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男性の「とるだけ育休」とは?パパの育休の過ごし方から生まれた言葉厚生労働省が発表した「令和2年度雇用均等基本調査」結果では、男性の育児休業取得率が12.65%(※1)となり、初めて1割を超えました。2023年4月からは、従業員が1,000人を超える企業は男性の育児休業取得率などを公表することが義務化されます。パパの育休取得をうながす環境が整いつつあり、育休を取得する男性も増えています。ところが、育休を取得したパパの家事・育児時間について調べたところ、家事・育児時間が3時間以下という回答が47.5%を占める結果となりました。育休を取得したにもかかわらず、育休を「とるだけ」になっている実態が浮かび上がったのです(※2)。このように、パパが育児や家事をする時間が短く、パパの育休取得に対する満足度が低い状況を「とるだけ育休」と呼んでいます。ママの負担が大きい現状子育て中のママ・パパに行った別の調査では、仕事がある日の家事・育児時間はママが4.73時間なのに対しパパが1.55時間、休日はママが7.42時間なのに対しパパが3.43時間という結果でした(※3)。ママとパパの育児分担割合を見る調査ではママが8割、パパが2割となっています(※4)。いずれの調査でも、家事・育児の負担に大きな差があることがわかります。育休を取得しているのにもかかわらず負担感が変わらないままだとしたら、育休を取得する意味を問いたくもなるでしょう。夫婦ともに満足度が高まるパパの育休中の過ごし方について、考える必要がありそうです。2022年10月から産後パパ育休がスタート2022年10月からは「産後パパ育休(出生時育児休業)」がスタートしています。産後パパ育休は1歳までの育児休業とは別に、出生後8週間以内に4週間まで育児休業が取得できる制度です。分割して2回まで取得可能で、このあいだ一時的に就業することもできます。この制度を活用すれば、ママの入院中から退院までのあいだにきょうだいのお世話をしたり、里帰り先から自宅に帰る際に迎える準備をしたりできます。また、授乳やおむつ替えが頻回な新生児期に家事・育児を分担するなど、柔軟にママをサポートすることが可能です。「とるだけ育休」を防ぐためのポイント1ヶ月以上は育休を取得する育児休業は原則として、子どもが1歳になるまで取得できます。しかし、2022年6月に行われた調査では、男性の育休取得日数は全国平均で8.7日と、月の半分にも満たない状況が明らかになっています(※3)。短い育休期間では、生活のリズムをつかむことは難しいでしょう。たとえ生活リズムがつかめたとしても赤ちゃんの成長スピードは早く、1~2ヶ月単位で生活リズムが変わるため、そのたびに育児のアップグレードが必要です。2022年10月には育児・介護休業法が改正され、夫婦ともに分割して2回取得することが可能となりました。夫婦が交代で育休を取得できるなど、柔軟な働き方・休み方が選択しやすくなっています。育休をとるときはできれば1ヶ月以上まとめて取得し、赤ちゃんの生活の変化を感じながら家事・育児に向き合いたいものです。子育ての勉強をする出生届や健康保険の加入など、パパが主体で進めるとスムーズな手続きや、産後ケアなどの公的に利用できる制度について事前に把握しておきましょう。健診やワクチンの定期接種などのスケジュールを共有し、ママとパパが交代で連れていくようにすると、かかりつけ医との連携がとりやすいですよ。子育て中は月齢に合わせて授乳・離乳食の回数、着るもの、部屋の環境などを変える必要があり、成長に応じて遊びの内容や働きかけ方も変わってきます。母子手帳などに書かれた成長の目安を参考に、子どもの成長の段階を覚えておくと良いでしょう。お宮参りやお食い初め、初節句といった節目のイベントを準備したり、アルバムをつくったりといった作業を一緒にするのもおすすめです。子どもの成長を夫婦で実感できる機会となりますよ。家事・育児の担当を決めるパパが育休で家にいるあいだは、ママとパパの家事・育児の負担が分散できるように、タスクを見える化して担当を決めておきましょう。ママの美容院や歯医者、リフレッシュなど、パパがいるあいだにやりたいこともピックアップしておきたいですね。乳幼児期は夜中も授乳やおむつ替えがあり、夜泣きする赤ちゃんにつき合う場面も出てきます。パパの育休中は夜中の家事・育児も分担して、どちらかに負担が偏らないように工夫していきましょう。子育てについて話し合うパパの育休の質を高めるには、夫婦のコミュニケーションも大事なポイントです。家事・育児のタスクを洗い出し、役割分担を決めていきましょう。話し合いの際は当事者意識をもって、お互いに意見を出し合えるのが理想です。「頼まれたからやる」のではなく、「自分で気づいて取り組む」「わからないことは調べる」という姿勢がお互いの満足感を生みます。産後のママの体調やホルモンの変化についても理解しておきたいですね。ママの疲れがたまっているときや気持ちの変化が大きいときは、パパがママの気持ちに寄り添うよう意識してみましょう。パパが話を聞いてくれる安心感が、ママの精神的なサポートにつながります。育休前の準備をして「とるだけ育休」を回避しようパパの育休取得が進んでいるとはいえ、その実態が「とるだけ育休」なのだとしたらママはがっかりしてしまうでしょう。こうした状況に陥らないためにも、パパはママの妊娠中から子育てについて学んでおきたいですね。育休中の過ごし方をイメージしておけば、気持ちの切り替えがスムーズにいきますよ。あらかじめ準備をしておくと、想定外のことが起こっても臨機応変に対応できます。パパのための休日ではなく、ふたりで一緒に子どもがいる生活を作るための期間として、有意義に過ごしていきましょう。※この記事は2023年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年01月19日国保の保険料を産前産後4ヶ月免除へ2022年11月17日(木)、厚生労働省に設置された「第158回社会保障審議会医療保険部会」において、医療保険制度改革についての検討が行われました。そのなかで示されたのが、国民健康保険制度に関する方向性です。国民健康保険の加入者が出産する際の保険料負担を軽くするために、産前・産後期間に相当する4ヶ月間の保険料を免除する方針が提示されています。対象者は?今回の保険料免除の対象は、国民健康保険に加入している自営業やフリーランスなどのママが想定されています。いつから始まる?国民健康保険料の免除は、2024年(令和6年)1月の開始を目指し調整が行われています。なぜ免除されるの?保険料の免除は少子化対策の一環として打ち出されたもので、子育て世帯の経済的負担を軽くすることが狙いです。働き方が多様化し、自営業やフリーランスという働き方を選択する人が増えていることも背景にあります。勤務先の健康保険に加入している人は、産前産後や育児休業中の保険料が免除され、出産手当金が支給されるなど、支援策が充実しています。2019年4月からは自営業者などが加入する国民年金保険で、産前産後期間の保険料が免除となる制度が始まっています。しかし国民健康保険では、保険料が免除となる措置は講じられていません。現行の制度では自営業者やフリーランスの負担が大きいため、保険料の免除が求められていました。今回の措置は、こうした声に応える制度として歓迎されています。保険料免除は最新情報をチェックしよう国民健康保険に加入している世帯に対しては、2022年(令和4年)4月から未就学児の保険料を5割に軽減する制度がすでに導入されています。また、出産育児一時金が増額されるなど、子育て世帯に対する経済的支援の充実が急ピッチで進められている状況です。しかし、これらの制度を運用するためには財源の確保に課題があり、制度の開始時期や対象などが変わる可能性があります。新制度の内容については、厚生労働省の発表などで最新情報を確認するようにしましょう。※この記事は2023年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年01月18日私が産後初めて美容院に行ったときのことです。1年ぶりの美容院を終えて気持ちよく帰宅したところ、家に誰かが来ていた形跡がありました。夫に尋ねると、友人を家に上げたとのこと。散らかった部屋と肌着姿の赤ちゃん。こんなプライベート丸出し状態の部屋を見せたのかと、私は大激怒。これが、私たち夫婦の産後初めての大ゲンカとなったのですが……。産後初めての美容院1人目を出産後、ようやく私の体調も落ち着いてきて、自分のことに目を向けることができるようになったころのこと。久しぶりにしっかりと自分の顔を鏡で見ると、ボロボロの肌と髪……。「せめて美容院に行きたい」と夫に頼むと、夫は「子どもは俺が見ておくよ」と快く送り出してくれました。 しかし、なかなか美容院の予約がとれず、ようやく予約がとれたのは平日の夕方以降。当日は子どものお風呂を早々と終え、あとは寝るだけの状態にして、夫が仕事から帰ってきたあと、私は美容院へ向かいました。 帰宅後に人の気配……「友だちが来たよ」1年近く行っていなかった美容院。非日常の空間を久しぶりに味わい、満足して美容院を後にし、帰宅した私の目に飛び込んできたのはお菓子とお酒のごみでした。夫はあっけらかんと「友だちが出産祝いを持って来たから、家に上げたよ」とのことでした。 「この汚い部屋に上げたの? お酒も飲んで?」と、みるみる怒りがこみ上げてくる私。夫は「せっかく持ってきてくれたのに、玄関で帰すのは失礼だろ!」と怒って反論してきました。そこから夫婦ゲンカの始まりです。 どっちが正しい!? と大ゲンカ出産祝いはありがたかったです。しかし、私としては、そもそも平日の夜に連絡もなしに突然来ることは非常識ではないかと感じました。それに、こんなに生活感満載の、片づけもできていない部屋を見られたのかと思うと、顔から火が出そうなくらい恥ずかしかったです。さらに子どもは肌着1枚という姿。せめてお祝いを持ってきてもらうときには、ちゃんとした外着を着せてあげたかった。 そして、子どもの面倒をきちんと見ると言っておきながら、夫が友人と一緒にお酒を飲んでいたことも許せませんでした。夫は夫で、「わが子を見せたいゆえに家に上げた。肌着姿で何が悪い! お酒もビール1本しか飲んでいない」とのこと。その日はケンカをしたまま就寝しましたが、翌日になっても私の怒りが収まらなかったため、ようやく事の重大さを理解したようで謝ってくれました。 母親・父親1年生のころは、こういったトラブルがよく起こりました。母になった私と、いつまでも独身気分が抜けない夫との溝は、当初はかなり深かったと思います。その都度、ケンカをしてでもしっかり話し合い、2人で歩んできました。今は結婚15年目を迎え、頻度は減ったもののケンカはあります。しかし、お互い別の環境で育った人間ということを頭において、ときには譲歩し合いながら、これからも夫婦生活を続けていきたいです。 著者:横山こなつ地方在住の3児ママ。夫、小4、小2、2歳、犬2匹の5人家族。美容の仕事をしながら育児、美容、ショッピング情報を主に執筆中。
2023年01月17日夫は仕事が忙しく家事や育児の時間をとるのが難しいため、1人目の出産を機に私が仕事を辞めることになったわが家。しかし経済的な理由から、産後も仕事を継続してほしいという思いが夫にはあったのです。そして夫から度々投げかけられた言葉にモヤモヤしてしまい、ある日怒りが爆発してしまいました。夫の口から出た信じられない言葉「働くこと」に関する夫の言葉で強烈に印象に残っているのは、まず現在8歳の第1子が生後5カ月になるころに言われた言葉です。毎日、家事と慣れない育児を必死でワンオペでこなしている私に、「仕事っていつまでやらないつもりなの?」と言う夫。その後に続いたのは、「うちの経済状況的にいつまでも休まれては厳しい」。そして飛び出した耳を疑うような言葉は「働かざるもの食うべからず」でした。 産後5カ月といえば育休中の人でもまだ仕事復帰しない人も多く、仕事をしていなくて当たり前と私は思っていました。「なぜこの時期にそれを言う!?」と、衝撃しかありませんでした。子どもが生まれた当初、育児と家事にほとんどノータッチだった夫は、その大変さをまったく理解しておらず、毎日私のことを家でのんびりしている人のように思っていたようです。 働き始めると今度は夫は……その後、モヤモヤしながらも私は働いてほしいという夫の希望を背負い、1人目が1歳半になるころから一時保育を利用して少しずつ家でできる仕事を始めました。しかし、まず一時保育の空きが少なく、まとまった時間をとって思うように仕事をすることはできません。一方で受けた仕事は締め切りまでに完成させなければいけないため、仕事とワンオペ家事や育児でヒーヒーしていました。 ちょうどそのころは、周囲で新車を買ったりマイホームを買ったりといった話題が続いた時期。そういう話題が出るたびに夫の口から発せられていたのが、「あの家は共働きだから(そういうことができる)」というフレーズでした。 フルタイム以外は働いているに入らない!?夫の指す「共働き」とは、奥さんも正社員でフルタイム勤務で稼いでいるということ。「うちは共働きじゃないから家や新車を買うのは無理だよ」という意味合いが込められています。 その言葉を聞くたびに私は「こんなに日々いっぱいいっぱいで働いているのに、働いている人とはみなされていないのはおかしい」という怒りを覚えました。 そして、もっと稼いでほしいという願望を匂わせてくる夫と、夫の度重なる発言についにその怒りが爆発しました。 夫の変化私は夫に、「育児と家事でいっぱいいっぱいで、とても仕事を増やすことはできない。私に仕事をしてほしいなら、あなたが家事と育児をする時間を少しでも増やして。あなたにその覚悟がないなら現状を変えるのは難しい」と伝えました。夫は私の状況をまるで理解していなかったことに初めて気づいた様子。 その後は頻繁に言っていた、ほかの家の経済状況を羨むようなフレーズを言わなくなりました。そして今では、以前より家事や育児も手伝ってくれるように。とはいえ夫は仕事が忙しく、下の子が3歳になった今もなお、私の仕事の比率を劇的に増やすことはできていません。 夫婦で家事と育児の役割分担がきちんとできなければ、とてもフルタイムで働いて仕事、家事、育児のすべてを回していくことはできないと感じています。しかし、家事と育児の役割分担をするのは、夫の仕事時間が減らない限り難しいのが現状です。「夫の働き方が改善されれば、もっと子育てと仕事の両立がしやすくなるのに」と夫の会社や、ひいては日本社会の抱える課題を感じたりもしています。もっと夫婦で子育てしやすい社会になっていくといいなと思います。 著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。
2023年01月09日双子を育てているといろいろな質問をされますが、特に多いのが「一緒に寝てくれているの?」というもの。双子とはいえ、別々の人間です。最初から一緒に寝てくれるわけではありませんでしたが、2人の生活リズムを整えるよう心がけていくうちに寝かしつけもうまくいくようになったのです。ここでは双子を寝かしつけるためにおこなったことをご紹介します。産後すぐ、助産師さんからのアドバイス双子の赤ちゃんの場合、早産になったり、低出生体重児のためNICUに入り、お母さんと一緒に退院するのは難しかったりすることがあると思いますが、わが子たちは産後そろって母子同室になりました。 そのとき、助産師さんから「授乳・おむつ替え・寝かしつけなど、すべてのことを2人同時にする方法と、あえてずらす方法がある。どちらがいいか、この入院中に試してみて。こればかりは人それぞれだから」と双子育児についてアドバイスをもらいました。 私は、2人が一緒に寝てくれたら最高だ!との考えから何事も一緒に世話をすることにしました。 よく寝ていたのに!急に寝なくなった双子の兄弟授乳の最中に眠ってしまっていた2人。生後2週間ほどは、なんの問題もなく2人仲良くベビーベッドで寝てくれていました。しかし、生後3週間を過ぎたころからベッドに戻すと起きてしまうことが多くなりました。 手伝いにきてくれていた母が兄のほうを、私は弟のほうを担当して、それぞれ添い寝や抱っこなどで寝かしつけることに。弟のほうは、母親である私が担当していたせいか添い寝をすれば寝てくれましたが、母が担当していた兄のほうは抱っこをして歩き回らないと泣き止まなかったので大変だったと思います。 生後3カ月から生活リズムを意識!3カ月ほどの里帰りの予定でしたが、残り1カ月を過ぎ、このまま母に頼りっぱなしでは大変なことになる!と思い、その日からすべてひとりでおこなうことを宣言。まず、お昼寝や夜寝かせる時間を決めました。お昼寝は1人が起きて30分以上差ができそうなときは、もう1人を起こして2人の睡眠時間が大幅にずれるのを防ぎました。 もう1つ徹底したことが、抱っこで寝かしつけないこと。私ひとりで首のすわらない双子を同時に抱くのは現実的ではなかったうえに、抱っこ&おんぶができるようになったとしても、毎日続けられるとは思わなかったからです。時間がかかる日もありましたが、どちらかがいつまでも寝ないということはだんだんと減っていきました。 夜泣きがひどくて、もう1人が起きてしまう時期がありましたが、そのときはおしゃぶりを使って、寝たら外すようにしていました。否定的な考えも多いおしゃぶりですが、私が寝不足で倒れてしまっては一大事なので使用していました。気持ちよく寝ているもう1人の子を起こすのは申し訳ない気持ちになりますが、成長とともに毎日のルーティーンが決まるのでだんだんラクになりました。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:山中 凪一卵性の双子男児(2歳)の母。何を言っても「イヤ!」が合言葉の2人を、追いかけまわす毎日。双子ならではの悩みや経験を生かした記事を執筆中。
2023年01月09日ベビーバスは、出産準備リストに記載されている育児アイテムの1つ。最初は購入しようと考えていましたが、ネットで「買わなくてもいいかも」というママの口コミをみて「とりあえず出産してから考えよう」と思い、準備しませんでした。その後、3人の子どもを出産しましたが、結局ベビーバスは買いませんでした。そんなわが家のベビーバス代用法をご紹介します。1人目はタライで代用!1人目・長女の出産後は実家に2カ月ほど里帰りしました。ちょうど実家にベビーバスに使えそうなサイズのタライがあったので、試しに使ってみることに。田舎の一軒家で広さは十分にあったので、和室にレジャーシートとバスタオルを敷き、その上にタライをセットして沐浴の準備をおこないました。 おじいちゃんやおばあちゃんにも見守られながら、いざ初めての沐浴に挑戦! 実際におこなってみて「タライでも問題ないかも」と感じました。タライは深さがないため、赤ちゃんを固定しやすく、新米ママの私でも安心して沐浴をおこなえたように思います。 長期的に使うにはサイズは小さめでしたが、1カ月健診後は長女と一緒にお風呂に入るつもりだったので、そのままタライを使っての沐浴を続けました。 2人目は衣装ケースで代用! 長女のときにベビーバスを買わずに乗り切ることができたので、2人目・長男のときも何かで代用しようと考えた私。ネットでいろいろ検索してみたら、衣装ケースを代用したというママの声がありました。衣装ケースならわが家にもあったので、「今回はこれでいこう!」と使ってみることに。 出産後、実際に試してみると、ある程度大きさのある衣装ケースにお湯を入れるのに時間がかかる、衣装ケースの角が沐浴中腕にあたるなどのデメリットを感じました。しかし、1カ月健診後はお風呂に一緒に入ろうと思っていたので、結局そのまま衣装ケースでの沐浴で乗り切りました。 3人目にして初めてベビーバスを使用! 3人目・次男のときは、友人がベビーバスを貸してくれました。3人目にして初めて使うベビーバス。やはり赤ちゃんの沐浴専用に作られているため、沐浴しやすい形状で安定感ばっちり。水抜き栓の便利さにも感動しました! 今までは沐浴後タライや衣装ケースをひっくり返して水を流す必要があり、なかなかの重労働だったのですが、水抜き栓があると放っておいても水が抜けます。水抜き作業のひと手間がなくなるだけでも、私にとってはかなりの負担軽減になりました。 困ったのは使わなくなってからの保管場所。かさばるので友人に返すまでの間、どこに収納しておこうかと悩みました。 その他のベビーバス代用法! ママ友の中には、おしゃれなタライを買ってベビーバスとして使ったあとはおもちゃの収納に使ったという人も。そのほか、洗面台にお湯を張って沐浴したというママもいました。 わが家では、短期間しか使わない、使い終わったあとの処分に困るなどの理由で購入しませんでしたが、ベビーバスは沐浴しやすいように設計されている便利なアイテムです。生後3~4カ月までは沐浴でいく、保管場所に困らないなどの場合はベビーバスの購入を検討するといいのかなと思いました。 ※本記事に掲載した画像はすべてイメージです。ベビーバスではないもので代用する場合には、その商品の使用方法や注意事項をよく読んで考慮し、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:久保田さや長女(小6)・長男(小1)・次男(2歳)の母。歯科衛生士。育児と仕事を両立しながら衛生士としてキャリアを積む。第3子出産後は、専門知識や子育て経験を中心に記事執筆を行う。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年01月05日結婚2年目で長男・のりまきくんを、リラックスした状態で痛みを和らげてお産に臨むことを目的とするソフロロジー分娩を推奨している産院で出産した、おおやたまこさん。のりまきくんを出産後、おおやたまこさんは家事・育児の仕方を言った通りにしてくれない夫・たま夫さんに苛立つように。そこで、おおやたまこさんは、たま夫さんに対して思ったことをそのまま伝えるようにしたところ、夫婦で話し合う回数が増えました。そのおかげで、お互いに寄り添えることができるようになったのですが……。 2人目出産後。夫にある変化が…次男のために「育休を取る」と言い出した夫だったが、長時間一緒にいることで、長男のときのように夫の嫌なところが、見えてくるのが怖かった。そのため、夫に「産後の自分のメンタルが怖い」と正直に伝えたのだが……。 私が「2人目を産んだ後は何でも許してください!」と言ったら、絶対夫には「嫌」と言われると思ってたのに、「わかった大丈夫」と言ってくれました。 また、夫が長男と初対面したときは、淡々としていたのに、次男のときには「頑張ったねぇ」と泣きながら抱っこ。その様子を見ていた私は、あまりの反応の違いに大爆笑してしまいました。笑ってしまって申し訳ない! 育休を取るといった旦那さんに正直に「産後に自分のメンタルが落ち込むことが怖い」と相談した、おおやたまこさん。すると、旦那さんはおおやたまこさんの不安を「わかった」と受け止めてくれました。おおやたまこさんが諦めずに自分の思いを伝え続けたことで、夫婦間の認識の違いがなくなり、旦那さんの態度も変わっていったのかもしれませんね。 このほか、おおや たまこさんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター おおや たまこのりまき(2020年4月生まれ)とおにぎり(2022年5月生まれ)の2歳差兄弟の育児に奮闘中。InstagramとTwitterでずぼら主婦と家族の日常をマンガでつづっている。普段は仕事でデザインやイラストを描いたりもしている。
2023年01月03日出産後間もなく初めての授乳を開始し、慣れないながらも何とか頑張っていました。しかし、とにかく乳首が痛い! 何とかならないかと悩んでいたとき、とあるグッズが目に入り、使ってみるととってもラクになったのです!授乳って難しい…初めての出産を終えて、これでしばらくはゆっくりできる……と思っていた私。しかし、助産師さんから「ここでは基本的に母子同室になりますので、まず授乳の方法を教えますね」と言われ、てっきり産後は赤ちゃんを預かっていてもらえると思っていた私は、正直ガーンとショックを受けました。 そして初授乳をしてみると、母乳は出ていたものの、早産児として生まれた息子は体も小さく、なかなかうまく授乳ができなくて私は四苦八苦していました。 頻回授乳で乳首が痛い!!その後も後陣痛や夜間の頻回授乳に悩まされ、とてもしんどい状態でしたが、次第に息子も頑張って母乳を飲んでくれるように。しかし、何度も授乳をしているうちに「もう歯が生えているんじゃないのか?」と思うくらい乳首が痛くなって仕方がありませんでした。 出産から2日ほど経ったそんなある日、産院からいただいていたパンフレットやカタログを何となく見ていたら、乳頭をケアできる「乳頭保護クリーム」のサンプルが入っていました。私はそんなグッズがあるとは知らず、とにかくこの痛みを何とかしたいと思い、使ってみることに。 こんな神グッズがあったのか乳頭保護クリームを使用してみてから私は、「開発してくれた人、本当にありがとう!」という気持ちでいっぱいでした。ただクリームを塗っただけなのに、あるのとないのとではこんなに違うものなのか……と感動するぐらい、痛みがラクになったのです。妊娠中に、ネットなどで入院中に必要な物をいろいろとリサーチしていましたが、乳首をケアするものは想定外でした。 私の場合、サンプルの使用について、事前に病院に確認せずに塗ってしまったのですが、あとで助産師さんに聞いたら、成分を見て「いいと思うよ〜」とのこと。しかし本来は、やはり事前に使用可否を確認すべきだったと思いました。 その後、サンプルをちびちび使用し、なくなる前に夫に頼んで乳頭保護クリームを買ってきてもらって、入院中はもちろん退院してからもしばらくはお世話になっていました。 出産する前は、授乳するたびに乳首がこんなに痛むとは知りませんでした。息子が1歳を迎えるころには、息子も成長し私も授乳に慣れたこともあって、だんだん乳頭保護クリームを使わなくなりましたが、サンプル品にここまで感謝したのは初めての経験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:小野 美穂5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2022年12月30日私は最初の妊娠で「ガルガル期」という言葉を初めて知りました。ガルガル期とは、母親が産後、子どもを守るために、本能的に特定の人や物を寄せ付けなくなる時期のことだそう。知ったときには、「まさかそんな動物みたいな感情にはならないでしょ!」と思っていた私。しかし産後すぐの私に、ガルガル期は本当にやってきました。それはそれは想像以上に苦しくて、壮絶な7カ月間だったのです。妊娠中からずっと支えてくれた義家族私は24歳で双子を妊娠しました。義家族もとても喜んでくれて、常に私の体を気にかけてくれていました。初めての妊娠はつわりがひどく、おなかもどんどん大きくなってきたので、妊娠中期で仕事ができなくなりました。それからは家で安静にしていたつもりだったのですが、妊娠26週のときに突然の腹痛で、夜間に病院へ運ばれたのです。病院で義母は、私のおなかや背中を一晩中さすっていてくれました。結局私は妊娠27週目に切迫早産で入院。義母は毎日顔を見せにきてくれて、時々私の好きな料理を作ってきてくれました。 産後直後から神経質になってしまった私孤独な2カ月の入院生活も、義家族と夫によって乗り越えられました。そして妊娠37週、無事に元気な双子を出産できたのですが……。産後の私に大きな変化があらわれました。私は突然、極度の神経質になってしまったのです。イライラの矛先が最初に向いたのは、産後の手続きをしに病室に来てくれた、保険会社の人でした。いつもお世話になっているはずなのに、なぜか拒否感があり、子どもたちにも触らせたくないという思いが込み上げたのです。その場はひたすら自分の気持ちを抑えてしのぎました。 義家族と過ごした壮絶な半年間…退院後は当分の間、義実家で暮らすことになりました。私と双子のために、部屋も整えて迎えてくれました。しかし私の神経質さは、義家族にも向いてしまったのです。まず、私が子どもを寄せ付けたくなかったのは、義実家で飼っている犬でした。鳴き声や足音、子どもに近づく姿がどうしても許せなくなってしまったのです。また、義両親が子どもの頬にキスをすることも嫌でした。今はうれしいことだと感じるのに、そのころは本当に耐えられなかったのです。他にも、義家族が子どもに与えてくれる物も一つひとつ気になってしまうほどでした。私は7カ月で限界が来てしまい、家に戻ることに……。サポートが少ない中での育児はとても大変でしたが、その半面、私の神経質さは徐々に落ち着いていきました。 周りの理解で乗り越えられたガルガル期義実家にいた7カ月間は、私にとって本当につらかったです。自分でも感情のコントロールができず、周りの人を傷つけたこともありました。しかし振り返れば、ペットのことも食べ物のことも、私が嫌ということに対し、義家族は全力で考慮してくれていたなと感じます。 わがままな私に、一生懸命に向き合って寄り添ってくれたことは、6年経った今でも感謝しきれません。産後の寝られない毎日や、慣れない環境での慣れない育児が、自分を神経質にしてしまっていたのだと、時間がたった今なら理解できます。そしてあの神経質な日々が、ガルガル期と呼ばれるものだったのだと、あとになってわかりました。 私が経験して思ったのは、ガルガル期は母親の本能の問題だけではないということです。初めてのことだらけの母親にとって、心の余裕の持ち方すらわからないのです。私はそのことに、ガルガル期が終わってから気づきました。「なんとかなる」「大丈夫」と思える余裕があったら、もう少しあの7カ月間を楽しめたのかなと、今になって思います。 監修/助産師 松田玲子著者:桜 七瀬6歳双子の男の子と3歳の男の子、夫の5人家族。看護師資格を持っている。趣味はアンテリア雑貨や住宅公園巡り。読書や英会話の勉強も時間を見つけては続けている。
2022年12月29日2020年の初夏、私は出産予定日よりも2週間早く、男の子を出産しました。「入院に必要な物」は準備してから出産に臨みましたが、授乳や入院生活で「これがあるとラクかも」とされている物は、特に用意していませんでした。今回は、産後のために準備しておくべきだった……と私が強く思った便利アイテムをご紹介します。授乳がきつい! 便利な授乳クッション私は初めての出産で、当然ですが授乳も初めて。壊れそうな小さい新生児の頭と体を支えながらの授乳はそれだけで大層気をつかい、腕がつりそうでした。そんな中、授乳室で出会う先輩ママが抱えている大きな授乳クッションが目に入りました。 大き過ぎて病室に持ち込むのが面倒だからと、私が購入しなかったアイテムです。授乳時に赤ちゃんの体を支えてくれるだけでも、かなりラクそうに見えて、「購入しておくべきだった……」と後悔しました。 おしりを守ってくれた円座椅子!出産経験者から事前に聞いてはいましたが、出産時のおまたの傷も本当につらかったです。ベッドに横になっているときはまだ良いのですが、授乳や食事のときはしっかり座らなければなりません。 恥ずかしながら「傷が痛い!」と看護師さんに泣きながら訴え、円座椅子を貸してもらうことに。退院までこの椅子を愛用し続け、これを持って帰りたいと心の底から思いました。 退院してからも地獄!?退院後は、実家にお世話になりました。赤ちゃんのお世話以外はすべて母に頼りきりだったのですが、何もしていなくても体がつらく、数時間おきの授乳や自分の身の回りの作業だけなのに、思うように動けない状態……。 そして、退院後も円座クッションがないと座れなかったので、退院前に母に買ってきてもらっていました。円座クッションとは傷が治るまで約1カ月、どこに行くにも一緒でした……。また、授乳クッションもかさばるからと結局購入しなかったのですが、腕の筋肉から全身の筋肉が痛んだので、今となれば買えばよかったと後悔しています。 振り返ってみれば出産は一瞬で、入院も5日程度のことです。しかし、出産直後の体は自分が思う以上にダメージを受けていました。普段の私なら我慢できたり、やすやすとこなせる動きも、出産後はままならずよろよろと動くことが精一杯。やはり産後はできる限り、自分を甘やかしてあげるべきだと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:佐藤みほ/女性・会社員。都内在住の30代会社員。4歳の男の子と毎日奮闘中のシングルマザーです。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年12月26日2022年2月に第一子を出産した元バドミントン選手の髙橋礼華さん。髙橋さんは2016年のオリンピックで、日本のバドミントン史上初の金メダルを獲得した金メダリストです。旦那さんは現役アスリートで海外が拠点になっているということから、ワンオペ育児をすることが多く、日々奮闘しているという髙橋さん。今回は初めての育児についてお話を中心に伺っているほか、出産後に変化したというパパとの関係性についても取材させていただきました!産後は気持ちのアップダウンが激化! パパへのイライラが増えて…ー2月に第一子となる娘さんをご出産されまして、本当におめでとうございます!初めての育児はいかがですか? 髙橋さん:新生児のときが一番きつかったですね。私も寝不足になってしまうし、ちょっと泣いただけで、「あぁっ、大丈夫かな?」「どうしようどうしよう」ってなってしまって、2カ月くらいまではてんやわんやしていました。最近ではようやく「ちょっとくらい泣かせておいても大丈夫」って思えたり、グズグズしている日は「そんな日もあるよね~」って話しかけたりして、自分の気持ちに余裕が出てきました。 ー育児に対して余裕が出てきたんですね。 髙橋さん:毎日接することで、娘の性格もちょっとずつわかるようになってきたかなと思います。でもやっぱり、毎月"生後何カ月"って迎えるごとに、赤ちゃんのできることが増えると、ママの対応もその都度変わってくるじゃないですか? 例えば、生後7カ月のころは、歯の生え始めで気持ち悪くて泣いちゃっていたんですけど、最初は私も何で泣くのかがわからなくて戸惑っていたんです。そういう小さなことが結構あるので、そういう部分は大変だなぁとは思いますね。 ー産後、生活面やメンタル面で、大きな変化を感じることはありますか? 髙橋さん:自分の時間が少ないことくらいですかね。特に日中は、ゆっくり座っている時間が少ないかな。あと、他の人と比べられないのでわからないんですけど、よくイライラするようになってしまったのかもしれないです。娘に対してというよりは、パパに対しての気持ちのアップダウンがすごい激しくなりました。 ー具体的にはどういうことでしょうか? 髙橋さん:自分もアスリートだったから、現役アスリートであるパパには、睡眠を大事にしてほしいし、体に負担をかけさせちゃダメだよなぁと、労わってあげたい自分もいるんです。でも、育児に対しては「なんでコレやってくれないの?」ってイラッとしてしまう自分もいたりして……。例えば、最近は娘が寂しがり屋で、私たちの食事中にグズってしまうことがあるんですけど、私が抱っこしてくれるものと思っているのか、動いてくれなかったり……。基本的に「ママがやるだろうな~」ってスタンスで待っているように見えて、たまには"自分からやってくれてもいいのに!"と思っちゃうんですよね。 ー産後に夫婦の関係性が変わるのはよく聞く話ですよね。 髙橋さん:パパは仕事で海外にいることが多いのですが、一緒にいる時間や育児に関わる時間が短い分、家に帰ってきたときは、主体的に育児に関わったり、娘と触れ合う時間を多く取ってほしいという気持ちになってしまうんです。そういった葛藤が自分の中にあって、私のコンディションが悪いとイライラしてきちゃうんですよね。 ―それでケンカになってしまったりすることは? 髙橋さん:ケンカはないですが、私が一方的にイライラしています(苦笑)。離乳食も言えばやってくれるんですけど、食べさせるものとか量とか、ママだってすべてが手探りじゃないですか。それを「何時にあげればいい?どれくらいあげればいい?どうすればいい?」って一つひとつ聞いてこられると、"私だって正解がわからずにやってるんだよ!ちょっと自分なりにやってみてよ!!"って思っちゃいます。 ―今、日本の母たちが頷いていると思いますよ。 髙橋さん:でも、日本の父たちに怒られちゃいますね。「聞かなきゃ聞かないで後々何か言うんでしょ」って(笑)。 選手時代に培ってきたことが、育児にも反映されてー日々ワンオペ育児とのことですが、赤ちゃんの夜間対応も、おひとりで頑張っていらっしゃるんですよね。大変ではないでしょうか? さん:それが生後3カ月くらいから、夜中に起きることがほとんどなくて。21時くらいまでに寝たら、5~6時まで寝てくれるんです。今は歯の生え始めだからか、朝方に起きてしまうこともあるんですけど、それでもトントンとか抱っこですぐ寝てくれるので助かっています。なんでかはわからないんですけど、周りの友人に聞くと、アスリートの子どもはすごい寝ているイメージがありますね。 ー離乳食も始まっているそうですね。苦戦するママも多いですが、髙橋さんはいかがですか? 髙橋さん:最初の1週間くらいは泣いて食べていましたね。口が開いた隙にパッと入れてみたりして、いろいろ試していました。でも今はもうなんでも食べてくれますよ! ーお話を聞いていると、何事も落ち着いてこなしている印象を受けたのですが、子育てをしていて「つらい」とか「しんどい」って思うことはないですか? 髙橋さん:私はバドミントンの現役時代も、落ち込むのはその日だけにして、翌日にはケロッとするように意識的におこなっていました。そのため、育児でも「昨日たくさん泣いたから、今日も泣くんだろうな」じゃなくて、「今日はどんな日になるだろう?」って思うようにしているんです。そりゃあ1時間も泣き続けたら「んもぉ~!」ってなることもありますけど、「じゃあ今度は自分の顔を見に行こう!」って鏡の前に連れて行ったり、寝ない日も「まだ眠くないんだね~、よしじゃあ一緒にゴロゴロしてよう!」とか、これがダメなら次違うことをしてみようって思っていろいろ試しています。 ー前向きに育児に向き合っていて素敵ですね。 髙橋さん:ありがとうございます。バドミントンの選手時代に学んだことが育児に役立っているなぁって思っています。勝負の世界なので、いろいろと戦略を立てて試合に臨んでいたわけですが、それが育児にも通じるなぁって。例えば、最近だと「どの作戦で笑ってくれるんだろう?」って探すのが、クセになってる自分がいます。 ー髙橋さんが楽しみながら、育児に取り組んでいるのが伝わってきます。 髙橋さん:娘は泣いていてもかわいいし、自分で望んだ子なので、基本的には大変さも楽しんでいますね。逆にこの子がいることで1日があっという間で、自分の時間が減ったり、美容院に行きたいのに行けないなぁとかもありますけど、暇を持て余すことがなくて大変だけど楽しい! 矛盾していますけど(笑)。朝起きて、娘を着替えさせて洗濯して自分のごはんを食べていたら、「あ!娘の離乳食だ!」ってなって、離乳食を食べさせたら、今度は「お昼だから、買い物に行かないと!」みたいな感じ。時間の流れが本当に早く感じるようになりました。 ―すでに答えは出ている感じもしますが、「子どものいる生活っていいな」と思うのはどんなところでしょうか? 髙橋さん:引退してから、特に目標もなかったんです。夢とかもなかったんですけど、娘がいるだけですごく頑張れるっていうか。仕事に関しても例えば自分の苦手な仕事が来ても、「この子のために頑張って働かないと!」って思いますし、なんかもうすべてが楽しいです! ―お仕事ですが、今後はどのように取り組まれていくご予定ですか? 髙橋さん:今はまだジュニアのコーチに復帰はできていないんですけど、将来的にはジュニアのコーチにいつかまた復帰したいなって思っています。合宿となると、1週間行かなきゃいけなかったりするんですよ。娘もまだ小さいですし、一緒に居られるうちは一緒に居たいって思っているので、少し先になるとは思いますが。 産後コロナウイルスに感染!娘がみなし陽性に…―普段育児はほぼワンオペということですが、ご自身的にはつらくはないですか? 髙橋さん:いろいろとやることが多いので、なんか良い運動になるなとは思っています。それなのに痩せないのはどうして?って……(笑)。ただ、娘はよく寝てくれる子で、さらに夜泣きも少ない状況なので、その点はとても助かっていますね。他のママのお話も聞いたりするんですけど、「私がつらいとか言ってちゃダメだなー」って思うことも多いです。 ―そうですか。そういう風に冷静に思えるのは、髙橋さんの強さだと思います。髙橋さん:私はバドミントンの練習のほうがきつかったので、そう思えるのかもしれないです(笑)。そういえば、今年の7月にコロナに感染してしまったんですけど、そのときはワンオペだったことで、娘がみなし陽性になってしまったので、精神的には結構つらかったですね……。 ーそうでしたか。どのような経過だったかお聞きしても良いですか? 髙橋さん:最初はのどが痛くて冷房をかける時期だったので、そのせいかなと思っていたんです。でも翌日になるとだるくなって、熱が出て……。すぐに抗原検査をして陰性だったんですけど、寒気がすごいし、食欲もなくなってしまったので、翌朝もう一度検査をしたら陽性結果が出たんですよ。熱は4~5日で下がり、体調も落ち着いたんですけど、当然娘の世話をしながらだったので、娘も発熱してしまって……。娘はオンライン診療でみなし陽性になったんですけど、熱は1~2日で下がりました。 ーそれは大変だったですね……。ママだけ隔離しておくのは、現実的には難しい時期ですよね。 髙橋さん:はい。極力必要以上の接触は避けていたんですけど、まだ離乳食が始まる前で、母乳しか栄養がないので、授乳はしなきゃいけないですし、ほとんど私が見るしかなかったので……。娘には申し訳ないなと思いながら育児をしていました。 ―その時期は精神的につらかったと思いますが、2人とも回復されて本当に良かったです。ただ、これまでのお話を聞いていると、髙橋さんは気持ちの切り替えがうまくできているように感じました。気持ちを切り替えたいとき、具体的にどのようなことをされていますか? 髙橋さん:私は漫画を読んだり、好きなアイドルのYouTubeを見たり、お笑いも大好きなのでお笑いの動画を見てたくさん笑ったりしています。そうすると、「あー!最高!」ってなって、嫌なことは忘れちゃいますね。ひとりの時間を楽しめるタイプなので、気持ちが落ち込んだり、気持ちを切り替えたいってときは、自分の好きなものに浸ることでモチベーションを上げています。 ―ありがとうございます。では最後に、読者の方にメッセージをお願いいたします。 髙橋さん:つわりから始まって、妊娠・出産、そして赤ちゃんの育児と経験してみて、女性にしかできないことも多いと実感しています。きついことやつらいこともたくさんあったかもしれないんですが、それでも過ぎてみればあっという間でした。大変なときは、旦那さんや自分の実家、旦那さんの実家に頼ったり、自治体のベビーシッターの制度を利用したりもしています。周りの人を頼って、でも自分も楽しんで、私も皆さんと一緒に頑張っていけたらなって思っています。育児は大変なことも多いと思いますが、同じママ同士、頑張りましょう! 娘さんを抱っこしながら、明るく笑顔でリモート取材に答えてくれた髙橋さん。インタビュー中、ニコニコとやさしい眼差しで娘さんを見つめ、あやしていたのが印象に残っています。質問に答える1つひとつの言葉からも、本当に娘さんのことが愛おしいんだなというのが伝わってきて、ほっこりしました。これからもじょうずに息を抜きつつ、育児を楽しんでくださいね。 PROFILE:髙橋礼華さん1990年4月19日生まれで、奈良県橿原市出身。元バドミントン選手。松友美佐紀さんと「タカマツ」ペアとして女子ダブルスで活躍。女子ダブルスのBWF世界ランキングでは1位に輝くなど、数々の国際大会で好成績を残し、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、松友選手と女子ダブルスの代表に選出され、オリンピックでの金メダルを獲得した。2020年8月に現役引退を発表。また、同年の12月、日本ユニシス(現:BIPROGY)のチームメイトであった金子祐樹選手との結婚を発表する。また、2022年2月には待望の第一子となる女の子を出産した。著者:ライター 山口がたこ漫画も描ける主婦ライター。2016年生まれの「ムスメ」と出来すぎた「神ダンナ」との大阪暮らし。Instagramでは、おうちごはんや子育てエピソードを更新中!
2022年12月25日子どもたちと夫との毎日を絵日記にしているほほぼね子さん。今回は、第一子を出産したときのお話です。産後3日目、ほほぼね子さんは、精神的に不安定になってしまいました。心配した夫と義母が、ぼね子さんのところへ来てくれました。そして義母と2人きりで話すことに。そこで、ぼね子さんは義母の驚く行動を目にすることに――!? 義母の励まし 第一子を出産したぼね子さん。入院3日目ごろから精神的に不安定になってしまいました。病院から連絡を受けて駆け付けた夫が、お義母さんがぼね子さんと2人で話したがっていると言いました。 お義母さんは、 「ぼね子ちゃん、大丈夫? どんなことが不安なのかな?」 とやさしく聞いてくれました。 母乳レクチャーを受けたあと、周りの人は母乳が出ているのに自分だけ出ていないことに、不安になってしまったと、ぼね子さんはお義母さんに悩みを打ち明けました。 小さな命を守っていけるか自信がないことや、気がついたら目の前が真っ暗だったことなどを、オープンに伝えました。 するとお義母さんは、「子育ては昔、みんなでするものだったのよ。だから1人でやろうと思わないで。私や周りの人にたくさん頼っていいのよ」と言ってくれました。 温かいお義母さんの言葉に涙するぼね子さん。 すると義母は、自分が陥没(かんぼつ)乳首だったから、りゅうくん(夫の弟)が赤ちゃんのころ飲まなかったことを教えてくれました。そして、次の瞬間……! 「みる?」 と言って自分の乳首を見せてくれたのです。 ぼね子さんは、自分を安心させるためのお義母さんの人間力の高さ、愛情の深さに救われました。 「来世もこの人の子どもと結婚がしたい」 そう思ったのでした。 ◇◇◇なんとやさしいお義母さま。お義母さまは本当にぼね子さんを想って、救ってあげたいと思ったのでしょうね。とても頼りになる、素敵なお義母さまですね♡ 監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ほほぼね子2019年にいろちゃん、2021年にそうちゃんを出産。かわいい子どもたちと家事スキルの高い夫との愉快で愛しい日々をマンガにしています。主にInstagramとブログにて活動中。
2022年12月24日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、産後ケアホテル「マームガーデン葉山」※(取締役社長:斎藤睦美)と協働で、『産後の両親学級』を2023年1月から開始することをお知らせします。『産後の両親学級』は、女性が出産後に経験する心身の変化や、パートナー男性の育児への関わり方などを、ワークショップで学ぶことができるプログラムです。※ 産後の母体を労り、家族を迎えるというライフステージのための心とからだの準備をするための施設です。uc_01■『産後の両親学級』開催の背景当社は、女性が自分に適した生理ケアを知り、選び、活用することによって、「生理期間中も、自分らしく生きられる」社会の実現を目指しています。このような取り組みの一環として、2019年6月から “生理について気がねなく話せる社会を!” とのスローガンを掲げ「#NoBagForMe」プロジェクトを推進しています。このような、これまでの取り組みを踏まえて、今回は心身ともに不安定となる「妊娠・産後」期において、パートナーが互いを認め合い、助け合って育児に取り組める環境づくりを目的に、新たなプログラムを開発しました。この新たなプログラムについて、2022年10月より産後ケアホテル「マームガーデン葉山」※においてモニターを募り、実施したところ、多くの参加者から好意的な評価をいただくことができました。そこでこのたび、本プログラムを『産後の両親学級』と命名し、「マームガーデン葉山」※と協働で展開することにしました。■『産後の両親学級』プログラム内容(1)パパによる育児がもたらす効果について(2)出産直後のママの心とからだについて(3)パパとママの産後コミュニケーションについて(4)パパとママでの助け合いの工夫について(5)紙おむつの交換方法と体験について■『産後の両親学級』に参加した方の声「産後目まぐるしく変わる体調、子育てに忙殺される毎日が終わることなく続いてゆく中で、自分はどうすれば心地よいのか、なにを大切にしているのか、を思い出すとても良い時間となりました。」 (ママの声)「普段聞けない夫の考えを聞くことができて、お互いよいコミュニケーションを取れました。受講後さっそく夫が色々気遣ってくれてとても有難かったです。」 (ママの声)「産後の女性が授乳で体力を消耗することは聞いたことがありましたが、まさかそれがラグビーの試合くらい大変なことであるとは知りませんでした。これからは妻に無理はせずにいて欲しいのと、協力できることはしていこうと改めて思いました。」 (パパの声)「産前に教わったことはだいたい忘れてしまっているので、産後に改めて学べるのは良いと思いました。」 (ママの声)■『産後の両親学級』についてのお問い合わせ「ユニ・チャーム 産後の両親学級」へお問い合わせください。受付時間 月曜日~金曜日 10:00~16:00 uc-femtech@unicharm.com <関連情報>・プレママ・プレパパ向け「ムーニーちゃん学級」 ・#NoBagForMe「ソフィみんなの生理研修」 ・「ユニ・チャーム Kyo-sei Life Vision 2030」 ■「マームガーデン葉山」※との『産後の両親学級』を通じて貢献する「SDGs17の目標」「マームガーデン葉山」※との『産後の両親学級』の取り組みは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献するとユニ・チャームでは考えています。3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しようこれからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館社員数 :グループ合計16,308名(2021年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日3人の兄弟と夫の5人家族のやすこさん。川崎病で入院していた三男のちゅん太くんがようやく退院し、これから再び家族水入らずの生活が戻ってくると思っていた矢先、パパの育児休業が認められず、給付金がもらえないことが判明したときのお話。 無事に三男のちゅん太くんは退院できたものの、育児休暇を取得していたはずのパパから思いがけない報告を受けることに……。 給付金がもらえない…?※育児休暇中(産後休業の翌日、産後57日目から子どもの1歳の誕生日前日まで、一定の要件を満たす場合は2歳まで)は、雇用保険から育児休業給付金が支給されます。父親が取得する場合は、出産日の当日から支給されます。 ようやくこれから平穏な日々が戻ってくると思っていたやすこさんでしたが、ちゅん太くんが入院中にパパが取得した育児休業が認められず、給付金がもらえないという事態に見舞われます。 入院の治療費に関しては医療福祉制度が適用されるものの、入院中の食事や看病のために付き添ったやすこさんたちの食費はまかなえず、その事実を知ったやすこさん夫婦は真っ青に……。夫婦で仕事を休んでいたため、その月の収入はさびしいものでしたが、奇跡的にボーナスの時期だったこともあり、なんとかやりくりできたと言います。 この経験を機に、子どもの保険について見直すことにしたやすこさん夫婦。何があるかわからないからこそ、やすこさんたちのように「もしも」に備えて、あらためて見直す機会をつくるのも大事かもしれないですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年12月20日子どもが生まれる前から仕事が激務で深夜帰宅、土日の休みも保障されていなかった夫。そんな夫を気遣い、初めての出産、育児もなるべくひとりでこなそうとしていた私。その結果産後に待っていたのは、父親になった意識がとても低い夫とのストレス生活と、孤独な育児生活でした。なかでも、夫が私のことを気遣ったつもりで購入してきたある物に絶望を感じたエピソードをお伝えします。 夫の健康を気遣いワンオペしていたのに初めての子どもを里帰り出産したあと、夫と暮らす家に戻ってきました。しかし、忙しい夫に育児休暇などはなく、休みの日におむつ替えやミルクをあげるのを何回か手伝ってもらうくらいで、平日はほぼワンオペで赤ちゃんのお世話をしていました。 まだ夜間の授乳もあったので、睡眠不足の状態でキツさもありましたが、毎日深夜に帰宅する夫にはちゃんと寝てもらおうと、むしろ赤ちゃんの泣き声で夫の睡眠を妨害してしまわないかと心配していたのです。そんななか、自宅に帰宅してから2週間ほどしたときのこと。夫がある物を買って帰宅し、うれしそうに報告する姿にあぜんとしてしまいました。 迷惑をかけずに自分の時間を楽しむ思惑の夫夫が購入してきた物は、テレビのヘッドフォンでした。「俺が夜帰ってきてテレビ見てるとうるさいでしょ。夜起こしちゃうとかわいそうだからさ」とうれしそうに言うのです。夫は出産前から帰宅後によく睡眠時間を削るようにしてテレビを見ていました。夫は純粋に私のことを思ってヘッドフォンを購入してくれたらしいのですが、これが産後の私にはとてもショックでした。 こちらは初めての出産後の不安定な心身で、慣れない育児をほぼワンオペでこなしている状態。本来ならば夜間授乳の何回かに1度くらい手伝ってほしいのです。夫の健康を気遣い我慢してそれをひとりでこなしているのに、夫はこれまでと同じように帰宅後はテレビを見て自分の時間を楽しむスタンスのようでした。 意識を変えるべく育児へ巻き込むように夫としては育児という私の仕事の邪魔をしないように、という気遣いをしてくれたようですが、私が求めていたのは一緒に育児してもらうことでした。仕事の都合上なるべく夫に負担をかけないようにと思っていましたが、このことがキッカケとなり、育児に対する考え方の違いが浮き彫りになりました。その後もこの考え方の違いですれ違い、悲しい思いをすることが何度となくありました。 そんな日々から、仕事を理由に夫を育児から遠ざけ過ぎていたことを反省し、「育児は私だけの仕事ではなく、夫婦の仕事」ということを理解してもらうために、1人目が1歳になるころから少しずつ子どものお世話を頼んで、意識的に夫を育児へ巻き込むようにしました。 少しずつ変わっていった夫の意識育児に巻き込んだ結果、当初は頼まれたときにしか動かない人だった夫が、少しずつですが自分から「何か手伝えることはない?」と聞いてくれるようになりました。「手伝う」という言葉から、「まだ育児を自分の仕事とは思っていないのかな」と感じることもありますが、それでも徐々に意識は上がってきたと思います。 その後2人目も誕生したのですが、子どものお世話や相手を頻繁にしてくれるようになりました。それから次第に子どもたちもパパっ子になり、パパが大好きな様子です。子どもたちと夫との良好な関係のためにも、パパの育児参加は必要不可欠だと感じるようになりました。 1人目の出産時は里帰りでしたが、2人目の出産は夫にサポートしてもらうため里帰りはしませんでした。出産のサポートをすることで、また夫の父親としての意識も上がったかなと思います。仕事も大切ですが、父親としての役割こそ、ほかの人に代わってもらうことのできない大切な仕事。今は夫の勤務に対して過度な気遣いや遠慮はしないようにしています。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。
2022年12月19日結婚して一緒に住むようになった夫は、家事はほとんどせず、「家事は女性がするものだ」という考え方だと知りました。子どもを授かってからもその考えは変わらず、私がつわりで苦しんでいても、心配はしてくれるものの家事はしてくれません。出産後は慣れない育児で家事がおろそかになることが予想できたので、夫がその状況を理解をしてくれるかどうか不安を抱えていました。 妻の妊娠中の不調を見て見ぬふりする夫妊娠後期になって、おなかも大きくなり、日常の動作がしづらくなってきました。夫は変わらず口では心配してくれるものの、家事はしてくれません。手伝ってほしいと頼んでみたこともありましたが、「仕事で疲れているから」と手伝いはしてくれませんでした。 それでも、夫は家族のために頑張って仕事をしてくれていると思い、出産直前まで私はかいがいしく夫の世話を焼いていたのです。 育児・家事はすべて私任せ…その後、待ちに待ったわが子が誕生し、産後はしばしの間、実家で過ごしました。そしてわが子と共に自宅に戻ることに。夫はわが子と生活をすることを大変楽しみにしていたこともあり、始終メロメロな様子。そんな夫を見て私は幸せを噛みしめていたのですが、わが子が泣き始めるとどうしたら良いかわからず、私にすべてを任せきり。 そして、泣くわが子をあやしている私に「ねえ、夕飯はまだ?」と言うのです。「あやしているからもう少し待って」と伝えると、「わかった。待つ」と言い、不服そうな顔をする夫。夫には自分で夕飯の支度をするという選択肢はないようです。 俺の世話できないの!?の発言に驚愕それから、泣くわが子をあやしたり、授乳をしてから家事をしたりする生活が始まりました。当然、出産前のように凝った料理や頻繁な掃除はできません。手伝いもせずにその様子を見ていた夫は、「出産してからおまえのサービスが悪くなった。もっと前みたいに俺の世話をしっかりやってよ」と言うのです。 その言葉にあぜんとしてしまいました。今は赤ちゃんもいるので以前のように家事はできない、と説明すると「じゃあ、これからしばらく俺の世話をまともにできないの!? 信じられない!」と発言したのです。 力を合わせて一緒に父親と母親になろう!このままではいけないと考えた私は、根気強く、なぜ出産後は家事が以前のようにできないのかを話しました。そして、夫にも家事や育児に参加してほしい。協力して大変な時期を乗り越えたい、と言い続けました。 最初、夫は私の言葉に理解を示さず、自分の世話がおろそかになることにブツブツと文句を言っていました。しかしわが子が成長するにつれ、私が目を離すことができなくなっている様子を見て、少しずつですが家事・育児に協力的になってくれたのです。 女性は妊娠から出産という大きな仕事を経験して、母親の自覚が生まれると私は思っています。しかし、男性はその経験がないので父親の自覚が目覚めにくいのかもしれないと、今回の一件で思い知らされました。父親は赤ちゃんと過ごしていくうちに、時間をかけてゆっくりと自覚が芽生えるようです。これから、夫と意見が合わずに衝突することもあるかと思いますが、話し合いを重ね、力を合わせて楽しい家庭を築いていこうと思います。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年12月18日12月9日(金)、ベビーカレンダーは公式YouTubeチャンネルにて、家事や育児の合間にできる動画シリーズ「産後太り解消エクササイズ」の「肩こり解消・二の腕痩せストレッチ」を公開しました。このシリーズは、座ったまま、寝転んだままできるものを中心に、音声オフでも一緒にトライできるので寝かしつけの合間にもできちゃいます!ぜひ毎日一緒にトライしてみてくださいね! 本編では、部位ごとに分けて産後太りを解消するエクササイズを紹介。今回紹介するのは、抱っこや家事などで気になりがちな「肩こり解消・二の腕痩せストレッチ」。前回紹介した骨盤まわりを整えるストレッチをプラスすれば、より血流も良くなって代謝もアップ! 痩せやすい体が叶いますよ♪ 今回は、その場ですぐにできる肩こり解消・二の腕痩せストレッチ!<エクササイズ動画シリーズの特徴>・1日たった2~3分だけ!2~3つの動きを繰り返すだけなので、無理のない範囲でトライできます。 ・音声オフでも音声だけでもできる!家事中は「音声だけ」、寝かしつけ中は「音声なし」でもおこなえます。 ・子どもを寝かしつけしながらできる!座ったまま、寝転んだままできるメニューがメインです。今回紹介する肩こり・二の腕痩せストレッチは、その場ですぐにできちゃいます! 「肩こり・二の腕」エクササイズのポイント「肩こりがつらい…」「二の腕がたくましくなった…」「姿勢が悪くなった…」 そんな方は要チェック! 肩甲骨を動かしてリンパの流れを良くすると、肩こり解消や二の腕痩せにつながります。まずは鎖骨まわりをマッサージしていき、一番痛いところをグッと押さえながら腕を大きく前から後ろに回していきましょう! エクササイズの効果をより高めたいなら、まずは骨や筋肉を良い状態に整えることが大事。ベースとなる骨盤まわりからアプローチして、姿勢を正していくところから始めてみましょう! 骨盤まわりをほぐすストレッチも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ▼詳しくは動画からチェック♪ ベビーカレンダーでは、さまざまな出産にフォーカスしたドキュメンタリーシリーズや、赤ちゃんとママの1日に密着したルーティン動画も公開中!
2022年12月17日株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)が手がけるパパ専用アプリ「パパninaru」は、育休取得を検討しているプレパパと、育休取得経験のある先輩パパをつなぐ「パパninaru育休座談会」をオンラインにて開催しました。10月~11月にかけて3回実施し、計25名の方にご参加いただきました。「パパninaru育休座談会」の様子■背景2022年10月より出生時育児休業(通称:産後パパ育休)制度が始まり、男性の育休取得に向けた取り組みが増えています。一方で、実際に男性が育休を取得しようと思っても、前例がない、法改正により情報が複雑化していてわからない、育休中のリアルな情報を聞ける人がいない、という悩みを抱える人も多くいるのが現状です。今回は、今まさに育休取得を検討しているプレパパをサポートすべく、実際に育休を取得したことのある先輩パパをお呼びしてオンライン座談会を実施しました。育休はどれくらい取得できたか、会社との交渉や説明方法はどのようにしたか、育休を取って良かったことや後悔したことなど、さまざまな疑問を解消していただく場となりました。また、パパninaruのプロダクトオーナー自身もこの12月に第一子が生まれたばかりの新米パパです。12月から半年間育休を取得する当事者として、今感じている不安や悩みをもとに今回の座談会を企画いたしました。■座談会概要開催日時:2022年10月31日(月)、11月7日(月)、11月14日(月)いずれも19時~20時開催場所:オンライン(Google Meet)参加人数:計25名参加費 :無料内容 :第1部 <出産前>育休検討~取得編 30分第2部 <出産後>育児編 30分■当日の内容座談会は第1部を出産前、第2部を出産後に関する話題とし、それぞれ参加者からの質問に先輩パパが答える形で進めました。各回先輩パパ2名にご協力いただき、以下のような質問に対し、ご自身の経験談とともにお話いただきました。【参加者からの質問例】・育休を取得してよかったこと・おすすめの育休取得期間・社内へ伝達した時期や方法・育休中のタイムスケジュール・育休中のお金のやりくり・生協やAmazonなどのサービス活用について・おすすめの高価格帯の育児グッズこのような男性の育休に特化したセミナーはまだ少なく、参加者からは非常に参考になったとの声を多くいただきました。■参加者の声(一部抜粋)【プレパパ】先輩パパさんの経験談をみんなで聞けたこと、嬉しく思います。また機会があれば参加できたら嬉しいです。【先輩パパ】実際に育児をしていて思うのですが、父親向けの情報発信や交流などまだまだ少ないと感じています。今回のイベントは本当に有意義なものだと感じているので、これからも応援しています。■パパninaruプロダクトオーナー三木より企画当時、私自身がプレパパで、育休取得や育児のこと・復職について不安を感じていました。また、身近な立場で相談できる(プレパパ、産後直後の)友人がおらず、疑問や不安を独りで抱えていたため、同様の悩みを持つパパが多いと考え、本企画を実施しました。発表したところアプリ内の反響だけでなく、先輩パパ、プレパパともにTwitterからも参加希望のDMをいただき、企画の必要性を感じました。「同じ境遇のプレパパと一緒に、体験談を聞くことができ、嬉しく思った」「(育休中の先輩パパ側も)育児に専念しており、交流の機会が少ないため、イベントを応援している」など、参加者の方からお声をいただきました。プレパパ・パパともに育休・育児の不安や悩みに寄り添う企画ができたことを、嬉しく思います。12月上旬には、アプリ内でパパ育休に特化した新機能「パパ育休ペディア」を新設しました。今後も、多くのプレパパ、パパが利用する「パパninaru」だからこそできる企画を通して、パパがもつ妊娠~育児の課題を解決していきたいと思います。■パパninaruについてパパにとって、妊娠中~産後のママの身体や赤ちゃんの成長のことは、わからないことばかり。そんなパパたちのために、妊娠・出産・育児に関する必要な情報が毎日届きます(妊娠中~3歳まで。3歳~4歳は週1回)。ママの気持ちや先輩パパからのアドバイスも届き、今やるべきことがわかるから、初めての妊娠・育児でも安心です。App Storeのレビュー点数は、5点満点中4.8(2022年11月末時点)。「BabyTech(R) Award Japan 2021」妊活と妊娠部門において大賞、第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞しました。パパninaru【サービス名】パパninaru【月額料金】 無料【配信形式】 スマートフォン(iOS、Android端末)向けアプリ【URL】 ■株式会社エバーセンスについて「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やします。【会社概要】社名 : 株式会社エバーセンス代表者 : 代表取締役社長 牧野 哲也所在地 : 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町4-7 グリームス日本橋8F設立 : 2013年1月事業内容: WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発資本金 : 11,750,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月13日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんお産入院のときにやりがちなじいじやばあばの行動について教えてくれました。孫の顔見たさに……とついやっていたことが、実はNGだった!?お孫さんの出産は、おじいちゃんやおばあちゃんにはとても楽しみなものかと思います。お気持ちはわかるのですが、出産の喜びでちょっと困った行動にでてしまうおじいちゃんおばあちゃんがいます。今回は、そんなおじいちゃん・おばあちゃんへお願いしたいことについてお話しします。 「まだ産まれないのかな?」病院への電話での問い合わせお産で入院した後に、お産がどうなっているのか連絡を待つおじいちゃんおばあちゃんは心配かと思います。初産婦さんの場合、陣痛の時間が長引き数日かかることもあります。産婦さんの携帯電話に直接電話やメールして聞いてくる場合もありますが、病院での通話ができなかったり、陣痛中で余裕がなかったり、診察中などで対応できない場合もあります。また、パパが立ち会いしている場合でも、同様で対応できないことも多いです。 そうなると、おじいちゃん・おばあちゃんから病院に問い合わせが来ることがあります。お産の状況などを聞かれることがありますが、ほとんどの病院では個人情報の観点から電話でお産の状況をお伝えすることができません。 立ち会いしている場合であれば、パパから連絡をしてもらったり、産婦さんが対応できれば連絡してもらうことがあります。 夜間などは、人員が少なく電話対応するのも実をいうと大変です。夜間は陣痛などで産婦さんの電話が来ることも多いので、病院への電話でのお産についての問い合わせはできれば遠慮していただたいのが本音です。 出産の連絡があった!夜中でも面会に駆けつけてしまう出産の連絡がいくと、すぐに赤ちゃん会いに病院にいらっしゃるおじいちゃんおばあちゃんがいます。 出産後は、赤ちゃんのケアだったりママの診察や出産後の処置をしていることが多く、産後2時間程度は安静も必要なので、すぐに面会できないことがあります。また、夜間で面会時間外の場合、翌日の面会時間内に面会をお願いすることがあります。 おじいちゃん・おばあちゃんに出産の連絡をする場合、面会の可否や時間についても伝えてあげるようにするといいでしょう。 産後のママは大忙し!突然の面会に来る産後のママは、慣れない授乳や赤ちゃんのお世話、退院指導・授乳指導・沐浴指導などのスケジュールで大忙しです。産後の回復も個人差がありますし、夜間の授乳で寝不足が続くと日中に睡眠をとらないと辛いママもいます。 面会に来るのであれば、突然ではなく、いつごろがいいか聞いてから来て欲しいと思うのがママの本音かと思います。 今は、コロナの感染予防対策として面会ができない施設も多いですが、今後の感染状況によっては面会制限が解除になることもあるかもしれません。みんなが心待ちにしているお孫さんの誕生。はやる気持ちを抑えつつ、おじいちゃん・おばあちゃんにはママの負担がないように配慮していただけると幸いです。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年12月11日NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は、富山県が推進する「Digi-PoC TOYAMA(デジポックとやま)」実証実験プロジェクト(以下、本事業)に参画し、ベビーテック(※1)を活用した育児負担の軽減および余暇時間の創出に向けた実証実験(以下 本実証)を行います。本事業は、富山県民のウェルビーイング向上を図るため、先進的なデジタル技術を活用して地域課題を解決する実証実験プロジェクトを7つのテーマで推進しています。今回、NTT Comは、子育て世代における「子どもとの時間、自分の時間の増加」、「子育てと仕事の両立」、「リスキリング等に必要な時間の確保等のための家事・育児効率化」の3つの課題に取り組みます。1.背景・課題富山県では、女性の県外への転出超過が続いており、全国平均と比較して女性管理職の割合が低くなっていますが、県内の女性従業員の約7割が「女性活躍のネックは家庭の負担」と認識しています。一方で、男性の育児参画が比較的進んでいないという課題もあります。これらの課題の解決に向けて、男性の育児へのかかわり方を学ぶ機会の創出や、育児における便利なサービスや家電などに頼ることへの抵抗感の軽減が望まれています。NTT Comは、デジタル技術を活用した育児世帯の負担軽減を推進し子育てしやすい社会の実現を目指しています。今回、富山県においてベビーテック体験会イベントや企業の福利厚生を活用したセミナーを開催することで、「ベビーテック」の認知度向上、利用促進を図るとともに、家庭内育児の負担軽減の効果検証を行います。2.実証実験の概要ベビーテックの認知度向上のために、富山県で育児中の方を対象に「寝かしつけセミナー&ベビーテック体験会」および「企業向け育児参画推進オンラインセミナー」の2種類のイベントを開催します。また、セミナー参加者には4種類のベビーテック関連サービスの中から、お悩みに合ったものを無料で一定期間お貸し出しし、家庭内利用による効果を測定します。【1】「寝かしつけセミナー&ベビーテック体験会」主に産後間もない親子を対象に、多くの方が抱える「寝かしつけ」のお悩みに対するノウハウの取得やベビーテック体験会を県内2会場で2日間実施します。■開催日時・場所(1)2022年12月9日(金) 13:00~14:30コドモとオヤのコミュニティ広場ippo(富山県高岡市戸出町4丁目3-28)(2)2022年12月14日(水)13:00~14:30新川文化ホール 和室(富山県魚津市宮津110)当日現地での参加が難しい県民の方に向けて、オンライン配信も実施します。申し込みはこちら: 特設サイトURL: 【2】「企業向け育児参画推進オンラインセミナー」県内企業に勤める産前・産後のお子様をもつ方を対象に、育児へのポジティブな意識醸成や育休取得の推進を目的として「育児参画セミナー」を3日間実施します。(※2)■開催日時(1)2022年12月20日(火)14:00~15:00(2)2023年1月17日(火)14:00~15:00(3)2023年1月24日(火)14:00~15:00【3】 ベビーテック関連サービスの貸し出し検証ベビーテック提供会社と連携し、以下の4種類のベビーテック関連サービスのレンタルを実現しました。県民の皆様へ貸し出し、利用いただくことで家庭内育児の負担軽減の効果を検証します。なお、貸し出しに当たっては株式会社NTTドコモが提供するデバイスお試しサービス「kikito(※3)」のプラットフォームを活用します。★見守り・安全カテゴリ(1)CuboAi Plusスマートベビーモニター:可愛らしい小鳥型の本体にAI技術を搭載した高機能スマートベビーモニターです。(協力:Yun Yun AI Baby Camera Co.,Ltd)(2)ベビーセンスホーム:高感度センサーが常に赤ちゃんの体動を感知。 異常時は警告灯とアラームで知らせてくれる、安心安全のベビーセンサーです。(協力:ベビーセンスジャパン合同会社)★寝かしつけカテゴリ(3)スマートベッドライト 寝かしつけサポート「ainenne」(あいねんね):赤ちゃんの起床就寝のリズム形成を助ける事を目的に開発されました。世界初の睡眠指導ベッドライトです。(協力:株式会社ファーストアセント)(4) 動く絵本プロジェクター Dream Switch(ドリームスイッチ)日本の昔話と世界の童話50:睡眠に最適な環境下で寝かしつけをサポートする、天井に投影する“動く絵本プロジェクター”です。(協力:株式会社セガトイズ)3.検証項目「寝かしつけセミナー&ベビーテック体験会」または「企業向け育児参画推進オンラインセミナー」の参加者のうち、希望者には、12月中旬以降にベビーテックを3週間~4週間、無償で貸し出すことで、以下の項目についての検証を行います。・子育て世代のベビーテック活用ニーズ・ベビーテックの活用による子育て世代の余暇時間創出などの効果・ベビーテックの利用から収集できるデータの利活用の可能性4.今後についてNTT Comは、本事業で得られた知見をもとに、富山県における育児負担の軽減および余暇時間の創出に取り組むと共に、他自治体への水平展開を目指します。 NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。 (※1): ベビーテックとは、Baby(赤ちゃん)とTech(テクノロジー)を組み合わせた造語であり、妊娠妊活、出産、乳幼児の子育てを支援するスマートデバイスやITサービスの総称です。(※2): 詳細・参加方法につきましては、県内企業様へ個別にご案内しております。(※3):「kikito」はNTTドコモが提供するデバイスお試しサービスです。最新の家電、カメラ・プロジェクター・GoProなど気になるデバイスをレンタルでお試しすることができます。送料無料、dポイントもたまる・使えます。kikitoサイト URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月07日11月30日(水)、ベビーカレンダーは公式YouTubeチャンネルにて、家事や育児の合間にできる動画シリーズ「産後太り解消エクササイズ」の「骨盤矯正ストレッチ」を公開しました。座ったまま、寝転んだままできるものを中心に、音声オフでも一緒にトライできるので寝かしつけの合間にもできちゃいます! ぜひ毎日一緒にトライしてみてくださいね! 本編では、部位ごとに分けて産後太りを解消するエクササイズを紹介。1本目は、体の要とも言える「骨盤」まわりを整えるストレッチ。骨盤まわりを整えると血流がよくなって代謝もアップ! 痩せやすい体が叶います。また肩こりや腰痛などの不調にも! 寝かしつけしながら、座ったままできる!<この動画の特徴>・1日たった3分だけ!2~3つの動きを繰り返すだけなので、無理のない範囲でトライできます。 ・音声オフでも音声だけでもできる!家事中は「音声だけ」、寝かしつけ中は「音声なし」でもおこなえます。 ・子どもを寝かしつけしながらできる!座ったまま、寝転んだままできるメニューがメインです。 「骨盤まわり」エクササイズのポイント「痩せにくくなった……」「どこかしら体が痛い……」 そんな方は、まずは骨盤まわりに注目! 体の「要」とも言われる骨盤まわりをほぐして整えていくと、全身の健康にもつながります。 エクササイズの効果をより高めたいなら、まずは骨や筋肉を良い状態に整えることが大事。ベースとなる骨盤まわりからアプローチして、姿勢を正していくところから始めてみましょう! 座ったまま、寝転んだままできるストレッチばかりなので、家事の合間や寝かしつけしながら、ぜひ一緒にトライしてみてくださいね! ▼詳しくは動画からチェック♪ ベビーカレンダーでは、さまざまな出産にフォーカスしたドキュメンタリーシリーズや、赤ちゃんとママの1日に密着したルーティン動画も公開中!
2022年12月07日産後2カ月のころ、友人の結婚式に出席しました。打診があったのは妊娠中で、産後の様子は正直あまりイメージできませんでしたが、大切な友人だったので赤ちゃんを実母に預けて出席することに。しかし、いざ式が近付くと、出席の返事をしたときには想像しなかった問題がいくつか出てきました。パーティードレスが入らない!産後思ったように体型が戻らず、着ようと思っていたパーティードレスが入りません。どうにもこうにも背中のファスナーを上げることができず、困ってしまいました。 赤ちゃんは連れて行かない予定だけど、授乳口の付いた産後ママ向けのドレスを買うべきか……と考えていたところ、妹が持っていた、ゆったりしたデザインのドレスを貸してもらえることに! ホッとしました。 溢れる母乳はどうしよう!産後すぐには出なかった母乳も、式のころには授乳間隔があくと溢れ出るようになっていました。 赤ちゃんと離れて過ごす間、母乳パッドはどのくらい必要? 借りものの服を濡らしてしまったら申し訳ないし、なにより恥ずかしい……と心配でした。結局、家を出てから帰宅までの間に母乳パッドを4〜5回交換し、そのほかに搾乳もしました。 久しぶりのヒールで足が痛い!妊娠中から1年以上ヒールのある靴を履いていなかったので、独身のころのような高いヒールで歩く自信がなく、低めのヒールの靴を選びました。それでもやはり歩きにくく、帰宅するころには靴擦れができ、ふくらはぎも筋肉痛になってしまいました。 せめて、行き帰りの移動の間は履き慣れたぺたんこ靴に履き替えればよかったなと、あとから思いました。 いろいろと思いがけない苦労もありましたが、大切な友人の花嫁姿を見られてうれしかったです。披露宴の最後の花嫁からの手紙は、生まれたばかりの娘がこんなふうに手紙を読む日もいつかくるのかなと想像して感動しました。 著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年12月07日赤ちゃんを産んだからといって、誰もが最初から完璧なママになれるわけではありません。産後にママと暮らすパパが当然と思っていることは、ママにとって当たり前ではないこともしばしば。産後の生活でパパが何気なく言った言葉に傷ついた私が、世の中のパパに知っておいてほしいと思ったことをご紹介します。ママだって、毎日必死に成長中なんです!朝も夜中も関係なく、泣くことでしか意思表示ができない赤ちゃん。娘は生後6カ月ぐらいから夜泣きが始まり、連日の睡眠不足でフラフラな毎日を送っていました。 ある夜、娘の夜泣きにしばらく気づけず眠ってしまっていた私。ハッと目を覚ますと、隣で寝ていたパパが娘をあやしてくれていました。 朝になり、何食わぬ顔でパパが発したひと言に怒りを覚えました。それは、「なんでママなのに赤ちゃんの泣き声が聞こえないの?」という言葉でした。 産後ママの現実をもっと知ってほしい私たちにとって初めての赤ちゃんだった娘。もともと子ども好きだったパパは、娘が生まれたことが、ただただ幸せな様子でした。もちろんそれは私も同じでしたが、出産での体力消耗と連日の睡眠不足で、心身ともに余裕がありませんでした。そんなときに、「なんで聞こえないの?」と問われることが、まるで責められているように感じられ、傷つきました。 どうやらパパは、赤ちゃんを産めば女性は自然と“ママとして完璧な機能が備わる”と考えていた様子。何を根拠にそう思ったのかは不明ですが、産後のママは寝なくても平気で、たとえ寝ていなくても赤ちゃんの泣き声に反応でき、どんなときも赤ちゃんのことがかわいくて仕方ないと思っているものだと信じていたようです。 「そんなわけないでしょ……」と、パパが描く理想を前に、茫然としてしまいました。 最初から完璧なわけではない 赤ちゃんを産んだ瞬間から、自動的に完璧なママになれるなどありえない話。毎日赤ちゃんと過ごす中で失敗を繰り返しながら、ママも成長していきます。パパが描いていた“ママ像”は現実の私とは程遠く、意図せず私を傷つけました。 そして、産後の体の状態や、産んだから(パパが思う)ママになれるわけではないということをわかっていればこのような理想と現実のギャップは生じないのに……と思いました。 睡眠時間が不足すると、感情や思考のコントロールも難しくなり、起きられないことも当然あります。時には赤ちゃんと一緒にいることがつらくなることだってあります。 私はその後、折に触れてパパに今の気持ちや体の状態について発信するようになりました。パパも徐々にその現実を受け止め、責めるような発言は少なくなっていきました。 産後、パパはそれまで当然と思っていた“ママ像”が、私によってことごとく裏切られていくことで、初めて現実を知った様子でした。パパもママも、少しずつ成長していくもの。衝突を恐れず現実を伝え続けることで、親としてお互いが成長していく道を選ぶことができました。 著者:金谷ともみ/女性・ライター。第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。イラスト:imasaku ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年12月06日初めての出産は実家に里帰りをさせてもらいました。両親にとっても初孫の誕生となるため、そのお世話ができる、と母はとても喜んでくれました。「母がいてくれる限り、産後は快適に過ごせそうだ」。私はそう思うと同時に少し、心配なことがありました……。母と正反対の父私たち三姉妹を育ててくれたベテラン母。とてもお世話じょうずで私たち姉妹だけでなく、周囲の人にも目を配れる頼もしい存在でした。その一方で、母に世話されっぱなしの父。亭主関白で自己中心的なところがあり、そんな父を私は昔から尊敬できずにいました。 「私が里帰りすることで父が不機嫌になり、母に負担がかからないといいな」と心配していました。しかし残念ながら、その心配事は現実のものとなったのです。 非協力的な父の反抗!?息子はなかなかの神経質であったのか、眠っても私の抱っこから離れると、すぐに起きて泣いてしまいました。そんな状況の中、家族は息子が眠った後は静かにしてくれたり、息子の抱っこを代わってくれながら、私の睡眠時間を作ろうとみんなで協力してくれました。 しかし、父はせっかく眠った息子の顔の近くで話しかけたり、大きな物音を立てたりして息子を起こしてばかり。母が息子を抱っこしてくれているときも、父は母に自分の世話を求める始末。そのため家族から散々注意され、だんだん不機嫌に。「家にいたら怒られてばっかりだ」。そう言って、何を思いついたのか、今度は普段まったくしてこなかった日曜大工を庭で始めました。 外とはいえ、作業音は家の中にもしっかり伝わります。そして作った家具の設置場所は息子と私が使わせてもらっている部屋の真上の部屋。家族が代わる代わる注意するものの「何をしても怒られて自分の居場所がない!!」と怒っていました。 疲れ果ててしまった母…非協力的な父に家族はあきれ返っていましたが、母はそんな父のことも放っておけず「新生児より手がかかる」と言いながらも、黙々と父の世話もしていました。母は里帰りが終わったら、しばらく息子に会えないため、かわいい姿を少しでも長く見ていたいようでした。 しかし、私たちのサポートをしながら、不機嫌な父の世話をする母はとても疲れきった様子。みんなが楽しみにしていた産後の里帰り期間。幸せいっぱいの時間のはずだったのに、私は疲れた母の顔を見て申し訳なく、悲しい気持ちになってしまいました。 父のおかげで、思っていた里帰りとは少し違っていましたが、私はお世話になっている身。父にはあきれるものの、感謝しなくてはいけません。しかし2人目を出産することがあれば、産後の生活は違った方法を選ばなくてはいけないなと思ったのでした。 著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2022年12月05日頼れる親がそばにいてキャリアを積むことができた義母と、頼れる人もなく夫と二人三脚で育児をしている私の相性はよくありません。赤ちゃんを産む前から相性の悪さを感じていましたが、赤ちゃんが生まれたあとは余計イライラ……。義母に対して不満を抱いた出来事をご紹介します。産後すぐに「いつ働くの?」私は学生結婚で、若くて体力があるうちに結婚できたメリットを生かそうと22歳で妊娠、23歳で出産しました。そのため、正規雇用で働いた経験はありません。そのことを義母は良く思っていなかったようで、産後は何かにつけて「いつ働くの?」と聞いてきました。 私もその言葉に焦りを感じ、産後1カ月半で高校教師の仕事に就いたのですが、結局体を壊す羽目に。もっと私の体のことも考えてくれたら……と今でも恨めしく思ってしまいます。 催促の嵐! 「写真と動画ちょうだい」 多忙な仕事に就いた私は、子どもとの触れ合いと仕事との両立に四苦八苦する日々を過ごしていました。そんな私のもとに義母からよく連絡がきていたのですが、その内容のほとんどは「孫の写真と動画を送って」というもの。私は限られた時間のなかで、携帯のレンズ越しではなく、直接子どもと触れ合いたいのに……とイライラ。 私の気持ちを伝えても、「遠方にいて会えないから」と催促する義母。イライラが募って、結局着信拒否するまでに至りました。 子どもの写真を勝手にSNSにアップ義母からの電話を着信拒否したあと、過労で倒れて寝込んだ私。調子がいいときはネットサーフィンをして気を紛らわせていたのですが、あるとき義母のSNSを発見しました。 すると、許可もしていないのに私の息子の写真がアップされているではありませんか! これには怒り心頭で、すぐにすべての投稿を消すよう夫から義母に伝えてもらいました。あまりのメディアリテラシーのなさにガッカリすると同時に、今思い出してもイライラしてしまうほどの出来事でした。 遠方に住んでいても、とやかくうるさかった義母ですが、夫を介して連絡を取り合うようになって、ようやく少し落ち着きました。義母との距離を程よくとるということは、とても大切なことだと感じました。 著者:鏡 環/20代女性・主婦。2歳の息子の母。現在第2子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。イラスト:(c)chicchimama ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2022年12月04日長男を出産すると「毎日手伝いに来る」と言ってくれた義母。それを夫がやんわり断るとまさかの事態に。退院したその日に、赤ちゃんではなく大人たちに振り回されるとは思っていませんでした。一番大変なのは私なのに……と悲しくなった体験談です。 退院するとすぐにやってきた義母長男を出産して退院すると、近くに住む義母がやってきました。「疲れたでしょ。少し休んでいいよ」と言ってくれたので、長男と寝室へ。 出産は問題なかったものの、骨盤はグラグラ、足はフラフラ。久しぶりに外へ出たせいか、とにかく疲れてしまっていたため、せっかくきてもらったのに申し訳ない気持ちもありましたが、夫もいるので大丈夫だろうと思いました。ちょうど長男も寝ていたので、すぐにウトウトしてしまいました。 だんだん大きくなる2人の話し声夢見心地のなか、夫と義母の話し声が遠くで聞こえていました。何を話しているのかはわからないくらいで、まるで子守歌のよう。少しずつ眠りが深くなるのを感じていると、だんだん2人の声が大きくなっていくのです。 それも楽しそうというより、言い争っている様子で、何だか嫌な予感がしてきました。義母と夫の関係は悪くはないのですが、たまに大喧嘩をしてしまうことも。「あんたは私を何だと思っているの!」という声でハッと目が覚めました。 喧嘩の原因は私?2人の声が聞こえる場所までこっそり移動すると、こんな会話が。「産後は大変なんだから、私が毎日来て手伝うって言ってるのに、何が気に食わないの?」「そういうことじゃなくてね。それは俺がやるから、大丈夫って言いたいの。お願いしたいことがあったらそのときに言うよ」 「あなたは仕事があるでしょ。女にしかわからないこともあるのよ。どうして〇〇ちゃん(私の名前)と私を引き離すようなことをするの? 私の何が悪いの?」「そんなこと言ってないよ。今のところは大丈夫だからって言いたいだけなんだよ」。毎日くると言った義母に対して夫が断り、怒らせてしまったようです。その声を聞いて私の背筋がサーッと凍りました。 仕方なく仲裁に私と義母はほどよい距離を取りながら、良い関係でいますが、たしかに毎日義母がくることに抵抗がありました。お願いするにも気をつかうし、家事が苦手な私を見せたくないという気持ちもありました。しばらく話を聞いていると、私のためと言いながら2人とも私をないがしろにしているような気分になり、とても悲しくなりました。無視して寝ようかとも思いましたが、それもできずに「どうしたの?」ととぼけて2人のところに。 私の顔を見ると2人はハッとした様子で「ごめんね。うるさかったよね」と。「〇〇ちゃんと赤ちゃんのために……と思ったら熱くなっちゃって」と義母も夫も反省した様子でした。それから3人でこれからのことを話し合い、義母には毎日夕食を持ってきてもらうことに。そして、夫の帰りが遅いので、私が入浴する間は長男のお世話もしてもらいました。 今となっては笑い話ですが、私よりも夫や義母のほうが「赤ちゃんが生まれたんだから、いろいろと頑張らなくちゃ!」と思ったようです。うれしい半面、あのときのハラハラ感を思い出すと複雑な気持ちです。1カ月ほど経つと義母に手伝ってもらうことに慣れ、義母とさらに仲良くなれ、家に来てもらうことを断らなくてよかったなと思っています。 作画/やましたともこ著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2022年11月29日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断を迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病について、病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽい物は食べられず、甘い物なら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やおしりに神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・おしりの痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子著者:桜井りこ2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納・株、投資信託が趣味。美容・コスメ系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2022年11月28日長男の妊娠中、出産内祝いは出産前にリサーチしておいたほうが良いという情報は耳にしていました。しかし私は長男の出産後、「新生児は眠っている時間が多いし、その間に内祝いを選べば楽勝でしょ」と高を括っていたのです……。出産内祝い選びに苦労した私の体験談をご紹介します。 甘くみていた内祝い選び私は長男を出産するまで、出産内祝い選びを甘くみていました。里帰り出産だったため、赤ちゃんのお世話以外の家事は母親がおこなってくれるので、赤ちゃんが寝ている間にいくらでも出産内祝いを選ぶ時間があると思っていたのです。 しかし実際出産をしてみると、夜間授乳や慣れない赤ちゃんのお世話の疲れから、「暇さえあれば寝ていたい」という状態が続きました。ましてや初めての子育てでわからないことだらけ。そんなこんなで精神的にも参っていたので、物事を冷静に考えること自体が難しくなっていたのです。 種類の多さと金額リサーチの壁出産内祝いのことを調べるために私が見たサイトには、「出産内祝いは生後1カ月を目安に贈るのがマナーだ」と書いてありました。そこで急いでインターネットショップで探してみたところ、品物の種類があまりにも多いではありませんか! その上出産内祝いは、出産祝いで頂いた金品の半分〜3分の1程度の金額の物をお返しするのが基本とされています。そのため頂いた物が品物の場合には、その金額のリサーチも必要になります。しかし、産後の寝不足によって頭が回らない状態の私には、その作業をおこなうのはかなり困難でした。 生後3カ月でやっと完了結局私たち夫婦が出産内祝いを決定し無事に贈ることができたのは、自分たちが育児に慣れてきて、長男も少しまとまって寝てくれるようになった生後3カ月ごろのことでした。 出産内祝いを贈るのが遅かったことに対してお叱りを受けることはなかったものの、出産前にある程度候補を絞っておけばもっとスマートな贈り方ができたのに、と夫婦で後悔しました。 次男の内祝い選びではこの教訓を生かそうと、出産前にインターネットショップで気になった商品を「お気に入り」に登録しておくことに。そして出産後はスムーズにお返しすることができたのです。産後はなるべく休む時間を確保するため、また自分が本当に良いと思える内祝いを贈るためにも、出産前に候補を絞っておいたほうが良いと思った出来事でした。イラストレーター/山口がたこ監修/助産師REIKO著者:今岡めい6歳と3歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2022年11月27日4歳の娘と生後6カ月の息子を育てています。娘のこども園のお迎えのときに顔を合わせるので、話をするようになったママ友Kさん。このKさんは自分の出産体験を自慢したくて仕方がない人で、だんだんうっとうしく感じていました。そんなある日、あるママの出現でKさんの勢いがなくなっていったのです……。私の出産の話を聞いて!なママいつものように雑談をしていると、Kさんのほうから「Sちゃん(私の娘)産んだときってどんな感じだった?」と聞かれました。私の出産は「分娩時間約8時間で最後に会陰切開をして出産」というもの。出産自体は大きな問題もなく済みました。 ただ、胎盤を出したあとの出血が多く、産後に貧血がひどかったので「でも産後がきつくて~……」と言いかけたところ、Kさんがかぶせるように「私はね……」と話し始めました。嬉々として話し始めたので「話したかったんだな」と思い、Kさんの話に耳を傾けました。 だんだんとうっとうしくなるようにKさんの出産は、「陣痛に耐えていた3日目に赤ちゃんの心拍が下がってしまって、結局帝王切開で産んだ」「夫がボールでおしりを押さえたらそれで骨が折れた」ということでした。 「それは大変でしたね」と言うと、「もう本当にそう」とうれしそう。初めてそれを聞いたときには本当に「大変だったんだな」と思いました。しかし、その話をいろいろなママに何度も話しているのを見て、「あ、大変って言ってほしいのかな?」と感じるようになってしまいました。 お迎えで顔を合わせるママは安産だった人が多かったのですが、次第に「私が1番苦労した」「私が1番大変だった」と、大変さをさらに強調して言うようになりました。子育ての悩みを話しているときにも、「苦労して産んでないからじゃない?」と冗談まじりに言ってきたときにはとても驚きました。 出産したばかりのママにもマウントそんななか、年度の途中で入園し、第2子を出産したばかりのOさんと話をしていました。そこに加わってきたKさん。小さい赤ちゃんを見て自分の出産時のエピソードをまた話し始めました。 私は「またか」と思いながら少しげんなり。ひと通り話し終わったあと、Kさんは小さい赤ちゃんを見て「その子を産んだときはどうでした?」と聞きました。するとOさんは、壮絶な出産体験を語ったのです。 壮絶出産をしたママ現るOさんの出産は「陣痛は丸2日」「胎盤が出てこずに手をつっこまれて激痛で出す」「出産後ママの心臓が一時停止」といった、なかなか壮絶な出産エピソードでした。 「壮絶でしたね⋯…」と私が言うと、「まぁ、今みんな元気だからいいんです」とのほほんとしているOさんは、とても強く見えました。Kさんは面白くなさそうに「すごーい……」とぽつりと言っただけ。これがきっかけになったのか、Kさんの出産体験マウントは勢いがなくなっていきました。 出産で「どれくらい大変な思いをしたか」を人に話したい気持ちもわかりますが、「大変だったから素晴らしい」ということではないし、マウントを取ろうとするのはおかしいと思います。Oさんの言うように、「今みんな元気だからそれでいい」という言葉が私のなかではとてもしっくりときました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年11月26日フランスでは「赤ちゃんは産後から騒音に慣らすもの」と言われています。フランスで育児はしているものの、日本人の私は「落ち着いた子に育ってほしいから静かな環境で育てたい」と、長男は生活音から遠ざけて育てました。しかし、実際は私たち親も音に過敏になる生活がストレスで、長男もなかなか外の環境に慣れなくて困ったことも多かったのです。次男が生まれ、長男とまったく違う環境で育てていて気づいた私の体験談です。 長男の育児産後の親の時間も重視しているフランスでは、赤ちゃん中心の生活ではなく「赤ちゃんが親の生活に合わせるもの」という意識があります。生後間もない子でも家族や友人のパーティーに同伴し、大きな音楽の音のなか、ベビーカーですやすや眠っています。 しかし、私は「騒音のなかで赤ちゃんを育てるなんて考えられない!」と長男が生まれてからは生活音を避け、テレビは観ず、音楽を聴く場合はクラシック。長男が眠れば部屋の明かりを落とし、夫婦の会話もコソコソとするほど徹底していました。 大きな音を怖がり泣いてばかりの長男長男中心の静かな生活は、親の私たちも自分のライフスタイルを大幅に変えないといけなかったので、結構なストレスを感じていました。また、フランスでは産後でも家族や友人の集まりに赤ちゃんを連れて参加することが多いのですが、静かな環境に慣れている長男は大きな音に敏感で怖がり、大泣き。 大きな音をよそにお昼寝をしたり楽しく遊んでいたりする他の子どもたちのそばで、長男はママやパパのそばから離れず怯えているのです。外出するたびに、私は「赤ちゃん中心の生活にしすぎると、親が疲れてしまうな……」と深く感じていました。 ぐっすり眠る生後2カ月の次男そして現在、2歳の長男と一緒に生活しているため、静かな環境からはほど遠い、賑やかな環境のなかで育っている次男。次男の生活リズムは、完全に親や長男に合わせています。そのせいか、大勢のなかで怯えていた長男とは反対に、外出先での大きな音楽や笑い声のなかでも次男は平然と眠っているのです! そのため、親の私たちも友人や家族とその場を楽しめるように。私は「ある程度の生活音に赤ちゃんも慣れていかないといけないのだな」と感じました。 私の場合、長男のときは子どもの環境を作るために少し徹底しすぎていたかもしれません。次男が生まれ、ただ普通に生活をしているだけなのですが、こんなにも生後間もない時期の2人の反応に違いがあるとはと驚いています。騒音は避けたいですが、普通の日常生活音は一緒に暮らしていく上で、親や赤ちゃんにとって必要なことだと学びました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:岩見 エリ2男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2022年11月26日ヲタママだっていーじゃない!
STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません