わが家の3きょうだいをご紹介!はじめまして、「ねこじまいもみ」です。 わが家は3人の子どもたちと夫と私の5人家族です。ブログやSNSなどで、特に長女や長男のエピソードを描く活動をしています。発達ナビではブログやSNSで描いていないような、発達障害に関する内容も紹介していけたらと思っています。今回はわが家の子どもたちを紹介します。・2012年生まれ長女わっち(繊細)・2014年生まれ長男まっち(自閉スペクトラム症)・2020年生まれ次男おちび(言葉ゆっくり) 繊細な小5の長女「わっち」長女は本当に成長の早い子でした。月齢平均と比べて、歩行もおしゃべりも歯が抜けるのも、とにかく何もかもが早い。さらにおしゃべりも達者で、2~3歳ぐらいの頃には「大人っぽい考え方をするんだなぁ」と感じていました。そして、赤ちゃんの頃はよく泣き、あまり寝ない子でした。夜も何度も起きることがあり、それが年長まで続きました。11歳の今も夜中によく目を覚ましてしまうことがあります。そんな長女をとても繊細な子と、私が感じたのは幼稚園の年少ぐらいからでした。唇をかんだり、髪を抜いたり、チックがでたり……ストレスを感じると、そういった症状でよく表れることに気づきました。Upload By ねこじまいもみ長女が成長するにつれ、彼女の行動や言葉からも大人っぽさと同時に繊細な部分を、親としてより感じています。長女は人の気持ちがよく分かり、私が考えもしないところまでよく考えているんだと思います。自分に関係のない場面でまで傷ついてしまったり……。そして、長女自身もそんな自分のことをよく分かっているようです。疲れた時には一人で黙々と絵を描くことが自分を癒す時間だそうです。見守るところや手を貸すところを考えながら、スキンシップや話をたくさんすることなどを心がけています。Upload By ねこじまいもみ自閉スペクトラム症の小3長男「まっち」長男は現在小学3年生です。ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けたのは3年生の夏でした。赤ちゃんの頃はあまり泣かず、声も小さくいつも寝ている……という静かな子でした。実はそれは先天性甲状腺機能低下症の影響だということが、生後1ヶ月ごろに分かったのです。現在経過は良好で投薬なしで年に一度検査に通っています。長男は言葉も歩行も月齢平均くらいの発達でしたが、2歳ぐらいからこだわりの強さを感じるようになりました。また、同じ直線を行ったり来たり走るという行動も始まりました。そして、人見知りで1人遊びが好きで、何かの世界に入り込みとても楽しそうという印象でした。しかし、長男の行動に私が困るといったことは特になく、こだわりや行ったり来たりなども少しは気になるけど「子どもならではの行動なのかな?」と思っていました。ホーム/23-小児の健康上の問題/小児における内分泌系の病気/新生児の甲状腺機能低下症参考:新生児の甲状腺機能低下症 | MSDマニュアル家庭版よりUpload By ねこじまいもみそんな手のかからないと思っていた長男に私が奮闘し始めたのは、年長になった頃に始まった、登園しぶりからでした。 とにかく激しくて……。担任の先生からの助言もあり、年長の時に初めて受診をして発達検査を受けました。その時は、診断名はつかず「様子を見る形で大丈夫」と言われ……私は「考えすぎだったのかな」と思いました。小学校に入学したあとも登校渋りがみられ、たびたび不登校に。語彙が発達してきたこともあって、長男が登校を渋る理由が小さい頃から感じていた常同行動やこだわり、感覚の敏感さ、集団行動の苦手さが関係してくることに明確に気づいていったのでした。そして、小学3年生になり、もう一度受診をして発達検査を受けたところ、自閉スペクトラム症と診断されました。今は長男のペースでいろんなことに取り組み、良いところが伸ばせるように試行錯誤の日々を過ごしています。Upload By ねこじまいもみ発語がゆっくりな年少の次男「おちび」末っ子次男は歩行も発語もきょうだいのなかで1番ゆっくりでした。そして1番社交的です。行動面については本当にしっかりしていて、周りをよく見て理解していました。発語はなくても上手に意思を伝えてくれていたので、特に私が困ると感じたことはありませんでした。しかし、1歳半から3歳目前まで、言葉の伸び代があまり感じられず療育へ行くことを決めました。Upload By ねこじまいもみ発達検査では問題なく、理解力もあるとのことでした。ただ、比較的マイペースな性格らしいので「こんな風に導いてあげるといいよ」と発達外来の先生に教えていただきました。 そしていろんな刺激をもらえるといいなと思い、3歳児クラスでの幼稚園入園を決めました。現在3歳10ヶ月。まだ質問に答えたり、長い会話が成立しないこともありますが、毎日少しずつ成長を感じています。失敗しても何度も挑戦する次男に私はいつも励まされています。Upload By ねこじまいもみこのように3人バラバラの個性で毎日楽しく刺激的な日々を送っています。今後のコラムでは、それぞれが乗り越えてきたこと、昔と今の違い、発達の特性や日常で私が感じたことなどを詳しく描いていけたらと思っています。 どうぞよろしくお願いします。執筆/ねこじまいもみ(監修:初川先生より)きょうだい3人それぞれのご紹介をありがとうございます。個性や得意不得意がそれぞれ違う3人の成長する中でのさまざまなエピソード、いもみさんの思いのシェアを楽しみにしています。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月20日主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。園バスから降りてくる子どもたち。しかし、いつもなら1番にバスから降りてくるはずの娘が降りてきません。焦ったユリが確認すると、先生から「お父さんのほうのおばあちゃんが迎えに来た」と告げられます。娘の居場所がわかりホッとしたと同時に、夫から何も聞いていなかったためユリは怒りがこみ上げてきました。夫へ怒りの連絡をするも、夫は義母の肩を持つばかり。さらには義母と娘の居場所は知らないと言い出します。その後、義母へ連絡を試みますが応じてくれず……。ユリは策を練ってなんとか電話に出てもらうことに成功。義母の今回の行動は、すべて義母の勘違いから始まったことと知り、ユリは頭を抱えます。自分が勘違いしていたことを知った義母は、電話の向こうでパニック状態に。そんな義母に向かって、ユリは冷静に親として今の思いを伝えますが……? 止められない…暴走する義母 親に相談なく誘拐するかのようにサクラを連れまわされると、親としてはもう会わせたくなくなることを伝えるユリ。その言葉を聞いた義母は焦ります。とにかく娘と一度帰宅してほしいことをさらに伝えますが、義母は調子に乗って孫とまだ遊んでいたいと駄々をこね始めました。その態度に怒りが再びこみ上げたユリは、電話で義母をどなってしまうのでした。 風邪が治ったばかり、明日も幼稚園がある状況で連れまわされてしまうと困りますよね。本当に孫のことを大切に思うなら、だますようなことはせずに「会いたい」と気持ちを話してほしかったですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2024年02月19日ママ友と私は、現在小1の子どもがいて、幼稚園が同じでした。幼稚園では話したことがなかったのですが小学校で会い、年中の子ども同士も幼稚園が一緒ということが判明。話が盛り上がり、モーニングで一緒に食事をすることになりました。同じ年の子どもが2人いるので、話題はつきず、楽しくおしゃべりをしていたのですが、ママ友には私を誘った別の目的があったのです――。 ママ友と初めてのモーニング同じ年の子どもが2人いるので、話題はつきず、盛り上がっていた私とママ友。そして、習いごとの話になったとき、「お金がかかりますよね~」という会話になりました。すると突然、ママ友がおかしなことを言いだしたのです。 ママ友は「聞いてください……」と言いました。そして「私100万円が113万円になったんですよ。すごくないですか?」と続けたのです。私は純粋にお金が増えることはうれしいと思ったので、「いいですね。お金が増えるとうれしいですね」と答えました。 するとママ友は……。 「やっぱうれしいですよね? 興味あります? 一緒に勉強しませんか?」といきなり食いついてきたのです。私が突然のお誘いにびっくりして言葉を失っていると、ママ友が「私に預けてもらって増やすことも」みたいな話にまで広がっていき、苦笑いするしかありませんでした。 その後タイミングよく、ママ友に幼稚園から電話が。子どもが熱を出したという連絡ですぐに解散することになりました。私の心の中は「助かったあ……」でした。そしてこのママ友ともう遊ぶのはやめようと決意しました。 初めてモーニングに行って「お金が増えるから一緒に」と誘われたことは、私にとって衝撃の出来事となりました。私とモーニングに行った本当の目的は、お金の話をしたかったからなのかなと悲しい気持ちになってしまいました。でも、こういう人がいるという学びになったなと思います。 イラスト/まげよ著者:松谷 えりな
2024年02月18日息子同士が幼稚園からの幼なじみのママ友に、「おすすめの勉強法があるから息子さんも…」と言われたので話を聞いたところ……。 ママ友からの提案にびっくり…息子には幼稚園からの幼なじみがいます。ある日そのママから、「将来はお宅の子も私の主人の会社に入れてあげる。だから息子たちに私の知り合いの家庭教師をつけて、一緒に勉強させましょう」と言われました。ちなみに家庭教師の料金は折半とのこと。ママ友のご主人は有名企業の社長で、高給取りかつ人事に影響力もある人。最高のアイデアを思いついたと言わんばかりの笑顔で、ママ友がこちらを見てきます。ですが、子どもの将来を勝手に決めないでほしい……。これにはさすがに腹が立ちました。今は、提案された家庭教師の件をどう断るか悩む日々。うちの夫は強く言えないタイプで、子ども同士は一緒に勉強するのを嫌がっていません。拒絶反応は私だけ……、息子の友人関係を壊さないよう上手くお断りしたいと思います。 ◇ ◇ ◇ ママ友に悪気はないのかもしれませんが、「主人の会社に入れてあげる」と頼んでもないのに上から目線でこられると拒否反応が出てしまいますよね。子ども同士は仲良しのようなので、穏便に解決できるといいですね。 作画/てる子著者:giunone
2024年02月17日エール株式会社(所在地:滋賀県大津市、代表取締役:居関 和江)は、公益財団法人外あそび体育遊具協会より「幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業」の委託を受け、2024年2月20日(火)に、草津市立南笠東小学校へ安田式テクノロマン低鉄棒6本の寄贈と学年合同体育遊び授業を行います。令和3年度開催時の様子1■幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業公益財団法人外あそび体育遊具協会は、どの子も熱中できる運動(体育)遊びの充実が安全能力を高め、生きる力を育む基礎となることを知っていただくために設立されました。公益財団法人外あそび体育遊具協会: 当協会では、幼稚園・保育園・こども園と小学校の連携事業としての体育活動に活かしていただくことを目的に、小学校への「幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業」を実施しています。主な内容は、安田式テクノロマン低鉄棒6本の寄贈および合同体育遊び授業の開催です。令和5年度は6件の実施を予定しています。今回は草津市立南笠東小学校にて行います。令和3年度開催時の様子2※写真は令和3年度開催時の様子です。■事業概要実施校 :草津市立南笠東小学校(滋賀県草津市南笠東4丁目4-1)開催日時:2月20日(火)10:45~11:30(予定)参加対象:草津市立南笠東小学校2年生2クラス43名内容 :小学校への鉄棒寄贈外あそび体育遊具と体育遊び指導法を活用した授業講師 :居関 達彦(安田式体育遊び研究所 所長)我孫子 智美(ロンドン五輪陸上棒高跳日本代表/安田式アスリート研究員)45分間の授業の間、待ち時間がほぼない状態で、誰でもできる簡単な遊びから、徐々に複雑な遊びへと展開させていくことで、全員が遊びに熱中し楽しく動き続けるプログラムです。遊びのなかに、身のこなしをよくして怪我をしにくくなる動作や、仲間と共感しあう要素が組み込まれているので、体力アップだけでなく、心と体の力みをとり、生きる力を育みます。全国の乳幼児の保育・教育施設3,800箇所で実践されている「安田式体育遊び」を小学校低学年に体感いただきます。■会社概要商号 : エール株式会社代表者 : 代表取締役 居関 和江所在地 : 〒520-2132 滋賀県大津市神領3-12-1設立 : 2007年2月事業内容: 安田式遊具の販売安田式体育指導員派遣、研修会・講演会の開催造形素材KAPLA販売・ワークショップの開催(近畿地区限定)YELLわくわく人工芝(原野芝・樹上芝)の販売資本金 : 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日幼稚園入園と同時に表れてきた息子の困り年少の4月から幼稚園に入園した息子。まず先立って心配だったのがトイレのこと。トイレトレーニングがなかなかうまくいかず、難航していた息子。なんとか入園式の5日前にトイレで排尿ができるようになり、入園式には布パンツで行けました。しかし心配事はほかにも……。まず息子は幼稚園のエントランスにある掲示物が気になって、登園してもなかなか上履きに履き替えられませんでした。息子の幼稚園にはさまざまなポスターや、かわいらしい壁面飾り、ときには天井にぶら下がるような飾りも掲示してあります。息子は朝登園するたびにそれらに釘付けになり、なかなか上履きに履き替えられませんでした。Upload By ネコ山息子の幼稚園は通園バスで登園するのではなく、毎朝幼稚園のエントランスまで保護者が送っていきます。年少の靴箱の前で私は何度も外靴を脱ぐように促すのですが、息子の耳には入っていないようす。息子に触れながら話しかけたり、大きめの声で声かけしたりしましたが掲示物に見入っている息子は「今それどころじゃないんですけど?」のような表情で掲示物に見入り、取り合ってはくれません。最終的には先生と一緒に靴の履き替えを促したり、そばにいたお友達と一緒に行こうと声かけするなどをして、毎朝なんとか年少の部屋まで送り出していました。Upload By ネコ山壁面飾りや掲示物に夢中で……というと、3歳児のあるあるエピソードのように感じますが、毎朝毎朝幼稚園に行くたびに上履きに履き替えるというただそれだけのことに、親としてこんなにも労力がいるとは思ってもいませんでした。幸い息子は入園当時、行きしぶったり母親である私と離れることを不安がったりするタイプではありませんでした。行きしぶりや母子分離不安ならまだ理解がしやすいのですが、ただ上履きを履き替えるだけのことでこんなにも手こずるとは思ってもみませんでした。結局、年少の1年間は毎朝、上履きに履き替えることに時間がかかっていました。また「今日は幼稚園で何したの?」と聞いても、私が聞きたいような「お砂場した」や「ねんどした」などの活動内容を答えてはくれず、いつも「おにくたべた」とお昼ごはんのメニューを答える息子。息子は幼稚園でやっていけているのだろうか……不安がつのっていきました。幼稚園、最初の個人面談では入園して3ヶ月後に、担任の先生と初めての個人面談がありました。息子は幼稚園でやっていけているのか……不安な気持ちの中、思い切って息子の幼稚園での様子を聞いてみました。すると、お友達の名前をすぐに覚える、お友達の名前を呼んでコミュニケーションをとっている、絵が上手で同級生はまだ顔だけか頭足人を描くことが多いけど息子は胴体がある絵を描くことができている、など予想以上に担任の先生は息子のことを褒めてくれました。Upload By ネコ山担任の先生が息子のいいところを見つけてくれていることに、ひと安心しました。しかし、毎朝上履きの履き替えがスムーズにいかないこと、また、1歳の頃から多動でその印象が強いことから集団生活でやっていけているのか、私は不安が拭えていませんでした。思い切って「発達的にはどうですか?」とうかがうと「朝の登園の様子なども、3歳児という幼さからなのか、発達によるものなのかまだ分からない」とのこと。続けて「気になるようだったら発達センターを紹介しますが、まずは3歳児健診を受けてみてもいいかもしれません」と、『受診目安は3歳半過ぎてから』と(私の住む自治体では)なっている、まだ受けていなかった3歳児健診を奨められました。何も指摘されなかった3歳児健診。しかし幼稚園では……幼稚園の個人面談から2ヶ月後、3歳児健診を受けました。1歳半健診では「様子見」と言われた息子。今日こそ、息子の発達について指摘される……。問診票には、発達障害のスクーニングと思われるような内容もあり、息子は多くの項目に当てはまっていました。医師の診察・問診では、イスに1人で座って問診を受け答えする息子。問診票を提出しましたが、息子は発達について何も指摘されずに3歳児健診が終わりました。確かにイスに一人で座って、先生とも受け答えできていたので、問題ないとの判断だったのでしょうか……。担任の先生のその旨を伝えると、少し驚いた表情をしたような気がしますが、それ以上は何も言われせんでした。私は絶対に発達について指摘されると思っていたので、医師にそれを全く触れられないことに意表を突かれ、むしろ自分が『息子は発達障害』だと思い込んでいただけなのでは……? ホッとすると同時にうれしささえ感じていました。しかし、夏休みが終わり2学期に入ると、息子は日に日に幼稚園での癇癪が激しくなっていきました。「やっぱり発達障害があるのかな……」と、私は再び不安になっていくのでした。執筆/ネコ山(監修:新美先生より)掲示物に目を奪われて没頭してしまうというのは、自閉スペクトラム症の特性のあるお子さんでしばしばみられることですね。ですが、今回のエピソードをうかがうと、朝の登園の時にそれが顕著に目立ったということからは、おそらく視覚刺激に没頭しやすいという特性がある上に、入園して慣れない集団生活の場にこれから入っていくという朝の園のエントランスで、掲示物に没頭することで、ある種の現実逃避というか、尻込みする気持ちの表れともいえるのかもしれないと思いました。「行きしぶり」というような分かりやすく「行きたくない」と伝えるのではなくても、家を出るときにこだわりが発揮されて時間がかかる、登園の道のりで何かに没頭してしまう、今回のように保護者との別れ際でフリーズしてしまうというようなエピソードの多くは、本人なりの集団生活への不安や抵抗感が反映されていることも多いです。とはいえ、健診の場ではそうした些細な本人の特性ある行動は気付いてもらえないことも多く、保護者としては振り回されたりやきもきすることも多いですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月16日主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。園バスから降りてくる子どもたち。しかし、いつもなら1番にバスから降りてくるはずの娘が降りてきません。焦ったユリが確認すると、先生から「お父さんのほうのおばあちゃんが迎えに来た」と告げられます。娘の居場所がわかりホッとしたと同時に、夫から何も聞いていなかったためユリは怒りがこみ上げてきました。夫へ怒りの連絡をするも、夫は義母の肩を持つばかり。さらには義母と娘の居場所は知らないと言い出し……。あまりの衝撃にユリは暴言を吐き、行き場のない怒りに肩を震わせます。娘の安否よりも昼食のカップ麺を優先し電話を切った夫に、ユリは憎しみに似た怒りがこみ上げます。しかし今は、夫に怒りをぶつけている場合ではなく……? 娘といるはずの人物に連絡すると… 気持ちを切り替えてユリは義母へ電話しますが、義母は電話に出たかと思うと通話をすぐに切ってしまいました。それならと連絡アプリを使いますが、こちらは既読マークがつくものの、義母から折り返しの電話が来る気配はありません。もう一度とユリは電話をかけますが、やはり義母は切ってしまうのでした。勝手に幼稚園へ孫を迎えに行き、居場所を伝えず、こちらからの連絡に反応しない義母。目的がわからないので怖いですよね。夫から義母に連絡してほしいところですが……。早く居場所を突きとめたいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2024年02月14日ひたすら気持ちが重かった3歳児健診Upload By カタバミまちゃが3歳7ヶ月の時、3歳児健診の日が来ました。まちゃは2歳4ヶ月の時に発達センターで「発達に遅れがある」と言われて療育が始まりました。当時通っていた幼稚園の未就園児クラスでも先生の指示が通らず苦労していましたから、私は「できることなら、3歳児健診には行きたくない」という気持ちでいっぱいでした。でも重い腰を上げて、当時年中だった上の娘を幼稚園の延長保育に初めて預けて、まちゃを連れて電車に乗り、なんとか採ることができた検尿も持って、健診会場の保健センターに向かいました。会場には早くもたくさんの親子が集まっていて、まちゃを大人しく待たせるのは大変でした。そして、1番初めの身長を測る器具を見ただけでまちゃは嫌がって逃げようと走り出し、測定してくださる方から「気持ちが落ち着いたら計りましょう」と身長と体重の計測は後回しにしていただきました。意外とできた検査もあったけれど痛恨のミスUpload By カタバミ「身長も測れないなんてどうなることか」と気持ちが重くなりましたが、まちゃは聴力検査で係の方から言われたものの絵を探して指差すことができました。視力検査の時には、係の方が提示した1部が欠けた輪っかと、自分の手に持たされた1部が欠けた輪っかを同じ方向にして「おんなじ」にすることができました。家でも練習しましたが、発達センターで臨床心理士の方から「まちゃくんはマッチングはできるね」と言われていたことを思い出し、よく練習もしてもらっていたことに感謝しました。ただどちらの検査も、私と係の方とが一緒になって、丁寧に辛抱強くまちゃに付き添いましたし、待つ人が多い時にはじっと待てないまちゃをほかの空いたスペースで気持ちを発散させたりしました。とても時間がかかったので、全ての健診を終える前に、延長保育に預けていた娘を迎えに行く時間になっていました。幼稚園には2時間の保育をお願いしていたと思います。おそらく、ほかのお子さんよりも健診にかかる時間がずっと長かったのだと思います。後日、3歳児健診再度挑戦Upload By カタバミ測定項目を全てこなせなかったので、後日また予約を取ろうと保健センターに電話をしたら「次回は何番目に来ても1番にお受けしますよ」と言っていただけました(発達のことを話したからなのか2回目だからなのかは、残念ながらはっきりと覚えていません)。今回は前回の反省を踏まえて娘も連れて行きました。「まちゃが逃げたら追い掛けてね」とお願いし、ヤル気満々な娘の目の前で、「前回はなんだったのか」と驚くほど、まちゃは大人しく、隣にある体重計にかいてあったイラストをじーっと見ながらこわごわと身長を測り終え、続いて体重もなんなく測ることができました。やはりまちゃの特性からか、初めてではないということが大切なのかもしれません。視力検査も今度は片目を隠してきちんと検査をすることができました。歯科検診もなんとか頑張れて、最後は年配の女医さんの問診でした。その時に発達センターで療育に繋がっていることを伝えると「私はこの子の発達は大丈夫だと思うわよ」とウィンクしながらおっしゃっていただけて、感動して無言で頭を下げて終わりました。その後まちゃは知的障害の診断を受けましたが、この時2度目の3歳児健診でヘトヘトになった私に、大らかな笑顔で素早く診察を済ませて励ましてくださった先生には感謝しています。今振り返って考えるとUpload By カタバミ今振り返って考えてみると、3歳児健診の時にはもう発達センターで専門家の療育にも繋がっていたのですから、前もって「検査がすんなり受けられるか心配だ」ということを、保健センターに相談しておけば良かったのではないかと思います。でもこの時には今ほど、息子には発達に遅れがあり、いろいろなことが困難だということを私も受容していませんでした。それに、大勢で受ける集団健診などは、ひたすら耐え忍んでなんとかするものなんだと思っていました。息子の状態を受け入れて周りに相談することができる今のほうが、こういった健診などは楽になっていると思います。執筆/カタバミ(監修:初川先生より)まちゃくんの2度行った3歳児健診のエピソードをありがとうございます。健診はタスクも多く、子どもを連れていくのも大変ですし、また何らか指摘されたくないことを指摘されるかもしれないという不安も相まって、「行きたくない気持ちでいっぱい」になる方も多いのではないでしょうか。カタバミさんが書かれていたように、すでに発達センターなどにかかっている場合には、発達センターで事前に話をしておくこともよかったかもしれないですね。機関同士での連携ができるかもしれないですし、準備(予習、心構えなど)についてのコツなどうかがえるかもしれません。まちゃくんは2回健診に行くことになったわけですが、2回目の様子から、一度健診を見ておいて予習をすることで、落ち着いて受けることができたのでしょう。ただ、健診そのもので「初めての環境でどう振舞うのか、その行動を見る」という面もあるだろうと思います。健診をスムーズに終えたい、あるいは、お子さんへの負担を減らすという意味で、予習・下見するほうがいい場合もあるのかもしれませんが、スムーズにできたがゆえに担当者の専門的な目で見えなくなってしまうものもあるように感じます(何より、担当者はお子さん方がうまく取り組めなかったとて、それ自体にも慣れていると思います)。そのあたりも含めて、心配な場合は、保健センターなどに問い合わせてみる、通っている発達センターで聞いてみるのもひとつかなとは思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月14日■役員に立候補…ペアになったママは?ドアから入ってくるなり役員に立候補してくれたのは、幼稚園ではじめて見かけたとても綺麗な女性。「この人と一緒に一年間がんばっていくんだなー」と渚は呑気に考えていたのです。まさかの元芸能人! 周りからの嫉妬が…渚ははじめて麗美さんが元芸能人だったことを知ったのです。里佳さんによると、麗美さんは舞台中心でたまにテレビにも出ていたとか。何かと麗美さんに近づこうとする田中さんたち。しかし、本当の事件はここからだったのです。役員会も順調に動き出していたので、まさかこのタイミングでこんなことを言われるとは思いませんでした。渚は断りのメッセージを送り、翌日は予定通り役員会に出かけたのです。二人の目的は役員ではなく、麗美さんと仲良くなりたいというものだということは明らかでした。今さらそんなことを言われても…。こちらは投稿されたエピソードを元に2022年7月15日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■役員免除を申し出たクセに手のひら返しまずは、役員を免除してほしいと言い出した二人のママについての意見をまとめました。みんな協力して成り立っているものに対して、非協力的なことに否定的な意見が多かったです。そもそも免除の理由だって、本当か怪しいですよね。・もしかして元芸能人と一緒なら、できないはずの役員もできるってこと?ずいぶん軽い「介護」と「妊活」なんだねぇ。・ずうずうしい人間っているんですね。 第三者も入れて、はっきり言い返すのが一番。・田中さんと金井さん。この二人が今回のガンかな? 田中さんは確か家族の介護、金井さんは妊活を理由に役員免除をお願いしたはずでは。今さら勝手すぎますよね。・嫉妬して誰かを陥れるなんてサイテー。子どもがいる立場でお粗末な人たちですね。こういう輩は徹底的にやっつけてほしい。次にご紹介するのは、田中さんたちのミーハーっぷりにあきれる読者たちのコメントです。もし、彼女たちが麗美さんと役員になったとしても、友だちにはなれないことは確実でしょ、という意見もありました。・どんなに噂がひとり歩きしても、自分自身が惑わされずに誠実であればきっと信用が回復される日は必ず来ます。それにどんなに田中さんたちが麗美さんと特別な仲良しになりたいと思っても役員が終わってしまえば、麗美さんが付き合いを続けることはないでしょう。そうなると今度は標的が麗美さんに代わるかもしれませんね。引退もされて普通のママとして役員をされているだけなのに、なぜそこまで麗美さんに執着しているのか理解不能。ミーハー過ぎる。・役員になったからと言って麗美さんと友人になれるとは限らないし、逆に役員じゃないと麗美さんが相手にしないとかもない。実際話しかけられれば、下らない質問にも困惑しながら相手をしていた様子がうかがえる。要するに、麗美さんに余計な気を使わせず同等のお付き合いが出来るとわかってもらえば自然と友だちになれるのでは? ミーハー気分で、自分が一番の存在になりたいと考えるのは幼稚な考え。今度のことで麗美さんはこの二人とはきっと距離を置くだろうね。最後にご紹介するのは、主人公・渚への応援メッセージ。「渚さんは悪くない」「渚さん、めげないで」と読者からも熱いコメントが多く集まりました。確かに立候補して役員をやるなんて、誰でもできることではないですし、渚さんも麗美さんと同じくらい素敵なママですよね。・主人公には堂々としていてほしい。立候補してやるのは素晴らしいことだし、麗美さんと仲良くするのも悪くないから。・なぜこんな事で渚さんが自分を責めないといけないのか理解に苦しみます。どう考えても田中さんと金井さんが悪い。年長の役員さんたちが味方でいてくれて本当に心強いと思います。渚さん、めげるな!・渚さん、どうかめげずに頑張ってって言いたいところですけど、私だってこんな風に周囲から悪者扱いされてしまったら、気持ちが折れてしまいそうです。仲良しの会長さんが分かってくれるといいんだけどな。・私もあの雰囲気が苦手で手を挙げて以来、小学校のPTAの役員を7年もやってしまったのでわかります。PTA会長さんは、時代劇に町娘役で出たことがあるという綺麗な方でしたが、もう年齢も年齢なので、誰も気にしませんでしたけど(笑)。役員決めは、子どもの幼稚園・小学校ではつきもの。元々仲良しの人とやるのもいいですが、それをきっかけに仲良くなれることもあるので、できそうなときには、立候補してみるのもいいかもしれませんね。▼漫画「幼稚園役員に立候補したら」
2024年02月13日障害児通所支援事業を運営するアース・キッズ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:高見 裕一、以下:当社)は、2月20日(火)に当社2冊目の書籍『発達が気になる子の笑顔と「できた!」が増える スタジオそら式 おうち療育メソッド2 構造化編』(出版社:主婦の友社)を出版します。本書は、当社が運営する児童発達支援・放課後等デイサービス「スタジオそら」が、2012年から約3,600人に対し現場で行ってきたケーススタディーを基にした書籍です。(「スタジオそら」は、2023年1月に放送された、発達障害をテーマにしたテレビドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』の取材協力をしています。)書籍:表紙書籍案内ページ: ■書籍出版の背景文部科学省の調査によると、通常の学級に在籍する小中学生の8.8%に発達障害の可能性があると言われています。約10年前に実施された前回調査の6.5%から2.3%増加していたり、発達障害をテーマにしたテレビドラマが放送されたりと、発達障害や発達の遅れが気になるグレーゾーンの子どもについての関心は高まっていると言えます。2023年4月にはこども家庭庁の設置が行われ、2024年4月には児童福祉法改正の施行も迫っています。当社の療育(発達支援)施設「スタジオそら」は、全国に15拠点あり、合計約1,200人の子どもたちが通っています(2024年2月現在)。一方、通所待ちの子どもたちは約1,900人にものぼり、なかなか通所できない状態でもあります。その理由の一つには、お子さん一人ひとりにあった支援を個別に提供する当社のような療育施設は限られることから、社会的ニーズに応えきれていないことが挙げられます。この背景には、これまで「療育」に関するガイドラインが不明確だったことが挙げられます。当社はこうした社会環境の改善を行うため、2019年より本格的に「療育」のガイドライン作成に向けて「SORA DESIGN PROJECT」を発足。桜美林大学 小関俊祐 准教授に監修いただきながら、3年の歳月をかけて療育メソッドを構築しました。その成果物としてまずは当社社員専用の教科書「療育士の手引き」を作成し、実際に現場で子どもたちに提供しています。この療育メソッドを、家庭や児童保育の現場でも実践できるように落とし込んだのが、前書『おうち療育メソッド1行動編』と本書『おうち療育メソッド2構造化編』になります。■本書の内容発達の気になる子が、くらしの中で苦手なことをトレーニングするために、家庭でできるプログラムを集めました。1対1を基本とした、子どもが楽しみながらチャレンジできる「スタジオそら」の発達支援プログラムを、家庭でも親子で実践できるように、わかりやすくオールカラーで紹介しています。思った方向にボールを転がすのが苦手、姿勢をキープすることがむずかしい、はさみを正しく持って切ることができない、ひらがな・カタカナを読めない、集団活動の中で勝手に話し始めてしまう、上手に説明することができない……など、子どもの「苦手なこと」別にトレーニングを親子の遊びとして行うプログラムを掲載。本書内で使用している絵カードなどの教具を無料ダウンロードできます。また、日常生活のなかの困りごとについて、時間や手順、空間を明確にすることでわかりやすく整理整頓する方法「構造化」を、ストーリーマンガでわかりやすく学べます。<本書のポイント>発達障害児向けの手法で知られる「ABA」(応用行動分析)に着目した内容に加え、「スタジオそら」独自の以下の4点を非常にクリアにまとめてあることが、のポイントです。1. 「見立て」(アセスメント):子どもの現在の発達状況を確認する2. 「目標立て」:その子どもに合わせた支援を計画する3. 「手立て」:何をしたら効果が高まるのか手立てを考える4. 「実行」:手立てを実行するためのポイントを考えるさらに、「おうち療育メソッド2構造化編」では、上記のポイントに加え、主に自閉スペクトラム症(ASD)の子どもの支援に用いられている「構造化」の手法を意図して活用した支援方法がたくさん載っています。本書を読むと、「療養」(発達支援)の概要を掴むことができます。書籍:プログラム例書籍:お困りごと例■書籍概要タイトル : 発達が気になる子の笑顔と「できた!」が増えるスタジオそら式 おうち療育メソッド2構造化編定価 : 1,580円(税抜)著者 : スタジオそら/発達障害療育研究所 著カテゴリ : 育児・しつけ・教育発売日 : 2024年2月20日(火)判型・ページ数: B5変・112ページ出版社 : 主婦の友社URL : 書籍:目次■今後の展開本書を以て、通所を待つ家族へ早期に療育メソッドを届けるとともに、「家庭でなんとかしないと」とお悩みの家族、あるいは保育園や幼稚園の先生など、障害児へのアプローチに悩みを抱える多くの方にも寄与したいと考えています。また、2024年夏には、【育児×保育×療育】の総合情報メディア『child lab』をリリース予定です。WEBサイトとアプリを通じ、保護者、保育園や幼稚園、療育施設で働く先生に向けて、子どもたちのために知りたい情報を提供します。■「スタジオそら」について「スタジオそら」は児童福祉法に基づく児童発達支援、放課後等デイサービスです。子どもたちが晴れた大空の太陽のような気持ちで育って欲しい…、そんな願いをこめて「スタジオそら」と名付けました。1対1を基本とし、子どもが楽しみながら課題にチャレンジできる発達支援療育を提供しています。「スタジオそら」公式サイト: 「スタジオそら」でのレッスン風景(1)「スタジオそら」でのレッスン風景(2)■会社概要商号 : アース・キッズ株式会社代表者 : 代表取締役 高見 裕一所在地 : 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-6 原宿MOA 2F設立 : 2000年1月28日資本金 : 5,000万円事業内容: 児童福祉法に基づく児童発達支援、放課後等デイサービスURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月13日卒園シーズンになると、娘が幼稚園を卒園するときのエピソードを思い出します。素敵な先生やクラスメイトに恵まれ充実した3年間でしたが、唯一ママ友には恵まれませんでした。幼稚園のママを仕切っていたのは、いわゆるボスママのアイコさんです。駅前のタワマンに住んでいることをいつも自慢げに話し、よく友だちを招いてパーティーを開いていました。 アイコさんは、アパート住まいの私たちを度々「かわいそう」だと見下します。距離を置きたかったのですが、残念ながらアイコさんの娘と私の娘がとても仲が良かったので、そうもいかず……。事件は卒園間近に起こりました。ボスママに誘われた卒園旅行ことの発端は、アイコさんに誘われた卒園旅行。気乗りしませんでしたが、娘が行きたいと言うので参加を決めました。するとアイコさんは、突然私を幹事に押し付けてきたのです。 家族旅行ならまだしも、大人数で行く旅行の幹事は簡単なことではありません。そもそもそこまで親しくないので、好みやアレルギーの有無も知らないのです。 しかし断る余地など私にはなく、幹事に決定。そのために誘ったのかと思うと悲しくなりましたが、娘のためと思って自分を奮い立たせ、卒園旅行の計画を立て始めました。 待ち合わせの朝に…予約をしたのは、子どもたちが楽しめそうなアクティビティが盛りだくさんのツアーです。参加するみんなも喜んでくれてひと安心。私は新幹線のチケットを事前に参加者に共有し、旅行当日を迎えました。 しかし、待ち合わせの時間になっても誰も来ません。おかしいと思ってアイコさんに電話をすると「やっぱり卒園旅行はタワマン仲間だけで行くことにしたの。アパート住まいは暮らしぶりが違うから、私たちと一緒だと大変でしょ?」と笑います。アイコさんは、最初からこうするつもりで私に幹事を任せていたのでしょう。がっかりしている娘を見て、怒りがこみ上げてきました。 特別プランの真相ちょうどそのとき、旅行会社を営む友人から、無事新幹線に乗れたか? と確認の電話がかかってきました。今回の旅行の計画を練ってくれたのは、私の古くからの友人だったのです。 友人は私のためにとても良いホテルを特別料金でおさえてくれ、予約がいっぱいだったアクティビティもVIPのために確保していた特別枠を開放してくれました。しかし、私が行かないのなら、話は違います。 私は友人に事情を話してホテルやアクティビティをキャンセルし、値段相応のプランに変更してもらいました。卒園旅行の行末数時間後、案の定怒り狂ったアイコさんから電話がかかってきました。事前に聞いていたグレードの部屋に通されないと大騒ぎしています。 私は、友人が私のために特別に確保してくれたツアーだったことを告げ、私が行かないことになったので通常のツアーになっただけだと伝えました。きっと今ごろ、決して広くない部屋で今後のプランを話し合っていることでしょう。しかし人気の観光地なので、きっと今から予約が取れるような場所はないはずです。 自業自得とほくそ笑みながら、私は本来予約していたプラン通りに母娘の卒園旅行に旅立ったのでした。 子どもを通じてせっかく知り合ったママ同士、良いご縁にならなかったことは少し残念でしたね。家庭の事情や価値観は人ぞれぞれ。マウントを取ったり、格付けをしたりすることなく付き合っていきたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月12日絵本の読み聞かせの保護者参観息子のタケル(ASD/自閉スペクトラム症)が4歳の頃、幼稚園で保護者が参加するイベント参観日がありました。その日は、子どもたちが並んで入場、そして席に着席し、絵本の読み聞かせを聞く、感想を共有するというプログラムが用意されていました。子どもたちは何日も前から、「お母さん、お父さんに見せるんだ」と、入場、着席の練習をしていたそうです。教室の後ろに並んだ保護者らが拍手する中、子どもたちが教室に入って来ました。ほかの子どもたちと一緒にキリッとした表情で教室に入ってきたタケル。しかし、その雰囲気も、私を見つけると一変しました。「来てたのー!?」と元気いっぱいに駆け寄ってくるタケル!そして、べったりとくっつき、動かなくなってしまいました……。Upload By 寺島ヒロ先生に着席するように促されてもニコニコするばかりです。「みんなってなに?」というタケル結局タケルは、私にくっついたまま、絵本の読み聞かせを聞き、私にくっついたまま発表もしました。発表の時は、お友達にも「タケルくん、こっちに来なよー」と呼ばれたのですが、ニコニコしたまま首を振って断ってしまうのでした。私も何度か「みんなのところに戻りなよ。お席で先生の話を聞きなよ」と言いましたが、なぜそんなことを言うのか分からないといった表情で、「みんなってなに?」と聞かれ……全てを諦めました。Upload By 寺島ヒロそういえば教えていませんでしたね……!タケルには、「みんな」と言われても何のことだか分からないのです。この場では、私だけが(家族という括りのなかでの)「仲間」、その「仲間」から突き放されたらどうしていいのか分からないのでしょう。幼稚園にいる時は、幼稚園にいる子どもたちと「仲間」なのだと、事前に教えておくべきでした。しかし……思いつかないよなあ……これ。結局、この場面で行動を変えさせるのは無理と判断し、先生にも「今日は私のそばにいさせてあげてください」とお願いしました。保護者に混ざって片づけにまで参加するタケルその後、タケルは、この参観日のために保護者有志の方がつくってくれたおやつを私の膝の上で食べ、私やほかの保護者の方と一緒に片づけに参加。器用にお皿を洗って、お母さんたちに褒めてもらっていました。そして、「来年はみんなと一緒に発表ができるといいね」と、先生に言われつつ、ご機嫌で帰りました。意外と難しい「みんな」の範ちゅう現在のタケルは23歳。一緒にイベントに行っても親にくっついて離れないということはありません。が、やはり「自分がどこに属しているかは分かりにくい」と言います。例えば、「○○学部の全員で行こう」なら分かりますが、○○学部の全員が集まっているところで「みんなで行こう」と言われても、「みんな」が誰なのか分かりません。どこまでが「みんな」なのか、それに自分が入っているのかが、文脈やその場の「空気」では分からないのですね。言葉だけの問題ではなく、何か時間のかかる作業を大勢でするときなど、なんとなくグループができて、手分けして動くような場合に、どう振舞ったらいいか分からず困るそうです。タケルは迷ったら自宅へ帰ってきてしまうので、よくチームメイトから電話で呼び出されています。誰かはっきりとしたリーダーがいて、采配してくれれば動けるのですが、自発的に手薄なところに動いて作業する……みたいなことが、どうしても苦手なんだそう。細かいところですが、学校や職場などでは、どう振舞ったらいいか迷っているときに声をかけてくれるようなサポートがあると良いなと思います。執筆/寺島ヒロ(監修:鈴木先生より)ASDのお子さんは抽象的な表現が苦手なので具体的に言わないと通じないことがあります。例えば順番に行列に並ぶときなどは、「青い洋服の人の後ろに並びましょう」など具体的に言えば分かりやすいのです。学校でも「みんなここに集まってください」では分からず、「タケル君も黒板の前に集まってください」と具体的に言って、本人に注目してあげるような伝え方がおすすめです。そのほかにも、「それ取って」や「あれ取って」などもASDのお子さんには伝わりにくいので、「白いテーブルの上にある黒いボールペンを取って」と具体的に言うことを心がけるといいのではないでしょうか。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月12日ASD(自閉スペクトラム症)とは?ASD(自閉スペクトラム症)は、・対人関係や社会的コミュニケーションの困難さ・特定のものや行動における反復性やこだわり、感覚の過敏さまたは鈍麻さなどの特性がある発達障害の一つです。知的障害(知的発達症)を伴うこともあります。ASD(自閉スペクトラム症)は多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障害だと考えられています。しかし、はっきりとした原因はまだ分かっていません。5歳児時点でASD有病率は約3.22%ともいわれています。参考:斉藤まなぶ、廣田智也、坂本由唯、足立匡基、高橋芳雄、大里絢子、Young Shin Kim, Bennett Leventhal, Amy Shui,、加藤澄、中村和彦著「5歳児の全母集団サンプルにおける自閉症スペクトラム障害の有病率と累積発生率、および併発する神経発達障害のパターン」『分子的自閉症 11』 (2020)4歳頃は言葉の発達や社会面・精神面での発達が著しく伸びる時期であるため、その遅れに気づきやすい時期ともいえます。3歳児健診などで「様子見」と言われたり、園生活などで集団行動ができずに先生から指摘され詳しい検査を勧められ、受診して気づくこともあります。4歳頃の子どもに多くみられるASD(自閉スペクトラム症)の特性としては、・集団生活が苦手、友達と遊ぶことが苦手・強いこだわり・感覚の過敏さ・癇癪を起こしやすいなどがあげられます。詳しくは次章以降で紹介します。参考:自閉症Q&A|厚生労働省4歳児の発達の目安って?4歳頃になると、言葉や心の発達はもちろん、全身のバランスを取る能力も発達し、体の動きが巧みになっていきます。・自然など身近な環境に積極的に関わり、さまざまな物の特性を知り、それらとの関わり方や遊び方を体得していく・想像力が豊かになり、目的を持って行動し、つくったり、描いたり、試したりするようになる・自分の行動やその結果を予測して不安になるなどの葛藤も経験する・仲間とのつながりが強くなる中で、けんかも増えるが、一方で決まりごとの大切さに気づき、守ろうとするようになるこうした成長の中で、感情が豊かになり、身近な人の気持ちを察し、少しずつ自分の気持ちを抑えられたり、我慢ができるようになったりしていく時期です。参考:児童発達支援ガイドライン|厚生労働省もしかしてASD(自閉スペクトラム症)?幼稚園、保育園で気づいた違和感、こだわり。4歳児の検査、診断4歳児は、幼稚園でいうと年中の年にあたります。幼稚園や保育園などの集団生活の中で、発達の遅れや問題行動が気になってくる時期でもあります。ASD(自閉スペクトラム症)の特性や行動としては、第1章でも触れた発達の遅れ、集団生活(友達と遊ぶことなど)が苦手、こだわり、常同行動、感覚の過敏さ、癇癪などがあります。成長には個人差があるため一概にはいえませんが、園などの集団生活の中で起こりやすいトラブルや困りごととしては、・集団行動や友達と一緒に遊ぶことなどが苦手、指示が通りづらい・大きい音が苦手・粘土、砂場、裸足などが苦手・絵を描くことが苦手、運動が苦手など、不器用さが出てくる・偏食が強く、給食が食べられない・(言葉の遅れがある場合)友達や先生との意思疎通が難しくなるなどがあげられます。園へ行きしぶる・朝送って行ったときに(保護者と離れるとき)泣く、あるいは行事やみんなの前での発表を嫌がる(参加しにくい)など、癇癪を伴う激しい拒否反応が出るケースもあります。3歳児健診で「様子見」と言われた、あるいは4歳になって園の先生に発達の遅れなどを指摘され、検査を受けるかどうか考える保護者の方も多いでしょう。検査は、医師や(発達)心理士が行います。4歳頃に受ける検査は以下のようなものがあります。・問診保護者から、成育歴や「いつぐらいから」「どのような困りごとや症状があるか」などを対話形式で聞き取ります。明確に伝えるためにも、普段の様子をメモしておくといいかもしれません。・行動観察数十分程度、子どもとの対話や遊ぶ中で、どのような言動を取るのかを観察します。・発達(心理)、知能検査「田中ビネー知能検査V」や「新版K式発達検査」、「AQテスト」などが行われます。そのほかにも、ASD(自閉スペクトラム症)の診断で行われる検査は多くあります。専門外来のある小児科、脳神経小児科、児童精神科などで行われることが多いですが、診療できる医療機関は限られています。かかりつけ医や保健センターなどに相談してみるといいでしょう。参考:自閉症|文部科学省参考:ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について|e-ヘルスネット4歳児に表れることの多いASD(自閉スぺクトラム症)の特性をチェックUpload By 発達障害のキホン※発達や成長に加え症状や特性には、この時期大きな個人差があります。当てはまる反応や行動の数が多いからといって、すぐにASD(自閉スペクトラム症)と診断されるわけではありません。先生などに指摘されたら?受診の目安、療育への手続きについてASD(自閉スペクトラム症)の悩みについての相談先はたくさんあります。しかし、4歳頃になってくると、家庭生活、園生活、友達関係など悩みや困りごとが複雑化し、「どこに相談したらいいか分からない」「何をどう相談したらいいか分からない」というケースも多くあるようです。しかし、何か一つだけでも相談してみれば、そこから少しずつ糸口が見つかっていくかもしれません。・園の先生何人ものお子さんを見てきている先生であれば、「ここに相談してみては」などのアドバイスを受けられることもあります。また、先生とお子さんの状況を共有することで、日常生活の中での改善策を見つけやすくなることもあります。・子育て支援センター小さいお子さんを持つ保護者が交流を深める場ですが、育児不安などについての相談指導もおこなっており、電話相談も可能です。必要に応じて適切な機関の紹介を行います。・保健師・保健センター就学前のお子さんや高校生、成人に対する発達障害の相談も受けつけています。必要に応じて医療機関への紹介なども行います。・療育センター障害のある子どもの症状や特性に合った治療や支援を行う施設です。どのような支援を行っているのか、どのような機能を持った施設かは、施設によって異なります。上記のほかに、発達障害者支援センターなどもあります。4歳はまだまだ発達の個人差が大きい時期なので、お子さん一人ひとりにあった子育てのアドバイスをもらうようにしましょう。4歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断された、あるいは様子見と言われているけれど、少しでも困りごとを減らしてあげたいと療育を考え始めている保護者も多いと思います。療育とは、「障害のある子どもに対してそれぞれの特性に応じた身体的・精神的機能の発達を促し、日常生活や社会生活を円滑に営めるように行うもの」です。4歳の場合は、「児童発達支援」で行う日常生活の自立のための療育や学習支援、運動プログラムなどが主になります。学習・訓練といったものではなく、その子の特性に合ったプログラムを、楽しみながら、子どもが興味のあるものを取り入れながらおこないます。自治体管轄などの公的機関、あるいは民間でも公費で提供しているところで「障害児通所支援」を利用して療育を受けるためには、まず「通所受給者証」(通称:受給者証)の取得が必要です。受給者証があれば、利用料金の助成を受けることができます(子どもが満3歳になって初めての4月1日から3年間の間は無償です。それ以前や学齢期以降は1割負担になります。家庭によって上限額が異なります)。療育の内容は施設によって異なります。短期間で身につくものではなく、じっくりスモールステップで、あるいは何度も同じようなシチュエーションを繰り返すことで、少しずつ社会性が身についたり、困りごとが少なくなっていきます。中長期にわたって通うことになるので、子どもの特性に合った療育が受けられるか、通うのに遠すぎないか、空きがあるかなどの情報リサーチも大切になってきます。参考:ともに歩む親たちのための家族支援ガイドブック|厚生労働省参考:小林 勝年, 儀間 裕貴, 北原 佶著「エビデンスに基づく療育・支援とは何か」『子どものこころと脳の発達』2020 年 11 巻 1 号 p. 3-10発達で少しでも気になることがあったら、一人で抱え込まず、まずは周りに相談をしましょう。少しずつでも子どもの日常生活の困りごとを減らしてあげることで、将来の見通しも立ちやすくなります。4歳児は他者との関わりが増え、身辺自立に向けての基礎がしっかりつくられていく時期です。早期介入・早期支援が大きなカギとなってきます。また、どの環境においてもできるだけ同じ支援をすることも重要です。園の先生をはじめ子どもと関わる人に子どもの状況や特性を伝え、共有することも大切です。(新美先生コメント)集団生活に入ると、家庭での様子とは異なるお子さんの姿が見えることもあり、保護者の方が気になってしまうことが増えるかもしれません。集団生活の中でストレスを受けやすいお子さんの場合、園での生活の仕方を調整していったほうが健やかに育めると思います。園での集団活動で困難さがある場合や、園では周囲に合わせているけれど過度にストレスが溜まって、行きしぶりや家での癇癪・こだわりが強まる場合なども、必要に応じて専門機関につながることで、お子さんの強みと困難さ、適した関わり方が見えてくることもあります。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月11日シングルマザーの私。飲食業ということもあり、毎日とても忙しく働いています。でも飲食業は私の天職! さらに、かわいい娘のためと思えばつらいことなどありません。しかしそんな私の天職を、バカにされてしまいます。それは娘が通う幼稚園の祖父母参観日のこと。社交的な母は、あっという間にママ友ならぬ“ババ友”を作っていました。 母と“ババ友”になってくれたモモコさんは、娘の友だちのおばあちゃんでした。とても上品な雰囲気のご婦人でしたが、ママのカズコさんはとんでもない人でーー。苦手なタイプかも…「うちのお嫁さんとも、お友だちになってね」とモモコさんから言われた私。モモコさんの義理の娘さんであるカズコさんに紹介され、挨拶をしました。 しかしカズコさんは面倒くさそうに「ママ友は自分で作るので、余計なこと言わないで」とピシャリ! 不機嫌そうにモモコさんの腕を引いていきました。正直、あまり関わりたくないタイプです。 しかし同じ幼稚園に通うママとなると、避けることもできません。数日後、娘のお迎えでカズコさんにバッタリ出会いました。 貧乏くさい?!「アナタ、この前の参観で会った人よね?」カズコさんも、どうやら私に気付いてくれたようです。この前とは違って、今日はニコニコしています。 もしかしたらモモコさんと仲が悪いのかもしれません。第一印象で決めつけて申し訳なかったなと思っていると、突然「お仕事はされているの?」と詮索するような物言いで尋ねてきました。少し警戒しつつも「飲食業をしている」と伝えると「食堂のおばちゃんね! 顔を見ればわかるわ〜貧乏くさいもの」と笑いました。 ブチギレそうになったけれど、相手にする時間も無駄です。 深く関わらないことを決め、その場から立ち去りました。 私のお店ですよ!それ以来カズコさんを避けていたものの、次にバッタリあったのはなんと私の職場でした。私の職場は一見さんお断りの高級料亭です。忙しく店内を動き回っていると「なんでアナタがここに?!」という声とともに、カズコさんが登場しました。私は会釈をして切り抜けようとしましたが、カズコさんは「ここは料理もスタッフも超一流の高級和食店よ? 食堂のパートさんは場違いだから帰ったほうがいいんじゃない?」と笑います。さすがに正体を明かすしかないかと思ったとき、従業員が「オーナー! 特別室のお客様がいらしたのでご挨拶をお願いします」と私を呼びました。 その言葉を聞いてカズコさんは「オーナー?!」と驚いています。このお店は紛れもなく私が経営する飲食店なのです。明らかになった真実「アナタ、食堂のおばちゃんじゃないの!?」カズコさんがそう言ったちょうどそのとき、モモコさんがやってきました。異様な雰囲気を察し「なにか迷惑かけてないでしょうね?」と言います。 実はモモコさんはうちのお店の常連さんです。モモコさんは私に「ごめんなさいね。お詫びはまた後日」と言って、個室に戻っていきました。その後、個室からは激しい言い合いとすすり泣く声が……。 人を見下してばかりの嫁があまりにも目に余るので、今日はしっかり話をしようと思っていたモモコさん。個室で静かに話ができるうちの店を使ってくれたのです。 いつもニコニコやさしいモモコさんにたっぷり絞られたようで、カズコさんは真っ赤な目をして部屋から出てきました。そして気まずそうに私を見て、これまでの失礼な振る舞いを詫びたのでした。 見た目や職業を理由に人を見下すなんて、失礼な人でしたね。せっかく素敵な義母に恵まれたのだから、背中を見てしっかり学んでほしいものです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月10日毎日教室から脱走?自閉スペクトラム症の息子、幼稚園での様子スバルは一対一なら話が通じ、人が好きで、さらに興味がある事には集中して座っていられるので、2歳でプレ幼稚園に入るまでは「言葉が遅い以外に困り事はない」と思っていました。プレ幼稚園では、先生がクラス全体に呼びかけた「お片づけの時間だよ」などの指示が通らなかったり、私が膝の上でホールドしていないと絵本の時間に歩き回ってしまったりと、集団生活の中でのスバルの様子を始めて知ることとなりました。クラスメイトたちが入園から3ヶ月ほどで母子分離通園になっていく中、スバルと私は居残りで母子同伴通園を続けていました。そして3歳で自閉スペクトラム症と診断されたと同時にプレ幼稚園は退園に。その後信頼できる幼稚園と出合い、無事に年少から入園することができました。しかし、入園直後のスバルの連絡帳には毎日「今日も廊下の窓から駐車場の車を見ていました」と書かれていました。休憩時間の話ではありません。クラス活動の時間中に脱走しているのです。私は不安と心配と先生への申し訳なさから、いても立ってもいられず、用事で幼稚園の近くを通るたびフェンスの外から中の様子をうかがっていました。フェンスにかじりついて幼稚園の中の様子をうかがう様子はまさに不審。そのうえ、そこから得られる情報はほとんどありませんでした。見守る母そんなある日、幼稚園でイベント工作スタッフの募集がありました。イベント工作スタッフとは保護者主催のイベントで使う飾りつけの製作やプレゼントの梱包など、人手がいる作業のお手伝いです。年に何度か幼稚園に集まって作業をするそうで、その月はさっそく数回出番があるそうです。なんというチャンス。堂々と幼稚園の中に入ってスバルの様子をうかがえる機会が向こうからやって来るなんて!幼稚園に貢献しながらスバルの様子も見られるなんて一石二鳥です。私は熱い志望動機も書き添えて応募し、イベント工作スタッフの参加が決定しました。作業初日、少し早めに幼稚園に到着しスバルに見つからぬように細心の注意を払い幼稚園へ潜入。集合場所であるお遊戯室へ向かう途中にスバルの教室があり、ぬき足さし足しのび足で教室をのぞきました。てっきり廊下から駐車場を眺めているか教室内を歩き回っているのかと思いましたが、意外なことにスバルは座って工作をしていました。そして、近くには補助の先生がいて、スバルを含む数人をサポートしてくれていました。Upload By 星あかりスバルは、一対一で工作のつくり方を説明した時には理解できるのに、先生がクラス全体に向かって説明すると理解できないことがあります。補助の先生が近くで説明してくれることで、今自分がすべき事が理解でき「駐車場でも眺めるか」みたいな気が起こらないのかもしれないと思いました。私はほっと胸をなでおろしお遊戯室へ向かいました。お遊戯室で作業をしながら、座って工作をするスバルの姿を思い出して感動していると熱い視線を感じました。振り返ると、そこには満面の笑みでガラスの扉に張りついて私を見つめるスバルの姿が……。どうしようかとオロオロしていると、先生がやって来てスバルを連れて去って行きました。スバルは先生に手を引かれながら、廊下の奥へと姿を消すまで私のほうを見ながらニコニコしていました。どういう感情? 私は冷や汗が出たんですけど……。見つかる母それからイベント工作スタッフとして幼稚園に行くたびに、同じことが繰り返されました。その頃にはスバルも幼稚園生活に慣れて来たのか、連絡帳に「今日も廊下の窓から駐車場の車を見ていました」と書かれることは減っていきました。しかし、私がお遊戯室で作業をしていると絶対にスバルがやって来るので、駐車場の車を見ていないだけで日頃から出歩いているのだと思いました。教室から抜け出し、先生に連れ戻されるのが日常の光景なのかと落ち込みました。ある日の放課後、先生から呼び止められました。先生から「お遊戯室で作業がある日、スバルくんはお母さんの自転車を見つけると教室から出て、お母さんを探しに行ってしまうのです」と聞かされました。それ以外では教室から脱走することもなく、椅子に座って活動に参加しているらしいのです。Upload By 星あかり私はスバルに何も言わずこっそり幼稚園に来ていましたが、スバルは駐輪場の自転車を見て私の来園をチェックしていたのでした。幼稚園に貢献しているつもりが、私の存在自体が邪魔になっていたなんて……。「それで……あの~」と先生が言葉を濁すのでイベント工作スタッフのクビを覚悟したのですが「自転車はあちらの茂みに隠してください」とお願いされました。しのぶ母その後は、自転車はしっかり茂みに隠し、茂みから園舎までは木や車の影に身を隠しながらジグザクと近づき、窓の近くを通るときは姿勢を低くし決して窓に映らない事を徹底しました。正直そんなことしているのは私だけでしたが、親の姿を見つけて教室から脱走するのはスバルだけなので仕方がありません。そんな活動を続け、年少の終わり頃には面識のない保護者から「星さんってどの人だっけ?」「あの忍っぽい人」「ああ!」という認知のされ方をするようになりましたが仕方ありません。おかげで少しずつ成長していくスバルの姿を1年かけて見守ることができました。スバルはゆっくりじっくり学び、座るべき時に座りクラスメイトと同じ事に取り組めるようになりました。一斉指示は届いていないときもありましたが、それでも本当に大きな成長です。年少も終わりに近づき、1年の集大成年少も終わりに近づき、イベント工作スタッフの最終日がやってきました。私は初めて、ほかの保護者と同じように忍ばず園舎に入りました。そして教室の窓の前を通るとき、ほかの保護者と同じようにわが子に手を振りました。ほかのお子さんはうれしそうに小さく手を振り、すぐに活動に戻りました。私は1年間忍びながら、スバルの姿を見て来たのです。「たぶん今のスバルなら私を見つけても教室から飛び出して来たりしない」そんな確信がありました。ーさあスバル! 成長した姿を見せておくれ!私の姿を見つけたスバルは勢いよく立ち上がり「おかあさ~ん」と大声で叫びながら満面の笑みで大きく両手を振りました。ー立っちゃうのか! こっちに来ちゃうのか!?私はまだ忍んでいるべきだったと後悔しました。しかしスバルはすぐに着席し、私の姿が見えなくなるまでニコニコと見送っていました。ー座ったーーーー!!少し焦ったものの、1年の成長の集大成を確認することができ、本当に安心しました。執筆/星あかり(監修:藤井先生より)あかりさんが忍びながらスバルさんの園での様子をみてきた結果、成長を感じることができたのですね。園の先生とあかりさんがうまく連携して、どうしたらスバルさんが落ち着いて園生活を送ることができるか、工夫を重ねた成果でもありますね。これから成長することもたくさんあると思います。それと同時に、新たな悩みも生じることもあるかと思います。先生と連携して、成長を遂げたスバルさんの今回のエピソードを思い出して、「きっと成長できる」「大丈夫」と思うことができますね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月06日娘の幼稚園では、昭和の時代からPTA役員を選抜する方法が変わっていません。そのやり方とは、立候補者を募る方法と、推薦されたメンバーの中から話し合いで決めるという方法です。誰もが目を合わせないようにうつむく話し合いの場で、あるママが手を挙げた理由とは……? 気が重すぎる…。 幼稚園のPTA役員決め 私は三姉妹のママです。当時5歳だった長女の幼稚園では、PTA役員のメンバーを決める際、立候補制と推薦制の2つの方法をとっていました。しかし、私が参加した役員決めの集まりには忙しいメンバーが多く、「どなたか役員に立候補する方、もしくは推薦したいと思う方はいらっしゃいますか?」という元役員の言葉に、周りのママはうつむくばかり。私も次女と三女を抱えており、立候補しますとは言いにくい状況でした。このままでは、昭和の時代から長年続く、理不尽な推薦方式で決めることになってしまいます。票は役員未経験の人に集まりやすく、個人の事情があっても考慮されません。 話し合いはこうちゃく状態。そんな、嫌な役回りをを水面下で押し付け合う居心地の悪い雰囲気の中、あるママが「たまたま推薦されただけで役員候補になるなんて理不尽です」と発言しました。PTA会長が困った顔で「今の役員決めの方法は確かに理不尽ですが、方法を変えるには結局誰かが役員になり、会議内で変更手続きを行わなければなりません。現役員たちは行事などの運営に追われて、役員決め改革に着手できませんでした」と説明します。現役員の奮闘は私たちも知っており、責めるような発言はありませんでした。 わずかな沈黙の後、「この決め方は理不尽だ」と発言したママが、もう一度手を挙げます。そして、「では私が来年の役員をして、役員決めの方法を変えます」と言ってくれたのです。 そのママはフルタイム勤務の中、役員決め改革や行事の縮小などを進めてくれることに。私も彼女のお手伝いをしたいと思い、役員名簿に名を連ねました。昔から続く役員決めが負担になっている園や学校は、まだまだ多いと思います。多くの場所で負担が減る方向へ変化していけば良いなと願った出来事です。 作画/mosu著者:田川ゆうこ
2024年02月06日どんな習い事をしているか、通い始めた年齢、月謝など気になる子どもの習い事。実際に習い事をしていて感じるメリットやデメリットなど、普段聞けない習い事のあれこれについて、HugMugフレンズにその実態を調査! なにか新しいことを始めるなら、慌ただしくて慣れない新生活がスタートする前の2月がおすすめ! まずは体験に行ってみて、子どもの興味があることを見つけてみて。CONTENTS■習わせている習い事は?■習い事はいくつしている?■習い事を始めた年齢は?■週に何日通っている?■習い事にかかる総費用は?■習い事をさせるきっかけは?■入会の決め手は?■習い事をさせるときに注意したことは?■習い事に行き渋るときの解決法は?■習い事の失敗エピソード■気になる習い事は?習わせている習い事は?数ある習い事の中で、HugMugフレンズの子どもたちはどんな習い事をしているのかリサーチ! 習わせてよかったエピソードも要チェック。1位スイミング「選手コースでがんばっているので親もサポートが大変ですが、本人がやりがいを感じているようなので、やってよかったです。大会に出場するなど、その分野で花が開かなくても度胸がついたと思います」(kanokoさん/8歳女の子のママ)「毎月咳で幼稚園をお休みしていたので、肺を強くするためにスイミングに入会。明らかに咳が長引く回数が減りました」(湯場あやこさん/7歳男の子のママ)「スイミングは始めてすぐに泳ぐのが大好きになり、お風呂の中ではずっと潜ってるくらいに(笑)。海に行っても足がつかないところでも怖がらずに遊んでいます」(宇都木まりさん/4歳男の子のママ)同率1位空手「挨拶などの礼儀が身につき、新たな場所に行くことによって友だちが増えたり、子ども自身の世界が広がったように思います。“がんばればできるようになる”という成功体験が積めるのもよかったと思っています」(寺田 繭さん/6歳男の子のママ)「小学一年生のとき空手を始める際に“黒帯になりたい!”そう娘が目標を持ち、始めました。上級の子が下級の子に指導するので、子ども目線の言葉や考え方でわかりやすく、一歩一歩と帯の色が変わっていき中学生になったタイミングで黒帯になりました。昇段審査があるのですが、日々の練習や努力をすることで目標を叶えていく姿を毎回見ていて続けてよかったと思いました」(海老原 英里子さん/14歳女の子のママ)「道場の雰囲気や子どもたち、先生の人柄がいいので安心して任せられる。子どもの成長を家族だけでなく保護者の中でも共有して喜べる」(蓮間衣里さん/7歳男の子のママ)3位体操教室「体力がつき、運動能力が向上した。それぞれに得意不得意があることを把握し、苦手な子を応援することができるようになった」(ありささん/5歳女の子のママ)「体操教室で運動の基礎を学んでいたからか、スポーツテストの結果が毎回伸びていて、本人の自信に繋がっている姿が見られて嬉しいです!」(木村さやこさん/7歳女の子のママ)「始めた頃は先生の話をじっとして聞けなかったり自分の順番を待つのも大変でしたが、続けているうちに少しずつ集中力がついてきて、レッスンとそれ以外のメリハリができてきたように感じます。“できた!”という感覚に達成感を感じ、自信につながって自ら習い事に行きたがるようになりました」(與賀田 真理央さん/5歳男の子のママ)「跳び箱も飛べず、鉄棒の前まわりもできなかったのですが、空中逆上がりや空中前まわり、跳び箱もハンドスプリングもほぼ仕上がってきて、学校の体育は問題なくできそうです」(蓮間衣里さん/7歳男の子のママ)同率3位ダンス「練習したらできなかったこともできるようになる、ということを実体験をもって学ぶことができました。いつもすぐできないから無理と諦めがちな娘ですが、“でもダンスのときも練習したらできたよね?”と対話することで前向きに挑戦できる機会が増えた気がします。また、発表会に出た経験がとても大きかったように感じます。緊張を乗り越え楽しみながら披露し、自分に自信がついたように見えました」(mariさん/4歳女の子のママ)「イベントではじめて人前で披露することになり、子どもの性格上不安な点が多かったのですが、しっかり練習していたので本番もやり遂げられ、感動しました! 学校外のお友だちができるのも(親同志も)よかったです」(ユキさん/7歳男の子のママ)「年に一度の発表会がすごく大きなステージで、娘も私たち家族もそれが毎年の楽しみになりました!」(miharuさん/5歳女の子のママ)「“踊れない、悔しい、上手になりたい!”という意欲が湧くようになり、レッスンがない日も自主的に練習するようになった。人前で何かをすることが好きになり、幼稚園の運動会やお遊戯会でもよいパフォーマンスができるようになった」(ありささん/5歳女の子のママ)同率3位通信教育「タブレット教材のスマイルゼミで、苦手だった図形が何度も解くうちに得意な分野になった」(maikoさん/4歳女の子のママ)「タブレットなのでわからないところを自分のペースで何度でもゲーム感覚でやれるので、勉強を楽しいと思えるようになりました!」(生山アキさん/7歳男の子のママ)「通信教育(しまじろう)は、生活習慣系の内容もしっかり入っているので、親が教えなくても学んでくれるため、仕事ばかりの私でも助かっています」(rikoさん/5歳女の子のママ)6位そろばん「とにかく暗算力がつくので、一緒にスーパーに行ってもお菓子のお金を決めるだけで自分で計算して決まった額内でお買い物してくれるので助かります」(akaneさん/5歳女の子のママ)同率6位書道・習字「お習字を習い始めて、クラスのみんなから字がきれいとほめられるのが嬉しいようで、いつも報告してくれます」(akaneさん/8歳男の子のママ)同率6位学習塾「10歳から週一で通っている学習塾。自分のペースで時間割を組み立てられるようになってきました」(木村朋子さん/11歳男の子のママ)「そろばんや塾、英語教室の宿題等もあり、毎日の勉強習慣が朝と帰宅後についたことがよかったと思います」(akaneさん/8歳男の子のママ)9位ピアノ「ピアノのおかけでリズム感がついたのか、幼稚園の発表会の50人中ひとりのシンバルの役に選ばれました」(maikoさん/4歳女の子のママ)「練習をすると“できた!”が増える。その経験をすることで勉強などでも粘り強くなってすぐにあきらめないようになったように思います。上手になった喜びや上手くできないイライラなど、いろんな思いと向き合うことで心の成長につながっていると感じています」(谷垣マヨさん/9歳女の子のママ)同率9位英会話教室「学んでいるだけあって、子どもの脳にしっかりと入っていること。それが日常生活でも生かされている。外出先で英語を話すことがあったり、知らない外国の子どもと仲良く遊んで交流していることも」(rikoさん/5歳女の子のママ)同率9位サッカー「体力がついた。学校以外のコミュニティができた」(春海 茜さん/7歳男の子のママ)同率9位バスケットボール「スポーツ少年団に所属していますが、本人がどうしてもバスケをやりたいというので始めました。とにかく楽しいようで、練習がお休みだと泣くほど。毎日頭にバスケしかないくらい好きなようで、こちらからもう練習やめて~とお願いしているくらいで、それほど好きなものが見つかってよかったと思います」(kanokoさん/6歳男の子のママ)「年中からバスケットボールの習い事を始め、2年半が経ち、昨年から小学校のミニバスにも入りました。経験者ということもあり、自分に自信がついてきたように思います。特技ができてよかったなと感じます」(miharuさん/7歳男の子のママ)13位バレエ「先日発表会があり、その舞台に立つ本人を見てとても成長を感じました。私の想像以上の完成度に感動……。親の見ていないところで練習し、保育園のお友だち以外でも仲良しの子ができたり、先生に怒られても自分で受け止めて理解できるようになってきたと思います」(小島千聖さん/5歳女の子のママ)習い事はいくつしている?習い事は2つしている子どもが多数。子どもの好きなことをくみ取りつつ、静(文化系)と動(運動系)をひとつずつ習ってバランスをとっているという家庭も。習い事を始めた年齢は?4歳くらいから習い事を始める子どもが全体の4割。4歳は身の回りのことが自分で少しずつできるようになり、さまざまなことに興味が出てくる時期。体力もついてくるので、習い事を始めるにはベストかも。週に何日通っている?週2日・・・33%週1日・・・33%週6日以上・・・11%週5日・・・7%週3日・・・7%週4日・・・7%週1~2日通っている子どもが多い。なかには週6日以上通っているという子どもも。習い事にかかる総費用は?習い事をさせるきっかけは?「今後やることの幅が広がるよう、まずは体の基礎になる習い事を選びました」(與賀田 真理央さん/5歳男の子のママ)「空手は長く続けられ、礼儀に始まり礼儀に終わる。姿勢や礼儀なども身に付き実力が帯の色でわかるので、子どものやる気にも繋がると思いました」(海老原 英里子さん/14歳女の子のママ)入会の決め手は?「土日は他の予定を入れたいので、平日実施がマスト。幼稚園生のうちに始めて、小学生になっても続けられるかを重視して選びました」(ありささん/5歳女の子のママ)「いくつも体験に行って、娘に選んでもらいました! 同じ教室でも先生によって雰囲気がまったく違うので、実際に通う可能性のある曜日の先生で体験をするのがおすすめです」(mariさん/4歳女の子のママ)習い事をさせるときに注意したことは?親の希望だけで習い事を決めない・・・96%子どもの趣味趣向や習い事同志のバランスをとる・・・37%習い事はひとつずつ始める・・・33%その他・・・19%「体験入会をしっかりやり、子どもの意思に任せました。やるからには、諦めない、すぐに辞めないことを約束し、目標を決めることで習い事を始めるか決めています」(海老原 英里子さん/14歳女の子のママ)習い事に行き渋るときの解決法は?「機嫌が悪くて行き渋るときは、行く前に公園などでリセットするかおやつを食べさせてから行くようにしています。そして習い事に着いたら、“終わったら〇〇しよう! 〇〇に行こう!”などと言ってやる気を出しています」(海老原 英里子さん/6歳男の子のママ)「週に4日ある習い事で、その中で最低でも2日は行こうと約束しています。なので『今日は行きたくない』と言ったら最近は無理に責め立てずに『じゃあ今週はこの日とこの日は行けるかな?』と選択肢を与えるようにしています」(寺田 繭さん/6歳男の子のママ)「どんなに嫌がっても、行ってしまえば結局楽しんでいるので、めげずに連れて行きました」(木村さやこさん/7歳女の子のママ)「たまになら、『そんな日もあるよね』とお休みさせます。毎回であれば、楽しくないことに時間もお金もパワーも使うのはもったいないので、習い事はやりたい事をやるものだから、やめてもいいんだよと伝えました。それまでは、毎回泣きながらやめないでがんばると言っていましたが、そう伝えた瞬間すっきりとした顔で、それならやめる! と自分で決めました」(湯場あやこさん/7歳男の子のママ)習い事の失敗エピソード「親の送迎が多すぎて、あっちにこっちに何度も走り回っているので自分が大変です!(笑)」(akaneさん/5歳女の子のママ)「家族時間がない。旅行に行けない」(春海 茜さん/7歳男の子のママ)「繊細な性格もあり、保育園から小学校へ上がるタイミングで、本人の意向なども見てダンスを辞めました。たくさん習い事をしているお友だちがまわりにはいますが、わが子は一度にたくさんのことはできないタイプなので見極めが大切だと思いました」(ユキさん/7歳男の子のママ)「4歳から空手を始めたのですが、やはり始めた当初は集中力が続かないので早かった、と感じることが多かったです。年長さんや小学校入学と同時にすればよかったかな、と思うこともありました」(海老原 英里子さん/6歳男の子のママ)「4歳のときにプールに通わせたら、大泣きで毎日のようにプールに行きたくないと言っていたので、日常に支障が出そうだなと判断し、2ヵ月で辞めたことがあります。そのあと、6歳のときに友だちのお家にとても大きいプールがあり、そこで遊びながら水を克服し、今再び習い始め、今ではとても泳ぐのが好きそうです。焦ってなんでも早くやらせようとするのはよくないなと思いました」(miharuさん/7歳男の子のママ)気になる習い事は?「ギターが2歳くらいから大好きなので、今教室を探しています」(宇都木まりさん/4歳男の子のママ)「長男がチェロを習っているのですが、チェロを教えてくれる教室も先生もなかなか見つからないので……、自分ひとりでも練習できるのと、ギターを教えてくれる人がまわりにいるのもあって、音楽を習わせるならギターがいいな、と思っています」(海老原 英里子さん/9歳男の子のママ)「絵を描いたり、何かを造ったりすることが好きなので造形教室なども気になっています」(maikoさん/4歳女の子のママ)「家の近くにパルクール鬼ごっこの習い事があり、珍しいのと、本人も楽しめそうだなと思い気になっています」(miharuさん/7歳男の子のママ)N=27人子どもにおすすめの習い事やメリット、始めた年齢など、HugMugフレンズの習い事事情を参考に、それぞれの子どもに合わせて選択してみて。さまざまな体験に行き、子どもが“やりたい!”と思える習い事が見つかりますように♪
2024年02月06日私は夫と3歳の娘と暮らす兼業主婦です。共働きで家事や育児が大変な私は娘が幼稚園に入るまでの期間限定で実母にお願いし、一緒に住み助けてもらうことにしました。母が住んでいたマンションは最近結婚した兄夫婦が住むことに。娘の幼稚園入園準備が始まり、そろそろ母との同居生活が終わろうとしていました。母は兄夫婦に貸していた自宅へ戻ることに。そして引っ越し当日、私も手伝うため母と一緒にマンションへ向かいました。 義姉の態度にあ然玄関に出てきた兄と義姉に挨拶をするとあからさまに機嫌の悪い義姉。母の荷物を運ぶも「この部屋は使わないで!」と言いたい放題。兄が母の部屋は、ここでいいと言っても義姉は「私に逆らうつもり!?離婚されてもいいの!?」ときつく当たるのです。そんな義姉の態度に呆れた母は「ここは私の家なの。好きな部屋を使わせてもらう」と反論します。すると気の強い義姉と母のバトルが開始!その後も、義姉は母に向かって「勝手に台所に入らないでください」「食器とかお鍋も、勝手に使わないでくださいね!?」と言うのでした。 家を出ることを決意その後も義姉はやりたい放題で母を困らせます。堪忍袋の緒が切れた母は「あんまり調子に乗っていると、追い出すからね!?」と怒鳴りつます。すると義姉が「あと何日かしたら、うちの両親がここに来て同居するので出て行ってください」というのです。兄は同居することを聞かされていなかったようでパニックになりあたふたし始めるのでした。嫌がらせは続き、ついに兄夫婦と縁を切り母は私の家に戻ってきたのでした。 マンションの管理会社から連絡が…その1週間後、母のスマホに義姉から着信がありました。なんでも、マンションの管理会社から退去につて話があったというのです。母が兄の住むマンションへ行き話をつけてくるというので、心配になった私はついて行くことにしました。マンションへ着くと、そこには兄が購入したマンションなのになぜ売却できるのかと喚く義姉の姿が。母は「やっぱり、また嘘をついていたんだね…」と呟きます。その言葉に「どういうこと…」と焦り始める義姉。ここでマンションは母名義のものだと暴露します。兄は「自分の家を買えないような男は嫌だというから嘘をついてしまった」と白状するのでした。 そこへ義姉の両親が到着。もちろん、同居するつもりだったので古くなった持ち家は売却したと言います。 私は義姉の両親にこれまでの悪行を知ってもらうため、母に出て行けと言ったことを告げ口します。そして、母が出て行くということはつまり、マンションを売却するのはとうぜん。自業自得ですよね? と義姉の両親に問いかけます。すると義姉の両親はただひたすら謝るのでした。 尻に敷かれた兄の末路その後、これまでの悪行に愛想を尽かした義姉の両親は義姉と絶縁状態のようです。兄は離婚をしたくないと言い張り義姉の言いなりに。母も呆れてしまい連絡をとっていないと言います。 このことをきっかけに、私は母と同居を再開しました。これからも母に助けてもらいながら仲良く生活をしていきたいと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月05日娘が1歳のころ「生計の足しになればいいな」と思い、始めた在宅ワーク。最初は小遣い程度の稼ぎだったものの、娘が幼稚園に通う年齢になるころにはしっかりと稼げるようになりました。ママ友にも「在宅ワークって理想の働き方!」とうらやましがられるほどに。しかし、娘にはショックなひとことを告げられてしまったのです。 仕事量を増やして生計の足しにしたい!けれど… 娘がまだ1歳だったころ、在宅でWebライターのお仕事を始めた私。日中は娘の相手をして、娘が眠っているお昼寝タイムや夜の間に執筆をする生活を送っていました。仕事が順調になると、もっと稼いで生計の足しにしたいと思うようになり、趣味だったイラストを少しずつSNSにアップ。イラストレーターとしての仕事もスタートしました。 しかし、仕事が増える反面、だんだんと育児との両立を難しく感じるように。そのうち「ママお仕事だから許してね〜」と言って、娘にひとり遊びをしてもらう時間が増えてしまったのです。娘は「はーい」と言って静かに遊んでいたため、私は日中も仕事をするようになりました。そんな生活を続ける中、娘は幼稚園に入園。日中は家に娘がいないため、私も仕事量をさらに増やすことを決めました。 ところがある日、娘を幼稚園に迎えに行ったとき、ショックな出来事が発生。ママ友たちとお仕事の話になり、在宅ワークのことを伝えると「いいな~! 理想的!」と言われました。しかし娘からは、「ママがおうちで仕事しているのは嫌! 全然遊んでくれないんだもん!」という言葉が。娘が不満に思っていたことを初めて知り、今まで我慢をさせていたことを深く反省。 その後は仕事量を調整し、幼稚園の帰りには公園で一緒に遊ぶなど、娘との時間を作ることを心がけました。娘からは「ママいつも遊んでくれてありがとう!」と、うれしい言葉も。仕事も大切ですが、幼い娘との時間は今しかないので大切にしなければ、と痛感した出来事でした。 作画/Pappayappa著者:安藤みな
2024年02月05日娘は生後6カ月ごろから人見知りが激しくなり、私と夫、顔の知れた身内以外はかなり警戒するほどでした。家に友だちが遊びに来たときも、私と少しでも離れると不機嫌に怒りだすのです。友だちと遊ぶこと自体は楽しいようですが、このままでは娘が苦労すると考えた私は、人見知り克服のためにある行動を起こします。 成長しても落ち着かない人見知り 2歳を過ぎても人見知りが激しい娘。これでは娘本人が苦労すると思い、私は幼稚園入園までに克服しようと思い立ちました。友だちと遊ぶ機会を増やしたり、人が多そうな公園を選んだり、できることからスタート。娘の機嫌が良い日には支援センターの野外活動にも参加しましたが、ずっと抱っこから降りずに見ているだけ。何も参加できずに帰宅したり、泣いて途中帰宅したりすることもあり、何度も行くのを辞めようかと思いました。 そんなとき、支援センターの先生が「ママが周りの子やお母さんたちと仲良くしていると、娘ちゃんも安心するかも」とアドバイスが。納得した私は、近くにいるママや子どもに積極的に話しかけるように。すると、回数を重ねるごとに娘は少しずつ私から離れて遊べるようになったのです。 それから3歳になり、週2回のプレ幼稚園へ通うことにしました。 初めは泣いて登園拒否をしましたが、それも数回だけ。そのうち、自ら「幼稚園に行きたい!」と言うようになったのです。いざ幼稚園に入園してからは、面談で「自分からクラスのお友だちを誘っています」と1年前には思いもしなかったことを伝えられ、とてもうれしい気持ちになりました。娘自身を無理やり変えようとせず、まずは自分から変わることが大切だと気づいた出来事です。 作画/yacco著者:大山えり
2024年02月04日株式会社創功エンジニアリング(本社:兵庫県西宮市、代表取締役:浦山 暢之)は、株式会社F&Iクリエイト(代表取締役:井上 淳)と共同開発し、今までβ版として運営していた保育施設の解錠自動化システム「MISIRU(ミシル)」を2024年2月1日、正式リリースいたしましたことをお知らせいたします。URL: ■誕生の背景「不適切な保育」などが大きな社会問題となっている保育の現場で、筆頭の課題である幼保現場従事者の負担増を窓口業務から改善するICTサービスとしてMISIRUは誕生しました。■MISIRUの特徴1. 顔認証AIを活用した門扉解錠自動化システム登園時の門扉解錠業務は通常、保護者の入園許可証をカメラ付き玄関子機等で確認しては解錠するという膨大な手作業となっておりました。MISIRUでは、顔認証AI搭載のリーダーと電気錠を連動することで、顔を登録した保護者への門扉解錠を自動化できるシステムになっております。顔認証リーダーで自動解錠2. 顔認証リーダーと園内事務所モニターを連動園務従事者にとって、誰が登園したのかは随時確認したいというニーズもあります。MISIRUでは顔認証リーダーと事務所内の既存モニターを連動させることで、訪問者の顔と名前を随時チェックすることができる仕様になっております。園内事務所モニターで訪問者をチェック3. 補助金活用可能MISIRUは幼稚園、幼稚園型認定こども園を対象とした、園務改善のためのICT化支援事業補助金(文部科学省)の対象事業です。これにより、システム導入の一つのネックであった費用の軽減が可能です。4. なりすましによる不審者の侵入を防止一般的な入園証は簡単に偽造できる為、なりすまし等の危険がありました。MISIRUでは登録された保護者の顔を認証して解錠する為、なりすましによる不審者の侵入は不可能となります。また、保護者の氏名が記入された入園証を携帯する必要もないので、紛失して情報を悪用される心配もありません。5. 業界初の手間無し簡単登録システム一般的な顔認証による門扉解錠システムでは、保護者へのシステム説明、園側の情報登録作業等の膨大な手作業が課題となっておりました。MISIRUでは保護者様にシステムの説明が掲載された専用サイトを案内すれば、保護者様がそれぞれのスマートフォンからご自身で登録し、園側の作業は承認のみという簡単登録システムで導入時の手間も可能な限り軽減しております。■MISIRUの仕組み1. 門扉認証カメラを中心とした連動システムMISIRU 本体機能2. オプション追加により業務量をさらに軽減MISIRUではオプションとしてクラウドPBXを活用することにより、門扉認証カメラ、サーバー、園内事務所モニター、手持ちのスマートフォンなど多様なデバイスと連動させることが可能となります。これにより、さらに窓口業務を多角的にサポートできるシステムへとアップグレードが可能です。例えば、スマートフォンとの連動により、来客時の門扉遠隔解錠、窓口のやりとりを職員の手持ちスマートフォンへ直接転送も可能となります。今後も幼保現場からの声を元に、業務量改善の機能向上を追求してまいります。■会社概要名称 : 株式会社創功エンジニアリング代表者 : 代表取締役 浦山 暢之本社所在地 : 兵庫県西宮市浜町13-2創業 : 1983年(昭和58年)7月設立 1985年(昭和60年)3月資本金 : 300万円従業員数 : 10名ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月02日3歳と1歳の息子を育てている私。長男はイヤイヤ期の最盛期で自分の思うようにならないとかんしゃくを起こし、手に負えないことも多々あります。子どもの泣き声が耐えられない夫は、そんな長男を毎日叱ってばかり。ある日、幼稚園の親子参観日があり、夫が参加することになりました。すると、親子参観から帰宅した夫はまるで別人のように変化していたのです!長男を叱ってばかりの夫3歳の長男は、最近1歳の弟にいたずらをしては弟を泣かし、私たちが注意しても言うことを聞かないことが多くなっていました。甥の幼いときを見ていた私は「3歳はこんなものだろう。成長とともに落ち着くはず」と見守っています。 しかし、夫は言うことを全然聞かずにかんしゃくを起こす長男が理解できず、「長男は怠慢だ。なんでこんな性格になった? もう疲れる」と長男に大声で叱ることは日常茶飯事。私が夫に説明しても納得できないようで、私も困っていました。 親子参観から帰宅した夫そんなとき、幼稚園から課外授業の親子参観のお知らせが届きました。私は、1歳の次男を連れて課外授業は難しいと夫に相談したところ、夫が「僕が行きたい!」と言うので夫に参加してもらうことにしたのです。 しかし、喜んで親子参観に出かけたはずの夫は、すごい真剣な表情で帰宅。私は長男に何かあったのかと心配になり、長男に確認しましたがいつもと同じ様子です。「何かあったの?」と恐る恐る夫に質問しました。 学びの親子参観夫は「他の子は大人しく話を聞いていたのに、〇〇(うちの子)は全然話を聞かずに動いてばかりだった」と。私が「長男は幼稚園に通い始めて日も浅いからしょうがないよ」と伝えると、夫は「話を聞かない長男を抱きしめて説明をする先生の接し方を見て、自分の対応が良くないと気づいたんだ」と言うのです。 どうやら、夫はプロの接し方を目の当たりにして、わが身を振り返り学んで帰ってきた様子。私は「夫に幼稚園の行事に参加してもらうことは、育児をするうえで大切なこと」だと思いました。 イヤイヤ期の長男を叱ってばかりいた夫。幼稚園の親子参観で、遠くから長男の様子や先生の対応を見て、たくさんのことを学び、寛大になって帰ってきたように私は感じました。今では、長男がかんしゃくを起こしても見守ろうとしてくれています。夫にとっても初めての子育て。悩みながらも学んでいることを知り、私も一緒に学んでいこうと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2024年02月02日私は、フランスで3歳半と1歳半の男の子2人を育てています。毎朝起きるとかんしゃくを起こす長男と自我が芽生え始めた次男の相手に追われ、就寝時間にはどっぷり疲れ果てています。そんな中、夫は夫婦の時間も欲しいようで、子どもがいない瞬間を見つけては、私のそばにくっついてくるのです。子どもの世話で手がいっぱいで、まったく自分の時間がない私は夫に大激怒! 夫は私の怒りに驚いて……。 毎日精一杯の私長男が幼稚園に通い始めて、「少し自分の時間ができる!」と期待していた私。しかし、今度は次男がおしり歩きをし始めて家の中の物を触りまくり、自我も出てきて私は次男から目が離せません。 また、幼稚園で頑張っている長男は、幼稚園から帰宅すると疲れているせいかかんしゃくを起こし、1時間大泣きの毎日。結局、長男がいない間も家事と育児に追われ、バタバタ時間が過ぎていき、子どもを寝かせるとともに私も寝落ちしてしまいます。 夫の行動にキレる私フランス人の夫は仕事から帰宅すればキス、起床すればキス、テレビを観てリラックスしている間も私の手をつなぎたがります。私の周りに子どもがいない瞬間を狙ってくっついてくることも多々。夫にとっては、私とのスキンシップは夫婦間のごく当たり前の行動なのです。 しかし、まったくひとりでゆっくりできる時間がない私は、夫の行動が身勝手に感じられました。ある日、私に近づいてくる夫に「いい加減にして! もう誰も近づかないでよ!」 と叫んでしまったのです。 変わる夫夫はそんな私の叫びに驚き、「あ、ごめん。どうしたの?」と。私は「みんな自分勝手で疲れる! 私は1人しかいないし、静かな時間がほしい。私を大事に想うなら子どもの面倒をみて!」。ここぞとばかりに毎日の育児のストレスと、夫の行動への不満をぶちまけたのです。 夫は「ごめんね。少しでも君の時間ができるように努力するから」と言って、その日から家にいる間は子どもとよく遊んでくれるようになりました。 子どもが生まれる前は、フランス人の夫の行動に違和感は覚えず、ただの愛情表現の1つだと思っていました。しかし、子どもが生まれて生活ががらりと変わってしまい、自分の時間がまったく持てない私は夫の行動が苦痛でしかありませんでした。不満をぶつけたことで、夫も私を理解してくれ、今では子育てを積極的に手伝ってくれるので感謝しています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:岩見 エリ
2024年02月01日「配慮できない」と言われた小学校から特別支援学級のある学校へ転校した息子Upload By ユーザー体験談現在6歳(小1)の息子がいます。4歳でASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)と診断を受けました。不安感が強く嫌なことばかり思い出してしまい、癇癪やこだわりも強い傾向があります。居住地域には自閉症・情緒障害特別支援学級がなかったため小学校は通常学級へ入学したのですが、学校からは「ほかの子と違う対応をすることは特別扱いだからできない」「配慮はできない」といわれ、息子は毎日先生方から怒られるばかりの日々に。学校へ対する不安が大きくなり、このままではダメだと、1年生の2学期から自閉症・情緒障害特別支援学級のある学校へ転校しました。大きな決断でしたので不安もありましたが、ここで転機が訪れたのです。新しい学校で出会った担任の先生新しい学校ではまず体験入学をしました。ここでは、特別支援学級の担任の先生が見てくださいました。「こだわりも強いけど、切り替えもできますね」「これからいろいろ問題は出てくると思いますが、大丈夫ですよ」と先生は力強く言ってくれました。当時、私は前の学校からさまざまな指摘を受けたことで滅入っていました。(受け入れてもらえるところに転校するしかないけれど、この子は変われないかもしれない……)と思っていたので、特別支援学級の先生に「この子は大丈夫」と言ってもらえた事が本当に嬉しかったのを覚えています。そして先生は、発達障害のある子どもにとても理解があり、愛情を持って根気よく接してくれました。Upload By ユーザー体験談息子の困った行動に先生は……転入後も息子の困った行動はみられました。授業中何度も立ち歩いてしまう、ダメだと言われていることも、どうしても気になってやってしまう(触らないで、入らないでと言われていることをしてしまう)、癇癪を起こして関係ないお友達を叩いてしまう、棒を振り回してしまい、お友達に当たってしまった……。そんなとき先生は、優しいだけでなく、ダメなことはダメだとはっきり伝えてくれます。そのあとは「本当は分かってるんだよね」「大丈夫」「できるよ」など安心できるような声かけをしてくれました。息子は「一番」に対してこだわりがあり、授業中の発表順や並び順などたびたび一番ではない事に癇癪を起こしていました。先生は一番にこだわって息子が癇癪を起こしそうになっていた時、「大丈夫、大丈夫、待てるよ」と言いながら息子を抱きしめて、一緒に順番が来るのを待ってくれました。順番まで待てたら、すかさず「ほら、待てたでしょ。できるんだよ!」と言って褒めてくれました。Upload By ユーザー体験談息子は幼稚園でも同じ理由で転園した事がありました。今回の転校もかなりショックだったと思います。「自分はみんなと同じように学校に通えなかった」という劣等感を抱いているようでした。転校した当初は、学校には行きたいけれど校門を入ると不安が押し寄せて癇癪を起こしたりしていました。ですが、すぐに「行きたくない」という事はなくなり、今では校門で「行ってきます!」と元気に登校していく姿を見送っています。家では学校での事を「楽しかった」「またやりたい」など笑顔で話をしてくれることも多くなりました。幼稚園から今まで、つらいことが多かった子育ての中で、子どもの様子にこんなに良い変化が見られたのは初めてでした。Upload By ユーザー体験談毎日笑顔が増えていく!思い切って転校を選択してよかった毎日笑顔が増えました。毎日何度も起こしていた癇癪は今は起こすこともなく、思い通りにいかない時に泣く事もあるものの、切り替えがとても上手になりました。弟がいるのですが弟に対して優しくなり、こだわりのある勝負事で負けたときも、負けを認めて「楽しかったー!」と終わりにできたり、弟に「上手だね、強いね」など褒める様子もみられるようになりました。まだ先は長いですが、思い切って転校を選択してよかったと心から思っています。先生は、優しいだけでなく厳しい面もありますが、いつも笑顔で、何があっても全力で受け止めてくれます。指導は厳しいけれど愛情たっぷりなのが息子にも伝わっている様子で、息子にも、親にも安心感を与えてくれます。今はまだ目の前にある問題と向き合って一つずつ解決していけるように模索しているところです。転校により良い変化が見られているので、このまま息子と私も成長していけたらいいなと思います。イラスト/吉田いらこエピソード提供/AAA(監修:鈴木先生より)お子さんにとってつらい環境から早く転校ができて良かったです。どんなに遠くても理解ある先生のいる学校がいいですよね。これは学校だけでなく医療や、美容院や塾などでも同じです。学校によって教育環境の差がなくなるように、本来は自治体や教育委員会が医療と連携して定期的な勉強会や会議が必要なのですが、現状はなかなか難しいようです。個人でいろいろな講演会を聴いて勉強している先生がいる学校では障がい児に対する「配慮」ができていると感じています。大事なのは教員の数ではなく、障がい児に対する知識の深さ&経験(センス)で、子どもの行動は教育環境にも左右されるため、いい環境に出合えることが重要です。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月01日子どもが幼稚園のときのこと。先生とお話しするのが大好きな娘はよく幼稚園で色んなことを話していたらしいのです。 そんなこと言ったの!?ある日、娘が「あんまりママにきつく言ったらダメなの。えーんえーんって泣いちゃうからって先生言ったの」と言い出し、びっくり。そのころ私は夫婦喧嘩をして、よく陰で泣いており、そのことを娘は知っていたようです。先生に「怒られてよく泣いてる人」と思われたかなと思い、とても恥ずかしかったです。 その後「ママやパパのことは恥ずかしいから幼稚園で言わないでね」と娘に話しました。子どもは家で起きた事をよく理解しており、よく見ているので気をつけなければと反省しました。 作画/きょこ著者:竹之内蘭子1児の母。家事と育児をしながら記事執筆を行う。
2024年01月31日息子が3歳になり、幼稚園に入園。息子は言葉が遅く、私は発達について心配だったので担任の先生に相談しました。すると返ってきた先生のなにげない言葉に私は傷ついてしまったのです――。 言葉が遅め? 先生に相談すると…息子は1歳半ごろから車が大好きです。そんな車好きな息子のために、ショッピングモールに併設されているディーラーによく通っていました。また、すぐに車種を覚える息子を、私たち夫婦はなんとなく誇らしく思っていました。 幼稚園に入園して数カ月、息子は集団行動が苦手で、コミュニケーション力もまだ乏しかったため、自分の要求だけを伝えていた様子。ある日、息子を迎えに行ったとき担任の先生が様子を伝えてくれたので、家ではたくさん話すけれど、人より遅い気がして発達面で心配だと打ち明けました。 すると、先生は……。 「車に詳しくて変わったお子さんですよね。うちの息子も変わってて……」と言ったのです。集団行動がなかなか身についていないことについては悩んでいたのですが、車に詳しいことを「変わっている」と言われてしまい、なにげないひと言に傷つきました。 半年後息子が入園して半年後。人見知りも少なくなり、会話を楽しめるようになりました。幼稚園での様子に変化があったのか気になり、担任の先生に聞くと、「車に詳しくて本当に賢いですね」と言われました。 詳しく聞いてみると、集団行動が身につき手のかからない子になっていたとのこと。息子の成長はうれしかったですが、“手のかからない子”になると、車に詳しいことが「変わっている」から「賢い」になることに疑問を感じました。 何気ないひと言で先生に悪気はないと思いますが、息子の発達に悩む私にとって、「変わっている」という言葉は傷つくものでした。先生から見て集団行動が苦手だったところも含め、「変わっている」という判断であったとしても、言葉選びに気をつけてほしかったなと思います。私自身、ママ友と話したりするときは、なにげないひと言で相手を傷つけたりしなよう言葉に気を付けようと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:宮﨑るか
2024年01月31日東京都放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報2023年12月1日にオープンしたunico八王子は、「脳科学×コーチング」をテーマとしたアクティブラーニングを取り入れたレッスンを行っています。unicoでは「ちがい」と「おなじ」をどちらも大切にしたいという想いをモットーに、お子さん一人ひとりが持つ「育つ力」を引き出すことを大切にしています。「子どもたちが楽しめる場所」「子どもたちが安心する場所」そして、「子どもたちが育つ場所」を目指しています。⻑時間の集団支援だからこそ得られる体験やワークショップも充実している施設です。東京都の放課後等デイサービスをもっとみる東京都児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス信濃町教室は、JR総武線「信濃町駅」、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」より徒歩8分の場所にある教室です。すべてのお子さんがもつ「無限の可能性」と「やった!できた!楽しかった!」と思える支援を大切に日々のレッスンを実施。お子さんが「今日、コぺルプラスに来てよかった」と思えること、そして、保護者の方にとっても安心できる場所になれるような教室づくりに力を注いでいるそうです。楽しく遊ぶ中から学び、できることを増やし、お子さんが園や学校、家庭で自分らしく過ごしてしていくためのスキルを身につけられるようにサポートしています。東京都の児童発達支援をもっとみる神奈川県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報コぺルプラスジュニア稲田堤教室は、「できないこと」にアプローチするのではなく「できること」を増やしていくことを大切に考えている教室です。また、勉強という枠にとらわれず、日常生活に大切な「気づき」や「思考」にもアプローチした発達支援を実施。レッスンの中で、お子さん自身が持つ能力を楽しみながら最大限に発揮できるようなレッスンの提供を目指しています。お子さんと保護者の方が笑顔を増えるように、そして「また、コペルに来たい!」という声を聞くことができるように、ご家族にも寄り添いながら、共にお子さんの成長をサポートしています。Upload By 発達ナビ施設情報ふらっぷすは2024年2月にオープンする課後等デイサービスです。お子さんとその保護者の方の心配事、悩み事など些細なことでもヒアリングし、個別支援計画を作成してくれます。日常生活で必要な挨拶、礼儀、姿勢など自立につながることから少しずつ「できた!」という気持ちを大事にし、意欲的に取り組める支援を提供。プレオープンは2024年1月から。見学や体験はすでに受け入れ可能とのことです。保育士や児童指導員、介護福祉士など経験豊富なスタッフが迎えてくれます。神奈川県の放課後等デイサービスをもっとみる神奈川県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス稲田堤教室は、川崎市の方はもちろん、調布、府中、稲城にお住いの方も通うことができる児童発達支援施設です。お子さん一人ひとりの発達の過程に寄り添い、個別または小集団のレッスンを提供。楽しく遊びながらできることを増やし、園や学校、家庭で自分らしく過ごしていくためのスキルを身につけられるようにサポートをしています。また、お子さんや保護者さんの要望や困り事にしっかりと耳を傾け「個別支援計画」を作成。 教室の隣には小学生向けのコペルジュニア稲田堤教室もあり、年長から就学への移行もスムーズに行うことができるのも特徴です。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス宮前菅生教室は、2023年7月にオープンした教室です。言葉の遅れや行動に落ち着きがない、集団行動がむずかしい、癇癪、こだわり……など、発達特性や困り事はお子さんによってさまざま。診断名がなくても、お子さん本人や周囲が生活するうえで困難を感じている例もあるのではないでしょうか。コペルプラス宮前菅生では、目の前にいるお子さんの状態を理解し、起こっている困難に対し何ができるのかを第一に考えることを大切にしているそう。そして、豊かな発達の途上にあるお子さんと保護者の方をあたたかくサポートする教室です。Upload By 発達ナビ施設情報2024年2月にオープンするふらっぷすでは、お子さん一人ひとりの個性に合わせ、自立支援、対人関係支援、運動能力向上、社会適応能力の向上などを目指して、個別、集団の支援を提供。児童発達支援管理責任者、保育士、児童指導員、介護福祉士などのさまざまな分野の専門スタッフが、お子さんたちの日常生活がより良いものとなるよう将来を見据えた支援を行い、お子さん自身、また、保護者の方の不安にも寄り添い、支えになることを目指しています。そして、失敗や成功する体験を共にしながら、お子さんたちの自信へとつなげていくことに力を注ぎたいと考えている施設です。神奈川県の児童発達支援をもっとみる埼玉県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報東武スカイツリーライン「草加」駅西口より徒歩3分とアクセスしやすい場所に位置するコペルプラス草加教室。レッスンでは、苦手な部分をフォローするのはもちろん、お子さんのできるところにスポットを当てていきます。スタッフたちがたくさんの笑顔で褒めることにより、自己肯定感を育みお子さんの可能性を引き出していきます。実際の教室の雰囲気やレッスンの様子が気になる方は、体験レッスンへお申込みされてみてはいかがでしょうか。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス飯能教室は、西武鉄道池袋線 「飯能」駅 北口より徒歩3分の立地にあり、公共交通機関でも通所しやすい場所にあります。駐車場も完備されており、車での通所も可能。「子どもの可能性は無限大」をモットーに、お子さんの持つ力を最大限に発揮できる支援を常に目指しているそう。「楽しいあそび」を通して、「できた!」「やったー!」という自信につなげていくことを大切に、お子さんの発達過程の姿に寄り添い、個別または小集団のレッスンを提供している教室です。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラスせんげん台教室では、保育士や児童指導員などの資格を持ったスタッフたちがお子さん一人ひとりの可能性を引き出す支援を提供しています。楽しみながら挑戦をすることで、「できた!」「やりたい!」の気持ちを引き出し、お子さんの「できないことをなくす」のではなく「できることを伸ばす」ことを大切にしています。発達のことや子育てのことなど、些細なことでも相談しやすい環境を整え、「お子さんの成長の瞬間を一緒に感じ、喜び合える」そのようなスタッフがいる教室です。Upload By 発達ナビ施設情報JR高崎線「宮原駅」から徒歩3分、アクセスのよい場所に位置するコペルプラス宮原教室では、お子さんや保護者の方が安心して通える教室づくりを目指して、一人ひとりに合わせた「楽しいショーのようなレッスン」を提供。また、個別クラスだけではなくソーシャルレッスンクラスで集団でのレッスンも実施。園や学校、そして家庭でも、お子さんが自分らしく過ごしていくためのスキルを身につけることを目指しています。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス川口領家教室は「できないことをなくす」のではなく「できることを伸ばす」ことで、自分の個性を認め、お子さん自身が自分の個性を認め、何事にも前向きに取り組めるようになることを目指しています。無料体験レッスンでは30分間実際の支援を受けることで、教室の雰囲気を感じられ、お子さんが楽しく通い続けられるかどうか、また保護者の方も安心してお子さんを預けられるかどうかを確認することができます。専用駐車場もあり、小さなお子さんも通いやすい環境が整えられています。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラスさいたま見沼教室では、お子さん一人ひとりに合わせた支援を大切にしています。そして、瞳が輝くような楽しい支援を通して、お子さんが自発的に取り組み、自ら能力を発揮していく姿をサポート。「できないことをなくす」のではなく「できることを伸ばす」ことで、お子さん自身が自分の個性を認め、何事にも前向きに取り組めるようになることを目指しています。同教室では、無料体験レッスンの随時受付に加え、無料の子育てサロンを毎週水曜・土曜日に開催。駐車場も2台分用意されているので、車での通所も可能です。埼玉県の児童発達支援をもっとみる千葉県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報わくわくクラブは、JR常磐線、武蔵野線「新松戸駅」、流鉄流山線「幸谷駅」より徒歩3分の場所にあります。スタッフは、子どもたちの課題や苦手なことをいかに楽しくできるかを工夫しプログラムを設定。そして、子どもたちの個性を大切に、さまざまなカリキュラムや遊びを通じて、「できた!」という成功体験を積み重ねていけるようにサポート。また、時間を使った気持ちの切り替え方や、自由遊びの中でのやり取りを大切にし、お子さんがありのままの自分を認めながら、成長していけるような支援を行っています。千葉県の放課後等デイサービスをもっとみる千葉県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス千葉中央教室は、千葉都市モノレール「 葭川公園」駅 徒歩5分、JR総武線 「千葉」駅、京成千葉線・京成千原線 「千葉中央」駅 徒歩10分の立地にあり、公共交通機関でアクセスがしやすい場所にある教室です。日々のレッスンでは、「笑顔あふれる発達支援」を心がけ、さまざまな着目点からのアプローチを実施。「できないことをなくす」のではなく「できることを伸ばす」ことに注力。お子さんが自分の個性を認め、何事にも前向きに取り組める姿を目指してサポートしています。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス柏たなか教室は、つくばエクスプレス 「柏たなか」駅より徒歩3分と、公共交通機関で通所しやすい場所にある教室です。「できないことに対する訓練」ではなく、できないことの背景に存在する「課題」に焦点をあて、お子さんの能力を引き出すための発達支援を実施。2000種類以上の、さまざまな感覚や物事をとらえる力を育てるための多種多様な教材を通じ、お子さんの集中力を高め、豊かな学びの環境を届けています。まった、保護者の方はレッスンの様子をマジックミラー越しに見ることができ、お子さんの表情や成長の瞬間を感じることできます。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス柏松葉町教室は、「けやき通り」という緑が豊かな通りに位置し、室内も広々としたとても開放感のある教室です。「柏の葉キャンパス駅」と「北柏駅」から同教室方面へ向かうバスもあり、教室から徒歩5分圏内に駐車場も用意されています。笑顔が絶えないアットホームな雰囲気の中、お子さまが自分らしくのびのびと成長し、楽しく学べるレッスンを提供。また、お子さんが自分自身を表現し、自己肯定感を高めるためのプログラムも充実しているそうです。千葉県の児童発達支援をもっとみる栃木県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報「みんなちがって、みんないい」。それぞれの「ちがい」を認め、受け入れ、互いに助けあうことのできる社会を創りだしたいと考えるブロッサムジュニア下永田教室では、発達支援を通して自尊感情を高め、お子さんが自信をもって社会へと飛び出していけるようにお手伝いをしています。そして、お子さんの個性を丸ごと受け止め、それを伸ばしながら、新しいスキルも身に付けられるように一人ひとりに合わせた多様な支援プログラムを用意しサポートしています。栃木県の放課後等デイサービスをもっとみる茨城県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報「つたえるってたのしい、つたわるってうれしい」をコンセプトに、コミュニケーション支援に力を入れている施設です。アートプログラムも充実しており、さまざまなアートの技法を取り入れながらお子さんに豊かな経験を提供しています。また、臨床美術士によるアートセラピー、理学療法士が作成した特別支援計画に基づく発達支援も実施。送迎も用意され、未就学児にも対応しています。保育園や幼稚園へのお迎えも可能です。茨城県の児童発達支援をもっとみる愛知県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報就学に必要な基礎知識や生活習慣をレッスンするコペルプラス上前津教室は、地下鉄「上前津駅」から徒歩3分の通いやすい場所にある教室です。スタッフは児童指導員の資格とさまざまな経験を持ち、お子さん一人ひとりの個性を尊重する支援をしています。また、お子さんだけでなく保護者の方にも寄り添い、サポートを行ってくれるので、たくさんの喜びを分かち合いながら、お子さんの成長を見守ることができます。無料体験レッスンでお子さんの瞳が輝く瞬間を実際に見届けてはいかがでしょうか。Upload By 発達ナビ施設情報「ストリート」という施設名には「子どもたちが前に進むための“道”になりたい」という思いが込められています。日々のレッスンでは、お子さんにとっての「よいこと」を見つけ、「できる」を引き出し、「できた」ことへの達成感を獲得できるようにサポート。ABAを用いたレッスンを中心に、個別支援と、ダンスや音楽等の集団支援を組み合わせたレッスンを行い、保護者の方はその様子を見守ることができるようになっています。長年の経験を持つスタッフが、個別と集団を組み合わせた支援で、お子さんや保護者の方の困り事に誠心誠意対応できるように努めています。愛知県の児童発達支援をもっとみる静岡県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス藤枝教室は、JR東海道本線「藤枝駅」南口から徒歩3分の場所に位置しています。コペルプラス藤枝教室では、お子さんの瞳が輝くような楽しいレッスンを通して、お子さんが自発的に取り組み、自ら能力を発揮していく姿をサポートしています。スタッフは保育士や幼稚園教諭、特別支援学校教諭をはじめ、精神保健福祉士や児童指導員など全員が有資格者で、お子さんの発達に関するさまざまな知識を有しています。2000種類以上のオリジナル教材は、ゲームや製作などもあり、お子さんが楽しみながら取り組めるように工夫されています。楽しいレッスンの中でできることを増やし、園や学校、家庭で自分らしく過ごしてしていくための必要なスキルを身につけることを目指しています。静岡県の児童発達支援をもっとみる新潟県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス長岡教室は、JR信越本線「長岡」駅大手口より徒歩9分の場所にあり、駐車場は関東町パーキングに3台分用意されています。フラッシュカードや百玉そろばん等、さまざまな教材を使ったレッスンは、お子さんの興味や関心を引き出しながら、スタッフもお子さんの気持ちに寄り添い、共に楽しむことを大切にしているそうです。お子さんのあるがままの個性を尊重し、一人ひとりの力を伸ばす支援を目指している教室です。新潟県の児童発達支援をもっとみる大阪府児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス箕面粟生外院教室はマンションの1階部分が教室となっており、敷地内に専用の駐車場が2台用意されているため車での通所も可能です。さまざまな感覚や物事をとらえる力を育てるための多種多様な2000種類の教材を通じ、お子さんの集中力を高め、豊かな学びを届けています。1回60分のレッスン時間で、25~30個程度の課題に取り組むのだとか。同教室では、個別支援を中心に、2~6名の小集団レッスンや、毎回異なる運動支援も実施。また、全ての部屋にマジックミラーが設置され、保護者の方はお子さんがレッスンを受ける様子を見守ることができます。大阪府の児童発達支援をもっとみる京都府児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報JR「丹波口駅」から徒歩10分の場所にあるコペルプラス京都中堂寺教室は、「楽しい!」と感じられる時間の中から、「できた!やりたい!」という気持ちを引き出すことを大切にする教室です。「常にお子さんの成長をサポートできる存在でありたい」という考えのもと、明るく優しいスタッフたちが、お子さんに寄り添い、何事にも前向きに取り組めるように導きます。また、保護者の方は、マジックミラー越しにレッスンに取り組むお子さんの姿を見ることができ、成長の瞬間を感じることができる工夫が取り入れられています。京都府の児童発達支援をもっとみる兵庫県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス塚口教室は、JR福知山線 「塚口」駅より徒歩8分の場所にある教室です。たくさんの教材を取り入れた遊びを通して、お子さんの「できた!」の積み重ねを大切にしています。「コペルはいつ?」「コペルに行くのが楽しい!」「コペルにまた行きたい!」とお子さんが思えるような支援を心掛けているそうです。スタッフは全員が児童指導員の資格を持ち、お子さんの発達に関するさまざまな知識を備え、お子さん一人ひとりの成長や自己肯定感の育成を全力でサポートしています。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス明石教室は、JR「明石」駅、山陽電鉄 「山陽明石」駅より徒歩5分とアクセスのしやすい場所にあります。お子さんの発達に合わせた2000種類の豊富なオリジナル教材を用いて、「できた!」という達成感を大切にした楽しいレッスンを行っているそうです。また、知育だけでなく徳育も大切にし、お子さんの心の成長もサポート。保護者の方の不安や疑問にも寄り添い、共にお子さんにとって、よりよい未来を見つけられるようスタッフ一丸となって取り組んでいる教室です。兵庫県の児童発達支援をもっとみる「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、Webからもお問い合わせが可能です。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができますよ。
2024年01月30日私の家族は犬が大好きで、2匹のゴールデンレトリーバー・プディとフランと一緒に暮らしています。先日、プディが3匹の子犬を出産! かわいい子犬が家族の仲間入りしました。プディ・フランと一緒に子犬たちの成長を見守りたかったのですが、さすがに3匹とも家族として受け入れることはできません。1匹だけ残して、2匹は友人にお譲りすることになったのですがーー。かわいがるから頂戴!子犬たちはすくすく成長し、ついに受け入れ先の家庭へのお渡し日が近づいてきたある日。幼稚園のママ友・アヤナさんが子犬を見たいと娘のノアちゃんと一緒に遊びに来ました。ノアちゃんは、娘が事前に注意すべき点を伝えていたからなのか、抱き方も声のかけ方もバッチリ! しかし、ママのアヤナさんは「ぎゃああああ!かわいいいいい!やばいいい!」と、突然大声を出します。ワンちゃんの聴覚は人間の数倍とも言われているので、近くで叫ぶと驚いてしまいます。注意をしてもお構いなし! 「うちもペット欲しいな〜! こんなにかわいい子犬なら大歓迎だわ! かわいがるから頂戴!」と言ってきました。 命を預けるということアヤナさんの態度は子犬を前に思わずテンションが上がってしまっただけで、いざ家族として迎えたときには、正しい対応をしてくれるはず……。そう思っても、命を預けるというのは、簡単な話ではありません。 その場で結論を出せず、後日アヤナさんのご主人も交えて話し合いをすることにしました。すると、アヤナさんのご主人はとても犬に詳しく、受け入れ準備も完璧。これなら任せられると思い、残りの1匹をお譲りすることにしたのです。幼稚園のうちは、娘を通して子犬の様子を聞いていたものの、娘とノアちゃんは別々の小学校に進学します。卒業以来疎遠になってしまい、子犬の近況はわからなくなってしまいました。 そのころ、私は動物病院で事務のパートを始めていたのですが、ある日すっかり成長したプディとフランの子犬を連れて、アヤナさんがやってきたのです。 無責任な言い分久しぶりの子犬との再会でしたが、アヤナさんはなぜか怒っていてそれどころではありません。アヤナさんは「こんなに大きくなるなんて聞いてない! だから、この子やっぱり返す! 映えない犬なんてかわいくないもん!」と吐き捨てて、帰っていきました。 あまりの事態にフリーズしてしまった私。冷静に考えると、あのしっかり者のご主人がこんな勝手な行動を許すのかと疑問が残ります。 お譲りするときに聞いていた連絡先に電話をかけると、ご主人は何も知らなかったよう。話を聞いたご主人はカンカンに怒り、あとは自分に任せてほしいと言われて、電話を終えました。その言葉を信じて、ワンちゃんはわが家で預かることにしました。やっぱり返して?!数日後、再び動物病院にアヤナさんがやってきました。かなり焦った様子で「やっぱりあの子、返して」と言っています。 どうやら、ご主人から相当怒られたようで、大切な家族を勝手に追い出すような極悪非道な人間とは家族なんてやっていられないと、家を追い出されたそう。このままじゃ離婚されてしまうと泣いていました。そんな理由で返すわけにはいきません。私はキッパリ断りました。 手ぶらで帰ったアヤナさんをみて、ノアちゃんは号泣。ご主人は依然、無責任すぎるアヤナさんが許せないようです。結局、アヤナさんはこの件をきっかけに離婚。ご主人とノアちゃんから頼み込まれて、私はワンちゃんを再び任せることにしました。 少し迷ったけれど、赤ちゃんのときから一緒に過ごしていたノアちゃんと再会したワンちゃんは嬉しそう。たくさんの愛情を受けて育っているのだと確信したのでした。 ペットは映えの道具でも、アクセサリーでもありません。ペットを迎え入れるなら、命の重さを理解して、一生を見届ける覚悟をもってほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月30日療育園から幼稚園に転園して早3カ月が経過したどんちゃん。幼稚園にもすっかり慣れて毎日、楽しそうに通っています。■お友だちからお手紙をもらったそんなどんちゃんのクラスは現在、お友だちや先生にお手紙を送り合うのが、はやっているのだそうです。定型発達の年中さんだと、確かにそろそろ文字に興味を持ち始め、平仮名やカタカナの読み書きができる子が増え始める頃です。しかし、知的障がいに加えて発達障がいもあるどんちゃん。文字はまだまだハードルが高いです。(きっとお手紙を送り合うお友だちを、離れたところから見つめるのが精一杯なんじゃないだろうか…)と、なんとも言えぬ寂しさがあるのかもしれないと心配していました。ですがある日、どんちゃんの通園バッグの中から見慣れないサイズの紙が出てきました。なんと! お友だちからお手紙をもらったのです!お手紙の内容もさることながら、読み書きがまだできないどんちゃんを仲間はずれにすることなく、お手紙を書いて渡してくれたお友だちのことを思うと、涙が止まりませんでした。そんなことがあった数日後。 ■どんちゃんからのお手紙は家宝に今度はどんちゃんから私にお手紙が!体が未発達なうえに小さくて、ペンを持つための力もあまり強くないどんちゃん。話によると、いつもどんちゃんをサポートしてくださる加配の先生が手を握ってくれて、どんちゃんが書きたいように補助してくれたそうです。お手紙の内容も相まって、私はさらに涙が止まらず…!先生やお友だちの温かい気持ちの中で、どんちゃんは日々成長している! と強く思った出来事でした。ちなみに、このときのお手紙はあまりにうれしかったので、額に入れて飾っております。家宝です。
2024年01月26日大きな不安を抱え始まった幼稚園生活。順調に見えたけれど……わが家の長男あーにはASD(自閉スペクトラム症)があります。まだそうとは知らなかった頃に迎えた幼稚園の入園式で、一人だけ走り回り、夫の眼鏡も私のコサージュ(借り物!)も破壊する暴れっぷり……。大きな不安を抱えた状態で迎えた幼稚園生活ですが、いざ始まってみると一見そこまで大きな問題があるわけではありませんでした。登園不安が強いわけでもなく、泣いたり暴れたりが頻発するわけでもない。トイレにも行ける。身辺自立や集団参加には難があるけれど、年少さんでは珍しいことでもない。それでも私は、3歳半健診で発達について相談しようと決めていました。私が発達相談をしようと決めた2つの理由3歳半健診であーの発達について相談すると固く決意していたのはなぜか……母親の勘、というとあまりにもふわっとし過ぎているので、当時をよくよく思い返して言語化を試みようとするのならば、やはり「わが子とコミュニケーションが取れないことによるストレス」の一文に尽きると言えるでしょう。3歳なりのコミュニケーション。いや、年相応でなくてもいい、それが叶わないフラストレーション……。おしゃべりはするんだけど、会話のキャッチボールができないんですよね。例えば、「パパはどこに行ったの?」と聞いたら「パパはお菓子が好きなんだよ」と返ってくる。「パパ」という単語は分かる。それについての話をする。おしゃべりはできている……だけど、それってコミュニケーションではないんだよなああああ(ここで頭を抱える)。会話の……ストラックアウトなんだよなああああ!(うまいこと言えた?)Upload By よいこ一事が万事これなんです、ちなみに12歳の今もその傾向が非常に強いです。そして謎遊び。幼稚園で、小高い山の上に立って葉っぱや砂をひたすら落とす。人とは遊ばないし、いったい何が彼をそんなに魅了しているのか分からない……。それがダメってわけじゃないけれど、おままごとやごっこ遊び、お友達との交流などにだんだんと興味を持ち始める年齢において、意味のない(ように見える)ことを2時間とか平気でできる。Upload By よいここの2点から導き出される結論……。わたしにとって、あーは「よく分からない」存在でした。わが子なのに「よく分からない」存在?募る不安自分で産んだ、自分の子どもなのに、何を考えているのか、よく分からない。いや、生まれた時からべったりで育てているので何が好きか、何が嫌か、は分かります。何が欲しいかも。でもそうじゃなくて、こちらの言うことを理解してくれない、してくれようともしないあーは、私にとってまるで「未知の生き物」のようでした。そして理解できないことで、なんだか不安になるのです。Upload By よいこしかし相手は自分の子ども。「可愛さ」と「分からない」が拮抗する毎日。よく分からない、を分かりたい。愛しているから、可愛いからこそ理解したい。そしてこの不安から脱して安心したかったんだと思います。発達相談を決めた一方で……「気のせいだよ」という言葉も期待していた自分というわけで、発達の相談をすることになんの迷いもありませんでした。でも一方で心の奥底で、「気のせいだよ」「そんなことないよ」「普通に生きていけるよ」って言われることを望んでいた気もします……。Upload By よいこ母の気持ちは常にアンビバレンス。だってそうじゃないー!?できれば普通がいいじゃん、みんなと一緒がいいじゃん!そんな物分かりよくいられるわけなくない??と、思い返せば雑念だらけの診断前。いいじゃんいいじゃん人間だもの!そんなこんなで、運命の(?)3歳半健診の日を迎えたのでした。執筆/よいこ(監修:初川先生より)3歳の時に発達相談を受けると決断された理由のシェアをありがとうございます。自分の子どもなのに分からない。可愛いと分からないが拮抗する。よいこさんが言葉にしてくださった当時の心境に共感なさる読者の方も多いのではないでしょうか。よいこさんが理由として挙げられた、会話のキャッチボールならぬ「会話のストラックアウト」(お伝えされたいニュアンスがよく伝わる表現ですね)。そして、「謎遊び」。このくらいの年の子どもはこのくらい育っているはず、こうして遊ぶはずという知識や経験との違和感。体感としておぼえる違和感。そうした違和感はとても大切だと相談業務にあたりながら日々思います。そうした違和感をきっかけに相談やお子さんへの理解、支援などへつながることができます。場合によっては、「心配しなくて大丈夫ですよ」の場合もあるかもしれませんし、支援者の方としばらく一緒にお子さんの成長を見守る伴走体制に入ることもあると思います。どんなお子さんであっても、子育ての中で悩ましく思うときはあると思いますが、そこに何らかの診断が後からつく場合にはその悩みや違和感、葛藤の度合いがかなりのものだと思います。保護者が日々悩みながら、アンビバレントな心境になりながらも、子どもは育ち、子育ては続いていきます。お子さんはもとより、保護者を支える意味でも相談や支援につながってくださることを支援者としては願うところです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月26日やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜
モチコの親バカ&ツッコミ育児
ヲタママだっていーじゃない!