「産後 骨盤 矯正」について知りたいことや今話題の「産後 骨盤 矯正」についての記事をチェック! (18/39)
ウーマンエキサイトのみなさんこんにちは、まつざきしおりです。いつもはふわーっとした、味のない麩菓子のような育児漫画を描きがちな私ですが、(それ麩菓子やなくて、要はお麩やん)。私と同じように、バセドウ病にかかり不安な思いをされている方がもしかしているのでは…と思い、自身の体験が少しでもお役に立つことがあればと、筆をとることにしました。■バセドウ病は比較的女性に多くみられる病気バセドウ病だと診断される前は、産後の慣れない育児のストレスや疲れからくる不調だと思っていたのですが、みるみるうちに悪化していく症状が一体なんなのか分からず、とても恐ろしかったです。また、病気の関係で、家事育児がうまくこなせなくなっていき、「なんでこんなこともできないんだよおぉ! チックッショー!」と自己嫌悪に陥ることも。現在は治療の甲斐あって、薬を飲みつつではありますが、普通の生活が送れるようになりました。症状が落ち着いた後、友人にも、バセドウ病だったことを打ち明けることがあったのですが、「バセドウ病の人、私も知り合いにいるよ」という話を聞くことがあり、同じ病気を抱えている人が意外とたくさんいるという現実を知りました。これからバセドウ病が発覚するまでの過程や治療方法、その後バセドウ病と逆の甲状腺機能低下症にかかって現在に至るまでのお話を書きたいと思います。 ■初めての育児で慢性寝不足になりフラフラに理想と現実はこうも違うものかと思い知らされた初めての育児。「世のお母さん達はみんなこれやってるのか! まじか! みんな超人なんちゃうん!?」と、それはそれは、かなりの衝撃を受けました。夜間授乳に夜泣き、さらに早朝フルハイテンションで叩き起こしてくるわが子。慢性寝不足でフラフラ。今、神龍(シェンロン)が現れたら、間違いなく「好きなだけ寝る時間おくれぇ!」と言うわ、と思う日々。しかし、そんな日々睡眠を求めていた私が、ある日を境に、全然眠れない身体になるのでした。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全6話)毎日9時更新!
2021年07月05日登場人物おかめ:息子の成長記録にと日々育児マンガを描いている。夫:普通のサラリーマン。最近の悩みは『ちょっぴり出てきたお腹』おまめ:2015年夏に生まれた我が家の長男。電車と恐竜に夢中。最近の乗りたい電車は『京とれいん』こまめ:2021年冬に生まれた我が家の長女。とてもよく寝る。足が強い。産後1ヶ月、いざ検査へ…!※75g経口ブドウ糖負荷テスト…糖尿病を確実に診断できる検査妊娠糖尿病の症状や治療・予防法など詳しい解説は以下の記事をご覧ください。編集後記おかめさんは第二子を妊娠中、妊娠糖尿病と診断され、管理入院などで不自由な生活を余儀なくされていました。そして産後1ヶ月のとき、糖尿病への移行はないかを調べる検査が行われたようですね。入院時の辛かった記憶もよみがえり、ネガティブな気持ちを抱えながら挑んだ検査でした。採血の数も多く身動きがとれない時間は長く感じたことでしょう。結果は、数値に異常はなく、糖尿病への移行がないとのことでした。いつまで続くのかもわからなかった妊娠糖尿病との闘いでしたが、抱えていた不安な気持ちは一気に払拭されたのではないでしょうか。また、治療を頑張ったその経験は、大きな自信になりますね!(ままのて編集部)妊婦さんなら誰でもかかる可能性がある妊娠糖尿病。日本産婦人科学会によると、妊婦さんの7~9%は妊娠糖尿病と診断されるそうです(※)。妊娠糖尿病に関する不安なことや正しい予防法・治療法についてはかかりつけの医師に相談してくださいね。妊娠糖尿病に関する漫画はこちら妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2021年07月05日3話寝不足はイライラと直結する昼は仕事、夜は起こされてまともに眠れない。それに、妻は四六時中ピリピリモード。「オレも大変なんですよ!」と田中は職場でこぼします。 先輩パパでもある同僚の鈴木さんも、かつて田中と同じ状況を体験していました。自身の経験から導き出した、産後の“モンスター化”したママに、夫ができることとは!?鈴木さんのターン。必見です。 ©のりつけ雅春 鈴木さんが導きだした、産後頑張っている妻に夫がしてあげられること。それは、「1分1秒でも多く、奥さんを寝させてあげる」こと! これには、共感できるママさんも多いのではないでしょうか?鈴木さんのアドバイスに、田中はどう行動する!?監修/助産師REIKO ★♡★♡ベビカレ夏のマンガ祭り★♡★♡マンガ家100人突破を記念して『べビカレ夏のマンガ祭り』開催中!大人気のマンガコンテンツを増量し、レギュラー連載に加え、新たにスペシャルゲスト24作品を配信♪ 無料でザクザク読めちゃう!ぜひチェックしてくださいね!著者:イラストレーター のりつけ雅春漫画家。小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌上で「アフロ田中」シリーズを約20年に渡り掲載中。最新シリーズ「結婚アフロ田中」は、これまでの層からはもちろん、子どもを持つ女性たちからの人気も高い。現在、新シリーズ企画中!
2021年06月29日出産時や産後の入院時にあると便利だなと思うグッズについて、助産師の目線からご紹介していきたいと思います。 栄養補給・水分補給のために陣痛は子宮の収縮によって起こります。子宮の筋肉は疲労やカロリー不足になると収縮が弱くなり、陣痛が弱くなってしまうこともあります。長期戦の陣痛のためには、栄養が必要です。また、陣痛の間は汗をかき、陣痛を逃すための呼吸法は口が乾くので、水分補給も必要です。 おすすめの食べ物&飲み物・栄養補給ゼリー(陣痛の合間に栄養が簡単に取れます)・グミやチョコレート(陣痛の合間や夜間の糖分補給に効果的です)・フルーツ(水分補給と一緒に糖分もとれます)・ペットボトル入りの飲み物(院内ではお茶や水などが人気で夜間などは飲みたいものが売り切れていることもあります)・ペットボトルに装着できるストロー(横になっているときは、ストローがないと飲みづらいです) 陣痛の痛みを緩和するために陣痛の間は、痛みをできるだけ和らげてあげることが大切です。痛みは、温めると緩和されます。また、赤ちゃんが降りてくると、おしりを内側から押されているような強い圧迫感が出てきます。 おすすめの痛みを緩和するグッズ・貼るタイプのカイロ(腰や下腹部に貼って温めます)・靴下・レッグウォーマー(足元の冷えは陣痛を弱めることもあり、足首にあるお産のツボ「三陰交」を温めると有効な陣痛がくることがあります)・テニスボール(赤ちゃんが降りてくるとおしりが圧迫されて痛みでつらくなります。ゲンコツやテニスボールで肛門を圧迫して、児頭を上に持ち上げる感じにして肛門への圧迫を逃します) 汗や疲れを緩和するために陣痛中は汗をかきやすく、不快になることもあります。出産が長い状況になると、疲労や睡眠不足は体力を低下させることになり、気持ちも後ろ向きになってしまうことで分娩に時間がかかるようになってしまうこともあります。できるだけ、不快を和らげて気分を前向きになるようにしていくことが大切です。 おすすめの疲れを緩和するグッズ・汗拭きシート(汗をかいたときに使うと、さっぱりして気分転換にもなります)・リップクリーム(陣痛中の呼吸法を続けていると、唇が乾いてきます)・ハンカチタオル・ハンドタオル(汗を拭くタオルはあまり大きくないほうが使いやすいと思います)・うちわ(陣痛中に汗をかいたり、暑いときに仰いでもらいます)・音楽(自分の好きな曲をかけると、気分も落ち着きます。携帯に入れておいたり、CDをかけてもらったりしても良いかと思います) その他、入院中にあると便利なもの出産時だけではなく、産後の入院中にあると便利なものをご紹介します。 入院中にあると便利なグッズ・カーディガンなど薄手の羽織るもの(季節によってはパジャマだけでは肌寒いことがあります)・メモ用紙・ペン(分娩時の様子を書き留めておいたり、助産師からのアドバイスなどをメモしておけます)・携帯電話やスマホの充電器(出産の報告など携帯電話を使う場面も多く、いざという時に充電が切れているというトラブルを防げます)・カメラ・ビデオ(スマホで撮っている方も多いですが、やはりきちんと残したい場合などに)・S字フック(ベット柵など手の届くところに小さめなカバンやゴミ袋をかけておくと、陣痛中や授乳や抱っこなど動けないときに便利です)・ハンガー(濡れたタオルなど一時的に乾かしておけます)・ヘアゴム(髪の長い方は、出産時や産後の授乳や育児時には髪をまとめておくと邪魔になりません)・乳頭の保護クリーム(ラノリンや馬油。乳首に傷ができたときや痛みが出てきたときに早めに塗っておくと悪化しづらいです) うちわ、テニスボールなどは病院にあるところもあります。院内に売店がある場合も、品切れや営業時間外に必要になる場合もあるので用意しておくと安心です。病院にあるものについて、妊婦健診時などで看護師や助産師に確認しておくのも良いかと思います。その他、必要な持ち物は病院によって異なるので、早めに確認しておきましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年06月26日この記事では、おしりのあたりにあることが多い蒙古斑が足の甲にあったという赤ちゃんのママのエピソードを紹介しています。蒙古斑を指摘されるたびに不安になったママがその不安をどう乗り越えたのか教えてくれました。 赤ちゃんのおしりのあたりにあると思っていた蒙古斑。わが家の次男は足の甲にあります。生まれたときは色が濃く、目立っていました。出産後、赤ちゃんの蒙古斑を周りに指摘されるたびに不安になりました。その不安をどう乗り越えていったか、当時の体験談を紹介します。 赤ちゃんの足に「あざ」出産後、病室で初めて次男をよく見たときに、足の甲にあざがあることに気づきました。「このあざは何だろう?」と心配になった私は、先生に聞いてみると“蒙古斑”とのこと。「蒙古斑はおしり以外のところに出る場合もあります。この子の場合は蒙古斑が足に出ただけ。成長とともに消えていくことが多いので、あまり心配しないでください」と言われました。 あまり心配しなくていいことがわかったものの、赤ちゃんを見た人からは「これは何?」とよく聞かれます。聞かれるたびに「こうやって毎回聞かれるのかな……」と不安になりました。 長男のお友だちにも指摘されてある日、長男と次男を連れて公園へ行きました。長男はお友だちと砂場で遊んでいたため、私はその近くで生後6カ月の次男をベビーカーに乗せてあやしていました。すると、長男のお友だちが私たちのそばに来て、一緒に遊んでくれることに。 そのとき、次男の足を見た長男のお友だちから「何で足がこんな色なの?」という質問が。産後よりも色が少し薄くなってきたとはいえ、「こんな色をしていると気になるものなんだ……」と改めて感じました。 きちんと説明をすればわかってくれる!次男の蒙古斑のことを質問されたとき、お友だちのママがすかさずフォローをしてくれました。お友だちのママが「生まれるときにこういうあざが出るんだよ」と説明すると、子どもたちは納得してくれました。 このやりとりを見て、周りの人に蒙古斑のことを聞かれたらきちんと説明して疑問を解決してあげれば、不思議に思われることなくお友だちとも仲良く遊べるんだ、と感じました。足に蒙古斑があっても次男はとっても元気でよく笑う子です。あまり気にする必要はないということに気づきました。 蒙古斑はよく見える位置にあったので不安な気持ちになりましたが、周りの人にもきちんと説明するようにしています。現在は、生まれたときから比べると薄くなってきました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/Michika著者:石井はな0歳と3歳、二男の母。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は家庭菜園。
2021年06月22日娘が活発に動くようになり、片ときも目が離せない日々で心身ともにヘトヘトだった、産後7カ月ごろのことです。ついにそのときがやってきました。 ワンオペ育児でヘトヘト状態だった産後7カ月初めての出産で幸せいっぱいだった私。でも、現実の育児生活は、思いのほか過酷なものでした。 娘は生後2カ月で哺乳びん、育児用ミルクともに拒否するようになり、何度かチャレンジしましたが結果は変わらず、完全母乳で育ててきました。夫は仕事の都合であまり育児に参加できず、私の育児は常にワンオペ状態。私は休むことも眠ることもままならず、トイレすら自由に行けない毎日でした。さらに生後7カ月になると、寝返りや不安定ながら自分でおすわりをするようになり、娘からいっときも目も手も離せない状態に。当時30歳でしたが、私は心身ともにヘトヘトでした。 「おりもの増えた?」と思ったのが最初の兆候そんなときです。それは突然やってきました。最初は「あれ、おりものが増えた? 病気じゃなきゃいいけど……」という気持ちでした。実は私、妊娠中に二度、カンジダ腟炎になったため、またそれになったのかと思ったのです。翌日、おりものに少しだけ血が混ざっていて、「ん? 生理?」と思いましたが本格的な生理はこず。その翌日には茶色いおりものが少量でした。そして、さらに次の日は茶色から赤っぽくなってきて、ついにいつものような生理が始まったのです! 再開直後の生理は眠気とダルさで気分はどん底生理は妊娠前よりゆったり長めで、終わるまでに1週間以上かかりました。特に生理痛がひどくなるようなことはありませんでしたが、日ごろの疲れに拍車がかかり、眠気とダルさで、気分はどん底。生理が終わっても、しばらく体のダルさが抜けず、ワンオペ育児をしながら、生理に対応することのつらさを痛感しました……。 「母乳育児をしていると、産後の生理の再開時期は遅くなる」と聞いていましたが、完全母乳の私は産後7カ月で再開。産後の生理再開は人それぞれというのは本当だなぁと思いました。 慢性的に疲れている・寝不足である時期に生理が再開したせいもあるのかもしれませんが、産後初の生理が終わった今でも、なんだか体はダルいまま。ただ、生理が再開したということは、子宮機能やホルモンバランスの乱れは回復しているのかなと感じました。生理中のダルさと闘いながらの育児はつらかったですが、体や心は以前の状態に向かっているのだと思い、生理の再開を前向きに捉えていきたいです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/くろねこ にゃお美さん
2021年06月15日イラストレーター「ほかほか命さん」イラストレーター「ほかほか命さん(@hokahokainochi:Instagram)」は、Instagram に息子はるくんの成長や育児あるあるなど、センス溢れる独特の視点で描かれた笑いと涙を誘う魅力的なイラストやエピソードをアップしています。初めての出産・育児の理想と現実などを巧みに表現して、読者の心をグッとつかんでいますよ。ここでは、ほかほか命さんのInstagram 作品の魅力をご紹介します。※このページは、ほかほか命さんに許可をいただきInstagramを引用しております。各投稿を右スワイプすると、そのときのすべての投稿をご覧いただけます。ほかほか命さんの長男はるくんの成長ほかほか命さんの息子はるくん。はるくんの成長や月齢の特徴を細かく記録してアップしています。ミルクを飲むときの赤ちゃんならではのかわいらしさ、お食い初めのときの必死なママ&パパ、離乳食デビューの爆笑エピソードなど、どれもセンスが光る描写で読み手に共感と笑いを与えています。育児あるある爆笑エピソードほかほか命さんのインスタには、育児中の方が「あるある」と叫びたくなる爆笑エピソードがたくさんあります。センスが光り思わず吹き出してしまうエピソードもあるため、寝かしつけ中や授乳中に閲覧する際はいかなる場合も声を押し殺していただくことをおすすめいたします。(ままのて編集部)ほかほか命さんが育児日記を始めた理由赤ちゃんのかわいらしさや成長、育児の楽しさを巧みに表現しているほかほか命さん。育児絵日記を始めたきっかけも Instagram で紹介しています。それはインスタの作品から見られるような楽しいことばかりではなく、育児に疲れたり悩んだりしたことが発端だったといいます。育児中は赤ちゃんの哺乳や夜泣きなど大変なこともたくさんあり、子育てをしている方誰しもが感じたことがあるものではないでしょうか。自分が感じた気持ちを包み隠さず読者に伝え、それが誰かの励ましや共感となることもほかほか命さんの作品の魅力とも言えるでしょう。ほかほか命さんの今後の活躍にも期待絶大!Instagram で話題沸騰中のほかほか命さん。赤ちゃんのイラストのかわいらしさだけではなく、育児中の爆笑エピソードや皆が感じる育児中の悩みを巧みに描写している点も作品の魅力といえるでしょう。Instagram のコメントを見ていても、元気や勇気、共感、励ましをもらったとの声がたくさんあります。ママやパパ、おじいちゃんおばあちゃんだけではなく、たくさんの方に見てほしいエピソードですね。ほかほか命さんの今後の活躍にも期待絶大です!ままのて編集部ほかほか命2020.11息子誕生↓ほかほか命さんのInstagramアカウントはこちらから↓ままのて公式アカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!
2021年06月14日私は第一子長女を出産したあと、産後ブルーで苦しみましたが、思い返してみると、長女誕生当時の夫も「産後ブルーだったのでは……?」と思い当たるフシがあります。夫のおかしいと感じた行動や様子についてお伝えします。 パパの産後ブルーその1「家に帰ってこない」夫は、私が長女を保育園に送り届けたあとに出勤し、家族が寝静まってから帰宅。金曜と土曜の夜は毎週クラブで朝まで騒ぐようになりました。 周囲から「よく我慢してるね」と心配され、私自身も「離婚する!」と本気で考えていました。あとで当時の気持ちをパパに聞いたら「ママと長女が親密すぎて、家に居場所がなかった」と教えてくれました。 パパの産後ブルーその2「金使いが荒い」長女が生まれてから、夫は金使いがかなり荒くなりました。以前にも増して趣味に使うお金が増え、カードの請求額は毎月10万円以上。お金の使い道のことで夫婦喧嘩ばかりしていました。 赤ちゃんが生まれたことで生じた責任や、漠然とした不安を買い物することで紛らわせていたようで、「買っちゃいけない」と思うと、それもストレスになって余計買い物をしてしまう……という悪循環に陥っていたようでした。 パパの産後ブルーその3「食事をしない」夫は、朝はギリギリまで寝ていて朝食抜き、夜は残業や夜遊びで食べるタイミングがなく、1日の食事は昼食のみという状態が長く続きました。夕食を準備しても食べないことが多く、徐々に「おなかが空いたら自分で作る」という習慣に変わっていきました。 当時、私は初めての赤ちゃんのお世話で手一杯。夫の変化に無頓着でしたが、子どもが生まれて急激な環境の変化に戸惑いの多かった夫に対して、思いやりが足りなかったと思っています。 振り返ると、産後は私だけでなく、パパも産後ブルーだったのではないかと思います。こんなわが家の状況が一変したきっかけは、東日本大震災でした。震災を機に、パパは産後ブルーから立ち直っていき、今ではそのころの行動はほとんど見られなくなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2021年06月13日慣れない育児に取り組み「パパ業・ママ業」に一生懸命になりすぎて、いつの間にか「夫と妻」であることを忘れていました。そんな私たち夫婦が、夫婦関係を見直すきっかけになった言葉があります。産後、夫婦喧嘩が増えた出産後、授乳による睡眠不足や慣れない育児による疲れから、ささいなことで夫婦喧嘩が増えたと感じる人も少なくないのではないでしょうか。かく言う私もその1人でした。 食事やお風呂、就寝の時間など生活のすべてが子ども中心で回っているのに、夫が今までと変わらずマイペースに過ごしていると、ついイライラしてしまうことが増えました。 「夫が1番、子どもが2番」そんな私が人から聞いた、目からウロコの言葉があります。それは「夫が1番、子どもが2番」というもの。 子どもはいずれ親から離れて巣立って行きますが、夫は老後も一生添い遂げるパートナーです。「子どものことばかりを優先して夫婦関係をないがしろにするのではなく、愛する夫への思いやりも忘れないようにしましょう」というメッセージが込められた言葉でした。 「パパとママ」であり「夫と妻」その言葉を聞いてから、私は自分の態度や姿勢を反省しました。子どもを優先するあまり、愛する夫との関係をこじらせるなんて……ということに気付いたのです。私は「ママ」である前にこの人の「妻」だったんだ、ということを思い出しました。 そして、夫の気持ちを思いやることの大切さを再認識した結果、夫も徐々に私の気持ちを汲んでくれるようになり、以前よりも絆が深まったように思います。 「夫が1番、子どもが2番」というのは極端な表現で、実際の生活では子どもを最優先にせざるを得ない場面が多々あると思います。そんなとき、私は「夫も子どもも1番」だと考えます。そもそも家族は順位をつけるものではなく、みんなが大切な存在です。そんな当たり前のことを忘れかけていた私にとって、この言葉は大きな救いになりました。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:岩崎薫一年間の不妊治療を経て妊娠・出産。2歳の男児を子育て中。現在は印刷会社の人事部で時短勤務で働く。第二子の妊娠を目指して不妊治療中。
2021年06月10日長男が小学生で学校があるため、第3子の娘を出産したあとは自宅に帰ってきました。自宅の別棟には義両親が住んでいます。自身も3人の子どもを育て上げた義母は「大丈夫。私が全部してあげるからね」と言ってくれていたので、私は心強い、ありがたいと思っていました。しかし、退院してからは出産前と変わらない生活が待っていたのです。 出産後も家事負担は今まで通り第3子の娘を出産しての退院後、翌日からの炊事、洗濯は出産前と変わらず今までどおり私の仕事でした。義母は出産前に「私がやるから大丈夫」と言ってくれたのに、手助けにきてくれる様子がありません。別棟の私たち家族の台所には顔も出してくれず、声もかけてくれませんでした。 夫も、私の体が万全でなくても、娘が泣きわめいていても気にかけてくれず、朝も起きてくれないため、子どもの支度も私がすべてしていました。 義母につらいと伝えたけれど届かなかったそれでも、「何かあったら言ってね」と言ってくれたので、朝食の支度だけでもお願いしようと「夜中の授乳も頻回ですし、炊事も洗濯も今は全部がつらいです」と、勇気を出して伝えてみました。しかし「朝は子どもの顔を見て朝食を食べてあげなきゃだめ」との返答で一蹴。せめて片付けだけでもお願いできないかと言いましたが、無視されました。 夫にも相談しましたが、「したことない俺ができると思う? お母さんも忙しいんだよ」などと義母の肩を持つ発言しか聞けず、思わず泣いてしまいました。 こうなったら意地だ! でもその結果…義母にも都合があり、忙しいのは私もわかっていました。しかし、出産後の体は思い通りに動かないし、生まれたばかりの娘から離れることもできません。もちろん、小学生と3歳の息子たちの生活をおろそかにもできません。 義母の「私に任せて」という言葉を鵜呑みにして期待していた私が悪いんだ、あてにしすぎたんだと思うようにして、自分の体の調子をみながら子どもたちのために今までどおりに家事をすることに決めました。 結果、1カ月健診まで悪露が長引いてしまい、産婦人科の先生には動きすぎたんじゃないかと注意をされました。先生は、一緒に健診にきた夫にどれだけ出産が大変で産後の体が大事なのか説明し、叱ってくれました。帰宅後、夫は義母に先生に言われたことと私の状態を伝えたようですが、義母からは特に何もありませんでした。その後は、義母には頻繁に頼み事をしない、手伝いをしない、近すぎず遠すぎずの距離を保っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama著者:長谷川モリジ8歳、4歳男子、1歳女子の3人子育て真っ最中。調剤薬局事務、秘書、ビジネス文書検定保有。夫の両親、祖父と8人暮らし。今は地元にコワーキングスペースを作る活動している。
2021年06月08日思っていたより難しかった授乳子どもを産むまで、こんなに授乳が大変だったなんて知りませんでした。第一子の出産後、授乳で衝撃的だったことを紹介します。 当時はとにかく必死で、なかなか母乳が出なくて入院中は何度も泣いていました。退院したら「何かあったらひとりで何とかしなきゃいけないんだ」と凄く不安だったのを覚えています。 ※乳腺炎の発症と食事との関連は、現時点で明確になっていません。UNICEF / WHOでは授乳中の女性は特別なものを食べたり、特定の食事を避けたりする必要はないとしています。 監修/助産師REIKO著者:月野あさひ2歳、年中、小学2年生の三児の母。元保育士で来年復帰予定。落ち込んでも、子どものほっぺで回復!
2021年06月06日「産後の肥立ちは重要」と昔から言われていますが、私自身、身をもってそう感じた経験があります。そんな時期に別のある病気にも悩まされました。産後1年目、私が「原田病」を発症してしまったときの体験談を紹介します。 朝起きたら目の前が真っ白難産で長女を出産後、長女がNICUへ入院していたため、多少無理をして病院に通っていました。そのため、産後の肥立ちが悪い状態が半年ほど続き、体調にも影響が。産後の肥立ちの大切さを実感しました。 そんな産後の体調不良も、だいぶ回復してきたときのこと。出産から約1年が経ったある日、後頭部が今までにないくらいにガンガンと痛くなりました。 しばらく痛みが続いたので横になり、そのまま夜を迎えました。ところが翌朝、起きたときに、目の前が霧がかかったように真っ白になっていたのです。見えるのはほんの一部という状態でした。 目が見えにくい状態での子育て初めてのことで驚きましたが、一次的なものですぐに落ち着くだろうと思いました。ところが、翌朝になっても変わらぬまま……。 眼科へ行くと総合病院を紹介され、その結果、「原田病」と診断されました。自己免疫疾患の一種で、目の網膜を免疫が攻撃している状況とのことでした。 点眼治療でしたが、目が見えない状態での子育てには厳しいものがありました。子どもの顔もきちんと見えず、家事も大変だったので、実家にお世話になって治療することにしました。 3カ月で症状が落ち着いてきた治療中は度が強いメガネを作り、それをかけて過ごしました。また、外では日の光でさらに目の前が真っ白になってしまうので、できるだけ外出は控えることに。病院へ行くときはサングラスをかけて家族に手を引いてもらいました。 制限されることはなかったのですが、目が見えない生活は非常に大変だと痛感。症状のピークは発症から1カ月後くらいで、徐々に症状も落ち着き、だんだんと目が見えるようになっていきました。そして、3カ月後くらいには問題なく日常生活を送れるようになったのです。 幸い、目が見えにくいだけで、産後の体調は回復してきた状態だったので、なんとか乗り越えることができました。突然、こんな病気に悩まされることになるなんて……。あのとき、サポートしてくれた家族には感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/はたこ 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2021年05月29日yukkoさんが初の個展を開催妊娠中の方や子育て中の方、またさまざまな子どもと関わる方の心に響くあたたかな作品を描くyukkoさん。繊細で瑞々しく優しい水彩画で人の心を和ませてくれるその作品は、泣ける・感動する・共感させられるなどとたくさんの方から支持を得ています。そんなyukkoさんが、2021年4月23日(金)より初の個展を開催しました。ここでは、yukkoさんのたくさんの思いが詰まった個展の様子をお届けします。場所:「Popularity Gallery&Studio」東京都渋谷区神宮前2-3-24※個展は、消毒やマスクの着用、検温など、感染症対策をきちんと行い開催されました。yukkoさんの優しさが広がる空気感yukkoさんの作品の魅力といえば、なんといっても温かみのある視点で描かれた水彩画と、包み隠さず素直な気持ちを表現したストーリーではないでしょうか。自分の目で見たもの、自分の心で感じたことを大切にして、yukkoさんならではのやわらかなタッチで真っ白なキャンパスに色彩が落とし込まれています。本個展では、ままのてで連載している「#忘れたくない瞬間」や子育ての印象的なシーンなど、世界でたった一度きりのシーンを描いた作品がたくさん並んでいました。画廊に足を踏み入れた瞬間から、yukkoさんの優しい気持ちに包まれた空間です。映画のようなストーリー性のある展示画廊で作品の順路を辿った瞬間、「なんでもない日」と描かれたママと赤ちゃんの作品が、まるで映画のプロローグのように目に飛び込んできました。ママと赤ちゃんがやわらかな笑みを浮かべた横顔は、これ以上ない幸せを教えてくれている気がします。yukkoさんが描くストーリーは、出産を終えた直後から始まります。夜明け前の産院の病室にぼんやりと座るママの後ろ姿からは嬉しさや希望、不安など、さまざまな気持ちが伝わってきます。出産を経験したママたちは、きっと一人ひとりさまざまな感情があることでしょう。そのとき感じた一人ひとりの気持ちが、yukkoさんの作品を通じて自然と沸き起こってくるのではないでしょうか。yukkoさんの作品はどれも色彩が豊かです。赤ちゃんの肌や衣類の色、背景など、一見シンプルに見えるものでも雰囲気やシチュエーションにあった色彩を与えてくれています。yukkoさんの目から見て心で感じた色彩はとても優しくて、ふわふわと夢の中にいるような気持ちにさせられました。子どもは水遊びが大好きです。子どもが興味のあるものや楽しみ方もyukkoさんは見ています。雨の滴も、子どもにとってはカラフルな水玉模様に見えるのかもしれませんね。yukkoさんの絵画はどの作品も子どもの表情が豊かです。絵のモデルとなる子どもたちがどのようなことを考えているのか、このときどう感じているのかを繊細に表現しています。描かれる子どもたちの瞳にはママが映っているものも。子どもたちの心からの笑顔を引き出すのは、優しく微笑むママの存在が大きいのだなと心に響いてきました。yukkoさんの作品の中にはパパの存在も欠かせません。一緒に子育てをしている、また人生のパートナーとしてパパを尊敬している気持ちが伝わってきました。小さな赤ちゃんを優しく抱きしめるパパの大きな手は、ママの気持ちも安心させてくれるのかもしれませんね。yukkoさんが描く作品を目で見て、そのときの情景を心で感じていると、思わず涙が込み上げました。そして、それは自分ひとりだけの感情ではなかったようです。来廊した方の中からも「グス、グス」といったすすり泣く声が響いてきました。その声を聞いて、またひとり、ひとり、と感情を抑えられない方が…。yukkoさんの作品に込めた思いが、見る人の心にすっと入り込んだ瞬間でした。画廊を順に回り、最後にyukkoさんへ感想やメッセージを残すノートが置かれていました。その中にままのて編集部員も溢れ出した気持ちを綴らせていただきました。出産・子育てはママパパ、おじいちゃんおばあちゃんにとって大変な時期でもあります。もしかしたら忙しいから、疲れているからという理由で、かけがえのない大切なことを見落としてしまうこともあるでしょう。しかし、忙しいときほど少しだけ落ち着いて周りを見渡してみることが大切だなと、yukkoさんの数々の作品を見て気づかされました。yukkoさんの作品には、宝物にしたいかけがえのない瞬間がたくさんありました。「忘れたくない瞬間」はyukkoさんの作品の中だけではなく、皆それぞれが過ごしている「なんでもない日」にあるのだなと改めて感じました。yukkoさんから「ままのて」をご覧の方へメッセージyukkoさんから「ままのて」をご覧の方へ会場では「家族との大切な時間を思い出した」など多くの声をいただきました。個展を通じて実感したのは、最後に作品を作るのは見てくださった方だということです。作品に意味を見出してくださった方々のおかげで、驚くくらい色とりどりの作品たちになりました。年に1回の個展開催を目標に、これからも頑張っていきたいと思います。いつの日か皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。目で見て心で感じるものを大切にしているyukkoさんの作品yukkoさんの作品は、自分の目で見たこと、自分の心で感じたことを大切にしている印象を受けます。モデルである子どもたちが何を感じているか、そしてその表情を描いて見る人に何を伝えたいか…というyukkoさん気持ちが人の心を動かしているのだなと、個展に伺い改めて気づくことができました。また、yukkoさんの視点はとても温かいものです。「ままのて」での作品を通じてyukkoさんとのやり取りのなかで感じた、その優しくまっすぐな人柄が作品に表れているのだなと感じています。これからも子どもたちが成長するたび、見る人の心に響く素敵な作品を描かれることでしょう。今後のyukkoさんのご活躍を心から応援したいですね。ままのて編集部Photo by ホシノヒデキ※この記事は2021年4月時点の情報をもとに作成しています。「なんでもない日」コンセプトムービー個展開催者情報3歳と0歳の男の子を育てる2児の母。「子育ての中で見つけた、瑞々しい気持ちを表現したい」という思いから水彩画を描いています。子どもとの何気ない時間を大切にしたいという気持ちを込めた「#忘れたくない瞬間」シリーズのほか、離乳食を舞台にした「りにゅうこく物語」もTwitterで人気を集めています。「ままのて」連載中:yukkoさんの作品yukkoさんの作品は動画も大人気ままのてで人気の育児漫画が動画でも楽しめます。今後も「泣ける」と話題のyukkoさんの漫画動画を随時更新していく予定ですよ。その他育児に関するお役立ち情報がたくさんありますよ。字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます。ぜひチャンネル登録してくださいね。ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローお願いします。
2021年05月28日産後のママには、心身の不調がつきものです。さらに、初めての育児に頭を悩ませてしまうママも少なくないことでしょう。今回は、ウーマンエキサイトに寄せられたエピソードを元に、ママたちの産後について考えてみたいと思います。■「産後体質が変わった…」体調不良に悩むママ続出多く寄せられたのが、「産後に思ってもなかったような体調不良に見舞われた」という体験談です。「緊急帝王切開だったため、大量出血し貧血でフラフラして面会謝絶。おなかの傷が痛くて、母乳育児の新生児を抱っこするのも大変でした」「陣痛2日半を経てからの緊急帝王切開でした。身も心もボロボロ。やっと退院できたと思ったら、原因不明の子宮内感染症になり、救急搬送。入院中は恐怖と不安で、悪夢ばかり見るし、今でもあの感覚は忘れません」「産後2日目くらいに、おっぱいがぱんぱんに張って、寝返りを打つのもつらいくらいでした。おっぱいが爆発しそうでした」「寝ぐずりが激しくて全く寝られなかった。自分の体調もすこぶる悪くて、肌荒れ、口角炎、カンジダ、ドライノーズ、記憶力の低下、高熱。全てがストレスでしんどかった」「産前から下半身にむくみが出ていたが、産後にかなり悪化しゾウのような足で、痛くて歩けなくなった。さらに、そのむくみの影響から、産後高血圧にもなっており、気づかず無理して赤ちゃんのお世話をしていたら大変なことになったかもしれないと医師に言われ怖かったです」「出産する度にぜんそくがひどくなり、2人目のときは、産後8ヶ月で肺炎とぜんそくが悪化して、2度入院。その後、一生ぜんそく薬を飲まねばならない肺になりました」「産後2ヶ月くらいの時、体がかゆくなり、たちまち体中にじんましんが! 皮膚科へ行くと、原因は疲れ。育児の寝不足やストレスで体が疲れてるらしい。授乳中で薬も飲めないため、塗り薬で対応。出産で体質が変わったみたい」ありとあらゆる種類の体調不良がママたちを襲っていることがわかります。産後のママは、育児に家事に上の子のお世話など、ついつい無理してしまいがちですよね。そんな無理がたたって、中には大きな病気を患った人もいるようです。産後の体調悪化に、つらい思いをしている人は少なくないようです。■「夜間授乳のたびに涙が止まらない…」産後うつになる人もまた、心の不調を抱えたママたちからのコメントも寄せられていました。「旦那の仕事が残業続きの中、産後赤ちゃんと4歳児の2人育児が始まり、育児ノイローゼになりました。悪露もなかなか止まらず、子どもをお風呂に入れるのも大変。赤ちゃんは今年の3月に産まれたのですが、新生児期にコロナの自粛がはじまり、息抜きができなかった」「産後、話し相手は仕事から帰った夫と実家との電話のみ。もともと休日はよく外出していたので、ものすごいストレス。子どもの泣き声で通報されるのが心配で、家事が中断するのもストレス。旦那に、あなたは仕事で気晴らしできていいよねと、嫌みを言ってしまったり、『産んだのは間違い?』と毎日悩みました」「産後、コロナのせいで面会は1日15分を1回だけに。夫に会えない寂しさと狭い病室でおかしくなって、過呼吸に涙が止まらず、1日中ずっとその状態。『家に帰りたい』と懇願して、退院できることになりました」「産後の入院中、風疹が流行で面会謝絶になり、外の世界と接触がなくなり、授乳もうまくできず、夜間授乳の時に涙が止まらなかった」「頻回授乳を頑張りすぎたせいか、肩と首の神経を痛めて産後1ヶ月で今まで感じた事のないような、ひどい頭痛に見舞われました。里帰りもせず、退院後ほぼワンオペで子育てをスタートした私は、息子のかわいさをかみしめるというよりも、どんなに自分の体調が悪くても生まれたてのか弱い息子を死なせてはならないという責任感の中で押しつぶされそうな思いで毎日を過ごしていました」産後に、心の不調でつらい思いをしているママたちが非常に多くいることがわかります。筆者自身、1人目の産後の入院中はとてもつらかった記憶があります。周りのママたちが順調に母乳をあげている姿を見ると、「自分はこんなに少ししか母乳が出ていない…」と、落ち込みました。また、母子同室を推奨していたため、「自分で赤ちゃんをどうしても見なければ」と、泣き止まない子どもを抱きながら、ベッドの上で途方に暮れて一緒に泣いたこともあります。なぜ、産後うつになるママが多いのでしょうか。妊娠中・産後のうつ病を引き起こしている要素として、この時期は何かとストレスが多い上に、周囲のサポートが不十分な状況が重なっている場合が考えられます。しかも妊娠・出産に伴う女性ホルモンの大きな変化は、脳がストレスに耐える抵抗力を低下させます。その結果ストレスを処理しきれなくなった脳が機能不全を起こし、ものごとを悪くとらえる傾向が強く出てしまいます。出典: 妊娠・出産に伴ううつ病の症状と治療/西大輔(e-ヘルスネット/厚生労働省)(2020) 女性ホルモンや脳の働きも影響しているようです。こういった背景に気づけないと、「なぜこんなに落ち込んでしまうのだろう」と、さらに落ち込んでしまいそうですが、「産後はいつもとは違う状態なんだ」と知っていると、少し気持ちを落ち着けることができそうです。また、自分だけでなく、家族にもこの認識を持ってもらうこと、助けを求められる状況を作っておくことも重要なのかもしれません。■産後の不調を乗り越えるために…それでは、産後のママたちはどのように回復を遂げたのでしょうか。▼子どもの預け先を確保する「孤独感、夜になるのが怖い、赤ちゃんと2人になるのが怖い、訳もなく涙が止まらない。完全な産後うつでした。子どもが幼稚園へ行くようになり、ひとりの時間が取れるようになってからやっと、ホルモンバランスが以前の自分に戻ってきました」「初めての子育てに、他人の何気ない言葉が自分を責めているように感じてしまう日々。泣き止まない子どもを抱き、一緒に号泣しました。保育園に預けて、物理的に離れる時間ができたことは、やっぱり一番の特効薬だったと思います」「第2子出産と同時に、夫の転勤先に引っ越し、慣れない土地で2歳と0歳の子どもの育児をしなければならず、育児ノイローゼでした。自分の余裕を作るため、一時保育やベビーシッターに上の子を見てもらったり、疲れたら遠方の実家に子どもを連れてしばらく帰ったりして、なんとかつらい時期をしのぎました」「気分の落ち込みがひどく、自分は産後うつかもと思っていました。歯医者に行くために、初めて一時保育を利用してみると、『泣くこともなく、お昼寝もできましたよ〜』と言われ、気持ちが軽くなったのを覚えています。それからは、つらい時はプロの力を借りることも一つの手だと心に留めています」▼積極的に外に出る「頼れる身内がおらず、朝から晩までずっと一人で全ての家事をこなしてきた。特に2人目が産まれた後がつらく、イライラしていたところ、近所に住んでた同年代のお母さんが子育て支援センターに誘ってくれて、相談できる先生もいて助かった」「初めての育児は、何が正しいのか、自分がしているお世話は間違っていないのか、いつも不安でした。産後、自宅に戻ってきてしばらく、夫以外の人と、会えなかったり、しゃべれなかったりが続くと、他の人と話すことが怖くなってきたりしました。産後、1ヶ月が過ぎて少しずつ外に出られるようになると、1日中家にいることをやめて、児童館や公民館や幼稚園のイベントに積極的に参加 しました。外に出ることが大事だと思います」▼友達や家族に話を聞いてもらう「1人目を出産時、産後うつのような状況で、子どもが全くかわいいと感じられずつらかったです。学生時代の友人が子連れで遊びに来てくれて、『産後うつと診断されお薬を飲んで直した』とあっけらかんと話す姿を見て、『つらいって言っていいんだ』『変なことじゃないんだ』と気持ちが穏やかになりました」「産後、初産のため何もかもわからない中で、もう気が狂いそうでした。かわいくない。なんで産んだんだろう。一日中同じことの繰り返しで話し相手もいない。負のループでした。たまたま別件で、先輩ママでもある友だちに連絡を取った時に苦しい状況をはき出してみると、少しだけ楽になりました。特に解決策があるわけじゃない育児なので口に出しても無駄だとおもっていましたが、はき出すことでこんなに楽になるのかと思いました」回復の方法にもさまざまな種類があることがわかります。ママたちが、自分に合った対策を見つけて、心身ともに回復できるといいなと、切に願います。最後に、こんなコメントも寄せられていました。「第1子の時、地元を離れて慣れない土地での育児でした。365日24時間赤ちゃんと一緒で、何をしても泣き止まない時には私も一緒に泣いてたこともありました。昔の自分にアドバイスを送れるなら、『もっと肩の力を抜いて。大丈夫だよ』と言いたいです」「産後うつ、私もなりました。子どもに申し訳ないって思ったり、周りと比べて家事育児ができていないと思ってつらかったり、子どもは泣かないのに、私が泣いてました。でも、妊娠、出産は、みんなが当たり前にできるものではないです。妊娠に至らなかったり、死産してしまったり、それでも明るく生きなきゃと頑張ってる人がたくさんいることを忘れたくないです」「一人目の育児中、やりたいことがやりたいタイミングでできない、やらなければいけないことがやるべき期限までに終えられないという、達成感や充実感を実感することができず、参っていることに気づきました。『コントロールできない相手と対峙(たいじ)しているのだから、これまでのペースで生活できなくて当たり前。できなかったことより、できたことに目を向けるべき』と考えて、気が楽になりました」ここまで、ママたちの産後のエピソードを紹介してきました。産後体調が悪かったり、心に不調がある場合は、我慢はせずにSOSを発信し、自分自身が病院へいくことを優先させましょう。子どもの預け先は、保育園の一時保育やファミリーサポート、ベビーシッターなど、いくつか候補を持っておけると安心です。もし子どもの預け先が見つからない場合は、お住まいの役所や保健センターで相談できます。「あれもこれもしなければ」と考えて、家事も育児も1人で抱え込んでしまいがちですが、産後のママが1人で対応するのは相当難しいことであり、周りの協力が不可欠です。家事育児の大変さを抱え込むのではなく、パートナーや親族、友人や公的な機関など、どこかにつながって、少しでもつらさが緩和できるよう、助けを求めてもらいたいと思います。ママが笑顔でいられるために、みんなで助け合って子育てをしていける世の中にしていきたいものですね。参考文献 妊娠・出産に伴ううつ病の症状と治療/西大輔(e-ヘルスネット/厚生労働省)(2020) 出産体験談はこちら
2021年05月26日出産後の女性がホルモンの乱れや育児のストレスにより、マタニティブルーズになってしまうことはありえると知っていましたが、私には関係のない話だと思っていました。「まさか自分がなるなんて!」⋯⋯2人目出産後に、私がマタニティブルーズの兆候ありと病院で言われたときの体験談です。 他人事にとらえていたマタニティブルーズ1人目の子どもが2歳半のときに2人目を出産。妊娠中から育児雑誌等で育児の体験談を読み、「マタニティブルーズ」という症状が起こる可能性があることは知っていました。しかし私は楽観的で嫌なことを忘れられる性格で、精神症状とは無関係だと思っていたため、深く知ろうともしませんでした。 その考えが愚かだったと気づいたのは2人目出産後です。2人目の子どもはとてもかわいい存在なのに、産後1カ月の私は育児を楽しいと思えず、家族のささいな言動にイライラするようになりました。 イライラの原因はマタニティブルーズ!?幸せなはずの赤ちゃんとの生活なのに、突然悲しさや不安感に襲われる日々。夫がしてくれる家事や育児の仕方にイライラして細かく注意し、夫と言い争いが多くなりました。 1カ月健診で育児の仕方や生活で悩んでいることをアンケートに記入し、その回答を見た助産師さんから「育児を楽しいと思えず家族のささいな言動にイライラするのはマタニティブルーズの症状であり、すぐに対処しないと産後うつに移行するおそれがある」と言われたのです。私は「まさか自分がマタニティブルーズになるなんて」とショックでした。 原因がわかり落ち着いた気持ちマタニティブルーズと言われたことはショックでしたが、今まで悩んでいた理由のないイライラや不安感や悲しい気持ちの原因がわかり、対処していこうと前向きに思えてきました。私や赤ちゃんや夫が悪いわけでなく、産後のホルモンバランスの乱れや育児のストレスが原因だから!と割り切れるようになってからは心が軽くなったのです。 夫にもマタニティブルーズであることを伝えたところ、子育てと家事への協力の仕方や私への接し方が少しずつ変わってきました。夫から愛されていると実感でき、家族で過ごす幸せを感じられるようになっていきました。 精神的に不安定な状態で本当につらい産褥期を過ごし、かわいい新生児期の育児を心から楽しめず悔しかったです。出産前にマタニティブルーズについて深く理解しておくべきだったと思ったのと同時に、夫にも産後の体と心の変化を理解してもらっておけばよかったと後悔しました。これからはマタニティブルーズは誰もがなるかもしれないことを友人や周りの人に伝えていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2021年05月21日私は仕事人間でした。仕事中心の人生を送るつもりで、結婚はしても子どもを産むつもりはありませんでした。でも、あることをきっかけに、私の人生設計は180度変わったのです。 仕事で渡米する予定が、まさかの妊娠!30歳のとき、仕事で米国に派遣されることに! これは私にとって、念願の辞令でした。 ただ、これまでずっと仕事中心の生活で、激務で心身はボロボロ。ストレスで生理不順になって、ピルを服用していた時期もあったほどです。それでも、米国で仕事をすることを唯一の希望に、日々を過ごしていました。 ビザもエアチケットも取得し、数カ月後には渡米という段階になって、予想外の出来事が起こりました。それは……まさかの妊娠! 最初は誰にも相談できず、米国での出産や医療費、保険のことを調べまくりました。調べれば調べるほど不安は増すばかりでしたが、それでも渡米して、未婚のまま米国で出産しようと決意。意を決して職場に相談したのですが……。「何かあっては困るから」と、私の米国派遣は取り消しになってしまいました。 数年かけて準備してきた心の支えを失い、ショックを受けた私は休職。そのまま、出産となりました。 米国での目標が潰えて嘆く日々子どもを産んでからもしばらくは、米国で働くという目標が果たせなかったことが頭から離れず、泣いてばかりの毎日でした。 さらに、パートナーは子育てをまったくしてくれず、家も留守にしがち。これまで家事を完璧にこなしていた人だったので、「きっと子どもが生まれても子育てをサラッとこなすんだろうな」と思っていた私は、現実とのギャップがとてもショックでした。そんなつらさもあって、「人生はどん底」と思いつめたこともあります。 今振り返れば、当時は産後うつだったのかもしれません。 仕事より大切な子どもの存在に気づく徐々に心を取り戻していった私はあることに気づきました。こんな私のもとに生まれてきてくれた子どもは、無垢でかわいく、仕事で失ったものとは比較にならないほど、かけがえのない存在だということです。 それに気づいた私は、子どものために人生をやり直そうと、渡米のために準備していた大量の資料をすべて破棄。「たとえひとりでも育児を頑張る」と決心をしました。 パートナーとはその後、正式に結婚しましたが、約1年は子どもをあやすこともなく、私は孤独な子育てを余儀なくされました。何度くじけそうになったかわかりませんが、「ひとりでも頑張る」その決心を胸に、日々を過ごしました。 パートナーも、今はようやく子どもをかわいがるようになりましたが、夫への愛情はすっかり冷めました。「これが産後クライシスなのか……」と悲しくなったこともありましたが、逆に子どもへの愛情は増すばかりです。 予測しなかった出産、そして夢をあきらめることにもなりましたが、子どもを授かれて本当によかったと心から思います。この歳になっても子どもを通して成長でき、新たな学びの連続。忍耐強く、精神的にも強くなりました。 そして、夫が子どもを笑わせている姿を見ていると、この上なく幸せを感じるのです。人生の幸不幸は予測できないもの。まさに「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」ですね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 文/知花かなしさん
2021年05月18日現在、3歳の長女と生後8カ月の次女の2人の子どもを持つママです。実は子どもを産む前から感情の起伏がかなり激しかった私。たとえば理不尽に夫を怒鳴りつけたり、職場でも他の同僚たちと争いごとが絶えなかったり……。そんな私が「本格的な限界」を感じて、とうとう心療内科へ受診したいきさつをお話しいたします。 睡眠不足が慢性化して感覚がマヒしていた私子どもを産む前から、職場でのストレスなどがあると気になって寝つきが悪い・早朝覚醒といった睡眠障害の症状がありました。しかし、「心療内科」と聞くと受診には抵抗があるのと同時に、睡眠障害の期間が長きに渡っていたので感覚がマヒしており、私のなかで「眠たいけどまだまだ頑張れる」といった気持ちがあったのです。 長女を出産後は、就寝後から起床時まで2時間おきに起こされるのが当たり前の生活で、さらに睡眠不足となり、また昼間や夜間に寝られるチャンスがあっても「またどうせ長女に起こされるから」と気にしすぎて長女が寝た隙に一緒に寝る、といったようなこともなかなかできませんでした。 何も悪いことをしていないのに苛立つ私そして、次女を出産後、とうとう私のメンタルは限界に。具体的には、長女に対して何もしていないのにイライラするようになってしまったのです。しまいには2人の寝かしつけの際に、泣き叫んでいる次女の様子を見た長女が気をつかってか「私、先に寝るね」と言ってきたことにすら腹が立つ始末でした。この状況であれば「空気を読んでくれる物わかりの良い子だわ」と感じる場面なのかなと思います。しかし、長女は普段からお友だちにおもちゃを取られたりしても何も言わない子だったので「自分の意見がない子なのか」と、過去の長女の気にくわない言動と被ってしまって、変な苛立ちを覚えていたのかもしれません。 心療内科を受診した私「とうとう私のメンタルも限界に近いのか」と自身で気付き、まずは市の保健所に連絡。その後、精神保健福祉士の方たちに私の話を聞いてもらい、思い切って心療内科を受診したのが、次女が生後8カ月のころです。医師は私の気持ちや本心を的確にかみ砕いてくださり、「あなたが言いたいことはこう?」と聞いてくれたのが心強かったです。 そして「そんなにずっとつらい思いをしていたのなら、もっと早く受診したらよかったね」と私の気持ちに共感してくれたのが、本当にありがたかったです。 現在は、産後うつと適応障害と診断を受け、服薬とカウンセリングを受けながら心療内科へ通院しています。心療内科を受診したことで「弱い自分」や「ありのままの自分」を受け止められるようになり、「なんでも適度に、できないことはやらない」くらいの気持ちでいられるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/おんたま監修/助産師REIKO著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年05月10日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、産後に孤独が襲ってきたときにやらないほうがいいことについてお話ししてくれました。SNSを見たり、友だちと会ったりなど何気ない行動が実は……。産後、友人と会う機会が減ってしまい、さらには仲の良い友人が近くにおらず夫も仕事で忙しいと、日々の話し相手が子どもだけになりがちです。子どもはかわいいけれど、自分の気持ちを吐き出せない、理解してくれたり共感してくれたり、自分の存在を認めてくれる人がいない日々が続くと、人は孤独を感じやすくなります。孤独を感じ続けると産後うつになることも。子育てをしているなか、閉塞感や孤独を感じたときにできるだけ避けたほうがよい行動を紹介します。 1. SNSを見る友だちは何をしているのだろうと軽い気持ちでSNSを見たら、友人の充実した日々の投稿を目にし、自分の今の生活と比較し暗い気持ちになってしまう……。多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。 SNS映えと言われるように、SNSに投稿されるものは基本的には自慢したいもの、誇れるものが占めています。そこによほどの意味がないかぎり、多くの人は自分が惨めだと思うことはあまりアップしないものです。 まず、SNSを見て暗い気持ちになってしまったら、自慢したいもの、誇れる部分のみを切り取って見ていると考えましょう。自分の生活と比較することは決してしないように。そしてできれば、自分がそれらを明るい気持ちで見られる日まで見るのをやめましょう。連絡網などで利用しているという場合もあるかもしれませんが、基本的には見なくても生活していく上で問題はないはずです。 2. 自分を責める人と話す機会が減ると、自分自身を見つめる機会も多くなります。小さな子どもを育てながら、家事をするのは本当に大変です。自分を褒めることが得意な人は、ぜひ自分を褒め続けてあげてください。褒めることが苦手な人は、自分の悪いところばかりが気になりだしたら要注意。子どもにイライラしてしまった、家事をうまくこなせなかった、人をうらやんでばかりいる自分は性格が悪いのではないか……。友人などと話していれば、時に辛らつな意見があったとしても自分を受け入れてくれている、認めてくれていると感じることができます。しかし、ひとりでいるとそうもいきません。自分を責め始めてつらくなってしまったら、いったん自分自身について考えるのは止めましょう。 気のおけない仲間と過ごした楽しい日々を思い出したり、自分には味方がいるのだと考えてみるなど、いったん、ネガティブな思考を断ち切ってみてください。どうしても悪い方向に考えてしまうときは、読書や絵を描くなど自分が没頭できることに時間を割いてみましょう。赤ちゃんの世話でそんな時間がないわ、と思った場合は、5分、10分でも結構です。 3. 信頼していない友だちと連絡をとる憂うつな気分のときに、特に信頼していない友だちと連絡をとることもできれば避けたいことの1つです。自分と意見があまり合わない、共感できない人と連絡をとったり、会ったりすることは、視野を広げるために必要なことではあります。けれど、自分が弱っているときに、人と話したいからという理由のみで信頼していない人と連絡をとり、納得いかないことを言われてしまった場合、相手に悪気はなくとも心に打撃を受けてしまう可能性があります。あなたに言われたくないわ、と思うような相手とは、心が弱っているときに連絡をとるのは避けましょう。 子ども以外、誰とも話さないで1日が過ぎて孤独感や閉塞感を感じ、つらい気持ちになっている場合、あなた自身を暗い気持ちにしているのはあなた自身です。それは誰でも起こりうることで、暗い気持ちにしている自分を責めることはありません。そういった状況を脱却する1つの手段として、つらい気持ちを感じたら、その気持ちは自分自身で消去できなくとも減らすことができるのだと考えてみましょう。ただし、無理は禁物です。自分では減らせないと思ったら、専門家などの力を借りるようにしてください。 イラスト/sawawa 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2021年05月07日■前回のあらすじ途中、肩がひっかかりなかなか出てこなかったものの、無事にベビーが誕生しました。あまりの出血量に心配になる夫。帰宅してからも心配していたようです。私はというと、全然貧血にはならず、初回歩行に時間はかかったものの楽しい産後入院生活を送り、産後4日目に元気に退院できました。第1子出産レポを最後までお読みいただきありがとうございました。次回より、助産師私が産んでみた!~第2子出産編~をお届けします。お楽しみに!「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」(全16話)は毎日12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月04日第二子のときの衝撃エピソードです。1人目がなかなかできなかったので、2人目は計画より早く準備をしていました。しかし思ったより早く妊娠し、出産もスムーズでした。このまま順調に育っていくのだと思っていましたが……。すべて順調だと思っていたけれど…2人目が生まれ、当時2歳の兄も大喜び。「触りたい触りたい!」との欲求がすごく、まだ力加減もわかっていないので親もヒヤヒヤ。でも幸せな時間が過ぎていました。 産院で産後3日目に新生児聴覚スクリーニングの検査が任意であり、夫に「どうする? お金かかるしなあ。きっと大丈夫やと思うけど……」と聞くと、「大丈夫やけどまあ受けといたら?」と言われたので、軽い気持ちで受けることにしました。 検査当日。次男を預け、私はひとときの休息。産後のスライム腹を眺め、またダイエットしないとなぁとげんなり。そういえば、次男がなかなか戻ってこないと思っていると、30分経過していました。するとスタッフさんに「お待たせしましたー! なんかうまく検査できなくて、翌日また見せてもらいますねー!」と軽いノリで言われ、私も「ちゃんと大人しくしないとだめだぞー」と次男を指でツンツンしながら微笑ましく見つめていました。 しかし、そのあとも検査するたびに「なんか起きちゃってー、うまくできなくてごめんなさいね」と言われ、スタッフさんも少しずつ不安そうに私と次男を見つめるようになりました。結局、退院時にまた連絡してもらうことに。 1カ月健診での再検査退院の日。先生には1カ月健診でもう一度調べましょうと言われ、スタッフさんも「きっと大丈夫、大丈夫よ」と微笑んで励ましてくれました。 とはいえ、産後でメンタルが不安定だったこともあり、「もしかしたら聞こえてないかもしれない!」と不安でいっぱいに。スマホで検索魔になったり、音を出して次男の反応の見たりして一喜一憂する日々。「大丈夫、きっと大丈夫」。そう信じ、再検査の日を迎えました。 ドキドキしながら結果を待っていると、診察室に呼ばれ中へ。「先生、聞こえていましたよね? 大丈夫ですよね?」とヘラヘラする私に先生は、「赤ちゃん、もしかしたら聞こえてないかもしれません。生後3カ月になったら大きい病院で検査しましょう」と言われました。私は頭が真っ白に……。 不安になりながらの育児。「聞こえてないってどうしたらいいの? なんで? どうして?」という思いでメンタルはボロボロでした。ただ、里帰りしていたので、両親がいたことが本当に救いでした。 生後3カ月の検査の日。結果は…いよいよ生後3カ月の検査の日! この検査ですべてがわかる……。ドキドキしながら検査中のモニターを見つめる私。検査が終わり、結果は先生からお伝えしますねと言われましたが、ネットの検索魔になっていた私には、次男がまったく聞こえていないことが一目瞭然でした。 それからは毎日のように泣いて過ごしていました。でも育児はしないといけない。不安そうに見つめる長男に申し訳なさを感じ、長男が起きているときは明るく振舞い、寝るとまた泣いて……。そんな日々が続きました。 それでもなんとか一日一日を乗り越え、ろう学校の教育相談に通ったり、手話サークルへ突撃してみたり、外に出ていろいろな人に会ったりしていました。 気づけば、あっというまに次男の1歳の誕生日。病院やろう学校へ通うなかで、少しずつ成長していく次男の姿に私のほうが励まされていました。「この子は必死に生きている。私を求めてくれている。次男のお母さんは私なんだ! 私が次男を守ってあげないと誰が守るんだ」とやっと思えるようになりました。それからは、積極的に次男に向き合い手話を使ったり、長男と一緒にいっぱい遊んだりしていました。 3人目の出産を決意!もともと子どもは2人の予定でいたのですが、たまたま知り合いに、3人きょうだいで真ん中の子が聞こえないという方がいたので、どうして3人目を産んだのか聞いてみました。すると「3人目は、聞こえてても聞こえなくてもどっちでもよかった。聞こえなくても真ん中の子と手話できるし、聞こえない同士で仲間になれる。聞こえててもみんなで支えてあげられるから」と聞き、衝撃を受けました。 夫には「ムリムリ! 経済的にムリだから!」と言われましたが、「大丈夫大丈夫!」と騙して(笑)3人目を妊娠しました。3人目も本当に順調で、しかも15分で生まれる超スピード出産! 初めての女の子でかわいいなぁと見つめる一方、うっすらと次男のことがよみがえりました。 娘を検査に預け、外で見守る私。「大丈夫、大丈夫、大丈夫」。そう自分に言い聞かせながら、心臓が爆発しそうでした。スタッフさんが出てきて「お母さん、ばっちり聞こえてるよ!」と言われた瞬間、目からぼろぼろ涙が。きょとんとしているスタッフさんに次男のことを伝えると、背中をさすってくれました。 それからは3人育児でバタバタ! 気づけば娘も1歳3カ月。驚いたのは娘が最近「わかった」「おいしい」「なあに」と小さい手で手話を使い出したこと。聞こえる長男、聞こえない次男、聞こえる長女。みんなで今は少しずつ手話を使っています。みんなで助け合って暮らしていける。今はそう信じて毎日育児奮闘中です! 健康な赤ちゃんが生まれるのが当たり前だと思っていましたが、まさかまさかの連続でした。でも今では、聞こえない次男だからこそ娘も生まれたし、今の家族があると思っています。聞こえないことは不便であっても不憫じゃない! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:ゆみっくす5歳の長男、3歳の次男、1歳の長女をもつ3児の母。次男のことがきっかけで、4月から毎日付き添い通学へ。いろいろなことを乗り越え、支え合って今を生きる。
2021年05月03日夫の両親は長男至上主義。そんな義両親から嫁としての務めや、生まれてくる孫に対する要望にプレッシャーを感じていたママ。ひたすら我慢し受け入れ続けた結果、ついに限界を超えてしまったそうです……。長男である夫とは職場恋愛で結婚しました。ごあいさつの段階から義両親は私に長男の嫁としての務め、そして跡継ぎとなる男児を早く産むようにプレッシャーをかけてきました。そんな義両親から妊娠中~産後にかけて嫌な気持ちにさせられ、我慢の限界を超えた出来事について紹介します。 結婚報告のごあいさつで夫の両親は令和の時代においても長男至上主義で、家督制度を重んじる人たちです。長男である夫との結婚が決まり、遠く離れた県外に住む義両親のところへごあいさつに伺った初対面の場で、長男の大切さ、私に長男の嫁としてお家のために尽くしてほしいこと、そして男児を産む義務について長時間に渡り話をされました。 このときは過剰だなと思いつつ、それでも義両親とはいい関係を築きたかったので頑張ろうと思っていました。 おなかの子が女の子なら必要ない?入籍後すぐに赤ちゃんを授かり、私も夫も、性別にかかわらずおなかにきてくれたわが子を愛おしく思っていました。しかしまだおなかが小さいうちから、義両親は「性別はどっちだ? 男か?」と何度も聞いてくるのです。 義実家には女の子の孫が3人いるのですが、義父からは「もう女の子の相手は飽きた。今度こそ男がいい」と言われ、義母からは「お家のためには絶対男の子が必要」だと言われました。まるで、おなかの子が女の子だったら望まないというような言い方に聞こえ、私はとても悲しくなりました。そして妊娠7カ月ごろに性別が男の子だとわかったときには、でかした!と大喜びされ、とても複雑な気持ちに……。 出産後の言葉と要求の多い義両親そしていよいよ出産の日を迎え、待望の男児が生まれました。義両親に電話で報告しましたが、言われたのは「跡継ぎを産んでくれてありがとう」だけで、お疲れさまなどの労いのひと言はありませんでした。その後のお宮参りやお食い初めも、息子が生後3カ月ごろに近場でおこないたいと思っていましたが、跡継ぎなので夫側が仕切るべきだと言う義両親には逆らえず、日程も場所もこちらが合わせることに。 まだ生まれて間もない息子を遠い県外まで連れて行くことになり、さらに跡継ぎなんだから頻繁に会わせにくるようにと何度も要求されました。 我慢の限界義実家を訪ねるたび、子育てに慣れていない私は息子をじょうずにあやす義母の姿を見て自信を失い、「この子はママよりおばあちゃんのほうが好きみたいね」と言う義母の言葉を聞くたびに泣きそうになりました。そして正月に義父が親戚一同が集まった場で、「義母は子育てが本当にうまい。跡継ぎも義母に育てさせたほうが安心だ」と言ったことで私の我慢はついに限界に。義実家からの帰り道で私は夫に泣きながら義両親とは付き合えないと訴えました。夫からその話を聞いた義両親はとても反省したらしく、その後、適度に距離を置いた付き合いをしてくれるようになりました。 今回の件は義両親の振る舞いにも問題はありましたが、私もいい顔ばかりして我慢していたのが良くなかったと思います。反省して態度も改めてくれたので、初めから自分の気持ちを伝えていれば、義両親の対応も違っていたかもしれません。 作画/うちここ著者:坂井まさみ製造業の事技職として働きながら、3歳男児を育てる母。現在、第2子を妊娠中。自身の妊娠、出産、子育て経験をもとに体験談を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2021年04月29日産後、育児に追われるなかで、「○○をやっておけばよかった!」「気が付けば、時が流れて、〇〇を忘れていた!」なんてことがあると思います。今回は、産後10カ月を迎えた私が後悔していることをご紹介します。 1.ニューボーンフォト・寝相アートニューボーンフォトと寝相アートは、妊娠中のころから興味がありましたが、まったく準備をしていませんでした。産後、赤ちゃんが寝ている間に作ろう!と、安易に考えていたのです。 しかし、いざ赤ちゃんが生まれてみると、アート用の小道具を用意する余裕などまったくなく、なぜ暇だった妊娠中に用意しておかなかったのか、すごく後悔しました。赤ちゃんが生まれたら、ニューボーンフォトと寝相アートで思い出づくりをしたい!と考えている方は、時間に余裕のある妊娠中から準備しておくとよさそうです。 2.産後ダイエット「完母で育てたら、いくら食べてもどんどんやせるよ!」という先輩ママの言葉を信じていましたが、私の場合、食べれば食べるだけ太りました……。 産後半年までにはなんとかしようと思っていましたが、あっという間に半年が過ぎました。私の体は正直なもので、産後半年を過ぎたあたりからさらに体重は増えていき、今ダイエットをしていますが全然体重は落ちません。 産後の回復のために無理なダイエットは禁物ですが、もう少し食べる量を考えていればと後悔しています……。たとえ母乳育児をしていても、暴飲暴食は控えたいですね。 3.子どもの写真の整理かわいいわが子を写真に収めるうちに、写真の数がすごいことになっていきます。わが家でも、そうこうしているうちにハーフバースデーを迎え、半年間で溜まりに溜まった莫大な写真の数に目が回りそうになりました。せめて2~3カ月に一度は写真を整理するべきだったと後悔! せっかく撮った思い出の写真。あとから家族で眺められるように、みなさんには少しずつでも写真の整理をしていくことをおすすめします。 産後は育児に追われて、あっという間に時間が過ぎていきます。パートナーや周りの人にもじょうずに頼りながら、後悔をしないように日々育児を楽しみたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。無理な産後ダイエットはおこなわず、必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。監修/助産師REIKO著者:田中麻奈元保育士で一児の母。現在は育児に専念するため専業主婦。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。趣味は手芸。
2021年04月27日登場人物おかめ:息子の成長記録にと日々育児マンガを描いている。夫:普通のサラリーマン。最近の悩みは『ちょっぴり出てきたお腹』おまめ:2015年夏に生まれた我が家の長男。電車と恐竜に夢中。最近の乗りたい電車は『京とれいん』こまめ:2021年冬に生まれた我が家の長女。とてもよく寝る。足が強い。前回のあらすじ妊娠糖尿病での入院生活もようやく終わり、苦労半面良かったこともいろいろありました。そして旦那さまからのまさかの言葉に嬉しさが…。育休取得について話を…編集後記こまめちゃんを出産する2ヶ月前、おかめさんは育児休暇取得について、旦那さまへどうやら相談をしていたようですね。そこで、在宅勤務や1週間のお休みが取れることを聞き、少し安心をした様子のおかめさん。しかし、出産を終え退院し自宅へ帰ると、旦那さまの育児休暇取得や在宅勤務ができなくなった事実を知ることに。急な出来事に、おかめさんにはさまざまな感情がこみあげてきたかと思います。必死で謝る旦那さまと困るおかめさん。この光景に共感をするママも多いでしょう。また、同じような経験をされたことがあるママも多いのではないでしょうか。まだまだ夫の育児休暇取得が難しい現状ではありますが、少しずつ進み、家族の時間もより増えていくと良いですね。(ままのて編集部)妊娠糖尿病に関する漫画はこちらおかめさんからのメッセージ今回、なぜ育休や産休ではなく、退職を選んだかについてお話します。実は一人目のおまめのとき、保育園に入れたいと考え、当時の職場を休職扱いにしてもらいました。ですが、自身の住んでいる場所が保育園激戦区に加えて、引っ越しや里帰りなどで忙しく、保活の準備ができないまま出産となりました。休職明けの仕事の忙しさなども積み重なった結果、かなり出遅れての保活スタートになってしまい、当然入園することができませんでした。保活失敗によるストレスでかなり落ち込み、今でもトラウマのようになっています。今では、産後でヘトヘトななか無理して園見学や説明会、役所への相談に行かなくても良かったのではないかと思うこともあります。おまめのときにわたしには産後すぐに保活をする体力が無いのだとわかったので、今回は休職ではなく退職を選びました。育児と仕事・保活の板挟みを避け、少しでも心に余裕を持って保活を始めたいと考えています。今のところは下の子も年少の時期に幼稚園へ入園させて、そのタイミングでまた求職活動をしようと考えています!上の子との2人育児にもなるので、自分が一番どうしたいかを選択しました。妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2021年04月26日2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんのゆるっと笑える育児マンガ! 第47話は、産後に里帰りをしたキヨさん。里帰りしてよかったこととは? この連載では、キヨさんの妊娠から出産までの出来事と、子育ての様子をかわいいイラストとともに紹介します♪2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんのゆるっと笑える育児マンガ! 第47話は、産後に里帰りをしたキヨさん。里帰りしてよかったこととは?こんにちは、キヨです! 今回は産後の里帰りについて。私の周りはみんな里帰り出産をしているし……里帰りしたほうがいいのかな?という気持ちで決めたのですが、結果、里帰りして正解でした! 初めての出産は不安と孤独でいっぱいだったので、身近に信頼できる人がいるというのは本当に心強かったです。私の両親はすでに仕事をリタイアし、体も健康で育児の手伝いに協力的だったのもよかった点かもしれません。 正直、里帰りしていなかったら、母乳が出ない・授乳の仕方がわからない・ずっと抱っこ……で精神的にキツかったと思います。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター キヨ2018年7月生まれの女の子の母。妊娠を機にデザイン会社を退職しフリーランスに。出産してから食べることが癒やし……。ゆるっと育児漫画、絵日記、イラストをツイッターで更新中!
2021年04月24日2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんのゆるっと笑える育児マンガ! 第45話、産後は病院でママ友ができると聞いていたキヨさん。でも実際は……? この連載では、キヨさんの妊娠から出産までの出来事と、子育ての様子をかわいいイラストとともに紹介します♪2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんのゆるっと笑える育児マンガ! 第45話、産後は病院でママ友ができると聞いていたキヨさん。でも実際は……?こんにちは、キヨです! 出産前、先輩ママさんたちから「病院でママ友ができる」「同室の人と話したりする」「LINE交換した」など聞いていたので、私も他のママさんと仲良くなれるかな〜と思っていました。しかし、私が出産した病院は完全個室……。 個室は他の人に気を使わなくて済むのでラクでしたが、誰かとお話ししたい、しかし滅多に人に会わない。そのまま入院生活7日が過ぎ、誰とも交流することもなく退院したのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター キヨ2018年7月生まれの女の子の母。妊娠を機にデザイン会社を退職しフリーランスに。出産してから食べることが癒やし……。ゆるっと育児漫画、絵日記、イラストをツイッターで更新中!
2021年04月22日2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんのゆるっと笑える育児マンガ! 第44話、産後入院中、体調が優れず苦しむキヨさんが唯一元気になれた出来事とは!? この連載では、キヨさんの妊娠から出産までの出来事と、子育ての様子をかわいいイラストとともに紹介します♪2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんのゆるっと笑える育児マンガ! 第44話、産後入院中、体調が優れず苦しむキヨさんが唯一元気になれた出来事とは!?こんにちは、キヨです! 産後入院中は、電話で旦那に泣きながらもうダメだと弱音を吐きまくる日々でしたが、唯一テンションが上がったのはお祝い膳でした。 お祝い膳で産院を選ぶ人もいると聞いてすごいな〜と思い、Instagramで検索してみたら、高級なフレンチの画像ばかりでびっくりしました! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター キヨ2018年7月生まれの女の子の母。妊娠を機にデザイン会社を退職しフリーランスに。出産してから食べることが癒やし……。ゆるっと育児漫画、絵日記、イラストをツイッターで更新中!
2021年04月21日私が産前・産後から続けていたいくつかの記録で、今になって本当に記録しておいてよかったと思うものがあります。記録しておいてよかったと思うことベスト3を紹介させていただきます。 妊娠がわかったらすぐ! 健診ごとのマタニティフォトパラパラマンガみたいになっておもしろいかもと思い、妊娠初期から始めた健診ごとのマタニティフォト。決してインスタ映えするようなきれいなものではなく、ただ同じ場所で同じ姿勢で立って横向きの姿を撮るというもの。おなかがどんなふうに大きくなっていったかがわかります。毎月同じ日に撮影するのでもいいのですが、私は忘れそうだったので健診から帰ってきたら撮影するようにしていました。生まれる前は、「こんなに大きくなったのかー」と自分で眺めていただけでしたが、こんな利用法もあるのか!と思ったのは娘が4歳になった最近のことです。 “赤ちゃんが生まれる前はお母さんのおなかが大きくなる”ということをなんとなく絵本やYouTubeなどから学んできて、「ママもおなかが大きくなったの?」と聞いてきたとき、撮影した写真を見せてみました。まだよくわからないながらも大興奮! もう少し娘が大きくなったとき、自分の生まれる前の状態をさらに興味を持ってみてくれる、と実感しました。 生まれたら始めたい、育児日記日々の生活に追われているうちに、子どもが大きくなるのは本当にあっという間。いつ立てるようになったのか、いつ歩けるようになったのか、いつ話し始めたのか……。1〜2年の前のことでさえ、すでに遠い記憶に……。5年日記や10年日記なら、毎日少しずつ書けばいいうえに、去年の同じ日に子どもがどんな状況だったのかをすぐに確認できます。同じ時期に風邪をひいていた……なんてこともわかるので、気をつけるきっかけにもなりました。 子どもと一緒に楽しめる! ムービー撮影今の時代、写真もムービーもデータで簡単に取っておけるので、「こんなものを撮影しても……」と思わずに、とにかくなんでも撮影しておきました。 写真ももちろんですが、特にムービーは「こんなときもあったなあ」と、見返すといつまでも見ていたくなります。1本が長いムービーよりもスマートフォンで撮影したような30秒から1分ほどのムービーのほうが子どもも飽きずに見てくれました。 そのときの記録はそのときにしかできないので、まさに後悔先に立たず、です。やろうかしら?と迷ったら、とりあえずやってみるようにして正解でした。 著者:ヒロコ ラメッシェ4歳女児の母。旅行雑誌編集デスク、アルバイト情報サイト編集長を経て、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。現在、モロッコ在住。自身の経験からママたちと共有したい情報を発信中。
2021年04月20日私は現在、3歳になる長女と生後6カ月の次女の母親です。無口で育児など生活面において何も口出ししてこない無関心タイプの夫が、立派なイクメンに成長してくれるまでの過程をご紹介したいと思います。 夫は無関心、親せきにも頼れない環境夫は付き合った当初から、どちらかと言えば寡黙なタイプで、言い換えれば「何事にも無関心」な人でした。私の自由にやらせてくれる、といった良い面もあれば、本当に何も言わない人なので、長女を妊娠したときから「このままだと育児にも参加してくれないかも……」と不安が頭をよぎりました。 しかも、私自身の実親は毒親で頼れず、里帰りはしないつもりでしたし、夫の実家も遠方であるなどの理由からお互いの親せきには頼れないという状況でした。 夫しか頼れる人がいないと懇願だからこそ、私の頼りは夫しかいなかったのです。夫にも私の家庭の事情を話し、「こんな状況だから里帰りはできないし、したくない。だから協力してほしい」と懇願。 夫も私の切迫した状況を把握してくれたのか、「できる限り協力する」と応えてくれました。その後、私は難産の末に長女を出産。産後は夫の育休取得などに向けて夫婦で話し合いましたが、結局実現できず……。退院直後から私と長女2人きりの生活がスタートしました。 一番苦しい時期を見守ってくれた夫初産で里帰りもなく、退院初日から長女と2人きりという、気持ち的にも切迫した状態を夫はずっと見守ってくれました。 産後1~2カ月間が心身面で一番しんどい時期だったのですが、その私の苦しみを夫が間近で見ていたことで、結果的に目の前にいる長女のことや家事などが他人事ではないという意識を持ち始めたのです。そして仕事のない日には、食器洗いや掃除、料理など、授乳以外のすべての家事をできる限り引き受けてくれました。 なぜ無関心タイプの夫がここまで育児や家事に協力的になったかというと、一番の理由は「タイミング」にあったと思います。産後直後の一番苦しい時期に、夫と一緒にいられたこと。私たち夫婦にとって、新たな家族を迎えたという重要な局面で、まさにベストタイミングでした。紆余曲折しながらも、夫は私を受け入れてくれ、見守り、手伝えることはすべて引き受けてくれました。もちろん、次女が生まれた現在も、しっかりと育児や家事をこなしてくれています。私はこの恩を忘れませんし、大ピンチの局面を共に乗り切った夫を心から信頼しています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年04月19日5歳と2歳の娘を育てています。長女とイヤイヤ期の次女の対応に疲れ、現在はうつ病のため病院に通っています。今回はうつの症状が一番強く出ていた10日間、どのように子どもたちと過ごしていたかをお話ししたいと思います。 うつ病の症状うつの症状に気が付いたのは2018年の9月ごろでした。何もしたくない、何も楽しくない、涙が自然とこぼれてくる……。はっきりとした原因はわかりませんが、長女の夏休みの間、イヤイヤ期の次女との争い(?)が絶えず、精神的にも体力的にも疲れてしまったのかなと思います。 幼稚園も始まったし、少しゆっくりすれば良くなるだろうと思っていましたが、つらさは増していくばかり。何もしたくなく、子どもたちと楽しい時間を過ごすこともできませんでした。 テレビを1日に6時間次女はアンパンマンやドラえもんのアニメを見ることが大好きです。でも見せすぎも良くないと思い、それまでは時間を決めて見せていました。 しかし、うつ病になってからは次女と遊んであげる気になれず、テレビばかり見せていました。外に出る気力もなかったので、公園遊びもあまり行けなくて毎日体力を持て余していたと思います。 夜ごはんはお惣菜中心ごはんを用意することもおっくうで、なんとか毎日食べさせているという状態でした。ご飯にお惣菜に、作れてもお味噌汁。イヤイヤ期で好き嫌いもある次女と食卓を囲むこともすごく嫌でした。 自分はまったく食欲がなく、ただただ食べさせなくてはという義務感だけで動いていました。夜ごはんの時間が一番つらかったです。 すぐ寝室にこもってしまう子どもたちはまだまだ甘えたい盛りで、なんでも私と一緒にしたいし、なんでも私と共有したい時期です。 そのため、本当に申し訳ないし、かわいそうだと思いつつ、2人の声をうるさいと感じてしまい、危険がないことを確認したうえで寝室にこもることが多かったです。長女は私が風邪で具合が悪いと思っていたのですが、すごく協力的で次女の面倒もよくみてくれました。 心療内科でもらった薬が効き始めるまで、このような状態は10日間ほど続きました。本当に自分が情けなくて、子どもときちんと接することができないことでさらに落ち込んでしまいました。今はしっかりと子どもたちとも向き合うことができています。不安で寂しい思いをさせてしまって本当に申し訳なかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年04月11日1人目の出産時は、車で20分の距離にあった実家で産後1カ月ほど過ごしました。しかし2人目出産時、上の子はすでに小学生。生活環境の変化は子どもの負担になると考え、里帰りはしない決断をしました。当時夫は朝早く夜遅い激務で、平日はほとんど戦力になりませんでした。退院直後から始まった赤ちゃんと小学生、2人のお世話を乗り切れた秘訣を紹介します。 赤ちゃんが寝ているときは自分も寝るまずは自分の体力回復が第一優先と割り切り、上の子が学校に行っている間は「赤ちゃんが寝たら自分も寝る」を徹底。家事は赤ちゃんが起きているときに済ませるようにしました。そして、再び赤ちゃんが寝たら、たとえ掃除や片づけが途中でもすべて放り出してひたすら寝る、ということを心がけました。上の子が帰ってくればすぐに宿題のフォローや習いごとの送迎があり、体を休める時間はありません。1人目の産後の経験から、睡眠時間の確保がメンタルの安定にもつながると感じていた私は、細切れであっても睡眠時間の確保を優先しました。 できないことは「できない」「しない」退院翌日、義両親が自宅を訪問したいと言ってきました。これがもし1人目の産後なら、内心は「体力的にキツイから遠慮してほしい」と思いつつも、「義両親の好意を無下にしては申し訳ない」と承諾していたと思います。しかし2人目のときは「無理です」とはっきり断りました。いくら「赤ちゃんの顔を見るだけ」と言われても、洗濯物が山積みになり、朝食の片付けも済んでいない部屋に義両親を通すのは気がひけます。また、自分自身もそれなりに身ぎれいにしなければと思うと、1分でも寝ていたい産後には負担が大きすぎたのです。幸い義両親は理解のある人々で、私の希望を優先してくれました。 手助けが必要なときはすぐにお願いする「こんなに自分ばかりが大変なのに夫は何もしない!」と一方的に不満をためてしまった1人目出産時の反省から、「上の子を連れて一日外出してきてほしい」「食事の支度(片付けまで)をしてほしい」など夫にやってほしいことを具体的にお願いしていきました。 「夫は仕事で疲れているから」という遠慮をしていては、産後という非常時を乗り切ることはできません。「言われなくてもやってよ!」と険悪になる前に、どんどんお願いしました。 夫にとっても具体的にお願いされたほうがやりやすかったようで、「どんどん言ってね」と友好的でした。こちらも「ありがとう」のひと言を添えることで、お互いやさしい気持ちにもなれました。 1人目のときよりも年齢を重ねている分、体力的な不安が大きかった2人目の産後でしたが、自分ひとりですべてをやろうとするのではなく「できること」「できないこと」をはっきりさせて周りを巻き込むことで乗り切りました。精神的には1人目のときよりもずっとラクに過ごせましたし、何より家族のきずなが深まりました。 監修/助産師REIKO著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2021年04月10日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト