子どもがかわいそう!?働いているのが辛くなったときにラクになる方法
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんからメッセージです。
新年度が始まり、仕事復帰したママも多いことと思います。
仕事が始まる前は「やるしかない!」と意欲満々だったママでも、近頃、働いていると子どもがかわいそう……と思い始めていませんか?
・朝も夜も時間に追われ、子どもにイライラと当たってしまって自己嫌悪の日々……
・平日は仕事と育児で忙しく、土日もたまった家事に忙殺され、気分転換どころか、誰かに相談する時間もない。こんな余裕のないママをもって子どもがかわいう……と鬱々としてしまう
そんなときは、ちょっとだけ行動を変えてみるといいかもしれません。
「認知」と「行動」は選択できる
人は毎時間、毎分、「認知」と「行動」を繰り返して生活しています。そして、この「認知」と「行動」は自分自身で選択できるものです。
たとえば、「土日にたまった家事をする」という行動は自身で選択したものです。
しない、という選択もできます。
一方、土日にたまった家事をしたことで、「子どもの相手をできなかった。かわいそうなわたしの子ども」という認知をすることもできれば、「ママは土日もがんばった! こんなスーパーママをもったあなたは幸せね!」という認知もできます。
自分の行動を書き出してみる
毎日、時間に追われているママは、行動も認知も意思をもって自ら選択できずにいる状態です。そしてそれゆえ、自然に出てきてしまうネガティブな感情や気分に支配されていることが多いのです。
そこで、ちょっとだけ時間をとって、自分の毎日の活動を書き出してみてください。そこから、ちょっと手を抜いてよい時間やネガティブな感情に支配されている時間などを見つけてみてください。
パターンをちょっとだけ変えてみる
手を抜いてよい時間は思い切り手を抜いてみる、ネガティブな感情に支配されている時間は、自分の好きなことに没頭してみるなど、いつもの生活パターンをちょっとだけ変えてみてください。すぐにいろいろ変える必要はありません。1日だけ、数時間だけ試してみることからはじめてみましょう。