「産後 骨盤 矯正」について知りたいことや今話題の「産後 骨盤 矯正」についての記事をチェック! (6/39)
ファイナンシャルプランナーの大野先生が、出産を控えているママや、子育て中の働くママに知っておいてほしい「母性健康管理措置」について教えてくれました。妊娠中や子育てをしていると、自身の体調不良や子どもの病気など予期せぬトラブルはつきもの。そんな時に役立つ、法律で定められている制度等がいくつかあります。ぜひチェックしてみてくださいね。妊娠・出産について多くの制度や助成がありますが、働くママが安心して働き続けることができるように職場における適正な母性健康管理は知っていますでしょうか?今回は「労働基準法」や「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(以下、育児・介護休業法)」等で定められている妊娠・育児に関しての労働の制限や緩和の内容について、主なものをお伝えして参ります。 1.妊娠中について①保健指導・健康診査を受けるための時間の確保ができます「事業主(勤務先)は、雇用する女性労働者が母子保健法の規定による保健指導または健康診査を受けるために必要な時間を確保することができるようにしなければならない」と男女雇用機会均等法第12条に定められています。事業主は、申し出があった場合には、勤務時間の中で妊婦健診等の時間を確保する必要があります。また、受診のために確保しなければならない回数は、以下の通りです。 ②妊娠中の通勤緩和医師等から通勤緩和の指導を受けた妊娠中の女性労働者から申出があった場合には、事業主は混雑を避けて通勤することができるように通勤緩和の措置を講じる必要があります(男女雇用機会均等法第13条)。例えば、時差通勤、交通手段の変更、通勤経路の変更、勤務時間の短縮等となります。 ③妊娠中の休憩医師等から休憩に関する措置について指導を受けた妊娠中の女性労働者から申出があった場合には、事業主は適宜補食や休養ができるように、休憩時間を長くする・回数を増やす等、休憩に関して対策を講じる必要があります(男女雇用機会均等法第13条)。例えば、休憩時間の延長、休憩回数の増加、休憩時間帯の変更などが考えられます。 ④妊娠中または出産後の作業の制限等妊娠中または出産後の女性労働者が、健診等の結果や医師等からその症状等について指導を受け、事業主に申し出た場合には、事業主は医師等の指導に基づき、指導事項を守ることができるようにするため、作業の制限、勤務時間の短縮、休業等の措置を講じなければなりません。また、危険有害業務への就業禁止、申し出がある場合には時間外労働・休日労働・深夜への就業が禁止されています。(労働基準法第64条~66条)。身体負担の大きい作業から軽作業・デスクワーク等への変更、勤務時間の短縮、作業環境の変更等が考えられます。 2.産前・産後について ①産前・産後休業女性労働者から請求がある場合には産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)、産後は8週間女性を就業させることはできません(産後6週間を経過した女性労働者が申し出をし、医師が認めた業務に就かせることは可能)。と労働基準法第65条に定められています。なお、産後6週間は申出によっても就業ができない期間ですので、いかなる場合でも働くことができません。 ②解雇制限産前・産後休業の期間とその後30日間の解雇は禁止されています(労働基準法第19条)。但し、打ち切り補償を支払うか災害等で事業継続ができない場合にはその限りではありません。 3.育児について①育児時間1歳未満の子どもを育てる女性は、本人が請求した場合には、1日に2回少なくとも30分の育児時間を請求することができます(労働基準法第67条)。 ②育児のための短時間勤務3歳未満の子どもを育てる労働者が請求した場合、事業主は1日の所定労働時間を原則として6時間とする短時間勤務制度を設ける必要があります(育児・介護休業法23条)。 ③所定外労働の制限3歳未満の子どもを育てる労働者が請求した場合、所定外労働が制限されます。(育児・介護休業法第16条の8) ④時間外労働・深夜業の制限小学校就学前の子どもを育てる労働者が請求した場合、1か月につき24時間、1年につき150時間を超える時間外労働をさせてはならないことになっています。また、午後10時から午前5時までの就業をさせてはならないことになっています(育児・介護休業法第17条、第19条)。 ⑤子どもの看護休暇小学校就学前の子どもを育てる労働者が請求した場合、子どもが1人なら年5日、2人以上なら年10日まで、看護休暇を取得することができます(育児・介護休業法第16条の2、第16条の3)。 すでに多くの方が勤めている勤務先である場合には、妊娠・出産後の労働条件等について制度化され周知もされていることがほとんどですが、人数が少ない勤務先や創業間もない場合勤務先の場合には、今回お伝えした法律や制度を人事担当者が理解していないケースもあります。休業中でも給与が支給されるかどうか、細かいルールの設定は勤務先と労働者で調整することもありますが、法律で定められている制度は勤務先の都合で勝手に労働者が不利な方向への変更や廃止はできません。そのためにも、今回は妊娠・出産されたママが働く場合にはこのような制度が法律で決まっていることを知るきっかけにしていただければと思います。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志
2023年06月30日出産直後は育児に家事にとやるべきことに追われて、夫婦で話し合う時間が取れなかったり、育児や家事の認識のズレから衝突することもあったり……。でも大丈夫。マタニティ期に産後の子育てについてじっくり話し合えば、同じ方向を見て、お互いの納得のいく形で子育てに挑めるはず。今回、先輩ママ&パパに【マタニティ期に夫婦で相談するといいこと】を調査してみました。ひとり目妊娠中のママは参考になり、ふたり目、3人目のマタニティママは共感することがたくさんありそう。ぜひこの記事をパパ&ママにシェアしてみて!出産前にパパと相談すべきこと01ホルモンバランスが崩れることやガルガル期について事前に共有する出産後は子どもを守りたいという本能やホルモンバランスの影響で、ママの精神が不安定になることも。些細なことでイライラしてしまったり、人に強く当たってしまったり……。そういったことを事前にパパに伝えておくと産後の夫婦間のトラブルを防げるかも!「両親学級に参加した際、NHKの『ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫る ニッポンの子育て』という番組を視聴し、産後はホルモンバランスの関係でママの意思とは別に、周りを敵対視してしまうということを知りました。このことを夫にも共有していたので、夫もそういうものか、と受け止めてくれていたように思います」M.Mさん(5歳男の子、0歳女の子のママ)「私は父親ですが、母親がどれだけのダメージを受けて、ホルモンの影響がどれだけあるか勉強するのが大切だと思いました。思い返せばひとり目のときは勉強不足でサポートが足りなかったように思います」F.K.さん(4歳女の子、1歳男の子のパパ)「出産後はいつもの体感2倍くらい気性が荒くなっていた気がします。ママは産後本調子じゃないし、小さなことで夫に強めに当たっていました。『ガルガル期』というものがあると知っておいてもらい、やさしくサポートとケアに徹してもらえると嬉しいかも」E.S.さん(8歳男の子、1歳女の子のママ)出産前にパパと相談すべきこと02子育て中の息抜きの方法を決めておく産後は「赤ちゃんのお世話が想像以上に大変だった」という声が多数! 育児や家事に追われて息抜きの時間が取れないと、夫婦ともにストレスが溜まった状態になる恐れが。それを回避するために、どうやって息抜きの時間を取るかについて事前に話しておくのもひとつの手かも。「四六時中赤ちゃんのお世話をしていると可愛くても疲れ切ってしまうこともあるので、例えば月に1回はママ&パパそれぞれの自由時間をつくるなど、子育て中の息抜きの方法を決めておくといいかもしれません」S.N.さん(7歳&0歳女の子のママ)「夫婦の息抜きの時間を取るために、事前に両親にサポートしてもらいたいことを伝えておくことがおすすめです。わが家は産後1ヶ月は母に来てもらい、精神的にも体力的にもサポートしてもらいました。母という話し相手がいることから孤独感もなく、ある程度まとまった睡眠が取れたのが大きいです。あと夫婦でランチや美容室などの外出もできました」N.K.さん(7歳男の子のママ)「子育てを夫婦で平等にしているので、息抜きも平等感があるようにお互いを尊重して時間を与え合うようにしています。近くのカフェやコーヒーを飲みにいくプチ息抜きから、美容室に行ったり友達と遊ぶ日のような1dayプランまで、自分のやりたいことは我慢せず伝えて実行する。その代わりパパのやりたいことも聞いてやらせてあげる。ギブアンドテイクが大切!」E.S.さん(8歳男の子、1歳女の子のママ)出産前にパパと相談すべきこと03育児や家事の分担について話し合う育児や家事の分担を夫婦間で上手くできていないと、不満が溜まったり喧嘩の原因になることも。産後は夫婦でじっくり話し合う時間やタイミングが取りにくいこともあるから、産まれる前にある程度役割やルールについて話し合い、お互いが納得のいく方法を見つけるといいかも。「夜中の授乳はママ、オムツ換えはパパと連携したおかげで睡眠時間が少しでも多く確保することができました。また、ごはんを頑張りすぎない、なんなら1週間お惣菜でもOKと決めてます。そうするとだいぶ気が楽でした。これは今も継続中です」N.K.さん(7歳男の子のママ)「産後の股関節痛がひどく、車椅子を使わなければならないときもあるほどだったので、夫にミルクをつくってもらったり、家事を代わりにやってもらいました。そのような事態を産前から予測するのは難しいですが、産後のダメージがひどい場合なども想定して、夫には家事や育児の協力など理解してもらうことが大事かと思います」M.K.さん(1歳女の子のママ)「わが家は完全に分担制にしています。気付いたほうがやる、だとお互い気付かないふりしたり、自分のほうが負担が大きくなることも……。分担制にすることで、洗濯とお風呂掃除は夫の担当だから私はやらない! と決めるとすごく気持ちがラクになりました。あと平日は私がメインで食事づくりをしているので、土日はすべて夫が担当してくれているのも助かっています」M.M.さん(5歳男の子、1歳女の子のママ)「子どもが体調不良になったときなどに仕事を抜けないとダメなこともあるので、会社員の場合は使える制度をお互い把握しておくといいと思います。よりフェアになりそうな気がします。家事は、『やろうと思ってた食器洗い先にやってくれてる』とか『ゴミ捨てして帰ってきたら新しいゴミ袋入れてくれてる』など『おっ! ナイス!』みたいな助けあう瞬間をお互いに積み重ねることで夫婦間の家事がブーストされます」E.S.さん(8歳男の子、1歳女の子のママ)「妊娠中、長期で入院していたので赤ちゃんに必要なオムツなどの日用品の購入を任せていました。そのおかげで生まれてからも赤ちゃんのものが切れていたら、買ってきてくれるなどをしてくれて助かりました」C.O.さん(9歳&6歳男の子のママ)出産前にパパと相談すべきこと04産後の生活をイメージしながらパパの育休取得について相談するパパが育休を取れる環境も整ってきているみたい。育休を取得し、家事や育児を分担をするのはもちろん、ベビーとの時間をたっぷり取ることで、パパとしての自覚が育まれるというメリットも。前向きに検討してみてはいかが? 「わが家は2ヶ月間、夫が育休を取得しました。おかげで長男のケアもできたし、私もゆっくりできました。家族の時間が取れて本当によかったです。家族でこんなに長く過ごすチャンスが取れるのはこのタイミングだけなのでは? と思います。収入の面だけちょっと気になって2ヶ月間にしましたが、もっと長くとればよかったなと思います」E.S.さん(8歳男の子、1歳女の子のママ)「ダメ元かもしれないですが育休の話をきちんとしておくべきだと思います。うちは里帰りせず、産後も夫婦だけでしっかり乗り越えられたので、パパに育児の自信がつきました。育休を取ってもらって本当によかったと感じています。ママは妊娠初期からゆっくりママになる準備ができますが、ほとんどのパパは生まれてやっとパパの自覚が生まれます。その差を初めから埋める工夫をすると、産後の夫婦関係も上手くいきやすくなる気がします」A.D.さん(2歳女の子のママ)「ふたり目のとき、主人が育休を2週間取ってくれてメンタル的にも生活的にもすごく安心したし助かりました。パパが育休を取れる環境も整ってきていると思うので育休について事前に相談した方がいいと思いました。また里帰りするかしないかもとても大切なことだと思うのでしっかり話し合って決めた方がいいと思います」M.Y.さん(5歳&3歳男の子のママ)「育休については、社内であまりとっている人を見かけたことがないからか、もともと取らない前提でした。本当にそうなのか、確認だけでもして欲しかったです。実は取ることができたら、もっとのびのびとふたりで育児する時間ができたのではないか、とたまに後悔します」M.W.さん(1歳男の子のママ)出産前にパパと相談すべきこと05産後のサポート制度について確認しておく地域のサポート制度や会社の福利厚生など、産後に活用できる育児の制度がいろいろあるみたい。例えばベビーシッターの割引があったり、育児や授乳の相談ができたり……。産後に調べたり登録をするのは手間になりそうだから、マタニティ期にぜひチェックしてみて。「産後、家事を手伝ってもらう人が近くにいない場合、県のサポートなど生まれる前に調べてすぐに使えるようにしておいたらよかったと思いました」M.K.さん(3歳&1歳女の子のママ)「両親がともに遠方に住んでいるので、ファミサポや病児保育などの制度について情報を集めたり、登録だけしておくと万が一のときに安心です」M.M.さん(5歳男の子、1歳女の子のママ)出産前にパパと相談すべきこと06出産時に必要なものやこと病院へ行くルートをパパに共有する出産は何が起こるかわからないもの。緊急事態も想定して、事前にできること、出産時にやってほしいことなどをパパに伝えておこう。パパは焦らず対応でき、ママは安心材料になるはず。「予定日より3週間前の検診で、そのまま入院し、出産することになりました。体調も良好で特に異変に気付かなかったので、予定より早い出産になってびっくり! 臨月に入る前から入院用のバッグを用意し、夫にも『何かあればこれを持ってきてね』と事前に伝えていたので、スムーズに入院することができました」A.Y.さん(5歳女の子のママ)「陣痛のときや入退院のときに病院へ送迎してくれる陣痛タクシーを夫婦ともに登録しておくといいと思います」N.K.さん(7歳男の子のママ)「出産の立ち会いのときに痛みを和らげる方法を伝えて、実際にやってもらいました。少しですが痛みも和らぎましたし、一緒に乗り越えている感じがあったのでよかったです」M.M.さん(5歳男の子、1歳女の子のママ)出産前にパパと相談すべきこと07両親学級を一緒に受けることを検討する妊娠や出産、育児について、知見のある第3者から伝えてもらうことで、夫婦ともに子育てへの理解が深まり、親になる準備ができる。パパ目線で、育児は“手伝う”ではなく“一緒にやるもの”という認識が生まれることもあるみたい。「妊娠・出産・産後の大変さをママからではなく専門家から伝えてもらうということが大事。オムツ換えや入浴方法など教えてもらえるので、事前知識がある分、実際にパパにやってもらうときに覚えが早いです」N.K.さん(7歳男の子のママ)「ママは定期健診でほかの妊婦さんと接する機会が多いけど、パパはなかなかそんな機会がないですよね。両親学級で同時期に出産するママ&パパが集まるので、なんだかパパもちょっと緊張した様子でした。これを機会にパパになる自覚が生まれたのでは? と思いました」A.Y.さん(5歳女の子のママ)出産前にパパと相談すべきこと08つわり中にパパにお願いしたいことを伝える妊娠、出産の身体的負担はママが100%背負うもの。そのことをきちんと理解してもらい、特に辛いつわりの時期は、我慢せずパパに甘えてみるといいかも。「つわりのときは、まだ仕事もしていたので仕事と自分の体調の調整で精一杯だった気がします。食べられそうなものを買ってきてもらい、家事や上の子の相手もほぼやってもらいました。ママはお腹の中で赤ちゃんを一生懸命育てているので、その他はすべて任せる気持ちでいてもいいと思います」E.S.さん(8歳男の子、1歳女の子のママ)「頑張りすぎず『ごはんは自分で!』とお願いするといいと思います」N.K.さん(7歳男の子のママ)出産前にパパと相談すべきこと09出産後の家計について話し合うベビーが生まれると必然的に支出が増えるもの。マタニティ期を機に家系の見直しをしてみてもいいかも。「結婚当初は夫婦それぞれ仕事をしていたのでお財布が別々でしたが、妊娠がわかってから、生活に関わる支出額を内訳し、そこからそれぞれ必要な金額を再度想定したり月のお小遣いや貯金額を決めました。出産後は子どものことでかかる費用も増えたので、前回話し合ったものに加えるだけで終わりました。お金に関することは重要なのでできれば早めかつ夫婦間で揉めずにしたいことでした。産後の疲労中に一から話し合っていたらしんどかったと思うので、事前に相談し合っていてよかったと感じています」K.O.さん(2歳&0歳女の子のパパ)「わが家はお金の管理は夫婦でまとめずバラバラにしています。まとめた方が無駄がないのかな? と思いつつ自由がなくなるのもいやで別々に。オムツ・子ども服・ベビー用品など出費のバランスがどちらかに傾きすぎていたら外食時に払うなど、ゆるーくバランスを保っています。貯めたいお金だけはNIISAや積立型の保険に入って強制的に取られる仕組みを整理しました」E.S.さん(8歳男の子、1歳女の子のママ)「わが家はふたりで育休を取得しているので、もう少し細かく家計を見直せたらよかったなと反省してます」T.Y.さん(0歳女の子のパパ)出産前にパパと相談すべきこと10子どもや子育てにまつわる本やネット記事を共有して共通の知識と認識を持つ子育てに関する情報を見つけたら気軽にパパ&ママに共有してみよう。そうすることで自然と育児に関しての共通認識が生まれたり、方向性にズレが生じたらじっくり話すきっかけにも。「ママからの情報だとママの感情や主観が含まれるので、理解してもらいたい内容はできるだけ専門家や医療従事者の文献や本で理解してもらうといいと思います」N.K.さん(7歳男の子のママ)「子育てに対して夫婦で同じ方向を向いていたいので、私が気になって購入した本などを勧めたり、子ども関連のネット記事について話したりしています。方向性が違うときは、じっくり話していい方向に進めるようにしています」M.M.さん(5歳男の子、1歳女の子のママ)「Instagramのアカウントや赤ちゃん情報の定期メルマガなどを共有していました。読んでほしい記事も即コピペで送ったりもします。あとで『あれ見た? どう思った?』など気軽に話すとより認識のズレが解消できます」E.S.さん(8歳男の子、1歳女の子のママ)
2023年06月30日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、産後ダイエットの注意点について教えてくれました。夏が近づき、体型やダイエットなどが気になっているという方もいることでしょう。無理なくダイエットを行うためにもぜひ確認しておきましょう! 妊娠中に増えた体重は、産後に減らしたいと思っても、運動や食事管理などが難しく諦めている方もいるかもしれません。今回は、産後のダイエットで間違いがちなポイントをお話しします。 妊娠中の体重ってどのくらい増えるの?妊娠中の体重増加については、2021年3月厚生労働省において指針の改定がおこなわれました。以前は、妊娠中の体重増加は10kg程度とされていましたが、現在では妊娠前のBMIが18.5未満の低体重の場合は、体重増加が12〜15kgと緩和されています。赤ちゃんの体重、胎盤、羊水、出産に備えて増える血液量などを考えてもこれらの総重量は7〜8kgといわれており、それ以外は妊娠継続に必要な母体につく脂肪などで、産後の母乳分泌や産後の回復を支えるためにも必要になってきます。 母乳育児は自然なダイエットになる?食事で注意することは?授乳中は、成人女性に必要なカロリーの他に350キロカロリーを追加することを推奨されています。母乳は血液で作られているので、母乳分泌をするだけでも約500キロカロリー消費するといわれており、これは2時間程度のジョギングに相当します。そのため、食事など何も気にしなくても自然に体重が減っていくという方もいます。その反面、思いのほか体重が減らない、または増えていってしまうという方もいます。また、産後は、無理な食事制限は体調を崩します。食事はしっかりとるようにして、食事内容を工夫してみましょう。育児中は、おなかが空くものの忙しくてなかなか自分の食事に気が回りにくいものです。ついつい簡単に食べられる菓子パンやお菓子など炭水化物や糖分、脂質に偏りがちで、体重が減っていきにくい原因になることもあります。1食でバランスをとるのは難しいので、1日の3食中でバランスがとれるように工夫していきましょう。赤ちゃんのお世話の間でも手軽に食べられるように、まとめて作っておいたりと工夫してみてくださいね。例としては、以下を参考にしてください。 ①お味噌汁やスープ類を積極的にとる。身体を温めて代謝を上げたり、満腹感を感じやすい。②海藻やキノコ類など低カロリーのものでかさを増やす。③タンパク質もとれるように、鶏肉のササミや卵をプラスする。 産後の運動はいつからはじめられる?どんなものが良い?産後1カ月は、妊娠・出産で変化した子宮や骨盤が正常な位置や状態に戻っていく時です。この時期に、しっかり身体を休ませて、骨盤底筋や骨盤を元の位置に戻すことが大切です。骨盤底筋体操や骨盤ベルトなどで、歪んだ骨盤や緩んだ骨盤底筋を安定させます。1カ月健診が終わって産後の回復に問題がなければ、徐々に体調に合わせて産後2〜3カ月ごろから始めるようにしましょう。手軽に始められるスクワットや散歩など下半身の筋力アップを図ると、代謝が上がりやすく体重が落ちやすくなってきます。産後3カ月ごろまでは骨盤ベルトなどで妊娠中に開いた骨盤を支えると良いといわれています。 まとめ産後のダイエットは、食事制限だけでは難しく、まず1ヶ月間は身体をしっかり休ませて、骨盤の状態を安定させることが基本です。その上で、下半身の筋力アップを図り、代謝をあげていくことで痩せやすい身体になります。 参考記事:母乳育児なのになかなか痩せない。実はそれ間違っているかも?産後のダイエットのポイントは?|ベビーカレンダー監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年06月29日娘が生まれてからずっと寝不足の日々……。1児のママであるツムママさんが描くマンガ「私の家に入らないで」にて、ありえない行動を連発する義母に読者から怒りの声が多数寄せられています。その中でも今回は共感性が高いコメントをご紹介します!<「私の家に入らないで」あらすじ>主人公は夫と小さな娘の3人で暮らしているママ。夜はなかなか寝てくれない娘の子育てで、寝不足な日々が続いています。しかし、寝不足の原因は娘だけではなく……。 ピンポーン!「早く開けてちょうだい!」ようやく眠ってくれた娘をベビーベッドへ寝かせることに成功したと思いきや、玄関のチャイムが鳴りました。 「お嫁さーん!早く開けてちょうだーい」と急かす義母。そのせいで娘が起きてしまいました。 「開けたくない……」「だけど、家まで来られたらそうするわけには……」と思うママ。その気持ちはいたいほど分りますよね。子どもが寝たと思った瞬間に物音で起きてしまう。何度経験しても、やりきれないです。 お母さんの抱っこが上手じゃないのかしらねそして「今日は筑前煮よ〜」とズカズカ入ってくる義母。「今日もこの人、夕方まで帰らないのかな……」と居座る義母に疲れ果てるママ。すると、義母は自分で起こしておいて「あら、泣き止まないわね〜」と言い始めました。 そして「うちの息子はそんなことなかったんだけどね」「まだお母さんの抱っこが上手じゃないのかしらね?」という発言まで。 この時期のママが育児でとても疲れ切っていることは、育児を経験している義母なら理解できるのではないでしょうか。そんなただでさえしんどい時期に「まだお母さんの抱っこが上手じゃない」などと言った無神経な発言をされると気持ちも落胆してしまいますよね。 このような義母の発言に、読者から多くの声が寄せられました。 筑前煮とかどうでもいいから帰ってくれ!●インターホンの音は切っておいても良いですよね……。こういう人、いいことをしてあげてる気になってるのでやっかいですよね。やんわり言っても伝わらないと思うので、はっきりと、子どもが眠れなくて困る、と言ってもいいのでは。それで義母がプンスカするようなら、夫に丸投げすればいいと思います。夫の親なんだし。 ●義母にハッキリ今、インターホンの音で起こされたから機嫌悪いんですよね。「赤ちゃんって自分のタイミングで寝たり起きたりしないと機嫌良くは起きないですから」って言ってしまおう。ケンカになったって構わない。それで来なくなればラッキーじゃん。 ●なんかまたクセ強い姑だな。産後で体力的にも精神的にもしんどいなか、他人に訪問されても迷惑。しかも娘が泣いてる理由を自分だと思わないんだ。筑前煮とかどうでもいいから帰ってくれ。 筑前煮を持ってきてくれるのはうれしいですが、産後の体力を消耗している時期に、この義母の押し付けがましい訪問の仕方はつらいですね。 ・連絡をして、相手に都合の良い時間を聞く。・インターホンを押しても出ない場合はドアノブにかけておく。・家に行く前は電話やメールなどで連絡をする。 など、義母側は相手を気遣う行動はできるはずです。 コメント欄にも「インターホンを切っておく」「義母のインターホンで泣いたとはっきり言う」などの対処法が寄せられています。このあと、なんとか義母から逃れようとするママですが、義母の行動はエスカレートしていきます。 『私の家に入らないで』ベビーカレンダーではまだ連載中です。話に追いつくことができるので、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!
2023年06月29日産後、初めて美容院へ行った私。そのとき子どもを夫に預けたのですが、夫からSOSが! 帰宅時に判明した夫の衝撃エピソードをご紹介します!夫に子どもを預けて、美容院へ産後3カ月が経ったある日。普段から忙しく、ほとんど家にいない夫に娘を託し、私は産後初めての美容院へ行くことに。夫は娘と2人きりになるのは初めてでしたが「心配いらない」と自信たっぷり。念のため、私は夫に育児用ミルクの作り方や着替えの場所などをすべて伝え、ワクワクして美容院へ向かいました。 久しぶりの美容院を楽しんでいる最中、夫から「娘が育児用ミルクを拒否してずっと泣いていて、どうしたらいいかわからない」と連絡が。育児用ミルクを拒否することなど今まで1度もなく、思い当たる対応を伝えるも状況は変わらず。ひとまず頑張ってもらい、終わり次第すぐに帰ると、泣き疲れて眠る娘の姿がありました。 飲まなかったという育児用ミルクの作り方を夫に確認すると、驚くことに通常の10分の1ほどしか育児用ミルクの粉を入れておらず、白濁した水という状態でした。それを見た私は「娘が拒否するのも無理はない」と納得しました。 普段から「忙しい」を理由に、育児にまったく参加していないにもかかわらず、「自分は何でもできる」と過信し、私の話しを聞いていなかった夫にドン引きしたと同時に、呆れてしまいました。 ◇ ◇ ◇ 初めてパパにお子さんを預けたというママ。パパにお子さんを預けてドキドキした経験があるママもいらっしゃるのではないでしょうか。傍から見ると「俺にもできる」と思われてしまうことも多い育児。これを機に、パパも育児に対しての意識が変わったらいいですよね。 著者:田所あみ/20代女性・会社員。娘を育てる母。イラスト:加藤みちか ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年06月26日障害者等級1級の難病を持つ妻。私は夫として妻を支え、私も妻に支えられ共に過ごしてきました。妻は出生時、腸に悪性の腫瘍が見つかり、手術で除去。以来、(同じ症状の前例がない)難病指定され、毎日の検査や点滴、数十回の手術をしながら今に至ります。妻を育てた義母は、病気だからと言って甘やかすことなく厳しく厳しく妻を育てたそうです。そんな義母と戦うことになるとは思ってもいませんでした。長男を無事に出産妊娠時、世界的に見ても過去に同じような病気の人で出産したという前例がなかったため、どうなるかわからない状況でしたが、妻の強い意志で出産を決意。無事、男の子が生まれてきてくれました。 しかし、ここで妻が持病の不調も相まって産後うつになってしまいました。私は会社をしばらく休ませてもらい、できる限り子どもと妻のお世話をして過ごしましたが、妻のうつは悪化し、主治医から1~2カ月入院するように言われました。 義母からの言葉私は妻に安心して入院してもらうためお互いの両親に事情を話し、子育ての手伝いを頼みました。私の母は快く引き受けてくれました。しかし義母は、「自分の子は自分たちで育てなさい。できないなら里親の元に出せ」と。 続けて「娘も、あんたひとりで子どもを育てるより里親の元に出したほうが安心する」とも言われました。「この人は何を言っているんだ?」、「少しぐらい手伝って」と義母に対して私は思ってしまいました。 義母との戦いここまで義母に言われて腹が立ちましたが、妻の顔もあるので「もういいです」と帰ろうとすると、さらに「あなたのエゴでその子に苦労をかけるな」というようなことを言ってきたのです。 さすがに私もプチンッときたので「絶対にこの子も妻も自分が幸せにするから黙っててください」と言って帰りました。結局、妻の入院中も義母には絶対に頼らず乗り切ることに。正直すごくしんどいと思ったこともありましたが、義母との件もあり奮起しました。 義母の想い2カ月後、妻も無事退院。妻には入院中、一連の内容を話さずにいましたが、退院後にこんなことがあったと告白しました。すぐに妻は事実確認をすると義母に連絡。すると義母から思いもよらぬ返答がありました。 私がちゃんと妻の退院までひとりでしっかり子育てをするように、あえてそう言って試したとのこと。正直今でも腑に落ちずにいますが、義母への怒りのような感情をエネルギーに変えて、この期間子育てを頑張れたというのも事実でした。 子育てにはいろいろな考え方があり、正解はありません。自分の価値観だけでなく、視野を広げて「子育て」に向き合うことが大切なのかなと思います。実際あのときの経験があって、多少のことではへこたれないようになりました。もちろん「しんどい思いをする」ことが正解とも思っていませんが、間違ってもいないとも思います。そういう意味では勉強になりました。著者:八杉竜平3歳男児の父。運送業を退職しWeb業界へ。障害者等級1級の難病を持ち、産後うつを経験した妻との子育てについて執筆中。
2023年06月26日実家を離れて暮らしている私は、出産のとき里帰りをしました。安心できる実家で産前、産後を穏やかに過ごすつもりだったのですが、さまざまな祖父の言動に悲しい思いや悔しい思いをして傷心。苦い思い出が残る里帰りでした。長い里帰り、祖父への不満続出切迫早産の兆候があったので、里帰り出産を予定していた私は、大事をとって妊娠7カ月のときに早めの帰省をしました。平日の日中、父と母は仕事に出ており、在宅している祖父母と過ごす時間が長くなったのです。 祖父は亭主関白な性格で、自分の身の回りのことはほとんど祖母に整えてもらっていたり、上からものを言うことも多かったりして、長い里帰りの期間で祖父への抵抗や苛立ちが私のなかで出てくることが多々ありました。 私は炊事係!?実家とは言え、家事などは進んでする気持ちでいた私は、家の農業の手伝いや食事作りをできる範囲でおこなっていました。しかし、妊娠初期から眠気が強く出ていて睡魔が襲ってくることが多く、家事ができないことがたびたびあったのです。 ある日、お昼になってテレビを観ていた祖父が「まだごはんの用意ができないのか」と怒ってきました。当時、祖母は昼過ぎまで農業に出ていたため、私が昼食を作ることが多くなっていたのです。 食事の時間はわかっていたけれども眠気とだるさで動く気がしなかった私は、祖父の言葉にため息。しかも祖父はただテレビを観ていただけ! 自分本位な言葉に「私はあなたの炊事係なの!?」と悲しい気持ちになりました。 母を悪く言わないで!祖父は嫁である私の母に、厳しいところが昔からありました。里帰り中もたびたび喧嘩をして、母がグチをこぼしていました。普段はあまり深入りしない私ですが、1度だけ祖父の言動にひどく気持ちを揺さぶられて、「お母さんは悪くない!」と抵抗し、祖父と大喧嘩したことがありました。 そのときは、母が祖父のことを思って忠告した言葉に祖父が怒って暴言を吐いたので、私は許せなかったのです。今思うと、産後1カ月経たないころで気持ちが不安定になっていたのかもしれませんが、祖父と喧嘩をしたことが里帰り中何よりつらい体験でした。 祖父にこんな感情持ちたくない!祖父に不快な感情を持つということ自体、娘を産んだばかりの私にとっては悲しいことでした。というのも、娘の祖父となった私の父が、娘をとてもかわいがってくれている姿を目の前にして、将来娘も私と同じように「じいちゃんが憎たらしい」という感情を持つことがあるのかもしれないと考えると複雑な気持ちだったのです。 しばらくして冷静になった私は、否定的な感情に折り合いをつけて、なんとか祖父と和解しました。 7年経った今となっては、久しぶりの長い実家生活で、家族の嫌な部分が見えてきてしまったのかなと思います。祖父に苛立ち立っていたのは少し感情的になっていたのかもしれません。悲しかったり悔しかったりして苦い思い出が残る里帰りでしたが、実家で家族とゆっくり過ごせた貴重な時間でした。 著者:田島さき自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月19日美里町(埼玉県児玉郡美里町、町長 原田 信次、以下 美里町)、川島町(埼玉県比企郡川島町、町長 飯島 和夫、以下 川島町)は、2023年4月、「こども家庭庁」の開設に伴い、こどものデータを活用する連携プラットフォームを使用した実証事業(以下 当事業)を2023年6月より開始いたしました。株式会社両備システムズ(岡山県岡山市、代表取締役社長 松田 敏之、以下 両備システムズ)は、自治体内の関係部署、医療機関、子育て関連施設などの情報を連携し、潜在的に支援が必要な家庭やこどもを早期発見し、自治体など関係機関よるプッシュ型の支援へつなげる仕組みとして「こどもに関する連携プラットフォーム『こどもの杜』」を開発しました。実証事業を通して支援すべき対象の抽出、見える化するための情報連携ツールとして使用します。市町村への導入実績約700団体の健康管理システムで蓄積した知見を活かし、今回の実証事業では、「虐待」の他、「産後うつ」「発達障がい」等の支援が必要なこどもや家庭の早期発見につながる情報を可視化します。当事業は、地方自治体がこどもに関するデータ連携に取り組むためのガイドライン作りを目的としており、こども家庭庁が実施する令和5年度「こどもデータ連携実証事業」(※1)9件の一つとして実施されるものです。令和4年度実証事業と合わせ、自治体クラウド(※2)の利用形態である共同利用で行う事業は初となります。両備システムズのこどものデータを活用する連携プラットフォームが、 埼玉県美里町と川島町の実証事業に採用 潜在的に支援が必要なこどもや家庭を早期に発見●背景2022年6月に成立した改正児童福祉法で、地方自治体では、虐待対策など児童福祉を目的として設置されている「子ども家庭総合支援拠点」、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を提供する目的として設置されている「子育て世代包括支援センター」の役割を維持したうえで、組織を見直し、全ての妊産婦、子育て世代、こどもへ一体的に相談支援を行う機能を有する機関として、2024年度以降「こども家庭センター」の設置を各市町村に設置する事が努力義務として定められました。美里町では、2020年9月11日に0歳3か月の女児が亡くなるという重大事件が発生しました。虐待のリスクについて、客観的事実に基づいた判断がなされるよう関係機関と協力し、転入前の情報収集や介入の判断、情報共有など、二度と起こらないよう再発防止に徹底して取り組んでおり、美里町要保護児童対策地域協議会が中心となり、関係者における情報共有システムの構築に取り組んでいます。また、美里町・川島町は、埼玉県内20町村で構成する「埼玉県町村情報システム共同化推進協議会」に参加しており、平成24(2012)年度より積極的に自治体クラウド導入に取り組んできました。2022年10月にはデジタル庁「ガバメントクラウド先行事業」で、ガバメントクラウド上に共同で基幹業務システムを稼働しています。●データ連携による早期発見の仕組み支援を必要とするこども、家庭を抽出するために連携し、情報分析を行うことが必要と想定しているデータは以下になります。管理する部門がそれぞれ異なっているデータを連携し、組み合わせを変えて分析することで潜在的なリスクを可視化、支援を必要としているこどもや家庭を早期に発見できる仕組みを構築します。実証事業で連携するデータ【事業概要】●実施期間2023年6月~2024年3月●目的・システム面(1) スケールメリットによるシステム調達・運用費用の削減(2) クラウド技術・環境の導入による災害対策等の充実(3) システム費用削減及び広域連携強化を通じた住民サービスの向上(4) 情報システム担当等の職員の負担軽減と情報システムに関する知見の向上・業務面(1) こども、家庭の自治体をまたいだ異動におけるデータの引き継ぎ、連携の検証(2) データ分析の対象母数を拡大することによる、幅広いリスクの洗い出し(3) 自治体ごとのデータ管理方法の差異を検証し、最適な入力方法の検討例)学校職員による児童観察結果の入力ルールの統一例)学校職員から教育委員会への特別支援児童への対応状況報告頻度(4) 目的が同じ自治体において、同じシステムで実証する事による「虐待」「産後うつ」「発達障がい」に関するリスク条件のキーワード等に対する把握タイミングや客観的なリスク抽出手法の確立を行い、集約した情報の重要度・抽出タイミングの検証を実施●実施体制・統括管理主体、データ保有・管理主体、活用主体…美里町、川島町・支援組織(地方公共団体以外)…群馬大学・データ分析主体…両備システムズ【今後の展開】複数自治体での実証結果をもとに、将来的に「埼玉県町村情報システム共同化推進協議会」(美里町及び川島町含め21町村)に参画している自治体への展開を見据え、データの他町村への引継ぎ、アクセス権の設定については、改めて課題を整理し、対応策の検討を行います。【事業への町長の想い】●埼玉県美里町 町長 原田 信次 様令和2年に美里町内で児童虐待の死亡事案がありました。この件は要保護児童対策協議会の対象案件でしたが防ぐことができませんでした。その検証をする中で、警察に連携していたにもかかわらず、亡くなってしまったということについて、美里町としては、児童相談所が動かなくても役場は躊躇なく介入するという判断を独自にするしかないと結論を出しました。そのために、行政が持つ相談記録などの情報をもとに、必要な時には迅速に介入の判断を支えるシステムがあればと思っていました。今回のこどもデータ連携実証事業には新たな可能性を感じています。また、発達障がいで支援を必要とするケースが増えています。今回、両備システムズの提案をいただいて、母親の妊娠期、出生後から一生を通じたデータを管理・分析することで、新たな気づきを得ることができることを知り、またその気づきを専門職につなぐことで、早期発見、適時に適切な支援につなげられるのではと期待しています。●埼玉県川島町 町長 飯島 和夫 様川島町の子育て応援プランとして、「子どもの未来を地域で支えるまちづくり」を基本理念としてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で生活困窮世帯が増加し、子育て支援が子どもの日々の食事や、学校給食の議論まで波及するような事態が起きました。これからは、保育園や幼稚園、役場の福祉部門、教育部門、それぞれが単独で支援するのではなく、何とかまとめて総合的に支援をしなければならないのですが、様々な情報は縦割りで管理されています。もっと横軸が必要ということで、今年度から子ども未来推進室を立ち上げ、総合的に横糸を束ねる中核を作って取組を始めようとしています。その中で両備システムズのデータ連携プラットフォーム「こどもの杜」のアイディアをお聞きし、まさにそのとおりだと思いました。いち早く、一人ひとりの子どもの状況を把握して、早期対応をすることが重要と考え、原田町長とも話してぜひ参画しようとなりました。この実証事業をたたき台にして、意見交換しながら良いものを作り上げていきたい、そして早く現場で対応したいという思いでいます。●こどもの杜について公共部門、医療部門、教育部門など、両備システムズにおける子育て関連のノウハウを集約させた、子育て関連データ連携プラットフォームです。自治体、医療機関、保育園・幼稚園、学校、児童相談所、その他子育て関連施設より必要な情報を集約させ、フォローが必要な家庭・こどもを早期発見し、プッシュ型の支援を実施できるようなサービスを実現します。こどもの杜イメージ図「こどもの杜」製品ページ< >(※1)こども家庭庁「こどもデータ連携実証事業」本事業は、デジタル庁実証事業等を踏まえ、地方公共団体がデータ連携に取り組むためのガイドライン策定に向け、「(1) 困難の類型(虐待・貧困・不登校・いじめ・ヤングケアラー等)に応じて、潜在的に支援が必要なこどもや家庭を早期に発見するために連携が必要なデータ項目を整理し、困難の類型との関連性及び連携方法を明らかする」等、計5点について、検証することを目的としています。引用元:こども家庭庁 こどもデータ連携実証団体(令和5年度実証開始団体)公募要領< >令和4年度実施団体(デジタル庁実証事業からの継続)・埼玉県戸田市・東京都昭島市・兵庫県尼崎市・広島県・府中町・福岡県福岡市令和5年度実施団体・福島県会津美里町・埼玉県美里町・川島町・千葉県印西市・神奈川県横須賀市・神奈川県開成町・新潟県佐渡市・岐阜県山県市・大阪府和泉市・宮崎県延岡市引用元:こども家庭庁 こどもデータ連携 実証事業採択団体< >(※2)自治体クラウドにおける共同利用についてクラウドを電子自治体の基盤に利用して、2団体以上の自治体が共同でシステム運用をしている状態を自治体クラウドと言い、共同利用は、自治体クラウドの利用形態を言います。令和3(2021)年3月時点で713団体(市町村数全体1,724団体のうち)が共同利用による自治体クラウドを導入しています。引用元:総務省「クラウド導入状況(令和3年4月現在)」< >【美里町と川島町の人口・面積】美里町人口:10,849人 令和5年6月1日現在面積:33.41km2川島町人口:19,052人 令和5年6月1日現在面積:41.63km2【株式会社両備システムズ 会社概要】社名 : 株式会社両備システムズ本社所在地 : 岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12杜の街グレースオフィススクエア4階代表者 : 代表取締役社長 松田 敏之設立 : 1969年12月資本金 : 3億円事業内容 : 公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、ハードウェア販売および保守サービス、AI・IoTなど先端技術研究開発コーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月16日初めての出産の際、産後はみんなナーバスになると聞いていたのもあり、なるべく過ごしやすいような環境作りをと気を張っていました。妹から産後のトラブルの話などを聞いており、実母にも、これだけはしないで欲しいということを伝えていました。しかし、産後どういうわけか、絶対にしないで欲しいとお願いしていたことしてきた母…。何故!?そして案の定、実母とトラブルになり、産後のボロボロな状態で「いつか親の気持ちがわかる日が来るよ」と言われました。「いつか親の気持ちがわかる日が来る」と言わた私は、では私は親の気持ちが理解できていないのかと思い…と、言うことは私は母親失格!? と思ってしまいました。実の母から、産後早々母親失格の烙印を押されたのだと思い込んでしまい、その後はことあるごとにこの言葉に呪いをかけられ、しんどい思いをしました。今考えると、私も母も売り言葉に買い言葉で発したものだと思います。親になって時間が経っても、産後の娘に吐く言葉ではないし、まともに受け取るような言葉ではないとわかります。しかし産後のナーバスな時期には、聞き流せなかったのです。育児をしていても、私は親の気持ちがわからないダメな母親なんだと、本当に子どもに信頼してもらえるのか不安に駆られていました。息子が1歳になった頃も、とにかく母親として子どもに好きになってもらえるのか不安なままで、全ての育児を自分だけで頑張ろうとしていました。完璧な母親は全て何でも自分1人でできるはずだと……。家計も私が支えていたため、仕事と育児を目一杯に頑張り過ぎていました。そんな中、息子が2歳になったある日。突如呪いの言葉から解放されました。喋れるようになった息子からの、日々のラブコール!!息子との絆はいつのまにかとても強いものとなっていたのです。普通に考えれば、そこまで頑張り過ぎなくても子どもはママが大好きに育ってくれるものです。なんとなく頭ではわかってはいたのですが、それでも実母の言葉が引っかかり、苦しい思いをしていました。それを一瞬で打破してくれた息子には感謝でいっぱいです。次男が生まれた際は、特にそういったトラブルもなく、親としての自信もついていて、純粋に子育てをすることができました。親の気持ちがわかる今、自分の子どもに呪いを掛けるような言葉には気を付けなければと強く思います。
2023年06月13日2023年1月から「出産・子育て応援交付金」事業が各自治体によってスタートしました。そこでベビーカレンダーは、出産・子育て応援ギフトの支給対象者(2022年4月1日以降に妊娠・出産した人)722人にアンケート調査を実施。「出産・子育て応援交付金」事業の経済的支援にあたる「出産・子育て応援ギフト」が、妊婦さんや子育て家庭のニーズに合った支援になっているか、少子化対策として一層役立たせるためにできることはないか、独自に分析・考察を行いました。厚生労働省は4月26日、国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに調査している「日本の将来推計人口」を公表しました。それによると、50年後の人口は現在の7割の8700万人に減少する見通しであり、2022年に80万人を下回った出生数は、2043年に70万人を下回ることなども見えてきました。より実効性のある少子化対策はもちろん、安心して結婚や子育てを望める社会の実現に向け、迅速な対策・対応が求められます。 そんな中、安心して出産・子育てができる環境を整えるため、2023年1月から「出産・子育て応援交付金」事業が各自治体によってスタートしました。「出産・子育て応援交付金」は、経済的支援と伴走型相談支援を一体化させたことがポイントで、妊婦さんやママ・パパのニーズに合った支援をすることを目的に掲げています。とはいえ、新たな試み故に不明瞭な点も多く、ニーズに合った支援になっているか判断しづらいところがありました。 そこでベビーカレンダーでは、実際に申請・受給した人たちの声を中心に、「出産・子育て応援交付金」事業の経済的支援にあたる「出産・子育て応援ギフト」の内容や10万円分の使い道、満足度など、独自のアンケート調査を実施。また、妊婦さんや子育て家庭のニーズに合った支援となり、少子化対策として一層役立たせるためには、今後どうしていくとより良い事業になり得るのか、独自に分析・考察を行いました。 「出産・子育て応援ギフト」は順調にスタートしている模様!ギフト形態は約8割が現金給付で、満足度も74%と高評価!「出産・子育て応援ギフト」は、2022年4月1日以降に妊娠・出産した人を対象に、伴走型相談支援である「面談」を受けることで支給されます。「出産応援ギフト」は、妊娠届出時に面談を受けると、妊婦さん1人当たり5万円相当のギフトが支給されます。「子育て応援ギフト」は、出生した子どもを養育する人を対象に、産後に面談を実施すると、新生児1人当たり5万円相当のギフトが支給されます。 新制度は、対象者への案内が周知徹底されていないと「知らなかった」「申請し損ねた」となってしまってしまうことが懸念されます。 そこでまずは「出産・子育て応援ギフト」に関して、対象者にどのような案内が行われているかを聞いてみました。 ちなみに、2022年12月にベビーカレンダー会員のママ881名に「出産・子育て応援交付金」を知っているかどうかを尋ねたところ、「はい」63%、「いいえ」37%という結果になり、6割以上のママが「出産・子育て応援交付金」を認知していることはわかっています。 ▼出産・子育てギフトの案内について 結果、8割以上が自治体から案内書または申請書が届いているという結果でした。当事者への案内はスムーズに進んでいると言えるのではないでしょうか。とはいえ、「出産・子育て応援ギフト」自体を知らないという人も、割合は2.9%と少ないですがまだいるという点は留意すべきだと考えます。「出産・子育て応援ギフト」の案内を自治体発信だけに留めず、妊婦さんやママ・パパと触れる機会の多い産院や保健所などでも、引き続き周知活動を続けていくことも大切でしょう。 申請手続きは郵送のみにせず、早めにオンライン申請にも着手すべき!制度対象世帯は仕事や子育てに忙しいため、申請や手続きがスムーズに行われているかも気になるところ。また、経済的支援はなるべく早く支給されるのが理想です。 ▼申請や手続きはスムーズだった? そこで、「出産・子育て応援ギフト」の手続きはスムーズだったかを質問すると、84.9%が申請や手続きがスムーズだったと回答! 「申請書が送られてきて、それを返信用封筒で返すだけだった」「簡単な書類での申請で、確認もそこまで時間をとられなかった」などの好意的な意見が多く集まりました。 しかし中には、「プリンターがないので、娘を抱いてコンビニまで必要書類をコピーしに行かなければならなかった」「紙ベースでの申請はナンセンス」という声も。実は、申請手続きがスムーズだと回答した人の多くは、「オンラインで申請できた」「スマホで簡単に申請できた」といった理由を挙げており、オンライン申請のニーズが高まっていることは明らかです。申請手続きを郵送のみに限定している自治体は、なるべく早くオンライン手続きに着手すべきでしょう。 ▼申請してどれくらいで支給された? 申請後、ギフトが支給されるまでの期間については、「申請から1〜2カ月未満」が30.7%と多く、次に「申請から2週間〜1カ月未満」で22.4%。約5割が申請してから2カ月未満に支給されているという結果でした。 しかし、「もっと早く支給してほしい」「支給までが遅い」「時間がかかるのを解消してほしい」といった意見も多く寄せられているため、支給まで1カ月以上かけている自治体は、早急に短縮するような対策が望まれます。 満足度が78%と高い現金給付を、クーポン等(現金以外)に統一する必要性はある?次に、「出産・子育て応援ギフト」を受け取った、または受け取る予定の人を対象に、ギフト内容について尋ねました。「出産・子育て応援ギフト」は、ギフト内容を各自治体に委ねられていますが、原則として以下のいずれかの方法で実施されることになっています。 ・出産・育児関連商品の商品券(クーポン)・妊婦健診交通費、ベビー用品などの費用助成・産後ケアや一時預かり、家事支援サービスなどの利用料助成・利用料の減免 しかし、今回のアンケートよると上記3つのいずれかではなく、現金給付が約8割と圧倒的に多いという結果に! さらに、経済的支援としての満足度を質問したところ、74%ととても高い満足度を得ました。 ▼出産・子育てギフトの支給形態は? 満足度の理由としては、「現金はミルク代金に充てられてとても助かった」「現金のほうが使い勝手が良くて、本当に必要な物を買える」「現金だったので、子どもの消耗品や光熱費等に充てることができ助かった」など、現金給付だからこそ、子育てに生かしやすかったという声が多く集まりました。ただ、厚労省の資料「出産・子育て応援交付金の概要について」によると、現金給付は「オプションとして排除されないが」いずれは、「将来的にクーポン、広域連携など効率的な給付方法について検討いただきたい」とされています。ママたちの満足度も高く、現状多くの自治体が採用している現金給付の形態を、将来的にクーポン等に統一する理由はあるのでしょうか。 この疑問に関しては、「出産・子育て応援交付金自治体職員向けQ&A(第4版)」にその回答が掲載されています。要約すると「現金給付の場合、必ずしも子育て目的の消費に充てられない恐れがあり、また、貯蓄につながる可能性もあるから」との理由であり、これについては当制度の管轄・こども家庭庁の担当者からも見込み通りであるとの回答がありました。 しかし、今回のアンケート結果の満足度からすると、「出産・育児応援ギフト」の現金給付は、ママたちのニーズに合った支援になっていると考えられます。その点についても、前述の担当者に尋ねたところ「現金による支給とクーポン等による支給、それぞれメリットがあると考えていますが、今後の方向性については、さまざまなご意見を伺いながら検討していく予定です」との回答でした。 現金給付を続けもらうための策の一つとして、「対象者の声を国側で集めることは困難なため、その声を届けていただくことは重要なことだと考えています」との回答も得ました。 「出産・子育て応援ギフト」の気になる使い道は?実際に申請したママたちの声から見えてきた、現金給付のメリットやクーポン支給の盲点「出産・子育て応援ギフト」を受け取ったママたちは、実際にどのような使い道をしたのでしょうか。まずは、「出産・子育て応援ギフト」を現金で給付されたママたちの声をご紹介します。 ■物価高騰が続く中、現金給付なら「子どもを育てる」ために必要なあらゆるお金に充てられる!?▼現金給付だったママたちの主な使い道<生後6カ月の女の子ママコメント・2022年4月~12月に出産>完全ミルク育児なので、ミルクの買いだめや娘の服の購入です。あとは大人たちの生活費を補填しました。<生後1カ月の男の子のママコメント・2023年1月〜4月に出産>妊娠中にいただいた5万円は主に産婦人科の費用や赤ちゃんの服など、退院してすぐに必要となるものを購入し、残りは出産費用に充てました。産後の5万円は、おむつやミルクを購入。子育てを始めてみて、肌着等が思ったよりも必要になったため、不足分の買い足しにも使用しました。<生後2カ月の女の子のママコメント・2023年1月〜4月に出産>出産内祝いなどに充て、残りをミルクやオムツ、子ども服等の費用に充てました。 現金給付だったママたちからは上記のコメント以外にも、「育児用ミルク」「おむつ」「肌着」など、産後すぐに必要な消耗品類に充てたという声が多く集まりました。加えて、「現金だったので日々の生活費に使えてよかった」「育休中の食費にまわした」「現金だったので、生活全般に使えるので助かる」などの意見も。 物価高騰が続き、ガス代や電気代もさらに値上がりすることが見込まれている今、安心して出産・子育てができる環境を整えるためには、「出産・子育て応援ギフト」を生活費全般に充てることは不可避であると思われます。現金給付であれば、「子どもを育てるために必要なお金」を、各家庭の事情に合わせてすぐに使えます。これは、子育て世帯にとって大きなメリットとなる経済的支援と言えるでしょう。 続いて、クーポンで支給されたママたちの声をご紹介します。 ■クーポン支給の場合は、「すぐに使う、買う」が難しいという盲点も!産後の忙しい時期に“余裕をもった支援”は適切か▼クーポン券だったママたちの主な使い道<生後6カ月の男の子のママコメント・2022年4月~12月に出産>この先必要だなと思っている、ベビーサークル、ベビーゲートに使いました。<生後8カ月の男の子のママコメント・2022年4月~12月に出産>実はまだ妊娠中・産後のクーポン券は利用しておらず、自治体のカタログサイトを眺めている状況です。 「出産・子育て応援ギフト」をクーポン券で受け取ったママたちからは、「育児中にサイトを見て選んで……というのはとても手間がかかる」「カタログから選ぶのは時間がかかる」「使える店舗がほんの一部なので不満」など、産後の忙しい時期に、カタログから選ぶ手間や時間、使える店舗が限られる点などへの不満の声が多く集まりました。 また、クーポン券は子育てに必要なものを「すぐに使う、買う」といったことには、やや不向きであることも見えてきました。 ▼カタログから選ぶ手間や時間について<生後6カ月の男の子のママコメント・2022年4月~12月に出産>新生児期に商品の引き換えをしようとするのは負担が大きい気がしますが、有効期限は少し先まであったし、そんなに急がなければあまり負担はないように思います。<生後8カ月の男の子のママコメント・2022年4月~12月に出産>有効期間を長めに設定してもらえば、各々が落ち着いたタイミングで使うことができるので負担はそこまで多くないと思います クーポン券支給の場合は、カタログから選ぶという特性上、少し余裕を持った使い方をしている印象を受けました。とはいえ、「『カタログから選ぶ!』と決めたら迷う時間も減ったし、夫とあれこれ相談しながら選べたのでよかった」「カタログから選ぶことで、数多ある種類の中から口コミ等を調べて選ぶ時間が減る」など、クーポン券ならではのメリットもあるよう。 ただ、使い方に計画性が必要だとも感じます。もちろんそれ自体は悪いことではありませんが、育児が始まって忙しい産後に「すぐに使う、買う」ことがしづらい点はデメリットであり、盲点と言えるのではないでしょうか。経済的支援に余裕や計画性が必要という点にも、矛盾も感じます。 調査結果の総括「出産・子育て応援ギフト」は対象者の満足度も高く、子育て世帯の助けになっている。一方で、これが「少子化対策」の一助になるかと言うとまだ力不足か。その他のフォローも必要。今回の調査結果から、「出産・子育て応援ギフト」事業は順調にスタートしていることが見えてきました。ギフトの支給形態としては現金給付だった人が約8割で、その満足度は74%と高く評価されていることが明らかに。しかし、ギフト形態として現金給付が今後も続いていくかは定かではありません。「出産・子育て応援ギフト」が現金給付か、クーポン券かによって、メリット・デメリットの違いはありますが、それでも、受け取ったママ・パパたちの満足度は高く、子育て世帯の助けになっていることは評価に値するのではないでしょうか。 とはいえ、「税金が多い中で、この対策で『子どもが欲しい』と思う人は多くはないと思う」「根本的な原因を改善して欲しい」「10万円はありがたいが、もう1人産もう!とはならない」「継続的に手厚い支援がないと、お金の余裕がある層しか子どもは産めない」など、少子化対策としては厳しい意見が集まりました。子どもを産み育てたいと望む人々を後押しするための「少子化対策」としては、まだ力不足の面があると考えるべきでしょう。 しかしながら、「出産・子育て応援ギフト」は始まったばかりの制度。そのため、まだまだ改善の余地はあるはずです。そのためにも、対象者の声などを真摯に受け止め、今後もブラッシュアップしていく必要があるでしょう。 前述したように、こども家庭庁の担当者も「対象者の声を届けていただくことは重要なことだと考えています」と言及しています。このことからも、私たちメディアや対象者が声をあげることはとても大切であり、その声をもとに、国や自治体がより有益な少子化対策に進展させていくことは急務な課題です。少子化には多くの要因があるからこそ、多くの視点や立場で考えること、声をあげ続けることは今後一層大切になっていくでしょう。 ベビーカレンダーは今後も少子化対策に関する調査・分析等を続け、多くのママ・パパたちの声や評価等を国や自治体に届けつつ、妊娠・出産・育児の情報メディアとして、有効な少子化対策とは何か、ママ・パパたちが望む子育て支援のあり方、結婚や子育てに希望を持てる社会の姿などを探り、情報発信を続けていきます。 <調査概要>調査タイトル:『出産・子育て応援ギフト』に関するアンケート調査方法:インターネットリサーチ調査期間:2023年4月15日(土)~4月18日(火)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用した方(722人)調査条件:出産・子育て応援ギフトの支給対象者(2022年4月1日以降に妊娠・出産した方【出典について】本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年05月31日そんなのいつだっていいじゃない! ご自身の実体験を基にしたものうはなこさんのマンガ「ママ戦記」。 記事やSNSのコメント欄でも多くの意見をにぎわせた、こちらの作品ですが、特に妻からの迎えにきてほしいとお願いされた夫の断り方に、読者から驚きの声と共に共感の声が多数寄せられています。ぜひ、この記事を機に読んでみてください!<「ママ戦記」あらすじ>ワーママである桃生花子(モノウハナコ)さんの妊娠から出産後の体験談マンガ。ものうさんは産院の退院日に「会社を休めないか」と夫に電話をしたところ、予想もしなかった理由で断られてしまいます……。 間に合えばいいじゃない…退院の日は、新生児と共に大荷物を抱えて帰ることになります。退院の付き添いには、ものうさんの実母が来てくれる予定でしたが、男手もあったほうがいいと思い、ものうさんは夫にも付き添いを頼みました……。 「退院の日に来てほしい」とお願いするものうさんに対して、「そんな急に休めないよ」と渋る夫。「午前半休でもいいんだけど……」とものうさんが提案すると、「ギリギリになっちゃうよ」と何かとつけて断ろうとします。 さらには、夫は「いつ昼食を食べればいいの?」と衝撃発言まで……! 産院の退院の付き添いは滅多にないこと。一生に一度かもしれない機会に「少し融通を聞かせてくれても……」と思ってしまいますよね。 「そんなのパッと食べれば!?」夫の衝撃発言に驚きを隠せないものうさん。ものうさんは「コンビニでメロンパンでも買って食べれば!?」と言いますが……。 ものうさんの「メロンパンでも買って食べてれば!?」という言葉に対して、「いやだよ、メロンパンなんて!」とさらなる衝撃発言。その後、ものうさんの電話は切れ、「ツーツーツー」と通話終了の音が鳴り響きました。 ものうさんはこれらの夫の言動に「メロンパンがいやだったのではなく、会社を休むことがいやだったのだろう」と予想していましたが、夫もなかなかの癖のある断り方ですよね。 これらの夫の言動に、読者から批判や共感の声が寄せられました。 似たような経験をしたことがある!●第3子を出産しました。退院予定日は日帰り出張だから…と迎えに来ず、私は一人でタクシーで帰りました。3人目欲しがったのは夫なのに、産まれた直後からコレ。その後も毎晩日付が変わる頃の帰宅、土日は趣味のスポーツに行く。第3子も私も、もはや長男の方をパパと思ってる。(以下省略) ●(前略)退院する日、旦那が「え、お迎え行けない、もう一泊できないの?」……ホテルじゃねぇんだわ。予定帝王切開で入退院の日は事前にわかっていたし、旦那の職場から5分の病院何のために選んだと……。 ●私は病院でタクシー呼んでもらって、子と荷物もって1人で帰宅した。 ●私の夫、車で迎えに来てくれたけど「運転疲れたー」って言われて、産後四日目、40分運転して帰宅しました。今、調教中です。 ものうさんのように、出産後の退院日について同じような経験をしたことがある方が多数!大変な時期にされたことは、意外と鮮明に記憶に残りますよね。 このときの経験はあとに響く!●ひどい旦那。そもそも退院って急じゃないよね。出産してから何日目、って決まってる訳だし、出産して直ぐに会社に頼んでおけば半休くらいとれそうだけど。こういう冷たい対応ってしっかり覚えてるし、後々の夫婦関係に響くんだよね。 ●わぁ。うちも同じようなやり取りしました! 今では子煩悩な父親になってくれたから良かったものの、あの当時は離婚通り越して殺意が芽生えたことを思い出した。一生忘れない。●うちも仕事休めないから退院日延ばしてと言われました。実際、病院へ頼んで延ばすことに。しかも退院日は予定時刻になっても迎えに来ず……根に持っています。 そして次に多かったのは、ものうさんと同じ経験をしたママの「一生忘れない」という意見。産院を退院する時期は、子育ての中では最初のころですよね。夫がどのような形で一緒に育児をするのか、ここでなんとなく予想できてしまいます。この時点で夫が協力的でないと、今後の子育てにも不安を感じてしまいますよね……。また読者の中には、このようなマンガを夫に見せて「こんな奴世の中にいるー?!」「良かったあなたはそんな人じゃないもんね!」とお勉強してもらっているという意見も! 『ママ戦記』ママたちの声を代弁してくれるお話となっていますので、ぜひ他のお話も読んで、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!
2023年05月30日産後のママの身体の状態10ヶ月の妊娠期間を通じて変化したママの身体は、産後6~8週間かけてほぼ妊娠前の状態に戻ります。この産後の期間は産褥期と呼ばれ、妊娠中に増加していた女性ホルモンの分泌が急激に減少しさまざまな不調を感じやすくなる時期でもあります。お腹や腰の痛み、不安感、物忘れがひどくなるなどといった症状がみられますが、ほとんどの症状は時間の経過とともに回復していくため、心配ないことがほとんどです。疲れがたまると症状が悪化やすいため、心身ともにゆっくり休める環境を整えましょう。症状が長引いたり強く症状が出たりするときは医師に相談してくださいね。産後のママを助けてくれるサービス身体をしっかりと回復させるためにも、産後はできるだけ安静に過ごすことが大切ですが、赤ちゃんのお世話を優先して自分のことは後回しになってしまうママも少なくないでしょう。家族のサポートが受けられなかったり、大人の手が足りなくなったりしたときは、民間が運営するサービスや自治体の産後ケア事業のサポートを活用するのがおすすめです。掃除洗濯といった家事をはじめ、きょうだいのお世話や買い物代行、子育てに関する相談などの支援が受けられ、ママの負担を大きく減らすことができますよ。産後うつの症状があるときは早めに相談を産後は時間の経過とともに症状が回復していくマイナートラブルの陰に、医師への受診が必要な病気が潜んでいることがあります。特にマタニティーブルーズと産後うつは症状が似ているため混同されやすく、注意が必要です。マタニティーブルーズが悪化して産後うつに移行したり、緊張感や睡眠不足が産後うつにつながったりすることもあるため、強い抑うつ感や不安感などが2週間以上続き、以下のセルフチェックリストで当てはまる症状が多い人は、早めに医師に相談してみましょう。産後うつセルフチェックリスト□漠然とした不安や心配がある□わけもわからず恐怖感に襲われる□ちょっとしたことで涙が出る□不安や緊張感で眠れない□物事に集中できない、対処できない□物事が上手くいかないと自分のせいだと思う□笑ったり物事を面白いと思ったりできない□物事を楽しみに思って待つことがない□悲しく惨めな気持ちになりやすい□自分で自分を傷つけたくなる産後をパートナーと一緒に乗り越えよう産後パパ育休などの制度が充実し、夫が育児参加しやすい環境が整ってきていますね。その反面、とるだけ育休になっているケースもあるようです。産後はママがひとりで育児を頑張るのではなく、パートナーと一緒に育児と家事を進めていけるのが理想です。先輩ママの体験談などをもとに産後のママの変化について理解を深め、出産前から分担について話し合い協力体制を整えることが、その後の夫婦関係にも大きくかかわってきますよ。産後すぐ育児につまずきやすい時期を知ろう生まれたばかりの赤ちゃんは昼に起きて夜に眠るというリズムがついておらず、2~3時間おきに寝ては起きるを繰り返します。これに付き合うママやパパは、睡眠不足から育児がつらく感じることもあるかもしれません。特に「新生児が寝ない」といった声や、「魔の3週目」と呼ばれる時期の悩み事は多く寄せられています。先輩ママの体験談から産後につまづきやすい育児の壁を知り心がまえをしておくと、余裕をもって対処しやすいでしょう。妊娠・出産に関わる助成制度や手続きを確認妊娠・出産には多くの費用が掛かりますが、子育て世帯の負担を軽くするため、自治体や健康保険ではさまざまな助成や手当を用意しています。これらの制度を活用するには、それぞれで手続きが必要となります。子どもが生まれたあとの手続きについても、確認しておくと安心です。「ままのて」アプリが産後のママをサポートままのてが提供する、妊娠中から産後の疑問や不安・悩みをサポートするアプリ「ままのて」。赤ちゃんの月齢にあわせたメッセージを毎日お届けします。※この記事は2023年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年05月29日長女の妊娠が判明したのは、私が今の会社に就職して1カ月のころでした。「迷惑すぎる……」と言われてもおかしくない状況で、私をサポートしてくれた、わが社の社長の神対応についてお話しします。妊娠~産後までサポートしてくれた会社当時私は、アルバイトとして働いていたIT系のベンチャー企業で正社員として働くことが決まっていました。正社員になって1カ月ほど経ったころ、謎の胃痛が続いており、「仕事が忙しいせいかな?」と考えていました。 しかし、生理が来ていなかったこともあり妊娠検査薬を使ってみたところ、妊娠が判明。妊娠したことはうれしかったものの、「正社員になって1カ月で妊娠なんて、会社にとっては迷惑な話だよな……」と申し訳ない気持ちでいっぱいに。 当時は社長を含め、5人で会社を回していました。みんな自分の仕事を抱えており、妊娠したことを言うのが遅くなったら、さらに迷惑がかかる……と思い、すぐに社長に報告。社長は予想外の展開に困惑しながらも、妊娠はおめでたいことだからと、祝福してくれました。 出産までの期間、妊婦となった私のために通勤ラッシュを避けた時間帯に出社することを許可してくれたり、空気清浄機や足元用の暖房を設置してくれたり、いろいろと配慮していただき、ありがたかったです。 その後わが家は、出産と重なるタイミングで夫が失業したため、私がすぐに働かなければならない状況に。そのときも社長からの提案で、テレワークの環境を整備し、好きな時間に働けるようにしてくれたり、出社しなければならないときは、子連れ出勤を許可してくれたりなど、とても柔軟な対応をしてもらいました。 女性社員はこれまでも何人か在籍していたものの、妊娠した社員は私が初めて。社長は当時のことを「今回の件で女性を雇うことの大変さを知った。だけど、今後うちの会社を、女性にとっても働きやすい環境にするためのいい経験になったよ」と言っています。 つわりに耐えての勤務や、夫の失業、産後すぐの復帰はとても大変でしたが、社長や同僚がサポートしてくれたおかげで、子育てと仕事を両立することができました。今では長女は3歳となり、次女も生まれました。 就職してすぐに妊娠という状況の中、働きやすい環境を作ってくださった社長や同僚には感謝してもしきれません。その後も、失業して2年働かなかった夫に仕事を紹介してくれるなど、わが家は社長に助けられっぱなしです。私は現在も同じ会社に在籍しており、育児をしながらテレワークで働いていますが、今後も会社に貢献し、恩返ししていきたいと考えています。 著者:南星 花
2023年05月27日2人目を出産後、育休を取って復職すると、もともと仲がよかった職場の先輩も1人目の子を出産して、復職。慌ただしく時を過ごす中、先輩からかけられた言葉にとてもモヤモヤしました……。 職場の先輩から言われたこと…2人目を出産し、育休明けで仕事に復帰後、しばらくすると1人目の子どもを出産した4歳年上の先輩が育休を終えて復帰してきました。もともとはとても仲がよかった先輩でしたが、結婚と出産をきっかけになんとなく関係に変化が出てきました。 先輩は職場復帰後、「なんかね、うちの子全然手がかからないのよ。だから他のお母さんたちっていつも大変って思うの」と言いました。このひと言に私は「え? マウント??」と感じて何も言い返せずモヤモヤ……。先輩の子どもは本当に育てやすいと感じる子だったのかもしれませんが、当時の私は年子を育てている最中で、慣れない2人目育児に疲弊している状態でした。 おまけに夫と私の両親共に介護中で、あまり両親のサポートが受けられない状態。さらに当時2歳だった長男は、自治体の都合上、2人目の育児休暇中に保育園を退園になりました。私は家で1年近くほぼひとりで2歳と0歳の子ども2人の育児をしていたので、産休中も育休中もなかなかハードな日々を送っていました。 夫のほうが仕事が終わる時間が遅く、私は仕事から帰宅後はワンオペで家事と育児をこなしていました。2歳と0歳の世話はとても大変だったので、先輩のこのひと言は私を何とも言えない気持ちにさせました。育児が大変なのは共通の認識として、「お互い親として大変だけど頑張ろうね」と、先輩とワーママとして共感して仕事に取り組みたかったからです。 3人目を妊娠したあとに私は退職したので、それ以来先輩とは疎遠になりました。出産や育児の経験や大変さ、子どもの育てやすさには個人差があるので、関わる人との会話で自分の経験を話すときは気を付けようと思った出来事でした。 イラストレーター/ムチコ著者:小川 朝美
2023年05月25日1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、長男くんも無事に生まれました。産後は傷口や胸の痛みなどとの闘いが始まり、それを乗り越えたころに麻酔の管が抜ける驚きの事態に。それがきっかけで、予定より早めに管を抜くことになり、産後初めてシャワーを浴びるチャンスがやって来ました。久しぶりにシャワーを浴びて身も心もスッキリしたぺ子さん。部屋に戻ると、同室の人の夫が面会に来ていました。ぺ子さんの夫は仕事が忙しく、いつも面会時間ギリギリ。「少しの時間でも毎日来てくれるから寂しくない」と自分自身に言い聞かせるぺ子さんでしたが、涙があふれて止まらなくなり……!? ママが涙を流しているところに、夫が登場! ペ子さんは涙の原因について、マタニティーブルーズだったと振り返ります。マタニティーブルーズとは、産後、主にホルモンのバランスの乱れによって涙が止まらなくなったり、イライラしたり落ち込んだりすること。 初めての帝王切開で慣れない育児が始まり、高まった緊張感がペ子さんの体にどっと来たのです。マタニティーブルーズは無縁だと思っていたペ子さんは、帝王切開でもちゃんとホルモンバランスが崩れるんだなぁと泣きながら冷静に分析していました。 そんなとき、面会にやって来た夫はペ子さんのベッドへ横になり、5分後にはまさかの爆睡……。しかし、帰り際に「ほい」と言って夫から渡されたのは、チョコのお菓子。それを受け取ったペコさんは、「また絶対来てね」と夫にときめくのでした。 産後は体もボロボロで、感情の浮き沈みも激しくなりがちですよね。そんなとき、旦那さんとの面会時間が短くて十分なコミュニケーションが取れないと、心細く感じてしまいそうです。でも、ひょんなきっかけで少し元気を取り戻せたようで何よりです。退院まであと少し、踏ん張って乗り越えてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年05月23日第2子出産後の衝撃エピソードです。1人目がなかなかできなかったので、2人目は計画より早く準備をしていました。しかし思ったより早く妊娠し、出産もスムーズでした。このまま順調に育っていくのだと思っていましたが……。すべて順調だと思っていたけれど……2人目が生まれ、当時2歳の兄も大喜び。「触りたい触りたい!」との欲求がすごく、まだ力加減もわかっていないので親もヒヤヒヤ。それでも幸せな時間が過ぎていました。 産院で産後3日目に新生児聴覚スクリーニングの検査が任意であり、夫に「どうする? お金かかるしなあ。きっと大丈夫やと思うけれど……」と聞くと、「大丈夫やけどまあ受けといたら?」と言われたので、軽い気持ちで受けることにしました。 検査当日。次男を預け、私はひとときの休息。産後のスライム腹を眺め、またダイエットしないとなぁとげんなり。そういえば、次男がなかなか戻ってこないと思っていると、30分経過していました。するとスタッフさんに「お待たせしましたー! なんかうまく検査できなくて、翌日また見せてもらいますねー!」と軽いノリで言われ、私も「ちゃんと大人しくしないとだめだぞー」と次男を指でツンツンしながら微笑ましく見つめていました。 しかし、そのあとも検査するたびに「なんか起きちゃってー、うまくできなくてごめんなさいね」と言われ、スタッフさんも少しずつ不安そうに私と次男を見つめるようになりました。結局、退院時にまた連絡してもらうことに。 1カ月健診での再検査退院の日。先生には1カ月健診でもう一度調べましょうと言われ、スタッフさんも「きっと大丈夫、大丈夫よ」と微笑んで励ましてくれました。 とはいえ、産後でメンタルが不安定だったこともあり、「もしかしたら聞こえてないかもしれない!」と不安でいっぱいに。スマホで検索魔になったり、音を出して次男の反応の見たりして一喜一憂する日々。「大丈夫、きっと大丈夫」。そう信じ、再検査の日を迎えました。 ドキドキしながら結果を待っていると、診察室に呼ばれ中へ。「先生、聞こえていましたよね? 大丈夫ですよね?」とヘラヘラする私に先生は、「赤ちゃん、もしかしたら聞こえてないかもしれません。生後3カ月になったら大きい病院で検査しましょう」と言われました。私は頭が真っ白に……。 不安になりながらの育児。「聞こえてないってどうしたらいいの? なんで? どうして?」という思いでメンタルはボロボロでした。ただ、里帰りしていたので、両親がいたことが本当に救いでした。 生後3カ月の検査の日。結果は……いよいよ生後3カ月の検査の日! この検査ですべてがわかる……。ドキドキしながら検査中のモニターを見つめる私。検査が終わり、結果は先生からお伝えしますねと言われましたが、ネットの検索魔になっていた私には、次男がまったく聞こえていないことが一目瞭然でした。 それからは毎日のように泣いて過ごしていました。それでも育児はしないといけない。不安そうに見つめる長男に申し訳なさを感じ、長男が起きているときは明るく振舞い、寝るとまた泣いて……。そんな日々が続きました。 それでもなんとか1日1日を乗り越え、ろう学校の教育相談に通ったり、手話サークルへ突撃してみたり、外へ出ていろいろな人に会ったりしていました。 気づけば、あっというまに次男の1歳の誕生日。病院やろう学校へ通うなかで、少しずつ成長していく次男の姿に私のほうが励まされていました。 「この子は必死に生きている。私を求めてくれている。次男のお母さんは私なんだ! 私が次男を守ってあげなくて誰が守るんだ」とやっと思えるようになりました。それからは、積極的に次男に向き合い手話を使ったり、長男と一緒にいっぱい遊んだりしていました。 3人目の出産を決意!もともと子どもは2人の予定でいたのですが、たまたま知り合いに、3人きょうだいで真ん中の子が聞こえないという方がいたので、どうして3人目を産んだのか聞いてみました。 すると「3人目は、聞こえてても聞こえなくてもどっちでもよかった。聞こえなくても真ん中の子と手話できるし、聞こえない同士で仲間になれる。聞こえててもみんなで支えてあげられるから」と聞き、衝撃を受けました。 夫には「ムリムリ! 経済的にムリだから!」と言われましたが、「大丈夫、大丈夫!」と騙して(笑)3人目を妊娠しました。3人目も本当に順調で、しかも15分で生まれる超スピード出産! 初めての女の子でかわいいなぁと見つめる一方、うっすらと次男のことがよみがえりました。 娘を検査に預け、外で見守る私。「大丈夫、大丈夫、大丈夫」。そう自分に言い聞かせながら、心臓が爆発しそうでした。スタッフさんが出てきて「お母さん、ばっちり聞こえてるよ!」と言われた瞬間、目からぼろぼろ涙が。キョトンとしているスタッフさんに次男のことを伝えると、背中をさすってくれました。 それからは3人育児でバタバタ! 驚いたのは1歳3カ月の娘が「わかった」、「おいしい」、「なあに」と小さい手で手話を使い出したこと。聞こえる長男、聞こえない次男、聞こえる長女。みんなで少しずつ手話を使っています。みんなで助け合って暮らしていける。そう信じて毎日育児奮闘中です! 健康な赤ちゃんが生まれるのが当たり前だと思っていましたが、まさかまさかの連続でした。しかし今では、聞こえない次男だからこそ娘も生まれて、今の家族があると思っています。聞こえないことは不便であっても不憫じゃない! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:ゆみっくす5歳の長男、3歳の次男、1歳の長女をもつ3児の母。次男のことがきっかけで、4月から毎日付き添い通学へ。いろいろなことを乗り越え、支え合って今を生きる。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年05月22日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートし、紆余曲折を経て自然妊娠をしたときのお話です。あゆみさんは流産後に、今度は妊娠を確認するために、かかりつけの産院を訪れました。すると無事に妊娠していることがわかって安心したものの、医師や役所の担当者など周りは流産を心配するばかり。なんだか妊娠を歓迎されていないような気持ちになってしまいます。あゆみさんは、かんしゃくを起こす子ども、友だちと連日遊びに出かける夫にも、妊婦である自分に対するやさしさが感じられずイライラしてしまいます。そんなとき、心理学講座の先生から、ネガティブな思いを否定せず、すべては胎児に委ねればいいという言葉をかけられ、少し心が軽くなりました。 そしていよいよ、赤ちゃんの心拍を確認する日がやってきました。 どっちでも大丈夫! ※40~44歳の流産率は、自然妊娠の場合が約51%、体外受精で妊娠した場合が約40%という報告があります。(不妊治療情報センター「i-wish.ママになりたい」Vol.61より) 「妊娠するまでの準備はすべてやった。だからあとは胎児に委ねるだけ……」 先生と話しながら、もし流産という結果になったとしても、覚悟はできていることに気付いたあゆみさん。「どっちでも大丈夫!」という気持ちを持てるようになり、少し心が軽くなりました。そして迎えた病院に行く日。心拍確認の日です。胎児に委ねると決めていても、やはり不安になるあゆみさん。 「はい、では見ていきますね」恐る恐るエコー画面を見ると……!? 「心拍……あった!」 しっかりと心拍が確認できました。大きな壁を1つ乗り越えた気がして、そして「胎児に委ねる」と決めたことで、前よりも穏やかでいられるようになりました。妊娠9週の健診日、病院へ行くと、心拍もあり、赤ちゃんが大きくなっているのがわかりました。ひとまず大きな不安からは解放されたあゆみさん。3年も帰っていなかった日本へ帰ろうかなと考えたのでした。 自分のことをよく知る先生から「準備はすべてやった」と言われ、また、寄り添った言葉をもらえたことで、あゆみさんはネガティブな感情も受け入れられるようになったようです。久しぶりの実家で心身ともにリラックスして過ごせるといいですね。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月15日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2児を育てながら、40代でも可能性がゼロではない限り頑張りたい! そんな想いから妊活をスタートして紆余曲折を経て自然妊娠をしたときのお話です。流産後にまたかかりつけの産院を訪れました。妊娠を確認するためにやってきたのです。不安を抱えて産婦人科に足を運んだあゆみさんでしたが、無事に妊娠していることがわかって安心しました。しかし、予想はしていたものの、医師や役所の担当者など周りは流産を心配するばかりで、なんだか妊娠を歓迎されていないような気持ちに。 そして、家でも連日友だちと遊びに行ってしまう夫にイライラが募ります。だんだん感情のコントロールがきかなくなってしまったあゆみさんは……。 思うようにいかなくてイライラ… 赤ちゃんが自分のもとへやってきてくれたのはうれしいはずなのに、流産しないかなど、妊娠のことが不安で憂うつになってしまうあゆみさん。さらに、家にいると息子が大声でかんしゃくを起こし、夫は連日友だちとビリヤード……。誰にもやさしくしてもらえない現実に、あゆみさんはイライラしてしまいます。 「やさしくしろ! もうお前の子ども産まないぞ!」感情がうまくコントロールできず、ちょっとしたことで涙が出てしまいます。 あみさんは不安な気持ちを、受講している心理学の講座の先生に聞いてもらいました。そこで先生からかけられたのは「だれに何を言われようが胎児が決める。私が決めるんじゃない」という言葉でした。 不安で憂うつだったあゆみさんですが、素直な気持ちを相談できる相手がいるのは心強いですね。相談してからは、「人間だから不安になって当たり前だ」と思えるようになって、随分気持ちがラクになったのだそうです。妊娠中は誰しも不安になることがあると思いますが、そんなときは家族をはじめ、かかりつけの産院の医師や助産師さんなどに自分の気持ちを話してみると良さそうですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月13日初めての出産で、産院選びはとにかく家から近ければいいだろうと適当に思っていた私。個室か大部屋かを選ぶ際にも、特に見学もせず料金が安いほうを選んだ私でしたが、産後とても後悔することになったのです……。どこの産院がいいのだろう?第1子となる子どもの妊娠が判明し、ついに私にも子どもができたのか〜!と、ドキドキしたりうれしかったりの毎日を送っていた私。妊娠が判明したのは、私がいつもお世話になっている婦人科で、ここには産科がなかったため自分で産院を探さなければなりませんでした。 しかし初めての出産で、産院選びにおいて何を重視したらよいのかわからず……。家から通える産院は3軒ほどあったのですが、その当時仕事が激務だった夫には相談せず、「いざというとき自分だけで移動できるよう、家から近い産院がきっといいに違いない!」と、安易に決めたのでした。 個室か大部屋。迷わず選択!家から一番近い総合病院の産科を選び、そこでは産後に個室か大部屋かを選べたのですが、料金表を見てビックリ! 個室の1日分料金がとにかく高かったのです。もともとケチな性格な私は迷わず大部屋をチョイスし、そして数カ月後、無事に出産。 初めて会うわが子に感動しつつも体はあちこち痛み、早くひとりでゆっくり休みたいと思っていたとき、助産師さんから「この病院では、産後は基本的に母子同室です」と言われました。事前に母子同室の説明を受けておらず、産後、授乳時以外は赤ちゃんを預かってもらえるものだと思っていた私はかなりショックを受けたのでした……。 わが子だけ泣いている!?そして4人の大部屋に移動し、赤ちゃんのお世話が始まりました。しかし初めての育児で右も左もわからず……。ここで私を一番苦しめたのは、他の親子に迷惑をかけないように、赤ちゃんが泣いたらとにかく泣き止ませなければ!という思いでした。今考えると私の気のせいだったと思いますが、他の赤ちゃんはそんなに泣いていないのに、息子はよく泣いていて「迷惑をかけてごめんなさい……」と自分を追い込んでいました。 また、私のベッドは4人部屋のドア側だったため、窓の外の天気などもわからず、ずーっと部屋に息子とこもりきり。こんなことなら、あのとき個室を選べばよかった……と心の底から思いました。 退院して、候補だった他の産院の1つで出産した友人の話を聞くと、そこはすべて個室でママが休みたいときなどは赤ちゃんを預かってくれるシステムもあったとのこと。後悔先に立たずですが、産院選びをはじめ個室か大部屋かなど、もっと自分に合ったものを調べておけばよかったなと思います。 著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年05月13日初めての育児で身も心もボロボロな状態だった私。美容院に行きたいけれど、それよりとにかく寝たいというくらい寝不足でつらい毎日でした。一方で夫は定期的に美容院へ通い、出費も悩みのもとに。そのことで夫にキレた結果、どうなったかをお伝えします。育児に追われる毎日第1子となる息子が生まれ、待ち構えていたのは過酷なワンオペ育児でした。夫は朝早く出勤し、帰ってくるのは0時過ぎなんてこともざら。さらに両親は離れた場所に住んでいて頼れなかったため、日中は私ひとりで息子のお世話をしていました。 そして、息子は1歳半に断乳するまであまり寝ない子で、夜中に何度も起こされていたこともあり、私は常に寝不足状態。そのころふと鏡を見ては「そういえば最後に髪の毛切ったのっていつだっけ……」と思うぐらい、自分の外見に関してほとんど後回しでした。 美容院へ行ける夫がうらやましいそんな私をよそに、夫は月イチのペースで休日に「ちょっと髪切ってくるね」と言ってカット料金が少しお高めな美容院へ。家計を任されている私は、「ちょっと美容院代高くない? というか夫は好きに髪切りに行けていいなぁ……」とうらやましく思っていました。 しかし、このときの私は髪を切りに行く時間があるなら、まず寝ていたいという気持ちのほうが大きかったので、特に夫に対して何も言わず……。その後も夫が美容院へ行くたびに、今は我慢だと自分に言い聞かせていました。 正直に打ち明けると…断乳が終わり、私も睡眠時間が少し取れるようになったころ。夫がまた「髪切ってくるね〜」と出かけようとしたため、またか!と我慢の限界が。私は夫に「今まで言わなかったけれど、私も髪切りたい! あと美容院代がバカにならないから少し控えるか、そうでなければ私にカットさせてほしい」と正直に打ち明けました。 すると夫は「全然気付けなくてごめん。これからは息子を見る時間を増やすから、ゆっくり髪を切っておいで」と言ってもらえました。それからようやくひとりでのんびりと美容院へ行けるようになったのです。 息子が5歳になった今では、夫も私も好きなときに美容院へ行けるようになり、さらにはたまに私が夫の髪の毛を切ったりもしています。あのとき我慢せず正直な気持ちを言ったことで経済的負担も少し減り、お互いわかり合えたので、言いたいことはちゃんと言葉で伝えないといけないなと思った出来事でした。 著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年05月08日私は初めての妊娠中に転居が決まり、出産前に離職。おかげで出産後は赤ちゃんのお世話や家事をのんびりしていました。そのころ夫は職場が変わったこともあり、時間的にも精神的にも落ちつかず、家事はノータッチ、子どもとは週末に遊ぶ程度。しかし子どもが1歳4カ月のときに私が仕事復帰をすると、のんびりとはいかなくなりました。そこで夫にも積極的に子どもの世話と家事をお願いするようにしたのです。 保育所の荷物・書類の準備 休日の昼食作り 病院の付き添い子どもは保育所に行くようになってから、熱を出す頻度が急激に増えました。そこで仕事の都合がつく限り付き添いを夫にしてもらうようにしました。おかげで2人が病院に行っている間に私は家事を進めたり、看病に必要な買い物をすませたりすることができ助かります。前日からの看病で寝不足であれば仮眠をとることも。 ただ、夫は小児科の勝手がわからず、医師とコミュニケーションがうまくできないこともありました。そこで、あらかじめ私が子どもの症状や受診までの経過、医師に聞いておきたいことをメモし、夫に渡すようにしています。 今まで自分でしていたことを夫に頼むのは手間も時間もかかりますし、私の思い通りにいかずイライラすることもありました。それでも夫ができるようなれば、私の負担は減り、時間にも気持ちの面でも余裕が生まれました。これからも少しずつ夫に頼むことを増やしていこうと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2023年04月30日妊娠が判明してから、出産するのに必要な自分の体力や筋力に不安を感じました。そこで毎日1時間、散歩することを習慣にしました。その習慣のおかげで、出産時や産後に助けられたことがあったのです。 妊娠判明後、体力や筋力が不安に妊娠する前、ろくに運動してこず、出かける予定がないと外にも出ないほどインドア派だった私……。妊娠が判明して出産する瞬間を考えたとき、自分の体力や筋力が一気に不安になり、妊娠中でも継続してできる運動を考えていました。 妊娠中は激しい運動ができず、私はつわりがひどかったため、ただでさえ動くことがつらいときが多かったのです⋯⋯。ヨガやストレッチといった屋内でできる運動にしようかとも思いましたが、体が硬く断念。ハード過ぎず、すぐに休憩できる運動を考え、毎日1時間以上散歩することに。1日の散歩にかける時間は、合計すると1時間から2時間ほどでした。 散歩を始めたことで生活習慣が整った今までは昼過ぎに起きてダラダラして、ごはんを食べてまた寝て……といった生活をしていました。しかし、子どもが生まれてからのことを考えるとそんな生活も続けていられないなと思ったので、朝に散歩することに。 毎朝太陽を浴びながら運動することで体もスッキリし、とても気持ちがいいことがわかって、最初は「赤ちゃんのため……」とおこなっていたことがだんだん楽しくなったのです。それからはすすんで散歩へ行き、いつもと違う道を通ってみたりして、新しい趣味ができたように感じました。 出産にも役に立った……!?毎日の散歩を続け、いざ出産! となったとき、やはり出産は壮絶なものだと実感……。体力は想像していた何倍も必要としたので、毎日散歩していたけれど、全然足りない! と感じました。しかし、きっと毎日散歩していなかったら、そんなことを出産中に考える余裕もなかったのかなと、あとで思うように。 また、子どもが外に出かけられるようになってからは、一緒に遊ぶのも毎日外に出かけるのも、まったく億劫ではなくなっていたので、出産後もとても助かりました。 毎日の散歩で、体力や筋力をつけて生活習慣を見直すことはもちろん、今さらながら外に出る楽しさも知りました。これからも子どもと一緒にいろいろなところへ出かけられると思うと、楽しみが尽きません。 著者:橋本楓/女性・主婦。1歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。作画:加藤みちか ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年04月27日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。あの頃の自分へ。編集後記二人目の産後、長男・ほにゅくん(当時2歳)の言葉に傷ついていたつぶみさん。それから数年がたち、今ではほにゅくんから「おかーさんだいすき」と言ってもらえる幸せをかみしめ、妹・ねむちゃんからの「ままだいきらい」の言葉にもまったく傷つかないマインドを手に入れたのでした(笑)。産後は睡眠不足などから情緒が不安定になることがありますよね。はじめての経験をするときは、気持ちに余裕がなくなってしまうものです。現在のつぶみさんの姿に励まされる方もいるのではないでしょうか。子どもが成長するのと同時にママも成長していることにあらためて気付かされるエピソードですね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年04月26日妊娠中期といわれる27週目。その日、突然言い渡された「切迫早産」によって長期入院が始まった私。コロナ禍で家族と一切面会できず心が荒む中、私はあるボーイズグループのオーディション番組にハマりました。そして産後、思いもよらぬ展開に……! 切迫早産でまさかの長期入院! 今でも忘れられない、妊娠27週目の健診で医師から告げられた「切迫早産です。このまま入院してください」という言葉。頭が真っ白になりながらも、生まれてくる赤ちゃんを守るため、私は妊娠27週から出産までの約2カ月間を病院で過ごすことに。 コロナ禍での入院生活は、家族とはいえ面会が一切禁止。3歳の娘と直接話すことができないままスタートした入院生活は、本当につらかったです。寝ても覚めてもベッドの上。世の中から隔絶された私は、少しでも外の情報を得るために朝の情報番組を欠かさずチェックしていました。猛暑のニュースが流れていても「そっか、今は夏なのか……」とピンとこない感じでした。そんな中、情報番組内で放送されたボーイズグループのオーディションコーナーをなんとなく眺めていました。デビューメンバーに選ばれるため、汗と涙を流して奮闘する男の子たち。ライバルを蹴落とすのではなく、歌やダンスなどできないことは助け合って乗り越え、どんどん成長していくのです。そんな姿があまりにもキラキラして見え、これから男の子を産む私にとっても学ぶことの多い内容でした。いつしか、このオーディションコーナーが入院中の私の唯一の楽しみに。 つらい入院生活も佳境を迎え「妊娠37週を迎えたら、もう産んでもいいからね」と助産師さん。その言葉は予言だったかのように妊娠37週0日に陣痛が! 助産師さんに、私はあのボーイズグループのデビュー曲を流してほしいとお願いしました。助産師さんも快く了承してくれ、私は彼らの曲に応援されながら元気な男の子を出産したのです。 出産後も「育児の応援歌」として聴いていたところ、なんと生後半年の息子が手をぶんぶん振って踊っているではありませんか! 試しに他の曲を流してみましたが、やはりあの曲だけに反応して踊るのです。これはきっと偶然ではないはず! 今では家族みんながボーイズグループの大ファンです。つらかった入院生活ですが、彼らのおかげで宝物のような思い出できました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/Pappayappa監修/助産師 松田玲子著者:中川ジュノン
2023年04月23日生後1カ月の息子と2歳の娘の面倒を一緒に見てもらおうと義理の両親にお願いしたとき、「もう呼ばない……」と誓った出来事です。 義両親に来てもらったものの…義理の両親は、わが家から自転車で5分ほどのところに住んでいて、隠居生活を送っています。私は産後すぐに新生児と2歳の娘を連れて3週間ほど実家に里帰りをしていました。 里帰りから自宅に戻り、娘ともしばらく会えていなかった義理の両親も孫たちに会いたいかなと思いと、私も産後1カ月を過ぎたところだったので、お手伝いしてもらえたらありがたいなという思いもあり、家に来てもらうことにしました。もちろん義理の両親は、喜んで来てくれました。 しかし、来てしばらくは娘をかわいがり、息子にも「小さいな」「かわいいな」と言っていましたが、ものの数分で愛でるのは終わり、お義父さんは座椅子に座ってテレビを見始め、お義母さんはソファーで横になり、「はぁ~、なんか目が疲れたわ~」と言って寝始めました。 そして、息子がベッドで泣いても2人とも動かず、娘は「遊んで、遊んで」と私の足元から離れず、まさにカオスでした……。 「もう呼ばない……」家にいても私のストレスがたまるだけだと思ったので、お散歩を提案し、みんなで外出しました。その後、お義父さんはお昼前に帰るという話だったのですが、なぜかお昼後も残ると言い、結局大人3人分のお昼ごはんを私が用意することになり、何のために来てもらったのかわかりませんでした……。 さらに娘が駄々をこねて泣くと、お義母さんは「うちの息子たちは小さいときは、こんな風に泣かなかった」など、何かにつけて自分の子育ては正しく、私の子育ての仕方が悪いからこんなことになっているんだと言わんばかりの主張をされ、辟易しました。 心の中で、「子どもが泣かなかったはずないでしょ……」と思っていましたが、口には出せません。夫にはメールで「ありえないんだけど」とクレームを入れ、「もう呼ばない……」と誓いました。 自分も反省その後は、このままでは腹が立って終わるだけだと思い、お昼からは息子が泣いていたら「お義父さん、抱っこしてください」とお願いし、洗濯物を取りに行くときは、「お義母さん、娘を見ててください」とお願いし、私も多少はすっきりしました。 そんなこんなでわかったことは、実家で1カ月ほど実母にお世話になり、言わなくてもわかってくれて、手を差し伸べてくれていたことに甘えてしまい、義理の両親にも同じことを求めていたのだと反省しました。もしかしたら、義理の両親は私に遠慮をして率先して動かなかっただけなのかもしれないと思うようにしました。それにしても、産後1カ月経ったばかりでマタニティーブルーもあったのかもしれませんが、イライラしてしまった1日でした。0歳、2歳の母。現在は育休中。
2023年04月23日息子が生まれたころ、夫は激務。朝から夜遅くまで仕事をして、さらに月に何度かは土日も出勤と、とにかく忙しそうでした。平日は私との会話もほぼスマホを通して……という日々が続き、ついに私は疲労とストレスの限界を迎えました。 だんだん、私だけになっていく育児産後の里帰りが終わり、自宅アパートでの育児が始まって、日中は私がひとりで息子の面倒を見ていました。仕事が忙しい夫に悪いと思い、夜間授乳も一人でこなす日々で、孤独感が拭えません。 「息子の成長を夫と共有したいのに……」という気持ちが膨れ上がっていきました。 大雑把な夫にイライラ!夫は、率先して息子のお世話をしてくれ、家事についても嫌がらずにおこなってくれます。けれど、どこか大雑把なのです。息子がハイハイし始めたころ、口に入れてしまいそうなものを床に置いていて、夫にものすごく怒りました。 ほかにもエアコンの温度設定や着替えの服選びなど、とにかく「もうちょっと気にして!」というところが抜けていて、私はそのたび夫に教えなければなりませんでした。 2人で育児がしたいのに……私は産後3カ月で仕事復帰したのですが、人に教える仕事をしながら、なぜ家でも夫にいろいろ指導しなければならないのか……と思うように。夫は育児において、何かをするごとに「これでいい?」と聞いてくるのです。聞かれることはすべて、前に教えたことばかりで、「いい加減にしてほしい」と怒りが頂点に達した私。 「育児に関しては、同じスタートラインに立っていたはず。だから、家事にレベルの違いはあっても、せめて育児だけは私と同じ経験値になるようにしてほしい」と話しました。すると夫は、反省した様子で「意識が足りていなかった。きちんと行動で示す」と、自分なりに育児に関してこまかくメモを取るようになったのです。 その後、育児メモは息子の成長とともに定期的にアップデートしながら、夫婦で共有しています。今さらですが、私も言葉で言うだけでなく、見えるもので共有すればよかったな……と思いました。息子が3歳になって、夫は先回りして息子のことや、家事を進めてくれるように。おかげで、息子は夫と2人で出かけるのがとても好きなようです。これからも夫婦で協力して育児していきたいと思います。 著者:畑野ナツミ/女性・ピアノ講師兼ライター。2019年生まれの息子のママ。ピアノ講師として、子どもから大人まで幅広い年代のレッスンを担当。音楽関係の記事や、体験談記事の執筆を中心にライターとして活動中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年04月22日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんなぺ子さんの帝王切開が開始。おなかを押されて急激に気持ち悪くなったぺ子さんでしたが、無事に赤ちゃんが取り出されて小さな産声が聞こえました。初めて見る長男くんは、おじいちゃんのような顔をしていました。そんな長男くんに驚いていると、「今だけ写真撮れますよ!」と看護師さんから声をかけられました。吐き気がおさまらないぺ子さんでしたが、選択の余地はありません。圧をかけられて赤ちゃんとツーショットで写真を撮った結果、その仕上がりはとんでもないものでした……。その後はウトウトする麻酔を吸入して縫合してもらい、手術は無事に終了したのですが……!? 頭がぼーっとして、二度寝をするとまさかの展開に…!? 第1子の長男くんのときはぐいぐいおなかを押されて気分が悪くなったぺ子さんでしたが、第2子・第3子のときは、少しおなかを押したら出てきて、気分が悪くなることもなくリラックスして出産できたそうです。 そんなぺ子さんが第1子出産後、手術を終えたあと目覚めると……いろいろな物が体についていました。ぺ子さんは頭がぼーっとして下半身も動かず、眠気に襲われてもう一度寝てみることに。 しかし……ズキズキとする痛みで目が覚めてしまうのでした。 予定帝王切開で第1子を出産後、麻酔のおかげで縫合中から眠っていたぺ子さん。パパに起こされて一度は起きたものの、二度寝をした末、ズキズキする痛みで起きてしまった様子……。手術中は麻酔が効いて痛みを感じていませんでしたが、ここで初めて痛みを感じているようです。入院初日に看護師さんから言われた、「手術後は痛すぎて出歩こうなんて気も起きないでしょうけどね」という言葉が思い出されますね……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月19日私は2児のママですが、下の子を出産後は里帰り出産もなく、退院直後からワンオペ育児でした。2人育児がハード過ぎて徐々に母乳育児から遠ざかり、下の子が生後2カ月のころには完ミ育児に。そんな私が感じた「ミルク育児のメリット」をお伝えします。ママが気兼ねなく服薬できる上の子の授乳では混合育児をおこなっていた私の実体験なのですが、母乳を飲ませている時期に風邪や病気にかかってしまった場合、服薬のことで非常に悩んだ記憶があります。 下の子が生後2カ月のときから私の疲れがピークに達し、目が腫れたり咳が止まらなかったりと心身の過労からくる症状に悩まされました。病院を受診しお医者さんに服薬をすすめられても、完ミ育児のおかげでお薬の種類で悩む必要はなかったです。子どもが2人になると横になって休んでる時間がほぼないので、さまざまな不快症状もお薬のおかげですぐに治ったのは本当にありがたかったです。 上の子と2人きりの濃密な時間を過ごせる私は退院直後から親戚などに頼れず、日中はひとりで育児をおこなっていました。上の子は、私の産後直後は特に退屈さと寂しさで情緒不安定になっていました。そこでいろいろな方に相談したところ、どの方からも「上の子と2人きりの時間をなるべく取りなさい」とアドバイスを受けました。 そして私は思い切って、上の子と濃密な時間を過ごすべく遊園地などの遠出を決行。上の子とおでかけの際は、下の子はパパに預けました。完ミ育児だからこそ、授乳のことを気にせず他の人に預けることもできたのです。そして、1日中ママと2人で過ごせる時間をたっぷり取ったおかげで、徐々に上の子の気持ちも落ち着いてきました。 下の子の生活スケジュールが整う下の子を完ミ育児にしたおかげで、授乳後は毎回「いくら飲めたか」が数値ではっきりとわかります。これが、下の子の生活リズムを整えるのに非常に役立ちました。上の子のときは混合育児で育てていたので、一体どれだけ飲めたかが確認できず、オロオロして昼寝のタイミングを失い、気付けば夕方……なんてこともありました。 下の子はしっかりと飲んだ量が確認できるので、泣いていても「さっきは遊び飲みしていつもの半分量しか飲まなかったな」などと理由がわかり、そんなときは育児用ミルクを足したりと臨機応変な対応ができました。満腹になると良く寝てくれるので、自然と生活リズムが整いました。 赤ちゃんを育てていくうえでさまざまな授乳スタイルがありますが、2人目を出産後しばらくはどうするべきかと悩みました。そのなかで、「自分が本当に大切にしたいことは何か?」と考えたことで、授乳スタイルが定まったように思います。特に2人目以降の出産は上の子もいますので、人と比べたりひとつの方法にこだわったりすることなく、柔軟に対応することが大切だと学びました。 イラスト/おんたま監修/助産師 松田玲子著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年04月17日6歳の女の子と生後9カ月の男の子の母です。これがいわゆる「上の子がかわいくない症候群」なのでしょうか……? 第2子出産後の体験談をご紹介します。 パパっ子の娘にモヤモヤ昨年6月、長女と6歳差となる第2子の男の子を出産しましたが、実は娘と関係がうまくいっていませんでした。息子を妊娠中、切迫早産と診断され自宅安静の期間が長かったことから、娘はパパと過ごす時間が増えていました。おかげでパパとの仲が親密に。また、娘は人の気持ちがよくわかり、それゆえに気をつかってしまうやさしい子です。妊娠中も産後も私にはあまり甘えず、パパに甘えてわがままを言っていました。 私は娘がパパっ子になっていることに、うれしくもあり寂しくもありました。というのも、赤ちゃんのころの娘はとにかくママが大好きで、パパの抱っこだと泣きすぎて吐くほどだったからです。自分勝手ですが「あんなにママ、ママだったのに、どうして……」とパパにばかり甘える娘を少し寂しい気持ちで見ていました。 そんなある日の夕方、帰宅したパパにまとわりつき、「抱っこして! 遊ぼう!」と甘える娘を見て、ついに気持ちが爆発。「ずっとママといたのに、なんでパパとばかり遊びたがるの?」と思わず言ってしまいました。娘はしゅんとし、私はパパからはたしなめられたことを覚えています。 娘の本音に「ママがひどかったね…」今までの言動に大反省数日後、娘からダンボールの箱を渡されました。「お楽しみ箱」と書かれた箱を開けると、そこにはお手紙が。手紙には「パパもママも好きだから安心してね! 本当はママがいっぱいやってくれたから、休ませたかったんだ」と書かれていたのです。 娘が私にすごく気をつかってくれていること、息子の世話を手伝おうとしてくれていること、娘も本当は甘えたかったことを、薄々感じていました。なのに、自分が気持ちばかりに気を取られて、娘の気持ちをわかっていませんでした。「こんなにやさしい娘に我慢をさせてしまった……ひどいことを言ってしまった…」と申し訳ない気持ちになり大反省。 失った信頼を取り戻すことは難しいけど、取り戻す努力はしないとと思いました。この手紙をもらってからは、息子が多少ぐずっていても、私から娘に一緒に遊ぼうと誘っています。そのおかげか、最近は娘のほうから遊びに誘ってくれ、「抱っこして」と言うことも増えました。 まずは上の子を優先! 娘の気持ちを大切にある日、娘が「ママのおなかに赤ちゃんできて、パパと2人でお出かけするようになったとき、3人でお出かけしていたころのことを思い出して、泣きそうになっていたんだよ」とぽつり。妊娠中、産後も娘に寂しい思いをさせてしまったので、これからは娘の気持ちを満たしていきたいです。 上の子を優先することは時に難しいですが、悩んだときはこの経験を思い出し、娘の気持ちを考えながら育児を頑張ります。 監修/助産師 松田玲子
2023年04月14日日本で一番長い歴史を持つ抱っこひもメーカー、LUCKY industries(所在地:岐阜県揖斐郡池田町、代表取締役社長:樋口 博之)は、神奈川県・パシフィコ横浜で2023年4月29日~4月30日に開催されるマタニティ&ベビーフェスタ2023(主催:マタニティ&ベビーフェスタ事務局)に出展いたします。期間中は、累計販売30万本突破の人気の抱っこひも「POLBAN(ポルバン)」と、子どもの想像力と運動を引き出すデンマークの知育おもちゃ「MODU(モデュ)」の試着・体験会を行います。マタニティ&ベビーフェスタ2023詳細: マタニティ&ベビーフェスタ2023■マタニティ&ベビーフェスタとは「マタニティ&ベビーフェスタ」は、妊婦ママ、産後ママ、パパ、ベビーのための子育て支援事業一環として、日本マタニティフィットネス協会が2005年にこれから赤ちゃんを生み育てるママ・パパとその家族を応援するためマタニティ応援イベントとして立ち上げられました。妊娠・出産・子育てに関する実践的な最先端の「情報」や不安や迷いの解決を導く「知識」を提供し、会場内で体験し学んでいただく『マタニティとベビーのための体験型情報発信イベント』で、例年人気を博しています。2022年は2日間で17,472名の妊婦ファミリー、産後ファミリーの来場がありました。■子育てがもっと楽しくなる、わくわくとドキドキがいっぱいの体験ブース抱っこひものプロが4種類の抱っこひも、POLBANシリーズの試着&ご相談にのります。さらに、AR(拡張現実)を使って抱っこひも体験を楽しめるフォトスポットをご用意しております。また、昨年の展示会でも大好評だったデンマークの知育おもちゃ『MODU』の体験ブースもご用意。お子さまはもちろんパパ・ママも一緒に遊んでいただけます。ブースイメージ■累計販売30万本以上。誰でも簡単に使える抱っこひも「POLBAN」 POLBANシリーズPOLBANシリーズは、「育児に必要だけど、抱っこひもは使い方が難しい」と感じるママ・パパに向けて開発されました。赤ちゃんを台座に「乗せるだけ」で使えてしまう簡単さが人気の秘訣。ママリ口コミ大賞を4回連続受賞するなどママ・パパにずっと愛されている抱っこひもです。今回はPOLBANシリーズに新しく加わったPOLBAN PRIMEやPOLBAN GOを含め4種類の抱っこひもをご用意しています。さらに展示会向けに特別に開発した疑似体験抱っこをができるARプログラムを採用。お子さまと一緒にご来場できない方や妊婦さんもお手軽に体験できます。(体験については事前予約は必要ありません)<ママリ口コミ大賞とは…>ママ向けアプリとして人気の「ママリ」が、ママ達の購買の意思決定を支えることを目的に、先輩ママの口コミ件数と満足度を基準にランキング形式で発表しています。本当に使ってよかったと思う商品やサービスについてアンケートを実施したものです。 スマホをかざすことで手軽に抱っこひも体験ができます■子どもの想像力と運動を引き出すデンマークの知育おもちゃ、MODU MODUやわらかいブロックやペグ、ホイールを組み立てて遊ぶおもちゃです。「想像して、組み立てて、遊んで」の繰り返し(Play Loop)の中で想像力と運動を引き出し、子どもが楽しみながら成長できます。世界三大デザイン賞の1つRED DOT DESIGN AWARDの受賞や、GOOD TOY AWARD 2021やKIDS DESIGN AWARD 2021受賞など、国内外のおもちゃ専門家から高く評価されています。国立大学法人弘前大学との共同研究や東京おもちゃ美術館でのイベントなど、より良い育児環境の実現に向けて取り組んでいます。<東京おもちゃ美術館とは…>年間来場者数15万人の赤ちゃんからお年寄りまでの多世代に向けて、豊かな出会いと多様な出番を有するミュージアムです。「多世代交流の館」として、0歳から100歳まで、さまざまな世代の方が、おもちゃを媒介に自然と楽しいコミュニケーションがとれる「老若男女共同」の環境を提供しています。■「マタニティ&ベビーフェスタ2023」概要開催日時 : 2023年4月29日(土)~30日(日) 10:00~17:00会場 : パシフィコ横浜ホール ブース番号 E-11〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1アクセス : 電車でお越しのお客様みなとみらい線 みなとみらい駅より徒歩3分東京駅より約30分、渋谷より約30分、新宿より約32分:みなとみらい駅へ横浜駅よりタクシー7分、シーバス(船)で10分新幹線、飛行機、お車でご来場の方は、こちらよりご覧ください。 入場料 : 無料対象 : 産前産後のご家族、お子様のご予定のあるご夫婦や医療・業界関係者主催 : マタニティ&ベビーフェスタ事務局後援(予定): 厚生労働省/神奈川県/横浜市/川崎市/東京都/埼玉県同時開催 : ミキハウスランド(主催:三起商行株式会社)詳細URL : ■LUCKY industriesについて商号:ラッキー工業株式会社、通称:LUCKY industries(ラッキーインダストリーズ)。1934年岐阜で創業、日本で一番長い歴史を持つ抱っこひもメーカー。JCCS(日本抱っこひも安全協議会)の代表幹事企業。創業以来、累計4,000万本以上の抱っこひもを出荷。やさしさのある技術(テクニカル)を開発することで、赤ちゃんの成長サポートやママ・パパの快適さを追求していきました。“Amazing Life With Baby”LUCKY industriesは、これからも抱っこひもを通じて、もっと楽しい、新しい、赤ちゃんとのライフスタイルを提案します。LUCKY industries 公式サイト: LUCKY industriesは、抱っこひも開発の中で得た子どもの成長に関する知識をもとに、おもちゃへの取り扱いもスタートいたします。「育児は世の中を変える」という考えのもと、これからも、もっと楽しく、新しいライフスタイルを提案します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月13日細川珠生のここなら分かる政治のコト
私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!