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2020年生まれの女の子79,425名を対象に、『2020年の名づけトレンド』を調査したところ、人気の名前TOP10のうち、6つが二音からなる「二音ネーム」でした。ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキングから、女の子に人気の「二音ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位凛(主なよみ:りん)2020年の二音ネーム首位に輝いたのは「凛(主なよみ:りん)」。2019年の名前ランキングでは2位、2020年は3位にランクインするなど近年人気の名前です。 「冷たい」という意味を持つ「凛」。2020年の月間名前ランキングでは2月、3月に首位を獲得していることから、空気が凛とするような冬場に特に人気が高まる傾向にああります。「凛々しい」という言葉に使われるため、自立した美しい女性を連想させるような名前です。 2位芽依(主なよみ:めい)2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。よみランキングでも2019年4位から、2020年は2位へとランクアップしています。 若々しさや生命力を感じさせる「芽」に、頼りにするという意味を持つ「依」を組み合わせた名前で、「エネルギーに溢れた、周囲から愛されるかわいらしい人」というイメージを受けるようです。2020年の月間よみランキングでは、5月に「めい」が首位を獲得。毎年5月に人気が上がる傾向にあります。5月は英語で「MAY-メイ-」ということから人気が高まったと考えられます。 3位結菜(主なよみ:ゆな)「結菜(主なよみ:ゆな)」は、2019年5位、2020年は6位にランクイン。よみランキングでも2019年は21位、2020年は22位にランクインしていました。 女の子に人気の「菜」がつく「菜の花ネーム」。明るく親しみやすい印象を受けるよう。2020年の漢字ランキング3位の「結」と、2位の「菜」の人気漢字を合わせた名前です。 4位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は、2019年の名前ランキングは6位、2020年は8位にランクインした名前。よみランキングでも2019年は14位、2020年は16位にランクインしていました。 「莉子」は止め字に「子」を用いた、古風で和風な印象のある「レトロネーム」の一つ。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」にも用いられ、花言葉は「愛らしさ」ということもあり、2020年の漢字ランキング4位にランクインするなど、近年女の子に人気の漢字です。 5位澪(主なよみ:みお、れい)2019年名前ランキング11位から、2020年は9位へとランクアップした「澪(主なよみ:みお、れい)」。2020年のよみランキングでは「みお」が7位、「れい」が46位にランクインしていました。 「澪」は船が通る水路を指すことから、どことなく水がゆったりと流れるような安心感のある名前です。また、「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っている「令和ネーム」の一つでもあります。 6位陽菜(主なよみ:ひな)2019年の名前ランキング14位から、2020年は10位へとランクアップした「陽菜(主なよみ:ひな)」。2020年のよみランキングでも19位にランクインしました。 おだやかな太陽の日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜をイメージする「菜」を組み合わせた女の子らしい「フラワーネーム」の一つ。「明るく穏やかで、周囲から愛される女の子になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 7位結衣(主なよみ:ゆい)「結衣(主なよみ:ゆい)」は、2019年名前ランキングで12位、2020年は11位にランクインした名前です。よみランキングでは2019年、2020年と2年連続首位を獲得しています。 「結ぶ」「実をつける」という意味のある「結」に、美しい衣や絹を意味する「衣」を組み合わせることで、古風で気品のある印象の名前になります。女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」は、2019年7位、2020年は12位にランクイン。よみランキングでは「ゆあ」が18位、「ゆめ」が83位にランクインしています。 かなの見た目も丸みをおびており、音の響きもかわいい「結愛」。「周囲の人から愛し愛される女の子に育ちますように」という願いが込めて名づけてもいいですね。 9位咲良(主なよみ:さら)2019年、2020年と2年連続年間ランキング14位の「咲良(主なよみ:さら)」。よみランキングでは2019年は19位、2020年は20位にランクインしました。 「さくら」ともよめることからか、桜の時期である4月は月間ランキング2位に急上昇しています。「咲」という漢字には「笑う」という意味もあり、笑顔のかわいらしい女の子を連想するようです。 10位杏(主なよみ:あん)「杏(主なよみ:あん)」は、2019年16位、2020年は15位にランクインした名前。2020年のよみランキングでは85位にランクインしていました。 名前のよみに「ん」の入る「撥音ネーム」の一つです。「杏」は「あんず」を意味し、春に淡いピンク色の花を咲かせ、夏にオレンジ色のおいしい実がなるかわいらしい植物です。女優の杏さんが同名で活躍されています。 TOP10のうち、「結菜」「結衣」「結愛」など、「結」ではじまる可愛らしい名前が3つもランクイン。「結」の人気の高さがわかりますね。これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年01月25日2020年生まれの男の子81,896名を対象に、『2020年の名づけトレンド』を大調査! よみランキング100位にランクインしていた「〇〇と」とよむ人気の「と止めネーム」は22。TOP10のうち5つも「と止めネーム」がランクインしており、いま最も人気のある男の子のよみなんです。今回は、2020年生まれの男の子に人気だった「と止めネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位はると2018年から3年連続で人気のよみランキング首位を獲得した「はると」。2020年名前ランキングTOP100には、「陽翔」「大翔」「悠人」「陽大」「悠斗」「陽斗」「悠翔」「颯人」「晴翔」「遥斗」と、なんと10種類の「はると」とよむ名前がランクイン! 人気の高さがわかりますね。エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」や、大空を羽ばたくイメージのある「翔」がよく用いられていました。 2位みなと2019年よみランキング3位から、2020年は2位へとランクアップした「みなと」。2020年名前ランキングでは「湊」「湊斗」「湊翔」「湊大」「湊人」などがランクインしており、特に「湊」という漢字を用いた名前が大人気。「湊」は船や人が集まる“みなと”を表し、人や物が集まりにぎやかで楽しい様子を連想するようです。 3位ゆうと2019年のよみランキングは4位、2020年は6位の「ゆうと」。2020年の名前ランキングでは「悠人」「結翔」「悠斗」「悠翔」「結斗」「結人」「結仁」と7つの名前がランクイン。大らかさや落ち着いた様子をイメージさせる「悠」や、「結ぶ」「植物が実をつける」などの意味を持つ「結」を用いた名前に人気が集まりました。“ポスト鬼滅”といわれている、週刊少年ジャンプ(集英社)の人気連載マンガ『呪術廻戦』の、強く素直で明るい性格の主人公の名前も「悠仁(ゆうじ)」であることから、これからますます注目の名前です。 4位ゆいと2019年のよみランキングでは7位、2020年は8位にランクインした「ゆいと」。「結翔」「結斗」「結人」「結仁」が2020年の年間ランキングにランクイン。3位の「ゆうと」と同じく、「結」という漢字に人気が集まりました。や行のやさしい響きで男女ともに「結」の人気は高く、2020年の男の子の漢字ランキングでは24位、女の子の漢字ランキングでは3位にランクインしています。 5位あおと2019年のよみランキングでは8位、2020年は9位にランクインした「あおと」。2020年の年間ランキングでは「蒼大」「蒼空」「碧人」「碧斗」がランクイン。海や新緑の深みのある青緑色を意味する「蒼」、自然界の美しい青緑色を意味する「碧」など、壮大で美しい色をイメージする漢字に人気が集まりました。 6位かいと2019年、2020年と2年連続よみランキング14位にランクインした「かいと」。2020年の名前ランキングでは「海翔」「海斗」がランクイン。壮大で穏やかなイメージがあり、2020年の漢字ランキングでは29位にランクインした「海」の人気が高いという結果になりました。「かいと」は7月、8月、9月と3カ月連続で月間よみランキングTOP10にランクインしており、夏生まれの男の子に特に人気が集まる名前です。 7位はやと2019年のよみランキングでは20位、2020年は22位にランクインした「はやと」。2020年の名前ランキングでは「颯人」「颯斗」がランクインしました。やさしさとさわやかさをイメージさせる「颯」は、2020年の漢字ランキング11位にランクインする注目の漢字です。月間ランキングでは寒い冬が終わり春の訪れを感じる4月の漢字ランキングで10位にランクインしました。 8位えいと2019年29位から、2020年は23位へとランクアップした「えいと」。2020年の名前ランキングでは「瑛斗」「瑛翔」がランクイン。2020年に「香水」という曲で一躍注目を浴びた歌手の「瑛人」さんも同じよみで活躍されています。「えいと」は英語の「8(eight)」と同じよみ。数字の8は日本では縁起の良い末広がりという意味をもち、海外でも通用するのが人気の理由かもしれませんね。 9位あやと2019年のよみランキング26位から、2020年は24位へとランクアップした「あやと」。名前ランキングでは「絢斗」がランクインしました。美しい模様を意味する「絢」と、夜空に輝く北斗七星を連想させる「斗」を組み合わせた、穏やかで落ち着いた印象を受ける名前です。人気アニメ『東京喰種』に登場するイケメンキャラクター、「霧嶋絢都(きりしまあやと)」も同じよみです。 10位りくと2019年のよみランキング27位から、2020年は25位へとランクアップした「りくと」。名前ランキングでは「陸斗」「碧斗」がランクイン。どこまでも広がる大地のようなおおらかさや地に足のついた安定感を感じさせる「陸」、新緑が青々と茂るようなイメージを持ち紺碧に輝く海を連想する「碧」など、自然界に用いられる漢字が人気でした。 男らしく安定感を感じさせる「と止めネーム」。自然をイメージさせる漢字を用いた名前が多くランクインしました。また、止め字には「翔」「大」「斗」「人」など、漢字ランキング上位の漢字が用いられていました。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子) 文/福島絵梨子
2021年01月21日ベビーカレンダーは、2020年12月生まれの女の子5,601名を対象に、12月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。10、11月に引き続き、12月も「楓」が人気ナンバーワンという結果に。植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」が人気となっています。 1位楓(主なよみ:かえで)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。 「楓」は10月以降3カ月連続で首位を獲得しました。「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめることから、秋・冬生まれの女の子に非常に人気の高い名前です。 2位紬(主なよみ:つむぎ)2019年の年間ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。近年女の子に人気の、古風で日本的な印象を受ける「レトロネーム」の一つです。 「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていたそうです。漢字の意味から「丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いが込められているようですね。 3位凛(主なよみ:りん)「凛(主なよみ:りん)」は、2019年の年間ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした名前。まるで鈴がなる音のようなかわいらしい音の響きのよみ「りん」は、2020年のよみランキング14位にランクイン。 一方、「凛」という漢字は「凛とした」「凛々しい」にも用いられ、「美しく自立した女性」という印象を受けることから、かわいらしさと凛々しさを両方持ち合わせた名前です。 4位柚葉(主なよみ:ゆずは)2019年の年間ランキング59位、2020年は24位へと大きくランクアップした「柚葉(主なよみ:ゆずは)」。 「柚」は冬の季語「柚湯」に含まれる漢字で、この時季にぴったり。「葉」を止め字に用いることで、古風で和風な印象になります。かわいらしさと爽やかさを兼ね備えた名前です。 4位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2019年・2020年と2年連続年間ランキングでは首位を獲得した、「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。 かわいらしい「フラワーネーム」の一つで、1年を通じて人気の高い名前です。「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いが込められているようです。 6位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年の年間ランキング9位、2020年は4位へとランクアップした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空をやさしく照らす「月」を組み合わせた名前です。空気の澄んだ冬の夜空に美しく輝く月を連想させるような名前ですね。 7位葵(主なよみ:あおい)「葵(主なよみ:あおい)」は、2019年の年間ランキングでは3位、2020年は7位にランクインした名前。男の子の年間ランキングでも47位にランクインするなど、男女問わず人気の名前です。 葵は太陽に向かって真っすぐ伸びる美しい花のこと。「葵のようにすくすくと育ちますように」という願いが感じられるようです。 7位芽依(主なよみ:めい)2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。11月も7位にランクインしていました。 草木が芽吹く様子をイメージする「芽」に、頼りにするという意味を持つ「依」を組み合わせた名前で、エネルギッシュでありつつもやさしさを感じる名前です。 9位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)2019年の年間ランキング27位から、2020年は18位へとランクアップした「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。 10月は4位、11月は11位にランクイン。紅葉が彩り豊かに色づくイメージのある「彩葉」は、特に秋冬らしい名前といえます。 10位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年の年間ランキング5位、2020年は6位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。女の子の名づけで人気の高い「菜」を用いた「菜の花ネーム」の一つです。 人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前です。親しみやすく明るい印象を受けるようですね。 10位莉子(主なよみ:りこ)2019年の年間ランキング6位、2020年は8位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。8月以降5カ月連続でTOP10にランクインしています。 「りこ」という現代的なよみではあるものの、「子」がつくことで日本的な印象のある「レトロネーム」の一つです。 12位美月(主なよみ:みづき)2019年、2020年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みづき)」。空気が澄んで夜空に月が美しく見える秋冬に人気が高まる傾向にあります。 その字の通り美しく華やかな「美」に、神秘的なイメージの「月」を組み合わせた名前。女優の山本美月さんが同名で活躍されています。 13位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)」は2019年の年間ランキングでは7位、2020年は12位にランクインしました。9月から11月まで、3カ月連続TOP10入りしていました。 その字の通り、人とのご縁や愛に満ち溢れた名前で、名前をよんだときの音の響きもかわいらしいですね。 13位柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)2019年の年間ランキングでは29位、2020年は39位にランクインした「柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)」。「柚」は11月30位でしたが、12月は12位へ大きくランクアップ。 12月は冬至にゆず湯をおこなう風習があることや、「柚湯」が12月の季語であることから、特に12月に多く名づけられていたようです。 13位凜(主なよみ:りん)本ランキング3位の「凛」の旧体字である「凜(主なよみ:りん)」。2019年の年間ランキングでは10位、2020年は16位にランクインしています。よみに「ん」が入る「撥音(はつおん)ネーム」の一つです。 「凛」と同様、「しっかりと自分の考えを持った自立した女性になってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 16位結衣(主なよみ:ゆい)2019年の年間ランキングでは12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。「結ぶ」「実をつける」という意味をもつ「結」に、美しい衣や絹を表す「衣」を組み合わせた、気品のある名前です。 「ゆい」というよみは、2020年のよみランキング首位を獲得。女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 17位咲良(主なよみ:さくら、さら)2019年、2020年と2年連続年間ランキング14位の「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。同名では、日韓合同のアイドルグループIZ*ONEの宮脇咲良さんが活躍されています。 「笑う」という意味もある「咲」と、質がよく人格が優れていることを表す「良」を組み合わせた、桜をイメージすることができる名前です。「笑顔があふれる素敵な女の子に育ちますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 17位詩(主なよみ:うた)2019年の年間ランキングでは35位から、2020年は17位に大きくランクアップした「詩(主なよみ:うた)」。近年人気の「レトロネーム」の一つです。 「詩」は、楽しい音楽やリズム・言葉を連想させ、豊かな感性や芸術性を感じる漢字。2020年の漢字ランキングでも51位にランクインしています。 17位楓花(主なよみ:ふうか)2019年、2020年と2年連続年間ランキングTOP100圏外だった「楓花(主なよみ:ふうか)」が、12月は17位にランクイン。本ランキング首位の「楓」という漢字を含んだ、秋冬に人気の高まる名前です。 「楓」は2020年漢字ランキングで49位。人気漢字首位の「花」と組み合わせることで、女の子らしいかわいらしさも加わるようですね。 17位楓華(主なよみ:ふうか)「楓華(主なよみ:ふうか)」も2019年、2020年と2年連続年間ランキングTOP100圏外だった名前ですが、12月に人気が急上昇。「楓花」「楓華」が100位圏外から大きくランクアップしていることもあり、12月の女の子の名づけで「楓」が好まれていることがわかります。 華やかで美しい花のイメージがある「華」は、2020年漢字ランキング20位にランクインしています。 17位柚乃(主なよみ:ゆの)「柚乃(主なよみ:ゆの)」も2019年、2020年と2年連続年間ランキングTOP100圏外から急上昇した名前です。冬らしさを感じる「柚」に、やさしく古典的な雰囲気を添える「乃」を組み合わせた名前です。 丸みを帯びた「ゆの」というよみからも、やさしく穏やかな印象を受けるようですね。 17位澪(主なよみ:みお)2019年の年間ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。 穏やかに水が流れる印象を受けるような名前で、漢字の中に「令和」の「令」が入っている「令和ネーム」の一つでもあります。 2020年12月のランキングTOP20の中には、秋冬生まれに人気が高まる「柚」や「楓」を用いた季節感のある名前がそれぞれ3つずつランクイン。「楓花」「楓華」「柚乃」は年間ランキングTOP100 圏外から人気が急上昇しており、特にこの時季に多く名づけられていることがわかります。 また1位「楓」のほか、4位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」、「陽葵(主なよみ:ひまり)」、7位「葵(主なよみ:あおい)」「芽依(主なよみ:めい)」、9位「彩葉(主なよみ:いろは)」、10位「結菜(主なよみ:ゆいな)」「莉子(りこ)」など、女の子の名づけは植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」がトレンドとなっています。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年12月1日(火)~2020年12月25日(金)調査件数:5,601件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年01月15日ベビーカレンダーは、2020年12月生まれの男の子5,867名を対象に、12月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2020年12月生まれの男の子の名前ランキングTOP3には、男らしい一文字ネームが揃いました! また、「と」を止め字に用いた「と止めネーム」がTOP20に7つランクインしています。1位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続で年間ランキング首位、圧倒的な人気を誇る「蓮(主なよみ:れん)」が2020年12月も首位を獲得しました。蓮(はす)の花は仏教の教えの中でも用いられていて、「清らか・落ち着き」のイメージを受けるかたもいらっしゃるかもしれませんね。また、昨年よりマンガやアニメ、映画で大ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』の主題歌である「紅蓮華」にも含まれる漢字であり、より身近な漢字として定着しつつあるようです。 2位樹(主なよみ:いつき、たつき)2019年、2020年と2年連続で年間ランキング4位にランクインした「樹(主なよみ:いつき、たつき)」が2位に。11月17位からの大幅ランクアップです。漢字ランキングでは2019年、2020年と2年連続で18位にランクインしています。 「大樹」や「樹木」のように、「たくましくまっすぐに育ってほしい」といった想いを込めて名づけてもいいですね。賢くシャープでかっこいい印象の「き止めネーム」の一つです。 3位律(主なよみ:りつ)2019年の年間ランキングでは5位、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。11月は2位にランクインしており、2カ月連続でTOP3内にランクインしました。2020年の漢字ランキングでも37位にランクイン。 2018年に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気の名前の定番に。イマドキでかっこいい印象の「ら行ネーム」の一つです。 4位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年の年間ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。11月の32位からの大幅ランクアップです。 「物事が始まる様子」「爽やか」なイメージのある「朝」に、ぽかぽかと暖かい太陽を連想させる「陽」を組み合わせた名前。澄んだ冬の朝に太陽の光が差し込む様子をイメージするようですね。 5位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続で年間ランキング3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。10月以来のランクインです。 本ランキング4位の「朝陽」にも用いられた「陽」という漢字は、2020年の漢字ランキング5位の人気漢字。冬の美しい青空の中、空高く羽ばたくような壮大な印象を受けるような名前です。 6位新(主なよみ:あらた、しん)2019年の年間ランキングでは12位、2020年は16位にランクインした「新(主なよみ:あらた、しん)」。2020年の漢字ランキングでは81位にランクインしている漢字で、「物事の始まり」や「最初」を意味し、新鮮で生命力に溢れエネルギッシュなイメージを受けるようです。 「これからの新しい時代に、希望ある未来を切り開ける子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。俳優の井浦新さんが同名で活躍されています。 6位陸(主なよみ:りく)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は28位だった「陸(主なよみ:りく)」。 どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前「りく」は、2020年のよみランキング4位、「陸」は漢字ランキングでは52位にランクインしています。力強くスケールの大きな名前です。 8位大翔(主なよみ:はると、ひろと)2019年の年間ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。11月も5位にランクインしました。 翔を広げて大空を羽ばたくようなイメージのある「翔」がつく「飛翔ネーム」の一つです。2020年の漢字ランキング2位で、立派な様子を表す「大」と組み合わせることで、より壮大な印象を受けますね。 8位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)2019年、2020年と2年連続年間ランキング15位にランクインした「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。 たくましいイメージのある「た止めネーム」の一つで、「陽」と組み合わせることで「太陽のように明るく、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子」という印象を受けるようですね。 10位蒼大(主なよみ:そうた、あおと)2019年の年間ランキングでは28位、2020年は20位にランクインした「蒼大(主なよみ:そうた、あおと)」。 「草木が生い茂る」という意味のある「蒼」は2019年、2020年と2年連続漢字ランキング9位にランクインする人気の漢字。「のびのびと大きく育ちますように」という願いが込められているようですね。 10位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2019年の年間ランキングでは14位、2020年は8位にランクインする近年注目の名前です。「みなと」というよみは2020年のよみランキング2位を獲得しています。 船や人が集まる場所である「湊」に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせた、自然を連想する美しい名前です。 12位楓(主なよみ:かえで)2019年の年間ランキングでは51位、2020年は38位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。実に翼がついていることから、「自立し羽ばたいていきますように」という願いを込めることができます。 月間ランキングでは10月5位、11月7位、12月12位と3カ月連続でTOP10入りしています。楓は木枯らしが吹き始める秋ごろから美しく紅葉することから、秋から冬にかけて人気が急上昇する名前です。 12位悠斗(主なよみ:はると、ゆうと)2019年の年間ランキングでは26位、2020年は23位にランクインした「悠斗(主なよみ:はると、ゆうと)」。 「はるか遠い様子」や「のんびりした様」を意味する「悠」に、「北斗七星」を連想させる「斗」を組み合わせた、穏やかでロマンチックな印象の名前。「はると」というよみは、2020年のよみランキング首位です。 14位湊 (主なよみ:みなと)2019年の年間ランキングでは2位、2020年は5位の「湊 (主なよみ:みなと)」。本ランキング10位の「湊斗」と同じよみの名前です。 「湊」という漢字は水辺を連想させることから、さわやかで海のようにおだやかなイメージを受けるようです。 15位蒼真 (主なよみ:そうま、あおま)2019年の年間ランキングでは42位、2020年は34位にランクインした「蒼真 (主なよみ:そうま、あおま)」。 草木が生い茂りエネルギッシュなイメージのある「蒼」に、真面目で誠実な印象のある「真」を組み合わせた名前。「ま」を止め字を使うことで、落ち着いた印象になります。16位結斗 (主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年の年間ランキングでは39位、2020年は38位にランクインした「結斗 (主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。 「ゆう」という響きは伸びやかでやさしい印象に、「ゆい」という響きはどこかかわいらしい男の子という印象を受けるようですが、「と」で止めることで男らしさも感じられます。 16位蒼 (主なよみ: あおい、そう)2019年の年間ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした注目の名前、「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。 青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させる、男らしいエネルギッシュな名前で、明るくおおらかな印象を持つ「あ行ネーム」の一つでもあります。 16位碧(主なよみ:あお、あおい)2019年の年間ランキングでは35位、2020年は19位へと大きくランクアップした「碧(主なよみ:あお、あおい)」。 自然の生み出す美しい青緑色を意味する「碧」は、神秘的でありながらも自然界の力強さを感じます。2020年の漢字ランキングでは32位にランクインしています。 16位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)2019年は年間ランキング6位、2020年は7位にランクインした近年人気の名前、「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。穏やかでスケールの大きなイメージの「悠」に、真面目でまっすぐな印象を受ける「真」を組み合わせた名前です。 「誠実にのびのびと育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。16位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年の年間ランキングでは16位、2020年は14位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。爽やかなイメージがある「颯」に、まことを意味する「真」を組み合わせた名前です。 「そう」「ふう」と伸ばす音になる「長音ネーム」の一つです。 2020年12月のランキングTOP20では、「と」を止め字に用いた「と止めネーム」が7つ、あたたかな太陽を感じさせる「陽」や、緑が生い茂るイメージを受ける「蒼」を含む名前が3つずつランクインしています。これから男の子を出産される方はぜひ参考になさってくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年12月1日(火)~2020年12月25日(金)調査件数:5,867件(男の子) 文/福島絵梨子
2021年01月14日ベビーカレンダーは、2020年生まれの女の子79,425名を対象に『2020年の名づけトレンド』を大調査! 2020年よみランキングTOP100にランクインしたした、よみに濁音がつく「濁音ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位つむぎ2019年のよみランキング10位から、2020年は5位へとランクアップした「つむぎ」。2020年名前ランキングでは2位に「紬」、33位に「紬希」、72位に「つむぎ」がランクインしています。 「紬」は年間を通じて人気のある名前で、丈夫な絹織物を意味します。「芯の強い子に育ちますように」「丈夫な縁や絆で結ばれますように」という親の願いがこめて名づけてもいいですね。 2位ゆづき2019年のよみランキング24位、2020年は23位へとランクアップした「ゆづき」。2020年名前ランキングでは4位に「結月」、52位に「柚月」がランクインしました。 夜空に美しく輝く月を連想させる「結月」は年間を通じて人気のある名前です。「柚月」に用いられている「柚」は、冬至に柚子湯に入る風習があることから、特に冬生まれの女の子に人気が高まる名前の一つです。 3位ゆずは2019年のよみランキング64位から、2020年は43位へとランクアップした「ゆずは」。2020年の年間ランキングでは24位に「柚葉」が、91位に「柚花」が、100位に「柚羽」がランクインしています。「柚」は2020年漢字ランキング28位にランクインしており、そのイメージの通り冬らしく爽やかな印象を受けるようです。 4位ゆずき2019年、2020年と2年連続よみランキング50位にランクインしている「ゆずき」。2020年名前ランキングでは39位に「柚希」が、52位に「柚月」がランクインしました。「柚希」は希望に満ちたイメージのある「希」を組み合わせた名前で、やさしさと元気の良さを兼ね備えているようです。「柚月」のように、「月」を用いた名前は近年大変人気です。 5位すず2019年のよみランキング69位から、2020年は60位へとランクアップした「すず」。2020年名前ランキングでは49位に「鈴」、58位に「すず」がランクイン。特に「すず」は2019年の年間ランキング97位から大きくランクアップしており、近年注目の名前です。同名で活躍されている人気女優の広瀬すずさんを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。 6位なぎさ2019年のよみランキング60位、2020年は63位にランクインした「なぎさ」。2020年名前ランキングでは27位に「凪」がランクイン。「凪」は、風が止み波が穏やかになる状態のことを指す漢字です。海と風が一体となり、壮大でありながらも穏やかでやさしい風景を連想するようです。 7位なぎ2019年のよみランキグTOP100位圏外から、2020年は61位へと大きくランクアップした「なぎ」。上記6位の「なぎさ」同様、名前では「凪」が多く名づけられていました。 「凪」は男の子の2020年名前ランキングでも24位にランクイン。大人気アニメ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前でもあり、2020年に増加した「鬼滅ネーム」の一つです。 8位ゆず2019年のよみランキグTOP100位圏外から、2020年は81位へとランクアップした「ゆず」。本ランキング2位の「ゆづき」、3位の「ゆずは」、4位の「ゆずき」に続き、「柚」を連想させる名前が4つもランクインしていました。 さわやかで、美しい黄色を連想させる「柚」から、パッと周囲を明るくするような女の子らしいイメージを受けるようですね。 9位しずく2019年のよみランキング100位圏外から、2020年は86位へとランクアップした「しずく」。2019年の名前ランキングでは83位だった「雫」が、2020年は65位へと大きくランクアップしていました。葉っぱから滴りおちる大きな雨粒を連想させるような、みずみずしい印象を受ける名前です。 10位かえで2019年のよみランキグ66位、2020年は91位にランクインした「かえで」。2020年名前ランキングでは21位に「楓」がランクインしています。男の子の名前ランキングでも38位にランクインしていました。「楓」は秋に美しい紅葉を見せてくれる「もみじ」を連想させる名前で、特に秋ごろから冬にかけて人気が高まる傾向があります。 女の子の「濁音ネーム」は響きが古風で和風な印象のある「レトロネーム」が多いようです。「キラキラネーム」とよばれた難読名づけの多かった時代を経て、現在はちょっぴりレトロで古風なイメージの名前こそ新トレンドといえそうです。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年01月11日赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級のベビーカレンダーは、毎月赤ちゃんの名前ランキング速報を発表しています。今回は、1月生まれの女の子6,888名を調査した人気の名前ランキングTOP10をご紹介します! 冬らしい漢字「柚」や「凛」「凜」を用いた名前がランクインしました。 1位紬(主なよみ:つむぎ)2019年の年間ランキング4位から、2020年は2位へとランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。古風で日本的な印象のある「レトロネーム」の一つです。よみランキングでも2019年の10位から、2020年は5位へと大きくランクアップしており、注目の名前だということがわかります。 紬糸で織られたしっかりと丈夫な絹織物を表すことから「芯の強い子に育ちますように」「丈夫な縁や絆で結ばれますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。 2位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は2019年と2020年の2年連続年間ランキングで首位を獲得している近年人気の名前です。「ひまり」は2020年のよみランキング6位、「ひなた」は24位にランクインしています。 花にまつわる「フラワーネーム」の一つで、あたたかくおだやかな太陽の日差しの中、葵の花が美しい花を咲かせて伸びている様子をイメージするようですね。 3位凛(主なよみ:りん)2019年の年間ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。「りん」は2020年よみランキングで14位にランクインしています。 「凛然とした」「凛々しい」などにも用いられることから、どことなく自分の道を自分の力で切り開いて歩んでいくような、美しくも自立した女性のイメージがあります。「凛」は冷たいという意味があることから、寒い冬の季節にぴったり名前でもありますね。 3位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2019年の年間ランキングでは6位、2020年は8位にランクインした名前。 止め字に「子」を用いた 「レトロネーム」の一つでありがらも、「りこ」という響きは可憐で現代風な印象を受けるようです。呼びやすくキュートな印象を受ける「二音ネーム」の一つでもあります。 5位芽依(主なよみ:めい)「芽依(主なよみ:めい)」は2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位にランクアップした名前。明るくあたたかな印象をうける「ま行ネーム」の一つで、よみランキングでは2019年の4位から2020年は2位へとランクアップしています。 生命力を感じさせる「芽」と、いつくしみを感じさせる「依」と組み合わせた名前で、「エネルギッシュで周囲から愛される女の子になりますように」という想いを込めてもいいですね。 6位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年の年間ランキングでは5位、2020年は6位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を用いた、女の子に人気の「菜の花ネーム」の一つです。 「人とのご縁に恵まれる」「実を結ぶ」などを連想するような「結」と組み合わせることで、「良縁に恵まれ、周囲から愛されるような女の子になりますように」という願いが込められているようですね。 6位柚葉(主なよみ:ゆずは)2019年の年間ランキング59位、2020年は24位へと大きくランクアップした「柚葉(主なよみ:ゆずは)」。冬の季語「柚子湯」にちなんだ「柚」を使った名前で、2019年1月は6位へ大きくランクアップ。この時期にピッタリの名前ですね。 「ゆずは」というよみも2019年のよみランキング64位から、2020年は43位へと大きくランクアップしており、注目の名前だということがわかります。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)2019年の年間ランキングでは7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」。かなも丸みを帯びており、音の響きもかわいい名前です。 「ゆあ」は2020年のよみランキング18位、「ゆめ」は83位にランクインしています。「周囲の人を愛し愛される女の子に育って欲しい」という願いが込められていそうですね。 9位澪(主なよみ:みお、れい)「澪(主なよみ:みお、れい)」は2019年の年間ランキングでは11位、2020年は9位にランクイン。ま行の名前である「みお」は、発音する時に口から空気がゆっくり出ていくため、優しくソフトな印象に。 「澪」は川や海の船が通る水路を意味する漢字でゆったりとした安心感のあるイメージがあり、漢字の中に「令和」の「令」が入っている「令和ネーム」の一つでもあります。 10位凜(主なよみ:りん)本ランキング3位の「凛」の旧字体である「凜(主なよみ:りん)」。漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。2019年の年間ランキングでは10位、2020年は16位にランクインした名前です。 「リンリン」と鈴が鳴るような可愛らしい響きである一方、その漢字からは凛とした女性を思い浮かべ、芯の強さや品格を感じられるようです。「ん」が名前に入る、軽やかでかわいらしい響きの「撥音ネーム」の一つです。 1月生まれの女の子の名前は、冷たさを表す「凛」「凜」がダブルでランクイン! また、「紬」のほか、3位「莉子」、6位「柚葉」、9位「澪」といった「レトロネーム」がTOP10入りしました。 12月24位だった「柚葉」は、1月に6位へ大きくランクアップしたほか、「柚月(ゆづき)」「柚希(ゆずき)」も多く名づけられており、冬の季語「柚子湯」にちなんだ「柚」を使った名前も人気という結果に。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年1月25日(土)調査件数:6,888件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年12月28日赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級のベビーカレンダーは、毎月赤ちゃんの名前ランキング速報を発表しています。今回は、1月生まれの男の子7,225名を調査した人気の名前ランキングTOP10をご紹介します! 1月の別名「太郎月」にちなんだ名前も!1月は別名「太郎月(たろうづき)」というそうです。1月生まれの「〇〇太郎」とつく名前は「琥太郎(こたろう)」「凛太郎(りんたろう)」「虎太郎(こたろう)」の順に多く、合計77名に名づけられていました。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続年間ランキング首位の「蓮(主なよみ:れん)」。男らしく力強い名前が多い「一文字ネーム」の一つで、近年不動の人気です。 蓮(はす)の花は、仏教で用いられる花としても有名で、落ち着いた安らぎのある印象を受けます。また、「蓮」という漢字は国民的大ブームを引き起こしている「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」にも用いられており、これからも注目の名前です。 2位樹(主なよみ:いつき、たつき)2019年に引き続き、2020年も年間ランキング4位にランクインした「樹(主なよみ:いつき、たつき)」。漢字ランキングでも2019年、2020年と2年連続18位にランクインしています。 「樹」は生命力あふれる樹木をイメージさせるような感じで、「大樹」「樹木」など自然を表す熟語にも使われることから、「生い茂る樹木のように、豊かで伸びやかに育ってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 3位大翔(主なよみ:はると、ひろと)2019年の年間ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2020年漢字ランキング首位の「翔」と、2位の「大」を組み合わせたトレンドネームです。 「大きく羽ばたき、高く飛躍するような人になりますように」という願いが感じられます。止め字に「翔」を用いた今人気の「飛翔ネーム」の一つです。 4位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)2019年の年間ランキングでは6位、2020年は7位にランクインした「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。おだやかな太陽日差しを連想させる「はるネーム」の一つでもあります。 「悠久」「悠然」などの熟語に用いられ、「はるか遠い」「おだやかでのんびりしている様子」を意味する「悠」に、「真面目」「真実」というイメージのある「真」を組み合わせた名前。「おおらかで正直な人」という印象を受けるようですね。 4位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)2019年、2020年と2年連続年間ランキング15位にランクインしている「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。 2020年の漢字ランキング5位で穏やかな太陽の光を連想させる「陽」に、漢字ランキング4位の男らしくたくましい印象を受ける「太」を組み合わせた名前。あたたかい太陽のように明るくエネルギッシュな、はつらつとした男の子になりますようにという想いを感じられるようです。 6位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は2019年の年間ランキング14位から、2020年は8位へと大きくランクアップ! 「湊」は漢字ランキング14位と人気。「斗」は漢字ランキング3位で冬の夜空に輝く北斗七星を連想するような神秘的なイメージがあります。「湊のように人が集まるような社交的な人で魅力のある輝く人になりますように」という願いが感じられるようです。 6位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年の年間ランキングでは16位、2020年は14位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。 落ち着いた印象の「ま止めネーム」の一つであり、「まっすぐで正直・はつらつとした爽やかな男の子」というイメージを受けるようです。「そうま」は2019年、2020年と2年連続よみランキング12位にランクインしている人気のよみです。 8位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」は、2019年の年間ランキングでは10位、2020年は13位にランクインした名前。漢字もそれぞれ人気で、2020年の漢字ランキングでは「結」が24位、「翔」が首位を獲得しています。 「人とのご縁」「結果が実を結ぶ」「植物が実をつける」などを意味した伸びやかで優しい響きの「結」に、大きく羽ばたくイメージがある「翔」を組み合わせた名前。安定感があり落ち着いた印象を受けるようですね。 9位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」は、2019年、2020年と2年連続年間ランキング3位にランクインした名前。本ランキング8位の「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」と同じく「翔」がつく「飛翔ネーム」の一つです。 エネルギッシュな太陽をイメージする「陽」に、人気の止め字「翔」を組み合わせることで、晴れた大空へ羽ばたくような壮大な印象を受けるよう。「はると」というよみも人気で、2019年、2020年のよみランキングで2年連続首位を獲得しています。 10位湊(主なよみ:そう、みなと)「湊(主なよみ:そう、みなと)」は2019年の年間ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした名前。「湊」は2019年、2020年と2年連続男の子の漢字ランキングで14位にランクインする人気漢字で、「みなと」というよみは2020年のよみランキング2位にランクインするなど、近年注目の名前です。 人や船が集まる湊のように、明るく社交的で人が集まるような愛される人になりますようにという願いが込められているようですね。 10位悠翔(主なよみ:はると、ゆうと)2019年の年間ランキングでは32位、2020年は37位にランクインした「悠翔(主なよみ:はると、ゆうと)」。 「悠」は遥か遠い様子やのんびりと落ち着いた様子を表す漢字です。空高く羽ばたく印象を受ける、人気の止め字「翔」と組み合わせることで、スケールが大きなイメージのある名前になりますね。 2020年1月生まれの男の子の名前ランキングでは、「と止めネーム」が6つランクイン。特に3位「大翔」、8位「結翔」、9位「陽翔」、10位「悠翔」など、「翔」を使った名前が大人気という結果に♪ これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年1月25日(土)調査件数:7,225 件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年12月27日2020年1月から10月に生まれた79,425名の女の子を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年生まれの女の子の名前ランキングTOP100のうち、一文字ネームは19もランクイン! 特に植物の漢字を用いた「ボタニカルネーム」が大人気です! 1位紬(主なよみ:つむぎ)2019年の年間ランキングでは4位、2020年は2位にランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。「紬」とは紬糸で織られた絹織物を指し、江戸時代には普段着として愛用されていたほど丈夫だったそうです。「丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いがこめられているようですね。 近年大変人気の高まっている、日本的で古風な「レトロネーム」の一つ。高貴で知的な印象な「濁音ネーム」でもあります。 2位凛(主なよみ:りん)2019年の年間ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。まるでリンリンと鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きの名前です。 「凛然」「凛とした」「凛々しい」などの言葉にも使われることから、どこか自立した女性のイメージも。「周囲に流されず、しっかりと自分の考えを持った地に足のついた女性になりますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。 3位葵(主なよみ:あおい)2019年の年間ランキングでは3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年女の子の漢字ランキングでも14位にランクインし、2020年4月から10月まで連続してTOP10にランクインしていました。 爽やかできりっとした印象になる「い」止めの名前です。太陽に向かって成長し美しい花を咲かせる葵の花を連想することから、植物を用いた「ボタニカルネーム」の一つです。 4位澪(主なよみ:みお、れい)2019年の年間ランキング11位から、2020年は9位にランクアップした「澪(主なよみ:みお、れい)」。「澪」は船が通る水路を意味することから、水がゆったりと流れるようにおだやかで安心感があり、響きもかわいらしい名前です。 「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあります。 5位杏(主なよみ:あん、あんず)2019年の年間ランキングでは16位、2020年は15位にランクインした「杏(主なよみ:あん、あんず)」。春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する名前です。 覚えやすい上にキュートな「二音ネーム」であり、海外でも通用するグローバルな名前でもあります。有名人では3人の子どものお母さんでありながらも、女優として活躍されている杏さんを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。 6位凜 (主なよみ:りん)2019年の年間ランキングでは10位、2020年は16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。本ランキング2位の「凛」の旧体字で、軽やかでかわいらしい響きの「撥音ネーム」の一つです。漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。 「凛」と同じよみ・同じ意味で、自分の道を毅然と歩んでいくような、美しく自立した女性というイメージを受けるようです。 7位詩(主なよみ:うた、らら)「詩(主なよみ:うた)」は2019年の年間ランキングの35位から、2020年は15位に大きくランクアップした名前。「詩」という漢字からは音楽やリズム・言葉あそび・詩文などを連想させ、どことなく文学的で豊かな感性や芸術性を感じる名前です。 「うた」や「らら」という響きはイマドキですが、漢字は古風な印象のあり、現代的な響きと古風な文字の印象の両方を兼ね備えた名前です。 8位楓(主なよみ:かえで)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋に人気が高まる名前です。 2020年の10月には女の子の名前ランキングで首位、男の子の名前ランキングで5位を獲得しました。楓の種子には翼のようなものがついていることから、「将来自由に羽ばたく女性になりますように」という願いも込めて名づけてもいいですね。 9位花(主なよみ:はな)2019年の年間ランキングでは25位、2020年は27位にランクインした「花(主なよみ:はな)」。一輪挿しの花のように美しさが際立つ名前で、その字の通り美しく華やかな印象があります。 「花のように美しく愛される女の子になりますように」という想いが感じられるようです。有名人では2020年のNHK連続テレビ小説『おちょやん』で主演をつとめる杉咲花さんが同名で活躍されています。 10位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)2018年は年間ランキング74位、2019年は55位でしたが、2020年は27位と、徐々に順位を上げてきている「凪(主なよみ:なぎ)」。風や波が静まることを意味する漢字です。 大人気アニメ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることに加え、2019年に放送された人気ドラマ『凪のお暇』のかわいらしい主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響しているのかもしれませんね。 2020年、女の子に人気の「一文字ネーム」では、大人気アニメ『鬼滅の刃』に関連する「凪」が大きくランクアップ。また、上半期に引き続き、「葵」「杏」「花」「楓」などの植物由来の「ボタニカルネーム」も人気という結果に。これから女の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年12月26日ベビーカレンダーでは、2020年1月から10月に生まれた81,896名の男の子を対象に「2020年の名づけトレンド」に関する調査を行いました。2020年、男の子に人気の「一文字ネーム」TOP10をご紹介いたします。大人気アニメ『鬼滅の刃』にちなんだ「蓮」や「凪」がランクインしています。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年から3年連続で首位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。近年不動の人気を誇る名前です。 空前の大ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」にも「蓮」という漢字が含まれているため、より身近な漢字として定着しつつあるのかもしれません。「蓮(はす)」は仏教の花としても知られ、どこか落ち着いた印象のある名前です。 2位蒼(主なよみ:あおい、あお)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位と順位を上げ、2020年は2位へとさらにランクアップした「蒼(主なよみ:あおい、あお)」。青々と力強く伸びる自然を連想することができます。 2019年は5月から3カ月連続名前ランキングTOP5位何にランクインしており、草木が生い茂る時期に人気が高まる傾向にあるようです。NHKの連続テレビ小説「エール」にも出演している俳優の中村蒼さんが同名で活躍されています。 3位樹(主なよみ:いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は、2019年に引き続き、2020年も年間ランキング4位にランクインした名前。賢くシャープでかっこいい印象を受ける「き」止めネームの一つです。 「大樹」「樹木」「樹海」などの単語に用いられることから「大きくて太い大樹のように、すくすくと元気よく育ちますように」という想いが込められていそうですね。 4位湊(主なよみ:みなと、そう)「湊(主なよみ:みなと、そう)」は2019年の年間ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした名前。「みなと」というよみは2019年に3位、2020年には2位にランクインする人気のよみで、さわやかな印象を受けます。 「湊」は船や人が集まる場所を意味することから、「友人に恵まれ、人望溢れる人になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。海をイメージさせる名前なので、グローバルに活躍してほしいという思いも感じられるようです。 5位律(主なよみ:りつ)2019年の年間ランキング5位、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。NHKの朝ドラ『半分、青い。』で、人気俳優・佐藤健さんが2018年の上半期に主人公の幼馴染「萩尾 律」を演じられたからか、それ以降人気ネームの一つとして定着したようです。 「律」は「規律」などに用いられ「おきて」「お手本」などを意味し、「旋律」や「調律」など音楽に関係する単語にも使われることから、まじめで賢くもどこか芸術的な印象を受ける名前です。 6位新(主なよみ:あらた、しん)2019年の年間ランキング12位、2020年は16位にランクインした「新(主なよみ:あらた、しん)」。 新鮮で生命力にあふれたイメージをうける名前で、「しん」はどこか潔く強いイメージに、「あらた」は明るくフレッシュな印象の名前になります。有名人では俳優の井浦新さんが同名で活躍されています。 7位碧(主なよみ:あおい、あお)2019年の年間ランキング35位から、2020年は19位に大きくランクアップした「碧(主なよみ:あおい、あお)」。自然の生み出す美しい青緑色を表す漢字で、サファイヤのような美しい色をイメージする名前です。 2019年は4月・6月に名前ランキングTOP10内にランクインしており、緑が茂る時期に人気が高まっています。「海が紺碧の輝きを放つように美しく輝く人になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 8位暖(主なよみ:だん、はる)2019年の年間ランキング29位から、2020年は20位へと大きくランクアップした「暖(主なよみ:だん、はる)」。 ポカポカとあたたかいイメージを受ける名前で、「太陽のように暖かな心で周囲を元気づけるような存在になりますように」と願って名づけてもいいですね。また、「豊かで不自由しない」という意味もある漢字です。 9位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)2018年はTOP100圏外、2019年は93位、2020年は24位へと大きくランクアップした「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」。「凪」は、風や波が静まることを意味する漢字です。 大人気アニメ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前でもあります。すでにマンガの連載が終了しているものの、映画が爆発的大ヒットをしていることから、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。 10位陽(主なよみ:はる、ひなた)2019年の年間ランキング23位、2020年は26位にランクインした「陽(主なよみ:はる、ひなた)」。2020年の漢字ランキングでも5位にランクインするなど人気の高い漢字。 日の当たる丘や太陽などを意味し、文字通り「太陽のように明るい人」「日だまりのようなあたたかな心を持った人」というイメージを受ける名前です。 2020年、男の子に人気の「一文字ネーム」TOP10をご紹介しました。大人気アニメ『鬼滅の刃』にちなんだ「蓮」や「凪」がランクイン。まだまだ鬼滅人気は続きそうです。これから男の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年12月24日ベビーカレンダーは、2020年1月から10月に生まれた81,896名の男の子を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年生まれの男の子に人気のよみTOP10をご紹介します。TOP10中5つの名前のよみが、「と止めネーム」でした。1位はると2018年・2019年に引き続き2020年も3年連続でよみランキング首位を獲得したのは「はると」。なんと2020年は1月から10月まで10カ月連続で、月間よみランキング首位を獲得しつづけるほど、不動の人気。「陽翔」「陽斗」「晴翔」などが実際の名づけに用いられ、約230種類のバリエーションがありました。 2位みなと「みなと」は、2018年は6位、2019年は3位と徐々に順位を上げています。2020年名前ランキングでも「湊」「湊斗」の2つの名前がTOP10入りし、よみも2位にランクアップしたと考えられます。人や物が集まるような魅力的な人というイメージがあり、さわやかな印象を受けるようです。 3位そうた2019年のよみランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「そうた」。「蒼大」「奏太」「颯太」「奏汰」「奏多」「蒼太」などが実際の名づけに用いられました。「蒼」は2020年漢字ランキング9位、「颯」は11位、「奏」は20位と人気の漢字がずらり。「大」や「太」などの力強く男の子らしいイメージのある漢字を止め字として用いた名前が目立ちました。 4位りく2019年のよみランキング5位から、2020年は4位へと1ランクアップした「りく」。「陸」「凌空」「凌久」などで名づけられていました。地に足の着いた印象を受けるような「陸」、困難を乗り越えられるような人という印象を受ける「凌」など、スケールの大きな漢字がよく用いられました。 5位はるき2019年のよみランキング6位から、2020年は5位へと1ランクアップした「はるき」。「悠生」「悠希」などの名前が用いられ、のんびりとしたはるか遠いという意味のある「悠」が人気です。落ち着きのあるスケールの大きな人になることを願って名づけてもいいですね。 6位ゆうと2019年のよみランキングでは4位、2020年は6位にランクインした「ゆうと」。「悠人」「結翔」「悠斗」「悠翔」「結斗」「結人」などの漢字が実際の名づけに用いられました。「ゆう」とよむ字は、広大な自然や時の流れを表す「悠」や、人とのご縁や結果を表す「結」、止め字の「と」とよむ字は、「翔」や「斗」を組み合わせた名前が多かったです。 7位ひなた2019年のよみランキング9位から、2020年は2ランクアップして7位にランクインした「ひなた」。春先の3・4月、夏本番を迎える7・8・9月によみランキングTOP10にランクインしていることから、太陽のあたたかさを感じる時期に人気が高まることがわかります。女の子の2020年よみランキングでも24位にランクインしており、男女ともに人気のある名前です。 8位ゆいと2019年のよみランキング7位、2020年は8位にランクインした「ゆいと」。「結翔」「結斗」「結人」「結仁」などの漢字が実際に名づけに用いられました。「人とのご縁」や「実を結ぶ」イメージのある「結」の人気が高く、2020年の漢字ランキングでも24位にランクインしています。 9位あおと2019年のよみランキング8位、2020年は9位にランクインした「あおと」。「蒼大」「蒼空」「碧人」「碧斗」などが実際に名づけられました。植物が生い茂っている様子を想像するような「蒼」や、自然の生み出す美しい青緑色を表す「碧」が人気。爽やかで男らしい印象を受ける名前です。 10位いつき2019年に引き続きよみランキング10位にランクインした「いつき」。2020年の漢字ランキング18位で、大きく立派に生えている樹木をイメージさせるような生命力あふれる「樹」という漢字を用いた名前が多いという結果になりました。 近年の調査で常に人気が高いのは、なんといっても「と」で終わる「と止めネーム」。TOP10のうち「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」となんと5つも「と止めネーム」がランクインするという結果になりました。これから男の子をご出産される方は、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年12月16日2018年2月生まれの男の子育児中のみーすけです。 壮絶な出産を経て、分娩台の上で2時間ほど休んでいる間に、息子の名前を決めることになりました。 臨月で撮ったエコーがひどくて、あらーかわいいブサイクちゃんねーと思って産んだら、意外ときれいな顔してました! ガッツ石松系の赤ちゃんだったけど。 臨月のエコーこんなん……潰された感じ。 かわゆす♡ ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2020年12月15日ベビーカレンダーでは、2020年に生まれた赤ちゃんの名前とそのエピソードを大募集! 今年はコロナ禍で、妊娠中や出産時に不安な思いをしたママ・パパも多かったと思います。そんななか、心温まる素敵な名づけエピソードが1,000件以上集まりました。 たくさんの素敵なエピソードの中から、先日ベビーカレンダーが発表した「赤ちゃんの名前ランキング2020」でも上位となった、人気の名前の名づけエピソードをピックアップ♪ さらに、今年話題になった『鬼滅の刃』にちなんだ名前のエピソードもご紹介します!【女の子】名前ランキング1位「陽葵(ひまり・ひなた)」2019年に続き、2020年でも女の子の名前ランキング1位だったのが「陽葵(ひまり・ひなた)」。ここ数年人気の「葵」という漢字に、あたたかさや明るさを感じさせる「陽」が組み合わさった最強タッグ。女の子では「紬」をはじめ、古⾵で⽇本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結⽉」「葵」「澪」がトレンドの傾向にあります。 陽葵(ひまり)ちゃん妊娠超初期からつわりがひどかった私は、起きて吐き気、仕事中も吐き気、夜も吐き気、寝る前も吐き気……と、一日中身体がムカムカとしていました。もともと早食いの大食いでしたが、妊娠中は食事も喉を通らず、食べられるのは赤ちゃんの握りこぶし1個分ほどのおにぎりくらい。それを少しずつかじっていました。(中略) 11月のある日、いつものように吐き気とだるさと気持ち悪さ、寒気でベッドに横になっていると、天気がいいからと主人がベッドの横にある大きな窓のカーテンを開けてくれました。ふと、窓の外を見ると雲一つない秋晴れの空に優しく輝く太陽と、その陽をいっぱいに浴びる庭の植物の姿。さらに部屋の中にも優しく入り込み、ベッドに横たわる私のことも暖かく照らしてくれるお日様の光。つわりでぐったりしていた私の体がだんだんとぽかぽかとしてきて、純粋に『暖かいなぁ』と安心感に包まれ、自然の恵みの有り難さが体の中にゆっくりの染みてくるように感じました。優しい太陽光で、顔色が悪い私の顔がゆっくりこんがりと焼け、後で鏡をみたら顔色が良くなっていたのです。 そのときに、『生まれてくる子どもも、お日様のように人を暖かく包む優しい人間になれたら。お日様の力を借りて向上心のある子に……』と思い、名字と相性のいい『陽』の字を使った女の子の名前を調べ、画数と響きがよく、名前としてよく見かけるようなものをいくつかピックアップし、主人と話し合って決めました。主人は「もっとかわいい名前があるはず!」と調べていましたが、画数重視の姑から許可がおりず(笑)、私が願いを込めて考えた『陽葵』という名前が採用されました!(ぷっぷさん)【男の子】名前のよみランキング1位「蓮」男の子では3年連続「蓮」が1位。もはや不動の王者の風格すら感じます。そのほか、「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前は、10位までに2種類ずつランクインしており、⼈気の⾼さがうかがえます。 蓮(れん)くん赤ちゃんが来てほしいと言っていた長女がつけた名前です。年の差が7歳と離れてしまったからこそ、娘が考えることができました! 小学校1年生の娘が一生懸命考え、自由帳にいっぱい名前の候補を書いてくれました。どれもお友だちにはいない名前で、娘のイチオシの名前に決めました。漢字は「蓮」。よくある人気の名前ですが、我が家では娘がまだ見ぬ赤ちゃんのために一生懸命考えてくれた特別な名前です。(ゆずももさん)爆発的人気のアニメにちなんだ『鬼滅ネーム』も!映画の興行収入は300億円を突破し、まさに今年の流行を作った『鬼滅の刃』。赤ちゃんの名づけにも、鬼滅の刃にまつわるエピソードがありました! 義勇(ぎゆう)くん鬼滅の刃の登場人物、富岡義勇から名前を一緒にしようと思い決めました!上の子どもも鬼滅が大好きで義勇がいいと言ってくれたので。(義勇mamaさん) 叶大(かなた)くん小学二年生の息子が名づけました。それを周りに伝えると、「願いが大きく叶うように」だね、と言われます。でも、生き物が大好きな兄は、「か」は、かなへびのように早く走る、「な」は、なんばの次男、「た」は、たんじろう(鬼滅の刃)のように優しい男の子になるように、という意味だそうです。漢字の大きいは、自分と同じ字を使いたいと、叶大に決まりました。 兄は満月、大潮、台風の日に生まれました。なんと、叶大も、満月、大潮、台風の時に生まれました。生後0日の時から、弟のお世話をしてくれていて、毎日優しく声をかけてくれています。お兄ちゃんと、ずっと仲良くしてほしいなぁと思っています。(みっきーさん)赤ちゃんの名前ランキング2020では、『鬼滅の刃』に登場する人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人であったのに対し、今年は4人に増加。女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に増加! 名づけはまさに「時代を映す鏡」なんですね。このほかにも「エピソード大賞」「グッドエピソード賞」を受賞したエピソードを発表しているので、チェックしてみてください♪受賞者以外にも、名づけエピソードキャンペーンにご応募いただいた方のエピソードはすべて掲載しています。これから赤ちゃんの名前を決める人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2020年12月15日ベビーカレンダーは、2020年11月生まれの男の子6,161名を対象に、『11月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。11月生まれの男の子の名前は、秋らしいあの名前が人気急上昇中! 「鬼滅ネーム」の赤ちゃんも誕生しています。「玄弥」「天元」など「鬼滅ネーム」の赤ちゃんも! 11月に生まれた赤ちゃんのなかで、「鬼滅の刃」に登場するキャラクタ―と同じ名前の赤ちゃんは男女合計18名いました。 男の子では、鬼殺隊の「不死川玄弥(しなずがわ げんや)」と同じ「玄弥(げんや)」や、鬼殺隊の"柱"のひとりである「宇髄天元(うずい てんげん)」と同じ「天元(てんげん)」という名前が名づけられていました。 大ブームを巻き起こしている「鬼滅の刃」は、赤ちゃんの名づけにも大きく影響しているようです。 その他、11月生まれの男の子の名前ランキングは以下の通りです。 1位蒼 (主なよみ: あおい、そう)明るく開放的で、おおらかな印象を持つ「あ」行ネームである「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。2019年の年間ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした注目の名前です。 青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させる、男らしいエネルギッシュな名前。人気の一文字ネームでもあります。 2位律(主なよみ:りつ)イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つである「律(主なよみ:りつ)」。2019年の年間ランキングでは5位、2020年は9位にランクインした名前です。 NHKの朝ドラ『半分、青い。』で、佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気の名前の常連に仲間入り。「規律」という単語に用いられ、「おきて」や「お手本」を意味することからまじめな印象を受ける名前です。 3位湊 (主なよみ:みなと)「湊 (主なよみ:みなと)」は2019年の年間ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした名前。 「湊」という漢字は船や人が集まる場所を意味し、水辺を連想させるさわやかで海のようにおだやかで雄大なイメージのある名前です。「周囲の人から愛され、人が集まるように信頼される大人になりますように」という親の想いが感じられるようですね。 3位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続で年間ランキング首位を獲得している「蓮(主なよみ:れん)」。男の子の名前で圧倒的な人気です。 蓮(はす)の花は仏教の教えの中でも用いられる花で、「清らか・落ち着き」のイメージがある名前です。また、空前の大ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』の主題歌である「紅蓮華」にも「蓮」という漢字が含まれているため、より身近な漢字として定着しつつあるのかもしれませんね。 5位大翔(主なよみ:はると、ひろと)「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」は2019年の年間ランキングでは7位、2020年は6位にランクインしています。 2020年の漢字ランキング2位で立派な様子を表す「大」に、漢字ランキング1位で翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた、スケールの大きなイメージがある名前。「大きく、高く飛躍しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)5位の「大翔」に続き、「翔」がつく「飛翔ネーム」の一つである「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。2019年の年間ランキングでは10位、2020年は13位にランクイン。2020年10月に引き続き11月も6位にランクインしています。 「人とのご縁」や「植物が実をつける」という意味の「結」を用いた名前で、落ち着いた印象を受ける「と」止めネームでもあります。 7位楓(主なよみ:かえで)2018年の年間ランキングでは76位、2019年は51位、2020年は38位へと年々ランクアップしている近年注目の名前、「楓(主なよみ:かえで)」。 楓は秋に美しく紅葉することから、秋生まれの赤ちゃんに多く名づけられる傾向にあります。2020年10月の5位に引き続き、11月もTOP10入りしました。女の子の名づけランキングでは2020年10月・11月と2カ月連続で首位を獲得しており、男女ともに人気です。 8位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2019年、2020年と2年連続年間ランキング15位にランクインした名前。 穏やかな太陽の光を連想し、温かさやおおらかさが感じられる「陽」に、男らしくたくましい印象を受ける「太」を組み合わせた名前。「太陽のように明るく前向きで、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年は年間ランキング16位、2020年は14位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。 2020年の漢字ランキング11位で爽やかなイメージがある「颯」と、誠実で真面目な印象を受け漢字ランキング6位の「真」を組み合わせた名前です。たくましさとやさしさをあわせ持つ「ま止めネーム」の一つ。「そうま」というよみは2020年のよみランキング12位にランクインしています。 10位大和(主なよみ:やまと)「大和(主なよみ:やまと)」は2019年の年間ランキング9位、2020年は17位にランクインした名前。 「大和魂」「大和男児」などに使われていることから、日本古来の男の子らしいイメージの名前です。「男らしく大らかで広い心を持ち、周囲を安心させるような男の子」という印象を受けるようですね。 10位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)2019年は年間ランキング6位、2020年は7位にランクインした「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。 「悠」は「悠久」「悠然」などにも用いられ、穏やかでスケールの大きなイメージを受ける漢字で、「真」は「真実」「真面目」などに使われ「正しい」という印象のある漢字。「明るく素直な子に育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10位悠人(主なよみ:はると、ゆうと)スケールの大きな印象を受ける「悠」を用いた「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。安定感のある「人」を用いた「と止めネーム」でもあります。 「はると」というよみは2019年・2020年と2年連続よみランキング首位、やさしい印象を受ける「ゆうと」というよみは2020年のよみランキング6位と、どちらも人気のよみです。 11月生まれの男の子のランキングでは、TOP3を力強く男らしいイメージの「一文字ネーム」が占めるという結果になりました。10月に引き続き、秋らしい「楓」も人気。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年11月1日(日)~2020年11月25日(水)調査件数:6,161件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年12月10日ベビーカレンダーは、2020年11月生まれの赤ちゃん12,209名を対象に、11月生まれベビーの名づけトレンドを調査しました。11月は「みつり」「玄弥」「天元」「実弥」といった“鬼滅ネーム”ベビーが続々誕生していました! 赤ちゃんの名づけにも「鬼滅の刃」旋風が! 2020年、社会現象的な流行となった「鬼滅の刃」。映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、国内興行収入歴代2位を記録しました。そんな大ブームを巻き起こしている「鬼滅の刃」は、赤ちゃんの名づけにも大きく影響しています。 11月に生まれた赤ちゃんのなかで、「鬼滅の刃」に登場するキャラクタ―と同じよみの赤ちゃんが270名、同じ名前の赤ちゃんは18名いました。「鬼滅の刃」のキャラクターと同じ名前やよみの“鬼滅ネーム”。11月生まれの赤ちゃんの名前のよみでは、女の子122名、男の子148名、合計270名いました。 「あおい」「るい」「かなた」など年間を通して人気のよみもありますが、「みつり」「玄弥(げんや)」「天元(てんげん)」などは「鬼滅の刃」をもとに名づけられたことが推察されます。 鬼滅の刃のキャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦は、昨年0名でしたが、10月は2名、11月は3名と毎月名づけられています。「嘴平伊之助(はしびら いのすけ)」の母、「嘴平琴葉(ことは)」と同じ「琴葉」という名前は、11月生まれの女の子に10名いました。 発売前から紙のマンガの予約が取れないほど注目されている最終23巻が12月4日(金)に発売されることもあり、ますます注目度の上がる「鬼滅の刃」。今後も“鬼滅ネーム”が増えていきそうです。 【11月生まれ】名前ランキングTOP10 【女の子】2カ月連続で「楓」が1位!11月生まれの女の子に人気の名前1位は「楓(主なよみ:かえで)」、2位「結月(主なよみ:ゆづき)」、3位「紬(主なよみ:つむぎ)」「凛(主なよみ:りん)」でした。「楓」は10月に続き、2カ月連続で1位を獲得。2019年には10月から12月の3カ月連続で月間ランキング1位となっており、毎年秋生まれの女の子の名づけで人気が急上昇しています。 また、女の子の名づけは古風で日本的な印象のある“レトロネーム”が大ブーム! 大正時代を舞台としたアニメ「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも、そのブームを後押ししています。 TOP3の「楓」「結月」「紬」のほか、7位「澪(主なよみ:みお)」、「子」を止め字に用いた同率7位「莉子(りこ)」、11位「葵(あおい)」、「彩葉(主なよみ:いろは)」、14位「美月(主なよみ:みづき)」、16位「凪(主なよみ:なぎ)」「柚葉(主なよみ:ゆずは)」といったレトロネームが上位にランクインしています。 【男の子】10月に続き11月も「楓」がTOP10入り11月生まれの男の子の人気名前1位は「蒼(主なよみ:あおい、あお)、2位「律(主なよみ:りつ)」、3位「湊(主なよみ:みなと、そう)」「蓮(主なよみ:れん)」でした。毎年秋になると人気が急上昇する「楓」。9月24位でしたが、10月は5位、11月は7位とTOP10入りしており今秋も多く名づけられています。 【11月生まれ】よみランキングTOP10【女の子】「ふうか」「いろは」など紅葉をイメージする名前が人気11月生まれの女の子に人気のよみは、1位「ほのか」、2位「つむぎ」「ふうか」でした。2020年ランキング32位の「ふうか」は、月間ランキング9月19位、10月24位でしたが、11月に2位へ大幅ランクアップ! 「楓佳」「楓華」「楓花」「楓果」の順に多く名づけられており、11月に美しく色鮮やかに紅葉する「楓」を用いた名づけが増えていることがわかります。 4位「いろは」は、「彩葉」「色葉」「紅葉」といった名前があてられており、紅葉をイメージする季節感ある名づけがされていました。 【男の子】TOP10中、6つが「と止めネーム」!11月生まれの男の子に人気のよみ1位「はると」、2位「ゆいと」、3位「ゆうと」という結果でした。「はると」は2018年以降、3年連続で年間よみランキング1位を獲得している、今最も人気のよみです。男の子のよみは、「〇〇と」とよむ「と止めネーム」が近年大人気! 11月はTOP3のほか、4位「あおと」、5位「あきと」、8位「みなと」と6つの名前が「と止めネーム」でした。また、夏は40位以下だった「あきと」が、9月26位、10月12位、11月には6位と順位を上げており、秋を連想する名前として秋が深まるにつれ人気が高まっているようでした。 【11月生まれ】漢字ランキングTOP10【女の子】 「楓」を用いた名前の赤ちゃんが増加11月生まれの女の子の名前で多く使われた漢字TOP3は、1位「莉」、2位「愛」、3位「花」でした。8月の人気漢字1位は「夏」でしたが、9月以降3カ月連続で「莉」が1位を獲得しています。 11月生まれの女の子の名前1位だった「楓」は漢字ランキング13位。10月の20位から大きくランクアップしており、10月よりもさらに多くの赤ちゃんが「楓」を用いた名づけをされていることがわかります。女の子では、人気の名前1位「楓」のほか、22位「楓佳(主なよみ:ふうか)」、38位「楓華(主なよみ:ふうか)」など19種類の名前のバリエーションで「楓」を用いた名づけがされていました 【男の子】「楓」を使った名前が、なんと35種類も!11月生まれの男の子人気漢字1位は「斗」、2位「翔」、3位「太」と、10月とまったく同じTOP3でした。「楓」は11月31位。「楓」を用いた男の子の名前では、7位「楓」のほか、46位に「楓真(主なよみ:ふうま)」もランクイン。 このほか、「楓人(主なよみ:ふうと)」「楓芽(主なよみ:ふうが)」「楓太(主なよみ:ふうた)」「楓都(主なよみ:ふうと)」など35種類のバリエーションで名づけられていました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年11月1日(日)~2020年11月25日(水)調査件数:12,209件(女の子:6,048件/男の子:6,161件 ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年12月04日ベビーカレンダーは、2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査!今回は、2020年生まれの女の子79,425名を対象に調査した、人気の名前ランキングをご紹介します。大ブームとなっている『鬼滅の刃』にまつわる名前も増えていました。 1位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)2019年に続き2020年も1位を獲得し、いま最も人気のある名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、2020年の5〜9月間は5か月間連続で1位に輝いたことからも、トレンドの名前だという事がわかります。ぽかぽかと暖かい太陽の「陽」と、美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、女の子らしい「フラワーネーム」の一つです。 2位紬 (主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位、2020年は2位にランクインし、近年人気が右肩上がりの名前です。「紬」は古風で日本的なイメージを受けるようで、紬糸で織られた絹織物を意味する漢字。「芯のある上品な女性」という印象を受けるような名前です。 3位凛(主なよみ:りん)2018年、2019年の年間ランキングでは2位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」が、2020年は3位にランクイン。2020年の月間ランキングでは2月、3月に首位を獲得していることからも、凛と空気が澄んだ冬生まれの女の子に人気が高まるようです。まるで「りんりん」と鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きでありつつも、「凛とした」「凛々しい」にも用いられるということから、かわいらしさと美しさを兼ね備えたような名前です。 4位芽依(主なよみ:めい)2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位へと大きくランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。草木の発芽を連想させる「芽」と、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。「エネルギーに満ち溢れた、愛らしい女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 4位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年の年間ランキング9位から、2020年は4位へと大きくランクアップした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。「ゆづき」というよみも2020年よみランキング23位にランクインしています。「結ぶ」「実をつける」という意味がある「結」に、夜空に輝く美しい「月」を組み合わせた美しい名前で、年間を通じて人気があります。 6位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年の年間ランキングでは5位、2020年は6位と引き続き高い人気の「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。5位の「結月」にも用いられている、結びつきを表すような「結」に、黄色く美しい菜の花を連想させる「菜」を用いた、女の子に人気の名前です。止め字に「な」の音がつくことで、やわらかく優しげな印象を受けるようですね。 7位葵(主なよみ:あおい)2019年は3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年の男の子の年間ランキングでは39位に、女の子のよみランキングでも4位にランクインしていることから、男女ともに人気の名前ということがわかります。太陽に向かって力強く美しく成長する葵の花のように、「すくすくと健康に成長しますように」という想いを込めてもいいですね。 8位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2019年の年間ランキングでは6位、2020年は8位にランクインした名前。和風な名前に用いられる止め字「子」を用いた「レトロネーム」の一つではありますが、「りこ」という響きが現代風で2020年のよみランキング16位にランクインしています。「莉」はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられており、2020年漢字ランキング4位の人気漢字です。 9位澪(主なよみ:みお、れい)2019年の年間ランキング11位から、2020年は9位へとランクアップしてTOP10入りした「澪(主なよみ:みお)」。「みお」というよみもかわいらしく、2019年、2020年と2年連続よみランキングで7位にランクインしています。「澪」は船が通る水路を意味し、水がおだやかに流れるような、どこか安心感のある名前です。 10位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)2019年の年間ランキング14位から、2020年は10位へとランクアップしてTOP10入りした「陽菜(主なよみ:ひな、はるな)」。2020年6月、7月と2カ月連続で月間ランキング5位にランクインしていることからも、初夏のぽかぽかと暖かい季節に人気が高まるようです。「明るくも穏やかなかわいらしい女の子になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。「鬼滅ネーム」の「みつり」ちゃんも!近年、ベビーカレンダーの名前調査において大人気なのが、古風で日本的な趣を感じる「レトロネーム」です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しています。今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。 実際に、人気の女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に増加しており、そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。 このほか、大人気のキャラクター「冨岡義勇」が使う技の一つ「凪(主なよみ:なぎ)」が、女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、順位を上げています。 2020年生まれの女の子の名前は「紬」をはじめ、古風で日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」がランクイン。『鬼滅の刃』がさらなる「レトロネーム」ブームの追い風となりそうです。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月30日ベビーカレンダーは、2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査!今回は、2020年生まれの男の子81,896名を対象に調査した、人気の名前ランキングをご紹介します。大ブームとなっている『鬼滅の刃』にまつわる名前も増えていました。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年から3年連続で首位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。季節を問わず常に上位にランクインしており、不動の人気。空前の大ブームを巻き起こし、国民的マンガ/アニメ作品といっても過言ではない『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」にも「蓮」という漢字が含まれており、これまでよりも身近な漢字として定着しつつあるのかもしれませんね。 2位蒼 (主なよみ:あおい、あお)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位と順位を上げ、2020年は2位へと更にランクアップした「蒼(主なよみ:あおい、あお)」。青々と力強く生い茂る草を連想するようで、男の子らしく力強い名前です。同名では人気俳優の中村蒼さんがご活躍されています。名前のよみは「あおい」というよみが多数派という結果になりました。 3位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」は、2019年に引き続き、2020年も年間ランキング3位にランクインした名前。2020年3月、4月の月間ランキングでは首位を獲得しており、ぽかぽかと暖かくなる春に特に人気が高まる傾向にあるようです。太陽の優しい陽射しの中を空高く羽ばたくような印象を受ける名前で、人気の「飛翔ネーム」の一つです。 4位樹(主なよみ:いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は、2019年に引き続き、2020年も年間ランキング4位にランクインした名前。「大樹」「樹木」「樹立」などに用いられることから「大きくて太い大樹のように、たくましくまっすぐな男の子に育ちますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。賢くシャープでかっこいい印象を受ける「き止めネーム」の一つでもあります。 5位湊(主なよみ:みなと、そう)2019年は2位、2020年は5位にランクインした「湊(主なよみ:みなと、そう)」。「みなと」というよみは2019年に3位、2020年には2位にランクインする人気のよみ。「湊」は船や人が集まる場所を意味し、おだやかに水が流れる様子を連想させるような名前です。 6位大翔(主なよみ:ひろと、はると)2019年7位からワンランクアップして、2020年は6位だった「大翔(主なよみ:ひろと、はると)」。2020年は季節を問わずほぼ一年を通じてTOP10にランクインしていました。大きくて立派な様子を表す「大」に、翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた、大きく飛躍するような名前。こちらも3位の「陽翔」と同じく、男の子に人気の「飛翔ネーム」の一つです。 7位悠真(主なよみ:ゆうま、はるま)2019年の年間ランキングでは6位、2020年は7位にランクインした「悠真(主なよみ:ゆうま、はるま)」。「遥か遠く」「のんびりしている様子」を表す「悠」に、「真実」や「正しい」を意味する「真」を組み合わせた、どっしり男らしい名前。「ま」は包み込むような安定感のある音で、止め字に使うと落ち着いた印象になります。8位湊斗(主なよみ:みなと)2019年の年間ランキング14位から、2020年は8位へと大きくランクアップした「湊斗(主なよみ:みなと)」。船や人が集まる場所を意味する「湊」に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせた、穏やかでありつつもどこか神秘的な名前です。「夜空に輝く星のように人を引き付ける人になりますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。 9位律(主なよみ:りつ)2019年の年間ランキング5位から少し順位を下げ、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2018年の上半期に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で、人気俳優・佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気ネームの仲間入りしています。「律」は「おきて」「お手本」などを意味し、「旋律」や「調律」など音楽に関係する単語にも用いられ、まじめで賢くどこか芸術的な印象を受けるような名前です。 10位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年の年間ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年は9月、10月の月間ランキングでTOP10入りしていることから、特に秋に人気の高まる名前のようです。「澄んだ空気」「物事の始まり」「爽やか」という意味の「朝」に、エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」を組み合わせた爽やかな名前です。大人気『鬼滅の刃』をもとにした「鬼滅ネーム」が増加!また、『鬼滅の刃』のキャラクターに関連した「鬼滅ネーム」が、男女ともに増加傾向しています。「週刊少年ジャンプ」で発表された「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」で主人公を追い抜き2位にランクインした人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人でしたが、今年は4人に増加していました。 さらに、男女ともに順位が急上昇したレトロネームでは、冨岡義勇が使う技の一つ「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」にも注目。男の子では、一昨年はTOP100圏外、昨年93位でしたが、今年は24位に大きくランクアップ。 2020年生まれの男の子の赤ちゃんの名前ランキングでは、3年連続で「蓮」が首位という結果となりました。TOP10には「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前が2つずつランクイン。人気の漢字だということがわかります。子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』が追い風となり、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木) 調査件数:81,896件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月27日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、12月生まれの女の子8,079名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。冬らしい「柚」や紅葉を連想させる「楓」など季節感のある名前がランクインしました。 1位楓(かえで)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」が、12月生まれの女の子に最も多く名づけられていました。2019年は10月以降、3カ月連続で1位を獲得。2020年10月生まれの女の子の名前ランキングでも1位となっており、秋から冬にかけて美しく紅葉する「楓」はこの時季に特に人気が高まっています。 楓の種子には翼のようなものがついていることから、「大空を羽ばたくように成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は、2019年の年間ランキング9位から、2020年は4位へとランクアップした名前。 「人とのご縁」「結果が実を結ぶ」などのイメージのある「結」と、夜空で優しく輝く「月」を組み合わせた名前です。空気が澄んで美しい月が見えるこの時季らしい、神秘的で美しい名前です。 2位陽葵(ひなた、ひまり)2019年、2020年と2年連続で年間ランキングで1位を獲得している「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。「ひまり」というよみは、よみランキングでも6位を獲得しています。 女の子に大人気の花にまつわる「フラワーネーム」の一つです。あたたかな太陽の日差しの下で、葵の花がきれいな花を咲かせてまっすぐに伸びている様子をイメージするような、かわいらしく穏やかな印象を受ける名前です。 4位紬(つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2019年の年間ランキング4位から、2020年は2位へとランクアップした名前です。よみランキングでも2019年の10位から、2020年は5位へと順位を上げている、近年注目の名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物のことで、しっかりと丈夫な生地であることから江戸時代には普段着としても使用されていたそう。どことなく和を感じさせる「レトロネーム」の一つです。「芯のある子になりますように」「丈夫な縁や絆で結ばれますように」といった願いを込めて名づけてもいいですね。 5位莉子(りこ)2019年は6位、2020年は8位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。呼びやすくキュートな印象を受ける「二音ネーム」の一つで、よみランキングでも2019年は14位、2020年は16位にランクインしました。 止め字に「子」を用いた 「レトロネーム」でありがら、可憐で現代風な響きも魅力。ひらがなで書いた印象も丸みを帯びていてかわいいらしいですね。 6位柚希(ゆずき、ゆき)2019年は29位、2020年は39位にランクインした「柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)」。 日本では昔から冬至に柚子湯に入る習慣があり、「柚湯」は冬の季語のひとつ。12月とゆかりのある「柚」の漢字を使った名前ということで、ランクアップしたと考えられます。爽やかな印象のある「柚」に、希望の「希」を組み合わせた、元気のいい印象を受けるような名前です。 7位結菜(ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2019年は5位、2020年は6位にランクイン。漢字ランキング3位の「結」と、2位の「菜」を合わせたイマドキの名前です。 「人との結びつき」「実を結ぶ」などを連想する「結」に、黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、女の子の名づけに人気の「菜の花ネーム」の一つです。 8位芽依(めい)2019年8位から、2020年は4位にランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。音に温かみがあり、明るい印象を受ける「ま行ネーム」で、そのよみからはトトロに登場する元気いっぱいなメイちゃんを想像する方もいらっしゃるかもしれませんね。 「めい」というよみは二音で呼びかけやすく、2020年よみランキング2位と大人気。「若葉が芽吹く様にエネルギーに満ち溢れ、周囲から愛される人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 9位杏(あん)2019年の年間ランキングでは16位、2020年は15位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。 秋から冬にかけて美しく紅葉するイチョウの木になる「銀杏」にも用いられることから、「杏」はこの時機らしい名前です。一方、「アン」という名前は外国の方でも呼びやすいため、グローバルに活躍できそう。覚えやすくてキュートな「二音ネーム」の一つです。 9位結愛(ゆあ、ゆめ)2019年の年間ランキングでは7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」。 人とのご縁を表す「結」と、周囲の人から愛し愛されるようなイメージの「愛」を組み合わせた、愛に満ち溢れたような名前です。「愛に溢れ、幸せいっぱいの女の子になりますように」という親の思いが感じられるようですね。 9位凜(りん)2019年の年間ランキングでは10位、2020年は16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。名前に「ん」が入ることで軽やかでかわいらしい響きになる「撥音ネーム」の一つです。 「凜とする」という言葉に使われるように「芯が強く、品のある女性」といったイメージがあり、「自分の道を毅然と歩んでいくような、美しく自立した女性に成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 9位澪(みお、れい)2019年の年間ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪(主なよみ:みお、れい)」。「みお」というよみも人気で、2019年、2020年と2年連続で7位にランクインしています。 「澪」は川や海の船が通る水路を意味する漢字で、みずみずしくもゆったりと安心感のある印象を受ける名前です。 12月生まれの女の子の名前では、冬らしい「柚」を用いた「柚希」や、紅葉を連想させる「楓」、冬にかけて紅葉するイチョウの木になる銀杏の「杏」がランクインしました。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年12月1日(日)~2019年12月31日(火) 調査件数:8,079件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月24日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、12月生まれの男の子8,256名を調査した、人気の名前ランキングをご紹介します。12月は冬らしいあの名前が人気急上昇していました。 1位樹(いつき、たつき)12月生まれの男の子に最も多く名づけられていた名前は、2019年、2020年と2年連続年間ランキング4位だった「樹(主なよみ:いつき、たつき)」でした。生命力あふれる樹木をイメージさせる「樹」という漢字も人気で、人気の漢字ランキングでは2019年、2020年と2年連続で18位にランクインしています。 「大木のように、豊かにすくすくと成長しますように」といった想いを込めて名づけてもいいですね。 2位湊(そう、みなと)2019年の年間ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。海の雄大さを感じさせる「湊」は船や人が集まる場所を指し、2019年、2020年と2年連続男の子の漢字ランキングで14位にランクインする人気漢字です。 「みなと」というよみは、まじめで頼もしい印象の「と止めネーム」の一つです。「社交的で頼もしく、多くの人から愛される人」というイメージを受けるようですね。 3位蓮(れん)2018年以降3年連続で名前ランキングで1位を獲得し、近年非常に人気が高い「蓮(主なよみ:れん)」。力強い名前が多い「一文字ネーム」の一つです。 水面に浮かぶ蓮の花は、仏教で用いられる花としても知られており、どこか清らかで落ち着いた印象があります。「美しい心を持ち続け、自分の道を信じて進む子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 4位蒼(あおい、そう)「蒼(主なよみ:あおい、そう)」は、2019年の年間ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした名前です。 植物が生い茂る様子を意味する「蒼」という漢字は、2019年、2020年と2年連続9位にランクインする人気漢字。青々とした草木が生い茂るように、元気いっぱいな男の子を連想するようです。 4位悠真(はるま、ゆうま)2019年の年間ランキングでは6位、2020年は7位にランクインした「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。「はるか遠い」「おだやかでのんびりしている様子」を意味する「悠」も近年人気の漢字で、2019年、2020年と2年連続8位にランクインしています。 「真実」「真面目」に使われる「真」と組み合わせることで、「おおらかで落ち着いていて、正直な人」というイメージを受けるような名前ですね。 6位陽翔(はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続3位の「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。「はると」というよみは、2年連続よみランキング1位を獲得しています。 希望に満ち溢れた「飛翔ネーム」の一つで、太陽を連想させる「陽」に大空を羽ばたくイメージの「翔」を組み合わせることで、青空を空高く飛んでいくような明るく壮大な印象を受ける名前です。 7位柊(しゅう)2019年の年間ランキングでは100位圏外だったものの、2020年は56位へと大きくランクアップした「柊(主なよみ:しゅう)」。 クリスマスの飾りとしてもよく用いられる柊(ひいらぎ)は、冬になると赤い実がなります。漢字のつくりに「冬」がつくため、冬生まれの赤ちゃんの名前にぴったり。毎年冬になると多く名づけられる名前です。 8位律(りつ)2019年の年間ランキングでは5位、2020年は9位と近年人気の高い「律(主なよみ:りつ)」。どこかイマドキな雰囲気の響きで、カッコイイ「ら行ネーム」の一つです。 「律」は「規律」「律する」などにも使われ、「おきて」「お手本」という意味があることから真面目でかしこい印象を受ける名前。一方で「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われていることから、芸術的な雰囲気も感じるようです。 9位湊斗(みなと)2019年の年間ランキング14位から、2020年は8位へとランクアップした「湊斗(主なよみ:みなと)」。「みなと」は2020年よみランキングでも2位と大変人気です。 穏やかでやさしいイメージのある「湊」に、止め字としても人気で冬の夜空に輝く北斗七星を連想するような「斗」を組み合わせた名前。「人を引き付ける、魅力ある人になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 10位大和(やまと)2019年の年間ランキングでは9位、2020年は17位にランクインした「大和(主なよみ:やまと)」。「大和魂」「大和男児」などにも使われ、日本の伝統的な美しさと男らしさを感じられる名前です。 「大らかで広い心を持ち、和やかでありつつも周囲を引っ張るような頼もしい人になってほしい」という想いが込められているようですね。 2019年12月は「蒼」「柊」「律」など、TOP10中のなかに漢字一文字「一文字ネーム」が6つランクインしていました。特に「柊」は12月に急上昇した冬生まれにぴったりの名前です。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年12月1日(日)~2019年12月31日(火) 調査件数:8,256件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月23日ベビーカレンダーは、2020年10月生まれの女の子6,417名を対象に、『10月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。10月生まれの女の子は、秋感溢れる「楓」が人気ナンバーワンでした。また、鬼滅の刃の影響と思われる名前も……! 1位楓(主なよみ:かえで)2019年は18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。9月の月間ランキング15位から大きく順位を上げ、10月は1位になりました。 「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋生まれの赤ちゃんの名づけで人気です。男の子の10月ランキングでも5位にランクインし、昨年の10月も首位を獲得した、秋らしい季節感を取り入れた名前です。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)「楓」と同率1位だったのは、2019年、2020年と2年連続で1位を獲得している今一番人気の名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年の上半期人気ランキングでも首位の人気の名前で、5月以降6カ月連続で月間ランキング1位をキープしています。 暖かく周囲を照らす太陽の「陽」と、空に向かってすくすくと成長し美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた名前。女の子らしいフラワーネームの一つです。 3位紬(主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2018年16位、2019年は4位、2020年はは2位にランクインした、近年徐々に人気が高まっている名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物を意味します。美しく丈夫な絹織物であることから「芯のある上品な女性になってほしい」「丈夫な縁や絆で結ばれ、豊かな人生を送れますように」という親の願いを込めて名づけてもいいですね。 4位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)2018年の年間ランキング55位から、2019年は27位、2020年は18位へと大きくランクアップした「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。 紅葉が彩り豊かに色づくようなイメージを受ける「彩葉」は、秋にぴったりの名前。音の響きもかわいらしく、「は」で止めるよみは、どことなく和を感じさせる名前でもあります。 5位結月(主なよみ:ゆづき)2019年は9位に、2020年は4位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。 「人とのご縁」や「結果が実を結ぶ様子」などを意味する「結」と、夜空を優しく照らす「月」を組み合わせ、どこか神秘的な印象を受けるようです。空気が澄んできれいな月明りが見えるこの時季にぴったりの美しい名前です。 6位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2018年は5位、2019年は14位、2020年は10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。9月の月間ランキングに引き続き、10月も10位以内にランクインしました。 ポカポカと暖かな太陽の日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた女の子らしいフラワーネーム。「明るく穏やかな皆から愛される女の子になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 6位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年8位、2019年は6位、2020年8位にランクインした名前です。9月10位からランクアップして、10月は6位にランクイン。 名前に「子」がつく「レトロネーム」の一つではありますが、「りこ」という響きはかわいらしく現代風。呼びやすく覚えやすい二音ネームでもあります。 8位琴葉(主なよみ:ことは)「琴葉(主なよみ:ことは)」は2018年21位、2019年は23位、2020年は19位にランクインした名前。 その美しい音色から貴族の楽器として親しまれ、高貴なイメージを受ける弦楽器の「琴」に、さわやかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせた名前で、優雅な印象を受けるようです。古風で日本的な印象のあるレトロネームです。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」は2018年13位、2019年は7位、2020年12位にでした。。9月に引き続き、2カ月連続8位にランクインしています。 「ゆな」「ゆいな」などの響きがかわいらしく、周囲の人を愛し愛される女の子のイメージを受けるようです。 8位澪(主なよみ:みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位、2020年の上半期ランキングでは9位だった「澪(主なよみ:みお)」。 「澪」は船が通る水路を指し、水がゆったりと流れるような、どっしりと安心感のある名前です。「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあります。 【番外編】鬼滅の刃の「みつり」ちゃんが増加中! 11月4日にベビーカレンダーが発表した約16万人の新生児の名前調査「2020年赤ちゃんの名前ランキング」によると、大正時代を舞台とした大ヒットマンガ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦は昨年0名でしたが、今年は7名に増加!さらに、10月生まれだけでも、2名の女の子に新たに名づけられていました。 ◇◇◇3位「紬(つむぎ)」のほか、名前に「葉」を用いた4位「彩葉(主なよみ:いろは、あやは)」、8位「琴葉(主なよみ:ことは)」、「月」を用いた5位「結月(ゆづき)」、13位「美月(みづき)」、23位「柚月(ゆづき)」、「子」を止め字に用いた6位「莉子(りこ)」といったレトロネームが上位にランクインしていました。 女の子の名前の「レトロネーム」ブームは、「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも追い風となり、今後さらに増えていくかもしれません。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年10月1日(木)~2020年10月25日(日)調査件数:6,417件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月20日ベビーカレンダーは、2020年10月生まれの男の子6,774名を対象に、『10月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。秋らしさが感じられるようになってきたこの時期。2020年10月生まれの男の子の名前では、秋にピッタリな名前がランクインしていました。1位蒼 (主なよみ: あおい、そう)「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」は2020年2月から毎月TOP10にランクインしている人気の名前。2019年は8位、2020年は2位にランクインしました。 「蒼」という漢字は、青々と力強く生い茂る草を連想するようで、男の子らしく力強い名前です。「あおい」というよみは、おおらかな印象の「あ行ネーム」の一つです。 2位湊 (主なよみ:みなと)2020年9月は1位だった「湊 (主なよみ:みなと)」。2019年は2位、2020年は5位にランクインしました。 「湊」は水辺を連想させるようなさわやかな名前で、船や人が集まる場所を意味します。まじめで頼もしい印象の「と止めネーム」の一つでもあります。「周囲の人に愛され、人気者になりますように」と言う願いを込めて名づけてもいいですね。 3位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続で首位を獲得している「蓮(主なよみ:れん)」。今男の子の名前で最も人気のある名前です。 「蓮」は、仏教の教えの中で用いられる蓮(はす)の花を連想することから、どこか清らかで落ち着きのある名前。呼びやすく覚えやすい「二音ネーム」の一つです。「清く純粋な心を持ち、清らかな人に育ちますように」といった願いを込めて名づけてもいいですね。 4位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続で3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。 あたたかく周囲を照らす太陽を表す「陽」に、大空を羽ばたくような印象を受ける「翔」を組み合わせた、名前に「翔」がつく「飛翔ネーム」。秋晴れの青空の中、高く羽ばたくような壮大な印象を受けるような名前です。 5位楓(主なよみ:かえで)2018年は76位、2019年は51位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。2020年は38位に大きくランクアップしました。 楓の木は木枯らしが吹き始める秋に美しく紅葉することから、「楓」は秋生まれにピッタリの名前です。 楓の種子にはプロペラのような羽がついていていることから、「大空を羽ばたくように活躍しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年は10位、2020年13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。 「人とのご縁」や「植物が実をつける」という意味の「結」に、秋晴れの空を羽ばたくイメージのある「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」です。安定感があり落ち着いた印象を受ける「と」止めネームでもあります。6位朝陽(主なよみ:あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は、2018年、2019年の年間ランキングでは2年連続11位に、2020年は10位にランクイン。 「澄んだ空気」「物事の始まり」「爽やか」という意味の「朝」に、エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」を組み合わせた名前で、澄んだ秋の朝に太陽の光が差し込む様子をイメージするようですね。 6位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」は、2019年は6位、2020年は7位にランクインした名前。 「悠久」「悠然」などにも用いられる「悠」はスケールの大きさを感じる漢字で、「真実」「真面目」などにも使われる「真」には「正しい」という意味があります。おだやかな太陽の日差しを連想させる「はるネーム」の一つです。 9位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2019年は14位、2020年は8位にランクイン。 船や人が集まる場所を意味する「湊」に、澄んだ秋の夜空に輝く星を連想させるような「斗」を組み合わせた、どこか神秘的な名前です。「海のような広い心を持ち、夜空に輝く星のような人を引き付ける人になりますように」と想いを込めて名づけても素敵ですね。 9位律(主なよみ:りつ)2018年は21位、2019年は5位、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。 「おきて」「お手本」などを意味し、「旋律」や「調律」など音楽に関係する言葉にも使われることから、まじめで賢くもどこか芸術的な印象を受けるような名前です。イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つでもあります。 10月生まれの赤ちゃんには、「楓」という名前が男女問わず大人気! 女の子は1位、男の子は5位という結果でした。11月も引き続き、多く名づけられることが予想されます。また、名前に「秋」を用いた男の子は9月8名でしたが、10月は23名と約3倍に増えていました。「秋斗(あきと)」「智秋(ともあき)」「秋星(しゅうせい)」「快秋(かいしゅう)」「善秋(ぜんしゅう)」など23種類の名前で名づけられていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年10月1日(木)~2020年10月25日(日)調査件数:6,774件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月19日私は現在、2歳の息子と生後3カ月の娘を育てています。第一子、第二子ともに、妊娠中、義母との間に“あるトラブル”がありました。それは、子どもの名前についてでした。自分が話の中心にいないと嫌な義母義母との関係は良好ですが、夫は義母のことがあまり好きではないため疎遠です。半年に1度は会う義母。夫と私が話していても、自分のわからない話になると明らかに不機嫌に。そして、全然違う話に変えてしまい、私のわからない昔話などを始めます。 夫によると、昔からワガママで、自分の思い通りにならないと怒り出す義母だったようです。 妊娠報告後からしつこい提案私の妊娠がわかると、会うたびに、そしてメールの文末には必ず子どもの名前を提案してくるようになりました。私や夫と趣味が合えばまだ良いのですが、趣味の合わない名前ばかり……。 夫婦で「名前については候補があるので……」と言っても、結局名前が決まるまで義母の提案は継続。私もかなりストレスが溜まり、夫にも相談しましたが、「最後は自分たちで決めるのだから放っておいていいよ」と言われました。 名前が決まったとき、義母の反応は…その後、無事に出産! 義母から提案された名前を1つ候補に入れ、義母と夫で話し合い。最終的に夫婦で相談し、夫婦で考えた名前が決定しました。 私と夫それぞれから、義母にメールで報告。夫はメールや電話で義母から「決まった名前は知り合いにいるから」などやめるようにも言われたようですが、私には「おめでとう! 良い名前だね!」とメールが来ただけでした。 第二子でも…約二年後、私は第二子を妊娠しました。うれしい反面、また子どもの名前で義母と揉めるのは嫌だなと思いました。でも、性別が女の子とわかってからも、名前のことは何も言ってきませんでした。きっと義母は私たちの気持ちをわかってくれたのだと思い、安心していました。 ところが、義母は我慢できなくなったのか、出産が近づくとまた子どもの名前の候補が送られてくるようになりました。夫と話し合い、夫から義母へ「上の子のときから女の子だったらつけたいと思っていた名前をつける」と伝えたのですが、結局第二子のときも出生届を提出するまで、いろいろな子どもの名前の提案がありました。 あんなに悩んでストレスを抱えていたのに、今、義母はニコニコと夫婦で考えた子どもの名前を呼んでいます。孫のかわいさが勝ったようで、義母は子どもの名前のことについて何も言ってきません。子どもの名前をつけるのは一度きり。いろいろとありましたが、夫婦で話し合って素敵な名前を子どもにプレゼントできたと思っています。 原案/山本加奈子作画/YUDAI9℃
2020年11月18日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,516名の女の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! 秋生まれの女の子の赤ちゃんの名づけで「人気のよみランキングTOP20」をご紹介いたします。1位ゆい秋生まれのよみで一番人気だったのが「ゆい」。「ゆい」は非常に人気のあるよみで、2018年以降3年連続よみランキングで首位を獲得。実際には「結衣」「結」「唯」「ゆい」などが名づけられました。女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 2位めい「めい」は2018年、2019年と2年連続よみランキング4位、2020年は2位にランクインしました。「芽依」「芽生」「めい」などで用いられ、エネルギッシュで生命力あふれるイメージの「芽」が人気。女優の永野芽郁さんが同名で活躍されています。 3位ひまり2020年はよみランキング5位にランクインした「ひまり」。名づけには「陽葵」という名前で多く用いられていました。「陽葵」は2018年名前ランキングでは6位、2019年、2020年は首位を獲得した大変人気ある名前です。朗らかな太陽の下で美しく咲く葵の花を連想させるような名前です。 4位ほのか「ほのか」は2018年よみランキングでは15位、2019年は11位、2020年は8位と近年人気が高まっている名前です。「穂香」「穂乃花」「ほのか」などが名づけに用いられていました。秋らしいイメージを受ける「穂」は、人生が実り多いものになるように願いをこめて名づけてもいいですね。 5位いちか「いちか」は2018年のよみランキング17位から、2019年は9位に大きくランクアップ。2020年も9位と人気のよみです。「一華」「一花」などの漢字で名づけられました。花をイメージすることができるフラワーネームが多いようです。 6位あかり2018年、2019年と2年連続よみランキング2位にランクインした「あかり」。2020年は10位でした。実際には「朱莉」「あかり」「朱里」などの名前で名づけられました。朱色をイメージさせる「朱」は高貴な印象を受けるようですね。 6位つむぎ「つむぎ」は2018年のよみランキング19位から、2019年は10位にランクアップ。2020年は5位とさらに順位を上げたよみです。「紬」「紬希」「つむぎ」などで名づけられました。多く使われた漢字「紬」は、紬糸で織られた絹織物を意味します。「つむぎ」はどこか高貴で知的な印象になる濁音ネームです。 8位あおい2018年、2019年と2年連続よみランキング3位、2020年は4位にランクインした「あおい」。「葵」「葵衣」「碧」などの漢字が名づけに用いられました。「葵」は太陽に向かってすくすくと成長する植物で、2020年の漢字ランキングでも14位にランクインするなど、女の子に人気の漢字です。 9位えま2018年のよみランキングでは7位、2019年は8位、2020年は3位にランクインした「えま」。「咲茉」「愛茉」「えま」などで名づけられていました。漢字の「茉」は、可憐な花を咲かせる「ジャスミン(茉莉花)」の漢字に使われ、女の子に人気の漢字です。 10位みお2018年のよみランキングでは10位、2019年と2020年は7位にランクインした「みお」。「澪」「美桜」などの漢字で名づけに用いられました。同じよみの名前では、女優の今田美桜さんが活躍されています。 11位はな2018年のよみランキングでは9位、2019年、2020年は13位にランクインした「はな」。華やかで女の子らしい花のイメージがある「花」「華」などが名づけに用いられました。呼びやすくて覚えやすい漢字一文字の「一文字ネーム」が多いようです。 12位りお2018年、2020年のよみランキングでは11位、2019年は12位にランクインした「りお」。「莉緒」「莉央」などの漢字で用いられました。新鮮で可憐な印象の「莉」は女の子に人気の漢字で、2020年の漢字ランキングでは4位にランクインしています。 13位さな「さな」は2018年のよみランキングでは13位、2019年、2020年は15位にランクインしています。「紗奈」「紗菜」などの漢字が名づけに用いられました。「紗」は繊細で美しい印象を与える漢字です。 14位りこ2018年のよみランキングでは13位、2019年は14位、2020年は16位にランクインした「りこ」。「莉子」という漢字が名づけによく用いられ、2020年の名前ランキングでも8位にランクインしています。名前に「子」が用いられることが多い、レトロネームの一つです。 15位りん2018年、2019年はよみランキング6位、2020年は14位の「りん」。漢字では「凛」と、その旧字体の「凜」が名づけに用いられました。「凛とした空気」のように使われていることから、秋・冬生まれの女の子に特に人気の名前で、自立した女性をイメージするような名前です。 16位ゆな2018年のよみランキングでは24位、2019年は21位、2020年は22位にランクインした「ゆな」。「結愛」「結菜」などの漢字が名づけに用いられました。「結」には、「人と人とを結ぶ」「努力が実を結ぶ」という意味があります。 17位いろは2018年のよみランキングでは23位、2019年は22位、2020年は17位の「いろは」。「彩葉」「いろは」などで名づけに用いられていました。美しい紅葉が見られる秋らしい名前です。 18位ゆづき2018年、2019年と2年連続よみランキング24位、2020年は23位だった「ゆづき」。名づけには「結月」「柚月」などの漢字が用いられました。秋は空気が澄んで美しい「月」が見えることから、秋にぴったりの名前です。 19位さら2018年のよみランキングでは18位、2019年は19位、2020年は20位だった「さら」。「咲良」という漢字が名づけによく使われていました。「咲」という漢字は「笑う」という意味もあり、愛らしい笑顔の女の子を連想するようです。 20位ひな2018年のよみランキングでは16位、2019年は20位、2020年は19位にランクインした「ひな」。名づけには「陽菜」「陽愛」などの漢字がよく用いられました。「陽」がつくことで、穏やかな太陽をイメージさせるような名前です。 20位ゆあ2018年のよみランキングでは20位、2019年は16位、2020年は18位だった「ゆあ」。「結愛」「優愛」などの漢字が名づけに用いられました。絆や愛を感じさせる、優しいイメージの名前です。 秋生まれの女の子に人気のよみでは、実りの秋の「穂」を用いた「ほのか」、紅葉を連想させる「いろは」、美しい月のイメージがある「ゆづき」ランクイン。また、TOP10中13の名前が二音から成る「二音ネーム」でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,516件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月18日ベビーカレンダーは、10月生まれのお子さん13,191名(女の子:6,417名/男の子:6,774名)を対象に『10月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を実施しました。10月は、あの「鬼滅の刃」の人気キャラクターの名前の赤ちゃんも誕生していました。「レトロネーム」ブーム、鬼滅の刃も人気を後押ししているようです。【10月生まれ】名前ランキングTOP10 【女の子】古風な「レトロネーム」が大ブーム!鬼滅の刃の影響も10月生まれの女の子に人気の名前1位は「楓(かえで)」「陽葵(主なよみ:ひまり)」でした。「陽葵」は5月以降5カ月連続で月間ランキング1位を獲得。2020年の年間ランキングでも1位を獲得した、今最も人気のある女の子の名前です。 毎年秋に増加するのが、名前に「楓」を用いた“メイプルネーム”。女の子の名前ランキングでは、「楓」が9月15位から10月は1位へ大きくランクアップしました。いま、女の子の名づけは古風で日本的な印象のある“レトロネーム”が大ブーム! 大正時代を舞台としたアニメ「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも、そのブームを後押ししているようです。 11月4日に発表した約16万人の新生児の名前調査「2020年赤ちゃんの名前ランキング」では、鬼滅の刃のキャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦が、昨年0名から今年は7名に増加。10月生まれの女の子にも2名いました。3位「紬(つむぎ)」のほか、名前に「葉」を用いた4位「彩葉(主なよみ:いろは、あやは)」、8位「琴葉(主なよみ:ことは)」、「月」を用いた5位「結月(ゆづき)」、13位「美月(みづき)」、23位「柚月(ゆづき)」、「子」を止め字に用いた6位「莉子(りこ)」といったレトロネームが上位にランクインしていました。 【男の子】秋ならでは「楓」がランクアップし5位10月生まれの男の子に人気の名前1位は「蒼(主なよみ:あおい、あお)、2位「湊(主なよみ:みなと、そう)」、3位「蓮(主なよみ:れん)」でした。男の子の名前ランキング5位にも「楓(かえで)」がランクイン。夏は50~60位ほどでしたが、9月は24位、10月は5位と秋が深まるにつれランクアップしており、秋生まれの赤ちゃんに好んで名づけられていることがわかります。 【10月生まれ】よみランキングTOP10【女の子】「二音ネーム」のよみがトレンド10月生まれの女の子に人気のよみ1位は「えま」「つむぎ」でした。近年女の子の名前のよみは、二音の音から成る「二音ネーム」がトレンド。なかでも「えま」は最近人気が急上昇した名前です。2017年は24位でしたが、2018年7位、2019年は8位、2020年は3位と3年連続で年間ランキングTOP10入りしています。このほか、4位「ゆい」、5位「めい」、8位「みお」、9位「りこ」といった二音ネームがランクインしました。 【男の子】「あきと」が大きくランクアップ10月生まれの男の子に人気のよみ1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は2018年以降、3年連続で年間よみランキング1位を獲得している、今最も人気のよみです。 12位には秋らしい名前のよみ「あきと」がランクイン。8月は44位、9月は26位でしたが、10月に大きく順位を上げました。「暁斗」「秋斗」「煌人」「晃翔」など46種類と多彩なバリエーションで名づけられていました。 【10月生まれ】漢字ランキングTOP10【女の子】 「楓」を使った名前が人気に!10月生まれの女の子の名前で多く使われた漢字TOP3 は、9月と変動なく、1位「莉」、2位「花」、3位「愛」でした。 10月の名前ランキング1位だった「楓」は、漢字ランキング20位。8月の64位、9月の41位から大きく順位を上げており、秋生まれの赤ちゃんの名前に多く使われていたことがわかりました。「楓」の漢字を用いた名前では「楓」のほか、「楓花(ふうか)」、「楓華(ふうか)」、「彩楓(あやか)」、「涼楓(すずか)」の順に多く名づけられていました。 【男の子】「秋」を用いた名前、9月比約3倍増10月生まれの男の子の人気漢字1位は「斗」、2位「翔」、3位「太」という結果でした。名前ランキング5位の「楓」は、9月46位から、10月は25位へランクアップ。男女ともに「楓」という漢字が多く使われていました。 また、「秋」を用いた男の子の名前は9月8名でしたが、10月は23名と約3倍に増えていました。「秋斗(あきと)」「智秋(ともあき)」「秋星(しゅうせい)」「快秋(かいしゅう)」「善秋(ぜんしゅう)」など23種類の名前で名づけられていました。 ◇◇◇ 9月生まれの「秋」を用いた名前は男女ともに8名、計16名でしたが、10月は女の子8名、男の子23名、計31名に名づけられており、季節感を取り入れた名づけが好まれていたことがわかりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年10月1日(木)~2020年10月25日(日)調査件数:13,191件(女の子:6,417件/男の子:6,774件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年11月17日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,883名の男の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! 秋生まれの男の子の赤ちゃんの名づけで人気の名前ランキングTOP20をご紹介いたします。1位蓮(れん)秋生まれの男の子の名前で一番人気だったのが「蓮(主なよみ:れん)」。2018年、2019年、2020年と3年連続で首位を獲得した名前で、一年を通じて人気があります。清らかで洗練されたイメージの名前です。 2位律(りつ)「律(りつ)」は2018年は21位、2019年5位、2020年9位にランクインするなど、近年人気上昇中の名前。イマドキでかっこいい印象の「ら行ネーム」の一つです。 3位湊(そう、みなと)「湊(主なよみ:そう、みなと)」は2018年3位、2019年2位、2020年は5位にランクイン。人や物が集まるみなとを意味し、爽やかでみずみずしい印象を受ける名前です。 4位樹(いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は2018年は6位、2019年は4位、2020年は4位にランクインした名前。生命力あふれる力強い木々を連想させる名前です。 5位蒼(あおい、そう)2018年は15位、2019年は8位、2020年には2位と徐々に人気が高まっている「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。青々と茂る植物のような、さわやかで健康的なイメージです。 6位大翔(はると、ひろと)「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」は2018年2位、2019年は7位、2020年は6位にランクインした名前。「立派に成長し、大空を羽ばたくように活躍する人になって欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位陽翔(はると、 ひなと)「陽翔(主なよみ:はると、 ひなと)」は2018年5位、2019年、2020年はともに3位と大変人気の高い名前。明るい光の中で大きく羽ばたき、空高く飛んでいくようなイメージを受ける「太陽ネーム」の一つです。 8位悠真(ゆうま)「悠真(主なよみ:ゆうま)」は2018年4位、2019年は6位、2020年7位にランクインした名前。「明るく素直な子」「真面目で落ち着いた男の子」という印象を受けるような名前です。 8位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年8位、2019年と2020年は15位にランクイン。やわらかな日差しの太陽を連想させる「陽」と、はつらつと元気な印象を受ける「太」を組み合わせ、たくましい男の子を思い浮かべるような名前です。 10位大和(やまと)2018年に7位、2019年は9位、2020年は17位にランクインした「大和(主なよみ:やまと)」。日本を表す古称であることから男の子らしいイメージがあり、どこか骨太でたくましい印象を受ける名前です。 11位湊斗(みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2018年25位、2019年14位、2020年8位にランクイン。人気漢字である「湊」に、きれいな星空や神秘的なイメージを受ける「斗」を組み合わせた名前です。 12位朝陽(あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキングでは11位、2020年は10位にランクインしました。前向きで力強くカッコイイ「あ行ネーム」の一つで、太陽のようにエネルギッシュな印象を受ける名前です。 13位颯真(そうま)「颯真(主なよみ:そうま)」は2018年、2019年と2年連続16位、2020年は14位にランクイン。爽やかでかっこよく、「ま」で止めることで落ち着いた印象になります。 14位結翔(ゆいと、ゆうと)2018年に18位、2019年は10位、2020年は13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。「人とのご縁」や「実を結ぶ」イメージのある「結」に、大きく羽ばたくような「翔」を組み合わせた名前です。 15位碧(あお、あおい)「碧(主なよみ:あお、あおい)」は2018年47位、2019年35位、2020年には19位へと大きくランクアップした名前です。自然の生み出す美しい青緑色を表し、どこか神秘的で力強さを感じるようです。 15位悠人(はると、ゆうと)「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」は2018年9位、2019年13位、2020年12位にランクイン。広大な自然や時の流れを表す「悠」に、男の子の止め字として人気で安定感のある「人」を組み合わせた名前です。 17位陽(はる、ひなた)「陽(主なよみ:はる、ひなた)」は、2018年38位、2019年は23位、2020年は26位。男らしく潔い「一文字ネーム」で、温かさやおおらかさが感じられる「太陽ネーム」でもあります。「はる」「ひなた」のどちらのよみも温もりのある印象です。 17位陽向(ひなた)2018年は13位、2019年は20位、2020年は11位にランクインした「陽向(主なよみ:ひなた)」。「太陽のようにあたたかく、志を高く持った人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 19位伊織(いおり)「伊織(主なよみ:いおり)」は2018年28位、2019年21位、2020年18位にランクインするなど、じわじわと人気が高まっている名前です。どことなく和をイメージする、レトロネームの一つです。 19位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は2018年76位、2019年は51位、2020年は38位でした。秋に美しく紅葉し、古くから日本人に親しまれている楓。秋生まれの赤ちゃんに多く名づけられる名前の一つです。 19位悠(はる、ゆう)「悠(主なよみ:はる、ゆう)」は2018年46位、2019年30位、2020年は28位にランクイン。ゆったりとした印象のある「悠」を一文字で使うことで、やさしく穏やかな印象があります。 秋生まれの男の子に人気の名前では、「陽翔」「陽太」「朝陽」など、エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」を用いた「太陽ネーム」が人気でした。また、秋生まれに急増する「楓」も19位にランクインしています。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,883件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月13日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,516名の女の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! いま最も人気のある秋生まれの女の子の名前ランキングTOP20をご紹介します。 1位陽葵(ひなた、ひまり)秋生まれの名前で一番人気だったのが「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2019年、2020年と連続で名前ランキング1位を獲得しており、一年を通して人気があります。おだやかな太陽をイメージさせる「陽」と美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしいフラワーネームです。 2位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は美しい紅葉が楽しめる落葉樹をイメージすることから、毎年秋から冬にかけて人気が高まる名前です。2020年名前ランキングでは21位でした。 3位紬(つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2019年の4位から、2020年は2位にランアップした人気の名前です。紬糸で織られた絹織物である「紬」は、江戸時代には普段着として愛用されていたほど丈夫で美しい布を表します。古風な印象のあるレトロネームの一つです。 4位凛(りん)「凛(りん)」は、2018年、2019年と2年連続名前ランキング2位にランクインし、2020年は3位を獲得しました。「凛とした」という言葉に使われることから、自分の道を毅然とした態度で歩んでいく女性をイメージするようです。 5位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2019年9位から、2020年は4位にランクアップ。空気が澄んで月がきれいに見える秋にピッタリの名前です。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年17位、2019年11位、2020年9位と着実に順位を上げ、人気が上がってきている名前です。みずみずしく爽やかな印象を受けるようなかわいらしい響きの名前です。 7位陽菜(はるな、ひな)2018年5位、2019年14位、2020年10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。あたたかい太陽の日差しとおだやかさを感じさせる、人気の菜の花ネームです。 7位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年8位、2019年6位、2020年8位にランクインし、近年人気上昇中。名前に「子」がつくレトロネームでありながらも、「りこ」という現代風の響きが特徴的なかわいらしい名前です。 9位芽依(めい)2018年7位、2019年は8位、2020年は4位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。植物が芽吹くイメージの「芽」を用い、エネルギーに満ち溢れた印象を受けます。 10位美月(みつき、みづき)2018年、2019年、2020年と3年連続で13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。その字の通り、美しく輝く月を連想する名前で、中秋の名月が楽しめる秋らしい名前です。同名では、女優の山本美月さんが活躍されています。 11位葵(あおい)2018年は1位、2019年は3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。美しく咲く花を連想させる名前で、年間を通じて人気が高いフラワーネームです。 11位結愛(ゆあ、ゆめ)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」は、2018年は13位、2019年は7位、2020年は12位にランクイン。響きもかわいらしく、「周囲の人から愛される女の子になりますように」という想いが感じられるようです。 13位結衣(ゆい)2018年4位、2019年は12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。こちらも女の子に人気の「結」を用いた名前で、女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 14位結菜(ゆな、ゆいな)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位、2020年上半期ランキングでは3位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)」。やわらかい響きとやさしいイメージがいっぱいの「菜の花ネーム」です。 15位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位、2020年上半期ランキングでは14位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。秋に美しい紅葉を見せてくれる、イチョウの木の「銀杏」を連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか。覚えやすくてキュートな「二音ネーム」の一つです。同名では女優で3児のママ、杏さんが活躍されています。 16位彩葉(あやは、いろは)2018年は55位、2019年は27位、2020年は18位と大きくランクアップし続けている「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。秋になり紅葉が彩り豊かに色づくイメージのある「彩葉」は、特に秋に多くつけられる名前の一つです。 17位詩(うた)「詩(主なよみ:うた)」は2018年に43位、2019年は35位、2020年は17位と最近増えてきている名前の一つ。言葉がリズムよく連なる「詩」を連想し、「詩吟」「詩人」などにも使われていることから、豊かな感性やロマンチックな芸術性を感じるような名前です。 18位凜(りん)2018年11位、2019年10位、2020年16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。「りりしい」「きりっとしている」の他に、「冷たい氷に触れたように心身ともに引き締まる感じ」という意味があり、寒くなる秋から冬にかけてぴったりの名前です。※本ランキング4位「凛」のつくり下部は「示」、18位「凜」は「禾」 19位朱莉(あかり、しゅり)2018年は30位、2019年は21位、2020年は22位にランクインした「朱莉(主なよみ:あかり、しゅり)」。「朱」と言えば、少し茶がかった赤色。高貴な雰囲気があり、美しい紅葉をイメージするような名前です。 20位咲良(さくら、さら)2018年11位、2019年と2020年は14位にランクインした「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。桜の花のように多くの人に愛され、親しまれるよう願って名づけてもいいですね。 秋生まれの女の子に人気の名前では、美しい紅葉のイメージを受ける「楓」や「彩葉」、夜空に美しく輝く「美月」「結月」など、秋らしい漢字を用いた名前がランクインしました。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,516件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月09日2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査しました! 赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングのTOP10をご紹介します。今年で11回目となる赤ちゃんの名前ランキング。気になる2020年の結果は!? 【名前】鬼滅ブームで“レトロネーム”人気がさらに過熱!?「鬼滅ネーム」も増加傾向に!赤ちゃんの名前ランキングTOP10近年、ベビーカレンダーの名前調査において人気継続中の名前といえば、古風で日本的な趣を感じる“レトロネーム”です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しました。今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、登場人物の名前もどこか古風で日本的なレトロネームばかり。今や社会現象になっている“鬼滅旋風”も、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。 また、『鬼滅の刃』のキャラクターに関連した「鬼滅ネーム」も男女ともに増加傾向に! 先日「週刊少年ジャンプ」で発表された「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」で主人公を追い抜き2位にランクインした人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人であったのに対し、今年は4人に増加。ほかにも、かわいらしい女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に! そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。 さらに、男女共に順位が急上昇したレトロネーム、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」にも注目。男の子では、一昨年はTOP100圏外、昨年93位でしたが、今年は24位に大きくランクアップ。女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、徐々に順位を上げてきています。「凪」は、風や波が静まることを意味する漢字です。上記にもある『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることから、これまでより身近な言葉・漢字として定着しつつあるのかもしれません。加えて、2019年に放送されたドラマ『凪のお暇』の主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響していると推測されます。 子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』は、すでにマンガの連載が終了しているものの、その人気は衰えることがなく、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。 <男女別の傾向>男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「蒼」、3位「陽翔」でした。「蓮」は2018年から3年連続で首位に輝き、絶対王者の貫禄を見せつけました。「蒼」は一昨年15位、昨年8位と順位を上げ、今年は2位にランクイン。人気俳優の中村蒼さんや福士蒼汰さんの名前に含まれる漢字でもあり、名前のよみは「あおい」が多数派でした。8位「湊斗」、10位「朝陽」は、ともに昨年TOP10圏外からのランクアップ。TOP10のなかでも「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前は2種類ずつランクインしており、人気の高さがうかがえます。 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「紬」、3位「凛」という結果に。「陽葵」は2019年にも1位を獲得したトレンドの名前。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、5〜9月の5カ月連続で1位に輝きました。「紬」は一昨年16位、昨年4位と着実に順位を上げ、今年は2位にランクインと人気が右肩上がりです。「紬」をはじめ、古風&日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」もTOP10入り。さらに11位〜20位にも、15位「杏(主なよみ:あん)」、16位「凜(主なよみ:りん)」(※)、17位「詩(うた)」、18位「彩葉(いろは)」、19位「琴葉(ことは)」がランクインしており、やはり“レトロネーム”が人気でした。 (※) 3位「凛」と16位「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 【よみ】男の子は“「と」止めネーム”が人気継続中!女の子は2音のよみがTOP3を独占名前のよみランキングTOP10男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は2018年から3年連続で首位をキープ。月間ランキングでも常に1位に君臨している、名前のよみの絶対的なチャンピオンです。「はると」とよむ名前は、「陽翔」「陽斗」「晴翔」の順に人気で、約230種類のバリエーションがありました。「みなと」は、一昨年6位、昨年3位と徐々に順位を上げている注目のよみで、今年は名前ランキングで「湊」「湊斗」の2種類がTOP10入りしたこともあり、2位にランクアップ。 そして近年の調査で常に人気が高いのは、名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム”です。「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」と、今年もTOP10の5割を占める結果に。 女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「ゆい」、2位「めい」、3位「えま」でした。2音のよみの人気が高まりTOP3を独占する結果に。「ゆい」は3年連続の首位ですが、昨年4位の「めい」が2位、昨年8位の「えま」が3位、昨年10位の「つむぎ」が5位、昨年TOP10圏外の「ほのか」が8位に浮上し、女の子の名前のよみはトレンドに変化が見られました。昨年から5つもランクアップした注目のよみ「えま」は、約115種類の名前のバリエーションがあり、「咲茉」「依茉」「愛茉」の順に人気でした。海外でも通じる呼びやすい名前のよみで、グローバルな印象が人気の理由かもしれません。 また、名前のよみでも“レトロネーム”が人気で、響きが古風&日本的な3音のよみは、「あおい」「つむぎ」「ひまり」「ほのか」「いちか」「あかり」と、TOP10の6割が該当しました。 【漢字】1位は「翔」「花」。男の子は自然の情景&スケールの大きさ、女の子は植物を表す漢字が人気名前の漢字ランキングTOP10男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」でした。止め字によく用いられる「翔」「斗」に加え、「大」も止め字に使用する際には「と」と読ませることがあるので、TOP3は“「と」止めネーム“の人気の影響を受けた結果と言えそうです。 さらに、男の子の名前では自然の情景を連想させる漢字や、スケールの大きさを表すような漢字が大人気。空高く飛ぶという意味を持つ「翔」、大きさや広さを表す「大」、星や宇宙を連想させる「斗」、大きくたくましい印象の「太」、太陽の光を表す「陽」、どこまでも続くさまを意味する「悠」、草木が生い茂る様子を表す「蒼」がTOP10にランクインしました。 女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「菜」、3位「結」という結果に。「花」「菜」をはじめ、4位「莉」、6位「奈」といった草花や果実を表す漢字が上位に。さらに植物に関連する漢字では「咲」もTOP10入りしています。植物を表す漢字は、やさしい雰囲気に加えて「生命力」や「成長」といったイメージがあります。ウィズコロナ時代を生きる赤ちゃんの健やかな成長を願って、植物を表す漢字が多く用いられているのかもしれません。 2020年に生まれた赤ちゃんの名前調査では、一大ブームとなっている『鬼滅の刃』の影響か、レトロネームの人気がさらに高まりました。キャラクターに関連する「鬼滅ネーム」もじわじわと増加傾向で、今後ますます注目度が高まりそうです。 また、男女ともに自然の情景や植物を連想させる名前が多く、コロナ禍での出産を経験したママ・パパが、赤ちゃんの健やかな成長を心から願い、明るい未来への希望を込めて名づけをおこなったことがうかがえる結果となりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2020年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:161,321件(男の子:81,896件/女の子:79,425件) 2020年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2020年11月04日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、11月生まれの男の子5,062名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。11月は秋らしい、あの「メイプルネーム」が人気急上昇するという結果に……! 1位蓮(れん)2018年・2019年の年間名前ランキングで1位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。2020年の上半期ランキングでも1位を獲得しており、近年非常に人気が高い名前です。 蓮(はす)の花は仏教で用いられる花としても知られることから、清らかで落ち着いた印象を受けるようですね。力強い名前が多い「一文字ネーム」で、名前のよみに「ん」のつく、リズムの良い「撥音ネーム」の一つでもあります。 2位樹(いつき)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位の「樹(主なよみ:いつき)」。2020年の上半期ランキングでは2位にランクイン。 「大樹」「樹木」など生命力あふれる木々の様子を表す熟語にも使わる、「自然派ネーム」の一つ。「青々と生い茂る樹木のように、伸びやかに空に向かって育ってほしい」といった想いを込めて名づけてもいいですね。 3位悠真(はるま、ゆうま)2018年の年間ランキングでは4位、2019年は6位の「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。2020年の上半期ランキングでは5位にランクイン。 「はるか遠い」「おだやかでのんびりしている様子」を意味する「悠」は2019年の漢字ランキング8位、「正直」「真実」というイメージの「真」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前です。 4位大和(やまと)「大和(主なよみ:やまと)」は2018年の年間ランキングでは7位、2019年は9位、2020年上半期ランキングでは16位にランクインしています。 「大和魂」「大和男児」などに使われていることから、日本的で男らしいさを感じられる名前です。「男らしく大らかで広い心を持ち、周囲を安心させるような頼もしい人になってほしい」という願いが込められているようですね。 4位律(りつ)2018年の年間ランキングでは21位、2019年は5位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2020年の上半期ランキングでは12位にランクインしました。 「規律」に使われている「律」には、「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われていることから、まじめで賢くも芸術的な印象を受けるような名前です。イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つでもあります。 6位蒼(あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。2020年の上半期ランキングでは4位にランクインしました。 青々として力強く生い茂る草を連想させる「蒼」は、さわやかなよみが印象的。「青々とした草木が生い茂るように、元気いっぱいに育ちますように」という想いがこめられているようです。 7位湊(そう、みなと)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。2020年の上半期ランキングでは6位にランクインしました。 船や人が集まる場所を指す「湊」には、「明るく社交的で、人が集まるような愛される人」というイメージがあるようですね。海を感じるスケールの大きな名前で、将来海外で活躍するようなグローバルな印象もあります。 8位朝陽(あさひ)2018年、2019年と2年連続名前ランキング11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年の上半期ランキングでは10位にランクインしました。 「爽やかな澄んだ空気」「物事の始まり」というイメージのある「朝」に、エネルギッシュな太陽を思い浮かべる「陽」を組み合わせた、元気いっぱいな男の子という印象を受ける名前です。 8位楓(かえで)紅葉が色鮮やかに色づく11月にぴったりな「楓(主なよみ:かえで)」。2018年の年間ランキングでは76位、2019年は51位にランクインした名前が、11月は上位にランクイン。 2019年の11月は女の子の名前ランキングでも「楓」が1位になるなど、秋生まれの赤ちゃんには男女問わず「メイプルネーム」の人気が高まるようです。 8位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位にランクイン、2020年上半期では11位にランクインした名前。 エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」に、男らしくたくましい印象を受ける止め字「太」を組み合わせることで、「太陽のように明るく周囲を照らす、はつらつとした男の子」をイメージするような名前です。 11月は紅葉が見ごろを迎える時季ということもあり、秋らしい「楓」の人気が急上昇するという結果でした。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:5,062件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月29日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、2019年11月生まれの女の子4,960名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。紅葉が色づく11月らしい「楓」が1位、月がきれいに見えるこの季節にぴったりな「月」を用いた「ルナネーム」の人気が上昇しました。 1位楓(かえで)11月生まれの女の子に最も多く名づけられたのは、「楓(主なよみ:かえで)」でした。2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクインしています。 11月は紅葉が色鮮やかに色づくことから、この時季にぴったりの「メイプルネーム」です。男の子の名前ランキングでも、11月は8位にランクインしており、この時季に人気が急上昇する傾向があるようです。 2位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は、2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクイン。 止め字に「子」を用いた「レトロネーム」でありがらも、呼びやすくキュートな響きでイマドキの名前です。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われる人気の漢字で、2019年の人気漢字ランキングでも2位にランクインしています。 3位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。 秋と言えば紅葉、紅葉といえばとってもきれいなイチョウを思い浮かべる方も多いはず。イチョウの種子「銀杏」にも用いられる「杏」は、秋らしい名前でもあります。「アン」という名前は呼びやすく、明るくキュートな印象を受ける「二音ネーム」の一つです。 4位澪(みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。2020年上半期ランキングでも8位にランクインしている名前です。 川や海の船が通る水路を意味し、みずみずしくもゆったりと安心感のあるイメージを受ける名前です。漢字の中に「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」でもあります。 5位陽葵(ひなた、ひまり)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位にランクインした「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年上半期ランキングでも1位にランクインした人気の名前です。 ぽかぽかとあたたかい太陽の下で、きれいな葵の花がまっすぐに伸びる様子をイメージするような名前で、女の子に人気の花にまつわる「フラワーネーム」の一つです。 6位結愛(ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)」。2020年上半期ランキングでも13位にランクインした名前です。 周囲の人から愛し愛されるようなイメージの「愛」と、人とのご縁を表す「結」を組み合わせた名前。「愛に溢れた女の子になりますように」という親の思いが感じられるようですね。 7位芽依(めい)「芽依(主なよみ:めい)」は、2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期は6位にランクインしている名前です。 若々しさや生命力を感じるような「芽」に、いつくしみを感じる「依」と組み合わせた名前。音に温かみがあり、明るい印象の「ま行ネーム」です。「若い芽のようにエネルギーと可能性に溢れ、周囲から愛される女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位咲良(さくら、さら)「咲良(主なよみ:さくら、さら)」は2018年の年間ランキングでは11位、2019年は14位、2020年上半期は12位にランクインしている名前です。 「笑う」という意味のある「咲」と「人格が優れている」という意味の「良」を組み合わせた名前。「よく笑う素敵な女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位美月(みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(みづき)」。2020年上半期は16位にランクイン。 その字の通り美しい印象を受ける「美」に、夜空で優しく光る「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想することから、「秋の夜長」で知られる秋に人気が上昇する名前です。 10位葵(あおい)2018年の年間ランキングでは首位、2019年は3位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年上半期ランキングでも9位にランクインした名前です。 葵は太陽に向かって美しい花を咲かせることから、可憐な印象の「フラワーネーム」の一つでもあります。「葵のように太陽に向かってすくすくと成長し、美しい花を咲かせてほしい」という親の想いが感じられるようですね。 10位結月(ゆづき)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。2020年上半期ランキングでも7位にランクインした名前です。 7位の「美月」同様、名前に「月」のつく「ルナネーム」です。「人とのご縁」のイメージのある「結」に、夜空で優しく輝く「月」を組み合わせたどこか神秘的で美しい名前です。 10位詩(うた)2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした「詩(主なよみ:うた)」が2019年の11月は人気が急上昇。 古風でどこか和の雰囲気の「レトロネーム」でもあり、「令和」の典拠の『万葉集』を連想させる名前でもあります。「詩」は楽しい音楽や美しい言葉のイメージがあり、豊かな感受性や芸術性を感じる名前です。 10位紬(つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。2020年上半期ランキングでも2 位にランクインしている近年人気の名前です。 「紬」は紬糸で織られたしっかりとした絹織物を表すことから、どこか強い女性をイメージするような名前です。「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という想いが込めて名づけてもいいですね。 10位陽菜(はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2020年上半期ランキングでは10位にランクインしました。 ぼかぼかとした暖かな日差しを連想させる「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた「菜の花ネーム」の一つ。あたたかく親しみやすい印象の名前で、有名人では元AKBの小嶋陽菜さんが活躍されています。 11月は月がきれいに見える時期ということもあり、「美月」「結月」などの名前に「月」のつく「ルナネーム」の人気が上昇しました。また、男の子のランキングと同じく、秋らしい「楓」という名前にも人気が集まるという結果に。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:4,960件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月28日ベビーカレンダーは2020年1月から6月の上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に、『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気だった漢字TOP30、上半期に多く名づけられていた名前実例とともにご紹介します。 1位花2019年の漢字ランキング3位の「花」が、上半期1位を獲得。その字の通りきれいな花を連想し、花(25位)、一花(30位)、花音(38位)、和花(40位)、百花(78位)、穂乃花(84位)などの名前で用いられました。 2位菜黄色くかわいい花を咲かせる菜の花のイメージがある「菜」。2019年漢字ランキング4位、上半期は2位でした。結菜(3位)、陽菜(10位)、陽菜乃(44位)、紗菜(51位)、菜月(67位)、愛菜(74位)などで多く使われています。 3位結2019年漢字ランキング5位の「結」。紐を締めてつなぐという意味から、人や物事の縁をイメージすることができます。結菜(3位)、結月(7位)、結衣(11位)、結愛(13位)、心結(34位)、美結(44位)、結心(63位)、結(67位)などの名前で用いられました。 4位莉2019年漢字ランキング2位で、ジャスミンの一種である「茉莉花」にも用いられる「莉」。2019年名前ランキング6位だった莉子(上半期4位)のほか、朱莉(28位)、莉緒(40位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、莉央(55位)などの名づけで用いられました。 5位愛2019年漢字ランキング1位の「愛」。バレンタインのある2月には漢字ランキング3位にランクインしています。結愛(13位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、愛菜(74位)、乃愛(78)、唯愛(87位)といった名前で使われています。 6位奈2018年漢字ランキング2位、2019年6位と毎年人気の高い漢字「奈」。栞奈(55位)、怜奈(66位)、玲奈(73位)、紗奈(75位)などの名前で用いられました。 7位美2019年漢字ランキング7位の「美」。その字の通り美しい女性のイメージがあり、美月(16位)、美桜(21位)、美結(44位)、美琴(61位)、美羽(75位)、美咲(87位)といった名前が人気です。 8位乃2019年漢字ランキング8位で、やさしく古典的な印象を受ける「乃」。陽菜乃(44位)、詩乃(52位)、乃愛(78)、穂乃花(84位)などで用いられました。 9位心2019年漢字ランキング9位だった「心」。思いやりを意味する「心」は心春(21位)、心結(34位)、心陽(34位)、結心(63位)、心晴(75位)、心音(78位)などの名前で使われていました。 10位咲2019年の漢字ランキング10位の「咲」。花が咲き始める春、3月から5月に漢字ランキングTOP10に入るなど人気が上昇していました。咲良(12位)、咲茉(26位)、咲希(55位)、陽咲(72位)、美咲(87位)などで用いられました。 11位陽2019年漢字ランキング11位の「陽」。ぽかぽかとあたたかい太陽を連想します。上半期の人気名前ランキング1位の陽葵(1位)のほか、陽菜(10位)、心陽(34位)、陽菜乃(44位)、陽咲(72位)などで用いられました。 12位彩2019年の漢字ランキング12位で、しとやかで愛らしい雰囲気の「彩」。彩葉(26位)、彩羽(91位)、彩、彩愛、彩華などの名前が人気です。 13位音2019年の漢字ランキング13位の「音」。感性豊かなイメージがあり、琴音(28位)、花音(38位)、心音(78位)などで用いられました。 14位桜2019年の漢字ランキング17位の「桜」。桜の時季である4月に人気が急上昇していました。「桜」を用いた名前では、美桜(21位)、咲希(55位)、桜(61位)などが人気です。 15位希2019年の漢字ランキング14位の「希」。希望に満ち溢れた印象のある漢字です。柚希(32位)、紬希(38位)、咲希(55位)などで用いられました。 16位葵2019年の漢字ランキング15位の「葵」。葵の花が開花時期を迎える春から夏にかけて特に人気が高まっていました。陽葵(1位)、葵(9位)、日葵などの名前が人気。 17位月2019年漢字ランキング16位の「月」。美しく優しく光り輝く月を連想させ、結月(7位)、美月(16位)、柚月(52位)、優月(63位)、菜月(67位)などが用いられました。 18位華2019年の漢字ランキング19位で、華やかで、あでやかな印象のある「華」。一華(34位)、華(70位)、彩華、楓華、愛華、凛華などの名前が多く使われています。 19位茉2019年の漢字ランキング23位の「茉」。咲茉(26位)、依茉(67位)、心咲(84位)などの名前が人気。 20位葉2019年の年間漢字ランキング18位の「葉」。木々が生い茂る夏場に人気が高まる漢字です。琴葉(20位)、柚葉(23位)、彩葉(26位)など、「〇〇は」とよむ止め字として多く用いられています。 21位子2019年の漢字ランキング20位の「子」。古風で愛らしい印象を受ける「子」は、優れた人という意味があります。莉子(4位)、桜子、璃子、葵子、桃子、日向子、日菜子など、止め字として多く使われていました。 22位優2019年の漢字ランキング22位の「優」。やわらかい物腰やすぐれている人という意味があり、おだやかでやさしいイメージがあります。優月(63位)、優奈、優愛などの名前で用いられました。 23位依2019年の年間漢字ランキング28位の「依」。頼りにする、従うといった意味があることから、素直な子に育ちますように、という願いも感じられます。依茉(67位)、由依、蒼依などの名前で用いられていました。 24位柚2019年漢字ランキング31位の「柚」。冬の季語「柚子湯」のイメージからか、真冬の1月・2月生まれの女の子の名前で特に多く使われていたようです。柚葉(23位)、柚希(32位)、柚月(52位)などの名前で用いられました。 25位衣2019年の漢字ランキング25位で、美しい衣を連想させる「衣」は気品のある雰囲気に。結衣(11位)、葵衣、芽衣、優衣、柚衣などの名前で用いられました。 26位未2019年の漢字ランキング53位の「未」。まだ、いまだに、といった意味をもつ「未」は無限の可能性をイメージする漢字です。未桜、未来、彩未といった名前で多く用いられました。 27位那2019年の漢字ランキング27位の「那」。やさしく朗らかな印象を受ける漢字で、咲那(91位)、玲那、優那などで用いられました。 28位紗2019年の漢字ランキング21位、繊細で美しい印象を受ける「紗」。紗菜(51位)、紗良(70位)、紗奈(75位)といった二音ネームで多く名づけられていました。 29位香2019年漢字ランキング24位の「香」。良い香りが漂ってくるような印象を受け、「香り立つような魅力的な女性になりますように」という願いが感じられるようです。穂香(97位)、結香、遥香、香帆、明日香といった名前で使われていました。 30位羽2019年の年間漢字ランキング32位の「羽」。その字の通り、自由で伸びやかな印象を受け、「将来大きく羽ばたきますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。美羽(75位)、彩羽(91位)、柚羽、音羽などで名づけられていました。 上半期は「花」「菜」「咲」「桜」などの花にまつわる漢字や、植物や自然をイメージさせる「葉」「陽」を用いた名前が人気という結果でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ ※順位記載のない名前は、上半期名前ランキング100位以下<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月21日3人のお子さんのうち、上の2人と違って3人目のお子さんだけは、事前に名前を決められないまま出産の日を迎えてしまったそう。すぐに名前で呼んであげられず、どんどん焦りが募っていったパパの体験談を紹介しています。 私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。 名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳と手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精一杯。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ほっとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のLINEで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のLINEが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もばっちりだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入り交じり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:佐藤 楓1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。
2020年10月17日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト