「陣痛 痛み」について知りたいことや今話題の「陣痛 痛み」についての記事をチェック! (4/20)
助産師の榎本さんが、お産入院のときにやりがちなじいじやばあばの困った行動について教えてくれました。孫の顔見たさに……とついやっていたことが、実はNGだった!? マンガで紹介します。 お孫さんの誕生は、おじいちゃんやおばあちゃんにはとても楽しみなものかと思います。お気持ちはわかるのですが、出産の喜びでちょっと困った行動にでてしまうおじいちゃん・おばあちゃんがいます。今回は、そんなおじいちゃん・おばあちゃんへお願いしたいことについてお話しします。 「まだ生まれないのかな?」病院への電話での問い合わせお産で入院した後に、お産がどうなっているのか連絡を待つおじいちゃん・おばあちゃんは心配かと思います。初産婦さんの場合、陣痛の時間が長引き数日かかることもあります。産婦さんの携帯電話に直接電話やメールして聞いてくる場合もありますが、病院での通話ができなかったり、陣痛中で余裕がなかったり、診察中などで対応できない場合もあります。また、パパが立ち会いしている場合でも、同様で対応できないことも多いです。 そうなると、おじいちゃん・おばあちゃんから病院に問い合わせが来ることがあります。お産の状況などを聞かれることがありますが、ほとんどの病院では個人情報の観点から電話でお産の状況をお伝えすることができません。 立ち会いしている場合であれば、パパから連絡をしてもらったり、産婦さんが対応できれば連絡してもらうことがあります。 夜間などは、人員が少なく電話対応するのも実を言うと大変です。夜間は陣痛などで産婦さんの電話が来ることも多いので、病院への電話でのお産についての問い合わせはできれば遠慮していただたいのが本音です。 出産の連絡があった! 夜中でも面会に駆けつけてしまう出産の連絡がいくと、すぐに赤ちゃん会いに病院にいらっしゃるおじいちゃん・おばあちゃんがいます。 出産後は、赤ちゃんのケアだったりママの診察や出産後の処置をしていることが多く、産後2時間程度は安静も必要なので、すぐに面会できないことがあります。また、夜間で面会時間外の場合、翌日の面会時間内に面会をお願いすることがあります。 おじいちゃん・おばあちゃんに出産の連絡をする場合、面会の可否や時間についても伝えてあげるようにするといいでしょう。 産後のママは大忙し! 突然、面会に来る産後のママは、慣れない授乳や赤ちゃんのお世話、退院指導・授乳指導・沐浴指導などのスケジュールで大忙しです。産後の回復も個人差がありますし、夜間の授乳で寝不足が続くと日中に睡眠をとらないとつらいママもいます。 面会に来るのであれば、突然ではなく、いつごろがいいか聞いてから来てほしいと思うのがママの本音かと思います。 今は、新型コロナの感染予防対策として面会が制限されている施設も多いですが、今後の感染状況によっては面会制限が解除になることもあるかもしれません。みんなが心待ちにしているお孫さんの誕生。はやる気持ちを抑えつつ、おじいちゃん・おばあちゃんにはママの負担がないように配慮していただけると幸いです。 作画/はたこ監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
2023年02月28日初産ということもあり、出産に対する意識が薄かった私は、出産予定日が間近に迫っていてものんきに構えていました。出産予定日前日も読みたい本を買いに書店へ行き、「陣痛が来てもすぐには生まれないらしいし、せっかくならコレも読みたい。アレも!」と本を3冊も買い込んでいたのですが……。突然の違和感で目覚める出産予定日前日に購入した本を読みながら寝落ちしてしまい、違和感で目覚めたのはまさに出産予定日の夜中2時。何やらパンツがぬるぬるするような……? 隣で寝ている夫を起こさないようにソロリと起き上がり、パジャマとパンツをめくってみると、そこにはほんのりピンクの液体が。 「あら。破水だわ」。マタニティ講座でも教わっていたからか、割と平静に判断できた私。寝ている夫を起こし、「破水したから病院連れていって」とひと言。破水、と言われた瞬間、眠気が飛んで慌てふためく夫の姿は今でも思い出して笑ってしまいます。 夜中に破水! そして入院まず病院に連絡し、名前と出産予定日、それから「破水したみたいです」と伝えて病院に向かいました。病院到着後、診察台に上がり当直の先生に破水か否かと子宮口の状態を確認してもらい、破水と判断され入院となりました。 「破水しているからあまり動かないようにね」と助産師さんに言われ、病室への移動も車椅子に乗ることに。不謹慎ながら、人生初の入院だったので、ちょっとだけテンションが上がっていました。ただ、ワクワクした気持ちも一瞬で、病室に入った瞬間、「あ。子ども産むんだな」と、なんとなく意識がしゃっきりしたのを覚えています。 じわじわ続く破水。こんなに出ていいの?翌朝、ベッドに横になっているところに食事が運ばれ、看護師さんから「終わったらお膳取りに伺いますね」と言われて「おお。上げ膳据え膳!」などと思ったりしました。 一方「極力動かないように」と言われるものの、やはり尿意があり、頻繁にトイレには行っていました。 破水しているため、産褥パッドという大きな生理用ナプキンのようなものを着用しながら過ごすのですが、まるでおむつほどの大きさのパッドが8時間もたずダメになり、「こんなに出ていいのかな」と不安になりましたし、これだけ出てもへこまないおなかを見て、不思議な気持ちにもなりました。 陣痛が始まり、ついに出産へその日の15時過ぎから少しずつおなかの痛みを覚え始めました。しかし陣痛の自覚はなく、19時ごろにようやくこの痛みが陣痛であると気づきました。自覚をすると急に恐怖を感じてしまい、「トイレで赤ちゃんが出てきちゃったらどうしよう」とトイレに行くのさえためらってしまうほどでした。そして、痛みも強くなり、人生で初めて「痛みで眠れない夜」を経験しました。翌朝、先生がやってきて「よし産もう!」とひと言。慌てて夫と母に「産むって!」とメールを送り分娩台へ。 練習していた呼吸法もすっかり頭から抜け落ちていましたが、助産師さんたちがサポートしてくれたおかげで混乱せず、また仕事を急きょ休んで立ち会いしてくれた夫も呼吸をまねしてくれていて、その姿がおもしろくて緊張がほぐれました。17時40分、半日がかりで、ようやく長男は産声を上げながら生まれてきてくれました。 出産予定日から1日遅れでの出産となりましたが、夜中に破水をしたということ以外は慌てることもなく無事に終えることができました。しかし、今回は夜中の破水ということで家に夫がいましたが、もし昼間だったらと思うと、あまりに楽観視していたことを反省することもあります。陣痛タクシーなどの対応地域を調べて問い合わせをしておくなど、やるべきことはあったなと今になって思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2023年02月12日私はブラジルで無痛分娩で出産。自然分娩を希望していたものの、事情があり無痛分娩に切り替えました。そんな私の出産体験を、夫の親族の男性が嘲笑ってきたことがありました。そのときの状況と私の気持ちについてのお話です。※コロナ禍前の体験談です 陣痛が強まらない!分娩時間が長くなり…出産予定日をすぎても陣痛がこなかった私。出産予定日1週間後くらいに弱い腹部の痛みを感じ病院へ行ったところ、羊水の量も減っているということでそのまま入院になり、陣痛促進剤を使用することに……。陣痛促進剤を使用した結果、少しずつ陣痛は強くなったものの子宮口はなかなか開きませんでした。30時間ほど陣痛と闘っていましたが、陣痛で眠れず体力を消耗していることもあり、担当の先生から無痛分娩に切り替えて少しでも眠って体力の消耗をおさえることを提案されました。 その時点でクタクタになっていた私は提案を了承し無痛分娩に切り替えることに。腹部に違和感を覚えてから出産まで総時間60時間と長かったものの、結果としてしっかりいきむ体力も残せて、希望していた経腟分娩ができたので納得の出産でした。 無痛分娩への切り替えを嘲笑った男性ある日、夫の親族の集まりに行った日のことです。妊娠中の女性がおり出産日や出産方法、性別などについて盛り上がっていたところ、親族の男性が私に対し「この子はね、痛い―、痛いーって我慢できなくて、無痛にしちゃったんだよ」と馬鹿にするように言ってきたのです。 そしてそれを聞いた周りの数人も笑い始めました。正直私は耳を疑いました。無痛分娩に切り替えたのは事実ですが、何ひとつ馬鹿にされるような覚えはないですし、何より命をかけた出産に対し他人が口出して良いと思えなかったからです。 怒ってくれた女性と夫その発言を聞いて言い返そうとしたところ、私が言う前に夫が無痛分娩への切り替えを馬鹿にしてきた男性に、「お前は何を笑ってるんだ!」と怒ってくれました。それをきっかけに妊娠中の女性が、その男性と一緒になって笑っていた数名を非難し始めパーティーは騒然とした空気に。 パーティーは気まずい雰囲気になりそのままお開きとなってしまいましたが、夫とその女性が私の怒りを理解し擁護してくれたことがとてもうれしかったです。 無痛分娩は逃げとか甘えなどと考える人がまだいるようですが、出産はどんな方法でも優劣なく尊いものだと私は思います。今回のような状況になることはそうそうないと思いますが、もしも分娩方法で優劣をつけるような人がいたら、しっかり間違いを指摘していきたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!
2023年02月11日YouTube「【12人産んだ】助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師のHISAKOさんのチャンネルです。登録者数は35万人で、ママ達の間でも話題になっています。今回は、お産についてHISAKOさんが話してくれている動画をご紹介! 叫ぶお産と静かなお産……一体どちらが良いお産なの!?初産と経産婦さんでお産って違う?今回はご自身も12人の出産を経験し、さらに助産師としても数々のお産に立ち会ったHISAKOさんがお産について教えてくれています。 HISAKOさん曰く、初産の方と経産婦さんでは出産にかかるまでの時間がかなり違うそう。傾向として初産の方はじわじわと時間をかけながら子宮口が広がっていき、子宮口が6〜7cmに広がるまでに15時間程かかるのが一般的だそう。 それに比べ、経産婦さんは初産の方に比べると子宮口が6〜7cmに広がるまでの時間が早いのが特徴です。 初産の方はお産の際に叫ぶ方が多め。それってなぜなの? ちょうど子宮口が7〜8cmほどに広がっている頃は、陣痛の時間は長いけど、まだ辛さがMAXまではいかない状態。 この時間帯が長い初産の妊婦さんは、「もう無理〜!」など大声で叫んでお産に励んでいる方が多いのだとか! 経産婦さんは静かなお産が多め。自分で痛みのコントロールをするママも逆に、子宮口が6cm〜7cmまで広がるのが早い経産婦さんは、痛いけどまだ我慢できる…という時間が短く、いきなり痛さがMAXの状態になる人が多いよう。すぐにお産につながるため、割と静かに冷静なお産をされる方が多いようです。低い声を出しながら体を動かして痛みのコントロールをするなど、今までの出産経験を元に自分なりのリラックス方法を持っているというママもたくさん! お産の時に叫んでいるママが多いのには、しっかりと根拠や陣痛のメカニズムが関係しているんですね!初産の方と経産婦さんでのお産に違いがあることもHISAKOさんの話を伺い納得です。 陣痛の際に面白いことを叫ばれているママも多いようですよ♪ HISAKOさんが実際に出産に立ち会った方々のおもしろエピソードは、動画でチェックしてみてくださいね。 「叫ぶお産」は決してダメなんかじゃない 声を出したり騒ぎ立てるお産が間違っていてダメ!なんてことは決してないんです。 「お産でこんなに叫んでしまったからダメ人間だ…」、「私が弱いから声を出してしまうのね…」などと、お産の際に叫び声をあげてしまうことや、パニックになって騒ぐお産をマイナスに捉えなくても大丈夫!とHISAKOさんは話してくれています。 これは、HISAKOさん自身も多くの出産を経験したり、助産師として多くの出産に立ち会って実体験で感じたことなんだとか。 静かに産むことが良いお産だと思っているママもたくさんいますが、お産の時に叫んでも全然大丈夫!ママの叫び方や声、表情のちょっとした変化は助産師にとってもお産の兆候を知る大切なバロメーターになっているんですよ。 また、叫んでいるからといって、冷静なお産ができていないかというとそんなことは決してないそう。叫ぶことがリラックスに繋がるという方も結構多く、出産の時の話をじっくり聞いてみたら、叫びながらも頭は冷静!リラックスしてお産に挑めているじゃない!というパターンはよくあるそうです。ママはみんなしっかりと出産に向き合って挑めているんですね。 ちなみに、HISAKOさんは4人目のお子さんの出産の際には「歌うお産」を行ったそうです。そのエピソードも動画内でお話されています♪ 命懸けのお産。ママが一番リラックスできる方法でお産は赤ちゃんにとってもママにとっても命懸けです。 叫んでもいいし、動きながらのお産をしても大丈夫!叫びすぎてしまったからといって助産師の皆さんは迷惑に思うことはないそう。 本能のままに、リラックスできて冷静なお産であれば、叫び倒すお産も静かなお産もどちらも良いお産ということなんですね。 動画では、HISAKOさんの助産師になりたての頃に立ち会ったお産のエピソードや、HISAKOさん自身の出産の話もされています。 これから出産を控えていてお産が不安…という方はぜひご覧になってみてくださいね。 画像提供・協力/助産師HISAKO
2023年02月07日2人目の出産時、出産予定日を大幅に過ぎていたママ。やっと陣痛がきて分娩室へ行ったのですが、なかなか赤ちゃんが出てきません。どうしたのだろうと思っていると、助産師さんから意外な理由を告げられました。赤ちゃんが出てこない理由は…?2人目の出産予定日を過ぎたある日、やっと陣痛と思われる痛みがきたので病院へ! 分娩室に案内され、いざ出産と思いきや、なかなか赤ちゃんが出てこない!? それにはある衝撃的な理由がありました。 出産は人それぞれなので、どんなに経験や予習をしていても、その通りにはならないものだなと改めて思いました。息子は当時2歳だったのですが、私が入院中も毎日楽しそうな写真が父母から送られてきており、安心でしたが複雑な気持ちでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:すずきち都内に住む平凡なオタク主婦。3歳の息子と0歳の娘を育てながら絵日記やイラストをのんびり描いています。
2022年12月30日優花さんが3人目を妊娠中、病院に向かう車中で出産。救急隊員によって処置がほどこされ、病院に搬送されます。その後、病院で優花さんと赤ちゃんの処置を受けたときのお話。陣痛より痛い処置… 無事に病院へ搬送された優花さん親子は、それぞれ処置を受けます。胎盤をすべて出すための激痛を伴う処置もなんとか乗り切り、このまま赤ちゃんも特に問題がなければ、もうすぐ同室になれると言われます。それを聞いて心からホッとする優花さんでしたが……。 そんな中、1人目と2人目の子どもを義家族に預けて病院に駆けつけた夫が、少し気まずそうな雰囲気の中で口を開きます。 救急隊員の人が、先生に怒られていた――。 その救急隊員は、救急車で優花さんのへその緒を切った処置をした人で、先生は優花さんの主治医でした。これまで赤ちゃんの体の状態や激痛を伴う自分の処置に気を取られていましたが、これを機に、病院に運びこまれたときに一瞬だけ不穏な空気を感じたことを思い出すことに……。 優花さん親子のピンチを救ってくれた救急隊員と主治医の2人が、何やらモメている様子を見ると一気に不安になってしまいそうです……。そのモヤモヤが早く晴れるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年12月14日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えた日の深夜。 突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。 病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。 破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。 そして、その後陣痛を何回か経験しながらも、子宮口が開いていなかったため、我慢を余儀なくされていたyasucoさん。 ついに我慢の限界に達すると「ねぇ、まだ?」と助産師さんに対して、高圧的になってしまったのでした。 すると、助産師さんからは「次、陣痛が来たらいきんでいいです」と返答が! 次の瞬間、陣痛の波がまた押し寄せてきたので、yasucoさんは必死になっていきみ始めます。 すると、しばらくしてから赤ちゃんが無事に生まれてきたのでした。 「おめでとうございます!!」赤ちゃんと対面したママの感想は…? 「やすこさんの赤ちゃんですよ」 助産師さんが胸の上に乗せてくれると、なんだか不思議な感覚になるyasucoさん。 「小さい~~~~♡」 目の前の赤ちゃんに感激! 夫婦で新しい生命の誕生を喜び合うのでした。 助産師さんが赤ちゃんをキレイにしに行っている間、yasucoさんの目の前には先生が……! 何かごにょごにょと口を動かしたと思ったら、次の瞬間、突然おなかを押し始めたのです。 そして、先生はまたボソッと何かをつぶやくと、今度は裂けた部分を縫い始めたのでした。 先生の言葉が聞こえなかったyasucoさんは驚きながらも、(もっとはっきりしゃべって!!!)と心の中でつぶやくのでした。 赤ちゃんにデレデレな旦那さんですが、スマホで動画を撮っていたようなので、あとでまたこの瞬間を見返すことができますね! ちなみに、このときの旦那さんはいつも以上に良く笑っていたとのことですが、よほどうれしかったのではないでしょうか。幸せいっぱいな感じが伝わり、ほっこりしました! 皆さんはどう思いましたか?監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年12月11日出産予定日から2日経っても陣痛が来ず、産院から言われていた通り、入院・出産の準備をして産院へ行くことにしたミロチさん。コロナ禍での立ち会い出産が許可されたのですが、「パパが産院へ入っていいのは生まれる直前」、「産後の滞在は2時間まで」という厳しい条件付きでした。両親、パパ、長女のつむさんからエールを受け、いよいよ産院へ来たのですが……? 陣痛が来たら…と想像して ※本陣痛は俗語です 出産予定日から3日経っても陣痛が来ませんでした。そのため、陣痛誘発剤を投与するスケジュールが決定。 2人目のため、陣痛誘発剤を投与して陣痛が来たらすぐに産むことになるだろうと予測するミロチさん。「明日はおなかの赤ちゃんを抱っこしているかもしれないのか……」「顔はどっちに似てるのかな、どんな声かな……」と、もうすぐ赤ちゃんに会える喜びを感じるミロチさんなのでした。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ミロチ
2022年12月11日私は現在、3歳になる長女と生後7カ月の次女がいる2児の母親ですが、子ども2人ともに出生体重が4,000g前後というビッグベビーでした。ビッグベビーならではの妊娠中の体験談についてお話しします。 1人目の出産、長女のケース正直に申し上げると、私は、BMIでいえば肥満と標準の境目ギリギリ……という体型(身長157cm、体重63kg)。そのため、長女を妊娠したときは医師に「できる限り妊娠中は太らないように。妊娠中の体重増加は8kgまでが目標です」とはっきりと宣告されました。 しかし食べることが大好きな私は、なかなか食事管理ができず……。また、妊娠初期は食べづわりで、フライドポテトとパンしか受け付けないということもあってか、体重はどんどん右肩上がりになっていきました。 3,900gで生まれた長女妊娠中期には、すでに妊娠前の体重から5kg増加しており、1カ月で2.5kg太ったことも。結局、妊娠期間中は11kg増となりました。そして、おなかの中にいた長女はといえば、妊娠中期ごろからぐんぐん推定体重が増えていき、妊娠後期に入るころには常に成長曲線が上限ギリギリ。 一番気がかりだったことは「頭囲が大きい」こと。医師にも「頭が大きいから自然分娩するには微妙なところだけれど、なんとか自然なお産で頑張りましょう」と励まされました。しかし、妊娠41週まで自然陣痛を待ってもまったく来ず、結局妊娠41週2日に計画入院し、陣痛促進剤やバルーンなどありとあらゆる方法を尽くして、4日間という難産の末に長女を出産。出生体重は3,900gでした。 次女のときは自分から計画入院を志願2人目妊娠前の私の体重はさらに増えており、なんと69kgでした。心配なのは長女のときの難産の記憶。「また、あんなにお産が難航してしまったらどうしよう……」と常に頭をよぎります。そしておなかの中にいる次女の成長の経過を、長女の母子健康手帳と見比べ様子を見ていました。 そして、妊娠中期ごろから、やはり長女のときと同じように、毎回、成長曲線の上限ギリギリのところをいくようになりました。しかし長女の難産の悪夢がよみがえった私は、思い切って「妊娠40週になったら入院して、陣痛促進剤を使ってください」と志願。絶対にまたビッグベビーが生まれてくると確信していたのです。 お産の結果ですが、次女は妊娠40週3日で生まれて分娩時間は8時間という、長女に比べると圧倒的に短い時間で出産しました。そして次女の出生体重は4,030gで、やはり嫌な予感は当たっており、少しでも早く産めてよかったと感じています。すぐに医師へ相談できたことがスムーズなお産につながったと実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃/女性・主婦。2女の母。歯科衛生士資格あり。次女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。作画:はたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年12月03日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?必死になっていきんでいると、あることに気付いて… 助産師さんにいきんでもいいという許可をもらってから、陣痛が来るたびにいきみ始めたyasucoさん。 全力でいきむことで体に痛みを覚えながらも、(それがどうした!! 産むことに集中!!)と気持ちを切り替えることに。 そして、1回いきむのを休み、次の陣痛のタイミングでいきむと、無事に赤ちゃんを出産したのでした。 「赤ちゃん出ましたよ」 助産師さんの言葉と同時に、目に入ってきたのは生まれたての赤ちゃんでした。 yasucoさんは放心状態になりながらも、生まれたわが子に視線が釘付けになってしまうのでした。 yasucoさん、無事に出産できてよかったです。本当におめでとうございます! 出産するまでの道のりはいろいろと大変でしたが、乗り越えられてよかったですね。 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年12月01日3歳の女の子と生後3カ月の男の子を育てています。2人目の出産の際、健診で「陣痛かもと思ったら、間違ってもいいからすぐに病院へ来て」と言われていました。2人目の出産ということもありますし、健診時にすでに子宮口が5cm開いていたこともその理由。しかし、実際に陣痛が来たとき、義母の予想外の行動で「すぐに病院へ」行けなくなってしまったのです……。深夜に陣痛開始妊娠39週0日の深夜1時ごろにおなかが張り始め、30分ほどで10分間隔に。すぐに夫を起こして病院に電話をしました。病院は家から30分。夜中なので長女は当然寝ています。 深夜に陣痛が来た場合、近くに住む義母に連絡して、病院へ行っている間わが家に来て長女を見てもらうことになっていました。夫が義母に連絡すると、深夜ながら「すぐに向かう」との心強い返事をもらえました。 まだ!? 義母が来ない!義実家からわが家までは車で3分。義母が来るまでに私と夫はバタバタと病院に持って行く物などを最終チェックし車に積んでいました。しかし、待てどもなかなかこない義母。「お義母さん遅いね……」と話し、夫が義母に連絡しますが電話に出ません。 だんだんと「まだこないのかな!?」と痛みでイライラが増しながら待つこと30分、やっと義母が到着しました。このときすでに陣痛の間隔は2~3分。遅くなった理由を聞く余裕もなく、義母が着いてすぐに長女を任せ、急いで夫と病院へ向かいました。 遅れたその理由に驚き病院に着いて内診をすると「子宮口8cm! 着替えてそのまま分娩台に乗って!」と言われ、到着から30分ほどで元気な男の子を産みました。その後、入院中に夫と電話しているときに「そういえば……」と、出産のときに義母が遅れた理由を教えてくれました。 実は義母は、「もしかしたら救急車に乗って病院に行くかも」と思って自分の身支度をしていたのだそう。パジャマを着替え、シャワーを浴び、化粧をして軽く食事をしてから来たのだということでした。「陣痛が始まったらすぐに病院へ」ということは事前に義母にも伝えていたのですが、義母が自分の身支度に時間をかけていたことにとても驚きました。 夫が聞いたところによると「すぐに病院へとは言っても、陣痛は時間がかかるものだから焦ることではない」と義母は考えたようです。なぜ義母が「自分が救急車に乗るかも」と思ったのかは謎……。無事に出産を終えた今では話のネタにしていますが、そのときの私はすぐに義母が来てくれると思っていただけに、かなりイライラしてしまった出来事でした。 著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2022年11月28日初めての出産を控え不安でいっぱいの私は、無神経な実の父の言葉に落胆していました。そんな私の心が、ある方の思いやりのある行動と言葉によって救われました。そんなお話をしたいと思います。ひとり、のんきな父にがっかり!初めての出産を迎える私はとても神経質になり、いろいろなことに対して不安になっていました。そんな私に、出産経験のある母は理解し寄り添ってくれていましたが、父は初孫の出産ということで浮かれるばかり。 出産予定日が近づくにつれて、陣痛が始まったときの移動方法をさまざまなパターンで考えている私たちをよそに、お酒を飲むタイミングを気にする父。母や私を含め、女性は命がけで出産に臨むというのに……。のんきな父に私は少しがっかりしてしまいました。 産婦の気持ちに寄り添えない父の言葉いよいよ陣痛が始まり、入院することに。しかし陣痛が強くならず、結局その日は出産に至りませんでした。翌日の朝を迎えても、陣痛は弱いまま。こういったことは、珍しいことでないとわかっていても、なかなか進まない現状に不安でいっぱいに。「いつ生まれてくるのだろう。今日もまた1日このままかもしれない。これって大丈夫なの? 」。そんなふうに考えて、どんどん心配になっていきました。 そんな私の気持ちを察することができない父は「今日生まれてほしいな。明日になったら誕生日の語呂が悪いんだよな。今日生まれないかな」と発言。ただでさえ、なかなか陣痛が強くならず不安になっている私に、父はさらに不安になるような言葉を浴びせてきました。「なんでそんなことを今言うかなぁ……」と私は父にイライラし、そして悲しい気持ちになりました。 私の心を救ってくれたのは…気持ちに寄り添えない父の発言を母に話すと、「無事に生まれてきてくれたら、それでいいことなのに!」と一緒になって怒ってくれました。そんな私たちの様子を見ていた助産師さんは一旦その場を離れたあと、再び戻ってきて私たちにやさしく声をかけてくれました。 「お二人の会話を聞いて、お父様が語呂が悪いとおっしゃっていた日がお誕生日のほうを調べてみたのですが、すごいですよ! 有名人がたくさんいらっしゃいましたよ。どちらの出産になってもとても楽しみですね」。 その言葉は、不安でいっぱいだった私の心をとても癒やしてくれました。なにより私の心に寄り添い、行動を起こしてくださった助産師さんのやさしさがうれしくて仕方がありませんでした。 その後、無事に陣痛が強くなり、元気な息子を出産することができました。産婦の気持ちをすぐにくみ取り、心に寄り添える助産師さんは「さすがだな」と思わずにはいられません。何年たっても、助産師さんの温かい思いやりを忘れることはないと思います。 監修/助産師 REIKO著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2022年11月23日私は、販売従事者の仕事をしている30代シングルマザーです。2020年に第1子となる男の子を出産しました。私はあまり都市伝説やジンクスを信じるほうではないのですが、妊娠中、なんの前兆もない中、満月を眺めていたら陣痛が来るという体験をしました。自分が単純なのか、満月の引力説は本当なのか……、謎は深まるばかりです。おなかの重さにもう耐えられない!妊娠初期から吐きづわりと食べづわりが深刻だった私。何を食べても気持ちが悪くなってしまい、毎日、食べては吐き戻していました。妊娠後期に入ってからも、おなかの重さと内臓のズレによって毎日胃が不快で、「とにかく早く産んでしまいたい!」という気持ちでいっぱいでした。 正産期の時期に入る妊娠37週が待ち遠しくて仕方がなかったのを覚えています。根拠はありませんが、なぜか「この子は出産予定日よりも早く生まれてきてくれるはず」と私は信じていました。 ストロベリームーン出産前夜のことです。この日は久々に友人が遊びに来ていて、偶然「今宵はストロベリームーン(6月の満月)らしいよ」という話になりました。実は、この日初めて私は「満月の夜は産気づく妊婦が多い」という話を知りました。 そして「早く産んでしまいたい」という気持ちを込めてお月見をすることにしたのです。とはいえ、科学的根拠のない話を信じていたわけではなく、願掛けのようなものでした。しかし驚くべきことに、本当にその日の夜中に、陣痛が始まったのです……! 初産にしては上出来なスピード出産深夜0時を回ったころです。「腰が痛い……」から始まり、陣痛かもしれないと思ったころには間隔が7分にまでせまっていました。本当に陣痛なのか自信がないまま、念のため病院に電話をして状況を説明すると、「すぐに来て」との指示が。急いでタクシーを呼び、病院に着いたのが深夜2時。 そして、あれよあれよという間に子宮口は全開大となり、午前6時にはわが子が誕生していました。ちなみに自然破水はしなかったため、分娩台で人工破膜をしました。「初産とは思えないスピードで、素晴らしい!」と助産師さんに褒めてもらえたのも、良い思い出です。 本当に満月を眺めて陣痛が来るとは私も家族も思っていなかったのですが、満月の不思議なパワーには驚かされました。この一件から、私の母がよくネタにして、満月の日には妊娠もしていない私に「満月を見ると陣痛がきちゃうよ!」とからかってきます。満月の話を聞いただけですっかり産む態勢をとってしまった単純な自分の体と、早めに生まれてきてくれた息子には感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO著者:佐藤みほ都内在住の30代会社員。2歳の男の子と毎日奮闘中のシングルマザーです。
2022年11月22日近所に住むママたちとは、頻繁に集まって子どもたちを公園で遊ばせる仲。その日はママ友4人と子ども7人で遊んでいました。そのうちの1人のママ友が公園遊び中に急に産気づいて……。その場にいたママたちが瞬時に連携し、その場を乗り切った体験談です。Uちゃんママに陣痛が来た!Uちゃんママは第2子を妊娠していて、すでに臨月に入っていました。その日は出産予定日の3日前で、いつ生まれてもおかしくない状態です。みんなで赤ちゃんの誕生を楽しみにして、「今陣痛が来たらまかせて!」など言いながら笑っていました。Uちゃんママも「いっぱい歩けば陣痛来るかな?」と積極的に体を動かしていました。 そんな話をしていた30分後。気づくとUちゃんママの口数が減り、ベンチに座っておなかをさすっています。「おなか張っちゃった?」と聞くと、「いや……もしかしたら陣痛来たかもしれない」とのこと。ここからAママ・Bママ・私、3人のママの連携プレーが始まりました。 ママたちの的確な連携プレー!まずUちゃんママはパパに連絡し、パパは仕事先からこちらに向かうことになりましたが1時間かかるとのこと。Uちゃんママが電話している間、Aママは「私、子どもたち見てる!」と言い、私は「一番家が近いからバスタオル持ってくる!」と役割分担。その間にもUちゃんママの陣痛間隔は短くなり病院に電話すると、「すぐに来てください」との指示が。 それを受けて「私も○○病院だったから道わかるよ! 私の車で行こう!」とBママ。「じゃあUちゃんママの車から入院バッグ移すよ!」「バスタオル敷いた!」とどんどん準備は進んだのです。私は、娘がUちゃんと仲良しだったこともあり、「Uちゃんはうちで預かるね! 何日泊まってもいいから!」と引き受けました。 忘れられない出産に出発する直前、「みんなごめんね……」と言うUちゃんママに、「いいから!」「産むことだけに集中して!」とみんなが声をそろえるので、思わず笑顔になるUちゃんママ。最後にUちゃんは「ママ、頑張ってー!」と真剣な顔で手を振っていました。陣痛かもしれないと思ってから、Uちゃんママが出発するまで約30分。 1~5歳の子どもたちはみんな不思議とおとなしく、騒がずに成り行きを見守っていました。Uちゃんママは病院についてから1時間ほどで無事出産。グループLINEには元気な母子の写真とともに、「忘れられない出産になりました」のメッセージ。「こっちもだよ(笑)!」「おめでとう!」の文字が飛び交いました。 思いがけずママ友の出産に関わることになりましたが、みんなそれぞれ出産を経験してきたママたち。どんどん進むママ友のお産にパニックになることなく、的確に連携することができ、無事に出産に至ることができたのでよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年11月21日夫と不倫相手のれい子が出会ったのは、会社の飲み会で行ったお店でした。その日に限って偶然にも結婚指輪をつけ忘れていた夫。これがすべての始まりでした。その後も友人として何度も会っていた2人は、とうとう一線を越えることに…。同じころ、夫がそんな状況にあるとも知らないてんさんは、陣痛の痛みに1人で耐えていました。早く駆けつけてほしいてんさんは何度も夫に電話をしますが…。夫と不倫相手のれい子の出会いは、会社の飲み会でした。その日に限って偶然結婚指輪を忘れて行ってしまった夫でしたが、これが2人の関係のきっかけとなってしまいました。何度も会ううちに親密な関係になった2人は、ある日ついに一線を越えてしまいます。夫とれい子が一線を越える裏側で、てんさんには陣痛がきていたのです。1人で陣痛に耐えていたあの日。夫はというと… 夫と不倫相手との出会いは、娘がまだてんさんのおなかにいる時でした。会社の飲み会でたまたま出会った2人ですが、何の偶然か、夫はこの日に結婚指輪を忘れてしまっていました。このことがきっかけで2人の関係も始まることになりましたが、同時に夫の裏切りが始まったタイミングでもあります…。もし結婚指輪を忘れなければ…、もし飲み会のお店が違ったなら…、と思わず考えてしまいます。 2人がひっそりと関係を続けていたある日、とうとう一線を越えてしまうことに…! さらに同じころ、てんさんには陣痛がきており1人で痛みに耐えていました。てんさんは夫に連絡をとろうと必死に電話しますが、いくらかけても電話は繋がりません。一方、夫はてんさんからの連絡に気付くも不倫相手の誘惑に負け、「すぐには生まれないよな…」と、陣痛のきているてんさんを後回しにしてしまいます。 命がけで出産に立ち向かおうとしている妻を後回しにできるなんて、とても信じられませんね。夫には初めての出産に向き合う恐怖や不安が理解できなかったのでしょうか…。一刻も早く、夫がてんさんのもとへ向かってくれることを願います。皆さんは、出産の不安をパートナーに理解してもらえないと感じたことはありますか? 作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター てんInstagramで、夫が不倫した自身の壮絶体験記を書き綴り反響を呼んだ。その投稿をきっかけに「任意同行願えますか?シーズン2」(読売テレビ)にも出演。
2022年11月13日第2子の出産エピソードです。コロナ禍での出産だったため、立ち会い出産はできないと言われていました。そこで、生まれる瞬間を見せてあげられない代わりに、産声だけは録音したいと希望を伝えていたのですが……。思ってもいない展開となったのです。バースプランでは産声の録音を希望今回の出産はコロナ禍ということで、立ち会い出産はできないと産院から言われていました。そこで、バースプランには「できれば赤ちゃんの産声だけでも録りたい」と希望を伝えました。 助産師さんからは、「昼間の出産や人手が足りている時間帯なら、看護師にスマホを渡したら録画してくれるかもしれないけど、夜の出産だと難しいかもしれない」とのこと。なので、昼間の出産で運がよければ録音できるかな……程度に思っていました。 深夜の出産で録音はあきらめかけて…出産予定日の前日、夜の11時ごろにおなかが痛くなってきました。陣痛カウンターで確認すると6分間隔で陣痛が! 産院へ連絡をしてすぐにタクシーで向かいました。 診てもらうと、子宮口6cm。診察台から分娩台へ移動することになりました。夜中ということもあり、分娩台で横になっている私の様子を数十分おきに見にきてくれるのは、助産師さん1人と看護師さん1人でした。「人少なそうだし、産声を録音するのは無理そうだな……」とぼんやり考えながら、腰をさすって過ごしていました。 いきんでいると助産師さんが!?時間が進むにつれて、どんどん陣痛が痛くなり、午前3時ごろ、ついに出産の時がやってきました! 助産師さんの声に合わせて、いきんではまた力を抜いてを何度も繰り返し、途中で破水もしながら、陣痛と共に徐々に誕生の瞬間が近づいてきました。 助産師さんに「赤ちゃんの頭もう見えてきてるよ!」 と言われて、「あぁ、もうすぐ生まれるんだ。夫にも息子にも生まれる瞬間を見せてあげられなかったな。録音もできなかったな」と、頭の隅でぼんやり考えながら、次の陣痛でいきむと、助産師さんに「赤ちゃんの頭出た! もうすぐ産声あげるから! 録画用意 !!」と言われ、「えっ?! 録画用意?」と私は混乱と驚きで固まってしまいました。助産師さんにもう一度「もうすぐ産声あげるから、スマホ起動させて動画の用意!」と言われて、私は慌ててテーブルに置いていたスマホを起動して、自分の下半身にカメラを向けました。 出産の瞬間をスマホで自撮り!次の陣痛でいきむと、赤ちゃんが出てくる姿がスマホの画面を通してハッキリと見えました! そして元気な「おぎゃー、おぎゃー」という産声も! 助産師さんはテキパキと赤ちゃんの体を拭きながら、「希望通り赤ちゃんの産声録れてよかったね」と、マスク越しでもわかる笑顔で話しかけてくれました。 希望通りなのかは少し疑問でしたが、たしかに無事に赤ちゃんの産声は動画付きで撮ることができました。まさか出産シーンを自撮りすることになるとは思ってもみなかったので驚きです。1人目のときは、30時間を越える分娩で記憶も途切れ途切れでしたが、今回は陣痛から6時間ほどと安産だったこともあり、そのあとは胎盤を見せてもらったり、赤ちゃんが入っていた卵膜の破れた部分を説明してもらったりと、イベント盛りだくさんの出産になりました! その後、落ち着いてから録画を見てみると、産声はちゃんと撮れていました。ただ、赤ちゃんの声より大きい私の叫び声もバッチリ撮れていました(笑)。 無我夢中で撮りましたが、恥ずかしくて将来、子どもに見せられるかなぁ……と悩ましい動画となったのでした。 1回目の長男のときとはまったく違う体験をして、出産は1人ひとりまったく違うんだなと身をもって感じました。今回、出産しながら自分で動画を撮れたことで、何だか少し母としてたくましくなれたような気がします。とても良い経験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:かずママ手のかかるわんぱくな3歳と抱っこ大好き0歳の2児の母。現在は産休中。 監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生
2022年11月13日第1子を出産するとき、初めてのことで不安もあり、夫の立ち会いを希望しました。夫自身も「ぜひ立ち会いたい」とのことで、わが子の誕生の瞬間を楽しみにしていました。けれども、出産には予期せぬことが起こることも……。※コロナ禍前の体験談です 夫婦ともども立ち会い出産を希望仕事が平日休みだったこともあり、初めての診察のときから必ず妊婦健診に付き合ってくれていた夫。私が通院していた産婦人科では、父親が赤ちゃんのエコー見学をできるため、エコー見学が夫の楽しみでもあったようです。 夫は赤ちゃんの様子を見ながら先生にいろいろと質問したり、先生の話を前のめりで聞いたりと、おなかの中のわが子の成長を一緒に見守ってくれていました。 私は出産時の不安もあり、夫に立ち会い出産をお願いしました。夫自身も「出産に立ち会いたい」という意見だったので、何の問題もなく立ち会い出産をする流れに。出産に向けて陣痛中のサポートや出産時の励まし方など、夫なりに勉強していたようです。 陣痛開始! 夫の勉強の成果は!?出産予定日当日、つい陣痛開始! 朝始まった陣痛は夕方過ぎに本格的な痛みへと変わり、産院へ行くことに。夫は、痛みに耐える私に飲み物を買ってきてくれたり、手を握ってくれたりしてくれましたが、私はそれどころではありません。 夫の手を振り払い、ベッドのシーツを引きちぎれそうなほど握りしめる私。そんな妻の姿を見て、ただごとでないと悟った夫はアタフタ……。何をするわけでもなく、横でソワソワ。そうこうしているうちに破水し、分娩室へ移動することに。 いよいよ誕生の瞬間! そのとき夫は……陣痛室から分娩室へ移動する際、夫は助産師さんから廊下で待っているようにと指示がありました。私が分娩室へ移動している間、夫は両親にいよいよ生まれると電話連絡をしていたそうです。 そんなことはつゆ知らず、分娩台に上がった私はいきんでいる真っ最中。2回ほどいきんだあと、先生が「もう頭が出ているよ! 次で出るからね!」と。そしてもう一度いきんだ瞬間「おぎゃー!!」と産声が……。分娩台に移動して、10分も経たない間の出来事でした。 そのとき、助産師さんが「あっ! 旦那さん!」と言ったのを聞き、私もすっかり忘れていた夫のことを思い出しました。そして廊下で今か今かと待っている夫に助産師さんが気まずそうに、「あの、生まれちゃいました……」とひと言。赤ちゃんの産声が聞こえていたものの、まさか自分の子だとは思っていなかったらしく、生まれたと聞いて衝撃を受けたとあとで語ってくれました。 初めてのわが子の誕生を楽しみに、健診にも毎回付き添い、立ち会い出産の勉強もしていた夫。しかし、あまりのお産の進みの速さに、夫はわが子の誕生の瞬間に立ち会うことができなかったのです。出産は千差万別。思ったようにはいかないものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:木村なち/女性・主婦。3児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。イラスト:(c)chicchimama ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年11月12日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えた日の深夜。 突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。 病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。 破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。 最初は痛みもなく余裕だったyasucoさんですが、次第におなかや腰の痛みを感じるように……。 本当は凄く痛いのだけれど、“表面まだ大丈夫です”という顔をすることで、何とか正気を保っていたのですが、段々痛みがつらくなってきました。 「やすこさーん、痛いですよね」と痛みを気にかけてくれる助産師さん。 「内診の前にお手洗いに行っておきましょう」と提案されるのですが、yasucoさんは(この状態でトイレ行けるのか?)と困惑。 「絶対行ったほうがいいですか?」とダメ元で質問すると、「そうですね。行ったほうがいいですね」とキッパリ答える助産師さん。 そこで、yasucoさんは痛みに耐えながらも、トイレに行くことにしたのですが……!? どうやってトイレ行こう!? 頭の中で必死に試行錯誤 yasucoさんは陣痛が遠のいた隙にトイレに駆け込むことに。 頭の中ではいつ陣痛が襲ってくるかわからないので、(早くしないと!)と終始焦っていました。 急いで古いナプキンを新しい物に着け替えます。 すると次の瞬間、(次の陣痛が来る……!)とパニックに! しかし、使用済みナプキンを回収できていないというこの状況……。 ただ、もうyasucoさんに時間は残されておらず、「回収無理っ! ごめんなさいぃぃ(泣)」と、落としてしまったナプキンを回収できずにトイレをあとにすることに。 「すみません! 使用済みのナプキンをトイレに置いてきてしまいました」 突然襲ってきた陣痛に必死に耐えながらも、助産師さんにそう伝えると、「全然いいですよ~」と、やさしい言葉をかけてくれたのでした。 陣痛はコントロールできるものではないので、今回のナプキンの件は仕方がないと思いました。助産師さんに伝えると「全然いいですよ~」という返事が返ってたとのことですが、yasucoさんの気持ちをくみ取ってくれるやさしい助産師さんでよかったですね。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年10月30日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えた日の深夜。 突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。 病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。 破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。 最初は痛みもなく余裕だったyasucoさんですが、次第におなかや腰の痛みを感じるように……。 本当は凄く痛いのだけれど、表面上“まだ大丈夫です”という顔をすることで、何とか正気を保っていたのですが……!? 旦那に電話をすると、まさかの返答が返ってきて…!? yasucoさんが必死に痛みに耐えていると、助産師さんがやってきて、「いい感じで陣痛が来ているので、旦那さまを呼んで一緒に頑張ってもらいましょう!」とひと言。 さっそく電話をかけることに――。 「おはよ……。あの…‥もう……結構痛い……」 必死で痛みに耐えながら「来れる?」と電話したにもかかわらず、返ってきた言葉は、「わかった。オレ風呂入ってからでいい?」という何とも衝撃的な言葉でした。 「いいけど……早めによろ……」 旦那さんの言葉に違和感を覚えながらも、そう返すyasucoさん。 電話を切ると、「やすこさーん、痛いですよね」と、側に来てくれました。 腰をさすりながら「頑張りましょうね」と励ましてくれたのですが、助産師さんがさすってくれていた所と、yasucoさんが痛かった場所がずれてしまっていたため、(全然効かねぇ……)と、心の中で叫んだのでした。 「結構つらそうですね。内診の前にお手洗いに行っておきましょう」 助産師さんの言葉に(この状態でトイレ行けるのか?)と困惑しつつも、「絶対行ったほうがいいですか?」とダメもとで質問。 「そうですね。行ったほうがいいですね」 あまりにもキッパリと返されたことで、痛みに耐えながらもトイレに行くことにしたのでした。 yasucoさんが痛みに耐えながら旦那さんに電話をかけたとき、「わかった!すぐ行くよ」という2つ返事が返ってくるのかと思いきや、「お風呂に入ってからでいい?」という言葉が返ってきたのには衝撃を受けてしまいました! ただ、マンガには描かれていませんが、実際は旦那さんはこの後すぐに病院に駆けつけてくれたそうです。一瞬旦那さんの発言に対して、「え!?」と思ってしまいましたが、すぐに来てくれてよかったですね。監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年10月27日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えたyasucoさんは、深夜に突然破水し、旦那さんと一緒に病院へ向かうことに――。 助産師さんに声をかけると「まずは破水かどうかを確認しますね」と、陣痛室へ案内されます。 そこで助産師さんが確認し、破水していることがわかると、その場で入院が決定。 しかしその後、陣痛が来ているのか、子宮口の開きはまだなのかを助産師さんが確認すると、まだ当分生まれそうにないという結果に……。 そのため、旦那さんは一度家に帰宅することに! このときはまだ痛みなどを感じていなかったyasucoさんは、元気に「おやすみ~」と言うと、旦那さんを見送ったのでした。 助産師さんから「痛くなったらスグ呼んで下さいね」と言われ、ひとりになったyasucoさん。 すると、ぎゅうぅ~んとおなかから音が鳴り、軽い生理痛のような痛みを感じるように……。 しばらくすると痛みは落ち着いたのですが、そのタイミングで経産婦さんが隣のベッドにやって来て……!? 隣のベッドの経産婦さんの存在が気になって… 自分のベッドの隣に経産婦さんがやって来たことに、興味津々なyasucoさん。 カーテンの向こう側の話声が聞こえたので聞いていると、どうやら旦那さんは海外にいて、お隣の女性はひとりで出産をするということがわかりました。 さらに奇遇なことに旦那さんの名前も一緒! 勝手に運命を感じたyasucoさんは、お隣の女性(レジェンド)に恥じないお産にしようと決意するのでした。 「レジェンドに恥じないお産にしようと謎の誓いをたてた」とありますが、きっと同じ状況のママが隣にいたことが、このときのyasucoさんにとって心強かったのではないでしょうか。偶然旦那さんの名前も同じだったようですが、共通の項目が1つでもあると、勝手に親近感を持ってしまいますよね。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年10月20日初めての出産、初めての育児、今までに経験したことのないドキドキとワクワクでいっぱいでした。「不安なこともあるけれどきっと楽しいこともいっぱいある」「里帰り出産だからきっと母が心の支えになってくれる」と、そんな風に考えていました。退院の日をそんな思いで迎えると……、母の言動に衝撃を受けることになったのです! 自分が社会に出て、親になって初めて母の異常さに気がつきました。初めての出産は里帰りすることに長女が生まれたときの話です。初めての出産ということもあり、私の実家へ里帰りをすることになりました。出産予定の病院は私が生まれた病院、しかも出産予定日は私の誕生日と同じ日でした。きっと母も感慨深いものがあるだろうな、なんて思いながら私は出産の日を心待ちにしていました。 そして、ついに出産のときがやってきました。 出産予定日になったばかりの真夜中、陣痛が来たため、前もって休みを取っていた夫と一緒に急いで病院へ向かいました。病院へ到着したあと、陣痛は次第に激しくなり、今までに経験したことのない痛みに襲われる一方、子宮口はまったく開かず、気づいたら陣痛室のベッドは血まみれに……。 陣痛から約32時間後、もしかしたらもうこのまま出産は終わらないのではないかと思うぐらいの壮絶な体験を経て、ついに赤ちゃんと対面することができました。 いよいよ迎えた退院の日その後1週間の入院期間を順調に過ごし、ついに退院の日がやってきました。「この世に生まれてきたばかりの赤ちゃんを、病院の外に連れ出して本当に大丈夫なの?」と心配になるくらい赤ちゃんは小さくて、私がこの小さな命を守らなくてはと大きなプレッシャーを感じました。 退院の日は、夫の両親も遠方から実家に来て、赤ちゃんの誕生をみんなでお祝いする予定でした。私は入院をしていたので準備は母に任せてあり、夫は私の誕生日のお祝いも兼ねてケーキを買って帰ろうと提案してくれました。 前もって母には帰る時間を伝えてありましたが、その日、病院は忙しく、退院の手続きが遅くなりました。さらに帰る直前に赤ちゃんが3回もうんちをしたため、病院を出発する時間が30分ほど遅れてしまいました。 母のやさしい言葉を期待していたきっと子育ての先輩である母なら「出産お疲れさま」「大変だったね」「大丈夫だよ」と労いの言葉ややさしい言葉をかけてくれるに違いありません。そう思い、私は帰りの車の中で母に電話し、30分くらい遅れる旨を伝えました。 すると母は「は!? なんで!!?」「時間管理ができてないんじゃないの??」「配慮が足りない!」「義家族をおもてなしする気あんの!?」と、電話越しにとめどなく暴言を吐き続けたのです。 私は予想外のことにショックを受け、母が電話の向こうでひたすら文句を言い続ける中、何も言わずに電話を切りました。産後で情緒不安定だったこともあり、電話を切ったあと、車の中で私は号泣。そんな私の姿を見て夫はびっくりしていました。 私は夫に泣きながら母から電話口で言われたことを話しました。そして、「ケーキを買って帰るのはやめよう」と夫に伝え、赤ちゃんに必要な物を買うのもあきらめて、急いで実家へと帰りました。 実家へ帰ると母はまさかの…そして、実家に着くと、なんと母は何の準備もせず座って笑いながらのんびりとテレビを見ていました。私たちが家に到着して30分ほどたったころ、母は急いでお祝いの食事の買い物に行き、買い物から帰ってくると慌ててテーブルセッティングをし始めました。あれだけ私に「時間管理がー」とか「配慮がー」とか言っていたのに……。 結局、気をつかった夫が両親に頼んでくれたらしく、義両親がお祝いのケーキを買ってきてくれました。私は大泣きして目を腫らしたまま義両親を迎えることに。退院前にはまったく予想もしていなかった、なんとも気まずく胸がムカムカするお祝いになりました。 自分が母親になって初めて親のありがたみや大変さがわかるのだろう。そして親はいつまでも頼りになる存在で、子どもには無償の愛を注いでくれるものだろう。私はそう信じて疑いませんでした。しかし、親には親の考え方や接し方があると気づいたのは、自分が母親になったときでした……。私はわが子が大人になっても無償の愛を注ぎ続けたい、そして、大人になっても子どもに寄りそえる母親になりたい、そう強く思った出来事でした。 著者:たつこ6歳、3歳、2歳、0歳(10カ月)の4児の母。現在、実家で夫と子ども4人と実の両親と同居中。夫の自営業をお手伝いする形で仕事をするかたわら、自身もネット関連の仕事を始める準備中。監修者・著者:助産師 松田玲子
2022年10月18日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えたyasucoさんは、深夜に突然破水し、旦那さんと一緒に病院へ向かうことに――。 助産師さんに声をかけると「まずは破水かどうかを確認しますね」と、陣痛室へ案内されます。 そこで助産師さんが確認し、破水していることがわかると、その場で入院が決定。 しかしその後、陣痛が来ているのか、子宮口の開きはまだなのかを助産師さんが確認すると、まだ当分生まれそうにないという結果に……。 そのため、旦那さんは一度家に帰宅することに! このときはまだ痛みなどを感じていなかったyasucoさんは、元気に「おやすみ~」と言うと、旦那さんを見送ったのでした。 さて、今回はyasucoさんのバースプランを見た助産師さんが、出産の件で話しかけてきたときのお話です。 「お母様から2時間半で生まれたんですね!」と話しかけられ… yasucoさんのバースプランを見た助産師さんが、「お母様から2時間半で生まれたんですね」と話しかけてきました。 「そうなんです。私も妹も母から2時間半くらいで産まれたみたいなんです」 yasucoさんは、お母さんが自分を産んだとき、2時間半程度のお産だったことから、“自分もそうなるかもしれない”と思って、バースプランに書いておいたのでした。 そして、お母さんの出産エピソードを話し始めます。 お母さんがドタバタな出産だったことから、「私も母のように早く進んで、赤ちゃん出てきちゃったら怖いなーなんて……」と付け加えるyasucoさん。 助産師さんは思わず、「それは大変なお産だったんですね」と返したのでした。 助産師さんも驚いてしまうほど、展開が早かったお母さんの出産……! 出産するタイミングも、もちろん個人差があると思うのですが、陣痛が来てから1時間半で赤ちゃんの頭が半分出ていたというのは驚きですね。ご出産経験をお持ちの方は、ご自身が出産されたとき、いかがでしたか? 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年10月17日今年、女の子を出産しましたが、想像もしていなかった出産となりました。待望の子どもだったため、楽しみでとてもわくわくしていました。おなかの中ですくすく育ってくれて妊婦健診では毎回順調。大変だったエピソードばかり見ているけれど、このまま出産もスムーズにいくのでは!?と淡い期待をしていました。しかし、そんな私に、まさかの出来事が……! 私の出産体験をご紹介します。便器に座ろうとした瞬間…!?初めての妊娠で心配していましたが、妊婦経過では順調でした。里帰り後の妊娠37週の健診では「まだ生まれないかな」と言われたので、「出産予定日近くに生まれるかなぁ」と思っていました。 妊娠37週4日。寝る前に仕事終わりの夫とLINEをしたあと、22時ごろ、そろそろ寝ようかなと思っていると、生理痛のようなおなかの痛みが。妊娠中は便秘で腹痛がよくあったため、特に気にせずお手洗いへ。すると、便器に座ろうとした瞬間……。 「あ、尿漏れした」と思いました。尿漏れもよくあったのでここでも特に気にせずズボンをおろすと、少量の出血とおりもののようなものが出ていました。おしるしかと調べていると、ナプキンでは防ぎきれない量の水のようなものが出てきました。病院へ電話し、入院準備を持参して、病院で検査してもらうことに。 検査の結果は…検査の結果、破水していたようで即入院となりました。病院に着いてからおなかの痛みはありましたが、痛みが来る間隔は等間隔になりません。翌日朝の診察で、破水しているため感染症が心配と言われ、バルーンを入れて、午後に陣痛促進剤を打つことになりました。痛いと噂のバルーンですが、もともと便秘で朝からおなかが痛かったので、その痛みにかき消されてよくわからないまま終わりました。 その後はバルーンが抜けるまで待機。なかなか子宮口が広がらず、5時間後の14時に陣痛促進剤を開始し、その1時間後にバルーンが抜けました。陣痛促進剤を開始してからはひたすら痛みに耐え、悶絶していました。 17時ごろの診察で、「子宮口はまだ4cmだね。今日は生まれないから陣痛促進剤は一旦中止して、明日の朝また開始しましょう。体に薬が残っているから痛みはあるかもしれないけれど、基本的には和らぎます。でもこのまま自然と陣痛になるかもしれないからね」と言われました。私はやっとこの痛みから開放される!と喜んだのもつかの間。痛みはどんどん強くなり、朝まで耐えることに……。 出産後、ホッとしていた私と、焦る先生眠れぬ夜を過ごし、翌日8時ごろ、別の種類の陣痛促進剤を開始しました。1時間後には陣痛が数分間隔になり、痛みがまた強くなりました。11時ごろ、子宮口が8cmになったためやっと夫が立ち会うことができました。 12時ごろ、子宮口は全開大になり、お産の体勢に。前日の夜から食事もとれず細切れ睡眠だったためもう体力はほとんど残っていません。限界がきてしまい、「寝る→痛みで起こされ、いきむ→寝る→起きて、いきむ」の繰り返しでした。13時ごろ、気がつくと周りにたくさんの助産師さんと先生が……。 「次で産むよ!」と急に言われ、最後の力をふりしぼり、出産しました。やっと生まれたことで安心していましたが、ここからが大変だったのです。無事に出産できたはずが、先生がすごく焦っていました。通常は自然に胎盤が剥がれず、出てこないとのこと。「子宮口が閉じる前に頑張ってとるからね! 痛いけれど我慢して!」と、胎盤用手剝離という処置がとられ、子宮をぐりぐりとされました。 最初は我慢できるかなと思いましたが、思いのほか時間が長くつらく感じました。横に赤ちゃんがいるのに痛くて見る余裕もありません。このままどうなってしまうのだろうと、とても不安でした。無事にすべて取り除いてもらいましたが、1.7Lの出血をしたため、そのまま分娩室で朝まで過ごすことに。疲れと大量出血でぼーっとしてしまい、そのあとの記憶はあいまいです。 横には赤ちゃんがいるのに助産師さんがおなかを押すたびにごぼっと出血をし、恐怖だったのは今でも覚えています。翌日も貧血の数値が悪かったので、輸血をするかもしれないと言われていました。しかし、ゆっくり休んでいたおかげか、回復し、輸血は回避できました。 その後の入院中も、普通に歩くことができたので驚かれました。助産師さんに、「この量の出血だと起き上がることもできない人が多いけれど、身長が高いから大丈夫だったのかな? でも本当に急に倒れることもあるから無理しないで!」と言われました。 みなさん心配してくださって、退院まで至れり尽くせりでした。このまま退院したくないと思うほどでした。 予想外のことだらけの初めての出産でした。痛みと引き換えに愛おしいわが子に出会えて幸せだなと毎日感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:Tama/女性・主婦。アラサー専業主婦。結婚5年目で今年女の子を出産。不妊治療を経ての妊娠だったので、不妊治療の体験談や出産、子育てに関する記事を執筆予定。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年10月15日出産予定日を4日過ぎたころ陣痛がやってきて病院へ向かった美月さんですが、その晩は何事もなく朝を迎えました。すると朝には子宮口が全開大に! 急いで分娩室へ。一方、美月さん夫婦宅に2人の姿がなく、病院ではと悟った義父は……。 いよいよ分娩室へ。そのとき義父は 美月さんは分娩室へ来たものの、夫・透さんの到着はまだ。しかし、出産の準備はどんどんと進んでいきます。 そのとき…… 「本田美月出産は終わっちゃいましたか!?」 急いでやってきたであろう、汗だくの義父が病院に!! ◇◇◇ 朝になると子宮口は全開大になっていて、急いで分娩室へ移動することになった美月さん。陣痛が進んでいる感覚は「わからない」と言っていたので、まさかの展開だったでしょうね。そして、いよいよ出産へ……というときになんと義父が!? 美月さんたちが自宅にいなかったことで急いでかけつけたようです。美月さんのことを心配する気持ちがあり……だとは思いますが、これまでの言動から「義父の本当の狙い」を勘ぐってしまいます。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年10月15日美月さんの許可なく、バースプラン用紙の立ち合い者の欄に自分の名前を書き加えていた義父。義父の「出産に立ち会いたい」というのは冗談じゃなかったんだと美月さんは肝を冷やします。そして、出産予定日から4日が過ぎたころ、陣痛が来た美月さん。出産が近づいて……。 義父に知らせず病院へ 陣痛がきて夫と一緒に病院にやってきた美月さん。夫へは、義父に連絡をしないでと念を押します。連絡したら、病院へ来るに決まっている……!しかし、陣痛は強まらず朝を迎えました。 美月さん夫婦宅へやってきた義父は2人が家にいないことに気づいて……。 ◇◇◇ 陣痛室で横たわる美月さんをよそに、夫の口からは「俺、ここにいてもやることねーじゃん」と驚きの言葉が。まだ耐えられる痛みとはいえ、美月さんが言うように背中をさすってくれたり、そばにいてくれるだけでも心強いのに……と思ってしまいますね。義父の言動にも驚いてしまいますが、夫の言葉にも疑問を抱いてしまいます。 こちらの連載はAiさんのブログでも掲載しています! 著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年10月14日長男は12月28日生まれ、第二子の娘は12月30日生まれ。息子の誕生日だけは、どーしても家でお祝いしたかった私。息子の誕生日が終わるとホッとしたのか翌日陣痛がやってきましたが……。 ひとりで病院へ向かうことに…長男は12月30日生まれ、第二子となる長女の出産予定日は1月3日でした。当時、電車好きだった息子の3歳の誕生日に、どうして地元にある三才駅に行きたくて「お兄ちゃんのお祝いをするまで、もう少しおなかの中にいてね」と、おなかの中のベビーにお願いをしていました。 その甲斐あってか、無事に12月28日に家族で長男のお祝いして、翌日の深夜に陣痛がやってきました。当時は親子で川の字に寝ていて、息子も夫もよく寝ていたし、何より息子が夜中に目を覚ましたときにそばに誰かいないといけないので、ひとりで荷物を持って徒歩5分の病院に行きました。 そのまま入院となったので、一応夫や父母にもメールを入れて陣痛室へ入ったのですが、助産師さんが心配するする……! 「誰も来ないの?」「不安じゃない?」「自宅に私から電話してみていい?」と言われました。もちろん私も連絡してみましたが、みんな留守電。もしくはつながらず……。 電話よりも産んじゃいたい…!?いよいよ朝方になって分娩室へ移動しましたが、ベットの上でも助産師さんと「誰も来ないの!?」「誰も出ないの!?」の押し問答。 「2人目だし大丈夫です……」。それより陣痛で返事をするのもキツい。電話をかけるよりも産んじゃいたいー。 9時5分、産んだと同時に夫が登場。助産師さんは、「良かったねー!旦那さん来てくれたよー!」って満面の笑み。 助産師さんは、「旦那さん何で電話出なかったのー?」夫は、「いや……充電切れていて、今起きたとこなんですよー」 「…………」 報連相の重要性を痛感 ちなみに、父母も年末だからと携帯電話も家の電話も留守電にしていて、朝8時半になっても私たち夫婦が2階から降りてこないことにも、「年末だし」と思って気にしていなかったそう。 夫も、隣に私が寝ていなくても「先に起きたんだなー」と思っていたそうで、下の階で父母と顔を合わせて、3人そろって「まさか!!!!!」と、そこで初めて電話を確認したそうです。 言いたいことはたくさんありますが、分娩台の上からも家族への電話を促され、私はとーーーーーーっても「今、それどころじゃない!」と四苦八苦したので、いざというときこそ、報連相は大切だと痛感しました! 座右の銘は、しぶとく生きる。 しかし何かと右往左往。プロゲーマーを目指す息子、「イケメンは心もキレイ」と豪語する娘2人、ゲームに課金する夫に囲まれて大騒ぎの毎日を過ごしています。起立性調整障害?行き渋り? 株、育児、加齢、家族関係と悩みも多々……。
2022年10月13日4人の子を出産しましたが、4人目は切迫早産で2カ月間の入院など、それぞれの妊娠・出産で大変な出来事がありました。つらくて大変だったエピソードの中でも最も衝撃的だったことは、まさかのあのつらさでした……! 妊娠中の大変だった出来事現在、4人目が生まれて3カ月になります。これまで4人の子どもたちを妊娠・出産しましたが、出産前後にはそれぞれ違った大変な出来事がありました。第1子の長男の妊娠時はとにかくつわりがつらく、当時の体重から5kg以上痩せました。分娩時は痛みで意識を失いかけ、吸引分娩に。出産後は翌日からの母子同室を数日間、拒否するほどのお股の激痛で何もできませんでした。「一生このまま走ることは無理だ」と、思ったほどでした。 第3子の長女のときは、夕飯のときに陣痛が来ました。夫は仕事で家におらず、徐々に強くなる痛みの中、しっかり子どもたちに夕飯を食べさせて、後片付けをしました。そして、事前に登録しておいた陣痛タクシーを呼び、長男、次男を連れて入院バックを抱えてタクシーに乗りました。病院までお願いすると、事前登録をしておいた陣痛タクシーでしたが、運転手さんは病院の場所を知りませんでした。激痛の中、道案内しながら病院まで行くことに……。 第4子の三男のときは、妊娠・出産に慣れ、余裕を感じていました。しかし、3人の子育てをしながら妊娠28週で妊婦健診に行くと、まさかの切迫早産との診断! そのまま緊急入院となったのです! 子ども3人のお世話は義母と夫にお願いしました。コロナ禍でお見舞い不可の時期だったため、誰にも会えず寝たきりの生活を2カ月間過ごすことに。長女の入園式にも出席できず、つらい日々でした。 最も衝撃的だったのは…それぞれ大変な経験をしましたが、4人の中でも最も衝撃的だったのが、第2子の次男の妊娠時! 1人目から年が離れての2人目の妊娠でした。第1子のときと違い、仕事をしていなかったこともあり気持ちに余裕がありました。つわりに対しても「いずれ必ずよくなる」と前向きに過ごしていました。 しかし、妊娠6カ月を過ぎたころから、体のあちらこちらが痒くなり、いつの間にか、頭皮から足首まで全身、蚊に刺されたような痒みと発疹が! アレルギーの飲み薬や塗り薬なども処方してもらいましたが、まったく効果がなく……。妊娠性痒疹かもしれないということでした。朝から晩まで痒みがおさまることはなく、唯一効果のあったのは氷まくらでした。身体中、冷やすことで痒みを抑えられました。 本当に妊娠はそれぞれ違う…冬場は痒みと、寒さに耐え、掻きむしって全身血だらけになりながら、産後2カ月間ごろまで過ごしました。まさか6カ月間も、毎日全身、蚊に刺されたような痒みが続くとは……。4人の出産を経験した中で1番つらくて、こんなことがあるんだと感じた衝撃的な出来事でした! 第2子に起こった体の変化は、他の3人の子どもたちの妊娠時にはまったくなかったものでした。妊娠、出産は人それぞれ違うと言いますが、同じ母親でも体の変化が違うものなのだと、はっきりと証明できた出来事でした。 関連記事:「た、助けて!」産院を退院し、夢に見た家族3人暮らしの始まり…と思った矢先、股から大量の出血が! 関連記事:「つわりは気のせい」傷つき、毎日つらかった私は妊娠をやめたいと思い自己嫌悪に。そして出産すると… 監修/助産師 REIKO 11歳(小6)、6歳(年長)、4歳(年少)、0歳(生後3ヶ月)の4人を子育て中の専業主婦
2022年10月12日現在5歳、2歳、0歳の3人の子どもがいます。5歳の娘を出産するときの話です。初めての出産で不安が多かった私は、里帰り出産を選択しました。何もかも初めての体験で、不安や戸惑いも多かったなか、離れて暮らしていた夫から衝撃の発言を耳にしたのです……。里帰り出産で夫とは離れて生活現在5歳の長女を出産したときのことです。初めての出産だったので、いろいろと不安もあり、自宅から飛行機で2時間の距離にある実家に里帰り出産をすることにしました。早めに産休に入り、妊娠8カ月に入ってすぐに夫と離れ、実家へと帰りました。里帰り中も夫とは電話をしたりLINEをしたり、連絡はこまめにとっていて、妊娠経過や赤ちゃんのことなどもその都度伝えていました。妊娠経過は順調でした。 陣痛らしき痛みで夫に連絡。ところが…妊娠38週2日の朝、陣痛らしき痛みがきました。これが陣痛かな?と不安とドキドキもあり、夫に朝一番にLINE。しかし、この日は土曜日で仕事も休みのはずなのに、何回連絡してもまったく既読になりません……。 実家で実母とドキドキしながら連絡を待っていても、まさかの朝からお昼まで音信不通。ようやくお昼に電話がきたと思ったら、寝起きの掠れた声で「あー、二日酔い気持ち悪い。飲んだー」とふざけた第一声が! どうやら金曜の夜は飲み会だったようで、お昼まで二日酔いで寝ていて、LINEも見ていなかったようです。 夫の会社はもともと飲み会が多く、夫もまだ20代。飲み歩くことが大好きな人でしたが……。初めての陣痛でドキドキした連絡。やっときた電話が二日酔いの報告であ然としました。さらには「陣痛がきたかも」と伝えると、「え、そうなんだ! あ、でも今日◯◯(友人の名前)の誕生日会だからさー。俺、幹事なんだよね! 幹事がいないなんてあり得ないっしょ? 明日の飛行機でそっち行くわ! 陣痛って3日かかるんだよね?」との発言! もう、悲しみや怒りの前に、呆気にとられて電話を切ってしまいました。 出産に対する温度差が浮き彫りに私と離れて暮らしているとはいっても、この温度差と知識のなさ。電話を切ったあとに怒りがふつふつと湧いてきて、実母に夫への怒りをわーっと吐き出しました。里帰りしたからといって、すべて私と実家へ丸投げするような態度。出産という人生の一大事で、母子の命にも関わる出来事への関心のなさ。出産より友人の誕生日会を優先されたことが悲しく、怒りを覚えました。 また、母親も初めてのことで、母親学級やネットなどで勉強しているのに、「陣痛は3日間」という一般的でない、夫にとって都合の良い解釈をしていたことに非常に腹が立ちました。その後、連絡をとる暇もなく、お産はあっという間に進み、夕方には無事出産。 義母に説得されてようやく到着結局、夫は義母に怒られて説得されたようで、誕生日会という名の飲み会をあきらめ、夜には飛行機でこちらに到着しました。しかも、義母が飛行機代まで出してあげてようやく来たという情けなさ……。 あとから聞いた話によると、初めは誕生日会に出向いたらしいのですが、参加していた女性陣たちから「こんなところにいる場合か!」と総批判をくらったようです。そして、ようやく初めての赤ちゃんに会えた夫でしたが、抱っこはしてくれたものの、せっかくはるばる会いに来たのに、「明日から仕事だから」と日曜の夜には飛行機で帰ってしまいました。仕事が大事なのもわかりますが、誕生日会の話があってからのことだったので、自分の子どもなのにまったく関心もないんだな、と悲しくなり、産後のメンタルはボロボロでした……。 里帰り出産で、夫との温度差が浮き彫りになった出来事でした。里帰り出産は、夫がパパになる自覚が芽生えるのが遅れがちだと聞きます。妊娠中はただでさえ不安な時期。早くから夫にもパパとしての自覚を持ってもらえるよう、両親学級へ参加したり、出産や育児について一緒に勉強したりする機会を増やしたかったなと思いました。 それから数年が経ち、今は3人の子宝に恵まれています。夫は1人生まれるたびにちょっとずつパパとして成長し、今では育児も手伝ってくれるようになりました。 著者:ゆずmama5歳、2歳、0歳の3児の母。専業主婦ですが、たまに育児情報のweb媒体でママブログを執筆しています。
2022年10月12日いよいよ2人目の出産が近づいてきた妊娠37週。産婦人科の先生からは「もういつ生まれても大丈夫」と言われ、陣痛を待つ日々が続きました。しかし出産当日、あろうことか陣痛を放置し、入院費用を安く済ませようとした私の恥ずかしい失敗談をご紹介します。入院費用が無駄になったママ友第2子妊娠中のときのこと。出産したばかりのママ友に会いに行きました。「陣痛が来たと思って、夜中11時に入院したの。そしたら痛みが消えちゃって、病院の朝ごはん食べてそのまま帰ったんだよ」と、出産前の体験談を話してくれました。 彼女の通う産婦人科は、午前0時から翌日午前0時までの24時間で1日分の入院費がかかる仕組み。ママ友は数時間病院にいただけで、2日分の入院費約2万円を支払ったというのです。 そこで私は自分が通う産婦人科の入院費用のシステムを調べることもなく、「とにかくギリギリまで家で耐えよう」というおかしな思考に。 陣痛なのかわからない…我慢すべし!1人目の出産時は陣痛促進剤で陣痛を起こしたため、陣痛が来る前から病院でスタンバイ。痛みがあると、すぐに助産師さんに相談できる状況でした。家で陣痛を待つのは第2子が初めて。 出産予定日前日の午前4時。腰に重い痛みが出てきました。陣痛の間隔をアプリではかるものの、10分だったり、20分だったり。まれにかなり強い痛みがありましたが、起きてきた上の子の朝ごはんを作ったり、洗濯をしていたりすると痛みを忘れることも。 「こんな朝早くに行ったら、早朝の追加料金がかかるかもしれない。これは陣痛じゃない……」。間隔がバラバラという理由だけで、陣痛ではないと自分に言い聞かせ、家で我慢していました。 病院に着いたときには子宮口8cm午前10時を過ぎても、痛みは続いていました。でも間隔は、5分のときもあれば15分のときも。「外来も始まった時間。追加料金もないはず」と思った私。一度病院に電話をしてみると、電話口の助産師さんからすぐ来るようにとの指示。病院へ着き、器械を20分ほどつけて陣痛の確認。子宮口の開きもチェックしてくれました。 すると、助産師さんは焦った様子。陣痛は4~5分間隔、子宮口は8cmも開いていたのです。私はすぐに分娩台へ。点滴の処理が終わるのを待って、助産師さんから「はい、いきんで」の声が掛かります。5回いきんだら、第2子がこの世に誕生していました。病院に到着して約1時間後の話です。 「もう少し入院が遅かったら、家や道端で生まれてたよ。3人目は気をつけて」。そうやさしく注意してくれた助産師さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。入院代をケチろうと軽く考えていた私。子どもと自分にとって、非常に危険な行動をしてしまいました。陣痛か迷ったら、まずは病院へ電話をして相談するべきだったと後悔しています。 ※入院のタイミングは産院の指導に従いましょう。また、出産前に何か気になるとこがある場合は、産院に連絡し、指示を仰ぎましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2022年10月04日現在第4子を妊娠中、ワーママとして上の子3人の育児と、夫そしてゴールデンレトリバーのパピーと猫2匹と毎日大騒ぎで暮らしています。 2番目の長女を妊娠中、先代のわんちゃんとの悲しいお別れをしたことにより、わが家に激震を与えた出来事がありました。今でも忘れることができない体験談を紹介します。 みんなから愛されていた愛犬が…あれはお正月も終わり、そろそろ妊娠9カ月に入る寒い日でした。自身の誕生日も近く、長男も1歳6カ月で多感な時期になり、お祝いの話も出ていて楽しく過ごす予定をしていました。 当時、飼っていたビークル犬の女の子。まだ8歳で、チビーグルなんて言われるくらい小さくてかわいらしい子でしたが、 前の年に子猫がやってきて、ごはんを盗み食いし続けた結果! 樽のようなおなかになり、あっという間におデブビーグルに。テレビにも紹介されるほどのかわいらしい顔に樽のようなおなか……。本当に愛嬌があり、みんなにかわいがられる子でした。 そのビーグルが突然、ごはんを食べなくなり、 眠ることが多くなりました。「おなかを壊してしまったのかな?」と、過去のイタズラエピソードを話しながら、大丈夫だろうと様子を見ていましたが……。みるみる元気がなくなり、あるとき右顎のリンパ付近がゴルフボールほどの大きさになっていることに気がつきました。これが原因で衰弱しているのだと、すぐ病院へ連れて行きました。 目に見えてからの病気の進行は早く、 あっという間に愛犬は逝ってしまいました。ずっと具合が悪そうにしていたのを見ていたのもつらかったですが、何よりこれから2人目も生まれて、長生きすると思っていた矢先に亡くなってしまったショックで、しばらくの間は思い出しては涙していました。 突然の出血で即入院に気分が落ち込んで途方に暮れていたある日のこと。夜中の0時を回るころ、夫とゆっくりしていたら、突然下腹部に異変を感じトイレへ行くと、 ショーツが真っ赤に染まるほどの出血が! 慌てて産院へ電話すると、「すぐ来てください」と言われたので、上の子を当時一緒に住んでいた義母に託し、里帰り出産を予定していた病院へ車で1時間かけて向かいました。 結果は、切迫早産で即入院。すぐに診ていただけましたが、「入院」のひと言に夫婦で真っ青に……。「上の子は? まだ仕事も産休に入ってない?!」など、考えることことがたくさんありました。 結局、荷物やあれこれを取りに夫に往復してもらい、そのまま入院へ。その後も1週間後に破水の疑いで夜に大きな病院へ救急車で緊急搬送されて……。MFICUに2週間ほど入院し、その間はお湯も自分で汲みに行けないベッド生活でした。 そこは子どもの出入りが禁止のため、上の子にもしばらく会えず、車椅子での面会が許可されるまでの10日間、また上の子を思い泣いていました。 そしてついに面会の許可が下りたのですが、突然ママがいなくなったショックからか、忘れられているように感じました。 仕方ないとはいえ、息子の気持ちを想うと「本当にごめんね」と思うばかりでした……。 長時間のお産に挑むその後は経過が落ち着き、正期産の時期まで保つことことができ、晴れて自宅に帰れることになりました。しかし、その後の出産も陣痛微弱になって陣痛促進剤を使うことに。さらにその日はベビーラッシュで、痛みに耐えに耐えた私は泣き叫びながら、33時間かかって出産。生まれたころには夫婦でヘトヘトでした。 妊娠期のメンタルは、本当に繊細。愛犬が亡くなって精神的に弱っていたことや、ストレスなどもメンタルに直結するものなのだと実感。また、きっとそれまでに「無理もあったんだな」と反省しています。今は4人目、さらに過酷になった妊娠生活ですが、「本当の意味で無理をしない」「人に頼ることも大事」だと感じます。現在は、新しい家族と幸せに暮らしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:ふじ子ママ5歳・3歳・1歳の三児のママ。現在第4子を妊娠中で、ワーママで毎日フル稼働中。歳が近い子育ての大変さを感じつつ、犬や猫に癒される日々です。
2022年10月03日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト