2023年11月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも秋らしい「紅葉ネーム」が増加していました。2023年11月生まれの赤ちゃん8,174名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 11月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位楓 (主なよみ:かえで)1位結月(主なよみ:ゆづき)3位凛 (主なよみ:りん)4位彩葉(主なよみ:いろは)5位紬 (主なよみ:つむぎ)5位陽葵(主なよみ:ひまり)7位芽依(主なよみ:めい)7位翠 (主なよみ:すい)7位澪 (主なよみ:みお)10位 結愛(主なよみ:ゆあ)10位 結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな) 男の子1位蓮 (主なよみ:れん)2位湊斗(主なよみ:みなと)3位楓真(主なよみ:ふうま)4位蒼空(主なよみ:そら)4位悠真(主なよみ:ゆうま)4位陽向(主なよみ:ひなた)7位結翔(主なよみ:ゆいと)7位颯真(主なよみ:そうま)9位朝陽(主なよみ:あさひ)9位湊 (主なよみ:みなと) 男女どちらも「暖かさ」を連想させる名前が増加日本各所で異例の暖かさだった11月。赤ちゃんの名付けでも暖かさやぬくもりを連想させる「あったかネーム」に人気が集まりました。 女の子の名前では、小春日和をイメージさせる「日和(主なよみ:ひより)」が10月100位以下の圏外から11月は17位へ、「小春(主なよみ:こはる)」も10月圏外から11月は57位へと人気が急上昇していました。 男の子の名前ランキングでは、「暖(主なよみ:だん)」が10月40位から、11月は11位へとランクアップしました。 【女の子】鮮やかに色づく紅葉をイメージする「紅葉ネーム」が大人気!女の子の名前ランキングTOP3は、1位「楓(主なよみ:かえで)」・「結月(主なよみ:ゆづき)」、3位「凛(主なよみ:りん)」でした。 女の子の名付けでは10月に引き続き、秋ネームのひとつである「紅葉ネーム」が大人気。「紅葉ネーム」の代表格「楓」を用いた名前が特に人気で、女の子では名前ランキング1位に「楓」、20位「楓花(主なよみ:ふうか)」・「楓華(主なよみ:ふうか)」、32位「楓佳(主なよみ:ふうか)」など、TOP100以内に「楓」を用いた名前が8つもランクインしました。 また、鮮やかに色づく紅葉をイメージする「彩」を用いた「彩葉(主なよみ:いろは)」が4位にランクイン。 葉が花のように色づくことを意味する「椛(主なよみ:もみじ)」は、2023年の年間漢字ランキングでは圏外でしたが、月間ランキングでは10月48位、11月は40位とこの時季だけ2カ月連続でTOP50にランクインしています。11月は、名前ランキング57位「椛乃(主なよみ:かの)」、73位「結椛(主なよみ:ゆいか)」、149位「椛(主なよみ:もみじ)」などの名前に用いられ、秋らしさを取り入れた「秋ネーム」に人気が集まりました。 【男の子】秋冬らしい季節感のある名前が増加男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「湊斗(主なよみ:みなと)」、3位「楓真(主なよみ:ふうま)」でした。女の子の名付け同様、男の子の名前でも「楓」を用いた名前が増えており、3位に「楓真」がランクインしています。 秋に見頃を迎える「柊(ひいらぎ)」を用いた名前は、毎年秋冬生まれに増加します。今年は「柊(主なよみ:しゅう)」が10月圏外でしたが11月は42位へ、「柊真(主なよみ:とうま)」も圏外から11月は55位へと大きくランクアップしていました。 また、秋生まれの名付けでは、よみに「あき」がつく名前が増加します。なかでも「暁」を用いた名前に注目が集まりました。「暁斗(主なよみ:あきと)」が10月は40位から11月は31位へ、「千暁(主なよみ:ちあき)」も圏外から11月は65位へとランクアップ。先月に引き続き「秋ネーム」に人気が集まりました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年12月12日近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気!今回は11月生まれの赤ちゃん8,174名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位楓(主なよみ:かえで)2023年11月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは、10月に続き「楓」でした! 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気。11月の月間ランキングでは女の子1位、男の子20位と、秋ならではのランキングとなりました。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 2位蓮(主なよみ:れん)2位には「蓮」。年間ランキングでは2022年に3位、2023年は1位と、近年TOP10のなかでも上位ランクイン常連の名前です。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 3位結月(主なよみ:ゆづき)3位は「結月」。月が美しく見える秋になると、「月」を用いた名前が人気になる傾向にあります。特に女の子に人気の名前で、月間ランキングでは11月に「楓」と同率1位でした。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 4位凪(主なよみ:なぎ)4位にランクインしたのは「凪」。女の子と男の子、ほぼ同数に名付けられており男女どちらにも人気の高い名前です。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしいという想いが感じられます。 5位翠(主なよみ:すい)5位は「翠」という結果に。女の子の名前の年間ランキングでは、2020年は100位以下の圏外でしたが、2021年は55位、2022年は19位に大きく順位を上げ、今年なんと3位となった「翠」。最近では男の子にもじわじわと人気が出てきました。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 6位凛(主なよみ:りん)6位は「凛」。2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という親御さんの願いが感じられます。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 7位陽葵(主なよみ:はるき、ひまり)7位は「陽葵」。同じ名前ですが男の子は「ひなた」、女の子は「ひまり」と主なよみに違いが見られました。2023年の年間名前ランキングでは、女の子に人気の名前1位に輝いています。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 8位陽向(主なよみ:ひなた)8位には「陽向」がランクイン。7位の「陽葵」に続き「陽」という漢字を用いた名前で、性別を感じさせない「ひなた」というよみが人気のようです。あたたかさや明るさ、積極性を表す「陽」という漢字に、「向かう」を意味する「向」を組み合わせた名前です。希望や明るい未来を感じさせます。 9位碧(主なよみ:あお、あおい)9位にランクインしたのは「碧」。男の子は「あお」「あおい」、女の子は「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 10位紬(主なよみ:つむぎ)10位には「紬」がランクイン。女の子の名前ランキングではここ数年上位にランクインしている「紬」ですが、最近は男の子にも多く名付けられています。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 11月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、7つが「一文字ネーム」という結果に。また、「翠」「凛」「紬」など、最近女の子の名前として人気だったものが男の子にも名付けられるようになった例がいくつか見られました。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件)
2023年12月11日長いつわりに苦しんだ妊娠生活、そして激闘の難産を乗り越え、ようやく赤ちゃんと産院を退院。夢の親子3人暮らしがいよいよ叶うーー。あふれる希望に胸を膨らませ、1週間ぶりのわが家に赤ちゃんと3人で帰りました。しかしその夜、私を襲ったのは……!?「夢だった赤ちゃんとの暮らしは、ただ夢見たままで終わるかもしれない」。そう思ったほどの衝撃の体験でした……。 夢に見た家族3人の生活の始まりは… (誤)ナプキン変えよ→(正)ナプキン替えよ (誤)病院に付く前→(正)病院に着く前 衝撃と言えば、この騒動の中で赤ちゃんが一度も起きなかったこともなかなか衝撃でした。きっと私を気遣って心配かけないようにしてくれていたんだと思います。あのとき泣かれていたら、もっとパニックでつらく苦しくなっていたに違いないので……。おかげで自分のことだけに集中できました。ありがとう、赤ちゃん。 また、「うんちいきみ禁止令」についての補足ですが、3週間後の1カ月健診で解除されました。内診の結果、「もう大丈夫、2人目も安心して産んで!」とお墨付きを頂けたので、それ以来は安心してうんちもできましたし、2人目もめちゃくちゃいきんだけど無事に産むことができました!! 解除前は先生の言いつけを守り、時間をかけて恐る恐るうんちをしていましたが、あまりトイレから出るのが遅いと夫に「大丈夫!!?」と生存確認され、ありがたいのですが少し困りました。 今回の出来事は、私より夫のほうがトラウマかもしれません。血まみれトイレも掃除してもらってしまいましたし……。男性は血を見ただけで気絶してしまう人も少なくないと聞きますが、あのとき夫が気絶してしまっていたら私は今生きていないと思います。ありがとう、夫……。 気絶といえば、騒動の最初から最後まで自分がはっきり意識を保てていたことが、自分でも本当に意外でした。今に気を失うに違いない!と覚悟していたので……。ちなみに鉄剤なども不要と判断され、お薬なしで退院しました。 ただでさえ出産は奇跡です。私は医療介入をたくさんした難産だったので、時代が違ったら私も子も出産さえ乗り越えられずに死んでいたのかもしれません。そしてさらにあの夜、またも、失いかけた命を再び救っていただきました。命の脆さ、命の尊さ、今生きている喜び。生と死をこんなにも強く意識した日はありません。人生で決して忘れることのできない経験になりました。 医療の上に今生かしていただいている命であることを忘れず生きようと思います。先生、助産師さん、医療のために尽力されてきたすべての方々に感謝を捧げます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:横野よう子わんぱくおてんば中身赤ちゃんな3歳お姉ちゃん、哺乳瓶拒否抱っこ魔甘えん坊な0歳弟くんの二児の母で、現在育休中の会社員。体力はおばあちゃん。二人とも成長曲線スレスレでデカいので、腕と腰が…。
2023年12月09日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。早速手術が始まりますが、麻酔がしっかり効いているため、いつおなかを切られたのかもわかりません。また、局所麻酔なので意識はあり、液体を吸っているような音や医師たちの会話は聞こえてきます。 様子が気になる雛田さんに、助産師さんが「すごい目を見開いてるよ!」と話しかけてくれました。 すぐにおなかの子に会えると思っていましたが、意外と時間がかかり……。 「時間かかってない?」医師の声にドキッ 「もう少し強く引っ張って!」など医師が研修医へ指導する声が聞こえてきて、少し不安な気持ちになる雛田さん。 そうこうしていると「赤ちゃん出るよ!」という声が! そして「あとは頭だけだよ~!」など実況されているうちに、元気な赤ちゃんが誕生しました。 あまりにも元気な泣き声だったので、おなかを開けられたまま笑ってしまう雛田さんでした。 ついに、元気な赤ちゃんが誕生しました! 緊張していると、いろいろなことを考えてしまって、時間が経つのも遅く感じるかもしれません。へその緒が絡まっている心配もありましたが、ママが笑うほど元気な姿で生まれて本当によかったですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月09日YouTube「ゆずぴっちチャンネル」は、2020年に誕生したゆずき君の日常をご覧いただけるチャンネルです。普段の何気ない姿を納めた動画の数々は、どれもとてもかわいくて見ているだけでほっこり癒やされますよ。今回は、たくさんの動画の中から予防接種の一コマをご紹介します♪ ドキドキの注射……、一体どうなるかな?病院でBCGの予防接種! この日は予防接種の日。今回はBCGです。ゆずき君はご機嫌な様子でお医者さんの問診を受けています。 聴診器を当てるのも嫌がる素振りはありません。先生もやさしそうでニコニコご機嫌♪安心しているようです。 あれ? ……今から何するのかな? 落ち着いた様子のゆずき君ですが、ちょっと周りの様子が気になる様子。 「あれ……?? 先生何か持ってる。なんだろう……」という表情で、先生の様子を横目でうかがいます。 「ぼく今から何されるの……」とでも言いたげな眼差しです。 アンパンマンのうちわをパタパタ。先生たちは、気を紛らそうと必死です(笑)。 いよいよ注射のお時間! 消毒をして……いよいよ注射の時間が迫ってきました! パパもママも、先生も……ドキドキ……痛くて泣いちゃうかな!? ゆずき君はというと…… 大好きなパパの姿を発見してニッコリ♪ 満面の笑みです。 この姿、とってもかわいいですよ♪ ぜひ動画でご覧くださいね。 無事注射を打ち終えました! ……ゆずき君の反応は!? いよいよBCGを腕にギュッと打ちます! しかし…… キョトン。 ゆずき君、まったく泣くことはありません! 表情1つ変えずに無事終了!! これには、パパやママはもちろん、先生もびっくり。 よく頑張ったね♪ 注射を打ち終えたあと、パパやママにもたくさん褒めてもらったゆずき君。泣かずにできて、とってもお利口さんでしたね♪ ※予防接種や診察などの様子を撮影する際には必ず病院に許可をとって撮影するようにしましょう。 YouTube「ゆずぴっちチャンネル」では、他にも癒やされる動画がたくさん! 月齢ごとにたくさんの動画がアップされているので、ゆずき君の成長をたくさん見ることができますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。 BCG予防接種を打たれても眉一つ動かさない赤ちゃん【生後5カ月】|ゆずぴっちチャンネル 画像提供・協力/ゆずぴっちチャンネル
2023年12月08日長男がまだ1歳にも満たない赤ちゃんだったころ、家族でアパートに住んでいました。そのとき隣に引っ越してきたのが、2人の子どもを持つシングルマザー。これから仲良くしましょうとあいさつしたのですが、少し厄介なママだったのです。強すぎるお香の香りがわが家までそのママさんが引っ越してきてから、なんだかわが家に強い香りが漂うようになりました。インド香のような香りです。私がおすそ分けで野菜をお渡ししようとしたとき、部屋中に煙が充満していて驚いてしまいました。 そのお香の香りが好きすぎて焚いてるとのことでしたが、何本も焚いていたようで私には耐えられないような異常な香りの強さでした。夫もその香りの強さが少し気になる様子で、夫婦で悩まされることになりました。 突然「病院まで車で送って」と言うママさんある日の午前中、インターホンが鳴りました。出てみると隣のママさんで、「病院へ行く予定があるのに電車に乗り遅れたから、病院まで送ってくれる?」とのことでした。当時その病院がどこにあるのか知らず、距離感をつかめていなかったのですが、ママさんは近いと言うので送ることにしました。 長男は寝ていたのですが、仕方なく急きょ起こして車に乗せ、カーナビで目的地をセットしました。するとビックリ! 10km以上、車で30分以上との表示が……。 なんと目的地は遠い大学病院だった病院が思ったより遠いことに気づきつつも、車に乗せてしまった以上引き返せない状況だったので、そのまま目的地である大学病院へ向かいました。話を聞くとママさんは、長い間大学病院へ通っているとのこと。 離婚を経て、女手1つで子ども2人を育てているママさん。送ってあげるのも仕方ないかと思いながら向かっていたのですが、大学病院周辺は車が多く、慣れない道の運転に私はあたふた。そんな私に、マシンガントークをするママさん。焦りながらもなんとか無事に送り届けました。 自宅へ着くころにはぐったりと疲れ果ててしまいました。ママさんの持病は否定しませんが、今回の出来事を機に、ママさんとの近い距離感は合わないことに気づかされました。当時長男も赤ちゃんでしたし、そのママさんによって生活リズムが崩されるのは困りものです。さすがに友だちにはなれないと思い、距離を置くことに。それ以来、無理なお願いは断ることにしました。 著者:松野椎香今年小3長男、小1娘、年中次男を持つ3児の母。実家は両家共に遠方。次男は知的療育中。調理師免許。書道セラピスト。筆文字やピアノ弾き語りが趣味。心理カウンセラーの資格取得を目指して日々勉強中。
2023年12月05日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。ついに3時間おきの夜間授乳がスタート。セットしたアラームよりも先に赤ちゃんの泣き声で起こされてしまいます。授乳をしても泣き止まない赤ちゃんに「う●ちな気がする」と思ったしおさんは、ナースコールを押します。すぐに駆けつけてくれた助産師さんの顔を見て安心するしおさん。赤ちゃんが泣き止まずどうしていいのかわからないと伝えます。おむつチェックをした助産師さんが「う●ちしてました!」と。しおさんの勘は的中したのでした。助産師さんにおむつの替え方を教えてもらい、四苦八苦しながらも無事完了。さっきまで泣き止まなかったことが嘘のように、おむつを替えを終えたらスヤスヤと眠りはじめた赤ちゃん。その安らかな表情を見てホッと胸を撫でおろすしおさんでしたが……。 本当の試練はここからだった!! ※痛みや腫れがある場合は、無理に環納せず医師に相談しましょう。 穏やかな表情で眠る赤ちゃんを見て「情けない……」と胸が苦しくなるしおさん。「この子には私しかいないんだ」と母親としての責任と自覚を強く持ち、これからの入院生活も全力でお世話をすることを決意するのでした。 そして入院生活3日目の朝を迎えます。いつもより気合い十分のしおさんはモリモリと朝食を食べシャワーへと向かいます。 入浴中、今日も赤ちゃんのお世話を頑張ろうと!決意。しかし、そんな絶好調のさなかに感じるおしりの違和感。恐る恐るおしりに手を当ててみると……。何とそこにはいぼ痔が!! 妊娠中からいぼ痔気味だったしおさん。出産時のいきみによりパワーアップし、存在感をあらすほどになってしまったのでした。これはマズいと思い、グイグイといぼ痔をおしりの穴の中に押し込んでみますがまた出てきてしまうのです。「ああ、駄目だ」としょげるしおさんなのでした。 ◇ ◇ ◇ 「この子には私しかいないんだ」と、隣で安心したように眠る赤ちゃんを見て、母親としての責任と自覚を強く持ったしおさん。今日も頑張るぞ!と出だし好調だったのも束の間、おしりの違和感がいぼ痔だったと思わぬ事態に困惑してしまったようです。出産を機に痔になってしまったという経験したという人もいるでしょう。痛みが気になる、腫れているかもと少しでも不安思ったら悩まずに相談しましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月04日睡眠が浅い……常に寝不足でヘトヘトにUpload By みかみかんたーちゃんはいわゆる、寝ない赤ちゃんでした。生後半年でも3時間程度しかまとまって寝てくれず、私と夫は常に睡眠不足でした。新生児の頃は抱っこで寝かせても、布団に置くとすぐに起きてしまうので、抱っこしたままソファで一緒に寝たりしていました。また、少しの物音でも起きてしまうので、デリケートな子なのだなとその時から思っていました。おくるみを嫌がって脱出!何かを身につけるのが苦手Upload By みかみかんおくるみで巻いてあげるとよく眠ってくれる……と聞いて試してみましたが、たーちゃんにはあまり効果がありませんでした。包まれることを嫌がるようにモゾモゾと動いて、すぐにおくるみから出てしまいました。さらに、帽子、靴下、手袋、離乳食を食べさせる時に使うシリコン製のビブなど、身に着けるものをことごとく嫌がるので使いませんでした。たーちゃんには感覚過敏があると主治医からいわれているのですが、今思えば生まれてすぐから過敏なところがあったのかもしれません。オムツが汚れても泣かないUpload By みかみかんオムツがパンパンだったり汚れていても、泣いたり嫌がったりすることがありませんでした。そのまま機嫌良く寝たり遊んだりしていたので、私や夫がオムツを取り替えることを忘れてしまうほどでした。たーちゃんには感覚過敏がありますが、部分的に感覚鈍麻もあるのではないかと思っています。ほかにも、赤ちゃんの頃から転んだりぶつけたりしてケガをしたときにも泣かなかったので、たーちゃんは痛覚にも鈍麻があるのかもしれません。おっぱいをうまく吸えかった私とたーちゃんとの相性が良くなかっただけかもしれませんが、母乳を飲むことが得意ではなかったです。口を大きく開けておっぱいに吸い付くことが難しく、浅い飲み方なのでなかなか母乳を飲めませんでした。母乳外来で相談したりしましたが、飲み方は変わることがなく、生後半年には自然と卒乳してミルクになりました。今振り返ってみると、不器用さや、自分のやり方を通したいというこだわりなどが影響していたのかもしれないなと思います。激しい人見知りと場所見知りUpload By みかみかん生後半年くらいから人見知りと場所見知りが始まりました。何度も訪れている実母や義母の家でもずっと泣いてばかりで、私と夫は困っていました。外で会えば大丈夫かもしれないと思い、試しに公園で落ち合ってみても、たーちゃんはずっと泣きっぱなしでした。この人見知りと場所見知りは3歳頃まで続きました。楽しそうな雰囲気のレストランや遊び場でも、入り口で「いかない!」とUターンすることも多々ありました。今でも初めての場所では緊張しやすいので、たーちゃんは不安感が強いのだろうなと思っています。落ち着きがなく、興味が次々に移り変わるUpload By みかみかん赤ちゃんの頃に通っていた支援センターでは、飽きっぽいのか集中力がないのか、ひとつのオモチャでほんの少し遊ぶと、別のオモチャを次々と出して遊んでいました。また、ほかの子どもが遊んでいるオモチャに興味があり、落ち着きなく走り回ってはほかの子どものオモチャを横取りしようとしていました。人への興味より、物への興味が強いのかもしれないと感じました。ほかには、絵本を読んでいてもページを次々にめくることが好きでした。絵本の絵をじっくり見たり、読み聞かせに集中することはありませんでした。1歳頃、歩けない赤ちゃんもいる支援センターで走り回り、危ないと感じました。言って止まってくれるわけでもないので、けがや事故につながったらと不安になって、だんだんと足が遠のいてしまいました。ほかの子と比べたり、悩んだり。今思えば……たーちゃんの性格や体質的なことでもあるので、全てが自閉スペクトラム症の特性であるとは言えませんが、診断された今、「もしかしたらアレって特性だったのでは……」と考えて、自分やたーちゃんのせいではないと納得することができています。1人目の子ということもあり、ほかのお子さんと比べたり悩んだりすることもたくさんありました。しかし今思えば、将来のことを考えて不安になるより、短い赤ちゃんの頃をもっと楽しんで育児したら良かったな、と思っています。どうしてかというと、4歳の今では、ご紹介したような私が気になっていた点は、成長と共にほとんどなくなっているからです。母乳は飲めなくてもミルクですくすく元気に育ちましたし、2歳頃で夜通し寝てくれるようになりました。感覚過敏はまだありますが、靴下も履けますし帽子も被れます。緊張する場所はあっても、泣いてパニックになることはなくなりました。もし、当時の私に会えるなら「こんなふうに、成長と共になんとかなっているよ。大丈夫だよ」と教えてあげたいです。執筆/みかみかん(監修:藤井先生より)「成長と共になんとかなっているよ、大丈夫だよ」の言葉、とても素敵です。子育てしているみなさんに聞いてほしい言葉ですね。ひょっとしたら、これからも子育ての中で悩むことがあるかもしれませんが、これまでの成長の過程を経験を振り返ることで、少し悩み事が軽くなるかもしれません。新生児期や乳児期には自閉スペクトラム症と診断するのは難しいですが、なかなか赤ちゃんが寝ないために、親御さんが睡眠不足になるほどの場合には、小児科や保健センターなどに相談されても良いのかもしれません。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年12月04日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。手術や施設の説明が一通り終わり、病室に戻った雛田さん。 用意されていた昼食を平らげた後、手術後は買い出しに行けなくなると思い、水やお菓子などを買い足し、出産に備えるのでした。 「明日にはわが子に会える!」でも不安 「体は元気なのに、入院しているなんて不思議な気分」と思うほど、体調に問題はありません。暇ではあるのものの、検査や巡回で看護師さんや助産師さんが来るため、落ち着きません。 当日に手術を立ち会ってくれる助産師さんと話し、帝王切開も仕方ないと思えてきましたが、ふとしたときに「明日、おなかを切るのが怖い!」という気持ちが再燃。また、「明日の今頃には子どもが生まれているのか」とワクワクした気持ちになり、いろいろな感情が押し寄せてくるのでした。 いよいよ、出産が近づいてきました。手術は不安ですが、かわいいおなかの子にやっと会えると思うと、頑張れそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※NSTノンストレステストの略で、胎児心拍数モニタリングと言われる検査の1つ。お母さんやおなかの中の赤ちゃんに負荷をかけることなく、赤ちゃんの状態やおなかの張り有無を診断できます。NSTは「異常とは言えない」、「異常がある」で評価します。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月04日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。そして入院生活2日目。助産師さんが病室へきたかと思えばすぐに食事。ごはんを食べたかと思えば今度は哺乳瓶を洗い……と息つく間もなく時間が過ぎていくのでした。ついに赤ちゃんと初対面をした夫。大事に大事に赤ちゃんを抱っこする夫の姿を見て「家族になったんだなあ……」と実感するしおさん。家族団らんで幸せな時間を過ごしていたそのとき、しおさんに信じられない事件が起こります。待望のアイスがドロドロに溶けきった状態で手渡されたのです。「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……ごめん」と衝撃の発言が。気まずい表情の夫をかばうよに「せっかくだし食べようかな……」とやさしい言葉をかけるしおさんでした。時刻は夜の9時。3時間おきの夜間授乳に備え、アラームをセットするしおさん。しかし、アラームが鳴る前に赤ちゃんの泣き声で起こされるのでした。そして、深夜の攻防戦が繰り広げられるのです……。 な…泣き止まない!? 「泣いて起こされるの初めてかも」と産声ぶりの泣き声を聞きながら授乳を始めたしおさん。授乳も終わり「昼間みたいにおっぱいあげてすぐ寝るだろうな」とベッドに入るしおさん。しかし…………赤ちゃんが泣き止まない!! なんで!? どうして!? 止まらない赤ちゃんの泣き声に焦るしおさん。 初めてのことに戸惑いながらも「なんとなーく、うんちな気がする」と母親の勘が働きます。しかし、正解がわからないとパニックのしおさんは、頼みの綱であるナースコールを押し助けを求めます。 その後、駆けつけてくれた助産師さんの顔を見て安心するしおさん。しどろもどろになりながらも、赤ちゃんが泣き止まずどうしていいのかわからないと伝えると、おむつチェックを始める助産師さん。チェックを終えると「うんちしてました!」と凛々し顔でひと言。しおさんの勘は見事に的中したのでした。 ◇ ◇ ◇ これまで泣かずに大人しい赤ちゃんが泣きやまずに動揺してしまったしおさん。赤ちゃんが泣いて起こされることも、授乳しても泣き止まないこともすべてが初めてのことであたふたしてしまいますよね。深夜であろうと、すぐに駆けつけてくれる助産師さんの存在はとても大きく心強いのではないでしょうか。退院までの期間、助産師さんや看護師さんなど病院スタッフの助けを借りながら頑張って欲しいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月03日結婚式前、ヒナタはお酒の失態により、妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてしまいます。モネとは結婚式で再会するのですが、モネはヒナタに好意があったようで、結婚式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていた矢先、ある日突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。ユリとモネはともに0歳児の赤ちゃんのママということから意気投合!しかし、ユリがいない所でモネはヒナタに子どもの父親がヒナタであることを告げると、「責任を取ってほしい」と言ってきたのでした。そんなある日、ヒナタが娘にミルクをあげていると、突然携帯電話にモネからメッセージが……!内容は、暇だから部屋に来てほしいというものでした。 渋々ヒナタがモネの部屋に向かうのですが、突然赤ちゃんが大声で泣き始めてしまいました。突然のことに、慌てふためいてしまうのですが、すぐにスゥッと眠ってしまったのでした。 すると、モネが突然ヒナタに「今度から夜中の授乳、一緒にやろうよ」といきなり提案をしてきました。ユリが薬を服用している事情を知っていたモネは、サラッと「バレないよ」と言ってきて……!? 夫が返事に困っていると…? モネの唐突過ぎる提案にヒナタが困っていると、「抱っこしてあげて」と娘の抱っこをせがんできました。 「こんな時間しか触れ合えないでしょ」 「あなたの子どもなんだから」 モネにそう言われると、ヒナタは何も言わず、モネの赤ちゃんを抱っこしたのでした。 ◇◇◇ 「あなたの子どもなんだから」と言われて何も言い返せなかったヒナタは、モネに言われるがままに赤ちゃんを抱っこすることに。ヒナタはモネに強く言われると何も言えなくなってしまうようですが、結婚している身でそういう態度を取るのは非常にまずい気がしました。弱みを握られているのは分かりますが、もう少し自分の意見をちゃんと伝えてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年12月02日近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気! 特に男の子の名付けでトレンドとなっています。一方、止め字に「と」を用いた男の子らしさを感じる名前も人気です。2023年に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、2023年に生まれた男の子の赤ちゃん44,716名の名前で、特に人気だったよみランキングTOP10を紹介します! 1位はると2023年に男の子で最も多かった名前のよみは、「はると」でした! 2018年以降なんと6年間連続で1位に輝く、近年最も多く名付けられているよみです。「陽翔」「陽斗」「晴翔」「遥斗」「悠翔」の順に多く名付けられていました。「はる」「と」はどちらも人気の漢字が多いことから、さまざまな漢字の組み合わせで名付けられていました。 「はる」というよみは「春」を連想させ、あたたかく明るい印象に。また、「と」という止め字を用いることで、男の子らしい力強さのあるイメージになります。 2位みなと「みなと」が2位にランクイン。2021年は3位、2022年では5位。近年TOP10上位を安定的にキープしている人気のよみです。「湊」「湊斗」「湊翔」といった漢字で多く名付けられていました。 「みなと」は、水上航路の集まる場所を表す「湊」を連想させ、「人気者になりますように」と願ってつけるパパ・ママも多いようです。海の爽やかさや雄大さも感じさせます。 3位りく「りく」がよみ3位にランクイン。2022年・2021年ともに2位に入っている大人気のよみです。主に「陸」「凌久」「理玖」という漢字で名付けられています。 「りく」は「大陸」を連想させ、広く雄大なイメージや、強い生命力を感じさせます。 4位あおと4位にランクインしたのは「あおと」。2021年以降3年連続で4位と、近年人気の高いよみの一つです。「碧斗」「碧人」「蒼翔」といった漢字が人気で、特に「あお」とよむ漢字は「碧」「蒼」「葵」の3つが圧倒的に多く使われていました。 「あお」という響きはア行が連なり、大らかで開放的な印象に。また、「青」を連想させ、空や海などの雄大さや爽やかさをイメージさせます。 5位ゆいと5位は「ゆいと」。2021年は7位、2022年では3位でした。「結翔」「結斗」「結人」という名前が特に人気です。 「ゆい」というやさしく可愛らしい印象のある音に、「と」という止め字を組み合わせることで、やさしさと力強さが融合した名前になっています。 6位そうた6位にランクインしたのは、「そうた」でした。2021年は5位、2022年では9位にランクインしており、「颯太」「蒼大」「蒼太」といった漢字が人気です。 爽やかな印象を与えるサ行で始まり、安定感や男らしさのある「た」という止め字で終わることで、バランスの良い名前に。有名人では、棋士の藤井聡太さんや俳優の福士蒼汰さんが活躍されています。 7位そら7位は「そら」。「蒼空」「空」「昊」という名前が特に人気で、2021年は13位、2022年のでは8位と徐々に順位を上げています。 広く大きな「空」を連想させ、「のびのびと大きく育つように」といった親御さんの願いが感じられます。 男女どちらにも名付けられることの多い「ジェンダーレスネーム」の一つで、女の子のよみランキングでは85位でした。女の子では「そら」と、ひらがなで最も多く名付けられており、男女で違いが見られました。 8位はるき8位は「はるき」。2021年、2022年ともに6位。今年は「陽希」「悠希」「晴葵」といった漢字が人気のようです。 あたたかく明るい「春」を連想させる「はる」というよみに、「き」という止め字を組み合わせることで、賢くシャープな印象も与えます。有名人では、作家の村上春樹さんが同じよみで活躍されています。男女どちらにも名付けられる「ジェンダーレスネーム」の一つでもあります。 9位ひなた9位は「ひなた」でした。2021年では11位ですが、2022年は7位、今年は9位という結果に。「陽向」「陽大」「陽奏」といった漢字が多く用いられていました。 日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、明るく穏やかな印象があります。今年、男の子の人気漢字2位となった「陽」を使った名前が特に人気でした。 また、「ひなた」も「ジェンダーレスネーム」の代表格で、女の子のよみランキングでは今年25位にランクインしていました。女の子には、「陽葵」「ひなた」「陽咲」の順に名付けられており、男女で漢字の違いがありました。 10位ゆうと10位にランクインしたのは「ゆうと」でした。2021年は8位、2022年では12位。「悠人」「悠翔」「悠斗」の順に多く、特に「悠」の漢字を使った名付けが人気でした。 「ゆう」というやさしくおおらかな印象の響きに、「と」をつけることできりっとかっこいい名前に。サッカー元日本代表選手の長友佑都選手も同じよみで活躍されています。 2023年に誕生した男の子の名前のよみには、「はると」「みなと」「あおと」「ゆいと」「ゆうと」といった、「と止めネーム」が多くランクイン。TOP10のうち5つが「と止めネーム」となっており、ここ数年続いているトレンドは継続している模様。 男らしい「と止めネーム」人気が続く一方で、「そら」「はるき」「ひなた」といった、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」もランクインしており、来年以降も「ジェンダーレスネーム」人気は続くことが予想されます。これからの名付けの参考にしてみてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)〜2023年10月1日(日)調査件数:87,544 件(男の子:44,716 件/女の子:42,828件)
2023年12月02日この記事では、助産師監修のもと、抱っこの仕方のキホンを解説しています。動画を参考に、赤ちゃんに安心感を与える抱っこをマスターしましょう。赤ちゃんがなかなか泣き止まなかったり、寝てくれなくて長時間抱っこしていると、さすがに体がキツくなってきますよね。そういった悩みは、姿勢を少し見直すだけで解消できるかもしれません。 抱っこ姿勢の見直しで解決することは?●高めの位置で抱っこすることにより、重心が合い、手首への負担が少なくなります。腱鞘炎の予防にも●赤ちゃんがラクだと感じる体勢になることで、反り返りなども防げます●どんどん大きくなってくると、抱っこが大変に。足をM字に開かせることで赤ちゃんのほうからしがみついてくれるので、素手での抱っこがラクになります たて抱き(コアラ抱っこ) 1.寝ている赤ちゃんを迎えにいくように体を近づけて抱き寄せます 2.赤ちゃんのおしりが、抱っこする人のおへそよりも高い位置にくるようにします 3.赤ちゃんのおしりから太ももにかけてをなで上げるようにしながら、赤ちゃんのおひざがおしりよりも高い位置にくる形で両足をM字に開きます。足がM字になっていると、自然と腰からおしりのあたりにカーブができて、抱っこする人の胸のところに持たれかかるような体勢になり、反り返りにくくなります 4. 赤ちゃんのおしりの下に腕を入れ、肘から手首の広い面積で赤ちゃんのおしりを支えます。このとき、手のひらを下に向けると手首に負担がかからなくなります 5.最後にポイントを見直し!□赤ちゃんの位置は、頭・おでこにキスができる距離になっている?□赤ちゃんのおしりが抱っこする人のおへそと同じかそれ以上の高さにある?□赤ちゃんの足はM字に開いている?□赤ちゃんの腰からおしりにかけて丸くなっている?□抱っこする人の胸にもたれかかるような形になっている? よこ抱き(浮き輪抱っこ) 1.赤ちゃんを横向きに抱えたら、頭が抱っこする人の肩くらいの位置にくるように腕で支えます 2.両腕で浮き輪を作り、その中に赤ちゃんの腰からおしりにかけてはまるようにします 3.赤ちゃんの足をクロスさせて、背中がゆるやかにカーブするような体勢にしてあげると落ち着きますよ! 足をクロスさせることで脱臼予防にもなります 赤ちゃんに安心感を与えるには、背中から腰、おしりにかけて丸くなるような姿勢にさせるのがポイント。意識して抱っこしてみてくださいね。 監修者:助産師 特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定 ベビーウェアリングコンシェルジュ 宮川めぐみ
2023年12月01日お風呂に入るはずが、眠たくてなかなか起きない赤ちゃん。何度起こしてみても夢の中の赤ちゃんでしたが…ママを発見した時のなんとも言えない表情に注目ですよ♪ なかなか起きない赤ちゃん すやすやと気持ちよさそうに眠っている赤ちゃん。 そろそろお風呂の時間になるのでママが起こしてみますが、なかなか起きてはくれません。 あ!起きたかな!? ようやく目を覚ました赤ちゃん。しかし、まだ寝ぼけているようです。 「あれ?ここどこ〜??」という表情も可愛らしいですね。 まだ眠たいよ…(笑) 一度は目が覚めたものの、やっぱりまだ眠たい赤ちゃん。大きなあくびをして再び目を閉じてしまいました(笑) ママに気づいたかな!? しばらくウトウトしていた赤ちゃんですが…目の前にママがいることに気がつきました!! 大好きなママがそばにいるよ♪ ママに「おはよ〜」と話しかけられた赤ちゃん。すると… ぺろっと舌を出してニコニコ笑顔♪ 大好きなママを見つけてとっても嬉しそう。一気に目も覚めて、無事お風呂にも入れそうですね! YouTube「emochans」では、他にも可愛らしい動画がたくさん配信されていますよ。 ニコニコ笑顔が可愛らしい赤ちゃんの姿は、どれも癒されるものばかり。 すっかり成長した現在の姿もぜひご覧くださいね。 Instagramも更新されているので、そちらも要チェックですよ。 寝起きでママを見つけた赤ちゃんの反応が可愛すぎる|emochans画像提供・協力/emochans
2023年11月30日結婚式前、ヒナタはお酒の失態により、妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてしまいます。モネとは結婚式で再会するのですが、モネはヒナタに好意があったようで、結婚式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていた矢先、ある日突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。ユリとモネはともに0歳児の赤ちゃんのママということから意気投合!しかし、ユリがいない所でモネはヒナタに子どもの父親がヒナタであることを告げると、「責任を取ってほしい」と言ってきたのでした。そんなある日、ヒナタが娘にミルクをあげていると、突然携帯電話にモネからメッセージが……!内容は、暇だから部屋に来てほしいというものでした。 渋々ヒナタがモネの部屋に向かうのですが、突然赤ちゃんが大声で泣き始めてしまいました。突然のことに、慌てふためいてしまって……!? 大泣きする赤ちゃんに夫が焦っていると… 「どうした、どうした……!?」 大声で泣く赤ちゃんに焦るヒナタ。 (こんなに泣かれたら、隣の部屋で寝ているユリにバレちゃう……) しかし次の瞬間、ピタッと泣きやんで赤ちゃんは眠り始めました。 すると、モネが話しかけてきました。 「いつも夜中のミルクはヒナタくんがやってるの?」 「まぁ……それくらいは……」 モネはヒナタをじっと見つめると「今度から夜中の授乳、一緒にやろうよ」と、提案をしてきたのでした。 ◇◇◇ 結婚をしたばかりで奥さんが隣の部屋で寝ているという状況なのに、毎晩モネの部屋に行って一緒に授乳をするというのは、さすがにあり得ないなと思ってしまいましたが、ヒナタは一体どうするのでしょうか。モネもひとりで寂しい気持ちはわかるのですが、この発言は度が過ぎるように思ってしまいました。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月30日会社員・松本さとこさんは最近結婚式を挙げた新婚さん。新婚生活を楽しみたいところですが、仕事が忙しく慌ただしい生活を送っていました。倦怠感が続いたものの、風邪や仕事のストレスだと思い込み、特に気にせず過ごす日々。そんな中、上司から体調を心配され、病院に行ってみると妊娠が判明! 妊娠中期まで妊娠に気づかなかった、さとこさんの妊娠体験談マンガです。早めに産休を入りたいということを課長に伝えると、「いいんじゃない? おなかが大きくなったら働きにくくなると思うし、早めに産休に入っていいよ」と言ってくれました。 こうしてさとこさんは、産休までに引き継ぎを終わらせ「元気な赤ちゃんを産んでね!」と送り出されたのでした。 産休がスタートし、安静にしながら出産予定日を待つ日々。「いつ生まれるかな……」とドキドキしているさとこさんでした。そしてついに、出産日がやってきて……。 「奇跡の子」待望の赤ちゃんと初対面! ついに陣痛が来て、夫と産婦人科へ向かったさとこさん。陣痛が始まって4時間以上経過しますが、まだ生まれません。 前日の夕方に病院へやって来てものの、翌朝になってもまだ生まれず、心が折れそうになるさとこさん。「この子は幾度の奇跡を乗り越えてきた子! 無事に生まれてくる!」と強く思い、陣痛に耐えます。そして、ついに元気な女の子が誕生! さとこさんは感動で涙が溢れました。妊娠に気づかず、いろいろと後悔することもありましたが、周囲の人たちの支えがあったからこそ無事に生まれたのだと、感謝の気持ちでいっぱいに。 それから約1年後、2人目の妊娠が判明。今回は早めに気がつくことができました。無事、元気な女の子を出産できて本当によかったですね。太ったと勘違いしてダイエットをしてみたり、ウイルス性の感染症に罹患したり、いろいろな困難がありましたが、何事もなく出産できたことは、まさに奇跡です。2人目の妊婦ライフは1人目の経験を生かして、無理せず過ごしてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ
2023年11月30日産後1カ月も経っていない時のこと、授乳時間の間隔も短く、夜中は30分ごとに夜泣きをする赤ちゃんのお世話で毎日寝不足で疲れきっていた私。ギリギリの育児に追われている中、夫の家族が「孫ちゃんに会いたいわ♡」と言いだし家に来ることに。そして、義父母は私にとって容赦ない行動に出たのです……。 義父母のとんでもない発言正直、義父母の相手をするほどの余裕はありませんでしたが、会いに来るだけなら、と迎え入れることにしました。しかし、途中からとんでもない方向に話が変わってしまったのです。 なんと義父母は「泊まる」と言い出しました……。結局、赤ちゃんのお世話も家事も手伝ってくれるわけでもなく、義父母は“お客さん”として一泊して帰っていったのです。子どもに会いたがってくれる気持ちはうれしいものの、ただでさえ慣れない育児でボロボロの私。義父母の食事などのお世話もすることになり、とてもつらい思い出になりました。後日、対策を立てるために夫と話し合い、1カ月に1度、子どもの顔を見せに義実家を訪問することに。それと同時に、自分の子どもに孫ができた時には同じことはしないと心に誓いました。 イラスト/ぽん子著者:中嶋なほ
2023年11月30日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛開始から5日が経ったコツママは、赤ちゃんの心音が下がる不安と闘いながらも、夫のTくんと協力して無事に朝を迎えました。今日なら陣痛促進剤を打ってもらえると聞いていたはずが、この日診察を担当する医師に伝わっておらず、さらに自然に様子を見ると告げられます。身の危険を感じたコツママは「促進剤打ってください!」と強く主張し、夫も状況を説明してようやく医師から了承を得られました。今日が赤ちゃんの誕生日になると言われ、陣痛に耐えるのもあと少しの辛抱だと安心するコツママ。いよいよ出産本番が迫り、緊張してきます。 陣痛促進剤を投与。これからが出産本番! ※上記の過換気症候群の対処法は、推奨されていない方法です。近年ではまず呼吸のリズムを整え、正常に戻すことが大切だとされています コツママは陣痛の波を見はからいながら、助産師とともに分娩室へ。陣痛促進剤を打ち、開始15分ほどで立っていられないほどの痛みがやってきました。 大好きなディズニーのBGMさえも、このときばかりは聞きたくもないほど余裕がなくなります。1時間も経つと手足がしびれ、宙に浮いた感覚に。夫が助産師さんを呼ぶと、どうやらコツママは過換気症候群になっていたようです。 ベッドの柵を握りしめながら痛みに耐えることさらに1時間。子宮口は全開大になり、助産師さんはいつ生まれてもいいようにてきぱきと準備を始めるのでした。 陣痛促進剤を打っても、すんなりとは終わらない出産。コツママは気持ちを立て直しながら、そのときを待ちます。そんなコツママの横で、ひっそりとサポート役に徹する夫。痛みはわかちあえなくても、できることを率先してやってくれるとありがたいですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年11月29日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。さらに、助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらった際に、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。かけつけた院長が診察をした結果、もう少し出血が多ければ緊急搬送が必要だったということがわかりました。「出血は次第におさまっていく」と言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。その夜は安静にするためそのまま分娩台の上で眠ることになったのですが、体の痛みがありまったく眠れなかったしおさん。翌朝、助産師さんに育児用ミルクの作り方を教えてもらうことになり、赤ちゃんと顔を合わせます。すると、いろいろな感情がこみ上げてきて、涙が……。 しかし、感動していたのもつかの間。トイレに行くと、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。そしておしっこの出し方がわからなくなってしまって―!? 体がおかしい… ※カテーテルとは、シリコン製の柔らかい管のこと。カテーテルを尿道に入れて膀胱に溜まった尿を出す処置のことを導尿と言います。 おしっこの出し方がわからなくなってしまったしおさん。 晩ごはんを持ってきてくれた助産師さんに、「あの……おしっこしたいのになぜか出ないんですけど……」と相談します。 すると、助産師さんはおしっこが出ない原因は水分が足りないのではないかと言いました。 どうしても出ないようであればカテーテルを使って尿を排出させる方法もあると教えてくれます。 しかし、しおさんは痛みなどを感じるのはもう嫌だから、カテーテルは使用せず自力で頑張ると返事。そして、水を勢いよく飲み干しました。 ベッドに横になると急に心細さを感じ、夫が来るのをまだかまだかと待ちます。 するとそこへ……。 「しおっ! 遅くなってごめんね」と夫が駆けつけてくれました。夫が来てくれたことで元気が出てきたしおさん。しかし、水を一度にたくさん飲んだからか、尿意を催します。トイレへ行こうと立ち上がったのですが、体に力が入りません。 今にも出てしまいそうなほどの尿意を感じたしおさんは、夫に支えてもらいながらトイレに移動し、何とかおしっこを出すことができたのでした。 ◇ ◇ ◇ 産後、思うように体が動かせなかったり、おしっこが出なかったりと不安がこみ上げてきていたしおさん。旦那さんが会いに来てくれて、とても元気が出たのではないでしょうか。心配なことがあれば産院スタッフさんに相談したり、旦那さんに気持ちを聞いてもらったりして、退院に向けて前向きに頑張っていってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月28日怖がりなしおさんは無痛分娩で元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。さらに、助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらったのですが、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。かけつけた院長が診察をした結果、もう少し出血が多ければ緊急搬送が必要だったということがわかりました。出血は次第におさまっていくと言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。その夜は安静にするためそのまま分娩台の上で眠ることになったのですが、体の痛みがあってまったく眠ることができませんでした。さらには……。 赤ちゃんと対面すると… ※誤)カテール → 正)カテーテル※カテーテルとは、シリコン製の柔らかい管のこと。カテーテルを尿道に入れて膀胱に溜まった尿を出す処置のことを導尿と言います。 分娩台の上で一晩を過ごすことになったしおさん。体の痛みや喉の渇きが酷く、助産師さんを呼びました。 出血も落ち着いたため、一度トイレに行こうと助産師さんに言われたのですが、自力でトイレに行く気力がなかったしおさんは、尿道にカテーテルを入れてもらい排出。 一睡もできないまま朝を迎えます。出血も落ち着いたから病室へ移動するよう助産師さんに指示をされたのですが、麻酔の副作用による吐き気と貧血が重なり、起き上がることができないしおさん。車いすに乗って移動することに。 病室に移動したしおさんは、朝食を終えて昼頃まで熟睡。 助産師さんがしおさんに育児用ミルクの作り方を教えるからと、授乳室まで赤ちゃんを連れてきてくれました。 赤ちゃんの寝顔を見たしおさんは、「ああ……。私本当に産んだんだ」といろいろな感情がこみ上げてきて、涙が溢れます。助産師さんに「大丈夫? 胎盤を取るとホルモンバランスが崩れて気持ちが不安定になるから突然涙が出ちゃう人は多いのよ!」と声をかけてもらいます。 育児用ミルクの作り方を教わったあと、自力でトイレに向かったしおさん。 力を入れずにそっと排尿しようとしますが、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。 そして、「おしっこってどうやって出すんだ……!?」と困ってしまったしおさんなのでした。 ◇ ◇ ◇ 出産後、久しぶりに赤ちゃんと再会したしおさん。麻酔の副作用や傷口の痛みなど、まだまだ体調が優れず大変な状態が続いていますが、赤ちゃんの顔を見るだけで自然と元気が出てきたのではないでしょうか。産院のスタッフさんや家族にサポートしてもらいながら、体調を回復させて、赤ちゃんと過ごせる時間が増えていくといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月27日予防接種に挑む生後5か月の赤ちゃん。何度目かの注射で、すで病院の雰囲気や先生を見るだけでも泣いてしまいそうに…。苦手な注射を無事、乗り越えることができるかな? 今日は予防接種に行くよ! 昨夜も夜泣きが激しく、まだまだ眠たそうなおとちゃんとパパ。朝のミルクを飲んでいますが、おとちゃんはまだ夢の中のようです。 しかし、この日は予防接種を受ける日。そんなことは知らないおとちゃん。注射、無事に終えることができるかな? パパも一緒に付きそうよ 予防接種にはママだけでなく、パパも一緒に付き添ってくれるようです。大好きなパパやママが一緒なら、おとちゃんもきっと安心できますね♪ 病院へ出発! ミルクを飲んでお腹もいっぱいになったおとちゃん。準備をして、いざ病院へ出発です! パパは何度もおとちゃんに「頑張ろうね」と声がけをしてくれていますよ。 少し緊張気味のおとちゃん 病院に到着したおとちゃん。どうやら、病院の雰囲気に少し緊張気味なようです。 予防接種スタート! いよいよ、おとちゃんの順番になりました。パパに抱っこされながら、恐る恐る待つおとちゃん。 すでに、何かを察している表情です。 さらに、注射前にすでに涙も出てきてしまいました(泣)「わたし、今からなにされちゃうの…」と、不安でたまらない表情。 思わず、「がんばれ!」と応援したくなりますね。 過去一のギャン泣きに… そして… 注射針をみた瞬間…大きな声でギャン泣きです。 以前に注射を打ったことがあるおとちゃん。その時のことを覚えているのか、注射を打つ前から涙が止まりません。 ギャン泣きですが… 先生やパパにしっかりと支えられて無事、1本目の注射を終えることができました! もう終わりかな!? 1本目の注射を終えたおとちゃん。ほっとした表情がたまりませんね。 「これでもう終わりかな?」と思っていたら… あと少し、頑張ろうね! もう1本注射は残っています。おとちゃん再びギャン泣きの中、注射を打ちます。 パパやママも代わってあげたい気持ちになりますが、ぐっと堪えます。あと少し、頑張ろうね。 放心状態… 大泣きをしながら、予防接種を頑張ったおとちゃん。 打ち終えたあとは放心状態です。 注射、よく頑張ったね! おとちゃん、注射お疲れ様でした♪たくさん頑張ったね! コメントでも、「お疲れ様でした」「よく頑張ったね」というコメントがたくさん寄せられていましたよ。おとちゃんの頑張ってる姿は、ぜひ動画でもご覧くださいね。 YouTube「くるすけfamily」では、他にも素敵な動画がたくさんアップされていますよ。おとちゃんの成長の記録や家族での日常の様子はどれも癒されるものばかり。ぜひ、ご覧くださいね。画像提供・協力/くるすけfamily
2023年11月27日怖がりなしおさんは無痛分娩で元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらったのですが、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。院長が駆けつけてくれたのですが……。 私、一体どうなっちゃうの… 産後、出血がとまっておらず危険な状態であると言われたしおさん。 赤ちゃんを残したまま死んでしまうのではないかと恐怖と不安が襲いかかってきます。 しおさんの夫は、翌日仕事であるにもかかわず、「心配しなくて大丈夫だよ! 今は休めるときはゆっくり休んで……」と励ましてくれます。 目を覚ましたしおさんのもとへ院長がやってきました。 院長曰く、産褥パットの重さを測ってたところ、なんと出血量が600gだったのだとか。そしてこの産院では出血量が1,000gを超えると緊急搬送しなければいけないのだそう。幸いなことに、しおさんの場合は、これから徐々に出血はおさまっていくだろうとのこと。 「もうすぐで救急車デビューするとこだったよ!」という院長からの言葉で、自分は助かったのだと安堵したしおさん。思わず涙が溢れます。 そして、やっとベッドへ移動ができると思ったら、スタッフさんから朝までこのまま分娩台のうえで過ごすよう伝えられたしおさん。現実を知って放心状態になってしまったのでした。 ◇ ◇ ◇ 出血量が多く、緊急搬送が必要になりそうなほど危険な状態だったしおさん。徐々に出血はおさまっていくと院長から聞いてものすごくほっとしたのではないでしょうか。つらいとき、しおさんの旦那さんのように近くで励ましてくれる存在がいると、とても勇気が出ますよね。産院スタッフさんや家族の力を借りながら、体調の回復を第一優先に考え、無理せず安静に過ごしてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月26日警戒心が強く、他の犬や猫を受け付けないわが家の猫。「赤ちゃんが生まれたらどうなるんだろう、仲良くやっていけるだろうか」と、妊娠中はずっと不安でした。そして無事に娘が誕生し、母子一緒に退院。「感動の初対面!」……とは程遠く、大きな声で泣く娘におびえる猫。挙句の果てに、環境の変化に驚いた猫は体調を崩してしまいました。猫が少しでも早く娘との暮らしに馴染めるように、わが家で実践したことをご紹介します。録音した娘の声を退院前に猫に聞かせた猫を飼っている先輩ママから「退院前に猫に新生児の泣き声を聞かせておいたらスムーズに同居できた」という体験談を聞き、わが家でも実践。生まれたての娘の泣き声を夫に送って、猫に聞かせておいてもらいました。 そして退院後、自宅で猫と娘がいざ対面しましたが……泣きわめく娘が未知の生命体に見えたのか、猫はひどくおびえてしまい、退院から3日後、ついにストレスで吐いてしまいました。 娘が寝ているときに猫を抱きあげて近づく初めての育児で手いっぱいのところに猫の看病が重なり、私の体力は限界。先輩ママの方法が私の猫に通用しなかったため、夫と一緒にわが家なりの対策を考えました。そこで、娘が寝ているときに、私や夫が猫を抱いて娘のそばに寄りました。 はじめは少し遠くから眺める程度、徐々に近づいて、猫の心臓がドキドキしてきたところで中断。何度も猫を娘に近づけていくうちに、「寝ている赤ちゃんは怖くない」と理解できたのか、娘が寝ているときは猫も安心していつも通り過ごせるようになりました。 娘が泣いたら猫におやつをあげる娘が寝ている間は穏やかに過ごせるようになった猫。ところが娘が泣き始めると一転、全身の毛を立てて警戒します。そこで、猫が娘の泣き声に驚いて部屋の隅に逃げるたびに、私が猫におやつを見せて娘のそばに誘導してみることに。 おやつにつられて泣いている娘の近くに一歩、また一歩と近づいてくる猫。次第に猫は娘のいる環境に慣れてきて、娘が寝ていようが泣いていようが、穏やかに過ごせるようになりました。 猫を抱っこで娘に近づけたり、おやつを使って娘の近くに誘導したりしたことで、猫は自然と「赤ちゃんのいる環境」に馴染むことができました。そして猫が赤ちゃんの存在に慣れることで、娘も猫を怖がらずに済んだように思います。 生後3カ月の現在、猫を見てもノーリアクションの娘ですが、そのうちハイハイできるようになってくると猫を追いかけまわしたりするんだろうかと想像できない毎日が続きそうです。家族の一員である猫をこれからも大切にしつつ、育児に励んでいきたいと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:こさい れい0歳女児の母。元テレビ番組ディレクター。フランスで育った自身の経験をもとに海外生活、旅行、子育てについて執筆している。
2023年11月25日生後7か月のりく君は、後追い真っ只中。ママの姿が少しでも見えなくなると、泣いてママのことを探しています。常にママを探してギャン泣きのりく君ですが…ママに抱っこされた時の表情に注目ですよ! りく君、後追いが始まりました! この日もおもちゃで遊んでご機嫌なりく君。生後7か月になり最近、後追いが始まったのだとか。 ママがちょっとでも離れてしまうだけで、ママのことを探します。 「ママ、何してるの?」「ぼくのこと見ててよ!」と必死にママに訴えかけていますね。 ママ、どこ行っちゃったの?後追いが始まると、ママもなかなか大変です! キッチンで、離乳食の準備をしていても… 洗濯をしていても、りく君は常にママを探して泣いています。 ママを探してギャン泣きに… ママのことを待っていられず、泣きながらママの元へ向かうりく君。 「ママーどこにいるの??」と必死なりく君の姿が、なんとも愛おしいですね。 ママに抱っこされると一安心♪ ママが駆けつけて、りく君を抱っこしてくれると、安心した表情に。ぎゅっとママのことをつかんでいる姿も癒されますね。 ママが離れると不安…(涙) 抱っこをして、少し安心できたりく君。離乳食の準備をしたいママですが…りく君、ひっつき虫のようになかなか離れようとしません。 ママが離れてしまうと、やはり不安になってしまうようで、再び後追いスタート! 「ママ、待ってよ〜!!」と必死にママを追いかけます。 ママの抱っこがやっぱり大好き! 後追いの時期は、ママも思うように家事ができなくなってしまったりとなかなか大変。でも、こんな風に一生懸命ママを探してきてくれる姿を見ると、やはり愛おしく感じますね。 りく君、一生懸命ママの元へ向かい、念願のママの抱っこをゲット♪後追いしている時はギャン泣きだったりく君も、ママに抱っこされたらすぐに涙も止まっちゃいます! やっぱり、りく君にとってママの抱っこは、安心できる場所なんですね。 笑顔が戻ったよ♪ ママが見えなくなってしまうと不安でたまらなくなってしまうりく君ですが、ママに抱っこしてもらうだけで、この笑顔♪甘えん坊のりく君の姿に、ママも思わず笑顔になってしまいますね。 大好きなママにたくさん抱っこしてもらえてよかったね♪ ママを一生懸命後追いしている姿から、笑顔になるまでのりく君の姿は、ぜひ動画でもご覧くださいね。りく君の笑顔に「可愛い」「愛おしすぎる」などのコメントがたくさん寄せられていましたよ。 YouTube「りくノート」では、他にも癒される動画がたくさんご覧いただけますよ。りく君はすくすく成長中♪元気に歩き回っている現在の姿もぜひご覧くださいね。また、Instagramもぜひチェックしてみてくださいね。画像提供・協力/りくノート
2023年11月24日この日、初めて自分以外の赤ちゃんに出会った2人の赤ちゃん。ママ達も2人がどんな反応を示すか楽しみにしていましたが…!?赤ちゃん同士のコロコロと変化する表情に注目ですよ♪ 初めまして♪この日が初対面の赤ちゃん2人。さらに、お互いに自分以外の赤ちゃんに会うのも初めてなんだとか。 2人とも、ママと一緒に「こんにちは〜」とご挨拶。 「あれ?なんだろう…?」「ちょっと触ってみようかな…」 と、まずはちょんちょんとトムくんに触れてみるお友だちの赤ちゃん。 初めて見る赤ちゃんにびっくり!? 仲良くなれそうかな♪と思っていたら…初めて見る自分以外の赤ちゃんにお友だちもびっくりしてしまったようで、思わずギャン泣き!! トムくん困惑中 突然泣き出してしまった赤ちゃんに、トムくんもびっくり!ちょっと困ってしまったようで、トムくん固まっています(笑) すると… 「あ…ぼくも泣いちゃうかも…」 「がまんがまん…」 と唇を噛み締めながらじっと耐えるトムくん。 やっぱり泣いちゃう しかし、やっぱり涙を堪えることができずにトムくんも大泣きに。 だいじょうぶかな?? トムくんが泣き始めると、今度はお友だちがトムくんを心配して様子を伺います。 「泣いてるけど、だいじょうぶかなぁ?」 と心配してくれている表情ですね。 目が合った2人は… 一瞬、涙が止まった2人。そして、目が合ってお互いのことを認識。 今度こそ、仲良くなれそうかな? お助けモードの2人 目が合ったものの、どうしたらよいのかわからない2人。ママ達に「どうしたらよいの〜?」という表情で訴えます。 この姿もとっておも愛おしいですね。お互い初めての赤ちゃんに出会って、きっとビックリしてしまったんですね。 やっぱりまた涙 お互いのことはなんとなく認識できた2人。それでもやはり涙は溢れてきてしまうようで…。2人とも目に涙を溜めて耐えています! すぐに仲良くなれるよ♪ さらに涙は止まらなくなってしまい、2人で大泣きに。この日は涙涙の初対面になってしまいましたが、大丈夫!きっとすぐに仲良くなれるよ♪次に会う時は笑顔で沢山遊ぼうね。 初対面からの2人の表情の変化はぜひ、動画でご覧くださいね。初めての赤ちゃん、戸惑いなど、2人の表情の変化がとても愛おしくなりますよ。 YouTube「トムちゃんねる」では、他にも癒される動画がたくさん!YouTubeをスタートさせた頃から、ほぼ毎日欠かさずアップされている動画の数々。トムくんの成長を感じることができて、ほっこりした気持ちになりますよ。もうすぐ2歳になる現在のトムくんの姿もぜひ、ご覧くださいね。画像提供・協力/トムちゃんねる
2023年11月24日在胎27週930グラムで産まれた息子のねこ太Upload By 鳥野とり子在胎27週930グラムで産まれた息子のねこ太。NICU(新生児集中治療室)・GCU(回復治療室)での約3ヶ月間の入院を終え、待ちに待った家での生活が始まりました。入院中から、先生や看護師さんたちからは「自宅の雰囲気に慣れるまではなかなか寝ないかも」「最初は直母が下手だけど、だんだん飲めるようになりますよ」と言われていたけれど、いつまで経っても寝ない・飲まない・ずっと泣く、そんなわが子に違和感を感じるようになりました。抱っこしていないとひたすら泣く、泣き続けるとチアノーゼUpload By 鳥野とり子「息子が退院したらドタバタするだろうな」と予想はしていました……が、私の想像をはるかに上回る大変さが待っていたのです。息子はとにかくよく泣く子で、抱っこしていないとひたすら泣き続け、放置するとチアノーゼ(顔色の変化)を起こすほどの激しい泣き声をときにはあげていました。最初は「家の雰囲気に慣れていないからかな?」と思っていましたが、いつまで経ってもこの状態は落ち着かず、「ちょっとおかしくない?」と思い始めました。赤ちゃんってよく寝るんだと思っていたのに、とにかく寝ない息子Upload By 鳥野とり子息子はとにかく寝ない子でした。昼も夜もまとまった睡眠をとることがほとんどないのです。さすがにそろそろ眠くなるだろうという状況でも全く寝る気配なし。赤ちゃんなのに、こんなに寝なくて睡眠不足にならないのか心配になるくらい寝ませんでした。当然私も睡眠不足になり、なんとか寝てほしくて赤ちゃんが寝る方法を調べていろいろ試したのですが、息子にはどれも効果がなく疲弊するいっぽうでした。そしていつまで経っても上手に直母できない事に違和感を覚え……Upload By 鳥野とり子そしてさらに大変だったのが授乳です。早産児は母乳を飲むのが下手な子が多いのですが、徐々に上手になるよと看護師さんから言われていました。しかし息子はいつまで経っても上手に直母できない。飲んでもすぐにやめてしまったり、飲み始めると寝てしまうのです。それでなくても早産児で体重が軽かったので、どうしてもしっかり飲んで大きくなってほしくて、私は搾乳をしてその母乳を哺乳瓶に入れて授乳していました。哺乳瓶なら比較的よく飲んでくれるので助かりましたが、このやり方は手間も労力もかかるのでこの頃は私の疲労がピークを迎えていました。母の勘? 頭をよぎる【発達障害】の文字Upload By 鳥野とり子私たち夫婦にとって息子は第一子なので、私が育児を経験したのは息子が初めてでした。なので育児に関する比較対象がなく、「赤ちゃんってこんなものなのかな?」「個人差あるしこういう子もいるのかも」と思っていました。でも、ここまで来るとさすがに息子の行動に違和感を感じ始め、「息子と同じような子はほかにもいるのか」「こういう場合どうするのが正解なのか」「何か障害が隠されていないか」を知りたくて私はインターネットで検索をしまくるようになったのです。実は、息子の退院直前にインターネット検索で【30週未満で産まれたり、超低体重で産まれた子は発達障害リスクが高い】という記事を目にしていたのですが、「わが子が発達障害になるわけないよね」「なんだかんだで比較的順調に退院できたから大丈夫」と思い、当時はあまり気に留めていませんでした。しかし、自宅での育児が始まり、次第に息子の行動に違和感を感じるようになった私の頭に『発達障害』という文字が浮かぶようになりました。「まだまだ赤ちゃんだし不安定な事もたくさんあるだろうから神経質になりすぎないように」と思いつつも、母親特有の勘のようなものが働いたのかもしれません。不安を払拭したくて検索魔になった私Upload By 鳥野とり子インターネットで検索しすぎるのは良くないと病院の先生や看護師さんから言われていましたが、私は自分の不安を拭う為にも検索を止められませんでした。検索で、息子の「母乳を上手く飲めない」「よく泣く」「寝ない」という行動は、発達障害がある子の乳児期にあったという体験談も複数みかけました。しかし、乳児期ということもありまだまだ発達障害かどうかを判断するには早すぎて、結局自分がスッキリできる答えはインターネット上には見つからなかったのです。この頃の私は、この状況をどうすれば良いのか知りたいというよりは「息子は発達障害じゃない」という確信を持てる情報が欲しかったんだろうなと思います。この後、2歳3ヶ月で療育につながるまでは「もしかして発達障害かも?」「いやいや発達障害じゃないよね?」という不毛な自問自答を繰り返し、とてもしんどい時期を過ごしました。執筆/鳥野とり子(監修:初川先生)ねこ太くんの乳児期の苦労、不安のエピソードのシェアをありがとうございます。生まれたばかりの時期、特に第一子だと分からないことがいっぱいで、ただでさえこれで大丈夫かと不安で、かつ母体も疲れているし、ホルモンバランス的にも不安定な時期なので本当に大変だったとお察しします。早く小さく生まれたこと、なかなか寝ないこと、母乳をなかなか上手に直接飲めないこと。不安でいっぱいになるのも自然なことだろうと思いますし、そこへ来て、「発達障害」という気配が入ってくるとますます不安になられたかと思います。いわゆる産後うつになりやすい時期でもあり、これまでよりも一層ネガティブな情報を取り込みやすくなっている状態でもあります。不安に駆られて検索し続けてしまうこともよくあることですが、いくら検索してもさまざまな情報が錯そうしていることもあり結局のところ安心する情報には出合えないものです。また、医師や看護師に相談したところで、その月齢だとはっきりしたお答えには出合えない時期でもありますね。発達障害かもしれない、いやいや違うかもしれない……というはっきりしない曖昧な状況、しかし確実に育てづらさと違和感がある気がするというご自身の感覚。それを抱えたまましばらくはお子さんの成長を見守るしかない時はあります。そうしたしんどい時期について、とりこさんは「不毛な自問自答を繰り返し」と書かれていましたが、答えの出ない疑問がどうしても頭から離れないのは本当につらいですね。何の気休めにもならないことを言いますが、それでもお子さんにとっての乳児期は二度と戻ってこない時期であり、その時期にしか見せないそのお子さんのかわいらしさや成長もあるのも本当だと思います。大変な子育て、不安な中での子育てでも、ときにはそうした面にも目が向くよう、お母さん側がどうしたら安心して子育てできそうかについて、(検索のみならず)実際の支援者につながる(子ども家庭支援センターなど子育て相談窓口経由でヘルパーさんを利用できるかなど検討したいところです)、家族で分担しお母さんが少し子育てから離れる時間を取るなど調整しながら、その時期を過ごすことができたら、と願います。2歳3歳頃になると、健診や相談をきっかけにお子さんに対しての支援機関につながりやすくなります。とりこさんは2歳3ヶ月で療育につながったとのことですが、不安なまま子育てを続けている方もいらっしゃると思います。ぜひ健診時やあるいは相談窓口に問い合わせるなどして、お子さんについての心配なことなどをお伝えいただければと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年11月24日娘が生後6カ月を過ぎたころ。食欲旺盛で頻繁にミルクや母乳を欲しがり、その度に大声で泣いていました。ある日、娘と義姉宅へ遊びに行ったのですが、そこでも大声で泣き始め……。咄嗟の行動に義姉と義姉の夫をびっくりさせてしまいました。 娘と義姉宅へ。大声で泣き出してしまい…娘が生後6カ月くらいのとき。食欲旺盛で頻繁にミルクや母乳を欲しがり、その度に大声で泣いていました。当時の私は、「泣かせること=かわいそう=悪」のように思っており、娘が大声で泣くたびに「早く母乳をあげで泣き止ませなくちゃ」と必死でした。 あるとき、娘と一緒に義姉の家へ。楽しい時間を過ごしていた矢先、娘がいつものように大声で泣き叫び始めました。「ご近所さんにも迷惑になってしまう……!」と焦った私は、その場でシャツのボタンをはずし、肩は丸出しで授乳を始めてしまったのです。 義姉夫婦の目の前で……いくらなんでも突然脱ぎだすなんて、思い出すだけで顔から火が出そうです。周りが見えていない私に代わり、義姉がそっとブランケットを私の肩にかけ、義姉の夫は自然と席を外してくれていました。2人の優しさに感謝です。 それからは授乳ケープを持ち歩き、授乳する場所を考えるなど最低限の配慮をするようになりました。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんは泣くことで気持ちを表現していると言いますが、思わぬ場所で大声で泣き始めると赤ちゃんの気持ちを察することよりも「早く泣きやませなきゃ!」に意識が集中しますよね。急いで授乳する気持ちもわかります。ママたちが大らかな気持ちで子育てできるよう、赤ちゃんの泣き声に寛容な世の中にしていきたいですね。 作画/さくら著者:さとうまみ2児の母。栄養士の仕事に励むかたわら、在宅にて記事執筆にも挑戦中。
2023年11月21日2023年10月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも秋にぴったりの名前「秋ネーム」が増加していました。2023年10月生まれの赤ちゃん8,647名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 10月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位陽葵(主なよみ:ひまり)2位凛(主なよみ:りん)3位結月(主なよみ:ゆづき)4位楓(主なよみ:かえで)5位詩(主なよみ:うた)5位紬(主なよみ:つむぎ)7位彩葉(主なよみ:あやは)7位紬希(主なよみ:つむぎ)9位琴葉(主なよみ:ことは)9位陽菜(主なよみ:ひな) 男の子1位結翔(主なよみ:ゆいと)2位碧(主なよみ:あお)3位樹(主なよみ:いつき)3位蓮(主なよみ:れん)5位楓真(主なよみ:ふうま)6位湊斗(主なよみ:みなと)6位陽翔(主なよみ:はると)8位陽向(主なよみ:ひなた)9位蒼(主なよみ:あおい)9位朝陽(主なよみ:あさひ)9位楓(主なよみ:かえで) 「楓」が男女どちらの人気ランキングにもTOP10入り!10月生まれで注目なのは「楓」を用いた名前です。女の子の名前ランキングでは、秋に美しく紅葉し古くから日本人に親しまれている「楓(主なよみ:かえで)」が9月22位から、10月は4位へランクアップ。 また、男の子の名前ランキングでも「楓真(主なよみ:ふうま)」が9月18位から10月は5位へ、「楓」が9月25位から10月は9位へ大きく順位を上げました。2023年の年間名前ランキングでは「楓真」は40位、「楓」は45位となっており、10月に特に人気が上がっていることが分かります。 【女の子】「レトロネーム」が大人気!「葉止めネーム」「ムーンネーム」も人気継続中女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「凛(主なよみ:りん)」、3位「結月(主なよみ:ゆづき)」でした。「陽葵」は2022年に続き2023年も年間ランキング首位を獲得し、圧倒的人気がある名前です。 女の子の名づけでは「レトロネーム」が大人気! 3位「結月(主なよみ:ゆづき)」、4位「楓(主なよみ:かえで)」、5位「詩(主なよみ:うた)」・「紬(主なよみ:つむぎ)」、7位「彩葉(主なよみ:いろは)」・「紬希(主なよみ:つむぎ)」、9位「琴葉(主なよみ:ことは)」と、TOP10になんと7つの「レトロネーム」がランクイン。特に大きくランクアップしたのは「詩」。9月52位から10月は5位へと大きくランクアップしました。豊かな感性やロマンチックな芸術性を感じさせ、リズムや言葉を連想させる名前です。 「レトロネーム」の中でも、止め字に「葉」を用いた「葉止めネーム」や、「月」を用いた「ムーンネーム」に人気が集まる結果となりました。「葉止めネーム」では「彩葉(主なよみ:いろは)」が9月19位から7位へと順位を上げたほか、「絃葉(主なよみ:いとは)」が9月100位圏外から10月は16位へと大きくランクアップ。他にも、9位「琴葉(主なよみ:ことは)」、11位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」、46位「葵葉(主なよみ:あおば)」など、TOP50以内に「葉止めネーム」が5つもランクインしました。 また、例年中秋の名月(月見)の時季である9月から10月にかけて「ムーンネーム」が増加する傾向にあります。3位「結月」のほか、18位「美月(主なよみ:みつき)」、73位「優月(主なよみ:ゆづき)」・「柚月(主なよみ:ゆづき)」、98位「葉月(主なよみ:はづき)」と、TOP100以内に「ムーンネーム」が5つランクインしました。 【男の子】「暁」を用いた「秋ネーム」が人気!男の子の名前ランキングTOP3は、1位「結翔(主なよみ:ゆいと)」、2位「碧(主なよみ:あお)」、3位「樹(主なよみ:いつき)」・「蓮(主なよみ:れん)」でした。近年、男の子の名前は「一文字ネーム」が人気です。「碧」、「樹」のほか、TOP10には9位「蒼(主なよみ:あお、あおい)」・「楓」と全部で5つの「一文字ネーム」がランクインしました。 10月1位だった「結翔」は年間ランキングで2022年は9位、2023年は5位と順位を上げている近年注目の名前です。「結ぶ」「つなぐ」「植物が実をつける」という意味の「結」に、「羽ばたく」という意味を持つ「翔」を組み合わせた、やさしさと力強さを兼ね備えた名前です。 毎年秋生まれは、よみに「あき」がつく名前が増加する傾向にあります。「あきと」、「あき」、「ちあき」が100位以内にランクイン。10月生まれの中では、「暁斗(主なよみ:あきと)」が9月の195位から10月は40位へと人気急上昇していました。 <10月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:古典的な「乃」が1位に!果物に用いられる名前にも注目!10月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「乃」、2位「莉」、3位「愛」でした。「乃」は名前に、やさしく古典的な雰囲気を添える漢字として用いられることが多く、名前ランキングでも28位「乃愛(主なよみ:のあ)」、36位「梨乃(主なよみ:りの)」、73位「椛乃(主なよみ:かの)」・「乃彩(主なよみ:のあ)」・「楓乃(主なよみ:かの)」をはじめ、TOP100以内に「乃」が付く名前が12個もランクインしていました。 また、10月は実りの秋であることから、秋に旬を迎える果物に用いられる漢字も人気。「柚」が9月28位から10月22位へ、「梨」が9月41位から10月23位へ、「実」が9月35位から10月30位へ、「杏」が9月40位から10月34位へとそれぞれランクアップしていました。秋らしい漢字としては、「椛(もみじ)」が2023年の年間漢字ランキングでは100位以下の圏外ですが、10月は48位と大きくランクアップしており、多く名付けられていました。 よみ:秋らしいよみが増加10月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「つむぎ」、2位「えま」、3位「ひまり」となりました。注目すべきよみは「かえで」。秋らしい名前であることから、9月の128位から10月は35位へと人気急上昇していました。また、「あきほ」、「あき」、「ちあき」といった「あき」というよみを用いた名前が前月よりも大きく増加しており、季節感を取り入れた名付けがされていたことが分かります。 <10月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:大谷翔平選手の「翔」が圧倒的人気!10月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」となり、TOP3は2023年8月以降変わらず3カ月連続で同じ順位となりました。ロサンゼルス・エンゼルスで投手と打者の二刀流として活躍し、WBCでもMVPを受賞した大谷翔平選手の「翔」が、2020年から4年連続漢字ランキング首位を獲得しており、今年も引き続き大人気の漢字です。 前月から最もランクアップした漢字は「実」。「拓実(主なよみ:たくみ)」・「実(主なよみ:みのる)」が人気でした。そのほか、「秋」、「穂」、「柚」といった秋をイメージする漢字も前月より増加していました。 よみ:秋らしい名前がトレンド10月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「みなと」、2位「りく」、3位「ゆいと」という結果でした。秋らしい名前「あきと」が8月44位、9月20位、10月14位と秋が深まるにつれてランクアップしていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年10月1日(日)~10月25日(水)調査件数:8,647件(男の子:4,406件/女の子:4,241件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年11月20日抱っこを求めて大泣きの赤ちゃん。そこでパパが抱っこをしてくれることになりました!しかし、赤ちゃんはママを探しているようで…抱っこしてくれているのがパパだと分かった時の赤ちゃんの反応に注目ですよ♪ 抱っこして欲しくて大泣きの赤ちゃん 抱っこをして欲しくて大泣きのいちちゃん。そこへパパが駆けつけてくれました! なかなか泣きやまず… パパが一生懸命抱っこしていちちゃんをあやしますが、なかなか涙はとまらず。 泣き止む気配はなく、さらに大泣きしてしまいました。 ママはどこ〜? ママに抱っこをして欲しくて、大泣きして訴えているようです。 さらに、「ぶ〜ぶ〜」と言ってママを探しています。いちちゃんがママを求めて大泣きしている間も、パパはずっと抱っこしてくれていますよ。パパ、ファイトです! パパの抱っこで落ち着いてきたよ! パパが根気よく抱っこしてくれていたお陰で、いちちゃん段々と落ち着いてきました♪ なんだかとっても気持ち良さそうな表情ですね。パパの抱っこに安心したかな? 誰が抱っこしてくれてるの?抱っこが心地よくなってきたいちちゃん。 ふと、顔をあげてみると… 「!?」 「あれれ…!?マ、ママじゃないの!?」 という驚きの表情のいちちゃん(笑) パパも思わず、「また泣いちゃうかな…」と心配になります(汗) この様子、ぜひ動画でご覧くださいね。いちちゃんとパパの表情に思わず笑ってしまいますよ♪ パパの抱っこも心地よいね! 抱っこしてくれているのが、パパだと分かったいちちゃん。なんとも言えない表情をしているのが微笑ましいですね。パパの抱っこも心地良かったね♪ YouTube「このいち日記」では、他にも思わずクスッと笑顔になってしまう動画がたくさん配信されていますよ。いちちゃんやお姉ちゃんのこのちゃんの日常の姿をぜひご覧くださいね。InstagramやTiktokの更新も行っているので、そちらも要チェックですよ。 抱っこしてるのは誰?再確認する赤ちゃん。|このいち日記画像提供・協力/このいち日記
2023年11月18日結婚式を1週間後に控えているにもかかわらず、友人が開いてくれたお祝いの席でお酒を飲み過ぎたことにより、妻・ユリの友人、モネと一夜を共にしてしまったヒナタ。その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えることに。会場にはユリの友人たちが集まっていたのですが、その中にはモネがいました。モネはヒナタに好意を抱いているようで、構ってほしいのか、結婚式場でもヒナタを困らせる行動ばかりをしてきたのですが、ヒナタが「もう俺に関わらないでほしい」と伝えると、モネが怒ってしまいます。結婚式が始まると、モネは酔ったフリをしてわざとヒナタのタキシードにワインで汚したほか、ファーストバイトの邪魔をするなど、結婚式をハチャメチャにしてしまいます。式が終わると、ヒナタとユリはゲッソリ……。しかし、ユリはモネのことを責めることなく、「嫌いにならないで」と伝えたのでした。 ハプニングだらけの結婚式が終了すると、平穏な日を取り戻りました。するとある日、突然玄関のチャイムが鳴りました。ドアを開けると、そこにはモネの姿があって……!? 突然の出来事にただただがく然として… 「お隣に引っ越してきましたー」 「モネ……!?」 「隣に引っ越し!?っていうか赤ちゃん……!?」 驚くユリが質問すると、モネは結婚はせず。シングルマザーであることを伝えました。 「この子のパパはすぐどっか行っちゃってー」 「どこ行っちゃったんだろうねー……」 モネはそう言いながら意味深な表情でヒナタを見つめてきたのでした。 ◇◇◇ 突然ユリたちの隣の部屋に引っ越してきたというモネ。よく見ると、モネは赤ちゃんを抱っこしていますね。赤ちゃんのパパの話になるとヒナタを見つめていましたが、もしかしてヒナタとの子どもなのでしょうか。モネの意味深な表情がなんだか少し怖いですね……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月17日パパン奮闘記 ~娘が嫁にいくまでは~
私の娘は可愛くない
あり子のワーママ奮闘記