「幼稚園」について知りたいことや今話題の「幼稚園」についての記事をチェック! (27/45)
新連載!3歳発達障害息子の子育て、葛藤の日々を綴る現在3歳3ヶ月の息子、1歳5ヶ月の娘を育てています。息子のいっちゃんは、中度知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。指ちゅっちゅタオルボーイ、発語はありません。産まれた時からあまり泣かず、寝てばかりで母乳を飲むこともないので、早いうちに母乳は出なくなりました。呼びかけても反応せず、あまり動くこともなく。もしかして...と思ってからはっきりと状況がわかるまでは、黙々と検索をして調べたり、そんなはずはないと息子を信じてみたり、何故こんなことができないのかと叱りすぎて自己嫌悪に陥ったり、とても苦しい時間を過ごしてきました。Upload By かさはらあやこ『ぜんぜん普通の2歳じゃん』見えない困難に追い詰められたこともUpload By かさはらあやこ『ぜんぜん普通の2歳じゃん。しつけがされていないだけでしょう?2歳を過ぎたらもう色々わかるんだからしつけなきゃ。』私が実姉から言われた言葉です。もちろん悪気があってではなく、「発達障害があるかも...」と悩んでいる私に対し、心中を推し量っての発言だと思います。自閉症は、その言葉のイメージから誤解を受けることも多いですが、自閉症の症状の程度、知的障害の程度も人によりさまざま。見た目で障害が分かりにくいこともあり、周囲から「しつけのできていない子」と非難され、祖父母を含む親戚、夫でさえも昔は当たり前に居ただとか、個性だとか、大袈裟だとか言ってくる。実母は、どうしてこうなっちゃったんだろうねぇ?と言い放ち、挙げ句の果てに、「身体が丈夫なんだからいいでしょう」って、いや、そういうことじゃない。Upload By かさはらあやこ発達障害についてメディアが取り上げるようになったり、認知が高まってサポートしてくれる機関が増えたりと、少しずつとりまく環境は良くなってきている、とは聞きます。でも、まだこの障害について正しく診断し、適切なアドバイスのできるお医者さんは足りないそうです。相談機関も不足しています。地域によっては病院を選べなかったり、100キロ以上も離れていたり、数が少ないため診察を受けるのに数ヶ月以上待たなくてはいけなかったり。子どもを産んでからよく、「子育ては大変だけど楽しいでしょう?」と聞かれます。......楽しい?タノシイ???大変と思うばかりの毎日で、その楽しさがわからず、自分は親として何かが欠けているのではないか?と悩んだりもしました。思うようにならないことの多い子育てです。必要な支援を受けにくい環境、適切な助言をしてくれる専門家が少ない状況...しかも、親兄弟や親戚に、正しい理解をしてください!勉強してください!とも言えない。めちゃくちゃストレス!!だからせめて、自閉症児とその家族の置かれている状況や、自閉症の特性を、なんとなくでいいから知っていただきたい...そんな想いで、これまでSNSに子どもとの日々を投稿してきました。幼稚園に通い始めた息子、成長中の日々をお届けしますUpload By かさはらあやこ癇癪が強くなり、特性が目立ちはじめる2歳頃...産まれてから2年以上、毎日夜泣きでまともに眠ることができず、全く意思の疎通を図れない。息子は一体何者なのか。精神的にも身体的にもすっかり参っていた私。そんな私を支えてくれたのは、療育で関わる先生方はもちろん、担当の保健師さん、話を聞いてくれた友人、SNSで情報を与えてくださる同じ境遇の方々でした。障害を受け入れ、特性を理解し、環境を整えてあげる必要があることに気づくまで、たくさん悩んで、たくさん泣いて、たくさん時間がかかってしまいました。いっちゃんは3歳から幼稚園に通っています!SNSで投稿をするようになってからは、目撃するたびに心が痛くなっていた特性を愛おしいと思えたり、 クスッと笑えるようになったり。息子の成長を通し、うちの子も同じ!と愛おしく感じていただいたり、自閉症ってこんな感じなんだ、こんなことに困っているんだと知っていただいたり...そんな風に思ってくれる方が少しでも増えるようなコラムがお届けできればと思っております。よろしくお願いいたします!
2020年09月30日わかりやすく事例や対処法を紹介!ーー『ADHD 注意欠如・多動症の本』本書では、「落ち着きがない」、「衝動的に行動する」、「不注意で忘れ物が多い」といった特徴をもつADHDの子どもとの付き合い方を紹介しています。ADHDの子どもは、特性ゆえに学校や家庭での生活で失敗やトラブルを経験することも多く、ストレスを抱えることが多くなりがちです。ときには、そういったストレスが学業不振や、うつ病、いじめなどの重大な事態につながることもあります。本書は、漫画と豊富なイラスト、読みやすい文章で、症状から対応策まで徹底的にわかりやすく解説しています。生活リズムの整え方や、やる気の育み方、ゲームやスマホとの付き合い方といった日常生活に即した具体的なアドバイスが盛りだくさん。子どもたち本人のメッセージも掲載しており、保護者や教育関係者の方にぜひともおすすめしたい一冊となっています。書いてみると子育てがラクになる!『発達障害の子どもの行動が変わる魔法の子育てノート』発達支援の専門家として長らく子どもを育む仕事をしてきた、藤原里美さんによって書かれた本書。「これまでにたくさん自分も失敗をしてきた」と著者の藤原さん。しかし、失敗を繰り返す中で、「こうしたらうまくいく」方法をたくさん見つけることができたと言います。本書にはそんな、失敗から学んだ子育ての工夫がもりだくさん。この本は、「知る」、「理解する」、「行動する」、「評価する」、「できる」といった5つのステップを想定して作られています。本の中には、実際に自分で記入できるスペースが豊富に設けられており、志向を整理しながら本を読み進めることができます。ぜひ、発達障害のあるお子さんをお持ちの保護者の方に読んでいただきたい一冊です。幼稚園や学校で話したいのに話せない「場面緘黙」の子どもの支援がわかるーー『イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド~アセスメントと早期対応のための50の指針』家庭ではしゃべることができるのに、幼稚園や学校などの集団の中ではことばを発することができない、「場面緘黙」。小児科で院長をつとめる金原洋治さんと、長野大学社会福祉学部准教授の高木潤野さんの共著である本書は、そんな場面緘黙の子どもたちの理解を深め、具体的にどう支援・指導したらいいかを書いた本です。学校の先生向けに書かれた本ですが、保護者にとっても、学校と連携して子どものサポートをするために役立つことがたくさんある本です。理解して見守るというだけでなく、実際にどういう方法で子どもと向き合ったらいいか、場面ごとのサポート方法が書かれている本書。場面緘黙の子どもが、話したいのに話せないつらさから楽になるために役立つ一冊です。ほめて伸ばすってどうやるの?がわかる!ーー『マンガでわかるペアトレ』ペアレント・トレーニング(ペアトレ)とは、子どもの行動に焦点を当て、好ましい行動を増やしたり、好ましくない行動を減らしたりする接し方を保護者が学び、練習するプログラムです。本書は、著者である、らせんゆむさんが自身の体験をベースに、ペアトレはどういうものかを漫画で楽しく分かりやすく描いた一冊です。「保護者が子どものために頑張る」イメージがあるペアトレ。しかし、らせんゆむさんはペアトレの理解を深めていく中で、「もっと力を抜いて子育てをしてもいいんだ」という穏やかな心境に変わっていったといいます。本書は難しいと思われがちなペアトレについて気軽に楽しんで実践できる本となっており、発達障害などの診断のあるなしにかかわらず、親子の関係をもっとよくしたいと望んでいる方に幅広く読んでもらいたい一冊です。発達障害の困りごとをすべて網羅!--『発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47』本書は、自身も発達障害がある著者の借金玉さんが、自らの経験から得た「生き抜くコツ」を解説しています。キャッチコピーは「世界一意識が低くて、世界一役立つ本」。その名の通り、暮らしを楽にするハックがこの本には満載です。本書では、「ものを片づけられない」、「集中が続かない」といった特性的な悩みにも触れながら、「貯金ができない」、「マルチタスクが無理」といったADHD当事者が実生活で抱えがちな悩みにも、対処法を提示しています。借金玉さんはタイトルにもなっている「サバイバル」について、「サバイバルとは、より快適で、ラクで、優雅な生活」と語っています。発達障害のある成人の方に読んでいただきたい一冊です。
2020年09月29日イヤイヤ期は、子どもの自立心や自我が発達してくる時期と言われていますが、ママやパパには自己表現ができても、保育園や幼稚園など一歩外に出ると、自己表現ができないという子どももいます。例えば、自分の使っていたおもちゃを友達に取られたのに何も言えない、友達に嫌なことをされたのに「やめて」と言えないなどです。 そんな自己表現が苦手な子どもに対して、「もう少し、自分の思ったことを相手に伝えられたら良いのに」と悩むママも多いと思います。そこで今回は、自己表現をできない子どもに対して、どんな声かけや接し方をすると良いのかを紹介していきます。 自己表現の強い子、弱い子とは? 自己表現とは、いわゆるわがままとは違い、「この服を着たい」「○○で遊びたい」など、自分の意思を伝える力のことを言います。この意思表示をはっきりと伝える子は自己表現が強いと言われ、逆に、自己表現の弱い子とは、意思表示をあまりしない子。 その原因は、「自分はこうしたい」という意見があまりなくこだわりがない、恥ずかしがり屋、緊張しやすい、いい子に思われたいなどで主張できないことがあります。兄弟姉妹の有無や環境、親の接し方と併せて、生まれ持った気質や性格も影響するようです。 自己表現の弱い子は、強くする必要はあるの? 自分の意思をはっきり伝えることは必要ですが、強い子、弱い子のどちらが良いかではなく、子どもの個性だと受け止めることが大切です。自己表現の弱い子は、いろいろなことに我慢をしている、気が弱い、優柔不断とネガティブなイメージを持ってしまいがちですが、一方では協調性があったり、やさしい子であるとも言えます。 ただ、幼稚園や小学校などの社会生活の中で、はっきりと物事を言えないばかりに損をしてしまうなど、マイナスになるシーンが出てくるかと思います。そこで、自己表現が弱い子どもに対しては、まずはママやパパが自分の意見を相手に伝える大切さを教えてあげることが必要です。 親は先回りせず、子どもに考えさせよう自己表現が苦手な子どもは、そもそも自己表現の方法を知らない可能性があります。例えば、「こっちが良いよね?」「○○したほうが良い」、おもちゃを取られたら相手に「返して」と仲裁に入るなど、子どもの考えや行動を待たずに親が先回りをして、子ども自身にどうしたいかを考えさせていないケースが考えられます。 ただ、いきなり自己表現を求めても子どもは戸惑ってしまいます。まずは「AとBどっちが良い?」と選択させ、自分で考えることから始めると良いです。選択したものを承認し、選んだ理由をゆっくりと聞いてあげると良いでしょう。やがて選択肢以外のことを選んだら、それは徐々に自己表現が身についてきた証拠です。 また、対人面で「嫌!」と言えないシーンでは、親が代弁するのではなく静観することも大切です。子どもが我慢したことに対して、「おもちゃを取られて悲しかったね」など子どもの悲しかった気持ちを受け止めましょう。 しかし、あまりにも頻繁にお友達に自分の意見を言えなくて、嫌な気持ちをしてしまうということが多い場合は、自分の思っていることを相手に伝えるのは、とても大切なのだということを子どものペースに合わせて、少しずつ教えてあげましょう。 例えば、くまの人形をお友達に見立てて「おもちゃを取られたとき、お友達に何て言ったら良いと思う? くまちゃんに向かって練習してみようか」など、子ども自身に一度考えさせ、口に出して伝える練習をするなど、実際にお友達との場面を想定してシミュレーションをさせるというのも1つの手段です。子ども自身が自分の頭で考え、何度も口に出すということを訓練するうちに、自然と身についていくでしょう。 もし、子どもの言い方が弱かったり、伝わりにくいという場合は「じゃあ、こうに言ったらもっと伝わりやすいんじゃない? 」など、伝え方のアドバイスをおこなうと良いですね。子どもが相手に伝えられるようになったら、褒めてあげるのも忘れずに。 自己表現が弱いことは、決して悪いことではありませんが、我慢ばかりして自分の気持ちを抑えてしまうのは心の発達によくありません。自己表現を覚えないまま大人になっていくのも心配です。時に、親はハラハラすることもあるでしょう、口を出したくなることもあるでしょう。でも、先回りせず子どもの考えを引き出すスタンスを繰り返すことで、自己表現ができるようになるはずです。そして、何より子どもの個性として認めてあげるようにしましょう。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:井上 裕紀子監修者:医師 国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長 小枝 達也 先生鳥取大学医学部脳神経小児科入局。小児神経科、小児科、新生児医療、神経内科、障害児医療の研修を積み、オランダ政府奨学生としてアムステルダムライ大学小児科へ留学。その後、鳥取大学医学部講師、助教授を経て、鳥取大学教育学部教授に就任。その後、鳥取大学地域学部教授、鳥取大学附属小学校長(併任)、鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センター長(併任)を歴任し、平成27年3月鳥取大学退職。平成27年4月より国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長に就任。平成29年4月より副院長併任。
2020年09月28日わが家から通園可能な幼稚園が10園以上ある中、保育時間、保育内容、保育環境など詳細な情報を調べ上げ、息子のためにはここが一番と選んだ幼稚園。プレを合わせた4年間楽しく通い、幼稚園選びに間違いはなかったと思っているのですが、入園前には想像もしていなかった現実がありました。そこで、私が実際の園生活で気がついた見落としていたと思う3つのポイントを紹介します。園バスがあれば…子どもの体重増加がきつかった!わが家から幼稚園までは片道2キロ。園バスがない幼稚園でしたが、小柄な息子はプレの時点で12キロ足らずの体重だったため、電動アシストつき自転車があれば、片道2キロを2往復の距離は余裕でした。しかし、当たり前のことなのですが、子どもは成長していきます。息子は日に日に体重が増え、卒園間近には17キロになりました。そのため、年長くらいからは電動アシスト自転車のペダルすら重く感じるようになり、走り出す時にふらつくことも。公共交通機関を利用するには不便な場所で、自家用車での通園は禁止されていたため、何とか卒園まで自転車送迎で頑張りましたが、せめて園バスがあれば…と思う日々でした。延長保育が充実していれば…体力がついて公園遊びが必須に息子が入園した幼稚園はいわゆるのびのび園で、お勉強は一切なし。朝から降園まで自由に遊ばせてくれる園でした。高齢出産だった私は、子どもの公園遊びのつき合いに体力的な限界を感じていたので、「幼稚園でたっぷり遊んで来てくれたら、もう公園遊びにつき合わなくても大丈夫だろう」と信じ切っていました。しかし、幼稚園から疲れて帰ってきたのは、入園からたったの数か月。あっという間に体力をつけ、降園後は毎日幼稚園近くの公園へ行くように…。降園前に、子どもが同じクラスのお友達と公園で遊ぶ約束をしてくるので、「今日は公園で遊ぶのはやめておこう」とは言えない状態。しかも、お友達との公園遊びが大好きな息子は、絶対に友達より先に帰ろうとはしないため、毎日1時間から2時間、暑い日も寒い日も公園にいることに。延長保育が充実してない園だったので、公園遊びを避ける方法もなく、今思い出しても本当にキツかったです。学区を考えていなかった…みんなと同じ小学校に行きたい!少し遠いけれど、息子にあっていると選んだ幼稚園。1学年に90人の園児がいるのに、同じ公立小学校の学区の子は、たったの2人。しかも、男の子は息子ひとりのみ。私立の小学校への進学や引っ越しなどで遠くの小学校にいく子は少ないながらもいるものの、大半の園児たちはほぼみな同じ小学校に。卒園が近くなった頃、みんなの小学校の話に入れず寂しい思いをしたようで、「どうしてみんなと同じ小学校に行けないの?」と言うようになりました。「みんなと同じ小学校に行きたかったなあ」とつぶやくのを聞いた時は、さすがにこたえました。同じ小学校に進学する子の人数は、入園してみないと分からないとはいえ、予想以上の少なさに気づいた時は、努力でどうすることもできない事実だけに、私もガックリ落ち込みました。育児は想定外のことの連続幼稚園探しの時は、幼稚園の方針や園庭の広さ、遊具の充実度などにばかりに気を取られていたので、これらの問題はまったくの予想外でした。そのため、壁を感じるたびに、息子に合った幼稚園ではあるけれど、他の園へ転園したほうがいいのだろうかと悩んだことも。けれど今、改めて考えると必要なのは、育児は想定外のことが起こるものだと認識しておくことなのだと思います。そして、その想定外のできごとに対して自分のできる範囲で乗り越えようとする私自身の心意気が重要だと感じます。ちなみに、幼稚園のお友達と同じ小学校に行きたいと泣いていた息子は、現在小学1年生。そんなことを言っていたのはすっかり忘れたように、小学校で新しいお友達と楽しい毎日を過ごしています。<文:ライター芳賀千歳>[recommend-posts id=621068,517896]
2020年09月28日幼稚園のお弁当づくりの中で、多くのママが悩むことのひとつが、お弁当の「ボリューム」。少ないと帰宅までもたなさそうだし、多いと時間内に食べきれなさそうだし…ちょうどいい量を見極めるのは難しい課題です。そこで、各サイズのお弁当箱に入るごはんとおかずの量の目安と、ちょうどいい量の見極め方、量を調整するための解決策や食べやすくする工夫を紹介します。幼稚園のお弁当の一般的なサイズは?身体の大きさや、よく食べる、あまり食べないなどの個性によって変わりますが、幼稚園児のお弁当の一般的なサイズは、年少(3~4歳)280ml、年中(4~5歳)360ml、年長(5~6歳)450mlだといわれています。左から、280ml、360ml、450mlのサイズ全部食べきれた!の自信が大事年少のはじめは、「全部食べきれた!」と自信をもってもらうことも大切なので、280mlからスタートするのがいいと思います。ただ、小さなお弁当箱にはおかずカップが入れにくいのが難点。わが家は比較的すぐに360mlのお弁当箱に買い替えました。おかずカップを使用することが多い場合は、年少でも360mlのお弁当箱を使い、量を少なめに入れてもよいかもしれません。各サイズに入るごはんの量とおかずの量の目安各サイズのお弁当箱に入るごはんの量とおかずの量を確認してみました。【ごはんの量(上までめいっぱいに入れた目安)】・280ml…80g・360ml…120g・450ml…140g【おかずの量(目安)】冷凍食品の唐揚げ、卵焼き、タコさんウインナー、ブロッコリーの4種類を詰めたところ、・280ml…唐揚げ1個分、卵焼き1切れ、ウインナー1本、ブロッコリー・360ml…唐揚げ1.5個分、卵焼き2切れ、ウインナー1本、ブロッコリー・450ml…唐揚げ2個分、卵焼き2切れ、ウインナー2本、ブロッコリーお弁当箱の容量(ml)は、お弁当のエネルギー(kcal)とほぼ同じだといわれています。以上を参考に、ごはんとおかずのバランスを考えて量を決めてくださいね。お弁当のちょうどいい量を見極める3つのポイント幼稚園生、特に年少くらいの子どもは、自分のお弁当の量が多いのか少ないのか、意思表示が難しいと思います。そこで、ちょうどいい量を見極める方法として、3つのポイントが挙げられます。・お弁当の時間の様子を先生に聞いてみる家では、ゆっくりと時間をかけて食べるタイプの次男(年少)。お弁当は毎日完食してきてくれますが、園で決められている時間内に食べ終わっているのかが気になり、先生に様子を聞いてみることにしました。先生からは「時間よりも少し早めに食べ終わっているので、今の量でちょうどいいのだと思いますよ」とのこと。お弁当の量が適量だったことがわかったうえに、のんびり屋さんの次男が園では一生懸命に頑張っているのだなと、成長がうれしくなりました。時間内に食べきれる量を把握するには、経験上、先生に確認する方法がベストだと思います。・自宅でも、いつものお弁当を食べさせてみる先生からの情報に加えて、お弁当の適量を判断する方法は、自宅でもお弁当を食べてもらうこと。ふだん園に持って行くお弁当箱にいつものように詰め、30分程度(園のお弁当時間)で食べきれるかどうかを確認します。また、量だけではなく、どこに時間がかかって食べるのに苦労しているかもあわせてチェックしておくと、今後のお弁当づくりの参考になりますよ。・帰宅後のおやつタイムを観察する「お弁当の量が足りなくなってきたのかな?」と気づくきっかけになるのは、園から帰宅した後のおやつタイムです。いつも食べる量のおやつ以上に食べたがったり、おやつを食べても夕食までにお腹がもたず、「早くごはんにしよう~!」などの声をよく耳にするようになったら、お弁当の量を少し増やしてもいい時期にきてるのかもしれません。お弁当の量を調整する、食べやすくする解決策は?当たり前のことばかりにはなりますが、お弁当の量を調整するための解決策は下記のとおりです。食べやすくする工夫も、時間内に食べきるポイントになります。■多くて時間内に食べきれないとき(食べる量<お弁当の量)・ごはんは上まで敷き詰めず、薄めに入れる。または、小さめにしたおにぎりにして食べやすくする・おかずはひと口サイズにして量を減らし、食べやすくする。たとえば、1つの唐揚げを4等分に切り、いつもはすべて詰めていたところを3/4のみ入れるなど・おかずカップに入れることで、見た目を少なく見せずにボリュームを落とします。ピックOKの園なら、ピックで食べやすくするのも効果的です。■少なくてお腹が空くとき(食べる量>お弁当の量)・お弁当箱のサイズアップを検討する・きんぴらなどの歯ごたえのあるものや、さつまいもなどの腹持ちのよいおかずを入れる・大きめのおにぎりにしてご飯の量を増やし、お弁当箱に入らない場合は別にする園生活の中で、子どもが楽しみにしているお弁当の時間。たくさん動いて遊んでもらうためにも、ちょうどいい量を知っておきたいですね。お弁当箱のサイズはもちろん、中身の内容や入れ方も工夫をしてみてください。<文・写真:ライター郡司佳奈>
2020年09月27日0〜2、3歳ごろまでの親子が遊べる子育て支援センター。新型コロナウイルスの感染拡大により、利用人数や時間などの制限付きのところも多いですが、徐々に利用できるようになっているところも増えてきたようです。私が1人目を出産したときに住んでいた地域では、児童館の中に乳幼児向けの一室が設けられていました。乳幼児健診のときにそのような場所があることを知りましたが、行ったほうがいいのかどうか迷ったときのことをお伝えします。 子育て支援センターに行くタイミング子育て支援センターに初めて実際に足を運んだのは、赤ちゃんが1歳になるかならないかのころ。かなり活発にハイハイや伝い歩きで動き回るようになり、1日中、自宅の中で過ごすことに限界を感じていたからでした。 子育て支援センターは自宅よりもずっと広いうえに、安全対策もしっかりされているため、のびのびと赤ちゃんを遊ばせることができました。また、スタッフの方やほかのママさんと他愛もないおしゃべりをすることで、思った以上にリフレッシュできた点もよかったです。 自宅ではできなかった経験ができる!子育て支援センターには、乳幼児向けの絵本やおもちゃがたくさん。自宅にあるもののほかにも「わが子はこういうものにも興味があるんだ!」と、新たな発見もありました。 また、私は手遊びなどでわが子と一緒に遊ぶのがあまり得意ではないため、自宅ではほとんどしていませんでした。そのため、スタッフの方が手遊びや歌を歌ってくれる時間があったことも、とてもありがたいと感じた点でした。 でも、無理をして行く必要はない!上の子が赤ちゃんのころは頻繁に通った子育て支援センターですが、下の子のときは上の子の幼稚園送迎などで忙しくなったこともあり、それほど足を運ぶことはありませんでした。 でも、そのことによって上の子と下の子の発育や発達上の差は、特に感じていません。メリットもたくさんある子育て支援センターですが、近くに支援センターがない、一度行ってみたけれど雰囲気が合わなかったなどの場合は、無理をしてまで行く必要はないと私は思います。 子育て支援センターで出会うママさんたちとの「行けるときに行き、会えたら話す」という距離感。この距離感も、幼稚園でのママさん関係とまた違い、そのゆるやかさがなかなか心地よかったです。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月26日来年の4月から子どもを保育園に入れようと思っているママやパパは、ソワソワしている頃だと思います。自治体によって多少違うかもしれませんが、私が住む地域では10月から次の4月入所の申請受付が始まります。5年前の今頃、いくつもの保育園見学を経て、夫にそれぞれの保育園の良い悪いをプレゼンし(笑)、二人で申請する保育園を決めたことを思い出します。私自身、初めての子育てだったこともあり、友人から話を聞いたり、インターネットで調べたりしましたが、やはり入園してから気がついたことも。今回は保育園の選び方とともに、入園後に気がついた点を紹介します。選ぶ前に復帰後の働き方と譲れない点を考える復帰後の働き方を会社に伝える保育園選びを始めた頃、何も知識のない私は何から考えればいいのかよくわかりませんでした。深いことは考えず当たり前のように育休を取ったけれど、「本当に働き続けたいのか?何のために働くのか?優先したいことはなにか?」まずはそれを考えるところからスタートしました。その結果、私は働きながら子育てすることを決め、決めた以上は納得のいく保育園に入れたいと思いました。ちなみに復帰にあたって自分ルールとして、延長保育はしない(職場での残業はせず、やるなら子どもが寝た後に家でやる)ことを決め、復帰の際に上司や同僚にも伝えました。わが家の譲れないポイント当たり前のことですが、保育園選びは各家庭によって譲れないポイントが違います。職種によっては、預かり時間が長い、夕飯まで出してくれる、急な延長保育も可能など物理的なポイントも重要だと思います。わが家の場合は、園庭や教育プログラムの有無など細かい希望は多少ありましたが、子どもが楽しく、安全に過ごせることを第一に考えました。園や子どもたち、先生方の雰囲気を自分で確かめたかったので、候補となる保育園はすべて見学に行きました。子どもたちが楽しそうじゃない…なんて保育園はありませんでしたが、でもやっぱり「あ、ここはなんとなく違うかな」と感覚的に思う保育園はありました。たとえば、「説明が事務的で、園の方針や先生方の考え方があまり伝わってこない」「見学中、保護者の前で先生が他の先生を厳しく叱っている様子を見た」など。一方で、今娘たちが通う保育園の説明会では、園長先生が「お父さんお母さんだけでなく、私たち保育園や他のお子さんのお母さん、地域の方々、みんなで育てていけばいいんです。それが子育てなんですよ」とお話しされたのが印象的でした。初めての子育てで肩に力が入っていた私は、この言葉をとてもありがたく感じたことを覚えています。赤ちゃん連れで、保育園見学にまわるのはなかなかハードでしたが、自分の目で見て決められたことはよかったと思っています。保育園に入園してから気がついたポイント4つ保育園の申し込みまで、保育園に足を運び、先輩ママである友人に話しを聞き、インターネットで情報を集めました。また、復帰後の具体的なタイムスケジュールを想像しながら準備を進めましたが、それでもやはり入所してから気がついたポイントがいくつかあります。■乳児クラスの行事娘たちが通う保育園の行事はすべて、幼児クラス(3歳児クラス)からです。0歳~3歳の乳児クラスの3年間は運動会も発表会もありません。赤ちゃんじゃできないから、どこの保育園もそうなのかな?と思い、保育園選びの時はまったく気にしていませんでした。でも他の保育園に通う友達の話を聞いていると、多くの保育園は乳児クラスから何かしらの行事があることが分かりました。そこまで大きなポイントではありませんが、やはり今になると、赤ちゃんが参加している行事も見てみたかったなと思います。そして行事がないと親同士が交流する機会もなかなかありません。保護者会もないので親の負担が少ないと思っていましたが、どうやってクラスのママたちと仲良くなるのか、最初のうちはとまどいました。■先生の年齢保育園は先生によって雰囲気もだいぶ変わってきます。娘たちが通う保育園の先生方は若い方がとても多いです。みなさんパワフルで、思いっきり子どもたちと遊んでくれるからいいなと思っているのですが、やはり子育て経験があるベテラン先生に相談したいなと思うことも。もちろん若い先生方も保育のプロなので、的確なアドバイスをくださいますが、先輩ママという立場の先生がいると、より心強いだろうなと思ったりもします。■お散歩の有無わが家はできる限り、園庭がある保育園に通わせたいと思っていました。実際、広々した園庭があるおかげで、子どもたちは朝から夕方まで外遊びを楽しんでいます。ただうちの保育園の場合、園庭があるがゆえに、他の保育園に比べると外にお散歩に出る機会が少ないようです。近年、保育園のお散歩中に事故に巻き込まれる痛ましいニュースを目にする機会も多いため、安心できるポイントでもありますが、お散歩は交通ルールを学ぶいい機会にもなります。そして小学校前に、長距離を歩く練習にもなります。交通ルールは親が教えればいいことではありますが、保育園で友達と一緒に学ぶからこそ、身につくこともあるのかなと思うと、これも一長一短だなと感じています。■小学校の学区わが家は保育園がある学区とは違う地域に住んでいます。卒園後は毎年複数小学校に分かれるため、ひとりくらい同じ小学校の子がいるだろうと思っていましたが、同じ小学校に進学する友達はひとりもいないことが判明!入ってから知ったことですが、クラスの半分以上は保育園がある学区の小学校に通うそうです。そのため、年長さんになると、その小学校を訪問したり、交流する時間もあるほど。子どもだからきっとすぐお友達ができるだろうと思いつつも、人見知りな長女の性格を考えて、今から本人も親も不安な気持ちを抱えています…。入れた保育園がベスト!と思えるように今回記事を書くにあたり、振り返っていろいろと書きましたが、多くの地域で保育園を自分で選べないのが現実。私も5年前の長女の保育園探しの時は8園に申し込みをしました。それぞれいいところ、気になるところがあって、完璧なところはないのだと思い、入れた保育園がベスト!と思うようにしました。少し気になるポイントはあってもここなら預けられると感じた保育園のみに絞り、どこに決まっても大丈夫!と自分を納得させました。私は最近、幼児クラスになるタイミングで保育園から幼稚園に転園し、幼稚園の延長保育を利用して働くママがたくさんいることを知って驚きました。こんな選択肢があることを知っていたら、万が一気に入った保育園に入れなかった場合でも、少し心が軽くなるのではないかと思います。保育園には感謝の気持ちでいっぱいわが家は長女が10か月、次女が1歳1か月の時に保育園に入りました。特に長女の時は初めてだったこと、自分が幼稚園育ちで保育園を知らないこと、何よりもまだ歩きもしない0歳の娘の成長を近くで見られないことに、思うことはいろいろありました。でも5年たったいま、保育園には感謝しかありません。人見知りな長女は人並み(?)の社会性が身につきはじめ、成長ゆっくりめな次女はグーンと成長しています。まさに今、保育園の申請書に向き合ってるママやパパにとって、わが家の経験が少しでも参考になれば幸いです。<文・写真:ライターtocotocoharu>
2020年09月26日子どもが園に入ると、避けて通れないのがママ同士の関わり。わが家では、私が専業主婦になったタイミングで子どもを保育園から幼稚園に転園させたのですが、最初にびっくりしたのはママ同士が「お互い敬語を使わない」「名前で呼び合う」ことでした。今回の記事では、私自身がその環境に戸惑いながらも、そこに隠された思いなどを自分なりにひも解いていくことで、ママ達との関係に変化が出てきた話を紹介します。ママ同士が「タメ口」「〇〇ちゃん」子どもが転園した幼稚園は園バスがあり、バス停で数組の親子が待つ仕組みになっていました。私たちが転園してきて数週間後、バス停のママ達が声をかけてくれて、子どもが園に行っている間にランチをしました。ランチでは、お互いの自己紹介を経て、比較的すぐの段階で、「平日毎日顔を合わせるわけだし、敬語は使わなくていいよ。呼び方は〇〇ちゃんでいいかな?」という話を持ちかけられました。保育園時代、朝晩の送り迎えで他のパパやママとすれ違うことはありましたが、どちらかというと時間に追われてすぐその場を去っていたため、親の交流というものがありませんでした。そのため、ママ同士(しかも複数)で会うこと自体、この時が初めて。「え、敬語を使わずに話すの?しかも名前で呼び合うんだ!」とものすごく衝撃を受けたのを今でも覚えています。まさにカルチャーショック!最初はママ同士のタメ口に抵抗感がビジネスシーンでは必然的に敬語を使っていたため、「敬語を使わず、タメ口で話す」という環境自体に最初は抵抗感がありました。タメ口や名前で呼び合うのは、出会って間もない人に使うのは失礼に当たるという考えがあったためです。しかし、子どもの通う園のママ達は、むしろ反対のようでした。「なぜ、タメ口のほうがいいんだろう?どうして名前で呼び合うんだろう?」そんな疑問が頭の中に浮かび上がってきました。「フラットな関係・仲間」への歓迎の証かも初めてのことなので、その疑問を私なりに分析してみました。園バスの送り迎えで、1日2回は顔を合わせるママ達。頻繁に会うのに、敬語を使うような他人行儀のままでは、なかなか話のきっかけを持てないということもあり、タメ口を使っているのかなと考えるようになりました。また、「〇〇くんのママ」ではなく、「△△ちゃん」と自分の名前で呼ばれるのは、「私は私」として認められている気がして、少しうれしい気持ちもありました。私は過去に海外で暮らしていたことがあるのですが、海外では初対面から名前でやり取りするのは一般的です。「あなたのことをもっと知りたい」という思いがそこには反映されており、園のママ達が名前で呼び合うのは、ある意味理にかなっていると思いました。また、日本の場合、年齢なども考慮して敬語を使う場面が多いように感じます。しかし、園のママ同士では、年齢を意識するよりも、”フラットな立場(上下関係がない)”で交流したいという思いが強く出ているのかもしれません。そう思うと、タメ口や名前呼びへの抵抗感も少しずつ薄れていきました。今ではタメ口を提案する側に。気の合うママ友もできた!とはいえ、習慣とはなかなか消えないもので…。そこで、初めのうちに、「私はあまりタメ口を使うのに慣れていなくて…。しばらくは敬語になっちゃうかもしれません。徐々に切り替えますね」と伝えました。結局、タメ口を使うのに慣れるまで、半年くらいかかりました。いつしかママ同士の距離が近づいてその後、次第にいろんな話題も話せるようになり、プライベートの相談もしあえる気の合うママ友もできました。ママ同士の距離が近づいたことで、家族が困った時にお互い助け合ったり、園や習い事、小学校など、子育て情報の交換も気軽にできるようになりました。私も最初は慣れなかったタメ口ですが、今では新しく園に入ったママに提案する側です。ただ、自分がその環境に慣れるまで時間がかかった経験があるので、「もしよければ」という前置きをするようにしています。タメ口や名前呼びに抵抗感を感じる人は多いかもしれません。また無理にする必要もありません。ただ、私としては、やってみたら意外とよい面もあったということが、大きな気づきになりました。ママ自身も園生活を楽しめることを第一に、ママ友交流をしてみてください。<文・写真:ライターnanahi>
2020年09月25日こんにちは。6歳の双子と3歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。■わが家の末っ子は元気を通り越しで乱暴にわが家の末っ子、すぅちゃんはとっても元気な女の子。最近は元気を通り越して、乱暴な感じに育っていってしまっています。末っ子というものはこうなのでしょうか。それとも、すぅちゃんだけが特別…?とにかく激しい性格で、自分のものは自分のもの、お姉ちゃんのものは自分のもの! という感じで、奪い、破壊するのです。3歳でまだ感情のコントロールができないのもあると思うんですが、お姉ちゃんが双子で仲が良しすぎて、お姉ちゃんたちの間に入りたくて、でもうまく入れなくて乱暴しちゃているようです。まだお友だちにケガをさせたりはしていないので、家にいる時ほど暴れてはいないようなのですが… ■幼稚園からの連絡に不安を感じていたら…!?先生ったら、妙にためて言うから何事かと…!でも先生が心配になるぐらい、静かに遊んでいたみたいで、普段、どれだけ元気なのかと思いました~。
2020年09月21日マンモス幼稚園に入園した3歳のわが子がもうすぐ春休みを迎えようとしていたころ、事件は起こりました。夏休みごろから仲良くなりだしたA子ちゃんとの間にトラブルが起きたのです。幼稚園の先生方もしっかりと解決に向かって対応してくださったのですが……。わが子の手に切り傷が幼稚園に入園し、早くももうすぐ春休みというころ、わが子の指の内側に切り傷があることがわかりました。切り傷の理由を聞いたところ、ハサミを使っているときに間違って自分で手を切ってしまったというのです。 しかし、切り傷の状態を確認してみると自分で切ってしまった傷にしては不自然な形の傷だと感じ、わが子に再度、確認してみることにしました。 友だちにハサミで切られたというわが子子どもにどのようにハサミを持っていたら傷ができたのかと聞いてみたところ、友だちのA子ちゃんにハサミで切られたと言うようになりました。わが子の手の傷の状態を見ると、自分で作った傷というよりも他人から切られたと言われて納得ができるものでした。 けれども、幼稚園の子ども同士がハサミで相手を傷つけるというのも理解できるものではありません。刃物で切られるという体験は今度のことを考えても良くないと思い、思い切って幼稚園に相談してみることにしました。 幼稚園で子ども同士から事実を確認わが子がハサミで手を切られたことを幼稚園に伝え相談したところ、幼稚園側も驚いてすぐにA子ちゃんに事実を確認してくれることに……。先生方に慎重に確認していただいた結果、A子ちゃんがわが子の手を切ってしまったとのこと。 そこで幼稚園側と話し合いの機会を持ち、大ケガに至らなくてよかったけれど、刃物でケガをしないようによく見ていてほしいと伝えました。不安な気持ちは残りましたが、幼稚園の先生方にお願いするしかないと考えました。 予想外の気まずいできごと私としてはわが子がけがをしてしまい放っておくわけにもいかないので幼稚園の先生に相談したのですが、A子ちゃんの保護者の方からすれば大変ショッキングなできごとだったようでした。 その後、A子ちゃんの保護者の方が幼稚園の登園場所で待っていて、私と子どもに泣いて謝る騒動に……。今回のことはA子ちゃんの保護者が悪いわけではないので、A子ちゃんの保護者に今後様子を見ていただけたらと伝えました。 わが子の通っている幼稚園は、子どもの面倒や様子をよく見てくれていると感じていますが、全員に目が行き届いている状態ではありません。親としてはわが子に対して、嫌なことをされたらやめてほしいことを伝えるなど、ケガをする前に逃げるという当たり前のことも教えていかなければと、育児の難しさを痛感したできごとでした。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月20日子どもが友達とトラブルになり、いつの間にか親同士も険悪に…というのはよく聞く話。今回は、私が幼稚園教諭として働いていたころの経験も踏まえ、ママ友同士のトラブルに発展する原因と対処法についてお伝えします。決めつけ・誤解が親同士のトラブルに発展する私が幼稚園教諭として担当したのは、40人近くいるクラス。それだけの人数が集まれば友達とぶつかる子がいて、毎年のようにトラブルは起きます。そのトラブルは、相手を思いやることを学んでいる最中の子どもたちにとって必要な経験です。当時、私が先生の立場で親子に接していた時、子ども同士のトラブルから親同士までトラブルになったという話はあまり耳にすることはありませんでした。その理由を考えてみると、私の園は先生と保護者が話をする機会が多く、気になることはまず先生たちに相談してくれていたからかなと思います。今、子どもを持つママの立場になって考えてみても、幼稚園で子どもが「友達にイヤなことをされた」と話したとき、まず最初に先生に話をすると解決に向かいやすいように思います。直接相手のママに伝えたことで険悪になるケースも逆に、先生に相談せずわが子の言い分だけを鵜呑みにし、その友達をワルモノと決めつけると、親同士のトラブルに発展してしまうことも…。あるママ友は、わが子がいじわるをされることに悩み、意を決して相手のママに「うちの子がお宅の子にこんなことをされたので、注意してもらえますか?」と話をしたそう。すると、「うちの子はなにもしていないと言っています」と取り合ってもらえず。その後は険悪になってしまったそうです。それ以来、「挨拶もしない仲になってしまった」と話していました。ほかにも、「わが子が〇〇くんに叩かれている」など、子どもから聞いた話をそのまま他のママ友に相談したことで、それを聞いた人が「陰で悪口を言っている」と誤解を生むケースもありました。幼稚園でのトラブルはまず先生に相談しよう私が先生をしていたころ、仲良く遊んでいるように見えても、気づかないところで子ども同士のトラブルが起こっていることがありました。しかし、そのことについて、早い段階で保護者から相談を受けたので、子どもたちの気持ちや行動に心を配り、寄り添うことができました。そうすると、保護者の不安や不満が大きくなりにくいため、親同士のトラブルに発展しなかったのだと思います。ですので、子どもから話を聞いたときに、何か気になったり心配になったりしたら、先生に遠慮なく話をしてみてください。両方から話を聞ける先生だからわかること先生に相談すると、先生は、そのトラブルの現場を見ていなかった場合にも、両方から話を聞きます。先生はどちらの子のいいところも悪いところも把握しています。またその時のまわりの状況もわかっています。幼児期の子どもは、言葉で正確にトラブルの内容を説明するのは難しく、自分のしたことは棚にあげてイヤだったことだけを話してしまいがち。そんな子どもの特性をよくわかっている先生なら、公平にトラブルの原因を聞きだしてくれると思います。親はまず子どもに寄り添ってあげましょう先生に状況を聞いたら、親がすべきことは、まずわが子に寄り添うこと。「それはイヤだったね」と子どもの思いに共感したり、抱っこする、お膝にのせて話をするなど、スキンシップを多めにとってあげてください。子どもが不安そうにしていると、親としてはつい「こうしたら?」と解決策を提案したくなります。しかし、子どもの成長のためには、自分でどうしたら仲良くできるか考え、行動していくことが大切です。親は一緒に不安にならず、「いつでもあなたの味方だよ」と明るくかまえていればいいと思います。原因はどちらにもあると冷静に考えましょう幼い子ども同士がトラブルになる場合、どちらにも何かしらの言い分があります。もし相手の子に叩かれてしまう場合、悪いのは暴力をする方です。言葉で伝えることが人間関係の基本で、相手の子が変わるべきところ。しかし、「うちの子には絶対に非はない、相手だけが悪い」と思ってしまうと、冷静な対応はできません。もしかしたら、「自分の子にも少なからず原因があるのかもしれない」と考えてみることが大切です。冷静に子どもたちの様子を見守っていると、トラブルの最中はイヤな思いをしても、後になってみるとそのできごとのおかげで、子どもも親も、ひと回りもふた回りも成長できた!感じることができるはずです。トラブルになっている相手の親と情報共有できると◎相手の親にトラブルについて話すときは、相手を責めるように話すのではなく、「うちの子がしつこくするところがあって、〇〇くんを怒らせちゃっているみたいで…」と自分の子どもの足りない部分もあわせて伝えることがポイント。そうすることで、相手は一方的に責められたと感じることもなく、トラブルを冷静に受け止め、親同士のトラブルを回避できます。「仲良くできるようになるといいですよね」と気持ちを伝えておくと、相手の親の不安が和らぎ、情報共有しながらお互いの子どもの成長を見守っていくことができると思います。とはいえ、中には、「子どもは成長過程にいる」ということを理解せず、そのトラブルの中で善悪を決めて解決しようとする人もいますよね。大人の社会では悪い事をした方が謝罪することで解決となりますが、子どもは未熟で当たり前。それなのに相手に落ち度だけを責めて、「悪いのはすべて相手」と決めつけてしまう人も…。そのような考えでは一緒に見守ることは不可能なので、謝って受け流すのもありだと思います。子ども同士がトラブルになったときこそ、まずは親がお手本になって、相手の思いをくみ取り、思いやる姿勢を見せていきたいですね。<文・写真:ライターnicoai>
2020年09月19日ママたちと幼稚園でのお弁当の話をしていると、「子どもがお弁当をなかなか食べ終わらない」という悩みを聞くことがあります。「ごはんを食べる」時間なのに食べることに集中できず、さまざまなところに意識がいってしまう子どもにとって、短時間で食べるということはなかなか難しい…。そんな悩みを解決すべく、子どもが食べやすく、食べる時間を短くするお弁当を作るコツを【ごはん編】と【おかず編】にわけて紹介します。食べやすいお弁当【ごはん編】口に運びやすいおにぎりにする「食べやすいお弁当」という点では、ごはんはおにぎりにしてあげる方がいいと思います。おにぎりなら手で持ってパクパクと簡単に食べることができます。お弁当箱にごはんを詰めたものだと、自分の口に入る量を考え、それを箸、あるいはスプーンで切り分けて取り、口に運ぶという工程が必要です。また、一度に取るご飯の量を極端に少なく取ってしまった場合、口に運ぶ回数もかなり増え、その分時間がかかってしまいます。ごはんはフンワリでなくギュッと詰めるただ、毎回おにぎりを作るとなると、ママたちの手間も増えてしまうもの。お弁当箱にごはんを詰める場合はフンワリとではなく、ギュッと固めるように詰めるよう意識することが大切です。わが子がお弁当を食べる様子を見ていたのですが、固めに詰めたごはんの方が、箸でも切りやすくつかみやすいようでした。フンワリ詰めたごはんは、箸で食べようとするとポロポロ落ちてしまうのです。箸でつかみやすくなれば、食べる上でのストレスが少なくなります。食べやすいお弁当【おかず編】この日のお弁当には、おにぎり・ひとくちカツ・ブロッコリー・プチトマト・大学イモを入れましたひとくちサイズにしてピックを使用お弁当に入れるおかずは、「ひとくちサイズ」、「噛みきりやすい」という2点を意識して作るのがおすすめです。ひとくちサイズでパクッと食べられるものなら、「箸で切る」という一工程が減るので、短時間で食べることができます。園で使用OKであれば、おかずにピックを刺してあげるとさらに食べやすくなります。特に遠足などのように外で食べるような場面では、手でつまんで食べられるお弁当が食べやすいと思います。噛みきりやすさを意識する子どもはなかなか飲み込めずにずっと噛んでいると、途中で食べることがイヤになってしまいます。わが子を見ていると、明らかにまだ量を食べていない場合でも「もうお腹いっぱい」といって食べることを諦めてしまいがち。よく噛むことも食べるという行為の中で大切なことです。ただ、幼稚園で子どもの食べる意欲を損なわないために、固すぎたり噛むのに時間がかかってしまうようなものはお弁当に入れないほうがいいと思います。噛むことが必要になるようなものは、家でゆっくり時間をかけて食事ができるときに食べさせましょう。【噛み切りやすい(食べやすい)おかず例】・卵焼き・フライドポテト・大学イモ・ミートボール・ウインナー【噛みきりにくい(食べにくい)おかず例】・大きめにカットされた硬めのお肉(チキンのソテー、鶏胸肉の料理、ポークソテー、チャーシューなど)※箸やフォークですぐ切れる状態ならOK普段の食事でも時間を意識してお弁当の作り方も大切ですが、「時間内に食べ終わる」ためには、普段の家での食事でも意識を変えることが重要です。特に夕飯はゆったり食事をとりがちですが、できれば、朝も夜も「〇時までの食べ終わらせようね」とリミットを決め、時間を意識しながら食べる習慣を身につけましょう。普段から時間を気にしながら食べるようにしていれば、幼稚園でもその習慣がいきてきます。また、時計を見ながら食べることで、時間の感覚も少しずつ身につき、時計をよむ勉強にもなるので一石二鳥!時間を気にしつつ、食べることに集中できるよう練習していきましょう。お弁当を食べることに時間がかかりすぎてしまっている子が、少しでも早く食べられたら、お友達と遊ぶ時間や幼稚園で過ごすさまざまな経験の時間が増えて、今まで以上に有意義に過ごせるはず。特に今年は幼稚園で過ごす時間が極端に少なくなっていますので、少しでもお友達と関わる時間が増えて、たくさんの思い出ができるといいですね。<文・写真:ライターyukari>
2020年09月17日日本プロゴルフ協会のティーチングプロのパパを持つ、りひと君は4歳の男の子。毎日朝晩ゴルフの練習をおこなっているそうです。パパが投稿しているInstagramでは、一生懸命にゴルフの練習に取り組む姿がアップされています。子どもらしいお茶目でひょうきんな一面を見せますが、ゴルフを練習しているときの顔つきはとっても真剣。たくさんの練習動画からは日々の練習の成果が感じられ、メキメキと実力を伸ばしています。 未来のプロゴルファー!? 天才キッズのパパにインタビュー! 今回は将来の活躍が楽しみな天才ゴルフキッズ、りひと君のパパに子育て論や将来どんな大人になってほしいのかなどをインタビューしました! どのような考えで子育てをおこなっているか教えてください。大きくなったときに1人で食べていけるようになってほしいと考えています。そのため、スキルを身に着けて将来自分の腕で稼ぐことができるようになってほしいとの思いから息子にゴルフを教えています。 子育て中に工夫していることは何かありますか?親が指示や命令を出すと、子どもは「やりたい!」と思う意欲がなくなってしまうと思うので、「やりなさい」と言わないようにしています。子育てを始めたころからずっと心がけています。 お子様がゴルフを始めたきっかけを教えてください。りひと君が1歳10カ月ごろ(写真) 息子が1歳半ごろに、僕が息子にゴルフ動画を見せたり、自分が打っているところを見せたりしていました。また。息子の後ろからゴルフクラブを一緒に持って打たせるなどをしていたところ、たまに自主的にやり始めたというのがきっかけです。 りひと君の1週間の練習スケジュールを教えてください。幼稚園がある日もない日も練習は10分~15分ほど、朝と夜の2回に毎日おこなっています。ゴルフで言うと、ドライバー、アイアン、パターなど決まったメニューのほか、毎回違う何かをおこなっています。″毎回違う何か”というのは、例えば目隠しをしたり、片手で打ってみるなどです。刺激を与えるためにそういった変化を常に与えるようにしています。 1日のスケジュールを教えてください。幼稚園がある日は、起床後にごはんを食べて7時45分くらいから練習をおこない、幼稚園に行きます。僕が帰宅するのが19時くらいなので、ごはんを食べてから一緒に夜練習をおこない、お風呂に入って寝ます。 普段は何をして遊んでいますか?プラレールやレゴ、ゲームで遊んだり、ポケモンやキッズラインなどのYouTube動画をiPadを見たりするほか、公園などに行ったりしています。 練習はどこでおこなっていますか?練習は自宅の室内にゴルフマットを敷いておこなっています。 現在通っている習い事などはありますか?特にありません。今後、習うかどうかはわからないですが、英語に興味があるみたいです。 練習を嫌がったときの対処法があれば教えてください。やる気がないときは「もうやめよう」と言っています。そうすると、りひとは「やる!」と言ってきて、時には泣きながら言うくらいの感じになります。絶対にやらないのは嫌みたいです(笑)。こちらが「もうやめよう」と言うことで、息子が「やる!」と言うのがわかっているので、仕向けている感じですね(笑)。 奥様のサポートやご夫婦で何か話し合っていることはありますか?妻は基本的には口はあまり出さずに見守ってくれている感じです。食事面や生活面をバックアップしてくれています。 ゴルフを通してお子様に学んでほしいことはなんですか? ゴルフはなかなか思うようにいかないのですが、人生も同じく「そんなにうまく行かないよ」ということを学んでほしいです。また、自分はゴルフを通してプラス思考になれました。例えば、ゴルフをしていて何かミスがあったとき、1つのミスに対していちいちイライラしていると流れが余計悪くなってしまいます。自分のミスも前向きにとらえて取り組むことで、次につなげることが大事だということをゴルフを通して学びました。子どもにもそういうことがわかってもらえるとうれしいです。 将来どんなふうに育ってほしいですか?たくさんの人に喜んでもらえる人になってもらいたいです。そして、人に影響を与えられるような人になってくれたらうれしいです。 このたびは、お忙しいところ取材にお応えくださり、どうもありがとうございました! これからのりひと君の成長がますます楽しみですね! 皆さんもぜひ、りひと君のInstagramをのぞいてみてくださいね。今後のご活躍をご期待申し上げます! この投稿をInstagramで見る 川村 洋介(@kawamura28)がシェアした投稿 - 2020年 9月月1日午後3時17分PDT
2020年09月16日ある日、4歳の娘が急に「上の前歯がグラグラする」と言い始め、とても驚き焦りました。抜歯方法に悩み、小児歯科探しに大慌て。いざ小児歯科へ行くと、予想もしていなかった「過剰歯が生えてきている」という診断結果でした……。 4歳なのに歯がグラグラする娘が「歯がグラグラする」と突然言い出しました。グラグラするという上の歯を触ってみても、そのときは特にグラグラする様子はありませんでした。 それから数日後、幼稚園へお迎えに行くと、担任の先生から「娘さんの歯がグラグラしています」と報告を受けました。実際に見てみると確かに上の前歯がグラグラしています。 先生からは「保育中に転んだり顔を打ったりしたことはないと思うのですが……」と言われ、私も送迎前までにそのようなことはなかったと伝えると、「気になるようでしたら、歯科を受診されたほうが良いかもしれません」とアドバイスを受けました。 抜歯方法に悩んだ結果…幼稚園ではあまりじっくり見られなかったので、帰宅後に手洗いを済ませたあと、娘の顔を上に向かせてしっかり口を開けさせ、グラグラする歯のところを見ました。すると、その歯の生え際に小さく白い突起物が見えたのです! 「新しい歯だ!」と思い、その夜に夫へ相談。私も夫も幼少期に抜けそうな歯があると、両親に糸で抜歯してもらっていました。そのため抜歯方法は、自然に抜けるのを待つか、親(私か夫)が糸で抜くか、歯科へ行くか……この3つの選択肢で迷いました。 翌朝、娘が「歯がグラグラして朝食を食べづらい」と言い、自分たちでじょうずに抜いてあげる自信もなかったので、小児歯科へ行くことにしました。 小児歯科を受診するのは、娘が1歳半のときにフッ素を塗ってもらったきり。虫歯もなかったので定期的に通うこともしておらず、治療をしてもらうかかりつけの小児歯科がありませんでした。いろいろ調べた結果、1歳半のときに行った近所の小児歯科へ行くことにしました。 レントゲンを撮ったら歯が多かった! 小児歯科へ予約して行くと、「抜歯する際はレントゲンを撮る必要がある」と言われました。口内を診たあとにレントゲンを撮ってもらうと、「白い突起物は永久歯ではなく、過剰歯」と歯科医から言われました。 過剰歯とは字の通り余分な歯で、上の前歯の間にできる例が最も多いようです。また、余分な歯があるせいで歯並びが悪くなる可能性があるとのこと。娘も上の前歯の左側のところに生えてきていましたが、レントゲンを見ると永久歯の前歯の間から斜めに生えているようでした。さらに過剰歯があるために、下の永久歯に比べてかなり歯並びが悪くなっていました。 診察の結果、この日はグラグラしている乳歯を抜き、さらに過剰歯は経過観察をしつつ歯が半分出てきたら抜くことになりました。乳歯は、歯の上の歯茎を消毒したのちに麻酔の注射を打ち、抜歯しました。麻酔を打たれるときが特に痛かったようで、麻酔が効き始めて歯を抜く際には痛くなかったようです。 まさか4歳で歯が抜けそうになるとは思っておらず、さらに次に生えてきているのが過剰歯なんて……と驚きの連続でした。自己判断をして自分たちで抜歯せず、小児歯科で診てもらってよかったです。過剰歯の経過観察をしつつ、小児歯科の先生と相談しながら永久歯の歯並びも気をつけ見守りたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:寺田梓地方在住で、幼稚園へ通う4歳の娘を育てる母。フリーランスの編集・ライターとして在宅勤務をしている。
2020年09月07日新型コロナウイルス感染拡大の影響で幼稚園が臨時休園となり、外出自粛をして家にいる時間が増えたことで、私も4歳の娘もストレスが溜まるようになりました。家で何か楽しいことを一緒にできないかと考えた結果、お菓子作りやビデオ電話での通話、家事のお手伝いをしてもらうことでおうち時間を充実させることができました。 遊びの延長でできるお菓子・料理作り最初に考えたのは、普段娘が幼稚園でしている遊びの延長でできるお菓子や料理作りのお手伝い。 クッキーを作るときには材料を混ぜる工程や型抜きを、お団子作りでは材料を混ぜる工程とお団子を丸めるところを、粘土遊びの感覚で娘と一緒におこないました。また、餃子を作る際は、材料を混ぜる工程と餃子の皮に水でのりをつけるところを、お絵描きや工作でのりづけをするような感覚で手伝ってもらいました。 そして、実際に食べるときには、「○○ちゃんが手伝ってくれたからおいしいね」と声をかけると喜んでいました。 友だちとのLINEビデオ電話わが家は両実家と離れて暮らしており、LINEのビデオ通話で実家と通話することが日常になっていました。ある日、両親だけでなく子どもがいる友だちともビデオ通話できないかと思案しました。 最初に思いついたのは幼稚園の友だち。幼稚園で親子ともに仲良くしてもらっている方のなかに、転勤で実家かから離れて暮らしていて、わが家と同じように上・下にきょうだいがいない親子が2組いました。そのママたちに声をかけ、個人やグループでビデオ通話をしてみることに。子どもたちはお互いにクイズを出したり、それぞれの家の中でかくれんぼをしたり、好きな遊びを披露したりして喜んでいました。 次にビデオ通話をしようと相談したのは、高校や大学時代の旧友のなかで同じくらいの年齢の子どもがいる人。子ども同士は初対面でしたが、本人たちにとってはまったく関係ないようで、自己紹介をしたあとは幼稚園の友だちとのビデオ電話と同様に遊んでいました。また、旧友と久しぶりに近況を報告しあって、大人同士で話せたことは私自身のストレス解消にもなり、友人たちからも「気分転換になった」と言ってもらえたのでホッとしました。 褒められて自信がついた家事の手伝い料理以外では、洗濯と掃除のお手伝いをしてもらいました。 洗濯物はほとんどの工程を一緒にできます。洗濯機からカゴに取り出し、干す場所までカゴを持って行き、洗濯物をシワ伸ばししてもらいました。シワ伸ばしは娘に完璧さを求めないのが継続するポイントだと思い、口出ししませんでした。さらに乾いた洗濯物を取り込み、畳んだものを片付ける工程もできる限り手伝ってもらいました。 掃除は、雑巾がけをしてもらいました。私が掃除機をかけたあと、水を張ったバケツをベランダに用意。娘に雑巾を水につけて絞らせ、リビングや寝室、玄関周りの床も拭いてもらいます。雑巾を絞りきれない場合は私がサポートしますが、基本的には手も口も出しません。床を丸く雑巾がけしても、「じょうずだね」「ありがとう」「○○ちゃんのおかげできれいになった!」と褒めると、娘は「また(雑巾がけ)したい!」と喜んでいました。 おうち時間は「外で遊べないからつまらない」ではなく、「家で一緒にいるからこんなことができて楽しかった!」と言ってもらえたら……と思って実行しました。ママのまねをしたい、お手伝いしたい盛りだったので、家事のお手伝いは大成功。また、人見知りのない娘は幼稚園の友だちはもちろん、初対面の子どもとのビデオ通話も喜んでいたのでよかったです。 現在もまだ以前のように気軽には外出できない毎日。これからもおうち時間を楽しく過ごせるアイデアを模索していきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:寺田梓地方在住で、幼稚園へ通う4歳の娘を育てる母。フリーランスの編集・ライターとして在宅勤務をしている。
2020年09月06日仕事の転勤や転居、生活スタイルの変化などで、子どもが転園することになった場合、親はわが子が新しい園になじめるか心配ですよね。わが家は結婚してから10年の間に、転居による転園を2回経験しました。今回の記事では、引っ越しの多かった私自身が子どもの時に感じてきたこと、その経験を生かして自分の子どもの転園で気をつけていることについて紹介します。幼稚園・保育園の転園は親もドキドキまず登園初日、在園児は転入児に興味津々!「どこからきたの?」「すきなあそびはなに?」「なんてよべばいいの?」「いまどこにすんでるの?」「どうしてひっこしてきたの?」「なんかはなしていることばがちがうね(方言のある地域の場合)」と、質問攻めにあいます。社交的な子どもであれば受け答えもできるでしょうが、そうではない場合、このこと自体が子どもにとってかなりのプレッシャーに。子どもが恐怖心をもつことなく初登園を終えるのが、とにかく最初の関門です。どちらかというと内向的な子の場合は、事前に担任の先生にその旨を伝えておくといいでしょう。早くなじめるように心がけている3つのことそのほか、子どもが園に早くなじめるように、わが家では3つのことを心がけています。子どもの得意なことを先生と共有する私自身が転園したときに感じたのは、「何かひとつでも得意なことがあれば、それをきっかけに友達の輪にも入っていきやすい」ということ。体を動かすことが大好きだった私は、転園と同時に幼稚園内で実施されている体操クラブに入りました。そこで一緒に習っている子との交流をきっかけに、友達の輪も広がっていきました。わが子の場合は、転園の際、絵や工作が得意だということを担任の先生に伝えました。すると、「どんなものを作っているか見たいので、工作を持ってきてもいいよ」と言ってくれました。毎日作品を作っている息子は、翌日から登園するのが楽しみになり、登園を渋る様子がなかったので本当に助かりました。もし子どもに得意なこと・好きなことがあれば、ぜひそのことを担任の先生に伝えてみてください。今回のケースのように、作品を持っていってよい園は少数派かもしれませんが、園での活動の中で先生が子どもの特技に触れるきっかけを作ってくれることでしょう。「今日はどうだった?」と聞かない私自身もそうだったのですが、帰宅後に「今日はどうだった?」と親から聞かれるのが、「楽しかった」という答えを期待されているような気がして、案外プレッシャーになっていました。そのため、わが家では、転園後しばらくは、子どもの帰宅時に「今日はどうだった?」と聞くのを控えました。代わりに、連絡帳に書いてあることを元に「今日は〇〇あったんだねー」「給食は△△だったんだ!おいしそうだね」などと話しかけるようにしました。子どもの気分がよい時は「そうなの、~でね」と話を続けてくれますし、あまり気分が乗らないときは「うん」で終わります。返事の様子で、ある程度子どもの感情を汲みとるようにしました。また、「パパもママも〇〇の味方だよ」ということは日頃から伝えるようにしていて、負の感情を察したときは、ギューっと抱きしめるようにしました。親の直感は意外と当たるもので、いつもとちょっと違う空気を感じたときは、友達とのトラブルがあった後だったりも。表情や態度が少しおかしいなと感じたら、子どもに「何かあった?」と聞くのではなく、園の先生に「最近どうですか?」と聞いてみるのもいいかもしれません。園での頑張りを先生から聞いてほめる転園からしばらくの間は、新しい環境で頑張っている子どもを応援するために、担任の先生となるべくコミュニケーションを取るように。先生は子どもたちのちょっとした成長にも気づいてくれているので、園との連絡帳や送り迎えの時などに子どもの頑張りをたくさん教えてくれました。しかも、家に帰ってきた後に「先生から聞いたんだけど、今日は〇〇できたんだってね!」と普段の何気ない行動をほめると、子どもは恥ずかしがりながらもとても喜びます。先生が自分のことを気にかけてくれているとわかると、子どもにも園生活に対する安心感が生まれるので、先生との情報共有をおすすめします。自信がつけば、園になじむのもすぐ!自分の経験、そして子どもの姿を見ていると、「自分にはできることがある」「親も守ってくれている」「先生も見てくれている」と心理面の安心が整えば、それが自信にもつながり、園生活に早くなじめるように感じます。そのためには、日ごろから子どもの様子を観察するとともに、親としても、園と適度なコミュニケーションを取っていくことが大切です。ぜひ、親子で新しい園生活を楽しんでいきましょう!<文・写真:ライターnanahi>
2020年09月06日私は、息子の幼稚園選びの際に、「お弁当」がネックになるほどお弁当作りに恐怖を抱いていました。そんな私が行きついた、毎日頭を悩ませることのない、ストレスなく乗り切れるお弁当作りのコツを紹介します。この方法なら早起きも不要です!ストレスのないお弁当作りを追求息子は給食仕出し弁当(給食弁当)のある幼稚園に無事入園。ホッとしたのもつかの間、手作り弁当持参の子どもも多く、息子がそれをのぞんだこともあり、週3日を給食仕出し弁当、週2日私の作るお弁当(ママ弁当)を持っていくというスタイルにしました。入園したての年少の1学期は週に2日、わが子のためにとキャラ弁とまではいきませんが、不器用なりに頑張ってお弁当を作っていました。キレイに食べてきてくれたお弁当箱を見ると嬉しくて、お弁当も悪くないななんて思っていた数か月でした。夏休みに入るころ、息子が「毎日ママ弁当がいいな」と言い出し、9月からは週5日お弁当を作ることに。1学期のころのようなお弁当作りへのモチベーションは低下、さらにお弁当作りの回数も増えるとあって、「何とかラクをしてこなしていく」ことを求めるように。いかに効率的に、ストレスなく、「それなり」に見える弁当作りができるかを考え、私が出した解決策は、赤・緑・黄の3色を確保する「3色固定」のお弁当作りでした。赤・緑・黄色の確保でどんなお弁当でも映える!先輩ママさんが「幼稚園の時のお弁当なんて毎日おんなじだったわよー!」と言っていたのにヒントを得て、1週間ごとにある程度おかずを固定してしまえばラクだなと考えました。自分の扱いやすい材料で、息子が食べられるもの…を考えた結果、わが家では下記のおかず(食材)がよく登場しています。この3色があれば、どんなお弁当でもちゃんと「それなり」に見えるのです。緑:ブロッコリー、枝豆(冷凍)、キュウリ、オクラ黄色:ゆで卵、トウモロコシ、サツマイモ、キャンディチーズ、卵焼き赤:ミニトマト、星形ゆでニンジン、かまぼこ、カニカマちょっと多めに調理するだけで1週間乗り切れる!わが家は週の初め(月曜日)に、お弁当に必要なものを多めに調理をしておき保存します。週の後半は冷凍できるものや日持ちするものを活用するのがおすすめです。【わが家の活用例】緑:月・火・水曜はブロッコリーを塩ゆでしたものを、木・金曜は冷凍枝豆をピックにさしたもの赤:月・火・水曜はゆでニンジンを型抜きしたもの、木・金曜はカニカマ黄色:月・火・水曜はゆでトウモロコシ、木・金曜はキャンディチーズとりあえずお弁当箱を簡単に埋められるおかずがあるだけで、精神的にはとてもラク!各色1点を用意しておけば、その他は前の日の残り物でも冷食でもいいので、プラスして詰めるだけ。栄養のことも考えるなら、3色のうち2色を野菜で固定できれば(今週はブロッコリーとミニトマトなど)、なおよいと思います。週2日、お弁当を作っていた時は「明日のお弁当どうしよう!?」とゼロから考えることが多く、時間もかかっていました。週5日作るようになり、「3色固定の作り置き」と割り切るようになると、お弁当を作るために早起きすることはなくなり、息子が朝ごはんを食べている間にパパッと完成させられるようになりました!2学期からのお弁当作りにぜひ試してみてください。<文・写真:ライターさつき>
2020年09月01日夏休みが終わり、年長の子どもたちは園生活が残り半年余りになりましたね。ここからは、小学校に入学してから困ることがないよう準備を進める大切な時期。今回は、元幼稚園教諭として、また小学生の息子がいるママとして「これだけは準備しておきたい」と思う3つのことをお伝えします。自分の名前が読める・書けるひらがなの読み書きはできますか?入学準備として、ひらがな練習に取り組んでいる家庭は多いと思います。「まだ書けない」という場合は、練習は子ども自身が「楽しい」と思える方法で、文字に親しむことから始めてみましょう。友達や先生など身近な人に手紙を書いたり、短い絵本を自分で読んだり。また1日5分~10分の子どもの飽きない程度、決まった時間に文字のワークに取り組むのもよいですね。しかし、幼稚園児は文字の左右が逆になってしまったり、書き順がめちゃくちゃだったりしがち。それを親が指摘しすぎると、「勉強がつまらない」と思ってしまうことも。ひらがな・カタカナは1年生になって一文字ずつ書き順の勉強をします。そのため入学前には完璧でなくてもOK。文字に親しむことを大切にするのがいいと思います。できていることを褒めて、子ども自身が書くことを楽しめるようにしてあげましょう。自分の名前だけは練習しておきたいひらがなすべてをマスターする必要はありませんが、自分の名前だけは読み書きができるようにしておくほうがいいと思います。下駄箱やロッカー、持ち物など、自分の名前が読めないとわからなくなってしまうことも。また、自分の名前を書く機会も多いので、苗字と名前の両方を、誰が見ても読めるように練習しておいた方がよいでしょう。小さな枠内に書く練習もしておくと安心です。着替えがスムーズに一人でできるように、たたんでしまう練習着替えは素早くできていますか?もし苦手な場合は、これからの半年間で練習しておくとよいですね。衣類によってはピタっとしていて脱ぎにくいものもあるので、そんな時は「先に手を抜いてから頭を抜く」などのコツを確認するだけでもスピードアップします。どうしても時間がかかる子には、入学までに着替えやすいゆったりした衣類を揃えてあげるのもいいと思います。また、小学校では脱いだ服が裏返しになっているのを表に返してから、たたんでお着がえ袋にしまうことも必要です。グチャグチャのままにしておくと、袋への出し入れや着る時に手こずり、着替えが遅くなってしまいます。着替えが遅くなり焦るために、体育のある日は学校がユーウツという話を聞くこともあるので、入学後困らないよう、普段から朝脱いだパジャマをたたむ練習をして習慣化しておくとよいですよ。ママに頼らず、明日の用意を自分でする翌日の園の用意は、自分でしていますか?ママがすべてやっている場合は、少しずつ1人でできるようにしていきましょう。幼稚園では園で必要な持ち物を事前に手紙で親に伝えていますが、小学校では必ずしもそうでないことも。前日の連絡帳に書いてあっても、読んだ親は「何に使うの?具体的にどんなもの?」と疑問だらけに。子ども自身が理解していないと困る場面があるのです。そのため、「ママが用意してくれるから大丈夫」と思っている子は要注意!今から対応が必要です。幼稚園でも先生は子どもたちに、次の日の持ち物や予定をお話しています。ママは持ち物を知っていても、「明日の準備は大丈夫?」と聞いて、子どもから必要な持ち物を言ってくるのを待つようにしましょう。園で先生の話を聞いていないと「わからない」ことも。そのような場合は、忘れ物をして自分が困る、という体験をするのもいいと思います。その際、先生に「自分で持ち物を準備できるように練習している」ということを話しておくと、園でも「忘れ物をしないようにするにはどうしたらいいかな?」と改めて話をしてくれるなど、協力してくれるはずです。入学までに自分から「今度〇〇を使うから、用意しておいてね!」と言えるようになると◎。小学校が楽しみなる声かけを!脅しはNG小学校では初めてすることがたくさんだからこそ、「苦手」「困った」をなくして、楽しくスタートできるように準備しておきたいですね。上記3つのことはぜひ身につけてほしいのですが、できていないときに、「そんなんじゃ小学生になれないよ!」と脅すのはNGです。「さすがもうすぐ小学生!」「かっこいい!」と誉めながら、親子でワクワク気分を共有して、入学準備を進めてほしいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年08月29日現在私は、3人の子どもに恵まれてお母さん業に奮闘する毎日です。子どもたちは、長女5歳1か月・次女2歳6か月・三女6か月の2歳差の3姉妹。今回は、毎日大騒ぎの3姉妹育児のリアルな現状を紹介します。子育てが大変だなと感じている人やこれから第2子、第3子をと考えている方の参考になるとうれしいです。大変なこと1三女妊娠時は次女が抱っこ抱っこの毎日で次女を妊娠したとき長女は2歳わが家の長女は7月生まれ、次女は2月生まれの2歳7か月差の姉妹です。次女を妊娠したときは長女が2歳ちょうどでした。長女は言葉が早かったので、そのころには言葉で、親子の意思疎通が可能でした。その後の妊娠生活は長女に助けてもらう場面も多く、出産後もかなり助かった記憶があります。三女を妊娠したとき次女は1歳5か月三女を妊娠したとき、次女はまだ1歳5か月。言葉で意思疎通ができない状態で成長も遅めでした。そのころ長女は幼稚園に入園していたので、毎日幼稚園バスまでの送り迎えをしていましたが、次女がなかなか歩いてくれず、抱っこで連れていく日々が続いていました。もともとわが家は典型的なワンオペ育児家庭です。夫は、朝早く子どもたちが起きる前に出勤して、帰りは夜遅く子どもたちの就寝後。3人目の妊娠生活は、次女が1歳5か月になり、ようやく授乳期が終わって、少し楽になりはじめたころにスタート。次女はまだまだ抱っこが必要な時期だったのもあり、私は切迫早産になってしまいました。大変なこと2長女と次女の姉妹ゲンカでカオス!三女が産まれてからは、次女が少しお姉ちゃんになってきて三女のことをかわいがってくれるようになってきました。ですが、次女はやっと言葉が2語出てくるようになったくらいなので、姉妹ゲンカが起こると次女の要求や言い分を理解するのに時間がかかります。次女は言葉で伝えられないために先に手や足が出て、時には長女に噛みつくことも!姉妹ゲンカが激しくなると、次女は長女に噛みつき長女が号泣、反撃に出た長女が次女を蹴って次女が号泣…。私は三女の授乳やおむつ交換、抱っこなどのお世話をしながら、それを止めたりなだめたり…。家の中はまさにカオスな状態となります。大変なこと3一番手がほしいのはお風呂ワンオペ3人育児では、何もかもに手が足りないのですが、その中で一番大変なのはお風呂の時間です。6か月の三女はひとりで座ることができない、次女はまだ言葉での意思疎通が難しい、長女は少しは自分で洗えるけれど全部任せるのは不安…という状態。お風呂時間は全員のご機嫌とタイミングが合っていないと、とんでもないことになってしまうのです。三女がみんながいないとさびしくて泣きだすようになった生後3か月頃からは、お風呂用のベビーチェアに座らせて一緒に入るようにしました。三姉妹全員を洗って自分を洗っている間に、次女と三女のご機嫌が悪くなると、お風呂で泣き声の大合唱となります。できるだけ短時間で、ご機嫌を損ねないように、出るタイミングを計りながら三姉妹を洗うので、お風呂の時間はまるで子どもたちと私の心理戦です。それにしても、毎日同じ時間に同じようにお風呂に連れて行くのに、三者三様、その日によって違うので毎日が戦場のよう…。何かいい方法はないのかと日々模索していますが、ベストな方法はまだ見つけられていないのが現状です。子どもが増えるたびに幸せは倍増する毎日の様子を少し紹介しましたが、大変なことをあげれば正直キリがないのが本音です(笑)。とはいえ、「子どもが増えるとその分幸せも増える」とよく聞きますが、本当にその通りです。3人それぞれの成長に日々驚き、感動しています。中でも、2歳差3人育児をする日々で幸せに感じるのは、長女と次女の成長。三女が産まれたことによって、長女にも次女にもガマンをさせていると感じることが増えました。次女は赤ちゃん返りもある中で、彼女なりにガマンしていることも多いと感じます。それでも二人とも、三女のことをとてもかわいがってくれて、長女は今まで以上にお世話やお手伝いをしてくれるようになりました。諦めること、頼ることを学ぶ日々子育てが大変で、それでいて楽しくもあるのは、子どもの人数に関係ないですね。子どもが1人でも2人でも、3人いても同じだと思います。すべての親が育児に悩み、日々頑張っているんだと私は3人出産してやっと実感しています。かなり遅いですが…。それまでは、「何で私だけ」と自分が一番大変だと感じがちだったのです。2歳差3人育児をするようになってからは、家事でも育児でもいい意味で諦めがつくようになって、無理をしないようになりました。頑張りすぎると自分が大変になって疲れるだけなので、ほどよい加減で家事・育児をこなして、頼れるところは他人に頼ることが前より上手にもなりました。まわりに頼れる人がいない時には、自分の合格ラインを下げて、子どもたちと楽しむことを優先したら、気持ちに余裕が生まれて、「私だけが大変なんじゃない。みんな頑張っているんだ」と感じるようになったのです。諦めること、頼ることができるようなってきたら、それまでより毎日が楽しくなってきたのは大きな変化だと感じています。私も今、激動の毎日の中にいますが、子育てが大変!と悩んだりしんどくなったりしていたら、「諦める、頼る、今を楽しむ」を実践してみてください。きっと少しずつ気持ちがラクになると思いますよ。<文・写真:ライターyuikitiiii>
2020年08月27日長男が幼稚園に入園。初めてお友だちができました。長男と同姓で同じクラス。家も近いことがわかり、親子で喜んでいました。しかし、そのお友だちは少し激しいところがあり、長男が泣かされることも多く……。対応に迷った体験談を紹介します。初めてのお友だち!年少になった3歳の長男が幼稚園で初めてできたお友だちは、とても活発で明るい子でした。クラスも同じで家も近かったので、頻繁に遊ぶように。しかし、そのお友だちは少々活発すぎるところがあり、遊びに夢中になると興奮しておもちゃを投げたり、長男を理由もなく突き飛ばしたりすることも……。 そのたびに長男は泣き、お友だちのママはその子を叱るのですが、なかなか改善されません。しかし、長男はそのお友だちが大好きでよく遊びたがります。 距離を取ろうか悩む正直、長男がケガでもしたらどうしようと心配で、遊ぶときはいつもハラハラしていました。わが子が叩かれたり泣かされたりする姿を見ると、私もついお友だちに「そんなことしないで!」と強い口調で言ってしまうことも。長男が遊びたがっても、無理にでも離したほうがよいのではないかとも考えました。 しかし、お友だちが乱暴なことをすると、いつもお友だちのママは真剣にお子さんに向き合って叱り、なぜダメなことなのかを言い聞かせていました。その姿を見て、私もしばらく見守ることに……。もちろん、遊ぶときはお互いケガをしないよう常に目を光らせて付き添っていました。 お互い成長その後、お友だちはみるみる成長していき、6歳の年長に上がるころには、しっかり者でリーダーシップのとれる子に成長しました。心配だった乱暴な行動もおさまり、お友だちを気づかえるやさしい子に成長しました。気弱だった長男も、お友だちの影響か、自分の意見をしっかりと言えるように成長。 2人は今でも仲良しの親友です。あのとき、無理に距離を取らなくて本当によかったと思います。また、子どもの成長の可能性と、目覚ましさを実感しました。また、お友だちのママとも、2人を見守っていく過程で子どもの育て方や悩みを本音で共有できる仲になりました。 わが家の場合は、相手のママの行動や長男がケガをすることがなかったので、2人を見守ることにしました。「距離を取るか・取らないか」の2択ですぐに結論を出そうとせず、しばらく子どもの関係を見守ることも、時には大切だと感じたできごとでした。 監修/助産師REIKO作画/やましたともこ 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月18日小さな子どもと暮らしていると、子どもの声や走りまわる音、親の叱る声など、騒がしさと無縁ではいられません。でも周囲との関係性がきちんとしていれば、それが問題になることは少ないのではないかと思います。娘が3歳のころ、夜に突然警察がやってくるという経験をしたわが家。お風呂で泣きわめく娘の声を聞いた近所の人が通報したようなのですが、とても衝撃的なできごとでした。今回はショックだった通報の一件から、私が学んだことをお話しします。娘のかんしゃくにお手上げの日々それは娘が幼稚園に通い始めて3か月ほど経った頃のことでした。娘は幼稚園が大好きで、楽しく通っていましたが、朝は少し機嫌が悪いことも。幼稚園までは毎日徒歩で登園していたのですが、子どもの足で徒歩20分ほどかかったので、年少の娘にとっては大変だったのでしょう。よく途中でパタっと止まって動かなくなったり、道路に大の字になって寝そべりダダをこねることがありました。通りがかりの人や工事作業員の人に何度も笑われました。当時生後3~4か月の息子を連れながら、娘も背負って幼稚園まで送ることもあり、毎日とても気が重かった記憶があります。娘は、登園時だけでなく、少しのことで機嫌を損ね、度を越すと何を言っても聞かなくなり、鼓膜が破れそうなほどの奇声を上げて大声で泣き叫ぶこともありました。時には吐きそうになるほど泣くことも。とにかく思い通りになるまでひたすら泣きわめいていました。もしかしたら2人目が生まれてから赤ちゃん返りしていたのかもしれません。そんな娘のかんしゃくに、私はぐったり…何をしてもどうにもならず、落ち着くまで、静かに見守りながら放っておくこともありました。まわりにどんな人がいるのかもわからない環境で…私たち家族が住んでいたのは、単身者ばかりが住んでいた小さなアパートでした。転勤先から東京へ戻ることになり、当時2歳の娘を連れて半月という短期間にやっと見つけた物件でした。その辺りの土地勘がまったくない、部屋はとても狭い、壁は薄いなど、子育てには不向きでしたが、落ち着いたら新しい家を探すために、期間限定で住むことを決めました。引越し当初、隣接する部屋には何度か挨拶に行ったものの、会えたのは大家さんのみで、アパート住人には会えずじまい。そのため、アパートにどんな人が住んでいるのかはさっぱりわかりませんでした。お風呂場で泣き叫ぶ娘、その後やってきたのは…その日は準備が遅くなり、21時ごろに入浴をスタート。原因は覚えていませんが、娘は些細なことから、お風呂場でかんしゃくを起こしました。何を言っても聞かず、15分くらいひたすら大きな声で泣きわめく娘。なだめても、叱ってもおさまらないので、私は仕方なくそのまま見守っていました。徐々に落ち着きを取り戻した娘と、お風呂から出て、パジャマを着せていた22時ごろ。チャイムが鳴り、トントンと扉を叩く音がしました。「こんな夜に宅配?勧誘?」と不審に思った夫と私ですが、扉を開けたら警察の人が立っていたのです。着替え途中の私と娘は玄関から離れた部屋にいたので話し声は聞こえませんでしたが、夫によると「虐待じゃないかという近所からの通報で、これから刑事さんが来る」と言われたとのこと。「虐待?」衝撃を受けながら、夫婦で呆然としていると、しばらくして刑事さんがやってきました。家の中を確認し、少し私たちと会話をして、何もないとわかると、娘に「お父さんとお母さんの言うこと、よく聞くんだよ」と優しく声を掛けて出て行きました。虐待を疑われたショックと悲しみ私がかんしゃく持ちの娘に悩んでいたのは確かですが、もちろん手を上げたことはなく、虐待などしていません。叱ることも多い日々でしたが、それでも私にとってはかわいい娘であり、私なりに一生懸命向き合っていました。そんな中で、私が娘を虐待していると思い、通報した人がいる…。そのことがとてもショックでした。しばらくの間は気持ちがふさぎ、夫や幼稚園の先生などに話をしたりしながら、心を落ち着かせるように努めました。子どもがいるからこそ、まわりに配慮することの重要性その出来事から数か月後、私たち家族は住みやすさなどを考慮して一軒家に引越しました。現在は、隣近所にどんな人が住んでいるかをほぼ把握しています。引越してまだ2年弱なのでわからないことも多いのですが、少なくとも隣接する家の住人はわかりますし、ご近所さんもわが家がどんな家族構成かを理解しています。近所の人から子どもたちのためにとお菓子や果物をいただいたり、会えば挨拶したりと、以前の住居環境や人間関係とはまるで違い、良好だと思います。あのとき、誰が通報したかはまったくわかりませんが、子育て世帯のいないアパート、きっとわが家はとてもうるさかったのだと思います。また、後からわかったことですが、ちょうどその日に都内で痛ましい虐待事件が報じられたことも関係しているのかもしれません。その直後は、虐待と疑われたことのショックからなかなか立ち直れませんでしたが、今になって冷静に考えると、虐待から子どもを助けたいという気持ちや思いやりから通報に至ったのかもしれないとも思っています。このとき通報されたことで、私はまわりへの配慮がとても必要なことを痛感しました。現在も娘のかんしゃくはなくなったわけではなく、息子もこれからをかんしゃくを起こす可能性もあります。元気に遊びまわる声や足音などで、迷惑をかけることもあるかもしれません。だからこそ、近所の人には、会うたびに「いつも騒がしくて…」とお詫びしたり、子どもや家族の話をすることで自分たちのことを知ってもらうことも大事なのだと思います。日々の小さな配慮の積み重ねが、心地よい暮らしを作っていくのだと学んだ一件でした。<文・写真:ライターRie>
2020年08月14日二太郎が6月に入園し、これを書いている今でやっと1ヶ月。二太郎は登園しぶりもなく、初めから楽しんで幼稚園に行っていました。入園して1週間くらい経ってから、先生に声をかけられました。■幼稚園では別人?家では準備も片付けもせず、気分が乗ることしか自分でやらない二太郎。やることいったら、おもに自転車のベルトのカッチンと、卵を割って混ぜるお手伝いぐらい。幼稚園では何もかも自分でしているなんて…!一時保育に通ってたから準備や片付けは慣れていたというのもあるんでしょうが、「しっかりしてる」という先生の印象に驚きでした。ただ幼稚園に行き出してから、家ではまるで逆。癇癪泣きも多いし、甘え方もベタベタべったり。幼稚園でがんばってるんやろなぁと思いつつ、入園からが1ヶ月経とうとした先日のこと…■幼稚園で「ありのまま」が出せるように…先生…懐が深い!いやでもほんと「え、別人?」てくらい幼稚園でいい子ちゃんやったみたいなので、素が出せるようになってきたのは私としても安心。幼稚園、家と同じくらいリラックスして、友だちともぶつかって考えて学んで、素の自分で楽しく過ごせますように!\モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年08月03日スッピンでどこまでならOK?あなたは出かけるとき、メイクをしますか?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「ノーメイクでどこまで行ける?」と聞いたところ、もっとも多かったのは、36.1%の「どこまででも行ける」。次いで28.7%の「ごみ捨て(100メートルくらい)」、21.3%の「園の送迎(1〜2キロ)」と続きました。なお、ノーメイクでは「どこにも行かない」は13.1%。それぞれのコメントを紹介します。スッピンで「どこまでも!」■ マスクだけつけて、メイクしないで出かけてます。(きゅりさん/38歳)■ スッピンでも眉毛はあるので、職場もスッピンで行きます。(ゆうままさん/33歳)■ ナチュラルメイクなので、ノーメイクと差がないため、あまり違和感がないです。(ミカンママさん/40歳)■ 休みの日は面倒なので、送迎・買い物ともにノーメイクの時も。ただ、送迎はバスなので徒歩5分くらい。買い物も自転車5分以内のところです。ノーメイクの時は伊達メガネをしています。(ゲストさん/35歳)■ デパートでも旅行でも基本スッピン。ノーメイクの方が実年齢より若く見られ、化粧が不慣れでかえってバッチリメイクが濃くなり老け顔に(あつ姫さん/38歳)■ 化粧品かぶれ? 色んな化粧品を使ってみるけど、化粧するとどれもこれも顔がかゆくなったり、斑点ができたりするから、ふだんからあまり化粧をしていない。(みにごんさん/49歳)■ 学生時代からずっとノーメイクだったので、気にしない。授業参観や大切な時はメイクする。(肩こり母さんさん/37歳)「ごみ捨てくらい」なら可能■ ノーメイクだと顔がおもしろすぎてしまうので、私の面白おもしろ顔は数メートル先のごみ集積所までです…。(ふーさん/36歳)■ 基本ごみ捨てまでです。どうしても時間がないときは、マスクするときも。(S恵さん/38歳)■ ごみ捨て、夜のウォーキングくらいであればノーメイク。(チロさん/30歳)■ 30歳超えるとごみ捨てぐらいならスッピン可能だが、園の送迎はつらい。(おマッちゃんさん/33歳)■ 最近、年長の娘に、ママは化粧したほうがかわいいよ!とほめられたと思って喜んでいましたが、よくよく聞いてみると、スッピンでは外に出ないほうがいいよ!って意味だったようです。(りっきぃさん/35歳)■ 幼稚園のバス停まではノーメイクで行く。会うのはバスの先生と同じバス停のママがひとり。幼稚園までお迎えに行くときは不特定多数の人と会うのでメイクする。(メイクしたくないさん/35歳)「園送迎まで」でも園のイベントはきちんとメイクで■ 園バスのバス停まで歩いて5分ほど。いつもほぼノーメイク。最近は紫外線が気になるので、晴れている日はサングラスして。ただ幼稚園のイベントなどへ出かける時は、きちんとメイクして行きます。(まこさん/30歳)■ 若いころからほぼメイクしてこなかったので今さらしません… が一応、行事や出かけるときはファンデーションは塗ります。(ころんさん/41歳)■ 送迎はマスクで隠しています。(るゆさん/33歳)■ 他のママ達もノーメイクの人が多いから私もしない時がある。逆にちゃんとメイクして行くと「今日はお出かけ?」などと聞かれる。(マシロちゃんさん/38歳)■ 人と会う予定がない日は近場にはノーメイクで出かけていますが、眉毛だけは描いてスッピン隠しのマスクは必ず着用して、服装も家着ではない服装で出かけます。 もういい歳だしあまりだらしないのはイヤなので… (カカさん/41歳)スッピンで出かけるなんてムリ!■ 専業主婦の私にとって、家を一歩出たら職場みたいなもんなんで、ノーメイクでは出れません。マンションなので、ごみ捨てでも知ってる人に会います。(ちーーーーずさん/38歳)■ 若くないしノーメイクはきつい。メイクは身だしなみのひとつ。(もんぴのさん/37歳)■ アラフィフでノーメイクはマズすぎだろう~と自分で思っているので。 いつも朝起きたらナチュラルメイクするようにしています。 ご近所に子どもの同級生もいるし、急に頼み事&頼まれ事も発生しますので。(のんさん/47歳)■ 誰かに会った時を考えるとスッピンでは出かけられません。(coooさん/33歳)■ ムリです、ノーメイクで外出なんて!(笑)(らんらんさん/39歳)■ 宅配便にも来客にも、アポなしは絶対に出ません。他人には絶対見せられませんので…。(gorさん/47歳)<あんふぁんWeb編集部>
2020年08月02日幼稚園での子ども同士のトラブルは日常茶飯事。人間関係を学ぶ上で、とても大切な経験だと思っています。しかし、物を壊したりケガをさせてしまったりといった場合は、保護者同士の対応が求められることもあります。息子が入園してすぐの6月、年少クラスで起きた幼稚園での初トラブルとそこから私が学んだことを紹介します。幼稚園での初トラブル「友達に水筒を壊された!」幼稚園に少し慣れた6月のある日「あるお友達が〇〇(息子)君の水筒を投げて壊れてしまいました」と先生から壊れた水筒を渡されました。先生からは、「園から相手の保護者に連絡をしたところ、直接謝罪をされたいということですので、ご連絡がいくと思います。未然に防ぐことができず申し訳ありませんでした」とお話がありました。息子の幼稚園ではこういった場合に、園側からは相手の名前は出さないこと、当事者同士での話し合いになることを知りました。息子が何かしたことがきっかけなのか、どういった経緯でこのようなことになったのかと先生に尋ねましたが、今回は息子は離れたところで遊んでいて、まったくこの件に関与していなかったとのこと。水筒を投げたお友達は、かんしゃくを起こし、たまたま近くにあった息子の水筒を投げ、床に落ちて割れたとのことでした。実際、息子に事情を聞いてみてもよくわかっていない様子で、水筒が壊れてしまったことに多少のショックは受けているものの、案外ケロッとしていました。今回はケガをした子はいなかったということ、息子が何かをしたわけではないとわかりホッとした一方で、こういうトラブルもあるんだ、少し怖いな…と思いました。ただ、先生が今回の件に関してすごく責任を感じ、謝罪されていたので、先生との電話は終了し、お友達の保護者からの連絡を待つことにしました。相手の保護者から謝罪のLINEが相手も詳細もわからず、モヤモヤしていた夕方ごろ、相手の保護者からとても丁寧な謝罪のメッセージを受け取りました。思っていたよりもきちんとした謝罪で恐縮するとともに、いつか逆の立場になったときにはこんな風にきちんと謝罪しなければととても勉強になりました。受け取ったメッセージから学んだのは、以下のことです。・知り合いのママ友であっても敬語で・絵文字はNG・ビジネスレベルの謝罪の文章今回、メッセージを受け取った際は、かなりかたい謝罪の文章に「ここまでしなくても…」と感じました。しかし、もし自分の子がほかの子のものを壊したり、ケガをさせてしまった場合、こちらが思っているよりも相手の方が重く事態を受け止めている可能性を考えると、今回頂いたメールくらいしっかりと謝罪の意を示すことは大切だなと思いました。また、今回はLINEでの連絡でしたが、可能であればまずは電話で謝罪の方がよいのかなとも感じました。「弁償します」と言われた時、どうする?メッセージには、「壊れた水筒を弁償させてください」とも書いてありました。年少さんはいつお友達とトラブルを起こしてもおかしくない年齢で、わが家でも常々、「お友達にケガだけはさせないでー!」と思っていました。そのため自然と「子ども同士のことでお互い様ですから」と、一度はお断りました。しかし、もし自分が相手の立場だったら弁償させてもらった方が気がラクなのかもと考え直し、その後、弁償を受け入れることにしました。後日、その子とお母さんが、新しい水筒をもって再び謝罪に来てくれました。本当にもういいのに…と恐縮しながらも、このようにきちんとした対応をしてくれたことで、子ども同士も親同士もわだかまりなく、前よりも仲良くなれた気がします。そして、弁償してもらったことで、貸し借りのないフラットな関係がきちんと築けたように感じました。子ども同士も、お友達の口から「ごめんね」の言葉を聞き、息子も「またあそぼうね!」と笑顔でバイバイすることができました。いつでも反対の立場にもなりうるという気持ちでわが子もいつお友達のものを壊したり、ケガをさせてしまってもおかしくないと思っていました。そのため今回も、相手を責めるというよりはもし自分がその立場だったらと考えました。今回、すべてにおいて相手の保護者からは、私の想像以上の誠意を見せていただきました。この『想像以上』というのが大事なのかなと思います。これが逆に、想像以下だった場合、怒りの感情が芽生え、もっと大きなトラブルにつながる可能性もあると思います。自分たちが加害者側になった際には、最大限の謝罪と誠意を見せるという事の大切さを学んだ一件でした。たまたま息子の場合は、壊されたことが先だったので、相手のお母さんの対応がすごく勉強になりました。幼稚園でのトラブルで保護者が謝る、謝られるはよくあることだと思いますが、その際は、しっかりと誠意もって相手に接することが大事だと感じました。<文・写真:ライターさつき>
2020年07月28日わが家には年長の女の子と2歳の男の子がいます。子どもたちを連れていると決まって、知らない人からよく声を掛けられます。そのほとんどが「女の子に男の子、一姫二太郎でいいね〜」という言葉です。確かに「一姫二太郎は理想的」と昔からよく耳にします。そして私自身も漠然とそうなのだろうと思っていました。私は一人っ子で、きょうだいについてわからないこともあるのですが、私なりに「一姫二太郎」を検証してみたいと思います。検証1女の子は身体が丈夫?「一姫二太郎」とは1人目は女の子、2人目は男の子が生まれるのが理想的とする考え。なぜ第1子が女の子だといいと言われるようになったのでしょう。これは女の子の方が体が丈夫だったり、女の子の方が男の子より穏やかな気質の子が多いと言われるため、最初の子どもとして育てやすいとされているからのようです。わが家の場合で検証すると、「女の子の方が比較的丈夫」というのは大いにうなずける内容です。娘は幼稚園に入園して間もない頃こそ風邪をよくひいていたものの、今となっては体が弱いといったイメージはまったくなく、たまにひいてもすぐ治ります。一方息子の場合、姉からうつった風邪で、何度も通院が必要になるほど体が弱く、なかなか治らない。日がたつにつれ、よくなるどころか、気管支などに影響し、だんだん悪化することも。かかりつけ医からもよく「男の子は弱いからね」と言われることから、諸説あるものの女の子は体が丈夫、男の子は弱いというのは、医師も感じることのよう。また、私のまわりの男の子ママからもよく聞くことから、やはり一般的に男の子は弱いというのはウワサ通りだと感じています。検証2女の子は穏やか?面倒見がいい?次に育てやすい理由に上がっている「女の子は穏やか、面倒見がいい」に関してですが、これには確実に個人差があると感じています。なぜなら、わが娘に関しては、まったく穏やかではなく、弟の面倒見がいいということもありません。よくある「下の子のお世話をしたがる」などといったことが一切ないのです。たまに「ごっこ遊び」をしていて、遊びの中で世話をするといったことがある程度。優しい声かけをしたかと思えば、すぐに取っ組み合いのケンカをしたり、ひとつのものを奪い合うことも。姉らしく自ら譲ってあげることはほぼなし。もしかしたら今後環境や状況により変化があるかも…といった期待を持ちつつも、残念ながら現時点のわが家では、一姫二太郎の最大のメリットとも思える「上の子が下の子の面倒を見る」という姿勢は一切ありません。1人目の育児は慎重になっていたこともあり、2人目より手を掛けて育てた感覚があるので、わがままになってしまったのかもしれません。正直な話、上の娘は下の息子より手がかかるのです。息子の方が姉に譲ってあげたり、穏やかな性格をしています。また、息子は私が理由を話せばそれを理解し、素直に聞いてくれることが多いので助かるなと思うことも。もしかしたら第2子なので、怒られる姉を反面教師にして、怒られないようにしているのかなとも思いますが。一姫二太郎のデメリットとは?私の考えるデメリットは、洋服や小物のお下がりができないこと。娘が着ていたお気に入りの服が着回せないことがとても残念です。したがってお洋服はほぼ買い直しが必要になります。実際に服を買いにお店に行くと、つい手に取ってしまうのは女の子のかわいい服。私が洋服が好きなこともありますが、どうしても女の子のかわいい服ばかり眺めてしまいます。そしてよくSNSで見かける、お揃いやリンクコーデなども難しいのが残念です。そして、近い将来は部屋を分けなければいけないこと。小学生のうちはまだしも、いずれは確実に別部屋が必要となるので、狭いわが家は今から部屋配分をどうしようかと悩んでいます。一姫二太郎のメリットとは?ズバリ、男女の違いを感じながら子育てができること!メリットはこれに尽きます。個人的には、デメリットばかりが目についてしまう日々なのですが(笑)、男女どちらの子育ても楽しめるのは、自分にとってとてもよい経験になっていると実感しています。そして幼稚園など、まわりにいる女の子のママ・男の子のママ、どちらともリアルな話ができることもメリットのひとつ。それぞれの話を聞いたり話したりできることで、いろいろな考え方を知ることができるのを幸せに感じています。男女きょうだいのママも、姉妹・兄弟のママも、それぞれに大変なことがあると思います。子どもそれぞれに個性や性格があるので、「一姫二太郎がいい」とは言い切れないという検証結果になりましたが、性差関係なく、それぞれのいいところを引き出して育んでいけるように、親も成長し関わっていきたいと思います。<文・写真:ライターRie>
2020年07月27日プール熱(咽頭結膜熱-いんとうけつまくねつ-)、ヘルパンギーナは、夏の三大夏風邪と呼ばれていて、乳幼児の間で夏に流行しやすいです。夏に向けて気温が上がってくると、暑さの影響で体力を消耗しやすくなり、抵抗力が落ちやすくなります。抵抗力が落ちてしまうと、ウィルスや細菌にかかりやすくなってしまうため、免疫力を下げないように気を付けましょう。 免疫力を下げないようにするためには、十分な睡眠を取るほか、バランスの良い食事を摂るようにし、規則正しい生活を送ることが望ましいです。 三大夏風邪に感染してしまう原因とは…? 保育園や幼稚園などの集団生活を送る子どもは、子ども同士の距離が近くなりやすいです。そのため、咳やくしゃみなどの飛沫感染をはじめ、皮膚や粘膜の直接的な接触、またはドアノブやオモチャなどを介した間接的な接触によって接触感染してしまうケースが多いです。 一般的に症状が出るのが5歳までの子どもとされており、発病しても比較的軽い症状で済みますが、まれに重症化するケースもあるので注意が必要です。 共通点はウィルス性! 特効薬やワクチンはなし 三大夏風邪の共通点は、いずれもウィルス性ということです。症状としては、のどの痛みや咳、鼻水、発熱、頭痛といった風邪の症状をはじめ、下痢や腹痛といった胃腸にくる症状、湿疹や目やになどの症状が出たりします。 ●プール熱(咽頭結膜熱-いんとうけつまくねつ-)アデノウイルスが原因で引き起こされる感染症です。以前はプールの水を介して感染が流行したので「プール熱」と呼ばれていましたが、プール以外の場所でも感染します。正式には「咽頭結膜熱-いんとうけつまくねつ-」と言い、39~40度の高熱が出るほか、のどの痛みや腫れ、結膜炎などが特徴です。このほかにも、腹痛や下痢を伴うこともあります。 ●ヘルパンギーナ腸管で増殖しやすいエンテロウイルスによる感染症で、38度以上の高熱が出ます。発熱は1~3日続き、発熱と同時にのどが赤く腫れたり、のどの奥にたくさんの小さな水疱ができます。水を飲むだけでも痛いので、食欲不振や脱水症状を起こしやすくなります。まれに、急性心筋炎や無菌性髄膜炎などの合併症を起こすことがあるので、注意が必要です。 ●手足口病ヘルパンギーナと同じくエンテロウイルスによる感染症で、乳幼児を中心に6月ごろから夏にかけて流行します。手や足をはじめ、口の中にも2~3mmの水疱ができます。手足の発疹はあまり痛みがないですが、口内にできた発疹は痛みを伴うため、食欲不振になることも。脱水症状にならないよう、こまめな水分補給をおこなうよう心がけましょう。 また、発熱は約3分の1の人に見られますが、あまり高くならないのがほとんどです。高熱が続くことも通常はなく、症状は軽い場合が多いですが、原因となるエンテロウイルスには複数の種類があり、その種類によっては重症化してしまう場合もあるので注意が必要です。 各症状の治療法や予防法とは…?プール熱(咽頭結膜熱-いんとうけつまくねつ-)の治療法と予防法●治療法特別な治療方法はありません。そのため、高熱に対しては解熱剤を、のどの痛みには抗炎症剤を、充血やかゆみなどの目の症状には抗ヒスタミン薬やステロイドの点眼薬を処方されることがあります。 ●予防法くしゃみや咳などの飛沫感染や、目やになどが感染源となるので、マスクでの予防が有効なほか、目やにはハンカチではなくティッシュで拭き取ったらすぐに捨てましょう。ほかにもタオルの共用など、接触する物や手指を介して間接的に菌に感染してしまうことも原因の一つなので、手洗い・うがいをしっかりおこなうことが大切です。 ヘルパンギーナの治療法と予防法●治療法ヘルパンギーナの原因となるエンテロウイルスは、特効薬がありません。抗生物質も効果が期待できないため、熱を下げる解熱剤や、のどの痛みや腫れを和らげる消炎鎮痛剤を処方します。また、脱水症状を防ぐために、イオン飲料などでこまめな水分補給をおこないましょう。 ●予防法トイレ後やおむつ替えの後はしっかりと手を洗いましょう。咳やくしゃみなど飛沫感染からも感染するので、マスクやうがいも有効です。家庭や保育園など集団生活を送る場所では、おはしやスプーンなどの食器やなめるおもちゃ、タオルの共有はせず、個々のものを使うようにすると良いです。 手足口病の治療法と予防法●治療法基本的には軽い症状の病気になるため、経過を見ながら症状に応じた治療をおこないます。しかし、まれに脳炎や髄膜炎など中枢神経系の合併症が起こる場合があります。発熱が2日以上続く、高熱が出る、呼吸が速くて息苦しそう、視線が合わない、呼びかけに答えない、嘔吐するなど異変を感じたら、すぐに病院を受診してください。 ●予防法手指や飛沫を介して感染するので、流水とせっけんを使った十分な手洗いが予防として有効です。また、症状が回復した後も便にウィルスが排出されるため、おむつの交換時やトイレ後のしっかりと手を洗い、使い捨てペーパータオルで拭くようにしてください。 夏風邪をひかないために、注意してほしいこと!楽しい夏を過ごすためには、健康な体の状態をキープすることが一番です。免疫力を落とさないように、十分な睡眠と適度な水分補給をおこない、規則正しい生活を送るように心がけてみてください。 また、夏場は室内と屋外の気温差が大きくなりやすいですが、寒暖差は体力を消耗しやすく体に負担がかかりやすいです。特に子どもは体温調整機能が未発達なため、過度なエアコンの温度設定の下げ過ぎは体が冷えすぎてしまい、体調を崩す原因になってしまいます。温度設定の下げすぎには気を付けてください。 保育園や幼稚園などの集団生活を送っていると、感染してしまうリスクは高くなりますが、三大夏風邪にはどれも特効薬はないものの、重症化するケースは非常に少ないです。しかし、まれに重症化してしまうケースもあるので、異変に気が付いた際には、すぐに医療機関を受診してください。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター皮膚科部長、横浜市立大学皮膚科臨床教授 馬場 直子 先生1983年滋賀医科大学医学部卒業、1994年横浜市立大学皮膚科講師を経て、神奈川県立こども医療センター皮膚科部長、2015年より横浜市立大学皮膚科臨床教授を兼務。日本皮膚科学会専門医。専門分野は小児アトピー性皮膚炎、母斑、血管腫、皮膚感染症など小児皮膚科学全般。
2020年07月24日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回はInstagramのフォロワー27万人超のブブ(@booboo.piyo)さん。2016年生まれのガク子ちゃんのママです。 おもしろい!と話題のブブさんの投稿のなかから、笑える3歳児あるあるエピソードをご紹介! 先生には感謝しかない ガク子ちゃん、幼稚園に慣れてよかったですね♡ スノードーム!!ブブさんの発想、本当に素晴らしいです~!(笑)。 ブブさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ブブ(@booboo.piyo)がシェアした投稿 - 2019年 9月月17日午前4時07分PDT 著者:イラストレーター ブブ2016年生まれのガク子と夫、文鳥と暮らす。笑いあり、涙ありの子育てエピソードをInstagramやブログで公開し大人気!書籍『今日もパパはからまわり。』(白夜書房)発売中!
2020年07月22日お子さんが1人生まれたご家庭では、もう1人子どもを考えるケースもあると思います。実際のご相談でも、「経済的に2人目はいつ産むといいですか?」とご質問をいただくこともあります。 子育てのしやすさや体調、お仕事の状況などから、適切な年齢差もそれぞれあると思います。今回は、マネープランの観点から1歳差~5歳差までの年齢差の主なメリット・デメリットをお伝えします。 1歳差の主なメリット・デメリットメリット①受験などの行事が重複しない②育児用品や衣料品を2人目に使いやすい③市区町村からの就園奨励補助金が加算されやすい④きょうだいが、同じ幼稚園・保育園の場合、割引を受けられる可能性がある デメリット受験などの行事が2年連続になり、学用品の購入や入試の費用も連続する 2歳差のおもなメリット・デメリットメリット①市区町村からの就園奨励補助金が加算されやすい②きょうだいと同じ幼稚園・保育園の場合、割引を受けられる可能性がある デメリット受験などの行事は重複しないが、上の子の受験時期と下の子の入学時期(例:中学3年と中学1年)が重なる 3歳差のおもなメリット・デメリットメリット①市区町村からの就園奨励補助金が加算されやすい②きょうだいが同じ幼稚園・保育園の場合、割引を受けられる可能性がある デメリット受験などの行事が重複する(例:高校3年と中学3年)ため、学費等の負担が集中しやすい 4~5歳差のおもなメリット・デメリットメリット幼稚園3年間や大学4年間の時期が重複しない デメリット①教育費を支払う期間が長くなる②育児用品や衣料品を買い替えることが多い いずれのケースにしても、かかる費用に大きな差ができるというよりは、子育て期間は短くなるものの、教育費を重複して支払う期間がある状況と、子育て期間は長いものの教育費を分散させる状況のどちらがいいかを決めることになります。 実際にお子さんが生まれてから社会人になるまでの20年~25年程度の収支について表にまとめると、どの時期に多くのお金がかかるかわかりやすくなります。そのため、2人目のお子さんを考えられている場合には、表をまとめて家計全般や教育費の推移を把握するといいでしょう。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2020年07月14日最近娘がプレスクールに行き始めたという友人から「オモチャの取り合いで喧嘩したって本人から聞いたけど、園の先生にあとから電話して聞いてもいいのか、そこまでしなくてもいいのかわからなくて悩む」という相談を受けました。決して過保護だとは思いません。自分が24時間ずっと我が子を見ていたのに、初めて自分が知らない世界へ送り出すのですから、見てないところで何が起こってるのか把握したくなって当然です。私も第1子の幼稚園時代には色々とヤキモキしました。年少さんでは登園拒否をどう乗り切るか~などが気になりましたが、年中さんでは1年経って少し慣れてきたからこその悩みも出てきました。先生の人柄や教育方針もなんとなくわかってきてますし、年少を1年経験してるからこそ、先生にあまり細かく聞きすぎるとモンペだと思われたらどうしようと不安になったり、はたまた長男がこんなに泣き虫で大丈夫なんだろうかと気になったり、親の悩みは果てしないですね。今だからこそ振り返れる当時の私のお悩み(過去の記録より)を見ていきたいと思います。長男4歳(年中)の頃のお話です。■4歳の長男の当時のお話最近の幼稚園ライフですが…なんだかここのところ泣くことが多いみたいで、今週はほぼ毎日何かしら泣いてる気がします。月曜日には、帰ってきてから「おでこが痛い…」というので見てみると、ほんのり青あざ&たんこぶが。どうしたのか聞くと年少さんに園庭で殴られたのだそうです(え…小さい子に殴られてる…)。叩かれたとかぶつかったとか言って、あごに赤いあざ作ってきたりひっかき傷を作ってきたりすることもちょくちょくあるんです。こうゆう場合、本人に色々と質問しても答えてくれないし、すぐに「先生に相談してみようかな」とか真剣になりすぎてもいけないし、かといって、「まぁ、よくあることだわ」と適当に聞き流しすぎるのもいけないような気がして難しいです。子どもの世界のことだから叩いた叩かれたで騒ぐのも変だし騒ぐつもりも全然ないのだけれど、ただ純粋に、痛そうでかわいそうです。この日も一応聞いてみたけど、「なにで叩かれたの?」と聞いても「おもちゃ」としか言わないし、「なんで叩かれたの?」と聞いても「わかんない」と言うしでイマイチ経緯が分かりません。「それでどうしたの?」と聞いたら、「てんてーが冷やしてくれた」って言うので先生がちゃんと見てくれたんなら大丈夫か…と思い直して聞くのはやめました。これも第1子ならでは感覚なのかもしれないですね。我が子の初めての集団生活とあって、なにぶん私自身が経験値が少ない。だから叩かれて帰ってきたときに、どういう言葉かけをしたらいいのか考えてしまいます。そして、翌火曜日には工作の時間に折り紙でアジサイを作ったそうです。折ったアジサイの上に、黄色のクレヨンで○を描いて仕上げたらしいのですが、その時に同じテーブルの子から「(長男の書いてる)丸がデカすぎるーーー!」という一言があったらしく、その一言で長男…一気に涙ウルウルにーー。よ…弱い…。先生が一生懸命「いいんだよ、大きく書いたら大きなお花が咲くからいいんだよー!」と褒めてくださりなんとか本泣きにはならず、持ちこたえたそうですけど、…それにしても、ねぇ。打たれ弱すぎるような気も。とかいいつつも、実は長男の気持ちも少しわかるような気がするんですよね。苦手なことって、そもそ自信がないから、些細な一言でもすごく気になってしまうんですよね。私は運動がとにかく苦手だったから自信がなさすぎて(実際はそれほどひどくなかったはずなおに)過剰に周りの目が気になってました。長男はお絵かき苦手なので周りの反応がすごく気になるのかと…。ただでさえ上手くこなそうとするタイプだから、些細な一言がダメ出しに思えてプライドが傷ついてしまったのかもしれません。うぅーーーん、気持ちは分かるけど…強くなってとしか言いようがないです。月曜火曜と泣いて昨日も泣いたらしいです(どんだけ)。昨日はおかえりの時間になったというのに工作した牛乳パックの封をセロテープで留めたくなってしまった長男。おかえりの会では遊び道具は出さない(もちろんセロテープも)ルールになっているのだけれど、昨日はどうしても留めたかったらしく、ルールを破ってセロテープを出してきたらしいのです。それを見た先生が、「留めたかったら、おかえりの会が始まるまでに留めておかないといけなかったよね?」とごもっともなことを指摘すると…もれなく泣いたそうでーーーす。とほほ!すーーーぐ泣くーーー!!!!言っておくが、先生はやさしーーいやさしぃぃーーーい先生ですよ。この先生で泣いてたら今後世の中に出たら泣き暮らすことになるぞ。あと、今年の2列並びのペアが決まっていまして。2列並びというのは遠足や、行事のときに、2人1組になって手をつないで歩いたりするペアのことです。なにかにつけ2列ペアで行動する場面が多いのですが、この2列並びの今年度の相手に内心「大丈夫かなぁ…」と気になっています。今年のお相手は去年、長男がよく叩かれていた子でして…。運動会のときにも待合所でボコボコに殴られ、発表会の練習のときにも後ろからこづかれ、そして、私自身も背後からいきなり蹴られた…決してその子のことを毛嫌いしてるんじゃないですよ!全然嫌いとかじゃないし、叩く蹴るもそのうち治まってくるだろうし、そもそも去年と今年じゃまた違ってくるだろうから、その子が相手だからイヤだとかそんなんじゃないのですが、ただでさえすぐ泣く弱虫長男のことを思うと……きっと今年の2列並びの日は大変じゃないかなぁ?? と内心心配しています。まだまだ小さいし、自分の気持ちもうまく表現出来ないから、幼稚園で感じたストレスは家に帰ってきてから表れたりするもの。今週はなんだか家でもトゲトゲしてたし、昨日なんか珍しく「お前!ぶちこわずぞ!!」とか言っててビックリしちゃいました。お前! なんていうことなかったから、私自身がびっくりして、「お前なんて言ったら怖い!」って注意したらまた泣きました…。お前とか言うくせにちょっと言われたらすぐ泣く(笑)こんなに泣き虫&弱くて大丈夫なんだろうか…。■当時を振り返ってはい!!7年後の現在です!!4歳だった長男も11歳になりました! 久しぶりに当時の記録を読み返してみたら長男がものすごく泣き虫でかわいかったですね(笑)すっかり記憶から抜け落ちていたので新鮮な気持ちで読みました。当時の私の悩みも初々しいですね。その後私はもう1人男の子を生み、3人の息子の母になるのですが、結論から言いますと、こんなにいちいち気になるのは長男だけです。とか言ったら残りの2人の存在って一体…ってなりますが(笑)幼稚園で叩かれたり、泣いて帰ってくることも多かった長男ですが、結局私は先生には特に相談はしませんでした。家の中では最優先で過ごすのが当たり前な第1子にとっては、自分の思い通りにいかない事を経験するのも大切だなと思ったことと、先生がきちんと見て下さっていることを信じてお任せしようと思ったんです。子どもは私1人じゃ育てられません。幼稚園の先生・学校の先生・地域の方、お友達のママ、いろんな大人に助けてもらって育っていく大切さを感じるので、母親の私が子どもの外の世界すべてを把握しようと努めるのはやめようと思ったからです。当時すぐ涙がポロリとなっていた長男ですが…今ではすっかり強くなりましたよ。お友達に「〇が大きいよ~」って言われてすぐに泣いてたような子ですが、今はそんな事では泣きません(当たり前か(笑))。今となっては自分と他人の線引きが出来ている落ち着いた性格なりました(今のところ)。小さいうちは子どもの性格や生活、色々と細かく気になってしまいますが、時が経てば知らないうちに強くなってるもんだな…と感じます。これからは思春期。むしろ今までよりも周りとの関係やつながりで悩むお年頃に突入していくかと思います。長男がどう変わっていくのか楽しみでもありドキドキでもありますがきっと大丈夫! と信じていたいと思います。よい出会いに恵まれますように…!(こればっかりは親の力でどうしようもないですね(笑))
2020年07月14日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。次男は2歳半でトイトレを始めましたが、途中で中断しました。その後、3歳で再開しすぐにおむつを卒業することに成功。そんなわが家のトイトレ事情をご紹介します。 トイトレスタート!長男は1歳から保育園に通っていたため、1からのトイトレは次男が初めてでした。洗濯物が乾きやすい夏に開始。次男はパンツに違和感があるようで、パンツをはくのを嫌がりましたが、「お兄ちゃんパンツだよ~」「カッコイイね!」などおだててはかせました。 長男のときにおこなった「トイレでできたらシールのご褒美作戦」も決行。成功することもあるのですが、「出ちゃった~」と失敗することも多く……。長男の夏休みから開始したので、2人のお世話と失敗したパンツやズボン、床の掃除にイライラすることも増えました。 一度中断2週間ほど続けましたが、成功率は半分ほど。どうするか悩みました。中断してしまうと、今まで私が苦労したことが無駄になってしまいますし、何より次男の頑張りを諦めてしまう気もしたのです。しかし結局、一度トイトレを中断することにしました。 次男がトイレに行ってから次に漏れる間隔が短いのも、中止した理由です。まだおむつを外す時期ではないのかなと思いました。おむつに戻すと私の手間も減り、改めておむつの便利さを感じました。あまり深く悩まず、「幼稚園入園前にもう一度やれば良いかな」と、気楽に考えるようにもなりました。 幼稚園入園前に再挑戦!夏に中断したトイトレでしたが、次男が3歳1カ月になった3月に再開。4月からは幼稚園でしたので、ギリギリの時期でした。ただ、次男の入園予定の幼稚園はおむつ外しが必須ではなかったので、やはり気長におこなうつもりでした。 しかし、予想に反してあっという間に次男はトイレでできるようになったのです。長時間の外出でも自分で教えてくれるようになりました。次男は夏のころと比べて成長し、周りのお友だちもおむつを卒業していることを理解して「自分もパンツになりたい!」と感じたのが理由だと思います。 わが家のケースでは、無理にトイトレを続けるよりも、思い切って半年遅らせたほうが私にとっても次男にとっても良い結果となりました。これからもできないことがあっても、焦らずに子どもたちのペースで続けていきたいです。 著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年07月14日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト