産後うつ状態を経験した私が7人産むまで【大家族山口さん家】
こんにちは! 趣味、妊娠! 特技、出産!
福岡のゴッドマザーこと、山口紫織です。2月1日に無事、第7子を出産しました。大家族山口家の内部事情を公開しちゃうコラム第7弾。
今回は、私が体験した、子育て暗黒期はそれはそれは長ーい長ーい真っ暗なトンネルの中にいるような光さえ見えない日々についてお話したいと思います。
7人産んだのは"想定外"!
よく聞かれる質問のひとつ、「最初から7人産もうと思ってたんですか?」
答えは「NO!」
自分が7人産むなんて思いもしてませんでした(笑)!
自分が三姉妹ということもあり、私の理想は、「子どもは3人」でした。
15歳で旦那と出会い19歳で妊娠、20歳で出産、結婚。
世の中的には早い方だったと思います。
周りの友達には誰も結婚してる人も、子どもがいる人もいません。
親、親戚が近くにいるわけではないし、誰にも頼ることができない状況……そんな中、初めての子育てがスタートしました。
赤ちゃんがかわいくない。憎い存在。
もともと赤ちゃんが大好きだった私。
小さいころの将来の夢は保育士さんになることでした。妊娠中は「赤ちゃん好きだし、子育てもどうにかなるでしょ~」と思っていました。
しかし、いざ出産してみると、こんなにも大変なの?ってくらい次々と予測不可能なこと起こります。
抱っこしないと寝ない、置いたら泣く……
だから結局、抱っこしたままソファで何度寝たことか。
やっと寝た子どもを起こさないように、携帯はもちろんマナーモード。
玄関のドアのピンポンの音など、生活音のすべてが私の敵だと思っていました。
静かな家で子どもと2人きり……出かけるところもない。
誘ってくれるのは学生の友達だから、声が掛かっても夜の時間帯で、赤ちゃんがいる私は行けない。
ごはんもトイレもお風呂も睡眠も、何も自由じゃない。
赤ちゃんがいるだけで、こんなにも不自由になるなんて想像もしていなかった……。
カウンターで食べていたラーメンを食べれなくなる日が来るなんて思いもしなかった……。
まるで私のすべてが赤ちゃんに奪われて、誰かに支配されているような、そんな毎日。
▲第二子長女生後6カ月ごろ。