も姉も同意見でした。そして私は新生児室に戻り、先生に「“ちょきん”お願いします! 」とお伝えしました。 院長先生が気が付いてくれたことを知る「じゃあすぐに切っちゃいますね!」と、息子を連れていく先生。私が病室で待っていると、3分も経たずに助産師さんが息子を連れてきてくれて「“ちょきん”は一瞬で、全然泣かなかったですよ!」と教えてくれました。息子は何事もなかったようにきょとんとしています。そして気になったことを助産師さんに聞いてみました。「舌小帯短縮症って、今日の検査項目だったんですか? それとも先生が気が付いてくださったんですか?」。助産師さんは「検査項目ではなく、検査前に先生が目視で全身を見ていたので、そのときに気が付いたんだと思いますよ」とのこと。 思い返すと院長先生はいつも本当に丁寧に接してくれて、立場上とても忙しいはずなのに決して流れ作業にせず、向き合って対応してくれているのを感じていました。 今回の息子の舌小帯短縮症も、ただ検査項目を見るだけでなく、先生がしっかり1人ひとり診てくれているからだなと思いました。この産院を選んで、この先生に対応してもらって、本当によかったと改めて実感した出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:森まり子0歳の男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。
2024年01月13日吐き戻しが多い赤ちゃんが心配だったママ。赤ちゃん特有の吐き癖だと思っていたら、おすわりをする時期になっても吐き戻しが続き……。娘が生まれて半年ころまでのことです。娘は授乳後げっぷをさせても、しばらくすると吐き戻してしまう子でした。助産師さんからは吐きやすい子と言われ、私も吐きやすい子だと思い込んでいたのですが……。おすわりができるようになったら良くなると助産師さんから教えてもらっていたのに、おすわりができるようになっても変わらず吐き戻す娘。心配で健診で相談したところ、意外なことを言われびっくりした話をお伝えします。 「気づかなくてごめんね⋯」 吐き子と呼ばれる娘帝王切開で出産し、娘はひと晩助産師さんのお世話に。翌朝、無事に母児同室になったものの、心電図までつけられることに。助産師さんから育児用ミルクを飲ませるとすぐに吐き戻すので、小児科の医師に診てもらうことになったとお知らせが。 診察後、医師から「生まれたばかりの子は胃が小さいうえに胃の入り口がうまく閉まらず吐きやすいんです。様子をみていきましょう」と言われました。助産師さんからは「この子は吐き子ちゃんだね」と言われ、私も娘は吐き戻しやすい子なんだと思い込んでしまいました。 なぜ? おすわりができても吐き戻す娘その後も娘はよく吐き戻していましたが、1カ月健診で助産師さんに「多少吐き戻すのは赤ちゃんはよくあること、体重も増えているし大丈夫。おすわりができるようになればいずれ吐かなくなるよ」と言われ、ひと安心。 それからは多少吐き戻してもおすわりができるようになればおさまると思い、あまり気にせずに過ごしました。しかし、生後半年ほどでおすわりができるようになっても吐き戻しは続き、さすがに心配に。病気ではないかと考えるようになりました。 小児医の言葉にびっくりちょうどそのころ健診があったので、小児医に吐き戻しについて相談することに。そうすると「お母さん、それはお乳の飲ませすぎですよ。ほら、こんなにお肉もついて大きくなっているでしょ?」と返事が。なんと赤ちゃん特有の吐き癖だと思い込んでいたのが、お乳の飲ませ過ぎで吐き戻していたのです。 混合授乳から母乳のみに変更していたこともあり、いつから飲ませ過ぎていたのか全然気づかず……。そして授乳時間を早めに切り上げるようにしたら吐き戻す回数が減り、成長につれて自然に吐き戻さなくなっていきました。 おすわりができるようになってからの吐き戻しはまさかお乳のあげすぎが原因になっていたなんて。吐く原因はさまざまなので、吐き癖と思いこまず早めに医師や保健師さんに相談していればよかったです。思い込みで娘を長く苦しませることになっていたと思うと、娘にごめんね……という気持ちに今でもなります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/はたこ著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2024年01月12日お誕生日記念をかねて、1歳になった息子を連れて家族旅行に行ったときのことです。すぐそばで息子を見守りながら遊ばせていたのですが、段差につまづいた息子は前のめりに転んでしまいました。すると、みるみるおでこに青い大きなたんこぶができてしまって……!? 旅行中に息子がケガをしてしまった私たち夫婦にとって、息子を連れて初めての1泊旅行でした。いろいろと下調べをして予定もゆったりと組み、いろいろな場合に備えて準備も万全。その甲斐もあってとても楽しい旅を楽しんでいました。しかし2日目の午前中、遊歩道を散歩しているときに息子にケガをさせてしまったのです。小さな段差につまづいて、そのまま顔から地面に激突。おでこを強く打って息子は泣き叫び、みるみる大きく腫れあがるおでこに私たちもパニックになりました。 息子のケガの程度…おでこにたんこぶが!息子は地面の少し出っ張った部分におでこをぶつけました。手のひらも少しすりむいていましたが、何よりひどいのはおでこ。おでこのど真ん中に直径3cmのぷっくり盛り上がった青いたんこぶができていました。こういうときはどうしたらいいんだろう?と頭の中が真っ白。「とりあえず冷やさないと」と思いましたが、ここは旅行先。そうだコンビニなら近くにあるはず! コンビニに行こう!と思い立ち、その瞬間息子を抱えて走りました。 コンビニで応急処置セットがそろった私はスマホで一番近いコンビニを探して駆け込みました。カップに入った氷と水を購入し、コンビニの袋に氷と水を入れて即席の氷枕を作成。息子は冷たくて泣き叫んでいましたが、内出血がおさまるまで冷やそうと10分弱たんこぶに当てました。お店の人も心配してくれて、「イートインの椅子に座って手当してあげて」とやさしい言葉をかけてくれたほか、お手洗いで汚れた手を洗わせてくれたので、とても助かりました。普段なら危険な場所はわかっているので注意しているのですが、いつもと違う旅行先では予測が及ばず、結果息子はおでこに大きなたんこぶができてしまいました。ケガを防げなかったことが、息子には申し訳ない気持ちでいっぱいです。 このことがきっかけで、私自身は普段慣れている道であっても、息子が初めて行く場合は息子の動き方も含め、それまで以上に注意して見るように。また、突然のケガにもすぐに対応できるよう、絆創膏や小分けの消毒綿などのグッズを常備するようになったほか、旅先で近くのコンビニやスーパー、ドラッグストアや病院などもチェックしておくなど、かなり用心深くになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/市田スナオ著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2024年01月11日娘さんの保育園入園とともに仕事復帰したママ。しかし入園後、娘さんが次々と病気にかかり「集団生活による洗礼だ!」と思い込んでいたそうです。でも、血液検査で娘さんが貧血であることが判明し、とても反省したというママの体験談です。 保育園の強烈な洗礼娘は生後11カ月のときに保育園へ入園しました。入園当初は噂に聞いていた通り、本当に次から次へと病気のオンパレード。娘は0歳児クラス9人のうち、お休みする回数ランキングでダントツのトップでした。 私が仕事を突発的に休むことによってしわ寄せがいく職場の同僚にも、次から次に病気にかかって体重も減って少しやつれた娘にも、そして何も悪くないのに「本当にすみません。Aちゃんのお熱が……」と私に何度も謝りながらお迎えコールをくれる保育園の先生にも、本当に申し訳ない気持ちでした。 熱が下がらず血液検査娘が入園し、まもなく2カ月になる5月末でした。娘が風邪を引き、38~39度台の熱が6日続いても下がらず……。白血球数などに異常がないか、かかりつけの小児科で念のため血液検査を受けることに。 採血の結果、先生が心配していた白血球数には異常はなかったのですが、別の問題が……! 実は、娘は貧血だと判明したのです。本来11.0以上あるべきヘモグロビンの数値が娘は9.8。「かなり低い数値だから、今日からすぐに薬を飲んで!」と鉄剤のシロップを1カ月分処方されました。 言われてみれば思い当たることばかり貧血と指摘されて振り返ってみれば、思い当たる節がたくさん。私は、娘を生後2週間から完全母乳で育ててきました。元々私自身が貧血気味なこともあり、途中で育児用ミルクをあげようとしたのですが、母乳に慣れた娘は育児用ミルクを完全拒否! 生後5カ月で離乳食を開始してからも娘は母乳ばかり欲しがってしまい、離乳食がなかなか進まず本当に悩んでいました。 そのため、離乳食の栄養バランスは二の次で、娘が少しでも食べてくれる食材ばかりを与えていたのです。入園後も、園でも自宅でも食べる量があまり増えず、目安の量の半分くらいしか食べられていませんでした。 ※「授乳離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」によると、母乳育児の赤ちゃんは生後6カ月ごろに鉄が不足しやすくなるため、貧血が起こりやすくなります。それは、育児用ミルクに比べて、母乳に含まれる鉄の量が少ないからです。赤ちゃんの鉄分不足を解消するためには、離乳食で補ったり、育児用ミルクをたすとよいでしょう。また、ママが鉄分を意識的に取ることも必要です。ママの鉄分不足が心配なときは、血液検査をすることをおすすめします。 貧血が原因で病気続きだったのかも…鉄剤のシロップを内服させてから、1カ月後に再検査をしたところ、ヘモグロビンの数値が基準値を上回る12.5まで上がっていたため、無事に鉄剤のシロップを卒業。そのとき先生から、「貧血だと免疫力が低下するから、Aちゃんが病気にかかりやすかったのは、貧血も原因の1つだったかもしれない」と言われました。 私が勝手に保育園の洗礼と思い込んでいただけで、本当は保育園に入園する前から娘は貧血で、ずっとつらい思いをさせていたのかもしれないと思い、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 娘が貧血だと診断されたとき、思い当たる節があまりに多く、娘に申し訳なくて胸が痛かったです。でも、1歳を過ぎて保育園にも入園済みでしたし、貧血だと気付けたからこそ、思い切って少食の原因である母乳を卒業させる決意もできました。断乳後、娘はそれまでとは見違えるように何でもよく食べる子になってくれたので、安心しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:近藤あいこ6歳女児と1歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年01月11日主人公の井上めぐみは夫とふたりの娘の4人家族。夫のスマホが偶然見えて浮気が発覚。問い詰めて反省させましたが、後日めぐみの同僚が夫とマッチングしたと聞いて夫にサイトを退会させます。しかし3人目妊娠中に夫の残業が増加。夫が利用していたサイトで本人らしきアカウントを発見し、別人になりすまし連絡を取っていると…。「次の土曜、仕事で帰りが遅くなりそう」 ウキウキしながら週末の予定を伝える夫に、笑顔で承諾するめぐみ。自分が来るとも知らずニヤニヤしちゃって…とバカにしつつ、その日は子どもたちを母に任せる段取りを取っていました。 そして当日、待ち合わせ場所にいる夫のもとへ「お待たせ」と言って合流。振り返った夫はびっくり!ナオミと称してなりすましていたことを伝えると…。 「俺…なんてバカなことしてたんだ…」顔面蒼白になって謝罪 浮気を繰り返す夫を信用しないと決めためぐみさん。一時は離婚を考えましたが、女癖が悪いところ以外は良い夫であり父であることを評価。 めぐみさんは離婚の道を選びませんでしたが、みなさんだったらどうしますか?金輪際、夫が浮気しないよう何か対策や約束をしますか。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2024年01月10日こんにちは、3児のママで小児科医の保田典子です。生後半年をすぎると、赤ちゃんも活発に動くようになってきます。寝返り、ずりばい、ハイハイ、つたい歩き……じょうずに遊んで、赤ちゃんの発達を助けてあげられるといいですよね。今回は、ハイハイ時期のポイントをお伝えできたらと思います。ハイハイの良いところ一般的な発達の順番としては、首すわり→寝返り→ずりばい→ハイハイの順番で発達していきます。ずりばい、ハイハイの時期になると、手足を同時に使って動く、自分の体重を手足で支えるようになるなど運動能力や筋力が向上している必要があります。 ハイハイには①手で体重を支えて腕の筋力がアップする②手で地面をとらえるので手の感覚や握力の発達にも良い③両足を交互に動かすので、歩くための準備にもなる などいろいろな良いところがあります。また、ハイハイすることを含め、さまざまな運動をすることでケガの予防にもつながります。ずりばいやハイハイをするようになったら、ぜひたくさん運動をさせてあげたいですよね。 おすすめの遊びずりばいやハイハイをするようになったら、ぜひ広いところで遊ばせてどんどん動くようにしたいものです。公園で草の感覚を味あわせてあげるのもいいですし(晴れていて地面が乾いている場合)、児童館などで自由に動きつつ、他のお友だちを見せてあげるのもいいでしょう。 まだお友だちに興味を持つ、お友だちと遊ぶという時期ではありませんが、歩いているお友だちを見ると、歩きへの刺激にもなると思いますよ。 家でも、親が見ている間はケージを取りはらって、家の中を自由に探検させてあげるといいでしょう。赤ちゃんの後ろから声をかけてあげたり、ママやパパがいるところまで障害物(クッションなど)を置いてあげて、平地だけではない場所をハイハイさせてあげるのもいいでしょう。 気をつけるべき遊びは?ハイハイをし始める時期に使用を考えるのが、歩行器やベビージャンパーなどの育児グッズです。歩行器やベビージャンパーは喜ぶ赤ちゃんも多いため、ちょっと親の用事をしたいときなどすごく重宝するグッズです。 ただ、ハイハイの時期の赤ちゃんは、腰を曲げているのが自然な姿勢なのですが、歩行器などは赤ちゃんが立つ形になり、自然な体位よりは背骨がまっすぐになって、腰が反る形になります。そのため、この時期に無理に立った姿勢を長く続けることは、赤ちゃんの腰にも発達にも好ましくありません。「使ってはいけない」のではなく、長時間の使用は気をつけたほうがいいと思います。 ハイハイしなくても焦らないでハイハイをたくさんして、今後の運動能力向上につなげたいところですが、ハイハイをしない赤ちゃんもいます(私もハイハイをしなかったそうです!)。 ハイハイをしないで歩き始めてしまった赤ちゃんは、足腰がきちんと歩ける準備が整ったから歩けるようになったということなので、「歩くようになったけど、ハイハイをさせなければいけない」と思う必要はありません。 また、寝返りで動いちゃうのでハイハイしない、寝転んでばかりでハイハイしないという子も焦らなくて大丈夫です。心配であれば健診で発達の具合をみてもらいつつ、焦らずに楽しく動ける遊びをしていけたらいいのではないかと思います。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2024年01月06日息子が保育園の年少さんだったころの、ある初夏の出来事です。勤めていた会社へ私あてに電話がかかってきました。保育園からということで、「熱でも出たのかな……」と心配しながら電話に出たところ、なんとすべり台をすべり終わったあとによろけて転び、肘を打ったとのこと! 腫れ上がっているので病院に向かっていると言います。私の心臓はバクバクと音を立て始めました……。仕事中、保育園からの電話に驚愕!ある日の仕事中、もうすぐお昼に差し掛かろうとする時間に息子の保育園から1本の電話。なんと、息子が転んで肘を打ち、みるみる腫れ上がったとのこと! 「今、整形外科に連れて行っています」との連絡でした。一気に息子のことが心配になり、心臓がバクバクと早打ちしているのが自分でもわかりました。 すぐに早退を願い出て保育園へ直行すると……。そこには、ギプスと三角巾で右腕を釣られた姿の息子が! 先生に連れられてトコトコと歩いて出てきた息子の姿に、驚きを隠せぬ私でした。 詳しく状況を聞くことに先生たちは、申し訳なさそうに一生懸命謝ってくれました。詳しく聞いたところ、すべり台で遊んだあとによろけて転び、すべり台のへりに右腕がぶつかったそうです。先生はよろけたところをうまく手助けできなかったことを悔やんでいました。 でも、息子がよろけたところを見てくれていたので、その結果、肘が腫れたことにもすぐに気がつき、迅速に整形外科の受診までしてくれていたのです。そのことに感謝し、責める気持ちにはなりませんでした。たくさんの遊んでいる子どもたちを全体的に見ながらも、よく息子が転んだのを見逃さなかったなと逆に感心していました。 息子とギプス生活この日から、1週間に1度の通院とギプスをつけた息子との少し不便な生活がスタート。日常生活では、息子の左利きが幸いして食べることはあまり困りませんでした。保育園生活も先生の丁寧なサポートで、他の子と同じような遊びや製作活動ができたので楽しめていた様子でした。 一番大変だったのは何よりもお風呂! 二の腕あたりまでギプスがついていたので、右腕全体をビニール袋で覆い、ゴムで止め、さらにラップを巻いて防水対策。初夏から夏にかけての時期でしたので、洗えないギプス部分はなかなか汗臭かったです。 夏の暑い間にギプスを着けておかねばならずとても暑苦しかったと思いますが、息子の骨折は約40日のギプス生活を続けようやく完治。ギプスをはずした息子は、最初は右腕をかばうようにしていましたが、3日もすると元のように動かし始めて両手を使って自由に遊ぶことができるようになりました。それを見て私はようやくひと安心できました。保育園の先生方には、迅速な対応をしてくださったこと、丁寧にサポートしてくださったこと、今でもとても感謝しています。そして子どもの遊びは、予期せぬことが起こるものだと、勉強になりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:優木 まり25歳になる長男を筆頭に4歳女児までの3男1女を育てるアラフィフママ。元美容部員のスキルを生かして美容記事を執筆するほか、子育て・出産関連についても執筆している。
2024年01月05日イヤイヤ期真っ盛りの長女を、初めて歯医者へ連れていくタイミングはいつがいいのかずっと悩んでいました。今後の歯医者通いをスムーズにするためにも、嫌な印象を持たせたくなかったのです。今回、私の中で明確に今なら連れて行けるかもと思ったポイントがありましたので、お話しします。 歯医者へ連れて行きたいが…うちの長女は1歳半健診のときに上唇小帯異常と歯石の多さを指摘され、歯医者に検診へ行くように言われました。しかし、その時期の長女はすでにイヤイヤ期に入っており、スーパーの床に寝転がってイヤイヤするような状態です。 その時々の機嫌に左右され振り回されるので、私は歯医者で娘が長い時間口を開けることは難しいと思っていました。しかし、私自身も長女の口内状況はもともと気にはなっていたので、歯医者へ連れていくタイミングを見計らっていました。 それから1年後歯磨きは毎日できていて虫歯もなさそうだったので、様子をみていると1年が経ってしまいました。2歳半になっても相変わらずイヤイヤは続いていましたが、日々成長しているなと感じる部分が出てきました。 それまで頑なにやめられなかったおしゃぶりを卒業できたり、小児科へ行くと自ら口の中を見せたりおなかを出したりできるようになっていたのです。言葉も上達して3語文以上でお話しできるようになってきたので、これは嫌がらずに歯医者へ行ける!と確信しました。 小児歯科のある歯医者を予約歯医者を予約した数日前から、歯医者へ行くこととお口をあーんして見せることを伝えていると、長女も毎日のように「はいしゃさんにいきたい! おくちあーんするの! はやくいきたいなぁ」ととても乗り気な様子。 当日、待ち時間もおとなしく私の隣でちょこんと座っていました。診察を含めて歯石も取ったので時間もそこそこかかったのですが、一切ぐずりもせずに終えられたのです。私は帰り道にたくさん褒めてあげると、長女も得意気ですごく喜んで「〇〇(名前)、はいしゃさんにいけたよ!」と何度も言っていました。 イヤイヤ期の子どもとの外出は悩みものですが、病院や歯医者などとなると行かないわけにもいきません。私は、初めて行く歯医者での思い出を嫌なものにしたくなくて、長女本人が行けるタイミングまで待ってみました。たまたま長女は嫌がらずに行くことができましたが、子ども自身の個性もあるので、次に次女が行くときも少し様子を見ながら連れて行きたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/miyuka著者:雨宮春季
2024年01月05日夫の海外転勤で、私と1歳の息子は「子どもにやさしい」と言われているA国で暮らすことに。新天地での生活をスタートさせてやっと1週間が経ったころ、家族3人でバスに乗ってお出かけをしました。楽しい気分もつかの間、バスの車内で見知らぬ女性にジロジロ見られ……。見知らぬ女性の言動にびっくりしたものの、のちに家族で感謝したエピソードをご紹介します。バスでひと際目立っている派手な女性バスに乗車して最初に私の目に入ってきたのは、化粧がバッチリきまった強そうな女性でした。ゴールドチェーンと蝶の形をしたヘアアクセサリーをアップにした髪に付け、真っ白なボリュームのあるファーコートとミニスカートに網タイツを合わせた装いをしていました。女性が座っている席の高さと位置が目立つせいもありますが、乗客の中でひと際存在感があったのです。 私たち家族は、その女性が座っている席の斜め前に座りました。すると女性は、私たち家族をジロジロ見てきたのです。私は「何か様子がおかしい。極力関わらないようにしよう」と早く目的地に着くことを祈っていました。 急になぜ!? 子どもが病気だと言われ…ジロジロと見られて10分ほど経ったとき、急に女性が自分の席を立ち私たちのところへ。私は内心ドキドキが止まらず、息子だけは守らなければと少しパニックになっていました。女性は開口一番、「あなたの子どもは病気だと思う」と言ってきたのです。私も夫も突然知らない人から、しかも思ってもみなかったことを言われ一瞬固まりました。 女性から話をよく聞くと、息子は「アデノイド肥大※」という病気の症状が見受けられるとのこと。口をずっと開けているのが特に気になると言われました。私は初めて聞いた病名をその場でネット検索。すると、ネットに書いてある症状と息子の普段の様子がいろいろと当てはまっていることがわかりました。 女性は「急ぎではないけれど一応ドクターに診てもらったほうが良い」とアドバイスを残し、私たちより先に下車していったのです。結局、この女性が何者なのかわからないままでした。 ※アデノイド肥大:鼻の一番奥の突き当たり、喉との間の上咽頭にあるリンパ組織のかたまり(アデノイド)が肥大した状態のこと。アデノイドが肥大すると、鼻声、鼻詰まり、口呼吸、いびき、睡眠時無呼吸などの症状を引き起こすことがある。 気になって病院へ。診察結果は?女性のアドバイス通り、まず近所の小児科へ息子を連れて行くことに。小児科の先生は「たしかにアデノイド肥大の症状や疑いはあるが、手術するほどの大きさではないと思う」と言いつつも、念のため詳しく見てくれる耳鼻科を紹介してくれました。 耳鼻科でも診察していただきましたが、手術するほどではないから大丈夫と鼻炎の薬を処方してもらい経過観察に。幸い息子は大きな病気ではなかったことに、私は心底ホッとしたのでした。 もしあのとき女性が勇気をもって息子が病気かもしれないと私たち夫婦に指摘してくれなかったら、アデノイド肥大という病気のことを今も知らなかったと思います。女性のおかげで、息子の様子を注意して見守る意識ができたことにとても感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2024年01月02日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。こもちちゃんのけがから1週間後、よういちさんは家の中の安全対策をしました。そして、こもちちゃんのけがはすっかり回復し、傷跡もほとんど目立たなくなったのです。1歳前後の赤ちゃんの回復力に感服しつつ、ほっと胸を撫でおろしたよういちさん夫婦。そこへ突然、義母が訪ねてきて……? これからも守りたい…!「ほんまに大丈夫!?」と、義母はこもちのけがを心配してくれました。続けて、義母は僕と妻に言いたいことがあるようで……? 「ふたりはゆっくり休んで」という義母の言葉に困惑するよういちさん。義母は、自分も同じような経験をしたことがあり、親ならみんな通る道だからと言います。 そして、こもちちゃんの無事を心から喜び、こもちちゃんをギュッ抱きしめてくれました。その姿に涙するよういちさんと妻。 「こもちは強運」だと言う義母の言葉に驚くよういちさんですが、あと少しずれていたら目をけがしていたかもしれないと義母は言います。その言葉で、よういちさんは今回のけがの怖さを深く実感し、今後もよりこもちちゃんを守らなければと強く決心したのでした。 こもちちゃんのけがが、目ではなくおでこの軽傷で済んだのは不幸中の幸いだったのかもしれませんね。けがをさせてしまった親は子どもに対する罪悪感でいっぱいになってしまいますが、第三者からの意見を聞くことで気づけることも多いでしょう。今後もよういちさん一家の生活が幸せであふれることを心から願います。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月31日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、ソファから転落したこもちちゃんは、おでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができてしまいます。よういちさんは妻とこもちちゃんと共に、急いで病院に向かいました。病院で診察してもらった結果、おでこの傷は血が止まっているので縫う必要はないそう。しかし、傷跡は残る可能性があるとのこと……。落ち込むよういちさん夫妻でしたが、笑顔のこもちちゃんを抱きしめ、前を向くことにしました。 今後は息子を危険にさらさない…!こもちがソファから落ちてから1週間後。僕は家の中で安全対策に努めていました。 ※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。転落防止のため、すべての月齢において、短時間でもソファーなどには寝かせないようにしてください。 今回の事故を教訓に、家の中の危険に対して安全対策をしたよういちさん。こもちちゃんがソファに登ったときにはすぐに駆け付けて、目を離さないようにしました。 けがをしてから1週間。こもちちゃんのおでこの傷跡はほとんど目立たなくなりました。赤ちゃんの回復力に驚き安堵したよういちさん夫婦。 そんなとき、玄関のチャイムが鳴りました。そこには、義母が。義母はこもちちゃんのけがのことを聞いて心配で様子を見に来たよう。 義母は、傷跡が目立たなくなっていることに安心しつつも、こもちちゃんを心配しています。「毎日元気だし大丈夫」という妻の言葉にも納得していない様子。義母をなだめようと、よういちさんはお茶を淹れようとするのでした。 こもちちゃんの傷跡が目立たなくなって本当によかったです。1歳前後の赤ちゃんは、高い所から転落する以外にも、小さな物の誤飲や転倒などさまざまな危険があります。今回のこもちちゃんのけがは、家の中の危険対策をするきっかけになったようですね。みなさんは、家ではどのような対策をしていますか? 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月30日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、ソファから転落したこもちちゃんは、おでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができてしまいます。なんとか開いている病院を紹介してもらい、よういちさんは妻とこもちちゃんと共にタクシーで急いで向かうことに。病院で診察してもらった結果、おでこの傷は血が止まっているので縫う必要はないそう。転落時のけいれんや目が見えない素振りもないことから、脳の異常も心配ないと言われますが……。 罪悪感でいっぱいにおでこの傷が軽傷で済んで安心した僕と妻でしたが、あることが気になって……。 「傷跡は残る」という医師の言葉に落胆するよういちさん夫婦。しかし、1歳くらいの子どもの回復力は凄まじいため、目立たなくなる可能性もあるとのこと。 そして、病院を出るころには夜の8時を過ぎていました。いつもなら、こもちちゃんは寝ている時間。けがをさせてしまったせいで、こんな時間に夜道を歩いているということを実感し、よういちさん夫婦はさらに申し訳ない気持ちに。 そんな状況でも笑顔のこもちちゃんを見て、よういちさん夫婦は涙するのでした。 子どもがけがをしたときに傷後が残るかどうか、親としては気になりますよね。心配で堪らないときに笑顔を見せてくれたこもちちゃんに、よういちさん夫婦の心は救われたのではないでしょうか。先生の言った通り、成長とともに傷が目立たなくなる可能性もあります。今は大事にならなかったことを喜びたいですね。>>次の話 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月29日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。運動が得意ではなく、体育の授業が好きではないすみかさん。体育の授業で感じたイヤな気持ちが積み重なってスポーツがきらいになり、ついに「もう体育には出ません!」と宣言したのでした。しかし、体育の授業を休む正当な理由が見つからないすみかさん。欠席、遅刻、保健室、早退とさまざまな方法を試し、最後に思いついたのは……?体育を休むために保健室へ行ったものの、微熱のためか保健室を追い出されたすみかさん。そのまま体育館へ行く気持ちにはなれず廊下を歩いていると、スクールカウンセラーの存在を思い出し……? 「もう体育に出ません」って書いたのに… カウンセラールームの雰囲気はすみかさんにとって苦手な部類であったものの、試してみようと意気込んで向かいますが、この日はお休み。体育館へ行くことになるのですが、この状況にやるせなさを感じます。 最終的に1時間目が体育の日は2時間目から登校、5時間目が体育の日は学校を休むという作戦で落ち着いたのでした。 すみかさんは大人になるにつれて、実は自分は運動がきらいなのではなく、苦手な運動があることや体育の授業というものが苦手だったのだということに気づきました。もう少し簡単な内容だったら楽しかったのかなと思いつつ、難しいなと思うすみかさんなのでした。 ありとあらゆる手段で体育の授業を休もうとしていた、中学生のすみかさん。時間はかかりましたが、すみかさんは大人になってようやく運動とのじょうずな付き合い方ができてきたようです。勉強もそうですが、大人になってから楽しさに気づくことってありますよね。 このお話は今回で最終回。癇癪が抑えられなかったすみかさんでしたが、何か問題が起こると自分なりに対策を考えたり、気持ちを整理したりして前に進んできました。諦めずに一歩ずつ前進する……七転び八起きの精神を大切にしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年12月29日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、ソファから転落したこもちちゃんは、おでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができてしまいます。よういちさんは夜間・休日の子どもの医療相談窓口ダイヤル(#8000)に電話をかけ、開いている病院を紹介してもらいました。紹介先の病院に電話で確認すると、こもちちゃんを受け入れてくれるよう。よういちさんは妻とこもちちゃんとタクシーに乗り、病院を目指しました。 なんだかとてつもない罪悪感に襲われる…こもちの本心はわからないけど、僕の服を握ったこもちはまるで泣くのを我慢しているように見えました……。 病院へ着くまでの間、よういちさんは不安そうに見えるこもちちゃんをただ抱っこし続けることしかできませんでした。 ようやく病院へ到着して診察してもらったところ、おでこの傷は血が止まっているので縫う必要はないとのこと。ホッと安堵するよういちさんですが、妻は転落した衝撃で脳に異常がないかを心配して先生に尋ねました。落ちたときにけいれんや目が見えない素振りもないことから、それも心配ないと先生は言います。 そして、とりあえず消毒だけして様子を見ることになったのでした。 「後悔先に立たず」とは言いますが、側にいながら子どもにけがをさせてしまったことへの両親の罪悪感は大きいものでしょう。病院の受診が終わるまでは、よういちさん夫妻も心配で生きた心地がしなかったはず。ひとまず、医師から「大丈夫」という言葉をもらえてよかったですね。>>次の話 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月28日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。運動が得意ではなく、体育の授業が好きではないすみかさん。体育の中で唯一好きだったのが、小学校のときにハマった水泳でした。ですが、男子の目などが気になって中学校の授業を欠席するようになります。水泳以外は出席していましたが、体育の授業で感じたイヤな気持ちが積み重なってスポーツがきらいになり、ついに「もう体育には出ません!」と宣言したのでした。週2回の体育の授業を休むには、理由が必要なことに気づいたすみかさん。頭をひねって思いついたのは……? どの方法が一番休みやすいのかな? 単純に学校を休めば良いと思ったものの、お母さんにみつかり怒られてしまったすみかさん。仕方なく登校すると、1時間目の体育は遅刻で欠席に。こうしてすみかさんは、1時間目が体育の日は遅刻すれば出なくて良いことに気づきます。しかし、問題は5時間目が体育の日です。早退してみたものの、お母さんが仕事を抜けなくてはならず、今後は難しいと判断。次の週には保健室を利用してみますが、微熱のため追い出されてしまいます。体育館に出たくないすみかさんは、次なる手段に頭を悩ますのでした。 今日は出たくない……体育の授業を休む理由を考えた経験がある人もいるのではないでしょうか。すみかさんの気持ちを理解してくれる大人が現れると、学校生活が少しラクになるかもしれないですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年12月28日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、ソファから転落したこもちちゃん。こもちちゃんは、おでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができてしまいます。 よういちさんは病院に電話をしますが、どこも閉まっていてつながりません。冷静さを取り戻した妻が、夜間・休日の子どもの医療相談窓口ダイヤル(#8000)が書かれた用紙を見つけ出してくれました。よういちさんはすぐに電話をかけてケガの状況を伝えます。そこで、開院している可能性が高い、自宅から車で15分ほどの病院を紹介してもらうことができたのです。 頼もしい妻!僕は祈るような気持ちで、紹介先の病院に電話をかけました……。 注釈:シートベルトの作画は省略しています。 病院へ電話がつながり、ケガの状況や家から病院までの時間を伝えたよういちさん。病院側は診察をしてくれることになりました。 よういちさんが電話をしている間に妻はタクシーを呼んでおり、すぐさま病院へ。はじめは暗い顔をして出迎えたタクシードライバーも、行き先が病院ということと、こもちちゃんのケガを見て表情が一変。急いで病院へ車を走らせてくれました。途中の赤信号ではゆっくり停車して、気づかってくれるなど、親切なタクシードライバーを見たよういちさんは、こもちちゃんが生まれてから人の温かさに触れることが増えたことを思い出し、心の中で感謝しました。そして、静かなこもちちゃんを心配して妻が声をかけると、こもちちゃんは不安そうにギュッとよういちさんの服を握るのでした。 近くの病院で診察してもらえることになって、よういちさん夫婦も安堵したことでしょう。心強いタクシードライバーのおかげで予定より早く到着しそうですね。まったく泣かなくなったこもちちゃんが心配ですが、早急に病院で診察してもらえることを願うばかりです。 >>次の話 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月27日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜