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ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、11月生まれの男の子5,062名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。11月は秋らしい、あの「メイプルネーム」が人気急上昇するという結果に……! 1位蓮(れん)2018年・2019年の年間名前ランキングで1位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。2020年の上半期ランキングでも1位を獲得しており、近年非常に人気が高い名前です。 蓮(はす)の花は仏教で用いられる花としても知られることから、清らかで落ち着いた印象を受けるようですね。力強い名前が多い「一文字ネーム」で、名前のよみに「ん」のつく、リズムの良い「撥音ネーム」の一つでもあります。 2位樹(いつき)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位の「樹(主なよみ:いつき)」。2020年の上半期ランキングでは2位にランクイン。 「大樹」「樹木」など生命力あふれる木々の様子を表す熟語にも使わる、「自然派ネーム」の一つ。「青々と生い茂る樹木のように、伸びやかに空に向かって育ってほしい」といった想いを込めて名づけてもいいですね。 3位悠真(はるま、ゆうま)2018年の年間ランキングでは4位、2019年は6位の「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。2020年の上半期ランキングでは5位にランクイン。 「はるか遠い」「おだやかでのんびりしている様子」を意味する「悠」は2019年の漢字ランキング8位、「正直」「真実」というイメージの「真」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前です。 4位大和(やまと)「大和(主なよみ:やまと)」は2018年の年間ランキングでは7位、2019年は9位、2020年上半期ランキングでは16位にランクインしています。 「大和魂」「大和男児」などに使われていることから、日本的で男らしいさを感じられる名前です。「男らしく大らかで広い心を持ち、周囲を安心させるような頼もしい人になってほしい」という願いが込められているようですね。 4位律(りつ)2018年の年間ランキングでは21位、2019年は5位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2020年の上半期ランキングでは12位にランクインしました。 「規律」に使われている「律」には、「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われていることから、まじめで賢くも芸術的な印象を受けるような名前です。イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つでもあります。 6位蒼(あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。2020年の上半期ランキングでは4位にランクインしました。 青々として力強く生い茂る草を連想させる「蒼」は、さわやかなよみが印象的。「青々とした草木が生い茂るように、元気いっぱいに育ちますように」という想いがこめられているようです。 7位湊(そう、みなと)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。2020年の上半期ランキングでは6位にランクインしました。 船や人が集まる場所を指す「湊」には、「明るく社交的で、人が集まるような愛される人」というイメージがあるようですね。海を感じるスケールの大きな名前で、将来海外で活躍するようなグローバルな印象もあります。 8位朝陽(あさひ)2018年、2019年と2年連続名前ランキング11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年の上半期ランキングでは10位にランクインしました。 「爽やかな澄んだ空気」「物事の始まり」というイメージのある「朝」に、エネルギッシュな太陽を思い浮かべる「陽」を組み合わせた、元気いっぱいな男の子という印象を受ける名前です。 8位楓(かえで)紅葉が色鮮やかに色づく11月にぴったりな「楓(主なよみ:かえで)」。2018年の年間ランキングでは76位、2019年は51位にランクインした名前が、11月は上位にランクイン。 2019年の11月は女の子の名前ランキングでも「楓」が1位になるなど、秋生まれの赤ちゃんには男女問わず「メイプルネーム」の人気が高まるようです。 8位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位にランクイン、2020年上半期では11位にランクインした名前。 エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」に、男らしくたくましい印象を受ける止め字「太」を組み合わせることで、「太陽のように明るく周囲を照らす、はつらつとした男の子」をイメージするような名前です。 11月は紅葉が見ごろを迎える時季ということもあり、秋らしい「楓」の人気が急上昇するという結果でした。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:5,062件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月29日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、2019年11月生まれの女の子4,960名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。紅葉が色づく11月らしい「楓」が1位、月がきれいに見えるこの季節にぴったりな「月」を用いた「ルナネーム」の人気が上昇しました。 1位楓(かえで)11月生まれの女の子に最も多く名づけられたのは、「楓(主なよみ:かえで)」でした。2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクインしています。 11月は紅葉が色鮮やかに色づくことから、この時季にぴったりの「メイプルネーム」です。男の子の名前ランキングでも、11月は8位にランクインしており、この時季に人気が急上昇する傾向があるようです。 2位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は、2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクイン。 止め字に「子」を用いた「レトロネーム」でありがらも、呼びやすくキュートな響きでイマドキの名前です。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われる人気の漢字で、2019年の人気漢字ランキングでも2位にランクインしています。 3位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。 秋と言えば紅葉、紅葉といえばとってもきれいなイチョウを思い浮かべる方も多いはず。イチョウの種子「銀杏」にも用いられる「杏」は、秋らしい名前でもあります。「アン」という名前は呼びやすく、明るくキュートな印象を受ける「二音ネーム」の一つです。 4位澪(みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。2020年上半期ランキングでも8位にランクインしている名前です。 川や海の船が通る水路を意味し、みずみずしくもゆったりと安心感のあるイメージを受ける名前です。漢字の中に「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」でもあります。 5位陽葵(ひなた、ひまり)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位にランクインした「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年上半期ランキングでも1位にランクインした人気の名前です。 ぽかぽかとあたたかい太陽の下で、きれいな葵の花がまっすぐに伸びる様子をイメージするような名前で、女の子に人気の花にまつわる「フラワーネーム」の一つです。 6位結愛(ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)」。2020年上半期ランキングでも13位にランクインした名前です。 周囲の人から愛し愛されるようなイメージの「愛」と、人とのご縁を表す「結」を組み合わせた名前。「愛に溢れた女の子になりますように」という親の思いが感じられるようですね。 7位芽依(めい)「芽依(主なよみ:めい)」は、2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期は6位にランクインしている名前です。 若々しさや生命力を感じるような「芽」に、いつくしみを感じる「依」と組み合わせた名前。音に温かみがあり、明るい印象の「ま行ネーム」です。「若い芽のようにエネルギーと可能性に溢れ、周囲から愛される女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位咲良(さくら、さら)「咲良(主なよみ:さくら、さら)」は2018年の年間ランキングでは11位、2019年は14位、2020年上半期は12位にランクインしている名前です。 「笑う」という意味のある「咲」と「人格が優れている」という意味の「良」を組み合わせた名前。「よく笑う素敵な女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位美月(みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(みづき)」。2020年上半期は16位にランクイン。 その字の通り美しい印象を受ける「美」に、夜空で優しく光る「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想することから、「秋の夜長」で知られる秋に人気が上昇する名前です。 10位葵(あおい)2018年の年間ランキングでは首位、2019年は3位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年上半期ランキングでも9位にランクインした名前です。 葵は太陽に向かって美しい花を咲かせることから、可憐な印象の「フラワーネーム」の一つでもあります。「葵のように太陽に向かってすくすくと成長し、美しい花を咲かせてほしい」という親の想いが感じられるようですね。 10位結月(ゆづき)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。2020年上半期ランキングでも7位にランクインした名前です。 7位の「美月」同様、名前に「月」のつく「ルナネーム」です。「人とのご縁」のイメージのある「結」に、夜空で優しく輝く「月」を組み合わせたどこか神秘的で美しい名前です。 10位詩(うた)2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした「詩(主なよみ:うた)」が2019年の11月は人気が急上昇。 古風でどこか和の雰囲気の「レトロネーム」でもあり、「令和」の典拠の『万葉集』を連想させる名前でもあります。「詩」は楽しい音楽や美しい言葉のイメージがあり、豊かな感受性や芸術性を感じる名前です。 10位紬(つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。2020年上半期ランキングでも2 位にランクインしている近年人気の名前です。 「紬」は紬糸で織られたしっかりとした絹織物を表すことから、どこか強い女性をイメージするような名前です。「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という想いが込めて名づけてもいいですね。 10位陽菜(はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2020年上半期ランキングでは10位にランクインしました。 ぼかぼかとした暖かな日差しを連想させる「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた「菜の花ネーム」の一つ。あたたかく親しみやすい印象の名前で、有名人では元AKBの小嶋陽菜さんが活躍されています。 11月は月がきれいに見える時期ということもあり、「美月」「結月」などの名前に「月」のつく「ルナネーム」の人気が上昇しました。また、男の子のランキングと同じく、秋らしい「楓」という名前にも人気が集まるという結果に。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:4,960件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月28日ベビーカレンダーは2020年1月から6月の上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に、『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気だった漢字TOP30、上半期に多く名づけられていた名前実例とともにご紹介します。 1位花2019年の漢字ランキング3位の「花」が、上半期1位を獲得。その字の通りきれいな花を連想し、花(25位)、一花(30位)、花音(38位)、和花(40位)、百花(78位)、穂乃花(84位)などの名前で用いられました。 2位菜黄色くかわいい花を咲かせる菜の花のイメージがある「菜」。2019年漢字ランキング4位、上半期は2位でした。結菜(3位)、陽菜(10位)、陽菜乃(44位)、紗菜(51位)、菜月(67位)、愛菜(74位)などで多く使われています。 3位結2019年漢字ランキング5位の「結」。紐を締めてつなぐという意味から、人や物事の縁をイメージすることができます。結菜(3位)、結月(7位)、結衣(11位)、結愛(13位)、心結(34位)、美結(44位)、結心(63位)、結(67位)などの名前で用いられました。 4位莉2019年漢字ランキング2位で、ジャスミンの一種である「茉莉花」にも用いられる「莉」。2019年名前ランキング6位だった莉子(上半期4位)のほか、朱莉(28位)、莉緒(40位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、莉央(55位)などの名づけで用いられました。 5位愛2019年漢字ランキング1位の「愛」。バレンタインのある2月には漢字ランキング3位にランクインしています。結愛(13位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、愛菜(74位)、乃愛(78)、唯愛(87位)といった名前で使われています。 6位奈2018年漢字ランキング2位、2019年6位と毎年人気の高い漢字「奈」。栞奈(55位)、怜奈(66位)、玲奈(73位)、紗奈(75位)などの名前で用いられました。 7位美2019年漢字ランキング7位の「美」。その字の通り美しい女性のイメージがあり、美月(16位)、美桜(21位)、美結(44位)、美琴(61位)、美羽(75位)、美咲(87位)といった名前が人気です。 8位乃2019年漢字ランキング8位で、やさしく古典的な印象を受ける「乃」。陽菜乃(44位)、詩乃(52位)、乃愛(78)、穂乃花(84位)などで用いられました。 9位心2019年漢字ランキング9位だった「心」。思いやりを意味する「心」は心春(21位)、心結(34位)、心陽(34位)、結心(63位)、心晴(75位)、心音(78位)などの名前で使われていました。 10位咲2019年の漢字ランキング10位の「咲」。花が咲き始める春、3月から5月に漢字ランキングTOP10に入るなど人気が上昇していました。咲良(12位)、咲茉(26位)、咲希(55位)、陽咲(72位)、美咲(87位)などで用いられました。 11位陽2019年漢字ランキング11位の「陽」。ぽかぽかとあたたかい太陽を連想します。上半期の人気名前ランキング1位の陽葵(1位)のほか、陽菜(10位)、心陽(34位)、陽菜乃(44位)、陽咲(72位)などで用いられました。 12位彩2019年の漢字ランキング12位で、しとやかで愛らしい雰囲気の「彩」。彩葉(26位)、彩羽(91位)、彩、彩愛、彩華などの名前が人気です。 13位音2019年の漢字ランキング13位の「音」。感性豊かなイメージがあり、琴音(28位)、花音(38位)、心音(78位)などで用いられました。 14位桜2019年の漢字ランキング17位の「桜」。桜の時季である4月に人気が急上昇していました。「桜」を用いた名前では、美桜(21位)、咲希(55位)、桜(61位)などが人気です。 15位希2019年の漢字ランキング14位の「希」。希望に満ち溢れた印象のある漢字です。柚希(32位)、紬希(38位)、咲希(55位)などで用いられました。 16位葵2019年の漢字ランキング15位の「葵」。葵の花が開花時期を迎える春から夏にかけて特に人気が高まっていました。陽葵(1位)、葵(9位)、日葵などの名前が人気。 17位月2019年漢字ランキング16位の「月」。美しく優しく光り輝く月を連想させ、結月(7位)、美月(16位)、柚月(52位)、優月(63位)、菜月(67位)などが用いられました。 18位華2019年の漢字ランキング19位で、華やかで、あでやかな印象のある「華」。一華(34位)、華(70位)、彩華、楓華、愛華、凛華などの名前が多く使われています。 19位茉2019年の漢字ランキング23位の「茉」。咲茉(26位)、依茉(67位)、心咲(84位)などの名前が人気。 20位葉2019年の年間漢字ランキング18位の「葉」。木々が生い茂る夏場に人気が高まる漢字です。琴葉(20位)、柚葉(23位)、彩葉(26位)など、「〇〇は」とよむ止め字として多く用いられています。 21位子2019年の漢字ランキング20位の「子」。古風で愛らしい印象を受ける「子」は、優れた人という意味があります。莉子(4位)、桜子、璃子、葵子、桃子、日向子、日菜子など、止め字として多く使われていました。 22位優2019年の漢字ランキング22位の「優」。やわらかい物腰やすぐれている人という意味があり、おだやかでやさしいイメージがあります。優月(63位)、優奈、優愛などの名前で用いられました。 23位依2019年の年間漢字ランキング28位の「依」。頼りにする、従うといった意味があることから、素直な子に育ちますように、という願いも感じられます。依茉(67位)、由依、蒼依などの名前で用いられていました。 24位柚2019年漢字ランキング31位の「柚」。冬の季語「柚子湯」のイメージからか、真冬の1月・2月生まれの女の子の名前で特に多く使われていたようです。柚葉(23位)、柚希(32位)、柚月(52位)などの名前で用いられました。 25位衣2019年の漢字ランキング25位で、美しい衣を連想させる「衣」は気品のある雰囲気に。結衣(11位)、葵衣、芽衣、優衣、柚衣などの名前で用いられました。 26位未2019年の漢字ランキング53位の「未」。まだ、いまだに、といった意味をもつ「未」は無限の可能性をイメージする漢字です。未桜、未来、彩未といった名前で多く用いられました。 27位那2019年の漢字ランキング27位の「那」。やさしく朗らかな印象を受ける漢字で、咲那(91位)、玲那、優那などで用いられました。 28位紗2019年の漢字ランキング21位、繊細で美しい印象を受ける「紗」。紗菜(51位)、紗良(70位)、紗奈(75位)といった二音ネームで多く名づけられていました。 29位香2019年漢字ランキング24位の「香」。良い香りが漂ってくるような印象を受け、「香り立つような魅力的な女性になりますように」という願いが感じられるようです。穂香(97位)、結香、遥香、香帆、明日香といった名前で使われていました。 30位羽2019年の年間漢字ランキング32位の「羽」。その字の通り、自由で伸びやかな印象を受け、「将来大きく羽ばたきますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。美羽(75位)、彩羽(91位)、柚羽、音羽などで名づけられていました。 上半期は「花」「菜」「咲」「桜」などの花にまつわる漢字や、植物や自然をイメージさせる「葉」「陽」を用いた名前が人気という結果でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ ※順位記載のない名前は、上半期名前ランキング100位以下<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月21日3人のお子さんのうち、上の2人と違って3人目のお子さんだけは、事前に名前を決められないまま出産の日を迎えてしまったそう。すぐに名前で呼んであげられず、どんどん焦りが募っていったパパの体験談を紹介しています。 私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。 名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳と手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精一杯。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ほっとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のLINEで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のLINEが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もばっちりだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入り交じり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:佐藤 楓1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。
2020年10月17日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの男の子の名前ランキング100位以内にランクインした、名前に「翔」がつく「飛翔ネーム」TOP12をご紹介します。1位陽翔(はると、ひなと)上半期「飛翔ネーム」1位に輝いたのは、「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期は2位にランクインしました。「はると」というよみは、2018年、2019年と2年連続よみランキング1位を獲得し、2020年上半期も1位と、今最も男の子の名づけで人気です。 ぽかぽかと穏やかな太陽をイメージする「陽」に、人気の止め字「翔」を組み合わせた、大空へと羽ばたくような壮大な印象を受ける名前です。 2位大翔(はると、ひろと)2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年上半期でも7位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。 「大」は2019年漢字ランキング2位の名前で、1位の「翔」と組み合わせたトレンドネーム。「大きく、高く飛躍してほしい」「立派で優れた人になってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位結翔(ゆいと、ゆうと)伸びやかでやさしい響きの「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」は、2018年年間ランキングでは18位、2019年は10位、2020年の上半期は9位にランクインしました。 「結」は「人とのご縁」「成功が実を結ぶ」といった意味を持ち、男女ともに人気の漢字。男の子の漢字ランキングでは22位、女の子では5位にランクインしています。 4位悠翔(はると、ゆうと)「悠翔(主なよみ:はると、ゆうと)」は、2018年年間ランキングでは25位、2019年は32位にランクイン。 遥か遠い様子や、のんびりと落ち着いた様子を表す「悠」と「翔」を組み合わせることで、伸びのびと大きくゆったりと大空を羽ばたくような印象を受けるようです。 5位翔(しょう)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は26位の「翔(主なよみ:しょう)」。2019年漢字ランキングで1位だったトレンドの漢字です。 「翔」には「空高く飛ぶ」という意味があり、スケールの大きさや、束縛されない自由さなどを感じさせるようです。潔い一文字ネームで、有名人では嵐の櫻井翔さんが同名で活躍されています。 6位湊翔(みなと)「湊翔(主なよみ:みなと)」は2018年の年間ランキングでは100位圏外でしたが、2019年に70位へと大きくランクアップした人気上昇中の名前です。「みなと」というよみは、2018年よみランキング6位から、2019年は3位へとランクアップしています。 「湊」は船や人が集まる場所を指す言葉で、海の雄大さを感じさせるほか、人気者になるように、人に恵まれるようにといった願いが込められているようですね。 7位海翔(かいと)「海翔(主なよみ:かいと)」は2018年の年間ランキングでは33位、2019年は44位。「かいと」というよみは、2019年よみランキング14位にランクインした名前です。 「海」は2年連続漢字ランキング30位にランクインしています。空を羽ばたくイメージの「翔」と組み合わせることで、海と空のイメージを掛け合わせたような壮大な印象を受ける名前です。 8位晴翔(はると)2020年上半期1位のよみである「はると」。「晴翔(主なよみ:はると)」の「晴」はその字の通り、雲がなく晴れている様子を意味し、「晴れた空のように明るい心の男の子になりますように」という願いが込められているようです。 「翔」と組み合わせることで、晴れた空を羽ばたいているような、より一層爽やかな名前になりますね。 9位瑛翔(えいと)「えいと」というよみは、2018年のよみランキングでは25位、2019年は29位にランクイン。 「瑛翔(主なよみ:えいと)」の「瑛」は、澄み切った玉の光という意味があり、水晶のような透明な玉を指します。心の美しい人になりますようにという願いを込めて名づけてもいいですね。 10位奏翔(かなと)「かなと」というよみは、2018年のよみランキングでは39位、2019年は31位にランクイン。 「奏」は2019年の漢字ランキングで19位にランクインする人気の漢字で、音や声を揃えて奏でる様子を意味し、「演奏」「合奏」などの熟語に使われることから、調和や芸術性を連想させる漢字です。 11位翔太(しょうた)「翔太(主なよみ:しょうた)」は2018年の年間ランキングでは44位、2019年は46位。「しょうた」というよみは、2019年のよみランキングでは64位でした。 大空を大きく羽ばたくようなイメージの「翔」に、「太」を組み合わせることで、さらに男らしく元気な印象の名前になりますね。芸能人では、俳優の松田翔太さんが同名で活躍されています。 12位一翔(かずと)2019年の漢字ランキング11位の「一」と「翔」を組み合わせた「一翔(主なよみ:かずと)」。 「物事のはじめ」「すべて」という意味のある「一」は、一つのことをなし遂げる頼もしいイメージを受けるようです。「リーダーになり、大きく羽ばたく人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2020年上半期、男の子に人気だった「飛翔ネーム」TOP12では、その字の通り、大空を羽ばたくような力強い印象を受ける名前が多かったです。12個のうち「陽翔」「大翔」「悠翔」「晴翔」の4つが、「はると」とよむ名前でした。また、12個中10個の名前が「〇〇と」とよむ「と止めネーム」。「翔」は「と」とよむ止め字として多く用いられていました。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子ベビーモデル/陽翔(はると)ちゃん(当時生後3カ月)
2020年10月13日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれの女の子6,840名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。9月生まれの女の子の名前は、神秘的で美しいイメージのある「月」を用いた“ルナネーム”が人気でした。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)5月以降、5カ月連続で1位を獲得している名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位、2020年の上半期でも1位と、今最も女の子に人気の高い名前です。「ひなた」「ひまり」のほか、「ひな」「ひより」「ひま」などさまざまなよみで名づけられていました。 ぽかぽかと暖かい太陽を連想させる「陽」と、太陽にむかって真っすぐ伸びる「葵」を組み合わせた、女の子らしい名前です。 2位紬(主なよみ:つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位、2020年上半期は2位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。8月の11位から、9月は2位へと大きくランクアップしました。 「紬」は美しく丈夫な絹織物を表すことから「周囲の意見に流されない、芯のある美しい女性になってほしい」「強い縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位凛(主なよみ:りん)5月以降TOP10にランクインしている「凛(主なよみ:りん)」。2018年、2019年と2年連続で年間ランキング2位にランクインし、2020年の上半期も4位にランクインするなど人気の高い名前です。 まるでリンリンと鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きでもありつつ、「凛とした」「凛々しい」にも用いられる「美しく自立した女性」というイメージも兼ね備えた名前です。 4位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位、2020年上半期では10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。8月の14位からランクアップしました。 暖かな日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜の花のイメージを持つような「菜」を組み合わせた名前です。花を連想する「フラワーネーム」の一つで、あたたかく親しみやすい印象です。 5位芽依(主なよみ:めい)5月以降、連続してTOP10にランクインしている「芽依(主なよみ:めい)」。2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期ランキングでは6位にランクインするなど人気の高さがわかります。 草木の発芽を連想し生命力のある「芽」に、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。「エネルギーに満ち溢れた、周囲から愛される女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位葵(主なよみ:あおい)2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位、2020年上半期は9位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。4月以降連続してTOP10にランクインしている名前です。 爽やかできりっとした印象の「い」止めネームで、男女ともに名づけとして人気の漢字です。太陽に向かってまっすぐに成長し、美しい花を咲かせる葵のように「すくすくと健康に成長しますように」という想いを込めてもいいですね。 7位美月(主なよみ:みづき)名前に「月」を用いた「ルナネーム」の代表格、「美月(主なよみ:みづき)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位、2020年上半期は16位にランクインしました。ここ数カ月TOP10圏外が続いていましたが、9月は7位にランクアップ。 空気が澄んで月が美しく見える9月にぴったりの名前ですね。美しく華やかな「美」に、優しい光や神秘的な雰囲気を感じさせる「月」を組み合わせた女性らしい名前です。有名人では、山本美月さんが同名で活躍されています。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位、2020年上半期は13位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。 名前をよんだときの音の響きもかわいらしく、人との絆や愛に満ち溢れた名前。「周囲の人に愛し愛される女の子に育って欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位葉月(主なよみ:はづき)2018年の年間ランキングでは39位、2019年は53位の「葉月(主なよみ:はづき)」。「葉」は2019年の漢字ランキング18位にランクインしている漢字。 若葉のような生命力あふれたイメージがあり、穏やかで優しい印象を受けるようです。旧暦で8月を指す「葉月」は「葉落ち月」が転じたものとされており、季節は“秋”。現在は、葉月=8月として用いられることも多いため、「葉月」は8月と9月生まれの赤ちゃんに多く名づけられているようです。 10位詩(主なよみ:うた)「詩(主なよみ:うた)」は、2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした名前。 古風で日本的な「レトロネーム」の一つで、音楽やリズム、言葉あそび、詩文などを連想させ、どことなく文学的で豊かな感性や芸術性を感じる名前です。「自分の気持ちを素直に言葉に表現できる、心の美しい子になりますように」という親の想いを感じられるようです。 10位莉子(主なよみ:りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。8月は9位にランクインし、9月もTOP10入りを果たしました。 音の響きが可愛らしく呼びやすい「二音ネーム」。また、名前に「子」を用いた「レトロネーム」でありながらも、「りこ」という響きは現代風です。「莉」はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられる漢字で、2019年漢字ランキング2位にランクインするなど人気があります。 ◇◇◇ 9月といえばお月見。一般的に9月は月を愛でる「十五夜(中秋の名月)」(※1)の習わしがあることから、毎年9月生まれの女の子の名前は「月」を用いた名づけが好まれる傾向にあります。 9月生まれの女の子の名前は、7位「美月(主なよみ:みづき)」、8位「葉月(はづき)」、13位「結月(主なよみ:ゆづき)」と、月間ランキング15位以内に初めて「ルナネーム」が3つランクインするなど、「ルナネーム」が多く名づけられていました。 (※1)2020年の十五夜は10月1日。9月7日から10月8日の間で毎年異なる<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:6,840件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月09日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれの男の子7,234名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年9月生まれの男の子の名前は、9月の記録的な厳しい残暑の影響か、海を連想する名前が人気でした。1位湊 (主なよみ:みなと)8月の月間ランキング12位だった「湊 (主なよみ:みなと)」が、9月は1位に。2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインしている、近年トレンドの名前の一つです。 「湊」は船や人が集まる場所を意味し、おだやかな水辺のイメージ。「明るく社交的で、人に恵まれ周囲から愛される人になりますように」という願いが込められているようです。 2位蓮(主なよみ:れん)8月は1位だった「蓮(主なよみ:れん)」が、9月は2位にランクイン。2018年、2019年の年間ランキングでも1位を獲得しており、大変人気の高い名前です。 水面に浮かぶ蓮(はす)の花は仏教の教えの中でも用いられることから、どこか清らかで落ち着きのある印象を受けるようです。蓮の花は7月から9月に開花期を迎えることから、この時季にぴったりの名前ですね。 3位朝陽(主なよみ:あさひ)2018年、2019年と2年連続年間ランキングでは11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年の上半期は10位にランクインしています。 「物事が始まる様子」「爽やか」なイメージのある「朝」に、「エネルギッシュ」「温かい」イメージがある「陽」を組み合わせた明るい印象の名前です。9月生まれの子に名づけることで、秋の爽やかな朝を思い浮かべるようですね。 4位蒼 (主なよみ: あおい、そう)2月から毎月TOP10にランクインしている「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位、2020年上半期は4位にランクイン。 青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させる「蒼」。青色という意味をもち、「蒼海(そうかい/青々とした海)」という言葉にも用いられることから、青い海や空を連想することができます。春・夏だけでなく、秋になってもまだまだ人気は高いままです。 5位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)7月は1位、8月は2位だった「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年上半期は2位と、いずれも上位にランクインしています。 ポカポカとおだやかな太陽の光をイメージする「陽」に、2019年の漢字ランキング1位の人気止め字「翔」を組み合わせた名前です。澄み渡る秋空の中を羽ばたくような、壮大な印象を受けるようですね。 5位律(主なよみ:りつ)7月、8月と2カ月連続で7位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2018年の年間ランキング21位から、2019年は5位に大きくランクアップし、2020年上半期は12位にランクインしています。 NHKの朝ドラ『半分、青い。』で、人気俳優・佐藤健さんが演じた役名に使われたこをきっかけに「律」という名前が急増し、その後すっかり人気のある名前として定着してきています。「律」は「おきて」や「お手本」を意味し、「真面目でしっかりした男の子」という印象を受けるようです。 7位湊斗(主なよみ:みなと)5月以降連続してTOP10にランクインしている「湊斗(主なよみ:みなと)」。2018年の年間ランキングでは25位、2019年は14位にランクインしています。 船や人が集まる場所を意味する「湊」に、星空や神秘的なイメージを受ける止め字「斗」を組み合わせた名前です。「広い心を持った、人を引き付ける魅力のある人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位樹(主なよみ:いつき、たつき)1月から毎月TOP10にランクインしている「樹(主なよみ:いつき、たつき)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位、2020年上半期は2位と非常に人気のある名前です。 賢くシャープでかっこいい印象の「き」止めネームの一つで、「大樹」「樹木」などに用いられることから「大きくて太い大樹のような、たくましくまっすぐな男の子」のイメージを受けるようです。 8位大翔(主なよみ:はると、ひろと)6月、7月は6位、8月は9位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年上半期も7位にランクインしています。 大きくて立派な様子を表す「大」に、翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」の一つ。「大きく、高く飛躍しますように」という親の願いが感じられるようですね。 8位凪(主なよみ:なぎ)2019年の年間ランキングで93位にランクインした「凪(主なよみ:なぎ)」が2020年9月は8位にランクイン。 凪は風や波が静まる様子を意味する漢字で、風のない穏やかな海の上を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「穏やかで、落ち着いて行動できるような、周囲にやすらぎを与える人になってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。力強くたくましい印象を受ける「濁音ネーム」の一つです。 9月生まれの男の子の赤ちゃんの名前は、通年人気の高い名前が上位を占めつつ、「湊」「湊斗」「蒼」「凪」など海を彷彿させる名前が多くつけられていました。 今年の9月は台風9号、10号が立て続けに接近し、9月では初めて40℃を超える地域もあった、記録的な残暑となりました。この厳しい残暑が、8月に引き続き、9月も海を連想する名前の増加に影響していたのかもしれません。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:7,234件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月08日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれのお子さん14,074名(女の子:6,840名/男の子:7,234名)を対象に『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を実施しました。女の子は名前に「月」を用いた名前や、響きが古風な名前、男の子は「湊」など海を連想させる名前が多くつけられていました。 名前ランキングTOP10 【女の子】「月」を用いた“ルナネーム”が人気!9月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位は「紬(つむぎ)」「凛(りん)」でした。「陽葵」は5月以降、5カ月連続で1位をキープしており、今最も人気の高い名前です。9月は名前に「月」を用いた「ルナネーム」が多く名づけられていました。7位「美月(主なよみ:みづき)」、8位「葉月(はづき)」、13位「結月(主なよみ:ゆづき)」と、月間ランキング15位以内に「ルナネーム」が3つランクインしたのはここ1年で初めてです。9月といえば“お月見”。一般的に9月は月を愛でる「十五夜(中秋の名月)」(※1)の習わしがあることから、「月」を用いた名づけが好まれる傾向にあります。 また、7月に100位以下の圏外、8月に14位だった「葉月」が、9月は8位へランクアップ。旧暦で8月を指す「葉月」は「葉落ち月」が転じたものとされており、季節は“秋”。現在は、葉月=8月として用いられることも多いため、「葉月」は8月と9月生まれの赤ちゃんに多く名づけられているようです。 【男の子】厳しい残暑の影響か? 海を連想する名前が増加9月生まれの男の子に人気の名前は、1位「湊(主なよみ:みなと、そう)」、2位「蓮(れん)」、3位「朝陽(主なよみ:あさひ)」という結果でした。「湊」は8月の12位から大きく順位を上げ、1位になりました。1位「湊」、7位「湊斗(主なよみ:みなと)」に用いられている「湊」は、水上航路が集まる“みなと”を表します。青色という意味をもつ4位「蒼(主なよみ:あおい、あお)」は、「蒼海(そうかい/青々とした海)」という言葉にも用いられます。海や風が静まることを意味する「凪(主なよみ:なぎ)」は、2019年の名前ランキングで93位でしたが、9月は8位を獲得。初めてTOP10入りしました。9月は「湊」を用いた名前や、「蒼」、「凪」など、海を連想させる名前が多く名づけられていました。今年の9月は台風9号、10号が立て続けに接近し、9月では初めて40℃を超える地域もあった、記録的な残暑となりました。この厳しい残暑が、8月に引き続き、9月も海を連想する名前の増加に影響していたのかもしれません。 よみランキングTOP10【女の子「レトロネーム」人気継続9月生まれの女の子に人気のよみ1位は「めい」、2位「つむぎ」、3位「ほのか」でした。1位の「めい」は、8月の7位から大きくランクアップ。今年に入ってTOP10ランクインをキープし続けているトレンドの名前です。 女の子の名づけトレンドの傾向としては、2位「つむぎ」、3位「ほのか」、10位「いろは」のほか、11位「いちか」、12位「あかり」、16位「はな」など、古風で日本的なイメージのある「レトロネーム」が好まれている印象です。年間ランキングを徐々に上げている「いろは」は、初めて月間ランキングでTOP10入り。毎月TOP20以内にランクインし続けており、2020年の年間名前ランキングでも上位ランクインが予想されます。 【男の子】厳しい残暑の影響か、海を連想する名前も人気9月生まれの男の子に人気のよみは、1位「はると」「みなと」、3位「ゆいと」でした。「はると」は2020年の月間ランキングで、1月以降9カ月連続1位! 2018年、2019年の年間ランキングで1位と、ここ数年で最も人気の高いよみです。また、6位「あおと」、8位「かいと」、10位「ゆうと」など、近年男の子の名づけでトレンドの「〇〇と」とよむ「と止めネーム」がTOP10中6つランクインしました。漢字ランキングTOP10【女の子】「月」が14位へランクアップ9月生まれの女の子に人気の漢字1位は「莉」、2位「花」、3位「愛」でした。8月の人気漢字1位は「夏」でしたが、9月は12位へランクダウンし、全体的にここ数年、年間ランキングでTOP10入りしている定番漢字がランクインしています。「ルナネーム」で用いられた「月」は、8月の16位から、9月は14位へランクアップ。226名の女の子に名づけられていました。 【男の子】「翔」が3カ月連続1位に!9月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「斗」、3位「大」という結果でした。「翔」は7月以降、3カ月連続で1位をキープしており、男の子の名づけに圧倒的な人気があります。 9月の名前ランキング1位となった「湊」が、漢字ランキング10位にランクイン。「夏」や「海」といった8月生まれの名づけで人気だった漢字を用いた名前が減少し、女の子の名づけ同様、年間を通して人気の高い漢字が上位を占めていました。 四季「秋」を用いた名前は16名9月生まれの「秋」を用いた名前を調査しました。女の子は「秋音(あきね)」「秋月(あづき)」「秋花(しゅうか)」「千秋(ちあき)」など8名、男の子も「秋人(あきと)」「秋楓(かえで)」「秋弥(あきや)」「秋佑(しゅうすけ)」など8名、計16名の赤ちゃんに名づけられていました。 ◇◇◇ 8月生まれの赤ちゃんの名づけは、「夏」や「海」を用いた季節感のある名前が男女ともに多い傾向にありましたが、9月生まれの赤ちゃんの名づけは、男女ともに通年人気の高い名前が上位を占めつつ、女の子は名前に「月」を用いた名前や、響きが古風な名前、男の子は「湊」など海を彷彿させる名前が多くつけられていました。 (※1)2020年の十五夜は10月1日。9月7日から10月8日の間で毎年異なる<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:14,074件(女の子:6,840件/男の子:7,234件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年10月06日2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気の止め字TOP10をご紹介いたします。 2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、2020年上半期に生まれの女の子のよみランキングTOP100にランクインした名前のよみから、今女の子の名前で最も人気のある止め字ランキングTOP10をご紹介します。1位な上半期で最も多く使われた止め字は「な」。上半期よみランキングTOP100には「はな」「ひな」「さな」「ゆな」「かんな」「ゆいな」「えな」など、なんと17個の名前がランクインしていました。二音、三音の名前、どちらにも使いやすいのも人気の理由かもしれません。 「な」止めネームは、やわらかくやさしい印象を受けるようです。2019年漢字ランキングでは、4位に「菜」、6位に「奈」がランクインしていることからも、人気の高さがわかります。「な」止めネームでは、女優の橋本環奈さんが活躍されています。 2位か賢くスタイリッシュな印象になる「か」止めネーム。「いちか」「ほのか」「ももか」「ゆいか」「ふうか」「はるか」「りんか」など、全部で11種類の名前が上半期よみランキングTOP100にランクイン。 2019年女の子の漢字ランキング3位には「花」、19位には「華」がランクインしています。「か」止めネームでは、女優の綾瀬はるかさんが活躍されています。 3位りちょっぴり古風でかわいらしい響きの「り」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「ひまり」「あかり」「ひかり」「しおり」「ひより」「あいり」「いおり」など9つの「り」止めネームがランクインしていました。 2019年名前ランキング首位の「陽葵(ひまり)」のほか、21位の「朱莉(あかり)」、30位の「ひかり」など、どこか明るく希望に満ちた印象の名前が多いようです。 4位き元気ではつらつとした印象の「き」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「ゆづき」「みつき」「さき」「ゆずき」「みさき」「なつき」「ゆき」の7つの「き」止めネームがランクインしていました。 2019年の漢字ランキング14位に「希」、16位に「月」がランクインしています。「き」止めネームでは、女優の山本美月さんが活躍されています。 5位い呼びやすいうえに、きりっとした印象の「い」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「めい」「ゆい」「あおい」「れい」「みれい」と、5つの「い」止めネームがランクインしていました。近年人気の二音ネームにも使いやすいのが特長です。 2019年の名前ランキングでは8位に「芽依(めい)」、12位に「結衣(ゆい)」がランクインしており、女優の新垣結衣さん、永野芽郁さん、宮崎あおいさん、桐谷美玲さんなど、美しい女性が多数活躍されています。 6位は上半期よみランキングTOP100には「いろは」「ことは」「ゆずは」「おとは」の4つの「は」止めネームがランクインしました。 漢字では「彩葉」「琴葉」「柚葉」など「葉」が人気。2019年漢字ランキングでも「葉」は18位にランクインしています。名前に「葉」の字が入ると、古風なイメージになります。 6位お上半期よみランキングTOP100には「みお」「りお」「まお」「なお」の4つの「お」で終わる名前がランクイン。漢字では「美桜」「澪」「莉央」「莉緒」などが人気です。 特に「みお」は2019年のよみランキングでも7位にランクインしており、響きがかわいらしい名前として人気があります。芸能人では、今田美桜さんが同名で活躍されています。 8位の「ひなの」「りの」「ゆの」の3つの「の」で終わる名前がTOP100にランクイン。 漢字では「陽菜乃」「詩乃」「彩乃」などがあり、2019年漢字ランキング8 位にランクインした人気漢字「乃」がよく使われているようです。「乃」を用いることで、どことなく優しく古風で上品な印象を受けるようです。「の」止めネームでは、指原莉乃さんが活躍されています。 9位こ「こ」止めネームが「りこ」「あこ」の2つランクイン。「莉子」は2019年の年間ランキングでは6位、2020年上半期は4位にランクインしている人気の高い名前です。 「子」の止め字を用いた、古風で和風な美を連想させる「レトロネーム」の一つですが、可憐で上品な響きは現代風で、レトロとイマドキのいいとこ取りの名前と言えます。「心」を「こ」とよむ名づけも多いようです。 9位ら「ら」止めネームは「さら」「そら」の2つがTOP100にランクイン。漢字では「咲良」「紗良」など「良」が人気。 「良」は2019年漢字ランキングでも67位にランクインしており、清らかな良い子に育つように願いを込めて名づけてもいいですね。「ら」止めネームでは、IZ*ONEの宮脇 咲良さんが活躍されています。 女の子の上半期人気止め字TOP10をご紹介しました。上半期は、やわらかい印象を受ける「な止めネーム」が圧倒的に人気という結果に。これから女の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月02日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年男女ともに「陽」を用いた「太陽ネーム」が人気です。 2020年上半期生まれの男の子では計531名、123種類と多様なバリエーションで名づけられていました。今回は、2020年上半期生まれの男の子の名前ランキングでTOP100にランクインした、「太陽ネーム」TOP8をご紹介します。1位陽翔(はると、ひなと)上半期「太陽ネーム」首位に輝いたのは、「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期は2位にランクインするなど、徐々に人気が高まっている名前です。 あたたかな太陽をイメージする「陽」に、人気の止め字「翔」を組み合わせることで、大空へ羽ばたくような壮大な印象を受け、明るく前向きなイメージのあるかっこいい名前です。 2位朝陽(あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は2018年、2019年と2年連続名前ランキング11位に、2020年の上半期は10位にランクインした名前です。 「澄んだ空気」「物事の始まり」のイメージのある「朝」と、エネルギッシュで快活なイメージのある「陽」を組み合わせることで、男の子らしく元気な印象を受けるようですね。前向きで力強くかっこいい「あ行ネーム」の一つです。 3位陽太(はるた、ようた、ひなた)「陽太(主なよみ:はるた、ようた、ひなた)」は、2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位、2020年の上半期は11位にランクインした名前。 太陽をイメージするエネルギッシュな「陽」に、男らしいイメージの止め字である「太」を組み合わせることで、力強い印象を受けます。「明るく元気で、周囲を照らす存在になってほしい」と願いを込めて名づけてもいいですね。 4位陽向(ひなた)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は20位、2020年の上半期は13位にランクインした「陽向(主なよみ:ひなた)」。「ひなた」というよみは男女ともに人気で、2019年の男の子のよみランキングでは9位に、女の子では23位にランクインしています。 8月の誕生花である向日葵の「向」を組み合わせた名前で、特に夏生まれの赤ちゃんの名前として人気が高まります。 5位陽大(はるた、ようた)「陽大(主なよみ:はるた、ようた)」は、2018年名前ランキング36位から、2019年は22位に大きくランクアップした名前。2019年の漢字ランキング5位の「陽」と、2年連続漢字ランキング2位の「大」を組み合わせたイマドキの名前です。 太陽をイメージする「陽」に、大きく立派な印象を受ける「大」。「太陽のように大きく健やかに成長してほしい」という親の願いが感じられるようですね。 6位陽(はる、ひなた)「陽(主なよみ:はる、ひなた)」は、2018年名前ランキング38位から、2019年は23位に大きくランクアップした名前。 印象的な一文字ネームで、温かさやおおらかさが感じられる名前です。「陽」は男の子の漢字ランキングでは5位、女の子では11位にランクインしており、男女ともに人気の高い漢字です。 7位陽斗(はると)2018年名前ランキング19位、2019年は17位にランクインした「陽斗(主なよみ:はると)」。 北斗七星を連想させる壮大なイメージの漢字「斗」は止め字としても人気で、美しくもどこか神秘的な印象に。太陽のような穏やかさの中にも、凛とした強さが感じられるような名前です。 8位太陽(たいよう)「太陽(主なよみ:たいよう)」は、2018年は100位ランキング圏外から、2019年は年間ランキング91位にランクアップした名前です。 その字の通り、自らの炎で周囲を照らし続けるエネルギッシュな太陽をイメージさせる名前です。有名人ではタレントの杉浦太陽さんが同名で活躍されています。 2020年上半期生まれの男の子の名前ランキングTOP100以下の「太陽ネーム」は、「悠陽(主なよみ:はるひ、ゆうひ)」、「陽仁(主なよみ:はると)」、「陽葵(主なよみ:ひなた)」、「春陽(主なよみ:はるひ、はる)」、「陽真(主なよみ:はるま)」、「優陽(主なよみ:ゆうひ)」の順に多く名づけられており、全部で123種類の名前のバリエーションがありました。 TOP8つのうち「陽太」「陽向」「陽大」など、3つがたくましいイメージの「た止めネーム」。力強く元気いっぱいな印象の名前が多かったです。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) ベビーモデル/春陽(はる)ちゃん(当時生後4カ月)文/福島絵梨子
2020年10月01日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は10月生まれの女の子6,716名に人気の名前ランキングをご紹介します。10月は古風で日本的な印象の「レトロネーム」が大人気でした。 1位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクイン。 「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋生まれにぴったりの名前です。また、楓の種子には翼がついていることから、「大空を羽ばたくような女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位陽葵(ひなた、ひまり)「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は2019年の年間名前ランキング1位、2020年の上半期人気ランキング1位と近年女の子の名づけで最も人気のある名前の一つです。 ぽかぽかとおだやかな太陽を連想させる「陽」と、真っすぐに伸びて色とりどりの花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしさと女性らしさを兼ね備えた品のある名前です。「ひまり」「ひなた」のほか、「ひまわり」「ひより」「ひな」などのかわいらしい響きも人気の理由のようです。 3位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクイン。 「人との良縁」や「結果が実を結ぶ」ようなイメージのある「結」に、夜空で美しく輝く「月」を合わせた、どこか神秘的な印象を受ける名前です。10月の夜空は空気も澄んで月が美しく見える時期。この季節にぴったりですね。 3位紬(つむぎ)2018年の年間ランキング16位から、2019年は4位へと大きくランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。日本的で古風な名前「レトロネーム」の中でも、特に近年人気が高まっている名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物のことで、江戸時代にはそのしっかりと丈夫な生地から普段着としても使用されていたというほど。「芯のある自立した女の子に育ちますように」「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位結衣(ゆい)「結衣(主なよみ:ゆい)」は2018年の年間ランキングでは4位、2019年は12位、2020年の上半期ランキングでは11位にランクインする名前です。男女問わず人気のある女優・新垣結衣さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 人とのご縁を表す「結」に、美しい衣や絹を意味する「衣」を組み合わせており、どことなく古風で気品のある印象です。呼びやすく覚えやすい「二音ネーム」です。 6位結菜(ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位にランクイン。2019年漢字ランキング5位の「結」と、4位の「菜」の人気漢字を合わせたイマドキの名前です。 黄色のかわいらしい菜の花を連想させ、明るく愛らしい印象を受ける「菜の花ネーム」の一つです。「結」という漢字から「人との結びつき」「実を結ぶ」などを連想することから、「良縁に恵まれますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 6位凛(りん)「凛(主なよみ:りん)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング2位、2020年上半期ランキングでは4位にランクインするなど人気の高い名前です。 「凛々しい」「凛とした」などの言葉に使われることから、自分の道を自分の力で切り開いて歩んでいくような、美しくも自立した女性のイメージがあります。「りん」という音の響きからは、かわいらしく透明感のある印象を受けるようです。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位、2020年上半期ランキングでは8位にランクインする名前です。 「澪」は、川や海の船が通る水路を意味しており、広い海や穏やかな川のようにどこかゆったりとして安心感があります。漢字の中には「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」の一つでもあります。 9位美月(みつき、みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。2020年上半期ランキングでも16位にランクインしています。 その字の通り美しく女性らしい「美」に、優しい光で暗闇を照らす「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想させ、「秋の夜長」で知られる10月にピッタリの名前です。 9位陽菜(はるな、ひな)本ランキング6位の「結菜」と同じく「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つである「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2018年の年間ランキング5位、2019年は14位、2020年上半期ランキングでも10位にランクインしています。 あたたかなやさしい陽射しを連想させる「陽」に、かわいらしい菜の花のイメージがある「菜」を組み合わせた、女の子らしい名前です。芸能人では小島陽菜さんが同名で活躍されています。 2019年の10月生まれの女の子の名前では、「楓」「結月」「紬」「澪」「美月」といった古風で日本的な印象のある「レトロネーム」がTOP10内に5つもランクインしていました。また、十五夜に次ぐ名月を楽しむ「十三夜」のある10月は、「月」を用いた名前「結月」「美月」がランクインしていたのもの大きな特徴です。これから女の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)調査件数:6,716件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月29日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、10月生まれの男の子6,857名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。10月は「〇〇と」とよむ「と止めネーム」と、漢字一文字の「一文字ネーム」が大人気です。 1位蓮(れん)「蓮(主なよみ:れん)」は、2018年・2019年の年間名前ランキングで1位を獲得している、今最も人気のある名前です。2019年の8月以降、3カ月連続で1位を獲得しており、2020年の上半期ランキングでも1位という結果になりました。 夏に開花を迎え秋頃には実が成長する、蓮(はす)をイメージする人も多いのではないでしょうか。仏教の花としても親しまれていることから、清らかで落ち着いた印象を受けるようです。さわやかで洗練された印象の「一文字ネーム」の一つです。 2位律(りつ)イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の「律(主なよみ:りつ)」。2017年はランキング100位圏外でしたが、2018年4月~9月に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優の佐藤健さんが演じた役名として広く知られるようになりました。同年10月ごろから人気が急上昇し、2018年の年間名前ランキングでは21位、2019年は5位にランクインしています。 「律」という漢字には「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われることから、まじめで賢くどこか芸術的な印象を受ける名前です。 3位大翔(はると、ひろと)「翔」がつく飛翔ネームの「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年の上半期も7位にランクインしています。 2019年漢字ランキング首位の「翔」と2位の「大」を組み合わせた人気のイマドキネームです。「大空を羽ばたくように世界で活躍するような人」という印象を受けるようなスケールの大きい名前です。 3位湊(そう、みなと)「湊(主なよみ:そう、みなと)」は、2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位、2020年上半期ランキングでは6位にランクインしている人気の名前の一つ。 「湊」は水上航路の集まってくる「みなと」を意味することから、人や物が集まってくるという印象を受けます。「人気者になり、よい友人に恵まれますように」という願いが感じられるようです。海をイメージする名前なので、グローバルに活躍してほしいという思いも感じられます。 5位蒼(あおい、そう)「蒼(主なよみ:あおい、そう)」は2018年の年間ランキング15位、2019年は8位にランクインし、2019年9月に引き続き10月も5位にランクイン。2020年上半期ランキングでも4位にランクインするなど、近年人気の高い名前です。 「蒼」は、植物が生い茂る様子を意味し、さわやかで健康的なイメージがあります。「草木が生い茂るようにすくすくと育ちますように」という願いが感じられるようです。 6位颯真(そうま、ふうま)「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」は、2018年、2019年の年間ランキングで2年連続16位にランクイン。2020年の上半期ランキングでも8位にランクインしています。 落ち着いた印象の「ま止めネーム」の一つであり、「まっすぐ正直、はつらつとした爽やかな男の子になって欲しい」という願いが込められているようですね。 7位悠人(はると、ゆうと)男の子の名前で人気の止め字「人」を用いた「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。2018年の年間ランキング9位、2019年は13位にランクインし、2020年の上半期ランキングでは17位にランクインしました。 「悠」は「はるか遠い様子」や「のんびりした様子」を表し、スケールが大きく落ち着いたイメージを持ち、音の響きからも伸びやかで優しい印象を受けるような名前です。 7位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位にランクイン、2020年上半期では11位にランクインしました。 やわらかな日差しの太陽を連想させる「陽」と、はつらつと元気な印象を受ける「太」を組み合わせた名前。「太陽のように朗らかに、たくましい男の子に成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位陽翔(はると、ひなと)本ランキング3位の「大翔」と同じく、希望に満ち溢れた「飛翔ネーム」である「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期ランキングでは2位と徐々に人気が高まっている名前です。 太陽を連想させる「陽」に、大空を高く飛び回る様子を思い浮かべる「翔」の組み合わせは、爽やかな空を羽ばたき飛んでいくようなイメージを受けるようですね。 10位大和(やまと)2018年の年間ランキングでは7位、2019年は9位にランクインした「大和(主なよみ:やまと)」。2020年上半期ランキングでも16位にランクインしています。 日本の伝統的な美しさが感じられるような「レトロネーム」の一つです。たくましさや大らかさを感じさせる「大」と、「平和」「和やか」という言葉からも安心感を受ける「和」を組み合わせた名前です。「男らしく力強さもありながらも、大らかで周囲を安心させるような頼もしい人になってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10月生まれの男の子に人気の名前TOP10の中で、「大翔」「湊」「悠人」「陽翔」「大和」と、なんと5つも「と止めネーム」がランクイン!また、漢字一文字の「一文字ネーム」も4つランクインしていました。 10月生まれで「十」という漢字を用いた名前は、「十真(とうま)」「十和(とうわ)」など6人に名づけられていました。9月生まれの「九」がつく名前の赤ちゃんは0人でしたので、「十」は生まれ月を名づけに取り入れやすい漢字のようです。これから男の子を出産される方はぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)調査件数:6,857件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月27日こんにちは!どすこい母さんこと、ケイコモエナです。みなさまお元気でお過ごしでしょうか? 私は元気です!今回は、「その一言って、いる? 」と思ったときのお話です。私にとっては育児中の喜びや怒りに、水をさされた一言でした。ええ、細かいことです、ええ、心狭いです。私。「なにうちの子超優しいぃーー!」「うちの子天才ーー?」「えっ、めちゃかわいいーー!」と心から溢れ出る気持ちを、「男の子だからね」「女の子だからね」と大きくひとまとめにされると、「あるあるだよね」「それは普通よ」と言われているような気がして、その一言いるーー? と心の中で叫んでしまいます。え、そんなつもりじゃないって?うんうん、言ってる人に悪気はないのは200も承知です。そうです、私の心が歪んでるだけです。だって、誰でも我が子がかわいいし、我が子は特別! 男の子は女の子はという言葉を「イチくんは」「ゆあちゃんは」と言ってくれると、あっ、この人はこの子を見てくれてる! と感じ、その人のことが大好きになってしまいます。そんな私も以前は「ひとまとめ」にしてしまう傾向がありました。2人がもっと小さい時、育児が不安でしょうがなくていつも育児書を片手に持っていました。生後6ヶ月くらいならハイハイできるはずなのに…、1歳ならこのくらいの体重でもう歩けるはずなのに…、もっと言葉が出てくる年齢のはず…、とその年齢に我が子を当てはめながら「ひとまとめ」にし、不安な日々を過ごしていたのを、今はとても後悔しています。年齢、性、国籍、環境、いろんなことの「ひとまとめ」を省いて、我が子の個性そのものを見て応援できる親でいたい。そう願う日々であります。最後まで読んでくださりありがとうございました!ではまた次回に!
2020年09月25日子どもが園に入ると、避けて通れないのがママ同士の関わり。わが家では、私が専業主婦になったタイミングで子どもを保育園から幼稚園に転園させたのですが、最初にびっくりしたのはママ同士が「お互い敬語を使わない」「名前で呼び合う」ことでした。今回の記事では、私自身がその環境に戸惑いながらも、そこに隠された思いなどを自分なりにひも解いていくことで、ママ達との関係に変化が出てきた話を紹介します。ママ同士が「タメ口」「〇〇ちゃん」子どもが転園した幼稚園は園バスがあり、バス停で数組の親子が待つ仕組みになっていました。私たちが転園してきて数週間後、バス停のママ達が声をかけてくれて、子どもが園に行っている間にランチをしました。ランチでは、お互いの自己紹介を経て、比較的すぐの段階で、「平日毎日顔を合わせるわけだし、敬語は使わなくていいよ。呼び方は〇〇ちゃんでいいかな?」という話を持ちかけられました。保育園時代、朝晩の送り迎えで他のパパやママとすれ違うことはありましたが、どちらかというと時間に追われてすぐその場を去っていたため、親の交流というものがありませんでした。そのため、ママ同士(しかも複数)で会うこと自体、この時が初めて。「え、敬語を使わずに話すの?しかも名前で呼び合うんだ!」とものすごく衝撃を受けたのを今でも覚えています。まさにカルチャーショック!最初はママ同士のタメ口に抵抗感がビジネスシーンでは必然的に敬語を使っていたため、「敬語を使わず、タメ口で話す」という環境自体に最初は抵抗感がありました。タメ口や名前で呼び合うのは、出会って間もない人に使うのは失礼に当たるという考えがあったためです。しかし、子どもの通う園のママ達は、むしろ反対のようでした。「なぜ、タメ口のほうがいいんだろう?どうして名前で呼び合うんだろう?」そんな疑問が頭の中に浮かび上がってきました。「フラットな関係・仲間」への歓迎の証かも初めてのことなので、その疑問を私なりに分析してみました。園バスの送り迎えで、1日2回は顔を合わせるママ達。頻繁に会うのに、敬語を使うような他人行儀のままでは、なかなか話のきっかけを持てないということもあり、タメ口を使っているのかなと考えるようになりました。また、「〇〇くんのママ」ではなく、「△△ちゃん」と自分の名前で呼ばれるのは、「私は私」として認められている気がして、少しうれしい気持ちもありました。私は過去に海外で暮らしていたことがあるのですが、海外では初対面から名前でやり取りするのは一般的です。「あなたのことをもっと知りたい」という思いがそこには反映されており、園のママ達が名前で呼び合うのは、ある意味理にかなっていると思いました。また、日本の場合、年齢なども考慮して敬語を使う場面が多いように感じます。しかし、園のママ同士では、年齢を意識するよりも、”フラットな立場(上下関係がない)”で交流したいという思いが強く出ているのかもしれません。そう思うと、タメ口や名前呼びへの抵抗感も少しずつ薄れていきました。今ではタメ口を提案する側に。気の合うママ友もできた!とはいえ、習慣とはなかなか消えないもので…。そこで、初めのうちに、「私はあまりタメ口を使うのに慣れていなくて…。しばらくは敬語になっちゃうかもしれません。徐々に切り替えますね」と伝えました。結局、タメ口を使うのに慣れるまで、半年くらいかかりました。いつしかママ同士の距離が近づいてその後、次第にいろんな話題も話せるようになり、プライベートの相談もしあえる気の合うママ友もできました。ママ同士の距離が近づいたことで、家族が困った時にお互い助け合ったり、園や習い事、小学校など、子育て情報の交換も気軽にできるようになりました。私も最初は慣れなかったタメ口ですが、今では新しく園に入ったママに提案する側です。ただ、自分がその環境に慣れるまで時間がかかった経験があるので、「もしよければ」という前置きをするようにしています。タメ口や名前呼びに抵抗感を感じる人は多いかもしれません。また無理にする必要もありません。ただ、私としては、やってみたら意外とよい面もあったということが、大きな気づきになりました。ママ自身も園生活を楽しめることを第一に、ママ友交流をしてみてください。<文・写真:ライターnanahi>
2020年09月25日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの男の子に人気の止め字TOP6をご紹介します。1位と上半期で最も多く名づけられていた止め字は「○○と」。「と止めネーム」は近年男の子の名づけで人気が高く、2019年の年間ランキングでもTOP10中5つもランクイン。 上半期よみランキングTOP100には、「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」など、なんと21の名前がランクインしていました。「陽翔」「湊」「大翔」「結翔」「大和」の順に多く名づけられています。 2位た上半期の人気止め字2位は「た止めネーム」。2019年の漢字ランキングでも2位「大」、3位「太」と上位に「た」とよむ漢字がランクインしており、人気の高さがわかります。 男らしくたくましいイメージの名前が多く、上半期よみランキングTOP100には「そうた」「ひなた」「かなた」「こうた」「あらた」など12の名前がランクイン。「陽太」「陽向」「陽大」「奏汰」「颯太」などの漢字が用いられています。 3位き賢くシャープで、かっこいい印象を受ける「き止めネーム」。上半期よみランキングTOP100には「はるき」「いつき」「こうき」「りつき」「いぶき」など8つの名前がランクインしていました。 漢字は「樹」「悠希」「一颯」「律希」などが名づけられています。特に「樹」は2019年の年間ランキング4位、2020年上半期ランキングでも2位にランクインするなど人気の高い名前です。 4位ま男の子らしさとやわらかさを兼ね備えた「ま止めネーム」も例年人気。上半期よみランキングTOP100では、「そうま」「ゆうま」「はるま」「とうま」「りょうま」「しょうま」の6つの名前がランクインしました。 上半期ランキングTOP20にも「悠真」「颯真」の「ま止めネーム」がランクインしています。竹内涼真さん、生田斗真さんなど、イケメン俳優をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんね。 5位せい上半期よみランキングTOP100には、「ゆうせい」「こうせい」「たいせい」「りゅうせい」「かいせい」など、「せい」がつく名前も5つランクインしました。 2019年の年間ランキングでは「悠生」「琉生」「大晴」の3つがランクイン。「生」は2019年の年間ランキングでも13位にランクインするなど、人気の止め字です。 6位すけ伝統的で古風な「レトロネーム」の一つ、「○○すけ」とよむ「すけネーム」。上半期よみランキングTOP100には、「そうすけ」「おうすけ」「こうすけ」の3つがランクインしました。 「すけ」には「介」「佑」「祐」「輔」などの漢字が多く用いられているようです。2019年の漢字ランキングでは、28位に「介」、33位に「佑」、59位に「祐」がランクインしています。 6位たろう力強く男らしい印象を受け、日本の伝統的な美しさが感じられる「レトロネーム」でもある「たろうネーム」。上半期よみランキングTOP100には、「こうたろう」「こたろう」「りんたろう」の3つの「たろうネーム」がランクインしました。 「倖太朗」「煌太郎」「幸多郎」「鼓太朗」「虎太郎」「倫太朗」「凜太朗」など、漢字では「○○太郎」の人気が高かったようです。 上半期人気止め字TOP6をご紹介しました。上半期は、力強くてかっこいい響きの「と止めネーム」の人気が圧倒的に高いという結果になりました。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子ベビーモデル/大和(やまと)ちゃん(当時生後9カ月)
2020年09月16日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた45,577名の女の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気の植物ネームTOP20を発表します。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」2018年の年間ランキングで6位、2019年は1位にランクインした「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年5月、6月と2カ月連続で首位を獲得し、特に6月は1カ月間で「陽葵」と名づけられた人数が過去最多となりました。葵は梅雨から夏にかけてきれいな花を咲かせることから、上半期特に多く名づけられました。 2位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は、2018年の年間ランキングで3位、2019年は5位にランクイン。かわいらしい黄色の菜の花を連想させる「菜」は、女の子の止め字として人気が高い漢字で、2019年の人気漢字ランキング4位にランクインしています。 3位莉子(主なよみ:りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。「莉」という漢字は3~5月に開花時期を迎える「茉莉花(ジャスミン)」に使われており、可憐で上品な印象を受ける名前です。 4位芽依(主なよみ:めい)「芽依(主なよみ:めい)」は2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインした名前です。5月は英語で「MAY(メイ)」と発音することからか、月間ランキングでは4月11位から5月2位へと大きくランクアップするという結果になりました。草木の発芽、芽が出はじめることを意味する「芽」は、エネルギッシュな印象を受けます。 5位葵(主なよみ:あおい)「葵(主なよみ:あおい)」は2019年女の子の名前ランキング3位にランクイン。6月は葵の花が見頃を迎えることから、別名「葵月(あおいづき)」ともいわれており、「葵」という名前が多く名づけられる傾向です。太陽に向かって伸びる葵のように「すくすくと健康に、誠実に成長しますように」という想いが込められているような名前です。 6位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)太陽を連想させる「陽」に、菜の花のイメージのある「菜」を合わせることで、あたたかく親しみやすい印象の「陽菜(主なよみ:ひな、はるな)」。女の子の名づけで人気の「菜の花ネーム」の一つです。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインしています。 7位咲良(主なよみ:さくら、さら)「咲良(主なよみ:さくら、さら)」は2019年の名前ランキングで14位の名前です。「さくら」というよみから桜の花を連想させることから、特に3月・4月に増える「春ネーム」の一つ。桜の花のように多くの人に愛され、親しまれるような名前です。 8位さくら7位の「咲良」に続き、8位も同じよみの「さくら」。ひらがなネームの「さくら」も春は特に人気で、2019年4月には3位にランクインしました。こちらも3月・4月に増える「春ネーム」でもあり、日本的で古風な響きの名前の「レトロネーム」の一つでもあります。 9位杏(主なよみ:あん)「杏(主なよみ:あん)」は2019年の年間ランキング16位にランクイン。6月下旬~7月中旬に最盛期を迎える杏の実や花は日本で昔から親しまれている花です。また、「アン」という響きは外国でも通用するグローバルな名前で、呼びやすく覚えやすい響きです。 10位杏奈(主なよみ:あんな)2019年の年間ランキング19位にランクインしたのは「杏奈(主なよみ:あんな)」。実りの多い人生を連想させる「杏」と、穏やかで愛らしい印象の「奈」を組み合わせた女の子らしい名前です。同名では女優の石橋杏奈さんが活躍されています。 11位芽生(主なよみ:めい)「芽生(主なよみ:めい)」は2018年の年間ランキングでは27位、2019年は42位にランクインした名前。4位の「芽依」と同じく、5月(英語でMAYメイ)を連想させることから、5月に人気が高まりました。生命力にあふれた印象を受ける名前です。 12位琴葉(主なよみ:ことは)さわやかで清潔なイメージの「葉」がつく名前、「琴葉(主なよみ:ことは)」。2018年の年間ランキングでは21位、2019年は23位にランクインした近年人気の名前です。どことなく古風な雰囲気のある落ち着いた名前ですね。 13位美桜(主なよみ:みお)日本を象徴する花、桜を用いた「美桜(主なよみ:みお)」。2018年の年間ランキング68位から2019年は32位へと大きくランクアップしている名前です。こちらも桜が見頃を迎える3月・4月に特に増える春ネームです。 14位柚葉(主なよみ:ゆずは)「柚葉(主なよみ:ゆずは)」は2018年の年間ランキング51位、2019年は59位にランクインした名前。冬の季語「柚子湯」の影響か、「柚」は冬生まれに特に人気の漢字で、「柚葉」は2020年1月6位にランクインしました。 15位花(主なよみ:はな)2018年、2019年と2年連続年間ランキング25位にランクインした「花(主なよみ:はな)」。シンプルながらも印象に残る名前です。寒い冬が終わり、草花が芽吹く3月・4月に人気が高まる「春ネーム」の一つです。 16位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)和を感じる名前で、音の響きもかわいらしい「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。2018年の年間ランキング55位から、2019年は27位へと大きくランクアップした名前です。「彩」という漢字は2年連続漢字ランキング12位にランクインしており、安定して人気のある漢字です。 17位咲茉(主なよみ:えま)「咲茉(主なよみ:えま)」は2018年の年間ランキング95位、2019年は92位にランクインした名前。ジャスミン(茉莉花)の漢字に使われ、可憐で魅力的な女の子のイメージがある「茉」が使われています。 18位朱莉(主なよみ:あかり)高貴な雰囲気があり、美しい赤色のイメージを受ける「朱莉(主なよみ:あかり)」。こちらもジャスミン(茉莉花)に用いられる「莉」が使われています。2018年の年間ランキング30位、2019年は21位にランクインした名前です。 19位一花(主なよみ:いちか)かわいらしい印象の「花」止めネームの一つである「一花(主なよみ:いちか)」。美しい「花」に、「一つ」「一番目」「すべて」などを表す「一」をつけることで、唯一無二の存在である印象を受けるようですね。 20位楓(主なよみ:かえで)一文字ネームの「楓(主なよみ:かえで)」。2018年の年間ランキング10位、2019年は18位にランクインした名前です。楓の実には翼がついていることから、将来世界に羽ばたくような女性になってほしいという願いも込められているようです。 2020年の上半期の女の子の植物ネームでは、「桜」や「茉莉花」、「葵」、「菜の花」など、春先から夏に咲く美しい花を連想させる名前が人気という結果になりました。これから女の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月15日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,6787名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。まじめで頼もしいイメージになる四音以上の名前は、「〇〇すけ」など古風な名前がトレンドです。2020年上半期、男の子に人気だった四音以上の名前TOP20を発表します。 1位そうすけ2018年のよみランキングでは8位、2019年は18位にランクインした「そうすけ」。「奏佑」「蒼介」「湊介」「奏介」「颯介」「颯佑」「想介」「蒼佑」などさまざまな漢字の組み合わせで名づけられていました。やさしさとさわやかさをイメージさせる「そう」に、古風で粋な男らしさを感じさせる「すけ」。同じよみでは俳優の池松壮亮さんが活躍されています。 2位ゆうせい2018年のよみランキングでは21位、2019年は22位にランクインした「ゆうせい」。や行の伸ばす音で、やさしく伸びやかな「ゆう」に、近年人気の「せい」という止め字を組み合わせた名前。「悠誠」「悠晴」「優成」「佑成」などが名づけられました。 3位こうせい2018年のよみランキングでは35位、2019年は28位にランクアップした「こうせい」。「康誠」「晃成」「晃誠」「煌惺」「恒成」などの漢字が用いられました。同じよみではお笑いコンビ・ミキの昴生さんが活躍されています。 4位たいせいランキング2位「ゆうせい」、3位「こうせい」に続き、「せい」で止まる名前「たいせい」。2年連続よみランキングで43位にランクインしています。「大誠」「泰誠」「大晟」などで名づけられました。 5位りょうま2018年のよみランキングでは36位、2019年は45位にランクインした「りょうま」。「涼真」「稜真」「怜真」「令真」「涼馬」などの漢字が用いられました。江戸時代末期の志士・坂本龍馬や、俳優の竹内涼真さんなど、かっこいい男性のイメージがある名前です。 6位しょうまランキング5位の「りょうま」と同じく、「ま」で止まることで安定感があり落ち着いた印象の「しょうま」。2018年のよみランキングでは38位、2019年は49位にランクインしました。同名では仮面ライダーエグゼイドでパラド役を演じた俳優、甲斐翔真さんや、フィギュアスケート選手の宇野昌磨選手が活躍されています。 7位おうすけ「おうすけ」は2018年のよみランキングでは87位、2019年は88位にランクイン。男らしい「おう」という響きが印象的な名前です。「桜介」「旺佑」「凰介」「桜輔」などが名づけに用いられました。「桜」を用いた名前は、上半期4月生まれの赤ちゃんに多く使われていました。 8位りゅうせい2018年のよみランキングでは86位、2019年は84位にランクインした「りゅうせい」。「琉聖」「琉惺」「龍正」「流星」などの漢字が用いられました。漢字ランキング21位の「琉」は青い海や南風を連想させ、近年人気の漢字。同名では俳優の横浜流星さんが活躍されています。 9位こうたろう2018年のよみランキング84位から2019年は78位にランクアップした「こうたろう」。「幸太郎」「康太郎」「幸汰朗」「煌太郎」などが名づけられました。力強く男らしい印象の「たろうネーム」で、同名では俳優の吉田鋼太郎さんや小泉孝太郎さんが活躍されています。 10位こうすけ元気で勇ましいイメージの「こう」と、古風で粋なイメージの「すけ」を組み合わせた「こうすけ」。2018年のよみランキングでは56位、2019年は63位にランクインしています。「康介」「康亮」「幸佑」「航輔」などの漢字が名づけに用いられました。元競泳選手の北島康介選手や、同じく競泳選手の萩野公介選手など、たくましい印象を受ける名前です。 11位こたろう2018年のよみランキングでは81位、2019年は82位にランクインした「こたろう」。「琥太郎」「虎太郎」「虎汰朗」などの漢字が用いられ、荒々しくも勇猛な「虎」を含む名前が人気。「たくましい子に育ちますように」という願いを感じられるような名前です。 12位りょうた2018年のよみランキングでは58位、2019年は79位にランクインした「りょうた」。「凌大」「諒太」「陵汰」「凌汰」「遼太」などの漢字が名づけに用いられました。同名ではGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太さんが活躍されています。 13位かいせい「快晴」を連想させ、晴れ渡る青空をイメージするような「かいせい」。2018年のよみランキングでは91位から2019年は76位に大きくランクアップしました。「海成」「海誠」「海惺」「櫂成」などの漢字が用いられ、スケールの大きな印象を受ける漢字「海」の人気の高さがわかります。 14位しょうた2018年のよみランキングでは52位、2019年は64位にランクインした「しょうた」。「柊太」「翔大」「翔太」「祥太」などの漢字が用いられました。「翔」は2019年漢字ランキング1位を獲得した毎年人気の漢字で、大空を羽ばたくような印象を受ける名前です。同名では、俳優の松田翔太さんや染谷将太さんがいらっしゃいます。 15位りんたろう「りんたろう」は、2018年のよみランキングでは89位、2019年は68位へと大きくランクアップした名前。「凛太朗」「凛太郎」「倫太朗」などが名づけに用いられました。漢字ランキング98位にランクインした「凛」は近年人気の漢字で、自分の道を毅然と歩んでいくイメージがあり、颯爽とした印象です。 16位しゅうと「しゅうと」という名前には、「柊斗」「柊音」「秀人」「柊澄」などの漢字が用いられました。「柊」は2018年の漢字ランキング70位から2019年は50位へと大きくランクアップした漢字。柊(ひいらぎ)は漢字のつくりに「冬」がついていて、冬生まれの赤ちゃんの名前にぴったり。常緑小高木である柊のように「強く優しく健やかに成長しますように」という願いが感じられるようです。 17位りょうすけ2018年のよみランキングでは79位、2019年は93位にランクインした「りょうすけ」。「涼介」「亮介」「涼輔」「遼介」などの漢字が用いられました。涼やかな響きの「りょう」に、助けることを意味する「介」をつけることで、親しみやすく軽やかな印象を受ける名前です。 18位りゅうと「りゅうと」という名前には、「琉斗」「琉翔」「隆翔」「隆叶」などの漢字が用いられました。2019年の漢字ランキング21位にランクインし、青い空や海をイメージさせる「琉」や、人生の発展や成功を願って名づけられるような「隆」が目立ちました。 19位こうだい「こうだい」という名前には、「煌大」「晃大」「航大」などの漢字が用いられました。響きも見た目も、力強くスケールの大きさを感じさせる名前です。同じよみでは俳優の浅香航大さんが活躍されています。 20位けんしん「けんしん」という名前には、「健心」「謙真」「賢信」などの漢字が名づけに使われました。誠実でまっすぐな印象の漢字を用いることが多かったようです。人気アニメ「るろうに剣心」を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。強くたくましく古風な名前です。 2020年の男の子四音以上の名前では、男らしくたくましい名前が多く見受けられました。TOP20のうち「すけ」がつく名前が4つ、「せい」がつく名前が5つという結果に。これから男の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月10日ベビーカレンダーは、2020年8月生まれの女の子6,559名を対象に、『8月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。猛暑日が続いた8月生まれの女の子の名づけランキング結果はいかに……!? 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)5月以降、4カ月連続で1位を獲得している「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」が、8月も1位を獲得しました。2020年上半期の人気ランキングでも堂々の1位です。 夏の日差しを連想させる「陽」と、梅雨ごろから夏にかけてきれいな花を咲かせる「葵」を組み合わせたフラワーネーム。「太陽のように朗らかで明るく、落ち着いた品のある女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位葵(主なよみ:あおい)2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。6月は6位、7月は3位、8月は2位と着実に順位を上げています。 葵は空に向かってきれいな色の花を咲かせることから「葵の花ように、すくすくと健康に、美しく育ちますように」という願いが感じられるようですね。2019年の漢字ランキングでは男の子38位、女の子15位にランクインしていることからも、男女問わず人気の高い名前ということがわかります。 3位芽依(主なよみ:めい)2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。5月は英語で「MAY-メイ-」ということから5月に人気が集中し、それ以降連続でTOP10に入っています。 若々しさや生命力を感じさせる「芽」と、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前で、「エネルギッシュで、周囲から愛される人になりますように」という親の願いを感じられるようです。 4位凛(主なよみ:りん)「凛(主なよみ:りん)」は2018年・2019年と2年連続年間ランキングで2位にランクインするなど、近年人気の高い名前です。 「凛とした」「凛々しい」「凛然」などにも使われていることから、自立したかっこいい女性像をイメージする方も。よみは鈴の音のようにかわいらしい音の響きで、キュートで覚えやすい二音ネームの一つでもあります。 5位琴葉(主なよみ:ことは)2018年の年間ランキングでは21位、2019年は23位にランクインした「琴葉(主なよみ:ことは)」。美しい音色を奏でる弦楽器「琴」に、さわやかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせた名前です。 どことなく古風で優雅な印象を受け、「琴の音色のように、美しくも穏やかな人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位結月(主なよみ:ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクイン。2020年上半期ランキングでも7位にランクインしており、安定した人気です。 「良縁に恵まれるように」という願いが込められたような「結」と、夜空に優しく光り輝きどこか神秘的な印象を受ける「月」を組み合わせた名前。高貴で知的な印象になる濁音ネームの一つです。 5位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位、2020年上半期ランキングでも3位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。2019年の人気漢字ランキング5位の「結」と、可愛らしい黄色い菜の花を連想させる人気漢字ランキング4位の「菜」を組み合わせた名前です。 明るく親しみやすい印象を受け、ひらがなも丸みを帯びていて女の子らしい名前です。 8位結衣(主なよみ:ゆい)「結衣(主なよみ:ゆい)」は2018年の年間ランキング4位、2019年は12位にランクイン。5月8位、6月9位、7月8位、2020年上半期ランキングでも11位にランクインするなど、人気の高い名前です。女優の新垣結衣さんと同名です。 「結ぶ」「実をつける」という意味をもつ「結」に、美しい衣や絹を意味する「衣」を組み合わせた名前で、気品のある印象を受けるようです。 9位澪(主なよみ:みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクイン。5月8位、6月7位、7月8位、2020年の上半期ランキングでも8位にランクインするなど、安定して人気があります。 「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあり、穏やかに水が流れている印象を受けるような名前です。「みお」というよみもかわいらしく、2019年のよみランキングでも7位にランクインしています。 9位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位にランクイン。「莉」という漢字はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられ、その可憐な印象からか2019年漢字ランキング2位にランクインするなど女の子に人気の漢字です。 名前に「子」がつくレトロネームの一つですが、「りこ」という響きは現代的。音の響きがかわいらしく、呼びやすい名前です。 8月の女の子の名前では、梅雨の時期から夏に見頃を迎える「葵」を用いた「陽葵」が1位、「葵」が2位という結果でした。このほか、「夏帆」が7月39位から8月は14位へ、「夏希(なつき)」が7月82位から8月29位へと人気急上昇。「葉月(はづき)」「千夏(ちなつ)」「帆夏(ほのか)」など、夏らしい名前が人気でした。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年8月1日(土)~2020年8月25日(火)調査件数:6,559件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月09日ベビーカレンダーは、2020年8月生まれの男の子6,743名を対象に、『8月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。猛暑日が続いた8月生まれの男の子の名前は、「夏ネーム」が人気だったようです。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年の年間ランキング1位の「蓮(主なよみ:れん)」が、7月の5位からランクアップし、8月は1位を獲得しました。 「蓮」は仏教の教えの中でも用いられ、水面に浮かぶ蓮(はす)の花を思い浮かべることから、「清らかで落ち着きのある男の子」という印象を受ける方もいらっしゃるのではないでしょうか。呼びやすく覚えやすい、二音ネームの一つです。 2位陽向(主なよみ:ひなた)「陽向(主なよみ:ひなた)」は、夏の日差しを感じさせる太陽の「陽」と、8月の誕生花である向日葵の「向」を組み合わせた名前です。 8月らしい要素が詰まった名前であることから、8月生まれの男の子人気が高まったようで、7月の40位から大きく順位を上げ、8月は2位という結果になりました。「太陽のように周囲を照らし、志を高く持った人になりますように」という願いが感じられるようです。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」が、7月は1位、8月は2位という結果になりました。「陽向」と同じく、こちらも夏の太陽をイメージさせる漢字「陽」が用いられた名前です。 「翔」は2019年の漢字ランキング1位の人気止め字であり、頼もしい印象を受ける漢字。太陽の光の中、大空へと羽ばたくような壮大なイメージを受けるような名前です。 4位樹(主なよみ:いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は、2020年の1月から8月まで連続してTOP10にランクインしており、2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位にランクインしている人気の名前です。 壮大な自然を連想させる「大樹」「樹木」にも用いられていることから、「大きくて太い大樹のように、たくましくまっすぐに成長してほしい」といった想いを込めて名づけてもいいですね。 5位蒼 (主なよみ: あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。 5月は2位、6月は4位、7月は2位にランクインしており、青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させることからも、春から夏にかけて特に人気が高くなるようです。明るく開放的で、おおらかな印象を持つ「あ」行ネームの一つでもあります。 5位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2018年の年間ランキングでは25位、2019年は14位にランクインしています。月間ランキングでは5月6位、6月5位、7月10位に続き、8月は5位にランクインするなど、TOP10入りが続いている人気の名前です。 船や人が集まる場所を意味する「湊」に、止め字として人気で、きれいな星空や神秘的なイメージを受ける「斗」を組み合わせた「湊斗」。「海のように広い心を持ち、魅力的で輝ける人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位悠人(主なよみ:はると、ゆうと)2018年の年間ランキングでは9位、2019年は13位にランクインした「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。月間ランキングで7月は8位、8月は7位と着実に順位を上げています。 広大な自然や時の流れ、どっしりと落ち着いているいう印象を受ける「悠」に、「と」という響きからも安定感のある「人」を組み合わせた名前です。「はると」というよみは2019年よみランキング首位、優しい印象を受ける「ゆうと」は2019年のよみランキング4位と、どちらも人気のよみです。 7位律(主なよみ:りつ)イマドキでかっこいい印象を受ける「ら行ネーム」の一つ、「律(主なよみ:りつ)」。2018年の上半期に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で、人気俳優・佐藤健さんが演じた役名に使われたのがきっかけになったのか、2018年の年間ランキング21位から2019年は5位に大きくランクアップし、今ではすっかりトレンドの名前です。 「おきて」や「お手本」という意味がある「律」は、「真面目で強い男の子に育ちますように」という願いが込められているようです。 9位伊織(主なよみ:いおり)「伊織(主なよみ:いおり)」は2018年の年間ランキングでは28位、2019年は21位にランクインしている名前です。昨年から徐々に順位を上げている注目のレトロネームの一つで、2020年の上半期名前ランキングでも17位という結果になりました。 賢くシャープな印象のある「伊」に、細やかな模様が織り込まれたやわらかい絹織物を意味する「織」を組み合わせた、どことなく和をイメージさせる名前です。 9位大翔(主なよみ:はると、ひろと)「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」は、2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位にランクインした名前です。月間ランキングで6月・7月は6位、8月は9位と、3カ月連続TOP10入りを果たしました。 2019年の漢字ランキング2位で、立派な様子を表す「大」に、漢字ランキング1位で翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた、トレンドネーム。「大きく、高く飛躍しますように」「立派で優れた人になりますように」といった願いが感じられるようですね。 2020年8月は国内最高気温と並ぶ41.1度を記録するなど、例年に比べてさらに暑かったですね。その影響もあってか、8月生まれの男の子の名前では、太陽を意味する「陽」を用いた「陽向」「陽翔」などの「夏ネーム」の人気が急上昇しました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年8月1日(土)~2020年8月25日(火)調査件数:6,743件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月08日■いたずらとチャレンジの間迷惑をこうむるのはだいたい大人。だからついつい「いたずら」と言ってしまうのですが、本人にとってはチャレンジなんでしょうね…でも!! クッションはお願いだからやめてほしい!全ての穴を縫い、ビーズを片付けるのお母さん、すごく…大変だったよ…。泣■悪事をチャラにする「カワイイ」このようにして、日々小悪魔に振り回されているのですが、最近、しらばっくれることを覚えたハル。「◯◯したのハルでしょ!?」と聞くと、目線をななめ上にしながら「ちがうよ~?」と答えてきます。あまりの白々しい態度につい笑ってしまい厳しさが緩んでしまうのです。こうやって賢くなっていくのだな…と感じました…。
2020年09月02日ベビーカレンダーは、2020年8月生まれのお子さん13,302名(女の子:6,559名/男の子:6,743名)を対象に『8月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を実施しました。この夏の猛暑の影響か、「夏」を用いた名前が昨年よりも増加しています。 名前ランキングTOP10 【男の子】「夏」や「海」を用いた名前、7月に続き人気8月生まれの男の子に人気の名前は、1位「蓮(れん)」、2位「陽向(ひなた)」、3位「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」という結果でした。2位の「陽向」は7月40位から大きく順位を上げ、2位に。「ひなた」というよみ、太陽を意味する「陽」、8月の誕生花である向日葵の「向」と、8月らしい要素が詰まった名前で、特に8月生まれの男の子の名前で人気が高まったようです。 ランク外ですが注目なのは、7月・8月生まれは「夏」「海」にまつわる名前が増えるということ。「夏樹(なつき)」は7月圏外(100位以下)から8月は33位へ急上昇していたほか、17位「海翔(かいと)」、33位「海斗(かいと)」、83位「夏向(かなた)」、83位「海(かい)」が7月から引き続き人気が高まっていました。 【女の子】「夏帆」「夏希」などの「夏」ネームが人気8月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「葵(あおい)」、3位「芽依(めい)」でした。「陽葵」は5月以降、4カ月連続で1位を獲得しています。 女の子も同様に夏らしい名前の人気が高まる8月。「夏帆」は7月39位から8月14位へ、「夏希(なつき)」は7月82位から29位へ人気急上昇したほか、14位「葉月(はづき)」、40位「千夏(ちなつ)」、47位「帆夏(ほのか)」など8月らしい名前が圏外から大きくランクアップしており、8月は特に季節感のある名前が好まれていることがわかりました。 よみランキングTOP10【男の子】「かい」とよむ名前がランクアップ8月生まれの男の子に人気のよみは、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」でした。「はると」は2020年の月間ランキングで1月以降1位を獲得しており、大変人気の高いよみです。7月につづき、夏らしい「夏ネーム」が人気です。9位「かいと」は7月6位から引き続きTOP10入り。29位「かい」、36位「かいり」、49位「かいせい」など、「かい」とよむ「海」を用いた名前のよみがランクアップしていました。 また、「なつき」も7月53位から8月は22位へランクアップしており、特に8月生まれの男の子によく名づけられていることがわかりました。 【女の子】「夏」を「か」とよむ名前が8月トレンドに8月生まれの女の子に人気のよみ1位は「あおい」、2位「ほのか」、3位「ゆい」でした。7月に8位だった「ほのか」が8月は2位へ、「かほ」は7月22位から8月17位へともにランクアップ。これは「か」とよむ漢字に「夏」をあてる名前が増えたことから、人気が急上昇したようです。また、盛夏に花を咲かせる植物カンナが8月の季語であるためか、「かんな」も7月37位から8月は26位へ順位を上げました。33位「なぎさ」が圏外から大きくランクアップ。渚は海や湖の波打ちぎわを指すことから夏のイメージが強く、この時季の名づけで多く使われているようです。漢字ランキングTOP10【男の子】「夏」ネーム、春生まれの約7倍増8月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「大」、3位「斗」という結果でした。「翔」は7月に続き、2カ月連続で1位です。4月・5月の春生まれの名づけでは圏外だった「夏」が、7月48位から8月29位へランクアップしています。 「夏」を用いた名前について調べてみると、春生まれでは毎月平均13名でしたが、7月は56名、8月は90名と増えており、「夏」は春と夏で比較すると約7倍多く名づけられています。 「夏」を用いた名前では、「夏樹」「夏向(かなた)」「夏希(なつき)」「夏輝(なつき)」「夏生(なつき)」「夏暉(なつき)」「琉夏(るか)」の順に多く名づけられていました。 【女の子】「陽」「葉」「帆」など夏らしい漢字、人気に8月生まれの女の子に人気の漢字1位は「夏」、2位「結」、3位「莉」でした。4月・5月の春生まれの赤ちゃんでは、「夏」を用いた名前が毎月60名から70名ほど名づけられていましたが、人気漢字1位となった8月は351名、春生まれの5倍以上の赤ちゃんに「夏」を用いた名づけがされていました。このほか、太陽を指す「陽」(8位)、8月の陰暦「葉月」の「葉」(14位)、風を受けて船を進める船具を意味する「帆」(20位)や、波のない海面が静まることを指す「凪」(30位)など、夏や海を連想させる漢字の順位が上昇しており、8月は特に夏らしい漢字を使った名づけが好まれる傾向にあることがわかりました 「夏」ネーム、昨年比120名増。猛暑影響か2020年8月は、国内最高気温と並ぶ41.1度を記録するなど猛暑が続き、とにかく暑い、暑かったという印象。この暑さの影響か、「夏」を用いた名前は2019年8月よりも120名増えていました。 赤ちゃんが生まれた日のうだるような暑さを思い出す……夏ネームの増加は、この夏の気候も影響しているのかもしれませんね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年8月1日(土)~2020年8月25日(火)調査件数:13,302件(女の子:6,559件/男の子:6,743件 ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年09月01日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年、男女ともに二音から成る「二音ネーム」が人気です。今回は2020年上半期よみランキングから、男の子に人気の「二音ネーム」TOP20を発表します。1位りく2018年、2019年と2年連続よみランキング5位にランクインした「りく」。「陸」「凛空」「陸玖」などの漢字が用いられました。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前で、スケールの大きな印象を受けます。 2位はる2018年のよみランキング27位から、2019年は17位へと大きくランクアップした「はる」。「暖」「陽」「悠」「晴」「葵」など一文字の漢字があてられており、「一文字ネーム」の人気の高さがうかがえます。どことなく温かみのある穏やかな印象の漢字が多く用いられました。 3位そら2018年よみランキングの24位から、2019年は19位へとランクアップした「そら」。「蒼」「蒼空」「空」「昊」「大空」などの、大空をイメージするような漢字が用いられました。1位の「りく」と同じく、大地・海・空をイメージさせる「陸海空ネーム」の一つです。 4位れん2018年のよみランキングでは15位、2019年は13位にランクインした「れん」。漢字では「蓮」「漣」の人気が高い結果になりました。年間名前ランキングでは2年連続「蓮(れん)」が首位を獲得しており、近年大変人気の高い名前です。 5位れお2018年のよみランキング44位から、2019年は32位へとランクアップした「れお」。「怜央」「蓮央」「羚央」などの漢字が用いられました。かっこいい響きがイマドキ。「怜央」や「羚央」は、漢字のつくりに「令」が使われている「令和ネーム」でもあります。 6位りつ「りつ」は2018年のよみランキング55位から、2019年は30位へと大きくランクアップした名前。「律」「璃律」「吏都」などの漢字が用いられていました。「律」は2018年の年間名前ランキング21位から、2019年は5位へと大きくランクアップしている注目の名前です。 7位さく2018年、2019年のよみランキングで2年連続46位にランクインした「さく」。「朔」「朔久」「咲玖」「傑」などが実際に名づけられていました。「朔」は、月の第一日を表すことから、「物事の始まり」を意味する漢字でもあります。 8位るい2018年のよみランキング48位、2019年は43位にランクインした「るい」。青い空や海をイメージさせる人気の漢字「琉」に「生」を組み合わせた「琉生」のほか、「琉偉」「類」などの漢字が用いられました。同名ではモデルの栗原類さんが活躍されています。 9位あお「あお」は2018年のよみランキング73位から、2019年は60位へとランクアップ。自然が生み出す美しい青緑色をイメージさせる「碧」「蒼央」などが実際に名づけに使われました。 10位れい「れい」は2018年の61位から、2019年は38位へと大きくランクアップしました。「礼」「澪」「零」などの漢字が用いられています。2019年の女の子のよみランキング59位にランクインしていることからも、男女ともに人気がある名前だとわかります。 11位かい2018年のよみランキング77位から、2019年は50位へとランクアップした「かい」。「櫂」「快」「海」「凱」などの漢字が用いられました。年間ランキングでは「櫂」が2018年の100位圏外から、2019年は68位へと人気急上昇しています。 12位ゆうやさしい響きの「ゆう」。2018年のよみランキングでは57位、2019年は58位にランクインしています。「悠」「悠生」「優」「佑」などで実際に名づけられていました。 13位りと2018年のよみランキング100位圏外から、2019年は69位へと大きくランクアップした「りと」。「理人」「凛士」「莉翔」などの漢字が用いられました。凛々しくかっこいい響きで、近年注目の名前です。 14位こう「こう」は2018年のよみランキング53位から、2019年は48位へとランクアップした名前。「煌」「光」「昴」「巧」「滉」などシャープでかっこいいイメージの一文字漢字が多く使われました。同名では俳優の前原滉さんが大河ドラマなどで活躍されています。 15位そう2018年のよみランキングは59位、2019年は55位にランクインした「そう」。「蒼」「湊」「颯」「奏」「想」「創」などの漢字が名づけに用いられました。「蒼」「湊」「颯」など、壮大な自然を感じさせ、爽やかでかっこいい一文字ネームが目立ちました。 16位がく2018年のよみランキングは67位、2019年は71位にランクインした、力強さやたくましさも感じられる濁音ネームである「がく」。「岳」「樂」「楽」などの漢字が用いられました。芸能人では俳優の濱田岳さんが同名で活躍されています。 17位けい2018年のよみランキングは49位、2019年は53位にランクインした「けい」。外国の人でもよみやすく覚えやすい名前です。「慶」「圭」などの漢字が用いられました。プロテニスプレーヤーの錦織圭選手や、俳優の田中圭さんが同名で活躍されています。 18位なぎ力強さとインパクトがある「なぎ」。「凪」「梛」などの漢字が名づけに用いられていました。風や波が静まる様子を意味する「凪」は、2019年93位にランクイン。「梛」は暖地に自生する丈夫な木を表すことから、自然のイメージがあります。 19位とあイマドキの名前の印象を受ける「とあ」。「凌空」「翔空」「翔葵」「叶空」などさまざまな漢字を組み合わせて名づけられていました。なかでも「空」や「翔」など、大空を羽ばたくようなイメージの漢字が目立ちました。 20位じんどことなくやさしいイメージを受けつつも重厚感のある響きの「じん」。2018年のよみランキングは97位、2019年は95位にランクインしています。「仁」「迅」などの漢字が用いられました。同名では歌手・俳優の赤西仁さんが活躍されています。 2020年の男の子上半期「二音ネーム」では、男らしくインパクトのある名前が多く見受けられました。TOP20のうち7つが、イマドキな響きの「ら行ネーム」という結果に。これから男の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月01日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は9月生まれの女の子6,083名に人気の名前ランキングをご紹介します。9月は名前に「月」のつく「ルナネーム」が大人気! 1位陽葵(ひなた、ひまり)9月生まれの女の子の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年は5月から7月の3カ月連続で1位を獲得している今最も人気の名前です。 ぽかぽかとおだやかな太陽を連想させる「陽」と、太陽に向かって色とりどりの花を咲かせる「葵」を組み合わせた名前です。花の名前を用いた「フラワーネーム」の一つでもあります。「太陽のように朗らかで、葵の花のようにすくすくと、品のある女性に育ちますように」という願いが込められているのかもしれませんね。 2位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2019年8月の5位からランクアップして、9月は2位にランクイン。2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクインした名前です。 人とのご縁や絆を意味する「結」に、夜空に美しく輝く「月」を合わせた神秘的な名前です。月がきれいに見える9月にピッタリの名前ですね。 3位莉央(りお)2019年漢字ランキング2位の「莉」を用いた「莉央(主なよみ:りお)」。2018年の年間ランキングでは34位、2019年は24位へとランクアップしています。 「莉」という漢字は「茉莉花(ジャスミン)」にも用いられ、可憐な印象から近年女の子の名前に人気があります。「真ん中」という意味がある「央」を用いることで、「花のような存在で、人気者になりますように」という願いが感じられるようです。 4位葵(あおい)2019年8月は7位から、9月は4位へとランクアップした「葵(主なよみ:あおい)」。2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位にランクインしており、近年注目度の高い名前です。 葵の花は太陽に向かって美しい花を咲かせることから、「葵の花のように、美しく成長しますように」という親の願いを込めて名づけてもいいですね。 4位莉子(りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。2つの音から成り、呼びやすくキュートな雰囲気になる「二音ネーム」の一つです。 止め字に「子」を用いた古風な「レトロネーム」でありがら、よみは可憐で現代風な響きです。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われる漢字で、7月~9月に開花することから、9月生まれの女の子に特にピッタリです。 6位美月(みづき)「美月(みづき)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクイン。 美しく華やかで女性らしい「美」に、優しい輝きや神秘的な雰囲気を感じさせる「月」を組み合わせた名前です。同名の芸能人では、女優の山本美月さんが活躍されています。 7位芽依(めい)2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。若々しさや生命エネルギーを感じさせる「芽」と、いつくしみを感じる「依」と組み合わせた名前で、トトロに登場する元気いっぱいなメイちゃんを想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。 呼びかけやすい「二音ネーム」の一つであり、「草花が芽吹くようにエネルギーに溢れ、周囲から愛される人になりますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。 7位紬(つむぎ)どことなく高貴で知的な印象の「濁音ネーム」の一つである「紬(主なよみ:つむぎ)」。2018年の年間ランキング16位から、2019年は4位へと大きくランクアップしました。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物のことで、江戸時代には普段着としても使用されていたというほど丈夫な布だったそうです。「自立した芯の強い女性に育ちますように」「丈夫な縁や絆で結ばれますように」という親の想いを感じられるようですね。 7位陽菜(はるな、ひな)菜の花を連想させる「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つである「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2019年の年間ランキングでは14位にランクインしています。 あたたかな日差しを連想させ陽気なイメージのある「陽」に、かわいらしい菜の花を連想させる「菜」を合わせた、親しみやすい印象の名前です。芸能人では元AKBの小島陽菜さんが同名で活躍されています。 7位凛(りん)2018年、2019年と2年連続年間ランキング2位の「凛(主なよみ:りん)」。 「凛然」「凛々しい」「凛とする」などの言葉にも使われることから、美しくもしっかりと自立した女性という印象を受けるようです。「周囲に流されず、自分の足で人生を歩む女性になりますように」という願いが込めて名づけてもいいですね。 9月は十五夜のイメージがあるためか、「結月」や「美月」など名前に「月」のつくの「ルナネーム」が人気でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年9月1日(日)~2019年9月23日(月)調査件数:6,083件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年08月28日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、9月生まれの男の子6,128名を調査した人気名前ランキングをご紹介します。9月はとにかく「一文字ネーム」が大人気でした! 1位蓮(れん)2018年・2019年の年間ランキングで1位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。8月に引き続き9月も1位を獲得。さわやかで洗練された印象で、近年非常に人気がある名前です。 「蓮」は、夏に開花を迎え水面に穏やかに浮かぶ蓮(はす)の花をイメージするようで、仏教で用いられる花としても知られることから、清らかで落ち着いた印象を受けるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。「清く純粋な心を持ち、たくましい子に育ってほしい」といった願いを込めて名づけてもいいですね。 2位樹(いつき)2019年8月の10位から大きくランクアップし、9月は2位にランクインした「樹(主なよみ:いつき)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位だった人気の名前です。 賢くシャープでかっこいい「き」止めネームの一つで、「樹林」「大樹」などに使われることからも、生命力あふれる力強い木々を連想させるようです。「生い茂る樹木のように、すくすくと伸びやかに育ってほしい」といった親の願いを感じられるようです。 2位湊(そう、みなと)2019年8月の6位からランクアップし、9月は2位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。 「湊」は船や人が集まる場所を意味し、まるで海のような雄大さを感じさせるスケールの大きな名前で、グローバルに活躍するイメージを受けるようです。「明るく社交的で、周囲に人が集まるような人生になりますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。 4位新(あらた、しん)2018年の年間ランキングでは14位、2019年は12位、2019年漢字ランキングでも66位にランクインしている「新(主なよみ:あらた、しん)」。 「あらた」という読みは、たくましい印象になる「た止めネーム」です。物事の始まりや最初という意味のある「新」は、新鮮で生命力に溢れているイメージを受けるようです。同名では「井浦新」さんが活躍されています。 5位蒼(あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。 植物が生い茂る様子を意味する「蒼」は、「青々とした草木が生い茂るようにすくすくと育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。2018年の漢字ランキングでは10位、2019年は9位にランクインするなど人気の高さがわかります。 6位律(りつ)2017年はランク外でしたが、2018年の年間ランキングでは21位、2019年は5位へと近年人気急上昇中の「律(主なよみ:りつ)」。人気が出たきっかけは、2018年に放送された連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)で佐藤健さんがヒロインの幼馴染「萩尾 律」を演じられたからかもしれませんね。 「律」という漢字には「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」「規律」などにも使われることから、賢く芸術的な印象を受けます。 7位朝陽(あさひ)2018年、2019年と2年連続年間ランキング11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。 「澄んだ空気」「物事の始まり」「爽やか」なイメージのある「朝」に、太陽のように暖かい陽射しをイメージさせる「陽」を組み合わせた名前で、まるで爽やかな朝に登る太陽を思い浮かべるような美しい名前です。前向きで力強くカッコイイ「あ行ネーム」の一つです。 7位湊斗(みなと)2位にランクインした「湊」と同じよみの「湊斗(主なよみ:みなと)」。2019年漢字ランキング14位にランクインした、港や人が集まるところという意味を持つ「湊」に、2019年漢字ランキング4位で北斗七星を連想させる「斗」を組み合わせた名前です。 「広い心を持ち明るく社交的な人・人を引き付ける魅力がある輝くような人になりますように」という願いが感じられるようですね。 9位結翔(ゆいと、ゆうと)伸びやかでやさしい響きの「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。2018年年間ランキングでは18位、2019年は10位にランクインしています。 「結」という漢字は男の子の漢字ランキングでは22位、女の子では5位にランクインしており、男女ともに人気の漢字です。「人とのご縁」「植物が実をつける」といった意味を持つ「結」に、大空を羽ばたくイメージのある「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」の一つです。 10位大翔(はると、ひろと)9位の「結翔」に引き続き、こちらも「飛翔ネーム」の「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2019年よみランキングでは「はると」が1位を獲得、名前ランキングでは7位にランクインしています。2019年漢字ランキング首位の「翔」と、2位「大」を組み合わせたトレンドの名前です。 漢字の通り、「大空を羽ばたくように世界で活躍する人になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 2019年9月のランキングでは、TOP10のうちなんとTOP6すべてが漢字一字の「一文字ネーム」でした。これから男の子を出産される方はぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年9月1日(日)~2019年9月23日(月)調査件数:6,128件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年08月27日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年、男の子の名前は「○○と」と読む「と止めネーム」が大人気です。 上半期名前ランキングTOP20に、6つの「と止めネーム」がランクインしていました。今回は、2020年上半期、男の子に人気の「と止めネームTOP10」をご紹介します。1位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」が、2020年上半期の「と止めネーム」1位を獲得しました。 あたたかな太陽をイメージする「陽」に大空を羽ばたくイメージの「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」の一つで、明るく前向きで壮大な印象を受ける名前です。 2位湊(主なよみ:みなと)「湊(主なよみ:みなと)」は2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインする、近年人気の高い名前。 「湊」は船や人が集まる「みなと」を表し、人や物が集まりにぎやかで楽しい様子をイメージするようです。「明るく社交的で、周囲の人に愛される人になってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 3位大翔(主なよみ:はると、ひろと)2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。漢字ランキング1位の「翔」と、2位の「大」を組み合わせたイマドキの名前です。 その字の通り大きく羽ばたくイメージを受けることから、「大きく、高く飛躍してほしい」「立派で優れた人になってほしい」という親の願いを感じられるようです。 4位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2018年の年間ランキングでは18位、2019年は10位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。 「結ぶ」「植物が実をつける」などの意味を持つ「結」には、「良縁に恵まれますように」という願いが込められているようです。「結」は男女ともに人気の漢字で、2019年男の子の漢字ランキング22位、女の子では5位にランクインしています。 5位大和(主なよみ:やまと)日本の古称でもある「大和(主なよみ:やまと)」は、男らしいイメージの名前です。2018年の年間ランキングでは7位、2019年は9位にランクインしていました。 2019年の漢字ランキング2位、たくましさや雄大さを感じさせる「大」と、漢字ランキング27位で、穏やかという意味をもつ「和」を組み合わせた名前です。「大らかで広い心を持ち、たくましい男性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位悠人 (主なよみ:はると、ゆうと)2018年の年間ランキングでは9位、2019年は13位にランクインした「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。2019年のよみランキングでは「はると」が1位を獲得し、優しい音の響きの「ゆうと」が4位にランクインしました。 「悠久」「悠然」などにも使われ、大らかさや落ち着いた様子をイメージさせる「悠」に、安定感があり人気の止め字である「人」を組み合わせた名前。「のびのびと大らかで安心感のある人になりますように」という想いを感じられるようです。 7位悠斗(主なよみ:はると、ゆうと)2018年の年間ランキングでは27位、2019年は26位にランクインした「悠斗(主なよみ:はると、ゆうと)」。 のんびりしていてはるか遠くを意味する「悠」に、どこか神秘的で響きも漢字のイメージもりりしさを感じさせる「斗」を組み合わせた名前です。紳士的でやさしく、落ち着いた人という印象を受けるようですね。 8位陽大(主なよみ:はると)2018年名前ランキング36位から、2019年は22位に大きくランクアップした「陽大(主なよみ:はると)」。「と止めネーム」以外にも、「ひなた」「ようた」という読みもあります。 2019年の漢字ランキング5位、太陽を連想させる「陽」と、2018年2019年と2年連続2位の「大」。人気の漢字を組み合わせた名前です。「たくましく立派な男の子に育ちますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。 9位陽斗(主なよみ:はると)「陽斗(主なよみ:はると)」は2018年名前ランキング19位、2019年は17位にランクイン。穏やかな太陽を連想させる「陽」を用いた名前は、本ランキングに3つもランクインしています。 「陽」と北斗七星を連想させる壮大なイメージを受ける「斗」を組み合わせることで、おだやかさの中に凛とした強さも感じさせるような名前です。 10位蒼大(主なよみ:あおと)「蒼大(主なよみ:あおと)」は、2018年の名前ランキング30位、2019年は28位にランクイン。自然界の深みのある青緑色を指す「蒼」という漢字は、2019年の男の子の漢字ランキング9位にランクインしています。 「スケールが大きく、力強く生い茂る草のように強くたくましい人になりますように」という願いが込められているようです。 2020年上半期、男の子に人気の「と止めネームTOP10」をご紹介しました。「と止めネーム」はまじめで頼もしく、力強い印象を受けます。止め字としては「大」「翔」「斗」が特に人気でした。これから男の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木) 調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年08月11日ベビーカレンダーは、2020年7月生まれの女の子6,952名を対象に、『7月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。「夏」を用いた「夏ネーム」や、「詩」「紬」「凪」など、古風で日本的な「レトロネーム」に人気が集まっていました。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2018年の年間ランキングで6位、2019年は1位の「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」が7月も1位を獲得しました。「陽葵」は5月以降3カ月連続で1位を獲得しており、春から夏にかけて人気が高いことがわかります。 ぽかぽかとあたたかい太陽をイメージさせる「陽」と梅雨から夏にかけてきれいな花を咲かせる「葵」を組み合わせた、この時季にぴったりのフラワーネーム。「やさしい陽射しのように朗らかで、品格のある華やかな女性になりますように」という願いが込められているような名前ですね。 2位凛 (主なよみ:りん)2018年、2019年と2年連続年間ランキング2位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」が、6月の8位から大きくランクアップして、7月は2位にランクイン。 「凛とした」「凛々しい」「凛然」などという言葉に用いられることからも、自立したかっこいい女性をイメージするようです。一方で、よみの「りん」は鈴の音のようにかわいらしく、キュートで呼びやすい「二音ネーム」の一つでもあります。 3位葵(主なよみ:あおい)可憐でかわいらしい「フラワーネーム」の一つ、「葵(主なよみ:あおい)」。6月の6位からランクアップして、7月は3位にランクインしました。 2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位と近年人気の高い名前です。「太陽に向かって伸びる植物の葵のように。すくすくと健康に誠実に成長しますように」という想いが込められているようです。2019年の漢字ランキングでは男の子の38位、女の子の15位にランクインするなど、男女ともに人気の名前です。 4位結月(主なよみ:ゆづき)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位の「結月(主なよみ:ゆづき)」。「人とのご縁」や「結果が実を結ぶ」などを表す「結」と、夜空に優しく光り輝く「月」を組み合わせた女性らしい名前です。 高貴で知的な印象になる「濁音ネーム」です。「人とのご縁に恵まれ、優しく明るく輝くような人生を送れますように」という想いから名づけることもあるようです。 5位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)6月に引き続き7月も5位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインしています。 暖かな日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、女の子らしい「フラワーネーム」の一つ。「陽」と「菜」はそれぞれ2019年漢字ランキング11位と4位にランクインしており、ともに人気の高い漢字です。 6位芽依(主なよみ:めい)5月は2位、6月は4位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」が、7月もTOP10 入りし6位にランクイン。2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインしています。 草木の発芽を意味し若々しさや生命力を感じさせる「芽」と、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前で、「エネルギーに満ち溢れ、周囲の人から愛される人になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 7位詩(主なよみ:うた)2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした「詩(主なよみ:うた)」が、7月は7位にランクインしました。 「詩」は楽しい音楽やリズム・言葉を連想させ、どことなく豊かな感性や芸術性を感じる名前です。「気持ちを素直に言葉に表現できる、心の清らかな子になりますように」という親の想いを感じられるようです。 8位結衣(主なよみ:ゆい)2018年の年間ランキングでは4位、2019年は12位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」が、7月は8位にランクイン。 人とのご縁を表し、「周囲の人に恵まれますように」という願いを込めて用いられる「結」に、衣や絹を意味する「衣」を組み合わせた名前です。同名では女優の新垣結衣さんが活躍されています。 8位紬(主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位にランクイン。5月、6月は3位にランクインし、今月もTOP10入りを果たすなど引き続き人気の名前です。 美しく丈夫な紬糸で織られた絹織物を意味する「紬」は、「周囲に流されない芯のある上品な女性になってほしい」「丈夫な縁や絆が結ばれますように」という親の願いが感じられるようですね。 8位凪(主なよみ:なぎ)2018年の年間ランキング74位、2019年は55位にランクインした「凪(主なよみ:なぎ)」。朝や夕方の波、風が止んだ時の静かな海をイメージさせます。 「広大な海のように心が広い女性になりますように」「穏やかな海のように、自分も周りの人も穏やかな気持ちにさせてくれるような人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位澪(主なよみ:みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。5月は6位、6月は7位、7月は8位と最近人気の高い名前です。 「澪」は川や海の船が通る水路を意味し、穏やかに水が流れる印象を受けどことなく安心感があります。また、「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っており、「令和ネーム」の1つでもあります。 「夏」を用いた名づけが人気!このほか、7月生まれの女の子は「夏」を用いた名づけが人気! 漢字ランキングでは6月の33位から、7月は7位へ急上昇していました。「夏」のつく名前は、「夏帆(かほ)」「瑠夏(るか)」「彩夏(あやか)」「夏葵(なつき)」「夏希(なつき)」「夏穂(かほ)」「夏穂(かほ)」「千夏(ちなつ)」の順に多く、全部で136種類、計263名に名づけられていました。 7月生まれの女の子の名前では、「結月」「詩」「凪」が先月と比較して大幅にランクアップ。「葵」「結月」「詩」「紬」「凪」など、古風で日本的な「レトロネーム」に人気が集まる結果になりました。これから女の子を出産されるかたは、ぜひ参考になさってくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年7月1日(水)~2020年7月25日(土)調査件数: 6,952件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年08月07日ベビーカレンダーは、2020年7月生まれの男の子7,188名を対象に、『7月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。7月生まれの男の子の名づけには、「陽」や「海」を用いた「夏ネーム」が大人気だったようです。 1位陽翔(主なよみ:はると)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると)」。6月の9位から大きくランクアップして、7月は1位を獲得しました。 あたたかく周囲を照らす太陽を表す「陽」が、梅雨が明けて夏を迎える7月にピッタリ。太陽の光が降り注ぐ中、大空へと羽ばたくように壮大な様子をイメージする名前です。 2位蒼 (主なよみ: あお、あおい)6月は4位だった「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」が、7月は2位にランクアップ。2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインしています。 青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させる「蒼」は、これから夏本番を迎える7月らしい名前です。また、明るく開放的でおおらかな印象を持つ「あ」行ネームの一つです。 3位樹(主なよみ:いつき、たつき)賢くシャープな印象を与える「き」止めネームの1つ、「樹(主なよみ:いつき、たつき)」。6月に引き続き、7月も3位にランクインしました。 「樹」は「大樹」「樹木」などに使われていることから、「大きく太い樹木のように、たくましくまっすぐに育ちますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。2019年の漢字ランキング18位にランクインする人気漢字です。 3位湊(主なよみ:みなと)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインした「湊 (主なよみ:みなと)」。6月の8位からランクアップして、7月は3位にランクイン。 船や人が集まる場所を指す「湊」。暑くなる7月に涼しげな水辺をイメージさせる名前でさわやかな印象を受けるようです。「海のように雄大で、友人に恵まれ周囲から愛される明るい社交的な人になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 5位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年の年間ランキングで1位、また月間ランキング5月、6月と2カ月連続で1位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。呼びやすく覚えやすい「二音ネーム」の一つです。 「れん」の他にも「はす」ともよむことができ、水面に浮かぶはすの花を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。仏教の花として用いられることが多いことからも、「清らか・落ち着き」のイメージがあります。「清く純粋な心を持ち続け、自分の信念を貫くたくましい子に育ってほしい」といった願いを感じられるようです。 6位大翔(主なよみ:はると、ひろと)2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。6月に引き続き、7月も6位にランクインしました。 2019年の漢字ランキング2位で立派な様子を表す「大」に、漢字ランキング1位で翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた、イマドキの名前でもあります。「大きく飛躍しますように」「立派で優れた人になりますように」といった願いが感じられる名前です。 7位律(主なよみ:りつ)「律(主なよみ:りつ)」はイマドキでかっこいい印象の「ら行ネーム」の一つ。2018年の年間ランキング21位から、2019年は5位に大きくランクアップしました。 「律」という漢字には「おきて」や「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」など音楽に関係する熟語にも使われています。どことなく賢くて芸術的センスがあるイメージを受ける名前です。 8位悠人(主なよみ:はると、ゆうと)力強い「と止めネーム」の一つである「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。2018年の年間ランキングでは9位、2019年は13位にランクイン。6月は10位圏外だったものの、7月は8位にランクインしました。 「悠」は広大な自然やのんびりとした時の流れを表し、2019年漢字ランキングでは8位に入るほどの人気です。また、人気の止め字で安定感のある「人」と組み合わせることで、「おだやかで安心感のある人に成長しますように」という想いを感じられるようです。 8位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2018年、2019年と2年連続年間ランキング16位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。6月の9位から、7月はワンランクアップの8位。爽やかなイメージの「颯」と、「真実」「真面目」などにも使われることから誠実なイメージがある「真」を組み合わせた名前です。たくましさとやさしさを併せ持つ、「ま止めネーム」の一つです。 10位湊斗(主なよみ:みなと)2018年の年間ランキングでは25位、2019年は14位にランクインした「湊斗(主なよみ:みなと)」。5月は6位、6月は5位、7月は10位と3ヶ月連続TOP10入りしました。船や人が集まる場所を意味する「湊」に、「北斗七星」などに使われ止め字として人気の「斗」を組み合わせた名前です。「海のように広い心を持ち、魅力的で輝く人になりますように」という願いを感じられるようですね。 上記のほか、7月生まれの男の子の名前では、15位「海斗(主なよみ:かいと)」(6月58位)、17位の「海翔(主なよみ:かいと)」(6月41位)など、海にまつわる「海ネーム」が人気急上昇していました。 また、1位「陽翔」、13位「陽(主なよみ:はる)」、14位「暖(主なよみ:だん)」といった太陽やその暖かさをイメージする「太陽ネーム」が上位にランクイン。夏らしいイメージの名前「夏ネーム」の人気が高まっていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年7月1日(水)~2020年7月25日(土)調査件数:7,188件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年08月06日ベビーカレンダーは、2020年7月生まれのお子さん14,140名(女の子:6,952名/男の子:7,188名)を対象に『7月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。女の子は「夏」、男の子は「海」を使った 「夏ネーム」が急増し、大人気でした! 名前ランキングTOP10 【女の子】古風な名前がトレンド!7月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「凛(りん)」、3位「葵(あおい)」でした。「陽葵」は5月以降、3カ月連続で1位を獲得しています。 「結月(主なよみ:ゆづき)」は、6月15位から7月4位へ、「詩(主なよみ:うた)」は6月44位から7月は7位へ、「凪(主なよみ:なぎ)」は6月62位から7月8位へそれぞれ大きくランクアップしており、特に7月生まれの女の子に多く名づけられていました。「葵」「結月」「詩」「紬」「凪」など、古風で日本的な「レトロネーム」が好まれているようです。 【男の子】「陽」や「海」を用いた「夏ネーム」が大人気7月生まれの男の子に人気の名前は、1位「陽翔(主なよみ:はると)」、2位「蒼(主なよみ:あお、あおい)」、3位「樹(主なよみ:いつき)」という結果でした。3月、4月と2カ月連続で「陽翔」が1位でしたが、5月、6月は「蓮」が1位に。そしてこの7月、3カ月ぶりに「陽翔」が1位に返り咲きました。ランク外ですが注目なのは、7月15位「海斗(主なよみ:かいと)」(6月58位)、17位「海翔(主なよみ:かいと)」(6月41位)といった海にまつわる「海ネーム」が人気急上昇していたこと。 また、1位「陽翔」、13位「陽(主なよみ:はる)」、14位「暖(主なよみ:だん)」といった太陽やその暖かさをイメージする「太陽ネーム」が上位にランクインするなど、夏らしいイメージの名前「夏ネーム」が特に人気が高まっていました。 よみランキングTOP10【女の子】夏らしい漢字を用いた「さな」が人気!7月生まれの女の子に人気のよみ1位は「あおい」、2位「ゆい」、3位「ひまり」でした。5月、6月と2カ月連続で1位だった「めい」は9位へ。6月に3位だった「あおい」が初めて1位を獲得しました。 7月に注目したいのは6位の「さな」。6月20位から大きくランクアップしています。「さな」と読む名前を見てみると、「咲夏」「彩七」「紗凪」など、季節の「夏」や生まれ月の「七」、7月の季語「夕凪」の「凪」など、季節感を取り入れた漢字が多く使われたことが、7月に人気が急上昇した理由のようです。 【男の子】「かいと」が急上昇!7月生まれの男の子に人気のよみ1位は「はると」、2位「みなと」、3位「りく」でした。「はると」はここ数年、月間ランキング1位を一度も譲っていないよみの絶対王者です。7月も2位と大差で1位をキープしていました。近年「○○と」と読む「と止めネーム」が人気ですが、7月は「はると」「みなと」のほか、4位「あおと」、6位「かいと」、11位「ゆうと」、12位「ゆいと」などが上位にランクイン。 7月に人気が急上昇したのは「かいと」。6月12位から、7月は6位へ大幅にランクアップしています。「かいと」と読む名前では、前出の「海翔」「海斗」のほか、「海音」「海大」「海都」など、海のつく「海ネーム」が多く使われ、7月に急上昇したようです。 そのほか、9位「ひなた」は、6月16位から大きく順位を上げました。7月の季語に「日向水(ひなたみず)」という言葉があることから、季語を用いた名づけが好まれたことが伺えます。 漢字ランキングTOP10【女の子】「夏」を用いた名前が人気!7月生まれの女の子に人気の漢字1位は「花」、2位「菜」、3位「結」でした。毎月人気漢字TOP10の顔ぶれがほとんど変わらない中、7位に食い込んできたのは「夏」。6月33位から順位が大きく上がり、7月生まれの女の子の名前に多く用いられたことがわかります。 「夏」のつく名前は、「夏帆(かほ)」「瑠夏(るか)」「彩夏(あやか)」「夏葵(なつき)」「夏希(なつき)」「夏穂(かほ)」「夏穂(かほ)」「千夏(ちなつ)」の順に多く、全部で136種類、計263名に名づけられていました。 【男の子】「海」を使った名づけが急増7月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「斗」、3位「大」という結果でした。近年トレンドの「と止めネーム」の止め字として使われた影響か、1位「翔」、2位「斗」、7位「人」など「と」と読む漢字が上位に多くランクインしました。 また、7月の男の子の名づけでは「海」を用いた「海ネーム」が好まれることから、「海」は6月32位から7月は12位へ、大きくランクアップしていました。 「七」を使った「生まれ月ネーム」も増加最後に、7月は毎年生まれ月の「七」を名前に用いた名づけが増えることから、「七」のつく名前を調査しました。 女の子では「七海(主なよみ:ななみ)」「七瀬(主なよみ:ななせ)」「七愛(主なよみ:なな)」など全41種類、計70名に名づけられていました。男の子では、「七斗(ななと)」「七音(なお、なおと)」「陽七斗(ひなと)」など全12種類、16名に用いられていました。 毎年7月、8月は季節感を取り入れた夏らしい名前の人気が急上昇する傾向にあります。今年の夏も、「夏」「陽」「海」を使った「夏ネーム」がトレンドです。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年7月1日(水)~2020年7月25日(土)調査件数:14,140件(女の子:6,952件/男の子:7,188件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年08月06日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、「上半期の名づけトレンド」に関する調査を行いました。今回は2020年上半期生まれの男の子に多く名づけられていた、漢字一文字の名前「一文字ネーム」TOP10をご紹介します。 1位蓮(主なよみ:れん)男の子の上半期一文字ネーム1位を獲得したのは「蓮(主なよみ:れん)」。2018年、2019年の年間ランキングで1位を獲得していたことからも納得の結果です。2019年よみランキング13位の「れん」という響きも涼しげで洗練されたイメージ。 仏教の教えの中でも用いられる蓮(はす)の花は、泥水の中から育ち、夏に大きく美しい花を咲かせる植物。周囲に染まらない清らかさを感じさせるような名前です。 2位樹(主なよみ:いつき)賢くシャープでかっこいい印象の「き止めネーム」の一つである「樹(主なよみ:いつき)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位にランクインしています。 「大樹」「樹木」「樹海」などの熟語に使われ、生い茂る木を意味します。「大きくて太い大樹のように、たくましくすくすくと育ちますように」という願いを込めて名づける方もいらっしゃるかもしれませんね。 3位蒼(主なよみ:あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。さわやかで凛々しさを感じさせる人気の漢字で、2018年の漢字ランキングでは10位、2019年は9位にランクイン。 「あおい」というよみは、2019年男の子のよみランキングでは15位、女の子では3位にランクインし、男女ともに人気です。力強く生い茂る植物を連想させる名前です。 4位湊(主なよみ:そう、みなと)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインしている「湊 (主なよみ: みなと)」。船が集まる場である「湊(みなと)」を表し、人や物が集まりにぎやかで栄えているイメージがある漢字で、2019年の漢字ランキングでも14位にランクインしています。 「明るく社交的で、多くの人に愛される人になってほしい」という想いを込めてもいいですね。 5位律(主なよみ:りつ)2018年の年間ランキングでは21位、2019年は5位にランクインするなど、近年人気急上昇の名前「律(主なよみ:りつ)」。2018年に放送された連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)で、佐藤 健さん演じる律という登場人物の人気も影響していると考えられます。 「律」には「おきて」「お手本」という意味もあり、「旋律」や「調律」など音楽に関係する言葉にも使われていることからも、どことなく芸術的で賢い印象を受ける名前です。 6位碧 (主なよみ:あお、あおい)2020年5月の月間ランキング27位から、6月7位へと人気が急上昇した「碧(主なよみ:あお、あおい)」。春に芽吹いた新緑が青々と茂るようなイメージや、紺碧に輝く海を連想させることから、特に初夏に人気が高まりました。 「碧」は「あお」や「みどり」ともよむことができ、自然界の美しい青緑色を意味します。どこか神秘的で力強い様子を感じますね。「青緑色に輝く海のように、美しく輝く人生を歩めますように」という願いを込めてもいいですね。 7位新(主なよみ:あらた、しん)2018年の年間ランキングでは14位、2019年は12位にランクインした「新(主なよみ:あらた、しん)」。「物事の始まり」「最初」を表す漢字で2019年の漢字ランキングでも66位にランクインしており、新鮮で生命力に溢れる様子をイメージさせます。 「令和という新しい時代を、エネルギッシュに未来を切り開いて進んでいく人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位暖(主なよみ:だん、はる)「暖(主なよみ:だん、はる)」は、2018年の年間ランキングでは69位、2019年は29位にランクイン。2020年3月の月間ランキングは28位だったものの、4月は7位へと大きくランクアップしました。長い冬が終わり、暖かい春を待ち望む様子が伝わってくるようです。 「暖」は漢字の通り「あたたかさ」を意味します。「周囲を元気づけるようなあたたかな男の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 9位陽(主なよみ:はる、ひなた)「陽(主なよみ:はる、ひなた)」は、2018年の年間ランキングでは38位、2019年は23位にランクイン。温かさやおおらかさが感じられ、2019年の男の子の漢字ランキングでは5位、女の子では11位にランクインするなど、男女ともに人気の高い漢字です。 おだやかな日差しの太陽を連想させます。「陽だまりのようなあたたかな人になりますように」という想いが感じられるようですね。 10位悠(主なよみ:はる、ゆう)「悠(主なよみ:はる、ゆう)」は、2018年の年間ランキングでは46位、2019年は30位にランクイン。「悠久」「悠々自適」などにも使われることから、「はるか遠い様子」や「のんびりした様」を表し、スケールが大きく落ち着いた印象を受けるようです。 「はる」というよみは、2019年よみランキング17位と人気です。や行の音を伸ばす「ゆう」というよみは、優しく伸び伸びとしたイメージがありますね。 2020年上半期、男の子に人気の「一文字ネーム」TOP10をご紹介しました。1位「蓮」、2位「樹」など植物にまつわる名前が2TOPという結果でした。また、厳しい冬から初夏にかけて、植物や木々が成長するような「樹」「蒼」「碧」、あたたかな春をイメージさせる「はる」とよむ「春ネーム」の人気が高かったようです。これから男の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木) 調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年08月04日女の子と男の子の違いに、日々愕然としたり笑ったり感心したり。私はとにかくにぎやかで楽しい毎日を過ごしています。今日はイヤイヤ期真っ盛りのわが家の息子を例に、やんちゃな男の子特有の“あるある”についてお伝えします。 「目を離したすきに秒速で姿を消す」 男の子は一瞬でも目を離したら最後、秒速、いや音速で姿を消す生き物だと認識しています。スーパーでレジの会計を済ませ、振り返ったときには100%もういません。道路に出てしまったのでは!?と、血眼で探し回ったことも数え切れません。 見知らぬおじさんに「坊や、ママをあんまり困らせちゃメッ!」と叱られたこともありますが、ニコニコ笑っていてかわいいやら憎たらしいやら……。迷子率も圧倒的に男の子が多いというウワサも聞きます。 「水たまりがとにかく大好き!」男の子は水たまりの誘惑に勝てない生き物だと認識しています。わが息子は水たまりを発見すると、見えない糸で操られているかのようにスーッと吸い寄せられ、どろんこ、ずぶ濡れになってしつこく遊びます。 水をすくっては落とし、かき混ぜては落とし、足を突っ込んでは水を跳ね飛ばし、棒でぐるぐるとかき回し、泥や石を運んできて水たまりを埋めようとし……。水たまりという小さな自然現象を相手に、気が済むまでとことん遊び尽くします。 「電車や車など車輪モノへの愛がすごい」男の子は車輪モノにハマる確率がかなり高い生き物だと認識しています。親が教えたり押し付けたわけでもないのに、見えない力に吸い寄せられるように車輪モノを愛するようになります。 わが息子は数ある車輪のおもちゃのなかでも特にお気に入りがあり、それに対する依存性も高めです。お出かけ、お風呂やトイレには必ずお気に入りを連れて行きます。見当たらないと、見つかるまで一緒に探すハメに……。名前もちゃんとついています。 2歳の息子の生体は、異性なだけに「謎っ!」と思うことが多く、新しい発見だけでなく、戸惑いを感じることも多々あります。それでも男の子って甘えん坊で単純でとってもかわいいな~と思っています♪ イラスト:(c)chicchimama著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2020年08月02日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト