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VISH株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、リンクエイジ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:藤田 俊)との共催で2022年4月25日(月)に開催したオンラインセミナー『幼児教育現場におけるICTの活用について -園がICT化するまでの試行錯誤-』のセミナーレポートを公開いたしました。4月25日(月)開催のセミナレポート公開■詳しいセミナーレポートはこちらよりご覧いただけます。URL: また、ご好評に伴い、共催オンラインセミナー第3弾を開催させていただきます。2022年7月12日(火)開催予定で、詳細が確定しましたら、追ってご案内いたします。■開催概要・開催日時:2022年4月25日(月)15時00分~16時30分・開催方法:Web開催(Zoom)・参加費用:無料・参加者数:69名・主催 :リンクエイジ株式会社、VISH株式会社■プログラム1. オープニング2. 『園がICT化するまでの試行錯誤』亀山 秀郎(学校法人七松学園 認定こども園 七松幼稚園 理事長・園長)3. ディスカッション亀山 秀郎(学校法人七松学園 認定こども園 七松幼稚園 理事長・園長)藤田 俊(リンクエイジ株式会社 代表取締役)西尾 真吾(VISH株式会社 バスキャッチ担当)■セミナー開催背景企業や行政で進むICT化の波に乗りそこねている印象の強い幼児教育業界ですが、2020年から感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をきっかけに、全国の多くの幼稚園・保育園・認定こども園では端末整備が進み、Wi-Fiやクラウドサービスを活用できる環境が整いつつあります。業務効率化のICT化だけではなく、教育活動のICT化に興味関心のある先生方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。2022年4月25日(月)に開催された本セミナーでは、学校法人七松学園 認定こども園 七松幼稚園の亀山 秀郎(かめやま ひでお)理事長をゲスト講師に迎え、コロナ禍より実践されているICTを活用したポートフォリオの作成、タブレットやカメラ・プロジェクターを活用した園児との教育活動、YouTubeを活用した家庭向けの保育動画配信、ビデオ会議システムZoomを活用したオンライン保育など、全教職員でICT化に奮闘してきた具体的なエピソードを語っていただきました。■セミナーまとめ(亀山理事長のまとめより抜粋)保育充実化に向けた試行錯誤について、私たちがやってみたことをお話ししました。保育者の発想を広げるきっかけになれば幸いです。保育充実化では、保育の時間を豊かにするために保育者自身の発想を広げて、子どもたちにデジカメを渡すだけでいろいろと話が広がります。またデジカメでもiPadでも動画撮影ができます。写真や動画を子どもの目線で撮影し、子どもたちにドキュメンテーションづくりをぜひやらせてあげてください。子どもたちが園のドキュメンテーションをすると、子ども自身が好きなところで写真を撮ってくれます。先生が意図して用意したところは、意外と子どもに伝わっていないことも見えてきます。例えば、子どもたちに危ないところってどこ?と訊ねると、子どもたちは危ないところの写真を撮ってくれます。ここで押されたことがある、ここで転んだ、とかが写真になります。それは子どもたち自身の直接的、具体的な体験とつながっていて、体験したことで子どもたちの発想も広がるんです。先生自身も直接的・具体的な体験とのつながりを常に意識してやってみてください。すると2つも3つも進んだ取り組みを子どもたちが考えてくれます。そして、対話、情報活用と探究心を育む道具がデジカメやiPadです。これらを折り紙、ハサミと同じように使ってみる感覚が必要となります。ハサミなどの道具と同様にデジカメやiPadの使い方も教えてあげてください。例えばパシャパシャ撮るけれども、それは撮られるお友だちが撮って良いって本当に言っていたのかも大切です。子どもたちにとっては撮ったら嫌なものもたくさんあります。隠していたのに先生に撮られた、とか言うかもしれません。そういったものに耳を傾けてください。本人にも肖像権があるし子ども自身が隠しているものに著作権があるかもしれません。安易に撮影して良いわけじゃないんです。保育者のリテラシーを上げることは、とても大切なことになります。主体的・対話的で深い学びを実現し、小学校以降に学びや生活の基盤を育成することにリンクされるよう皆さんも、チャレンジしていただければと思います。■VISH株式会社 会社概要VISH株式会社は、日本の真ん中・愛知県名古屋市からインターネットを活用し、皆さまの想い(Vision)を共有(Share)するクラウドサービスの開発・提供を行っています。2010年にリリースした「園支援システム+バスキャッチサービス」は、園バス運行情報、園児管理を中心に、保護者の連絡手段のデジタル化、教職員の働き方改革に寄与する低価格なクラウドサービスで、2022年6月1日時点で、全国2,046の施設で利用されています(解約・閉園除く)。▼バスキャッチサービス WEBサイト ▼園支援システム+バスキャッチサービス WEBサイト ■リンクエイジ株式会社 会社概要リンクエイジ株式会社は、インターネット写真サービス「memoridge」を運営しています。教育機関を中心にスポーツ団体や、さまざまなイベントの写真や動画撮影、インターネット上での販売を行うサービスです。現在は延べ全国1,700団体以上の導入実績があります。2021年10月には新サービス「memoridge drive(メモリッジドライブ)」を開始いたしました。「全ての愛を力に変える」をミッションに写真1枚から、愛情を増幅させ、世の中に変わらない愛の循環を生んでいきたい。 そして、その愛はきっと明日を生きる力に変わる。そんな愛ある会社を目指しております。▼memoridge WEBサイト ▼memoridge drive WEBサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月14日「うちの子は友だちとうまくやっているのかな……」と、子どもの友だち関係を心配する親御さんは少なくないでしょう。だからといって、「友だちできた?」「クラスの子と仲良くしてる?」など、過剰な声かけをしてしまうのはNGなようです。まずは、「友だちがいないこと」への偏見を捨ててみませんか。親自身が「無理して友だちをつくらなくてもいいんだ」と考えることで、子どもへの対応も変わってくるかもしれませんよ。今回は、「子どもの友だち付き合い」について考えてみましょう。「新しい友だちができるかどうか」を心配する親は多い入園・入学などで環境が変わる時期、子どもの新しい人間関係を心配している親御さんは多いようです。2016年にヤフー株式会社が実施した保護者1,804名を対象にしたアンケートによると、「お子さまが幼稚園・保育園の入園前に心配だったことはなんですか?」という項目で、「嫌がらずに登園できるか(996人)」に次いで多かった回答は「お友だちができるか(966人)」でした。また、セキュリティサービス会社の綜合警備保障株式会社(ALSOK)が2020年に行なったアンケートでも、「お子さまの小学校入学時にどのようなことに不安を感じたか」という問いに対して、「安全に通学できるか(72.4%)」に続き、「友だちはできるか(66.9%)」が上位に挙がるなど、子どもの友だち関係について不安を抱える親は多いようです。さらに、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」が行なった、「入園・入学で不安に思うことに関するアンケート」(2022年)では、以下の回答がありました。「子どもが園や学校などで集団行動に馴染めるか」(入園時 47%・入学時 53%)「子どもに新しく仲のいい友だちができるか」(入園時 39%・入学時 54%) この調査結果から、入園時に比べて小学校入学時のほうが、子どもの友だち関係を心配している保護者が多いことがわかります。もしみなさんが「うちの子、友だちができるかな……」「仲間はずれになったらどうしよう」と考えているのなら、次にご紹介するアドバイスを参考にしてください。【未就学児】発達段階ごとに「友だちとの遊び方」は変わる未就学児の場合、親目線では「いつもひとりで遊んでいるように見える」かもしれません。しかし、子ども自身は、友だちと遊んでいるつもりだということもあるようです。詳しく見ていきましょう。■幼児は年齢や発達段階ごとに遊び方が変わります発達心理学の専門家である法政大学文学部心理学科教授の渡辺弥生氏は、幼児は年齢や発達段階ごとに遊び方が変わると話します。2~3歳頃・・・「並行遊び」が多い。近いところで遊んでいても、それぞれ黙々と自分のやりたいことをしていて、会話はあまりない。3歳頃から・・・ケンカをした経験などが生きてきて、「貸して」「どうぞ」といった簡単なルールを理解できるようになり、誰かと一緒に遊ぶ「連合遊び」に移行し始める。4歳頃から・・・相手が自分とは違う気持ちや考えをもっていると理解し始める。5歳頃から・・・相手を思いやりながら「ごっこ遊び」などができるようになる。 このように、年齢や発達段階によって、子ども自身の「遊ぶ」ことに対する認識は大きく変化していきます。たとえお子さんが友だちとうまく遊べていないように見えても、「いまは並行遊びを楽しんでいる段階なのね」「少しずつお友だちとコミュニケーションをとりながら遊び始めたみたい」と、わが子の成長をおおらかに見守ってあげましょう。■「誰と遊ぶか」より「なにでどうやって遊ぶか」が大切な時期折り紙や積み木、お絵描き、砂場遊びなど、ひとりで集中して遊んでいるわが子の様子を見て、「お友だちと “一緒に” 遊べばいいのに」「ひとりで遊んで寂しくないのかな」などと考えていませんか?青山学院大学教育人間科学部教授の坂上裕子氏は、「夢中になっているものに対してじっくり楽しむことに一生懸命な時期は、まわりの人にあまり目が向きません。それも子どもにとってはとても大事な遊びの時間」と言っています。また、さまざまなメディアで大人気のカリスマ保育士・てぃ先生によると、「乳児期から幼児期は、『誰と遊ぶか?』より、『なにを使ってどうやって遊ぶか?』のほうに興味をもつ時期」とのこと。ひとりで集中して遊び込むことで、想像力や集中力、思考力などが身につくのです。「友だちと声をかけ合いながらしっかり遊べるのは5歳くらいから。それまでは焦らず、ひとり遊びをじっくり楽しめるようにしてあげましょう」と、てぃ先生がアドバイスするように、親が勝手に不安になって「ほら、お友だちと一緒に遊びなさい」と促すよりも、集中して遊べる環境をつくってあげることが大切です。■好きなことに集中していれば、友だちは寄ってくる!てぃ先生はまた、「好きなことに熱中していると、それが魅力的であったら友だちも自然に集まってくる」と言います。つまり、子どもが楽しく遊ぶ→興味のある子が寄ってくる→一緒に仲良く遊ぶ→友だちになるということ。「友だちは遊んでいるうちにだんだんできるものです」と、保育施設の代表を務める柴田愛子氏も指摘するように、友だちとは「つくる」ものではなく「できる」もの。おもしろい遊びをしている子は、まわりの子どもからも魅力的に映ります。「ひとりでいても、楽しそうならそれでOK!」と考えてみてくださいね。親は、必要以上に心配したり不安になったりせずに、「うちの子はいま、なにに興味があるのかな?」「なにをしているときに集中力を発揮しているのだろう」と注意深く見守ってあげましょう。【小学生】ひとり遊びが好きな子もいる。「みんな仲良く」はNG小学校に入学すると友だち関係の問題はより複雑化することから、心配になる親御さんも多いことでしょう。しかし、友だちは親が用意してあげるものでも、親が口出しすべきものでもありません。ではどのようなスタンスで、子どもの友だち問題に向き合っていけばよいのでしょうか?■ひとりで遊ぶことが好きな子もいる数々の革新的な教育改革で注目を集めた千代田区立麹町中学校校長を経て、2020年より横浜創英中学・高等学校の校長を務める工藤勇一氏は、「ひとりで遊ぶことが好きな子どももいる」とし、「親の『友だちがいない人はダメなんだ』という価値観が、子どもたちを不幸にしている」と厳しく指摘しています。工藤氏はさらに、「友だちがいるかいないかはたいした問題ではない。大人が必要以上に気にすると、『友だちがいない自分はダメだ』と、子どものほうも気にするようになってしまう」と注意を促します。また教育学者で明治大学教授の齋藤孝氏は、「ひとりがつらい、寂しい、と思うのは『受動的なひとりぼっち』だから。自分の意思でひとりになる『能動的ひとりぼっち』になれば寂しくはない」と述べています。「好きな〇〇に熱中したい」などで、子ども自身がひとりの時間を選んでいるのなら、親が余計な心配をすべきではないのです。■友だちの「多さ」には意味がない!「最近は『友だち』という言葉が重みをもちすぎて、『友だちはよいもの』ということがもてはやされすぎている」と齋藤氏が苦言を呈するように、老若男女かかわらず、「友だちの多さ=人間的に優れている」と認識する傾向が強いようです。齋藤氏は、その原因を「インターネットやSNSの影響で、友だちの数が可視化されやすくなったから」と見ています。ですが、友だちの多さよりも「ひとりひとりの相手とどれだけいい関係が築けているか」のほうが重要なのだそう。「子どもの頃にひとり遊びが好きだったり、友だちが少なかったりするからといって、大人になってから苦労するということはない」と工藤氏が述べるように、友だちの有無で将来を案じることは意味がありません。■「みんなと仲良くしなさい」はNGワード工藤氏はさらに、「『みんな仲良く』という言葉に、多くの子どもたちが苦しめられてきた」とも述べています。大人たちはつい、子どもに「みんなと仲良くしなさい」と言ってしまいますが、実際に自分たち大人だって誰とでも仲良くはできませんよね。前出のてぃ先生も同様に、「『誰とでも仲良く遊ばなければならない』という考え方は、子どもにとってプレッシャーになる」と指摘し、「みんなと仲良くできない→(まわりの子が)お子さんのことを嫌っている→だから離れていく」と、親の思考がネガティブに陥っていないかと苦言を呈しています。わが子がみんなと仲良くすることを強制したり、仲良くできないと「うちの子は嫌われている」と不安になったりするのは、子どもにとって大きな負担になると同時に、親自身も余計なストレスを抱える原因になるそうです。もしお子さんが「自分には嫌いな子がいる」と悩んでいるようなら、次の工藤氏のアドバイスを参考にしてください。「お父さんにもお母さんにも嫌いな人はいるよ。だからといってその人に意地悪はしないし、きちんと挨拶もするし、本人に嫌いだと言わないよ」と、心と行動を切り離すこともときには必要であることをきちんと教えたうえで、「人と仲良くすることは難しいものだけど、仲良くできたら素敵だね」というメッセージを伝えてあげましょう。きっとお子さんも、「無理してみんなと仲良くしなくてもいいんだ」ということがわかるはずです。【齋藤孝氏のベストセラー『友だちってなんだろう?』】齋藤氏による『友だちってなんだろう?』には、子どもの「人間関係の悩み」を解決するヒントがたくさん詰まっています。「みんな仲良く」という呪縛にとらわれて無理をしてしまう子、学校のなかにしか自分の居場所がないと思っている子、ひとりでいることが不安でたまらない子――人間関係に悩んでいるすべての子どもたちに読んでほしい一冊です。大人が読んでもためになりますよ! ***友だちづくりについて、プレッシャーに感じているお子さんや親御さんも多いかもしれません。ですが、「うちの子、ひとりで寂しい思いをしていないかな?」と心配するよりも、「ひとりで遊ぶのが好きなのね」「数は少なくても気が合う友だちがいてくれてよかった」と考えたほうが、ぐっと心が軽くなるはず。まずはお子さんが好きなことに打ち込める環境を整えてあげましょう。(参考)ベネッセ 教育情報サイト|保育園、幼稚園の入園前に心配したことは?ALSOK|【ALSOKアンケート】いまどき小学生のお留守番事情~小学校入学時の子どもへの不安~いこーよ|入園・入学で不安に思うことに関するアンケート~入園・入学前の不安トップ3は「登園・通学のグズり」「朝の支度」「担任の先生」~PHPのびのび子育て 2020年9月号, PHP研究所.NHK すくすく子育て情報|どうする?子どもの友だちづくりFQ Kids|てぃ先生の 子育てお悩み相談室【第8回】お友達との関係が心配……てぃ先生(2020),『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の 子育てで困ったら、これやってみ!』, ダイヤモンド社.PHPオンライン衆知|友達は少なくてもいいのに…子どもを追い詰める「みんな仲良く」の呪縛タウンワークマガジン|友達がいないあなたへ。ひとりであることは悪くない。齋藤孝さんに聞く“友達”という存在について
2022年06月10日幼稚園探しのポイント(わが家の場合)公立の小学校や中学校は学区で決まることが多いですが、幼稚園は親が選ぶことができるぶん、悩むことも多いと思います。園の方針や雰囲気が自分の子どもに合っているということが一番大切なことですが、わが家ではほかにも1.園までの距離(通園バスが利用できる場合もありますが、バスに乗り遅れたときや急なお迎えのことを考えて)2.行事の多さ(親の負担の有無)3.保育料4.課外活動や延長保育の有無なども考慮しました。幼稚園見学へ私はママ友の口コミや療育センターで情報を集め、いくつかの幼稚園の見学をしました。A幼稚園は一番近い場所にありましたが、規律やしつけを重んじる方針の幼稚園でした。ママ友の中には“家から近い”という理由でこの幼稚園を選んだ人もいましたが、園の外から普段の保育の様子を見て厳しいように感じたので私は見学しませんでした。1学年1クラスの小規模幼稚園。少し離れた場所にあり、送迎バスや駐車場はなく、通園は徒歩か自転車のみ。「のびのび」「自主性を重んじる」がモットーで、娘に合うかも?と思い見学の申し込みをしました。保育時間中に見学に行くと園内の植え込みで一人の男の子がうずくまっていました。周りの大人は誰も気にとめる様子がなかったので、私はその子がかくれんぼでもしているのかと思いました。施設の案内や保育の様子の見学、幼稚園の方針などの説明を受け帰ろうとすると、先ほどの男の子がまだ同じ場所にうずくまっていました。私が案内担当の先生に「あの子はずっとあそこにいるみたいですけど…」と聞きくと、先生は「あの子は虫が好きなので」と答えました。確かに自主性を重んじている幼稚園なのだなと思いました。娘も大人数で一斉に何かをすることは苦手です。でも娘は療育センターで保護者参加のグループセッションに通うちに、みんなと一緒に歌ったり踊ったりすることを楽しむようになってきていました。順番待ちが苦手だったり、ときには癇癪をおこしたりもしていましたが、適切な声掛けや指示があれば娘は気持ちの切り替えができること、また、娘の興味が少しずつ“モノ”から“人”へと広がっていることを薄っすらとではありましたがこのころ私は感じていたのです。それらのことから私はこの幼稚園は娘には合わないだろうと感じたのでした。C幼稚園は療育センターで教えてもらった『知的障害のある子ども向けの幼稚園』で、子どもと一緒の見学会を実施していました。とても遠い場所にあり、通園バスに同乗しての参加となりました。通園バスは観光バスほどの大きさがありました。娘は大人しく座席に座っていましたが、園につくまでバスの上部のアミ棚にずっとぶら下がっているお子さんがいました。保育の内容はトランポリンやハンモック、ロープぶら下がりなど体を動かすことがメインで、娘はそれらの大きな遊具を楽しんでいました。自然豊かな立地を活かし近隣の森林公園散策もよく行っているとのことで、園児30人に対し職員の人数が27人と多く、手厚い支援が受けられそうでした。一方で子ども同士のコミュニケーションはほどんどありませんでした。おかえりの会のとき、知らないお子さんが私の膝の上に乗ってきました。そのことについて職員の方が特に声掛けする気配はなく、娘も見知らぬ子が母親の膝の上に乗っていても何も言いませんでした。私もどうしたら良いのか分からず結局おかえりの会が終わるまでそのお子さんはずっと私の膝の上に座っていました。Upload By 荒木まち子私たち親子は上記の3つの幼稚園を見学する前に、知り合いのママ友に誘われてD幼稚園のプレ幼稚園(親子で参加できる2歳児クラス)に月2回通っていました。娘は毎回自分のペースで楽しく遊び、私は先生に子育ての相談などをしていました。わが家の選択いろいろな幼稚園を検討した結果、私は過去に参加したプレ幼稚園を主催していたD幼稚園に娘を通わせることにしました。この幼稚園は少し遠い所にあり、通園バスもありませんでしたが、プレ幼稚園に参加しているときから娘やわが家の事情などを理解し、親身になってお話を聞いてくださっていました。娘は療育センターのグループセッション終了後に大学の研究室で療育を受けていたのですが、偶然にもD幼稚園にはその大学出身の先生が多く、園としても大学研究室との連携や情報共有に前向きだったこともこの幼稚園を選ぶ決め手になりました。希望の幼稚園が決まったら次は入園に向けた手続き&準備です。願書配布や願書受付方法は園によってさまざまです。当時(娘が未就園児だったのは20年も前のことですが)私たちが住んでいた地域では、願書配布は“先着順”が一般的で、人気の幼稚園は願書配布日に早朝から行列ができたりしていました(この“人気の幼稚園”は毎年変わるので自分が希望する幼稚園に行列ができるかどうかは配布日になってみないと分からない)。一方で願書配布枚数に制限がない幼稚園もあり、ママ友に頼んで“ついでに貰ってきてもらう”というケースもありました。わが家は主人に朝並んでもらい、D幼稚園の願書をゲットしました。幼稚園には入園選考の面接があるところが多いです。D幼稚園では園長先生が面接をしていました。どんな質問をされるのか?娘は初対面の相手の質問に上手く答えられるのか?…少し心配でしたがプレ幼稚園に通っていたことで娘も「ここは楽しい場所。これからもここに通いたい。」と思っていたようです。「お名前は?」「好きなものは?」などの質問にも普段と変わらぬリラックスした様子で答えていました。そして最後に園長先生が「じゃあ入園式で待ってるね」とおっしゃり面接は無事終了しました。初めての進路選択いろいろ悩んで、そのときのわが子にとって“ベスト”と思って選んだ幼稚園。娘にとっても私にとってもすべてが初めてのことばかりです。わが家の場合、翌年の主人の単身赴任も決まっていました。これからどんなことが起きるのか想像すらでない新米ママと娘の幼稚園生活がこうして始まったのです。執筆/荒木まち子(監修:初川先生より)幼稚園選びのエピソードのシェアをありがとうございます。幼稚園や保育園はどこを選んだらよいのか、また療育機関はどこを選んだらよいのか。選択肢があるのはよいことですが、子育ては選択の連続ですね。荒木さんは4つの園を見学されたのですね。それぞれの園で、ふと目についたことや、肌で感じたこと。そうしたことが結局のところ決め手になりますね。宣伝文句やふれこみ、口コミなどでは分からない、「わが子に合うかどうか」は、最終的にはそうした感覚、肌に合うかどうかということになります。そして、「話を聞いてくれた」というところは大きなポイントですね。見学するのは、園からすると日常の一場面でしかなく、一人で行動する園児をそっとしておくのはそれまでの歴史から何か意図があるのかもしれないなど、短時間の見学ではうかがい知れないこともたくさんあります。ただ、そこで働く先生方の見学検討されている方へのスタンスとして、そこで話を聞いてくださったり、説明してくださったりすると、信頼できそうな気配は感じますね。すべてにおいて完全に満点な選択はないと思いますが、その中でも、ここにする、と決めること。選択は疲れるものですが、決めたらひとまずはそこで進んでみる、先生方との関係はじめ人間関係は柔軟に変化しうる可能性があります。どうなるかは分からずとも進んでみること、大切です。
2022年06月07日こんにちは、シャトーとん奈です。今回は幼稚園生の息子の登園しぶりの話です。(イラストの中でマスクは省略してます。実際はマスク着用しています) ■GW明けから始まった登園しぶり今でこそ、スタスタと幼稚園の門をひとりで進んでいく息子ですが、去年は大変でした。(息子の幼稚園は、朝は門より先は園児のみが入るスタイルになっています)入園した4月は楽しそうで安心していたのですが…慣らし保育的な位置づけから、本格的なカリキュラムに入った幼稚園生活。難しいと感じることが増えて「できなかったらどうしよう」と不安が大きくなってしまったようです。■先生からプレッシャーを掛けられる日が続くほとんどの子が幼稚園の門のところで保護者と分かれてひとりで幼稚園に入っていく中、不安が強くてひとりでは中に入って行かない息子…。私と一緒に教室の前まで行けば、先生が息子の手をとって教室に連れていってくれるので、毎日門のところに立っている先生に挨拶して一緒に入っていました。ほかの園児がひとりで幼稚園門より先を進む中、息子や少数の子たちだけ保護者同伴で教室に入る日々に、先生からプレッシャーに感じる声かけが度々ありました。その声かけのプレッシャーに悩み、息子に早くひとりで門から先を進めるようになってほしい、と焦っていたある日、息子をいつも通り教室前まで送り、私は帰路についていました。一度教室に入ったのに、不安が強すぎて幼稚園から出て道路を歩いている私のところまで走って逃げてきてしまったことがありました。その際、門のところにいる先生も止められず、道路に飛び出して危なかったのでとてもヒヤリとしました。その出来事があってから夫と話し合い、息子の不安がなくなるまで無理はしない方向に決めました。そして、2学期も後半に近づく頃、幼稚園で毎日することがわかってきて不安が少なくなってきたのか、徐々に幼稚園の門から先をひとりで入れる日が増えてきました。■教室まで付き添ったことで見えた風景息子の登園しぶりのために教室前まで付き添っていたときに、子どもたちの普段見られない姿が見られるのが密かな楽しみでもありました。教室まで勢いよく走って、思わず転んでしまう子。お友だちと会って仲良くおしゃべりしながら教室まで歩く子たち。靴から上履きシューズに履き替えずに、靴箱前でしばらくぼんやり座り込む子。いろんなかわいい様子を見て癒されていましたが、特に印象深かった出来事があります。普段スタスタと幼稚園の門からひとりで入って行くお友だちが、実はお母さんの見えないところで泣いている。スタスタと幼稚園の門をひとりで入って行っても、実はすごく頑張ってたんだ!お母さんに泣いてるところを見らえないように塀に隠れる姿に驚きつつ、先生に声をかけた方がいいかな? と考えたそのとき…!泣いてる子にお友だちが寄り添って慰めたり励ましたり。困っているお友だちに手を差し伸べる姿に成長を感じて、とても眩しくて、微笑ましくて、あたたかな気持ちになりました。わかりやすく登園しぶりをする子も、平気な顔で幼稚園に入って行く子も同じように幼稚園に慣れるために頑張っているんだな、と息子の登園しぶりを通じて知りました。息子は年中になって、「ついてこないで!」とスタスタと幼稚園に入って行きますが、このときのことを思い出して、降園後は「お疲れさま」の気持ちを込めてじっくりハグタイムを取るようにしています。(息子の方から邪魔そうにされることもありますが…苦笑)
2022年06月02日けだまさんの息子さんは、2歳の時に発達障害の診断を受けました。そのことを受け入れているつもりでも、ゆっくりなペースに挫けそうになることもあります。幼稚園への入園申し込みの結果はどうなったでしょうか?家に届いたのは幼稚園の入園願書。けだまさんは今、願書を出そうか悩んでいます。 ゆっくりすぎる息子の成長に心が挫けそうになるときも…… 息子さんの負担を第一に考えたけだまさんは、幼稚園入園の願書を出さないことに決めました。 発達障害のあるお子さんの場合、成長はゆっくりだったり凸凹があったりしますよね。 みんなと同じ時期に同じことができなくて、焦ってしまう気持ちがきっとあると思います。 そんなとき、自分を落ち着かせるために、皆さんはどんなことを考えたり、やってみたりしていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 海乃けだま発達ゆっくりな息子と活発すぎる娘を育てる2児のママ。クスッと笑える育児漫画を描いています。
2022年06月02日学校法人日ノ本学園(所在地:兵庫県姫路市、理事長:中川 守)姫路日ノ本短期大学(学長:濱田 敏子)幼児教育科(定員50名)は、保育者を養成する短期大学です。本学では、2020年度より「あそびをしごとに」をテーマに保育者養成を行っています。ひとことで言えば「めざせあそび人」です。そこで、今回は本学のSNS(YouTubeとInstagram)を活用してあそび動画コンテストを開催します。あそびをしごとにしている保育者のみなさまからのあそび動画を募集します。あそび動画コンテスト1.概要本学のSNS(YouTubeとInstagram)を活用してあそび動画コンテストを開催。あそびをしごとにしている保育者のみなさまからのあそび動画(10分程度)を募集。下記の期間にて、みなさまからのあそび動画を本学の本学のSNS(YouTubeとInstagram)にアップします。2.応募資格応募時点で、あそびをしごとにしている方(保育士・幼稚園教諭・保育教諭・学童保育の保育者など)。個人での応募や園単位での応募どちらでも可能。3.あそび動画作成に関してあそび動画を作成する際には、個人情報保護の観点にご配慮してご作成ください。本学のSNSにて、アップしますので、あそび動画に出てくる子どもや保育者の方の掲載許可を必ず取っておいてください。なお、保育者のみのあそび紹介動画でも可能です。あそび動画の長さは10分程度とします。編集に関してはあり・なしどちらでも構いません。4.募集期間2022年6月1日(水)~24日(金)※応募に際して、事前に本学まで電話・メールにてお問い合わせください。5.コンテスト期間2022年7月1日(金)~31日(日)6.審査方法1ヶ月の掲載期間で、本学のSNS(YouTubeとInstagram)の再生回数(1回の再生回数1点)の合計。いいね数(1いいね10点)。下記審査員による審査得点(1人につき100点満点)を加算する。あそび動画審査員の紹介本学審査員濱田 敏子先生楯 佳子先生川島直子先生佐藤 栄悟先生外部審査員中重 直俊先生(千里金蘭大学)林 幹士先生(甲南女子大学)7.優勝者への特典優勝賞品:本学特製あそび人メダルと賞状副賞:本学講義において、学生へのあそび伝承の講義をしていただきます。(本学の規定に基づき謝金・交通費を支給します。)8.あそび動画コンテスト審査員からのメッセージ濱田 敏子学長からのコメントわたしは、保育者として40年間姫路市内の保育所において保育実践をしてきました。ここでは、子どもの育ちには、あそびは欠かせないことを実感しました。本学には、あそび選抜があり、あそびが好きな学生が集まっています。あそびをしごとにしている方からのあそび動画を楽しみにしています。楯 佳子学科長からのコメントわたしは、保育者として障がいのある子どもの保育実践に携わってきました。障がいのある子どもにとってもあそびは重要です。障がいのある子どもが夢中になってあそぶことのできるあそび動画をお待ちしています。川島 直子先生からのコメント日々の保育で、子どものあいだで流行っているあそび。子どもや保育者が夢中になっているあそび。いつの時代でも通用するあそび。さまざまなあそびを紹介してほしいとおもいます。佐藤 栄悟先生のコメントあそび動画って何と思われている方。簡単です。僕の作成した動画「オンラインちょこっと補講佐藤 栄悟先生の誰でもできる陶芸教室」をご参考にどうぞ。動画編集のなせる技を駆使しています。動画そのものでもあそんじゃってます。中重 直俊先生のコメント先日、大学の大講義室の大きなスクリーンで学生と楽しくテトリス対決をしました。子どもの頃にはまっていたソフトのひとつ。ファミコンは、大人になっても魅力的なあそびです。幼児教育にもICTを活用したあそびが入ってきています。ぜひとも、ICTを活用したあそび動画も。林 幹士先生のコメントつぎのあそびをいくつ知っていますか?(1)ドッジボール(2)鬼ごっこ(3)缶けり(4)まんから(5)カロム(6)泥団子づくり(7)けん玉(8)はあげんだっつふたびい(9)黒枝豆さばき対決(10)ころころかありんぐ。全部知っているという保育者の方はなかなかのあそび人です。「こんなあそび考えてみた」というような斬新なあそびを楽しみにしています。■本学園について学校法人日ノ本学園は、1893年(明治26年)、キリスト教主義の精神をもって社会に貢献できる人間の育成を建学の精神として開校しました。以来、聖書に由来する「心の飾りを」を校訓とし、外面的なものにとらわれず内面的なものを大切にして、神を畏れ敬い、人を愛し、奉仕する人間の育成を教育理念としています。現在、日ノ本学園は、保育士・幼稚園教諭の養成校である姫路日ノ本短期大学・日ノ本学園高等学校・姫路日ノ本短期大学付属幼稚園(兵庫県姫路市)、を運営しています。法人名 : 学校法人日ノ本学園短期大学名 : 姫路日ノ本短期大学所在地 : 兵庫県姫路市香寺町香呂890理事長 : 中川 守短期大学学長: 濱田 敏子ホームページ: ■今後のオープンキャンパス及び個別相談の日程について2022年度オープンキャンパス日程(1)6月11日(土) (2)6月25日(土) (3)7月23日(土) (4)8月20日(土) (5)12月17日(土)(6)2023年3月18日(土)■2022年度個別相談日程(1)6月18日(土) (2)7月16日(土) (3)8月6日(土)※個別相談につきましては、上記日程にご都合がどうしてもつかない場合は平日及び別途日程にてご相談させていただきますので本学までお気軽にお問い合わせください。■本学のSNSについて受験生の皆さんに本学のよさを知ってもらうために、Twitter・Instagram・YouTubeを配信しています。下記のQRコードから是非アクセスしてみてください。TwitterInstagramYouTube 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月01日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。今日は子どもが幼稚園や小学校で過ごす姿を垣間見ることができる参観日のお話です。コロナ禍になってから幼稚園や小学校の行事は縮小・中止が多く、なかなか子どもたちの様子を直接見ることができませんでしたが、少しずつ保護者が参加できる行事も復活してきました。ちなみに保育参観などで、私が苦手なことといいますか、よく失敗することがありまして。苦手なことは、場所の確保…!撮影は許可されているのでほとんどの保護者がカメラやビデオを構える中、自分のベストポジションを見つけるのって結構難しくないですか?(私だけ?)諦めて撮影自体しないこともあったのですが、ムスメも映像を見たがるんですよね。うまく撮らないと子どもたちからの信用も失いかねないのですが、ただでさえ写真やビデオを撮るのも得意ではないので、毎回緊張してしまいます。そして次女オコメが入園、久々に保育参観がありました。オコメは自分の席についてしっかり教えてくれたので、今度こそいい場所で見られるぞ…!まさかの正反対の場所でオコメはにこやかに手を振っていました。いや、うん、仕方ない!ちょっとがっくりきたのも事実ですが、幸い少人数制の参観日だったので、その後もう少し、オコメの近くに行くことができました。年中さん、まだまだいろいろ成長中ですね!
2022年05月28日2015年生まれの娘・うーちゃんのかわいさを世の中に広めるため、母・ぴく子さんが描く育児絵日記「むすめの時間」。6歳のうーちゃんは、まだまだ幼さもありつつ、ちょっぴりお姉さん気分のときもあるお年頃♡そんなうーちゃんも小学1年生! はじめての遠足に行くことになったのですが……。1年生、初めての遠足☆春から小学1年生になったうーちゃん♪いよいよ今日は初めての遠足! 事前に分かっていることは…… ・6年生の子とペアになって行く・何をするかは子どもたちも知らない・行き先は地域の広場的なところ 幼稚園のときに比べて、あまりにも情報が少なかったので、母・ぴく子さんはGPSでうーちゃんの居場所を調べてみることに。 すると……!! 遠足に行っているはずの場所は、木すらほとんどはえていない何もない広場!学校から程近い広場で、1年生と6年生が昼過ぎまで数時間も何をするのか、疑問だらけ……。 ところが、帰宅したうーちゃんは、何やらとっても楽しそう♪6年生のお兄さん・お姉さんたちと遊んでもらったお話を、うれしそうに報告してくれたのでした☆ 何もない場所でも、お友だちや上級生、先生たちが一緒ならとっても楽しいのでしょうね♪ 逐一詳しく連絡をくれていた幼稚園とは違い、情報の少ない小学校生活に戸惑いを隠せないぴく子さんなのでした。 SNSのコメント欄では「事前情報、報告の少なさ……めちゃわかります」と共感の声も。小学生ママさんは同じような経験、ありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぴく子2015年生まれの娘を持つ母。おしゃべり大好き、性格は小心者で慎重派、テレビの怖いシーンは隠れながら観る娘・うーちゃんのかわいさを世の中に広げるため、インスタを中心に育児絵日記を更新中。
2022年05月27日VISH株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、幼稚園・保育園・認定こども園の園業務負担軽減を支援するICTツール「園支援システム+バスキャッチ」を導入した学校法人聖母マリア学園 認定こども園 マリアこども園(所在地:長野県須坂市、園長:安藤 誠)の導入事例インタビューを無料公開したことをお知らせします。▼マリアこども園様の導入事例インタビューはこちら マリアこども園 導入事例公開!■「園支援システム+バスキャッチ」導入前の課題・導入のキッカケ・2000年頃からICT化に取り組み、3つのシステムを組み合わせて園の管理業務を行ってきたが、システムを一つにできないかを色々な方に相談していた。・動画配信サービスとして利用している「おうちえん」を運営する株式会社スマートエデュケーションから「園支援システム+バスキャッチ」を紹介された。・代理店経由ではなく、開発している会社と直接話ができると聞いて、説明会を聞くことになった。■「園支援システム+バスキャッチ」導入後の変化・これまで「連絡帳」は手書きのノート型で、毎日園児のカバンを経由して記載する保護者と担任の負担となっていた。・ICT化することで、園全体で共有できるようになったことで、“保護者と担任のコミュニケーション”だったのが、“保護者と園のコミュニケーション”に変化。・アンケートも、保護者会への出欠を取る場合、お知らせを園児のカバンに入れて保護者に配布し、保護者が出欠を記載した紙はまた園児のカバンを経由して担任のもとに集まり、担任はそれを取りまとめて事務室で集計。このような紙ベースでのコミュニケーションは、園児一人ひとりのカバンに入れるなど配布と回収の手間が担任にとって大きな負荷となっていた。・ICT化することで、保護者の出欠などについては担任を介さずに事務室で把握し、その結果を担任に伝えることができるので、担任の負担は大きく軽減された。・これらの負担が軽減されることで担任と園児たちの向き合う時間が確保ができるようになった。■安藤園長の「園支援システム+バスキャッチ」の評価・今までは直ではなく間に販売代理店が入っていることが多く、そこでコミュニケーションのズレがあったり、要望が反映されないという不満があった。・「園支援システム+バスキャッチ」では、間に代理店が入らずダイレクトに話ができる。・VISH株式会社の社内に技術者がいることで要望に対して迅速な対応をしてくれる。実際に当園でお願いしたことも、アップデートで反映されたし、スピード感もある。・システム基盤はAmazon Web Services(AWSクラウド)で構築しているので、システムに対する信頼感と安心感につながっている。■「園支援システム+バスキャッチ」について2010年にリリースされた「園支援システム+バスキャッチ」は、園バス運行情報、園児管理を中心に、保護者の連絡手段のデジタル化、教職員の働き方改革に寄与する低価格なクラウドサービスです。2022年5月1日時点で、全国で2,000以上の幼稚園・保育園・認定こども園で利用されています(解約・閉園除く)。園支援システム公式サイト: ■会社概要会社名 : VISH株式会社(ヴィッシュ株式会社)本社所在地 : 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F代表者 : 代表取締役 田淵 浩之資本金 : 11,500,000円企業ページURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月27日6/7(火)に横浜市神奈川区のアイン三枚町保育園にて、ウクライナのドネツク州のKolobok kindergarten(コロボック幼稚園)とのオンライン交流イベントを開催します。(シンクアロット(株)国際交流プログラム「EN-TRY」にて実施します。)子どもたちが両国の文化について相互理解を深め、交流を図るオンラインイベントです。アイン三枚町保育園からは年長さん15名、コロボック幼稚園からは15名ほどの子どもたちが参加されます。アイン保育園は、モンテッソーリ教育と自由保育をコンセプトに子どもたちに英会話も学べる保育園です。世界の子どもたちとの交流の機会を作ることで未来に向けた子どもたちの視野の広がりを狙いとして今回のイベントを実施します。なお、ウクライナの子どもたちについては、現地の状況からご自宅からのご参加となります。コロボック幼稚園の先生たちもオンライン上ですが3か月ぶりに子どもたちと顔を合わせられるとのことです。本プログラムへの参加にあたりシンクアロット社に支払うプログラム参加料は全てウクライナのこどもの支援に寄付される予定です。※LIVEの日程は現地の状況により前後する可能性がございます。詳しくは本サイトへ: ※実施後にお知らせを発信いたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月27日自転車のルール・マナー等の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2022年5月23日(月)に『半田市幼稚園・保育園交通安全連絡協議会総会』にて、子乗せ自転車利用セミナーを実施し、幼児保護者等40名が参加されました。講演の様子1講演の様子2URL: 子育て世帯では、幼稚園、保育所への送迎などで利用する子乗せ自転車、特に電動アシスト自転車の需要が高まっています。一方で転倒事故なども増えております。本セミナーでは、講師の遠藤 まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)が、改めて交通ルールや子どもを乗せる際に注意すべき点など、実演を交えて解説、講演しました。遠藤 まさ子氏は講演の中で、子乗せ自転車特有の事故が起きる状況を説明し、「自転車転倒で多いのが、段差を乗り越える際に車輪を取られてしまうことです。路面状況として段差はどこにもあることなので、タイヤを直角に入れる事が重要ポイントです。」と説明しました。また万が一事故が起きた際のヘルメットの着用有無、シートベルトの着用の有効性を動画にて説明し、「一瞬の緩みで事故につながる、投げ出され防止となるので面倒と思わず必ず最大限の安全の備えとしてください。」と重要性を強調しました。実演では、幼児2人同乗基準適合自転車・子どもを模した人形を用いて、自転車の正しい乗り方や選び方を実演しました。さらに自転車自体の安全性についての重要性に触れ、「安全基準をクリアしたBAAマークの貼られた自転車を選ぶことや、日ごろのメンテナンスの重要性を意識し実施していくことで、事故を未然に防ぐことができます。」と説明いたしました。ルール・マナーだけでなく自転車の車体自体の安全性についても改めて理解いただく機会となりました。【参加した保護者の感想】・知らない事もあり、改めて自転車に乗車する際のルールを勉強できました。・自分自身も大変勉強になったので、子どもにも安全運転を伝えていきたい。■参考資料<自転車の安全利用促進委員会とは>自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送っていただくため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。<BAAマークとは>BAAマークは、一般社団法人自転車協会が制定し、同協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準の検査項目は全部で約90項目もあり、安全・安心な自転車の目印として認知されています。BAAマーク<登壇者>講演遠藤 まさ子(えんどう・まさこ)遠藤 まさ子氏自転車の安全利用促進委員会メンバー、自転車ジャーナリスト。自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い、各誌に寄稿している。テレビ・新聞・雑誌などの各種メディアでコメンテーターとして登場する機会も多い。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月24日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。新年度にも慣れてきた頃ですかね。我が家の子どもたちも元気に通っています。ところで私には子どもたちを送り出した後に少々怖いものがあります。それは…こんなご時世なので、朝しっかり体調チェックするようになったせいか、登園後の体調不良コールはほとんどなくなったんですよね。なので幼稚園から電話があるときは、ほぼほぼ私が何かやらかしたとき!なので、そんなに頻繁にではない(と思う)のですが、電話が鳴るとヒヤッとします。普段家にいるときに履いていたブーツを朝自然に履いてしまった模様。いやー、バス停まで一緒に歩いたはずだし、バス停にもママ友が数人いたのですが誰も気づきませんでした。焦る私に、先生から、ときどきサンダルを履いてきてしまう子もいますよ、と慰めの言葉が。ちょっとホッとしました…。思わず電話口でも先生と笑ってしまいましたが、今後もこんな電話がかかってくることがないように気をつけたいと思います!
2022年05月14日学校法人聖徳学園 聖徳学園小学校・聖徳幼稚園(所在地:東京都武蔵野市、理事長:岩崎 治樹、校長:和田 知之)は、教育関係者や入学、入園を検討している保護者に向けて「第53回英才教育公開研究発表会」を2022年6月18日(土)に実施いたします。聖徳学園小学校 校舎■開催背景1969年に“英才教育”をスローガンに、新しい教育システムを導入しました。いうまでもなく知能教育を基本にした英才教育は、日本では全く未開拓の分野であり、まずその趣旨と実態を一般公開して理解してもらう必要がありました。そのために第1回の公開研究発表会を1969年に実施し、以来これまで毎年継続して実施しています。■「第53回英才教育公開研究発表会」について聖徳では、1969年に聖徳学園小学校に“英才教育”を導入し、「知能を伸ばし、創造性豊かな人間性を育てる教育」を目指して、教育活動を行ってきました。そして1987年には聖徳幼稚園に「知能あそび」を導入し、小学校と同様に幼稚園でも知能教育を始めました。2019年度から脳活動センサー※を小学校の知能訓練の授業に導入し、脳の働きを可視化しながら、考える力の育成に取り組んでいます。小学校創立50周年を迎え、聖徳学園の新しい教育は社会的にも評価をいただいております。※開発元:株式会社NeU 東北大学+日立ハイテクによる脳科学カンパニーそしてこの度、“知能を伸ばし、創造性豊かな人間性を育てる教育”を目的に、聖徳の英才教育を紹介する「第53回英才教育公開研究発表会」を開催いたします。▽詳細と申し込みは、以下サイトよりご覧いただけます。 ■発表会概要名称 : 第53回英才教育公開研究発表会開催日時 : 6月18日(土)9時15分~12時40分開催場所 : 聖徳学園小学校・聖徳幼稚園アクセス : JR中央線・西武多摩川線「武蔵境」駅南口より徒歩5分日程 : 第1部 知能訓練、知能あそびなどの授業見学、保育見学第2部 英才教育の成果報告、児童発表、研究発表第3部 教職員との懇談会お申し込み: WEBサイトよりお申し込み可能URL : 参加費 : 無料<法人概要>名称 : 学校法人聖徳学園 聖徳学園小学校・聖徳幼稚園所在地 : 東京都武蔵野市境南町2-11-8設立 : 昭和2年資本金 : 57億1,450万円従業員数 : 159人代表者 : 理事長 岩崎 治樹、校長・園長 和田 知之ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月13日交通網の発達や便利な電動自転車の普及によって、人が徒歩で移動する機会が減っているようです。大人の場合は、時間を見つけてウォーキングに励む人もいるでしょう。しかし子どもたちは、自分から「よし、たくさん歩こう!」と意識することはありません。日常的に歩く機会が減ることで、子どもたちにどのような影響があるのでしょうか。どうやら「運動不足になる」といったことだけではなさそうです。逆に、たくさん歩く子どもにはさまざまなメリットがあることもわかっています。今回は、子どもがたくさん歩くメリットと、子どもに「歩きたい!」と思わせるコツをお伝えします。あまり歩かない子は「学習意欲が低下する」親世代が子どもだった頃に比べて、遊ぶ場所も時間も格段に減ってしまった現代の子どもたち。1980年にNHKが調査したところ、小学5年生の1日の歩数は約2万3,000歩だったそうです。ところが2010年の調査では、約1万3,000歩という驚きの結果が出ました。なんと30年間で1万歩も減少してしまったのです。日本体育大学教授・野井真吾氏と愛知学泉大学教授・塙佐敏氏が2016年に実施した調査(小学4~6年生対象)においては、男子の歩数増加(男子約1万6,000歩・女子約1万3,000歩)という結果が出ています。しかし、順天堂大学と花王株式会社の共同研究グループが2020年に発表した調査結果や、スポーツ庁が公開する「運動・スポーツの実施啓発リーフレット」を見てみると、2020年以降、また子どもたちの歩数が減り始めているようです。歩かない子どもが増えた原因として、子どもを取り巻く環境や生活習慣の変化を指摘するのは、千葉敬愛短期大学学長の明石要一氏です。幼稚園や保育園の送迎は自転車や車が圧倒的に多く、就学後は低学年のうちから習い事に通う家庭が増えたことで、放課後に友だちと集まって遊ぶ機会が激減してしまったのです。さらに、 “体を動かさない遊び” の選択肢が増えたことも大きな要因になっています。移動はいつも自転車か車、予定のない放課後や休日は自宅でゲーム……。これでは日常的に歩かなくなるのは当然です。歩かなくなることで心配されるのは、体力の低下だけにとどまりません。静岡産業大学スポーツ科学部特別教授の小沢治夫氏は、あまり歩かない子は「体調が悪い」「寝つけない」「便秘になる」「やる気が出ない」「学校に行きたくない」などの問題を抱える割合が高くなることを指摘しています。また、そういった生活習慣の乱れは、学習意欲の低下にもつながるのだそうです。では逆に、たくさん歩く習慣が身についている子は、どんなメリットを得ているのでしょうか。次に詳しく解説していきます。子どもが歩くことで得られるメリット5つたくさん歩くと健康にいいのはもちろん、いくつものメリットがあります。とくに成長過程の子どもにとっては、たくさん歩く習慣が精神面や脳の発達にもよい影響をもたらすのだそう。メリット1:生活習慣が整いやすく、毎日を活動的に過ごせる!中京大学スポーツ科学部教授の中野貴博氏は「体力、生活習慣の獲得のためにも、幼児期には1日1万3,000歩程度の活動量を目標としてほしい」と述べており、特に「朝の時間帯に歩く」ことをすすめています。その理由は、午前中の活動量が増えると、一日中ハツラツと体を動かすことができるから。歩くことで脳が活性化され、園や学校に到着した時点で脳も体もスタンバイOKの状態になり、1日を通して思いきり活動できるというわけです。このような生活習慣が身につけば、さらなる効果も期待できます。小学生40名の生活習慣と歩数について、動画メディアのママタスと株式会社アシックスが実証実験を実施し、発達脳科学者である成田奈緒子氏が分析したところ、平均歩数より多く歩いている子どもは、そうでない子に比べて「早寝早起き」「寝起きがよい」「食欲旺盛」「外遊びの頻度が高い」という結果が出ました。つまり、歩数を起点とした生活リズムの好循環が生まれていることがわかったのです。メリット2:よく歩く子どもは「運動能力」が高い!岐阜県内の幼稚園に通う3~6歳児152人を対象に実施した調査では、幼児の平日の歩行数は多い子で1万5,000歩ほど、少ない子で8,000歩ほどでした。そこで体力テストを行なった結果、平均1万3,000歩以上歩く幼児の体力偏差値が51.6なのに対し、1万3,000歩未満の幼児の体力偏差値は49.2と、よく歩く子どものほうが運動能力が高いことがわかったのです。この結果からも、たくさん歩く習慣がある子ほど、体力や筋力、持久力が強化されて運動能力アップにつながっていると考えられるでしょう。文部科学省は、「できるだけ自分の足で歩くように促すなど、筋力や持久力の発達に対する適度な刺激を与えることが大切」とし、持久力や心肺機能を高めるためにも、日頃から歩いたり体を動かしたりする習慣づけを推奨しています。メリット3:「集中力」「忍耐力」があり、「自己効力感」が高い『てくてくわくわく歩育ブック』著者で武蔵丘短期大学教授の太田あや子氏は、「歩かない子は、体力が低下するだけでなく、頑張る気持ちもなくなってしまう」と実感しているそう。少し長い距離を一生懸命歩いて目的地にたどり着く達成感は、小さな子どもにとって大きな成功体験となります。その繰り返しが自己肯定感や忍耐力を育み、頑張る自分を認める「自己効力感」へとつながっていくのです。また、「長い距離を歩ける子の脳は、忍耐力がついてくる」と話すのは、発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家である加藤俊徳氏です。加藤氏によると、「長く歩けるというのは、それだけ長い時間、脳を使い続けることができるということ」なのだそう。集中力や忍耐力を育むのに「歩く」という行動が有効だとわかりますね。メリット4:脳が活性化されるので「学力」が高くなる太田氏は子どもが歩くことのメリットとして、歩く途中で木の実や葉っぱを集めたり、立ち止まって生き物や植物を観察したりできることを挙げています。虫の声や花の香り、土の感触など、身のまわりの自然に触れて五感が刺激されることで、脳が発達するのです。さらに前出の加藤氏は著書のなかで、第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎを動かすと全身に血液がめぐり、脳に十分な酸素が送り込まれると述べています。それによって脳が活性化されて集中しやすい状態になり、記憶力アップも期待できるそう。青森県のある小学校の調査では、「車で通学する頻度が高いほど、学力の低い児童が多い」という結果が出ており、毎日徒歩で通学している児童の方が、学力が2.6倍も高かったそうです。メリット5:「ストレス耐性」がある。イライラしにくい上記の調査で、ほかにもわかったことがあります。それは、車通学の「キレる」傾向がある子に、徒歩通学を推進したところ落ち着きが見られるようになったということ。適度な運動をしたり、太陽を浴びたりすることで分泌される脳内物質セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれています。このセロトニンが欠乏すると、イライラしやすくなったり無気力になったりと、心が不安定になります。このケースでは、徒歩通学に切り替えて毎日歩くようになったことで、イライラがおさまったと考えられるでしょう。またPISA(国際学習到達度調査)上位の常連フィンランドでは、歩数をもとに「ストレスに対する抵抗力と活動量の関係性」に関する調査が行なわれています。それによると、歩数が多い子どもは、活動後に時間制限つきの計算をさせても、ストレスの濃度が「歩数が少ない子ども」に比べてずっと低かったそうです。『一流の頭脳』著者で精神科医のアンダース・ハンセン氏は、「よく歩く子ほど勉強を苦にしない傾向にあり、宿題をきちんと最後までやり通せる確率が高くなる」と、この結果を分析しています。子どもがたくさん歩く!ちょっとしたコツ4つ最後に、子どもがたくさん歩いてくれるコツを4つご紹介します。子どもがたくさん歩くコツ1:歩きたくなる「楽しい声かけ」を(未就学児)イヤイヤ期などで親の言うことを聞いてくれないときは、声かけにひと工夫を。モンテッソーリで子育て支援エンジェルハウス研究所所長の田中昌子氏によると、「二者択一で子ども自身に選ばせてあげること」が効果的だそう。ただし「どちらを選ばれても困らない」選択肢にすることが重要です。たとえば、手をつなぎたがらないときは、「手は一本指でつなぐ?グーでつなぐ?」と指を見せながら聞きましょう。前出の加藤氏は、「抱っこをせがまれたら楽しく歩けるように誘導しよう」とアドバイス。「あそこの看板になにが書いてあるか見にいこう」「かわいいワンちゃんがいるね、近くまで行ってみようか」というように、子どもの興味をうまく向けさせるのも◎です。「もう少しだから歩きなさい!」などときつく叱ってはいけません。子どもがたくさん歩くコツ2:子どもの「甘えたい気持ち」を受け止める(未就学児)保育士として15年以上保育業務に携わる市川由美子氏によると、歩き始めてもすぐに「疲れた」「抱っこ」と言う子どもは、じつは親に甘えたいだけというケースもあるのだそう。その場合は、まずは甘えたい気持ちを受け止めることを優先しましょう。その場でぎゅっと抱きしめる、抱き上げてほんの数歩歩く、これだけでも子どもは案外満足してくれるものです。また、日本キッズコーチング協会理事長の竹内エリカ氏は、子どもが歩かないときは「目的地をお母さん(お父さん)にすること」をすすめています。子どもの数歩先まで進み、両手を広げて「ここまでおいで」と言うと、大好きなお母さん(お父さん)を目指して歩いてくれるそう。園からの帰り道、子どもが「歩きたくない」と言ったときなど、試してみてくださいね。子どもがたくさん歩くコツ3:サイズの合った靴を履かせる(未就学児~小学生)もし子どもが歩きたがらないのだとしたら、その原因として、「靴が合っていない」ことが考えられます。NPO法人日本足育プロジェクト協会理事長の玉島麻理氏は、「子どもの足は骨が柔らかく成長途中。そのため、自分で『靴がきつい』という感覚がよくわからずに履き続けてしまう子もいる」と指摘します。「すぐに小さくなるから大きめの靴を履かせてもいい」「この前新しい靴を買ってあげたばかりなのに、きつくなるわけがない」など、勘違いしている保護者も多いようですが、お子さんの足の健康のためにも、月に一度はサイズチェックする習慣を。またサンダルやブーツは、靴のなかで足が滑り、足の指が踏ん張れない状態になります。たくさん歩くときはスニーカーを履かせましょう。子どもがたくさん歩くコツ4:生活のなかに「歩数を増やす工夫」を(未就学児~小学生)富山福祉短期大学幼児教育学科教授・小川耕平氏は、毎日の生活のなかで歩数を増やすことをすすめています。買い物に出かけた際、車をできるだけ建物の入り口から遠い場所に停めたり、エスカレーターやエレベーターの利用をなるべく控えて、階段を利用したりしてみましょう。また、幼稚園や保育園の「お迎え」を自転車ではなく徒歩にするのも効果的です。行きも帰りも徒歩となると、子どもにとっても親にとっても負担が増えてしまうかもしれませんが、「お迎えのみ」ならば、子どもも喜んで歩いてくれるかもしれませんよ。毎日ではなく「時間に余裕のある日のみ」などとすれば、親御さんも気がラクではありませんか?***歩くことは体と心、そして脳にとってもいいことづくめ。「毎日忙しくて、歩くためだけに外に出るなんて無理」「うちの子は、家のなかで遊ぶほうが好き」「家のまわりの変わり映えのしない景色に飽きた」など、さまざまな理由があるかもしれませんが、親子のコミュニケーションを深めるためにも、ぜひ積極的に外に出てお子さんと一緒に歩いてみましょう。(参考)NIKKEI STYLE|子どもが歩かなくなっている?日本文教出版Webサイト|30年間で子どもの歩数が1万歩減った日経xwoman|朝の徒歩登園が、生活習慣やその後の学力にも好影響PR TIMES|小学生の運動&生活習慣をママタスが調査/発達脳科学者・成田奈緒子先生が分析~毎日の歩数や生活リズムを親子で記録することで「子どもの笑顔」と「親子の会話」が増加~文部科学省|第2章 幼児期における身体活動の課題と運動の意義AERA dot.|歩かない子どもに危機感子どもの脳の成長を促す「歩育」とは?株式会社 脳の学校|第210号 『我慢強い脳』をつくる”歩く子育て”トコちゃんベルトの青葉 公式サイト|徒歩通学は学力を上げる!?武田信子(2021),『やりすぎ教育商品化する子どもたち』,ポプラ新書.プレジデントオンライン|最強のモーニングルーティンは「1日30分の朝散歩」である東洋経済オンライン|子どもの学力と体力の知られざる深い関係加藤俊徳(2017),『100歳まで脳は成長する 記憶力を鍛える方法』, PHP研究所.SHINGA FARM|一生の足の基礎は6歳で決まる!幼児期の「足育」のすすめベネッセ 教育情報サイト|甘えてくる子どもの心理とは?ケース別の理由と対処法講談社 絵本通信|子育て相談 モンテッソーリで考えよう|第12回 危険なことや、他人に迷惑のかかることをやめさせるには?mamagirl|心が動けば体も動く。歩かない子どもには興味を惹くものを探そうJ-STAGE|小学生の目標身体活動時間確保のための強度別歩数指標の試みスポーツ庁|新型コロナウイルス感染対策スポーツ・運動の留意点と、運動事例について学校法人順天堂|歩数調査からみた、緊急事態宣言下の幼児の活動実態コノコト|③子どもの活動量が足りない!【目指せ!アクティブチャイルド!!】文部科学省|我が国における 子どもの体力向上の実践
2022年05月12日山梨県山梨市は令和4年度より、株式会社シンクアロット(所在地:東京都渋谷区、代表:前出 貴則)の提供するグローバルSDGsプログラム・英語プログラム「EN-TRY」(エントリー)を公立保育園6園で導入・実施します。山梨市長(右)とシンクアロット前出代表■プロジェクトの概要山梨市の第2次山梨市まちづくり総合計画において、平成29年度からの中期計画では、国際化進展による英語力向上や、こどもたちをはじめとする市民が豊かな国際感覚を養うことが求められていることを課題とし、先進的な英語教育の推進や多様な国際交流の機会を設けるなどの対応を課題解決の具体策として掲げています。これらの山梨市のビジョン実現に向けた一手として、国際協働や多様性理解また、コミュニケーションツールとしての英語力向上に向けて、幼稚園・保育園向けグローバルSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」、および英語プログラムの導入を、公立保育園6園にて決定しました。グローバル化がさらに進むこれからの社会では、世界を自分ごとと感じて考える力が必要であり、その力を育むためにはこどもたちの世界観を広げ海外に関心を寄せることが重要となってきます。EN-TRYのプログラムはそのような意識の種まきを目的としており、山梨市の目指すビジョンの達成に向けた貢献が期待されています。■幼稚園・保育園向けSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」とはちきゅうフレンズの絵本「ちきゅうフレンズ」は世界を旅する全8回の動画プログラムで、動画一本で一つの国について紹介し、合計8か国を体験します。先生が一方的に教えるのではなく、世界を回って様々な人が登場しみんなと友達になる、というコンセプトで、ただ座って見るのではなく、体を動かしたり声を出したりして楽しみながら、多様な文化を学べるようになっています。さらに、振り返りの教材では、各国のSDGsに関する問題を外国の友達と一緒に考えることで自分事化し、積極的に考えたいという自発性を育てます。ちきゅうフレンズの動画教材■シンクアロットの概要「こどもたちの世界観をひろげる」をビジョンとして、EN-TRYという幼稚園・保育園向けサービスを提供。日本の幼稚園・保育園と海外の園をつなぐオンライン交流、EN-TRY世界交流や、幼稚園・保育園に特化したグローバルSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」を提供しています。また、EN-TRYのプログラムに関する説明会や、SDGs・海外教育に関するセミナーなど、園関係者のみなさまの活動のヒントにしていただけるイベントを開催しております。ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。イベントに関するお知らせはこちら EN-TRYブランドムービー ■会社概要社名 : 株式会社シンクアロット所在地 : 〒150-0034東京都渋谷区代官山町18番6号 ヴォーグ代官山3F代表 : 前出 貴則設立 : 2018年3月資本金 : 1,000万円事業内容: ・幼稚園・保育園向け世界交流プログラム「EN-TRY」の提供・幼稚園・保育園向けSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」の提供・グローバルでの幼児保育・教育、ESDの研究調査URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日アジア人がいないブラジルのとある地域で、日本人である私とイタリア系ブラジル人である夫から生まれた娘の子育てをしています。ある日、母親である私が外国人であるために、娘が幼稚園で友だちからからかわれてしまいました。そのときとった娘の行動に私は驚きました……。アジア人がいない地域に暮らして私はブラジル人と結婚し、ブラジルで子育てをしています。ブラジルには異なる人種、異なる民族の間に生まれた子どもがたくさん住んでいます。さまざまな外見をした人がいるためアジア人だから差別されるということはありません。 しかし、私が生活している市は白人種が9割を超えるところで、アジア人はおそらく私以外いないところ。差別ではありませんが、娘も私も道を歩けば人からジロジロ見られることが珍しくありません。 幼稚園で娘がからかいにあうそんな地域で、私は5歳の娘を育てています。ある日娘を幼稚園に迎えに行ったときのこと。娘のクラスの担任の先生が「今日お友だちと喧嘩してしまって……」と教えてくれました。聞けば娘のクラスの男の子が、釣り目ポーズをしながら日本人なまりがある私のポルトガル語の発音をまねして娘をからかったとのこと。 住んでいるのは外国人がほぼおらず、アジア人への釣り目ポーズが侮辱的意味をもつと知らない人が多い地域。娘をからかった男の子も、たいした意味もなくしたのだろうと思いました。 しっかり言い返した娘先生によると、そんな男の子に対し娘はこう言い返したそうです。「私のママのポルトガル語はなまってる。だけどポルトガル語だけじゃなく、日本語も英語も話せる! あなたが話せるのはひとつだけでしょ? それでなんで私のママがからかえるの?」と。 ただ怒ったわけではなく、しっかりと言い返したのです。ちょっと前までからかわれたらプンプン怒るか泣くか程度しかしていなかった娘の堂々とした振る舞いに、娘の成長を感じました。 相手のお母さんからの電話その日の夜、娘をからかった男の子のお母さんから電話が。男の子が釣り目ジェスチャーをしたのは、家でそのポーズをしながらアジア人のことを話していた(親である)自分たちの責任であること、そのポーズが侮辱と受け取られるとは思わなかったこと、からかったことを男の子にしっかり注意したことを話してくれました。娘をからかった男の子自身もそのご家族も、しっかり何がダメだったのか理解し、謝罪してくれたのでとても安心しました。 今回のことを通して、娘が自分の意見をしっかりと言える強さをもっていることに感動を覚えました。アジア人がいない地域で育っている娘は、これからもからかいを受けることがあるかもしれません。これからも娘が強く生きていけるように、娘が自信を持てるような子育てをしていきたいと思いました。 監修/助産師REIKO著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!
2022年05月09日私には現在、2歳と4歳の子どもがおり、長女は「幼稚園型認定こども園」、次女は保育園に通わせています。この長女が通う幼稚園型認定こども園が、私にとっては想像以上にキツく、大変だったと感じたことをお伝えします。子どもたちが保育園・幼稚園に分かれたワケそもそも長女が「幼稚園型認定こども園」、そして次女が「保育園」に、それぞれ別の園へ通わせるようになった経緯をお伝えします。 まず長女は、2歳クラスまでは小規模保育園に通わせていました。そして、3歳児クラスからの受け入れ先(=連携園)が、現在通わせている幼稚園型認定こども園だったので、そのまま現在の幼稚園へ通わせる運びとなったのです。 しかし、その幼稚園は3歳児クラス(年少)からの受け入れがなかったので、必然的に次女はまったく別の保育園を探さなくてはならず……。就労している私にとって、姉妹それぞれ別の園へ行かせるのもやむを得ない経緯でしたが、少しオーバーワーク気味だったと思っています。 想定外の負担! それは手紙の多さ姉妹それぞれを別の園へ毎日送迎するだけでも、私にとっては負担が大きかったところに、想定外の出来事が起こりました。それは「長女の幼稚園の手紙の多さ」です。長女の園は、次女が通う保育園と比較すると圧倒的に手紙の量が多く、平均すると月10枚程。元々整理整頓が苦手な私は「今度ある、行事の持ち物ってなんだっけ?」と、過去にもらったさまざまな手紙や入園時にもらった手引などを探し出し、やっと見つかる……と言ったように、欲しい情報を得るまでに大変な手間がかかっていたのです。 コロナ禍で左右される行事! 1週間前に中止が決定し…昨今はコロナ禍ということもあって、園行事の開催の変更が多かったことも大変でした。 例を挙げると、私の住んでいる自治体には独自の「コロナ警戒レベル」という指標があり、信号機の青・黃・赤に例えて、住民に警戒を呼びかけるのですが、「黄色なら〇〇の行事は開催します」と、あらかじめ手紙で通達されていたのに、行事1週間前に「黄色だけれども、感染者が増えているので、安全の観点から中止になりました」と、また通達されたり……。さまざまな予定を立て直さないといけなくなるといった出来事が何回かあり、頭では仕方がないとわかりながらも、やきもきしてしまいました。 行事のほとんどが平日昼間の開催さらに、幼稚園なので行事のほとんどが平日の昼間に開催されることが多く、就労している私にとっては突発的な予定変更があると、すぐに都合をつけることが難しく……。せっかくの行事なので参加したいという意思はあっても、平日昼間の開催だと結局都合をつけられず、歯がゆい思いをしたことも……。 ただ、幼稚園の入園説明会の際に「当園は就労している方にも対応していますが、行事の参加については、お仕事に都合をつけていただくこともあります」と言われた上で私たちも入園を決めたので、もちろん誰のせいでもありません。しかし、今回はコロナ禍という急激な環境変化も相まって疲労困憊しており、私たちのケースでは幼稚園型認定こども園は向いていなかったのかな……と感じました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:石塚みよ2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年05月09日未就園児の子育て。居場所を求めて私は結婚してすぐに夫の転勤で生まれ育った地域から遠方に引っ越しました。そのため、初めての子育ては、周りに知り合いがいない中でのスタートでした。同世代の子どもを持つ友達が欲しくて、私は自治体主催の赤ちゃん広場に行ったり、歩いて行ける範囲の公園を一日に何ヶ所もはしごしたりしました。娘がほかの子とうまく遊ぶことができず、落ち込んだり悩んだりすることはしょっちゅうでしたが、それでも通い続けるうちに顔なじみのママ友もできました。土地勘がなかった私にとってそこで得る情報はとても貴重なものでした。ママ友に誘われ私は公園で知合ったママ友に誘われて近隣の幼稚園主催の2歳児を対象とした「プレ幼稚園」に参加することにしました。それまでもママ友に誘われて幼児サークルや音楽教室などを体験したことはあったのですが、どれも娘には“早すぎた”ようで、楽しむことはできませんでした。月二回療育センターでの親子教室にも通っていましたが、それでも未就園児と二人きりの時間を持て余していた私は“ダメもと”でプレ幼稚園に参加してみることにしたのです。プレ幼稚園とはプレ幼稚園の活動内容はさまざまで、日数や時間、費用も園によって異なります(無料のところもあります)。同年齢の子どもを持つ親同士が知り合いになり、育児の不安や悩みをお互いに話したり、情報交換ができたりするので地域の子育て支援の一環として開催しているところもあります。参加したからといってその幼稚園に入園しなければならないという決まりはありませんが、優先的に入園できるケースもあります。幼稚園にそれぞれ特色があるように、プレ幼稚園にもさまざまなタイプがあります。手あそびや体操、絵本の読み聞かせなどをするところや、在園児と一緒に季節の行事に参加するところ。親子同伴型もあれば、子どもとは別の場所で保護者が交流する場合もあります。私は娘と一緒に楽しく過ごしたかったので、親子同伴型で自由度が高いところに申し込みをしました。情報通のママ友(笑)いわく、そのプレ幼稚園は「子どもを別の幼稚園に通わせる予定の親も、プレだけはそこに行きたがる」「順番待ちが出るほど人気がある」とのことでした。確かに申し込みをしたときは順番待ちでしたが、しばらくすると空きが出て、私たち親子は想定よりも早く参加ができました。実際参加してみるとそのプレクラスは月二回、幼稚園敷地内の別棟で行われていました。二時間の保育時間の多くが自由遊びの時間で、子どもたちは保育室内で自分の好きなおもちゃで遊ぶことができました。おもちゃはおままごとセット、ブロック、絵本、ミニカーなど2歳児が喜びそうなものがそろっていました。同じおもちゃが複数あるので子ども同士で取り合いになることもほとんどありません。娘は大きなキッチンのおもちゃがお気に入りでした。夏は外にビニールプールも用意されていました。娘はおままごとセットに夢中だったので参加しませんでしたが、自由遊び時間中ずっとプールに入っているお子さんもいました。保育の後半は親子で楽しめる集団遊びで・子どもの手形のうちわづくり・乾燥パスタを使ったフォトフレーム工作・親子で新聞ビリビリ遊び・大きな鍋でポップコーンづくり・子が踏んだうどんづくりなど季節を感じることができる内容が多くありました。Upload By 荒木まち子プレ幼稚園に通っている子どもたちは、自由遊びから集団遊びへの切り替えもスムーズでした(意外!)。これは・子どもたちが思う存分自分が好きな遊びができていた・次にも何か楽しいことがあるという期待感がある・親も一緒におもちゃを片付けるというのが、理由としてあるのではないかと思いました。プレ幼稚園の先生プレ幼稚園担当のM先生は、私たちと同じ“子育て中のお母さん”で、気さくな人でした。M先生は子どもの自由遊びの間、孤立しているお母さんがいるとさりげなく話しかけたり、子育ての相談に乗ってくれたりしていました。実は私はこのとき、ある悩みを抱えていました。翌年一年間、夫が単身赴任することが決まっていたのです。近くに頼れる親戚もいない中、コミュニケーションが上手くとれない自閉傾向がある娘と一年間二人きりで過ごすことに私は不安を感じていました。私はM先生に事情を話し「単身赴任先に一緒についていくこともできるみたいなんだけど、一年間だし、どうなかなぁ…」と相談しました。先生は少し考えてから言いました。「私だったらご主人の単身赴任にはついていかないかな…」私たち親子を見て、考えてくれている人がいるそれはM先生が娘のこと(環境の変化に弱いなど)を理解しているからこその言葉だったのだと思います。慣れない土地での初めての障害児育児…不安なことばかりだけど、こうして見守ってくれる人がいるなら大丈夫かもしれない…。私の気持ちは決まりつつありました。次に会ったとき私はM先生に「夫の単身赴任の間、私と娘はこのままここで暮らすことにしました」と告げました。先生は私に「そうですか。実はこの前『私ならついていかないと思う』と言ったことが無責任な発言だったかもしれないとずっと気になっていたの」と言いました。M先生が私たちのことをそんな風にずっと気にかけてくれたことに、私は胸が熱くなりました。私は先生に「大丈夫です。自分で考えて決めたので」と伝えました。先に述べた通りプレ幼稚園に参加したからといって必ずしもその幼稚園に入園する必要はありません。実際私はこの幼稚園のほかにもいくつか幼稚園を見学していました。それでも私はM先生の「もし荒木さんがこちらの幼稚園に入園したら、今までの経緯も含めて園全体で情報を共有していくので安心してくださいね!」という言葉をとても心強く感じたのでした。最初の集団生活に向けて小学校は住んでいる地域で学区が決められている場合が多いですが、幼稚園は親が選べる分、悩む方も多いと思います。今はまだコロナの影響もありプレ幼稚園の体験や活動にもいろいろと制限があるかと思いますが、一回の見学だけでは分からない幼稚園の実際の雰囲気や、子どもとの相性を知るためにもぜひプレ幼稚園の体験をしてみることをおすすめします。もちろん無理のない範囲で!執筆/荒木まち子(監修:井上先生より)いきなり幼稚園にはいるのは不安が大きいと思いますがプレ幼稚園で環境に慣れたり、先生たちと話をする機会があるのはとてもよいと思います。特に父親が単身赴任で不安な中で、しっかり話を聞いてくれる先生がおられる園はとても安心できたのではないでしょうか。お子さんも自由遊びから徐々に集団活動に移行するといったゆるやかなステップがあることで、無理なくなじめたのではないかと思います。プレ幼稚園でどんなことがされているかは口コミなどで知れることが多いので、同じ療育に通われている親御さん、地域のペアレント・メンターさん(障害のある子どもを育てた経験のある先輩の親)などに聞いてみられるとよいかもしれません。
2022年05月07日学校・園行事でトラブル続出!?一体どうしたらいいの?運動会や発表会、学芸会…学校や園行事は親としては子どものいつもと違う姿を見られるということでワクワクしてしまいますよね。しかし、発達障害の特性がある場合にはそううまくいかず…いつもと違う雰囲気、たくさん来る保護者たち、ワイワイ、ザワザワと騒がしい空間。「いつも通り」が好きな子どもにとっては、行事ごとはとってもハードルの高いものなのかもしれません。2021年度に実施した、LITALICO発達ナビのユーザーさまへのアンケート調査では、「発達が気になるお子さまを育てる中で、課題や困難を感じるのはどのような場所ですか?」という質問への回答結果を見ると、かなりの多くの方が学校や保育園、幼稚園での悩みを抱えていることがわかります。ただでさえ悩みを抱えている場所なのに、普段と違うことをする行事ごと。子どもの特性を理解し、それを園や学校に連携し配慮などを頼みたいけれど、どのように伝えたらよいのかも難しいところですよね。さまざまな体験談と解決策を描いたコミックエッセイから、こうした悩みを解決するヒントやあるあるの共感などが見つけられるかもしれません。Upload By 発達ナビ編集部学校・園行事のコミックエッセイ幼稚園、保育園、小学校に通っていると、遠足、運動会、発表会など普段とは違う楽しみなイベントがたくさんあります。ウキウキワクワクする子どもたちの中に、それを嫌がる子どももいます。自閉スペクトラム症のある立石さんの息子さんもその一人でした。毎日通う保育園には行き渋りもなく楽しく通っているのに、行事になると楽しめない息子くん。行事での号泣は年々酷くなるけれど、これも成長…?しのくんは3歳8ヶ月。診断名がついていない、いわゆる発達障害グレーゾーンの男の子です。母親のkeikoさんは保育園で開催された生活発表会を楽しみにしていたのですが、いざ始まってみると…!?小学2年生のときに場面緘黙と診断された、現在4年生の次女ちゃん。そんな次女ちゃんが場面緘黙診断前の保育園時代、2歳上の長女ちゃんの小学校の運動会に参加したときのお話です。幼稚園に入園して初めての運動会で、楽しそうな様子だったいっちゃん。参加させてよかったと母のかさはらあやこさんは感じましたが、秋になり行事が増え、睡眠が不安定になったり癇癪が激しくなってきて…。自閉スペクトラム症があり、特別支援学級(情緒クラス)に在籍している小6の太郎くん。母のまゆんさんが「太郎は発達障害かも」と思い始めたのは1歳7ヶ月のころ。保育園で開催された運動会での出来事がきっかけで…。集団への声掛けに気づきにくく、個別の声掛けを必要とすることが多いコウくん。集団の中で“すぐに見つけられる”わが子の姿を見て、母の丸山さとこさんが感じた「発達障害であることを改めて意識した瞬間」とは?自閉スペクトラム症(広汎性発達障害)があるSAKURAさんの長女、あーさん。周りと比べてゆっくりマイペースだけど、だからこそ、成長の一つひとつがとても大きく、嬉しいものです。その中で一番成長を感じることができた、幼稚園の運動会でのエピソードを紹介します。まとめ行事での楽しかった、嬉しかった思い出、少し苦い思い出などさまざまあると思います。まずは子どもが無理せず安心して楽しめるように、子どもの性格や特性を理解し、苦手なシーンを避けたり、合理的配慮などを受けられるように環境を整えていくことが重要です。
2022年05月06日周囲は知らない人ばかりの小学校一年生タケルは私立の幼稚園に3年間通い、地元の公立の小学校に進みました。新学期が始まってみると、周りはほとんど小学校付属の幼稚園から来た子たち。すでにお友達グループができているようだったので、この中に入っていくのは、難しそうだな、と思いました。幼稚園でウケた「大技」を披露しかし、言われたことはそのまま受け取るASDの息子のこと、入学式での「お友達をいっぱいつくってくださいね」という校長先生のスピーチに、すっかりやる気になりました。早速「友達つくるぞ!」と、入学式の後、校庭で立ち話をしている男の子たちのグループに割り込みますが、知らない子が無言で入ってきても、話しかけてくれる子はいません。なんとなく距離を空けられ、いつしか解散してしまいます。Upload By 寺島ヒロなんて言って良いか分からないのかな…と、ハラハラしながら見ていると…大人びた感じの女の子が近づいてきました。どうやら、タケルが子どもたちの輪に入れないことを見て、話しかけてくれようとしているみたいです。良かった…!と、思ったのもつかの間、タケルが、急に大きな声で「ピコーン!ピコーン!」と言いながら飛び跳ね始めました!Upload By 寺島ヒロあれは…!「某有名ゲームのキャラクターが21連続でコインを叩く」というタケルの持ちネタ…!しかし、そんなことは知るよしもなく…汗だくになりながら「ピコンピコン」と繰り返すタケルに恐れをなし、女の子は半泣きでどこかに行ってしまいました。大滑りを経験して思ったこと友達をつくるぞ!と意気込んでいたものの、幼稚園ではテッパンだった「ゲームの真似」も不発に終わり、当時はタケルも相当落ち込んだようです。幼稚園では、物心つく前から一緒にいた仲間だったので、特に彼らには前振りなどなくても、タケルが何かネタを披露していると集まってきて、笑ってくれてたのですよね。でも、知らない人ばかりの中では、タケルは、急に予想のつかない動きを始めるコワイ人でしかありませんでした。会話の中で話題を変えるときのスキルそんなタケルでしたが、小学校に通い始めて2〜3ヶ月もすると、学校で親しく話すことのできる子ができてきました。4年生になるころには、クラス替えがあっても「友達」と言えるような子もでき、なんとかなるもんだなあとホッとしました。今、大きくなった息子に、小学校のときの友達のことを聞いてみると…Upload By 寺島ヒロ自分なりにルールをつくっていたようです。いつもうまくはいかないけれど…相手があることでは、自分の思いついたことをいきなり始めないというのは、当たり前のことではありますが、ASDのある子どもの場合、なかなか想像できないことかもしれないと思いました。実は二十歳を越えた今でも、それまでの会話と関係なく、思いついたことを長尺で喋ってしてしまうことがあり、しばしば友達に「ご講義はいいから!」とツッコミを入れられたりしています。三つ子の魂なんとやらですが、それでも、いつしか外で「いきなりゲームキャラの真似」はしなくなったので、少しずつ人付き合いの中で学んでいるんだろうなと思います。執筆/寺島ヒロ(監修:井上先生より)ASDのある方の場合、自分が会話に入っていくときや話題を変えるときに、タイミングが計れない、あるいは切り出し方が分からないといった声をよく聞きます。タケルさんのように、話題を転換するときに予告をしたり、相手に指摘されたときにうまく受け入れることができると、苦手意識は軽減するかもしれませんね。また、相手の話を相槌を打ちながら、上手に聴く、というスキルがあると相手との関係も取りやすくなると思います。
2022年05月03日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。コロナ禍の影響もあり、以前に比べて保護者が幼稚園に直接行く回数は減りました。そんな中、ありがたいことに幼稚園から園での様子を時々連絡帳で伝えてくれます。 安定の甘えん坊ー! 心配事も報告してくれる先生…。いつもありがとうございます。夫も嬉しそうに読みます。お返事書くのも楽しいので好きなのですが、ちょっと何書こうとか、迷うことはあるんですよね。ときどき夫が書いてくれるようになったので、ちょっと新鮮な内容を書けるようになった…と思います。そして夫も連絡帳をしっかり読んで返事を書くようになってから、以前より先生やお友達の名前を把握できるようになりました!ありがたい!
2022年04月30日双子の育児に追われ外出もままならず、ママ友がいなかった私。幼稚園のプレクラスに通うようになってようやくママ友ができると、すぐに初めてのランチ会がおこなわれることに。ママ友とのランチ会、それは孤独だった私にとって憧れでした。子育ての悩みや愚痴を吐き出したりおしゃべりを楽しめるかなと、私はその日が来るのを楽しみにしていました。そしてランチ会当日。それは楽しめるどころか、私にとってとても苦痛な時間となったのです……。 ずっと憧れていたママ友とのランチ会私は初めての妊娠で双子を出産しました。産後は双子育児の大変さから外出することも難しく、なかなかママ友を作れない孤独な育児生活を送っていました。しかし子どもたちも2歳になり、幼稚園のプレクラスに通い始めることに。 すると私にも、初めてママ友と言える存在ができました。ずっと憧れていたママ友とのランチ会もすぐに実現。そのときの私は、「孤独な育児生活からも卒業だ!」と胸を膨らませていました。 親の強い味方、フードコート乳幼児を連れてランチをする際、わが家はショッピングモールをよく利用していました。併設されているスーパーで子どもの食べられる物を買えるし、フードコートでいろいろな食べ物の選択肢があることは、親にとってはとても助かります。初めての子連れのランチ会も、フードコートで開催されることになりました。 自分だけ会話に参加できない悲しさしかしわが家の双子は、イヤイヤ期真っただ中。さらに、偏食もあるうえに食の好みもバラバラ。選択肢が多くあることが逆効果となり、「あれが食べたい!」「これが食べたい!」と違うものを食べたがります。時間帯はちょうど昼時。どのお店も長い行列を作っています。仕方なく私は子どもたちをママ友に見ていてもらい、それぞれの長い行列に並びました。 ほかのママたちには先に食事を始めてもらったのですが、自分だけ会話に参加できず食べ物の調達に奔走。せっかくのランチ会なのに、自分だけ会話に参加できないことに悲しさを感じていました。 楽しいはずのランチ会でイライラ食べ物がそろっても、私は双子の食事の補助で大忙し。まったくママ友の会話に入る余裕がありません。ほかの子たちはおとなしく食事をしているのに、わが子は人の食べている物を見て「あれが食べたい!」と、私からするとわがままを言う始末。 自分の食事もままならないまま、楽しみにしていたママ友の会話にも参加できず、「なんで私だけこんなに忙しいの!?」と悲しくなりました。ストレス発散するどころか、わがまま放題な子どもたちに対してイライラが募るばかりでした。 ママ友の会話に参加できないのは、多胎ママではあるあるのようです。このイヤイヤ期の間は、フードコートなどの選択肢が多いところは避けた方が平和なのかなと感じました。そして、次回、乳幼児を連れてランチをするならば、多胎ママ同士だと、悩みや大変さが分かり合えてもっと楽しめるのかもしれない、と思いました。私にとって初めての子連れランチ会はいろいろなことを学ぶ体験となりました。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:村上 素子3歳の男女双子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。
2022年04月29日保育士・幼稚園教諭による保育園・幼稚園の転職・就職口コミサイト『保育士のミカタ( )』は、2021年3月時点の口コミ掲載件数が678,112件となり、2015年12月のサイトオープンから6年4ヵ月間で67万件を超えることができました。また、サイトオープン以降の口コミ情報の平均年間増加率は200%を記録しており、100万件の大台を突破する日も近いものと考えています。保育士口コミの掲載件数保育士のミカタでは、蓄積した67万件の保育士口コミを保育士の皆さんに有意義に活用していただくことを目的として、転職・就職活動中の保育士・幼稚園教諭・保育学生に限り見放題サービスを無料提供する取り組み『保育士口コミと保育園ランキングのダブル見放題サービスを無料プレゼント( )』を行っており、2021年3月時点で13,082件のご利用をいただくことができました。口コミとランキングのダブル見放題サービス保育士口コミの見放題サービスの無料利用件数保育士のミカタでは今後も、処遇改善・職場環境の改善が遅れているといわれる保育業界において、保育求人サイトや保育園ホームページには載っていない、その保育園で実際に働いた保育士にしか書けない口コミ情報を蓄積・提供し、保育士の皆さんがその保育園で働いた後をより具体的にイメージすることで、働き始めた後の「こんなはずじゃなかった...。」を一つでも多く減らしていきたいと考えています。■運営会社会社名 : パーソナルエージェント株式会社所在地 : 〒176-0012 東京都練馬区豊玉北5-18-10-403URL : 代表者 : 坪内 健介姉妹サイト: 介護士のミカタ( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月26日3、4年生からサッカーを始める子も多いチーム。サッカー初心者が最初に覚える技術や戦術は色々あるけど、オフザボールの動き、チームとしての連動を覚えてほしい。パスを出した選手、パスを受けた選手、近くにいる味方で連動して相手を交わしていく動きを教えたい。いわゆる「3人目の動き」を教えるいい方法はある?というご相談。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、子どもたちが頭の中で3人目の動きを理解できるようになるアプローチを教えます。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<狭いところでも「止める」「蹴る」ができるようになる方法を教えて<お父さんコーチからのご質問>池上さんこんにちは。学校の少年団で指導しています。指導しているのは中学年です。田舎だからか、小学3、4年からサッカーを始める子も珍しくなく、初心者が多いチームです。(未就学からスイミングに通っている子は多いのですが、少年団に入るのは3、4年生からというのが多いです)ご相談内容は、チームとしての連動、オフザボールの動きです。「3人目の動き」とでもいうのでしょうか。パスを出した選手(1人目)、パスを受けた選手(2人目)、それ以外の近くにいる味方選手(3人目以降)で連携しながら相手守備を突破する動きを教えたいのですが、良い方法はありますか。初心者も多いので、プレーの流れのイメージがつかめないのと、初心者ゆえトラップやコントロールが落ち着かないこともあり、動きが止まってしまいスムーズに連携できないのです。アドバイスいただけると幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。少年サッカーの試合を見ていると、ベンチから「サポート!」「周りが動いて」「もらう人いないよ」といった声が飛びますね。大人たちは懸命に声をからしてアドバイスしますが、それを受ける子どもたちがどの程度理解しているのか。この点を考えなくてはいけないと私も感じています。彼らに三人目の動きを理解してもらうには、まず頭の中で絵を描ける、イメージできるよう指導してください。■ゲームを一時的に止めて、頭で理解する時間を作るまず、ミニゲームなどの場面でフリーズさせて(プレーを一時的に止めて)話をします。「ボール持ってる子どもがいます。パスが欲しい子どもがいます。でも、二人の真ん中には相手ディフェンスがいます。その場合、どうしたらパスできますか?」仮に、子どもから「受ける側が右か左に動いて、味方が見えるところに行けばいい」といった意見が出るとします。私「でも、受ける側が動かなかったら?」子ども「ボールを持っている側が動けばいい」つまり双方がパスを通すために移動することを考えなくてはいけないことを、まず理解してもらいます。ここでトライアングル、つまり3人目の動きの説明ができます。ホワイトボードを使って、「相手のディフェンスは、A君とB君の間にいます」と3人の関係を説明し、「さて、どうしたらいいかな?」と発見させてもいいでしょう。■3人目の動きが出てこないのは「頭の中」の問題3人目の動きが出てこないのは、子どもたちの頭の中の問題です。ほかにも、例えば「シュートを打ちたいけれど、前にディフェンスがいてA君は打てない。じゃあ、どうしたら打てるかな?」と問いかけます。いろんな答えが出てくるでしょう。サッカーの点の取り方がそれぞれ違うように、いろいろな答えが出てきます。それを試してみよう、と言ってあげてください。頭の中の問題なので、初心者であっても、幼稚園からしていたとしても関係ありません。上述した程度のことであれば、子どもたちは理解できます。間にディフェンスいたら出せない。じゃあ、どうしたらいいか? それを発見できるようになることがまず重要です。その次に、冒頭のミニゲームのように実際に2人と間にディフェンスがいる状態で立たせてみて、どこに立つとパスできる?と考えさせます。子どもたちに、サッカーはボールをもっていないときに動かないといけないスポーツで、動きながらどうするか?を考えるスポーツだということを頭と体で覚えてもらいます。そうするために、ドイツは3対3のフニーニョを小さいときからやることをドイツ中に広めようとしています。そうすれば、3人目の動きが常に出てくるので、知らず知らずのうちに体得するのです。※フニーニョとは?ドイツが育成年代に導入しているフニーニョとはこんなルール>>■子ども自身で考えて選択したものは浸透する私が地元大阪で行っている1年生から6年生まで一緒に練習する「プレイパーク」でも、そのあたりを説明をします。池上「あそこにパスしたいんだけど、邪魔する人がいます」子ども「こっちに動けばいい」池上「ほかに方法はないかな?」子ども「(ボールを持っている)池上コーチが動けばいい」そのように、子ども自身が考えて選択したものは浸透します。「コーチの言う通りに動きなさい」と教え込まれていくものは「その子たちのもの」になりづらく、またそこから発展しません。そのことをぜひ心にとめて指導してください。■「3人目の動き」が分かってくる初心者向けにおすすめのメニュー練習メニューはネットや書籍でいくらでも学べるかと思いますが、初心者向けにひとつユニークなメニューを紹介しましょう。8人グループで行います。半径6メートルほどのサークルに8人が立ち、パス交換をします。AがBにパス。その際「C君!」と3人目の名前を呼びます。BからもらったCはDにパスをしながら「E君!」と呼ぶ。そうすると、蹴る子も3人目を誰にするかを意識しなくてはなりません。名前を呼ばれた子も意識します。中高校生にやらせてもいい練習です。3人目のもらい方がわかってくると、パスがどんどん続くようになります。そうなったら、「サッカーは何が一番の目的なの?」と尋ねます。子どもたちは「ゴール」だとわかっています。そこで「できるだけ早くそこにいけるにはどうしたらいいか?」を求めていくのです。フニーニョをやりながら、時折止めて解説すると理解が増すでしょう。■「うまくできない」が大事、最新のコーチング理論で分かったこと気をつけたいのは、その練習がうまくできるまでやってしまわないことです。コーチが「ほら、うまくできてないよ!」と指摘する声をよく聞きますが、何度も反復させてできるようになるまでやらせる必要はありません。うまくできていないことが実は大事です。なぜならば、最新のコーチング理論「運動学習理論」では、反復練習は初期段階では効果があるが、それを長く続けても効果はないということがわかっています。そうではなく、メニューをポンポン変えて複合的な動きをやっていくと技術の獲得が上がっていくというのです。そうすれば伸びるスピードは落ちません。これを「非線形理論」といいます。一からコツコツ積み上げていく「線形理論」はごく初期段階での考え方です。「今まではこうやってきた」という経験則ではなく、根拠のある指導方法を選択しましょう。いろんなことをやっていくことで目標に到達していくことを、ぜひ覚えておいてください。池上正さんの指導を動画で見る>>■成長のチャンスを子どもに自ら獲得させることが大事(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)また「トラップやコントロールが落ち着かないこともありスムーズに連携できない」といった旨が書かれています。しかし、子どもがパスをしようとしていたのなら「よく見えてたね」「いいところに動いていたね」とまずは認めましょう。次に「今トラップが大きくなっちゃったね。今のプレーが上手くいくには、どうしたらいいかな?」と問いかけてください。すると、ボールコントロールの練習を自ら始めるはずです。成長のチャンスを子どもに自ら獲得させることが大切です。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年04月22日私は9歳の娘と4歳の息子がいる母です。独身時代、仕事の激務で体を壊してしまった私は結婚と同時に仕事を辞めて、アルバイトをしていました。出産してからは育児と家事に専念していたため、気づけば仕事のブランクは10年にもなってしまったのです。そんな私がマザーズハローワを利用して、プラスになった体験談をお伝えします。離婚と幼稚園入園私はもともとは働くのが好きだったので、いつかはまた仕事をしたいと思っていました。でも夫は多忙で、完全にワンオペ育児。夫も専業主婦を望んでいたし、子どもたちが一番かわいいであろう時期はそばにいたいという気持ちもあり、そのうち……と、仕事復帰を先延ばしにしていました。 そんななか、夫と離婚することになったのです。下の子はちょうど、お姉ちゃんが卒園した幼稚園に入園が決まったところでした。働くことを考えてすぐ保育園に申し込みをすればよかったのですが、「お姉ちゃんがお世話になったとても良い幼稚園に、息子もどうしても通わせたい」⋯⋯いわば私のワガママで、息子を幼稚園に入園させることにしました。 働きたいけれど…夫からは毎月生活費が振り込まれますが、これまでと同じ生活を続けると赤字です。大幅な節約を試みましたが、なかなかうまくいきませんでした。「それなら働きたい」という気持ちが強くなりましたが、息子は幼稚園に入園したばかり。コロナ禍でもあるため午前保育がほとんどでした。 「パソコンのソフトの使い方もほとんど忘れてしまったし、何から手をつけたらいいかわからない。しかも、ブランクが長く、特別な資格も持っていない、就業時間も多く取れない自分を、雇ってもらえるわけがない……」。求人情報サイトに登録するところまではよかったのですが、たまに求人情報を見ては、ため息をついて落ち込む日が続きました。 初めてのマザーズハローワークこの気持ちを、ある日ママ友に打ち明けました。すると、マザーズハローワークの存在を教えてくれたのです。名前は聞いたことがありましたが、利用したことはありませんでした。託児もあるとのことだったので、勢いで行ってみました。初めての人は、まずは専用端末に自分のデータを登録します。そのあと面談です。 面談してくださった方は親身に話を聞いて、私の厳しい条件でも、応募できる仕事をさっそくいくつか紹介してくれました。マザーズハローワークは、仕事と子育ての両立がしやすい求人が豊富なのだそうです。でも、募集をお母さんに限定して、企業になんのメリットがあるんだろう?と思ってしまいましたが、面談してくださった方は、「お母さんは、責任感が強く真面目だから」とおっしゃっていて、なんだかその言葉には勇気をもらいました。 無料のパソコン講座を受講マザーズハローワークでは、無料の講座を受講することができます。なかでもパソコンの講座は人気だそうで、申し込み人数が多いと抽選になり、私は3回目の申し込みで行けることになりました。久しぶりの勉強にドキドキ、でもワクワクしながら受講しました。講座は連続5日間だったので、毎朝幼稚園に子どもを預けて時間までに行く、という点も、仕事をするにあたってのシミュレーションとなりました。 講座を受けてパソコンのソフトの使い方を思い出したことで、求人情報の「PCの基本操作」や、「Word、Excelが使えること」という条件にも怯まなくなったのです。職務経歴書もWordで作り、もう一歩を踏み出せるきっかけをもらえたように思います。 いざ働きたいと思っても、母にはさまざまな壁があることを今回痛感しました。でも、同じような悩みを抱えている人もたくさんいて、その人たち用の扉が開かれていることもわかりました。マザーズハローワークには、家事と両立できそうな魅力的な求人も多くあります。焦らず、仕事復帰に前向きに頑張っていけそうです。 監修/助産師REIKO著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年04月21日突然の訪ねてきた義母。まいこさんが「息子は幼稚園に行っている」とを伝えると、「やだ?まだ幼稚園に行かせてるの?」と難色を示します。義母の発言にイラッとするものの、夫が以前「子離れできない」と言っていたことを思い出し……? 義母の愚痴は止まらず…… 「私ってつくづくついてないわぁ」 「りょうた君だけなの。私のことを愛してくれているのは」 喋り出したら愚痴が止まらない義母。 適当に合わせておこうと思ったまいこさんは、 「そうですね。お義母さんいつも感謝しています」と返します。 止まらないお義母さんの愚痴にげんなりしてしまい、まいこさんは後先考えずに発言をしてしまいました。お義母さんの愚痴にはどう返答すればよいのか悩んでしまいますね。複雑な気持ちをまいこさんはなんとか乗り切ったのでした。 作画:らみー著者:ライター まいこ
2022年04月20日ICT教育先進国オーストラリア発の充電保管庫メーカーLock and Charge Japan合同会社(以下「LocknCharge」)は、2022年5月11日(水)~13日(金)に東京ビッグサイトで開催される「教育総合展 第13回 教育ITソリューションEXPO(EDIX東京)」に出展します。USB Type-C Power Delivery対応充電保管庫、モバイルバッテリー/スマートフォン用の急速充電保管庫、クラウドで管理し学生証で開閉可能な次世代スマートロッカーなど、日本初披露となる新製品と共に、アフターGIGAの端末運用や教育現場の業務効率化を成功に導くためのソリューションをご提案します。生徒たちの学びを継続させるため、そして貴重な時間の損失を防ぎ、教職員の働き方改革のためにも、ぜひ実際に製品を体験してください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。充電保管庫メーカーLocknCharge【LocknChargeブースでの展示内容】幼稚園/保育園、小中学校/高校、大学など、カテゴリー別にソリューションをご提案します。■USB Type-C PD対応ソリューション複数のUSB Type-C 端末を一度に充電できる新製品をご紹介します。USB Power Delivery規格により、従来よりもはるかに高い電力を供給できるため、充電時間を短縮し、端末を使う時間を増やすことができます。※ BOLT 12 USB-C PDは主に医療・物流業界向けとなります。USB Type-C PD対応<BOLT 12 USB-C PD>12台のスマートフォンやバーコードリーダーなどのハンディ端末をまとめて充電・保管・盗難防止病院内外でのスムーズな連絡が必須な医療現場や高速化が進む物流拠点などで、多数のスマートフォンやハンディ端末を効率的に管理運用できます。<Putnam 8/16 USB-C PD>8または16台のiPadを省スペースで充電・保管・盗難防止iPadを先生がそれぞれ持ち出し/返却する用途に最適です。ダイヤル式ロックなので、鍵の持ち運びも不要です。<iQ10 USB-C PD>iPad10台の充電・保管・盗難防止・持ち運びiPadを事務室や職員室で充電・保管し、各クラスへ持ち運ぶ用途に便利です。壁にも設置できるのでスペースを有効活用できます。<CarryOn USB-C PD>5台のiPadをまとめて充電・保管・盗難防止・持ち運びiPadを事務室や職員室で充電・保管し、各保育室やクラスへ持ち運ぶ用途に最適です。■小中学校・高校向けソリューションアフターGIGAの今、一人一台端末を運用する現場で新たな課題が生まれ、先生・生徒の貴重な機会が失われています。それぞれの課題に注目し、LocknChargeの充電保管庫だからこそ可能な解決策を導入事例と共にご紹介します。小中学校・高校向け<BOLT 12G USB-C PD>12台のLenovoモバイルバッテリーをまとめて充電・保管・盗難防止端末のバッテリー劣化による駆動時間の短縮を低コストで解決し、バッテリー切れによる学習の中断を防ぐとともに、端末の買い替えサイクルの延長にも貢献します。※展示協力:レノボ・ジャパン合同会社【Lenovo Go USB Type-C ノートブックパワーバンク 20000mAh(ブラック)について】Lenovo Go USB Type-C ノートブックパワーバンク 20000mAh(ブラック)は、20000mAhのリチウムイオンポリマーバッテリーを内蔵し、ノートパソコンへ最大65Wの給電が可能です。本製品にはUSB Type-CポートとUSB Type-Aポートがそれぞれ1つあり、ノートパソコンを充電しながら、その他のデバイスへの充電も可能となります。最大3つのデバイスを同時に充電することができます。本パワーバンクは過電圧保護回路および加熱保護回路を搭載し、バッテリーへの過度な電圧による損傷と加熱を防ぐ設計を採用しております。Lenovo Go USB Type-C ノートブックパワーバンク 20000mAh■幼稚園・保育園向けソリューション幼稚園・保育園では、先生・保育士の負担軽減と働き方改革のためにタブレットの導入が進んでいますが、端末を机の空いたスペースで充電・保管しているケースが多く、園児の接触や個人情報のセキュリティ面、ケーブルが絡まるなど、小さな不便・不安が山積みになっています。また、保育ICTシステムの導入時は端末の管理方法は後回しになりがちです。LocknChargeでは手軽な小型充電保管庫を軸に、ICTシステム、ネットワークや端末の準備など、トータルソリューションとしてご提案します。幼稚園・保育園向け<Putnam 8/16 チャージングステーション>8または16台のiPadを省スペースで充電・保管・盗難防止iPadを先生がそれぞれ持ち出し/返却する用途に最適です。ダイヤル式ロックなので、鍵の持ち運びも不要です。<iQ10 USB-C PD>iPad10台の充電・保管・盗難防止・持ち運びiPadを事務室や職員室で充電・保管し、各クラスへ持ち運ぶ用途に便利です。壁にも設置できるのでスペースを有効活用できます。<CarryOn>5台のiPadをまとめて充電・保管・盗難防止・持ち運びiPadを事務室や職員室で充電・保管し、各保育室やクラスへ持ち運ぶ用途に最適です。■大学・企業向けソリューション特定用途の共有端末や故障した際の代替機の貸し出しなどを非対面+リモートで運用管理できるスマートロッカーの需要が急増しています。全ての管理はクラウド上で行い、持ち出し/返却は学生証や社員証などのICカードで可能なため、大学や企業などの複数のキャンパスや事業所に設置されているスマートロッカーをリモートで集中管理できる、効率的なワークフローを生み出すソリューションとしてご紹介します。大学・企業向け<FUYL Tower 5> ※参考出品さまざまな端末5台の充電・保管・盗難防止・貸出・返却をクラウドで管理【教育総合展 第13回 教育ITソリューションEXPO(EDIX東京) 開催概要】URL : 日程 : 2022年5月11日(水)~13日(金)時間 : 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)会場 : 東京ビッグサイト 西展示棟当社ブース番号: 19-26費用 : ¥5,000(招待券持参者無料)■無料ご招待券のお申込み 【Lock and charge Japan合同会社について】LocknChargeでは、タブレット、ノートパソコン、モバイル端末の保管、充電、運搬、セキュリティのための高品質なソリューションの製造を通じて、教員・生徒の生活をより快適にすることに取り組んでいます。 LocknChargeは現在、オーストラリア、米国、カナダ、ニュージーランド、ヨーロッパを含む世界30カ国以上で事業を展開しており、豊富なラインナップと特徴的なシステムで充電保管庫専門メーカーとして教育分野で世界的に成功しています。LocknCharge公式サイト: 【会社概要】会社名 : Lock and Charge Japan合同会社代表者 : 山川 雅弘所在地 : 東京都品川区北品川一丁目10番6号 BR品川2ビル2階資本金 : 10万円創業 : 2020年3月URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月19日先月、息子は3年間通った幼稚園を卒園した。(卒園式前日にこの原稿を書いています)ラスト1年となる年長時代こそだいぶスムーズに毎日登園していたものの、入園~年中の2学期終わりくらいまでは毎朝げんなりするほどの登園拒否を発動していた息子。幼稚園から帰ってくると疲れが大爆発で不機嫌。運動会などのイベント開催前は慣れないムードで不機嫌。毎日「はぁ…」と何度もため息をつきたくなり、堪忍袋の緒がぶちぶちと切れかけそうになったが、ある言葉で3年間なんとかつなぎ留めておけた。それは…3年前、幼稚園の入園式にて周りの誰よりも号泣していた息子。セットした母の髪は引っ張られグチャグチャ、スーツも我が子の涙と鼻水でグチャグチャ…。そんな息子の対応に途方に暮れる私に先生は言った。なにかうまくいかないことや、つまづくことがあると、「卒園式のときは全部いい思い出になってますよ! 大丈夫」と。正直その時は、目の前の我が子をなんとかせねば…の一心だったため、「思い出貯金がまた増えたっ!」なんてポジティブには考えることはできなかったが、卒園を明日に控えた今日、思うことは1つ。思い出がてんこもり~!!!!もう処理しきれなくて、卒園までの一週間はカウントダウンで情緒不安定だった。そしてその思い出の中身たるやどうだろうか。運動会やお遊戯会など楽しいことや成長したことである「映え!」「イケ!」な思い出はもちろんだが、実は思い返して泣けてくることや心に残っていることって日常の大変だったことや小さな葛藤、なかなかうまくいかなかったことだったりする。それらは結果だけでなくて、悩みが解決するまでの過程や、先生と一緒に乗り越えたことも思い出に含まれているから余計に泣ける。「全部思い出」幼稚園の3年間、この魔法の言葉に何度も助けられた。先生、たくさんの思い出とたくさんの愛情、そして魔法の言葉をありがとうございました。全部思い出。育児はこの繰り返しだと思う。そして自分の人生も。きっと小学校でも、大変なことがたくさん待ち受けているだろう。それも、全部思い出。この言葉があればなんとか乗り越えられる気がしている。
2022年04月12日手指衛生・環境衛生・スキンケア商品のグローバルカンパニーであるゴージョージャパン株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:山本 哲也)は、この度、地域の教育施設の感染対策に自社製品を通して貢献したいという想いから、千代田区教育委員会に「ピュレル(R) 手指消毒剤」を約6,500本、「ピュレル(R) 環境除菌・洗浄剤」を約940本寄贈いたしました。医療をはじめ介護・教育・オフィス分野などで信頼いただける衛生環境を提供し続けているゴージョージャパン株式会社は、新型コロナウイルス感染症の勢いも治まらず、受験を控えた学生も多いシーズン中、感染対策強化および教育環境支援と地域貢献の一環として2021年11月~2022年2月に千代田区教育委員会へ寄贈を行い、2022年1月25日に千代田区役所にて感謝状贈呈式が行われました。感謝状◆感謝状贈呈式の様子千代田区教育委員会 教育長 堀米 孝尚氏(右)今回贈呈した商品左:ピュレル(R) 手指消毒剤(商品名:ゴージョー IHS-N、指定医薬部外品)右:ピュレル(R) 環境除菌・洗浄剤(商品名:ピュレル サーフェス)ゴージョージャパン株式会社が寄贈した商品は、千代田区立幼稚園、小学校、中学校、中等教育学校 計17校(対象生徒数:約5,400名)に配布され、ご使用いただくことができました。児童、生徒、教員の皆様からは、「ピュレル(R) 手指消毒剤は、ジェルタイプなのでこぼれ落ちず、手に擦りこみやすいので生徒たちにとっても使いやすい」「ピュレル(R) 環境除菌・洗浄剤は噴霧タイプで使い勝手が良く、設備・備品の除菌に便利」などの声をいただいております。まだまだ新型コロナウイルス感染症の余波が続く中、ゴージョージャパン株式会社は、今後も教育施設をはじめとするご利用者様のため、手指衛生・環境衛生ソリューションを推進し、社会貢献活動にも積極的に取り組んで参ります。【ピュレル(R)ブランドについて】ピュレル(R)(PURELL(R))は、米国ゴージョー社が、1988年に世界で初めて開発したジェルタイプの手指消毒剤ブランドです。米国の全国紙USA TODAYが2007年に発表した「この25年間で人々の生活を変えた発明品ベスト25」として“PURELL(R)”が選ばれており、四半世紀にわたり世界中で愛用されています。URL: (ゴージョー米国サイト)【ゴージョーおよびゴージョージャパン株式会社について】ゴージョー(GOJO)は、1946年に米国オハイオ州アクロンに設立され、手指衛生・環境衛生・スキンケア商品を提供するグローバルカンパニーです。ゴージョーは、健康と衛生管理のソリューションを提供することで、人々の健康を守り、より良い社会生活を送ることに貢献しています。現在、「ピュレル(R)」ブランドをはじめとするゴージョーの商品は世界80カ国以上で使用されています。手指消毒剤ブランド「ピュレル(R)」は、国内においても総合病院・大学病院など医療のプロフェッショナルに信頼をいただいており、医療だけでなく介護や教育、オフィスや公共施設でも安心し信頼いただける環境をご提供しています。URL: (ゴージョージャパンサイト) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月12日幼稚園の満3歳児クラスに通い出した長男。長男は言葉の発達が遅い方で、私は長男がお友だちに手を出してしまわないか心配していました。そしてその不安は的中してしまい、私はお友だちのお母さんに謝罪しようとしますが……。長男に関する私の心配事長男は2歳10カ月のときに、幼稚園の満3歳児クラスに入園しました。前年の暮れに私が次男を出産したため、長男を家庭でみるより幼稚園に行かせたほうがお互いにとって有意義だと思ったからです。 しかし長男は言葉の発達が遅い方で、2歳半まで単語を話すことができませんでした。そのため入園後にお友だちとうまくコミュニケーションがとれなかったときなどに、手を出してしまったらどうしよう、と私は心配していました。 恐れていた事態が発生1学期早々、その不安は的中してしまいました。長男とお友だちが物の取り合いから喧嘩に発展し、長男が手を出すどころか、お友だちの腕を噛んでしまったのです。私は担任の先生からの電話でその事実を知り、すぐそのお友だちの保護者に電話をして謝罪しようと思いました。 しかしその保護者の連絡先を知らなかったため、先生に連絡先を教えてほしいとお願いしました。すると個人情報保護の観点から、連絡先を教えてもいいか、まずは相手の親に確認しますと言われました。ごもっともと思い、私は先生に確認を頼み、連絡を待ちました。 謝罪を断られてしまい…しばらくすると先生から電話があり、そのお友だちのお母さんは「お互いさまだから気にしないでください」と言っていたとのことでした。つまり謝罪を断られてしまったのです。私はどうすることもできず、そのときはお言葉に甘えることにしました。そして私は長男を叱り、何がいけなかったのかを説明し、もうしないと約束させました。 しかしその後も、他のお友だち2人を噛むという行為を長男はやってしまったのです。そのときもまた謝罪しようとしたのですが、2人のうち1人のお母さんには、1度目と同じ理由で断られてしまいました。もう1人のお母さんとは以前から仲がよかったため、ひとまずメールで謝罪しました。相手のお母さんの気持ちと私の気付きするとそのお母さんは「わが子が同じことをしたらもちろん厳しく叱って謝罪するけど、こういうことはお互いさまだし、もうしっかり謝ってもらったんだから気にしないでね」と言ってくれたのです。そのとき私は気付きました。 もし長男と自分が逆の立場になったとしたら、相手がきちんと謝罪してくれさえすれば気にならないのではないか、と。けれどもそれはあくまで被害を受けた側が言うことであって、加害側の親子はしっかりと謝罪しなければならないと、もちろん思います。いずれにしても、長男と私はお母さん方の寛大な心に救われました。 幸い、長男がお友だちを噛んでしまうことは2学期以降なくなりました。私はこの出来事から、悪いことをしてしまったときは誠心誠意謝罪するという、ごく当たり前のことの重要性を再認識することができました。同時に、人を許すという寛大な心を持つことの大切さも教わったのです。これからはこの学びを子どもたちに伝えていこうと思っています。 監修/助産師REIKO著者:今岡めい6歳と3歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2022年04月10日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト