こんにちは。助産院ばぶばぶ院長のHISAKOです。助産院ばぶばぶでは、おっぱいトラブルで落ち込むママに出会います。授乳中はハメを外してはいけないのでしょうか? 前向きな気持ちで、ありのままのおっぱいに向き合ってほしい。今日は、そんなおっぱいの話をお伝えします。
長期休暇はおっぱいトラブルが起きやすい
長期休暇は旅行や帰省、普段と違う過ごし方をする機会が増えます。子連れでのお出かけは荷物は増える、予定通りにことは運ばない、子どもは大人の思い通りには動いてくれなくて本当に大変!
お盆やお正月、ゴールデンウィーク、シルバーウィークなど、大型連休の直後は、休みの疲れからか、または気が抜けるのか、授乳中ママのおっぱいトラブルが激増します。トラブルを回避できたおっぱいも、低空飛行になっていることが多いです。
いつも完璧なおっぱいじゃなくていい
授乳中は食事内容を徹底! と言われることがありますが、授乳中でも、たまには高カロリーのおいしいものを食べたいですよね。休日には、生活リズムが崩れがちになるけれど、それは決して「悪」ではないし、「ママ失格」なんてことも絶対にありません!
力を抜いて自分を甘やかせてあげたり、ごほうびをあげる日もあっていいんです。
その結果、おっぱいが一時的に低調になっても「そんなこともあるよね」って受け入れてしまいましょう!
授乳中の食事管理は適度にね♪
授乳期間は長いから、ストレスが溜まらないように適度に管理していきましょう。ケーキやピザを「食べるな!」ではないんです。基本はバランスよく食べて、たまにはハメも外しながら、「おっぱい詰まった!」ということがあってもいいんです。
徹底管理でギスギスした授乳期間を過ごすより、適当に脱力しながら楽しくハッピーな授乳生活を送ることが、ママにとっても赤ちゃんにとっても大切なんじゃないかと思います。求められるのは「バランス」ですね。
いい母乳をつくるための頑張りどころ。力の抜きどころ。大事なのは極陽でもなく極陰でもなく中間。
極端に偏ると、ひずみが出ますね。心も体も健やかであってほしいから、たまには暴飲暴食、失敗してもいいんです!
監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO
総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。