「ううう」の始まりは2歳前2歳になるより前からだったと思いますが、スバルは時折こわい顔をして、手や肩に力を入れて「ううう」と声を漏らしながら歩き回ることがありました。Upload By 星あかりその頃のスバルはまだ「バイ(バイバイ)」「ばあ(いないいないばあ)」「あー(Car)」の3語と宇宙語だけでコミュニケーションを取っていたので理由を聞くこともできず、その異様な様子を見守ることしかできませんでした。1回の時間は5秒から20秒くらいで長くはないのですが、多い時期には1日に何度も何度も行われるので不安になりました。そもそもこの行動が何なのか分からない、インターネットで検索するにしてもキーワードが分からない、病気に関わるのであっても何科に相談すれば良いのか分からない……、何も分からない。かかりつけの小児科で相談したことがあるのですが「大きくなったら落ち着くでしょう」と言われました。スバルは1歳半健診時に言葉の遅れを指摘され、3歳で言葉が溢れるまで何度か発達検査を受けていたので、その時にも相談したのですが「爪を噛むようなものでしょう」とサラッと言われました。私が大げさに気にしすぎなのかなと思いつつも、どうしても気になってしまうのでした。「ううう」が出るタイミングは暇な時や不安な時だったので、怖い、嫌だなど負の感情の表現のように感じました。それだと「爪を噛むようなものでしょう」という説明もしっくりくるのですが、「もうすぐおやつだよ」「今度バスに乗ろうね」「またばあばの家に遊びに行こうね」などのスバルの喜びそうな話をした時に出ることもありました。私はますます理解できなくなるのでした。これって「常同行動?」3歳で言葉が溢れ、単語でコミュニケーションが取れるようになった同じ時期に、スバルは自閉スペクトラム症と診断されました。自閉スペクトラム症を勉強するために本をたくさん読んだり療育に通ったりするうちに私は「常同行動」と言う言葉を知りました。常同行動の具体例として、手をヒラヒラさせる、飛び跳ねる、爪を噛む、体を揺らすなどがありました。ピタリと当てはまるものはありませんでしたが、これらの仲間だろうと私は納得しました。常同行動を行う理由として「何かの要求を訴えている」「精神的な安定を求めている」「刺激を求めている」などがあげられており、スバルの「ううう」が出るタイミングとほとんどマッチしていると思いました。しかし「今度バスに乗ろうね」のようなスバルに最大級の喜びを与えたつもりの言葉が「ううう」のトリガーになる事もあったので、そこが引っかかっていました。先の見通しができないと不安になる……自閉症スペクトラム症の息子その後、幼稚園生活が始まり集団生活を送る中で、言葉もかなり増えました。スバルがつたないながらも自分の気持ちを説明できるようになった事で「先の見通しができないと不安になる」ことが分かりました。例えば、幼稚園生活の中で「10時になったら絵本を読むので座って待ちましょう」など具体的な時間を言われると落ち着いて待つことができるのですが、「絵本の時間までもうちょっと座って待ちましょう」などの曖昧な表現だと不安になって「ううう」が出てしまうことがありました。「ううう」の原因……答え合わせそこでようやく気づいたのです。私がスバルを喜ばせるつもりで言った「今度バスに乗ろうね」に対して、スバルは「今度っていつ⁉」という気持ちだったのだと。「もうすぐおやつだよ」「ううう(3時なら3時と言って)」「またばあばの家に遊びに行こうね」「ううう(日にちで言ってもらえます?)」くらいの気持ちだったのだと思います。スバルにとって「先の見通しができない」ことの気持ち悪さは相当のものだったようで、早々に時計の読み方とカレンダーの読み方をマスターし自分でスケジュール管理をするようになりました。幼稚園の先生の「ちょっと待っててね」に対して「いつ頃になりますかね」と聞いて自分で安心できる状況をつくるようになりました。集団生活の中では予期せぬことがたくさん起こり、最初に聞いたスケジュールの通りにいかないことも、そもそも時間が決められないこともありました。それでも時々「ううう」を挟みつつ気持ちを落ち着かせているようでした。Upload By 星あかり暇な時や「先の見通しができない」以外の負の感情でも「ううう」が出るので、参観日でスバルの苦手な工作の時間を参観した時には「ううう」の多さに、私は冷や汗が出ました。ただ、家にいる時と違って、スバルは席についたままこっそり「ううう」を出していたことに成長を感じました。小学生になった現在の「ううう」小学生になった現在、「ううう」はかなり落ち着きましたがなくなった訳ではありません。外で「ううう」が出ることはほとんどありませんが、家ではちらほら顔を出します。宿題の量が多い時、TVで登場人物がピンチになった時、晩ごはんが苦手なメニューだと気づいた時……。2歳の時に言われた「爪を噛むようなものでしょう」と言う解釈は、今となっては「確かにそのようなものだった」と思います。ただ爪を噛むよりかなり派手な動きなので、今でも久しぶりにみるとぎょっとしますが、私も慣れたもので「おっ!今日も派手にやってるね!」くらいの気持ちで見守ることができるようになりました。私も「ううう」とは10年弱の付き合いになりますので。執筆/星あかり(監修:森先生より)常同行動は、ストレスを緩和するためにしていることが多く、自分や他人を傷付けることでなければ基本的には無理にやめさせず見守りをして、不安の原因を考えてみるようにしましょう。今回のように、保護者の方がしっかりお子さんを観察して原因を考えてくれると、支援もしやすくなりお子さんの不安は軽減されますね。お子さん本人は不安の原因をまだうまく説明できないので、観察を続けてもなかなか原因が分からないということもあり得ます。成長してから、「あの時はこんな気持ちだった」と本人から話してくれてようやく意味が分かることもありますね。一般には、発達障害の傾向がある方は「もうすぐ」といった曖昧な表現だとイメージがつかめなかったり、手順にこだわりがあったり、頭の中で考え過ぎてしまったりして、「先の見通しがたたないこと」そのものに不安感をおぼえることが少なくありません。スバルくんが「楽しい予定」を伝えられても、不安になってしまっていたのはこのためかもしれませんね。お子さん一人ひとり、不安ポイントは異なります。あまり思い詰めずに、おおらかな気持ちで見守っていくことが大切ですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月09日小学校入学直後から始まった「行き渋り」現在小学6年生のわが家の長女『姉子』は、赤ちゃんの頃から繊細なところはあったものの、幼稚園の時は楽しく園生活を送っていました。そして、いざ小学校に入学!「さあ、きっとこのまま楽しく小学校に通うはずだし、私も幼稚園の送り迎えから解放されるぞー!」と思っていました。最初の頃は、保護者や先生に見守られて集団で登下校して楽しそうにしていた姉子。しかし、入学から1週間ほど経つと、朝泣き出すようになり、登校前に腹痛や頭痛を訴えるようになりました。Upload By スパ山けれども、一旦登校してしまえば、そのまま学校で過ごして帰ってくるので、朝の登校は私がつき添い、校門まで先生に迎えに来てもらうという形になりました。当時はほぼワンオペ育児だったので、下のきょうだいたちの送迎もあり、姉子を送ったらすぐに家に戻らなければならず、校門で泣いている姉子を先生に半ば強引にお願いして帰ることもありました。第一子だし、まだ1年生だから「最初はこんなもんだろう」と、私は楽観的に思っていました。それが2学期になり、3学期になり……、もう他の同級生は一人で登下校するのがへっちゃらになっているというのに、姉子の行き渋りはずっと変わりませんでした。親としては放っておくわけにもいかないので、なだめたりすかしたり、あの手この手で登校させようと必死でした。ある日突然始まった「チックの症状」Upload By スパ山ある日突然、姉子が目をキョロキョロ動かすようになりました。さらに、まるで何かに引っ張られるように首を振るようになりました。それを見た私は、学生の頃に児童発達関係の専攻をしていた経験から、「あ、チックだ」と思いました。チックは癖のようなもので、幼児期から青年期にかけて現れる子がわりと多い症状だそう。原因など解明されていないことも多くありますが、決して育て方が悪いとか、愛情不足などではないと言われています。姉子本人も、出したくて出しているわけでもないので、止めることもできません。指摘すると悪化することもあるらしいので、「やめなさい」「またやってるよ」など言わず、そっと『あたたかい無視』をすることでほとんどの場合、自然におさまっていくと習いました。でも、いくら知識があったとしても、わが子にチックが出たとなるとやはり不安だったので、念のため、かかりつけ医に診てもらおうと思い、姉子に気づかれないように気をつけつつ、チックの様子を動画に撮っておきました。そして予防接種のついでに動画を見てもらうと、「チックが出やすい年齢だし、そのうちおさまるので指摘せず見守っていい」と、お医者さんからもアドバイスをいただき、待つことにしました。学校の先生方にも姉子のチックの症状について伝え、配慮していただきました。低学年だったからなのか、クラスメイトから指摘されることもなく、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返したものの、姉子のチック症状は1年ほどで完全に出なくなりました。小学生になって初めての個人懇談で「発達検査」を薦められるUpload By スパ山姉子にチックの症状が出始めた頃とほぼ同じ時期に、小学生になって初めての個人懇談会がありました。その時に初めて担任の先生から姉子の学校での様子を聞いた私。それは、「本当に姉子のことなのか?」と、耳を疑いたくなるようなことばかりでした。例えば、「名前を呼ばれた人からプリントを取りに行く」のような全体指示が伝わりにくく、呼ばれていないのに取りに行ってしまい、別に叱られていないのに、嗚咽が止まらないほど大泣きしたり、ほとんどのテストが白紙だったり、授業中に教室から飛び出して校舎の外で泣いていたなど……。行き渋りはあったものの、登校さえしてしまえば、一日学校で過ごして下校できていたので、何も問題なく学校生活を送っているものだと私は思っていました。そして担任の先生から「発達検査(WISC)を受けてみてはどうでしょうか」と言われ、そこで初めて姉子にも発達障害があるのかもしれないと思いました(2歳下の弟のハジュがすでに発達障害の診断を受けていた)。まさに寝耳に水。いや、寝耳に氷水くらいの衝撃でした。正直なところ「あ、この子もか」と目の前が真っ暗になりました。発達検査で凸凹が分かった!Upload By スパ山すぐに発達支援センターへ相談に行き、2年生になってすぐWISCを受けました。発達支援センターはすでに弟が通っている所で、姉子も何度か付き添って行ったことがあるので、心理士さんも弟の担当をしてくれている顔見知りの方にお願いしました。姉子が私と離れることを激しく嫌がったので、発達検査に同席させてもらいました。姉子は緊張がとても強く、一つの質問に3分~4分ほど黙って考えこんでしまうので、だいたい90分程度だと言われていた検査に2時間半もかかってしまい、終わったときにはぐったりしていました(それに根気よく付き合ってくれた心理士さんには感謝しかありません……)。結果はかなり凸凹があり、知的能力についてはボーダーかどうかギリギリのところ。しかし、検査中の緊張の強さから正確に判断できないとのことで、しばらく様子を見ることになりました。検査の結果や検査中の姉子を見て、今まで本人は相当しんどい思いをしてきたことが分かりました。私は姉子に申し訳ない気持ちでいっぱいで、今まで気づかなかった自分をすごく責めました。行き渋りやチックは姉子から出ていたSOSだったことにやっと気づくことができたのです。そして、発達検査を受けたことで姉子の特性や困り事を知ることができたので、「上手にサポートできれば学校生活も楽しめるかもしれない」と、淡い期待を抱いていた頃、コロナ禍が始まってしまったのです……。コロナの影響でさらに大変な事態になってしまったわが家。そのお話は別の機会に書きたいと思います。執筆/スパ山(監修:初川先生より)姉子ちゃんの小学校入学した後のエピソードをありがとうございます。幼稚園保育園から小学校という場に変わり、朝校門や児童玄関で泣いてしまうお子さんは結構いらっしゃいます。保護者が玄関などまで送っても泣いてしまい保護者と別れがたいお子さんに対して、保護者が笑顔で去りながら先生方にお子さんを託すという方法はよく取られる方法です。それで朝の会や1時間目頃までに気持ちが切り替わり教室へ入れる、活動に参加できるのであればよいかなと思います。それ以降まで涙が止まらない場合などは別のやり方も検討してみるのもよいでしょう。そうして学校というものに慣れていくことが新入生の時期には通過するプロセスではあります。チックに関しては、どういう時にチックが出やすいか観察してみるのは有効です。家でも学校でも出るのか、緊張したときだけなのか、逆にリラックスしたときにでるのかなどです。いずれにせよ、何らかストレスが過度にかかっているのではないかなと気を配りながら、チック自体はスパ山さんがされたように本人には指摘せず、見守るのみにしていく。そうした対応が一般的です。頑張りすぎているサインかもしれないと思って生活を見直してみたり、先生に学校での様子を聞いてみたりするのもよいでしょう。個人懇談会にて、学校での姉子ちゃんの苦戦する様子を知ったとのこと。だいぶ驚かれたことと思います。学校、集団生活、一斉での指示理解、決められた活動に取り組むという設定……そうしたものの何かにつまずきが見られた、あるいはとても苦手としているということでしょう。帰宅するとほっとして、学校でのいろいろを良くも悪くも周囲に感じさせないという面もあったのでしょう。気になることがある場合(行き渋りもそうですし、そもそも幼少期の様子から学校や集団生活の中での苦戦が想定される場合など)は、連絡帳や電話などで、お子さんの学校での様子を(懇談会を待たずして)聞いてみてもいいですし、先生のほうで気になることがあったら教えてほしいと頼んでおくのも一つです。発達検査によって分かること・分からないことありますが、まずはざっくりとした知的レベルや得意不得意に関して客観的に掴むには有効です。検査受検にあたっても、姉子ちゃんの抵抗はなかなかのものだったのですね。新奇場面(新しく、珍しい場面)への苦手さ、見通しのつかなさなどが強いとなかなか検査者と二人きりで検査室に入れないことがあります。それでも検査の公平性を保つためにも基本的には保護者とは分離して実施できるよう、最大限工夫するのですが、なかなか難しかったからか保護者が同席した形での実施になったということですね。こうした場合は少数で、基本的にはお子さん一人で受検するものになります。そうした緊張の強さ、そしてなかなかに熟考・長考したというところで、分かっているのに答えられなかった可能性などが浮上するため、全体として参考値扱いになったのではと想像します。ただ、指示を聞いて、期待される回答や言動を取るということや初めての環境で良く知らない人と、というところの掛け合わせでかなり困難が生じやすいことがよく分かり、ということは学校生活もなかなかにしんどい思いをしながら過ごしている可能性が想定されたということですね。家庭での生活が姉子ちゃんにとって安心安全で、そこまでの不適応を家庭の中では出さずにやってこられたからこそ、学校のような集団の場では苦手さが重なっていたけれど家庭からは見えにくかったのでしょう。気づいてあげられなかったという後悔の思いも語られていますが、ただ、「家庭では楽しそうに過ごしていたんだよね」というところは姉子ちゃんにとって過ごしやすい環境を提供できていたからこそでもあります。行き渋りやチックがSOSであったのはそうかもしれませんが、気づくのに遅すぎることはありません。気づいてからの対応が大事です。検査の結果や検査時の様子もふまえて、学校での支援や家庭でのサポートが姉子ちゃんに合ったもので充実してゆくといいなと思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月08日株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮原博昭)の調査・研究機関である学研教育総合研究所は、2023年10月27日(金)~11月1日(水)の6日間、全国の小学生の子どもを持つ保護者を対象に「小学生調査」、全国の中学生の子どもを持つ保護者を対象に「中学生調査」を実施し、小学生調査では1,200名、中学生調査では600名の有効サンプルを集計しました。今回は、小学生調査および中学生調査のうち、ふだんの生活実態や生活意識に関する結果を「小学生・中学生白書 小学生・中学生の日常生活に関する調査」として公表します。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)URL 表1: 今年(2023年)のお正月にもらったお年玉の総額(すべてを足した額)をきいたところ、小学生では平均21,064円、中学生では平均27,255円でした。平均額を過去の調査と比較すると、小学生では2020年21,241円→2021年20,823円→2022年20,047円→2023年21,064円と、2020年の金額には届かなかったものの、2年連続の減少から増加に転じました。コロナ禍の影響が一定の落ち着きを見せ、2023年のお正月は帰省先に親族・親戚が集まるケースが増えたのではないでしょうか。他方、中学生では2020年28,799円→2023年27,255円と1,544円の減少となりました。表2: “推し活”についてきいたところ、“推し”がいる人の割合は、小学生では52.7%、中学生では66.0%となりました。男女別にみると、小学生男子では49.0%、小学生女子では56.3%、中学生男子では59.0%、中学生女子では73.0%と、いずれも女子のほうが高くなりました。“推し”のジャンルをみると、小学生男子の1位は「YouTuber」、小学生女子の1位は「アニメ・まんがキャラクター」、中学生男子の1位は「YouTuber」、中学生女子の1位は「アイドル」でした。表3: 悩み事についてきいたところ、今、悩んでいることがある人の割合は、小学生では41.6%、中学生では60.8%となりました。男女別にみると、小学生では男子が42.2%、女子が41.0%と男子のほうが高くなったのに対し、中学生では男子が59.7%、女子が62.0%と女子のほうが高くなりました。今、悩んでいることをみると、小学生では「学校での友だち関係」、中学生では「学習に関すること」がそれぞれ1位でした。また、不安や悩みがあるときに相談するかをきいたところ、小学生では「相談する」が89.4%、「相談しない」が10.6%、中学生では「相談する」が90.7%、「相談しない」が9.3%となりました。男女別にみると、「相談しない」と回答した人の割合は、小学生男子11.5%、小学生女子9.7%、中学生男子11.3%、中学生女子7.3%と、いずれも男子のほうが高くなりました。不安や悩みがあるときに相談する相手をみると、小学生・中学生ともに1位は「母親」で、小学生では「父親」が2位、中学生では「友だち」が2位でした。[小学生調査 調査結果]★小学生の好きな食べ物 「おすし」は2000年調査以降不動の1位、2位「ラーメン」3位「カレーライス」★小学生の嫌いな食べ物 1位「サラダ」2位「焼き魚」3位「さしみ」好きな食べ物をきいたところ、1位「おすし」(41.2%)、2位「ラーメン」(28.7%)、3位「カレーライス」(23.8%)となりました。過去の調査と比較すると、「おすし」は2000年調査以降、不動の1位となっています。また、前回の2022年調査と比較すると、「ポテトフライ」(前回調査3位→今回調査4位)と「フライドチキン・からあげ」(前回調査2位→今回調査5位)は順位を下げた一方、「ラーメン」(前回調査4位→今回調査2位)と「カレーライス」(前回調査5位→今回調査3位)は順位を上げTOP3に挙がりました。他方、嫌いな食べ物をきいたところ、1位「サラダ」(20.3%)、2位「焼き魚」(17.8%)、3位「さしみ」(13.0%)となりました。前回の2022年調査と比較すると、嫌いな食べ物TOP3に変化はありませんでした。また、「嫌いな食べ物はない」は、38.3%でした。【参考】★小学生が今年のお正月にもらったお年玉 もらった金額は平均21,064円、2022年調査から1,017円増加今年(2023年)のお正月にもらったお年玉の総額(すべてを足した額)をきいたところ、お年玉をもらった人の割合は91.1%(「なし」が8.9%)となり、平均は21,064円でした。男女別にみると、男子ではお年玉をもらった人の割合は93.3%、平均は21,286円、女子ではお年玉をもらった人の割合は88.8%、平均は20,842円でした。前回の2022年調査と比較すると、お年玉をもらった人の割合は1.4ポイントの上昇(前回調査89.7%→今回調査91.1%)、平均は1,017円の増加(前回調査20,047円→今回調査21,064円)となりました。コロナ禍の影響が一定の落ち着きを見せ、2023年のお正月は帰省先に親族・親戚が集まるケースが増えたのではないでしょうか。★小学生のお年玉の使い道 「貯金」がダントツ、2位「おもちゃ」3位「ゲーム機・ゲームソフト」今年(2023年)のお正月にお年玉をもらった人(1,093名)に、もらったお年玉の主な使い道をきいたところ、1位「貯金」(61.8%)、2位「おもちゃ」(23.1%)、3位「ゲーム機・ゲームソフト(オンライン以外)」(20.5%)となりました。男女・学年別にみると、高学年の女子では「キャラクターグッズ」(5年生28.4%、6年生21.1%)や「文房具(ステーショナリー)」(5年生29.5%、6年生26.7%)、「本・雑誌」(5年生18.9%、6年生18.9%)、「洋服などの衣類」(5年生11.6%、6年生17.8%)などが他の層と比べて高くなる傾向がみられました。★「今、悩んでいることがある」小学生の42%悩み事のTOP3は「学校での友だち関係」「学習に関すること」「学校での先生との関わり」今、悩んでいることがあるかをきいたところ、1位「学校での友だち関係」(15.8%)、2位「学習に関すること」(14.8%)、3位「学校での先生との関わり」(7.0%)となり、「悩み事は特にない」は58.4%、悩み事がある人の割合は41.6%でした。男女別にみると、男子では「学習に関すること」、女子では「学校での友だち関係」が1位でした。★「不安や悩みがあるときでも相談しない」小学生の11%不安や悩みを相談する相手では「母親」がダントツ不安や悩みがあるときに、誰に相談するかをきいたところ、「母親」(76.4%)が突出して高くなり、「父親」(35.7%)、「友だち」(21.4%)と続きました。不安やストレスを感じていることや人に伝えづらい悩みがあるときには、まずは母親に相談しているという人が大半を占めました。また、「相談しない」は10.6%、相談する人の割合は89.4%となりました。男女、学年によって差が大きく、「父親」「友だち」は顕著であることがわかります。★「推しがいる」小学生の53%、推しのジャンルTOP2は「アニメ・まんがキャラクター」「YouTuber」“推し活”について質問しました。“推し”がいるかどうか、いる場合は“推し”のジャンルとしてあてはまるものをきいたところ、「推しはいない」は47.3%、推しがいる人の割合は52.7%となりました。“推し”のジャンルをみると、1位は「アニメ・まんがキャラクター」(17.1%)、2位は「YouTuber(VTuber除く)」(16.0%)、3位は「スポーツ選手」(6.7%)、4位は「アイドル」(6.4%)、5位は「マスコットキャラ」(5.3%)でした。男女別にみると、推しがいる人の割合は女子では56.3%と、男子(49.0%)と比べて7.3ポイント高くなりました。また、推しのジャンルは男子では「YouTuber(VTuber除く)」、女子では「アニメ・まんがキャラクター」が1位でした。★イメージする“憧れる大人像” 1位「心優しい人」2位「お金持ち」3位「朗らかで明るい人」どのような大人に憧れているかをきいたところ、1位は「心優しい人」(34.5%)でした。周囲の人に優しさや気遣い、思いやりを持って接することできる大人を“理想の大人”と考えている人が多いのではないでしょうか。次いで、2位「お金持ち」(21.2%)、3位「朗らかで明るい人」(20.2%)、4位「おしゃれな人」(15.8%)、5位「誠実な人」(14.5%)となりました。男女別にみると、男子・女子ともに1位は「心優しい人」で、男子では「お金持ち」が2位、女子では「おしゃれな人」が2位でした。[中学生調査 調査結果]★中学生が今年のお正月にもらったお年玉 もらった金額は平均27,255円、2020年調査から1,544円減少今年(2023年)のお正月にもらったお年玉の総額(すべてを足した額)をきいたところ、お年玉をもらった人の割合は95.7%となり、平均は27,255円でした。前回の2020年調査と比較すると、平均は1,544円の減少(前回28,799円→今回27,255円)となり、学年別にみると1年生は1,997円の減少(前回27,155円→今回25,158円)、2年生は948円の減少(前回29,403円→今回28,455円)、3年生は1,686円の減少(前回29,839円→今回28,153円)となりました。★中学生のお年玉の使い道 1位「貯金」2位「お菓子などの食べ物」3位「本・雑誌」今年(2023年)のお正月にお年玉をもらった人(574名)に、もらったお年玉の主な使い道をきいたところ、1位「貯金」(56.8%)、2位「お菓子などの食べ物」(23.2%)、3位「本・雑誌」(22.8%)となりました。男女・学年別にみると、男子の1年生と2年生では「ゲーム機・ゲームソフト(オンライン以外)」(1年生34.7%、2年生32.3%)、女子の2年生と3年生では「洋服などの衣類」(2年生33.7%、3年生44.9%)、女子の3年生では「文房具(ステーショナリー)」(33.7%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。★「今、悩んでいることがある」中学生の61%、3年生では68%悩み事の1位は「学習に関すること」、2位は「学校での友だち関係」、3位は「学校での先生との関わり」今、悩んでいることがあるかをきいたところ、1位「学習に関すること」(35.2%)、2位「学校での友だち関係」(20.7%)、3位「学校での先生との関わり」(9.0%)となり、「悩み事は特にない」は39.2%、悩み事がある人の割合は60.8%でした。学年別にみると、悩み事がある人の割合は上の学年ほど高くなる傾向がみられ、3年生では68.0%となりました。★「不安や悩みがあるときでも相談しない」中学生の9%不安や悩みがあるときの相談相手 1位「母親」、男子の1年生では「父親」「きょうだい」が高い傾向不安や悩みがあるときに、誰に相談するかをきいたところ、「母親」(67.0%)が最も高くなり、「友だち」(46.0%)、「父親」(29.2%)と続き、「相談しない」は9.3%、相談する人の割合は90.7%となりました。男女・学年別にみると、男子の1年生では「父親」(45.0%)と「きょうだい」(24.0%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。★「推しがいる」中学生の66%、推しのジャンルは? 男子の1位「YouTuber」、女子の1位「アイドル」“推し活”について質問しました。“推し”がいるかどうか、いる場合は“推し”のジャンルとしてあてはまるものをきいたところ、「推しはいない」は34.0%、推しがいる人の割合は66.0%となりました。“推し”のジャンルをみると、1位は「アニメ・まんがキャラクター」(17.7%)、2位は「YouTuber(VTuber除く)」(15.0%)、3位は「アイドル」(12.8%)、4位は「スポーツ選手」(9.8%)、5位は「歌手・ミュージシャン(アイドル除く)」(9.7%)でした。男女別にみると、推しがいる人の割合は女子では73.0%と、男子(59.0%)と比べて14.0ポイント高くなりました。また、推しのジャンルは男子では「YouTuber(VTuber除く)」、女子では「アイドル」が1位でした。★中学生がイメージする“憧れる大人像” 1位「心優しい人」2位「朗らかで明るい人」3位「お金持ち」男子では「誠実な人」、女子では「朗らかで明るい人」が2位どのような大人に憧れているかをきいたところ、1位「心優しい人」(38.0%)、2位「朗らかで明るい人」(25.3%)、3位「お金持ち」(23.0%)、4位「誠実な人」(22.5%)、5位「見識や教養のある人」(21.2%)となりました。男女別にみると、男子・女子ともに1位は「心優しい人」で、男子では「誠実な人」が2位、女子では「朗らかで明るい人」が2位でした。※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。■調査概要■調査タイトル:小学生・中学生白書 小学生・中学生の日常生活に関する調査調査対象(小学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする小学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者(中学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする中学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者調査地域:全国調査方法:インターネット調査調査期間:2023年10月27日(金)~11月1日(水)の6日間有効回答数(小学生調査):1,200サンプル(中学生調査):600サンプル実施機関:ネットエイジア株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月25日特定非営利活動法人日本トイレ研究所(所在地:東京都港区、代表理事:加藤 篤)は、子どもの排便の実態把握を目的に、「うんちweek2023」にあわせて排便記録調査を実施し、全国の小学校112校12,307人・中学校12校1,258人の7日間の記録を集計しました。便秘が疑われる小学生は26.3%となり、早期の対策が求められます。▼調査結果の詳細 <主な調査結果>●7日間のうち「排便があった日数が2日以下」は小学生9.0%、中学生8.7%●7日間のうち便秘傾向の「硬い便が2回以上」出ていたのは小学生17.8%、中学生9.2%最も多かったのは小学2年生・女子24.9%で、次に多かったのは小学1年生・女子24.6%●便秘が疑われる児童(「排便があった日数が2日以下」と「硬い便が2回以上」のどちらかに該当するまたは、両方に該当する児童)は、26.3%。2021年から3年連続で20%を超えている<調査概要>●対象 :全国の小学校1年生~6年生および中学校1年生~3年生●期間 :2024年10月~11月のうちの7日間●方法 :郵送による配付・回収●項目 :排便の有無および便形状●有効回答:小学生12,307サンプル(112校)、中学生1,258サンプル(12校)(回収した記録用紙のうち、未記入の日があるものを除く)●実施主体:特定非営利活動法人日本トイレ研究所※本調査では、小数第2位を四捨五入しているため、数字の合計が100%とならない場合があります[表1]排便のあった日数(2023、小学生)[表2]硬い便が2回以上出ていた児童(2023、小学生)[表3]便秘が疑われる児童(2021-2023、小学生)<小児外科医・中野 美和子先生のコメント>(抜粋)毎日排便していても、すっきり出せていない場合などは便秘の可能性がありますし、便秘症かどうかは、本来は便性や、排便しやすさなどと合わせて判断するべきものですが、今回の排便記録からの推測では、少なくとも8~9%、多く見積もると20%以上の児童が積極的な介入(生活習慣の調整、薬剤治療を含む)が必要な便秘症の可能性が高いといえます。小学生も中学生も、自らの排便状況には疑いを持たないことが普通で、治療したほうがよい便秘症でも、よほど強い症状がない限り自ら便秘を訴えることはありません。また、食事を含む日常生活の調整で排便状態をより良くすることが可能なのに、それを知る機会は少ないのです。排便記録は、日ごろ無視しがちな排便状況を子ども自身が振り返り、自分の身体に関心を持つという重要な一歩です。そして1週間連続して記録することで、ふだんの生活を振り返り、生活習慣を改善するきっかけになるという行動療法でもあります。場合によっては、医療機関を受診し、積極的な治療に結び付けてもらいたいものです。また、この記録を家庭内で共有することにより、家族全員が排便、そして身体と生活習慣について話し合う機会が増えることを期待します。===中野 美和子先生(学校法人神戸学園 神戸動植物環境専門学校理事・校長、吉川小児科排便外来、さいたま市立病院 小児外科 非常勤・元部長)<日本トイレ研究所のコメント>(抜粋)子どもの便秘は放っておくと悪化することもあるため、大人が早めに気づいて、早めにケアできる環境をつくることが必要です。子どもが便秘になりやすい契機として、入学による環境の変化や、学校でトイレに行くのを避けることが便秘のきっかけになる可能性があります。一般的に学校のトイレは老朽化が進んでおり、家庭のトイレとのギャップが大きいことも課題として挙げられます。また、学習指導要領において排便教育が位置づけられていないことも課題です。便の状態には、食事、運動、睡眠、心の状態などさまざまなことが影響します。排便をきっかけに自分の体の状態に目を向け、体の調子を整えようと意識することは、とても重要だと考えています。排便記録に用いたうんちチェックシート■うんちweek2023について排泄は、食事・睡眠・運動と同様に、生きる上で欠かすことのできない生理的欲求です。しかし、大人も子どもも排泄について学ぶ機会はほとんどありません。「うんちweek」では、自分の便の状態を知ることで健康について考え、おなかにいい生活を実践することを呼びかけています。期間 : 2023年11月10日(いいトイレの日)~11月19日(世界トイレの日)特設サイト: 目的 : 排泄をとおして、健康や生活リズムを整えるきっかけをつくる内容 : 小学校・中学校を通した児童・生徒の排便記録、フォーラム開催 等主催 : 特定非営利活動法人日本トイレ研究所協賛 : EAファーマ株式会社、太陽化学株式会社、カルビー株式会社、小林製薬株式会社、イチジク製薬株式会社、株式会社ケンユー、野村乳業株式会社、マグミット製薬株式会社(順不同)■特定非営利活動法人日本トイレ研究所「トイレ」を通して社会をより良い方向へ変えていくことをコンセプトに活動しているNPOです。近年は「子どものトイレ・排泄環境」「災害時のトイレ・衛生環境」「街なかのバリアフリーなトイレ環境」に力を入れています。所在地 : 東京都港区新橋5-5-1 IMCビル新橋9Fコーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月25日わが家は、夫婦と小学生の息子の3人暮らし。なぜか夫の姉に目をつけられ、何かと迷惑をかけてくるので困っています。義姉は何かと私に用事を言いつけきて、彼女の息子である甥の世話はよく頼まれます。自分はママ友などとの飲み会に参加し、留守番をしている息子の夕食を私に準備させるのです。 義姉の嫌がらせにうんざり…小学生の甥はうちの息子と年齢が近く、食事に誘うと喜んでやってきます。しかし、乱暴なところがあるので息子とケンカをしたり、家のものを壊したりなど迷惑なところも……。義姉にはもう預かれないと伝えていますが、聞いていないようです。 義姉の迷惑行為は、まだまだあり……。最近はわが家の玄関前に大きなソファが置かれていました。すぐに義姉の仕業とわかったので連絡。使えるから持っていったとのことですが、もうボロボロで粗大ゴミ扱いです。結局、わが家で処分することになりました。 しかし数カ月後、義姉の嫌がらせが他人を巻き込む大変な事態になるとは……彼女は思ってもみなかったことでしょう。 勝手に侵入!?驚きのBBQ事件その日、義姉から連絡がありました。「ママ友とBBQするのに今日ガレージ借りたから♪」何のことを言っているのか、一瞬わかりませんでした。しかし、前の家にはあったなと思い出し……。笑いをこらえながら、返信をしました。「え? 先月引っ越したんですけど……」「誰の家使ってるんですか……?」 きっと返信を見て、真っ青な顔になったと思います。嫌がらせから逃れるため、引っ越しについては秘密にしていました。ですから、彼女は何も知らずに私の元の家のガレージを使用したようです。 とはいえ、これは不法侵入になるのでは……。義姉はしらばっくれようとして、私に連絡してきたメッセージを消去したり、口止めを迫ったりと、それは大変でした。 逮捕される!?新しい家主の対応はじつは新しい家主は、ガレージに防犯カメラをつけていました。義姉がママ友とBBQをしたり、工具を盗んだりする様子が、バッチリ撮影されていたそうです。甥は置いてあった自転車に傷をつけてしまったそうで、器物破損も加わりました。 義姉は示談になりましたが、示談金や修理代はかなりの額になったようです。ステータス重視のマウントママだった義姉は、すっかり意気消沈。友人たちやご近所から白い目で見られるようになり、生活も変わったようです。こんなことを言うのはあまり良くないですが……ちょっとスカッとしました。 ◇ ◇ ◇ これまで傍若無人なふるまいをしてきたツケが回ってきたようで、まさに自業自得という結果に。義姉はこれを機に、自分の過去の言動を反省してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月24日星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。戸惑いながらも療育センターで発達検査を受けると、「発達障害の特性をお持ちです」との結果に。その後、年長さんになったタロくんは、小学校入学を見据えた療育教室に通い始めます。そして、卒園を数カ月後に控えた夏。教育委員会との就学面談が行われ、特別支援学級の見学を提案されました。通常学級を望むばよさんの心は揺れ動きますが、その気持ちを諦めきれないまま、就学先を見極めるための就学相談会の日を迎えます。それから1カ月後、教育委員会から届いた報告書の結果は「特別支援学級への就学が望ましい」。結果を受けても悩みに悩み、ついにばよさんはタロくんを支援学級に通わせることを決断。それでもなお、気持ちは晴れきらずにいましたが、自分の決断を身内や友人に伝えるごとに、心が軽くなっていったのです。タロくんを特別支援学級に通わせるという決断を周囲に打ち明け、心が軽くなるのを実感していた、ばよさん。間近に迫った小学校入学に向け、ばよさん親子は就学先を決めた以降も、療育教室に通っています。 以前ほど、一喜一憂することもなくなって… 保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられたのは、タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは小学校入学までの日々を振り返り、ばよさん親子に関わり、サポートしてくれた人たちのことを感謝の気持ちとともに思い出します。 そして、タロくんは小学5年生に! 時に行きしぶることがありながらも、のびのびとした学校生活を送っているのでした。 小学生になったタロくんが放課後に通っている「放課後等デイサービス」。これは臨床心理士の先生の説明にもあったように、障害のある子どもや発達に特性のある子どもをサポートする福祉施設です。例外が認められるケースもありますが、6〜18歳の小学生・中学生・高校生を対象に、放課後だけでなく、休日や夏休み・冬休みの長期休業にも利用できる施設が多いようです。小児神経専門医の松井先生によると、放課後等デイーサービスに通うことで、子どもはさまざまな自立支援を受けて、成長することができるとのこと。一方で、学校はストレスを感じやすい場所なので、無理せずに時々は休むことも良いそうです。 放課後等デイサービスの制度が始まったのは2012年4月のこと。比較的、新しい福祉サービスです。 このように、子どもの成長を支援する取り組みは、少しずつ進化しています。お子さんの特性にかかわらず、子育てに不安になったときは、あらゆる支援のかたちに目を向けてみる——。そうしたら、育児に悩むママやパパも、少しは“自分はひとりじゃない”と思えるかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2023年12月24日もうすぐ小学生になる娘、夫とともに暮らすパート主婦の私。誰に対してもやさしく素敵な義母にはお世話になることが多く、何か恩返しをしたいと思っていました。しかし、ある日突然、夫から「母さん、借金があるんだ」と告げられたのです。そしてわが家は義母を援助するために仕送りをすることになったのですが――!?「母さん、借金があるんだってさ……」 夫から突然告げられた、義母の借金。義母には義父の遺産もあるし、私よりしっかり家計を管理しているはずなのに……。 義母への仕送り「母さん、旅行好きだろ?旅行のたびに、羽目を外してお金を使っちゃったみたいだ」「最近は節約生活をしているらしいんだけど、エアコンも使ってないとか言っててさ……」「借金は200万くらいで、一応年金で払っていける金額なんだけど、生活費が全然足りないみたいで……。できれば少し援助をしたいんだけど……」 あの義母が借金をしていたなんて、にわかには信じられませんでした。でも、今までたくさんお世話になってきたのだからと、私は仕送りを二つ返事で了承しました。 「じゃあ、月15万くらい送ってあげたいんだけど……」 予想よりもはるかに大きな金額に、私はびっくり。さすがに無理だと言うと、「じゃあ10万円……」と言い出した夫。私のパート代だけでは足りないし、うちの家計はかなり圧迫されますが、義母のためです。仕方ありません。 「来年から娘が小学生になるから、10万円仕送りできるのは今年だけだよ?」と言うと、夫は「わかった、今年だけ10万円で、それ以降は下げる」とうなずきました。 お小遣いの減額や、飲み歩きの頻度を減らすことも了承した夫。「迷惑かけてごめんな……」「俺もがんばるから」としおらしい態度の夫に、私はすっかり騙されていたのです。 厳しい家計2カ月後――。 義母に月10万円の仕送りをするのは、予想以上に大変でした。娘に我慢をさせるわけにもいかず、私は在宅の仕事を始めることに……。一方、「俺もがんばる」と言っていた夫は、私との約束を破り、月の半分は飲み歩いています。 義母への仕送りのため、在宅の仕事を増やした私が「もう少し家にいてほしい」「外食を減らしてほしい」と言うと、「俺の給料が少ないって言いたいわけ?」と喧嘩腰で返してくる夫。 生活の厳しさを訴えると、「そんなにキツいなら、貯金を切り崩せばいいだろ」と夫。しかし、この貯金は娘のためのもの。簡単に切り崩すことなんてできません。そう言うと、夫は「そうやってブツブツ言ってくるから腹立つんだよな」「独身時代の方がよっぽどマシだったわ、お前と結婚したの間違いだったかもな」と私をなじりました。 その後、何度話し合おうとしても、夫は「ごちゃごちゃ言ってる暇あるなら仕事しろよ!」とまったく話になりません。 夫の嘘数週間後――。 ランチを楽しんでいる私のもとに、夫からメッセージが届きました。 「今月の仕送りしてないよな?」「母さんキレてるんだけど」「お義母さんと今一緒にランチしてるから直接渡すね」「いや、やめろ!」 義母から「旅行のお土産を渡したいから、一緒にランチに行きましょ」と誘われて、義母のおごりでランチをしていた私。 借金があるにもかかわらず、旅行したり、人にランチをおごったりするほど、義母は非常識な人ではないと思っていました。普段と変わらない様子の義母に借金のことを聞いてみると……。 「何のこと?」 私は夫から聞いた話をすべて義母に話しました。すると、私が今まで仕送りを振り込んでいた口座は、普段使っていないものだということが判明。仕送りのことも、その金額も一切義母は知りませんでした。 私が汗水たらして捻出した仕送りはいったいどこへ行ってしまったのでしょうか? 1週間後――。 やはり、義母の借金は夫の嘘でした。お小遣いの額に不満を抱いていた夫は私と娘に節約生活を強いて、義母への仕送りを自分の懐へ入れていたのです。 私たちが質素なごはんを食べている一方で、夫は会社の同僚や部下の若い女の子に野球観戦のチケットや高級レストランでのごはんを奢っていたそう。 「最後との遊びというか……。今年だけは好きにさせてもらおうって思って……」「お前たちも生活はできてたわけだし……」「元はといえば俺の金じゃん……」 たしかに、10万円の仕送りは今年までという約束でした。しかし、来年以降の仕送りがなくなるという話はされていません。夫が私たちに嘘をつき続けるつもりだったことは明白です。 私だって自分の稼ぎを家に入れていますが、自分一人のお金だと思ったことはありません。家族みんなで暮らしていくためのお金ですから。 「もう一度だけチャンスをください!」「俺、絶対に変わってみせるから……」などと夫は言っていますが、もう許す気はさらさらありませんでした。以前、夫も「独身の方がマシな生活ができてた」と言っていましたから、お望み通り独身に戻してあげると伝えました。 その後――。 何度か話し合いを重ね、私と夫は離婚。義母の通帳を勝手に持ち出したり、義母に借金があると嘘をついたりした夫は、義母からも絶縁されました。 私は娘とともに実家に帰り、再就職に向けて資格取得のために毎日勉強しています。両親や義母に支えてもらいながらにはなりますが、娘が幸せに暮らせるようにがんばって働くつもりです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月22日今はボールのある所にワーッと集まる団子サッカーの子どもたち。来年は公式戦が始まるから、どんな時に何を視野に入れてプレーの判断をするのか、を理解させたい。相手DFに阻まれたとき、味方にパスを通すには何が見えていればいいのか、など周囲を見れるようにするにはどうしたらいいか教えて。とのご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、悩めるお父さんコーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<スクールのみでチームに所属してない子、対外試合の経験が積めない弊害はあるのか教えて<お父さんコーチからの質問>池上さんこんにちは。小3の息子が少年団に入団した際、チームのパパ友に誘われてボランティアコーチをしています。私自身は高1までサッカーをしていたものの、教える側のことは習ってこなかったので、JFAのD級取得のための勉強ぐらいしかできていません。勝利より楽しさを求めるチームなので、はっきり言って弱いし下手です。今回ご相談したいことは、視野を広げるためにどんな指導をすればいいのか。という事です。今はまだボールのある所にみんなが寄って行ってしまいがちですが、春からは4年生で市のリーグも始まるし、サッカーの形にしたいと思っています。どうしてもボールばかり見て、周囲の動きに気づけないことが多いのですが、どんな時に何を視野に入れてプレーの判断をするのか、を理解させたいです。例えばドリブルしてて相手DFに阻まれたとき、味方にパスを通すには何が見えていればいいのか、などを伝えたいです。ほかには、DFをしていると周りをよく見れるけど、シュートの時に視野が狭くなりGKによく止められる子が多いので、ゴール前でも広く周り(前?)をよく見ることを身に付けさせたいです。自分自身まだ指導を学び始めたばかりで、どう伝えたらいいのか、どんな言葉なら理解しやすいのかなど悩みます。幅広い年齢に指導してきた池上さんにアドバイスをいただきたいです。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。受け持っている3年生がボールに寄って行きがちなので、団子にならず「サッカーの形にしたい」と考えているのですね。低学年からでもダンゴにならない指導を含め、この連載でも視野の確保や広がって攻めることについてさまざまお伝えしています。最後のほうで紹介するので、ぜひチェックしてください。■意識するということは「見る」ということつい数日前のこと、あるところで小学4年生を指導した際にこんなことがありました。およそ100人の子どもたちを一度に見る状況で、午前中は5対5のゲーム形式で練習をしました。キーパーも入って、後ろからビルドアップすることに注目してやってもらいました。そして、午後からはまず5対2で鳥かごをしてもらいました。ボールは2つ。どのグループもミスが続出しました。ボールが2つあるので、同じ人にパスが重なったり、ボールがぶつかったりしました。「ボールは2つあるから、ボールを意識して。意識するということは"見る"ってことですよ」そんなアドバイスをしながら、各グループを回りました。始まってしばらくしたら、私は笛を吹きました。「次はボールを1個にしてください。ただし、パスはダイレクトで回してください」すると、子どもたちは「え~っ!」と大声で叫びます。それに構わず私は「あれれ?君たち、ダイレクトパスを知らないの?え~っ!」と驚いてみせます。子どもたちはびっくりしたり、苦笑いしながらボールをひとつ減らしてパスをダイレクトで回し始めました。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■ダイレクトのパス回し指導は止める蹴るを鍛えるためではなく、周りを見れるようにするためすると、どうでしょう。見ていたほかのコーチたちが「子どもたち、顔が上がっていますね」と目を丸くしていました。ダイレクトで回すという制約をつけられると、子どもたちは渡されたパスをすぐさま味方にパスしなくてはいけないため周りを見るようになります。結果、顔を上げるようになるのです。ダイレクトにうまく渡せなかったとしても、その瞬間周りを「見よう」とします。このことに気づいていない指導者は少なくありません。ダイレクトでパス回しをさせるというオーガナイズを、止める蹴るといった足元のスキルと思っているのです。私がここでパスをダイレクトで回させたのは、決してダイレクトパスの練習ではありません。選手に「周りを見ろ」と言うだけでは、見られるようにはなりません。見ざるを得ない状況をつくることが必要です。■その都度周囲の情報を認知していないと考えることもできない私がジェフにいたとき、オシムさんが監督の時代は、そんな練習がかなりの量を占めていました。頭の回転を速めるための練習です。オシムさんはそんな練習をしながら「速く考えろ!」と選手に声をかけていました。しかしながら、考えるための要素を認知していなければ、考えることもできません。要素とはその都度周囲がどうなっているかという「情報」です。ところが、少年サッカーを指導している多くの方が、上述した5対2でダイレクトパスを回す練習で選手がミスすると「まだしっかり蹴れないですね」とおっしゃいます。選手がミスするのは、ダイレクトだから、自分にボールが来たらどこにパスしようかなと考えていたということでもあります。足元の技術がないわけじゃない。そこをコーチは理解しなくてはいけません。このあたりはコーチがサッカーをきちんと学んでいるかどうかの差でもあります。ダイレクトパスの前にやったボール2つの5対2の段階で「ふたつのボールが重ならないようにするには、もうひとつのボールがどこに行くかで決まってくる」という頭の理解がないといけません。少年サッカーの現場を見ていると、子どもたちに「いつもそんなふうに考えていないとできないよね」と説得できるような練習が少なすぎるようです。したがって、オシム時代のジェフの選手たちは「試合(公式戦)のほうが楽だ」と口々に言ってました。オシムさんの練習のほうが制約が厳しいので、いろいろな情報を頭に入れなくてはいけない。つまり見なくてはいけないのでとても頭が疲れるのです。■低学年から「相手がどう動いてくるか」を考えさせることで判断する力を養う(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)サッカーは相手がどう動いてくるかわかりません。0点何秒かの世界で判断しなくてはいけません。小学生の低学年、もしくはもっと小さいときから「どっち?」と考えさせなくては視野を確保し判断できる力を養えないのです。例えば、この5対2の練習は、学年全部を混ぜてやってもよいでしょう。サッカーの認知力の高い高学年が「ここ、ほらパスできるよ」「こっちに動いて」と言ってくれたりすると、下の学年は少しずつ見る力がついてきます。例えばブラジルは子どもから大人まで一緒にやるストリートサッカーで、賢い子どもが生まれます。集団を縦割りにするなどするメソッド化ができたら、面白いと思っています。実際に、指導者になった私の教え子は、3年生と6年生を一緒に練習させたり、そこにコーチや高校生も混ぜたチームで練習させたりします。見ていると、小学生が非常に賢いです。ご相談者様の言う「サッカーの形」になっています。ひとりで勝手にドリブルしたりしません。3年生もちゃんと視野を確保でき、大人と遜色ないプレーをします。どうしたらかしこい選手を育てられるか?と考えると、大人と子どもが混じってサッカーをする「究極の縦割り」が効果的だと考えます。以下が冒頭でお伝えした、関連のアーカイブ記事です。ぜひ参考にしてみてください。サッカー初めての子たちに楽しく基礎を教えるメニューが知りたい攻守の切り替えをどう教える?身体の向き、その時何を見ればいいのか、子どもたちに理解させる方法を教えて味方がパスを受けやすくするための動きが分かってない子どもたちに、理解させる方法を教えて池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年12月22日公益財団法人日本城郭協会(理事長:小和田 哲男)は、株式会社ワン・パブリッシング(代表取締役社長:廣瀬 有二)と共催で教育事業の一つとして小学生・中学生を対象とした「第22回城の自由研究コンテスト」を開催しました。加藤 理文当協会理事を審査員長とする審査会にて選定を行い、文部科学大臣賞を各務 日乃さん(東京学芸大学附属世田谷小学校3年/東京都)と中村 潔敬さん(三郷市立彦成中学校3年/埼玉県)、日本城郭協会賞 鵜飼 壮さん(一宮市立萩原小学校6年/愛知県)と足立 晴音(獨協埼玉中学校1年/埼玉県)、ワン・パブリッシング賞 外林 海星さん(多賀城市立多賀城小学校6年/宮城県)と足立 晴音さん(日本城郭協会賞と同時受賞)を選出。以下優秀賞・佳作全体で小学生10名、中学生12名の受賞が決まりました。表彰式は12月17日、パシフィコ横浜で開催された「お城EXPO2023」会場にて開催されました。それぞれの作品名・受賞理由は以下の通りです。お城EXPO会場における表彰式記念撮影■文部科学大臣賞(小学生の部)<各務 日乃さん(東京学芸大学附属世田谷小学校3年/東京都)>『ようがいの地にきずかれた世田谷城西がわだけがなぜ弱い?! 世田谷線おほり説を立てる』素朴な疑問から仮説を立て、地形図・陰影起伏図・古写真を調べ、さらに現地調査を実施し、ペットボトルを使った現地での実験など、多角的方法で証明しようとしていく過程が非常に素晴らしいと評価した。結論に至るまで解き明かしていく文章も秀逸で、読んでいて引き込まれる程だった。失われた城跡で、これだけの研究が出来るということを知らしめる大変素晴らしい作品である。文科大臣賞各務さん表彰各務さん作品■文部科学大臣賞(中学生の部)<中村 潔敬さん(三郷市立彦成中学校3年/埼玉県)>『道庭城いざ復元』曾祖父の「半田村」は元々「道庭村」との仮説を検証するために、明治以降の地形図や発掘調査資料を読み取り、現地調査を経て城の場所を特定することが出来た。道庭城を方形館として復元し、後世に伝えたいとして上手にまとめまで持っていけている。具体的な模型を作ったことも、評価の対象とした。文科大臣賞中村さん表彰中村さん作品■日本城郭協会賞(小学生の部)<鵜飼 壮さん(一宮市立萩原小学校6年/愛知県)>『これからのお城の生きる道~名古屋城バリアフリー問題から考えるこれからのお城のあり方や名古屋城木造再建について~』極めて難しい課題を、あらゆる角度から徹底的に分析し、松本城など他5城を現地取材することで、より深めることが出来た。現存天守、木造再建天守、RC造の再建天守、石垣だけの城という取材先の選択もすばらしく、木造再建だけでない城全体を考えることでより作品に厚みが加わった。鵜飼さん作品■日本城郭協会賞/ワン・パブリッシング賞(中学生の部)<足立 晴音さん(獨協埼玉中学校1年/埼玉県)>『道庭城の謎は沼にある』中村さんの作品と甲乙つけがたく、審査員一同熟考を重ねた結果、ダブル受賞と言う特別な評価をした。小学校からの継続調査で、今回も非常に丁寧にそしてしっかりと裏付けを取る調査が出来ている。川と道という地形の違いから、水運と陸運の要衝の重要性に気付き、それを今までの調査で得た膨大な資料と結び付け、さらにそばたか神社と有力氏族との関係にも言及し、結論付けてく過程が素晴らしかった。足立さん作品■ワン・パブリッシング賞(小学生の部)<外林 海星さん(多賀城市立多賀城小学校6年/宮城県)>『枡形進化論』~枡形は古から受け継がれた由緒ある仕掛けだった~枡形について、弥生時代の吉野ケ里遺跡に始まる囲郭集落まで遡らせ、自分なりの仮説を立て17ヶ所の現地調査を実施し、防御力・攻撃力・びびらせ力・発想力・造りやすさの五項目を定めて比較検討したところが面白かった。マインクラフトを使った模型も効果的で、模造紙のまとめ方も非常に上手で、この二つも評価対象とした。外林さん作品優秀賞・佳作は以下の通りです。■小学生の部優秀賞 猪野 康介(筑波大学附属聴覚特別支援学校小学部2年/千葉県)初めての自由研究 家康ゆかりの城優秀賞 長谷川 太一(小野市立大部小学校5年/兵庫県)池田輝政と姫路城優秀賞 鈴木 遼太(武蔵野市立千川小学校5年/東京都)「城地名」はどこにある優秀賞 中川 瑞祥(朝倉市立杷木小学校6年/福岡県)秋月城(陣屋)防衛計画論考佳作 小川 正(横浜市立大鳥小学校3年/神奈川県)僕だったらどうする!?~山中城の戦いから考える北条氏の守り方を考える~佳作 加藤 大芽(名古屋市立極楽小学校5年/愛知県)攻城戦最強の城はどこだ!!! ~平山城の謎に迫る~佳作 割鞘 凛人(福山市立野々浜小学校5年/広島県)お城歴一年の僕が調べる 福山城と現存天守の謎■中学生の部優秀賞 内田 智也(刈谷市立富士松中学校1年/愛知県)未来に残す石垣構造優秀賞 中脇 光翼(掛川市立西中学校2年/静岡県)古文書から読み説く掛川城の真の姿III~歴史に隠されたもう一つの掛川城~優秀賞 伊藤 拓生(駒場東邦中学校3年/東京都)関東甲信の城-発達の共通点と相違点佳作 清水 愛心(静岡大学教育学部附属島田中学校1年/静岡県)「城」が表す時代の変化について佳作 川上 結輝(岡山県立岡山操山中学校2年/岡山県)天空の城 備中松山城の謎に迫る~備前 宇喜多直家・秀家の城との比較を通して~佳作 佐藤 悠翔(宇都宮大学共同教育学部附属中学校2年/栃木県)1700年の宇都宮史~北関東最強の宇都宮氏と宇都宮城~佳作 小林 潤喜・亀山麟太郎・鈴木 駿真(静岡大学教育学部附属島田中学校2年/静岡県)鉄砲と『円』の関係~諏訪原城、田中城、真田丸~佳作 篠宮 颯介(静岡大学教育学部附属島田中学校3年/静岡県)武田流築城術は本当に武田流?~諏訪原城の要 丸馬出~◆「城の自由研究コンテスト」開催概要行事名称:「第22回城の自由研究コンテスト」主催者 :公益財団法人日本城郭協会/株式会社ワン・パブリッシング後援 :文部科学省 教育新聞社 読売KODOMO新聞 読売中高生新聞 城びと協賛 :童友社目的 :小・中学生の総合的な学習をふまえ、地域のシンボルである「城」を探訪し、研究・調査・発表する中で我が国の文化遺産についての理解を深める。概要 :全国の小学生、中学生から応募された城に関する自由研究の優秀作品に対し、小学生の部と中学生の部それぞれに文部科学大臣賞、日本城郭協会賞、ワン・パブリッシング賞、優秀賞、佳作、団体賞(学校賞)を選出し、これを表彰する。◆「第22回城の自由研究コンテスト」応募状況今回の応募状況は33都府県から、211作品となりました。内訳は小学生の部で個人応募54作品、団体応募11団体13校49作品の計103作品、中学生の部で個人応募20作品、団体応募14団体88作品の計108作品でした。1次審査、2次審査を経て選出された小学生の部及び中学生の部でそれぞれ10作品に対して、11月に行われた最終審査では、各審査員の採点と評価で最高得点の作品それぞれに文部科学大臣賞、続く高得点の作品に主催者賞である日本城郭協会賞とワン・パブリッシング賞をそれぞれ選出し、その後、優秀賞、佳作を選出しました。なお、団体賞(学校賞)につきましては今年、該当団体はありませんでした。◆「第22回城の自由研究コンテスト」審査員加藤 理文(協会理事・協会学術委員会副委員長・文学博士)諏訪間 順(協会評議員・小田原城天守閣館長)柳下 則久(青山学院大学客員教授)萩原 さちこ(協会理事・城郭ライター)前田 利久(清水国際高等学校校長)星川 武(株式会社ワン・パブリッシング歴史群像編集長)◆公益財団法人日本城郭協会日本城郭協会は、昭和30年に設立後、昭和42年に文部省の認可を受け、「日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、もって教育、文化の発展に寄与すること」を目的として城郭関連団体で唯一の公益財団法人として活動しています。主要な事業としては「日本100名城・続日本100名城」の認定とスタンプラリーの運営や「お城EXPO」「日本城郭検定」「城の自由研究コンテスト」の主催などを行っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月22日公益財団法人ソニー音楽財団(所在地:東京都千代田区、理事長:水野道訓、英文名称:Sony Music Foundation)は、謎解きクリエイター・松丸亮吾によるスペシャル企画「That’s クラシック! リアル謎解きオーケストラ~Xからの挑戦状~」を、2024年3月23日(土)に東京オペラシティ コンサートホールにて開催します。That’s クラシック! リアル謎解きオーケストラ~Xからの挑戦状~「That’s クラシック!」は、「クラシックコンサートの常識を覆す」をコンセプトにソニー音楽財団がお贈りする新しい時代のコンサートシリーズで、第3回となる今回は、小学生以上の子どもとその保護者を対象に、謎解きクリエイターとして活躍する松丸亮吾がプロデューサーとなり、「聴衆参加型の謎解き」と「クラシック音楽」の絶妙なコラボレーションが実現しました。これまで、「最高の『ひらめき体験』を生み出し、考えることを誰もが好きになれる世界をつくる」との理念のもと、数々のメディア出演や全国20,000人以上の小学生が参加した「謎解きやろうプロジェクト」の開催など、八面六臂の活躍を見せる松丸亮吾が、クラシックコンサートを通して子どもたちへ考えることの楽しさを伝えます。コンサート会場には大型スクリーンと謎解きハンドブックが用意され、松丸亮吾がプレゼンターとなり、親子で謎解きにチャレンジしながらクラシック音楽を楽しむことができます。演奏は、豊かな音楽性とエンタテインメント性とを兼ね備えた人気指揮者の藤岡幸夫と、日本最古の歴史と伝統を誇る屈指のオーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団が担います。また、当コンサートのライブ配信・アーカイブ配信も決定しました。日本全国どこからでも、ご家族で演奏を楽しみ、謎解きに挑戦することができます。料金は、来場チケット3,500円、配信チケット1,500円。先行発売は2023年12月20日(水)から、一般発売は2023年12月28日(木)よりスタートします。【公演概要】◆公演タイトル松丸亮吾Presents That’s クラシック! リアル謎解きオーケストラ~Xからの挑戦状~◆公演日時・場所2024年3月23日(土)17:00開演(16:30開場)東京オペラシティ コンサートホール(東京都新宿区西新宿3-20-2)◆出演プレゼンター:松丸亮吾(謎解きクリエイター)、指揮:藤岡幸夫、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団※プロフィール:別資料◆演奏予定曲バーンスタイン:《キャンディード》序曲J.S.バッハ :G線上のアリアボロディン :歌劇《イーゴリ公》より だったん人の踊りラヴェル :ボレロほか※やむを得ず曲目・出演者が変更になる場合がございます。◆発売日先行発売:2023年12月20日(水)~12月27日(水)<ソニー音楽財団、イープラス、チケットぴあ>一般発売:2023年12月28日(木)◆チケット価格(税込)来場チケット*:3,500円配信チケット :1,500円 ※イープラスのみで販売セット券(来場チケット*+配信チケット):4,000円 ※イープラスのみで販売*全席指定。未就学児入場不可◆チケット取り扱い・ソニー音楽財団オンラインチケット ※発券手数料および支払手数料無料(ソニー音楽財団オンラインチケット会員限定)・イープラス ・チケットぴあ ・東京オペラシティチケットセンター ◆主催・問い合わせ公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)Tel:03-3515-5261(平日10:00~18:00)【財団概要】名称 : 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)理事長: 水野道訓設立 : 1984年10月2日所在地: 〒102-8353 東京都千代田区六番町4-5 SME六番町ビルURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月20日株式会社C.Dreams(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:河内 有華)が運営する子供の教育メディア「ちいく村」は、子供のクリスマスプレゼントについて、2023年12月に実態調査した結果を公開します。調査の結果、クリスマスプレゼントに知育玩具をあげたいと思う親は34%(200人中68人)という結果でした。しかし、子供が欲しがる玩具を調査したところ、知育玩具を欲しがる子供はたったの5%(200人中11人)ということがわかりました。本調査では、他にも2023年のクリスマスプレゼントの実態調査に加え、子供が喜ぶ知育玩具の調査結果も報告します。子供が欲しがるクリスマスプレゼント■調査概要調査対象:小学生のお子様を持つ親御様調査日 :2023年12月調査方法:インターネットによる任意回答調査人数:200人調査主体:自社調査※本アンケート結果を引用する場合は「ちいく村」のURL( )を使用してください。■調査結果●子供が欲しがるクリスマスプレゼントのジャンルは?子供が欲しがるクリスマスプレゼント子供が欲しがるクリスマスプレゼントのジャンルを調査した結果、1位は43%(200人中87人)でテレビゲームでした。一方で、知育玩具は200人中11人、プログラミング系おもちゃは200人中1人という結果となりました。知育玩具やプログラミング系おもちゃは、子供の教育を兼ねているため親には人気のおもちゃです。しかし、実態調査を行うと、子供があまり欲しがっていないおもちゃであることがわかりました。●親目線であげたいクリスマスプレゼントのジャンルは?親目線であげたいクリスマスプレゼント親目線であげたいクリスマスプレゼントのジャンルを調査した結果、1位は34%(200人中68人)で知育玩具でした。一方で、子供が欲しがるテレビゲームは、200人中18人という結果となりました。先ほどの結果と異なり、親としては知育玩具で遊んでほしいという意識が高いようです。他にもブロックやプログラミング系おもちゃも、子供のニーズとは裏腹に高くなる傾向が見られました。●クリスマスプレゼントを選んだ決め手は?クリスマスプレゼントを選んだ決め手クリスマスプレゼントを選んだ決め手を調査したところ、80%(200人中161人)の人が「子供がほしがっていたから」でした。親としては知育玩具で遊んでほしいという願いがありつつも、やはり子供に喜んでほしいという想いを優先し、多くの方が「子供の希望」を優先していることがわかりました。●親目線で選んで子供が喜んだ知育玩具は?これまでの調査結果でもわかる通り、子供にはゲームよりも知育玩具で遊んでほしいという親御様は多いです。そこで、親目線で選んで、子供が喜んだ知育玩具をアンケート調査した結果を公表します。多くの玩具がランクインしましたが、中でも多かった3つの知育玩具を紹介します。〇レゴ(R)スーパーマリオ(TM)シリーズ子供にあげて喜んだ知育玩具で1番多かったのは「レゴ(R)スーパーマリオ(TM)シリーズ」です。「レゴ(R)スーパーマリオ(TM)シリーズ」は、単なるレゴ(R)を超えて、コースづくりやスマホとの連動など、デジタルとリアルの融合を体感できる新しい知育玩具といえます。従来のレゴ(R)のような知育要素を備えつつ、最新の技術にも触れて遊べる点が親子ともに人気の理由といえるでしょう。〇プログラミングカープログラミング系おもちゃを欲しがる子供は少なかったですが、「プログラミングカー」を与えるとハマったという意見が多く寄せられました。「プログラミングカー」は、プログラムを自分で組んで車を動かすおもちゃ。簡単にプログラムを組んで動かせるので、子供も取り組みやすく、遊びやすいのが特徴です。プログラミングを学べるので、親目線でも高評価。クリスマスプレゼントにもよい選択の一つになると考えられます。〇AR地球儀「AR地球儀」とは、スマホを使うことで地球儀に天気の動きが投影されたり、地球の周りの惑星が投影されたり、これまでにない視点で地球を見れる画期的な知育玩具です。子供自ら欲しがる玩具ではないですが、与えるとハマったという意見が多く、親子で楽しめる知育玩具となっています。■調査結果総評本調査では、2023年のクリスマスプレゼントに関する実態調査を行い、子供が欲しがるクリスマスプレゼントと親があげたいクリスマスプレゼントの違いや、人気の最新知育玩具を公開・発表しました。本調査結果によると、親目線では知育玩具で遊んでほしいものの、実際は子供が欲しがるおもちゃを優先し、知育玩具を与えていない親御様が多いことが分かりました。しかし、知育玩具の中には、子供が欲しがってなくても与えるとハマる最新の人気知育玩具があります。クリスマスプレゼントに悩む親御様はたくさんいると思いますが、本調査結果も参考に子供が喜ぶクリスマスプレゼントを選んであげてください。株式会社C.Dreamsは運営するメディア「ちいく村」を通じて、多くの子育て世代がより良い家庭学習を進めていけるよう社会に貢献してまいります。今回はクリスマスプレゼントに関する調査を発表しましたが、当社が運営しているサイトでは他にもいろいろな記事も公開しています。■子供向け家庭学習教材●スマイルゼミ : ●スマイルゼミ : ●ポピー : ●こどもちゃれんじ : ●こどもちゃれんじベビー: ●進研ゼミ : ●すらら : ●天神 : ●東進オンライン学校 : ●幼児向け通信教育教材 : ●小学生向け通信教育教材: ●中学生向け通信教育教材: ●高校生向け通信教育教材: ●タブレット学習 : ●トド英語 : ●トドさんすう : ■幼児ママ向けコンテンツ●幼児プリント教材 : ●プレママプレゼント : ●出産祝い : ●ディズニー英語システム: ●ディズニー英語システム: ●ディズニー英語システム: 【会社概要】株式会社C.Dreams代表者 : 代表取締役 河内 有華資本金 : 100万円事業内容 : WEBメディア運営・WEBライティング事業URL : 問い合わせ先: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月19日サッカーが好きでスクールに通っている子。親はチームに入れたいけど、子ども自身は「コーチたちの声がうるさいから」と入団を拒否。サッカーの技術は学べるけど対外試合のないスクールのみで良いのか、と悩む保護者にアドバイスしたいが、定期的に外部との試合ができない弊害はあるのか?とご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、悩めるお父さんコーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<公式戦が終わって卒団まで6年生にどんな指導をすればい?中学以降の準備はどれだけしておけばいいか教えて<お父さんコーチからの質問>地域のチームで年小から小3までを見ています。生計を立てる活動ではないボランティアコーチであり、普段は仕事をしているため行けると行けない日があります。チームは勝利主義で学年に関わらずトップチームとそれ以外に分けています。ボールにたくさん触れたほうが良いので、レベル感で分けることは悪いことと思いませんが、トップ中心のチーム作りになっており、他の子達がその練習相手にされていることにいつも異を唱えています。自分が行ける日は、トップチーム以外の子達をあえて受け持ちます。そんな中、ある保護者から質問を受けました。前置きが長くなりましたが、以下が相談です。子どもはサッカーが好きで少し遠いスクールに通っている。ただ、親としては近所のチームで近所の子達と力を合わせる体験をして欲しいのでこのチームに入れたいが、子どもは「このチームの練習は自由にできず、コーチ達の声がうるさいから行きたくない」と。心苦しいですが、サッカーが嫌いになるのであれば、無理にチームに来る必要はないと伝えています。ただ、スクールは試合がないので試合経験を積ませるにはチームに入るしかないが、どうしたら良いか、ということに悩んでいました。私は試合だけ来たらどうか、とチームに提案してみましたが、他のコーチからは許可がでませんでした。サッカーを嫌いになるくらいなら、好きなところでやれば良いと思っていますが、定期的な対外試合ができない弊害はありますでしょうか。チーム指導の話と違うので、連載の趣旨とずれたらすみません。最近はスクールでしかサッカーしない子も増えてきているようですが、その子たちが中学以降に部活やクラブでサッカーをするときに戸惑わないよう、何か自分が協力できること(公園で一緒にサッカーをして遊ぶ際のコツとか)は無いかと思っての相談です。※勝利主義か子ども達が楽しいほうが伸びるかは我々コーチ陣の問題なので引き続きチームで話し合って行きたいと思います。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。さまざまなお悩みが書かれていてどれに答えればよいのか迷いますが、「チームの練習は自由にできず、コーチ達の声がうるさいから行きたくない」と話す子どもの件をお話しします。■「うるさく言われたくない」自分の気持ちを口に出せる子は多くなったうるさく言われたくない。自由にやりたい。そう感じて、言葉に出して言える子どもは多くなった実感はあります。指導や講習会を日本全国さまざまな場所で行っていますが、日本の子どもたちの様子が変わってきたなと感じています。例えばコーチが何か言っても、聞かない子増えてきています。私自身、南米やスペインなど欧州の子どもたちの姿も研修などで見てきましたが、彼らはコーチの言うことを聞いていません。言うことを聞いて試合に出してもらえるとしたら、練習ではやっているふうにします。基本的に自分で考えて、創造して、自由にプレーします。日本の子どもたちにもこのようにうるさく言われたくないという子どもが出てきています。そうわがままを言うなというような捉え方はしないで欲しいものです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■試合で成長するプロセスは小学生年代では公式戦も練習試合もそれほど変わりない次に、試合経験を積ませることについてです。私の知り合いのコーチは、民間のクラブチームで4年生をみています。地域のリーグ戦は1チームで参戦しているのですが、その学年は20人以上在籍するためどうしても試合に出られない子が出てくるそうです。ただし全員登録しているため、毎試合は出られないけど試合ごとに交代しながら出場させている。公式戦で出場時間が短ければ、練習試合で経験を積ませています。これに対し、親御さんから苦情が出ました。なぜ自分の子どもは公式戦ではなく、練習試合なのでしょうか、と。親たちは公式戦と練習試合の違いが気になると言うのです。当然ながら、練習試合よりも公式戦のほうが緊張感など多少異なる部分はあります。しかしながら、試合を経験して成長する、うまくなるといったプロセスは、練習試合でも公式戦でも同じです。言葉を選ばずに言ってしまえば、こと小学生の試合ではそんなに変わりはないと思います。そのコーチも、その週の公式戦に出られなくても、次の週に行う練習試合に出られれば同等の経験を積めますと伝えています。が、親御さんの感覚は違うようです。子どもはどんな試合でも勝ちたいものです。勝ちたい気持ちは育てなければいけないと私も思います。とはいえ、見守る大人たちは、試合を経験する意味を子どもたちとは違うところでとらえてほしいのです。負けて悔しがるのも、悔しくて泣いてしまうのもいい。しかし、親も含めて落胆し暗いムードのまま帰宅する。もしくは親のほうが子ども以上に悔しがって、子どものミスを責めたりするような状況になってはいけません。■その子が通いたいと思える別のチームを探してみたらいいもうひとつ「定期的な対外試合ができない弊害はないか?」という質問です。この「定期的」の尺度がもしかしたら皆さんは頻度が多すぎないでしょうか。私が主宰しているクラブでは、月に1回ないし2回しか対外試合をしません。日本の子どもは忙しいです。月2回で十分です。土日のどちらか半日で終わらせ、どちらかは休みにしています。そのやり方でも、子どもたちのスキルはどんどん上がっています。今では多くの指導者が「楽しいほうが伸びる」とおっしゃいます。そう考えるのなら、毎週試合をやらなくてもいい。練習も週2回で十分です。ご相談文にあるこの小学3年生は、別のチームを探してみたらいいと思います。そして、その子のように、コーチの声がうるさいからいやだとの理由でクラブを去るケースはこれからも出てくるかと思います。パワーハラスメントなどを多くの人々が理解する時代になりました。どちらかといえば、指導者ら「中の人」が敏感でなければいけないのに、保護者や選手など「外の人」のほうが鋭いのが現実のようです。ご相談者様のクラブは、一度コーチで話し合いする必要があるかと思います。どんな人がクラブを立ち上げたのかわかりませんが、立ち上げた人の思いが反映されているのかなど、一度検証が必要です。時代とともに変化しなくてはいけないことと、変えてはいけないことがあるはずです。そこを整理したほうがいいでしょう。そこで話し合って変化できないなら、仕方ありません。そのチームに合うように指導するか、別のチームで指導するか、コーチも選ばなくてはなりません。■視野を広げるためにも若いうちは言われたことをその通りやってみることも大事ただ、ひとつ言えるのは、若いうちは他の目上のコーチから言われたことをその通りやってみることも大事です。所属したチームのコーチ陣がやろうとしていることに一度従ってみる。そのやり方で指導力をつけた結果、さらに深く考えれば「このやり方で正解かどうか」がわかってきます。勝つけれど、子どもたちがサッカーを続けないとか、うまいけれどチームプレーができる子が育っていないとかさまざまな事象が見えてくるはずです。■池上さん自身、子どもたちが楽しむことより園の要求を優先され「もう来なくていい」と......(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後に、私の経験をお伝えしましょう。YMCAで指導員だったころ、保育園のスポーツ指導に通っていました。「気をつけの仕方を教えて」「ラジオ体操を美しくできるようにしてください」といった園長先生からの要望に応えました。ある意味、園長が望んだ指導をしたのです。その出来栄えに、園長は喜びました。ところが、子どもたちは窮屈そうに見えました。「教え込むようなそんな指導じゃないほうがいいですよね?こうもできますよ」と異なるやり方を提案しました。若い先生たちにみていただくと「こっちのほうがいい」「楽しそうですね!」と賛同を得ました。そこに運動会がやってきました。私はサーキットトレーニングのような鉄棒や跳び箱を子どもたちにやってもらいました。入場行進や退場行進といった園長先生が好むようなものを省き、園庭の真ん中に立つと「みんな、さあおいで!好きなものをやってごらん!」と声をかけました。子どもたちは喜びいさんで飛び出してきました。わーっと歓声をあげてやり始めました。年中さんでも逆上がりをしていました。みんなが楽しんでいて、若い先生たちは満足そうでした。ところが終了後、私は園長から呼ばれて「もう来なくていいです」と言われました。40年も前の出来事です。3歳児が入場行進で手が上がっていないと、その小さな手を叩かれる。そんな時代でした。先日も、ある自治体のスポーツ協会主催で「スポーツインテグリティ」をテーマに講演をしました。スポーツはどこから来たのか?スポーツとは何なのか。そこを大人が理解して変われなければ、子どもはスポーツで幸せになれない。私はそう思います。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年12月19日こんにちは、エェコです。今回は 前回 もちょっとだけ触れた「学校連絡用アプリ」のお話です。■アプリの導入で便利に!我が家の子どもたちが通う学校では…最初は欠席のお知らせのみで使われていました。欠席のお知らせだけでも当時はコロナが大変な時期だったので、本当に助かりました。そして徐々に「お手紙」や「アンケート」と使用の幅が拡がりました。これで子どもたちに毎日「今日は手紙ある?」と聞かなくてもよくなってストレスフリー…!■でも私が1番嬉しかったことは…子どもたちの通う学校では、親が「どうしてるかな?」と思うような宿泊学習や校外学習の実況までしてくれるんです!ものすごく安心できる…! 先生方とアプリ様様です…!他にも「現在学校内で流行している病気」や「天候不良で行事が中止になった際のお知らせ」「不審者情報」もすぐにお知らせしてくれます。出先からでも確認できて本当に助かります。アプリを導入してくれて本当にありがとう…! 教育現場…!!
2023年12月17日うちらぼ(所在地:大分県別府市、代表:加世田 国与士、医学博士・情報工学博士)は、科学講座(オンライン)を受講する小学2年生M君が「FRaU SDGs eduこどもプレゼン・コンテスト」で優秀賞(小学校低学年部門1位)を獲得したことをお知らせいたします。「僕の家の周りは田んぼだらけ」と健気なM君、月に100冊もの本を読みこなすそうです。そして素晴らしいのがM君の想い「僕の使命は地球を救うこと」、「夢は地球を救うエンジニアになること」。そんなM君が、「砂漠化問題」の解決に挑む研究を行い、当該コンテストで最高位(部門)に立ちました。Yahoo!ニュース OBS News 全国一位を獲得僕の使命は地球を守ること■コンテスト概要コンテスト名: 「考えよう!『ミライの地球』 FRaU SDGs eduこども プレゼン・コンテスト」主催 : 株式会社講談社関係サイト : 「FRaU SDGs edu こども プレゼン・コンテスト 2023」 FRaU 2024年1月号にも掲載<審査員>福岡伸一さん(青山学院大学教授・ロックフェラー大学客員教授)、小島よしおさん(お笑い芸人)、長濱ねるさん(女優・タレント)、青木裕子さん(フリーアナウンサー)、おおたとしまささん(教育ジャーナリスト)など8名■「砂漠緑地化プロジェクト」開始地球の環境を守るためにM君が注目したのは「砂漠化」です。砂漠を緑地に変えることで地球を守りたいと思ったのです。彼の想いを一段と強めたのは、故中村哲先生(医師、1946~2019)でした。中村先生がアフガニスタンで医療活動を行いながら用水路を引き、何十万人もの人を救った事業が彼の心に刺さりました。「目の前の人にできる限りのことを!」という先生の言葉を受けて、「僕みたいな小学生でも、想いがあれば実践できる!」とプロジェクトをスタート。緑地化には水が必要ですが、中村先生のように用水路を引くような大規模プロジェクトは難しいのが現実です。そこで、彼は時折砂漠に降る雨水を貯める方法を考えました。注目したのが彼の妹が使っているオムツです。確かに、オムツに含まれる高吸水性樹脂は大量のおしっこを保持することができます。M君は、まず実験には誤差がつきものなので繰り返し測定して平均値をとることが重要だと学んだ上で、オムツ1個で平均約4キログラムに及ぶ水を保持することを確認しました。次に、「レプリカ砂漠」と名付けた砂漠を真似た実験システムの構築に挑みました。しかし、研究は思うように進みませんでした。砂の量、用いる水の量を調整しながら検討を続け、ようやく「レプリカ砂漠」が完成しました。■問題発生ここで大問題が発生。なんと、そもそも植物(はつか大根、バジル)とオムツに含まれる高分子樹脂との相性が悪かったのです。はつか大根とバジルは、どちらも高分子樹脂の上で発芽するものの成長しませんでした。M君は相当落ち込みました。ある日、いつになくM君の元気がありません。話を聞くと、「研究をあきらめる」と言うのです。M君の想い、夢を確認し、気持ちが落ち着いた後で研究の現状を整理しました。冷静に見ると、既にたくさんの発見をしていることに気がつきました。M君は不死鳥のように蘇り、挑戦を再開しました。一段と気持ちを強くしたM君の“創造力”は圧巻でした。このようなレジリエンス力(たくましさ、しなやかさ)が彼の強さのひとつです。植物とオムツ樹脂の相性問題を回避するいくつかの作戦を検討しました。妹の海老アレルギー、祖父のバジル農場で行った「堆肥まき」を参考にして、「アレルギーバージョン」、「堆肥バージョン」と次々に解決策を見出していきました。そして、遂にレプリカ砂漠を用いてはつか大根とバジルを成長させることに成功したのです。砂漠で植物を育てる光が見えたのです。研究の様子■家族の力実験は「M's Laboratory」と名付けられた自宅のラボで行われました。勉強机、棚、収納ボックスを利用した立派なキッズラボです。オンライン講座で確認・検討した内容を親子で発想を膨らませながらの試行錯誤でした。レポート資料の作成も両親と一緒に進めました。ご家族にとっても初めての挑戦でしたが、見事に1次審査を通過しました。プレゼンを含む2次審査に向けてもご両親の温かく熱心なサポートがありました。小学2年生にとって、30分間も様々なことを聞かれるのは大変ですが、M君はそれを楽しみ、2次審査が終了すると、とても嬉しそうに達成感を感じていたそうです。まだ内容も状況もがわからないであろう妹さんも一緒に喜び充実した表情の写真が送られてきました。こうやって家族全員に熱量が伝わるのがファミリーサイエンスの良さです。ご両親はM君がよく頑張ったことを大変誇りに思われ、「この自由研究のすべてが私たち家族の最高の思い出になりました」、「子どもの良さをたくさん知れました」と言ってくれました。そして遂に発表の日がやってきました。家族で見事に優秀賞(小学校低学年部門)を勝ち取ったのです。ファミリーサイエンス■M君が描く2030年M君は言います。「僕の研究はSDGs17の目標にすべて関係すると思うけど、特に6番の水の問題、13番の気候変動、15番の陸の豊かさを持続可能にすることに直接関係している」。SDGs(持続可能な開発目標)、そして、「地球を救う」というM君の使命に向かって歩き続けています。2030年、彼が15歳になる頃には、“オーストラリアなどの砂漠が緑地化されクリーンエネルギーも発達し、ゴミ収集車がない世界”になると予言しています。■M君ってどんな人M君は、知識と想いが素晴らしいだけでなく、日常的に物ごとを「結び付ける」努力をしています。妹さんのオムツの吸水性に着目したこと、祖父がバジル畑を運営していることから研究にバジルを使ったり、苗ポットを使ったりしました。祖父との農業体験からプロジェクトの大成功を招いた「堆肥バージョン」も編み出しました。身近なことを結び付けること、できることを見つける姿勢には学ばされます。今回大きな成果を成し遂げたと結果を出したにも関わらず、すぐに反省点を上げ、仲間たちに感謝しました。さらに、現状を「跳び箱のロイター版のようなもの」、「僕は人間SDGsだね」と語ります。今後、さらに大きな飛躍が生まれることでしょう。●M君が日々大切にしていることは?「自分の頭でしっかり考えて知識を知恵に変えること」「本でヒントを得て発展に変えること」「頭で考えるだけでなく、実験で確かめること」●友達や大人たちにも知って欲しいことは?「(環境問題に対して)人任せではなく、一人ひとりが現実を知って、行動して欲しい。節水、節電などできることはたくさんある」今後も科学を通して沢山友達や仲間を作って、環境問題に取り組んでいきたいと言います。さらに、研究を成し遂げた時の達成感、本当に嬉しいことを知って欲しいとも語っていました。熱く崇高な想いを積み重ね、今日も田舎道で、自然からたくさんのアイデアを見出してM君の世界を展開しています。■さいごに科学教室を始めて驚いたことがあります。科学があまりにも好き、科学の知識がありすぎて「居場所がない」と悩んでいる子どもとご家族が多いことです。最近は科学アニメや科学漫画も手伝って知識の多さに驚くことがあります。しかし、その優れた能力を発揮する場所がありません。また、「科学者になりたい」という夢があっても、それをどうやって成し遂げるのかを知る余地はありません。スポーツや音楽、芸術の場合は、日常的にプロと同じような道具を使い、熟練の指導者の姿を真似ながら学び体験を積み重ねることができますが、科学の場合はなかなかそのような場所は見当たりません。計算が速い、足が速い、英会話が得意という子は、その能力を発揮する場所があるのに対して科学の場合は本来の自分を存分に発揮することができず、心のよりどころが見つからないようです。こういった子ども達を大切にして、「きっかけ」と「環境」を提供しながら、各々の子ども達が持つ長所、特徴を引き出しています。科学のチカラが社会全体に浸透し、個々の能力がいかんなく発揮される環境ができれば自ずと低迷する経済が復興し、そして更なる平和が訪れるにちがいありません。科学を文化にするべく「科学のススメ」を続けます。『本年の受賞一覧』●全国コンクール・FRaU SDGs eduこどもプレゼン・コンテスト 優秀賞・第18回「科学の芽」奨励賞 1件 (学年同率4位)・第18回「科学の芽」努力賞 1件 (学年同率5位)・「ふしぎはっけん!たんきゅうブック自由研究」 佳作 1件●地域コンクール・理科自由研究作品展 優勝賞2件、・理科自由研究作品展 入選6件筑波大学朝永振一郎記念「科学の芽」でも「奨励賞」を受賞地域のコンクールでは受賞多数【参考記事】RAGRANCE JOURNAL 2023年11月号「キッズ研究で産業ビッグバンを起こせ!」 (フレグランスジャーナル社の転載許諾済み)化学 2022年9月号 「理系文系のマインドギャップがない世界」 (転載許諾済み)【当所について】商号 : うちらぼ代表者 : 加世田 国与士所在地 : 〒874-0831 大分県別府市堀田5組設立 : 2021年1月事業内容 : 科学のススメ ~「人間力」を養う新寺子屋スタイル~URL : Instagram: うちらぼ(uchi.lab) うちらぼロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月13日ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(所在地:東京都新宿区、所長:大井 静雄、以下:IBS)では、グローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を、IBSのホームページ上で定期的に発信しています。今回は、海外の論文『実際の身体動作 vs 3Dアバター ~身体化された学習の異タイプがEFL(外国語としての英語学習)リスニング力に与える効果(IBS訳)』について、ポール研究員が考察した記事を公開しました。ポール・ジェイコブス研究員(2019年に早稲田大学で開催されたセミナーにて撮影)【記事のまとめ】■台湾の研究グループが小学生のVR英語学習について研究台湾の研究グループ (Lan et al, 2018)は、仮想現実(VR)プログラムを使って、小学生の子どもたちが、画面上でアバターの動きを見ながら英語を聞くだけでスポーツに関連する英語表現を学べるかどうかを調べる研究を行いました。生徒たちは、“Do a header.”(ヘディングをする)、“Do a backstroke.”(背泳ぎをする)、“Do a lunge step.”(片足を前方や後方に踏み出して腰を落とすランジステップをする)など、スポーツに関する英語表現18個を学習しました。この時点ではまだ学校で習っていないため、生徒たちにとって馴染みのない表現です。台湾に住む小学5年生69人を、Xboxが開発した『Kinect』(キネクト)というデバイスを使って学習する「身体動作グループ」、『Second Life(セカンドライフ)』と呼ばれるゲームをプレイしながら学習する「VRグループ」、英語表現を聞きながら、その表現が表す動作の静止画を見て学習する「紙学習グループ」の三つに分けました。例えば、“Do a header.”(ヘディングをする)という英語を学ぼうとするときに、自分で実際にヘディングの動きをする、VR空間でアバターがヘディングの動きをする様子を見る、ヘディングをしている場面の静止画を紙面で見る、という3つの学習方法の効果を比べたのです。■結果:すべての学習者にとって「動きを見る」が最も効果的調査結果を評価するため、グループとしての成績と英語の習熟度レベルに基づいて、6つのテストスコアが採点・比較されました。「紙学習グループ」では、有意なスコア向上が見られませんでしたが、「身体動作グループ」と「VRグループ」では、有意なスコア向上が見られ、最終レッスンから7週間後に実施された2回目のテストでも同じ結果でした。さらに調査を進めると、「身体動作グループ」のスコア向上は英語力の高い生徒に見られ、英語力の低い生徒にはあまり向上が見られないことがわかりました。しかしながら、VRの学習環境は、英語力の高い生徒にも低い生徒にも役立っていました。このように、英語力によって、指導法の効果が異なっていたのです■考察:「動き」+「言語」+「テクノロジー」を組み合わせる身体動作と外国語学習を組み合わせることによって、良い学習効果が得られる理由については「Embodied Cognition(身体化された認知)」(Goldin-Meadow and Wagner, 2005; Glenberg, Goldberg and Zhu, 2011)の考え方が理論的に説明しています。この理論により、認知と身体は相互に依存しており、認知が身体を形成し、身体が認知を形成する、という考え方が広まっています。この台湾の研究では、「VR環境でアバターの動きを見る」と「自分の身体を動かす」、どちらの方法でも、生徒たちは「動き」を通じて新しい単語を学ぶことができました。ただし、VR環境で英語表現を聞きながら画面上のアバターが動く様子を見るだけの学習方法(VRグループ)があらゆる英語力の生徒たちの学習を促し、英語表現を聞きながら自分の身体を動かす学習方法(身体動作グループ)は英語力の高い生徒にのみ役立っていました。その理由として、研究論文の著者らは、「VRグループ」の生徒は英語表現を聞きながらアバターの動作に注意を向け続けることができる、という点を挙げています。アバターの動きを見るだけで良いからです。一方、「身体動作グループ」の生徒は、英語表現だけでなく、自分の身体動作にも集中しなければなりません。では、この研究結果がどのように授業実践につながるのでしょうか。幼い子どもに教える場合は、ジェスチャーを使うとより自然かもしれません。しかし、小学校高学年や中学生の場合は、年齢に合ったジェスチャーや動作を見つけにくいことがあります。そういうときには、低没入型のVRが役立つ可能性があります。年齢が高い生徒たちの多くは、授業中に身体を動かすよう言われたときに気まずさを感じるかもしれませんが、(自分の身体を動かすのではなく、アバターの動きを見るだけで良いので)その点を補ってくれるのです。この研究は、子どもたちが映像や絵本のイラストの真似をして、全身を動かしたりジェスチャーを使ったり実際にやってみたりしながら家庭で英語を学ぶ、というアイデアにもつながります。特に子どもの年齢が低いうちは、親が遊び感覚で一緒に身体を動かしてあげることで、子どもの学習をサポートすることができます。これにより、家庭での英語学習を促しながら、親子のつながりを築くこともできるのです。【著者Profile】ポール・ジェイコブス主任研究員PG Cert (post-graduate certificate) Oxford Brookes University 2023年卒、M.A. (修士)University of Colorado at Boulder 2011年卒、 B.A.(大学)University of Colorado at Denver 2008年卒。2012年にワールド・ファミリー株式会社に入社。2016年からワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所に参画し、研究活動を行う。※詳しい内容はIBS研究所で公開中の下記の記事をご覧ください。 【ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(IBS)について】所長 : 大井 静雄脳神経外科医・発達脳科学研究者ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所(INI)小児脳神経外科名誉教授・医学博士所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿パークサイド1階設立 : 2016年10月事業内容 : バイリンガリズムや英語教育に関する調査及び研究ホームページ : 公式X(旧Twitter): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月12日自閉スペクトラム症の息子、幼稚園の入園と同時に療育開始息子のスバルは1歳半健診時に言葉の遅れを指摘され、それ以来何度か受けた検査で「言葉が遅いだけ。様子を見ましょう」と言われました。しかし言葉を促すために2歳半から通い始めたプレ幼稚園では、ほかの子ができることがスバルにはできないという現実を目の当たりにすることに……。そしてその後、自閉スペクトラム症と診断されたスバルは、プレ幼稚園から退園を言い渡されました。しかし、プレ幼稚園を退園したあと信頼できる幼稚園に出合い、無事に入園することができました。そして、入園と同時に本格的に療育にも通所することに。この時の私は、療育という未知なる世界に並々ならぬ期待がありました。スバルは一対一なら話が通じ、人が好きで興味があることには集中して座っていられるので、プレ幼稚園に入るまでは「言葉が遅い以外に困り事はない」と思っていました。しかしプレ幼稚園でも幼稚園でも先生がクラス全体に呼びかけた「お片づけの時間だよ」などの指示が通らなかったり、私が膝の上でホールドしていないと絵本の時間に歩き回ってしまったりと集団生活の中での困り事がたくさんありました。家でも集団生活ハウツー絵本を手づくりして読み聞かせたり、ごっこ遊びに集団生活を取り入れてみたりと、いろいろな方法を試したのですが、集団での困り事を家庭の中だけで教えるのには限界がありました。Upload By 星あかりいろいろと試してもスバルの困り事は解消できませんでした。それがきっと「療育」というものをすれば、プロがうまいこと改善の方法を教えてくれるのではないかと考えていたのです。本やインターネットで予習をしていたので、そんな魔法のようなものではないと知ってはいたのですが、期待は膨らむばかりでした。期待いっぱいで始まった療育!でも……療育が始まって数週間後。私は内心ふてくされていました。週に1回幼稚園を早退して、大荷物を抱えてバスを乗り継いで、けっこう大変な思いをして通っているのに、何か画期的な事が行われているわけではなく、ゆるく遊んでいるように見えたからです。スバルみたいなタイプの子が数人集まって、幼稚園でするよりも簡単な工作、運動、ダンス。それを丁寧に説明されながらゆっくりこなしていました。一つひとつに意味があることは説明してもらいましたが「幼稚園でも似たようなことしているし、ならば幼稚園に通うだけで療育になっているのでは?」と思っていました。スバルが自閉スペクトラム症と診断されて1年目の駆け出し療育ママだった私は、とにかく焦っていたのです。本やインターネットでさまざまな知識や情報を得てもなお「困り事がなくなったら世の中で言うところの『普通』に追いつけるのではないか」という気持ちがくすぶっていたからです。頭ではそういう問題ではないとわかっているのに、心が追いついていませんでした。ゆっくりと実を結ぶ、「療育の成果」とは私は特に成果を感じないまま幼稚園と療育に通い、幼稚園の連絡帳に書かれた「今日も脱走して車を見ていました」の文字に焦る日々を過ごしていました。そんな中、年少のある日からピタッと歩き回らなくなり、座るべき時間に座り、話を聞くべき時間に話を聞くようになりました。療育に通っていないバージョンのスバルを知らないので「これが療育の成果!」という訳ではないのですが、それによって焦りが少し減った私は、前よりも穏やかな気持ちで療育中のスバルを観察できるようになりました。不器用なスバルは幼稚園では先生の手を借りて工作をしていましたが、療育でする簡単な工作は、先生の補助なく完成させることができるので、工作に苦手意識のあるスバルも楽しそうに参加することができていました。例えば折り紙を使った工作だと、初めから折り目のついた折り紙や線の引いてある折り紙などが数パターン用意してあり、今のレベルに合っているものを渡されました。そして少しずつ少しずつ、何日も繰り返し、まっさらな折り紙を折れるようになっていきました。これは私の頭の中でふわっとしていた「スモールステップ」という言葉がカチリとはまった出来事でした。椅子に座って先生の話を聞くことも、挨拶と点呼の短い時間から始まり、徐々に集中力を切らさない時間を増やしていきました。気の散りやすい子どもたちの注目を集め、飽きさせない工夫を感じる手作りの絵本や紙芝居は本当によく考えられていて、スバルもキラキラした目で話を聞いていました。そしてある日、楽しい絵本でも歌でもない、先生が来週の予定を話しているだけの時間「あ、全員が先生の目を見て話を聞いている」と気がつきました。それらは年齢と共にできるようになった事もあるかもしれないし、療育によってカチリとはまった事もあるかもしれません。どちらにせよゆっくりゆっくり育っていくものなのだと感じました。そしてそれと一緒に「困りごとがなくなったら『普通』に追いつけるのではないか」という私の焦りもゆっくりゆっくり溶けていきました。1つ困りごとが解消されても、次々に新しい困りごとが出てくるので達観した部分もありますが、スモールステップで練習していけばスバルのペースで成長する事がわかり、それがスバルの『普通』なのだと考えるようになりました。Upload By 星あかり療育で過ごした日々は、小学生になった現在へと繋がっている療育に通っていた3年間でほぼ毎回取り入れられていた事があります。それは「先生に伝える」という事です。遊びの中で何かを選び「先生これをください」と言ったり、工作でわざと材料が足りないように用意してあり「先生これがありません」と言ったり。「この子たちは困り事が無くなる事はありません。小学校で困った事や分からない事があった時にそのままにせず、伝える練習をしています。」と説明されました。小学生になったスバルは、特別支援学級に通っています。練習の成果が出ているのか堂々たる伝えっぷり。発達性協調運動障害(発達性協調運動症)があり、とても不器用であらゆる教科で困り事に直面するのですが、「交流級での図工で彫刻刀が不安なのでついてきてもらっていいですか?」と言って補助の先生に同行してもらったり、「この道具は使えそうにないので、これを代わりに使っていいですか?」と自ら代替案を出したりしているそうです。療育に通っていた当時、私はピンと来ていませんでしたが、時を超えて今、繋がりがりました。あの時ふてくされていてごめんなさい。執筆/星あかり(監修:初川先生より)療育に通い始めた頃のあかりさんの気持ち、逡巡する思いについてのシェアをありがとうございます。療育に通うということは、トレーニングしたら伸びるのでは・追いつくのではという気持ちを持っておられたり、同世代の子らとの違いに焦り不安を感じてすがる思いで通われたりというのが最初は多くあるのかと想像します。“魔法のような”トレーニングが行われるのではと期待したくなりますね。ただ、実際の療育は、簡単なことを構造化された環境の中で一つひとつ丁寧に行い、都度褒められ……といった形式のものが多いと思います。焦る気持ち、はやる気持ちからするとじれったく感じるかもしれません。ただ、あかりさんが途中で気づかれたように、お子さんの現状に合ったレベルで、スモールステップで進むこと、そのことがまずは幼稚園などの大きめの集団の中ではなかなか提供できないことであったりします。基礎をしっかり固めること、そしてそれがお子さん本人の意欲と興味を引き出すような仕掛けを伴って提供されること。療育の醍醐味だなと感じます。療育はその担い手によって大事にすることややり方は違いますが、「先生に伝える」を大事にされたところに通われていたのですね。伝える、ヘルプを出すといったことは年齢が上がっても(大人になっても)必要なことの一つです。そのあたりを通底して身につくように働きかけられた経験が小学生になっても役立っているのは何よりです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年12月08日HOYA株式会社 アイケアカンパニー(事業部所在地:東京都中野区)が事業展開するコンタクトレンズ専門店「アイシティ」は、今年で創業50周年を迎えます。1973年の創業より、「アイシティ」はお客様の目の健康を第一に、コンタクトレンズの販売を通し、多くの方のコンタクトライフをサポートしてまいりました。節目となるこの度、次世代を担う子どもたちの目の健康を守り続けたいという想いのもと、小中学生を中心としたコンタクト利用状況の実態調査を実施しました。調査の結果、近年コンタクトデビューは低年齢化が進み、かつコンタクトレンズを利用する子どもたちの多くが、コンタクトレンズの利用によって、より自分に自信がもてるようになった、明るくなった、活発になったなど、ポジティブな心境変化が見られることが明らかになりました。■調査トピックス●コンタクトデビューは年々低年齢化!●現在10代の利用者のうち、小中学生でのデビューは約5割に。●40代と10代(15~19歳)で比較すると、「小学生デビュー」は約1.8倍に!●コンタクト利用の子どもの約4割がポジティブな心境変化を実感。<調査実施概要>調査対象 :コンタクトを利用している全国の男女(小学生~49歳)※小学生・中学生については、親による代理回答調査形式 :インターネット調査回答者人数:1,000人調査期間 :2023年11月14日~17日調査機関 :株式会社ネオマーケティング■現在10代の利用者のうち、小中学生でのデビューは約5割に。コンタクトデビューは年々低年齢化!小学生でのデビューが増加傾向。コンタクトの利用開始年齢について尋ねたところ、現在10代(15~19歳)の利用者において、小中学生でのコンタクトデビューが約5割という結果になりました。またコンタクトの利用開始年齢を「小学生~19歳」と回答した方々のみを抽出し、年代ごとに構成割合を比較。結果、若い年代ほど小中学生の時に利用開始した方が多く、コンタクトデビューの「低年齢化」の傾向が見られました。さらに現在10代(15~19歳)の方は、40代の方と比べたところ、小学生でのコンタクトデビューが約1.8倍という結果となり、小学生デビューも増加傾向と言えます。調査グラフ(1)※適切な比較を行うため、各年代から「小学校~19歳」にコンタクト利用を開始したという回答を抽出し、その構成割合を掲載■コンタクトデビュー後の小中学生約4割が、ポジティブな心境変化を実感!親以上に子ども自身が、「部活やクラブ活動にやる気や意欲が増した」と実感。コンタクトを利用する小中学生の子どもとその親に、コンタクトを利用して良かった点を調査。コンタクト利用の小中学生約4割が、コンタクトの利用によって、「より明るくなった・活発になった・社交的になった」という内面的な心境変化があったと回答。また「部活やクラブ活動にやる気や意欲が増した」という項目においては、親以上に子ども本人による回答率が高く、親が感じる以上に子ども自身が、やる気や意欲の向上を、より実感していることが分かりました。コンタクトの利用によって視界が広がり、思いきって体を動かせるようになることが、子どもたち自身のモチベーション向上に繋がっていると推察されます。調査グラフ(2)■コンタクトデビュー後は、費用と日々の手入れやケアが懸念点。デビューの「低年齢化」が進む中、コンタクト利用における定期的な眼科受診と、コンタクトの正しい使い方や選び方への理解がますます重要に。一方、本調査では、コンタクトを利用して悪かった点も調査しました。小中学生の子どもとその親の双方ともに、費用面に加え、日々のケアにおける手間や面倒さに関するスコアが高い結果となりました。コンタクトの装用に年齢制限はありませんが※、コンタクトレンズは「高度管理医療機器」にあたります。コンタクトデビューの「低年齢化」傾向が進む中、当社では、コンタクトを利用するお子さまにおいて、定期的な眼科受診とコンタクトの正しい使い方や選び方に関する理解がますます重要になると考えます。※コンタクトレンズの装用には、眼科医の処方(指示書等)が必要です。調査グラフ(3)■アイシティ50周年記念 新WebCM「今を、思いっきろう。」概要キャプチャ画像(1)タイトル : 「今を、思いっきろう」子どもたちは、全力だ篇放映開始 : 2023年12月7日(木)特設サイト : YouTube URL: <ストーリー/見どころ>●創業50周年を迎える「アイシティ」が、次世代を担う子どものコンタクトデビューを応援するWebCM。●「今を思いっきろう」というテーマのもと、自分のやりたいことや好きなことに全力でまっすぐに取り組むリアルな子どもたちの姿を描く。●チアリーディング、アスレチック、ギター、体操など、出演する子どもたちが実際に取り組むスポーツや趣味に全力で取り組む姿を収録。コンタクトデビューを機に、自分のやりたいことや好きなことをさらに全力で頑張る、子どもたちのイキイキした表情やまっすぐな眼差しにフォーカス。<キャプチャ>キャプチャ画像(2)■40%OFFキャンペーンについて2023年11月1日(水)より、アイシティ初回利用時、対象の使い捨てレンズご購入の方を対象に、店頭価格(税抜)から40%OFFになるキャンペーンを実施しています。期間:2023年11月1日(水)~12月最終営業日内容:アイシティ初めてなら、対象の使い捨てレンズが店頭価格(税抜)から40%OFF。※広島本通店・EKICITY広島店・イオンモール広島府中店・ゆめタウン廿日市店・新静岡セノバ店は店頭価格(税抜)から5%OFFとなります。※アイシティ初回利用時、対象レンズご購入の方が対象。※対象外レンズは店頭価格(税抜)から25%OFF、ケア用品は10%OFFです。※他の割引、サービスとの併用はできません。※ほしいとき便、おトク定期便、定額プランは対象外です。※本キャンペーンは、予告なく変更または終了する場合がございます。あらかじめご了承ください。キャンペーンサイト: ポスター■HOYA株式会社 アイケアカンパニーコーポレートロゴ「ライフケア」「情報・通信」の分野で、国内外トップクラスのシェアを多数持つHOYA株式会社の中核事業のひとつでコンタクトレンズ専門店「アイシティ」を展開しています。世界有数の企業であるHOYA株式会社の強固な経営基盤をもとに、アイケアカンパニーは着実な成長と大きなチャレンジの両方を成し遂げています。■会社概要会社名/事業部名: HOYA株式会社 アイケアカンパニー事業部所在地 : 東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス6F事業内容 : コンタクトレンズおよびコンタクトレンズ付属品の販売アイシティ店舗数: 364店舗 (2023年12月1日現在)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月07日サカイク初のゴールキーパー向けキャンプとして、リピーター続出なのが、澤村公康コーチによるゴールキーパーキャンプです。ゴールキーパーコーチとして、およそ30年に渡って活動する澤村コーチは、子どもからトップレベルのプロ選手まで、たくさんの選手を見てきました。教え子にはシュミット・ダニエル選手や大迫敬介選手など、日本を代表するゴールキーパーがいます。また「ゴーリースキーム」という活動を通じて、小学生から中学生、高校生、大学生と、あらゆるカテゴリーのゴールキーパーを指導しています。そんな澤村コーチがサカイクの読者に向けて、オンラインのお悩み相談会を行いました。参加してくれたのは、ゴールキーパーをする小学生のお子さんと保護者の方々。たくさんの質問が飛び出したお悩み相談会から、質疑応答をピックアップして紹介します。澤村コーチがメインコーチを務める「サカイク・ゴールキーパーキャンプ」に興味のある方、ゴールキーパーとしてレベルアップしたい、ゴールキーパーをする子どもの成長をサポートしたいと思う保護者の方々は、ぜひ参考にしてみてください!(文・構成鈴木智之)■24時間の過ごし方が大事Q:息子がゴールキーパーをしているのですが、フィールドプレーヤーとの相性によって、プレーにムラがあります。均一なプレーが続けられるようなマインドの持ち方やコーチングなど、普段から意識することがあれば、アドバイスをお願いします。A:ご質問いただいたお子さんの場合、考え方にムラがあるのか、心の持ち方にムラがあるのか。それによって変わってくるので、一概にお答えするのは難しいのですが、僕が選手に言っているのは「1日24時間の過ごし方や考え方がプレーに出る」ということです。良いプレーができたら調子に乗る、悪いプレーをすると落ち込んでしまう。そのようなマインドを持っていると、一緒にプレーするチームメイトもやりづらくなってしまいますよね。ゴールキーパーは攻守の要であり、リーダーでなければいけません。そのために、ピッチの中での立ち居振る舞いや味方とのコミュニケーションをどうすればいいのか。それを普段から考えながら、1日24時間の活動の中から、メンタルを安定させるような考え方をするように、トライしてもらえたらなと思います。ゴールキーパーにとっては、失点から学ぶことも大切です。ゴールキーパーの世界には「失点から学ぶ勇気」という言葉がありますが、僕はそれを大切にしています。ミスや失点など、次に同じような過ちを繰り返さないために、どうすればいいんだろうと考えることが楽しかったり、コーチにアドバイスを求めることが楽しかったり、連携ミスをしてしまった仲間と腹を割ってコミュニケーションとって、今度は成功させようねという仲間意識を持つことも、サッカーやゴールキーパーから学ぶ、大事なテーマだと思います。うまくいかなかったから駄目ではなく「うまくいくために、次に成功させるためにはどうしたらいいんだろう?」という考えを、選手自身も持っていただきたいと思いますし、保護者の皆様も、失敗の後、次に向かっていけるような、前向きなコミュニケーションをとってもらえたらと思います。■ゴール前で目印を意識しようQ:背が低くて、頭上を越されて失点してしまうことがあります。頭上を抜かれないためのポジショニングのコツを教えてください。A:ジュニア年代のゴールは高さが2メートル、横幅が5メートルです。そのサイズの中で、ゴールキーパーの選手たちは体を張って、チームのためにゴールを守っています。高さが2メートルなので、身長が低い選手の場合、ジャンプをしてもクロスバーに手が触れるか、触れられないかぐらいの感じだと思いますが、頭上を越されないために、ゴールにへばりついてしまうと、相手選手から見たときに、シュートを打ちやすくなってしまいます。 ゴールキーパーがゴールライン付近に立つと、横幅の5メートルがかなり広く見えるので、相手はシュートが打ちやすいのです。とはいえ、前に出過ぎると、横幅は狭められますが、相手からすると高さ(奥行き)が見やすくなってしまうので、ロングシュートを打たれる可能性が高まります。では、どうすればいいのでしょうか?まずは自分の身長や手の長さに合った、最適な立ち位置を知ることです。練習や試合で様々な経験をして「このタイミングでこのポジションをとっていると、ループシュートを打たれやすい」「このタイミングで下がっていると、左右に速いボールのシュートが来てしまう」など、シュート1本、1本から学んでもらえたらなと思います。ポジショニングのコツとしては、PKマークやゴールエリアの角、ペナルティエリアの角などを目印にしておくと、自分がどのあたりに立っているかがすぐにわかります。自分から見て、右側にシューターがいるのであれば、ニアポストを見て、ゴールの位置を確認することも大切です。ジュニア年代の場合、ボールばかり見ながらプレーした結果、ゴールの中心から大きく外れた位置に立っていることもあるので、自分で自分の位置を確認できるように、普段の練習から目印を意識していただけたらと思います。■まずはしっかり立つところからQ:ジャンプ力をつけたいのですが、どのようなトレーニングをすればいいでしょうか?A:小学生年代であれば、ジャンプトレーニングをするのは悪いことではないですが、他に目を向けるべきものがあると感じています。まずは「しっかり立つこと」です。猫背になっていたり、足のどちらかに体重がかかっていたりと、乱れた姿勢で立ってはいませんか?かかとを地面につけたまま、屈伸はできますか?股関節の柔軟性は保たれていますか?太ももの前と裏側、ふくらはぎに柔軟性はありますか?正しく立つことができて、正しく屈伸ができれば、日々のボールに飛びつくトレーニングのなかで、ジャンプ力はつきますし、フィジカルも高まっていくと、僕は思います。小学生年代は筋肉が発達する前段階なので、重いものを持ってジャンプするといった、プラスアルファのトレーニングは必要ないと思います。それよりも、体の動かし方や土台の部分に目を向けてみてはいかがでしょうか。私の大学時代、周りにはバスケットボールやバレーボールの選手がたくさんいました。みんな185cm以上あるような環境でしたが、彼らに共通していたのは、体が大きいにも関わらず、スムーズに、きれいに動くことができていたことです。ゴールキーパーも同じで、日常生活から背筋をしっかり伸ばして、みぞおちを斜め上に引き上げるようなイメージで、頭の上から糸で引っ張られるような立ち方、歩き方を意識してもらえると、良い姿勢になり、トレーニング効果も高まっていくのではないでしょうか。なにより、ゴールキーパーのトレーニングを楽しんでもらえたら、自然とジャンプ力も高まっていくと思います。■サカイク・ゴールキーパーキャンプ、参加者募集中!今回の記事で紹介したのは、お悩み相談会のほんの一部に過ぎません。ですが、澤村コーチが担当する「サカイク・ゴールキーパーキャンプ」に参加すると、お悩みや疑問、上達のアドバイスなどを、直接聞くことができます。それも、リピーターが続出し、参加満足度が非常に高い、澤村コーチのキャンプの特徴のひとつです。「ゴールキーパーとして、もっとレベルアップしたい!」「トップレベルのゴールキーパー指導を受けたい!」「子どものために、ゴールキーパーの知識をもっと知りたい!」など、たくさんのご要望にお応えする、サカイクゴールキーパーキャンプ。一度、澤村コーチの指導を受けに来てはいかがでしょうか?技術、戦術面に加えて、心の成長が期待できること、間違いありません!<PR>サカイクGKスペシャルキャンプ2023冬冬休みは大阪での開催!開催日:2023年12月27日(水)~12月29日(金)集合時間:12月27日(水)12:30解散時間:12月29日(金)12:30予定開催会場:J-GREEN堺(宿泊:DREAM CAMP)定員:20名対象:小学校4年生〜中学生3年生
2023年12月07日中京テレビ放送株式会社は、「トミカ博 in NAGOYA ~トミカの世界でわくわくを発見!~」を12月15日(金)より名古屋の吹上ホールで開催いたします。トミカ博 in NAGOYAトミカの魅力がいっぱいの「トミカ博」でわくわくを発見しよう!トミカが一斉に走り出す「ビッグスライダーパーキング」や「巨大ジオラマ」などは迫力満点!好きなトミカを釣り上げる「トミカつり」やキミが選んだパーツを目の前で組立ててくれる「トミカ組立工場」などのアトラクションで遊んじゃおう!会場内のギミックが動かせる「トミカビーム」など新要素もたくさん登場!イベント記念商品の販売もお楽しみに!【今年の入場記念トミカはこれだ!】うれしい入場記念トミカは2種類から選べるよ!入場記念トミカ SUBARU BRZ TOMICA EXPO パトロールカー仕様入場記念トミカ スバル BRZ パトロールカー仕様※有料入場者のみ/無料入場の方を除く。※入場記念品は生産上の都合等により、直前に変更になる場合がございます。※写真はイメージです。デザイン・色等変更になる場合がございます。【みどころ】展示ゾーンでは、大迫力のおっきなパーキングからたくさんのトミカが走り出す「トミカビッグスライダーパーキング」や、パトロールカーや消防車に乗って写真が撮れる「トミカスタジオ」、大人気のトミカがいっぱいのおおきなジオラマ「トミカ巨大ジオラマ」など、トミカの世界に存分に浸っていただける内容となっております。トミカビッグスライダーパーキングトミカスタジオトミカ巨大ジオラマアトラクションゾーンでは、好きな車種の好きな色のパーツを選んで「カシメマン」に組み立ててもらう「トミカ組立工場」や、つり竿を使って欲しいトミカをつり上げる「トミカつり」など、楽しいアトラクションがまっています!トミカ組立工場トミカつりトミカマーケットでは、トミカグッズの販売はもちろん、大人気のイベント記念商品やかわいい雑貨が盛りだくさん!充実したラインナップでお買い物を楽しんでいただけます。【開催概要】タイトル:トミカ博 in NAGOYA ~トミカの世界でわくわくを発見!~開催会場:吹上ホール所在地 :〒464-0856 愛知県名古屋市千種区吹上2丁目6-3開催期間:2023年12月15日(金)~24日(日) 10日間開催時間:土日9:30~16:00 (最終入場=15:30まで)平日10:00~16:00(最終入場=15:30まで)主催 :中京テレビ放送株式会社特別協賛:パナソニック株式会社特別協力:株式会社タカラトミー協力 :株式会社タカラトミーフィールドテック/株式会社のぐち/株式会社ムービック・プロモートサービス(50音順)公式ホームページ 公式X @tomica_nagoya▼チケット情報チケットは入場日時指定券(アソビュー!のみ)です。イベント会場でのチケット販売はございません。入場日時指定券:大人(中学生以上) 1,200円子ども(3歳~小学生)1,000円トミカビーム(ブラック)付入場日時指定券:大人(中学生以上) 2,400円子ども(3歳~小学生)2,200円トミカビーム(ブルー)付入場日時指定券:大人(中学生以上) 2,400円子ども(3歳~小学生) 2,200円※トミカビームは会場内での販売はございません。ご購入は、アソビューにて「トミカビーム付入場日時指定券」をお求めください。※お一人さま「トミカビーム付入場日時指定券」一枚に対してトミカビーム一個のお渡しとなります。※商品は十分に用意させて頂いておりますが、万が一品切れの際はご容赦ください。※ご購入されたチケット記載の色のトミカビームをお渡しします。色の交換は致しかねますので、ご購入時にご確認をお願いします。※全て税込金額。※2歳以下は入場無料。※上記料金には入場記念品を含む。(有料入場者のみ/無料入場の方除く)※入場券はすべて入場日時指定券です。販売日時ごとに販売枚数に限りがあります。※イベント会場内の状況により、ご入場をお待ちいただく場合がございます。※会場内混雑緩和の為、ご利用時間の目安を2時間程度にて、ご協力をお願い致します。※14:30以降のご入場の場合も、16:00ご退場となります。※再入場はできません。※身障者対応につきまして「障がい者手帳のご提示」により、「介助者1名様の入場料」は免除されます。なお、障がい者ご本人は、入場券が必要となります。会場入場時に、「身体障がい者手帳」「療育手帳」「精神障がい者保健福祉手帳」のいずれかをご提示ください。ご提示いただけない場合は、有料で入場いただくことになりますので、あらかじめご了承ください。入場記念品は、有料入場者のみのお渡しとなります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月05日公益財団法人ノエビアグリーン財団は、小学生を対象とした「オンラインみそ作り教室」を2024年2月23日(金・祝)・24日(土)に計3回実施します。都内唯一のみそ蔵「糀屋三郎右衛門」の職人さんによるレクチャーのもと、“手作りみそセット”を使って楽しく自家製おみそを作ります。参加者さまにはこちらの“手作りみそセット”を事前にお送りします。(応募期間:2023年12月4日(月)~2024年1月9日(火)正午12:00)糀屋三郎右衛門: オンラインみそ作り教室都内唯一のみそ蔵「糀屋三郎右衛門」みそ作りの様子【「オンラインみそ作り教室」募集概要】オンライン教室にて、「糀屋三郎右衛門」の職人さんによるレクチャーのもと、“手作りみそセット”を使って、ご自宅でみそ作りに挑戦していただきます。開始30分前からZoom接続受付開始、10分前までには接続を完了してください。定刻になりましたらスタートします。パソコン、タブレット等からご参加が可能です。なお、動画の受信にかかる通信料等は参加者さまのご負担となります。募集期間: 2023年12月4日(月)~2024年1月9日(火)正午12:00日程 : オンライン(Zoom)にて、以下3回実施します。お申込みの際、参加希望の日程を選択してください。(1) 2024月2月23日(金・祝)【午前の部】10:00~12:00(2) 2024年2月23日(金・祝)【午後の部】14:00~16:00(3) 2024年2月24日(土) 【午前の部】10:00~12:00参加費 : 無料対象 : 小学1~6年生のお子さま※オンライン教室にご参加いただける方。(“手作りみそセット”のみのご応募はお控えください。)※必ず保護者の方も一緒にご参加願います。(お子さまのみでのご参加はお控えください。)※ご家庭のパソコン、タブレット等でご参加いただく際、他のご家族(ご兄弟姉妹)も一緒に視聴いただくことは問題ありませんが、複数の端末で接続するのはお控えください。また、複数名で視聴される場合でも事前にお送りする“手作りみそセット”は1セットになりますのでご了承ください。募集人数: 各回25名(全3回)応募方法: 以下のURLよりお申込みください。 主催 : 公益財団法人ノエビアグリーン財団 ■当選発表2024年1月9日(火)正午12:00の応募締切後、抽選とさせていただきます。抽選の結果は1月15日(月)までにメールにてご連絡いたします。■準備物パソコンやタブレット(Zoom接続用)、事前に送付した手作りみそセット、エプロン、しゃもじ、すりこぎ棒※、ゴムべら、ざる、計量カップ、ボール(鍋にて代用可能)、ビニール手袋予備(複数名で作業される場合)、厚手のチャック付きポリ袋※すりこぎ棒は大豆をつぶす際に使用します。すりこぎ棒の代わりに厚手のチャック付きポリ袋をご準備いただき、大豆を入れて手でつぶすことも可能です。「糀屋三郎右衛門」でのみそ作りの様子【オリジナル手作りみそセット詳細(事前送付)】■セット内容・こうじ(乾燥) 300g・国産大豆 300g・伯方の塩 150g・仕込み用たる(木蓋・木蓋用ビニール袋付き)・ビニール手袋(片手分)・ポリビニール(厚手)・みそ作りの手引き・仕込み日記録シール■原材料米こうじ、国産大豆、伯方の塩■できあがり量約1.5kg<参加前のご準備>(1) 大豆を水洗いし、一晩水に浸す。(前日)(2) 大豆を煮る。(当日教室開始前まで ※作業時間:2~3時間)※圧力鍋を使うと時間を短縮して煮あげることができます。詳細は参加者さまへ個別にご連絡いたします。手作りみそセット(イメージ)【写真・動画の掲載】「オンラインみそ作り教室」にご参加いただく皆さまの様子(Zoom画面や音声)を撮影させていただきます。撮影した写真や動画を、当財団のホームページ、SNS等に掲載させていただきます。あらかじめご了承ください。【過去の「オンラインみそ作り教室」実施レポート動画】・2023年6月: (約1分)・2022年6月: (約2分50秒)・2021年4月: (約2分30秒)【「未来につながる環境教室」Web授業】2020年5月、“おうち”で自然を学べる「未来につながる環境教室」Web授業をスタートしました。Web授業は、自然に携わる専門家の方などに講師として登場していただき、子供たちが”おうち”にいながら自然の豊かさや大切さについて学べるよう公式 YouTubeチャンネルにて配信しています。「オンラインみそ作り教室」を監修いただいたプロ登山家・竹内洋岳さんと一緒にみそ作りに挑戦する“おうちでみそ作り!?”をぜひご覧ください。「未来につながる環境教室」Web授業: 公式YouTubeチャンネル: プロ登山家・竹内洋岳さん: プロ登山家・竹内洋岳さんの「おうちでみそ作り!?」: 【公益財団法人ノエビアグリーン財団概要】設立日 : 2013年3月21日(公益財団法人移行日:2013年12月3日)所在地 : 東京都中央区銀座7-6-15事業目的: 環境及びスポーツ並びに児童・青少年の健全な育成に関する事業を行い、地球環境の保全及びスポーツの普及と発展並びに未来を担う児童・青少年の育成を通じ、豊かな社会の形成に寄与すること。事業内容: (1) 環境活動の普及と啓蒙(2) 環境活動団体及びスポーツ団体等への助成(3) 各種スポーツの普及と選手育成の支援(4) 児童・青少年の健全育成支援(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業詳細 : 紹介VTR: ノエビアグリーン財団紹介VTR(約9分間) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月04日サカイク初のゴールキーパー向けキャンプとして、リピーター続出なのが、澤村公康コーチによるゴールキーパーキャンプです。日本代表のシュミット・ダニエル選手の恩師として知られ、サンフレッチェ広島時代には、日本代表の大迫敬介選手を開花させたことでも有名な、澤村コーチによるゴールキーパーキャンプは、2023年12月に開催予定です。サカイクでは、澤村コーチによる「良いGKになるためのポイント」を紹介中。※全4テーマ①失点しないコーチング(味方への指示)②失点しないためのポジショニング③プレーの反応速度を上げる(ステップワーク、プレー予測など)※今回はこちら④状況判断能力を上げる今回は③の「プレーの反応速度を上げる」についての解説です。ゴールキーパーとしてレベルアップしたい小学生に知ってもらいたい内容です。ぜひ保護者の方は記事の内容をお子さんにもかみ砕いて紹介してください。(取材・文鈴木智之)GKキャンプで選手たちに指導する澤村コーチシュミット・ダニエル選手、大迫敬介選手を育てたGKコーチによるGKキャンプを開催関連記事:GKのポジショニングで失点は防げる!「相手にシュートを打たせないGKのポジショニング」とは■小学生からの要望にも多いGKにとっての「反応速度を上げる」、GKの反応速度とは要するに何か?第3回目のテーマは「プレーの反応速度を上げる」です。サカイクでゴールキーパーをする子どもたちにアンケートをとったところ、「反応がもっと速くなりたい」「速く動けるようになりたい」という声が寄せられました。ゴールキーパーにとって「反応速度」とは、どのようなものでしょうか?澤村コーチは「反射神経ですね」と答えます。「周りの動きに対して、自分がどう動くのか。反射なので、考えて動くのではなく、考える前に動く能力だと思います」■日常の過ごし方でGKとしての反応速度も上がる理由大切なのは日頃の訓練であり、日常の過ごし方です。澤村コーチは言います。「サッカーは陸上競技と違って、ヨーイドンのスタートではありません。なので、いかに良いプレーをするために、予測することができるか。それが大切なポイントになります」澤村コーチは「ゴールキーパーのプレーサイクル」を用い、次のように説明します。「反応速度を上げるためには、まずは周囲を観察すること。観ることから始まり、状況を把握することで、予測が生まれます。予測があることで判断しやすくなり、決断→プレーの実行。そしてまた観るに戻るという、ゴールキーパーのプレーサイクルがあります。それをサッカー以外の時間でもやれるようになると、予測力がつき、物事に対しての反応速度も上がっていくと思います」常に周囲を観て、この人は何を考えているのか、何をしようとしているのかについて、思いを巡らせること。これはサッカーから離れていてもできることです。「それはゴールキーパーにとって、すごく大事なことです。相手選手が何をしようとしているのかがわかれば、そうさせないようにすればいい。反対に、仲間はこのプレーをやりたがっているから、あそにボールを出してあげようといったように、攻撃面でも同じように考えることができます」■反応速度を高めるには、人間の基本「正しく立てる」「正しく歩ける」が大事澤村コーチはフィジカル的な側面からも「サッカー以外の時間の過ごし方が大事」と声を大にして言います。「反応速度を高めたいのであれば、まず正しく立てるかどうか。そして正しく歩けるか、正しく座れるか。姿勢と体の動かし方に尽きると思います。子どもたちを観ていても、姿勢が悪い子が多いです」澤村コーチはそれを「カッコ悪いゴールキーパーが多い」と表現します。「グラウンドに来るとき、ユニフォームを着たとき、ゴールマウスに立っているとき。カッコ悪いゴールキーパーが多いです。その子たちをサッカーのトレーニングで成長させるのは当然ですが、ご家庭や学校でも、背筋を伸ばす、正しく座るといったことに、目を向けてほしいと思います」■足指が使えないと踏ん張りが効かず反応が遅くなる立ち方、歩き方、姿勢はサッカーをする上で重要なポイントであり、根底にあるのが「足の指」です。「子どもたちの足の指を見ると、指が動かない、使えない。だから踏ん張りが効かず、反応も遅くなる。みんな良いスパイクを履いて、良いソックスを履いていますが、指が使えない子は多いです」■反応速度を上げるには受け身じゃダメ、気持ちの持ち方で相手に重圧を与えることもできるゴールキーパーの反応速度と一言で言っても、マインドから日々の姿勢、立ち方や足の指の使い方まで、様々なポイントがあります。それらに目を向けて、ゴール前では堂々とした気持ち、立ち姿でいたいもの。それが相手選手へプレッシャーをかけることにもつながります。「反応速度を上げるには、受け身ではなく、前向き、積極的な思考も重要です。シュートを打たれるのではなく、シュートを打たれたとしても、最後の砦である自分(GK)がいるのだから大丈夫。『シュートを打たれたらどうしよう』という気持ちでいると、表情や態度に出てしまいます。そうならないために練習や日常生活から、積極的で前向きな思考を持って、何事にも取り組むようにしてもらえたらと思います」■良いGKになるためのマインドも伝えるキャンプ澤村コーチが指導をするサカイクのゴールキーパーキャンプでは、技術や戦術に加えて、良いゴールキーパになるためのマインドの部分も重視しています。それが「2泊3日の短期間で、うちの子が変わった」と保護者が驚くような成果につながっています。まだ澤村コーチの指導を体験したことのない若きゴールキーパーは、サカイクのキャンプに参加してみてください。いままでにない視点から指導を受けることができ、お子さんだけでなく、保護者にとっても有意義な時間になること間違いなしです。子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2023年12月01日子どもの感性の赴くままに、自由に想像したり表現できるワークショップ。草花の端材をちりばめて染めるバンドルダイや展示とセットで楽しめるものづくり、ガラスを扱うものなど、子どもの感性を豊かにするワークショップをご紹介。日常では体験できないことにチャレンジすることで、想像力や表現力が培われ、子どもの可能性が広がっていくはず。早速チェックしてみて!CONTENTS■1<ティーチャーマリー>のアートワークショップ■2<THE LITTLE SHOP OF FLOWERS>の草木染め■3<世田谷美術館>の100円ワークショップ■4<chatoy>のパスケースづくり■5<こどもアトリエMIMU>のアートクラフト教室■6<Buriki no Zyoro>のお花や植物を使ったワークショップ■7 誠品生活日本橋<日本橋玻璃工房>のガラス作品づくり■8<w.a.y.s>の素材遊び1レッジョ・エミリア教育×遊び場<ティーチャーマリー>のアートワークショップ“オモチャを使わずに子どもたちをハッピーにする専門家”として全国でアートワークショップを開催している<ティーチャーマリー>。マリー先生が手がけるワークショップのテーマは、子どもたちが自ら「世界を発見する」 こと。さまざまな画材を使って絵を描いたり、廃材を使って工作したり、クリエイティブな思考とみんな違っていい、正解がまったくないアートを通して、世界が美しく楽しい場所であることを伝えている。言語が英語なので、英語に触れるいい機会にもなりそう。CHECK<ティーチャーマリー>のアートワークショップ●場所:東京・神奈川●開催日:月2~3回、週末に開催●対象年齢:2歳~小学生●料金:子ども1名につき¥3,500、きょうだい児追加+¥1,000詳細はInstagramをチェック!2草花の端材を使って染色する<THE LITTLE SHOP OF FLOWERS>のバンドルダイ花屋<THE LITTLE SHOP OF FLOWERS>の店頭でどうしても出てしまう草花の端材。これらをハンカチにふんだんにちりばめて染めるバンドルダイのワークショップ。バンドルダイは、植物を布に巻き込んで蒸し上げ、布に色や形を転写して染める草木染めの技法のひとつで、色ムラや経年優化によって色褪せていく美しさも楽しめる。親子で参加する方も多く、子どもたちが参加することで自由度が増し、“こうじゃなきゃいけない”の定義を考えるとても豊かな時間に。CHECK<THE LITTLE SHOP OF FLOWERS>のバンドルダイ●場所:東京都渋谷区神宮前6-31-10●開催日:年内を持って神宮前アトリエ店が移転するため未定●対象年齢:何歳でも可●料金:¥4,400 〜(値段は変更になる可能性があります)詳細はHP、Instagramをチェック!3展覧会に関連した創作体験ができる<世田谷美術館>の100円ワークショップ<世田谷美術館>の100円ワークショップは、展覧会に関連した創作ができるワークショップ。過去に行われた展覧会「アイノとアルヴァ二人のアアルトフィンランドー建築・デザインの神話」(会期:2021/3/20―6/20)では、アアルトデザインのアイテムを含んだ家具とお部屋のキットを販売したり(現在は終了)、「ミュージアム コレクションⅢアフリカ現代美術コレクションのすべて」(会期:2018/11/3ー4/7)では、アフリカの布やビーズなどの材料をコラージュしてブローチやマグネットがつくれるワークショップを開催。展覧会とセットで楽しむとより感性が磨かれそう。CHECK<世田谷美術館>の100円ワークショップ●場所:東京都世田谷区砧公園1-2(地下創作室)●開催日:展覧会会期中の毎週土曜13:00~15:00●対象年齢:何歳でも可(小さいお子さまは保護者の付き添いが必要)●料金:¥100現在「倉俣史朗のデザインー記憶の中の小宇宙」(~2024/1/28)にて、造花が浮かぶミニボトルのワークショップを開催中。詳細はHPをチェック!4好きなパーツを自由に選ぼう<chatoy>のパスケースづくりクリエイティブな集団<chatoy>が提案する、オモチャのパーツをコラージュしながら自分でデザインするパスケースづくり。好きなオモチャのパーツを決まった数だけ選んで、自分で詰め込みコラージュデザインができる。ストラップも約30 種類の中から選択可。たくさん種類がある中から選ぶのはワクワクしそう! お気に入りのカードを入れたり、交通系ICカードを入れたり、デイリーに活躍してくれるはず。オリジナルのパスケースづくりに挑戦してみて!CHECK<chatoy>のパスケースづくり●場所:各イベントにて出店●開催日:各イベントにて不定期開催●対象年齢:3 歳~(大人参加、保護者が代行でつくることも可)●料金:¥1,650詳細はInstagramをチェック!5美大卒の講師がサポートリーダー!<こどもアトリエMIMU>のアートクラフト教室“ごかんをひらこう”をコンセプトにワークショップを中心としたアートクラフト教室を開催する<こどもアトリエMIMU>。自然素材に触れる、読み聞かせをする、嗅いでみる、などの五感を刺激する要素を盛り込み、できるだけ季節を感じられる自然素材を中心に、幼い子どもも取り組みやすいワークショップを展開している。版画や色づくり、ときには大きな絵を描いたりモビール制作をすることも。季節や材料を変えてさまざまなテーマでクラフト制作ができるから、何回参加しても楽しめるはず。CHECK<こどもアトリエMIMU>のアートクラフト教室●場所:神奈川県川崎市麻生区上麻生3-21-11 (今後は都内でも開催予定)●開催日:不定期開催●対象年齢:2歳半~(7歳以下のお子さまは親子参加)●料金:¥2,500~(施設費、材料費込み)詳細はInstagramをチェック!6年間行事やイベントに合わせて毎月開催<Buriki no Zyoro>のお花や植物を使ったワークショップ年間行事やイベントに合わせて、植物や切り花などを使い、月に一度異なるワークショップを行う<Buriki no Zyoro>。行事の意味や由来などを伝えるカリキュラムで、学びと発見を大事にしている。花材を使って寄せ植えをしたり、生花でティアラをつくったり、廃材になる花びらを使いトートバックの草木染めをしたりテーマもさまざま。花や植物の正しい知識、自然との関わりを楽しく学ぼう。CHECK<Buriki no Zyoro>のお花や植物を使ったワークショップ●場所:自由が丘店(東京都目黒区自由が丘3-6-15)、湘南店(神奈川県藤沢市辻堂元町6-20-1)●開催日:自由が丘店/毎月第二木曜、湘南店/毎月第二金曜●対象年齢:3歳~小学生(保護者の付き添いも可)●料金:¥3,700 (お茶、お菓子付き)詳細はHPをチェック!7ガラスの性質を学びながらつくろう誠品生活日本橋 <日本橋玻璃工房>のガラス作品づくりさまざまなガラス制作ができる、誠品生活日本橋 <日本橋玻璃工房>。色とりどりのガラスの破片を組み合わせてつくるおはし置きや、真っ赤に溶けた硝子に息を吹き込む吹きガラスなどメニューがいろいろあり、つくりたいものを選ぶことができる。本格的な窯を備えているので窯入れの様子を間近で見れるのも嬉しい。都心の商業施設にあるのでアクセスも◎。CHECK誠品生活日本橋<日本橋玻璃工房>のガラス作品づくり●場所:東京都中央区日本橋室町3-2-6 コレド室町テラス2F●開催日:土日●対象年齢:5歳~(切子体験は7歳~)●料金:ワークショップによって異なる詳細はHPをチェック!8制限なく思うままに表現できる<w.a.y.s>の素材遊び子どもたちが制限なく思うままに表現できる場所を提供する<w.a.y.s>。ワークショップを通して楽しく遊びながら「こんなことも出来るんだ」と発見してほしいという願いを込めて開催している。遊びの中ではシンプルに素材そのものを使用。小麦粉から粘土をつくったり、シェービングクリームやウォータービーズなどを使ったり、さまざまなテクスチャーの素材を用いて子どもたちが感じたまま、全身を使い楽しみながら探求していく。CHECK<w.a.y.s>の素材遊び●場所:東京都渋谷区神宮前3-20-3-1F●開催日:ほぼ毎月(日曜)●対象年齢:ひとり座りができる月齢~小学2年生●料金:ひとり¥3,000詳細はInstagramをチェック!想像力や表現力を育て、自分だけのものづくりが楽しめるワークショップ。子どもが興味のあるもの、親子で参加してみたいものなど、さまざまなワークショップを通して、子どもたちの個性を伸ばそう。
2023年11月30日プロへのルートもあるクラブなのに、ジュニアユースをやめたいと言われた。小学生時代はバリバリ活躍してたのに中学以降出場時間も減り、頑張っても評価されないのが理由と言う。親としては今つらくても数年後素晴らしい未来があるのではと期待するし、プロへのルートがあるので居続けた方が良いと思うけど、どうしたらいい?と悩むお母さんからのご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、今できる4つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<古い価値観の夫にけなされる息子を助けたい問題<サッカーママからの相談>息子は中学生なので、サカイクの本来の対象からは外れていると思いますが迷ったので相談を送らせていただきました。先日、中学1年生の息子に今所属しているクラブをやめたいと言われました。今のクラブには小学4年生から所属し、今年ジュニアユースに上がりました。保育園から小学3年生までは地元のスポ少に所属していましたが、このクラブに行った理由は、息子に「プロサッカー選手になるにはどうすればいいの」と聞かれた事がきっかけです。やめたい理由を聞くと、「いくらやっても監督、コーチに評価されない」とのことでした。ちなみに小学年代はバリバリ活躍していました。私も普段の練習を毎日見てるわけではないのですが、週末の試合を観に行くと出場時間が他の子たちに比べて極端に短いようでした。ただ、カテゴリが上がってまだ半年程ですのでやめるには、もったいないような気がしています。オフの日も走ったり自主トレをしている息子を見ると一年、二年後には状況はかわり素晴らしい未来があるのではないかと思ってしまいますし、プロへの道もあるクラブなので、夢を叶えるためにはここにいた方が良いのかなとも思います。一方で息子の今の苦しい、悔しい気持ちは痛いほどわかります。このまま辞めさせるべきでしょうか?何かアドバイスありましたらよろしくお願いいたします。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。対象と外れているなんて、まったくそんなことはありません。小学生のサッカーママやパパたちは、お母さんの悩みを共有することで、中学生になったらどんなことがあるのかがわかります。勇気を出してメールしてくださり、ありがとうございます。さて、息子さんは所属するクラブを辞めたいと言う。でも、お母さんはプロにルートがある(と言われている)このクラブにいるほうが夢を叶えられると考えている。母と子の気持ちはすれ違うばかりのようです。私の息子も都内で強豪と言われるジュニアユースクラブに所属していましたが、10年ちょっと前のことであり、現在のクラブ事情に詳しいわけではありません。息子さんの置かれた現状も、メール文だけの理解です。したがって、あくまでもひとつの参考として受け止めてください。■アドバイス①無理に引き留めると親子関係の悪化、自己肯定感の低下を招く恐れがあるお伝えしたいことは四つあります。ひとつめ。息子さんがどこでサッカーをするかは、お母さんが決めることではありません。あくまでも、息子さんが自分で考えて決めることです。彼のほうから「どう思う?」と尋ねられれば、意見を述べてもいいでしょう。しかし、メールの文面からすると、お母さんは息子さんの進路をご自分が決めなくてはいけないと感じているのではありませんか?それで、とても慎重になってしまい、私の意見を聞きたかった。そんなところではないでしょうか。子ども自身に決めてもらったほうがいい理由は、お母さんが無理に引き留めてこのクラブでサッカーをさせたところで、最後まで試合に出られず、練習も楽しくなく、暗黒の3年間を過ごしたとしたら、うまくいかなかったことを恐らくお母さんのせいにするでしょう。例えば「僕はほかのクラブでやりたかった。サッカーを楽しみたかった。試合に出られないのに上手くなるわけないだろう」と言われるかもしれません。うまくいかないことを親のせいにしてしまうのです。加えてサッカーでも高校や大学の進路でも、お母さんは自分の意思を尊重してくれない、何を言っても聞く耳を持ってくれない人だと意見を言うことを諦めてしまうかもしれません。さらに言えば、意思を尊重されないことは、彼の自己肯定感を一気にダウンさせます。一番近くにいて自分を一番知っている人から信用されない、信頼されない。心配されてばかりで自己決定させてもらえない「ダメな僕」という受け止めになるのです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス②中高生は自己肯定感を重ねて自己を完成させる時期、自分で判断させるのが大事子ども時代、特に中高生の思春期は、自己肯定感をきちんと重ねて自己を完成させる時期です。何があっても自分は大丈夫。自分で考えて、自分で判断する。失敗したらやり直せばいい。トライすることが何より重要です。そのためには、親は「成果よりもプロセスを見る」ことが大切です。したがって、子どもの「今サッカーが楽しいか、楽しくないか」という感情を大切に扱ってあげてください。これが2つめです。息子さんは試合に出られないことが辛い。楽しくないのです。お母さんはもったいないと思われているようですが、現実的に試合に出られそうなのか、そうではないかは、息子さん自身が一番身にしみてわかっていることでしょう。お母さんから「もったいないじゃない」と言われて(言っているかどうかはわかりませんが)、息子さんは「サッカーしてるのはお母さんじゃないだろ?」と憤りを抱いているかもしれません。■アドバイス③プロ選手たちの親が、子どもが小中学生の頃に思っていた事3つめ。お母さんは、息子さんは何のためにサッカーをしているとお考えですか?そこをあらためて考えてみましょう。サッカーのみならず、スポーツはプロになるためだけにやるわけではありません。ご存知かと思いますが、プロになるのは非常に狭き門です。一説によると、大学まで続けたとしても、卒業後にプロになれる確率はわずか1%。高校生の時点ではさらに激しい競争率になります。プロになった選手の親御さんに話を聞くと、多くが子どもが小中学生の時点では「プロになって欲しい」と強く思っていたわけではありません。ただただ目の前の子どもが自分から楽しくサッカーをしていた。一所懸命に取り組んでいる、頑張っている。だから応援し支え続けてきたと皆さんおっしゃいます。そばで「プロになるぞ!」と言う子を笑顔で見守っている。親の目標ありきではないのです。■アドバイス④子どもを思うなら今大事にしてほしい事(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)そして4つめ。ジュニアユースクラブのありように詳しいわけではありませんが、わずか13歳や15歳でプロになるルートがあるとは思えません。スーパーな子であれば、どこにいても必ず選抜チームなどにかかるので、関係者の耳に入るはずです。誰かのコネクションやコーチ同士の関係云々でプロになれるほど甘い世界ではないと私は思います。私に相談メールを書いてくださるくらいなので、お母さんのお子さんへの愛情はとても深いと思います。であれば、自由にしてあげましょう。尊重してあげましょう。愛すればこそ、手を放してあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年11月29日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこでペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)で習った「観察して分析」を実践してみると、解決策が見えてきて…。メイさんが息子の特性と向き合い、試行錯誤した体験談。■前回のあらすじ息子の宿題をやる上での問題点がわかり、「スムーズに進めること」を目標に具体的な対策を考え、必要となる手助けとともに実践してみることに。すると、帰宅して1時間かからず宿題が終わるようになるのだった。■問題を解決するために…■親の課題読んでくださりありがとうございました!今回は息子トールの宿題問題に取り組むため、ペアレントトレーニング(ペアトレ)で学んだことを取り入れましたので、まとめとして少しご紹介しました。「できたときにちゃんと褒めましょう」なんてよく聞くと思いますが、案外難しいですよね。でも、それが子どもの成長につながるとしたら、自分への課題として私も取り組みたいと思ってやっています。それから、多分周りの同じ歳の子は、ここまで親が介入しなくても問題なく宿題ができていると思います。でも、トールにも同じことを要求しようとは思いません。それはトールが発達障がいだからではなく、「ひとりで宿題に取り組むことが難しいから」です。もし宿題問題やほかのことで周りと比べて悩んでいる方がいたら、いったんその考えを取り除いて、本人にとって手助けが必要かどうかを見てあげてほしいなぁと思います。
2023年11月27日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこで今度はペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)で習った「観察して分析する」を試してみることに…。メイさんが息子の特性と向き合い、試行錯誤した体験談。■前回のあらすじどうしたらいいのか悩んでいる頃、発達障がい児を持つ保護者向けのペアレントトレーニングを学ぶ機会が訪れる。そこで習った「まずは観察して分析してみる」という方法を実践してみることにするのだった。■具体的な対策は?前回は、息子の行動を観察して、どこでつまづいてしまっているのか問題点を探しました。とにかく「だらだらと長引かせず早く終わらせたい」とも考えたので、玄関に計算カードを持って行って、帰宅後即やることに。帰宅してまだのんびりモードになっていないことや、計算カード自体は短時間で終わらせられることもあり、すんなり取り組んでくれました。発達障がいの子は見通しがつかないことも苦手なので、漠然と「全部終わったら」ではなく、本人が想像しやすい時間や課題を設定するようにしました。■息子に変化が…!息子の改善した様子を書きましたが、問題点を把握したことで手助けができるようになり、本当にすんなり進むようになりました。次回は、まとめと、やってみた感想などを描きたいと思います。息子のケースだけでなく、ペアレントトレーニングの考え方は子育て全般に役立つと思うので、私が学んだことを紹介できたらと思います。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月26日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこでメイさんは発達障がい育児の基本となる“視覚化”を取り入れるのですが…。息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。■前回のあらすじ脅し系やご褒美をあげるなどの方法がうまくいかず、発達障がい児にわかりやすい視覚化で宿題を進めることにした母。しかしこの方法も失敗。さらにほったらかし作戦に出るが、それも効果が得られず…。■宿題がプレッシャーに“ペアレントトレーニング”とは、子どもの問題行動を改善するために親がどのようにすればいいのかを学ぶもので、主に発達障がい児の親向けのものではありますが、定型発達の子にも使えるなって思いました。というか、発達障がい児に向けて効果的なものは、定型発達児に向けても良いものがほとんどだと思います。■まずは観察!「宿題に時間がかかるー!」「全然やらないー!」と問題視するのではなく、具体的に何ができていないのかをまず把握するため、息子を観察することにしました。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月25日今年から外へ仕事に出ています。そんな中で気付くのが、9歳になったばかりの娘の成長が著しいこと。ビックリすることばかりな日常を描き残したいと思います。私の方が母としてしっかりしないとと気を引き締める今日この頃です…。
2023年11月25日11月中に公式戦が全部終了した6年生。3月の卒団までチーム練習や対外試合、ちょっとした大会はあるが、これからの時期どんな練習をさせればいい?と悩むお父さんコーチ。ほとんどの子が中学以降もサッカーを続けるから、11人制に移行して困らないような指導をしたらいいの?というご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、悩めるお父さんコーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<技術指導どころじゃない、おとなしく話を聞けない低学年・未就学児に説明不要で楽しめる練習メニューを教えて<お父さんコーチからの質問>池上さんこんにちは。6年生の指導を担当している保護者コーチです。一応街クラブという形ですが、周辺地域の2、3校の子たちが所属しているスポ少のような感じです。この時期は全小予選なども終わり、6年生が出場できる公式戦はすべて終了しています。相談は、これから3月までどのようなことを教えれば良いか、です。公式戦は終了しましたが、3月の卒団までに懇意にしているチームが主催する大会に出場したり、練習試合はやっていくことになっています。6年生はほとんどの子が中学でもサッカー部に入るか、クラブチーム所属でサッカーを続ける予定なのですが、3月までに中学以降のサッカーに対応できるような準備をしたいと思っています。座学でもグラウンドでのトレーニングでもなんでもいいので、何かおすすめの練習方法があれば教えてください。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ご相談者様のみならず、少年サッカーコーチのみなさんは、公式戦ありきで指導されているようです。また、中学生は高校受験、高校生は大学受験を控えているという名目で、早ければ最高学年の春に「もう現役引退です」と言う選手がいます。これと同じように、小学6年生も引退気分なのでしょうか。そこが少し残念です。■中学のサッカーに対応する準備は小学1年生から始まっている公式戦がなくても彼らのキャリアは続きます。したがって、それまでやってきたことを続ければいいだけです。それまで取り組んできた技術の向上や戦術理解、視野の確保、応用力など、より向上できるよう練習すればいいと思います。いただいた内容に「3月までに中学以降のサッカーに対応できるような準備をしたい」と書かれていますが、中学で対応する準備は小学1年生から始まっています。それを継続すればいいだけです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■必ずしも11人で大きなゴールを使った練習が必要なわけではない6年生の指導者から「中学では8人が11人になるので慣れておかないといけませんか?」「ゴールが大きくなるから慣れさせないとですよね?」という質問をよくいただきます。とはいえ、11人で大きなゴールでやる必要があるかと言えばそうではありません。8人制の試合で、8人がしっかりつながっている。チームとして動ける。そんなふうになっているのなら、問題はありません。中学生になって入ったチームでは、それぞれがそれまでとは違うサッカーを経験することになるでしょう。その際、どう対応したらいいのかを自分で考えトライできる。そういう子に育てておけば良いかと思います。■「じゃあ、誰がディフェンスするの?」と考えるのは中学になってからでいい小学生の間はみんなで守って、みんなで攻めることが重要です。例えば、ディフェンスの子がボランチとワンツーでゴール前に上がっていく。それがいけないことだと誰も思っていない。そんな状態でいいと私は思います。みんなが上がっていくと、途中でボールを奪われてカウンターを受けたときに困ります。そこで初めて「じゃあ、誰がディフェンスするの?」と考えればいいのです。そういったことは中学生で学べばいいのです。そうではなく6年生で中学以降のサッカー、良く言われる「大人のサッカー」をやらせてしまうと、チャンスなのに攻撃参加できない子どもになります。チームがピンチなのに、ただ見ているだけで守備に参加できません。つまりは、しっかりパスをつなぐ。スペースに飛び込んでチャンスをつくる。そんなサッカーを小学生の間にやっておくことです。そうでなければ、中学以降の成長が望めません。■欧州では7歳から17歳まで年齢別で育成指針を提示している欧州では、育成指針を7歳から17歳までの年齢別で、やれるようにしておくべきことが書いてあります。ところが日本はそこが繋がっていません。高校サッカーを見ても、ボールをつなぐチームもあれば、パワープレーを身上とするチームもあり、バラバラです。でも、高校生だからそれでいいとされています。高校生は育成なので、どんなサッカーを目指すかを定めるべきです。「サッカーしてないぞ」オシムさんがよくおっしゃっていた言葉です。それはコミュニケーションがとれておらず、それぞれが自分勝手にプレーしていることを指摘していました。選手がサッカーはこういうものだと認知する、共通認識を持つことが必要です。そこを追求していってほしい。それなのに、大人も子どもも大会が無くなったらすることがないと感じているようです。■7歳から判断を伴うトレーニングをすれば、14歳では「サッカーを知っている」子に(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のスクールの話をしましょう。私のスクールは2年生がすごく多いです。しかも元気で、練習があまり好きではありません。先日、ミニゲームの合間に20分練習をしました。2人組をつくってドッジボールみたいなコートに、3つの2人組、つまり計6人が入ります。1組はディフェンスになります。中央のライン付近でしか動けない決まりです。そこで二つの2人組がパス交換をします。2年生でも理解できます。取られないよう、うまくパスを通さなくてはいけません。24人いるので4コート作れば同時に行えます。遊びのメニューはネット上でもたくさん見つけられます。私の著書にも載っているので検索してみてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年11月24日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。ではなぜ宿題ができないのか? いろいろな方法を試すメイさんですが、トールくんの自己肯定感が下がるばかりで…。息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。■前回のあらすじ小2の息子は、自閉スペクトラム症で注意欠陥多動症。学習障害や知的な遅れはないのだが、宿題が何時間かかっても終わらない。どうにかせねばと思った母はいろんな方法を試してみるが、改善されなくて…。■視覚化を宿題に取り入れると…■次は放っておく!今振り返ると「そんなんじゃダメだよー」とわかるのですが、そのときはわからなくて…。というか、やってみたことによってダメなやり方がわかっていって、だんだん正解に近づいていく感じですね。エジソンの名言でそんなのがありましたね。脅し系育児と同様、「宿題をやらないで行ったらいいじゃん」というのも、本意ではありませんでした。「それってどうなの?」と思う気持ちがあるので。だからこのとき一度試して、もうやめました…。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月24日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。ではなぜ宿題ができないのか? いろいろな方法を試すメイさんですが、トールくんの自己肯定感が下がるばかりで…。息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。こんにちは、メイです。今回は息子の「宿題の時間がかかりすぎる問題」についてです。もう本当に私もつらくてつらくて…、なぜできないのか私には理解できなくて…。でも、違う人間なので理解できなくて当たり前。そう思いながら試行錯誤した体験を描いていきたいと思います。■宿題が終わらない…■どうしたらいいの!?「子どもを怖がらせたり罰を与えることで言うことを聞かせる」というやり方が、私はどうしても好きになれません。イライラしているとつい言っちゃうこともあるのですが…、そのときは猛反省です。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月23日うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
子育ては毎日がたからもの☆