「3ヶ月 赤ちゃん」について知りたいことや今話題の「3ヶ月 赤ちゃん」についての記事をチェック! (70/73)
抱っこや授乳中に寝てしまった赤ちゃんを、ベッドやふとんに置くと、置いた瞬間に起きてしまうこと、よくありますよね?そんな“寝かしつけあるある”のお悩みにぴったりのベビーグッズを、先日取材した子育てママさんに教えてもらいました。その名も「トッポンチーノ」。異国のお菓子のような名前ですが、イタリア生まれの赤ちゃん用の小さなおふとん、おくるみのこと。イタリアの教育者マリア・モンテッソーリが考案した教育手法、モンテッソーリ教育に基づき考えられたものです。寝かしつけはもちろん、新米ママ&パパ、小さな子どもの抱っこサポートにも「トッポンチーノ」を用意したら、ママが寝るときの抱き枕にするなど、肌身離さず持っておきます。赤ちゃんが産まれたら、抱っこするときや寝かしつけのときに「トッポンチーノ」を使います。すると、ママや赤ちゃん(自分)のにおいがついた「トッポンチーノ」に包まれ、赤ちゃんは安心して眠ることができるのだそう。抱っこや授乳のときは、トッポンチーノごと赤ちゃんを抱えて、寝てしまったら、トッポンチーノごとベッドやふとんの上に置けば、置いたとたんに起きたり、泣いたりすることも少ないとか。また小さな子どもや、赤ちゃんの抱っこに慣れない新米ママ・パパが抱っこをするときも、「トッポンチーノ」ごと抱っこすれば安心です。ちなみに教えていただいたママさんは、兄弟がいて、クーファンに入れるときのおふとんとして作ったということでした。取材に行った日も、赤ちゃんは「トッポンチーノ」の上で、ニコニコご機嫌。安心して、居心地が良いのが伝わってきました。ベビー期を卒業しても、おむつ替えマットやクッションとしても便利教えてもらったお母さんによれば、使える時期は、寝返りをする頃までということですが、その後も、おむつ替え用のマットや子ども用のクッションとしても活躍しそうです。市販で売っているものもいくつかありますが、手作りもできるということで、「トッポンチーノ」の魅力にいち早く気づき、息子さんのために「トッポンチーノ」を手作りし、自身のホームページで作り方を紹介している朝倉由美さんに教えてもらいました。「トッポンチーノ」の作り方「トッポンチーノ」を手づくりしてみよう! 材料と作り方をご紹介【材料】(内袋用)ダブルガーゼ110cm幅×70cm中綿200g(カバー用)トリプルガーゼ110cm幅×70cmコットンレースリボン 80cm※いずれもオーガニックコットンがおすすめ【参考型紙】「トッポンチーノ」の作り方を参照。-----------------【作り方】1.型紙に縫い代1cmをつけて、布を裁つ。2.カバー裏用の布を50cm、30cmに切り分ける。(内袋を作る)3.内袋を中表にし、直線部分を20cm残して、ぐるりと縫う。表に裏返す。4.綿を、中袋と同じ大きさになるように切ったり重ねたりし、形を整える。5.綿がずれないように、12カ所ほど均等に糸で縫い止める。6.5の綿を3の袋に詰めて、入り口を縫う。中綿がずれないように、袋ごと6カ所ほど縫い止める。(カバーを作る)7.裏用の内袋の入り口になる、直線2カ所を2つ折りか3つ折りにして縫う。8.裏用の30cmの表面カーブ部分に、レースが内側になるように待ち針で止める。(レースをギャザーにしておくと、より縫いやすい。レースの端は、カーブ終わりに高さが合うようにする)レースが動かないよう、布とレースの端から1cmほどのところを縫い留める。9.表用の布と、裏用の30cmの布を中表に重ねて縫う。次に裏用の50cmの布を重ねて縫う。-----------------作り方もシンプルで簡単なので、ミシンがない人は、手縫いで作ることもできます。家族みんなで使える便利な子育てグッズ。「トッポンチーノ」に注目!赤ちゃんとの暮らしを楽しく、快適にしてくれる「トッポンチーノ」。これがあればママの寝かしつけが楽になるのはもちろん、小さな子どもやおじいちゃんおばあちゃんも、赤ちゃんを安心して抱っこできて、家族みんなで子育てできるのがうれしいですね。ぜひお気に入りの布や柄で、「トッポンチーノ」を手作りしてみてください。<文:フリーランス記者武田 由紀子>
2016年10月27日みなさんこんにちは!ママライターのなかやまあぽろです。毎年、9月になると各テーマパークではハロウィンの飾りつけやイベント、パレードなどが始まり、テレビのコマーシャルを見るだけでワクワクが止まりませんね。わたしが住んでいる台湾は、日本ほど「ハロウィン」が定着していないのであまりピンときませんが、今年は2歳になる娘と、家族や友人と楽しもうと思います。今回は、小さな子どもの各年齢に分けた、家族やお友達と楽しめるハロウィンのアイデアをご紹介します。ねんね期の赤ちゃんから楽しめるアイデアですので、ぜひハロウィンを楽しんでくださいね!●0歳代:寝相アートと離乳食で気分を楽しんで0歳代の赤ちゃんママだって、毎日目まぐるしいけれど何か記念に残したい!と思っている方も多いはず。このころの赤ちゃんには、「ハロウィン風寝相アート 」がオススメです。寝相アートとは、赤ちゃんの寝相を生かして一つの世界観を作りだす、おもしろ写真のことです。ハロウィンには、折り紙でカボチャや星を作ったり、大小さまざまのカラフルなタオルを用意して、赤ちゃんが魔女の帽子をかぶりほうきで空を飛んでいる世界観を作りだしたり……と、ハロウィンならではのテーマを決めて、写真を撮ってみてください。身近にあるもので、簡単に赤ちゃんが主役のアートが完成し、とてもいい記念になりそうですね!また、離乳食にもぜひ一工夫を!カボチャ粥にのりでジャック・オー・ランタンの顔を再現し、周りに星型にくりぬいたにんじんを散らばせるなど、赤ちゃんが視覚で楽しめる工夫 もオススメです。●1歳~2歳代:飾りつけや仮装も楽しんで1歳~2歳のお子様には、「ハロウィン」という日がどういう日なのか、ぜひ絵本で読み聞かせたいころ。なんとなくでも、「いつもと違った楽しい日なのかな」という気持ちになれば、ハロウィンの日が待ち遠しくなるはず。絵本を読んだら、「おうちを絵本みたいに飾ろうか! 」と誘ってみて。ママがカボチャや猫、魔女やおばけなどの絵をサインペンで画用紙に描き、色を塗るのは子ども担当。クレヨンを持たせて、めちゃくちゃに塗られてもそこはご愛嬌です。ぬり絵が終わったらハサミで切り取り、飾りつけ開始です。飾りつけまでの過程を一緒にやれば、子どもの気分ももっと盛り上がります。そして、0歳代では難しかった仮装もぜひチャレンジして。100円ショップなど、身近なところでもかわいい小物が手に入るので、のぞいてみる価値アリです。せっかく仮装したけれど、大きなイベントに参加するのは心配……というママもいると思うので、数人のママ友と自宅でパーティー を開いたり、小さな子ども向けのイベント を探したりして参加してみるのもいいかもしれませんね。●3歳~:お菓子作りや凝った仮装を親子で楽しんでこのころのお子様は、なんでも興味深々。保育園や幼稚園でハロウィンの絵本の読み聞かせや、小さなイベントも催すところもあるので、子どもたちもハロウィンの存在を知っていると思います。2歳代までは少し難しかった、お菓子作りにチャレンジしてみては!?カボチャのクッキー は、生地をこねたり、型を取ったり、子どもでも簡単にお手伝いできるのでオススメです。また、仮装はボディーペインティング など、レベルが高めのものにも挑戦してみてください!パパもママも童心に帰って、お子様と顔や腕にペイントし合うなど、思い切りハロウィンを楽しんでみてくださいね!----------いかがでしたか?ハロウィンが確実に定着しつつある日本ですので、ママ友同士の話題にも一役買いそうですね。パパもママもお子様と楽しい1日が過ごせますように!【参考文献】・『ねぞうアートの本寝ている間にHAPPY赤ちゃん写真』小出真朱と@wondernunothc・著・『最新月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科』ベネッセコーポレーション・編【参考リンク】・親子で作って楽しむ!ハロウィンの飾りつけ | ベネッセ教育情報サイト()●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2016年10月26日ペットは大切な家族の一員。でも妊娠がわかったとたん、その存在を悩ましく思ってしまう人たちは多いようです。赤ちゃんとの同居は無理だと判断して、ペットを実家に預けようとする家庭はよくありますね。また、「赤ちゃんが生まれるのだから、ペットは手放すべき」と周囲から言われてしまうケースもしばしばあるそうです。確かに両親がアレルギー持ちだった場合、生まれてくる赤ちゃんにもその体質が遺伝する可能性があります。小児喘息などの原因ともなるため、しかたなく手放さなければならないこともあるでしょう。けれど、赤ちゃんとペットが同居することには多くのメリットがあるのも事実。子どもの情操教育にはうってつけですし、子育てに疲れ果てたママ・パパの心を癒やしてくれる存在にもなってくれます。そこで今回は、赤ちゃんとペットを同居させていた先輩ママ・パパたちに、当時注意を払ったポイントを聞いてみました。「妊娠しちゃった、うちのペットどうしよう……」と悩んでいるプレママさんたち、どうぞ参考にしてみてくださいね。目次(1)赤ちゃんもペットも、安全第一!(2)エサや水、ミルク置き場の管理は徹底しよう(3)排泄物、抜け毛……衛生面にもご注意を(4)赤ちゃんもペットも大事なわが子! まんべんなく目をかけて●(1)赤ちゃんもペットも、安全第一!『猫たちが赤ちゃんを傷つけないように、細心の注意をはらいました。特にツメの手入れはとても重要 。こまめに切るようにしていました』(30代女性/猫の飼い主さん)『赤ちゃんはベビーベッドに寝かせておけば大丈夫だろうと安心していましたが、勘違いでした。居心地の良い高さと、ふわふわのお布団があるベビーベッドは猫のお気に入りの場所になってしまったんです。赤ちゃんがいてもお構いなしに飛び乗ってくるため、ハイハイで逃げられるようになるまでは猫と赤ちゃんの部屋を分けていましたね 』(30代女性/猫の飼い主さん)赤ちゃんとペットを同居させる場合、何よりも重要なのはお互いの安全を確保すること。うっかり傷つけたりすることがないように注意しなければなりません。小さな動物を飼っている先輩ママさんからは、こんな声もありました。『目を離したすきに、子どもがハムスターを握りつぶしそうになった ことがあります。触らせるときは必ず親がそばにいるようにしました』(40代女性/ハムスター、小鳥の飼い主さん)力加減がよくわからない乳幼児は、ペットをかわいがろうとして逆に傷つけてしまうことがあります。悲しい事故が起きないためにも、くれぐれも注意したいものです。●(2)エサや水、ミルク置き場の管理は徹底しよう『ズリバイで動くようになると、赤ちゃんと犬は目線の高さが同じになります。仲間だと思ってしまうのか、その頃うちの子は犬のマネにハマり、ドッグフードを口にするようになったんです 。フードの皿はすぐに片付け、置き餌はしないなどの工夫は必須です』(30代男性/小型犬の飼い主さん)『猫は賢い生き物。あとから来た赤ちゃんに嫉妬したのか、夜中に哺乳びんとミルクの置き場を荒らすようになった んです。ガラスの瓶が割れたら怖いし、何より不衛生なので厳重に管理するようになりました』(40代女性/猫の飼い主さん)●(3)排泄物、抜け毛……衛生面にもご注意を『出産後、上の子の希望でウサギを飼い始めましたが、ちょっと失敗でした。ウサギって犬や猫とちがい、トイレの躾がほとんどできないんですよ。あちらこちらにコロコロうんちが大量に散らばって参っちゃいましたね。産後に飼い始めるなら、トイレの躾ができる動物にした方がいい ですよ』(20代男性/ウサギの飼い主さん)『ママ友に、「赤ちゃんの服いつも犬の毛がついてるよ 、たまに顔にもついてるし、口に入りそうなときもあるよ」と指摘されてしまいました。それからはフローリングワイパーとカーペット用の粘着テープを駆使し、常に気をつけるようにしています』(30代女性/中型犬の飼い主さん)ペットを飼っていれば避けて通れないのが、排泄物や抜け毛の問題です。赤ちゃんが生まれたら今まで以上に注意を払い、できる限り衛生的な環境を整えましょう。●(4)赤ちゃんもペットも大事なわが子! まんべんなく目をかけてこれまで愛情を一身に受けてきたペットにとって、赤ちゃんの誕生は大事件です。急に見向きもされなくなってしまうと、ストレスから体調不良をおこすことがあります。『赤ちゃんにばかり注目が集まり、犬の相手が疎かになってしまった時期がありました。相当寂しかったんでしょうね、ストレスから脱毛を発症しちゃったんです 。それからは、“妻は赤ちゃんの係、僕は犬の係”と担当を分け 、散歩の時間をじっくり取ったり、週末はドッグランに連れていったりと手厚くケアするようにしました』(30代男性/大型犬の飼い主さん)赤ちゃんもペットも、大事なわが子。まんべんなく愛情をそそぎ、かわいがってあげましょう。----------いかがでしたか?猫や小型犬と人間の子どもを比較した場合、1歳をこえれば体格的には子どものほうが上となり、2歳ごろには知能が互角になるといいます。やがて4歳を過ぎる頃になると、子どもは自分より小さいものを慈しむ気持ちを身につけます。このぐらいになればきっと、大人と同じようにペットをかわいがり、上手に世話をすることもできるようになるでしょう。ママやパパが注意を払わなければならないのは、そうなるまでの短い間だけ。きちんと配慮して生活していけば、数年後にはペットと子どもが寄りそう美しい姿を見ることができるはずですよ。●文/パピマミ編集部
2016年10月25日赤ちゃんの歯が生え始める前後に必要!?息子は、生後5か月ころからいろいろものを口に入れては噛むようになり、しばらくすると夜中に何度も泣いて起きるようになりました。調べてみると、もしかして歯ぐずりかも?そこで、はじめて「歯固め」を使ってみるとガシガシと夢中で噛み、ぐずりも少なくなるように。出産前はあまり意識していなかったベビーグッズですが、「歯固め」は赤ちゃんにとってもママにとっても助かるもの。なぜ歯固めが必要か、使うべき時期はいつごろか、歯ぐずりについてまとめました。歯固めはなぜ必要?歯が生え始めるころ、赤ちゃんは歯茎がムズムズしてかゆみや痛みを感じ、泣いて不快感をうったえるといい、これを歯ぐずりといいます。歯固めは、噛むことによってその不快感をまぎらわしたり忘れてもらう役割があります。さらに、噛むことを考えて作られているため、歯茎のマッサージになり、健やかな乳歯の成長のサポートをしてくれるそうです。この時期にたくさん噛んであごを強くすることも大切ですし、なんでも口に入れて噛んでしまう赤ちゃんが、変なものを噛んでしまう状況も避けたいですよね。そのためにも歯固めがあると便利!わが家では結局3種類の歯固めを使用しましたが、調べてみるとほかにも工夫がこらされた歯固めがたくさんあったのです。歯固めが必要なタイミングのサインは?いつからいつまで使うべき?歯が生え始める前後に使用を開始するのがよいとされているので、早い赤ちゃんで生後4〜5か月でしょうか。歯ぐずりが始まったらそのサインだといいますが、歯ぐずりなのかただの夜泣きなのか見分けがつかない場合もありますよね。ほかにも、よく指を口の中に入れて噛んでいたり、日中イライラしていることが増えたり、よだれの量が増えたり、よだれを「ブーブーッ」と飛ばしたりする様子がみられたら、歯が生えてくる前兆といいます。わが家の息子の場合は生後6か月のときに下の歯が生えてきましたが、5か月のころに、指をカミカミ、よだれがダラダラの状態になったので歯固めを開始。歯が生える前は、3つある歯固めのうちの一番やわらかめのものを夢中で噛んでいて、下の前歯2本が生え始めてからは硬めの歯固めも噛んで遊ぶようになりました。ただ、私のまわりでは生後4か月で歯が生え始めた赤ちゃんもいれば、9か月でまったく生えていないという赤ちゃんもいます。歯が生える時期はかなり個人差があるので、赤ちゃんの状況に合わせて歯固めを使いたいですね。また、歯の生える時期だけでなく歯固めが必要な期間も赤ちゃんによって異なる印象。下の前歯2本が生えたら歯ぐずりがおさまった赤ちゃんや、上の前歯2本が生えておさまった赤ちゃん、歯がひと通り生えそろうまでむずがゆそうにしていた赤ちゃんもいると聞きます。だいたいの歯固めがおもちゃ感覚で遊べるものなので、「いつまで」と決め込まずに赤ちゃんが自然と手にとらなくなるまでと思っていてよいかもしれません。おすすめの歯固め6選まずは、わが家で使用していたもの3つ。街中でも同じものを使っている赤ちゃんをよくみかけた「ラトル バンブル・パイツ」(Sassy)。感触の違う4種類のリングでできたみつばち型の歯固めで、息子はこのリングを夢中になってカミカミしていました。生後5か月でも、手にうまくおさまってにぎりやすそうな作りもいいのかもしれません。また、リングの1つには水が中に入っていて、冷蔵庫で冷やして使うことで歯茎のムズムズを鎮静してくれるという工夫も。やわらかめのかみごこちが好きな赤ちゃんにオススメです。歯が生え始めてからしばらくして、突然お気に入りになったのは、「しろくまティーザー」(Fisher Price)。硬さや厚みがちょうどしっくりくるのか、今でもあごをよく動かして噛んでいます。振るとカシャカシャと音が鳴るので、ときどき振り回して遊んでいたり。少し重いので、ある程度月齢が進んでいる赤ちゃんにいいと思います。木の歯固めって硬すぎないかな〜と不安だったのですが、意外と息子に好評だったのは「歯固めおしゃぶりおむすびころりん」(木のおもちゃ製作所・銀河工房)。見た目はシンプルですが、プラスチックのおもちゃとはちがう噛みごこちが楽しめるからなのか、飽きることなく噛んで遊んでいます。ブナの木が使われており、有料で名前入れができるのも◎。ほかにも、仲良しママの間で人気だったのは、見た目が可愛いバナナの歯固め「カミカミBabyバナナ」(ハッピィディア)。皮をむいた部分で歯固めがのどに刺さるのを防いでくれます。バナナの形が唇や歯茎に刺激を与え、赤ちゃんは噛む感覚を自然と覚えるのだそうです。カミカミBabyバナナと並んで、「歯固めといえばコレ」という不動の人気があるのが、「純国産お米の歯固め」(ピープル)。材料も製造も純国産で、原料は100%国産米!安心・安全なうえ、ほのかなお米の香りがすることに惹かれて買ったというママ多し。ママもうれしい♡ ナーシングネックレス、いいかも!歯固めだけでなくおしゃぶりの役割も果たす「オーガニック2ビーズ ナージングネックレス」(カンガルーケア)は、ママが身につけられるネックレスタイプ。それってすごいオシャレ!ママに抱っこされたり授乳されているときに何か触りたい赤ちゃんのためのアイテムが、ナージングネックレス。「歯固めジュエリー(smar_スマートマム)」もおしゃれで美しく、宝石のようなTeething Bling(歯固めジュエリー)として、ママが持っていてもうれしいアイテムですね。形や素材、さまざまなものがある歯固め。歯が生えてくる時期は、赤ちゃんのイライラに悩まされるママも多いと思います。歯固めを使うことで、赤ちゃんのストレスを軽くしてあげるとともに、ママの気分も軽くできるといいですね♪
2016年10月20日行ってみて良かった!児童館の魅力をご紹介赤ちゃんとが小さいうちは思うように外出もできず、家にこもりがちなママも多いと思います。そんなママも、地域の児童館に赤ちゃんと思い切って、一緒にお出かけして気分転換してみませんか?芸能人ママのブログを読んでいても、地域の児童館を利用しているというママは多いよう。今回は、私も上のお兄ちゃんの時にとてもお世話になった、児童館の魅力をご紹介したいと思います。児童館ってどんなところ?児童館は、0歳〜18歳未満までの子どもたちが、無料で自由に遊ぶことができる福祉施設。用意されているものや設備は場所によって違いますが、赤ちゃんでも遊べるようなおもちゃやキッズスペースを用意している場所が多く、乳幼児のおでかけ場所としてもとても人気なのです。また、それぞれの年齢を対象としたイベントなどもあるので、是非お家の近くの児童館をチェックしてみてくださいね。さらに、子育てに悩んでいるママや、近所にママ友が欲しいママなどにもぴったり。児童館の職員さんに、いろいろと聞いてみると良いと思います!先輩ママに聞いた、児童館のココが良い♪・プレママのときは、なかなか安心して外出できる場所がないもの。ママのストレス発散だけでなく、乳児・幼児も連れていけるので、生活にメリハリになる。・同じ地域の同年代の子どもを持つママと知り合いになれて、子育てや幼稚園・保育園、小児科などの相談や情報交換もができる!児童館の先生たちは、保育士や教員免許をもっていたりするので、先生たちにも相談できます。・年齢に合わせて、おもちゃがたくさんある。家で遊ばない環境で遊べるので赤ちゃんも楽しそう。また、赤ちゃんと無料でいろいろなイベントに参加できます。(例)手遊び、親子遊び、アスレチック、絵本の読み聞かせなど我が家の近所の児童館では、月に何日か時間限定で、体育館でアスレチックでめーいっぱい遊べる日が。体が動かせてよいですね!大きくなったら…働くママには嬉しい!児童クラブ放課後児童対策として、児童館で(一部児童館を除く) 保護者が就労等で下校後に留守家庭の児童をお預かりしているクラブです。入会基準があって、登録が必要。小学校入学などしたら、またまた児童館にお世話になることもあるかもしれません。ベビー&キッズ、オススメの利用時間は?夕方以降は幼稚園児や小学生の利用が多いので、0歳〜3歳なら午前中がオススメ。我が家は午前中に遊んで、夕食のお買い物しつつベビーカーでお昼寝、というパターンが多かったです。ただ、子どもとゆっくり遊びたい時は、お昼を早めに食べて、午後一番の12時半〜13時ごろに行っていました。赤ちゃんを遊ばせつつ、ママ同士との交流やママの息抜きにも児童館はぴったり。ぜひ地域の児童館を活用してみてくださいね。
2016年10月18日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。2016年9月23日のブログで第3子妊娠中の歌手のhitomiさんが『完全、パパっ子、、?!』というタイトルの記事をブログに投稿しました。現在臨月であるhitomiさんは何かと動きが鈍くなりがちなようで、お子さん(息子)はそんなママを「おかしい、あまり相手にしてくれない」と感じてしまった様子。そしてなんと旦那さんのことを“ママ”と呼び始めてしまったとのこと。ブログには旦那さんとお子さんが仲良さそうに手をつないでいる写真が掲載されています。そんなお子さんに対してhitomiさんは、「ちょっぴり寂しい」という心境を綴っています。このエピソードのように、子どもがママよりも“パパっ子”になってしまうというのは結構あるあるです。今回は、子どもがパパっ子になってしまっているママたちにインタビューをしてきました!●ママっ子な子どもを持つママはパパっ子がうらやましい『私が毎日ご飯やらトイレやらずーっと一緒に世話をしているのに。旦那が帰ってくると、「パパ〜」と駆け寄っていき、私には目もくれなくなる。私はただのベビーシッターか! 』(20代女性/在宅勤務)『ウチはママにべったり派。パパが抱っこするとギャン泣きするので、ほとほと困る。パパもわが子に嫌われていると思って悲しそうだし、誰にも預けることができない。正直休みたい 。ママよりパパが好きな他のママ友がうらやましい』(20代女性/専業主婦)人はつい“ない物ねだり”をしてしまいます。毎日毎日乳幼児と一緒で「たまにはゆっくりしたい〜」と思ってもその子どもが“ママしか絶対にダメ”、“ママがいなくなるとすぐ泣く子”だったらどうでしょう?全然抱っこをさせてくれないわが子にパパの愛情が冷めてきてしまうこともあります 。また、いつでもどこでも子どもと一緒でなければ出かけられないという状態になってしまいます。最悪、ギャン泣きするわが子を預けて外で遊ぶこともできますが、やっぱり気になってリラックスすることはできませんよね。いつもいつも、「子どもが待っているから早く帰らなきゃ」と焦っていては息抜きをする意味がありません。その点、パパっ子な子どもは楽。しんどいときはパパに子どもを預けてゆっくりできるし、パパだって短い時間しか会えないから子どもとの時間を大切にしてくれます。●パパ好きであることって当たり前?『親はバランスが大事。ママはいつも一緒にいるからどうしても叱ることが多くなりがち。だからこそ、パパに優しくされると子どもも救われる』(20代女性/会社員)ママは子どもとずっと一緒にいるので、どうしても叱ることが多くなりがちです。子どもはまだ経験が足りないので、危ないことをたくさんしますが、そのたびに叱っていけないことだと学習させなければならないからです。だからこそ、子どもにとってパパは癒しの存在になります 。そしてパパも優しく遊んであげることが大切。そうやって子どもの心のバランスを調整するのです。そのため、子どもはいつも厳しいママよりも優しいパパのことが好きになります。叱るのはわが子を思ってこそですが、小さい子どもにはそれがまだ分かりません。親の心情を理解できるくらい大きくなるまでは、ママは叱る役、パパはそれを慰める役という役割分担で大丈夫です。二人とも叱る役では子どもの心が休まる場がありませんからね。また、とくに男の子の場合はママよりもパパのほうが嗜好が似ていて体力もあるので、男の子がパパ好きになるのはある意味当然と言えるでしょう。決してママが悪いワケではないのです。●子どもの“好き”は成長に伴って変わる『長男は赤ちゃんのころはすごくママ好きだったのに、今はかなりのパパっ子。逆に長女は赤ちゃんのころパパっ子だったのに、なぜか今はママっ子になった。子どもはよくわかりません 』(30代女性/パート)『パパ好きだったわが子。小学生になって、気を使えるようになったのか「どっちも好き!」って言ってくれる』(30代女性/歯科助手)子どもってすごく気まぐれだったりします。ママの機嫌が悪ければ「パパのほうが好き」って言いだすこともあるし、パパの機嫌が悪ければ今度は「ママが好き」って言いだすこともあります。とくに年齢が大きくなるにつれその傾向は強くなっていきます。つまり、今はパパっ子な子どもでも「絶対にパパの方が好き!」という気持ちではないのです。小さいうちにパパっ子だった子どもでも、大きくなるにつれママっ子に変わるケースもたくさんあります。今パパっ子だからといって深刻に悩む必要はありません 。hitomiさんの場合も、たまたまお腹が大きくてあまり子どもの相手ができなかったためにパパっ子になってしまっただけですよね。だから「自分になつかないなんて、私はダメな母親?」と悩む必要は全くないのです。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)
2016年10月18日行楽の秋。心地よい空の下、レジャーの機会もグンと増える季節ですね。気の置けないママ友と誘い合わせ、子連れでランチや遠出などを予定している人も多いのではないでしょうか。でもママ友というのは、とても微妙で独特な関係。そろってお出かけするときには、気遣いや苦労がつきもののようです。どのような苦労があるのか、街のママたちの声を集めてみました。●(1)車を持っていないママ友からの「乗せて」攻撃『車を持っていないママ友が、気軽に「うちの子も乗せて〜」と頼んでくること。何かあったら責任取れないし、そもそもチャイルドシートはわが家の分しかないので無理だよといってもしつこく食い下がってきます。毎回断るのにかなり苦労しますね。根負けして乗せちゃうこともあるのですが、高速代を出されたこともなければ 、ちょっとしたお礼をもらったこともないです。車を持っていない人って、高速料金が結構かかることや運転が疲れるっていうことも知らないんでしょうか』(33歳女性/2歳女児のママ)移動手段をめぐっての苦労は、車に限らず多いようです。「ベビーカーだから電車で移動したい」、「子どもが多いからレンタカーを借りたい」、「ママチャリで行ける距離のところじゃなきゃムリ」……一人ひとりの意見をひろっていくとしたら、お出かけは永遠にできそうもありません。●(2)乳児持ちママがやらかす遅刻・ドタキャン『下に赤ちゃんがいるママ友には苦労します。待ち合わせの時間どおりに来ないし、ドタキャンも多い。大変なのはもちろん分かるけど、ドタキャンとかの連絡をメールやLINE一本で簡単にされるとイラッとする こともある。他のママたちも忙しいなか何とか都合をつけて集まっているんだから、もう少し何とかならないのかな、と思いますね』(35歳女性/7歳女児・5歳男児のママ)赤ちゃんがいると思うように行動できない。そんなことはママなら誰だって分かりきっています。どうしても遅刻やドタキャンをしてしまうときは、誠意を持って連絡するべきですね。●(3)教育方針が異なるママ友に気を遣う教育方針が異なるママ友と出かけるときの苦労を語ったママたちもいました。『わが家では、お菓子やジュース、ファストフードなどもたまのお出かけのときならOKしています。でも、チョコはダメ、飲み物はお茶だけ、ファミレスやファストフードなんて論外!っていう育児方針のママ友がいて、一緒に出かけるときは本当に大変 。ランチでどこに入るか、持っていくオヤツを何にするかで本当に迷うんです。以前、うちの子が食べているチョコビスケットを彼女の娘さんが恨めしそうに睨んでいて、あげるわけにもいかず、うちの子にガマンさせるわけにもいかず……すごく困りました』(40歳女性/6歳女児・4歳男児のママ)『移動中に飽きないよう、息子が気に入っている戦隊モノのオモチャを持っていったら、すごい形相で「その剣、うちの息子には絶対に見せないでくれる? 」と言われたことがある。後で知ったんだけど、そこの家庭は戦隊モノを一切禁止しているらしい。テレビはEテレとディズニーチャンネルしか見せないんだって。考え方が違いすぎる……』(35歳女性/5歳男児・2歳男児のママ)ママとだけなら距離を取り、やがてフェイドアウトすることもできるでしょう。でも、子ども同士が仲良しの場合はとても厄介。確かにこれは苦労しそうですね。----------いかがでしたか?微妙な距離感だからこそ、苦労の多いママ友づきあい。うまくやっていく術があるなら、私自身も教えてもらいたいとちょっぴり思ってしまった今回のインタビューでした。●文/パピマミ編集部
2016年10月17日“天使ママ”とは、残念ながらこの世に生を受けることができなかったお子さんや、生まれることができても短い一生だったお子さんを授かったママたちのことを指します。起きるトラブルの多くは流産や死産であるため、天使ママたちは大きな喪失感や無力感、深い悲しみを味わうことになります。今回は、3人の“天使ママ”さんたちから、貴重な体験談をうかがうことができました。彼女らがどのようにお子さんと別れ、その悲しみをどうやって乗り越えてきたのか。そっと耳を傾けてみましょう。●(1)初めての妊娠で初期流産。看護師さんは「泣いていいよ」と言ってくれた『結婚してすぐ妊娠しました。6週目にはエコーでピコピコ動いている心拍も確認でき、喜びと感動でいっぱいになっていたのですが……その後、次の検診では心拍が確認できず、赤ちゃんが亡くなっていると告げられました。まるで一気に奈落の底へ叩き落されたような感覚でした 。稽留流産だったので、赤ちゃんをお腹から掻き出す手術をしなければならないと告げられました。呆然としているうちに、看護師さんや事務の方がたくさんやってきて、あっという間に手術日が決まってしまいました。手術までの1週間がとてもつらかったです。おなかの赤ちゃんは亡くなっているのに、体つきはどんどん妊婦さんらしく変わってくる 。つわりのような症状や、胸の張りを感じるたびに、どうして……と身を裂かれるような思いになりました』初めての妊娠での初期流産。とてもツラい思いをされたでしょうが、どのようにして乗り越えることができたのでしょうか。『とにかくたくさん泣きました。看護師さんたちも「泣いていいよ、遠慮しなくていいんだよ、悲しいことなんだから泣いて当たり前なんだよ」って言ってくれたので、入院中もずっと泣いていましたね。手術後も喪失感がひどく、抜け殻のようになっては涙する毎日でした 。気持ちが変わったのは、手術の1か月後くらいですね。術後検診で先生が「とってもキレイな子宮だね。もう大丈夫だよ」って言ってくれたこと、そして次の生理が無事に来たこと。その2つにとても救われました。流産は悲しかったけど、体がちゃんと回復しようとしてる。そのことがとても心強くて、うれしかったです』(30代女性/妊娠8週で流産)●(2)妊娠中期での死産。病院の温かい対応に救われた続いて紹介するのはこちらのエピソード。妊娠中期で死産を経験された天使ママさんです。『死産は本当につらいです。おなかの中ですでに亡くなっている子を、通常の分娩と同じように出産しなければならない のですから。ほかの妊婦さんは大きなお腹で幸せそうにしているのに、私だけ死んだ赤ちゃんを生むんだという絶望感。入院後は痛い処置をたくさんされて、体も心もボロボロ。赤ちゃんは出てきても当然産声を上げないし、誰 もおめでとうって言ってくれない 。上の子の時と全く違い、あまりにも静かな出産でした……立ち直れませんでした』死産とは、妊娠12週以降に亡くなった赤ちゃんを出産することです。分娩室に入り、陣痛を経て出産しなければならないため、ママたちのダメージは計り知れません。『心残りがないように、赤ちゃんの姿をこの目でしっかり見ました。信じられないくらい小さかったけれど、ちゃんと私や夫に似た顔立ちをしていた。かわいくてたまらなかった です。病院の対応も、いま思えばとても温かでした。きれいな肌着を着せてくれたし、可能な限り私たち夫婦と赤ちゃんの時間を作ってくれました。普通に生まれた赤ちゃんと同じように手形や足型のスタンプ を取ってくれ、退院するときにプレゼントしてくれました。今でも大切な宝物として取ってあります』(40代女性/妊娠26週で死産)●(3)突然の出血から完全流産。“天使ママ”たちのSNSに想いを書き連ねた最後にお話を聞かせてくれたのは、長い不妊治療を経て妊娠した女性でした。『治療のすえ、やっと授かった赤ちゃんでした。妊娠を継続するために毎週病院に通い、注射や点滴を受けたりしていましたが、ある日突然、強烈な腹痛とともに異常な出血 。あれよあれよという間に何もかもが出てしまいました。完全流産でした。ちょうど私の母と一緒に家にいたときのことでした。私はトイレで半狂乱のようになり、泣きながら「病院に電話して!タクシー呼んで!」と叫んでいたそうです。結局、タクシーがつくころにはもう手遅れ。病院に電話がつながっても、「そうなってしまったら、もうできることは何もない。 出た塊を可能な限り取って、明日持ってきてください」としか言われませんでした。涙と鼻水でグジャグジャになりながらすくい取って、翌朝一番で病院へ。検査の結果、やはり流産であると診断されました』この方の悲しみを救ってくれたのは、“天使ママ”たちが集うSNSで出会った仲間たちでした。『“天使ママ”という言葉を知ったのは流産のあと。天使ママたち専用のSNSをみつけたので、そこに登録しました。そこには同じような経験をした仲間たちの体験談がたくさんあった ので、それを読みあさりました。また、私自身もそのSNS上で自分の経験や想いを綴りました。自分のアカウントでは語れないことも、ここなら遠慮なく語れる。生まれることはできなかったけれど、私の大切な子どもです。そこに記録を書き残すことで、この子が生きていたという証をこの世に少しでも残すことができる…… そんな思いでした。また、書いていくうちに少しずつ、気持ちを整理できました。元気が出てくると、ほかの天使ママさんたちとも交流できるようになりました。みんな同じ経験をして傷ついているのでとてもやさしく、本当に救われたのをよく覚えています』(40代女性/妊娠11週で流産)----------グリーフケアという言葉があります。これは、身近な人を亡くした悲しみを表現することで、その喪失を徐々に受け入れていくプロセスのことです。悲しみは隠さず、思う存分泣いて表現することが大事。さみしくなったら空を見上げてみましょう。天使はいつだって、大好きなママのことをじっと見守ってくれているはずです。●文/パピマミ編集部
2016年10月04日“妊娠9週の壁”という言葉をご存じですか?妊娠9週、つまり3か月と2週目。お腹がふっくらしてきたり、胸が張って下着がキツくなってきたりと、少しずつ体つきが変わってくるころです。そして、ママの証でもある“母子手帳”を手に入れることができるのもちょうどこの時期。赤ちゃんが宿ったことを改めて実感し、喜びを感じるプレママさんも多いですよね。けれど安心してばかりはいられません。実は妊娠9週目は、大きなターニングポイントでもあるのです。今回はプレママさんたちの前に立ちはだかる“妊娠9週目の壁”について解説してきましょう。●妊娠9週目は、流産率が最も高い時期流産は、妊娠7週から9週までの間が最も起こりやすいといわれています。妊娠9週を何事もなく経過すれば、その後の流産率はグッと低くなります 。つまり、9週目はその妊娠が継続できるかどうかの第一関門ともいえるのです。“妊娠9週の壁”と呼ばれているのは、こういった理由があるから。また、つわりがピークに達するのも主にこのころです。それまであまり気にならなかった人にも、はっきりとした嗅覚過敏や激しい吐き気が現れるようになってきます。そういった面でも、プレママさんたちにとっては厳しい“壁”といえるでしょう。●心拍停止、耐え難いつわり……先輩ママたちの体験談妊娠9週目に起きた体の変化などを、先輩ママたちに語ってもらいました。『8週目、無事に心拍が確認できて喜んでいたのもつかの間。次の検診では心拍が確認できず、流産していることがわかりました。赤ちゃんの大きさからいうと、ちょうど9週目くらいのときに心臓が止まってしまった そうです。ほんとに9週めの壁ってあるんだな……と愕然としました』(30代女性/2歳女児のママ)『お腹が常に、チクチク痛かったですね。腹痛のときとも、生理痛のときとも違う、ホントにチクって内側から針でつつかれてるような独特の感じ 。赤ちゃんに何かあったのかと心配になりましたが、「子宮が膨張していくときの痛みで誰にでもあること、問題ない」と医師に説明されてホッとしました』(20代女性/1歳男児のママ)『赤ちゃんは問題なく成長したんですが、つわりが耐えられないくらい酷くなった。毎日10回以上嘔吐を繰り返し、何をしていても気分が悪くて、ひたすら横になっているしかできなかった。水を飲んでも吐くので何も口にできず、脱水症状寸前で入院 した。測ってみたら妊娠前と比べて体重が8kg減っていた』(30代女性/7歳男児のママ)実際の体験談からも、その壁の高さをうかがい知ることができますね。●壁を乗り越えるためには、周囲の協力が不可欠この時期の流産のほとんどは、胎児側の染色体異常などにより引き起こされるものです。だから万が一妊娠が継続できなかったとしても、ママが自分を責める必要は全くありません。とはいえ、「赤ちゃんのためにできることがあるなら可能な限りやっておきたい!」と願うのが親心というもの。妊娠9週の壁を無事に越えるため、先輩ママたちはどのように過ごしたのでしょうか。『冬の妊婦だったので、とにかく体を冷やさないように と助産師さんから言われました。モコモコ素材の靴下と腹巻き、ネックウォーマーは常備。手指の冷えには、手首に巻きつけるタイプの使い捨てカイロが効果的でしたよ』(30代女性/3歳女児のママ)『夫に完全禁煙してもらった 。吐く息に残り続ける有害物質も避けたかったので、私のいないところで吸うのもNGにした』(40代女性/5歳男児のママ)『安定期前だったけど、直属の上司にだけ妊娠していることを打ち明けて 業務負担を減らしてもらった』(20代女性/4歳女児のママ)『気の置けない友人たち限定で、妊娠をカミングアウトした。サッと椅子をゆずってくれたり、重たいモノを持ってくれたりしてとても心強かった』(30代女性/5歳女児のママ)妊娠9週目は、体調の波も激しくなるつらい時期。周囲に協力を頼んで乗り越えたという先輩ママたちの声が多く聞かれました。----------いかがでしたか?“9週の壁”と言われると、その言葉のインパクトに怯えてしまうかもしれません。特に初めての妊娠だと、よけいにビクビクしてしまうもの。でも、そんなときこそ深呼吸です。苦しいときはご主人や親御さんにたっぷり甘え、不安要素は医師・看護師にしっかり相談して、この壁を乗り越えていきましょう。かわいい赤ちゃんを抱っこできる日も、そう遠くはありませんよ。●文/パピマミ編集部
2016年10月03日喃語(なんご)とは?出典 : 喃語とは、赤ちゃんが言葉を覚える前に発する、意味を伴わない声のことを指します。「なむ」「ばばば」「だだだ」など、口や舌を使うことで出すことのできる声で、2つ以上の音がつながっているものです。赤ちゃんは、喉から出す音を変化させたり、違った音声を組み合わせたり、繰り返したりしながら、それを自分で聞いて楽しんでいます。一人でいるときにも、自発的に声を出すことが多くなるので「声遊び」をしていると考えられています。最初は「あう」、「まん」など短い喃語しか発することのできなかった赤ちゃんは、この「声遊び」をしていく中で、だんだんと「あぶぶぶ」「あむあむ」「んまんまんまんま」など長い喃語を発する機会が増えてきます。喃語が出るときには、新生児期のときよりも体の動きが活発となります。リズミカルに上下に手を動かすバンギング(bangging)が、機嫌のよいときに出るようになり、また顔の表情も豊かになってきます。そして、だんだんと手足を動かしながら、喃語を発することが増え、発声そのものが思いや感情を伝える「道具」としての役割をもつようになってきます。これまで泣くことでしか気持ちを伝えることのできなかった赤ちゃんは、喃語を発することも大好きな養育者と関わるためのひとつの方法であることがわかるようになります。それまでは大人の働きかけに受け身で反応するだけだった赤ちゃんが、自ら相手に対して働きかける、コミュニケーションの主人公に生まれかわろうとしているときであるといえます。赤ちゃんの喃語が出てきたときには、相槌をうったり、声をかけてあげたりと応答的に返事をしてあげましょう。相手と「通じ合っている」喜びや心地よさを体験することで、赤ちゃんはやりとりをすることに対して前向きな気持ちをもつことができます。赤ちゃんがよく育つためには、大人とのコミュニケーションが欠かせません。喃語はいつからいつまで?子どもの言葉の育ちのステップ出典 : 赤ちゃんが私たち大人のように、言葉を使いコミュニケーションをとることができるまでにはどのようなステップがあるのでしょうか。ここでは、赤ちゃんの言葉が育っていくステップについてご紹介します。Upload By 発達障害のキホン①泣く生まれてきてすぐの頃には、赤ちゃんは空腹や排泄などの不快な状態を表すために泣きますが、これは体の内部の不快な状態を表しただけで、特に養育者に向かって訴えたものではありません。②クーイング生後間もなくは、泣くことでしか自身の身体の状態を示すことのできなかった赤ちゃんはやがて、「くー」や「あー」などの、柔らかい声を出すようになります。これは、赤ちゃんが「心地よい」「気持ちよい」と感じるときに多く発する声でクーイングと呼ばれています。クーイングは、だいたい生後2ヶ月頃に見られます。音を作る器官が少しずつ育ってきている証拠です。③喃語そして、骨格が整い、口の奥にある音を作る器官が成長することにより、「あう」「あむ」や「ばぶ」などの、2つ以上の音のある声である喃語を発するようになります。やがて、8~9ヶ月頃を過ぎると、周りの人や自分が発した音声が、意味のあるものとして取り入れられてきます。また音の調節と発声、肺から出る空気のコントロールができるようになり、発する喃語の発音もはっきりしてきます。④指さし喃語が出るようになってから、3~4ヶ月くらいが経つ頃には、徐々に喃語は少なくなり、その代わりに指さし、身ぶり手ぶりが増えていき、嬉しい、楽しいなど自分の気持ちを伝えられるようになってきます。この時期になると、言葉を話す一歩手前だといえます。⑤一語文、やがて二語文へそして、ある特定の音声(マンマならマとンとマという音の組み合わせ)が、どの人にとってもほぼ共通するモノと結びついていくことがわかり、一語文という意味をもった言葉になります。一語文が喃語と異なるのは、意味のともなう言葉であるという点です。例えば、「犬」という意味をともなった「わんわん」、「ご飯」という意味をともなった「まんま」などです。言葉は、子どもが伝えたい事柄に対して、大人がそのものの名前を伝えていくことにより獲得されていきます。「まんま、ちょうだい」などの二語文が出るのは、一語文が出るようになってから、6~8ヶ月経過した頃です。最初のうちは片言でしか話すことができないですが、徐々にはっきりと話すことができるようになってきます。池川明 /監修『はじめてママの妊娠・出産・育児ブック』2010年/日東書院/刊喃語がなかなか出ない……。原因は?出典 : 母子手帳やインターネットや書籍には、月齢ごとの赤ちゃんの発達について沢山の情報が溢れています。子育てをする中で、そのような情報と比較して、不安になることがあるかもしれません。しかし、体重や身長、運動能力などと同じように、言葉の育ちのスピードは、赤ちゃん一人ひとり異なります。赤ちゃんの育ちにおいて、「この時期にこれこれができるようになる」という基準は非常に曖昧なものです。喃語も、おおよそ生後5~6ヶ月に出るという基準はあるものの、赤ちゃんによって生後6ヶ月よりも早く喃語の出る赤ちゃんもいれば、1歳頃になってから喃語が出る子もいます。赤ちゃんが喃語を発するまでには、体や心の中でいくつかの準備が行われ、整えられていく過程があります。一つは聴覚や、喉の筋肉、運動機能の発達などの身体的な基礎の発達です。二つ目は、社会的な基礎の発達です。例えば、養育者にあやしてもらえることが嬉しくて微笑みを返すなど赤ちゃんと養育者がお互いにやりとりを行っているという関係性の基盤が出来ていることが重要です。赤ちゃんの喃語が出ない要因には、以下のようなものが考えられます。人が声を発するためには、咽頭部という喉の奥のスペースが必要ですが、下顎や喉を包んでいる骨格が未成熟な場合には、その空間が狭いために、2つ以上の音からなる喃語を発することはできません。またその他に、2つ以上の音から喃語を発するためには、はじめに吐き出す空気の量をコントロールしてセーブしつつ、声を出すために必要な声門という部分を閉じたり開いたりする機能が整っている必要があります。赤ちゃんの骨格がまだ成熟していなかったり、声門の開閉機能が整っていないなど、身体的な基礎が未発達であるために、喃語が出ない可能性があります。言葉の獲得は、音を聞くことから始まります。赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいるときに耳の機能ができあがり、お腹の外の音を聞くことができるようになります。赤ちゃんが自発的に喃語を発するためには、聴覚の機能が整っている必要があります。周囲の大人の声や、環境音、自分の出した声を耳で聞き取ることにより、喃語は促されていきます。厳密には、聴覚に障害のある赤ちゃんも「あー」「うー」などのクーイングの音声は出ます。ですが、自分の出した声を聞き取ることができないと、自分が発声しているという感覚が薄まってしまい、次第に喃語を発することが少なくなってきます。赤ちゃんが喃語を発声しない原因のひとつとして、赤ちゃんと養育者の間にコミュニケーションをとる関係が築けていないということが考えられます。赤ちゃんは、養育者からお乳をもらったり、泣いているときにはあやしてもらったり、またクーイングの声をあげたら反応をしてくれたりと、お世話をしてもらう中で、養育者に対する信頼感を築いていきます。養育者のやさしげな表情や声、匂いなどの養育者の情報が赤ちゃんの頭の中に記憶され、「いつもの養育者=よい気持ちにさせてくれる大切な人である」と、なんとなくわかるようになります。赤ちゃんの養育過程では、養育者があやして赤ちゃんが笑顔で応える、そして、その笑顔に養育者がまた応えてあげるというやり取りが繰り返されます。他にも、「養育者が視線を合わせる⇒赤ちゃんも視線を返す」といった視線のやり取りもよく行われます。こうした養育者と双方向的なやり取りの繰り返しは、赤ちゃんにとって非常に心地のよいものです。こうした体験の積み重ねが、相手とコミュニケーションを交わし、再び心地よい気持ちを味わいたいという動機を引き出し、赤ちゃんの喃語を促します。心地よい気持ちの体験が積み重ねられていないときには、赤ちゃんの中にやりとりを行おうとする気持ちが芽生えないために、喃語が出ないということが考えられます。スターン,D.N.小此木啓吾他/著.訳『乳児の対人世界』1989年/岩崎学術出版社/刊秦野悦子/著『①ことばの発達入門』2001年/大修館書店/刊発達障害のある子どもの乳児期の特徴のひとつとして、喃語を含めて、言葉がなかなか出ないという症状があります。発達障害とは、先天性の脳の機能障害です。自閉症スペクトラム障害をはじめとする発達障害のある赤ちゃんは、コミュニケーションや人との関わりを作ることなどの社会的な基盤が育ちにくいという特性があります。人と人とのコミュニケーションは、喃語を含む言葉によるものだけではありません。例えば、養育者と視線を合わせたり、養育者の働きかけに対して微笑みを浮かべたりすることもコミュニケーションです。養育者との間で視線を交わしたり、働きかけに対して微笑みを浮かべたりすることが少ないときには、発達に遅れがあることも考えられます。しかし、喃語が出なかったり、養育者とのやり取りを積極的に行うことのない場合にも、その赤ちゃんが必ずしも発達障害であるとは断定できません。乳児期の赤ちゃんの育ちには個人差が大きいため、医師や臨床心理士などの専門家でも発達障害があるかどうか診断を下すことは難しく、診断がおりるのは赤ちゃんの年齢が上がってきてからとなります。喃語や言葉の発達の相談先は?出典 : これまでに何度か述べてきたように、乳児期の赤ちゃんの発達には大きな幅があるため、身体の成長などとともに、喃語が急に出てくることは決して稀なことではありません。しかし、専門家に相談してみることで、療育の機会の提供や、思ってもみなかった子育てに関する情報を得られることもあります。気になることがある場合には、専門機関を訪れてみるとよいでしょう。小児科というと、子どもの風邪や病気の診断、治療をするイメージをもつかもしれませんが、子どもの発達に関する悩みごとの相談にも乗ってくれます。より子どもの発達に詳しい専門機関などの情報も持っているので、地元の専門機関を紹介してくれる場合もあります。行政や自治体が実施主体となって行っている事業です。子育て中の親子が気軽に集い、交流や子育ての不安・悩みを相談できる場を提供 することを目的として各地域に設置されています。無料で相談をすることができます。0~17歳の児童を対象として、育児の相談、健康の相談、発達の相談など、さまざまな相談を受け付けています。必要に応じて、発達検査を行う場合もあり、無料で医師や保健師、心理士、言語聴覚士などから支援やアドバイスをもらうことができます。基本的に予約制なので、あらかじめお住まいの市町村のHPなどを見て確認するようにしましょう。乳幼児健診は、各市町村の保健センターなどで行われているもので、赤ちゃんの病気の早期発見や予防と早期発見、そして順調に発達しているかどうかを確認するための検査です。保護者が普段の子育てで疑問に思っていることや、なかなか話す機会がない不安などを専門家に相談できる場でもあります。また、乳幼児健康診査は、同じ月齢期の赤ちゃんを育てる保護者も来ており、子育てを同じくする人と情報交換できる場所でもあるので、上手に活用しましょう。赤ちゃんの育ちが「早い」か「遅い」かは判断できるの?出典 : 育児の中で、よく聞かれるのは「遅いか早いか」というスピードについて心配する声です。ですが、赤ちゃんの育ちを遅いか早いかというスピードだけで捉えるのは不十分です。赤ちゃんの育ちはそれほど単純ではありません。赤ちゃんの育ちは、「順序や方向性」という縦の関係と「他の領域の育ちとのつながり」という横の関係というふたつの軸から理解することが大事です。■縦の関係:順序や方向性子どもは発達していく際、ある一定の順序をたどります。わかりやすいのは、「ハイハイする→立つ→歩く→走る」という順序です。子どもが「走る」ことができるようになるためには、発達の順序をさかのぼって、乳児期に「ハイハイする」状態が達成されていることが大切であることはわかると思います。これが縦の関係です。赤ちゃんの育ちは、同じスピードで進むのではなく、あるとき急に前に進んだり、時にはしばらく停滞する時期があったりと、波があります。ですが、そこには決まった順序と方向性があるのです。■横の関係:他の領域の育ちとのつながりそして横の関係とは、子どもの育ちにおける、さまざまな領域の互いのつながりのことです。ここでいう領域とは、運動発達、他者とのコミュニケーション、言葉の発達などです。喃語が遅れている場合には、そのほかの領域でも遅れが重複してみられるケースがほとんどです。つまり、喃語という「言葉」の領域のことについて考えるとき、赤ちゃんの運動能力の育ちや、情緒面の育ちについて同時に考えることが必要です。ですので、赤ちゃんの育ちに寄りそう際に、喃語の発声のみを促そうとしても、発達を手助けすることにはなりません。喃語が出ないときには、赤ちゃんが発達のどの段階にいるのかどうか把握をして、赤ちゃんの生活全体に対して働きかけていくことが大切になります。お医者さんが教えてくれない発達障害についての疑問 - 自閉症 アスペルガー LD ADHDを含む発達障害児の発達促進の臨床開発研究機関|日米発達障害研究院喃語を引き出すための工夫出典 : 赤ちゃんの喃語が出てくるには、子どもと養育者のコミュニケーションの積み重ねがあります。最初は抱っこをすることによる養育者の体温や匂いを感じることから始まり、また、視線を合わせたり、微笑みがシンクロしたり、音声のトーンを真似したりという、やりとりが生まれ、進展していきます。人とふれあうことの心地よさこそが喃語の発声を促していきます。前の章で、赤ちゃんの生活全体に働きかけることが大切だと記しました。このような考え方をベースとして、喃語を引き出すための工夫についてお伝えいたします。赤ちゃんが喃語を発するためにはある程度の訓練が必要です。赤ちゃんは、喉の筋肉や音を作る器官の成長に伴い、思い通りの音を出すために準備をしている段階です。なので、大人はその準備を支える役割を担ってあげることが大切です。具体的な方法は、赤ちゃんに、口の動きがよく見えるようにゆっくりと、そしてはっきりと話しかけることです。生まれたばかりの赤ちゃんは視力が弱いために、遠くにあるものは見えないので、赤ちゃんの顔の近くで話しかけてあげるとよいでしょう。ある実験によると、母親が赤ちゃんに話しかけるときに特有の、ゆっくりとした抑揚のある少し高めの声は、赤ちゃんの注意を引きつけ、脳を活性化させる効果があると検証されています。このような働きかけを行うことで養育者の口元の動きに引きずられるようにして口を動かして模倣しようとする姿が見られます。また、赤ちゃんが声を出すための準備をお手伝いするために、赤ちゃんを笑わせる方法があります。ここで指している笑いとは、微笑みとは異なり、「キャッキャ」「ハッハッハ」と声をあげて笑うというもので、喃語と同じく2つ以上の音で構成されます。赤ちゃんが喃語を発するためには、息を吐き出すコントロールをすること、喉の奥の空間が広がっていることが必要な要素なのですが、笑うときにはそれらのことが赤ちゃんの体で行われます。よって、赤ちゃんの笑い声を促すことで、自然と喃語を発しやすくなるような赤ちゃんの体づくりをすることができるのです。正高信夫/著 0 歳児の言語習得と四肢運動の発達 2002年/『バイオメカニズム学会誌』Vol.26 ,No.1上記では、赤ちゃんが思い通りに声を出すための工夫についてお伝えしました。こちらでは、その「思い」を引き出すための工夫についてお伝えします。赤ちゃんの表情や行動から、その心を察して気持ちに寄り添い、働きかけを行うことによって、乳児に「通じ合っている」喜びや心地よさを体験させてあげます。具体的な働きかけとは、微笑みを返すことや、「そうなのね」と相槌を打ってあげたり、「気持ちいいのね」と赤ちゃんの気持ちを代弁するような言葉がけをするなど、さまざまなものが挙げられます。赤ちゃんはお母さんをはじめとする養育者からの働きかけによって、心地よい思いを経験します。その経験が積み重なることで、養育者ともっと関わっていきたいと、人とのコミュニケーションに対して強い欲求をもつことができます。このように外界への前向きな意欲をつくりあげていくことと結び合わせながら、子どもは育っていきます。育ちを考えるときに常に立ち返っていく原点は、養育者と赤ちゃんとの心地よいコミュニケーションなのです。加藤ひとみ・大國ゆきの/著 「幼児期の言葉の獲得 〜幼児期の発達特性と幼稚園での教育」2015年/『東京成徳短期大学紀要』48号白石正久/著『発達の扉<上>』1994年/かもがわ出版/刊まとめ出典 : 赤ちゃんの喃語は、言葉を話すまでの大切なステップのひとつです。このコラムでは、赤ちゃんの育ちを捉えるために大切にしたい視点を中心に、喃語が出ない・遅いときの原因や、喃語を引き出すために生活の中でできる工夫や相談先についてお伝えしました。乳児期の赤ちゃんの育ちは、身長や体重のように大きな個人差がありますので、長い目で見守ってあげることが大切です。養育者との心地のよいやりとりが、言葉の育ちを促していきます。赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげながら、一緒に過ごすことのできる時間を味わいたいものですね。
2016年09月30日“マタ垢(またあか)”という言葉をご存じですか?これはマタニティアカウント、つまり妊婦さんがインターネットで使っているアカウントのこと。SNS上ではハンドルネームに“@マタ垢”などと記載し、多くのプレママたちがやり取りを楽しんでいる姿を見ることができます。中には、普段使っているアカウント(=本垢)とは別にマタ垢を作成し、使い分けているという上級者もいるようです。しかし、ここでふと疑問がよぎります。彼女らはどうしてわざわざマタ垢を作り、そこに限定された交流を図るのでしょうか。今回は、マタ垢を持っているプレママさんたちに“マタ垢を作った理由”を聞いてみました。目次(1)妊娠生活のことを気軽につぶやける場が欲しかったから(2)同じ立場のプレママさんたちと交流することができるから(3)妊娠に関する情報をまとめておくことができるから●(1)妊娠生活のことを気軽につぶやける場が欲しかったから『妊娠っていつ何が起きるかわからない。無事に出産できない可能性だってある。だから私は、身バレしてるアカウントでは妊娠したことを明かしていません 。だけど妊娠中だからこそ言いたいこともあるんです。だから専用のアカウントを作って、そこでたっぷり語るようにしています』(20代女性/妊娠3か月)『普段使いのアカウントには、どこに不妊の人がいるか分からない。ヘタなこと言って絡まれたり僻まれたりするのが怖い ので、マタニティ専用アカウントを作りました』(30代女性/妊娠5か月)『普段クールなキャラの私。リアルな友だちから「お花畑妊婦」って言われたくないので、鍵付きの別アカウントを作成しました。ここなら思う存分、マタニティハイを炸裂できる! 』(30代女性/妊娠8か月)普段使っているアカウントでは、妊娠生活のことを気軽に呟けないと感じているプレママさんが多いのですね。そんなときマタ垢は、とても役に立つようです。●(2)同じ立場のプレママさんたちと交流することができるから第1子のプレママさんたちからは、こんな意見も聞かれました。『初めての出産で戸惑うことばかりの私。同じ週数のマタママさんとつながりたくて 、専用アカウントを作りました。体調の変化や赤ちゃんグッズについてなど、いろんなことを相談しています。出産してもこのままつながり続けて、ママ友になれるといいな』(20代女性/妊娠7か月)『マタ垢のフォロワーはみんな妊婦さん。ちょっとした不安や愚痴にも、先輩マタママから励ましやアドバイスの返事がくる ことがあって、それがとてもうれしい。ひとりぼっちじゃないんだなって思えます』(30代女性/妊娠6か月)つわり、胎動、赤ちゃんの成長ペース……妊娠中は不安になることがとても多いもの。特に初めての妊娠ならなおさらですね。マタ垢でつながった仲間たちはきっと、心強い味方になってくれることでしょう。●(3)妊娠に関する情報をまとめておくことができるから呟きや交流の場ではなく、情報収集専用としてマタ垢を使っているという人もいました。『マタ垢では、マタニティ関連の情報アカウントをフォローしまくっています。妊娠生活に関する情報をマタ垢に集約しておく ことで、必要なときにサッと確認できるというメリットがあります』(30代女性/妊娠8か月)たしかにこれは合理的な使い方です。妊娠とは関係ない呟きや情報でタイムラインが流れてしまうのを防ぐことができますね。----------マタニティ専用アカウントを作ることには、たくさんのメリットがあることがよくわかった今回のインタビューでした。プレママの皆さん!SNSを上手に使って、楽しく幸せなマタニティライフを過ごしていきましょうね。●文/パピマミ編集部
2016年09月27日ベビー&キッズアパレルの草分け的存在・ファミリア。品のある優しいデザインは、親子二代・三代渡って根強い人気です。そんなファミリアの路面店が6月下旬、キッズアパレルの聖地・代官山にオープンしました。代官山店のコンセプトは“TOUCH for the first 1000days”。赤ちゃんがおなかにいる時から産声をあげて、会話が出来るようになるまでの約1000日間は、最も大切な時期だと言われているということから、生まれたばかりの赤ちゃんが“はじめて触れるものは本当に良いものであってほしい”という想いで作られたそう。店内は、コンセプト通り『TOUCH=触れる』が溢れる作りになっていました。代官山駅から徒歩3分。大人も子供も楽しめるスポットかわいいファミリアキャラクターのファミちゃんがお迎えしてくれる入り口。大きいファミちゃんに、子供も入り口から楽しそう。落ち着いた木調の床とファミリアらしい優しい色合いでまとめられた店内はスッキリとして大人っぽさもあり、ママもパパもリラックスして過ごせます。子連れに至れり尽くせりな店内。授乳室がすごい!ベビーを連れての買い物って、とっても疲れますよね。百貨店など大型施設には授乳室やベビールームなどがあるけれど、路面店にはなかなかなくてどうしても小さい頃は避けがち。でもファミリア代官山には授乳室もオムツ替えスペースもあるんです!とっても綺麗でしかも個室。ママもベビーもゆっくり安心して過ごせます。入り口にはロッカーとベビー置き場まで完備。なんて至れり尽くせりなんでしょう♡身軽になったらTOUCH!体験しながらショッピング!新作が並ぶ店内をワクワクしながら見てみると、各所に年齢に別れたコーディネートでのディスプレイが。出産準備品も下着から爪切りまでディスプレイされていてとってもわかりやすい!また、なんといってもすごいのが中央のカウンター。なんと実際に持ち込んだ離乳食をファミリアのエプロンや食器を使って食べることが出来るそう!お家のキッチンやダイニングで食事をしているような雰囲気でした。反対側には人形を使って沐浴や着替えを体験出来るコーナーも。そこではプレママとプレパパがマンツーマンで沐浴の練習をしていました。両親学級に行けなかったときや、もっと練習してみたいというときにとってもいいですね。さらに奥には土足厳禁の子供が遊べるスペースがあり、お買い物に付き合ってくれているベビーもリフレッシュすることが出来とっても助かります。その横にある靴コーナーはつかまり立ち用のバーも用意されていて、ファーストシューズを選ぶのにもぴったりでした。その他オリジナルのテンプレートで撮影できるエッグカメラもありました!店内での写真撮影はOKとのことなのでフォトジェニックな店内でショッピング姿を記念に残すのも楽しいですね。必見!毎週開催されるプレママ・ママイベントも店舗では少人数のイベントが毎月数回、開催されています。プログラムは、妊娠線予防といったプレママ向けのものから、ファーストシューズの選び方や食に関することなどリアルタイムでママたちの気になることをカバーする内容。区の赤ちゃん学級や健康診断ではなかなか聞けないけど気になることがあって面白そう!かなりの激戦ようなので早めにチェック、早めに予約が良さそうです。「わたしも妊娠中にオープンしていたらもっと通ったのに〜」と思ったファミリア。プレママからず〜っと通える店舗があるのはなんだかいいなと感じました。ふらっと訪れるだけでも、存分に楽しめること間違い無し!ベビーにもママにも優しいファミリアは、子どもとのショッピングが一気に楽しくなるお店でした♡
2016年09月23日乳児期を過ぎると、気になるのが離乳食開始の時期。5ヶ月頃からが開始の目安と言われています。うちの娘は、5ヶ月と1週間で離乳食を始めました!大人が食べているのを見ながら口をむにゃむにゃするし、スプーンを近づけるとパクッとする…と食に興味ができきたのも、スタートのきっかけ。支えればおすわりが出来る月齢になれば、開始してよいと思います。でも離乳食をつくるのってどうすればいいの?スタートってどんなかんじ?今回は、私の購入した離乳食スタートアップグッズを紹介します。最初って何をどのくらいつくればいいの?冷凍保存でストレス軽減!最初は10倍粥をさらにうらごしてとろとろにしたものからスタートさせました。本には1さじからということで本当にちょっとだけ。1週間経つと、色々な野菜にもチャレンジ。サツマイモ、にんじん、トマト、ほうれん草、バナナ等比較的食べやすそうなものからあげました。とはいえ本当にちょっぴりずつ。何かあったときのために、離乳食時間は午前中の2回目のミルクタイム(9時〜10時あたり)に合わせていました。でも、朝のバタバタしているタイミングで毎日離乳食を少量作るのはちょっと大変。そこで、冷凍ストックを作ることにしました。ちょっとだけ作るのにぴったり!あると便利、離乳食用調理器具セットいくら冷凍保存とはいえ、離乳食は1週間のうちに食べきるようにしなければならないそう。そうすると本当にちょっと…なんです。そこで便利だったのが、離乳食用の調理器具。もちろん家にあるすりこぎや茶こしなどを使ってもいいのですが、いちいち色々な物を出すのは面倒。というわけで、私はコンビの“ベビーレーベル離乳食ナビゲート調理セットC”を購入。レンジもすりこぎもこれ一個で出来て、収納にも場所をとらない専用調理器具。これで、少量で面倒くさい離乳食のストレスも軽減されました。色々なメーカーからでていますが、レンジが使えること、すりこぎとこし器があれば問題ありません。保存容器のおすすめは、チュチュベビーの“小分けパック”。ふたがくっついているタイプなので、洗う時もふたがなくなったりせずノンストレス。作りはどちらかというとしっかりしたタッパーというより使い捨て容器に近く、5回くらい使うと取り替えるのがベストのようですが衛生的でいいなと思います。冷凍・レンジ・消毒可能、ちいさくて冷凍庫でも場所をとらないのでうちの一番のヒットです。初めての食器・カトラリーは?スプーンは、先輩ママの友達からおすすめされたピジョンの“初めてのフィーディングスプーン”。柄が長く持ちやすいし、返しがついているので安心です。スープ用とペースト用の2本があり用途によって使い分けれるのもGOOD!お皿はあえて子供用を使っておらず、陶器のものを使っています。まだ自分でもって食べるわけではない離乳開始時には、陶器を使っているママも多いよう。味気ない離乳食を目でもたのしんでほしいなという想いで、お皿は大人の使う小皿で、少しでも美味しそうにしています。離乳開始時から使う食器やカトラリー。できれば長く使ってあげたいですよね。安心素材なのはもちろんのこと、ママが使っていて楽しいものを選ぶべきだと思います!たくさん食べるようになったら…ブレンダーも検討中!離乳食を初めて1ヶ月。“少量を1週間で食べれるように作る”ことが優先で、色々な食材を使おうと思うと本当にちょっとずつ。ですが、もっと食べるようになると手では大変と先輩ママからの情報が……。うちでは色々な料理に使えるブレンダーの購入を検討しています。開始前、「離乳食作りは大変だからママの気持ちが固まったら初めるといいよ」と先輩ママから聞いていた私。そんなに面倒くさいのか!とドキドキしていましたが、実際はミルク以外の物を食べる娘の顔をみるのがとってもわくわくして、楽しい時間になっています。でも、スプーンを握られたりお皿にとびかかってきたり後片付けが大変なことも…!これからの離乳ペースに合わせて、ママも子どもも食事を楽しめるアイテムを使っていきたいと思います!
2016年09月17日子供のかかりつけの病院っていつ頃、どうやって決めたらいいのでしょう。3歳までは予防注射もたくさん受けますし、病気も多い時期。どんな事に気をつけて選んだらいいのか、これからかかりつけの病院決めや予防接種デビューするママの参考になったら嬉しいです。我が家の場合は…最寄り駅に小児科はあるのですが、任意の予防注射が受けられなかったため、任意の予防注射などもしっかり受けられる、隣駅の小児科に。担当の先生や助手・受付のお姉さんもとても感じが良く、何度か通ううちに信頼のおける先生だと感じたので、そこに決めました。時間帯も午前は朝8時半〜12時、午後は15時半〜18時までやっており、午前中の診療なら日曜日以外全てやってるので、急に熱が出た時にも助かります。人気があって混んではいますが、ネット予約システムも導入されているのも助かるポイント。当日診療開始15分後以降にネットで予約して、自分の番が近づいた頃に向かえばいいので、長時間待つ事もなく、とても便利なシステムです。かかりつけ医を決める時の3つのポイント1、クリニックor総合病院?まずは周辺の情報収集を!周辺に住んでいるママや保育園の先生などから、小児科の情報を色々聞いておくと良いです。周囲の口コミ情報は、かかりつけを選ぶときに役立ちます。転勤など引っ越しをされる際は、現在のかかりつけの先生に、その地域で知っている小児科が無いか聞いてみると良いですよ。街のクリニックは先生がほぼ固定されていて、行けばいつもの先生に診てもらえます。まずは近くのクリニックをかかりつけ医に選んでみてから、セカンドオピニオンとして地域の総合病院を利用したらいいんじゃないかと思います。2、何かあったときに行きやすい所がベスト!働くママならなおのこと、いくら評判が良い病院であっても、家から遠いと通うのは大変!小児科が開いている時間や曜日は勿論のこと、駐車場やエレベーターはあるのかなど、子どもを連れて行きやすいかも、しっかりチェックしておきましょう。3、最後の決め手は、診察&説明が丁寧か!先生によっては対応も異なります。説明が丁寧だったり、不安なことなど質問しやすい医師だと、ママも少し安心できますよね。なかなか一回の受診ではわからなかったりするで、何度か受診してみて決めてみるのが良さそう。少しでも不安を感じたら、別の小児科を受診してみるのも大切です。赤ちゃんは痛みや症状など自分で伝えることができないので、ママの状況判断も大事ですね。ただし、あっちこっち小児科を変えて診てもらえばいいという訳ではありません。長い目でみて、子どもの健康と成長に寄り添ってもらえる小児科を選びましょう。予防接種はどこで受けたらいい?病気の診察と予防接種を受ける病院を使い分けているママもいるようですが、できることなら予防接種は、ふだんから診てもらってるかかりつけの小児科で受けるのがベスト。予防接種前に体調崩をしてしまっても、予定通り予防接種を受けられるかなど、かかりつけの先生に直接質問できる点は大きいです。小児科によっては、母子手帳をもとに予防接種のスケジュールなどの予約や相談にものってくれますよ。忘れやすい、予防接種はアプリで管理!小児科でも予防接種のスケジュールなどをたててくれる場合もありますが、予防接種を受け忘れてしまっては大変です。ママ自身もしっかり管理した方がいいですね。我が家はまだアナログに紙で管理してます(笑)普段必ず見る冷蔵庫の扉に貼ったり、ホワイトボードに書いたりしてます。お兄ちゃんと妹のがごっちゃにならない様に気をつけています。でも、最近では便利な予防接種アプリがあるそう。調べたら、ここの予防接種のスケジュールアプリ「 予防接種スケジューラーアプリ」が良さそうでした。予防接種お知らせメールなどが届いたり、使い勝手が良さそうです。赤ちゃんの予防接種って種類も回数も多く、スケジュール管理が大変。アプリなど上手く活用して、少しでも管理しやすいように工夫していきましょう。
2016年09月16日日本の初産の平均年齢は30歳を越えています。女性の社会進出による晩婚化や子育て費用の増加などがその原因と言われていますが、世界的に見ても3番目に高い水準となっています。日本の初産の平均年齢は年々上昇しており、これからもその傾向は続くと言われています。そのことについて、世の女性たちはどのように考えているのでしょうか。今回は、パピマミ読者の皆さんに“理想的な第1子出産の年齢”を教えていただきました!●理想的な第一子出産の年齢は?・1位:25〜29歳……63%(337人)・2位:20〜24歳……19%(101人)・3位:30〜34歳……10%(55人)・4位:赤ちゃんを元気に産めるなら何歳でもいい……6%(33人)・5位:35〜39歳……1%(5人)・6位:16〜19歳……1%(3人)・7位:40歳〜……0%(2人)※有効回答者数:536人/集計期間:2016年9月12日〜2016年9月13日(パピマミ調べ)●8割の女性が20代のうちに産みたいと回答『大学を出て3年ぐらい働いて、ある程度社会経験積んだ25歳がベストかな。若ければ若いほど仕事復帰もしやすいし』(24歳女性/子なし)『育児は力仕事だから、できるだけ体力のある20代のうちに産んでおいたほうがいい。30越えるとダウン症とか怖いし』(35歳女性/2児のママ)8割の女性が20代のうちに第1子を産むのが理想的だと答えました。現在の日本の初産年齢は30歳ですから、理想と現実に差がある ことがわかります。なぜ理想的な20代のうちに子どもを産むことができないのでしょうか。それにはいくつかの要因がありますが、一番大きいのは“経済的な問題”だと言われています。日本ではバブル崩壊の影響から、1998年よりサラリーマンの年収は右肩下がりの一途を辿っています。1998年の平均年収は467万円ですが、2014年には415万円にまで落ち込んでいます。2009年から少しずつ回復していますが、それでも1998年の平均年収から52万円も下がっています。一方で子育てにかかる費用はオール公立なら1,000万円前後、オール私立なら2,500万円となっています。非正規雇用の比率が4割の日本において、これだけの大きな出費に怯えることなく子どもを気軽に産める人は少ないでしょう。大抵の人は「もう少し貯蓄ができてから」と出産を先延ばしにするはずです。これから前代未聞の超少子高齢化社会をむかえる日本にとって、この問題の解決は最優先課題と言えます。●30代でもいい、と考える人は1割程度『仕事も遊びもある程度やりつくした30歳ぐらい がちょうどいいかな。あとは子育てに専念したい』(28歳女性/子なし)『30くらいなら自分にも相手にもある程度蓄えがあるし、生活に余裕を持って子育てできそうだから』(25歳女性/子なし)現在の日本の平均初産年齢はこのセグメントに当てはまりますが、理想としている人は1割程度にとどまりました。30代を理想と答えた人の多くは、「ある程度人生経験ができている年齢だから」という意見と「経済的に余裕があるから」という2つの意見が多く見られました。高齢出産のリスクを鑑みてせめて30代前半には産もう、と焦って産む人も少なからずいるでしょう。経済的な余裕を理由にしている層は、20代でも十分な収入と貯蓄があれば出産するというケースが多いでしょうから、本質的に30代が理想と答えているわけではないですね。『赤ちゃんを元気に産めるなら何歳でもいい』と答えている人は6%いますが、これは実質出産のリスクが少ない35歳未満を指していると思われます。出産のリスクは年齢が下がるごとに比例して下がりますから、“赤ちゃんを元気に産む”ということを考えると最終的に20代がベストという思考に行き着くはずです。そう考えると、かなりの数の人が20代での初産を望んでいるということが分かります。----------いかがでしたか?今回のアンケートでは、女性たちの理想の初産年齢と現実の初産年齢に差があることが分かりました。初産年齢の高齢化の原因には、間違いなく“経済的不安”があります。子どもがいなければ日本の将来もありませんから、政府は国民が子どもを産みやすい環境や仕組みを優先して作っていく必要があるのではないでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜7位)】理想的な第一子出産の年齢は?()●文/パピマミ編集部
2016年09月15日子育てに家事、そして仕事に奔走しているパピマミ世代の皆さん、近頃体調はいかがですか?長時間にわたる抱っこで肩はバキバキ、いつまでも続く夜泣きに振り回されて寝不足、気づけばいつもグッタリお疲れ……なんてことないでしょうか。ただ疲れているだけだから大丈夫、まだ頑張れるとムリをするのは禁物です。たまった疲れを放置しておくと、いつか取り返しのつかない大きな病気の原因となることも。疲労はためこまず、こまめにリセットしていくのが非常に大切なのです。今回は、若林理砂さんの著書『安心のペットボトル温灸』より、ママにもお子さんにも試せるペットボトルを使ったお手軽健康法をご紹介しましょう。目次1 準備するのは、ホット専用ペットボトルだけ!2 大人は数回、子どもは1回、ペットボトルでツボを温めていく3 バキバキ肩こりには、4つのツボを温めよう!4 疲労回復に効くツボは3つ! じっくり温めるべし5 しつこい夜泣きにも効果的!●準備するのは、ホット専用ペットボトルだけ!ペットボトル温灸術では、必ずホット専用のペットボトルを使用します。中に入れるお湯の温度は70℃〜80℃が目安 です。温度計がなくても大丈夫。ペットボトルの中に、水を3分の1、お湯を3分の2の割合で入れるとちょうどいい温度になります。なお、お店で売っているホットのペットボトル飲料をそのまま使うときは、冷めないうちに手早く行うのがポイントです。●大人は数回、子どもは1回、ペットボトルでツボを温めていくこのペットボトルを、ツボ付近に押し当てて体を温めていきます。大人なら1回につき3~5秒。ペットボトルを当てて「アチッ!」と思ったら離します。これを3回〜5回程度繰り返してください。子どもに行うときは、ツボ1か所につき1回のみ、時間は1秒 です。物足りないように感じるかもしれませんが、子どもはのぼせやすいためこれでじゅうぶん。ヤケドの恐れもあるので、手短に行いましょう。●バキバキ肩こりには、4つのツボを温めよう!肩こりに悩まされているとき、温めるべきツボは全部で以下の4つです。順番通りに刺激していくと、より高い効果を実感することができます。●(1)合谷(ごうこく)合谷は親指と人差し指の間にある、水かき部分 にあります。ここをペットボトルの縁で刺激します。親指と人指し指の間にボトルを挟みこむようにするとよいでしょう。●(2)千三里(てさんり)ヒジを曲げたときに、横ジワができますね。その外側の端から手の方向に指3本ぶんのところにあるのが、“手三里”です。指で押すと非常に強い痛みが走る のですぐに分かるはず。ここにペットボトルを押し当て、じんわりと温めてあげましょう。●(3)肩井(けんせい)首を前に倒し、出っ張った骨の真下と肩を結んだ真ん中。ここは“肩井”と呼ばれる肩こりのツボ です。首まわりのデリケートな場所なので、くれぐれもギュッと押し当てないように注意しましょう。●(4)風池(ふうち)耳の後ろの出っぱっている骨から2~3cm首側、髪の生え際よりも少しだけ上 のところ。ここには“風池”というツボがあります。こちらもボトルの縁をうまくつかって温めていきましょう。●疲労回復に効くツボは3つ! じっくり温めるべし疲労回復で温めるツボは全部で3つ。以下に紹介していきます。●(1)関元(かんげん)おへそから、指4本分下 にあるツボです。ここに数回ボトルを押し当て、しっかりと温めます。●(2)仙骨(せんこつ)お尻の真ん中あたり、尾てい骨の上の平らな逆三角形になっている部分が“仙骨”です。ここは美と健康にとって非常に重要なツボ 。深呼吸しながら温めていきましょう。●(3)足三里(あしさんり)膝のお皿の外側にあるくぼみから、指4本分下に降りたところにある”足三里”。体全体のバランスを整えるツボ です。しっかり温めてください。寝る前のリラックスタイムに行えば、次の日の目覚めも快適ですよ!●しつこい夜泣きにも効果的!このペットボトル温灸、最大の特徴は“子どもに行ってもOK” なこと。温度や当て方をしっかり加減する必要はありますが、赤ちゃんに施術することもできるのです。赤ちゃんといえば、困るのが夜泣き。あまりに続くとママやパパも参ってしまいますよね。そんな夜泣きにも、ペットボトル温灸が効果的です。次のような順序で刺激していきましょう。(1)まず、子どもの両肩にペットボトルを当てます。(2)首の後ろの背骨が出っ張っている部分を温めます。(3)肩甲骨の間を2~3か所あたためます。様子を見ながら、気持ちいいところを探してあげてください。(4)最後に、おへそや足の裏を温めます。ペットボトル全体を使い、じんわりとやさしく刺激するのがポイントです。背中や首の後ろを温める場合は、子どもを抱きしめながらやると安心します。あまりの気持ちよさにフニャ〜っとなり、眠ってしまう子も多い ようですよ。----------いかがでしたか?ペットボトル1本あれば簡単にできる“ペットボトル温灸術”。季節の変わり目、なんとなく体調がすぐれないときにはうってつけの回復法です。ぜひ一度、親子でためしてみてくださいね。【参考文献】・『安心のペットボトル温灸』若林理砂・著●文/パピマミ編集部
2016年09月13日赤ちゃんは、おもちゃで遊ぶのが大好き!そのアイテムも、発育とともに変化していきます。 そこで今回は、0歳~2歳にぴったりなおすすめのおもちゃをご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね! 0~4カ月にぴったり!おすすめおもちゃ 0~4カ月にぴったり!おすすめのおもちゃは、手で握れるやわらかい素材のぬいぐるみ。フワフワとしたやさしい感触が、赤ちゃんは大好きです。 握ったり、抱きしめたりしてたくさん遊んでくれます。また、「ガラガラ」のように、手で握って音が出せるおもちゃも定番ですね。手で触って握る、耳で聞いて音を楽しむ、聴覚と触覚を刺激するおもちゃを選んであげるといいですよ。 5カ月~1歳にぴったり!おすすめおもちゃ お座りできるようになる5カ月~1歳にぴったり!おすすめおもちゃは、やわらかい素材でできた積み木です。 この時期にはだんだん手で掴むことが上手になるので、いろいろな形のやわらかいおもちゃでたくさん遊ばせてあげてくださいね。 また、指先でつまむなどの動作ができるようになってくるので、誤飲などの危険性が増えてきます。赤ちゃんの手の届く範囲には、誤飲の可能性がある小さなものを置かないようにしましよう。 1歳~2歳にぴったり!おすすめおもちゃ 歩きはじめて活動的になる1歳~2歳にぴったり!おすすめおもちゃは、ごっこ遊びができるおままごとセット、お世話遊びができるお人形です。 おままごとやお人形遊びは女の子の遊びと思われがちですが、男の子もけっこう楽しく遊んでくれますよ。ごっこ遊びは自立を促す効果があるので、お店屋さんごっこなどで、親子で一緒に遊んであげるものいいですね。 0歳~2歳にぴったり!月齢別おすすめおもちゃをご紹介しました。いかがでしたか? 赤ちゃんは、日々目まぐるしく成長を続けています。赤ちゃんの成長に合わせて、楽しく遊べる安全なおもちゃを選んであげてくださいね!(TEXT:恋瀬たまこ)
2016年09月10日こんにちは、ママライターの木村華子です。2016年8月はオリンピックに限らず、いろいろなことがありましたね。ネット上では、同月18日に放送されたとあるバラエティ番組でお笑い芸人のカズレーザーさん(メイプル超合金)が発言した、“赤ちゃんの写真を見せられたときの本音”が話題になりました。「なんじゃそりゃ?」という方へ、カズレーザーさんが発言した内容を以下にご紹介します。・事務所のえらい人が来て、「カズレーザーちょっと見てくれよ」と、産まれたての赤ちゃんの写真を見せられる。・“スゲェどうでもいい”と感じたカズレーザーさん。・カズレーザーさんは反応に困り、お返しに自身のスマホに保存されていた深海魚の画像をえらい人に見せる。・「うちの子は、コレ(深海魚)に似ているのか」と怒られる。放送後、Twitterを筆頭にネット上では「ごもっとも!」「わかる!」「正論!」などの共感する声があがりました。深海魚の画像を見せてしまうところは理解不能ですが、他人の赤ちゃんの画像を見て抱いた“どうでもいい”という本音には、私も頷きすぎて首がもげるほど覚えがあります。今回は、赤ちゃんの写真を見せられたときの本音について、「他人に子どもの写真を見せられたことがある」という女性たちに取材を行ってきました。●赤ちゃんの写真を見せられたときの本音5選!●(1)連写した写真を見せられる……『会うたびにスマホに保存された写真を見せてくる知り合いがいる。連写とかしているから、本当に莫大な枚数。見るだけで結構時間が掛かるし、たいしてかわいくもないからマジで反応に困る 。“アメトーーク!”の放送を見ていたけど、カズレーザーさんの言葉は超正論!』(30代・既婚)スマホは大量の画像が保存できてしまう上、連写機能という便利な機能があるため、見せられる写真も大量になってしまうケースがある様子……。会うたびに増えていく写真に対し、いちいち反応を求められても……確かに困ってしまいます。●(2)親友の子どもだから、本当にかわいいと思っている『赤ちゃんの写真について、不快感を抱いたことはない。普通にかわいいねって言うし、実際にかわいいなって感じてる 。おそらく、親友の子どもだからだと思う。友人の昔(子ども時代)を思い出して、「こんなところが似てるんだね」とか、それなりに話題にもなって楽しい。経験はないけど、あまり知らない人だったらリアクションに困るかもしれない』(30代・独身)すべての人に対して「赤ちゃんの写真どうでもいい!」と感じているワケではありません。親友であれば、他人の子どもでも愛着を持てることもあるでしょう。赤ちゃんや子ども写真を見せる際には、相手との親密度を考慮することをオススメします。●(3)「小さいですね〜」(……当たり前だろう)『とくに新生児の写真は困る。だいたいガッツ石松か鶴瓶だし、「かわいいですね」って言うのも無理があるから……。本当に言うことに困ったら、「わあ〜!小さいですね〜!」って言いながら、(何言ってるんだ私、当たり前だろう)と、脳内でツッコミを入れている 。マジ無駄な時間』(20代・独身)生まれたての赤ちゃんの顔には、ガッツ石松さん、笑福亭鶴瓶さんに加えて、松尾伴内さんや朝青龍さんパターンもありますね。いずれにしても、オジさんです。他人の赤ちゃん(顔面はオジさん)となれば、かわいいと感じる要素はかなり少ないのも当たり前……。●(4)犬の写真のほうがマシ!『かわいいって言って欲しいんだろうけど、はっきり言って他人からすれば、どこの赤ちゃんも同じ顔してる。親だからこそ、特別な存在に感じられているのだと自覚して欲しい。赤ちゃん・子どもの写真自慢されるくらいなら、ペットの写真自慢(犬や猫)の方がマシ! ほぼ100%かわいいし、動物大好きだから!』(30代・既婚・2児のママ)たしかに、犬や猫の写真は確実にかわいいです。動物好きであれば、新生児よりもペットのほうに興味が湧いてしまうのは素直な感想でしょう。「犬のほうがマシ 」なんて口が裂けても言えませんが、それほど関心を抱けない人だって珍しくないのです。●(5)おめでたいことには「おめでとう」って言うけど……『赤ちゃんが生まれたよって見せられた写真には、「かわいいね」よりも、「おめでとう」で返している。赤ちゃんの誕生はおめでたいことだと思うから。でも、SNSで1日に何度もアホみたいにわが子の写真をアップしている友人については、ちょっとどう反応すればいいのかネタが尽きてきた』(30代・既婚・1児のママ)おめでたいシーンであれば「おめでとう」と言うべきです。新しい命の誕生を共に喜ぶことは、とても素晴らしいこと……。問題は、誕生後も延々「おめでとう、かわいいね」の特別扱いを求め続けている姿勢にある のではないでしょうか。●他人の赤ちゃんの画像は、“リアクション強制罰ゲーム”今となっては3人も子どもを設けている私ですが、第1子を出産するまで他人の赤ちゃんをかわいいと感じたことがありませんでした。しかし、成人した女性が赤ちゃんや子どもの画像に興味を示さないことを、世間は許してくれません。「子どもや赤ちゃんを、どうでもよく感じるなんて……なんて心が狭いんだ!」と、ひねくれ者のレッテルを貼られるのがオチでしょう。しかし、“元・どうでもいい派”の私にしてみれば、「おかしいのはどっちだ!? 」というのが本音です。そもそも、感じ方はひとそれぞれ。子ども嫌いは悪ではありませんし、他人よりも自分のことに一生懸命なのは当然のことですよね。そんな人にわが子を見せびらかしてリアクションを求めることの方が、よっぽど図々しい ように感じてしまいます。もちろん親になってみれば、わが子は宇宙で一番かわいい自慢の存在です。誰かに褒めて欲しくなる気持ちも痛いほどわかります。でもそんなときは、「私は親だから、この子を宇宙一かわいいと感じるんだ!他人にしてみればこの子だって、ただの子ども!」と、“わが子顕示欲”を抑えています。何気なく他人にわが子の画像を見せている皆さんへ……。その行為を、“リアクション強制罰ゲーム ”だと感じている人が存在しています。しかも少数派ではありません。どうかその事実を受け止めて、少しだけ自重していただけないでしょうか……。●ライター/木村華子(ママライター)
2016年09月07日子育て中のママさんたち、お子さんの胎内記憶を聞いてみたことはありますか?胎内記憶とは、子どもがママの胎内にいたときの記憶のこと。「そんなの迷信、発達途上の胎児に記憶があるわけない」とする説もある一方で、 おなかの中の様子や、自分がどのように過ごしていたのかなどをハッキリと語り出す子どもたちがいるのも事実です。彼らはいったい、どのような思い出を持っているのでしょうか。今回は、ママたちが聞いたお子さんの胎内記憶エピソードを紹介していきましょう。●(1)「あったかくてフワフワだった」「ママの歌が聞こえてた」……胎児のころの思い出『お腹の中で何してたの?と聞いてみたら、「あったかくてフワフワのおふろの中にずっといて、グーグーって寝てたんだよ〜 」と言ってました。ビックリしました』(35歳女性/娘が2歳8か月のときの発言)『私はずっとバンドでボーカルを務めていました。安定期に入ってからは、これが最後と思って精力的にライブ活動をしていたんです。先日、当時の音源を見つけて懐かしく聴いていたら、息子が突然言ったんです。「ボク、この歌知ってるよ!ママ、ずっとうたってたよね。お歌が聞こえたら、ボクこうしてキックキックしたんだよ。おぼえてる? 」その音源、息子は初めて聴いたはずなのに……そういえば確かに、ライブ中は胎動が激しくなってもいました。驚きで鳥肌が立ちました』(24歳女性/息子が3歳半のときの発言)●(2)「クルクルまわりながら出てきたよ」「ギューって引っぱり出されたの」……出生時の記憶おなかの中にいる間のことではなく、“どのように出てきたか”を語り出す子どもたちも多いようです。『「せまーいところを、ぎゅーってなって、そのあとこうやってクルクルってまわりながら出てきたの 」。赤ちゃんが回転しながら生まれてくることなんて、知ってるはずもないのに……』(31歳女性/娘が3歳のときの発言)『脇の下を見せ、「ここをギュッてつかまれて、ぐいーってひっぱられたよ。なんかすごくイヤだったよ。だってまだ出たくなかったんだよ 」と答えてきました。そう、うちの子は緊急帝王切開で生まれたんです。その話は息子にしたことがなかったので、かなり衝撃的でしたね』(39歳女性/息子が2歳10ヶ月のときの発言)●(3)「忘れ物をとりに、一度お空に帰ったの」……流産した子の驚くべき記憶悲しい経験を乗り越えてきたママからは、こんなエピソードを聞くことができました。『「最初はお空のうえにいて、誰のおなかに入ろうかなーって考えてた。そしたらママが見えて、この人にしようって決めたの。それでママのおなかに一度は入ったんだけど、とっても大事なものを忘れてきたのに気がついたの。それで、取りに帰ったんだ 。そのあと、やっぱりママがいいなと思って、おなかの中にまた入ったの」。実は、この子を妊娠する前にいちど流産してるんですよね。もちろん彼自身はそんなこと知りません。流れて別れてしまった最初の赤ちゃんの魂が、この子になって戻ってきてくれたんだ。そう思うと、感動して涙が出てしまいました』(37歳女性/息子が4歳のときの発言)●質問するのは2〜3歳がベストタイミング! あくまでも自然にたずねてみようさまざまな胎内記憶があることがインタビューから分かりました。もしわが子にも胎内記憶があるなら、ぜひ聞いてみたいですよね。いったいどのように質問するのがベストなのでしょうか?まだ聞いてみたことがないママ・パパたちのために、ここで“胎内記憶を聞くコツ”をいくつか紹介しておきましょう。・タイミングおよそ2歳〜3歳ごろが最適だといわれています。それ以降は、ほかの記憶に紛れてしまい少しずつ忘れていってしまうそうです。また、子どもが大人の反応を見ながら作り話をするようにもなってきてしまうことも。・場所ママのおなかの中にいるような感覚に近いところで聞くと、記憶がよみがえりやすいようです。例えばお風呂の中。羊水に浮かんでいる状態によく似ているため、その当時のことを思い出しやすいと言われています。また、布団にくるまって眠ろうとしているときなどもオススメです。・聞き方あくまでも雑談のなかのひとつとして、気負わずサラッとたずねてみましょう。むりやり答えさせようとするのはNGです。もしいい反応が返ってこなかったとしてもガッカリしないこと。子どもが自分から話しだすのを気長に待ってあげましょう。----------生命の不思議を垣間見ることができる、子どもたちの“胎内記憶エピソード”。まだ聞いていないなら、いちど尋ねてみてはいかがでしょうか。思いもよらない答えに、母と子の深くて強い絆を感じてしまうかもしれませんよ。●文/パピマミ編集部
2016年09月04日【ママからのご相談】年末ごろに出産予定のプレママです。赤ちゃんとの生活をすごく楽しみにしているのですが、出産のことを考えると不安になります。楽なお産などないことは理解していますが、痛みに耐えられるか、最後まで頑張れるか心配なので、 先輩ママさんたちの“つらかったこと”を知りたいです。いろいろなパターンを知ってシュミレーションしておけば、少しは安心できる気がするので……。●A. 先輩ママたちに“一番つらかった体験談”を取材しました。こんにちは。ライターのNANARUKAです。ママ友同士の会話では、お産の話題で盛り上がることがしばしばあります。最後のお産から10年近くたっているママさんでも、“その瞬間”の記憶は鮮明に残っている 方が多く、聞けば聞くほどドラマチック。そして何人産んでもそのたびに違った展開があり、実に興味深いものです。今回はプレママさんのイメージトレーニングに役立つかもしれない、先輩ママさんたちの“一番つらかった体験談”を取材しました。●いつもの生理痛なんて屁でもない?『生理痛やケガなどの傷みには耐えられるほうだったので、自分は痛みには強いと思っていましたが、出産の際は予想に反する陣痛の痛みにかなり取り乱してしまいました 。絶対に大声は上げないつもりで臨んだお産でしたが、実際は大絶叫。今思い出しても恥ずかしいのですが、あの痛みの中での自制は難しいですね』(35歳/1児の母)『第1子は予想以上の難産。押し寄せる痛みに耐えながら、次にまたやってくる波の恐怖。けれど合間にはしっかり休憩しなければいけない。その繰り返しを丸一日続けて気力も体力もすっかり失われ、最後の最後で緊急帝王切開となりました。心の準備をする間もなく、抵抗する体力もない中、全身麻酔を打つときの注射がメチャクチャ痛くて ビックリしました。それでも「もう出てくるのを待つだけだ」とホッとしたのもつかの間、術後の痛みにさらに苦しむことに。結局、陣痛と帝王切開、両方のつらさをガッツリ味わう結果になりました』(39歳/2児の母)●経験した人だけが知る“グリグリの恐怖”『第1子のお産は破水でスタート。すぐに病院へ駆けつけましたが、なかなか陣痛が来ないまま2日目を迎え、促進剤の投与が始まりました。いよいよ陣痛の波を覚悟したものの、「う~ん、これかな?」という程度。そして看護師さんが子宮口の様子を見るということになったそのとき、不意に子宮口をグリグリ広げてきて大絶叫!何が起きたのかもわからないまま放心状態。その後、先生の内診を受けることになり診察室へ行ったところ、さっきの子宮口開きに再び襲われ2度目の大絶叫。その後の陣痛もそれなりにキツかったですが、進行が鈍かった第1子のお産では、この“子宮口開き”が恐怖体験として記憶に残っています。産後しばらくたってから、病院中に響き渡る悲鳴だったと旦那から聞いて恥ずかしくなりました』(38歳/2児の母)『2人目の出産はだいぶラクなんだろうとは思うけれど、1人目のときに子宮口をグリグリやられたことがトラウマになって、正直なところもう1人産むのがコワいです……』(32歳/1児の母)『これはもう、陣痛よりも痛かった!!』(33歳/1児の母)●切ると切らないとでは産後が大違い!?『第1子を産んだのは会陰切開をする方針の病院だったので覚悟はしていましたが、産んだ当日は切った傷の痛みがひどくて一睡もできませんでした。体は疲労しているのに痛みで眠れずつらすぎたので、第2子は切らずに産める病院で産みましたが、産後の回復が断然早かったです 。産んだ数時間後には歩けたし、立ったり座ったりもすんなりできたので、会陰切開ナシの自然分娩はこんなにラクなのかと感動しました』(40歳/2児の母)『2人目のお産のときは赤ちゃんがなかなか出てこず、私も疲れ切っていたので「もう切ってください!」と何度も叫んでいました。結局いろいろな事情が重なって切ることになったのですが、産後ズキズキする痛みに「やっぱり切らずに産んだ方がラクだ」と確信。お産中どんなにつらくても産まれてしまえば忘れます。翌日から赤ちゃんのお世話が始まることを考えると、産後に何かしらの痛みが残ることはできるだけ避けたい ですね』(35歳/2児の母)●術後が勝負! 帝王切開によるさまざまな痛みとは……『とにかく傷が痛くてなかなか起き上がれなかったし、赤ちゃんを抱けるようになるまで時間がかかり、しばらく授乳もままなりませんでした。鎮痛剤を服用しても傷の痛みがとれず、それでも退院後できるだけ早く普通の生活に戻りたかったので、歩行訓練はこまめに続けて疲労困憊。産後にさまざまな痛みを引きずりやすい帝王切開は、自力で産み出すつらさとはまた違ったつらさがあります』(41歳/2児の母)『1人目では子宮口開きと会陰切開に涙を流し、2人目はどこも切らない自然分娩でのスーパー安産、3人目は逆子による予定帝王切開を経験。それぞれまったく別の痛みと苦労がありましたが、帝王切開の全身麻酔の副作用によるひどい頭痛が5日間続いたこと は予想外のつらさでした。入院中は赤ちゃんと2人だけの時間をたっぷり楽しむつもりが、横になっていても起きていても四六時中頭がガンガンするので、お見舞いもお断りするほど。やはり2人目の無傷の自然分娩後の回復の早さは、今思い出しても驚くべきものがあります。産んで3時間後にはスタスタ歩いて、その晩のごはんもモリモリ食べてましたから』(38歳/3児の母)----------先輩ママさんたちの壮絶なお産体験談、いかがでしたか?むやみやたらと恐怖や不安を感じることはありませんが、こんな展開が起こりうるということを知っておくだけでも心の準備になるかもしれません。大切なのは、正しい知識と傾向を知って、不安の原因を取り除き、できる限りの準備をしておくことだと思います。これから迎える大仕事、思い出深いものになると良いですね。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年09月02日かわいらしい赤ちゃんを見ると、自然としたくなってしまうのが“いないいないばぁ”。どんな赤ちゃんも笑顔にすることができる、魔法の遊びですね。 日本だけではなく、世界中で似たような遊びが古くから愛され続けています。ところでこのシンプルな遊びが、赤ちゃんの社会性や認知の発達に大変よい影響を与えることをご存じですか?今回は“いないいないばぁ”がもたらす驚きのメリットを、認知発達の側面から紹介していきましょう。●“ものの永続性”、“短期記憶”、“予測する力”……“いないいないばぁ”を楽しむ3本の柱そもそも、なぜ赤ちゃんは“いないいないばぁ”をあんなにも喜ぶのでしょうか。そこには認知の発達が深く関わっていました。実は、生後しばらくのあいだ赤ちゃんには、モノが“見えなくなること”と“なくなること”の区別がつきません。見えなくなってしまったものは全て“消えた、消滅した”と思ってしまうのです。これはだいたい生後7か月くらいまで続きます。7か月ごろになると、「見えなくなっても、隠れているだけ。ちゃんと存在しているのだ」ということが分かるようになってきます。児童心理学者のピアジェはこれを『ものの永続性 』と名付け、認知発達として理論づけました。『ものの永続性』を理解すると赤ちゃんは、“いないいないばぁ”を少しずつ楽しめるようになってきます。見えなくなったママの顔は消滅したわけではなく、手の向こう側に存在しているのだということが分かるようになる のです。さらに同じ頃、赤ちゃんには“短期記憶”が発達してきます。“いないいない”でいなくなり、“ばぁ”で現れることを繰り返していくと、その経験が記憶として蓄積されるようになるのです。やがて、“いないいない”をするだけで、「これは前にも経験したパターンだぞ。きっと“ばぁ”でママの顔が出てくるに違いない」と予測を立て、それを楽しみに待つようになります。そして“ばぁ”で顔が出てくると、自分が期待した通りのことが起きたと喜ぶのです。赤ちゃんが“いないいないばぁ”で笑顔になる裏には、このような認知発達のメカニズムが隠されていたのですね。●認知や社会性の発達を促せる!? “いないいないばぁ”の大きなメリット“いないいないばぁ”で遊んでいるときに使っている“短期記憶”、“予測する力”、“期待する気持ち”。これらは全てその後の認知や思考力、情緒の発達に必要な能力 です。“いないいないばぁ”を繰り返し行うことで刺激を与え、これらの能力をさらに伸ばすことができるようになるといわれています。メリットがあるのは乳児期だけに限りません。月齢が上がり、1歳半頃になっても“いないいないばぁ”はすばらしい効果をもたらします。このころ、子どもは自分の足で自由に移動することができるようになってきます。すると今度は自らが物陰に隠れ、いないいないばぁをしかけてくるようになるのです。今までは遊んでもらう側でいつづけた赤ちゃんが、今度は遊んであげる側に立つ。これは『役割交代の能力 』といって、その後の社会性を発達させるための大切なチカラです。例えばかくれんぼ。これはオニの役割を交代しながら、“かくれる・みつける”を繰り返していく遊びですよね。鬼ごっこや缶蹴りなど、子どもの集団遊びのほとんどはこの“役割交代”がベースになっています。幼児期にお友達とスムーズに集団遊びができるようになるためには、役割交代能力が問題なく備わっている必要がある のです。ですから、もしもお子さんが“いないいないばぁ”をしかけてきたら、ママは上手に乗ってあげてください。ひとしきり驚いてあげたあとは、「よーし、今度はママが隠れるよ〜」と言って交代してあげるとよりよいでしょう。●ゆっくり、たっぷり、しっかり……“いないいないばぁ”をするときのポイント最後に、上手な“いないいないばぁ”のためのポイントを2つ挙げておきましょう。・“いないいない”と“ばあ”の間をたっぷりあけること・目はしっかりと手でかくすこと既に述べたとおり、“いないいないばぁ”の楽しみは「“いないいない”で目の前にいた人がいなくなったけど、きっと“ばあ”で出てくる!」と予想することです。“いないいない”と“ばあ”の間がたっぷりないと、この予想をする時間がなくなってしまいます 。期待でドキドキする感覚も得られないため、効果が激減してしまうのです。注意しましょう。また、赤ちゃんが人の顔の中で最も重視しているのが目です。ママの目が赤ちゃんから見えてしまっていては、どんなに“いないいない”をしていても無意味です。かわいいわが子の反応を確かめたい気持ちはわかりますが、ここはグッとこらえて、目もしっかり覆い隠しましょうね。----------いかがでしたか?単なる遊びやコミュニケーションの枠を超え、想像以上のメリットをもたらしてくれる“いないいないばぁ”。小さな赤ちゃんがいるママ・パパたちには、ぜひオススメしたいですね。●文/パピマミ編集部
2016年08月30日抱っこひも、おんぶひも、スリング、最近は種類も豊富で選ぶのに困るほど。これらは赤ちゃんを抱え運べる便利な道具ですが、中でも“おんぶひも”は、親子のコミュニケーションツールとしても使える優れもの!おんぶひも専門店「おもいでおんぶ」代表の木本志帆さんに話を聞きました。赤ちゃんが母の動きや視界をシェアできる?おんぶひもは、ママの腰より高い位置で赤ちゃんを背負うのが基本。赤ちゃんと大人のほっぺがつくような、キスができるような高さでおんぶするので、赤ちゃんの顔がおんぶひもの中に埋もれることがなく、赤ちゃんの目線がママの目線と同じ高さになるのが特徴のひとつ。「赤ちゃんの視界が広がり、赤ちゃんも母親と同じ目で景色を楽しむことができます」と木本さん。お母さんが仕事をしていても、背中から母親の様子を見て感じられるので赤ちゃんも落ち着くのだそう。逆にお母さん自身も、背中にいるわが子の様子がよくわかるので、話しかけながら家事をしたりお散歩したりと、母子が行動や視界をシェアすることができる道具となるのです。赤ちゃんの顔がおんぶひもから出ているということは、周囲からも赤ちゃんの顔がよく見え、他の大人が声をかけてくれる機会も増えるといいます。実はこの親からの声かけや大人とのコミュニケーションは、子どものことばの発達や社会性の習得において、とても大切なのだそう。ことばを発する前に大切な、親と子のコミュニケーション木本さんいわく、「ことばを発する時期がまだまだでも、赤ちゃんに向けられることばがたくさんある環境がとても大切です」。赤ちゃんへのことばがけは、妊娠中からおなかへの声かけから始まっていますが、生まれてからは顔を見て名前を呼び、ほほえみかけ、見つめ合い、肌で触れ合う。コミュニケーションはどんどん深まっていきます。これらの声かけやスキンシップの繰り返しにより、赤ちゃんは大人が“応えてくれる”ことを体感し、よりアクティブにコミュニケーションをとろうと成長するのだそう。「2~3カ月のクーイング、4~5カ月の喃語、そして8~9カ月には指差しして意思表示をしたりと、生後1年の赤ちゃんの成長は本当に著しいのですが、この時期に“おんぶ”をすることで母子が共有できる情報が増え、互いのやりとりがますます楽しく濃くなっていきます」と木本さん。ことばを発する前が大切なのは、周囲の大人への安心感と信頼感を抱く最初の時期だから。応えてくれる大人、信頼する大人の存在があってはじめて、子ども自身がことばを発することを楽しめるようになるのです。昔ながらだけど、スタイリッシュなおんぶひも3人の母親でもある木本さんは、抱っこひも、スリング、へこ帯など、これまでいろいろと試してきました。“おんぶひも”にたどり着いた理由は、使った時のボディバランスが一番よかったから。・足元が見える・体が前傾にならずに、背筋をまっすぐ保てる・リュック型と違い子どもが母親の背中に密着することで、軸が揺さぶられることもない(遠心力がかかりにくい)・重心が腰より上に保て腰への負担が軽減されるこれらすべてが組み合わさり、動きやすく安定していたのが“おんぶひも”だったそう。ママの両手が空くのでおんぶしながら仕事ができる、仕事の間も背中で子どもの様子を感じられるという点でも、昔ながらのおんぶひもが一番しっくりきました。もうおんぶで“胸”は気にならない!しかしおんぶひもで一番気になるのが、“胸”が強調される点。「実は私もとても気になっていたポイントです。胸の谷間でひもを交差させずに結べるように改良を重ねました。リボンのようにかわいく結べるようにひも長さや布の大きさ、ひもを通す輪の大きさも工夫し、現在のスタイリッシュな形になりました」と木本さん。一番気になる部分はクリアされ、バッグの中に入れることも可能なほどコンパクトにたためるだっこひもに進化!とても便利そう。私にもう1度乳幼児を育てるチャンスがあれば、このおんぶひもを絶対使いたいと思ったくらいです。「おんぶをすると背中のわが子の様子がよくわかるので、発見もたくさんあります。日々の生活の中にかくれた小さな喜びや発見に気づくと、育児がもっと楽しくなりますよ」と、やさしい笑顔で締めくくってくれました。抱っこひもやおんぶひも選びで迷っているのなら、おんぶひもも試してみる価値があるかもしれません。<取材・写真協力>地球と住まいをつなぐ おんぶ紐専門店 “おもいでおんぶ”<文:フリーランス記者林未香>
2016年08月29日ただでさえ持ち物の準備に悩む海外旅行。子連れとなると更に持ち物が増えますよね?今回は、6か月の息子との子連れメキシコ旅で持っていった物の中からいくつかご紹介します。子連れ海外旅行へ行くママたちに、参考になればうれしいです。まずはオムツとおしりふき!これは子連れでは必須ですよね。もちろん現地調達もできますが、初めてなのである程度は日本から持っていきました。現地に住む日本人の方に聞いても、もちろん現地のものでも問題ないけど、やはり品質は日本製に勝るものはない!とのこと(笑)。海外どこへ行っても、日本製に勝るオムツはないのではないでしょうか。今回は約2週間の滞在で、途中なくなったら現地調達…と考えてパンパースMサイズをまるまる1パックそのままと、おしりふき数個を持っていきました。(オムツはバラさず、そのまま入れた方が圧縮されているので場所をとらずに済みます)ちなみに…メキシコのスーパーにもたくさんオムツが並んでいました!いろんなメーカーの物があり、小単位でも販売されているので(14個入りなど)、旅行中でも買いやすいです。お値段は、日本より物価の安いメキシコですが、オムツは高かった…というか、日本とあまり変わらないお値段。試しに、こちらを1パック購入。こちらは特に問題なく使えます。おしりふきも数種あるもののなかから1つ購入。が、こちらはハズレ…なのか、私達にはきつい匂いの香料が入っており、これはあまり使いたくない物。おしりふきは持参したものだけを使いました。オムツは海外でも問題なく現地調達はできそうですが、品質とお値段はやはり日本の物に勝るものはなさそうです。オムツなどは使えばなくなるので荷物に余裕があればある程度持っていってもいいですね。また、使い捨てのおむつ替えシートも便利でした!蚊対策は…赤ちゃん用の蚊よけグッズをひととおり持っていきました。(スプレーで洋服などに付けるタイプ、ベビーカーにぶら下げるもの、手足に巻くテープなど)寝るときも足に巻いたりしていたおかげで、私は沢山刺されましたが、息子は無事でした!デング熱やジカ熱も心配なので極力蚊にはさされたくないですね。暑さ対策などは…湿気が少ないので実は日本の夏よりはすごしやすいメキシコの暑さですが、それでも日中の日差しと暑さはこたえます。しかも、移動はほぼ抱っこひもなので暑さ倍増…そこで、⚫︎冷えピタ(抱っこひもで移動中、大人も子供も貼りました)⚫︎日差しを防ぐため、UVカット効果のあるケープ⚫︎水分補給にベビー用麦茶やイオン飲料のパックなどが役にたちました。その他、鼻吸い器(ママ鼻水とって)や、赤ちゃん用綿棒、手ぴかジェルなどの衛生用品なども使い慣れたものを持っていきました。お風呂グッズは…メキシコならずとも、海外のお風呂はバスタブがなかったり、シャワーが固定式だったり…と赤ちゃんを洗うには不便そう。今回は、ふくらませるタイプのベビーバスと(結構小さ目)、折り畳み式のバケツを持っていきました。結果、これが大活躍!バケツにお湯を組んで、ベビーバスに入れて洗いました。バケツはその他洗濯の漬け置きなどにも使えて便利。両方とも小さくなるので持ち運びにも場所をとらなかったです。オムツは減るので、お土産スペースに!その他もいろいろ細々したものを用意したり、現地友人へのお土産などで、スーツケースはパンパンに(笑)また、番外編では赤ちゃん用の甚平を。着せていると「KIMONO!」ということで現地の方に受けが良かったです。お土産やおむつなどの消耗品はごっそり減るので、そこに現地で買ったものを沢山入れて帰りました!また、余ったオムツは現地で購入した割れ物を包むのに便利です(笑)。クッション性があり、テープもついていて楽々梱包できますよ。おもちゃや洋服などは現地の物を購入するのも楽しみのひとつですが、衛生用品や便利グッズなどは日本の物を持っていくと使いやすいので、快適でした!次回は、長いフライトを赤ちゃんと旅する「飛行機編」をおおくりします。
2016年08月24日男性の育児休業取得率はわずか2.3%(2015年厚生労働省調べ)。期間も2週間未満の短期間が半数以上だという現実。なかなか出会うことのなかった育児休業取得パパ。とうとう見つけました!長くて短い3カ月今年2016年4月から3カ月の育児休業を取得した上田千秋さん。復職して1カ月もたたない7月に、お散歩コースの商店街で待ち合わせをしました。1歳になったばかりの娘のNちゃんと一緒です。47歳でパパになった上田さんが“育休”を取得したきっかけは「疲れた妻をサポートして彼女のストレスを軽減したかったから」。温厚だった奥さんが、産後から少し強い口調になり、厳しい表情を見せ始めたことが気になっていたのだとか。マスコミ関係の仕事をされている上田さん自身も、約2年前に育休について取材。制度を知っていくうちに、実際に使ってみたいという気持ちが芽生え、実際に取得するに至ったそうです。では、取得してみてどうだったのでしょうか?変化や気づきなどを聞かせてもらいました。パパの気付き“世の中のお母さんはなんて大変な仕事をしているのだろうか・・・”「頭ではわかっていたんですよ、大変な仕事だって。でも実際にやってみて“実感”としてわかりました」と上田さん。朝起きて食事を作り、食べさせてから子どもを連れて散歩。合間に洗濯、掃除に買い物。育休中は料理にも挑戦したそう。「育児だけでなく、次から次へと迫ってくる“家事”と“雑事”。読書やランニングの趣味も少しは楽しめるかと期待していたのですが、甘かったです」育休前も休みの日は子どもと過ごしていた上田さんですが、それはただの“いいとこ取り”でしかなかったと言います。「もう1つ誤解していたのは、働いているママだけが大変だと思っていたこと。でも実際はそうではなくて、専業主婦のママもものすごく大変だと知りました」育休に入ってから、大人との会話がめっきり減った上田さん。上田さんの場合は専業主婦の妻が家にいたことで、孤独を感じることはなかったそう。でも妻は毎日、朝から晩まで子どもと1対1。仕事という別の世界、逃げ場のない主婦がひとりで育児と家事をこなすのはとても大変なことだと体感したと言います。「この3カ月でお母さんを見る目が変わりましたね。自分の母親も含め、妻にもより感謝するようになりました」。母親代表の一人として、私まで感謝されている気分になる、うれしい言葉でした。「それと“虐待”などは一部の特別な人がすることだと思っていましたが、問題行動の裏には必ず何かがある。そしてそれは特別なことではなく自分たちの日常にも普通にありうることなのだと、実感しました」。この3カ月で以前より視野が広くなった、と話してくれました。ママの感想“週末のお楽しみ子育てから、一緒に子育てをするスタンス”に変化「育休取得前は、夫にとって子育ては週末のお楽しみ!で細かいことは私におまかせでしたが、育休に入ってからは“一緒に子育てをする”スタンスに変化しました」と妻のYさん。成長著しい1歳前の3カ月間を子どもと一緒に過ごすことで、通常だとパパが見逃してしまいがちな“はじめての○○”を、たくさん見てもらえてよかったと、Yさんもうれしそう。以前から食事の準備以外の家事はやっていた上田さんですが、育休中は料理もがんばりました。クックパッドなどでレシピを調べ、パスタ、煮物、中華も作れるように。「『大きくなったら食べてくれるかな』と、将来娘のために料理を作ってあげたいという思いがあふれていて、微笑ましかったです」。Yさんがパパの変化を一番感じているのかもしれません。同時に「子どもがグズる中での料理が、いかに大変かを知ってもらえてよかった」と、強調。実はどれだけ大変でわずらわしいことかを体感してもらうために、料理中の上田さんの足にNちゃんがまとわりつくよう、あえて放置してみたのだとか!口で伝えるよりも実際に感じてもらう作戦です。これからパパになる後輩たちにメッセージを「育休を取得するかどうか迷っているのなら、取った方がいい。しかし20代30代、私はそういう考えを持たなかったし、正直持つ余裕がなかったです。だから後輩たちに“取るべきだよ!”と大きな声では言えないな...」と上田さん。ある程度の年齢になり、人生を振り返る時期だったからこそ育休を取得できたのかもしれないと。「たとえ育休を取得しなくても30分早く家に帰る、お皿洗いや洗濯物を干す、朝は子どもの世話をしてから出勤するなど、男性がやれることはまだまだいっぱいあります」。会社帰りに居酒屋店に立ち寄ったり、マージャンに興じていた自身を振り返ってのコメントでした。「育休は男性も取るべき!どんどん取りましょう!」というメッセージを期待していたので、この返答に驚きを隠せなかった私。確かに働く男性として、会社での立ち位置や仕事内容もいろいろあって、簡単には言えないでしょう。それに妻の立場としても夫に無理を言えないのは私も同じ。まだまだ男性の育休取得は社会に浸透していないのです。最近は保育園の送迎にもパパの姿を多く見るようになりました。育休取得とはいかなくても、毎日子どもの世話や家事をしているパパの存在、そして上田さんのように勇気をもって育休を取ったパパの存在、こうして取材に気持ちよく応じ表に出てくれたこと、これらの小さな積み重ねにより世の中の流れは少しずつ変わっていくはず。そう信じて、今後もパパ取材を続けていきたいと決心したのでした。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年08月18日妊娠・出産はとても喜ばしいものです。しかし、すぐに赤ちゃんができるカップルがいる一方で、なかなか授からず悩んでいるという女性も多いもの。中には妊娠を希望して専門医にかかっているという人もいるのではないでしょうか。最近では大島美幸さんや永作博美さんなど、芸能界にも妊活に励んでいたことをカミングアウトする女性が多くなっています。そのおかげか、“妊活”、“不妊治療”というワードは一般にも広く認識されるようになってきました。治療にはさまざまな負担が伴います。そのため、妊活中の女性は非常にナーバスになりがち 。ほんのささいなひと言に、えぐられるように傷つくということもしばしばあるようです。今回は不妊治療を続けている女性たちに、“これまでどんな言葉に傷ついてきたか”を教えてもらいました。●(1)慰めにも励ましにもならない! 「諦めたころにできるよ」&「諦めないで」『慰めているつもりなのか、よく言われるのが「諦めたころにできるっていうよね 」。この言葉の破壊力の強さは簡単に子どもができた人には分からないでしょうね。諦められないからこそ、長年つらい思いをしてがんばっているんです!』(30代女性/不妊治療歴6年)『10年以上治療していてもなかなか授からず、もうダメかな……とSNSでつぶやいたときのこと。子持ちの友人から「諦めないで!もうすこし頑張ってみよう?子どもはカワイイよ!」と即レスが来ました。こちらの事情も知らずに軽々しくこういうことを言ってくることにドン引きし、深く傷つきました。その場ですぐにブロックしましたよ 』(40代女性/不妊治療歴12年)“あきらめ”というワードに敏感な妊活女性は非常に多いようですね。未経験の人からは想像もつかないくらいキツい治療に取り組んでいるのですから、安易な慰めや励ましは禁物というところでしょうか。●(2)どちらも傷つく! 「子どもよりも仕事でしょ」&「仕事よりも子どもでしょ」また、“仕事と子ども”にまつわる発言に傷つけられたという声も多くよせられました。『「お義姉さんは、バリバリ働いてお仕事で結果を出せていてスゴイじゃないですか。まさに“子どもより仕事の女 ”って感じ。子どもができなくても全然気にすることないですよ!」……お盆の帰省で義妹に言われた言葉です。その場は取り繕いましたけど、隠れて泣きました。私は仕事に生きたいワケじゃないんだ!』(30代女性/不妊治療歴5年)『高額になっていく治療費を少しでも補填するため、パートを探していたときのこと。チラっと履歴書を見た瞬間「もう30代後半かぁ。アナタ、仕事よりも子どもが先じゃないの? 予定はないの?」と面接官に言われました。ナイフで胸をえぐられたような思いになりましたね』(40代女性/不妊治療歴4年)“仕事と子ども”、そのどちらを優先して生きるのかは他人に決めつけられることではないはず。相手が妊活中であろうがなかろうが、女性に対しては決して言ってはならないひと言なのではないでしょうか。●(3)裏切り行為に感じちゃう!? “不妊仲間からの妊娠・出産ハガキ”『言われたことではないのですが……子どもの写真入りの年賀状や暑中見舞い、出産報告などが全て苦痛です。特に、不妊治療が成功して妊娠・出産した友だちかららそういうハガキが来るとすごく傷つきます。治療中は仲間だと思っていたのに、いざ赤ちゃんができてしまうとみんな一気にお花畑妊婦になってしまうんですよね 。マタニティフォトを送りつけてきた人やエコー写真を送りつけてきた人もいます』(40代女性/不妊治療歴3年)かつては同志として、様々な苦労を語り合ってきた妊活仲間。不妊治療の成功を祝ってあげたいけれど、心のどこかでは羨望や嫉妬を感じてしまう……そんな複雑な女性の心理があらわれていますね。----------いかがでしたか?今回はデリケートな問題だけに、さまざまな“傷つきワード”があげられました。治療中の皆さん、心ない言葉をぶつけられることもたくさんあるかもしれませんが、上手に息抜きをしながら乗り越えていきましょう。かわいい赤ちゃんに出会えることを、私たちも祈っています。●文/パピマミ編集部
2016年08月16日妊娠中・育児中のみなさん、突然ですが“胎児ネーム”はつけましたか?胎児ネームとは、まだおなかの中にいる赤ちゃんにつけるニックネームのこと。最近では多くのマタママさんたちがSNSでその名前を紹介していたり、妊娠アプリなどにも胎児ネームを入力する欄があったり と深く浸透してきているようです。苗字とのバランスや字画など細かいことにこだわる必要がないため、自由にネーミングできるのが胎児ネームのいいところ。さて、みなさんどのような名前をつけているのでしょうか?そしてその後、本当の名付けのときに胎児ネームはどの程度影響しているのでしょうか?過去、胎児ネームをつけていたというママさんたちの体験談を聞いてみましょう。●(1)“ちぃちゃん”“マメちゃん”“チビちゃん”……赤ちゃんの形からイメージして『エコー写真でみた小さい命に夫婦で大感激。小さいので“ちぃちゃん”と名づけました。その後、女の子だとわかって“ちぃこ”。10か月もそんな感じで呼んでいたので慣れてしまって、そのまま“ちこ”と名づけました』(20代女性/女の子のママ)そのほか、“マメちゃん”や“チビちゃん”など、エコーでみたときの赤ちゃんの姿から名付けた というママたちは多数いました。確かに一番最初に目にできるあの姿は、小さくてまんまるのお豆にそっくりですよね。●(2)“ぽこ”“ぽんた”“とんちゃん”……胎動からイメージして『胎児ネームは“お花畑妊婦”みたいで恥ずかしいので、つけないつもりでいました。でも初めて胎動を感じたときに、お腹の中に本当に赤ちゃんがいるんだ!って感動しちゃって、感じたままに“ぽこ”って呼ぶようになりました 。男の子で蹴りが強く、やがて胎動はドカンドカンという感じに(笑)。それにあわせて名前も“どん”に変化しましたね。生まれたあとはどこにでもある普通の名前をつけましたが、今となっては懐かしい思い出です』(30代女性/男の子のママ)赤ちゃんの存在をハッキリ感じるきっかけになるのが胎動。内側からおなかをぽこぽこ蹴ってくる愛しい感覚に、思わず名づけたくなってしまうという声も多くきかれました。●(3)“1号、2号、3号”……生まれる順番に番号で子だくさんのママたちからあげられた、面白い胎児ネームがこちら。なんと番号で呼んでいたというのです。『4人産みました。第二子からはお腹の中にいるあいだ“2号”、“3号”、“4号”って呼んでましたよ。産後もニックネーム的に番号で呼びます 。ママ友たちも「2号ちゃん元気?」とか「4号くん大きくなったね!」と気軽に呼んでくれますよ』(40代女性/男の子、女の子のママ)男女の区別なく使え、産後の名付けに影響しない。そういった点ではなかなか優れているといえそうですね。●胎児ネームをつけるメリット・デメリットまた、胎児ネームをつけたことで感じたメリット・デメリットについてもインタビューしてみました。『名前があることで、自分にも赤ちゃんの存在が具体的にイメージできるようになりましたね 。親になるんだっていうことも自覚できるようになりました』(30代男性/男の子のパパ)『“赤ちゃん”っていう単語、オトコにはちょっと気恥ずかしいものなんですよ。名前なら口にしやすいし、会話にも出しやすい。便利だと思います』(40代男性/女の子のパパ)パパたちにとって、おなかの中の赤ちゃんの存在はピンとこないもの。名前を与えてあげることで想像しやすくなり、結果的に夫婦間のコミュニケーションが増えたという点はメリットといえるでしょう。一方、デメリットとしてはこのような意見が。『とてもステキな胎児ネームをつけていました。産後そのまま命名したかったのですが、夫が反対して大ゲンカに 。結局は胎児ネームとぜんぜん違う名前にしたんですけど、あのときのケンカがずっと忘れられません。思い入れの強さに差があったことがなにより悲しかったです』(20代女性/女の子のママ)胎児ネームは長ければおよそ10か月ものあいだ呼ぶことになります。胎動を感じ、つわりに苦しみ、赤ちゃんの存在を強く実感しながら妊娠生活を送っているママにとっては特に思い入れが強くなりがち 。出産後、急に別の名前で呼ぶことにママだけが強い違和感を持ったという話はよくありました。本来の名付けにも使えるような名前を胎児ネームにしている場合には、本来の命名をどうするのか夫婦間でよく話し合わなければなりませんね。----------胎児ネームは、赤ちゃんの名前が決定するまでの期間限定のニックネーム。正式な名前をつけてしまえば、もう二度と口にすることはないかもしれない名前です。でもきっとそのステキな名前は、長いようで短いマタニティライフのよい思い出のひとつとなるのではないでしょうか。ママやパパの声はきっと、おなかの中の赤ちゃんにも届いているはず。ぜひかわいい名前をつけて、たっぷり呼んであげてくださいね。●文/パピマミ編集部
2016年08月09日みなさんは、『ギャラン反射 』を知っていますか?赤ちゃんにあらわれる原始反射のひとつなのですが、これがいま「とんでもなくカワイイ!」と大人気。インターネット上でもギャラン反射が起きている赤ちゃんの動画が公開され、『めちゃくちゃ萌える』『うちの子でも試したい!』といったコメントが数多くよせられています。さて、どんな動きか気になりますね。今回は愛らしい“ギャラン反射”の魅力をたっぷり紹介していきましょう。●背中を撫でるとお尻フリフリ! その姿はまるでアヒルの子まず、赤ちゃんをうつぶせにして抱きかかえます。そして、背骨の外側、指3つぶんくらいのところをすーっと撫でてみましょう。そうすると、撫でたほうに向かってお尻をぷりっと動かします 。右側を撫でれば右へ“ぷりっ”。左側を撫でれば左へ“ぷりっ”……。まるでアヒルが歩きながらお尻をフリフリしているかのような、なんとも可愛らしい動き。これが“ギャラン反射”と呼ばれている、原始反射のひとつです。●“原始反射”は赤ちゃんの健やかな成長に欠かせないもの原始反射とは、赤ちゃんが生まれたときから身につけている体の反射的動き のこと。例えば赤ちゃんの手のひらをつついて刺激すると、全部の指をギュッと曲げてつついた指を握る動作をしますよね。これは“掌握反射”という原始反射です。赤ちゃんは原始反射を繰り返すことで、体を動かすことを少しずつ学んでいきます。自分の意志で動けるようになってくると、原始反射はだんだん弱くなり、やがて消滅していくのです。掌握反射もギャラン反射も、発達が正常ならばおよそ生後6か月程度で見られなくなります 。●みんなメロメロ! “ギャラン反射”を実際に試してみた人の感想かわいさピカイチのギャラン反射。実際に試してみた人たちも、その魅力にメロメロのようです。『生後3か月のとき小児科にかかったら、看護師さんがやって見せてくれました。撫でるたびにお尻がプリップリッってなってキュンキュンでした。動画に撮って今でも見返しています』(20代女性/9か月の赤ちゃんのママ)『育児書や雑誌にも載ってないマイナーな反射ですが、キュートさはバツグンです。お風呂で体を洗うたびにやっちゃいます(笑) 。もうすぐ見られなくなると思うと寂しいな』(20代女性/5か月の赤ちゃんのママ)『動きのかわいさもモチロンだけど、これを私のお腹の中でもやってたんだと思うとすごく愛しくなっちゃいます』(30代女性/4ヶ月の赤ちゃんのママ)しかし、中にはこんなママも。『うちの子は発育がよかったからか、5か月ちょうどのときに試してみてもダメでした。期間限定なので見てみたい人はお早めに!』(30代男性/6ヶ月の赤ちゃんのパパ)発達・発育状態により、消失する時期には個人差があります。もし間に合わなくて見られなかったとしても、それは赤ちゃんが健康に育っているしるし 。今度は自分の意志で、かわいい仕草をたくさんしてくれるのを楽しみに待ちましょうね。●無理強いは厳禁! 安全にはじゅうぶん気をつけて赤ちゃんがお尻をフリフリしているこの姿。愛らしくて何度でも見たいものですが、もちろん安全にはじゅうぶん気をつけて行わなければなりません。特に抱きかかえるときの体勢には要注意。両脇を抱えて持ち上げたり、胸に手を当ててうつ伏せに抱いたりする際、赤ちゃんに無理な負荷がかからないように最大限の配慮をしましょう 。もちろん、嫌がるようであればすぐに止めるようにしてくださいね。----------いかがでしたか?その愛くるしさで、数多くのママ・パパたちを魅了する“ギャラン反射”。生後半年までの赤ちゃんがいるなら、ぜひとも試してみてくださいね!●文/パピマミ編集部
2016年08月08日【ママからのご相談】現在娘が10か月。初めて家族3人で海外へ1週間旅行に行くことにしました。赤ちゃんとの旅行はもちろん初めての経験です。 後でこれ持っていけばよかったと後悔しないように、何が必要になるか教えていただけませんか?●A. どんなシーンにも対応できる荷造りをしましょう!相談ありがとうございます。こじらせ美容オタク家のともです。私もありましたよ〜長女が1歳になるころの渡米。飛行機で乗り継ぎ合わせて約24時間の移動時間。何かの修行か?と思うほどとにかく赤ちゃんを泣かせないことに必死でほぼ一睡もせず に過ごした思い出が……。あんなに長く感じた飛行時間は人生で初めてでしたね(泣)。でも着いてしまえば楽しめたので、やはり赤ちゃんとの旅行は移動時間どう退屈させないのかがネックなのかな、とは感じます。ただ、着いた後も楽しめるかどうかは“赤ちゃんと一緒の旅支度が万全であったかどうか ”、これにかかっているとは思います。せっかくの旅行、赤ちゃんがいるからこそどんなシーンでも対応できる荷造りが大切です!●赤ちゃんとの海外旅行で準備すべきアイテム8つ●(1)オムツシート『オムツはもちろんのこと、オムツシートがあるとどこでもオムツ替えができるので楽 』(20代女性/主婦)オムツを替える場所を探すのに手間取っていたらせっかくの旅行の時間がもったいない。いつでもどこでもオムツ替えできるようにしておきましょう。●(2)着替えはセパレートタイプ『つなぎにすると荷物が少なくなるので、つなぎを持っていった。でも脱がせづらく、オムツもかなり面倒に。脱がせるたびにぐずるし、旅行するときの服はセパレートタイプがいいです』(30代女性/パート)つなぎはかさばらず、着せるのは楽チンですが、一旦外に出てしまうと面倒です。●(3)軽いバギー『いつも使っているバギーを持っていったら、階段などの段差を上り下りするときにめちゃくちゃ重くてすごく疲れた 。軽量の折り畳みできるバギーをこの際新しく買い替えてもいいかも』(30代女性/会社員)途中で寝てしまうことがある赤ちゃん。抱っこひもだけだとママが疲れてしまうこともあるのでバギーは必須ですが、軽いものでないと移動が大変。抱っこひも、軽量バギー、上手に使いわけましょう。●(4)ウェットティッシュ『外食がメインなので、除菌タイプのウェットティッシュが便利。手洗い場が遠いところもあるし、ちょっとしたスナックを食べさせるときにも使える』(30代女性/主婦)海外は特に衛生面で心配なところもあります。まず手洗い場が日本みたいにそこかしこにない場合が多いです。とはいえ、トイレに流せるタイプも重宝しますよ 。●(5)スタイ『スタイはできるだけ使い捨てを選ぶのもアリ 。海外旅行なら洗濯せずに捨てていけるものをなるべく選んだ方がいいです』(20代女性/派遣社員)スタイは使い捨てタイプもありますので、旅行にはそちらがオススメ。小さいものですが、帰ってきてからの洗濯の負担も減らせます。●(6)日焼け止め・虫よけスプレー『日焼け止め、虫よけを忘れ、海外で購入しようと思ったけれど全く言語が読めず諦めた。家族全員真っ黒……もちろん虫にも刺された。海外の場合は絶対日本で調達していった方がいい 』(30代女性/公務員)現地で買えばいいや、と思っていても言葉が全く読めない国では何が何だかサッパリという事態に陥ります。特に子どもの肌につけるものなので、かぶれたりしないよう日本製が安心。●(7)ビニール袋『赤ちゃんがいるとちょくちょくゴミが出るので、ビニール袋は欠かせません』(20代女性/アパレル)「ゴミはゴミ箱へ〜」と言っても、どこにでもゴミ箱が設置されているワケではありません。ゴミ入れは持っていきましょう。●(8)普段持っていくものその他いつも使っている哺乳瓶などのベビーグッズ、またちょっとしたおやつになるものも忘れずに。とくに赤ちゃんが大好きなブランケットやおもちゃなど、「これがないとダメ」っていうこだわりがあるものは持っていかないととママが泣くハメになりますよ〜。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)
2016年08月06日都営新宿線「瑞江」駅から徒歩5分。閑静な住宅街の一角に、今回紹介したい一軒家カフェ「だんご三兄弟」はあります。といっても、見た目は何の変哲もない一戸建てのおうち。テラス席があるわけでもなく、大きな看板が出ているのでもなく、あるのは小さな椅子に置かれた看板だけ。一瞬カフェだということを疑ってしまいそうな外観ですが、実はこのカフェ、2カ月先まで予約が埋まってしまう、超人気親子カフェなのです。今回はそんな人気カフェのオーナー、渡辺さんに話を聞きました。1日3組限定「部屋貸し切り」親子カフェ「だんご三兄弟」はオーナーの自宅をそのままカフェにしてしまった、超アットホームな「おうちカフェ」。2LDKのおうちのLDKと2部屋、すべてを客室として使い、ランチや子育て講習会(ベビーマッサージやスクラップブッキングなど)で利用するゲストがそれぞれ1部屋貸し切りをしています。ランチの場合はランチ代のみで、貸切料金などは発生しません。ママ友のおうちに遊びに来たような感覚で、赤ちゃん連れのママも赤ちゃんを寝かせてゆっくり過ごすことができ、元気な子どもたちも自宅で遊んでいるように安心して過ごすことができます。そして、オーナーの手作りランチを食べて心も体もリフレッシュできる親子カフェなのです。もともとは一見(いちげん)さんお断りのカフェだったそうですが、話題が話題を呼び人気カフェとなり、今では遠くから予約を取ってやって来る親子連れもたくさんいるのだそうです。きっかけは、託児をしていたころの「ママの一言」でした「だんご三兄弟」のオーナー、渡辺さんはこの一戸建てに引っ越す前、近くの自宅マンションで託児所をしていました。そのときに、子どもたちに安全でおいしい野菜たっぷりのご飯を食べさせたいと、子ども向けに作っていた食事を、託児中の子のママが見て「私も食べたい」と言ったことが、カフェを開いたきっかけなのだそうです。また、託児を依頼するママの中には、産後うつ気味で思いつめていたママもいました。そうしたママの姿を見て「子育ては孤独ではいけない」、「ママ自身が、精神的、身体的に自立するための場所を作りたい」と感じたことも、開業のきっかけになりました。渡辺さんの言う「自立」とは、ママが働いたりお金を稼ぐことだけではなく、ママ自身が自分の体や子どもの体を気づかい、健康でいられるように自ら考えることができるようにする、ということなのだそうです。それを実現するため、だんご三兄弟では野菜や肉、炭水化物など、栄養バランスに気づかい、体に優しいランチを提供しています。また、渡辺さんの思いとともに、時短料理の作り方を伝え、できた料理を夕飯のおかずとして持ち帰るクッキング教室も行われ、人気を集めています。ベビー講座も、もともと通っていたお客さんがいつしか講師になったり、託児のママが講師になるなど、人が人を呼び、現在は数多くの教室や講習会が開かれる場になりました。こうした経験から、もともと人見知りだったと語る渡辺さんも、人見知りが治ったのだとか。今話している笑顔からは想像もできません。オーナーの子育てと”自立”渡辺さん自身も、現在大学生から中学生の3人の子どもを育てているママ。カフェを開業して、マンションで9年、一戸建てで丸2年。子どもが小さい頃シングルマザーになり、子どもたちのそばで働けるということと、子どもと料理が好きだという理由で、自宅での託児やカフェを始めたのだそうですが、今ではたくさんのママが、渡辺さんのランチを食べたり、渡辺さんと話すことを楽しみにカフェを訪れます。自宅がそのままカフェになっていることについて、子どもたちはどう感じているのか聞いてみると、「託児は子どもたちがまだ幼稚園と小学校低学年の頃からやっているので、家に家族以外の人がいる環境には慣れていて、お客さんがいても緊張せずにいられるみたいです」と渡辺さん。取材時には今年大学生になった1番上のお子さんがいましたが、特に気を張る様子もなく、お母さんである渡辺さんに普段通り話しかけるなど、リラックスした様子で過ごしていたのが印象的でした。カフェに通っているとお子さんたちに会うことが多いのですが、男の子3人みんなが小さい子が好きで、子どもたちにも優しく接してくれ、また、渡辺さんと息子たちの様子から、家族の仲の良い様子が伝わってきます。自宅をそのままカフェにすることで気を付けていることは、家族全員、病気予防と身体作りに専念すること。誰か1人がダウンしてしまうと、その日の予約のお客さんすべてにキャンセルしてもらわなくてはいけません。そこで、渡辺さんは食事面から体調管理に気を付け、予防が必要なときにはマスクの着用なども家族全員で徹底。そのおかげで、開業から今までで体調不良によるキャンセルはないのだそうです。「だんご三兄弟」は、カフェを訪れるママたちにとってだけでなく、渡辺さんにとっても”自立”の場なのだと感じました。ママたちの癒しと自立、そして学びの場に子育ての孤独感から開放され、ママ友と子連れで楽しんだり、講座で新たなママ友と出会ったり。まさに渡辺さんが開業時に目指した場所が、そこにはありました。そして取材をした私自身も今、子育てに疲れると通っている場所でもあります。子育てをしながらカフェを開業し、赤ちゃん、幼児の育児に奮闘するママを温かい目で見守る渡辺さん。これからも多くのママがこのカフェに救われ、育児に笑顔が増える場になっていくのでしょうね。<取材・写真協力>だんご三兄弟渡辺幸江さん<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年08月04日『ベビーカーで外出していたら、知らない男性にちょっとだけぶつかってしまった。すぐに謝ったのだけれど、「バカヤロウ!」と怒鳴られ、蹴りを入れられた。それ以来出かけるのが怖くなってしまった』つい先日、インターネット上にこんな書き込みがなされて話題になりました。また2016年4月には、東京メトロ半蔵門線で信じられないトラブルが起きました。なんとベビーカーをドアに挟んだまま電車が発車してしまったのです。幸いそのベビーカーに赤ちゃんは乗っておらず、けが人はいませんでした。しかし、ダイヤは大幅に乱れ、多くの人を巻き込んだ大事件となりました。ベビーカーは乳幼児を育てるのにもはや必要不可欠なアイテムですが、どうやらトラブルに巻き込まれることも多いようです。今回は育児中のママたちに、ベビーカーを使っているときに起きた恐怖体験エピソードをインタビューしてみました。●体験談1:「自分も蹴られたことがある」インタビューの中では、『自分もベビーカーを蹴られたことがある』という声がしばしばありました。こちらの方が話してくれたのは、デパートのエレベーターの中で蹴られたという恐怖体験です。『到着したエレベーターにはすでに数人乗ってはいたものの、そこまで混雑しているわけではなかったので、「失礼します」と会釈しながらベビーカーを押して乗り込んだんです。ドアがしまって動き出したあと、突然後ろからベビーカーの背面をガンっと蹴られました 。びっくりして振り向いたら60代くらいの男性でした。本当はもっと上まで行くつもりだったのですが、あまりにも怖くなってそのあと次の階ですぐに降りました。いま考えても、あのときの男性は何を不快に思ったのか全くわかりません。蹴られたときにちゃんと聞くべきだったのかもしれませんが、子どもに何かあったらと思うと恐ろしくて何も言えませんでした』(34歳女性/2歳児のママ)エレベーターは密室ですから、トラブルになっても逃げ場がありません。この方はそれ以来、エレベーターに乗ることができなくなってしまったということです。●体験談2:「見知らぬ人に勝手に連れ去られた」ほんの少しだけベビーカーを停車させているあいだ、知らない人に思わぬことをされた……そんな恐怖体験も聞かれました。『ファストフードの店で注文をしているとき、カウンターそばにちょっとだけベビーカーを停車させていた。子どもはベビーカーの中で泣いていたのだけれど、とりあえず注文してからゆっくりあやそうと思っていたんです。そうしたら、私の後ろに並んでいるおばあさんが急にベビーカーを動かしてテーブルの方に連れ去ろうとしていたんですよ!ビックリして、「ちょっとやめてください!」って大きな声で叫んでしまいましたが、おばあさんは「泣き声がうるさいんだよ!」と逆ギレ 。モメたくなかったので、注文は途中でキャンセルして店を出てきました』(25歳女性/1歳児のママ)ママが近くにいる場所でも、停車の際はストッパーを忘れずにかけておいたほうがよさそうですね 。●体験談3:「ほかの子どものジュースを頭からかぶった」『わざとじゃないと分かっているけれど、とても怖かった』。そんな体験を打ち明けてくれたママもいました。『空いている電車にベビーカー連れで乗ったときのこと。隣で幼稚園生くらいの子どもがフラフラと、ふざけながらジュースを飲んでいたんです。危ないなあ、嫌だな、でも子連れだからお互い様かなと思いながら見ていたら、電車が急停車。その子が持っていた飲み物が、ベビーカーに乗っているわが子に頭からかかりました 。びっくりしたうちの子はギャン泣きです。オロオロしてるうちにその子は親のところにピューッと逃亡。あげく、「電車の中ではベビーカーをたためばいいのにね!危ないよね!」 とか話してるんです。こっちが悪いの!? って相当イラっとしました。もしもあのとき、こぼれたジュースが赤ちゃんの目に入っていたらと思うと本当に恐いです』(36歳女性/3歳児のママ)●「正直ジャマだと思ったことはある」ベビーカー苦手派の声このように、子育て中のママたちからはさまざまな恐怖体験を聞くことができました。一方で、ベビーカーを卒業したママたちからはこんな意見も。『蹴ったりしたことはもちろんないですが、邪魔だなと思ったことは正直あります 。特に最近の外国製のベビーカー。大型のものが多くて、人ごみの中だと迷惑です。蹴ってしまうような人っていうのは、どいてほしいなって思ったときにどうしたらいいのか、なんて言ったらいいのかわからない人なんじゃないかな』(40代女性/中学生のママ)確かにそうかもしれません。自然な形で声をかけあい、譲りあうことができる社会になれば一番いいのでしょうね。----------いかがでしたか?今回は、ベビーカー恐怖体験エピソードをお届けしました。目の敵にされがちなベビーカーですが、配慮しながら使えばとても便利なものです。気配りを忘れずに、しっかり自信を持って外出を楽しめるといいですね。●文/パピマミ編集部
2016年08月01日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト