「幼稚園」について知りたいことや今話題の「幼稚園」についての記事をチェック! (29/45)
朝は幼稚園へ子どもを送り出すまでの間、家事に加え、子どもが予想外の動きをしたりするのでバタバタしがち。一日の中でも一番忙しい時間帯です。そんな中、お弁当も作るなんて、想像するだけでユーウツになりますよね…。わが家では、お弁当を週5日で作る幼稚園生活が3年目を迎え、お弁当作りにもルーティンができました。お弁当作りは順序が命。初めてのママやパパの参考になればうれしいです。どのくらい時間がかかる?私は5時半に起床、6時半にお弁当を作り終えます。わが家では子どもを朝7時に起こすため、その前に終えるとなると、この時間になります。しかし、お弁当作りに実質1時間かかっているわけではなく、平行して他の家事もしながらの1時間。では、実際のお弁当作りのルーティンを前半と後半に分けて紹介します。お弁当作り前半≪下準備≫まず前半は、このような流れです。1.起床時刻にご飯が炊けるように炊飯器を予約(※前日の夜)2.お湯を沸かす(※起床後)3.ご飯を平皿に出して冷ます4.冷凍ブロッコリーをお湯で戻す5.海苔、ハムをお皿に出す6.冷凍おかずをレンジで温める7.ブロッコリーの水気を切る8.おかずの調理ここまでが前半、起床から約30分くらいです。ご飯やおかずを冷ましてから詰めるために、ここで10分ほど冷ます時間を挟みます。この10分の間にメイクをしたり、洗濯機にスイッチを入れたりします。前日の夜の作業がありますが、起床時間にご飯が炊けるように予約することで、朝の時短に繋がります。また、ご飯を冷ます際は、塩を振って混ぜ、ふわっとラップをかけて冷ましてください。ラップをかけるとご飯が乾燥せず、しっとりします。冷凍ブロッコリーは、週末に少し固めに茹でて冷凍保存したものを使っています。レンジで温めるより、お湯で戻す方がおいしいです。ただ、水分でお弁当が傷みやすくなってしまうので、お弁当箱に詰める前にキッチンペーパーでしっかり水気をとりましょう。海苔は、パリパリの状態だとハサミでカットしづらいので、しばらく常温に置くことをおすすめします。また、ハムも冷蔵庫から出してすぐだとキレイにカットができないので、30分ほど常温に置くとよいです。おかずは、夕飯のおかずを多めに作ってお弁当用に冷凍保存したものをレンジで温めることが多いです。前日の夕飯のおかずを使うのではなく、5日ほどで使い切るように、日々のおかずを冷凍しています。これなら、前日の夕飯のおかずを使わないので、「これ昨日食べた」ということもありません。そして、見た目と量を考えると、お弁当をきれいに埋めるには、3品を目安にするのがいいようです。≪お弁当作り後半≫詰めて装飾冷ます時間を終えたら、後半、詰めるだけです。1.ご飯を詰める/おにぎりを握って詰める2.メインのおかずを詰める3.その他のおかずを詰める4.隙間が出来たらおかずを足す5.ご飯やおかずに装飾をする詰めるだけなのですが、私は装飾を少しするので20分程かかります。ささっと詰めるだけでしたら、おそらく5~10分程で終えられると思います。もしお花ハムなどハムの装飾をする場合は、ご飯を詰める前に作っておいてください。最初にご飯やおにぎりを詰めたら、おかずを詰めていきます。メインを最初に入れてから、その他のサブのおかずを入れていくと配置がしやすいです。また、「準備したおかずを入れたら少し隙間が空いていた」ということもしばしば。そんな時は、ミニトマトやキャンディチーズなどを入れるとちょっとした隙間を埋めてくれて、特に調理の必要もないので便利です。キャラ弁のように装飾をする際は、すべて詰め終わってから装飾をしてください。私は海苔やぶぶあられを使って装飾することが多いのですが、海苔は水分を吸ってふにゃっとしやすいです。もし最初に海苔で装飾してしまうと、完成した頃には見た目が変わってしまった…なんてこともあります。写真に撮って残したいという場合は、最後に装飾をしましょう。また、簡単にかわいく作りたい場合は、ピックが大活躍します。100均でもかわいいピックが販売されています。わが子の幼稚園ではピック禁止なので使えないのですが、使っても問題ない場合は活用してみてくださいね。みなさんのお弁当作りが少しでも効率よく、少しでも朝の時間にゆとりがもてますように。<文・写真:ライターyukari>
2020年05月17日こんにちは、エェコです。学校や園がお休みになって、自宅で子どもと一緒に過ごしている親御さんも多いかと思います。わが家も同じで、毎日騒がしい日々を送っています。※この記事は4月時点の体験をもとに執筆しています。しかし…少し思うところが。■娘にとって幼稚園で過ごす最後の1年年長さんになってから1日も通えてない娘。園から今後のお手紙をもらっているのですが、やはり中止の行事が多々…。最後だからいろいろ体験させてあげたいと思っていましたが…このままだとすべての予定が中止になりそうな予感です。おとまり保育や卒業遠足。兄も同じ幼稚園に通っていたころに経験して、とっても楽しんだ行事だったんだよね~!■家で遊べる工夫で乗り切りたい…!しかし! 今は国…いや全世界で大変なとき!親だけじゃなく外に行けない子どもたちも耐えてるはずです。そしてみんなが耐えてるときです。だからいまは自宅でできる工夫をして遊んだりして「おうち時間」を充実させようと思います。いつか「あのときは大変だったね」と苦笑いしながらも振り返る日がくるまで、頑張りましょう!
2020年05月17日昨年4月に年少として入園した早生まれの息子。不安と期待を胸いっぱいに、幼稚園という小さな社会生活をスタートしました。何とか楽しそうに通ってくれていると安心したのも束の間、ある日息子が、「幼稚園で大嫌いって言われた」とポツリ…。あれから、ちょうど1年。これまでを振り返り、私の母としての反省を紹介したいと思います。幼稚園という初めての小さな社会の洗礼同じクラスには、満3歳クラスから進級してきたお友達や兄姉がいるお友達も多く、よい意味で揉まれてきている子たちとの新生活は、とても刺激的なようで息子は毎日楽しそうに通っていました。少し慣れたかなと思い始めたある日、夜寝る前にポツリと「幼稚園で大嫌いって言われた」と息子が言ってきました。「なにっ!?なんで?何かしたの?誰がそんなこと言ったの!?」と食いつきたいのを必死に抑え、その日は「そっかー、そんな日もあるよね」と返すので精いっぱいだった私。すぐに眠りに落ちた息子を見つめながら、「大嫌いって、大嫌いって…。何かしたのかな?いじめられてるのかな」と頭の中はパニック状態でした。まるで自分が、誰かに面と向かって「大嫌い」と言われたかのような、胸が張り裂けそうな瞬間でした。子ども同士のこととは思っていても、自分の子には言ってほしくないその後も、「もう遊ばないって言われた」「今日も大嫌いって言われた」と、私に報告してくる息子。「言われた時にどんな気持ちだった?」「それは悲しいね」と気持ちを共有し、「その子はなんでそんなこと言ったのかな?」「ママはあなたがそういう事をお友達に言ったら悲しいな」と伝えました。息子は、わかったようなわかっていないようなぼんやりとした反応ばかり。私は、とにかく自分の息子には、ほかの子ども達に同じようなことを言ってほしくないという一心でした。気持ちは寄り添いながらも冷静にこれは先生に相談すべきなのか…と、悶々とする親の私をさておき、マイナスなことを口にする割に、幼稚園は楽しそうに通っている息子。先生からも、「〇〇くんは、お友達と遊ぶのが上手ですね」と言われたり、お迎えに行くとお友達とキャッキャとはしゃいでいたり。どうも本人から聞く言葉がすべてではないような気がしてきました。また、最初の発言から2~3週間、様子を見ているうちに、どうやら話の一部分だけを切り取って私に話しているのだな、ということもわかってきました。例えば、息子の方がしつこくして、「もうやめて!一緒に遊ばない!」と言われた時も、息子が私に伝えるときは「〇〇くんが一緒に遊ばないって言った」という部分だけを伝えてきていたこともあったようです。起承転結でしっかり話すことは大人でも難しいのに、つい息子の発する一言だけに反応しすぎてしまっていたなと反省しました。ママたちと話して分かった新事実5月のある行事の後、同じクラスのママたちと話していたら、子ども達がそれぞれの家で同じようなことを言っている様子が見えてきました。どうやら、クラス内で「一緒に遊ばないよ」「大嫌い」と言うことが流行っているようでした。特に第1子で年少4月からの入園のママたちは、そんなわが子の発言を聞きながら、同じように家でモヤモヤしていたそう。この日、「うちだけではなかった!」となんだかとても安心したのを覚えています。あれから1年たって振り返ってみると、親子ともども幼稚園に慣れていなかった部分と、親として幼いわが子の伝える力を過信していたなと思います。これから先、お友達とのトラブルはどんどん増えてくると思います。今度は、本当に「大嫌い」と言われる日が来るかもしれません。そんな時は息子と一緒に動揺して心を乱すのではなく、母として冷静に見守り、寄り添う姿勢を忘れないようにしたいなと思っています。<文・写真:ライターさつき>
2020年05月15日私は5歳の男の子を育てています。夫の転勤のため、息子は保育園を退園して新たな幼稚園へ移ることになりました。以前の保育園にも異年齢との関わりはありましたが、少人数だったので常に先生の目があり、お友だちとの目立ったトラブルはあまり起きませんでした。 しかし、転園先の幼稚園は縦割り保育かつ大人数のクラス編成です。きょうだいがおらず、ひとりっ子の甘えん坊息子が、異年齢クラスに入ったことで精神的に成長していった様子をお伝えします。 少人数保育園から大人数幼稚園へ少人数保育は先生の目が届きやすく、より手厚い保育が受けられることがメリットだと言われています。フルタイムで働いていた私は、平日ゆっくりと息子に向き合う時間がなかったので、キメの細かい保育を期待して少人数保育園へ預けていました。その結果、息子の自主性は育まれ、とても探究心の強い子に育っていきました。 一方で、少人数のため大勢で協力して物事に取り組む機会がなく、かつひとりっ子の息子は協調性や他者への思いやりに欠けているのではと不安でした。そんなときに訪れたのが夫の転勤です。やはり不安は的中。集団行動が苦手な息子は、大人数幼稚園へ転園して間もなく、とても目立つ新入園児となります。 大人数保育で培われる協調性集団行動や協調性を重んじる大人数保育では、協調性のない子は先生の手がかかり、目立ってしまいます。入園当初、息子はあまりに協調性がなかったので、病気なのではと疑ったほどです。しかし、先生はもちろんお友だちからの注意もあり、徐々に集団行動ができるようになってきた息子。私の不安は次第に消えていきました。 そして、入園後半年以上が経過して参加した発表会。少人数保育園では大きな舞台で発表する機会がなく、初めて大勢の保護者を前に劇を演じる息子の姿を見て感動しました。こうしてお友だちと協力して何かに取り組み、周りの「空気を読み」、行動することが、協調性を身につけるうえで必要な手段だと学びました。 縦割り保育はひとりっ子にもってこい大人数幼稚園へ転園してからというもの、息子は毎日のように、年下のお友だちとおもちゃを取り合ったり、喧嘩をしたりしていたそうです。私は、やさしくしてあげようねと促しましたが、「(まだ言葉がじょうずでない年下のお友だちに)話してもわかってくれない」と話す息子。しかし日々の遊びのなかで、思いきっておもちゃを譲ってみたら、お友だちが泣かなかったこと、一緒に遊べばもっと楽しいことに自ら気づいたそうです。 いくら口で教えても経験に敵うものはありません。こうして自らトラブル解決法を学ぶと同時に、年下のお友だちのお手伝いもできるようになり、ひとりっ子の息子にとって縦割り保育はとても良い経験となりました。 ひとりっ子ゆえにマイペースな息子にとって、大規模保育の幼稚園へ転園したことは社会性を身につける良いチャンスでした。大勢のお友だちと接することで、頭で考えるだけでは身につかない自然な形で、思いやりや協調性を身につけることができました。「経験は財産」とはまさにその通りだと、まだ5歳の息子から日々学んでいます。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:川口ゆう5歳の男の子の母。看護師・保健師・助産師資格を取得。現在は夫の駐在のため、海外在住。自身の経験をもとに、育児・医療などをテーマに執筆している。
2020年05月08日大好きな彼の地以前のコラムでも書きましたが、私は娘が未就学時代を過ごした関西が大好きです。主人の転勤に伴って初めて訪れた土地での初めての子育て(当然障害児育児も初めて)には、確かに様々な苦労がありました。でも15年以上経った今も“出来たらまたあの土地に戻って暮らしたい”と思うほど、そこで出会った人たちは、皆温かく、私達親子に優しく接してくれました。6年間過ごしたその土地での思い出。お昼ごはんに誘ってくれた近所のおばあさん娘が3才~5才の頃、主人が単身赴任になり、私は自閉症の娘と二人きりで暮らしていました。近くに親戚もいなかったので、週末は家族で過ごす親子が多い中、私と娘はいつも二人で公園で遊んでいました。遊ぶと言っても当時の娘はほとんど独り遊びしかせず、会話も十分にできませんでした。反応がなかったり、会話が一方通行な相手に話しかけ続けるのはとても虚しいものです。そんなある日、近所に住む顔見知りのおばあさんが「うちにお昼ごはんを食べに来ない?」と声をかけてくれました。おばあさんの「子どもが小さかった頃、私の夫も単身赴任してたのよ。うちには娘さんと同じ年頃の孫もいるし、一緒にお昼を食べましょうよ」との誘いに、私は(図々しすぎないかしら?)思いつつもお宅にお邪魔をしました。娘とお孫さんが仲良く遊ぶことは当然ありませんでしたが、それでもおばあさんと同居している娘さん、お孫さんと一緒に食べた“ぶっかけそうめん”はとても美味しく、私はその味が今でも忘れられません。またあるときは...ママ友たちが助けてくれて娘のインフルエンザが私にうつり、娘と二人で寝込んでいたときには、幼稚園のママ友が食事を作って玄関先に届けてくれました。Upload By 荒木まち子夕方に男の人の声で『外から見ているよ』といういたずら電話が何度もあったときには、「怖かったらうちに泊まりにおいで」と誘ってくれたママ友もいました。娘が便器にトイレットペーパーを詰まらせ水が溢れてしまったときにはご近所のママ友がラバーカップを貸してくれました。Upload By 荒木まち子次の転勤で関東に引越した後、東日本大震災が起こりました。そのときは私からお願いしたわけでもないのに、幼稚園時代の友達が関西から水や食料を送ってきてくれました。どれも当時は入手困難なものだったので、とても有難く思いました。その優しさは『土地柄』だけではなかった!私はそれらの優しさやおおらかさはずっと関西という土地柄ゆえと思っていました。でも後にそれだけではないとわかりました。私が暮らしていたのは阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた地域でした。辛い経験したことがある人たちだからこそ、困っている人に対して自分ができる範囲で精いっぱい手助けをする精神が根付いている。そしてさらりと「困ったときはお互いさま」と言えるのだと気がついたのです。今住んでいる地域でも広がった、困ったときの助け合い東日本大震災の後、今住んでいる地域でもおむつやおしりふきなどが手に入りづらかった時期には、ママ友同士でシェアをしたり、ホームベーカリーを持っている人が手作りパンを配ったりとお互いに助け合いをしていました。そして今COVID-19が猛威を振るうなか、私達は様々な不便を強いられています。小さい子どもや障害児・者がいる家庭、病気や介護が必要な人がいる家庭、妊婦や高齢者がいる家庭、受験生がいる家庭、収入が減った家庭、などなど、それぞれの悩みと苦労があると思います。特例子会社に勤めて3年目の娘も、自粛要請の影響で出勤日数の調整が行われ自宅で過ごす時間が増えてきています。数年かかってやっと定着した生活のリズムも乱れ始めています。「自分が今できること」をして、恩を送りたいもしかしたら今後、行政の支援や取り組みなどが鈍ってくることもあるかもしれません。でも、もしもそうなったとしてもお互いに助け合いの気持ちを持って支え合いながらこの困難を乗りきることを願いながら、微力ながら私も「自分が今できること」をしていこうと思っています。かつて私達親子を支え助けてくれた人たちに直接恩返しをすることはできないかもしれませんが、私も「困ったときはお互いさま」と笑顔で言える人になって、恩を送っていきたいです。最後に私が今このサイトを通してできることは自分の障害児育児体験談を書くことや、読んだ方のガス抜きになるような漫画を描くことぐらいしかありませんが、様々なストレスを抱える発達ナビユーザーの皆さんの「生き抜くための息抜き」のお手伝いが少しでもできたなら幸いです。
2020年05月08日【プレ幼稚園ってどんなところ?】集団行動の練習のために2019年4月から1歳児クラスのプレ幼稚園に通いはじめた私たち親子。その申し込みから体験までを綴ります。■ 前回 のあらすじ「きびしい」と噂されるB幼稚園のプレにも通わせることに。そんなあるとき、動いてしまった息子が先生から洋服のえり部分をつかまれて引き戻されるという事件が…! それ以降、息子は幼稚園を拒否するようになったのですが…。 厳しいとうわさの園、息子の反応でわかったこと【プレ幼稚園ってどんなところ? 今回は1学期から通っているA幼稚園のプレでのお話です。B幼稚園のプレで座ってられずに先生に指導された息子ですが、このA幼稚園でも2学期になっても動きまわり…。とうとう息子に先生からアドバイスがはいってしまいました。■「動く前に止める」先生のアドバイスの意味とは先生からのアドバイスを受けて、動こうとする息子を必死に止めたのですが…。「動く前に止める」をしても抵抗は弱まらず、あまり効果があるように思えませんでした。困りはてて、通っている幼児教室の先生や男の子を育てている友人に相談してみると、2人からは、幼稚園の先生とは違うアドバイスが…。プレ幼稚園の前日、友人からのアドバイスどおりに、明日がプレ幼稚園の日で「先生の話を座ってきく」という説明をしてみました。すると…■「どうして座らないといけないのか」子どもの疑問への対処法は?息子から「先生の話を聞いてる間、どうして座っていなくちゃいけないの?」と聞かれました。幼児教室の先生のアドバイスのとおり、「ルール」だけでなく「理由」も知りたい息子にとても驚きました。「集団行動だから…」と、一番はじめに頭に思い浮かびましたが、それは「大人のルール」で2歳児に通じる理由ではない気がしました。でも、2歳の息子にわかりやすい説明を悩んでも答えが出せず、とっさにしてしまった説明は…言った瞬間に「もっと他の説明があっただろうに」と後悔。しかし、息子は「そっかー」と納得した様子でした。「ちゃんと座らないといけない」このあいまいは表現だけでは、子どもには「何をすべきなのか」がわからなかったのかもしれません。でも「先生が心配しちゃうから座らないといけない」は息子の心にストンと落ちたようでした。そして迎えた翌日のプレ幼稚園1歳児クラス。■動いてしまう子どもが座れるようになる?あんなに動き回っていた息子が座っているのです!その日からプレ幼稚園の間、座っていられることが増えてきました。動きたい欲求が出てしまう時もありますが、そういうときは車好きの息子のために考えた「ママシートベルト」!イスに座っている息子を後ろからお腹あたりを優しく抱きしめることを「ママシートベルト」と名付けたら喜んで求めてくるようになりました。座っていられない子だった息子ですが、2学期の終わりにはほかの保護者の方に「ゴウくん、落ち着いたね」と声をかけてもらえるようになりました。まだ「ママシートベルト」がないと動きまわってしまうのではないかと不安がのこるなか、通っている幼児教室で発表会の案内がきたのです。ママがいなくても座っていられるのか────次回、幼児教室の発表会の話に続きます。 \「保育園トラブルの実話」が動画に!!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年05月03日初めての育児に神経が過敏になっていた私は、正解がわからないことで息子をほめるよりも叱ることのほうが多かったように思います。そんな私を救ってくれたのは、幼稚園の先生が見つけてくれた息子の長所でした。 息子の動きが止まらない!生まれたときから体が大きかった息子は、すくすくと成長し、歩き始めたころにはかなりやんちゃになっていました。同じ月齢の子と比べて体力があり、結構な距離をお散歩しないとお昼寝ができないほどでした。元気なのはいいことだと思いつつも、毎日のこととなると……。 それに他の子は絵や字に興味を持っているのに対して、息子は体を動かさない遊びは好きになれない様子で、もしかしたら発達に問題があるのではと考えてしまうこともありました。 ダメ出しばかりしてしまう自分に自己嫌悪「走らないの!」「ダメって言ったことをしないの!」「おとなしくして!」。息子の行動を制限することばかり言ってしまい、私自身が反省する日々が続きました。 発達に関してプレ保育で相談してみたり、幼稚園へ通い始めたら椅子に座っていられるだろうかと何度も母に相談したりしたのを覚えています。今思えば息子の良くない面ばかりが目に付いていたのは、入園を前にして母親として私の不安が強かったのだと思います。 幼稚園の先生が見つけてくれた息子の長所そんな息子を叱ってばかりの私を救ってくれたのは、幼稚園の先生からのおたよりでした。毎月出席カードに先生がコメントを書いてくださるのですが、あるとき先生が書いてくださった言葉に目からウロコが落ちました。 「息子くんは、自分で目標を決めてそのために努力できるところが素晴らしいです」。……確かに、考えてみると息子はよちよち歩きのころから公園に行くとなれば自分の足で最後まで歩く子で、幼稚園に入って鉄棒にはまってからは逆上がりができるようになるまで何度も練習し、今では空中逆上がりもできます。私が息子の遊びの一環としてとらえていたものを、先生は努力と評価してくれたのでした。 それからというもの、息子の行動を安心して見守ることができるようになりました。すると、息子がちょっと失敗してしまったときも「ダメでしょ!」ではなく、「頑張ったね!」と評価してあげられるようになりました。今では胸を張って「息子の長所は努力ができるところです!」と言うことができます。これからも息子の努力と成長を見守っていきたいと思っています。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年05月02日入園後、幼稚園生活がスタートしてホッとひと安心したところにやってくるのが、お弁当作り!『初めてお弁当作りをする』という方も多いのではないでしょうか?私もその中の一人でした。何を作ったらいいの?毎朝作るなんて大変!詰めていたらスキマができて…そんな悩みに向き合って早2年。わが家の悩みを解消した「常備しておくと便利なおかず」を紹介します。どれも簡単にできるので、おうちで過ごす毎日の今も、お弁当で気分転換というのもおすすめです。わが家の定番、野菜の作り置きおかず3種今や定番とも言える作り置き。わが家も週末に作っていますが、定番の作り置きおかずは3種類あり、この中の2種を週末に作り置きします。【きんぴら】煮ることでゴボウが食べやすくきんぴらは、通常通りの作り方ですが、子どもが食べられるように唐辛子を入れません。わが家では、ゴボウとニンジンをゴマ油で軽く炒めた後に、顆粒だしと水を入れて10分ほど煮ています。繊維が多いゴボウも、煮ることで柔らかくなり、小さな子どもでも食べやすくなります。また、最後に白ごまや鰹節をかけると、辛さのない物足りなさも緩和できます。ゴボウをレンコンで代用しても、バリエーションが増えます。【大学芋】揚げ焼きだからすぐできる大学芋は作るのが大変なイメージがありますよね。通常、さつまいもを揚げてから蜜を絡めますが、わが家では揚げる工程を簡略化。そのため、切り方も少し変えています。さつまいもは、スティック状にカットすると火の入りが早くなるので、フライパンに油を薄くしいて、揚げ焼きに。揚げ焼きは、片面を4分、ひっくり返して4分、あとはカサカサと音が鳴るくらいまで様子を見て、少し火を入れてください。片面ずつ焼く間は動かさずに放置するので、タイマーをセットしておけば、その間にほかの家事をしたり、子どもを見たりもできますよ。また、スティック状なので、お弁当のちょこっとした隙間を埋めるのにとても重宝。1㎝程度の輪切りすると、見た目もまん丸で、お弁当に入れたときかわいいですよ。【かぼちゃの煮物】レンジ調理で煮崩れなしこちらも簡単!適当な大きさに切り、深さのある耐熱皿に入れ、そこに水、酒、顆粒だし、醤油、みりんを入れ、ふわっとラップをしたらレンジで5分程加熱するだけ。お鍋で煮ないので、煮崩れもなく、放置OK。その間に別の作り置きおかずを作ることもできます。お弁当にスポッと入れられ、色味もキレイ。幼稚園児のお弁当おかずにはぴったりです。朝のちょこっと調理で入れられるものを用意続いて、朝のちょこっと調理で入れられる物をご紹介します!わが家では常備してるのはコレ。・ミートボール・チキンナゲット・冷凍唐揚げ・ウインナー・ハム・冷凍ブロッコリーミートボール、チキンナゲット、冷凍唐揚げは、レンジで温めるだけでメインにもサブにもなるので便利。ウインナーやハムは、お花の形にしたり、型で抜いたりと、お弁当を華やかにしてくれる上におかずにもなる優秀品。ブロッコリーは、週末に固めに茹でてそのまま冷凍。朝お湯で戻して入れるだけです。緑の野菜が入るだけで見た目がとてもよくなります。少しスキマが!そんな時にサッと入れられるもの何も加工することなくサッとお弁当のスキマを埋めてくれるものも常備しています。・ミニトマト・キャンディーチーズおかずをつめていると、思わぬスキマができることも多々。こういったサッといれられるものは重宝します。ちなみに、冬になると保温庫などにお弁当を保管することもあるので、ミニトマトは破裂する可能性がありNGに。キャンディーチーズは、フィルムに包まれているものであれば、少し中身がトロッと溶けているような食感になるよう。わが子が通っている幼稚園では保温庫の期間でもキャンディーチーズを入れるご家庭も多いです。初めての幼稚園弁当で何を入れていいのか見当がつかないという方、日々のお弁当のおかずに困っているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。<文・写真:ライターyukari>
2020年04月28日4月から、イチコは小学校に入学、二太郎は幼稚園に入園します。それぞれの学校&幼稚園用品を整理していたのですが…。■姉と弟の成長への感想が真逆?新生活が始まる2人ですが…それに対する私の感想は真逆!「まあ小学校と幼稚園じゃ違うか」と思ったのですが、ふと3年前を思い出すと…。■きょうだいの成長を感じる瞬間「あるある」上の子は「大きくなった」、下の子は「まだちっちゃくてかわいい」…。きょうだいを育ててたら「あるある」なのかなぁ…でもおそらくそうなのだろうなぁと思います。上の子は比較対象が「過去のその子」しかいないのに、下の子は「上の子」とも比較できちゃう…!とくに幼稚園の制帽や制服なんて、つい数日前までイチコ使ってたし。ただいずれにしても、その子の「今」はそのときだけ!そして、「大きくなったなぁ」「ちっちゃくてかわいい!」どちらの感想にも優劣はなくて、愛情は同じ!\モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月27日3月から始まった休園。毎日、息子と2人、家に引きこもる生活も早1ヶ月が経過した。■母とふたりきりの生活が続き不安に…感染症によるこの騒動さえなければ、今ごろは幼稚園では年中に上がり、新しいお友だちと楽しく刺激的な毎日を送っているはずだった。息子の成長に大切なこの時期。普段と全く様子が違うお休みモードがこんなに長く続いてしまい、はたして大丈夫だろうか…。休園中、毎日大好きなブロックで遊ぶ息子。ん? そんな息子をよく見ると…なんと!!今までブロックは、超絶ブリ―ダムに作品を作る派、として揺るがなかった息子。そんな息子が説明書の1番から順に見て…作品を作り上げているー!すごいー!!■遊びにじっくり取り組む時間ができた?ふと思うと…幼稚園に通っている間は、ゆっくり好きな遊びと向き合うヒマもなかったもんね。時間を気にせず1日中ゆったりと過ごす。そんな…そしてもうひとり、成長している人が…私な。おうち時間。動かないのに食べている。食べているのに動かない。というわけで、母も着実に成長している。いい加減この成長は自粛したい。
2020年04月26日幼稚園では、いろいろな作品を作る工作の時間があります。今回は、私が幼稚園教諭だったときの経験をもとに、年少さんがやりがちな工作での失敗と、それを防ぐために今、自宅でできる練習についてお話しします。工作の時間の取り組みは工作では、運動会や遠足・連休の思い出などの印象画を描いたり、季節に応じた作品を作ります。折り紙、画用紙や新聞紙などの材料に、ハサミやセロハンテープ・クレヨンやでんぷんのりを使って、お部屋の壁面を作ったり、母の日・父の日のプレゼント作りをしたり、クラス全員で巨大なロボットを創作したりします。うまくできないことで自信を失ってしまう場合もハサミやセロハンテープは、入園前に自宅で使用したことのある子どもが多かったです。でも、ハサミは線通りに切る作業が苦手な子がいたり、セロハンテープは適正な長さや貼る場所や位置がわからない子もいます。のりは、自宅にあるのがスティックのりや液体のりが多く、でんぷんのりを使用したことのない子が多いので、ほとんどの子が適量が分かりません。結果、作品がべちょべちょになったり、机や椅子だけではなく、洋服や顔や髪の毛にものりがついてしまう子もいます。また、幼稚園では一斉に同じ物を作ったりするので、隣に座っている子はできたのに、自分だけできなかったということも。そうすると、「まわりの子は上手にできてるのに」「自分はうまく切れなかった、うまく貼れなかった」と落ち込んでしまい、「幼稚園に行きたくない」と泣き出したり、「今日は幼稚園でハサミを使う?」と毎朝確認するという事態にも。もちろん、幼稚園では、先生たちがフォローしながら作業していきますが、私は子どもたちが楽しく作品作りに取り組めるように、事前に自宅で、ハサミ・セロハンテープ・でんぷんのりに触れておくことをおすすめしています。ハサミの練習をしてみよう顔とハサミの距離感や姿勢をチェック自宅で使用する子ども用のハサミを用意する場合、右利き用・左利き用と記載のある商品もあるので、購入時に確認してください。まずは、折り紙や広告を好きなように切って紙吹雪で遊んでみましょう。大きさや切り方は自由です。持ち方を教えたら、ケガのないように見守ってあげてください。そして子どものハサミの持ち方の確認のほかに、紙を持つ手も安全かどうか確認してみてください。顔(目)とハサミの距離感も確認します。集中してしまうと、顔(目)の近くになりがちです。姿勢よく適正距離で作業しましょうまた髪の長い女の子は、誤って髪の毛を切らないように結んであげましょう。折り紙や広告で輪つなぎを作る次は、折り紙で輪つなぎを作ってみましょう!広告や包装紙でも大丈夫です。まずは子どもが切りやすいように輪つなぎの幅で折り線を作ります。子どもがハサミで切る線を鉛筆でなぞり、誘導線を引いてあげてください。初めてハサミを使用する場合は、手が疲れてしまうので3枚程度切れればよいと思います。慣れてきたら10枚くらい切ってみましょう。まっすぐ切れなくても引いた線が切れたら褒めてあげましょう。ギザギザでも途中で切れてしまっても、はじめは仕方ありません。それよりも正しい持ち方・正しい姿勢で切ることが大切です。セロハンテープの練習をしてみよう幼稚園では、教室内に置いてあるセロハンテープカッター台のセロハンテープを共有して使用することが多いので、ご自宅にもセロハンテープカッター台があればぜひ使用してください。しかし、セロハンテープカッター台の刃はよく切れるので、毎年指をケガしてしまう子がいます。お母さんお父さんは、必ず近くで見守ってあげてください。まずは先ほど切った折り紙を輪にして、重なった部分をセロハンテープで貼りましょう。見本を作ってあげるか、1つだけ一緒に作ります。そのとき、セロハンテープの出し方・切り方を教えます。セロハンテープをあえて短く切って折り紙に貼ってみて「これだとくっつかないね」と教えたり、あえて長く出してみて、「長いとセロハンテープが違うところにくっついちゃって、上手に貼れないね」などと失敗してしまったところを見せてあげてください。そのあとで、ここに貼るならこのくらいあれば貼れるね!とお手本を見せましょう。上手に貼れたときは、たくさん褒めてあげてくださいね。でんぷんのりの練習をしてみようでんぷんのりがあるご家庭は少ないかと思いますが、この機会にぜひでんぷんのりを用意してください。初めてねんどを触るときのように、でんぷんのりに子どもは興味津々です。中には、ペトペトがイヤだなと思う子もいるかもしれませんね。でんぷんのりを使用するときは、お手拭きタオルを準備しましょう。テーブルにのりがついてしまうと、後片付けが大変なので新聞紙などの大きめの紙を敷いてから、でんぷんのりを使いましょう。先ほど作った輪つなぎのセロハンテープ部分をでんぷんのりに変えて接着させてみましょう!利き手の人差し指にのりを少しつけて重なる部分に塗って、のりで重なった部分がくっついたことを子どもと一緒に見てみてください。「あっ!くっついた!」とびっくりすると思います。もっと簡単なでんぷんのりの練習方法最初は大きな1枚の紙を用意します。画用紙や広告、新聞紙がおすすめです。その大きな用紙に紙吹雪で使った紙の中からなるべく大きめの物をピックアップし、自由に貼りつけていきましょう。しかし、初めて見たり触る物には興味津々の子どもが多いので、でんぷんのりで予想外のことをしてしまうかもしれません。石けんで手を洗うように、でんぷんのりを手にとり両手でまぜまぜしたり、顔や身体につけてみたり、ペトペトの手のまま脱走したり…その経験も成長過程の一つです。あまりひどくならない程度に見守ってあげることも大切ですが、そのあとはしっかり正しい使い方を教えましょう。お手本を見せてあげて、使い方を教えてあげましょうまずは指で1を作り、「この指にのりをつけようね」と教えます。次は、でんぷんのりの容器に指を入れて取る量を見せてください。そのとき容器のふちで指からのりを落とすやり方をぜひ教えてあげてください。子どもがのりを多く取りすぎたときに、この方法を知っていると作品がべちょべちょにならずに済みます。最後に、貼りたいところにのりがついた指でちょんちょんっと塗って紙を貼ってみましょう!使い方を知っていることが自信につながるハサミ・セロハンテープ・でんぷんのりは、幼稚園入園してすぐに使用する道具です。慣れない幼稚園生活で不安や緊張の中、・ハサミで線を上手に切ることができる・セロハンテープの使い方を知っている・でんぷんのりの適正な量と使い方を知っていると、道具の扱いを知っていることが自分自身の強みになり自信に繋がり、工作の時間がいつも以上に楽しい時間となります。おうち時間がたっぷりある今こそ、親子で、ハサミ・セロハンテープ・でんぷんのりに触れ、おうち工作の時間を楽しんでみてください。<文・写真:ライター結城あき>
2020年04月25日学童1日目はあいにくの雨Upload By taeko4月1日、小学校の入学式はまだですがこの日から学童がスタートしました。同じ保育園のお友達が3人いるけれど、あとは初めてのお友達や職員さんばかり。昨年末に1回見学に行っていましたが、やっぱり不安でした。朝から冷たい雨。今まで傘を持つのを嫌がって、持っても手に力が入っていなくてグラグラするので、ずっとカッパを着せていましたが、試しに傘を持たせてみたら...しっかり持てました!あきらめていたことができてびっくり。Upload By taeko学童は、小学校の中の一室にあります。学童に到着すると、すでに畳に置かれた机で子どもたちが遊んでいて、すぐにミミも加わりました。自治体の就学支援シートを活用Upload By taeko学童の面談の時に、ミミがASDであることを職員さんに伝えていました。たくさんの子どもがいるので、埋れてしまわないように何度も伝えていこうと思っています。ミミは就学準備として、自治体が役所や幼稚園・保育園・療育機関などで配布している「就学支援シート」を作成しました。「就学支援シート」には、得意なこと、好きなこと、苦手なこと、配慮してほしいことなどを記入します。保護者記入欄だけでなく、「就学前機関記入欄」があるので、ミミの保育園や療育での成長の様子をそれぞれの担任の先生に書いてもらいました。先生方が枠からあふれるほど詳しく丁寧に書いてくれて感動...!ミミの小学校には特別支援学級とミミが利用する特別支援教室があり、この学童はすべての生徒が利用することができます。基本的にはどの子どもにも同じ様に接し、配慮が必要な際は職員さんが協力し合って対応してくれるそうです。私は「就学支援シート」と診断書のコピーを小学校の担任の先生だけでなく、学童の職員さんにもお渡しして読んでもらい、ミミへの配慮をお願いしました。Upload By taeko学童に持って行く物はけっこう多いです!小学校の授業がお休みの時はお弁当も必要です。偏食のミミのお弁当はいつも同じ内容だから、私はラクかも。嬉しい関わりと勉強も...充実した1日Upload By taekoトイレの場所を確認しようと職員さんに聞いたら、近くにいた年上の子が聞いていて、ミミを案内してくれました。こういう関わりってありがたい!安心して私は仕事へ行くことができました。Upload By taeko仕事を終えて迎えに行くと、ミミは体育館で伸び伸びと遊んでいて、私を見つけるとニコニコ顔で走ってきました。楽しんでいたみたいで良かった!学童では勉強をする時間もあり、ドリルが数ページできていてびっくり。ミミ、初日からバッチリだね。
2020年04月24日夫の赴任で子ども達とオーストラリアで生活中のわが家。オーストラリアでは、入国も出国も制限されて約1か月。州単位でのロックダウンも行われている状態です。いきなりの学校休校は、オーストラリアでも学校は休校にしないというアナウンスで安心していたのですが、いきなり帰宅させられ、次の日から自宅学習になったのは、3月半ばを過ぎた頃のこと。オーストラリアの1学期が折り返しとなった時期でした。よくよく調べると、「可能な限り子どもを家に留めておくことを強くお勧めします。コミュニティーに対し最前線のサービスを提供している(医療関係者、教育者、スーパー従事者などを示す)保護者について、子どもを適切にケアできない場合は学校で受け入れます」とのことで、表向きは休校とはなっていないものの、実質の休校になってしまいました。現地の私立の学校によっては早くに休校にし、オンラインに移行した学校もあるようです。4月に入り、約2週間のゴタゴタを経た現在、ようやくオーストラリアの公立の学校でもオンラインが整備されつつあります。パソコンスキルが要求されるオンラインの宿題オーストラリアの公立の学校では、オンライン授業はすぐに用意できないにもかかわらず、紙の宿題は出されませんでした。これはオーストラリアでは普通のことのようです。日本では、時間差で宿題を学校へ受け取りに行くなど、紙媒体でのやり取りも多いと聞きますが、オーストラリアでは基本的にオンラインがメインです。メールのPDFで送られてくる宿題は、プリントアウトして解いた後、スキャンして送信することもできますが、それ以外のワード、動画、オンラインクイズなど、多様な宿題はほぼパソコンにかじりついて勉強するしかありません。はじめはある程度のパソコンスキルが必要になるため、どう処理するかに親子で四苦八苦しました。わが家の場合は、自宅でパソコンを触らせてこなかった小学2年生の子は、学校とは違うパソコンを使うことでやや混乱。パソコンの電源の入れ方から教え、パソコンを立ち上げてもインターネットのボタンを押し、学習サイトにログインするところからのスタートでした。キンディ(幼稚園年長)の子は、幼稚園で習い始めたとたんに自宅学習へ移行したため、マウスの扱い方、キーボードを打つといったことから家庭で教えなければなりませんでした。当然、印刷の仕方やどのファイルをどう開けばいいかは、逐一教えなくてはいけません。つまり、はじめはつきっきりの状態でした。とはいえ、子どもの適応力は速く、すぐにオンラインでの学習になじめました。カリキュラムは民間の教育ソフトを使っているゲーム形式であることもあって、今では一人でログインして、勝手に学習を進めています。5分間にジャンプできた回数を書くといった体育の課題や、クロスワードパズルなど、子どもたちが飽きずに楽しみながらいろいろな取り組みができるように工夫されています。チャイルドプロダクトにより、個人の顔出しがないように子どもの顔を他人の親が見れないようにとの配慮の強いオーストラリアでは、画面に子どもたちの顔を出してのやり取りは推奨されません。そのために限られるオンラインの手法に先生方も四苦八苦。ZOOMなどによるやりとりも画面に子どもたちの顔が出ないように、名前だけの画面でのやり取りとなっています。パソコン教育が幼稚園から行われているオーストラリアでは、自宅学習もオンラインへ移行は比較的早かったと思いますが、個人情報保護の配慮のために、会話や授業といった顔を合わせてのオンライン整備は難しい側面もあったようです。今後は、工夫してクラスメイトとの交流もできる仕組みになると連絡を受けています。そんなわけで、長い日は9時前から15時まで、毎日6時間もパソコンを見るようになった子どもたち。ほかの親たちからも目によくないのではないかとの心配も聞きます。たしかに、親が休憩をうまく誘導する必要はあるものの、少しずつオンラインの環境になじんできた今は、わが家的にはオンラインの授業もなかなか快適だと感じています。<文・写真:ライター結生>
2020年04月23日現在、5歳・2歳のやんちゃな男の子2人を育てています。最近、もうすぐ6歳になる長男が「バカ」「あっち行け」「うるせーな」など言葉づかいが悪くて困っていました。幼稚園やYouTubeで覚えたのだろうと思っていましたが、本人に聞くと意外な答えが……。大反省した体験をお伝えします。 言葉づかいが悪すぎる!最近の長男はとにかく口が悪く、何か注意しても「面倒くせーなー」「ぶっとばすぞ」など耳を覆いたくなるような言葉の数々。2歳の次男までが長男をまねて、舌足らずな声で「ぶっとばすぞ」と言ったときは本気で子育てが嫌になりました。もちろん、次男は言葉の意味を理解していないですが、これは本当になんとかしないといけないと思い、原因を知るため、長男にどこでこの言葉を覚えたのか聞き取り調査をすることに。 原因は…私!?すると「ぶっとばす」「バカ」はアニメのキャラクターが言っていたセリフとのこと。確かに「ぶっとばす」はそのキャラクターがよく言っているなぁ……と納得。日常的に使って良い言葉ではないことを、一緒に見ているときにきちんと説明しなければいけなかったと反省しました。他の言葉も「幼稚園で〇〇君が言ってた!」とも。 長男と話していると、「悪い言葉」というのは何となく理解している様子。幼稚園では他のお友だちには言っておらず、家で私や弟にだけ使っているとのこと。しかし、乱暴な言葉だし、聞いた人が悲しくなる言葉なので使わないようにと言い聞かせました。最後に「あっち行け」の発生源を聞くと、長男は驚いた顔で「ママだよ」と。 一度だけでもダメ!?「ママがそんな言葉使うわけないでしょ!?」と驚く私に、「ママ、前に怒ったときに言ってたよ!」とのこと。そう言われると確かに、体調が悪くてイライラしているときにワガママを言われて思わず使ってしまった記憶が……。ただ、自己弁護すると言ってしまったのは本当に一度だけですし、日常的には使っていません。ただその「一度」だけでも子どもにとっては覚えるのには十分、衝撃的な言葉だったようです。大反省しました。 社会生活を送るなかで、子どもが悪い言葉を覚えてきてしまうのはある程度は仕方のないことだと思います。ただ、今回の場合は、私が悪い言葉を使うことで子どもも「ママが使ったなら、僕も使ってもいいんだ!」と思ってしまったようです。一度だけであっても使うべきではなかったと反省しました。今は子どもと一緒に私も正しい言葉づかいをするように気を付けています。 監修/助産師REIKO著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年04月22日外出自粛が続く中、子どもたちが少しでも楽しいお家時間を過ごせるよう、無料でダウンロードできるぬりえや工作を公開しているサイトをご紹介。人気イラストレーターや企業が提供する、ワクワクするようなぬりえ&工作で、笑顔あふれる毎日に!無料ぬりえ&工作 #01Twitter #イラストレーターにできること で拡散中!サタケシュンスケさんのアルファベット動物ぬりえ人気イラストレーター・サタケシュンスケさんが、幼稚園、保育園、学校がお休みになってしまった子どもたちに向けて、無料でアルファベット学習用の動物ぬりえ素材を提供。無料ぬりえはTwitterで「#イラストレーターにできること」 というハッシュタグをつけて拡散し、この動きに賛同してくれたイラストレーターやデザイナー、クリエイターが続々と素材をアップ。ぬりえ、工作、着せ替えなど楽しい素材がいっぱいなのでぜひチェックして!>>サタケさんのぬりえ・PDFダウンロードはこちら!無料ぬりえ&工作 #02HugMugで連載中の人気イラストレーターも参加!育児漫画家のぬりえ絵本リレー育児に関する連載や書籍を手掛ける人気育児漫画家のtomekkoさんが始めた“育児漫画家ぬりえ絵本リレー”。休校期間を親子で、そしてつくる側も楽しめるようなことがしたいという想いからスタート。「うさぎとかめっぽいおはなし」というタイトルで育児絵日記を描くイラストレーター総勢11名の協力のもと、楽しいアイディア満載のストーリーが完成。それぞれの個性を活かしたタッチや展開にワクワクが止まらない!>>ぬりえ絵本リレー・画像ダウンロードは、tomekkoさんのインスタグラム(@tomekomet)プロフィールのハイライト(ぬりえ絵本リレー)から!無料ぬりえ&工作 #03プリントアウトも無料!ローソンのポケモンぬりえ全国のローソンに設置されている対象のコピー機で無料プリントできる「おえかきローソン」。4/27(月)までの期間限定でポケットモンスターのぬりえを配布中。ピカチュウやその仲間たちが描かれたぬりえをローソンで無料プリントしてお家で楽しもう。プリントアウトしたぬりえに色をぬってTwitterに投稿すると、抽選で10名にピカチュウのぬいぐるみをプレゼントするキャンペーンも実施中!>>コンテンツプリントのご利用方法、キャンペーンの詳細はこちらから!>>webサイト「ポケモンイラストラボ」でもダウンロード可!※コピー機の設置がない店舗や一部サービス対象外のコピー機設置店舗がございます。©2020 Pokémon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。無料ぬりえ&工作 #04工作やすごろくなどさまざま!『幼稚園』の人気コンテンツ大集合!ユニークな企業コラボ付録で毎回話題の『幼稚園』から、子どもが楽しく毎日を過ごせるようにお家で遊べるコンテンツを5/6(水)までの期間限定で無料公開中。漫画家の高野文子さんによる「くるくるアニメ」やアーティスト・くらもちあすかさんによる「おはなでふくわらい」など楽しいコンテンツがいっぱい! 遊んだあとは #おあそびえほん をつけてSNSに投稿しよう♪>>『幼稚園』の人気コンテンツのダウンロードはこちらから!無料ぬりえ&工作 #05難易度もいろいろ! 親子で楽しめるキリンキッズのペーパークラフト手軽につくれるものから難しいものまで盛りだくさんのキリンキッズのクラフト集。親子で組み立てに挑戦したいペーパークラフトは、食べ物や動物、乗り物などハイクオリティなものばかり。こちらのキッチンツールは、組み立てるとトースターとキッチンスケールが本物みたいに動く仕掛け付き。小さな子どもには紙コップを使った、つくって遊べるクラフト集がおすすめ。ついつい夢中になっちゃうユニークなアイディアのクラフトをつくって楽しもう!ペーパークラフトの製作者_坂 啓典さん>>ペーパークラフトやその他工作のダウンロードはこちらから!
2020年04月21日小学校入学後、幼稚園時代からの大きな環境の変化に何かとナーバスになりがちな新1年生。わが家の息子の場合、入学して1か月ほど、常に機嫌が悪く、3歳下の弟に八つ当たりすることが増えました。個人面談で先生に息子の様子を聞いてみると、驚きの事実が判明。今回の記事では、「この調子だとクラスの友達と仲良くなれないのでは?」と心配した私が息子にとった対応策を紹介します。小学校入学後、イライラしがちになった息子幼稚園時代、どちらかといえば温厚で、誰かに怒るということがなかった息子。それなのに、小学校入学後、家ではとにかく機嫌が悪く、弟に対して怒っている姿を見る日が続きます。「同じ幼稚園から持ち上がった友達は1人もいないし、新生活でストレスが溜まっているのかな?」時間が経てばきっと落ち着くだろうと、息子には「どうしたの?」という声掛けをしつつ、しばらく様子を見ることに。ただ、息子の口から授業の話などは聞く機会はあっても、友達の話がなかなか出てこないのが、少し気になっていました。「もしかして、クラスの友達とうまくいっていないのでは?」と不安に思った私は、ゴールデンウィーク明けの保護者面談で、先生に学校での息子の様子を聞いてみることにしました。ルールを守ろうとするあまり、まわりに厳しくなってしまう担任の先生に学校の様子を聞いてみたところ、予想外の答えが返ってきました。「息子さんはとても正義感が強く、学校のルールを守れないクラスメイトが気になるようで、いつも注意してくれています」。幼稚園時代、生活面のお世話は先生がしてくれることが多いですが、小学校に入ると1クラス当たりの人数も増え、「慣れないながらも自分のことは自分でする」必要が出てきます。親としても正義感がどちらかというと強いと感じる息子が、クラスをどうにか円滑に回そうと試みている姿は、たしかに想像できました。「でも、伝え方が少し厳しめかもしれません。もうちょっとだけ優しい言い方ができれば、お友達との関係もよりよくなっていくのかなと思います」。先生の言葉を聞き、思い当たったのは、息子に対する私の態度。小学校に入った息子に、私が厳しめに指導していることも影響しているような気がしたのです。息子を褒めつつ、改善方法を伝える。そして私自身も…先生との面談を終え、息子にどうやって伝えたらいいのだろうと考えた結果、「感謝&褒めつつ、改善方法を伝える」ことにしました。・ママが「学校で楽しく過ごすためには、ルールを守らなければいけない」と言ったので、しっかりルールを守ってくれていることはうれしい。友達がルールを守っていないのが気になって、伝えてくれているのもうれしい・でも、友達に厳しく伝えては逆効果かも。ルールを守りたくても守れない理由があるかもしれない。ルールを守ったらどんな良いことがあるかを友達に優しく伝えるのはどうかな。いきなり叱られるのは自分もびっくりするし、友達も同じだよね・とはいえ、ママも家で厳しく叱ってしまっていたよね。ごめんね。ママも今後は伝え方を工夫する。ママと一緒に頑張ろう・友達への伝え方に悩んだら、いつでもママに教えてほしい。ママはいつでも味方だよ「うーん、わかった」とは言うものの、息子はいまいち腑に落ちない様子でした。一度にできるようになるとはもちろん思っていません。子どもには少し難易度が高いのもわかっていました。大人である私自身も、いつもできているとは言い難いのですから…。今回の件は、私自身も自分の態度を改めるよい機会となりました。息子が学校での新生活に早くなじめるようにと、ルール順守にばかり目が行き、厳しく指導していたように思います。集団生活をしていく上では、まわりと上手に関わる方法を身につけることも大切なので、まずは私から態度で示していくべきだと感じました。新環境で頑張っている息子にプラスの声掛けを新学期早々、新しい環境に適用しようと頑張った結果、友達と仲良くなるどころか厳しくするという行動に出てしまった息子。まずは、私自身が自分の態度を見直しつつ、息子のよい面を褒め、「楽しい学校生活を送れるように、一緒に頑張ろう」というメッセージを伝えることで、自分に自信を持ってもらえるように心がけました。その後、家での弟との関わり方を見ながら、「こういう時は〇〇って伝えたほうがいいかも」と教えるようにも。学校での友達との関わりあいについてもなるべく聞くようにし、気になったできごとについては、息子に共感しつつ、自分もクラスメイトも笑顔になるようなイメージを描けるようなアドバイスを心がけました。すると、夏休み前には少しずつコツを覚えてきたようで、「休み時間に友達と遊んだよ」という話も増えてきました。学校生活はまわりとの関わり方を学ぶ絶好の機会です。子どもの頑張りを応援しながら、親子で一緒に悩み、一歩ずつ進んでいけるといいですね。<文・写真:ライターnanahi>
2020年04月18日今回のエピソードは、幼稚園のお迎えのときの出来事です。普段は登園バスを利用しているわが家。ただ「全員お迎えの日」というのがあり、幼稚園までお迎えにいくことがあります。そのときは、久しぶりに会うママさんたちや声をかけてくれる娘のクラスメートにあいさつをするなど、つい忙しく立ち回りがちです。■「100%自分を見てほしい」娘の言い分「ばっかり!」とか「ぜんぜん!」とか…「いやいや、よそ見もしたけど…ちゃんと見ていたよ!?」と言いたいところですが、今の娘にはとっては0か100かなのでしょう。それくらい、園庭での様子を披露したい気持ちが強かったんだな〜。私が幼稚園にお迎えに来るこの日を楽しみにしていたんだな〜と気がつきました。「見て!」と求めるのも今だけ(たぶん)。積極的に応えたい、と改めて思いました。
2020年04月14日幼稚園入園やクラス替えで、新しい環境に飛び込むことになる季節がやって来ました。「うちの子、新しいお友達と上手に付き合っていけるかな…」と、親としても不安を抱える時期ですよね。入園前は引っ込み思案だった長男が、園生活を通して変わっていった様子を紹介します。ママから離れようとしなかった入園前入園前の1年間、同年齢のお友達との交流をもつために、近所の児童館に足繁く通っていました。私自身も子育ての悩みを共有できるママ友づくりをしたいという意図もあったのですが、3歳のころの長男は私のそばにべったりで離れることがなく、自分からお友達の輪の中に入ろうとはせずに私の手を引っ張ることが多々…。たとえば、音楽教室の習い事の場面では、歌って踊って走り回るお友達を目の前にしてもその輪には入らず、部屋のすみのほうで私と一緒にいるタイプでした。せっかく集まりに参加しても、ほかのママとほとんど話せずに終わってしまうことがあり、親子二人でいることが多かったように思います。家の中では活発でしたが、外に出ると内気になってしまう長男。「これから始まる園生活は大丈夫かな」と、入園前はとても不安に感じていたのを覚えています。園生活に慣れたころの転園で、振り出しに戻る…入園してみると、意外とすんなり楽しむ様子が見られて安心していたのですが、3か月が経ったころに引っ越しを理由に転園することに。せっかく慣れた園生活でしたが、また一からのスタートをきらなくてはなりませんでした。しかも、長い夏休み明けというタイミングに新しい環境に飛び込むことに。登園の足どりがずっしり重く、私の手を力強く握りしめて意地でも離さなくなり、振り出しどころか一歩も二歩も下がった状態になってしまったのです。引っ込み思案の長男に変化があったきっかけ親の都合でかわいそうなことをしてしまったと自分を責めることもありましたが、私の不安が長男に伝わってしまっては、余計にマイナスになると思い、積極的になれるように働きかけるよりは、様子を見守ることにしようと決意。そんな中、ありがたいことに、転園してまもないころに新しい出会いがあり、この出会いによって、お友達との関わり方に変化が見られるようになったのです。自分の名前を呼んでくれる友達との出会い新しい幼稚園で、一人の男の子と、お当番や行事などを一緒に行うペアになりました。その男の子は「〇〇(長男の名前)くん、おはよう」「〇〇くん、一緒に遊ぼう」「〇〇くん、公園に行かない?」と、いつも名前を呼んで話しかけてくれました。そのことが、新しい環境の中で不安な気持ちで押しつぶされそうだった長男に安心感を与えてくれたようです。長男は小さいながらも、自分の存在を認めてもらえたことがうれしかったのだと思います。初めてお友達に心を開けるようになり、すっかり仲よしになった二人。朝の「幼稚園行きたくない…」という言葉が、いつの間にか「早く行こうよ~!」と、着替えなどの準備も率先して早く済ませるような変化が!引っ込み思案だった長男が、少しずつ積極的に外の世界に関わっていくようになり、心からホッとしました。今ではすっかり活発男子に!そんな長男は3月に卒園し、今春からいよいよ小学生に。2~3年前に私の手をギュッと握りしめて離さなかった手は大きくなり、頼もしいお兄さんの手になりました。今では、お友達と一緒にいるときには、私に見向きもせずに走り回り、「そろそろ帰るよ~!」の声もまったく届きません(笑)。まわりのママ友からも「入りたてのころと印象が変わったね」と言われるほどに大変身した長男は、手をつないでくれることも少なくなり、ちょっぴり寂しさも感じています。園生活の中で、こんなにも変わってくれるとは思っていませんでした。仲良しになった男の子が長男にしてくれたように、わが子にもお友達に声をかけて安心感を与えられる子になってほしい、もしポツンとしているお友達が近くにいたら、自分から声をかけるやさしさを持てる子になってほしい。この経験を通じて、そう思っています。親が深く介入しなくても、案外、自分の力で頑張ろうと乗り越えてくれるものなのかもしれません。大切なのは、子どもの力を信じることなんだと感じています。引っ込み思案な子どもを前にして、不安な気持ちを抱えているママの参考に少しでもなりますように。<文・写真:ライター郡司佳奈>
2020年04月13日子どもを幼稚園や保育所に預けて仕事に行かなければならないのに、毎朝のように我が子が大泣き……。そんなことに悩んでいる人も多いかもしれません。どうすれば登園時に子どもは泣かないようになるのでしょうか?アドバイスをもらったのは、欧米で学んだ心理学を子育てに生かし母親たちをサポートしている、公認心理師の佐藤めぐみさんです。佐藤さんは、「鍵を握るのは『アタッチメント』」だと語ります。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹登園時に子どもが泣いてしまう3つの要因子どもが登園時に泣いてしまうことには、いくつかの要因が考えられます。ひとつは「年齢」が挙げられます。子どもが1歳になったタイミングで仕事に復帰する方は多いですが、ちょうどその頃から1歳半くらいにかけて記憶力が発達し、子どもたちは過去と現在を比較できるようになります。ですから、幼い子どもを幼稚園や保育所に預けると、子どもは「さっきまで一緒にいてくれたお母さんがいまはいない……」と感じて、大泣きするわけです。1歳過ぎから1歳半くらいまでのあいだは、いわゆる分離不安のピークですので、この時期の子どもが登園時に泣いてしまうのは、発達的に見ても「あって当然」のことなのです。このケースでは、「泣かなければラッキーで、泣いても仕方ない時期」と考えて、自分を追い込まないようにしてほしいなと思います。預けなくてはいけない以上、できる工夫はしつつも、「時間が解決してくれる」といういい意味での割り切りも肝心かもしれませんね。しかし、いちばんの要因としては、もともとの「気質」があるでしょう。大人のみなさんでも、行ったことがない場所に行ったり面識がない人に会ったりすることにワクワクする人もいれば、不安を感じる人もいますよね?それは、人生経験の少ない子どもだったら、なおさらのことです。さらには、初めて行った場所や初めて会った人に対する順応のスピードも気質のひとつ。すぐになじむことができる子どももいれば、そうではない子どももいるのです。ただ、気質についても年齢と同じように割り切らなければならないかというと、そうではありません。のちにお伝えしますが、ある方法で解決できる可能性もあります。もうひとつ要因を挙げるとすれば、「家の環境」があります。あまりに家の居心地がいいために、子どもが外に出たがらないのです。もちろん、親子のあいだの愛情にあふれているという居心地のよさであればなんの問題もありません。でも……異なる意味合いで見た場合、居心地のよさが子どもを王子さまやお姫さまのように扱い、なんでも親が世話をして甘やかしていることからであれば問題があります。幼稚園や保育所での集団活動では、我慢しなければならないことが多々あります。そういう場所(幼稚園や保育園)と、とことん甘やかしてもらえる家を比べ、子どもは登園を嫌がるということになるのです。子育てのすべての土台となる「アタッチメント」が鍵ではどうすれば登園時に子どもが泣かないようにできるのでしょうか?その鍵となるのは、「アタッチメント」です。アタッチメントとは、「子どもが特定の人に示す愛着感情」のこと。簡単にいえば、特定の人との「精神的な絆」のことです。そして、小さな子どもにとっての最初の「特定の人」とは、一般的には、もっとも身近に接して世話をしてくれるということで母親というケースが多いと思います。このアタッチメントこそが、子育てのすべてを支える土台なのです。また、子どもは親とのアタッチメントを通じて、人との接し方も学んでいきます。親から「こういうふうにまわりの人とかかわっていけばいいんだな」というテンプレートを学ぶのです。つまり、アタッチメントとは、その子の将来の人間関係の広げ方にも大きくかかわるものなのです。こう表すと、その重要性を強く感じられたのではないでしょうか。そして、このアタッチメントの育み方次第で、気質的には引っ込み思案で幼稚園や保育所で不安を感じるような子どもであっても、しっかり元気に登園できるようにもなります。もちろんその育み方とは、王子さまやお姫さまのように甘やかすことではありません。その育み方とは、親があれこれ手を出すのではなく、子どもが甘えたがっているときにその気持ちをしっかり受け止めること。幼稚園や保育所に子どもをお迎えに行くと、子どもが「抱っこして」といったり手をつないできたりと、子どもに甘え行動が出ますよね。そのときにしっかり甘えさせてあげるのです。もちろん、子どもが望むのなら自宅に帰ってからも膝の上に子どもを乗せて絵本を読んであげたり、一緒にお風呂に入って遊んであげたりすることも、子どもの甘え行動を受け止めることのひとつです。「アタッチメント」で子どもにエネルギーをチャージ!なぜ、こういう行為によって、登園に不安を感じるような子どもでも泣かずに登園できるようになるのでしょうか?それは、アタッチメントによってエネルギーをチャージできるからです。気質が引っ込み思案である子どもの場合、親と離れて幼稚園や保育所で過ごすにも、引っ込み思案ではない子どもと比べ、より多くのエネルギーを使います。だからこそ、翌日も元気に登園できるように、たっぷり甘えさせてエネルギーをしっかりとチャージしてあげることが大切になります。加えて、子どもの気質を無視して、親の主観で言葉をかけることに注意してください。ありがちなのが、自分が子どもの頃には幼稚園や保育所が大好きだったというケース。親子でも気質が正反対ということも珍しくないですよね?それなのに、自分が子どもの頃には幼稚園が楽しかったからと、「大丈夫、大丈夫!元気よく行ってらっしゃい!」「絶対に楽しいから!」と押しつけてしまうのはよくありません。もともとの気質は変わらないものなので、そこを理解したうえのアプローチをしないといい方向へは進みにくくなります。どんな子どもにもアタッチメントは大切なものですが、引っ込み思案の子どもにとってはとくに大切なこと。引っ込み思案の子は、時間をかけてその場所や人々に慣れていくものなので、そのペースに合わせ、日々、子どもにしっかりとエネルギーをチャージしつつ進んでいくことが大事になります。『子育て心理学のプロが教える 輝くママの習慣』佐藤めぐみ 著/あさ出版(2012)■ 公認心理師・佐藤めぐみさん インタビュー記事一覧第1回:「登園時、毎朝大泣き」問題は、親がコレをしてあげると解決できる!第2回:子どもの「泣き落とし」を収めるテクニック。コツは“ルール作り”にあり(※近日公開)第3回:子どもは「甘やかす」より「甘えさせる」!甘えさせてもらえない子は将来こうなる(※近日公開)第4回:「過干渉、ヘリコプターペアレント予備軍」親の意外な特徴。もしかしてあなたも?(※近日公開)【プロフィール】佐藤めぐみ(さとう・めぐみ)1969年生まれ、東京都出身。公認心理師。オランダ心理学会認定心理士。イギリス・レスター大学大学院修士号取得。欧米で学んだ心理学を日本のお母さんが取り入れやすいかたちにしたポジティブ育児メソッドを考案。現在は公認心理師として、ポジティブ育児研究所でのオンライン子育て心理学講座、育児相談室ポジカフェでのカウンセリング、メディアや企業への執筆活動等を通じ、子育て心理学を活用した育児支援を行っている。HP:megumi-sato.com【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年04月11日前回のあらすじ障害年金申請に必要な書類を揃え、いよいよ申請窓口に提出しに行きました。窓口の担当者さんが丁寧に書類を確認してくれて、安心して提出することができました。資料がない!療育センターでの親子セッションが終了してから幼稚園卒園までの間、娘は療育センターの主治医に紹介してもらったある大学の研究室で療育を受けていた時期がありました。その事を『病歴・就労状況等申立書』に記入しようと思い資料を探したのですが、通い始めた正確な時期の記録がどうしても見つかりませんでした。Upload By 荒木まち子ネットで確認すると、その施設も療育センターと同様、名称・建物ともに娘が通っていた頃とは変わっているようでした。「20年近く前の娘の記録は残っているかしら?毎年、年賀状などで娘の様子は伝えているけれど、先生方は娘のことを覚えているかしら?」そんな不安を抱えつつ私は施設に電話をしました。私の不安をよそに、電話を受けた先生は娘の事をしっかりと覚えていてくださいました。当時の先生方も残っていらっしゃり、娘の記録も保存されていました。療育期間やそこで行われた療育内容を確認した後、私は先生にずっと伝えたかったことをお話ししました。検査後の細やかな対応を無駄にしてしまったという後悔の念娘は今まで、必要に応じて療育センターや、教育委員会、病院などで発達検査を受けてきました。検査結果は施設によって・口頭でIQの結果のみを伝えるところ・評価点のページだけをコピーでくれるところ・詳しい検査結果を文書で添付してくれるところなど様々です。今回、娘の障害年金申請のために過去の発達検査結果の資料をすべて読み返し、私はこの研究室で受けた発達検査報告書が簡潔かつ的確でとても優れていたことに気が付きました。特に引越し直前に受けた検査結果報告書には、娘が新たな環境で直面するであろう困り感を軽減するのための手段――研究室で行った、娘に有効だった手立てや後に娘に対して必要になると思われる配慮――などが分かり易く記されていました。(報告書の一部)・ことばは平均的な発達をしているので、ことばが使えることで理解できているように判断されるが、実際にはもう少し丁寧に指導していく必要がある。特に人との付き合いに関して細かな読み込みが苦手なので、全体の指示と同時に本児が理解しているかどうかの確認が必要になる。・協応動作に関しても不器用な面があるが、これを本児はきっちりとこなそうとしている。しかしこれに速度を要求されるとかなり負担がかかると考えられる。例えば文字の形のバランスを取ることや、字の画数が多くなると形を整える事が難しくなるので、宿題の量を加減してもらったりプリントの書くところを少し大きくしてもらうなどの配慮は必要になるかもしれない。これらは15年たった今も全く変わっていない、そしてこれからもずっと変わることはない娘の特性です。大学の先生たちは娘が未就学のときから娘の将来を見越していたのです。でも当時私はその意味がよく解っておらず、せっかくの報告書を次の環境で上手く引き継ぎ活用することが出来ませんでした。先生から語られた驚きの事実私「今になって当時そちらの施設で最先端の療育が行われていたことが分かりました。あの頃は私自身、検査報告書に書いてあったことの意味もよく理解していなくて、いただいていた報告書を学校や次の療育センターで活かすことができず、“様子見”をしている間に、娘は学校でいじめにもあい二次障害も起こしました。」先生「そうでしたか。今、こちらの地域では施設の整備も進み、療育センター・幼稚園・学校・各種関係機関の連携も密になっています。実は荒木さんがこちらにいらした時期は一番大変なときだったんです。阪神淡路大震災直後で震災復興に予算が当てられて、子育て支援に関する計画が先延ばしになった時期でした。各機関連携の計画はもっと早くに実現するはずだったんですよ。」確かに街中には仮設住宅が残っていました。療育センターの建物も平屋のプレハブでした。先生の話から、私はなぜ当時の療育センターの廊下に「動かない謎のマッサージチェア」が鎮座していたのか、その理由を察することができました。でもそんな状況下でも研究室の先生方は幼稚園と連携を取り、娘にどう接したらいいかなどを幼稚園の先生に伝えてくださっていました。また、療育時には大学の実習生やボランテイアの生徒さんもセッションに参加し、障害のある子どもたちに明るく接してくれていました。私はそれで十分と感じていました。私「そうだったんですね。当時は悩んだり、それなりに辛いこともあったけれど、いま振り返るとそちらで過ごしていた頃が娘の子育ての中で一番幸せな時期だったと感じます。きっとプロフェッショナルの先生方に見守られ療育を受けることができていたからだと思います。」大人になった娘の近況を先生に報告して...私「その後、娘は何とか落ち着き今は特例子会社で働いています」先生「お母さんは、娘さんが落ち着いた一番の理由は何だと思いますか?」私「このままじゃダメだと思って、必死に理解してくれる支援者を探したからだと思います。親だけじゃどうにもならないので本当にみっともないほど、なりふり構わず探しました。辛かったけど今は二次障害があったこともひっくるめて、それが娘なんだと思っています。」先生「そこまで言えるのはすごいですね。」私「はい。15年の間に“恵まれた環境”は待っていても訪れないから自分から動かないとダメなんだと知りました。あと、私達親子は実際痛い思いをしないと学べないタチなんだなと身を持って経験しました。いっぱいいっぱい泣きましたけど、その分強くなったのかもしれません。」障害年金申請の手続きは、『子育て振り返りの旅』年金申請資料を作っていると、過去の辛かったことを思いだしたり、自分の選択を後悔したりします。ときには自分がしてきたことを恥ずかしく思ったりもします。でもふとした瞬間に実は幸せだったことに気づきます。じたばたしていた自分を辛抱強く見守ってくれていた人の存在に気が付いて、感謝の気持ちを抱いたりもします。私にとって今回の障害年金申請作業は、自分の子育ての振り返りの作業だったような気がします。今後に向けて子どもが20歳になったからといって当然子育てが終わったわけではありません。行政や支援者とのやり取りや手続き、書類の作成などは、まだ親が手伝っています。今後は一人暮らしに向けた準備も必要になってくることでしょう。少しずつで良いので親の手助けがフェードアウトできるようにしていきたいと考えています。数年後に訪れるであろう「障害状態確認届」提出の頃、娘は一体どうなっているでしょうか。そのときは本人主体で手続きが進められるような工夫をしていこうと思っています。そのときにも娘が理解ある支援者に囲まれた環境にいる事を願ってやみません。
2020年04月09日入園・進級おめでとうございます!今年は小学校で新学習指導要領が施行される年。小学校なんてまだまだ先の話…と思いきや、今回の指導要領の改訂は、実は幼稚園の教育にとっても関わりの深い話なのです。幼稚園教育の専門家と文部科学省に、新時代の子どもの学びについて聞きました。今回の改訂のキモ!幼稚園から高校までの教育を貫く「3つの柱」1 実際の社会や生活で生きて働く知識および技能2 未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力など3 学んだことを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性など※文部科学省「平成29・30年改訂学習指導要領」から幼稚園の学び幼稚園では遊びを通じて「3つの柱」の土台となる力を身に付けていきますお話を聞いたのは:兵頭恵子さん横浜の幼稚園に主任教諭として長年勤務し、現在は幼少年教育研究所顧問。保育雑誌や講演で幅広く活躍中。主な著書に「教えてほしい!男の子の育て方」(PHP 研究所)、「先生とママの子育てサプリ」(共著、鈴木出版)など。幼稚園では2年前から「3つの柱」に基づく教育がされています小学校では2020年から新学習指導要領がスタートしますが、幼稚園では2018年4月から、改訂された幼稚園教育要領が施行されています。これは「知識および技能の基礎、思考力・判断力・表現力などの基礎、学びに向かう力・人間性」を「幼児期に特に育みたい力」としたもの。つまり幼稚園ではすでに、「3つの柱」に基づく教育が行われているのです。「3つの柱」が重要とされた背景には、出された問いに多く正解することではなく、自分の頭で考えることがこれからの時代を生き抜く上で大切だとする方針があります。そこであらためて注目されたのが、毎日の園生活にあふれている「遊び」の経験です。遊びで身に付けた力が、自ら学びに向かう姿勢を支えます下のイラストで紹介しているように、身体能力、思考力、想像力、協調性といった「3つの柱」で求められている能力を育むきっかけが、遊びの中にはたくさんあります。これまでは小学校で困らないよう、ひらがなや数を幼児期から教えるべきといった考え方もありました。しかし、遊びの経験=思考力や協調性を幼児期に育む経験がおろそかになったことで、小学校に上がってから先生の話を集中して聞けない、友達とうまく関われない、自分で工夫して考えることができないといった問題が起こってきました。そこで、幼児期は遊びの経験こそ重要であること、遊びで身に付けた力がやがて自ら学びに向かう姿勢を支えることが見直され、幼児期に特に育みたい力を「3つの柱」とした教育要領が定められたのです。こうした力を3年間で育むために、園の先生たちは子どもたちが遊ぶ姿から今何に興味があるのかを読み取り、より豊かに遊びを広げています。幼稚園の毎日の遊びの経験が小学校以降の学びの土台となっていくのです。幼稚園の遊びの中にはこんな学びが隠れています● 思考力遊びを面白くするために、どうすればうまくいくか粘り強く考える経験を積みます。年長さんになると遊びを発展させるために自分たちで道具を作り出すことも。● 表現力自分が遊んだ経験やイメージしたものを言葉で伝えたり、絵や工作で表現します。そこで培った表現力がまた遊びへと生かされていきます。● 協調性初めはお友達との関わり方が分からずけんかが起きることもありますが、徐々に自分たちだけで折り合いをつけたり、気持ちを言葉で表現できるようになります。● 身体能力遊ぶために工夫して、体を使いこなしていきます。「この高さからなら飛び降りられそう」と自分の身体能力を測ったり、体をコントロールしたり、調整したりする力を養います。● 想像力泥団子を食べ物に見立てたり、ごっこ遊びで役割を分担したり。イメージを膨らませて遊びを発展させていく想像力は、小学校で文章題を読み解く力にもつながります。小学校の学び文部科学省・平千枝さん、荒川瑞穂さんより変動する社会を生き抜く力を育てることが新学習指導要領のテーマですお話を聞いたのは:平千枝さん文部科学省 初等中等教育局教育課程課専門官。小2の子、4歳児のママ。お話を聞いたのは:荒川瑞穂さん文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課。1歳児のママ。何を学ぶかだけではなく新どんな力が必要かに視点をおいた改訂です学習指導要領とは、文部科学省が定めている教育課程の基準のこと。子どもたちの教科書や時間割はこれを元に作られていて、およそ10年に一度のサイクルで改訂しています。これまでの指導要領は「小学校1年生ではこの漢字・計算を学ぶ」というように、「何を学ぶか」という視点で作られていました。しかし今回の改訂においては、その視点だけでは子どもたちに必要な力が身に付かないのではという課題が挙がりました。例えばスマートフォン一つ取っても、10年前まではこれほど社会に普及するとは思われていませんでした。それぐらい急速に変動する21世紀を生きる子どもたちのためには、「何を学ぶか」だけではなく、「変動する時代を生き抜く上でどのような力が必要か」を指導要領で示す必要があると考えたのです。そこで示されたのが4ページの「3つの柱」です。幼稚園から高校までの教育内容を「3つの柱」に基づいて整理し、教育のタテのつながりを意識したことが今回の改訂の大きなポイントです。園や学校での学びを家庭で「話す」機会を大切にお子さんがやがて経験する、新時代の小学校教育。ママたちの時代とは大きく変わっていることもあり、「今から何か準備しておかなければならないの?」と心配になるかもしれません。ですが、学習内容についてはこれまで通り、学校の先生が一人一人をフォローしながら教えてくれますから、その必要はありません。私たちが家庭にぜひお願いしたいのは、「園で体験したことや学校で学んだ内容を家で話すこと」。学校で学んだことを家庭で話す子どもの学力は高いというデータが、学力テストの結果からも分かっています。例えば、小学校2年生では「ℓ」「㎖」などのかさの単位を学びますが、「牛乳パックは1ℓだね」「料理に使う計量カップは200㎖が量れるんだよ」とママやパパと話すことで、学校の勉強が自分たちの生活とつながっていることを実感できます。また、学んだことを誰かに話す経験を通じて、子どもたちの理解も深まっていきます。プログラミングや外国語学習など、ママたちが経験してこなかった学習内容については、お子さんから教えてもらうつもりで家庭で話題にすることで、今の時代を知るきっかけにしてもらえたらと思います。幼児期に遊びを通じて育んだ力を土台として、学びに向かう姿勢や基盤となる知識を身に付けることが小学校の役割です。小学校での学びを楽しみに、幼稚園での経験を積み重ねてくださいね。ママたちの時代と大きく変わった!小学校教育の気になるトピック「外国語学習」「アクティブ・ラーニング」などママたちの時代はなかった教育についてその具体的な内容や、目的を聞きました。<小学生ママアンケートから>Q自分が小学生のころと今の小学校教育で大きく違うと思う点は何ですか?(複数回答)その他では「昔に比べて褒める教育を重視していると感じる」「高学年は6時間授業の日がほとんど」などが挙がりました。※2020年1/8~2/5あんふぁんWebで実施。有効回答数231人● 外国語教育が小3から開始昨年までは、小5から外国語活動に取り組んでいましたが、新学習指導要領では小3から外国語の音声に慣れ親しみ、小5から読むこと・書くことも段階的に学んでいくことになりました。自分の考えや気持ちを伝え合うという実践を通じてコミュニケーション能力の基礎を育むことで、中学以降の外国語学習にもスムーズに進んでいけることを期待しています。● プログラミング教育新学習指導要領の代名詞として注目されがちな「プログラミング教育」ですが、子どもたち全員にプログラマーを目指してもらおうということではありません。現代の子どもたちは生まれたときからスイッチ一つで動く電化製品に囲まれていますが、それらは「魔法の箱」ではなく人間が作った命令によって動いていることを理解すること、また、プログラミングに必要な論理的思考に触れることが目的です。● アクティブ・ラーニング授業を通じて学んだことを友達とディスカッションする、みんなの前で発表する、学んだことがどんな場面で役に立つのか地域に出て活動する、などの学びを「アクティブ・ラーニング」と呼んでいます。自分の考えや立場を明らかにし、異なる考えや立場を通じて視野を広げること、いろいろな教科で学んだ知識を関連づけて自分なりの考えを深めていけることを重視しています。● 完全週5日制改訂後の総授業時間数は小1で850時間、小6で1015時間。年間でみるとあんふぁんママ世代(昭和60年生まれ)と変わりませんが、週6日制(月1~2回の土曜日休み)と同じ時間数を平日5日に収めているので「平日が忙しい」と感じる人も多いようです。小1・2では理科と社会を統合した「生活」という科目がある、小3からは「総合的な学習の時間」があるなど、教科なども変化しています。こちらも要チェック!小学校の授業を動画でのぞき見
2020年04月09日私が家事の中で、一番嫌いで苦手なことが料理。夫がお休みの日は、朝昼晩すべてのごはん作りをやってもらっているほど嫌いです。なので、料理やお菓子作りが大好きなママ、得意なママは、私からしたら神的存在!給食の園がよかったのに、入園したのはお弁当が絶必で…そんな私の中で致命的なことが、娘の幼稚園が毎日お弁当持参なこと。4月から年長さんになる娘は、これまでの2年間に引越しをした都合で、現在の幼稚園は2園目。以前も今回も、幼稚園選びで重視したのは「わが子が園の方針に合うかどうか」、そして「給食があるかどうか」でした。料理をできるだけしたくないため、給食のある幼稚園を必死で探しましたが、通える範囲の幼稚園すべて探してもゼロ。ちょっと遠くまで行ったとしても給食の日とお弁当の日が混合となっている園が1つ…。さて、どうしよう?ここで、料理が嫌いな私は、ためらうこともなく冷凍食品を使って毎日をしのごうと考えました。毎日オール手作りのお弁当を作るなんて、私にとっては過酷すぎるからです。とはいうものの、冷凍食品を多用することに、少しためらいと罪悪感をもった私。そこで考えたのが、おにぎりをキャラクターにして入れてあげることでした。娘にも先生にも大好評だったキャラおにぎりのお弁当最初こそ慣れないキャラおにぎり作りに苦戦していましたが、徐々に慣れていきました。毎日毎日キャラおにぎりを作って入れていたところ、娘が「今日のおにぎりは何〜?」とお弁当を楽しみにしてくれるように。幼稚園では、お弁当を食べる前に先生に見せることがルーティンになり、先生方やお友達のママ達から褒められるようになりました。こうなると私自身も頑張ろうと思えるし、何よりキャラおにぎりを作ることが楽しくなりました。ハマりだすととことんこだわる自分の性格にも合っていたのだと思います。大切にしたのは、娘がおいしく、楽しく、喜んでくれるお弁当を作ることと、完食できる量にすること。でも料理はしたくないので、冷凍食品の使用は続けながら、〝見た目がかわいいお弁当〟を作ることを目標に、毎日作り続けました。キャラおにぎりは頑張る!おかずは頑張らないというスタンスキャラおにぎりはいいとしても、お料理好きのママからしたら、子どものお弁当に冷凍食品!?と敬遠する人も多いかもしれません。私も入園当初は娘の好きなハンバーグなどをお弁当用に小さめに作り、冷凍してお弁当に入れていました。最初のうちは食べてくれたのに、次第に私の作ったハンバーグだけを残してくるように…。理由を聞いたところ、「固いからおいしくない」と。冷凍してしまうとマズくなってしまう食材もあるので、わざわざ時間をかけて嫌いな料理をすることはないんだなと思ったできごとでした。そこから、キャラおにぎりは頑張る、でも、おかずは頑張って作らず冷凍食品に頼るという私のお弁当作りのスタンスができあがりました。やはり企業がたくさんの工夫をしている冷凍食品は冷めてもおいしいし、大きさなどもお弁当に適していて最強だと思います。冷凍食品を多用して気にしているのは作っているママだけで、子どもやほかの人が見ても気づかないことが多いのも事実。かわいいおにぎりに注目してもらい、おかずにはあまり目がいかないようにする企みもあります(笑)。得意なことを活かす・楽しむ、発想の転換私は料理は大嫌いでも、工作やもの作りは大好き。なのでお弁当作りを料理と思わず、「工作」と考えて楽しむことにしました。海苔やハム、チーズなどの具材を画材や紙のように工作する…そんなイメージでキャラおにぎり作りを楽しむようになりました。そんなこんなでこれまでの2年間、毎日キャラおにぎりのお弁当作りを続けられました。毎日できる限り同じキャラクターを作らないよう、キャラクターのネタ帳としてメモをしたりするように。最近ではキャラクターを見ると、おにぎりにできるか考えてしまう、変な習慣が(笑)。キャラクターを使ったお弁当はお見せできないのが残念ですが、これまで作ったオリジナルのおにぎり弁当がコチラ。ハートなどのモチーフでおにぎりを作ってみたり、季節イベントを幼稚園行事と絡めても。干支や動物などを作るのもオススメ。これらはキャラ弁が苦手な方でも作りやすいかなと思います。キャラおにぎり作りを支える100均グッズ写真は、私がキャラおにぎり作りに使うグッズです。食品用のはさみ・カッター・ピンセットはマスト。カラフルなシリコンカップとピックをキャラクターや雰囲気に合わせて使います。これらはすべて100均で購入したもの。100均は便利で簡単に可愛いウィンナーが作れるグッズや型抜きなど多種多様なお弁当グッズが手に入ります。ただ、正直、洗い物も面倒なものが多いので、100円だから買っておこう、などとあれもこれも揃えるのはおすすめできません。ここにあるツールさえあれば、料理大嫌いママでも、子どもが喜ぶお弁当が毎日つくれることを私が実証済みなので、ぜひ試してみてほしいです!<文・写真:ライターRie>
2020年04月07日長めの休みのあと、子どもが園や学校へ行き渋ることがありますね。2020年は、今までになく長い春休みとなり、新しい生活になじむのに、時間がかかることもありそう。そんな時は少し違う角度から、対応方法を考えてみませんか?今回は、占い師の私が、星占いからわかる性格分析をもとに、休み明けの子どもをポジティブに励ますことのできる方法を提案します。おひつじ座まっすぐ突進タイプの「おひつじ座」っ子。思い込んだら一直線で、好奇心旺盛!一度、園や学校を「イヤだ」と思ったら、ガマンをすることなくイヤだと主張します。ところが、園や学校にちょっとでも興味のある部分を見いだせば、気持ちがあっという間に「行きたい!」という方向に流れてくれるという特徴もあります。休み中は家での遊びに興味をそそられ、休み明けもそれを続けたいと感じることが多いでしょう。そこで、仲良しのお友達や先生の名前を出して、「〇〇くんと久しぶりに会えるね!」「〇〇先生が待ってるよ!」と声掛けしてみて。また、園にあるお気に入りのおもちゃを思い出させてあげるなど、学校や園での心ひかれることを、ママやパパが楽しそうに話すのが効果的です。おうし座外ではいい子にしているのに、家庭内という枠の中では急にワガママ全開になってしまうのが、「おうし座」っ子の傾向です。ですから、園や学校へ出発する前は、「行きたくない、ムリムリ!」とダダをこねるかもしれません。こんな時は、まず、子どもの「ヤダヤダ」を受け止めてあげることが先決。これはどの子に対しても言えることですが、おうし座っ子は特に、「自分の不満を家族に受け止めてほしい」と思っています。そこで、「そうだよね。まだ休んでたいよね」と受け止めながら、「じゃあ、ちょっとだけ一緒に行こうか」と、園やバス停、登校の列の近くなど、お友達や先生の見えるところまで一緒に行ってあげると、とても効果的です。他人の目線があると急にシャキっとするかも!ふたご座そもそも合理的に考える冷静タイプなので、ゴネること自体が少ない「ふたご座」っ子。そんなふたご座っ子が機嫌を悪くする時は、わけもなく不安で、どうして良いかわからなくなっていることが多いものです。もちろん、園や学校に行かなくては…とは思っています。でもうまくできるか、ちゃんとできるか不安。そんな気持ちを家族が受け止めて、「〇〇ちゃんは、幼稚園で絵を描いて先生に褒められていたね!」「鉄棒が上手でお友達に教えていたよね」と、過去に上手にできていたことを改めて振り返り、褒めてあげると、きっと大丈夫!と安心する気持ちが生じるでしょう。かに座「かに座」っ子は、他のどの星座に生まれた子よりも、そもそも「おうち大好き!」なタイプ。ママやパパがどんなに、園の楽しかったことに目を向けさせても、「やだ!おうちにいたい!」という、家庭への執着をなかなか捨てきれないかも…。そこで、逆に園や学校に出かけて帰ってきた時の家の魅力を演出してみるのがおすすめです。たとえば、「帰って来たら、特別なおやつを食べようね」とか、「今日、幼稚園で何をしたのか、帰って来たら教えてほしいなあ」などといった具合が良いでしょう。しし座仲間内のコミュニティーにおいて、意図しないうちにリーダー的な役割を負うことの多い「しし座」っ子。子どもに人気のレンジャー系で言えば、中心となるレッド(赤)の性格を持っているタイプです。機嫌を損ねても、おだてれば乗ってくるのが長所の1つ。「今日は幼稚園で、先生のこと助けてあげるの?」「さすが〇〇ちゃんだなぁ!」などとうまく乗せてあげると、すんなり登園や登校の準備を進めてくれそうです。逆に脅したり、怒ったりすると、逆上する確率がかなり高いのは注意したいところです。おとめ座しっかり者の「おとめ座」っ子。本来であれば、「行くというルールは守らなければ!」という意識が働きやすいので、「行きたくない!」と言うこと自体が少ないタイプです。そんなおとめ座っ子が登園したくないと言い出した時は、次のお休みまでの見通しを分かりやすく提示してみましょう。たとえば、「3日幼稚園に行ったら、次の日はお休みだよ」という感じ。また、、「みんなも今頃、行く準備してるね!」など、他の子の行動を話してみましょう。おとめ座は「みんなと合わせたい」という意識を強めに持つ人が多く、「他の友達が行くなら私も行こうかな」と思う子は多いでしょう。てんびん座気分も態度も安定していることの多い「てんびん座」っ子は、楽しいことが大好き。そしてぱっと見よりもずっと、気分屋だというのも特徴の1つです。園や学校で待っている楽しいことを目の前にちらつかせてあげたいところですが、それには、今目の前にある楽しいことをひと段落させることも大切。幼いうちは、例えば出掛ける直前に終了するように短いアニメのビデオをかけ、終わったところを見計らって家を出るようにするなどの工夫も有効でしょう。さそり座「さそり座」っ子には、強情、強引、我慢強いタイプが多いので、一度「行かない!」と言い始めたらなかなか手強い相手になってしまうかも…。テコでも動かない!という雰囲気になってしまうと、ついつい家族のほうが焦ってしまいますが、焦るとなおさら、子どものやる気を削いでしまいかねないので気をつけて。それよりは、「しばらくお休みだったし、なんか行きたくないよねぇ。わかるわかる!」と、共感を持って接して。気持ちをわかってもらえると、前向きになり、次の行動に移りやすくなるはずです。いて座スピーディーさが特徴の「いて座」っ子。興味を持った方向にどんどんと進んでいける推進力は人一倍です。その分、家庭の中に興味があるものがちらついていると、登園をしたくないと言い出すかも。園などの予定で、あらかじめその日に何をするのかがわかっていれば、「今日はこんなことをするんだって!」と誘い出してみましょう。予定がわからなくても、園庭で遊ぶ、工作の時間があるなど、子どもの好きなことを言語化してあげると「楽しい!行く!」と気が変わる可能性大。やぎ座慎重派の「やぎ座」っ子は、周囲の大人が思っているよりも、ずっとプライドが高いのが特徴!マイペースでまわりを気にしないようでいて、意外に褒められると伸びていくタイプです。園や学校に行きたくないと言い始めた時は「いつも頑張っているもんね!」と、まずその頑張りを認めてあげると良いでしょう。そして、「宿題をきちんとできていてすごい!」「苦手なトマトもちゃんと食べてえらいね」など、生活の細かな部分を具体的にほめると、嬉しくなって気持ちも前向きになりやすいでしょう。みずがめ座「みずがめ座」っ子は、創造的な行動にとても興味を持っています。自分のアイデアを活かすことを得意としていて、それが活かせる場を好みます。友達とも、誰でも仲良くなり、幅広い付き合いをするタイプが多いようです。長期休み、家庭で存分に創造的な活動をしていると、園や学校よりも家が楽しくなってしまうかもしれませんが、そんな時は前日に何をしたか、あるいは休み前にどのようなことをしたかを思い出し、さらに園に行ったら何をしたいか聞いてみるのがおすすめ。「また〇〇をしたい」「今度は〇〇と何を作りたい」という話ができれば、ワクワクして行きたくなるはずですよ。うお座「うお座」っ子の半分は優しさでできている、と言っても過言ではないほどに感情メインのタイプです。がむしゃらに頑張ることは苦手ですが、気持ちに訴えるととても動きやすいでしょう。具体的には「先生が、会いたいって待ってるよ!」「元気に園に行って、帰って来てくれたらママうれしいなあ」など、本人以外の人の感情を話してあげるのがおすすめ。人を喜ばせたい、期待に応えてあげたいといううお座の優しさが行動につながるでしょう。お隣の星座のパターンも試してみて!ここで占い師から秘密のアドバイス。星占いはあくまでも、すべての人を12に分けた統計的なものです。よく、星占いが当たらないという人もいますが、実はお誕生日が近い、お隣(前や後ろ)の星座の性質が少しずつ混じってくるということは、あまり知られていません。なんだかうまくいかないな、と感じた時は、お誕生日が近い星座のパターンも試してみると、意外な突破口が見つかるかもしれませんよ!わが子をじっくり観察しながら、より合ったパターンが見つかるといいですね。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2020年04月05日これから幼稚園入園を控える多くのママ達の不安材料のひとつが、“お弁当作り”ではないでしょうか。3年間、週4回の長男の園弁当作りを経験した中で、実用的だったお弁当グッズや、お弁当作りを少しでもラクにするコツを紹介します。お弁当作りでママが悩みがちなことベスト3私自身のお弁当作りの経験を含め、まわりのママ友との会話の中でも話題に上がった「園のお弁当作りでの悩み」は、1.彩りを考えること2.おかずを毎日作るのが大変3.かわいく作るのが難しいの3点でした。先生やお友達と楽しくお昼ごはんの時間を過ごしてほしいという思いで、ママは必死だと思います。食が細かったり、好き嫌いが多かったりすると、さらに悩みは尽きません。それらの悩みをいかにラクに解消するか、お弁当作りに慣れるまでの数週間は試行錯誤の毎日でした。お弁当の彩りには「おかずカップ」の活用!お弁当には、赤・緑・黄の3色が入っていると、彩りがよく見えます。黄色は卵焼きが定番おかずとして入れやすいですね。そして、赤はプチトマトを、緑はブロッコリーやホウレンソウなどの野菜がおすすめ。とはいえ、子どもが野菜嫌いだと、入れても食べてくれない……と悩みます。そんなときは、カラフルな「おかずカップ」を使用すると便利です。食材でなくても、彩りをよく見せることができると思います。苦手な野菜を克服するまでは、おかずカップの力を借りるのも手ですよ!また、100円ショップで販売されている、本物のレタスのように見える「レタス風バラン」も重宝します。お弁当おかずのストックに便利な「製氷皿」毎日作るのが大変なお弁当おかずは、つくりおきをして冷凍ストックが便利です。100円ショップでも販売されている製氷皿を活用すると、種類の違う複数のおかずも一緒に入れやすくなり、カップの型崩れもしにくくなります。私は、ホウレンソウのおかずを数品、夕飯を作るついでに作り、よくストックしていました。お弁当に入れる前にカップごと製氷皿から取り出し、電子レンジで数十秒加熱するだけなので、忙しい朝に助かります。※製氷皿は、赤ちゃんの離乳食ストック用として販売されているものが、6号サイズのおかずカップにベストサイズですほんのひと手間で簡単にかわいいお弁当に見せるには?キャラ弁を作る自信も時間もないけれど、少しでもかわいく見えるお弁当を作ってあげたい…というときには、ごはんの上にかわいい形に切った焼きのりをのせるだけでも、ガラッとお弁当の印象が変わります。こちらも、100円ショップで購入できる「のりカッター」や「のりパンチ」を使用すると手間いらず。わが家では、カットしたのりをのせるお手伝いを長男にしてもらっていました。また、「クッキーの型」でハートや星に型抜きをしたニンジンをゆで、冷凍ストックしておくのも一つの方法です。おかずの上にちょこんと飾るだけで、かわいく見えます。ピック使用OKの幼稚園は、カラフルなピックを用意しておくのもおすすめですよ。朝早くから登園準備と朝食作りに追われるうえに、お弁当作りがプラスされると、ママの負担は大きくなると思います。ラクになるグッズやコツを上手く活用しながら、あまり気負わずに、これから長くつき合っていくお弁当作りを楽しめますように。<文・写真:ライター郡司佳奈>
2020年04月02日私は第一子の妊活に苦労をしたので、第二子の妊活は可能な限り早く始めました。第一子は生後11カ月で断乳。翌月に生理がきたので、そこから妊活をスタートし、妊娠までは1年半かかりました。結果、第一子は5月生まれ、第二子は3月末生まれのギリギリ2学年差。年の差はほぼ3歳差です。私の場合は、年の差や産み月を狙うことはできませんでしたが、第二子を育てながら感じたよかったこと、困ったことをご紹介します。 【よかったこと】上の子が幼稚園に第二子である息子が3月末に生まれ、4月の下旬から第一子の娘が週5でプレ幼稚園へ通い始めました。慣らし保育の半月ほどは、生まれて間もない息子を連れて幼稚園まで送り迎えをせねばなりませんでした。でもそこさえクリアしてしまえば、娘が幼稚園に入ったことは良いことばかり!体力のある娘に合わせて、息子を連れて公園や児童館に出かけなくてもよくなったので、息子のお世話に集中できました。そして何より、娘が幼稚園をとても楽しんでいました。幼稚園がなければこの時期は乗り越えられなかったと思います。 【困ったこと】保活が難しい3月生まれ息子が幼稚園に入るまでの間に働きたいと思い、認可保育園の4月入所を申し込みました。息子は3月末生まれなので、4月入所の場合はギリギリ1歳児クラスになります。私の希望した保育園では、0歳児の募集定員が12名なのに対し、1歳児はたったの5名でした。フルタイムでの職場復帰が確定しているわけでもない私にはまったく歯が立たず、待機となり、「息子がもう何日か遅く生まれてくれていれば……」と考えてしまいました。 【困ったこと】体力の限界! 高齢育児私は33歳で娘を、36歳で息子を妊娠・出産しました。高齢妊娠のボーダーである35歳を挟んで、2度妊娠・出産を経験した形になります。2人を産み、育てて一番思うのは、「子育てはとにかく体力勝負」であるということ。第二子は経験値があるので、第一子よりもどうにかなると思っていました。 ところが、夜間授乳の睡眠不足が異様につらく、細切れ睡眠に体が慣れず、1日中徹夜明けのような疲労感に見舞われました。2人育児になったことも原因ではありますが、息子が生まれてからの1年間は体力面できつく、それに伴って精神面も崩れることが多かったです。 第二子妊活もなかなか妊娠できず、つらい闘いでした。ですが、フタを開けてみれば、これ以上ないベストなタイミングでの妊娠だったのではと思っています。入園のタイミングもですが、私が妊娠したときには、娘は自分のことはひと通り自分でできるようになっていました。また、2歳児のイヤイヤも少し落ち着きを見せ始めていました。現在、娘は4歳、息子は1歳です。夫が不在がちで両実家も遠く、2人の子どもとの毎日は楽しいこともたくさんありますが、想像以上に過酷……。そこの覚悟だけは足りなかったなと感じています。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2020年04月01日3種類のゲームで学習『みんなの怒りスイッチをさがせ!ゲームで身につくアンガーマネジメント』学校や日常生活の中で人と関わる場面を取り扱った60枚の『怒りのできごとカード』を使った、『怒りの温度当てゲーム』『3重丸ゲーム』『こんなときどうする?ゲーム』の3種類のゲームで遊びながらアンガーマネジメントの方法について学習していくことができます。『怒りの温度計カード』、そのできごとを自分が許せるどうかを視覚化する『3重丸シート』、『こんなときどうする?箱』など、場面にあった自分や他人の怒りを具体的に分析できるツールも用意されています。自分の怒りの度合いに気づくこと、人との感じ方の違いに気づくこと、そして怒りを感じる場面でどうしたらいいのかを考えることと、アンガーマネジメントを身につけるために必要な要素を総合的に学べる教材です。シングルマザーの著者の実体験を綴った『うちの子、へん?発達障害・知的障害の子と生きる』シングルマザーの著者、知的障害がある息子「ぽんちゃん」、ぽんちゃんの姉のみいちゃんの3人の家族のエピソードが漫画で描かれています。ぽんちゃんに障害があると知り母は絶望しますが、それでも持ち前の愛嬌で言葉がなくても誰とでもすぐに仲良くなりみんなに愛されるぽんちゃんを見て前向きに過ごしていきます。そしてそんな母やぽんちゃんを見て育つ、お世話好きな姉みいちゃんの頼もしい様子にも心がほっこりして、読んでいて元気が湧いてきます。間に挟まるコラム部分では、障害児を育てるにあたって知っておきたいことが解説され、また巻末には日常生活で活用できる絵カード『準備カード・きもちカード』もついていて、ぽんちゃんと家族の前向きな日々に触れながら、ご自身の子どもとの関わりにも役立てられる一冊です。女性ならではの困りごとを具体的に解説『こころのクスリBOOKS よくわかる女性のADHD 注意欠如・多動症』遅刻や忘れもの、うっかりミス、衝動買いなど、ADHDのある人の困りごとについて取り上げ、中でも女性ならではの困りごとに焦点をあてて解決方法を紹介する書籍です。仕事や家事で使えるライフハック術の提案や忘れもの防止策から、『いい恋愛をするために』『夫との関係を平和に保つには』『子育てが苦手と感じたら』など女性の視点にたってピックアップされた困りごとまでを取り扱っています。例えば『時間の管理』に関する困りごとは、『専業主婦で子どもがいない場合』『子ども0歳代の育休中の場合』などライフスタイルごとに生活の枠組みを提案するなど、女性の生活に寄り添いながらより実現可能な対策を考えられるよう工夫されているので、いろいろなライフハック術をうまく機能させられないという方にも手にとっていただきたい書籍です。イラストつきで関わり方のポイントがわかりやすい『保育園・幼稚園のちょっと気になる子』保育園・幼稚園にいる『ちょっと気になる子』――みんなが過ごしやすくなるための「目で見て分かる支援」や「分かりやすい話し方」など、関わり方の工夫が解説されています。「こんなときどうすればいい?」の章では、園生活の中での外遊び、自由遊び、登園渋りなど、さまざま場面での"ちょっと気になる"行動が取り上げられており、保育者も保護者も子どもの行動について考えるヒントを得られそう。たくさんの工夫、関わり方のポイントが詰まったこの本では、子どもの過ごす場所は成長とともに変わっていくことを踏まえて、園生活だけでなく就学後の生活の見通しについても触れられています。子どもが安心して過ごせるための丁寧な関わりをこの本を通して考えたいですね。子育て×科学!?『科学的に考える子育て エビデンスに基づく10の真実』子育てに関する疑問に対して、科学的な視点から回答しているこの本、目次に並ぶ10の真実も『結局、「叱る」は大人の負け』『ほめるのはタダだが、技術が必要』『「学校は社会の縮図」ではない』など気になるものばかりです。科学的なエビデンスのある内容が記載されているので、例えば「ほめる」という行動についても、どのようなほめ方が・なぜ良いのか・ほめることが持つ機能とは...など解説が非常に具体的で読んでいて納得感があります。"科学"というと難しいように感じますが、イラストも交えたシンプルで分かりやすい説明で、サクサク読み進めることができますよ。苦しんだ子ども時代から、話せるようになったあとの苦労までーー『かんもくの声』家では元気でよく話すのに、学校では話せない――そんな子ども時代を経て27歳になった著者は、インターネットで偶然『場面緘黙症』という言葉に出会い、「この悩みは世界で自分だけのものではなかった」と大きな衝撃を受けたそう。そこから場面緘黙症について調べ、同じ経験をしている人たちと出会い、人生を通して場面緘黙について考えていきます。話せないことで苦しんでいた子ども時代だけではなく、話せるようになったあとの苦労についても書かれており、場面緘黙が「治る」とはどういうことかについても著者の考えが綴られています。話せる・話せないという表出している状態のみではなく、内面的な部分も含めて知ることができる書籍です。
2020年03月31日編集部:学研キッズネット編集部主に未就学の親子に向けた週末の体験活動「ウィークエンドスクールfor kids」を運営する「一般社団法人かもしか」は、5月に出版予定の『子どものときに育む一生もののチカラ(仮)』の一部「子どもを育む遊びの見守り方」を、2020年3月25日から4月12日まで休校や登園自粛、春休みで家で過ごす時間が増えた子どもの活動を大人が見守る際のヒントとして、スマホ閲覧サイズの1枚画像にして無料で提供している。子どものときに育む一生もののチカラ、非認知能力とは?学力やIQなど読み書きや学習到達度などで測定可能な能力を「認知能力」といい、これまでの早期教育ではこの認知能力を意識して行われてきました。しかし近年、一方的に知識や技能をインプットするだけでは育たない、気質や性格的な特徴である「非認知能力」こそが幼児期にとって大切だということが分かりました。非認知能力は心理学的に「社会情動的スキル」とも言われ、忍耐力、社交性、やり抜く力といった気質のことで、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン氏は、非認知能力が「将来の学歴・年収・雇用」などに大きく影響を及ぼすことを証明しました。「遊び込み」の中で育まれる非認知能力幼児期は特に「遊び込む」ことで非認知能力が育まれるため、保育園や幼稚園などの幼児教育現場での実践をはじめ、教育熱心な家庭で「子どもの遊び」に対する関心が高まっています。「ウィークエンドスクールfor kids」で出版予定のテキストでは、この「非認知能力」についてわかりやすく、そして家庭でも子どもの能力を育めるように大人の役割について解説。今回無料で提供するページは、子どもの非認知能力を育む上で欠かせない、子ども主体の遊びなどの活動を大人がどう見守ったらいいかをまとめたものになっています。【無料提供ページ「子どもを育む“遊び”の見守り方」】【無料提供期間】2020年3月25日(水)〜2020年4月12日(日)【ダウンロード方法】ウィークエンドスクールfor kids公式サイトのトップページのお知らせ欄からダウンロードいただけます。【出版予定のテキストについて】監修:共立女子大学 家政学部 児童学科教授 白川佳子先生著者:ウィークエンドスクールfor kids出版予定: 2020年5月形態: 36ページ、A5サイズ主な内容・非認知能力とは・非認知能力を育む・解説コラム・保育のプロが語る非認知能力他※予告なく変更になる場合がありますウィークエンドスクールfor kidsについて遊びを通じて子どものチカラを育みたいママ・パパと、その子ども、そして地域に住む元・保育士や幼稚園教諭といった子どもの専門家がチームになって活動する、週末の楽しい遊び場です。幼児期に育みたい一生もののチカラ「非認知能力」を重点に置いたプログラムを行っています。まちの商店や農家、食堂、集会所などの協力で、地域を舞台に社会と関わりながら、楽しく子どものチカラを育むことを目指しています。現在、東京都調布市、東京都町田市、埼玉県南西部、愛知県北名古屋市の4カ所に、活動の中心となる子どもの専門家がいます。【公式サイト】学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年03月31日4月が近づくと、ママ友たちとの間では進学や進級の話がちらほら。ちょうど1年前、わが家も長男の幼稚園の入園準備など、何を準備したらよいのかわからず、未知の世界に家族でドキドキしていました。そんな長男もこの春から年中さん。今回はこの3月にわが家が進級の準備として行ったことを紹介します。記名が薄れていないかチェックして、なぞり書き息子の園では、消耗品は貸し出しなので、特に必要ないのですが、自分専用のものを続けて使う場合は、進級準備として、クレヨンやのりなど、日々使うものが欠けていないかチェックして補充が必要だと思います。今回、息子が1年間使っていた幼稚園グッズを確認してみると、入園準備のときに、息子の「好き」の気持ちを大切にして、しっかりと選んだこともあり、とても大事に使ってくれていました。多少のキズや汚れがあり、ちょっぴり年季が入ったものの、まだまだ使えそう!息子と話し合い、水筒とコップと巾着袋は、来年度も使うことになりました。水筒やコップは毎日洗っていることもあり、名前が薄れてしまっていました。そこで、ちょうどひらがなに興味を持ち始めた息子と一緒に、名前のなぞり書きをしました。わが家は記名用のペンと一緒に、テンプレートを用意しています。字を書くのが苦手な息子も夫も、テンプレートがあるので、積極的に記名してくれます。ちょっとしたことですが、ストレスを軽減するアイテムとしておすすめです!また、そもそも名前が薄れにくいように、材質に合ったペンを用意。ペンには、誰が見てもわかるようにラベリングをしています。上履き、外履きの大きさチェック進級という節目のタイミングには、専門店で足の状態を見てもらった上で、子どもに合った上履き、外履きを準備することにしています。足長はもちろんですが、重心のかかり方や母趾の変形度合いなど、幼児の足の成長に必要なことをくまなくチェック。幼児の足の骨はまだ軟骨状態で、足に合っていない靴から受ける悪影響は、大人以上に大きくなるそう。わが家は毎回、「アシックス銀座店」で計測してもらっています。気になる人はぜひチェックしてみてください。身支度収納の見直し幼稚園入園と同時に息子と作った、身支度収納の見直しも行いました。息子の幼稚園では、年少から年中に進級するタイミングで、「ループ付きタオル」から「ハンカチ」に変わります。そこで、私の中ではループ付きタオルの引き出しを、ハンカチの引き出しに変えればいいなと思っていました。しかし息子に「身支度収納で変えた方がよいことあるかな?」と聞いたところ、「弟の準備を手伝えるように、弟の身支度収納をボクの収納の隣につくる!」と言い出したのです。想定外の回答に驚きましたが、本人のやる気を尊重して、この春から保育園に入園する弟の身支度収納も作ることにしました。年少の頃は、長男が「自分のことを自分でできるように!」を目指して作った収納。今回は進級にあたって、「下の子の面倒も一緒にみられるように!」を目指して作り替えました。身支度収納は当初、洗面室にある細い棚の扉を外して設置していましたが、今回は2人分になるので、洗面台下へ移動。洗面台下に元々ついていた扉は外して、ワンアクションで出し入れができるようにしました。今回、設置した棚のポイントは、・長男が次男の支度を手伝いやすいように、2人分並べて配置する・ワンアクションで出し入れができるように、洗面台下に元々ついていた扉をはずす・園の準備に必要なもの(かばんも)はすべて置けるようにする・何が入っているかわかるように、わかりやすいアイコンシールを準備長男と一緒に練習してみたところ、力加減がわからず、引き出しがガタついてしまったり、勢いよく引き出してしまい、引き出しが外れてしまうことも。そこで、突っ張り棒でガタつきにくくしたり、引き出し上部へフックを取り付けて、引き出ないようになど、改良しました。実際進級してみたら「これもやっておけばよかった〜」なんてことも出てきそうですが…。その都度対応していこうと思います。<文・写真:ライターかつき>
2020年03月31日「ちょっと気になる子」を理解できると関わり方が変わるこの本には、「ちょっと気になる子」を理解するために必要なことが書かれています。1章「ちょっと気になる子の理解」では、「ちょっと気になる子」は、具体的にどんな子どもなのかが見えてきます。発達障害の名称をつけるのではなく、たとえば「こだわり・興味の狭さが気になる子」とか、「ことば(コミュニケーション)が気になる子」として、園でよくある風景の描写から、どんな様子が見える子なのかがこまやかに紹介されています。そして、こういう子に共通して想定される「脳の中のちょっとした不具合」について、感覚統合の考え方から分かりやすく説明されています。Upload By 発達ナビBOOKガイド大脳が働くとは、豆電球がピカピカ光ることなのですが、そのためには、豆電球に向かって電気がスムーズに流れるよう電線を整備しなくてはなりません。「脳の働き方に、ちょっとした不具合があるかもしれない子どもたち」は、電線が細くて電気がうまくながれなかったり、つまりぎみだったりする可能性があります。そういう子どもたちには、意識的に体を動かして元気に遊ぶことで、電気が通りやすいよう電線を整備することができます。これが、感覚統合を進めるかかわりということです。(P66)この「配線」について理解することが、気になる子の理解に通じることになります。2章「子どもを支える配慮と工夫」では、「ちょっと気になる子」に有効な支援「目で見て分かる支援」と「分かりやすい話し方」について、簡潔に説明されています。また、それは「ちょっと気になる子」だけでなく、特に気になるところのない子も含めて、すべての子どもたちにとって、いいことだと述べられています。たとえば、「ひとりへの配慮が、みんなのために」として、こんなエピソードが紹介されています。ちょっと早口なある先生が、難聴の子どもがクラスにいたときに、はっきりゆっくり分かりやすく話すように心がけていたことがあったそう。そのときは「クラス全体が落ち着いて、子どもたちも授業に集中してくれていたような気がします」(P68)と書かれています。また、「目で見て分かる支援」では、いくつもの工夫が示されていますが、「お部屋の中の装飾を見直す」として、こんな例もあります。先生の説明に注目したくても、お部屋の飾りつけやロッカーからはみ出したバッグ、床に散らばっているブロックなどが視野に入って注目を阻害していることもあります。カーテンはひもで固定してはためかないようにする、室内装飾は少なめに、ロッカーの整理かごは色をそろえるなど、過剰な刺激を避ける工夫をします。(P78) By 発達ナビBOOKガイド絵を見ると、一見落ち着いているように見えた子も、部屋がすっきりすると前よりちゃんと先生の方を見ていることが分かります。すべての子どもは「地続き」で、白黒はっきりわかれているのではない、ということも伝わってきます。3章「こんなときどうすればいい?」では、さまざまなシーン別に、対処法が紹介されています。「席から離れてしまうとき」「大人から離れられないとき」「外遊びに出たがらないとき」など、保育の日常の中にありそうな、子どもの姿と、具体的にどうしたらいいか、について書かれています。「登園しぶりがあるとき」では、もしかしたら先生の声かけが元気すぎるのかも、ということから、子どものそばに行って小さな声で「おはよ」と言ってみたり、Upload By 発達ナビBOOKガイド自由遊びは「ほんとうの自由を保障する」時間として、お友だちの輪に入りたがらない子には、無理をさせずに見守ってあげたりといった保育者からのアプローチが提案されています。Upload By 発達ナビBOOKガイド4章「つながりの中で育てる」では、ここまでの3章を受けて、子どもたちの園以外の場にいるときの姿へとつながっていきます。子どもの居場所だけでなく、過去と未来についても考えられています。「子どもたちは成長とともに居る場所が変わる」ということをふまえ、今まで受けてきた支援や配慮、これから入って行く学校生活への見取り図が示されています。ここでは、なんとなく敬遠してしまいがちな、保護者と保育者が、お互いに協力していくための具体的な話し方も示されています。1秒だって気を抜けない息子のことを「まったく疲れちゃうんです」と愚痴った時、保育園の先生は笑顔でこう言ってくださいました。「○○ちゃんの頭の中、開けてみてみたいって、私たちはいつも言ってるんですよ。次々と新しいことを思いついて、ほんとうにおもしろいから!」。(P156) By 発達ナビBOOKガイド同じ子どもでも、保育の場からと家庭からでは、違う角度で見えるものです。子どもの未来、特に就学を考えるときに、「就学までにできるようにしておかなければ」と焦るのではなく、「就学してからも、支援を受けてのびのび育っていけばいいんだ」と思えてくる、希望を持つことができる。この本にはそのためにできる具体的な工夫や例が、たくさん登場するのです。保育と療育の間にいる子どもたちをどう見守るか、という課題ところで、この本の内容はもともと、臨床育児保育研究会発行の隔月刊誌「エデュカーレ」で、特別支援教育をテーマに連載されていたものだそう。実はこの「ちょっと気になる子」というタイトルとも、関連しているそうです。著者の中川信子先生にお話を伺いました。Upload By 発達ナビBOOKガイド発達ナビ編集部(以下――)「気になる子」は、保育と療育の間にいる子どもとして、この本では書かれていますが、もう少し詳しく、「気になる子」はどんな子どもなのか、あらためて教えてください。中川先生:『気になる子』とは『気にしている大人の目から見て気になる』です。はっきりした障害名がつき、『気になる子』が『障害のある子』になると、大人の中では気にならなくなるということもあります。でも、障害名の助けを借りなくても、どういう子なのかが理解でき、どう接してあげればいいのかが分かれば『気にならない、かわいい一人の子』になるのではないかと思います。『気になる子』という名称は、『エデュカーレ』の発行母体である『臨床育児保育研究会』と関係があります。保育の現場から上がってきた『子どもたちにもっと的確な保育ができるようになりたい』という願いから始まった『気になる子研究会(気に研)』が発展して『臨床育児保育研究会』になりました。私はずっと『障害』の側から子どもたちを見てきたので、『気になる子』がいたら、可能性のある障害特性を仮定し、それにもとづいた適切な対応をさぐろうとしました。それに対して、保育者の方たちは、子どもたちの行動を見て『なぜ?』『どうして?』『どうしてあげたらいいの?』と『気になる』様子だったのです。『気になる子研究会』では、『気になる子』について、『あてはまる障害名を探す』『白黒はっきりさせる』ではなく『気になる』行動の背景に想定される、さまざまな行動特性や障害の特徴などを、私からお伝えしました。そのことで、目の前の子どもたちが単に『気になる子』ではなく『こういうふうに対応したらいい子ども』となっていく。連載を依頼されたときには、そのことを読者にお伝えしたいと考えて書きました。「気になる子」には、安心できる環境が必要――現状では、療育は、保育とは別の場所で行われていることが多いと思います。このことについてはどう思われますか。中川先生:本来、障害児保育と一般保育は同じところを目指すはずだと思います。私は発達障害ということばをあまり使いたくないので、「発達系」と呼んでいるのですが、この発達系かも?という子が増えて、今、療育はパンク気味です。これを転換期ととらえ、今後は、保育園・幼稚園などの生活の場で、療育に近い関わりが行われ、わざわざ別の場所での訓練に通わなくてもすむようになればいいと思います。保育園、幼稚園での「療育に近い関わり」「ていねいな配慮のある関わり」をこの本では提案したつもりです。でも、そのためには、集団の人数の問題は避けてはとおれません。どうしても大人数だと配慮は行きとどきにくいし、子どもの側の集中もとぎれがちになるからです。また、『分からない』と声をあげればちゃんと助けてもらえる環境があって、安心して『分からない』『教えて』と言えることが大事なんですよね。そこで子どもの学びは進むのですから。それはやはり、大人数のクラスでは、かなえられないことだと思っています。安心できる環境はとても大切です。『アタッチメント』ということばは、日本語では愛着と訳されて、何だか「母の愛」というようなイメージがありますね。でも本来アタッチメント(attachment)とは、しがみつくという意味。風が強いときに飛ばされないように柱のようなものにしがみつく、そのことがアタッチメント。困ったときや不安なときでも、頼れる人がいれば安心していられます。集団生活の中でも子どもが安心して過ごせるかどうか、園の先生の態度が大きな意味を持つと思います。感覚の違いを理解できたら、「気になる子」の理解は進むはずUpload By 発達ナビBOOKガイド――本の中には、感覚が敏感な子どもへの理解についての話も登場します。過敏さを理解するには、どんな風に考えたらいいですか。中川先生:たとえば、私たちだって、押し入れに頭をつっこんで探し物をしているようなときに、急にうしろから背中をたたかれたりすれば、びっくりして飛び上がりますよね。でも、後ろに人がいることが分かってさえいれば、そんなにびっくりはしないものです。過敏さがある子たちはいつもこんな感じなのでしょう。不安な環境にいるからびっくりして、大人から見ると気になる行動に出てしまう。でも、安心できる環境にいれば、そんなに過敏にはならずにすむ。本の中でふれた、感覚統合の考え方を知ると分かりやすいと思います。保育士さんは、元気な人が多いので、大きな声で『おっはよー!』って挨拶なさいますよね。でも、耳が敏感で音に過敏な子は、その声にびっくりしてしまうわけです。前向きな方には、遊びが嫌いな子、みんなのところに参加したがらない子の気持ちも分かりづらいんじゃないかなと思います。この本を読んでくださる保育者には、『気になる子』はこう感じているかもしれないと気づいていただけたら、と思っています。子育てには正解はないから、保護者がひとりぽっちにならない子育てを――ところで、保護者の方たちは、保育者よりも長い時間子どもと接する中で、どうしていいか分からなくなることも多くあります。そんなときはどうしたらいいでしょうか。中川先生:保護者の方は、子どもの発達について『自分の育て方が悪いのではないか』と悩むことが多いのも事実です。だからこそ、脳の働きについて正しく理解することが、すべての子どもの育ちがよく見える助けになるのではないでしょうか。それでも、こうしたことは頭で理解していても、日々の子育ての中でやっぱりイライラしたり怒ってしまうことはありますね。人間は感情の動物、カッとなることはありますよ。でも、手はあげないでください。もし、つい手が上がってしまったら、その手はそのまま自分の頭にのせておいてくださいね。腹が立ったときは、じょうずに感情を別のところに吐き出して。クッションや枕に口を当てて『もうやだー!』って20回くらい叫んでごらんなさい、だんだんクールダウンしますよ。つらいことは、体で表現すると楽になります。理屈をこねても鎮静しません。『怒っている私』を、子どもに当たる以外の方法で解放してあげてほしいです。子育てには、正解はありません。叱って育てても、その子らしさを受け入れて育てても、結果は親子ごとに違うかもしれない。でもあとになって、できなかったことをいろいろと引っ張り出してもしょうがないことなんです。『みんなとちがう』ことが心配になるのは親であれば誰しもですが、どうか、分かってくれる人や、同じ思いをしている人を見つけて、『ひとりぽっちじゃない』状態で、長丁場の子育てに取り組んでいってほしいと願っています。そして、保護者の方はお子さんのことがよく分かっていても、先生に伝えるのはなかなか難しい場合がありますよね。この本の中に、お子さんにあてはまるような例があったら、コピーを先生に渡していただき、『こんな風に書いてある本がありました。うちの〇〇と似ているので、お持ちしました』と、『さりげなく』お伝えになる助けになればと思います。「気になる子」を理解することが、幸せにつながってほしい――気になる子は、その子自身が困っていることが多いです。どうしたら、気になる子自身も周りのお友だちや大人たちも、困ることがなくなるでしょうか。中川先生:昔から、『いっぷう変わった子』や『元気過ぎる子』や『ひとつのことに熱中すると他のことが目に入らない子』というのは、たくさんいましたし、今もいます。私自身もそうです。私は家族全員がちょっと変わった人たちだったので、特に問題視されない恵まれた環境だったと思いますが、それでも悩み深い少女でした。自分のそういう部分を、もしかしたら心理学を勉強したらコントロールできるかな?と思い、『人の幸せのために役立つ心理学』を学ぶことができたことで、今の私があります。ところが、今はちょっとでも『みんな』から外れていると、親も保育者・先生方も『発達障害ではないでしょうか?』と、心配するようなご時世になってしまいました。『多様性の尊重』とか『一人ずつに合わせた教育(保育)』と言いながら、その一方で社会の規範がどんどん狭まり、そこから少しでもはみ出た子には『障害』のレッテルを貼って『特別な支援』につなげなくては!と焦る風潮が強まっていると感じます。障害は、英語ではdisorderで、これは本来、列の乱れ、列からちょっと外れた状態を意味します。今の日本では、ちょっとでも列から外れると、列に入れようと、ぎゅーぎゅー引っ張るやり方をしていますが、ほんとうは、列には入ったり、戻ったりすればいい。列への参加のしかたはいろいろでいいはずなんです。『全ての子を、こういうふうに見て、こういう配慮をすればいいのね』と『集団の中での個別配慮』についての認識を、子どもを理解することで深めていってもらえたらと願っています。そのために、例えばこの本の中の一つのお子さんの例を題材に、保育の場で先生方同士でお話しいただき、『○○組さんの○○くんのこともこんなふうに見ると分かりやすいね』と共通認識を持つために役立てていただけることもできるのではないかと思います。ある意味『ふつうとは違う』側の中に、人間としての豊かな可能性や、人と協力し合いながら生きていく大切さが潜んでいると思います。これから育っていく子どもたちと、そのご家族が『幸せだなぁ』って思っていただけるといいなと思いながら、この本を書きました。Upload By 発達ナビBOOKガイド絵によっても、子どもへの理解がより深まるこの本には、たくさんの場面についてのイラストが登場します。子どもがどんな風に感じているのか、子どもの表情や、ちょっとした体の使い方に表現され、「こういう子、いるね」「こういうことある!」というリアルさがあります。大人の接し方によって、子どもはこう変わるといった様子も、おおげさではなく描かれています。また、実は表紙には違うイラストが入る予定だったそうです。子どもはニコニコして前を向き、ママもスカートをはいていて余裕が感じられる様子でした。(p148にあります)。でも、中川先生は「ちょっと気になる子は、なかなかこうはいかないでしょう」と提案され、その結果、ちょっと不機嫌そうな子どもの様子と、笑いつつもちょっと困り顔のお母さんの表情の絵となったのだそうです。こういう子いるね、うちの子と似てる、と思ったら、そのページからまずは読んでみてもいいかもしれません。育児する人、保育する人へ、「この子はこんな風に感じているかもしれないから、こうしてみたら?」という温かい提案を、少し先の成長した姿とともに見せて、安心させてくれる「保育園・幼稚園のちょっと気になる子」です。取材・文/関川香織写真/鈴木江実子
2020年03月31日子どもの行動や交友関係を親が認識しやすい幼稚園時代。それに比べ、小学校に入学すると、クラスの友達や保護者と直接面識がないなど、今までとは違うことが増えます。あんふぁんWebのアンケートで「小学1年生の子ども同士のトラブル」について聞いたところ、友達関係や遊び方など、「幼稚園時代とは違うと感じた」という声が寄せられました。今回は5つの事例とそれぞれの対応を紹介します。ランドセルの色が違うから一緒に帰れない!?・どんなトラブル?娘が家の方向が同じ友達に、「一緒に帰ろう」と声をかけると、「〇〇ちゃんはランドセルの色が違うからダメ」と断られたそう。友達3人はたまたま同じキャメルのランドセルで、娘は赤いランドセルでした。一人で泣きながら帰ってきたので、事情を聞いたら、話してくれました。・どう対応しましたか?自分も子どものころ、友達同士で共通点を見つけるとうれしくなり、仲間意識が芽生えたことがよくありました。その友達も、娘を仲間外れにしたかったのではなく、同じ色のランドセルという共通点がうれしくて、そんな発言をしたのだと思います。その旨を分かりやすく、娘に伝えたうえで、「あなたは何も悪くない」「悲しかったけれど、しかえしをしてやろうなどと思わないこと」を話して聞かせました。担任の先生にも「こんなことがありました~」程度に伝えたところ、「どんなことが仲間外れになるのか」「一人で下校するのは危ないこと」という話をクラス全体にしてくださいました。その後は、みんなで仲良く下校してくるようになりました。・親として感じたことはわが子が悲しい思いをしていたら、親としては解決してあげたいし、泣かせた友達を叱りたい気持ちにもなります。でも子どもがいくつになってもそうやって親がトラブルを解決してあげるわけにはいきません。その悲しみがどんなに理不尽なことが原因だったとしても、成長していくうえで必要な経験です。また子どもには子どもの世界があるため、よほどのことでない限り、親がなんでもかんでも介入するのはご法度だと思います。大事なのは、子どもの話を聞いてあげること。そして共感してあげることだと思いました。(あささん/28歳)最初の友達づくりがうまくいかず…・どんなトラブル?いろいろな幼稚園や保育園から集まってくる小学校。最初の友達づくりがうまくいかず、なかなか友達の輪に入れなかったようです。特に幼稚園が同じで仲が良かった子から、仲間外れにされたことが本人は一番ショックだったらしく、少しの間「小学校に行きたくない」と言うようになりました。・どう対応しましたか?子どもの気持ちを尊重しながら、ゆっくりと話を聞いて、まずは一緒にどうすればよいかを考えました。ムリにがんばらなくても自分から話したいと思う子とゆっくり仲良くなればいいと決めて、あまり深く悩まずに過ごすようにしました。するとしばらくして、子どもから学校であったことや友達ができたことなどを楽しく話してくれるようになり、不安が解消されました。・親として感じたことは感受性が豊かな子どもは、些細な事でも深く考えてしまったり、落ち込んでしまったりします。その都度親が気にかけて、ゆっくり話を聞いてあげることが大切だと感じました。(みるきさん/28歳)集中攻撃などのいじわるが遊びに・どんなトラブル?小学校に上がると、仲良しの子とクラスが分かれたら遊ばなくなったり、3人など奇数で遊ぶと仲間外れにされたり、ドッヂボールなどの遊びで1人だけに集中攻撃したり…。いじわるが遊びになっている感じです。その子たちの親は「自分の子どもは悪くない」と言うし、解決策がなかなか見つかりません。・どう対応しましたか?担任の先生に任せました。親が介入するより、子ども同士で話し合って、いじめについて学ぶ時間を作ってもらうのがいいと思ったので。担任の先生に見守ってもらいながら、その場で「今のはいじめになるんだ」ということを教えてもらうのが一番いいと思います。・親として感じたことは?幼稚園時代より子ども同士のトラブルが増えてきます。今は昔と違い、ゲームやタブレット、スマホがないと仲間外れにされたり、ネット上でのいじめが増えたりとひどくなっているのが心配。人の気持ちをもっと考えたり感じたりする体験が必要だと思います。(MEIちゃんさん/39歳)子どもの個性で合う合わないが出てくる・どんなトラブル?息子の不在時をねらって、わが家に訪ねてきた同級生の男の子3人。「最近〇〇くん(息子)の態度が気に入らないので、叱ってほしい」とのこと。息子にきいたところ、気が合わない友達のようで、いつも言い合いになってしまうとのこと。この子たちにいじめられているのではないかと心配になりました。・どう対応しましたか?そっくりそのまま先生へ報告。それぞれの言い分を第三者の先生に聞いてもらい、お互いによくなかった点を謝って、手打ちになりました。・親として感じたことは?幼稚園のときはあまり気にならなかったのですが、年齢が上がってくるにつれて、子どもの個性がかなり出てきます。得意なこと、不得意なこと、おとなしい子、活発な子、家庭環境などいろいろな要因で「気が合わない子」「苦手な子」が出てきて、誰とでも仲良しではいられなくなるよう。どう解決していくか…課題です。(めいさん/42歳)どこまで一人で行動させるかが家庭次第・どんなトラブル?小学生になり、子どもだけで遊びに出かけることが増えました。子どもだけの行動範囲をどこまでOKとするかが各家庭によってさまざま。1年生だと、子ども同士の約束もあいまいだったりするので、「え?そんな遠くまで行くの?」「そんなに家が遠いのにこ、ここから1人で帰れるの?」など、毎日子どもの約束に振り回されました。・どう対応しましたか?私は娘を迎えに行ったけど、相手の親は来ていない。でも、そのお友達を1人で帰るのはなんだか心配…となり、結局自宅付近まで送る(ついていく)ことに。夕方、眠くてぐずる下の子を連れての移動はなかなかのストレスでした。・親として感じたことは1年生の子どもをどこまで1人で行動させるか、とても悩みました。まわりの保護者の判断も気になるところですか、「うちはうち」という気持ちをしっかり持って、子どもに伝えていかないといけないと思いました。(かんなママさん/41歳)<あんふぁんWeb編集部>※2019年12月25日~2020年1月15日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:150件
2020年03月30日子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト
私の愛すべき家族