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出産後2週間くらいでニューボーンフォトをお願いして撮影してもらったときのことです。まさかのハプニングが!母乳と育児用ミルクの混合授乳をしていて、撮影のときにぐっすり寝てもらおうと育児用ミルクを多めに飲ませたため、母乳をあげられず。そのあと胸が張って発熱! 原因はこれだけではありませんでしたが、乳腺炎になってしまいました。週に2〜3回母乳外来に通ったり、切開もおこないましたが良くならず、母乳を止める薬を飲んで完全ミルク育児になりました。 ◇◇◇ まさか自分が乳腺炎になるとは思っていませんでした。しかし、今後再発の不安もなく夫にも積極的に授乳に協力してもらえるため、結果としてミルク育児にしてよかったと思っています。 ※ニューボーンフォトを撮影する際はご自身の責任と判断でおこないましょう。特に新生児期の赤ちゃんはとても繊細なので、撮影時には細心の注意が必要です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/いずのすずみ著者:川藤なつ
2024年02月20日育児で避けては通れない寝かしつけ。これはパパが子どもを寝かしつけてくれる日の1コマです。お風呂から出ると、子どもがウトウトし始めて……。寝かしつけを買って出たパパだったが… 子どもに育児用ミルクを飲ませて、パパが寝かしつけに行きます。5分経ったころ、「もう寝たかな?」とママが微笑ましく覗くと、そこには暗闇の中で満面の笑みを見せるわが子が! 「なんでこうなった!?」とパパに聞くも、わからないと言います。さらには「寝ないって言ってる」と言うパパ……。 これにはママも「言ってねーよ!! 寝かすんだよ!」とツッコむのでした。 数日後、再び寝かしつけに行ったパパ。しかし10分後、覗いてみると前回同様子どもは覚醒していました。そして自分はぐっすり寝ていたパパ……。こうしてママのツッコミを入れる日々は繰り返されるのでした。 育児をする中で、避けては通れない寝かしつけ。寝かしつけに苦戦するママやパパも多いのではないでしょうか? 子どもの寝かしつけも十人十色。すんなり寝てくれる子もいれば、なかなか寝つけない子もいるでしょう。 寝る前に子どもが興奮しないよう、気をつけたいところですね。著者:マンガ家・イラストレーター さぽん
2024年02月19日息子が9カ月のころ、義実家に帰省。それまでも、義母の発言にモヤモヤしていたのですが…。乳腺炎になった私に、義母が驚きの言葉を…上の子が9カ月のとき、初めて義理の実家に帰省しました。 義母には、息子が生まれてすぐのころから「母乳は出てる?」とよく聞かれ、悪気はないとわかっていても、気分はよくないなと思っていました。 そんなモヤモヤした気持ちをもったままでの帰省。案の定、滞在中は、義母はたびたび母乳の話題をふってきました。私としては、母乳の話を義父の前でされるのも嫌だったのです。 そんな中、私は慣れない環境でストレスもたまったせいか、乳腺炎になってしまい、義実家で寝込んでしまいました。 すると、義母は「息子(私の夫)にもんでもらって、マッサージしてもらえばいいのよ」とひと言。私ははっきりと「気持ち悪い」と思いました。 下の子が生まれたので、今度は義両親が会いに来る予定があるのですが、今から憂鬱です。 作画/きりぷち著者:鈴木花子
2024年02月17日ママ・Aやん、パパ・Pやん、長女・コチコーちゃん(4歳)と昨年末に誕生した次女ちゃんが登場する、ハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! 第二子出産後、夫婦で家事育児をこれまで以上に分担することに。Aやんさんが思わずツッコミを入れた、パパの家事育児スキルとは…!?HugMug読者のみなさま、こんにちは!つい最近産んだばかりの次女が新生児期を終え、今月末で生後2ヵ月に突入しようとしています。バタバタと過ぎ去っていった新生児期。新生児期はあまり外出ができなかったり、産後すぐで体力もまだ万全ではなかったり。そんな中、夫がオカンのようにテキパキと動いてくれたことに感動しました。特に話し合ったりとかはしていないのですが、いつの間にか長女のお弁当をつくる担当になっています。それに月曜はごはん、火曜はサンドイッチ……と子が飽きないように工夫している。ほぼ毎日おにぎりを入れ続けていた私よりも確実に母親レベルが高い。あと、出産祝いをいろんな方からたくさんいただいたのですが、友人や同年代にはお返しはLINEで注文できるeギフトなどで済ませることができました。しかし年配の方へはそうはいかないので、百貨店などへ選びに行った方がいいかなぁ〜と思っていたら。それもゲットし、発送まで完了してくるではないですか。逆にこちらが引くぐらいの手際のよさ。これは本当に有難かったです。ここからは私の考察にはなるのですが、夜間の授乳の大変さや産後の体のダメージ具合(交通事故に匹敵するってよく言いますよね!)を事前に伝え続け、出産時に立ち会いをしてもらい、あまりの痛みに盛大に苦しむ私を見せたことにより『俺も頑張らなあかん!!』と洗脳されたのかもしれません。これからも育児の大変さをアピールしつつ、褒めまくる術を使って洗脳が解けないといいなぁと願う作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。娘コチコー(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ転身。2023年12月に次女を出産し、現在は2児のママに。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2024年02月16日4歳と1歳の2人の男児のママ・きのこの子さんが描く育児マンガ。今回は日々育児に奮闘するきのこの子さんが「名もなき育児」と名付けた7選をご紹介します。育児に家事に毎日忙しいママ。そんなママに拍車をかけるのが「名もなき育児」の存在です。 "育児"といっても、さまざまなカテゴリーに分けられると思うのですが、今回はなかなかスポットライトが当たりにくい部分の「名もなき育児」について掘り下げています。 「名もなき育児」とは!? 子どもの説得から始まり、体の一部を寝場所として提供するなど……。 実は日頃からさまざまな場面で自分の体を使ったり、頭を悩ませたりしているママ。 まさに「名もなき育児」ですね。 子育て経験者なら、共感した方も多いのではないでしょうか。 こういった日々の小さな努力をおこなっているママたちに、百点満点をあげたいです!著者:マンガ家・イラストレーター きのこの子
2024年02月09日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、育児中に使う便利グッズについて教えてくれました。育児がラクになるような便利なグッズが増えていますが、正しい使用方法で使わないと危険なことも……!? ぜひ参考にしてくださいね。育児中に使うさまざまなグッズは、とても便利なものがあります。しかし、使用方法によっては危険があり、注意が必要です。今回は3つの育児グッズを例にお話しします。 前向き抱っこひも赤ちゃんが前向きの抱っこができるタイプの抱っこひもは、通常のママと対面している抱っこひもに比べて、周りの様子がよく見えるので赤ちゃんの機嫌が良くなったり、動物園や水族館などで周りが見やすくお出かけで活躍します。 しかし、赤ちゃんにとっては、周りから入る刺激が多く、脳に入った情報量が処理できずに夕方のグズりや夜泣きの原因になることもあります。 また、前向き抱っこは、赤ちゃんがしがみついたり、つかまるところがなく、踏ん張りがきかず、抱っこしている大人の動きで揺らされてしまうので、体勢によっては赤ちゃんの体の負担になることがあります。 前向きタイプの抱っこひもを使用する際には以下のことに注意点しましょう。 ・長時間は避ける・赤ちゃんの様子に注意する・寝てしまったら通常の対面の抱っこに戻す・抱っこしている人の腰に負担がかかりやすいので、腰の悪い方や筋力の弱い女性などは避けたほうが良い・メーカーが推奨している使用可能時期(月齢)をしっかりと守る 寝返り防止クッション、ベビーベッドの柵カバー寝返りをし始めたころは、うつ伏せ寝になってしまうことがあり、寝返り防止クッションを使用することがあります。 寝返り防止クッションは、それを越えて寝返りする場合があり、顔を塞いだ体勢になってしまうと自力で戻れなくなることがあります。寝返り防止クッションを使用する場合は、赤ちゃんから目を離さないようにすることを心がけましょう。 また、ベビーベッドの柵の間に手や足、頭が入り込まないように、柵に布製のカバーをすることがあります。ベビーベッドの柵カバーは、外側から赤ちゃんの様子を見ることができないので、顔を塞いでしまったときに気づかない危険性があります。 寝ているときは、赤ちゃんの周りにできるだけものを置かないようにするのが基本です。硬めのマットにして、寝返りしてうつ伏せになっても口を塞がない工夫をしていきましょう。 ハイローチェアやバウンサーハイローチェアやバウンサーは、日中リビングで過ごすとき、目が届くところに寝かせておけたり、揺れることで機嫌が良くなる赤ちゃんも多く、活用しているパパやママも多いかと思います。 しかし、少しの間と思いベルトを固定していないと、寝返りができていない時期であっても、体を元気に動かしていると反動で落ちてしまうことがあります。固定ベルトは必ず使用し、手が届くところにおいていけないときには高さを一番低くしておくと安全です。 まとめ育児グッズを使用する前には、使用上の注意について説明書をよく読んで正しく使用することが大切です。どのグッズもメリットやデメリットを理解して、じょうずに活用してくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
2024年02月09日コープ共済連(日本コープ共済生活協同組合連合会、代表理事理事長:和田 寿昭)は、「さまざまな育児の形を応援し、くらしに寄り添うCO・OP共済」をコンセプトに2023年9月29日から10月31日にかけて、第3回「CO・OP共済 育児あるある川柳」を実施しました。応募総数38,738作品の中から見事入賞された32句を発表します。第3回「CO・OP共済 育児あるある川柳」結果発表■最優秀賞(1句) アレできた我が子の成長日本一(なあやん)<CO・OP共済からひとこと>2023年の流行語大賞「アレ(A.R.E.)」ですね!子どもの成長は、毎日が優勝さながらの楽しい日々ですね。毎日違う「アレ」を手放しで喜ぶ、ご両親の姿が目に浮かびます。(コープ共済連 代表理事専務 和田 長太郎)最優秀賞■優秀賞(1句) SPのように囲んで七五三(はっち)<CO・OP共済からひとこと>多くの神社でよく見かける光景です。両親、祖父母が囲んで写真を撮っている様子が浮かびます。我が子、我が孫の成長を祈る思いが伝わり非常に良い作品だと思います。(コープ共済連 常務理事 石川 勝也)優秀賞■ママの育児賞(10句)得意げにはいたパンツがうしろまえ(ハハハ)ママの育児賞■パパの育児賞(10句)お迎えでパパ友増える保育園(くずれ荘管理人)パパの育児賞■みんなの育児賞(10句)初育児不安だらけで検索魔(さやぽん)みんなの育児賞詳細や他の入賞作品はこちらのページをご覧ください。第3回「CO・OP共済 育児あるある川柳」結果発表サイト 第3回「CO・OP共済 育児あるある川柳」結果発表サイト・結果発表:2024年1月31日(水)・応募総数:38,738作品・入賞作品:32作品■2023年の応募傾向1. 2023年の世相を表す川柳が大集合!「アレできた我が子の成長日本一」や「PayPayで!ままごと界でもキャッシュレス」のように、流行語や時流をうまく取り入れた句から、「得意げにはいたパンツがうしろまえ」など、どの世代にも通じる育児の悲喜こもごもを詠んだ句まで、今年もバラエティ豊かな作品をたくさんご応募いただきました!どれも力作揃いで、入賞作品の選定はとても悩ましく難しいことでした。2. アフターコロナが垣間見える!まだコロナ禍の育児を詠んだ作品が多いなかで、「脱マスクよりもうれしい脱オムツ」「SPのように囲んで七五三」など、長かった新型コロナウイルス感染症対策からの解放や、家族イベントの集合開催など、少しずつ日本がアフターコロナへ転換する様相や、未来への期待を感じる作品が増えてきました。今後の変化も楽しみです。3. 祖父母目線の川柳が急増!今年は育児に関わる全ての人が応募できる「みんなの育児賞」への応募数が前回(第2回)の約3倍になりました。コロナ禍が収束に向かうことで、「初孫をあやす言葉が懐かしい」「孫が来る前にポケモン予習する」など、ようやく会える孫・ひ孫への想いやエピソードを詠んだ作品も多く寄せられています。4. 各賞の入賞作品数(応募総数:38,738作品)賞名 :最優秀賞入賞作品数:全作品から1作品賞名 :優秀賞入賞作品数:全作品から1作品賞名 :ママの育児賞入賞作品数:23,195作品のママからの応募より10作品賞名 :パパの育児賞入賞作品数:5,548作品のパパからの応募より10作品賞名 :みんなの育児賞入賞作品数:9,995作品の育児にかかわる全ての方からの応募より10作品これからもCO・OP共済は組合員とその家族に寄り添い、新しい“たすけあいのかたち”とよりよい明日のくらしを一緒につくっていきます。【入賞作品32句のご紹介】 ※無断での転載、使用はご遠慮ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月31日ワンオペ育児とは?なぜ起こる?発達の気になる子どもの対応Q&A、相談先についても紹介ワンオペ育児とは、保護者一人に育児の負担が偏っている状態を表す言葉です。単に一人で育児をするのではなく、「孤独な育児」という意味が含まれていて、昨今社会的関心を集めています。そもそもワンオペとは「ワンオペレーション」、つまり一人で作業することを意味していて、コンビニエンスストアや飲食店などで、店員一人だけで店を回している状態に対して使われていました。そういった過酷な働き方と一人で育児をする保護者の状況が似ているということで、2010年代半ば頃からインターネットなどで「ワンオペ育児」という言葉が使われるようになり、今ではニュースなどでも取り上げられることがあるほど注目を集めています。現在ワンオペ育児を担っているのは保護者の中でも母親が多いと言われているため、この記事でもワンオペ育児をする母親の状況などを主に記載していきます。実際に発達ナビのサイト内でも、「ワンオペ育児でもう限界……」「イライラしてしまうことがあっても、ワンオペなので逃げ場がありません」など、ワンオペ育児に疲れた様子の書き込みが見られます。ワンオペ育児は一人で子育てを行っている状態のため、悩むことがあっても相談相手がいないことや、時間や精神的な余裕がなくて自治体の子育て窓口に連絡ができないということがあります。その結果、適切な支援を受けることができずに育児のつらさが解消されず、心身の疲労が蓄積することで、精神疾患の発症や、子どもへの望ましくない関わりなどを招いてしまいかねないと言われています。参考:三谷 はるよ著「育児期の孤独感を軽減するサポート・ネットワークとは」『家族社会学研究』32 巻 (2020) 1 号 P.1-2なぜ起きる?ワンオペ育児の原因ワンオペ育児になる原因には、日本社会の労働環境や家庭環境、パートナーの姿勢や親自身の性格的傾向といった、さまざまな要因が考えられています。・パートナーの労働環境により、育時休業や時短勤務ができない近年では日本でも男性の子育てへの参加意識が高くなっていると言われています。厚生労働省は2010年から男性の育児休業促進などを目的とした「イクメンプロジェクト」を行っており、国内での関心も高まっていると思われます。しかし、政府が掲げている目標では、2025年までに男性の育児休業取得率を30%までに上げるとしていますが、2021年時点で13.97%と目標にはまだ遠く及ばないのが現状です。また、日本の男性は諸外国に比べて仕事に費やす時間が長いというデータもあります。令和4年に内閣府男女共同参画局がまとめた資料によると、2020年のOECD(経済協力開発機構)による調査では、週全体平均で日本の男性の有償労働時間は一日あたり452分でした。これは日本の女性の有償労働時間の約1.7倍となっています。こういった社会的背景から、父親は育児をしようとしても時間が取れず、母親一人で育児をせざるを得ない状況が起きていると考えられます。・頼れる実家や親戚が近くにいないワンオペ育児になる要因として、核家族化が進んだことも挙げられています。以前は祖父母や親戚、地域の人など多くの人が関わって育児をしているという状況がありました。それが、核家族が進んだことで周りに頼れる存在がいなくなり、必然的に子育ては親のみで行うという状況が生まれてきました。・パートナーの非協力的な姿勢パートナー(ここでは夫)の子育てへの非協力的な姿勢もワンオペ育児の要因と考えられています。令和4年に内閣府男女共同参画局がまとめた資料によると、家事育児の男女の負担割合は男性3:女性7となっており、家事育児の負担が女性に偏っている現状がみられます。また、内閣府が実施した令和4年度男女共同参画社会に関する世論調査では、育児について、自分と配偶者でどのように分担したいと思うか聞いたところ、約70%の男性が 「育児は自分と配偶者で半分ずつ分担」と回答した一方で、「配偶者のほうが自分より育児を多く分担」と回答した男性が約20%いました。加えて、子どもがいる夫婦が離婚して母親が親権を持つケースや、未婚のシングルマザーとして母親が一人で育児を行う場合もあります。こういった、男性が育児に関わる時間の短さや、一部の男性の子育てへの非協力的な姿勢などが、母親のワンオペ育児につながっているとも考えられます。・困り事をひとりで抱え込んでしまうなどの性格傾向親自身の性格傾向にもワンオペ育児で悩んでしまう要因があると言われています。不安が強かったり、周りの人に相談できずに抱え込んでしまう傾向がある方は、育児の孤独感や子育てに対して否定的な考えを抱きやすいという調査もあります。もちろんワンオペ育児の困り事は状況により生じることが多いですが、ワンオペ育児を担っている方の性格によっては悩みが深いものになる可能性もあります。参考:イクメンプロジェクト|厚生労働省参考:加藤 承彦、越智 真奈美、可知 悠子、須藤 茉衣子、大塚 美耶子、竹原 健二著「父親の育児参加が母親,子ども,父親自身に与える影響に関する文献レビュー」『日本公衆衛生雑誌』69巻(2022)5号 p.321-337参考:令和4年度男女共同参画社会に関する世論調査|内閣府参考:コラム1 生活時間の国際比較 | 内閣府男女共同参画局参考:三谷 はるよ著「育児期の孤独感を軽減するサポート・ネットワークとは」『家族社会学研究』32 巻 (2020) 1 号 P.1-2発達の気になる子どものワンオペ育児……こだわりや癇癪、どう対応する?医師Q&Aここでは、発達が気になる子どものワンオペ育児に関するさまざまなギモンについて、小児科医の室伏佑香先生に伺います。(質問)日々のルーティンを回すのが大変で、子どもとの過ごし方がマンネリになりがちです。刺激が少ないと発達に影響がありますか?(回答)ワンオペ育児をする保護者の負担は非常に大きいと考えられます。そのため、余裕がなく遊びなどもワンパターンになることもあるでしょう。しかし、子どもは日々の暮らしのいろんな場面で刺激を受けているので過度に心配する必要はありません。保護者がリラックスして接することで親子の関係も良くなり、結果的に子どもの健やかな成長にもつながるでしょう。悩みすぎずに適度に肩の力を抜くことも大切です。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どものこだわりや癇癪に付き合って家事が進まず、ストレスになってしまいます。どうしたらうまくいくでしょうか?(回答)ワンオペ育児の最中にお子さんのこだわりや癇癪の対応に追われて、家事が全然進まないということもあると思います。そのような場合は、「今はそういう時期」と割り切ることも一つの方法です。家事を完ぺきにこなそうとすると、できなかったときに大きなストレスを感じることもあります。ある程度思うように進まなくても仕方ないと割り切ることも大切です。今は便利な家電や宅配サービスなど家事を楽にする製品やサービスがいくつもありますので、活用していくことも検討してみてはいかがでしょうか?状況をパートナーと共有し、食事は買ってきてもらうなど協力しながら進めていくようにしましょう。Upload By 発達障害のキホン(質問)ワンオペ育児が大変で、ついついテレビや動画に頼ってしまいます。見せすぎると発達によくない影響がありますか?(回答)乳幼児期の子どものテレビ・DVDの視聴時間と発達の関係を調べた調査では、視聴時間が長くなればなるほど、1~2歳ではコミュニケーション能力、2~3歳では粗大運動、微細運動、社会性などの発達に影響が出るとされています。また、日本小児科医会は「2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控える」、「1日2時間までを目安とする」と提言しています。ただし、テレビや動画を全く見せてはいけない……と保護者の方が必要以上にストレスを感じてしまうことはありません。実際に、上に示した調査結果でも、1歳時点でテレビや動画を全く見せていない家庭は1割程度、2歳以上ではほとんどありませんでした。小さいお子さんがテレビや動画を見るときは、「できるだけ親子で一緒に楽しむ・質の良い内容のものを選ぶ・長時間見せない」といったことに気をつけながら、上手にメディアと付き合っていくとよいでしょう。また、負担のない範囲で外遊びや読み聞かせの時間をつくるようにするのも、物理的にテレビや動画と距離を置くことができ、お子さんの興味をテレビや動画からそらすことができるのでおすすめです。Upload By 発達障害のキホン参考:乳幼児期の子どものテレビ・DVD の視聴時間と発達の関連が明らかに|千葉大学参考:「子どもとメディア」の問題に対する提言|社団法人日本小児科医会「子どもとメディア」対策委員会ワンオペ育児で限界に追いつめられないために……解決策や相談先はある?ワンオペ育児を続けることで、心身の健康に悪影響が出ることが懸念されています。ここでは、ワンオペ育児の負担を軽減させるための方法をいくつか紹介していきます。・パートナーと解決策を話し合うワンオペ育児になっている場合に、パートナーと解決策を話し合っていくことが大事です。といっても、パートナーは仕事などによりその状況をよく把握していないことも考えられます。まずは、時間を取って現在どのようなことでつらい思いをしているかをパートナーに伝えて、家事や育児の役割分担、次にあげるさまざまなサービスの活用などを話し合っていくといいでしょう。・さまざまな支援サービスを利用するワンオペ育児をはじめとして子育ての負担を軽減させるためのサービスがあります。公的なものでは自治体が運営をする「ファミリー・サポート」サービスがあり、保育園などへの子どもの送迎や一時的な預かりなどを実施しています。ほかにも、民間では家事代行サービスや一時預かりサービスなどがあります。うまく活用して、負担を減らしていくようにするといいでしょう。参考:ファミリー・サポート・センター事業|東京都福祉局・地域子育て支援センターなどの保健師やカウンセラーに育児相談してみる各地域には、主に未就学の子どもたちや保護者同士の交流ができる子育て支援センターが設置されています。センターには子育ての専門家がいて、ワンオペ育児に関する相談をすることも可能です。また、ほかの保護者と話すことによって、つらさに共感してもらったり、アドバイスがもらえたりすることもあるでしょう。・ワンオペ育児からうつ病などの精神疾患になった場合ワンオペ育児のストレスからうつ病などを発症すると、子育てに対する意欲が低下したり、感情的な対応が増えたりして、保護者がつらいのみならず子どもの発達にも多大な影響を与えることが考えられます。また、保護者の感情的な対応がエスカレートすることで、子どもへの不適切な関わりにもつながりかねません。そうならないためにも、上に挙げた対策を取るとともに、早めに悩みを相談することが大切です。子育てに関する相談窓口はたくさんあり、電話、SNS、メールなどさまざまな方法で相談が可能です。東京都の窓口を掲載しますが、各自治体にも同様なWEBサイトがあると思いますので、つらいと感じたときは早めに相談するようにしましょう。参考:相談窓口|東京都こども子育て相談窓口また、子どもの発達が気になる場合は専門機関に相談することも重要です。子どもに発達上の特性があるときは、その特性に応じた対応をすることが大切ですが、ワンオペ育児をしている中で一人で適切に対応することは難しいと言えるでしょう。そこで、専門家の力を借りて、発達の気になる子どもの特性の把握や対応方法のアドバイスなどを受けることで、子育ての大変さを減らしていくことにもつながっていきます。発達の気になる子どもの相談先としては、・発達障害者支援センター・児童相談所・保健センター・かかりつけの小児科などがあります。相談しやすい場所から問い合わせてみるといいでしょう。まとめワンオペ育児は保護者の一人が育児の大部分を担うことで、孤独感などから保護者の心身に悪影響が出る可能性も指摘されています。ワンオペ育児は社会的な背景や家庭の事情もあり仕方がない部分もありますが、できるだけパートナーと役割分担することや、公的、民間の家事や子育てサービスを活用することで負担を軽減させていくことも大切です。また、子どもに発達の遅れや、発達の凸凹がある場合は、こだわりが強かったり癇癪が激しかったりと、一人での対応がより難しくなることも考えられます。子どもの状態によっては、療育手帳や通所受給者証を取得して、さまざまな福祉サービスを利用できる可能性があります。福祉サービスには、子どもの特性に合わせた支援が受けられる通所支援のほか、レスパイトと呼ばれる一時預かりやショートステイなどのサービスもあります。詳しくは、自治体の障害福祉窓口にご相談ください。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年01月29日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、助産師目線で選んだ出産後に絶対使える出産祝いグッズについてマンガでご紹介します。「出産祝いは何がいい?」と聞かれたときにぜひリクエストしてもらいたい物をピックアップしています!今、妊娠中の方は親しいお友だちや家族などに「出産祝いは何がいい?」と聞かれることがあるかと思います。今回は、助産師がおすすめする「これを出産祝いにリクエストしてほしい!」という物を5つご紹介します。 お家で使える! 簡易抱っこひも・スリング新生児のころは、布団に置くと起きてしまい、ずっと抱っこで大変……ということがあります。新生児期から使える袋型のスリングや布タイプの抱っこひもは、ママの腕や体への負担の軽減だけでなく両手もフリーになりとても重宝します。 通常の抱っこひもより洗いやすく乾きやすい物が多く衛生的です。衛生面から、外で使った物を家の中でも使うことに抵抗がある方にもよいかと思います。 値段も1万円以下のリーズナブルな物も多く、おねだりもしやすいのです。普段は避けがちな、ポップな柄物や自分のお気に入りのデザインを選ぶのも楽しく、産後落ち込みやすいママの気持ちもアップさせてくれますよ。 離乳食作りに大活躍! ブレンダー・ミキサー離乳食時に必要な野菜やおかゆのペーストもあっという間にできて、とっても便利です。野菜のポタージュなども簡単にできます。 包丁とまな板がなくてもみじん切りやスライスができる物もあり、赤ちゃんのお世話の合間に作るときも安心です。育児中、料理に時間がかけられないときの家族の食事作りの時短にもなります。 毎日の食事作りや離乳食作りの時短に! 圧力鍋時間がかかる茹で野菜や、煮込み料理もあっという間にできてしまいます。離乳食作りの時短にもなり、豚汁やスープ、カレーなどの時間がかかる煮込み料理なども短時間で作れて、日々の調理時間が短縮されます。 通常、料理中や火がついているときは、ガスコンロの近くにいないといけませんが、圧力鍋の良いところは、圧力がかかったら近くにいなくても大丈夫なところです。赤ちゃんのいるママには大助かりです。 授乳クッションにも使える! 大きめな抱き枕授乳クッションは長期間使用するとへたってきたり、授乳が終わると使い道がなくなったりすることがあります。 大きめな抱き枕の場合は、妊娠中に抱き枕として長期間使えるだけでなく、授乳以外でも丸くして赤ちゃんを寝かしておく簡易的な寝場所にできたり、寝返り防止で脇に置いたりなど、いろいろな使い道があります。 かわいいだけではなくロングユース! ベビー用ケープベビー用のケープは、赤ちゃんの腕を袖に通さなくてもよいので、抱っこひものときもベビーカーに乗せているときもさっと脱ぎ着できます。 肌寒くなった秋ごろから春ごろまで使用でき、サイズがフリーなので3歳ごろまで長く使えます。動きが活発になった時期に脱ぎ着しやすいアウターは、ママにとってありがたいものです。ケープというと女の子のイメージがありますが、色やデザインによっては男の子が着てもすてきです。 比較的、長期間使用できる物や、育児や家事の時短になる物をご紹介しました。お祝いは赤ちゃんの物になりがちですが、ママの負担が少しでも減る物だとさらにうれしいですよね。 作画:はたこ 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
2024年01月29日生まれたばかりの娘の育児で、毎日クタクタ。夫は産前、一緒に育児をすると言ってくれていたのに……。残業ばかりで育児も家事もまったくゼロです。夫の勤める会社は育児関連商品を扱っており、子育てには理解があるほうだと思います。しかし最近の夫は仕事にかまけて、家では何もせず……。そればかりか、家事に手の回らない私のことを責めるように。食事が手抜きだ、部屋が汚いと言われますが、手が回らないのでどうにもできなくて……。 育児の大変さを理解しない夫娘を出産した今、育児の大変さを心から感じています。しかし、夫は大変さを理解できていません。お互いのことを理解し、協力してこそ、子育ては成り立つと思っているのですが……。 それにしても最近の夫は、常軌を逸しているように思います。隣の部屋でオムツ替えをしていると、臭いで食欲が失くなると言ってきたり……。泣き止まない娘を見て、私の育て方が悪いのではと疑われたりしました。 要求はエスカレートし、「自分が家にいる時間はオムツ替えを遠慮しろ」と言ってきました。そんな話、聞いたことがありません。 私が育児に専念できるのは、たしかに夫が働いているからだと思います。しかし、「だったら俺に感謝しろ、育児しろなんて言うな」 というのは、おかしな話だと思います。 ありえない夫の暴挙、そして…ある夜、夫は部長に呼び出されたそうです。「今すぐ会社に来なさい」「え? 部長、今からですか?」ゆっくりと湯船に浸かっていた夫は、そのとき相当慌てたことでしょう。「奥さんと子どもを追い出したでしょ?」「社長がブチキレているわよ」そうなのです。私たち母子は、まもなく冬が訪れるという凍える夜に、着の身着のまま家から追い出されたのでした。 その夜もいつものようにもめた私たちでしたが、この日は夫が感情的になり……。理性を失った挙げ句、このような暴挙に出たのです。携帯電話も持っていなかったので、どうしようと社宅の周りをウロウロ……。そんなとき声をかけてくれたのが、偶然にも夫の会社の社長だったのです。 後日、部長から一体どんな気持ちで仕事をしていたのかと夫は問われたようですが、私も聞いてみたいと思いました。今回の夫の行動は人としてだけでなく、会社にとってもマイナスだと捉えられたようで……。それなりの処罰が下ったそうです。 母親の大変さを理解したという夫あれから私たち夫婦は、別居することに。夫は謝罪の連絡をしてきますが、私は一向に許せないでいます。上司の命令で育児研修という新人研修に参加させられ、母親の大変さも理解したと言ってきましたが……。そんなに簡単にあの夫が変わったと思えません。 しかも後日会社の人から聞いてわかったのですが、夫の残業はウソで、家に帰るのが嫌で遊び歩いていたようです。育休も提案されていたのに断っていたそうで、それらを知ったときには本当に幻滅しました。 夫は関係の再構築を望みましたが、私は断固拒否。私を追い詰めたのは、育児でも家事でもありません。何もしてくれず文句ばかり言っていた、自分勝手な夫だったのです。すこし時間はかかりましたが、無事離婚できて今はホッとしています。 社長は私たち親子を気にかけてくれ、ミルクや服などを送ってくれました。私が日々頑張れるのも、支えてくれる人がいればこそ。両親や知人には、本当に感謝しています。 ◇ ◇ ◇ 慣れない育児に奮闘しているとき、何もしない夫からあれこれ言われたら、離婚も頭によぎりますよね。ふたりの子どもなので、夫も家にいるときは積極的に関わってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月17日メデラ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:Jarrod Percy、以下メデラ)の乳頭ケアクリーム「ピュアレーン」が、株式会社ベネッセコーポレーションが運営する妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」が2024年1月15日に発表した「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2024」において、2018年から6年連続で乳頭ケア部門第1位を受賞いたしました。また、メデラの母乳育児関連製品2製品もその他部門で入賞いたしました。メデラ ピュアレーンメデラの「ピュアレーン」は妊娠中や授乳中のお母さまのデリケートな乳頭を保護するケアクリームです。天然由来成分であるラノリン*100%でできており、授乳中のお母さまも、拭き取らずにそのまま授乳いただくことができます。乳頭の他にも、お母さまや赤ちゃんのリップケアや乾燥したお肌のケアにもご使用いただけます。*ラノリンは羊毛から抽出した羊毛脂です。優れた保湿成分が皮膚を保護し、カサツキや荒れを防ぎます。また、以下2部門でもメデラの母乳育児製品が入賞しております。■さく乳器部門 第2位 メデラ「ハーモニー手動さく乳器」人間工学に基づいて設計された疲れにくく握りやすいハンドルが特長。回転式になっており、左右どちらの手でもさく乳できます。メデラ ハーモニー手動さく乳器■母乳保存バッグ 第3位 メデラ「母乳保存バッグ」さく乳した母乳の冷蔵・冷凍保存に使用できます。マチ付きで、バッグが自立するので、母乳の移し替えが簡単です。メデラ 母乳保存バッグこれからも当社では、母乳育児を希望されるお母さまをサポートする製品の開発に努めてまいります。【出典元情報】「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」とは、たまひよ読者のママ・パパ約2,000人を対象にご自身やパートナーが妊娠・出産・育児生活の中で「実際に使ってよかった」と思う商品・サービスについてアンケートを実施し、回答結果をたまひよ編集部が集計してランキング形式で発表する企画です。発表媒体 :WEBメディア「たまひよ」・雑誌「中期のたまごクラブ」2024年冬号など調査方法 :web調査調査時期 :2023年9月調査対象者:全国の生後0カ月~1才6カ月のお子様を持つ、たまひよ読者のママ・パパ(「たまごクラブ」「ひよこクラブ」購読経験者)有効回答数:2,062人■メデラ株式会社についてメデラ株式会社は、1993年にMedela Holding AG(本社:スイス)の100%子会社として東京に設立されました。赤ちゃんとお母さまの健康、母乳育児をサポートすることを使命とし、研究に基づいた乳房に負担の少ない電動さく乳器、特殊授乳製品を含む母乳育児サポート製品を開発・展開しています。メデラの病院グレードの電動さく乳器「シンフォニー」は、国内の病院・産院で最も多く採用されているさく乳器です*。また、ご家庭向けのさく乳器として「スイング・マキシ」、「ソロ」、「ハーモニー」を展開しています。*病院グレードのさく乳器において。2023年12月時点。所在地 : 東京都渋谷区笹塚2-26-2 13F代表取締役: Jarrod PercyURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月15日娘さんの保育園入園とともに仕事復帰したママ。しかし入園後、娘さんが次々と病気にかかり「集団生活による洗礼だ!」と思い込んでいたそうです。でも、血液検査で娘さんが貧血であることが判明し、とても反省したというママの体験談です。 保育園の強烈な洗礼娘は生後11カ月のときに保育園へ入園しました。入園当初は噂に聞いていた通り、本当に次から次へと病気のオンパレード。娘は0歳児クラス9人のうち、お休みする回数ランキングでダントツのトップでした。 私が仕事を突発的に休むことによってしわ寄せがいく職場の同僚にも、次から次に病気にかかって体重も減って少しやつれた娘にも、そして何も悪くないのに「本当にすみません。Aちゃんのお熱が……」と私に何度も謝りながらお迎えコールをくれる保育園の先生にも、本当に申し訳ない気持ちでした。 熱が下がらず血液検査娘が入園し、まもなく2カ月になる5月末でした。娘が風邪を引き、38~39度台の熱が6日続いても下がらず……。白血球数などに異常がないか、かかりつけの小児科で念のため血液検査を受けることに。 採血の結果、先生が心配していた白血球数には異常はなかったのですが、別の問題が……! 実は、娘は貧血だと判明したのです。本来11.0以上あるべきヘモグロビンの数値が娘は9.8。「かなり低い数値だから、今日からすぐに薬を飲んで!」と鉄剤のシロップを1カ月分処方されました。 言われてみれば思い当たることばかり貧血と指摘されて振り返ってみれば、思い当たる節がたくさん。私は、娘を生後2週間から完全母乳で育ててきました。元々私自身が貧血気味なこともあり、途中で育児用ミルクをあげようとしたのですが、母乳に慣れた娘は育児用ミルクを完全拒否! 生後5カ月で離乳食を開始してからも娘は母乳ばかり欲しがってしまい、離乳食がなかなか進まず本当に悩んでいました。 そのため、離乳食の栄養バランスは二の次で、娘が少しでも食べてくれる食材ばかりを与えていたのです。入園後も、園でも自宅でも食べる量があまり増えず、目安の量の半分くらいしか食べられていませんでした。 ※「授乳離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」によると、母乳育児の赤ちゃんは生後6カ月ごろに鉄が不足しやすくなるため、貧血が起こりやすくなります。それは、育児用ミルクに比べて、母乳に含まれる鉄の量が少ないからです。赤ちゃんの鉄分不足を解消するためには、離乳食で補ったり、育児用ミルクをたすとよいでしょう。また、ママが鉄分を意識的に取ることも必要です。ママの鉄分不足が心配なときは、血液検査をすることをおすすめします。 貧血が原因で病気続きだったのかも…鉄剤のシロップを内服させてから、1カ月後に再検査をしたところ、ヘモグロビンの数値が基準値を上回る12.5まで上がっていたため、無事に鉄剤のシロップを卒業。そのとき先生から、「貧血だと免疫力が低下するから、Aちゃんが病気にかかりやすかったのは、貧血も原因の1つだったかもしれない」と言われました。 私が勝手に保育園の洗礼と思い込んでいただけで、本当は保育園に入園する前から娘は貧血で、ずっとつらい思いをさせていたのかもしれないと思い、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 娘が貧血だと診断されたとき、思い当たる節があまりに多く、娘に申し訳なくて胸が痛かったです。でも、1歳を過ぎて保育園にも入園済みでしたし、貧血だと気付けたからこそ、思い切って少食の原因である母乳を卒業させる決意もできました。断乳後、娘はそれまでとは見違えるように何でもよく食べる子になってくれたので、安心しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:近藤あいこ6歳女児と1歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年01月11日生後1カ月のときに大学病院を紹介され、経過観察ということで診察してもらっていました。出産してからずっと症状などを検索していたのですが……。寝ない&飲まないでノイローゼ気味に……息子は生まれたときから寝ない子でミルクも母乳も拒否。生後1カ月のとき、近所にある小児科へ行くと大学病院を紹介され、経過観察ということで診察してもらっていました。 心配性な私は先生から言われた言葉を検索したり、同じような子はいないかと調べたり、常にスマホを触っている日々。そして、同じ月齢の子はもうこんなことができるの!? と目の前の息子と比べては落ち込んでいました。 しかも息子が寝ないので私も眠れず、ノイローゼ気味に……。1歳半になったころ、ごはんを食べるようになったことで、私も安心して息子に少しずつ向き合えるようになりました。 気持ちが落ち着き、改めてスマホを見ると1歳半までの息子の写真がほとんどなくてビックリ。子育ての記憶もなく……検索魔になっていたことを反省しました。これからは一緒に過ごす時間を大切にしようと思います。 ◇ ◇ ◇ 初めての子育ては不安になることも多く、検索魔になってしまうのもわかります。ですが、自分が望む回答を見つけられず、検索がやめられないという状況に陥ってしまうことも……。調べる際は専門家が監修しているサイトを利用し、子どもと向き合う時間も大切にしたいですね。 著者:きなこもち/40代女性・主婦。2児を育てる40代主婦。医療関係の職場に勤務する。イラスト:てる子 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年12月27日ママ・Aやん、パパ・Pやん、令和元年生まれの愛娘・コチコーちゃんのハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! 妊娠糖尿病の一歩手前と診断されたAやんさん。臨月にして糖を抑えた食事療法がスタートしました。気になる、その結果は……?HugMug読者のみなさまこんにちは!現在ふたり目妊娠中のAやんです。ついに臨月に入り、現在は正期産という時期に突入しました。そんななか血糖値が高めと診断され、糖を抑えた食生活を送る羽目に。(前回コラムをチェック!)そもそも糖を抑えるとは????とりあえず白米はいつも通りの量は食べられません。パンもいつも通りの量を食べているとあっという間に糖質オーバーしてしまいます。ジュースやポテチ、アイスなんてもってのほか!!!!といった調子で、普段食べることが大好きな私には結構キツかったです。しかし血糖値をコントロールしながらの食生活をしたおかげで自称「血糖値のプロ」となりました。妊娠糖尿病のリスクからは一旦免れることができ、同時に体重もコントロールすることに成功!!あとは穏やかに過ごして産むだけだ〜!!やった〜!!!!と思っていたら。次は風邪を引いてしまい、おまけになぜか左手の人差し指を突き指。ほんとになぜなのか。トラブルだらけですが、気合い入れて産んだる!!と意気込む作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。娘コチコー(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2023年12月15日子どもが保育園に通っていたときのことです。私は夫に家事や育児のことについて相談をしたのですが、まさかの返答に驚愕してしまいました……。夫の衝撃的な言葉ある日、夫と仕事のバランスや子どものこと、家事の相談、私はこうしたいのだけどどうだろう? など話をしていました。すると夫は「ママはひとりでも生きていけるね! 大丈夫!」と言ってきたのです。 夫からその続きの発言はなく、悩みがあって一緒に話し合いたいのに、まるで他人事のような返答。「ちょっとー! どういう意味!?それってフラグ?」と怒りました。すると夫は「結局そこまで考えているなら俺なんていらないじゃん!」と言いたかったことがわかりました。夫からすると私が既に決めているように聞こえていたようです。夫に意見を求めていた私は言い分を聞いてますますモヤモヤとしてしまいました。 その後、保育園での悩み相談のお茶会でネタとして話したところ爆笑され、おかげでモヤモヤが吹っ切れました。最近は、夫と何か話し合うときはお互いに言い方に気を付けるようになり、きちんと夫婦で意見交換をしています。 著者:からは りく/30代女性・主婦。致死量のかわいさを持つ娘のママ。現在体調を崩し休職中で、在宅での勤務を目指し奮闘しています。イラスト:ぽよ母 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年12月10日日常には「名もなき家事」があふれていますが、実は、「名もなき育児」にこそ、ストレスを感じ、パパに理解してほしいと思うママは少なくないようです。また、パパは名もなき育児=ママの仕事と思い込んでいる傾向にあるのだと語るのは、パパの育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生。今回は、お正月などの季節の行事や、七五三や誕生日など子どもに関わるイベントに急増するママの負担に着目し、小崎先生にお話を伺いました。季節の行事や子どものイベントによって増える「名もなき育児」のリアルここで、季節の行事や子どものイベント時にママたちを悩ませる「名もなき育児」のリアルを紹介します。 ケース1:お正月やお盆の帰省準備毎年やってくるお正月やお盆は帰省することが多いですよね。実家への手土産を準備をしたり、実家が遠方の場合は、新幹線や飛行機のチケットの用意したりとやるべきことがたくさんあります。それなのに、自分の荷物だけをカバンに詰めて、新幹線や飛行機のチケットを取ったら、やるべきことはやったと満足してしまっているパパもいるようです。 子どもが小さければ、おむつ、おしりふき、ミルク関連のグッズ、着替え、移動中に使うおもちゃや絵本など準備する荷物が増えます。寒い時期であれば帰省当日に子どもが風邪を引かないよう体調管理をしたり、車移動の場合は、渋滞に巻き込まれた場合の対応も考えておいたりしなければなりません。また、電車や新幹線、飛行機の場合は、遅延や運休などを想定して準備をしておくことも大切でしょう。 さらに、子どもが緊急で受診できる病院が実家の近くにあるのかなどのリサーチをしたり、実家で料理などを準備してくれる場合には、子どもの苦手なものやアレルギーのある食材などをあらかじめ伝えておいたりすることも必要かもしれません。 このように、子どもがいる場合の帰省の準備はやるべきことがさらに増えるのに、「自分の荷物の準備さえ終わっていれば大丈夫」とパパたちが知らん顔では、ママたちが帰省準備に隠れた「名もなき育児」の多くの負担を背負うことに。 こうした「名もなき育児」にパパたちが知らん顔になりがちなのは、実家で過ごす時間が楽しければ良いと目の前の事しか見えていないことが原因かもしれません。そこで、夫婦でやるべきことを箇条書きにして共有し、役割分担をしてみるのが良いのではないでしょうか。分担を一度決めてしまえば、次の帰省のときにはパパも自分から準備をすることができるでしょう。 ここではお正月の帰省を例にとってみてみましょう。 お正月の帰省に生じる「名もなき育児」・交通手段の選定(新幹線、飛行機、電車、車など)・公共交通機関の場合、座席チケットの取得、経路の確認・車の場合、渋滞予想や当日の渋滞状況の確認・移動中の休憩するタイミングの決定や場所のリサーチ(授乳スペースやおむつ替えコーナーがあるかなど)・当日の出発時間を決める・当日の天気のチェック(雪が降ったときの対応)・荷物の準備(移動中のあやしグッズなどを含む)・子どもの体調管理・帰省先の病院のリサーチ・実家に子どものアレルギーや生活リズムなどを伝えておくなど このように、普段大人だけなら必要のない準備、つまり、子どもがいる場合ならではの準備が多数発生していることがわかりますよね。例えば、車の渋滞や公共交通機関の遅延が発生した場合、大人だけであれば、おしゃべりをするなどしてなんとか乗り切ることができます。しかし、子どもにとっては生活リズムが乱れて体調を崩したり、飽きてぐずったりする原因になることも。だからこそ、事前の特別な準備が重要になるんです。 あらゆる事態を想定して細かくリストアップしてみることで、パパも「名もなき育児」が多数存在することが理解しやすくなりますし、もしかすると、ママも帰省準備ではパパがやってくれていることがいろいろあるのだと気が付くことがあるかもしれませんね。情報収集をするのが得意、時間の管理が得意などとそれぞれの得意を生かして分担を分けてみると良さそうですね。 ケース2:お宮参り、七五三、誕生日など子どものイベント準備子どもが生まれると、お宮参り、お食い初め、七五三、誕生日、ひな祭り、子どもの日など、子どもにまつわる行事がたくさんあることに気が付きますよね。これらのイベントは、当日までに準備しておくことがたくさん。初めての子どもであれば、そもそもの行事の由来や、どこで何をしたら良いのかなどを調べる負担もあり、ママたちはそのたびに苦労しているようです。 一方で、そんなママたちの苦労を知らずにベント当日に参加をするだけのパパたちが多いと、ママたちから嘆きの声が聞こえています。 そこで、ケース1でもお伝えしたように、夫婦で役割分担をするとスムーズにイベントの準備が進めていけるのではないでしょうか。役割分担をする際には、見逃しがちな「名もなき育児」を含めてリストアップをして、見える化することがおすすめです。 ここからは、七五三にまつわる「名もなき育児」を例にとって見てみましょう。七五三は、子どもが無事に育ったことに感謝し、これからの健やかな成長をお祈りする行事。男の子は5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いするのが一般的です。七五三に向けての準備としては、子どもの体調管理、神社決め、天気や家族の都合に配慮してスケジュールを立てることなどが挙げられ、やることがたくさんあります。 リストの具体例は次の通り。 七五三に生じる「名もなき育児」・家族のスケジュール調整(両親や義両親も)、日程決め・子どもの体調管理・神社決めと予約・神社が遠い場合は交通手段や移動時間の選定、座席チケットの取得・当日の天気のチェック・写真スタジオの予約・記念撮影のカメラ準備・子どもの衣装や小物の準備・当日の着付けやヘアセットの予約・食事会のためのお店の予約・上記に関して、どこまでやるのかの決定(予算決め)など このように、やることをすべてリストアップすれば話し合いも効率が良くなりますし、パパも1つのイベントに「名もなき育児」がたくさん存在していることが理解しやすくなると思います。 他の行事の準備が発生した際にも、役割分担をするというルールにしておけば、パパがママだけに準備の負担を押し付けてしまうことがなくなるでしょう。子どものイベント当日を無事に迎えることができるのは、事前の計画やきめ細かな準備があってこそ。ママとパパでしっかりとすり合わせをおこなって、準備の過程も夫婦で楽しめるといいですね。 ちなみに、日本は子どもの成長をお祝いする行事がとても多いことが特徴です。これは、昔は生まれた子どもの多くが長く生きられず、亡くなってしまうのが当たり前だったということが背景にあります。時代は変わりましたが、こうした行事の背景を理解しつつ、子どもの健康や成長を祝う気持ちをママとパパや家族みんなが持ってイベントに参加できるといいですね。 行事やイベントを大切にすることは家族の絆を深めることにつながる季節の行事や子どものイベントごとの準備はやるべきことがたくさん。夫婦で協力しておこなってほしいですが、実際はママに準備の負担が偏りがち。 子育ての期間はあっという間です。パパにもぜひ、家族の大切な時間をつくるという意識を持って、積極的に行事やイベントの準備をしてほしいと思います。 それから1つだけ、パパにもママにも行事をおこなううえで特に気を付けてほしいことがあります。それは「子どもの体調管理」。というのは、行事やイベントごとでは、準備でバタバタとしたり、親のテンションが普段とは違ったりすることもあり、家族みんなの生活リズムが乱れがちだからです。その結果、イベント当日に子どもが熱が出てしまったなんてことも起こりうるんです。まずは、大切な行事やイベントを家族みんなで健康に迎えるということを第一に、子どもの体調面の管理は慎重におこなってほしいです。また、子どもの様子がいつもと違う、体調不良かな?と思ったらどんなに準備をしていても無理をせず中止にしましょう。 季節の行事や子どものイベントは、子どもの健やかな心を育んで家族の絆を深めてくれます。子どもの未来につながっていると考え、ぜひ準備の段階から夫婦で協力しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。(小崎先生)監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年11月29日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後のある日、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。なかなか帰らない義母に悶々としていためぐみ。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、なぜか「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。その夜、酔っぱらって帰宅したてっぺいは、眠りについたゆうきを起こしてしまいます。めぐみはてっぺいに不満をため込んでいきました。さえは、不満をため込むめぐみを心配してSNSをすすめます。そして夫や義母への不満や愚痴が激しい口調で山のように書かれたアカウントを見せてきました。実はこのアカウントはめぐみが匿名でてっぺいや義母への不満を書き込んでいるもの。ある日、母親からネックレスに隠された秘密を聞いためぐみ。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。翌朝、寝過ごしてしまっためぐみが急いでリビングへ向かうと、てっぺいの顔にはいくつもの傷があったのです。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。そのときめぐみは、てっぺいの顔にあった傷は自分がつけたものなのではないかと、ハッとし、焦ってネックレスを探し始めたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。何がどうなっているの…? 昨日まで首につけていたネックレスがなくなったことに気が付き、必死に家の中を探し始めるめぐみ。 なぜてっぺいの顔に傷がついていたのかなど、状況がよくわからず混乱しためぐみは、泣き続けるゆうきを見て、「うるさいっ。静かにしてよっ」と怒りをぶつけてしまいます。 しかし、ふと我に返っためぐみは、ゆうきに怒ってしまったことを謝り、抱っこしてあやします。 ゆうきが落ち着いたあと、めぐみはソファーに座りながら自分が普段つぶやきを投稿しているSNSのアカウントを開いたのですが……。 なんとそのアカウントには、めぐみがつぶやいたはずのない投稿がいくつも更新されていたのです。 めぐみは、ある日夢に出てきた恐ろしい姿のめぐみ(自分)がめぐみ自身(自分)を乗っ取ったのだと考えました。 思い返せば、てっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、ところどころ記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていためぐみ。自分の体に一体なにが起きているのかと不安が募っていったのでした。 ◇◇◇自分が自分でないような気がしたかと思えば、記憶も抜け落ちているように感じためぐみさん。不安になるのもうなずけます。混乱しているからか、ゆうきくんに対してもイライラをぶつけてしまいました。このときハッと我に返ることができてよかったですね。みなさんはイライラをわが子や家族にぶつけてしまったり、ぶつけてしまいそうになったりしたことはありますか? そのとき、どんな風に対応しましたか?バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月19日ママ・Aやん、パパ・Pやん、令和元年生まれの愛娘・コチコーちゃんのハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! 今回は妊娠9ヵ月のAやんさんに妊娠糖尿病の疑いが……! 入院は避けられたもののAやんさんは大ショック! さてどうやって乗り越えたのでしょうか?妊娠後期でまさかの妊娠糖尿病の疑いが……!!!!自分には全く縁のないものだと思って舐めていると、血糖値の数値が高かったらしく指摘されてしまいました。妊娠中はかなり食べ物には気を使っていたつもりだったのに……!それに体重の増え方も妊娠9ヵ月にして+4キロ。毎度健診の度に『優秀ですね〜! 』と褒められていたのでこれは本当にショックでした。結局、入院やインスリン注射はしなくていいとなりましたが、その代わり自宅で血糖値の自己測定をする羽目に……もうほんとにこれがめんどくさい。血糖値を測定する機器がまためちゃくちゃ優秀で、測った時間と血糖値は絶対にいじれないようにうまいことできています。(不正しようとすな)なので真面目に一週間いつも以上に食事には気を使いました。まずは最初に野菜をしっかり多めに食べて、炭水化物やたんぱく質はそのあとに……そしてゆっくりとよく噛んで、一気に食べずに分食をする……など。すると見事にたった一週間で血糖値はコントロールされ、先生にも褒められました!よく考えたら当たり前のことなのにこれができていなかったとは……自己測定が終わった今も引き続きこの習慣は続けています。自宅での測定が終わってからもなお4歳の娘から『ママ、血糖値測らないの?』と言われ続ける作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。娘コチコー(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2023年11月18日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?外遊びは苦手なこっちゃんですが、児童館は大好きです。ママもスタッフさんやママ友とおしゃべりして、気分転換ができました。しかし、困ったのは児童館の休館日。 午前中はグズるこっちゃんなだめて終了。お昼寝後は何をしても泣きっぱなしで、気分転換に外出してみても、ベビーカーでじっとしているだけ。帰宅するとやっぱり泣いてしまいました。 それからは、午後の外出でこっちゃんの機嫌が治ることもなく、ママの体力が奪われるだけなのでやめることに。あやしても泣き止んでくれないため、動画を見せるとあっさり落ち着いてくれました。あっさり泣き止んでくれてホッとすると同時に「私のあやした時間とは?」とモヤモヤした気持ちになり……。 「育児放棄している気分」自己嫌悪が止まらない ある日のこっちゃんですが、ママがあやしても例のごとく泣き止んでくれません。そのため、罪悪感を持ちながらも動画を見せることに。1時間以上経過したものの、消すとすぐに泣き出してしまうので動画に頼ってしまう日が続きます。 なだめることに疲れてしまい、動画と幼児向けテレビ番組を繰り返す日々。育児を放棄しているような気分になり「こんな生活じゃ、こっちゃんも私も幸せじゃないなぁ……」と落ち込んでしまいました。 こっちゃんが将来、学校になじめなかったらどうしよう……、授業についていけずに苦労したらどうしよう……と未来を悲観するママ。しかし、それでもテレビや動画に頼らずにはいられない……というまでにストレスが溜まっていたのでした。 子どものごはんを作ったり、お風呂にいれたり、一生懸命お世話をしていれば育児放棄ではありません。ママの体力と心を守るために動画を見せることは、決して悪いことではありません。子どものお世話に限界を感じてしまうときは、家族や友人に協力してもらいましょう。また、育児の悩みや子どもの行動が気になるときは、医師や専門家へのご相談をおすすめします。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月30日子どもを保育園に送っているから、子どものお便りに目を通したからと満足しているパパはいませんか? パパは育児を「やっているつもり」と思っていても、ママからすれば「中途半端」「全然やっていない」と思ってしまうことは少なくないようです。そして、このようなパパの行動はママのストレスになってしまうことが多いと語るのは、父親の育児参加のスペシャリスト、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生。そこで今回は、ママが不満をいだきがちな、パパの「やりがちなNG育児」を3つ取り上げ、パパとママの気持ちのズレや認識の違いがなぜ生まれるのかについて解説をいただきました。【ママの不満1】子どもの行事の把握はママ任せ保育園や幼稚園や習い事の行事予定などが書かれたお便り、地域からのお便り、予防接種や健康診断のお知らせなど子ども関連のお便りは育児に欠かせない情報が詰まっています。 しかし「保育園からプリントもらってきたよ」「ポストにお便り入っていたよ」とママに伝え、さらっと目を通しダイニングテーブルの上に置いて完了! というパパは少なくないと思います。 その結果、行事の日に間違えて出張を入れてしまったり、出かける間際になって「持ち物ある?」とママに確認したりするパパも。育児をするために必要な情報把握もきちんとしてほしいと思うママは多いのではないでしょうか。 小崎先生パパの中で、子どもの行事の対応はママがやるものだという意識があるのではないでしょうか。そういったパパたちには、保育園や幼稚園の行事担当をしてもらうと良いかもしれません。 この担当というのは、ただ行事へ参加するだけではありません。子どもの持ち物の準備も含みます。パパも自分が担当になれば、当事者意識を持てるでしょう。そうすれば自然と、その他のお便りの内容をきちんと把握するようになっていくのではないでしょうか。 なお、育児はやることがたくさんあるので、子どもの行事に限らず夫婦で役割分担をするのはひとつのやり方としておすすめです。ただし、その際には完璧に分担をしすぎないことが大切です。なぜなら、日々の育児は振り分けられないことや突発的に生じるものがたくさんあるから。分担を決めていたとしても、いつでも柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。日頃からお互いが歩み寄り、積極的に協力し合える関係をつくっていけるといいですね。 【ママの不満2】子どもの朝の身支度はママ任せ保育園や幼稚園の送迎をするパパは増えていますが、共働きの場合、パパだけでなくママも朝は忙しいのに、なぜか出発前、パパは自分の身支度をしてママが子どもの身支度をしているということはありませんか? 例えば、ママは子どもにご飯を食べさせたり、着替えさせたりしているのに、ゆったりと食事をして、自分の身支度だけ済ませて、「もういける?」なんてママに言ってしまっているパパ。子どもの身の回りの準備をママにすべて任せようとしたり、他人事のような言い方をしたりするパパに対して、不満を抱いてしまうママは少なくないようです……。 小崎先生パパが朝、保育園や幼稚園の送りをしている場合、ママはまだ家にいてゆっくりできるのだからラクなどと勘違いをしているのかもしれませんね。実際はママだって自分が職場に行くために身支度をしたり、朝食を食べたり、お皿洗いをしたりとやることはたくさんあるでしょう。なかには朝のうちに夕飯の下準備をしているという方もいるのでは。朝の時間は分担したり協力したりして乗り越えたいですよね。 やることがわかっていないパパの場合は、夫婦で一度、朝やることリストを書き出してみるのはどうでしょうか。実際に書き出してみると、これだけたくさんのことをママが担当してくれていたのかとパパに気づいてもらうことができます。 そのうえで、朝ご飯の準備はママ、子どもを着替えさせるのはパパなどと担当を決めれば、パパも子どもの朝の身支度が主体的にできるようになるのではないでしょうか。「家事・育児シェア」見える化シートなどを作成している自治体もあるので、参考にしてみるといいかもしれませんね。 参考:『「家事・育児シェア」見える化シート』,福井市総務部未来づくり推進局女性活躍推進課 【ママの不満3】子どもが体調不良のときのお迎えはママ任せ保育園や幼稚園の送迎を進んでやってくれるパパは増えているのですが、子どもが「熱を出しました。迎えにきてください」のような急な対応は、共働きであってもママがお迎えという家庭は多いようです。会社の状況、働き方にもよると思いますが、急なお迎えこそ対応してほしいのにと、緊急連絡先の1番目が自分であることに、モヤモヤするママたちもいるのではないでしょうか。 小崎先生本来育児はママがするものといった思い込みがあり、普段の送迎だけで十分自分は育児をしているのだと満足してしまっているパパも多いのではないでしょうか。また、ママが時短勤務の場合、ママの方が仕事がラクだとパパが思い込んでいる可能性も。でも残業ができない時短勤務のママたちは仕事の時間が削られるのが惜しく、普段残業でカバーできるパパに行ってほしいと思っているかもしれませんね。 ママとパパの仕事の内容や業務は単純に比べられるものではありませんし、ましてやママの仕事の方がラクなんてことはないですよね。だからこそ、夫婦でのすり合わせが重要になります。 お互いが納得いくよう、保育園などに連絡先を伝える前にしっかり話し合っておくことが大切です。もちろん、最初に連絡がくるのはママであっても、夫婦で連絡を取り合って、できる方がやると決めるのも良いと思います。あるいは、お互いの仕事の状況に合わせて、今月はママが忙しい時期だからパパ、来月はパパの会社の繁忙期だからママなどと事前に決めておくのもいいですね。 突然の早退を会社に言い出しにくい雰囲気がある場合は、あらかじめ上司にうちは共働きだから、子どものお迎えで急に抜けたり早退したりする場合があると相談しておくことも必要だと思います。また、受診や看病などで休まなければいけなくなった場合は有給休暇を利用する方が多いと思いますが、もしものために有給休暇を残しておきたい、すでに使い切ってしまったなんて場合には、「子の看護休暇制度」(一定の条件を満たせば子ども1人につき5日の休暇を取得できる制度)を活用するという方法もあります。 3つのネットワークをうまく活用してみてパパとママどちらも対応ができないといった場合も想定し、さまざまなネットワークを利用して子育てを乗り越えていってほしいです。そのネットワークには、親族ネットワーク(祖父母、きょうだい、叔父叔母など)、友だちネットワーク(ママ友やパパ友)、社会のネットワークなどがあります。 社会のネットワークとして、自治体がおこなうファミリーサポート(自治体によっては子どもの熱や病気に対応していないところもあるため事前確認が必要です)や病児保育、病児後保育の一時預かりといったものが活用できます。また、その他にも、自宅に病児保育を専門とした保育スタッフやベビーシッターを派遣してくれるサービスも。地域によって利用できる内容が異なるため、事前によく調べておくといいですね。 子どもの病気やけがは起こりうるもの。リスクマネジメントとして、日頃から夫婦で緊急時のスケジュール管理をしたり、手助けをしてくれるネットワークを用意しておいたりすると、ママもパパも安心できるのではないでしょうか。 ※保護者以外が降園時の引き渡しを担当する場合は、事前に保育園や幼稚園に、引き渡し先として連絡をしておく必要があります。 子育てを共にやっていくという気持ちを大切に多くのパパは頑張って育児をしていると思いますが、3つのケースでお伝えしたように、ママ任せな部分があるなかで「やっているつもり」になっている場合もあると考えます。まずパパには、育児は2人で共にやっていくという意識を持ってほしいと思います。そのうえで、ママが何をしているのかをパパは観察して、日頃やってくれている育児に気が付いたら積極的におこないましょう。 一方でママは、パパに対する不満が爆発してしまわないように、最初は大変かもしれませんがママからパパに要望を伝えることが大切です。経験が少ないパパの場合は、やるべき育児に気がついていないことも多いはず。ママがやったほうが早いし、スムーズに生活が進んでいくかもしれません。でも育児はこれからも長く続いていきます。パパに任せられることが増えれば、結果としてママの負担は軽くなるでしょう。小さな不満もそのままにせず、夫婦で声を掛け合って協力できる文化をつくっていってほしいと思います。(小崎先生)監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年10月30日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、絶対に2人を幸せにするのだと意気込んでいる様子。また、子どもが生まれたら、めぐみの育児を手伝うのだと張り切っています。一方で、飲み会でてっぺいの帰りが遅く、待ちくたびれためぐみは先に就寝。飲み会から帰宅したてっぺいはめぐみを気遣い、自分で夜食を作りましたが、翌朝シンクに残された洗い物を見てめぐみは一瞬複雑な心境に……。さらにてっぺいはベビー用品の準備について、「めぐみに任せる」とどこか他人ごと。 その後、ベビー用品の下見中、大学時代の2人の同級生と久しぶりに顔を合わせたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。ママになった同級生を見た夫の衝撃発言 食事のあと、ベビー用品を見に行っためぐみとてっぺい。 ベビー用品の売り場で、大学時代の同級生であるさえと久しぶりに顔を合わせます。 めぐみが息子の健太くんはどうしたのかと聞くと、さえは、「旦那に見させてるよ」「平日いつもワンオペで頑張ってんだから、こうやって息抜きさせてもらわないとやってらんない」と夫への愚痴をこぼします。 その後も、「仕事帰りにおむつを買ってくるよう頼んだら間違えて買ってきた」などと夫への不満を連発。しまいには「夫を捨てたい」とまで……。 すると、さえが去ったあと、てっぺいがうすら笑いをしながら口を開きました。 「ああなったらおしまいだね」「世の中には綺麗な母親もいっぱいいるじゃん。めぐは絶対にあんな風にならないよ」 さらに、さえのことを、ママになって輝きがなくなった、服もダサい、体型もだらしがない、旦那さんもかわいそうだと言いたい放題。 てっぺいの言葉を聞いためぐみに一抹の不安がよぎります。そして「頑張る……ね」と言うのが精一杯なのでした。 ◇◇◇ 妊娠や出産を経て体型が変化したり、普段の育児に疲れ切って旦那さんの愚痴をこぼしたりするさえさんを見て、見下すような発言を連発したてっぺいさん。「めぐみさんはさえさんのようにはならない」と言い切っていますが、めぐみさんにとってはプレッシャーですし、同じ女性として気持ちのいい言葉ではありませんよね。また、「私だってこの子が生まれたら」と話すめぐみさんの言葉をさえぎり、自分の気持ちばかり話すてっぺいさんの姿から、夫は自分の話を聞いてくれないのだと不安になってしまったのではないでしょうか。てっぺいさんには、めぐみさんの声にもきちんと耳を傾ける意識を持ってもらいたいものですね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月24日育児をするまでは、夫婦の不仲など一切自分とは関係ないと思っていたまいこさん。しかし、子どもを出産し、いざ育児が始まると、夫とのすれ違いや義母との関係に悩むことに……。なかでも、自分の考えを押し付けてくる義母にはうんざりしていました。そんなある日、義母がまいこさんの家の近くに引っ越してきたことを聞きます。そして、これからは義母が毎日まいこさんの家で食事を作り、「ご飯を一緒に食べる」と言ってきたのです。そのほか、義母の言動や行動は日に日にエスカレートしていき、義母に振り回されるまいこさんとはると君。 ある日、義母と3人で外出していたときのこと、義母ははると君にハーネスが付いていることに気付きます。 「子どもを紐でつなぐなんて、一体だれが考えたのかしらね」 そう言うと、ハーネスを勝手に外してしまったのです。 義母がハーネスを外したことで、道路に飛び出してしまったはると君ですが、ギリギリのところで運転手の男性が車を停止してくれたおかげで、無事に命は助かったのでした。 この一件から、まいこさんは「はるとは私が守らなきゃ」と決意。 荷物をまとめると、家を出ます。 ただ、行先を決めていなかったまいこさんは、どこへ行くか困っていました。 すると、ちょうどそのときタイミング良く友人から連絡が来たことで、その友人の家に泊めてもらうことになったのですが……!? 友人に今までのことを話すと「ありえない」と言われて… 義母とのエピソードを友人に話すと、「はぁ? ありなくない?」とひと言。 「離れなきゃあんたが壊れる」そう言うと、「来てくれて良かったよ」とまいこさんに伝えたのでした。 「やっぱり離婚すべきなのかな」 まいこさんの頭には"離婚"という2文字がよぎったのでした。 頼りになる友人がいて良かったです。こういうとき、気持ちに寄り添って話を聞いてくれる人がいると心強いですよね。話を聞いてくれただけでも、まいこさんの心は少し軽減したのではないでしょうか。 作画:らみー 著者:ライター まいこ
2023年10月23日育児をするまでは、夫婦の不仲など一切自分とは関係ないと思っていたまいこさん。しかし、子どもを出産し、いざ育児が始まると、夫とのすれ違いや義母との関係に悩むことに……。なかでも、自分の考えを押し付けてくる義母にはうんざりしていました。そんなある日、義母がまいこさんの家の近くに引っ越してきたことを聞きます。そして、これからは義母が毎日まいこさんの家で食事を作り、「ご飯を一緒に食べる」と言ってきたのです。そのほか、義母の言動や行動は日に日にエスカレートしていき、義母に振り回されるまいこさんとはると君。 ある日、義母と3人で外出していたときのこと、義母ははると君にハーネスが付いていることに気付きます。 「子どもを紐でつなぐなんて、一体だれが考えたのかしらね」 そう言うと、ハーネスを勝手に外してしまったのです。 義母がハーネスを外したことで、道路に飛び出してしまったはると君。 しかし、ギリギリのところで運転手の男性が車を停止してくれたおかげで、無事に命は助かったのでした。 この一件から、まいこさんは「はるとは私が守らなきゃ」と決意。 荷物をまとめると、早速行動に移すのでした……。 「息子を守る」と強く決心! 荷物をまとめると… 義母の言葉を無視し続けたまいこさん。 まとめた荷物を持つと、行先も告げずに家を飛び出しました。 しかし、家を出たのはいいものの、行き先は決まっていなかったのです。 そんなとき、タイミングよく友人から連絡が……! 事情を話すと、「うちに泊まりな」と言ってくれたため、泊まらせてもらうことに……。 まいこさんはホッとして安堵するのでした。 まいこさんに限界が来てしまったのですね。ただ、今は義母と距離が近すぎるので、少し距離を離れたほうがお互いいいかもしれません。やさしい友人が家に泊めてくれたようで良かったですね。 作画:らみー 著者:ライター まいこ
2023年10月22日育児をするまでは、夫婦の不仲など一切自分とは関係ないと思っていたまいこさん。しかし、子どもを出産し、いざ育児が始まると、夫とのすれ違いや義母との関係に悩むことに……。なかでも、自分の考えを押し付けてくる義母にはうんざりしていました。そんなある日、義母がまいこさんの家の近くに引っ越してきたことを聞きます。そして、これからは義母が毎日まいこさんの家で食事を作り、「ご飯を一緒に食べる」と言ってきたのです。そのほか、義母の言動や行動は日に日にエスカレートしていき、義母に振り回されるまいこさんとはると君。 ある日、義母と3人で外出していたときのこと。 はると君にハーネスが付いていることに義母が気付きます。 「子どもを紐でつなぐなんて、一体だれが考えたのかしらね」 そう言うと、はると君のハーネスを勝手に外してしまって……!? ハーネスを外した次の瞬間……! 車が何台も通る大通りで、突然ハーネスを外してしまった義母。 すると次の瞬間、はると君が車道に飛び出してしまったのです。 キキ―――――ッ!!!!! 車の急ブレーキが鳴り響くと、男性が「危ないだろ!!」と車から降りてきました。 「なんでそれ外したんだ!!」 義母に向かって強い口調で話しかける男性。 しかし、男性が気を付けて運転していたお陰で、はると君は一命を取り留めることができたのでした。 男性に指摘されても、いまいちピンと来ていないリアクションの義母。ハーネスを外したことで、こうなってしまったという現実を理解していないのでしょうね……。とにかくはると君が無事で良かったですが、同じことを繰り返さないためにも、義母とはしっかり話をする必要がありそうです。 作画:らみー 著者:ライター まいこ
2023年10月20日育児をするまでは、夫婦の不仲など一切自分とは関係ないと思っていたまいこさん。しかし、子どもを出産し、いざ育児が始まると、夫とのすれ違いや義母との関係に悩むことに……。なかでも、自分の考えを押し付けてくる義母にはうんざりしていました。そんなある日、義母がまいこさんの家の近くに引っ越してきたことを聞きます。そして、これからは義母が毎日まいこさんの家で食事を作り、「ご飯を一緒に食べる」と言ってきたのです。そのほか、義母の言動や行動は日に日にエスカレートしていき、義母に振り回されるまいこさんとはると君。 ある日、義母と3人で外出していたときのこと。 はると君にハーネスが付いていることに義母が気付きます。 「子どもを紐でつなぐなんて、一体だれが考えたのかしらね」 そう言うと、勝手な行動に出てしまって……!? はると君のハーネスに気付いた義母が驚きの行動に… 「ハーネスは取らないでください」 まいこさんの言葉を無視する義母は、勝手にハーネスを外してしまいます。 「ほーら。これで自由よ」 そう言うと、満足そうに微笑む義母。 しかし、はると君にハーネスが付いていたのは、ちゃんと理由がありました。 多動とまではいかないものの、気になると一目瞭然に走り出してしまう好奇心旺盛なはると君。 まいこさんは、はると君の命を守るため、ハーネスを付けていたのです。 義母がハーネスを外した場所は、車が何台も走る大通り。 それに加えて自転車もよく通る道だったため、まいこさんは、何だか嫌な予感がしてしまうのでした。 ハーネスを勝手に外してしまった義母ですが、きっとハーネスを付ける意味をちゃんと理解していなったのではないでしょうか。とはいえ、交通量の多い場所というのもあり、何かあったとき「知らなかった」では済まされないですよね……。子どもの安全を一番に考え、理解してもらえることを願うばかりです。 作画:らみー 著者:ライター まいこ
2023年10月19日初めてのコロナ禍での出産。出産予定のクリニックには売店やコンビニがなく、飲み物の自動販売機がひとつだけ。面会も制限されていたので、買い物を頼むこともできず……。想定外の入院生活で、準備不足だったことを後悔したお話です。コロナ禍での初めての妊娠・出産2022年に第3子となる次男を出産しました。第1子は14年前、第2子は4年前の出産だったので、新型コロナウイルスが流行し出してからは初めての妊娠・出産です。私が出産したのはクリニックで、院内に売店やコンビニがなく、飲み物の自動販売機がひとつあるだけでした。 産後の入院中、面会ができるのは同居の夫か実母のみと決まっていました。私の母は別居なので面会の対象外、夫も仕事があるので入院中の面会は難しいとのことで、下着やパジャマ、タオル類は多めに持って行きました。 母乳をあげているせいか、すさまじい空腹感入院バッグにはペットボトル数本と、小腹が空いたときにつまめるように小分けになったバームクーヘンを入れて持って行きました。そして、無事に次男を出産し、そこから5泊の入院生活がスタート。翌日から母子同室になり、母乳推奨のクリニックだったので育児用ミルクはあまり足さず、母乳が出るように頻回授乳で頑張りました。 母乳は大した量が出てないはずなのに、すぐに襲ってくる空腹感。持って行ったバームクーヘンは2日で食べきってしまい、面会や差し入れもなかったので、空腹感に耐えながら残りの日数を過ごしました。 もっとお菓子を持ってくればよかった夜中の授乳がスムーズに終わって次男も寝てくれて、眠れるチャンスだというのにおなかが空いて眠れない……なんて日もありました。こんなことなら、お菓子をもっとたくさん持ってくればよかった……と後悔。 上の子たちのときはコロナ禍での出産ではなかったので、面会や差し入れを自由にしてもらえ、総合病院だったので院内にコンビニがあり、おなかが空いても自分で食料調達できたのです。今回は面会制限があったので、着替えは多めにと準備しましたが、差し入れもしてもらえないということをすっかり頭から抜けていました。 下着やパジャマ、スリッパやティッシュなどの必要最低限の入院準備は整っていたものの、母乳をあげているとこんなにおなかが空く、という点は盲点でした。もし次回も同じようにコロナ禍での出産をし、面会制限があるような状況だったら、お菓子や軽食も忘れずに準備しようと心に誓いました。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2023年10月19日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが秋冬に流行しやすいノロウイルスについて教えてくれました。ノロウイルスは感染してからの対処法が重要です。間違った対処法をしてしまうと、家庭内感染など感染が広がってしまうことも……。ぜひ確認しておきましょう!秋や冬になると流行するものとして、ノロウイルスなどの胃腸炎があります。お子さんがかかったときに慌ててしまって、実はNG な対応をしている場合があるかもしれません。そこで今回は、ノロウイルスにかかったときの対処法についてお話ししていきます。 ノロウイルスとは?ノロウイルス感染症は、赤ちゃんだけではなく高齢者までの幅広い年齢層に急性胃腸炎を引き起こす、ウイルス性の感染症です。1度かかっても免疫がつきにくいので、何度もかかることがあります。 冬に多く発生して、11月ごろから流行がはじまり12〜2月にピークを迎えますが、年間を通して発生することもあります。 原因ウイルスであるノロウイルスは、人の腸管内のみで増えますが、乾燥や熱にも強く長期に生存ができ、感染力が非常に強く、少量のウイルス(10〜100個)でも感染・発症します。 どんな症状?ノロウイルスは体内に入った後、主に「腹痛・下痢・吐き気・嘔吐」の症状を引き起こします。潜伏期間は12〜48時間です。赤ちゃんの場合は食品からというより、家族から感染したり、支援センターなどの公共施設の物品に触れたり空気感染することが考えられます。 ノロウイルスは吐き気が突然、強烈に起きるのが特徴で、勢いよく吐くことが多いです。 発症後、通常であれば1〜2日程度で症状は治まります。下痢は水様性で、重症例では1日に十数回も見られますが、通常は2〜3回で治まります。 その他の症状としては、発熱のほか、筋肉痛、頭痛などが見られますが、後遺症が残ることもなく、いずれも軽症です。赤ちゃんの場合、吐き気や腹痛を言葉で表現できないため不機嫌になったり泣き続けることがあります。 嘔吐したときは、感染予防対策に気をつけて赤ちゃんが勢いよく吐いて機嫌が悪い場合、他のウイルスの可能性もありますが、ノロウイルスの感染を疑って、念のため感染対策をするようにしましょう。下痢は嘔吐してから遅れて見られることが多く、対策が不十分だとお世話をするママや家族に家庭内感染してしまいます。早めに対応するようにしましょう。 ノロウイルスは、アルコール消毒剤や熱に強いのが特徴です。嘔吐物の処理をするときに感染予防としてアルコールで除菌される方もいると思います。しかしノロウイルスの場合、熱やアルコールに強いのが特徴のため、それだけではウイルスは除去できないので注意しましょう。 嘔吐物の処理を適切に行うことで、家庭内感染も防ぐことができます。嘔吐物の基本的な処理方法は下記の通りです。参考にしてみてください。 1. 処理は最小限の人数で、直接触らないように行う嘔吐するとウイルスを含んだ水滴が1~2m程度の範囲に飛散するので、処理をする人以外は近づかないようにしましょう。そして処理をする人は、使い捨ての手袋やマスク、エプロンなどを着用し、ペーパータオルを使ってできる限り嘔吐物に直接触れないようにします。使用したものは、袋にまとめて口をしっかり縛って破棄しましょう。処理後は、手袋をしていたとしても流水で石鹸を使ってしっかり手洗いをしましょう。 2. 嘔吐物をすばやく取り除くしっかり洗浄・消毒できずに取り残された嘔吐物は、乾燥すると空気中を漂ってしまいます。それを吸い込むことで感染が広がる恐れがあるため、嘔吐物周辺の壁や床などの広範囲をすばやく洗浄・消毒しましょう。 3. 感染している人と嘔吐物を処理した人の衣類を適切に洗う嘔吐物が飛び散った衣類は下洗いをした後、塩素系漂白剤を水で薄めた液で消毒し、十分にすすぎます。高温の乾燥機を使用するか、85℃以上のお湯に1分間以上浸すと殺菌効果が高まります。すぐに洗えないときは衣類をビニール袋に入れて密封し、周囲にウイルスが付着しないように気をつけましょう。 水分補給や食べ物はどうする?嘔吐や下痢で水分が失われるので、水分補給が必要です。しかし、水分をとりすぎてしまうことで、余計に嘔吐を誘発してしまい悪化してしまうことがあります。 胃腸炎のときの水分は、赤ちゃんにとっては母乳が適しています。混合栄養の場合も、分泌量に関わらず母乳をメインにあげるようにしましょう。育児用ミルクやそれ以外の水分補給は、様子をみながら少量ずつこまめにあげるようにします。飲めなかったり、飲んでもそれ以上に吐いてしまう場合は、点滴治療が必要になる場合もあるので受診するようにしましょう。 ノロウイルスには、治療薬がなく対症療法となります。ウイルスを体外に出すことが大切なので、下痢止めなどは使えません。症状が落ち着くまで、お世話をするママにとってはつらいかと思います。症状が安定してきて、本人が水分や食事を欲しがる場合でも、小さなお子さんは一気にとりすぎてしまうこともあるので、少量ずつからにするよう大人が調整してあげましょう。 まとめ赤ちゃんはいろいろなものを触ったり、口に入れてしまいます。感染を予防するのは難しいかもしれません。周りの大人からの感染を予防するためにも、家族みんなで手洗いをしっかりしていきましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年10月18日育児をするまでは、夫婦の不仲など一切自分とは関係ないと思っていたまいこさん。しかし、子どもを出産し、いざ育児が始まると、夫とのすれ違いや義母との関係に悩むことに……。なかでも、自分の考えを押し付けてくる義母にはうんざりしていました。そんなある日、義母がまいこさんの家の近くに引っ越してきたことを聞きます。そして、これからは義母が毎日まいこさんの家で食事を作り、「ご飯を一緒に食べる」と言ってきたのです。これからは義母が毎日まいこさんの家で食事を作り、「ご飯を一緒に食べる」と言い出してきたほか、孫に向かって「ばぁばのことはママって呼ぶのよ」と言うなど、義母の行動や発言に、まいこさんとはると君は振り回されてしまう日々が続くのでした。 とうとう耐え切れなくなったまいこさんは、夫に相談することに。 しかし、話し合っている最中に2人の意見は衝突! 結局、険悪な雰囲気になってしまっただけで、何も解決しないのでした。 そして、そんな生活が1カ月ほど経過したころ、まいこさんがお迎えに行くと、保育園の先生に呼び止められてしまいました。 先生から聞かされたのは、息子はると君がここ最近園での変化があったということのほか、義母の行動によってクレームが入ったという事実でした。 まいこさんは、驚くと同時に謝罪をするのですが……!? 義母の迷惑な行動について思わず謝罪!すると先生は… 「はるちゃーん! ママが来たわよ~~~」 義母の声にビクッ!!と反応するはると君。 義母に質問されると、思わず逃走。 そして、ママの背中に隠れてしまったのです。 「すみません。最近内気で……」 まいこさんが謝ると、嫌味を言う義母。 そして、いつしか義母は人目をはばからず、自分のことを「ママ」と言うようになっていったのです。 義母の声に反応したり、身震いするなど、ついに拒否反応が出始めてしまったはると君。子どもは正直なので、態度に出てしまいますよね……。また、ついに人目をはばからず自分のことを「ママ」と言うようになった義母。皆さんはどう思いましたか? 作画:らみー 著者:ライター まいこ
2023年10月17日育児をするまでは、夫婦の不仲など一切自分とは関係ないと思っていたまいこさん。しかし、子どもを出産し、いざ育児が始まると、夫とのすれ違いや義母との関係に悩むことに……。なかでも、自分の考えを押し付けてくる義母にはうんざりしていました。そんなある日、義母がまいこさんの家の近くに引っ越してきたことを聞きます。そして、これからは義母が毎日まいこさんの家で食事を作り、「ご飯を一緒に食べる」と言ってきたのです。これからは義母が毎日まいこさんの家で食事を作り、「ご飯を一緒に食べる」と言い出してきたほか、孫に向かって「ばぁばのことはママって呼ぶのよ」と言うなど、義母の行動や発言に、まいこさんとはると君は振り回されてしまう日々が続くのでした。 とうとう耐え切れなくなったまいこさんは、夫に相談することに。 しかし、話し合っている最中に2人の意見は衝突! 結局、険悪な雰囲気になってしまっただけで、何も解決しないのでした。 そして、そんな生活が1カ月ほど経過したころ、まいこさんがお迎えに行くと、保育園の先生に呼び止められてしまって……!? 息子の様子がおかしいと言われ… 「最近はると君元気がないので」 保育園の先生に、はると君の様子に変化があったことを聞かされたまいこさん。 また、義母がほかの園児に対して、余計な口出しをしていた事実も判明します。 「申し訳ないです」 謝罪をするまいこさんに先生は、「近いうちに話し合いの場を設けましょう」と提案。 さらに「困ったときは頼ってください」と、頼りがいのある言葉を言ってくれるのでした。 園での様子に、変化が見られるようになってきてしまったはると君。先生の「困ったときは頼ってください」と、親身になってくれるこの言葉はうれしいですね。 作画:らみー 著者:ライター まいこ
2023年10月16日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんがママたちに聞いてじぃじ・ばぁばのちょっと困った育児論について教えてくれました。時代も変化し、昔と今では育児方法が異なることも多々ありますよね。良かれと思ってやってくれているけれど……実は困っている祖父母の子育てエピソードあなたもありませんか……?育児をしている中で、祖父母のサポートはとても助かるものです。しかし、年々変化している育児でママ世代とお世話の方法が合わずに悩んでしまうこともあるかと思います。そこで今回は、祖父母がしてくれる赤ちゃんのお世話で困ってしまったことについてお話ししていきます。 アレルギーに関しての危機感が薄い!?今から50年前には日本では「アレルギー」は、ほとんどありませんでしたが、現在では3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。今のママたちは、昔に比べると食物アレルギーに対しての意識が高いといえます。食物アレルギーがあることを祖父母に伝えていても、「気にしすぎだ」、「少しなら大丈夫」などと自己判断して与えてしまったというお話を聞くことがあります。 また、知らないうちに初めて食べるものを祖父母があげていたということもあるようです。 初めて食べた食材でもアレルギー症状が出なかったなど大事には至らなかったケースもありますが、赤ちゃんが初めて食べるものはもちろん、アレルギーがある場合はその原因食物について細かく祖父母に伝えると共に、どういうアレルギー症状がでるか、お菓子や食事をあげる場合には必ず確認してほしいことなど伝えましょう。 例えば、卵であれば目には見えなくても、お菓子やパン、料理のつなぎとして入っている場合があります。成分表を確認するようにお話ししておきましょう。義両親の場合、自分で伝えづらい場合にはパパに伝えてもらったり、アレルギーについての本やサイトの紹介をしておくのも良いかもしれません。 冬の寒い日は厚着をさせないと風邪をひく!?冬の寒い時期になると、風邪をひかないようにと厚着をさせすぎてしまう祖父母が多いようです。 また、服装をみて「そんな薄着をさせて……」と注意を受けることも多いようです。 乳児は体温調整機能が未熟で、末梢循環がうまくできずに、身体が温かくても手足が冷たくなっていることがあります。室内でも手袋や靴下で末梢を温めすぎると、体温調整機能が発達しづらいといわれています。また、米国立小児保健・ヒト発育研究所(NICHD)の調査によると、「着せ過ぎ」は放熱を妨げ、小児を高体温化(うつ熱)にし、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが上がるといわれています。 実際に厚着をしている赤ちゃんが背中にびっしょり汗をかいていたり、ほっぺが真っ赤になって体温が上がりすぎている場合もあります。 また、洋服の素材が薄手であっても保温性の高いものも出てきており、見た目より温かい場合もあります。 室内でも、空調機能の向上やマンションなど機密性が高い建物では冬場でも室内では薄着で過ごすことも多くなっています。室内では、特に睡眠中の赤ちゃんに、帽子、靴下、足付きロンパース、毛布などの「着せ過ぎ」は良くないことを伝えていきましょう。 まとめ頻繁に会う祖父母でなければ、特に言いづらいということもあるかと思います。孫をかわいがってくれるおじいちゃん・おばあちゃんには感謝を伝えつつ、わが子のために必要なことはちゃんと伝えられる関係性をつくっていきたいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年10月15日私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!
こどもと見つけた小さな発見日誌