赤ちゃんがなかなか泣き止まない時どうしたらいい?抱っこしないとダメ?【ラクに楽しく♪特集】
ママが「泣き止ませなくちゃ!」と必死になるとその気持ちは赤ちゃんに伝わります。赤ちゃんにその気持ちが伝わると赤ちゃんも落ち着かず泣き止まないこともありますので「これも成長発達のひとつの段階」ととらえて、ゆったりとした気持ちで関わってあげましょう。
泣き止まない時にママの心をラクにする方法
赤ちゃんが泣き止まない時「ママはずっと抱っこしなければいけない」と言われると気持ちがドヨーンとしてしまいます。
実はずっと抱っこしなくてもいいんですよ。抱っこだけでなく、ベッドに寝かして優しくトントンしたり、全身をさすってマッサージしたりしていると赤ちゃんも落ち着きます。抱っこに疲れる前に抱っこ以外の方法を試してみましょう。
赤ちゃんは大人のように言葉で自分の気持ちを伝えることができません。だから泣いて訴えているのです。
泣き止まないことを「ずっと泣かせたままにしている」と思わないでくださいね。
また、泣いている赤ちゃんを抱っこする時の注意点は、
・赤ちゃんを揺らしすぎない
・背中をトントン強くたたかない
気持ちが必死になりすぎると、思わずしてしまいがちですが、赤ちゃんは小さくて弱いということを忘れてはいけません。強い衝撃を与えないように気を付けましょう。
赤ちゃんの泣き声がつらく、どうすればいいかと悩んでしまうということは、それだけママが赤ちゃんと向き合っているということです。その向き合っている気持ちをほんの少し力を抜いて、心をラクにしてみてくださいね。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。
離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。