「自由 研究」について知りたいことや今話題の「自由 研究」についての記事をチェック! (2/2)
そろそろ夏休みも中旬。お子さんの夏休みの宿題は順調ですか?自由度が高い分、何をすればよいか迷ってしまう「自由研究」。小学校低学年向けに、先生ウケがよく、これからでも間に合う自由研究について、大学で研究職についているAさん、現役小学校教師のBさんにアドバイスをもらいました。先生ウケする小学校低学年の自由研究って?「大きくは、何らかを学ぶ自由研究、創意工夫しながら何かを作る工作に分かれます。工作では、“◯◯するところが難しかったけど、こう工夫しました”などの感想や作り方のまとめが書いてあるとポイントアップ。その子ならではのオリジナリティが出ているものは好感が持てますね」(Aさん)「先生の好みもあるので一概には言えませんが、キットになっている工作などよりは、その子オリジナルの作品のほうが私は好きです。自由研究では“こんな実験をしました”だけより、その実験をしようと思ったきっかけ、実際にやってみてわかったことなどの振り返りがあるといいです」(Bさん)さらに、「何かを調べてまとめるというのは高学年でも難しいもの。本やパソコンから必要なことを選別するのも大変。低学年となると、まだまだ親の手伝いは欠かせません」(Bさん)とのこと。親が手助けしつつも、その子らしさが出ている自由研究が望ましいということでしょうか。具体的なアイデアもいくつか聞きました。調べたり研究したことをまとめる「自由研究」【星や月の観察】ただ「星空を眺める」だけだと自由研究になりません。図書館で夏の星座やその星座にまつわる神話などを読み、自分が興味のある星を探してみるなど、目的を決めて星を見るのはいかがでしょう?もし期間があるなら月の観察もオススメ。1週間もあければ、満月が半月になったり、見える時間が変わるなど、誰が見ても変化がわかります。月の満ち欠けの仕組みは4年生くらいで習うので、低学年の場合は自分が見た月の様子や時間を記録するだけでもいいと思います。【路線図を作ってみる】よく乗る電車、よく使う駅を大きな紙に書き、写真を貼ったり感想を書いたりしている子もいます。窓から見える景色や看板を書き込んでもオモシロイですよ。【国語で習った教材の同じ作者の本を読んでみる】前期で学習したことの発展もとてもよいテーマです。長い感想文が書けなくても大丈夫。同じ作者の本をたくさん探し、気に入ったものを数冊読んで、あらすじや短い感想を添えてみましょう。創意工夫する「工作系」【海で拾ってきた貝殻で工作】100均で買ってきたシンプルなフォトフレームに貼り付けるだけでステキな作品になります。【夏休みの思い出のスクラップブッキング】夏休みの思い出の写真を数枚選び、何をしているところか、どう思ったかなどを書き込んでいきます。子どもが好きな作業でもあり、あとで見返すのも楽しい、思い出のぎゅっと詰まったアルバムになります。【自分で育てた野菜のレシピを調べる】こちらも前期の学習の発展。2年生は野菜を育てている学校が多いと思います。自分で育てた野菜を使ったレシピを調べ、実際に調理をしてみるのはいかがでしょう。「自由研究の意図は、自由になる時間を使って、ちょっと特別なことをしてほしいということ。ですから、“体験・経験”があるとよいのでは?それを記録として残したり人に伝えたりする練習として“調べる・まとめる”があるのです。もちろん、特別な経験でなくても、1つのことにじっくり取り組むこと自体がよい学びになります」(Aさん)とのことでした。ヒントになることはありましたか?宿題を終わらせてスッキリと新学期を迎えられますように。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年08月14日小学生のお父さん・お母さん3000人にアンケートしたところ、「夏休みの宿題、実は手伝っている」は7割を超え、「自由研究を負担に感じている」も約7割という結果が!※2017年一般社団法人日本能率協会実施アンケートより。そんな「がんばりたい気持ちはあるけど、何をがんばればいいのかわからない!」という自由研究難民の小学生親子を救うのが体験型イベント「夏休み2017 宿題・自由研究大作戦」。東京・仙台・大阪3会場で開催され、合わせて約3万人の親子が参加しました。そこで、エキサイト編集部員も小3息子と一緒に東京会場を体験取材! 自由研究のタネを探す、いや、ここで自由研究を終わらせてしまおうという勢いで参加しました。 自由研究の完成まで、動物のプロがアフターフォロー自由研究の定番テーマといえば、動植物や昆虫を観察したり調べたり。それを、もう一歩踏み込んで、子どもの探究心をくすぐってくれるのが、WWFジャパンの「ようこそ! 動物のおうちへ!」です。WWFジャパンがこういったイベントに参加するのは、今回が初めてだそう。今回のプログラムのために作られたワークブックを元に、まず最初、絶滅が心配されている動物(シロクマ、オランウータン、ウミガメ)の中から好きな動物を選びます。その動物を紹介する映像を見ながら、動物のプロフィール、生息エリア、動物が思っているだろう本音や不満を、スタッフと楽しく話しながら子ども達はワークブックに書き込んでいきます。最後に、「動物を守るために、わたしたちができることは?」という問題が出されて、20分のプログラムが終了。スタッフからのヒントを元に、この後は、子ども達自身で調べて答えをみつけ、ワークブックを仕上げれば自由研究も完了…となるわけです。このプログラムでありがたいのが、自由研究を進めるうえでわからないこと、困ったことがあったら、WWFジャパンのスタッフがメールで相談にのってくれるところ。アフターケアも万全です。 ▼WWFジャパン「ようこそ! 動物のおうちへ!」公式ホームページ 見て、触って、考える! 体験できる自由研究・工作は多種多彩そのほか、「こどもビヒダス研究所(森永乳業)」など食品をテーマとしたブースや、「水だけでピカッと光る! マグネシウムライト!!(エス・ワイ・エス)」など科学の不思議に迫るブース、「匂い香づくり教室(香老舗 松栄堂)」など女子向けブースなど、さまざまな業種・業態の企業・団体が43ものブースを出展し、自由研究の「種」を提案していました。息子はWWFジャパンのプログラムにヒントを得て、田舎のおばあちゃんの家周辺(クマも出没するほど野生動物の宝庫!)に生息する動物調べに決定! 親子共々、自由研究に一筋の光が見えた瞬間でした(ホッ)。この日、息子はもう一つ、体験取材に挑戦しました。それは、いつもお小遣いを握りしめて「何が出るかな~?」とハンドルを回すのが快感のガシャポンでおなじみ、バンダイのブースです。ここで提案しているのが、「カプセルはんこ エコ工作」。その様子は、「悩める小3男子が行ってみた! 自由研究のお助けイベント体験レポ―トpart2」に続きます。「夏休み2017 宿題・自由研究大作戦」開催概要【開催場所】東京・東京ビッグサイト仙台・夢メッセ みやぎ大阪・インテックス大阪1号館【開催期間】東京:7月21日~23日仙台:7月28日~29日大阪:8月3日~4日【参加料】無料【参加方法】公式ホームページで入場登録後、メールで送られてきた登録証を当日、受付で提示すると入場できます。予約制プログラムは事前抽選、整理券制プログラム・当日受付プログラムは当日先着順となります。 ▼「夏休み2017 宿題・自由研究大作戦」HP ※上記データは、2017年の開催内容となります。来年以降、参加する際のご参考としてください。
2017年08月10日小学校の夏休みとともにやってくる、宿題の定番・自由研究。イベントやワークショップの参加を検討したり、図書館やインターネットなどで情報収集をしたり、テーマ決めに向けた行動を開始している家庭もあることでしょう。子どもが興味をもてるテーマが見つけられずに困り果てているお母さんにオススメしたいのが、 『夏休み! 発酵菌ですぐできるおいしい自由研究』 (あかね書房)です。味噌や納豆、ヨーグルトなどの発酵食品のつくり方をわかりやすい文章やイラスト・写真で教えてくれます。著書の小倉ヒラクさんは、発酵デザイナーという不思議な肩書きの持ち主。微生物学の研究や一般向けの麹づくりワークショップなど、目には見えない菌を見えるようにする活動を広く行っています。そんなヒラクさんに発酵食品のおもしろさやポイントを聞きました。■見えない菌を育てる! 発酵食品をつくるメリット菌の働きによっておいしさがアップすることに加え、保存性を高められるといいことづくしの発酵食品。自由研究のテーマとどう結びつくのでしょうか。「発酵食品は、料理とサイエンスという二つのジャンルにわけられます。僕の専門は微生物学のため、本書は料理よりも菌を育てることに重点を置いているんです。発酵食品づくりの魅力は、生き物の反応がわかること。観察していると、菌が魔法のように食べ物をおいしくする過程を楽しめます。たとえば、パンをふくらませるための酵母をつくる場合、瓶の中に果物と水と砂糖を入れて酵母菌を呼び込みます。発酵が進むと酵母がシュワシュワしてくるので、菌が元気に育っている様子を実感できます。『ここに菌がいるんだ!』と子どももワクワクしてくれますよ」とヒラクさん。目に見えない菌の存在を言葉だけで説明しても、子どもはうまく想像できません。実践を伴うことにより、菌の存在や自然の力に対するイマジネーションを育てられる。ワークショップを通じて多くの子どもたちと接するなかで、ヒラクさんが感じたことだそうです。もうひとつ、発酵食品づくりで得られるものがあるそうです。「現在の学校教育は、出題者の意図を汲み取って答えを出す力を要求されることが多く、『よく観察すること』を教えてもらえる機会が少ないと感じています。人の予想を大きく上回る現象が起こりうる生物学では、主観は邪魔になることも多い。発酵食品づくりは、“ただ観察をして目の前に起こっている事実を受け止める”トレーニングになります。つまり、生物学の基本を学ぶことができるんです」■思い通りにいかないのが菌の魅力 失敗も楽しんでしまおう!本著で紹介している発酵食品は、比較的簡単にできるヨーグルトから少しレベルの高い麹まで、難易度もさまざまです。しかし、学年や年齢の設定はとくにないそうです。「年齢で区切るよりも、子ども一人ひとりが持つ好奇心の度合いによってできる範囲が変わってくるからです。それから、親の関わり方も大きい。発酵が進む過程で見た目や匂いが変わると、不安になる子どももいます。親が『それでいいんだよ』と声をかけて一緒におもしろがってくれると、子どもも先に進める。親と楽しみながらだと、5歳くらいでも難易度の高い味噌づくりに挑戦できるんですよ」本著で紹介する味噌は、夏休み中に完成できるように麹を多めに使ったアレンジレシピ。仕込みから40日で完成します。手前味噌を使ってお味噌汁をつくれば、嫌いな野菜も食べてくれるかも?「食べ物を自分でつくることって大事ですよね。現在、絶賛イヤイヤ期で汁物を拒否している僕の娘も、一緒につくったスープならたくさん食べてくれる。発酵食品は最高の食育になるんじゃないかな」菌をうまく育てられるか、ばい菌にしてしまうかのカギを握るのが温度管理。夏は、発酵商品を仕込むのに適した季節だとヒラクさんはいいます。「菌が元気になるのは、30℃前後の温度です。冬場に仕込んだら4、5日くらいかかるヨーグルトも、真夏なら翌日にできます。一方、放置しすぎると腐ってしまうので、本に書かれた時間を守ってつくってくださいね」直射日光の当たる場所やジメジメした場所には置かないことも腐らせないためのポイントです。ヒラクさんのオススメは、オープンシェルフや本棚の一番上の段。風通しがよく、空気がよどんでいない場所を「発酵棚」にするといいそうです。とはいえ、生きている菌が人間の思い通りになるとは限りません。ときには菌がうまく育たずに腐ってしまうこともあります。「失敗も失敗で楽しいんですよ。発酵がうまくいかないと、臭くなったり、ドロドロしてしまったりするけど、子どもは『くせえ!』とかいいながら意外とよろこんでいる。僕のワークショップでも、失敗すると逆に盛り上がることもあるくらいです」「食べ物がくさるとはどういうことなのか」「失敗から発見できることもある」など、事前に本を読み失敗したときの対処法を親が把握しておくことも大切です。見えない生き物との生活を親子で楽しめれば、うまくいっても失敗しても学びの多い自由研究になりそうです。目に見えない菌たちの働きを実感できる発酵食品づくり、ぜひ親子で観察してみませんか?\発酵って楽しそう! と興味が湧いた方に、ぴったりのイベントが開催/夏休み!歌って踊る手前みそ〜『発酵菌ですぐできる おいしい自由研究』出版記念イベント〜『発酵菌ですぐできる おいしい自由研究』の出版を記念して、小倉ヒラクさんがイベントを開催! はじめての人でもカンタンにできる手前味噌づくりをはじめ、オリジナルアニメ『てまえみそのうた』を使ったダンスワークショップ、発酵レクチャーなど、盛りだくさん! 夏休みの自由研究に、思い出に、ぜひ親子で参加してみませんか。日時:2017年8月11日(金) 10:00開場 10:30スタート料金:¥3,500(手前みそキット1kg付き)詳細ページ: 『夏休み! 発酵菌ですぐできるおいしい自由研究』 小倉ヒラク (著)/あかね書房 1,000円(税別)小倉ヒラク プロフィール1983年東京生まれ。発酵デザイナー。自身の体調不良を機に発酵食品に出会い、東京農業大学の醸造学科研究生として醸造学を学ぶ。全国各地の醸造家たちと商品開発や絵本、アニメの制作やワークショップを行うと同時に、自由大学や桜美林大学等の一般講座で発酵学の講師もつとめる。著書に、「てまえみそのうた」「おうちでかんたん こうじづくり」(農山漁村文化協会)、「発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ」(木楽舎)。一児の父でもある。
2017年08月02日子どもの夏休み。宿題で親子ともに悩んでしまうのが「自由研究」ではないでしょうか。自由であるがゆえ、なにをテーマにするか考えてしまうのは今も昔も同じ…。そこで今回おすすめするのが「資格取得までの体験記録」。資格を知ったキッカケやその内容、自分がした勉強法などをまとめて発表できますし、子ども自身も新たな知識を身につけることができます。夏休みの間に試験が受けられるものに限定して、紹介していきましょう!■在宅受験が可能! 手指の動きで伝えられる発見「手話技能検定」手話は、手や指などを使った動作をともなう視覚言語です。「手話技能検定」は手話の技能をはかる試験で、おもに手話を習っている人や手話を使う仕事をしている人に役立ちます。小学生におすすめなのは最も簡単な7級(受験料1,750円)です。6級以上は年3回おこなわれる会場での受験となりますが、7級だけは在宅受験が可能。合格基準は指文字の基本形(50音)を覚えてゆっくり表現、あるいは読みとりができること。試験では指文字のイラストが描かれており「なにを示しているのか」を解答用紙に記入します。学習期間の目安は8時間ほどなので、早めに取り組めばそう難しくありません。80点以上が合格で、希望すれば合格級のピンバッチ(有料)がもらえます。勉強することで、言葉をかわさず手や指の動きで気持ちを伝えられる、という発見があるのもいいですね。■ネット社会に役立つ「インターネット ルール&マナー検定」ネット社会といわれるこのご時世、子どもたちに伝えるべきルールのひとつがネット利用に関するものです。「インターネット ルール&マナー検定」はネット上でのルールやマナーの知識を客観的にはかり、正しい関わり方を学べるようにした検定です。小学4年生以上の児童、中学生、高校生の生徒、保護者、教員を主な対象としていますが級などのレベル分けはありません。WEB上から無料でうけることができ、不正解の問題はくわしい解説を読むことができるので、ネットの安全な利用法をしっかり理解することができます。「こどもばん」の受検者数は18万人を超えており、中学生が授業で受検している例も多くあるよう。欲しい人には合格証(有料)を発行することもできます。親子で一緒に受ければ理解もいっそう深まりそうです。■夜空にはせる想い。星がもっと好きになる「星空宇宙天文検定」「星空宇宙天文検定」、通称「星検」は宇宙・天文に興味がある子どもに目標をもってもらい、楽しく学んでもらうための検定試験です。おすすめは星空初心者レベルの5級受験。試験の内容は星空に関することのほか、宇宙開発や生活文化に関係するものもあります。年齢制限などありませんが、先にご紹介した2つの資格と比べ、少し難しい内容となるので挑戦するにはもってこい! 公式HPでは過去の試験問題をみることができますので「実際どの程度のレベルなのか気になる…」という人は、ぜひ確認してみてくださいね。正解率70%以上で合格、受験料は3,000円です。申込み締め切りは7月23日(日)、試験日は8月27日(日)なので夏休み総まとめのチャレンジにもよさそう。勉強用の問題集はテキストとしてだけじゃなく、星に興味をもつための図書にもなりますよ。資格取得体験は、研究テーマとしてもおもしろいですよね。今回は「夏休みに挑戦できるもの」に限定してご紹介していますが、「これ、いいかも」と興味がでてきたら、他の分野もぜひチェックしてみてくださいね。※価格はすべて税込です。<参考サイト>・ 手話技能検定 ・ インターネット ルール&マナー検定 ・ 星空宇宙天文検定
2017年07月08日毎年頭を悩ませる夏休みの自由研究。今年は親子で楽しめる課題にチャレンジしてみませんか?「もう時間がない」というお子さんでも間に合うネタを交えてご紹介します。家事に絡めたレポートでママも楽しちゃおう置き場所や処分に困るような工作をするなら、ママの家事が楽になるような自由研究はいかがでしょうか? おすすめは、家事に理科と算数を組み合わせた実験です。・サラダをシャキッとするには?野菜の水分が出るのを防ぐために何を入れればよいかを試す。・洗濯物のシミ抜き実験口紅、果汁、しょう油などのシミごとに効果のあるものを探す。・収納スペースを最大限活するには?(高さ、幅、奥行きのサイズを図り、びっちり収まる箱や仕切りなどを100均で調達)こういったテーマなら、ママのお手伝いにもなって一石二鳥ですね。材料さえ揃えば実験自体は1日で終わるので、夏休み終盤でも間に合います。自分の歴史を振り返り、家族や祖父母との会話を楽しもうお子さんの誕生日にあった出来事を、直近から生まれた日までさかのぼって年表にするレポートです。10歳なら10回の誕生日に起きた事件やニュースをまとめます。その年ごとの新聞記事は図書館やネット等で調べることができるので、気になるニュースをいくつかピックアップし、当時の社会背景やその後の変化などを家族と話しながらまとめましょう。よりさまざまな年代のレポートにしたい場合は、家族や親せき、祖父母の生まれた日に絞っても良いです。それぞれの誕生日(生まれ年)に起こった出来事なら、いろいろな時代背景があってユニークなレポートになります。おじいちゃんおばあちゃんに「パパやママが生まれた日にこんなニュースがあったんだって! どんな時代だったの?」とインタビューすれば、会話も弾んで楽しい思い出になるでしょう。夏休みの自由研究、ぜひ親子で思い切り楽しんでみてくださいね。
2016年08月30日子どもたちの夏休みも後半戦。まだまだ遊び足りないお子さんにも、夏休みの宿題が終わっていないお子さんにもおすすめのレジャーのひとつが「工場見学」です。そこでつくっているものの試食・試飲ができたり、自由研究の題材にもなったりと大人気。自由研究の題材にもなるため、人気が高まりつつあります。でも、工場見学の予約は、ネットなどから2~3ヶ月以上前から受付を開始していて、8月末まで満席というところが多いのが現状です。そこで、小学生のお子さんがいるファミリーにおすすめの工場を紹介します。■思い立った日にいける! 予約不要のラスク工場「ガドーフェスタハラダ 本社工場」主力製品であるガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」の製造工程が見学できます。大量のラスクが次々とベルトコンベアで流れてくる様子は圧巻! 直売店もあり、ここでしか扱っていない限定商品も。夏休みの思い出に、会社の方やママ友に配ってもよろこばれることまちがいなしです。ガトーフェスタ ハラダ 本社工場 公式サイト 所在地:群馬県高崎市新町1207参加費:無料予約 :9名以下のグループは予約不要実施日:月~金(祝日含む)10:00~17:00■試食も楽しみ! 大自然に囲まれたお菓子の工場シャトレーゼ 白州工場南アルプス・白州の名水を使用した、お菓子やアイスクリームの製造工程が自由に見学できます。ガイドつきのコースもありますが、こちらは予約が必要です。お目当ては試食用のアイス。数種類あり、好きなものを好きなだけ食べられます。混雑時には入場規制の可能性もあるので、ゆっくり楽しみたい人は、オープン直後か、閉館1時間前ごろを狙って行くのがおすすめ。中央自動車道の小淵沢ICから車で約15分。限定ジャムやスイーツなどを購入できるお土産ショップも充実しているため、避暑をかねたドライブ観光の、たちよりスポットとしても人気です。シャトレーゼ 白州工場 公式サイト 所在地:山梨県北杜市白州町白須大原8383-1参加費:無料予約 :自由見学は予約不要実施日:工場営業日は公式サイトを要確認 9:00~16:00(最終受付15:00)■自宅から一番近い場所が探せる! 清掃工場夏休みの社会科自由研究として人気が高い清掃工場見学。どうして分別が必要なの? リサイクルってどうするの? そんな素朴な疑問も、清掃工場を見学することでリアルに学べ、「ものを大切にしよう」という意識も高まります。清掃工場は都内各所にあります。以下サイトURLからイベントカレンダーを確認して、ご自宅から最寄りの清掃工場を選択すれば、より身近な気分で見学ができますよ。東京二十三区清掃工場 公式サイト 所在地:東京都各区参加費:無料予約 :要予約(希望日の2日前までに、見学希望の清掃工場へ電話申込み)ほかにも、明太子の試食し放題の明太子テーマパーク「大洗めんたいパーク」も、館内にある明太子工場が予約不要で見学できます。夏休みもあとわずか。楽しい工場見学で家族のステキな思い出を残してくださいね。 ・かねふく 大洗めんたいパーク
2016年08月18日トンボやセミ、チョウといったおなじみの虫が成虫になり、姿を見せてくれる夏。虫の成長を間近で見ることができるスペシャルシーズンです。ふだん通りすぎてしまう場所も、よく目を凝らしてみてください。お子さんと一緒に虫を観察しながら歩くのも楽しいものですよ。自由研究のネタがまだ決まらない…というお子さんには、何かヒントが得られるかもしれません。■どこでみつけたらいいの?夏、公園に行くと木の根元など土に小さな穴が開いているのを見たことがありませんか? その穴はセミの幼虫が出てきた穴かもしれません。「これはなんの穴だろう?」と子どもに声をかけ、興味を持たせてもいいですね。セミは夕方になると土のなかから歩いて出てきます。公園で遊んだときは、帰る前に木の根元をチェックしてみてください。少し時期はずれてしまいましたが、トンボは、幼虫のころはプールや池など水のなかで過ごします。生活科の授業では学校のプールで幼虫を探すこともあるくらいです。何回も脱皮を繰り返しながら、だんだん大きくなっていきます。7月ごろに羽化し、成虫となって飛びまわります。この時期によく目にするアゲハチョウは、幼虫のときはミカンやゆず、山椒などミカンの仲間の木にいます。アゲハチョウを見かけたときに、話題にしてもよさそうです。■「自然は厳しい」も学びのひとつ関東地方でよく鳴いているアブラゼミが成虫になって姿を見せてくれる期間は、長くても2週間です。木の幹や枝にある卵から産まれてふ化すると、自分で歩いて土のなかにもぐります。そして木の根から栄養をとり、7年後の夏に初めて地上に出てくるのです。地上に出たセミの幼虫は木に登り、羽化をして成虫になります。土から出てきた幼虫はうすい緑色。よく目にする “セミの抜けがら”そのままの形をしていますよ。チョウはミカンの木などに卵を産みつけると、ほとんどの幼虫はその木で大きく成長していきます。何度も脱皮しながら大きくなり、やがてさなぎになります。さなぎになったチョウは、最後の脱皮をして羽化すると羽を広げてチョウになります。ここが観察ポイント。羽化したばかりのチョウは羽がぬれていて、すぐ飛び立つことができません。ゆっくり羽を動かす姿が見られたら、きっと感動するでしょう。セミもトンボもチョウも羽化はとても難しいようです。ときには羽化がうまくできずに一生を終えてしまう虫もいます。それを見てしまうことがあってもあわてないで。「かわいそうだったね。土に返してあげよう」とサラリと伝えて埋めましょう。息子は小学生1年生のときに、自宅の木にヒヨドリの巣ができて、観察日記をつけました。もうすぐ巣立ちというとき、ヒナは木の根元に落ちてしまい、巣立ちを見ることはできませんでした。「自然は厳しい」それもひとつの学びです。身近な虫の生態を親子で楽しみながら学んでみてください。
2016年08月17日夏休みの自由研究、今年も悩みの種になっていませんか? 自由研究のテーマをなかなか決められないという子には、調べ学習の基本を教えてあげると、スムーズに進められるかもしれません。今回は、夏休みの自由研究のテーマ選びに役立つ、図書館での下調べのやり方について紹介します。図書館は知りたい情報を調べられる学術機関まず、調べもの用のノート一冊と、筆記用具を持って、近くの図書館に行ってみましょう。たとえば、宇宙について調べたいと思ったら、まずは宇宙の本のコーナーに行って、目についたものを数冊めくってみますよね?実は、宇宙のコーナーに行くより先に、格段に調べ物がやりやすくなる場所があるのですが、どこだかわかりますか? それは、子ども向けの百科事典のコーナーです。意外と思われるかもしれませんが、百科事典を活用すると、とても効率的に調べていくことができます。子ども向けの百科事典のコーナーがわからなければ、図書館の人に聞いてみましょう。百科事典を活用して、知りたいテーマをしぼろう(1) 言葉の「定義」をおさえよう百科事典は分冊になっているものと、一冊でまとまっているものがあります。普通の事典と同じようにあいうえお順に言葉が並んでいるので、「う」のページから「うちゅう」を探します。すると宇宙の意味=定義が分かるのです。定義は、その言葉の意味が簡潔にまとめられているエッセンスなので、ここをしっかりおさえるとぐっと理解が深まります。(2) 知らない言葉をどんどん調べて解説文を理解しよう定義のあとは詳しい解説が続きます。文章が理解できないときは、サポートしましょう。わからない言葉、もっと知りたい言葉があれば、また百科事典でひいていきます。たとえば「銀河系」をひい、次に「銀河」を読んだら、その中で出てきた「うずまき銀河」という言葉が気になったので…。といったように、次々に言葉をひいていくと、「銀河系」とは何なのか、だんだん理解が深まって具体的な情報が集まっていきます。(3) 調べものノートを作ろう調べた言葉とその意味は、ノートに書きためていきましょう。長い解説文や図解などのページは、図書館のコピー機でコピーをしてノートに貼り付けるといいでしょう。始めての場合は、申請のやり方なども教えてあげましょう。だいたいノートに情報がまとまったら、解説文をよく読んで、気になる言葉をマークしていきます。たとえば、「宇宙」の解説のページには、星団、星雲、宇宙のはじまり、宇宙ステーション、宇宙探査機といったさまざまなテーマがならんでいます。このように百科事典は、ひとつの事柄についての大まかな重要項目が見渡せるので、研究のテーマを選ぶのにとても便利なのです。たとえば、星座について調べようと思えば、星に関する本を当たってみる、やっぱり、宇宙のはじまりが気になる、と思えばそれについて書かれた本、というように、テーマを絞って本から情報を探すことができます。百科事典のあとは、詳しい本で情報を集めよう百科事典で調べた後は、より詳しく調べるために、専門的に書かれた本から詳しい情報を探します。ほしい情報がどの本に書かれているかわからない場合は、図書館の職員の方に聞いてみましょう。そこにない場合は取り寄せてくれたり、より詳しくわかる施設を教えてくれたり、いろいろな情報を提示してくれますので、ぜひこの機会に活用しましょう。時間のある夏休み、一日じっくり図書館で過ごすつもりで、ネタ探しに行って見ませんか。
2016年08月01日私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!
こどもと見つけた小さな発見日誌
質問形式で進められ、低学年からでも始めやすいと評判のサカイクサッカーノート。スポーツメンタルコーチであり、ノートの開発者である藤代圭一さんとサカイクキャンプのヘッドコーチを務める菊池健太コーチが、サカイクサッカーノートの工夫の秘密や書くことがサッカー上達につながる理由について対談。前編のテーマは、サッカーノートが書けないという子どもの背景について、さらにサッカー上達のためのノートの活用について考えます。(構成・文:木村芽久美)【サッカーノート関連記事】しっかりご飯を食べるなど生活面でも変化が!JACPA東京FCの3年生がサッカーノートを書き始めて自ら成長を感じること■子どもたちが自分で考え、判断する経験値を増やすためにサッカーノートは生まれた菊池:保護者もそうなんですが、サカイクキャンプに参加してくれている子の中でも「考える力を身につけたい」って言っている子たちが非常に多くて。その中の一つとして、このサッカーノートがすごく有効的なんじゃないかと思っているんです。改めてサカイクサッカーノートにどんな仕掛けがあるのか、教えていただきたいなと思っています。藤代:キャンプに一緒に参加させていただく中で、「自分で考える」ことをすごく大事にしていると実感したんです。自分で考え、判断した行動の裏には、成功しようと失敗しようと、必ず自分なりの経験値が溜まって、それが次に生かされていきます。そのサイクルをもっとサポートしたいと思った時に、「自由に書きなさい」では、なかなか書けないっていうこともわかったので、まずは僕たちが「こんなことを考えられたらいいかもね」という提案をしたいと思って作ったのが、サカイクノートです。■子どもたちの「何を書いたらいいのかわからない」を解決する工夫とは?藤代:まず子どもたちがどんなことで困っているのか、一つ目が「コーチからノートを書きなさいって言われるんだけど、何を書いたらいいかわからない」という悩みがありました。菊池:そうなんです。何を書いたらいいかわからないっていうのは、一番選手たちが思っているところなんですよね。藤代:ただ、それを指示や命令の形にはできるだけしたくなかったので、質問形式という形にしたんです。ノートの14ページ目に「〈試合・練習〉が終わったときにどうなっていたら最高ですか」「そのためにどんな工夫をしますか?」という質問があるのですが、この二つの質問をするだけで、なんとなく参加したキャンプや普段の練習でも、自分事として主体的に取り組むようになりますし、その結果、練習の質も高めることができます。菊池:「どうなっていたら最高ですか」っていう言葉も、選手たちがワクワクして「今日こんなことやりたいな」っていうイメージが見えてくると思うんです。キャンプ中も書くこと自体が苦手な子っていますが、その苦手な子も楽しそうに書き始めるところが、すごく魅力的だなと思っています。■サッカーノートは失敗していい場所。ノートにたくさん書いて思考を繰り返すことが、プレーの再現性につながる藤代:二つ目が、書いたら書いたで「大人に怒られて書きたくなくなる」ということが課題としてあって。「漢字が違う」「もっと工夫して書いて」って怒られちゃう。何書いたらいいかわからない上に頑張って書いたのに、怒られてしまって悲しい気持ちになる。そうした声があることが、子どもたちのヒアリングからわかってきました。サッカーのことで怒られるならまだしも「きれいに書きなさい」「もっと工夫して書きなさい」ということが理由で怒られることもある。そうした中で、ある程度大人が書いて欲しいことがあるんだなということに、ようやく気づいたんです。菊池:藤代さんがキャンプの時に「わからないのも正解だよ」て、選手たちに仰っていたので、僕もキャンプ中、ノートを配った時には「わからなければ、わからないでもいいよ」と伝えるようにしたんです。藤代:いいですよね。選手たちの書くハードルも下がりますし、まずは、自分で考えて、書いてみることが大切なんです。サッカーのトレーニングを繰り返しする目的って、試合で体が無意識に反応してしまうような形で、動けるようになるのを理想とするからじゃないですか。その無意識化ができるようになるまでには「どう考えたか」があるはず。だからノートではたくさん失敗していいし、自由に考えをめぐらせていいんです。試行錯誤をたくさん繰り返していくと、それが洗練されてピッチ上で表現されます。練習の部分でも、ミスとか正解ばかりを追い求めてしまうと、すごく堅苦しくなってしまって、試合ではさらに窮屈になってしまう。菊池:緊張感もありますしね。藤代:そうなんですよ、プレッシャーも感じると思うし。やっぱりサッカーって、いくつもプレーの選択肢があって正解がないスポーツだと思うんですけど、「答えはこれだよ」と僕たち大人が方向性を決めすぎてしまうと、今度は僕たちの顔色を伺って、ノートも書き始めちゃうんですよね。そうすると、コーチが褒めている子の書き方が正解なんだと同じようなことを書き始めちゃう。菊池:仰る通りで、みんなきれいなこと書いてくれるんですけど、それが本当に本音なのかなと思うこともあります。大人がその妨げにならないようにしないことも大切ですね。■ノートを書いたら終わりではなく、コミュニケーションツールとして活用することが重要藤代:まずは子どもたちがノートに書いてくれることが大事ですし、ノートに書いたら終わりではなくて「どうしてこの答えを書いたのか」「どうしてそう思うのか」と、ノートがコミュニケーションツールとして活用されることを重要視しています。だから「本当に困っていること」「本当はこうなりたい」「今こんなことに取り組んでいる」みたいな正直な気持ちで書けているかどうかというところも大事なんです。菊池:選手一人ひとりのノートを細かく見る時間があるんですけど、そこで「僕らが伝えようとしていることが伝わっていたんだな」と確認できたり、反対に「これってあんまり伝わってなかったんだな」と知ることができたり、僕らのスタッフミーティングの反省材料にもなっているんです。言葉の使い方だったり、伝わっていなかった部分に対する僕らのアプローチが少し弱かったなっていうのがわかって、午後のトレーニングでは修正したり。選手の考えを知れるので、すごく役に立っているし、大事なコミュニケーションのひとつでもあります。藤代:菊池コーチが仰ったように、僕たち指導者は、理想としては伝えたこと全てを受け取って欲しい。けれど、子どもたちにも成長のタイミングもありますし、コンディションも違うし、今までやってきた経験とか知識、技術が全然違うので、一人ひとり受け取れるものが全然違います。だからノートを通して一回アウトプットしてくれたものを見ることができると「彼には今これがすごく印象に残ったらしい」と、彼らの頭の中がわかるんですよね。菊池:本当、そうですね。藤代:具体的にはノートの15ページの「今日の自分は何点だった?」「うまくいったこと・いかなかったことは何ですか?」「どのようにすれば、より良くなりますか?」と、この辺りの質問に答えられると、まず自分の中で頭の中を整理することができると思います。子どもたちがどんなことを学び、どんなことを工夫しようとしているのか、頭の中を知ることができるので、そうすると菊池コーチが言ってくれたように「ここまでは伝わったな」「この子にはまだちょっと伝わりきれなかったから後でフォローしようかな」と、一人ひとりへの細かい対応策につながるので、ノートを活用できているんじゃないかなと思います。■書くことで振り返りの技術が身に付く。うまくいったことにも目を向けさせる菊池:最初はみんな悪かったことや、うまくいかなかったことばっかり書くんですよ、反省ノートみたいに。このノートでは両方書くことができるので「もっとよかったことも探してみようぜ」っていう声をかけると、「こんなこともできた」「こんなことが楽しかった」と出てくる。藤代:そうなんですね。菊池:サカイクキャンプって生活面でも成長できる部分があるので、別にプレーだけじゃなくても「生活の中でこんなチャレンジができたとかでもいいよ」って伝えると、表情も明るくなるんです。日本人の気質なんですかね(笑)。「いいところいっぱいあるのに」って悩ましくもあります。藤代:うまくいったことって、意識しないとなかなか見つけられないんです。でも、それを見つけようとする意識こそが、次の成長につながると僕は思っています。サッカーは、チャレンジしたことがうまくいかなくても、すぐに次、またその次へと切り替えていくことが求められるスポーツですよね。でもその"切り替える力"って、試合の中だけで身につけるのは難しい。だからこそ、毎回の練習や試合、あるいはキャンプの中で「うまくいったこと」を振り返ることを繰り返していく。その積み重ねが、やがて無意識でもポジティブに動ける自分をつくっていくと思っています。菊池:確かにそうですね。藤代:うまくいったことを意識的に探すことをして欲しいなと思っています。サッカーってチャレンジしたことがうまくいかなかったとしても、次、またその次...って切り替えていくことが試合中求められるじゃないですか。そうした時に、じゃあどうすればできるようになるかというと、やっぱり試合だけでそれをやるのは難しいですよね。意識的に毎回の練習や試合の時、もしくはキャンプ中に何度も繰り返し行って、自分自身の中でそれが習慣化していくと、意識せずともそれが発揮されるようになっていきます。菊池:そういうメンタリティーの部分って、ピッチ外でも人として成長するために大事な部分ですよね。そのためにもうまくいったこと・いかなかったことの両方が書けるようになった方がいいですね。藤代圭一(ふじしろけいいち)一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事。教えるのではなく問いかけることでやる気を引き出し、考える力を育む『しつもんメンタルトレーニング』を考案。全国優勝チームや日本代表選手など様々なジャンルのメンタルコーチをつとめる。2016年より全国各地に協会認定インストラクターを養成。その数は350名を超える。選手に「やらせる」のではなく「やりたくなる」動機付けを得意とする。新刊に「私を幸せにする食事」(東洋館出版)がある。菊池健太(きくちけんた)<資格>日本サッカー協会C級JFA公認キッズリーダーキッズコーディネーショントレーナー佐倉市立井野中学校サッカー部外部指導員<経歴>VERDY花巻ユース 日本クラブユース選手権出場(全国大会)中央学院大学 千葉県選手権 優勝千葉県1部リーグ 優勝
2025年07月08日保育・児童発達支援施設「元気キッズ」を運営する株式会社SHUHARI(埼玉県志木市、代表:中村 敏也)は、地元で人気のベーグル専門店「GES BAGEL WORKS(ジーズベーグルワークス)」と連携し、保育園のお迎え時に当日の朝焼き上げたベーグルを受け取れる保護者向けの新サービス「ベーグルお届け便」を2025年6月より本格始動しました。この取り組みは、多忙な保護者の買い物負担を軽減し、食を通じた家族のコミュニケーション創出を目的としており、朝霞市での試験導入を経て、新たに新座市・志木市を含む3市へ拡大します。元気キッズ×GEs BAGEL WORKS■試験導入で大好評の「ベーグルお届け便」が新座・志木エリアにも拡大!本サービスは、2024年度に朝霞市内の元気キッズ施設で試験的に実施され、大きな反響を呼びました。保護者向けに販売したベーグルは、即日で予約分が完売。「子どもと一緒に朝食に楽しめた」「受け取りが便利」「また利用したい」といった声が多数寄せられました。こうした好評を受けて、2025年度より対象エリアを朝霞市内に加え、新座市・志木市の元気キッズグループの施設にも拡大。より多くのご家庭に、安心・安全でおいしい焼きたてベーグルをお届けします。子どもたちの食と未来を育むGEs BAGEL WORKSのベーグル■ベーグルを通して生まれる、家族の明るい朝食時間「家族で囲む朝のひとときを、もっと笑顔あふれる時間にしたい」そんな想いから生まれた「ベーグルお届け便」は、地元朝霞市の人気店「GEs BAGEL WORKS」と提携し、保育施設でのお迎え時にベーグルを受け取れる便利なサービス。週末の朝、子どもと一緒にベーグルを楽しむ、そんな時間を保護者にお届けします。保育施設での受け取りというスタイルは、忙しい保護者の買い物負担を軽減するだけでなく、食を通じて家族の会話やつながりを育むきっかけにもなります。実際、厚生労働省の「令和5年版厚生労働白書」によれば、共働き世帯数は年々増加傾向にあり、家族で過ごす時間、とりわけ“朝の食事の時間”はますます貴重なものとなっています。(出典 )当社では、そんな大切なひとときを、よりあたたかく、笑顔あふれるものにしていきたいと考えています。■GEs BAGEL WORKS(ジーズベーグルワークス)についてGEs BAGEL WORKS ロゴ2020年に埼玉県朝霞市にオープンした同店(現在は埼玉県志木市に移転)は、地元のふるさと納税返礼品にも選ばれるほどの人気店。無添加、天然酵母、北海道産小麦「春よ恋」を使用し、ひとつひとつ丁寧に手作りされたベーグルは、開店後すぐに完売することも多い注目の存在です。アレルギーにも配慮し、乳製品・卵不使用のため小さなお子様も安心して食べられるのが特長。地元名産のにんじんを使用したベーグルはwebメディアや雑誌などにも取り上げられました。■今後の展望元気キッズとGEs BAGEL WORKSは今後、施設内でのベーグル作り体験や食育ワークショップなど、子どもたちの「食育」にもつながる活動を展開予定です。保護者のニーズに応えながら、地域の中で「食」を通じた笑顔とつながりを広げていきます。家族でおいしいベーグルを楽しむ明るい食卓【サービス概要】サービス名:ベーグルお届け便提供開始日:2025年6月より本格実施対象 :元気キッズグループの保育園・児童発達支援施設をご利用の保護者(朝霞・新座・志木エリア)内容 :提携ベーグル店のベーグルを、保育施設のお迎え時間にお届け・販売(水・木曜日を中心に実施予定)■株式会社SHUHARI 代表取締役 中村 敏也 コメント代表 中村 敏也この『ベーグルお届け便』は、単に利便性を提供するだけのサービスではありません。地元の魅力あるお店と連携し、食を通じて地域とのつながりを育み、ご家庭には“笑顔の朝”をお届けしたいという思いからスタートしました。今後は、保護者の皆さまの声を参考にしながら、子どもたちの学びにもつながるような“食育体験”など、園だからこそ実現できる価値を創造してまいります。■元気キッズグループ(株式会社SHUHARI)について元気キッズ ロゴ株式会社SHUHARIが運営する元気キッズグループは、「どんなGENKIもうけとめる」をスローガンに、子どもたちの個性と可能性を最大限に伸ばし、保護者が安心して預けられ、職員が誇りを持って働ける地域社会に根差した保育・療育サービスを提供することを目指しています。埼玉県志木市、朝霞市、新座市などを中心に、認可保育園、小規模保育園、児童発達支援施設など、合計28施設を運営し、約390名の職員が在籍しています。会社名 :株式会社SHUHARI所在地 :埼玉県志木市本町5-8-5 中村ビル2F代表者 :代表取締役 中村 敏也設立 :2006年7月事業内容:保育施設の運営、保育所・児童発達支援のコンサルティングなどコーポレートサイト: 元気キッズHP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年07月08日「これ、どうやって開けるの?」「〇〇ちゃんに『遊びたくない』って言われた……どうしよう?」――子どもの「困った!」に、つい手を差し伸べてしまうことはありませんか?でもじつは、その「困った」こそが成長のチャンス。答えがすぐ手に入るいまの時代だからこそ、子どもが自分の力で壁を乗り越える「問題解決力」が重要になっています。「うちの子、すぐ諦めちゃって」「何でも『わからない』って言うんです……」そんな悩みを抱える親御さんも多いはず。でも大丈夫。問題解決力は、日常のちょっとした工夫で確実に育てることができるのです。本記事では、専門家の意見をもとに、子どもの問題解決力の伸ばし方について具体的に解説します。子どもの「問題解決力」とは?いまの時代に欠かせない理由「問題解決力」とは、目の前の課題やトラブルに対して適切な方法で解決する力のことであり、勉強や人間関係、日常生活などあらゆる場面で必要とされます。特にこれからの時代は、答えのない問題に向き合う力が求められるため、与えられた情報を覚えるだけでは対応できません。柔軟な思考と行動力を育てる「問題解決力」は、まさに子どもの将来を支える基盤となるでしょう。探求型学習教室「LOUPE(ルーペ)」を運営する伊東美波氏は、問題解決力を育む探求学習の重要性を説きます。自分で問いを立て、自分なりの答えを見つけるプロセスを大切にする探求学習。それを学ぶことで、問題に直面したときの “モヤモヤ” をそのままにせず、言葉にして整理する力が身につき、次の一歩を後押しするのだと言います。問題解決力の土台を築く「感情の整理」は、子どもだけでなく大人もぜひ身につけたいところ。トラブルに対して「いまどんな気持ちなのか」を冷静に考え、家族や仲間と共感し合い、解決策を見つけ出すことが求められるため、人生をより豊かに楽しくするのにも一役買ってくれそうですね。次項では、さまざまな分野の専門家の意見をもとに、「子どもの問題解決能力を育むために家庭でできること」について解説していきます。調理体験で育む!子どもの実践的「問題解決力」の育て方【松島悦子氏】食育や家族社会学を専門とする松島悦子氏は、「子どもの問題解決力を伸ばすのに “調理体験” は大いに役立つ」ことを明かしています。調理の過程には、材料をそろえる、手順を考える、途中の失敗に対応する……など小さな課題が次々と出てきます。こうしたプロセスを自分で乗り越えることが、実践的な問題解決力の土台になるのです。さらに、調理は小さな成功体験を積み重ねる作業でもあります。「ひとつできたら、次はちょっとだけ難しいことに挑戦する」ことで、達成感を味わいながら自己効力感や自信も育まれていくでしょう。松島氏は「親は細かく口を出すのではなく、必要な手順を伝えたらあとは極力見守ってほしい」とアドバイスします。調理を通して得られる「考えて行動する力」は、変化の激しい社会を生きる子どもたちにとって、大きな武器になるはずです。【問題解決力の育て方】休日などに子どもと一緒に料理をする機会をつくるできる工程は子どもに任せ、親は「見守る」姿勢を意識する成功したらすぐ次の課題へ。「少し難しいこと」に挑戦させてみる関連記事子どもに「調理」をさせるメリット。料理をする子・しない子の“内面”の大きな違い(この記事はアフィリエイトを含みます) 「食育」への関心が高まるなか、「親元を離れたときに困らないように……」と…親の “聞く力” がカギ!子どもの問題解決力を伸ばす関わり方【瀬川文子氏】子どもの問題解決力を育むにあたり、「親の聞き方」にヒントが隠されているのをご存じですか?心理学や教育学をベースにした親子コミュニケーションプログラム「親業」の実践を通じて、多くの家庭に寄り添ってきた親業訓練協会の瀬川文子氏によると、子どもの話を聞くときには「受動的な聞き方」と「能動的な聞き方」の2つを意識することが大切なのだそう。たとえば、うなずく・黙って聞くなどの「受動的な聞き方」に加えて、子どもの言葉を繰り返す・言い換える・気持ちを汲み取るといった「能動的な聞き方」が、問題解決力を育むのに効果的なのだといいます。特にこの “能動的に聞く” 姿勢が、子どもに「自分の気持ちが受け止められた」という安心感を与え、自ら考えて解決策を導き出す力へとつながっていきます。大事なのは、子どもの気持ちに共感し、寄り添うこと。充実したコミュニケーションは、子どものあらゆる能力を伸ばすカギになりますよ。【問題解決力の育て方】子どもの話には、うなずきや促しなど “受け止める” 姿勢をもつ言葉を繰り返す・言い換えるなど、能動的な聞き方を意識する気持ちに共感し、答えを急がず子ども自身の考えを待つ関連記事繰り返す、言い換える、気持ちを汲む。親の「能動的な聞き方」が、子どもを問題解決に向かわせる(この記事はアフィリエイトを含みます) アメリカの臨床心理学者であるトマス・ゴードン博士が、心理学、教育学、発…思考ツールで育てる!子どもの「原因と結果を考える力」【飛田基氏】「幼い子どもは目の前の欲求に従って行動しがちで、長期的な視点をもつのが難しい」と語るのは、NPO法人・教育のためのTOC日本支部で思考ツールの普及に取り組む飛田基氏です。子どもたちがよりよく考え、行動できるようになるには、日常のなかで 「因果関係を整理する力」を育てていくことが大切だと話します。たとえば、「この行動をしたら、次に何が起こるか」「こうすると、どんな結果になるか」といった “原因と結果のつながり” を言葉にする機会を増やすことで、子どもは自分の選択を客観的に見つめられるようになるでしょう。過去のインタビュー記事に詳しい方法が紹介されているので、ぜひ参考にしてくださいね。この力は、目の前の課題に冷静に向き合い、最適な解決策を見つけ出す土台になります。楽しみながら思考の訓練を重ねていくことで、問題解決力はもちろん、「長期的な視点で考える力」も自然と育っていくでしょう。【問題解決力の育て方】日常のなかで「行動→結果」の流れを一緒に整理する習慣をつける子どもが自分の選択を言葉にできるよう促す思考ツールを使って “考え方” の型を身につける関連記事子どもの考える力を伸ばす「3つの思考ツール」(後編)――NPO法人・教育のためのTOC日本支部マスターリードファシリテータ・飛田基さんインタビューpart3(この記事はアフィリエイトを含みます) イスラエルの物理学者・エリヤフ・ゴールドラットが提唱するTOC(制約理論…ストレスに負けない!「選べる力」が子どもの問題解決力を育む【小関俊祐氏】ストレスとの向き合い方という観点から、子どもの問題解決力を育む方法を提唱しているのは、日本ストレスマネジメント学会で子どものメンタルサポートにも携わる小関俊祐氏です。ストレスへの対処法には、「情動焦点型」と「問題解決型」の2種類があります。「情動焦点型」とは、過去の出来事など自分の力ではどうにもできない問題に対して気分転換を図る方法。「問題解決型」は、たとえば明日のテストのようにこれから起こることによるストレスに対して、行動を通して対処する方法です。「問題解決型」において、ストレスを回避する手段は多いほどよいとされており、小さいうちは親が “いくつかの手段” を提示する必要があります。たとえば、勉強に集中できないという悩みに対して、親が付き添って勉強する、ひとりで部屋にこもる、塾に通うなど、複数の方法を一緒に考えることが有効です。大切なのは、親が「これが正解」と決めつけず、子ども自身が納得できる形で選べるようにサポートしていくこと。そうした積み重ねが、ストレスに柔軟に対処しながら解決策を導く力を育ててくれるのです。【問題解決力の育て方】子どもが感じているストレスの“種類”に合わせて、対応を変える解決のための手段をいくつか示し、子ども自身に選ばせる親の意見を押しつけず、「一緒に考える姿勢」を大切にする関連記事子どものストレスを軽減させる“ストレスコーピング”。選択肢は多ければ多いほどいい「ストレスコーピング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ストレスとうまくつき合うための方法である「スト…よくある質問(FAQ)|問題解決力の育て方Q1. 問題解決力って、具体的にはどんな力のこと?A. 問題解決力とは、目の前の課題に対して自分で考え、選び、行動しながら解決に導いていく力です。正解が一つではない現代においては、「どうすればいいか」を自分で判断する力が欠かせません。困ったときに立ち止まらずに一歩踏み出せる力、それが問題解決力の本質です。Q2. 幼児や低学年の子にも、問題解決力は育てられますか?A. はい、育てられます。たとえば「靴が見つからない」といった小さな困りごとでも、「どこで脱いだかな?」「昨日はどこに行った?」と一緒に考えることが立派なトレーニングになります。年齢に合わせた「考える経験」を積み重ねていきましょう。Q3. 失敗ばかりしていると、子どもが自信をなくさないか心配です。A. 失敗は、じつはとても貴重な学びのチャンスです。大切なのは、その失敗をどう受け止め、次にどうつなげるか。親が「失敗してもいいんだよ」と受け止めてあげることで、子どもは安心してチャレンジできるようになります。成功体験とあわせて、失敗体験も “自信” につながります。Q4. 親がどこまで手伝うべきか、判断が難しいところです。A. つい手を出したくなりますが、まずは子どもに考えさせてみましょう。すぐに答えを与えるのではなく、「どうしたい?」「ほかに方法はあるかな?」と問いかけることで、自ら考える力を引き出せます。親は “見守る姿勢” を意識してサポートすることがポイントです。Q5. 問題解決力を育てるのに役立つ日常的な習慣はありますか?A. 料理や買い物、遊びのなかでも育てることができます。たとえば「卵がないけど、どうする?」など、日常のなかで自然に「考える→選ぶ→行動する」機会をつくってあげましょう。無理なく、楽しく取り入れられることが長続きのコツです。***子どもの「問題解決力」は、変化の激しい時代をたくましく生きるために欠かせない力です。そしてその力は、特別な教育プログラムで育まれるものではありません。親ができることは、先回りして問題を解決してあげるのではなく、「考える時間」を与えて、見守りながら寄り添うこと。そして、ときには一緒に悩みながら、答えにたどり着く過程を共有しましょう。小さな「できた!」の積み重ねが、これからの時代を生きる確かな力となっていくはずです。文/野口燈(参考)STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|小学校でも注目の「探求学習」を家庭で!「なぜ?どうして?」を“生きる力”に変えよう【探求型教室のテーマと実践例つき】STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもに「調理」をさせるメリット。料理をする子・しない子の“内面”の大きな違いSTUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|繰り返す、言い換える、気持ちを汲む。親の「能動的な聞き方」が、子どもを問題解決に向かわせるSTUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもの考える力を伸ばす「3つの思考ツール」(後編)ーーNPO法人・教育のためのTOC日本支部マスターリードファシリテータ・飛田基さんインタビューpart3STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どものストレスを軽減させる“ストレスコーピング”。選択肢は多ければ多いほどいい
2025年07月08日雲云テクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区)は、2025年7月8日(火)0:00から7月19日(土)23:59まで、CuboAi公式サイトおよびAmazon公式ストアにて、「CuboAi プライムデーセール」を開催いたします。暑い夏でも、お子さまの体調管理や快適な睡眠環境づくりをサポートするCuboAiスマートベビーモニターを、年間最安値となる特別価格でご提供いたします。最大18,960円OFF!プライムデーセール開催【セール概要】■第1弾:プライムデーセール期間 :2025年7月8日(火)0:00~7月14日(月)23:59開催場所:CuboAi公式サイト/Amazon公式ストア割引方式:割引価格にて提供■第2弾:プライムデー延長セール期間 :2025年7月15日(火)0:00~7月19日(土)23:59開催場所:CuboAi公式サイト(クーポンコード割引:PRIMEDAY25)/Amazon公式ストア(ポイント還元での実質割引)■対象商品・特別価格 ※税別商品名 :CuboAi スマートベビーモニター(第3世代)通常価格 :51,800円セール価格:35,040円割引額 :16,760円 OFFCuboAi スマートベビーモニター(第3世代)商品名 :CuboAi 赤ちゃんねんね見守りセット通常価格 :66,800円セール価格:47,840円割引額 :18,960円 OFFCuboAi 赤ちゃんねんね見守りセット※赤ちゃんねんね見守りセットは、スマートベビーモニター(第3世代)とベビーセンサーパッドのお得なセット商品です。【夏の子育てをサポートする CuboAi スマートベビーモニター(第3世代)の特徴】赤ちゃんをしっかり見守る多数の機能■快適な睡眠環境をサポート温湿度センサー搭載:室内環境が快適範囲を超えたらスマートフォンにお知らせAI子守唄機能:慣れない場所でも快適なねんねタイムを演出■安心の見守り機能顔覆われカバー&寝返りアラート:本体内蔵AIで旧モデルから6倍高速検知2.5K QHDカメラ:スマートベビーモニター史上最高画質(※)で細部まで鮮明過去72時間の自動録画:無料で最長3日間分の映像保存が可能顔覆われカバー防止、寝返りアラート■成長記録機能成長トラッキング:アクセサリー不要の自動身長測定機能を世界初※実現睡眠分析:詳細な睡眠レポートで赤ちゃんの快眠をサポート睡眠分析■家族での共有家族シェア機能:最大8デバイスで簡単共有※2025年当社調べ【メッセージ】赤ちゃんの睡眠環境をしっかり管理暑い夏の季節は、赤ちゃんの体温調節や室内環境管理がより重要になります。CuboAiスマートベビーモニターは、温湿度センサーによる環境モニタリングと高精度なAI見守り機能で、ママパパの心配を軽減し、安心できる子育て環境をサポートいたします。今回のプライムデーセールでは、より多くのご家庭にCuboAiをお届けし、夏の子育てを応援したいという想いから、年間最大級の割引を実施いたします。【セール実施チャネル】■CuboAi公式サイトURL: 全期間割引価格(延長期間はクーポンコード入力で割引)■Amazon公式ストアURL: プライムデー期間は割引価格+延長期間はポイント還元で実質割引■お得な情報をLINEでお届けCuboAi公式LINEアカウントでは、セール情報やお得なクーポン情報を配信中です。CuboAi公式LINE: ■SNS公式アカウントInstagram : X (旧Twitter) : LINE公式アカウント: ※不具合や製品自体に関連するお問い合わせはメールまたは公式LINE、CuboAiアプリのカスタマーサポートへお願いいたします 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年07月08日普段、何気なく使っている日本語でも、いざ子どもに説明するとなると困ってしまうことってありませんか? とくにまだ漢字がわからない幼い子に「同音異義語」を理解してもらうのは、なかなかハードモードではないでしょうか。今回はまさに、同音異義語で息子さんが可愛らしい勘違いをしてしまい、パパがあたふた。日本語って難しい〜! と思わず叫びたくなるようなエピソードです。主人公は、4歳の息子さんを持つパパ。ブロックを拭いていると息子さんがお手伝いを申し出てくれたので、何気なく感謝の気持ちをつぶやいたところ…。働き手という意味の「人手」と、海の生き物の「ヒトデ」。どちらも「ひとで」と発音するのはいっしょなので、息子さんが勘違いするのは無理もないですよね。「人手」を4歳の子どもにもわかりやすく説明するのも悩ましいし、日本語って本当に奥が深いです。それにしても、「ヒトデじゃなくてタコならいい」という息子さんの発言も、ツッコまずにはいられません。何とも微笑ましいエピソードでした。みなさんの中でも、お子さんの勘違いや珍発言など、愛すべき家族のエピソードがあればぜひ教えてください。イラスト/ 最上うみみ ※このお話は実話を元に編集しています。あなたの「愛すべき家族」のエピソード募集中!当たり前のように一緒に暮らしてるけど、この常識ってわが家の家族だけ? 小さい子どもって奇想天外なことするから面白い! ついクスッと笑ってしまうけど、私の自慢の家族。そんな読者から投稿された「愛すべき家族」のエピソードを4コマ漫画でご紹介。ぜひあなたもエピソードを投稿してみませんか?記事下のアンケートフォームより投稿してください。
2025年07月08日「パニック中の記憶がない」という衝撃の告白現在16歳、高校生の息子は、10歳でASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けました。慎重で落ち着きがなく、初めての場所やいつもと違うことに弱い、急な予定変更など見通しが立たないと不安になる、目や耳が過敏などの特性があります。幼い頃から癇癪は見られていましたが、小学3年生になると、担任の先生との相性が合わないのか、パニックの激しさが増し、全力で泣き叫んだり、自傷行為をしようとするようになりました。そして小学4年生のある日、息子が突然私のところへ来て、衝撃的な言葉を口にしました。「パニック中の記憶が無い。居ない人の声が聞こえる」Upload By ユーザー体験談それまでは、スクールカウンセラーと協力し、パニックが起こる前に次の行動を予告したり、学校へ行く準備を手伝ったり、イライラした時には深呼吸を促すなど、さまざまな対策をしてきましたが、さすがにこれは深刻な状況だと感じました。息子の言葉をスクールカウンセラーに伝えたところ、即座に「それは病院に連れて行ったほうがいい。家族の努力だけじゃどうにもならないから、薬の処方などについても相談してみましょう」と言われ、「前に療育に通っていたときに診てもらっていたところにカルテがあるはずだから、まずはそこに相談してみてはどうでしょう」とアドバイスを受けました。年長から小1まで通っていた発達支援施設には医師が常駐し、そこに受診していました。ですが、連絡してみると予想外の返答が返ってきました。「小児科ではなく児童精神科へ」思春期外来のある精神科病院への転科すぐ発達支援施設に問い合わせたところ「最後の受診から何年も経っているため、初診まで半年かかります。半年後には状況も変わっていると思いますし、息子さんはもう10歳なので、症状からも小児科ではなく児童精神科で診てもらったほうが良いと思います」と言われました。そして、思春期外来のある精神科病院を教えてくれました。紹介状についてダメ元で聞いてみたところ、「紹介状を書くにも初診が必要ですが、お子さんが改めてこの施設で受診しなくても、これからかかる先の病院に情報を提供できます」とのこと。この施設が初診まで半年かかるのは知っていましたし、通っていたのはかなり前なので、ほかの病院に変わることに特に抵抗はありませんでした。地元で子どもが通える精神科についての知識は全くなかったので、別の病院を教えてもらえたのは大変ありがたかったです。すぐ教えてもらった病院に電話したところ、「思春期外来の先生が〇曜日に来ます。予約は要らないので、その曜日の午前中に来てください」と言われ、幸いにも割とスムーズに受診することができました。問診表と持参した過去の発達検査の結果で診断、リスペリドンを処方紹介された精神科病院はとても混んでいました。問診票の項目が多かったため、母子手帳を確認しながら小さい頃のことを思い出して記入、さらに問診でいろいろと聞かれたあと、職員さんが息子に「先生が原因を調べてくれるからね」と言ってくれました。診察では問診票と家から持参した過去の発達検査の結果を見て、先生からあっさりと診断を受けました。「発達障害ですね。保育園で落ち着きが無くて加配の先生が付いていたことからも、ASD(自閉スペクトラム症)で間違いないと思います」そう言って、紙に「自閉スペクトラム症」と書いて渡してくれました。そして、「パニックを起こしたり、起こしそうになったりした時には、薬を飲ませてください」と、リスペリドンという薬を処方してくれました。発達障害の診断には時間がかかると思っていたことと、息子が横で一緒に聞いていたこともあってすぐ診断が出たことに少し戸惑いました。ただ、幼い頃から落ち着きがなく、ずっと発達障害の疑いを持っていたので、診断を受けてホッとしたというのが一番の感想です。学校へ配慮のお願いをしても「一体何の問題が?」という態度を取られることが何度かあったので、「これで学校にいろいろとお願いしやすくなる」とも思いました。突然診断を受けた息子の思いは……息子は思いのほか落ち着いていました。「自分がパニックを起こして記憶がなくなったりするのには原因があるんだ」ということが分かって安心したようです。その日から「何で僕はみんなと違うの?」と泣きながら訴えてくることがなくなりました。そしてパニック時に薬を飲むととても落ち着くようになりました。私は「薬を飲むとこんなに楽なんだ」と驚きましたし、息子自身も「心に効く薬があるんだ!」とびっくりしていました。次の受診で「薬のおかげですごく楽になりました」と伝えると、先生は「そう言ってもらえるのが一番嬉しい」と笑顔で言われました。Upload By ユーザー体験談服薬はメリットが多いですが、副作用もありました。息子は頭痛と眠気がでるようになり、頭痛については、「パニック中は神経が高ぶっているからそういうこともあると思います」と説明されました。そして夜遅くに薬を飲むと、次の日昼頃まで起きられないこともあることを相談すると、「傾眠がある場合は薬を半分にしてもいいですよ」と言われ、半分に割って飲んでいます。十分に眠ると今度はスッキリするので、学校への行き渋りも減って助かりました。高校生になった息子、現在の状況は……受診、服薬もしていますが、今でもパニックを起こすことはありますし、「記憶がない」ともよく言います。しかし、成長して泣き叫ぶようなことはなくなりましたし、何よりも「薬があるから」という安心感があります。また、不安なことも相談でき、「記憶がなくなるのは自分の心を守るためだから」「記憶が戻らなくなることはないから大丈夫です」と医師から言われるとホッとします。途中で先生が変わってしまいましたが、新しい先生も息子の悩みに付き合ってくれています。定期的に状況報告をして薬をもらうだけでも、いざという時に医師に助けを求められる状況はとても大事です。現在高校生になった息子ですが、環境の変化もあって疲れが溜まるらしく、たまに学校を休んだりしています。それでも学校自体は楽しいらしいです。今後は、自分自身をしっかり理解して、自分のことを自分で周囲に説明できるようになり、困ったときは助けを求めたり、困っている人を助けたりできるようになると良いと思います。イラスト/keikoエピソード参考/まこぺ(監修:新美先生より)小児科から児童精神科に転科したときのことを聞かせていただきありがとうございます。何歳まで小児科で、何歳から児童精神科・精神科か、どのような状況でどちらの科に受診するとよいかということについては、地域や病院による差が非常に大きいため、お住まいの地域やかかりつけの病院で問い合わせていただくことが必要です。病院や科ごとに、診療の対象年齢がある程度決まっていたり、症状や状況によって得意分野や、役割分担(すみわけ)があったりします。また紹介や初診の手順についても、病院ごとのルールやローカルルールみたいなものが決まっていることもあります。面倒だな、融通が利かなくて不親切だなと感じることもあるかもしれませんが、この分野の診療リソースがニーズに比べて不足していることがほとんどなため、少ないリソースで診療体制を維持するための工夫でもあるのでどうかご了承ください。元々発達障害特性のあるお子さんは学校生活でストレスを受けやすく、学童期、特に思春期頃になってくると、今までにないさまざまな精神症状が起きてくることは少なくありません。そうした時に、ストレス源を減らしたり、ストレス対処行動を身につけたりすることと同時に、適切な薬物療法を受けることも、お子さんにとってメリットがあることも多いです。筆者さんの息子さんも、そうした相談ができる担当医にスムーズつながることができ、ストレスや自分の特性とうまく付き合いながら成長していけていることが伺えてよかったです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2025年07月08日パパが3カ月の育休を取得した満川さんファミリー今回のパパ満川アーサーさん/36歳/シーメンスヘルスケア株式会社●ご家族妻:りささん/35歳/育休中長女:ローラちゃん/5歳長男:ルークくん/0歳※ご本人を含め、お名前は仮名です。●満川家のパパ育休2024年10月に第二子となる長男が誕生。育休+有休などを組み合わせて年末まで休職し、1月に復帰。社内の有志団体であるERG(従業員リソースグループ)の中で、社員の成長を応援する“StepUp”に所属し、自身の育休経験を活かして社員約70名を前に講演するなど、男性の育児参加に関する啓発活動等を行う。現在は主に在宅勤務で家庭と仕事を両立。妻のりささんは育休中。満川さんの育休中のタイムスケジュール■転職後「男性は育休は取らなくていい」から「男性も必ず取るべきもの」へと意識が変化――満川さんが育休を取得した経緯を教えてください。満川さん昨年、第二子の誕生にあたり育休を取得しました。第一子のときは、まだ前職の日系企業に勤めていたのですが、その会社には男性の育休取得を支援するような雰囲気はまったくなく、私自身も「男性は育休を取らないのが当たり前」だと思い込んでいました。実際、出産には立ち会えたものの、その前後に業務や海外出張が重なっており、長期の休暇を取るという発想すら持っていなかったんです。その後、2020年に現在の勤務先であるシーメンスヘルスケア(以下、SHS)へ転職しました。SHSは入社当初から、従業員を大切にする文化を強く感じられる会社で、社内報などでも男性社員が当たり前のように育休を取得した体験をシェアしていました。おかげで自分も自然と「男性も育休を取るのが当たり前」という考え方に変わっていきました。そんな中で、自身の意識がさらに大きく変わるきっかけとなったのが、“StepUp”というERG(Employee Resource Group=従業員の自主的な活動グループ)への参加です。StepUpは男性・女性にかかわらず、SHSがより良い会社にステップアップするために、ワークライフバランスや男性育休、女性活躍をキーワードに、イベント企画や講演会の開催を行っています。その活動の一環で専門家の方を招いた講演会があったのですが、これが非常に印象的でした。それまで私にとって男性育休は「なんとなくいいもの」というぼんやりとしたイメージでしたが、その講演では、育休のメリットが定量的なデータや科学的なエビデンスをもとに語られたんです。たとえば、男性が育休を取ることは、単に家族と過ごす時間を増やすだけでなく、パートナーのメンタルとフィジカル両方の健康維持や、職場復帰の促進、さらには多子世帯の増加にもつながる――そんな複合的な意義があることを知りました。そこから、育休は「取ったほうがいいもの」ではなく、「取るべきもの」だと強く思うようになりました。ーー転職を皮切りにどんどん意識の変革が起きていったんですね。第一子のときは、里帰り出産をされていたんですか?満川さん妻の母は早くに亡くなっているため実家には頼れず、私の両親も海外に住んでいるので、里帰り出産はしませんでしたが、私の母と妻の叔母がそれぞれ1週間ずつサポートに来てくれました。妻は今でも「振り返るとあのときは、ほとんど一人で全部やっていた」と話しますし、私もそう思います。とくに印象に残っているのは、生後まもなく私が海外出張に出る直前、住んでいた賃貸住宅のトイレが詰まってしまったことです。焦る中で「フライトに間に合わない!」と、すべて妻に任せて、急いで家を出てしまったんです。仕方ないとはいえ、今振り返るともう少し何かできなかったかなと思うことがあります。当時の私は、「赤ちゃんや家のことは女性がするもの」という考え方にどっぷり浸かっていました。でも転職した今は「男性も育休を取るべきだし、取ったほうが絶対にいい」というマインドに変わり、会社の文化が個人の意識に与える影響の大きさを実感しています。「会社からは少し距離のある海に近いエリアに住んでいますが、現在も在宅勤務が基本であるおかげで、育児と仕事の両立がうまくできています」(満川さん)■自分の育休が次の誰かへとつながるように…――“StepUp”には入社してすぐに参加されたんですか?満川さんいえ、入社して2~3年経った頃からです。SHSはもともと、役職に関係なく意見を言いやすいフラットな社風があり、ERGの活動もとても活発です。StepUpは主な目的として女性の活躍を推進していますが、「男性育休の取得率を高める」ことも大きな目標の一つで、私が参加した当時もすでに、メンバーの積極的な活動により、SHS全体で男性の育休取得率がかなり高い水準にありました。私はStepUp初の男性メンバーとして合流し、「さらに育休が取りやすい雰囲気をつくりたい」という思いで活動してきました。実際、私自身の育休取得も、家族や自分のためであると同時に、「次の誰かにつなげたい」という意識が強かったんです。StepUpの活動で男性育休の重要性を発信している立場として、自分が育休を取らなかったり、短期間の取得にとどめたりするのは、説得力がなかったと思います。――「男性育休を取得するのも当たり前」という社内の雰囲気の中、育休を伝えたときの周囲の反応はいかがでしたか?満川さん皆さん温かく受け入れてくれました。心の底から「おめでとう!」と祝福してくれましたし、「しっかり取ってね!」「3カ月だと短いんじゃない?」というような、素敵な言葉をかけてもらいました。また中には「その経験をぜひ次につなげられるように」と話してくれる方もいましたね。チームのメンバーはいつもサポーティブで、本当に感謝しています。会社全体でワークライフバランスを重視し、従業員やその家族を大事にする雰囲気が醸成されているだけのことはあると感じました。「子どもが生まれてからも、妻との関係の変化はいい意味でありません。これまでと同じように今でも非常に仲良しにしています。よく子どもの誕生を契機に夫婦関係に変化が生じると言われますが、そうならないように計画的に準備し、積極的に家事分担をしてきました」(満川さん)■育休は所属企業へのエンゲージメントを育む――満川さんはどのようなお仕事をされているのでしょうか?どのように引き継いだかも教えてください。満川さん業務内容としては、いわゆる営業企画のような立ち位置です。実際はオールラウンダー的なポジションで、新しいサービスの企画や制度設計、データ分析、カスタマーリレーテッドマネジメント、マーケティングのほか、外資系企業なので本社との窓口業務も担っています。育休前の引き継ぎについては、詳細な引き継ぎ書を作成し、それぞれの業務をお願いする担当者とミーティングを重ねました。最初は一緒に実務を行い、徐々に任せていくというステップを踏みました。途中で困ることがないよう丁寧に引き継いだつもりですが、それでも想定外の業務が発生したと思います。しかし、そこは皆さん優秀なメンバーなので、カバーしてくれました。また、HR(人事・総務関連の部署)にも大変お世話になったと思います。誰しもが気になるのが休業中の手当だと思いますが、制度はどんどん変わっているので、非常にわかりづらかった。ただ、担当者が非常に親身に相談に乗ってくれ、最も適切な取得方法についてアドバイスをくれたおかげで、とても助かりました。個人的には温かく育休をとらせてくれたチーム、育休をバックアップする社風のある組織に非常に感謝するようになり、組織へのエンゲージメントや貢献したいという思いが増したと思っています。「育休を取った従業員は貢献度があがる」、この事実は我が社に限らず、多くの経営者やトップマネジメント層にぜひ知ってもらいたいです。■「育休=休み」じゃない!予想以上に大忙しな毎日――ここからは育休中のお話を聞かせてください。育休に入ってから、大変なことはありましたか?満川さん大変なことだらけでした(笑)。どうしても「育休=ちょっとしたお休み期間」みたいなイメージって、ありますよね。正直、StepUpで男性育休の普及に取り組んでいた自分でさえ、どこかそんなふうに思っていたんです。でも、実際には予想よりもハードな日々でした。新生児のお世話に加えて、上の子の対応も必要ですし、我が家には犬もいるんです。とにかく、やることが山積みで……。振り返ってみると、あまりに忙しくて3カ月があっという間。体感では「2日で終わったんじゃないか?」ってくらい一瞬でした。――上のお子さんのお世話は、パパ担当になることが多かったですか?満川さん自然とそうなりましたね。妻は帝王切開で、術後の痛みが強かったんです。くしゃみをするだけでも傷に響くと言っていましたし、夜間授乳もあるので朝はフラフラ。だからこそ、私は夜中は寝かせてもらい、日中はしっかり長男の世話をしたり、長女の保育園の送り迎えや相手をしたりしていました。――家事や育児の分担はどのようにされていましたか?満川さん基本的には当時も今も「気づいたほうがやる」スタイルです。料理もよく作っていましたし、今もしますよ。もともとはコロナ禍に料理関連のYouTubeを見てハマったのが始めたきっかけなんですが、おかげで自炊のベースができました。料理って、結構ゲーム感覚なんですよ。パズルの組み合わせのように「この調味料を加えるとどうなる?」と考えたり、工程を工夫して攻略したり。男性ってそういう“やり込み要素”があるものにハマる人も多いですよね。料理もその一つだと思いますよ。あと、個人的な意見ですが、「自分は仕事ができる」と思っている人にこそ、育休を取ってほしいと思っています。育休って、複数のタスクをマネジメントしていく感覚が仕事とすごく似ている。だからこそ、仕事に自信がある人ほどチャレンジしてみる価値があると思います。「絵本を読むのが夜の日課です。他にも長女とお絵描きをしたり、一緒にアニメを見たりして過ごすことが多いですね」(満川さん)■「どちらでも対応できる」が我が家のスタンスーー復帰後はどのように仕事と家庭のことを両立されていますか?満川さん上の子の保育園の送りは私の担当です。ただ日中は仕事があるので、下の子の育児は育休中の妻にお願いしています。私は基本が在宅勤務なので、お昼休みの時間は下の子を見たり、仕事以外の時間ではできるだけ負担のかからないよう家事は積極的に分担しています。また、妻はサーフィンが趣味なので、週末のどちらかは半日ほどサーフィンに行けるように、私が子どもたち2人を見るようにしています。「育休を終えたから役目は終了。復職後の家庭は後回し」なんてかっこ悪いと思うんです。育休を経てレベルアップしたからこそ、家庭にも仕事にもより一層エネルギーを注いで向き合うようにしています。ーー素晴らしいですね。そんな中でお子さんの体調不良など、急な対応が起きたらどうされていますか?満川さんそのときの夫婦のスケジュールなどで、臨機応変に対応する感じですね。手が空いていたら私が、会議や出社日で難しい場合は妻が、といった具合です。我が家では「どちらがやる」と決めすぎず、どちらでも対応できるようにしておくことが大事だと考えています。そういう意味でも夫側が“丸投げで何もできない”状態ではなく、普段から一通りこなせるようにしておくのが、一番だと思います。ーーファミサポなど、外部のサービスを頼ったことはありますか?満川さんありません。もちろん、ファミサポやベビーシッターの補助が自治体にあるのは知っているのですが、電話や紙での申し込みが必要だったり、スマートフォン表示に対応していないなど、手続きがわかりづらいし頼みづらいと思ってしまいました。平成元年生まれゆとり世代の私ですらそう思っているのですから、さらに下の世代……例えばZ世代などはもっとそう思っているのではないでしょうか。アプリやLINEですべて完結できるような仕組みを作ってもらえるとうれしいですね!「私はパスタなど洋食系、妻は私の作らない和食系を作ってくれることが多いです。最近は長女も時々手伝ってくれます」(満川さん)■パパの育休は社会全体にとっても価値ある選択ーー育休中によかったこと、うれしかったことはどんなことですか?満川さんうれしかったエピソードは数えきれません。3カ月間、毎日忙しくて大変でしたが、それ以上に楽しく、充実した日々でした。中でも一番よかったと思うのは、上の子が下の子のことを本当にかわいがってくれて、いつも気にかけている姿をそばで見られたことです。下の子もお姉ちゃんが大好きで、姿を見るたびにニコニコ笑うんですよ。姉は「弟と一緒に早く公園で遊びたい!」と話しているので、弟が歩けるようになる日がとても楽しみです。ーーパパがお仕事を休んで自分のことをしっかり見てくれたからこそ、お姉ちゃんも素直に弟くんを可愛がってくれたのかもしれませんね。最後にこれから育休取得を検討している方へのメッセージをお願いします。満川さん育休はぜひ多くの男性に取ってもらいたいですね。私自身は、男性が育休を取ることが、企業や社会を前進させる力になると信じています。日本の景気が低迷する原因の一つは、皆さんご存じの通り、少子高齢化です。子どもが増えれば将来の労働力が増え、消費も拡大し、経済が回ります。そして実際に、男性の積極的な育児参加が第二子以降の出生率を高めるというデータもあります。また「働き手が足りない」と言われる今、育休がパートナーの早期復職や社会復帰を後押しすることで、女性の活躍も後押しできます。だからこそ、男性の育休取得は家庭だけでなく社会全体にとっても価値のある選択だと思います。育休を通して家族との時間を大切にしつつ、日本の未来も元気にしていきましょう!(取材・文:江原めぐみ、イラスト:ぺぷり)
2025年07月07日仕事のあとの、キンキンに冷えたビール! お酒が好きな人にとってはたまらない、最高の瞬間ですよね。でももし、楽しみにしていたビールが冷えていなかったら…? 日常の些細なできごととしてよくあることかもしれませんが、わりとショックは大きいのではないでしょうか。今回の主人公の男性は、帰宅後にキンキンに冷えたビールを飲めるように、毎朝抜かりなく冷蔵庫にビールを入れているほどのお酒好き。ところがある日、冷蔵庫を開けてみると入れておいたはずのビールがない! そのワケは、お酒をまったく飲まない奥さんによるまさかのリベンジで…⁉︎お酒を飲まない人からすると、酔っ払うまで飲むというのはなかなか理解しがたいもの。介抱したときのイライラが収まりきらず、“冷蔵庫のビールを棚に戻す”というささやかなリベンジを果たした奥さんの行為は、当然といえば当然なのかもしれません。旦那さんのきつねにつままれたような顔を見て、許そう! と思ったそうですが、あとから笑えるリベンジでイライラを溜めずにその場で解消していくのも、家族がうまくやっていく秘訣なのかもしれません。みなさんの中でも、お酒好きな家族の失敗談や家族への仕返しなど、愛すべき家族のエピソードがあればぜひ教えてください。イラスト/ 最上うみみ ※このお話は実話を元に編集しています。あなたの「愛すべき家族」のエピソード募集中!当たり前のように一緒に暮らしてるけど、この常識ってわが家の家族だけ? 小さい子どもって奇想天外なことするから面白い! ついクスッと笑ってしまうけど、私の自慢の家族。そんな読者から投稿された「愛すべき家族」のエピソードを4コマ漫画でご紹介。ぜひあなたもエピソードを投稿してみませんか?記事下のアンケートフォームより投稿してください。
2025年07月07日子どもの運動能力が大きく伸びる期間として知られるのが、「ゴールデンエイジ」です。しかし、全国にスポーツスクールを展開、また部活動支援などスポーツを通じた社会貢献をミッションとして活動するリーフラス株式会社の市川雄大さんは、それ以前の「プレ・ゴールデンエイジ」こそが、運動能力向上のための重要な期間であると指摘します。そのプレ・ゴールデンエイジにおいて、子どもはどのように過ごすのが望ましいのでしょうか。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)子どもの運動能力は12歳までに9割が決まる!?「ゴールデンエイジ」という言葉を見聞きしたことがあると思います。これは、子どもの「運動能力が飛躍的に伸びる時期」を指し、具体的な年齢についての考えは専門家によって多少異なるものの、一般的には9~12歳頃とされます。また、その前段階の5~8歳頃を、運動の基礎を身につける準備期間として「プレ・ゴールデンエイジ」と呼び、ゴールデンエイジのあとの13〜15歳頃を、それまでに習得した技術の精度や応用力を磨いて高める期間として「ポスト・ゴールデンエイジ」と呼ぶこともあります。これらの期間に運動能力が伸びる理由は、神経の発達にあります。「運動神経」という神経は実際には存在しないのですが、人間に備わる多様な機能のうち、神経機能がもっとも運動能力に寄与します。その神経の発達は非常に早く、生まれてから8歳頃までのあいだに約80%、12歳前後でほぼ大人と同程度の約90%にまで達します。そのため、ゴールデンエイジには神経の発達と比例して運動能力も高まるのです。すでに大人になっているみなさん自身のことを考えてもらうと、より理解が進むかもしれません。子どもの頃なら、なにか新たなスポーツをはじめればどんどん上達したのに、大人になったあとで始めたことはなかなか上達しなかったという経験を持っている人もいるはずです。これは、ゴールデンエイジが、「即座の習得」が可能な時期だからです。即座の習得とは文字どおり、その場ですぐに新たな動きや技を習得できること。ゴールデンエイジにあたる子どもは、たとえば自転車に乗るのでもなわとびの二重跳びでも、多くの子があっという間にできるようになりますよね。一方、大人はそうはいきません。みなさんのなかにも、たとえばゴルフをはじめて何年も経っているのに、一向にうまくならないという人もいるのではありませんか?※具体的な年齢についての考えは専門家によって多少異なります基礎づくりの「プレ・ゴールデンエイジ」が最重要プレ・ゴールデンエイジ、ゴールデンエイジ、ポスト・ゴールデンエイジの話に戻しますが、それらの期間は明確にわけられるものではありませんし、個人差もあります。「グラデーション」のようなものであると捉えてください。多くの子どもが9〜12歳頃に運動能力向上のピークを迎えますが、その時期に向けて5歳頃から徐々に運動能力が伸びやすくなり、15歳を過ぎるとその伸びがなだらかに鈍化していきます。ピークを迎えるのが早い子どももいれば遅い子もいます。私自身の考えですが、子どもの運動能力を高めるためにはプレ・ゴールデンエイジがより重要だと思っています。先にお伝えしたように、もっとも運動能力が伸びるのはゴールデンエイジなのですが、いわゆる「基礎づくり」にあたるのがプレ・ゴールデンエイジだからです。極端な話になりますが、幼いときからまったく運動をしなかった子どもがいたとして、その子が6歳になった瞬間、人が変わったようにいきなり運動能力がぐんぐん伸びはじめるでしょうか?さすがにそれは現実的ではありません。散歩も公園で遊ぶのも、紛れもない「運動」ここからが重要なポイントですが、その肝心のプレ・ゴールデンエイジを、子どもはどのように過ごすのが望ましいのでしょうか?ここでみなさんに注意してほしいのは、「運動」という言葉の解釈です。親が「子どもの運動能力を高めたい」というとき、多くの人がイメージしているのは「スポーツがうまくなる」「学校のスポーツテスト(体力測定)で好成績を残す」といったことであるはずです。そのような考えから、「スポーツ教室に通わせよう」といった発想に至るのです。でも、散歩だって公園で遊ぶのだって立派な運動です。しゃがんでアリの行列を延々と追いかけることなんて、多くの大人にとってはかなり負荷の高い運動でしょう。つまり、わざわざスポーツ教室に通わせなくても、親が止めない限り、子どもは日常生活のなかでつねに遊びまわって運動をし続けるのです。ですから、公園で遊ばせるにも、「それは危ないからやっちゃダメ」というように、子どもの行動を必要以上に止めないでほしいのです。親からすると心配でしょうし、当然ながら命に危険が及んだり大怪我につながったりするようなことは避けなければなりません。でも、いまの公園は、むかしの公園と比べて危険をなるべくなくすような環境になっているように感じます。親御さんの目が届くなかで、子どもが自らやろうとしていることをできるだけやらせてあげてください。高いところからジャンプしたら足が痛かった、プランコから手を放して地面に落ちてしまったなど、小さな怪我をすることはあるかもしれません。でも、その失敗経験も、子どもの運動能力向上にとって大切なものです。大怪我にはつながらない安全圏のなかで、許容範囲の痛い思いや失敗をするからこそそこから学び、「今度はこうしてみよう」と子ども自身が考えることができるようになるのです。■ リーフラス株式会社・市川雄大さん インタビュー一覧第1回:子どもの運動能力が飛躍的に伸びる「ゴールデンエイジ」よりも重要な、「プレ・ゴールデンエイジ」の過ごし方第2回:「好きにやらせる・遊ばせる」が運動能力を育む最短ルート。親が子に「やらせる運動」はメリットなし!(※近日公開)第3回:運動能力とともに「非認知能力」も高まる。運動習慣がない子は、将来メンタル不調におちいりやすい?(※近日公開)【プロフィール】市川雄大(いちかわ・ゆうだい)1986年1月17日生まれ、埼玉県出身。リーフラス株式会社マーケティング部課長。中学から大学卒業までイギリスへ留学。筑波大学大学院修士(体育学)。その後、留学時に感じたスポーツのもたらす素晴らしい力を子どもたちに発信すべく、スポーツを通じた教育、指導に携わるために、リーフラス株式会社に入社。入社後、指導者としてサッカーや幼児スポーツを指導し、2014年に指導員個人部門年間最優秀賞を獲得。その後、支店長などの経験を経て、現在、子どもたちの非認知能力を育むための指導メソッド開発や非認知能力測定をする「みらぼ」の開発責任者や上智大学非常勤講師を務める。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2025年07月07日テーマ決めに困ったときの救世主!今年の自由研究はこれでバッチリ!▼学研キッズネット▼自由研究に悩む多くの中学生を救った、夏休みの救世主!自由研究って、毎年悩みのタネになりますよね。問題集や読書感想文のように「やることが決まっている宿題」と違って、自由研究はテーマ選びや方法、まとめ方も自由。だからこそ、・「何をやればいいのかわからない」・「途中までやってみたけどうまくいかない」・「レポートにどうまとめたらいいの?」……と、つまずくポイントがたくさん。そんな自由研究の“モヤモヤ”をスッキリ解決してくれるのが、『中学生の理科自由研究』シリーズです。おすすめの自由研究テーマを特別公開中!まずはここをチェック!現在、この『中学生の理科自由研究』シリーズの中から、特におすすめの自由研究テーマ5つを、特別に「学研キッズネット」上で公開しています。▼学研キッズネット 特設ページ▼▼公開中のテーマはこちら!▼・カフェインをとり出してみよう・立体模型をつくろう・大シャボン玉づくりの実験・DNAをとり出してみよう・バナナも日焼けをするの?実験に楽しく取り組めるのはもちろん、「それ、おもしろいね!」と先生や友だちに一目おかれること間違いなしのテーマばかり。自由研究に困っている人は、まずはこの中から探してチャレンジしてみましょう。・「もっといろいろなテーマが知りたい」・「レポートのまとめ方を詳しく知りたい」という人はぜひ、『中学生の理科自由研究』シリーズを手に取ってみてはいかがでしょうか。赤い表紙が『中学生の理科自由研究お手軽編』、青い表紙が『中学生の理科自由研究差がつく編』『中学生の理科自由研究』シリーズが選ばれる4つの理由理由(1):実験手順がわかりやすい! ―――だから、成功する!この本に掲載している実験は、どれも編集部で実際に行って検証済み。だから、実験者目線でどこでつまずきやすいか、どう工夫すれば成功しやすいかなど、自由研究に不安を抱える人にとって心強いアドバイスが満載です。「10円玉のピカピカ実験」の検証のようす理由(2):全テーマにレポートの実例つき!自由研究は「実験したら終わり」でなく、「レポート」という形で提出する点も、悩みポイントのひとつ。この本では、全テーマにレポートの実例を掲載しています。実際の実験結果をもとにしたレポートの例がついていることに加え、巻頭では書き方のコツを丁寧に説明しているので、初めて自由研究に挑戦する中学生でも安心して取り組むことができます。もちろん、学校に提出するレポートは、自分で実験した結果をもとに作成してくださいね!イラストの図解で、実験手順がわかりやすいレポートの実例:実際の実験結果をまとめたレポートの例がついている理由(3):テンプレートがあるから、レポート作成もかんたん!ダウンロードして使えるレポートのテンプレートがついているので、レポートまとめに自信のない人でも心配ありません。研究内容がわかりやすく整理されたレポートが簡単に作成できます。ダウンロード特典:研究をレポートやスライドにまとめるときに役立つテンプレート理由(4):「テーマが決まらない…」そんな人にも救いの手!どうしても研究テーマが決まらない!そんな人のために、巻頭に「ぴったり分野診断」がついています。質問に「はい」か「いいえ」で答えるだけで、あなたにぴったりな研究分野が見つかります。各分野には複数の実験が掲載されているので、たどり着いた分野から好きな実験を選びましょう!ぴったり分野診断:あなたにぴったりの研究分野が見つかる(上の画像はお手軽編)『中学生の理科自由研究』シリーズと一緒に、ワクワクする実験にチャレンジしてみましょう。今年の夏は勉強に遊びに充実した夏休みを過ごしてくださいね![商品概要]■『中学生の理科自由研究お手軽編』■『中学生の理科自由研究差がつく編』監修:尾嶋好美価格:各1,430円発売日:2024年6月6日(木)判型:B5変/144ページ電子版:ありISBN:・978-4-05-205812-7(お手軽編)・978-4-05-205813-4(差がつく編)発行所:Gakken学研出版サイト:・お手軽編・差がつく編(Gakken Inc.)(マイナビ子育て編集部)
2025年07月07日■今の自分だったら…早いものでこの4月で息子が小学4年生になった。早い…早すぎる…。まだ育児の体感はやっと来年小学1年生くらいな気持ちなのに。そんなあっという間に過ぎてしまった息子の小学生ライフだが、振り返ってみると学年別でさまざまな壁にガンガンぶつかった記憶がある。「今の自分だったらあの時こういう気持ちで挑めたのにな…」と、思えることが多々あったので、小学校生活4年目にして今だから思える「今ならこうしたい!」を述べて行こうと思う。まず1年生。学童で宿題をやってくるのはありがたかったが、集中してじっくりやると言うよりはどうしても早く遊びたいからただ終わらせてきたという感じ。お直しは学童から帰ってから一緒にやっていたのだが、疲れて集中力も途切れ途切れの中、間違えた問題を再度をやるという力が残っているわけはなく…。帰宅後は毎日荒れ放題だった。私もお迎えギリギリまで仕事をし、親子ともども初めてのことだらけで余裕がない平日。慣れない学校生活、初めの1年で宿題と言う名の残業ばっかりだと学校も嫌になってしまうのは仕方ないと思う。だって新社会人に例えて、初めの1年慣れるまでは行くだけでいっぱいいっぱいだよね。家に持ち帰ってまで残業していたらもう「私の休息はどこ…」ってなる。私もどうしても「ご飯の支度が…」「仕事が…」と心のどこかで焦る気持ちがあり、平日の宿題監督は結構なストレスになっていた。どうしても親子で平日お直しまで難しいようであれば、土日にまとめて直しをして週開け提出してもいいか担任の先生に相談してもよかったな、と思った。次は2年生。学校にも慣れが出てきた頃、この1年、息子はとにかくよく体調を崩していた。何度も学校から体調不良でお迎えの電話があり、GW明けは1ヶ月の半分くらいお休みしていた記憶がある。私も過去3年間で一番へとへとだったのも2年生である。■無理しないで休もう!とにかく頑張り過ぎないことをモットーに、土日はいったん学校のこと以外は習い事含め、すべてお休みしてもよかったのかもしれない。休日はなんとなく「平日バタバタしていた分、土日は頑張らなきゃ! 充実させなきゃ!」と思っていたが、私も息子もどんどん休めばよかった。そして去年、3年生。いよいよ勉強が難しくなってきた。算数は分数や割り算、大きな数の計算。母もまだ教科書をさらって理解すれば自身は解けるとはいえ、息子本人の理解が「もう一息!」ってところで教えることができず、わからないまま取りこぼしてしまうと、その「ここがちょっとわからない」というモヤモヤが蓄積されてしまい、自信が持てないせいかどんどん勉強に消極的になってしまう。なんでそう思うかって、私自身が小学校の時そうだったから。この3年生あたりから算数につまずいてしまい、多分テストも100点取れてほしい、やさしいものでも70点くらいで放置していた。次に国語。特に漢字はテスト前しっかり書いて勉強しないと珍回答だらけ、ということが3年生くらいから出てくるようになった。わからないところは学校の先生が教えてくれるとはいえ時間には限界がある。学習面を学校で100%補うことは不可能であり、自宅学習をしないとどうにも学力はつかないということに息子が3年生になってようやく気づき、3年生の3学期から家庭教師の先生を頼むようになった。塾とは違い母も一緒に聞けるので、母子の距離が超絶近い我が家には最適。息子も1対1で教えてもらえるのは嬉しそうである。わからないことがあると「はは―」と聞かれることがまだまだ多い我が家では、塾より家庭教師の先生をお願いする方が、隣で聞いている私も一緒に勉強の進捗(しんちょく)や術を教えてもらえるので大変ありがたかった。と、小学校生活3年間を終えたが、まだまだ悩みやぶつかる壁はなくならない。今回は勉強や体調だけしか描けなかったが、学年が上がるにつれて友達とのもめ事やだんだんと学童になじめなくなったり、おうちでゲームをオンラインにつないだらうっかり知らない人とフレンドになっちゃったどうしよう! なんて、成長し行動範囲が広がった分だけ悩みがでてくる。そんな時は「自分が小学生のときはどうだったか」「もし自分が小学生だったらどうしたいか」と、心を30年前にできる限り寄せて想像してみたりする。■悩んだ時は小学生だった時を思い出すアラフォーになりきれずやや頼りない自分の性格や、妄想大得意オタクなことが意外にもこんなとこで役にたったのである。(大分いいように言う)しかし、どうして子育ては悩み真っただ中のときに解決法が見つからず、過ぎ去った後に「そういえばこうしたらよかったのでは…」と、ふと思いつくのだろう。母に与えられる経験値は戦う真っただ中ではなく手に入るのはずっと後手後手だし、息子の育児はいつまでも安心することも落ち着くこともなく毎日慌しい。私の育児はずっと、遅れと混乱が生じてる。
2025年07月06日こんにちは!HugMugブロガーのかみじょうです:)先日はじめて小学1年生の息子と一緒に『キッザニア』に行ってきました!思っていた以上にテーマパーク感たっぷりでびっくり。お仕事も沢山あって1日ではとても時間が足りない...!そしてあまり下調べせずに行ったら、いざ行ってみるとわからない事が多かった..!なので今回は「キッザニアに行くならこれ知っておいたらいいよ!」をブログにまとめました!リアルなお仕事体験ができる『キッザニア』『キッザニア』は楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」のテーマパーク。体験できる仕事やサービスはなんと約100種類もあるんです!一番驚いたのが、どの体験も親が一切介入しないこと!すべてこども達だけで体験をします。現実に存在する企業のお仕事体験を子どもたちが自立して行うことで、お仕事の「リアル」を感じることができます。本物そっくりの衣装を身に付けて、お仕事で稼いだお給料でお買い物をしたり、銀行に預けたり。ただ楽しいだけじゃなく、リアルな社会体験ができるんです◎『キッザニア』はこんな子におすすめ!★一人でお話を聞いて理解して行動ができる年齢(年長・小学1年生以降)がおすすめ!★色々な体験をすることが好き!★憧れの職業がある!★お友達と一緒に行くとより一層楽しめる◎お仕事体験がはじまったら両親は基本的に外で待っていて一緒にすることはできないので、子どもが一人でも行動できる年齢がおすすめです。今回息子は小学1年生でデビューしてちょうど良かったなと思いました!楽しむための事前準備!行く前にやっておくべきこと①チケットは事前予約すべし!当日券の販売もありますが、枠に限りがあるため、確実に入るためには予約必須です!②絶対やりたいお仕事はリストアップすべし!チケットを予約していても、実際入場時間に到着してみたらすでに入場待ちの長蛇の列!私達は日曜日の朝に行ったのですが、その列の長さに驚きました。チケットは予約しているので入れないことはもちろんないのですが、それならなぜみんなこんなに並ぶのか?!それは「人気のお仕事(パビリオン)の予約枠をゲットするため」なんですよね!入場したらすぐやりたいパビリオンを予約するためにも、事前に何をやりたいか、子どもと会議しておくのが重要です!③動きやすい服装で行くべし!中は広いテーマパーク!予約は必ず各パビリオンの受付まで行って行う必要があるので、あっちに行ったりこっちに行ったり。終始歩き回ります。子どもも大人も歩きやすい服装&靴で行くのがおすすめです!④ポシェットがあると便利!はじめて行ってみて「これ持っていったらよかった〜」と思ったのが、子供用のポシェット。パビリオンの予約受付をするときに必要な「ジョブカード」や、キッザニアの通貨「キッゾ」など、何かと持ち物が多い。受付や買い物はすべて子ども自身が行うので、全部子どもに持たせないといけない。手に持たせるとすぐ落とすので、ちゃんと入れて持ち歩けるポシェットなどを持っていくのがおすすめです!⑤キッザニア公式アプリは事前にダウンロードすべし!チケットを事前予約したら必ず案内があるかと思いますが、キッザニア公式アプリは事前にダウンロードおくのがおすすめ。アプリではお仕事の内容を事前にチェックすることができます。また、実際に入場した後は予約枠の時間を確認するために必要になるので、効率的にお仕事体験するためにはアプリのダウンロードは必須です!いざ入場!場内で効率的に楽しむ方法入場待ちの列を進むと待っていたのは、本物の空港のようなチェックインカウンター!旅に出発するみたいでワクワクします。そして中に入ると広がっていたのは、別世界!スタッフの方が「こんばんは〜!」って挨拶するのですが、設定が夜の街だからなんですって!①入場したら真っ先に絶対やりたいパビリオンの受付をすべし!入場したらまず絶対やりたいパビリオンへ行きましょう!予約枠の時間や残りの空き枠数はアプリで確認できますが、予約枠の確保は必ず各パビリオンの受付で行う必要があります。人気のパビリオンは予約枠がすぐ埋まってしまうので要注意!絶対やりたいお仕事は1番最初に受付するのが鉄則です!特に人気なパビリオンは、期間限定の企画や、グッズを持ち帰ることができるお仕事。ちなみに息子は1番最初に「鉛筆工場」を予約しました!②最初の受付が終わったら、銀行で口座開設をしよう!基本的にパビリオンの予約は1回に1個ずつしかできません。もしパビリオン開始までに時間が空いていたら、まずは銀行で口座開設をするのがおすすめ!口座開設をすると、銀行カードと通貨「キッゾ」を入れるお財布を無料でゲットできます。お財布があれば、お仕事体験終わりにもらえるお給料もちゃんと収納できるので安心◎口座を開設したら、「キッゾ」を引き出したら預けたりすることができます!③隙間時間は「アルバイト」か「休憩タイム」をしよう!パビリオンが始まるまで時間がある場合は、「アルバイト」をしてみよう!通常のお仕事よりも短い時間(15~20分)で体験ができるので、隙間時間にぴったり!アルバイト情報はパーク内に紙が置いてあるので要チェックです。もしくは隙間時間を「休憩タイム」にして、軽食を取るのもおすすめ。パーク内にはモスバーガーやRF1など、さくっと食べられる飲食店があります。フード系のパビリオンは自分で作ったものを食べられるので、フード系パビリオンの前はお腹を空かせておいた方がいいかも!体験したパビリオンの感想!今回息子は合計3つのパビリオンに参加しました!息子は作る系のお仕事に興味があったので、3つとも製造のお仕事を体験しました。名前入りの鉛筆がもらえる♪「鉛筆工場」入場してすぐに予約したのが「鉛筆工場」。キッザニアはどのお仕事の衣装も本物のミニチュアバージジョンみたいで、とってもかわいい♪「鉛筆工場」では鉛筆を生産する過程を体験することができます。初めてのお仕事は少々緊張ぎみの様子でしたが(笑)とっても楽しかったそうです!最後には名前入りの鉛筆をもらえるのが、この体験の特典!学校で使えるので親としてもありがたい〜!こういった特典付きのパビリオンは特に人気なので、優先的に予約をするのがおすすめです!自分でマニュアルを見ながら組み立てる!「パソコン工場」2つめに体験したのは「パソコン工場」。「パソコン工場」ではパーツを選ぶところから始まり、選んだパーツをマニュアルを見ながら自分で組み立てて行きます。習い事もプログラミングで、普段からパソコンに興味津々の息子。組み立てたものに電気を通したときに、きれいに光る様子をみてとても嬉しそうでした!できたてのソーセージが試食できる♪「ソーセージ工房」3つめに体験したのは「ソーセージ工房」。調理器を使って腸詰めをし、ソーセージを作ります。腸詰めは普段はなかなかできない体験。お肉や腸皮の柔らかい感触にふれてみたり、お肉が詰まってソーセージができていく様子を見るのがとっても面白そうでした!出来上がった時にはシャッターチャンスもあり(笑)最後には出来立てのソーセージをもらえます!自分で作ったソーセージのお味は格別ですね♪大人気のパビリオンの予約はすぐ埋まってしまうものの、とにかくパビリオンの種類が豊富なので「何も予約できない!」ということは全然ないのでご安心ください◎うまく時間を活用すれば、隙間時間なく体験をすることもできると思います!やりたいお仕事は親がこまめにアプリで予約枠を確認しましょう〜!最後は「デパート」でお買い物をしよう!お仕事をするごとにお給料の「キッゾ」を受け取ります。場内にあるデパートでは稼いだ「キッゾ」でお買い物ができるんです♪こちらももちろん大人は入場禁止!子どもだけでショッピングを楽しみます。限られたお金で何を買えるかな〜?何にしようかな〜?とウロウロする息子。選んだのは金ピカのティッシュ(笑)。まだこわくておつかいは一人で行けないけど、こういった「一人でもできる」の経験を少しずつ重ねることで自信をつけてくれたらな〜と思います!★☆★☆★「キッザニア」でやりたいお仕事をやりつくすには、事前の準備と計画性が結構大事...!それなりに体力も使うので、次の日休みの方が全力で遊べるかも(笑)子どもが主役の世界は、子どもが自分で考えて行動する場面も多くて、楽しいだけじゃなく学びの多い世界でした!子どもにとって、世の中の仕組みやお金を稼ぐことについて考えるきっかけにもなるので、すごい良い経験ができたな思います。まだまだやっていないお仕事が沢山あるので、またぜひ訪れたいと思います♪夏休みのおでかけスポットにもおすすめなので、ぜひブログに書いた攻略法を参考に訪れてみてください〜!それではまた次のブログでお会いしましょう〜!
2025年07月06日こんにちはモンズース―です。今回は春ごろに食べた魚のお話。■骨が膨らんでいるのを発見!夫がスーパーで安い天然の真鯛を買って来たので、焼いて食べたところ鯛の骨に2か所コブのような膨らみがありました。値段が安かったのもあり、よくない病気の鯛だったのかなと気になり、調べてみることにしました。■疑問に思っている人がたくさんいた調べてみたところ骨にコブのようなものがある鯛は、俗称で「鳴門骨」と呼ばれるそうです。その名前の理由は、鳴門や明石のような流れの激しい海で骨折し、再生する際にできるという説があるから。ほかにも良性の腫瘍説もありますが、正確な理由は今も不明なのだとか。同じように骨にコブを見つけ「病気かな?」と心配して、知恵袋やSNSに投稿している方が数名いて共感しました。これ心配しちゃいますよね…。いろいろな説はありますが、食べても問題ないそうですし、鳴門骨の鯛は「おいしい」や「縁起がいい」という情報もありました。ハズレの鯛を買ってしまったと少し残念な気分になっていましたが、情報を見てからは当たりの鯛を引き当てたのかも! と少しうれしくなりました。単純ですね。味は確かにおいしかったです。
2025年07月06日早くも大反響!「マンガ発達障害の子どもと私たち」新章・りん編スタート。その他、訪問看護、兄弟ゲンカ、放デイ探し、児童精神科受診など6月に公開したエピソードをチェック!早くも大反響!「マンガ発達障害の子どもと私たち」新章りん編がスタート!娘さんの発達障害について食い違う夫婦の意見は……。その他、完結を迎えたアキラ編の一気読みや訪問看護、それぞれ特性の違う兄弟ゲンカの対応方法、発達障害姉弟の放デイ探し、児童精神科受診への迷いなど6月もさまざまなエピソードを公開しました。発達ナビユーザーから寄せられた体験談をもとにしたセミフィクションマンガ「発達障害の子どもと私たち」。新章「りん編」がスタート!子どもの幸せを願うのは同じなのに、子どもの発達や障害への対応を巡って、夫婦の意見が食い違う……そんなこともあるのではないでしょうか。支援が必要と感じる母と、成長を信じる父——。価値観や期待が異なることで、すれ違いが生まれてしまい……。小学6年生のりんさんは、3歳の時に中度知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けました。診断を受けた際、医師から「療育」を勧められた妻は支援に繋がろうとするのですが、夫は理解をしてくれませんでした。なんとか無事に支援に繋がることができ、療育を始めたばかりの頃は泣いてばかりのりんさんでしたが、だんだんと児童発達支援にも慣れ、少しずつできることが増えていきます。しかし、夫は依然としてりんさんの障害を分かってくれず……。先日完結を迎えた「発達障害の子どもと私たち」アキラ編。発達障害の兆候を初めての子育てということもありことごとくスルーしていたM子さん。周り人からさまざまな支援を受け、アキラくんが5歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断されるまでの道のりをまとめて振り返ります。特別支援学校高等部に通う娘さんは、未就学の頃から自宅で訪問PT(理学療法)を受けています。娘さんは歩行が遅かったので、1歳半頃から自治体の発達センターでPTを受け始めました。歩行器やバギーも作ったほうがいいからと、2歳でとある先天疾患の診断がつく前から、理学療法士さんに身体障害の手帳取得をすすめられ、無事取得し、必要な補装具なども作成ができました。しかし、4歳になる年度からは「PTではなくOTをうけては?」とすすめられます。引き続きPTを受けたい……そんな時に知ったのが「訪問看護」でした。兄弟ゲンカが止まらない!性格が正反対なASD(自閉スペクトラム症)の長男とADHD(注意欠如多動症)傾向の次男。几帳面な兄の「指摘」と、活発な弟の「言葉の反撃」。お互いの個性や特性で衝突することが多く、母親のみちるさんも困惑の日々を送ります。感情の波をどう乗り越え、互いを理解させるのか?親の葛藤と試行錯誤の結果は……。姉弟ともにASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)があるけれど、特性がまったく違う……!?姉弟の子育てに奮闘する親が辿り着いた、放デイ利用のリアル体験談です。子どもたちそれぞれに最適な放デイを探した結果、静かな環境で夢を見つけた娘さん、活動型で成長した息子さん。合わない場所は変える勇気も必要で……放デイ選びの秘訣と子どもたちの輝く変化、そして親自身が救われる道のりとは?おしゃべり好きで人なつっこいですが、不安感が強く、聴覚過敏・触覚過敏がある小学校2年生の息子さん。小学校1年生の冬、「この程度で病院にかかるなんて、もしかして大げさ?」と思いながらも児童精神科を初めて受診しました。しかし、いざ医師に診察をしてもらうと、想像以上に支離滅裂な息子さんの反応に驚いてしまいます。医師が分析した息子さんの発達課題。そして診断の結果は……?ご自身のエピソードを投稿してみませんか?『発達ナビ 読者体験談』は皆さんのご経験を基に制作されています。ご投稿いただいたエピソードは、連載ライターさんのイラスト、専門家の先生からのコメントをつけた上で掲載させていただきます。「あの時は悩んでいたけれど、今はこうなった……」など、発達障害のあるお子さんを育児している皆さんへ、ご自身の経験をお届けいただけないでしょうか。ご応募は以下の応募フォームから受け付けております。皆さんのご投稿を、お待ちしております。【現在の募集テーマ】・障害告知・パートナー(夫婦) 関係・両親(義両親)、親族関係・進学・受験関係・冠婚葬祭関連・反抗期、思春期・自傷・学習関係・不登校、行き渋り・ゲームとの関わり・不器用さについて・ママ友や、ほかの保護者の方とのエピソード・ご近所関係(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2025年07月05日幸せアピールしていたママ友が、ある日突然、人が変わったようになってしまって?今回は、「幸せアピールしてくるママ友に起きた悲劇」をご紹介します。女は愛されて結婚するのが…「同じマンションのママ友は、やたらと愛されアピールをしてくる人。夫が激務でほぼワンオペ育児をしている私に『旦那さん、そんなことも手伝ってくれないの?』『私の旦那だったら頼まなくてもやってくれるよ?』『ちゃんと旦那さんに愛されてる?』なんていちいち言ってきて。『女は愛されて結婚するのが一番幸せだよね』って言ってたけど、まるで私が旦那から愛されてないみたいじゃない。ただ仕事が忙しいってだけなのに。しかし、最近そのママ友は人が変わったように大人しくなりました。なんだか具合も悪いみたいで……。他のママ友に聞いたけど、どうやら旦那さんに不倫されたらしいです。あんなに愛妻家の旦那さんが不倫するなんて……それはショックですよね……。正直言うと、愛されアピールがしつこくてウンザリしてたけど、ママ友の気持ちを思うと同情してしまいます」(体験者:30代女性・主婦/回答時期:2025年5月)▽ 自分が幸せなのは素晴らしいことだけど、人と比べて勝手に見下してくるのは違いますよね……。とはいえ、旦那さんから裏切られたママ友の気持ちを想像するとつらくなります……。※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。
2025年07月05日ファウルとかオフサイドとか、サッカーのルールってどんなタイミングで教えるの?公式戦に出るようになる前に知っておかないといけないよね?技術練習も大事だけど、ルールっていつどうやって教えるのが良いの?というお父さんコーチからのお悩みをいただきました。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上のあらゆる年代の子どもたちを指導してきた池上正さんが、サッカーのルールを教えるタイミングをお伝えします。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<お父さんコーチからの質問>池上さん初めまして。スポ少でお父さんコーチをしています。サッカー経験はないのですが、見守り係兼指導者のような立場です。練習メニューの相談ではないかもしれませんが、サッカーのルールってどの段階でどう教えたらいいのでしょうか。今教えているのは未就学から低学年のためまだ公式戦はないのですが、試合に出るようになったら知っていなければいけませんよね。ファウルとかオフサイドとか、練習のどんなタイミングでどう教えるのがいいのか最近考えています。特にオフサイドとか、プロでも引っかかるのに低学年に教えるのはなかなか難しいような気もして。技術の習得も大事ですし、そちらに意識が行きがちですが、ルールっていつどうやって教えるんだろう、とふと気になりまして......。低学年のうちからやっておいたほうが良いことや、練習メニューの中でうまく伝える方法があれば教えてください。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。結論から言いますと、わざわざ時間をとって教える必要はないかと思います。目の前で教えていらっしゃるので実感されていると思いますが、例えば彼らを椅子に座らせてルールを説明しようとしても無理な話ではありませんか?オフサイドなど、中学年でも理解できない子もいます。試合中、ずっとオフサイドポジションにいる子どもをよく見かけませんか?■海外でも低年齢の子たちにはオフサイドやファウルを厳しくとらない。ルールにこだわらないでそれでも、高学年になり、中学生になれば、駆け引きを覚える段階に進みます。ミニゲームや試合の中で覚えればいいことです。幼児や低学年の子どもたちには、海外でもオフサイドやファウルスローなどを特段厳しく試合でとったりはしません。なぜならば、その年代の子どもたちにとって、サッカーは遊びというとらえ方を大人たちがしているからです。本当にサッカーを楽しめる。遊びの延長のような環境をつくっています。したがって、指導する大人はルールにこだわらないほうがいいでしょう。■サッカーのルールは試合の中で覚えていけばいいまた、試合に出るようになったらルールを知っておかなければならないということですが、上述したように、試合をするなかで覚えていけばいいことです。私が低学年を連れて試合に行くと、両チームが互いにルールを理解していないので、ファウルが起きたときは審判がちゃんと止めて「こういうのはファウルだよ」と教えてあげる。そういったことをしています。例えばわざと相手を引っ張る。わざと足を蹴る。そういったことが低学年では起きてきます。相手のボールが取れなくて本当に悔しくなってやってしまうとか、追いかけて相手の腕をつかんでしまうといったこともありますね。ただ、わざと反則をしているわけではありません。たまたま蹴ろうと思っていると、相手の足が先に来てしまって、そのまま足を蹴ってしまうといったそういうファウルはありますが、それもわざとではありません。そこで「勝ちたいからっと言って、そんなことはしちゃダメよ」と教えてもいいと思いますが、やったことに対し大人が強く叱ったり、ルールを厳密に教えてあげる必要はないでしょう。■育成年代の試合は勝つためだけのものでなく、学びの場でもある育成年代の試合は、勝つためだけに行うものではありません。そういった学びの場としてとらえ、子どもたちにも「こんなふうにサッカーを勉強しながらやるものだ」という認識を植え付けてください。サッカー自体の認知度やルールの理解度は、個々で異なるのは当然です。上のきょうだいがサッカーをしている子どもは、総じて良く知っていますが、そういった子どもたちには「いまみんな勉強してるからね」と伝えてください。■試合の目的には「ルールを覚える」ことも含まれる大人たちは「試合をするためにルールを教えるのではなく、試合をやりながらルールを覚えていく」ととらえましょう。つまり試合の目的に「ルールを覚える」が含まれるわけです。例えばファウルスローにしても「こういうふうに投げるんだよ」と教えてもすぐにはできないので、何回もそんなことを言いながらやらせてあげてください。もしくは、この試合は「ファウルスローOK」にしてもいいでしょう。いちいち笛で止められるより、楽しく試合を続行することを優先してください。海外では概ね10歳以下だとオフサイドを厳密に取らない場合が多いです。■池上さんが考える「低学年のうちからやっておいたほうが良いこと」(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後に「低学年のうちからやっておいたほうが良いことは?」と尋ねられています。その点で、私がずっと考えていることで言うと、低学年のうちに「みんなで攻撃して、みんなで守る」というイメージをぜひ植え付けてあげてください。低学年のうちから、それぞれ「君はフォワードで、君はバックで、ここから動いちゃだめだよ」などとポジションやシステムを決めないでください。最も大事なことは、攻守とも全員で参加して、ボールをしっかり追いかけること。その点を強調してほしいのです。そうすると「団子サッカーになるじゃないか」と言われそうですが、そうなってから初めて「じゃあ、みんなで攻撃するんだけど、今みたいに固まると、どうかな?」と問いかけてください。そうすると「広がったほうがいい」とか「パスしたほうがいい」などと意見が出てきます。じゃあ、味方と協力するとどうなるかな?などとつなげていけばよいのです。団子サッカーからの脱却と言うか、そうならない指導法などは、以前にも質問が出ています。ぜひ検索して参考にしてください。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2025年07月04日酷暑で9割の親が子どもの外遊びを制限。運動不足になりがちな子どもをサポート同社調査によると、3歳から6歳の子どもを持つ約9割の親が、「気温や暑さを理由に」子どもの外遊びを制限していることがわかりました。子どもの夏の健康においても「運動不足」への不安を感じていることが明らかになっています。「キリンキッズケア」新運動プログラムは、未来を担う子どもたちの健やかな毎日をサポートする「キリンキッズケア」プロジェクトの一環として実施するもの。酷暑によって屋外活動が制限される幼児期の運動不足を解消し、免疫ケアをサポートすることを目的に、日本サッカー協会と共同で開発しました。屋内でも子どもたちが自発的に楽しく全身を動かし、安全に配慮しながら運動不足の解消やコミュニケーションの促進といった健康維持を図り、免疫ケアもサポートするプログラムです。ボールを軸に「ボールがともだち」という感覚を育みながら、多様な動きづくりと仲間との協調を促します。「キリンキッズケア」新運動プログラムを23名の子どもたちが披露7月2日、「キリンキッズケア」新運動プログラムのデモンストレーションを、東京都文京区の貞静幼稚園で開催しました。参加したのは、貞静幼稚園の年長園児23名。子どもたちは元気に挨拶すると、講師の貞静幼稚園の先生から「今日ここはお部屋ではなく、森のなかです。早速みんなで森のなかを冒険したいと思います」と声かけがあり、デモンストレーションがスタートしました。先生の合図に合わせた全身運動や、ボールを用いたアクティビティを約30分にわたり披露。汗をかきながら笑顔で身体を動かす子どもの様子に、会場は温かな空気に包まれました。水分補給後、子どもたちからは「(プログラムは)全部楽しかった」「家でもやりたい」「本当に全部楽しかった」という元気な声が続々飛び出しました。講師を担当した担任の中林楓花先生からは「普段の遊びは園庭で氷鬼、室内ではおままごとなどの「ごっこ遊び」が中心ですが、このプログラムを取り入れることで"ルールを考えながら身体を動かす"運動遊びができました。身体だけでなく頭も働かせる点が、普段の遊びとの大きな違いでとても良いと感じました」とコメントしました。同プログラムは、昨年開始した「免疫ケアサポートアクション」と連携し、全国約1,000園への導入を目指します。キリン(マイナビ子育て編集部)マイナビ子育てが運営する、子どもの体験に熱意をもつパパとママのための会員限定・無料のコミュニティサイト「とっておき体験部!」では、現在、部員募集中! わが子にとっておきの体験をさせたいとお考えの方、よかったら体験部で情報を探したり、仲間と情報交換したりしてみませんか?くわしくは▶こちら
2025年07月04日不登校になったら、まずは休養と相談!子どもが実際に不登校になったら、どうすればいいのか。不登校になったときの対応の基本は、まずは休養と相談です。子どもが不登校になるときというのは、その子のなかで問題が最終段階になったときです。子どもはもう疲れ果てているので、休養をとる必要があります。まずは家庭を居心地のいい場所にしましょう。それに加えて、子どもが親や学校の先生に、気軽に相談できるような環境を整えていくことも必要になります。休養にはいくつかの段階があります。心身ともに疲れ切っているときには、その疲れを癒すためにやりたいことを思う存分やって、エネルギーを蓄えるような時間がまずは必要になります。そのときには子どもが一番好きなこと、例えばゲームをしたり、動画を見たり、運動をしたりといったことに時間を使います。子どもが学校を休んでゲームをやっていたら、大人としては「授業をサボって、遊んでいるなんて」と感じるかもしれません。その気持ちも分かりますが、不登校になるくらいに消耗した子には、ゲームでも動画でも好きなことに没頭する時間もある程度は必要です。エネルギーが回復してくると、子どもはゲームや動画などに少し飽きて、ほかのことにも目を向けるようになるかもしれません。一人で遊んでいるのも楽しいけれど、ちょっと出かけたりもしたい、誰かと何かをしたい、という気持ちも湧いてくるのです。これが次の段階です。子どもがゆっくり休んで落ち着いてきたら、少しずつ、休日に家族で遊びに出かけるなどに誘ってみましょう。ただ、不登校になったときには、親子関係がギクシャクしがちです。遊びに誘っても、子どもが応じない場合もあります。その場合には、家で一緒におやつを食べるような軽いやりとりに誘ってみて、親子関係を少しずつ回復させていくのもいいと思います。子どもが元気になってくると、すぐに「じゃあ少しは勉強しよう」「そろそろ学校に行ってみよう」とうながす人もいますが、休養は段階的に進むものです。まずは一番やりたいことをやる。少し回復してきたら、次にやりたいことを始める。一足飛びに先へ進むことはできないので、じっくり対応していきましょう。十分に回復してくると、子どもの興味や意欲が出てきて、本人が友だちや学校のことにも関心を向けるようになってきます。例えば、子どもが久しぶりに友だちと会って遊んだときに、今後の学校行事の予定を聞いてきて、「この日は行ってみようかな」と話し出すようなことがあります。学校を休む日もあれば、行ける日もあるというような状態になっていくこともあります。それまでは「毎日が日曜日」のような生活になりますが、子どもはその間、ただサボっているわけではありません。その期間を通じて、自分のペースを取り戻していきます。休養は段階的に進むということを意識しながら、焦らずに対応しましょう。ただ休ませて見守っているのでもなく、早く再登校することを求めるのでもなく、子どもの回復を見ながら、少しずつ対応を調整していくというのがポイントになります。数週間かかる子もいれば、数年かかる子もいるただし、学校に興味が出てくるまでに時間がかかる場合も多いです。「ちょっと行ってみようかな」と言うようになるまでに数週間かかる子もいれば、数年かかる子もいます。学校でつらい体験を何度も重ねた場合には、授業や行事になかなか興味を持てなくなることもあります。子どもが「親や先生の言うことを聞いたら、また嫌な思いをすることになるのでは」と警戒している場合もあります。その警戒心を解くためには、親や先生が時間をかけて、子どもに「もう嫌なことを無理強いしない」という証拠を見せるしかありません。そのことを本人が信じられるようになるまで、対応を徹底するしかないのです。不登校の対応として「まずは家庭を居心地のいい場所にしましょう」と言うと、「家の居心地がよかったら、ますます学校に行きたくなくなるのでは」と質問されることがありますが、そうではありません。不登校になるということは、基本的には学校の居心地が悪いわけです。そのうえ家も居心地が悪くなったら、子どもの行く場所がなくなってしまいます。それでは子どものメンタルヘルスが崩れてしまうでしょう。子どもが家で安心して過ごせるようにしたほうが、エネルギーの回復につながります。子どもが「行きたくない」「学校は嫌だ」と言っていたら、「そうなんだ」と答えて、本人の話をゆっくり聞く。そんなふうに子どもの気持ちを受け止めることが、親子関係の回復につながっていきます。発達障害のある子の不登校では、環境的な要因が大きく、学校側との相談が必要になることも多いです。そのため、子どもが親だけではなく、学校の先生にも悩みを相談できるようになれば理想的なのですが、担任の先生との関係が悪化して不登校になっている場合には、その先生を相談相手にするのは難しいでしょう。その場合には、校内で発達障害にくわしい先生を探して、その先生に相談していくのがいいかもしれません。一方、担任の先生との関係はいいけれど、友だちづき合いなどの要因があって不登校になっているという場合には、親子で放課後に学校へ行って、担任の先生と話をしてくるようなこともできるでしょう。また、先生がときどき家庭訪問をして、子どもや親の話を聞くようにしているという例もあります。それも相談のいい機会になります。家庭と学校以外の居場所、いわゆる「サードプレイス」で子どもの相談相手が見つかることもあります。習い事の先生や放課後等デイサービスのスタッフ、地域の大人などが子どもの話を親身に聞いてくれて、相談相手になることもあるのです。例えば、家族で地域の農園を一区画借りて野菜を育てていて、子どもが不登校になってからも農園には一家で通い、そこでは子どもが周囲の大人にいろいろなことを話している、というケースもあります。そういう相手のほうが気楽に話せるという子もいます。親子関係が良好であることも重要親子関係が良好で、家庭が居心地のいい場所になっていて、子どもが身近な大人に相談しやすい雰囲気ができていれば、いま登校できていなくても、将来を過度に心配する必要はありません。それはただ学校に行っていないだけで、心身ともに健康であり、社会参加への意欲も失っていない状態です。本人に何かやりたいことができたときには、それを誰かに相談できます。よく休んでエネルギーが回復すれば、子どもは自分から動き出すものです。子ども一人ではできないこともありますが、そのとき誰か相談相手がいれば、子どもはその人の助けを借りながら、自分のやりたいことに向かっていけます。そういう状態をつくっていくために休養と相談が必要であり、そのためには親子関係が良好であることも重要なのです。Upload By 本田秀夫不登校になったとき、絶対にやってはいけないこと子どもが不登校になったときに絶対にやってはいけないこと。それは、親が子どもに「学校に行かない人はダメな人間だ」という価値観を見せることです。例えば、子どもが学校を休む日が増えてきて、学校には行かないのにゲームはやりたがるという場合に、親が「学校に行くならゲームをやってもいい」といった形で、取引のような話をすることがあります。これも絶対にやってはいけません。なぜかというと、それでは子どもに「学校に行かないあなたを、私はダメ人間だと思っているよ」というメッセージを伝えることになるからです。それからもう一つ、「学校を休むなら昼間は家で勉強をしなさい」と指示するのもやめてください。本人も、勉強が遅れていることは分かっています。それでも勉強が手につかないくらいにしんどくなっているのが、不登校の子どもたちです。そういう状態の子に「昼間は勉強しなさい」と言ったら、子どもに「学校に行かないうえに、勉強もしないなんて、あなたはダメな人間だよ」と伝えることになります。取引条件を出す場合、「学校に行くこと」「勉強をすること」を無条件に善だと感じている面があるのかもしれません。「毎日学校に通って勉強をしたほうが、成長につながるはずだ」と考えている可能性があります。しかし、子どもの発達の仕方はそれぞれに違います。とにかく学校に行きさえすれば子どもはみんな成長するのかというと、そうではありません。学校の環境が子どもに合っていない場合には、子どもが頑張って登校して、一生懸命勉強をしても、健やかな成長につながらない可能性が高いです。その場合に必要なのは、子どもが学校に行く努力をすることではなく、大人が子どもを理解して、環境を調整することです。緊張しないで話せる雰囲気をつくっていく私のところに不登校の相談に来られるお子さんで、経過のいい方は、子ども自身が自発的に動き出せる状態になっていくことが多いです。親御さんから「まだ学校にはあまり行けていません」「でも家族仲良く過ごしています」といった話が出てきます。そういうとき私は、「みなさん家で楽しく過ごせていますか」「遊びに行ったりもしますか」といった雑談をします。なぜかというと、親御さんを焦らせてはいけないからです。不登校からの回復には、ある程度の時間がかかります。その間、親御さんが心の平穏を保てるようにサポートすることも大事なのです。親御さんにも支えが必要です。親子ともに緊張しないで、のんびり話せる雰囲気をつくっていくことが重要なのです。それが親子関係を良好に保ち、休養と相談の時間を確保することにつながっていくのです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2025年07月04日少子化にともない年々増加している「ひとりっ子」。みなさんのまわりでも珍しくないはずです。もしくはご自身が、「うちの子、ひとりっ子で大丈夫かな」「きょうだいがいたほうがいいの?」と悩んでいませんか?でも、ちょっと待ってください。あなたが考えている「ひとりっ子への常識」、じつは全部間違っているかもしれません。ひとりっ子は「わがまま」どころか、むしろ圧倒的なアドバンテージをもっていました。専門家たちが口を揃えて「ひとりっ子のほうが有利」と断言する理由とは?もしみなさんのなかで、ひとりっ子をマイナスだととらえる瞬間があるのなら、ぜひ本記事を最後までお読みください。きっと「ひとりっ子ってすばらしい!」と見直すきっかけになるはずです。「ひとりっ子=わがまま」は根拠のない思い込みだった「ひとりっ子」と聞いて、「わがまま」「自己中心的」「協調性がない」などのネガティブなイメージを抱いている人は、すぐにその認識を改めたほうがいいでしょう。なぜなら、ひとりっ子の割合が増えているいま、そのポテンシャルの高さに注目している専門家も多く、ひとりっ子だからこそ身につく長所や魅力が知られてきているからです。実際に、ひとりっ子が「わがまま」「協調性に欠ける」といった性質をもつと実証した研究結果などありません。にもかかわらず、これまで長い間、ひとりっ子にネガティブなイメージが根付いていた原因として、「日本が世間体を気にする文化だから」と断言しているのは、明治大学文学部教授の諸富祥彦氏。つまり、まわりの目を気にするあまり、親自身が「わが子のちょっと気になる短所」をひとりっ子のせいだと思い込んでいた可能性が高いのです。しかし最近では、徐々にそのネガティブなイメージが覆されてきています。ひとりっ子の驚くべき、4つの「特別な才能」「きょうだい型人間学」を専門とする心理学博士の礒崎三喜年氏は、「きょうだいがいない環境で育つということが、その行動特性や性格に大いに影響を与える」ことを前提としたうえで、次のような、ひとりっ子の特徴を挙げています。まず、「自分に自信をもっている傾向が強い」ということ。きょうだいがいる場合、スポーツでも勉強でも家族のなかで比較される機会が多いですが、ひとりっ子の場合はそれがありません。また、親の時間も物理的な資源も、すべてをひとりっ子に注ぐことができる環境にも言及し、「親の愛情を存分に受け取れる環境のなかで、自然と自信を身につける」のがひとりっ子の特徴だと述べています。さらに、ひとりっ子はひとりで過ごす時間をマイナスだと感じません。自分の好きなことや興味関心のあることをとことんまで追求できるので、ひとりっ子は研究者やアーティストとして成功するケースが多いと言われています。将来大仕事を成し遂げるには、自分に対する自信をベースにした、他人と自分を比較しないひとりっ子のメンタリティーが力を発揮するのです。諸富氏も「ひとりっ子は自尊心があって、達成意欲が高い子が多い。しかも、コツコツと成し遂げる子が多い」ことを特徴に挙げています。きょうだいという競争相手がいないぶん、自分が何ができて何ができないか、自らの物差しで考えて取り組める環境で育つのは、ひとりっ子の強み。つまり、子ども本人が自らを育んでいけるぜいたくな環境だと言えるでしょう。ほかにも、「ひとりっ子は自分に対する競争心が人一倍強い子が多い」と指摘するのは、米ハワイ州でバイリンガルオンラインスクールを運営する船津徹氏です。理由は、先述したように親の愛情を100%、一身に受けて育つ環境ゆえに、「自分が一番」という根拠のない自信が大きく、いい意味でのプライドの高さが育つから。「負けたらくやしい!」という感情は、競争心と向上心をぐんぐん後押ししてくれます。それは、他者に対してよりも、自分自身の能力を向上させるための原動力になるでしょう。ひとりっ子の驚くべき才能親の愛情を独り占めできて満たされているから自分に自信がある!ひとり時間を楽しめるから興味のあることをとことん追求して極められる!競争相手がいない環境で自分に集中できるぶん達成意欲が強い!「自分が一番!」の自信家だから自分に対する競争心が強い!関連記事末は研究者か芸術家!?きょうだいがいないことで自信を持つ「ひとりっ子」(この記事はアフィリエイトを含みます) 複数の子どもがいる場合、経済的な理由もあって、それぞれの子どもが望むも…「きょうだいがいない」からこそ得られる家庭のメリット続いて、親の立場から見た「ひとりっ子のメリット」についても見ていきましょう。まず、もっとも大きいメリットのひとつに、教育費や時間的リソースを割きやすい点が挙げられるでしょう。何百組のひとりっ子の親子を見てきたという進学塾「VAMOS」代表・富永雄輔氏は、「子どもに手をかけられる時間が多く取れるので、多子家庭に比べて子育ての自由度が高い」ことを指摘しています。きょうだいが多いと家事と育児にかかる時間は必然的に増えますが、ひとりっ子ゆえの時間的・金銭的余裕は、親自身の心の余裕にもつながります。その結果、子どもにじっくり向き合うことができ、わが子への理解度もぐんと深まっていくというわけです。ひとりっ子親は、わが子に対して「きょうだいがいないから、いろいろなことを経験させてあげられなくて申し訳ない」という後ろめたさを抱きがち。しかしそれは間違いです。富永氏は「ひとりっ子の親は意識的に子どもにたくさんの経験をさせている」と断言します。習い事や体験学習など、ひとりっ子だからこそフットワーク軽く参加している家庭も多く、「ひとりっ子=経験不足」というのはまったく当てはまらないのだそう。特に最近の習い事は、社会生活を教えることがベースにあるので、さまざまな体験を通じて、社会とのつながりやコミュニケーションの方法を学ぶことができます。また前出の礒崎氏は、「ひとりっ子はきょうだいがいないことで親との関係性が非常に強く、その関係を重視する傾向にある」と述べています。親とのコミュニケーションが密になるぶん、親のことを対等な人間として認め、尊重し、大事な局面で信頼して相談してくれるのがひとりっ子。自立してからも、親子の関係が良好になりやすいのです。ひとりっ子家庭のいいところ時間的・金銭的余裕が生まれる!余裕があることで、親自身も落ち着いた気持ちで子どもと向き合える!フットワークが軽いのでさまざまな経験ができる機会を与えやすい!親と子の関係性が強くなる!ひとりっ子の才能を伸ばす!家庭でできる関わり方最後に、ひとりっ子に備わっているポテンシャルを引き出すために、家庭でできる関わり方のポイントについて、専門家のアドバイスをもとに解説します。ポイント1:子どもの「ひとり時間」を全力応援!「ひとりっ子には、ひとりの時間を存分に楽しめる環境を与えるとよい」と礒崎氏が話すように、おもちゃでも教材でも楽器でも、子どもが興味をもちそうなものをいろいろと与えてあげましょう。決して「遊び相手になるきょうだいがいなくてかわいそう……」と罪悪感を覚える必要はありません。好きなことにとことん向き合って追求できる時間と環境があるなんて、最高だと思いませんか?いずれ「これだ!」というものを見つけるまで、長い目で見守ってあげることが重要です。ポイント2:一緒に遊ぶときは「真剣勝負」で!ひとりっ子だと必然的に親と遊ぶ時間が増えます。そんなときは、子ども扱いせずに「手を抜かない」ことが鉄則です。船津氏によると、「親が本気で子どもに向き合えば、子どもは『負けず嫌いの精神』を発揮して自主練習を重ね、すぐに上達する」のだそう。トランプやカードゲーム、スポーツ、楽器の演奏など、「勝ち・負け」「上手・下手」が客観的に判断できるものは、真剣勝負で取り組みましょう。そこで子どもが負けたら、「くやしい気持ちをバネに飛躍する方法」を教えるチャンスです。ポイント3:“あえて” 2番、3番になる機会をつくるおやつを選ぶとき、食事を取り分けるとき、テレビを観るときなど、家庭内に限れば優先してもらいやすいひとりっ子。だからこそ、「ひとりっ子は、あえて2番、3番になる機会をつくるとよい」とアドバイスするのは、カリスマ保育士のてぃ先生です。たとえば、おもちゃで遊ぶときに「今日はパパがこれ使おう。〇〇くんは2番目ね」など、あえて子どもを優先しない場面をつくります。そうすることで、自分はいつでも優先されるわけではないんだ、ということを学べるでしょう。また、遊びやお手伝いなどを通して、「人と一緒に何かをする経験」を意識的につくってあげることも大切です。協力して何かに取り組む経験は、協調性を育みます。その際に「ママはこれやるから、〇〇ちゃんはこれを手伝って」と役割を与えると、責任感も芽生えますよ。ポイント4:親は「ひとりっ子ってハッピー!」の精神で!「きょうだいがいないとコミュニケーションができないわけではない。親子の活発なコミュニケーションを重視して」と話すのは、保育施設代表の柴田愛子氏。ひとりっ子であることを過度に心配したり、気に病んだりせず、親自身がリラックスして素の自分を見せるようにしましょう。そうすれば、親がどういう人間か子どもに伝わり、人対人として向き合えるようになります。また諸富氏も、「ひとりっ子であることに罪悪感をもつのではなく、むしろ、この子は親の愛情を独り占めできるハッピーな子だと思って接してあげて」とアドバイスしています。そもそも子ども自身は、ひとりっ子の環境しか知らないので劣等感をもつことはありません。親がポジティブにとらえることで、ひとりっ子はのびのびと成長することができるでしょう。関連記事末は研究者か芸術家!?きょうだいがいないことで自信を持つ「ひとりっ子」(この記事はアフィリエイトを含みます) 複数の子どもがいる場合、経済的な理由もあって、それぞれの子どもが望むも…***柴田氏は「ひとりっ子のよさは、親の愛情を疑わないところ。過干渉にならないように、ときどき目をそらしながら愛情を注いであげれば、ちゃんとまっすぐ育っていきます」と話します。「ひとりっ子だから」「ひとりっ子なのに」と、ひとりっ子であることをネガティブに考えず、「この子と過ごせる時間がたっぷりあって幸せ」と考えるようにしませんか?文/野口燈(参考)講談社 コクリコ|「一人っ子はワガママ」ほんとう?「きょうだいがいない強み」とは?STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|末は研究者か芸術家!?きょうだいがいないことで自信を持つ「ひとりっ子」ダイヤモンド・オンライン|「ひとりっ子=競争心が育ちづらい」は真っ赤なウソ!親が守るべき鉄則は?講談社 コクリコ|「一人っ子」に伸びしろありなのに「親たちがハマりやすい罠」を子育て専門家が解説YouTube|【ひとりっ子はワガママになりやすい】は嘘だった!1人を育てるポイントNHK すくすく子育て|「ひとりっ子の子育て」
2025年07月04日『育児』×『料理』をテーマに、野菜嫌いな長女ちゃんが奇跡的に食べたメニューや、子どもと一緒につくった料理など、チッチママさんのおいしくて愛情たっぷりの食にまつわるストーリーを連載します。思わず食べたくなるおいしそうな料理のイラストにも注目。第50回目はこれからの季節におすすめ! とり胸肉を保温鍋で作る方法をご紹介。みなさんこんにちは、チッチママです!この夏は低価格の鶏むね肉を大活用する予定です。今まで鶏むね肉はパサパサして食べにくい印象でしたが今回の調理法で鶏むね肉の虜になってしまうほどおいしく食べることができました。夏野菜と一緒にサッパリ食べられますし、なによりじ調理過程がラク!!保温鍋で放っておくだけなので、肉を鍋に入れている間に気兼ねなく他の作業ができます。鶏むね肉の中までしっかり熱が入っているかは注意深く確認しましょう!ピンク色の状態だと、まだ生状態なのでもう少し熱を通してください。子どもたちもお肉をサッパリ食べられるこのメニューが大好きなようです。PROFILEチッチママさんイラストレーター、漫画家、2人姉妹の母。書籍「ゆっくりと家族になろうよ」(KADOKAWA)「うちの夫の不器用な娘愛」(イースト・プレス)普段はInstagram(@chicchi.diary)にて絵日記更新中!
2025年07月04日NPO法人One Dining Table(ワンダイニングテーブル/所在地:名古屋市昭和区、代表:長谷川 正和)は、地域の子どもたちに“食の知恵”を楽しく学んでもらうことを目的とした食育イベントを、2025年7月15日(火)に開催します。今回は、地域貢献活動の一環として、医療法人大倉会昭和区院・たきかわの森歯科クリニック、南区院・長谷川歯科(所在地:愛知県名古屋市昭和区・南区、代表:長谷川 茂人)と連携し「暑い夏を乗り切ろう」をテーマにした食育イベントを開催いたします。当イベントでは、両医院の管理栄養士が、旬の食材の選び方や夏バテ予防に役立つ知識を、子どもたちが楽しく学べるゲーム形式でお伝えし、管理栄養士たちが実際に畑で採ってきた夏野菜をたっぷり使った夕食を振舞います。歯科医院に勤務する栄養のプロフェッショナルが取り組む食育に、ぜひご注目ください。メインビジュアル◆NPO法人One Dining Table(ワンダイニングテーブル)について子どもたちの心身の健康な発育を、「食育」を通じてサポートするNPO法人です。栄養バランスの良い食事を摂ることだけではなく、ご家族との時間、そして社会の中での人との繋がりを感じることで、子どもたちが心身ともに健康に成長することを支援します。地域や、社会全体で、大きな一つの食卓を囲む。そんなコミュニティ作りを目指して様々な活動をしております。◆開催背景:猛暑に立ち向かう“食の力”を子どもたちに昨年の開催風景:管理栄養士が栄養についてゲーム形式で子供たちに出題している様子2025年の夏も厳しい暑さが予想される中、子どもたちの健康維持は地域社会にとって大きな課題です。One Dining Tableでは毎月、地域の子どもたちに栄養バランスのとれた夕食を提供する「だんらん食堂」を運営し、食を通じた心身の成長支援と居場所づくりを行っています。今回のイベントでは、医療・農業・食育をつなげる新たな連携モデルとして、歯科医院の管理栄養士による講義と実演を通じて、子どもたちに“食の選び方”や“夏バテ対策”を楽しく伝えます。◆管理栄養士が伝える「食の知恵」管理栄養士が夏野菜を使ったバランスの良いメニューを考案し調理する~歯科の現場から地域へ~今回講師を務めるのは、医療法人大倉会(たきかわの森歯科クリニック・長谷川歯科)に勤務する2名の管理栄養士。歯科医院の中で患者と直接向き合い、口腔と栄養の両面から健康を支えている“食と健康のプロフェッショナル”です。イベントでは、ゲーム形式を取り入れながら、子どもたちが旬の食材や水分・塩分の取り方などを自然に学べる内容を企画。さらに、講師自身が収穫してきた夏野菜を使い、栄養満点の夕食を振る舞います。◆農家と子どもをつなぐ「リアルな食育体験」農家さんと直接ふれあいながら、野菜の“おいしさ”と“ありがたさ”を学ぶ子どもたち協力いただくのは、愛知県稲沢市にて青果の生産・卸売・農地管理などを手がける株式会社eight。今回の食材は、管理栄養士が畑を訪れて収穫したばかりの新鮮な夏野菜です。農家の方々と直接触れ合うことで、子どもたちは「食べる」ことの背景にある「作る人」「育てる人」の存在を知り、苦手だった野菜も自然と食べるようになる――そんなリアルな変化を、私たちは毎回の活動で目にしています。“農”と“食”をつなぐこの体験が、子どもたちにとっての一番の食育となることを願っています。食卓を囲んで笑顔あふれる「だんらん食堂」。農家さんが来てくれると、子どもたちはたくさん野菜を食べてくれます。◆イベント概要イベント名:暑い夏を乗り切ろう!夏野菜で学ぶ食育体験日時:2025年7月15日(火) 16:30~18:00会場:Deli & Restaurant ZENYA(〒466-0824 名古屋市昭和区山里町66-7 シーマンビル山手1F)参加費:高校生以下無料 / 大人500円講師:医療法人大倉会・たきかわの森歯科クリニック(昭和区)・長谷川歯科(南区)所属管理栄養士 2名協力:株式会社eight(青果生産・卸売・農地管理)Instagram:@eight.inc0088 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年07月04日\キレる子どもへの対応と支援法を解説/暴言を吐く、暴力をふるう、注意されると反発する……。キレる子どもは、なぜそうなってしまうのでしょうか。そして親はどう対応すればいいのでしょうか。25年以上の臨床経験を持つ児童精神科医・原田謙先生が子どもの心に寄り添う対応法を解説。マンガも交えてわかりやすくキレる子の気持ちや背景に迫ります。今回は「学校ではキレないけど、 親には暴言を吐く子」について、書籍『キレる子どもの気持ちと接し方がわかる本』(講談社)から一部抜粋してお届けします。書籍『キレる子どもの気持ちと接し方がわかる本』【信頼関係をつくる】「共感」できなければ「共有」を意識する(※画像はイメージです)「殺したい」気持ちに共感するのは難しい子どもとの間に信頼関係を築くためには、大人がその子の気持ちに共感を寄せることが大事だとよくいわれます。しかし、キレる子どもの気持ちには共感しにくいこともあります。例えば、子どもが友達のことを「死んだほうがいい」「殺したい」と言っているときに「殺したい気持ち、わかるよ」とは言いがたいのではないでしょうか。話を受け止め、共有することはできる子どもの発言に「共感」しにくいとき、私はその子の気持ちを「共有」することを意識しています。子どもの話をそのまま受け止めて「殺したいと思っているんだね」などと返答するのです。共感できなくても、話題を共有することはできます。「そうなんだ」と受け止めたあと、「どうしてそう思うの?」と聞いてみると、子どもがもう少しくわしく語り出すこともあります。話を受け止めることを続けていく子どもが「あの子に死んでほしいだけ」「お母さんには関係ない」などと答えて、話をはぐらかすこともあります。そのときはしつこく質問しないで、次にまたその話をする機会を待ちましょう。少なくとも話を受け止めることを続けていけば、子どもの気持ちを共有することができます。その子がふとした瞬間にもらす本音を、聞き取れるようになっていきます。子どもが少しでも話をしたら、「話してくれてありがとう」と言葉をかけ、積極的にほめてください。「おだやかに話ができて嬉しいよ」といった形で、大人が気持ちを伝えるのもよいでしょう。また、質問をしすぎて対話を嫌がられたときなどには、素直に非を認めることも大切です。子どもは、間違ったときには間違ったと認める大人を信頼します。大人を信頼して、気持ちを打ち明けられるようになると、緊張がほぐれて不安が軽減します。大人はそのためのサポートを心がけましょう。子どもが興奮して過激なことを言っていても、頭ごなしに否定しないで、「そう思うんだね」と受け止める=====この続きは、是非書籍でご覧ください。キレる子どもの気持ちと接し方がわかる本詳しくみる※本記事は、『キレる子どもの気持ちと接し方がわかる本』著:原田 謙/講談社より抜粋・再編集して作成しました。
2025年07月03日