子育て情報『血液型不適合妊娠とは!?どうやってわかる?赤ちゃんへの影響は?』

血液型不適合妊娠とは!?どうやってわかる?赤ちゃんへの影響は?

目次

・血液型について
・血液型不適合妊娠とは?
・【ABO式血液型不適合妊娠】
・【Rh式血液型不適合】
・【その他の血液型不適合】
・まとめ
血液型のイメージ


母親とおなかの中の赤ちゃんの血液型が異なることで、慎重な管理を必要とするケースがあります。今回はそんな血液型不適合妊娠についてまとめました。

血液型について

ABO式とかRh式とか、皆さん自分の血液型はご存知ですよね。そもそも血液型とは何でしょう。例えばA型の人の赤血球の表面にはAという物質が存在しています。B型の人の赤血球表面にはBという物質が存在しています。AB型の人の赤血球表面には、Aという物質もBという物質も存在しています。ちなみにO型の人の赤血球表面には、Oという物質が存在しているのではなく、AもBも存在していない状態です。同じようにRh陽性の人の赤血球表面にはDという物質が存在しています。(正確にはRh式にはC、c、D、E、eの血液型が存在し、D物質が存在するか存在しないかと同じように、Cとcのどちらが存在するか、Eとeのどちらの物質が存在するか、というような型もあるのです。臨床的にはD物質の有無が重要なので、D物質の有無だけでRh陽性(+)と陰性(-)とに分けられています)

また、血液型には一般的に知られているABO式血液型、Rh式血液型の他にもMNS式、P式など多くの血液型が存在しています。ABO式やRh式以外の血液型は、医学的に問題となることが稀なので、自分ではどのような血液型を持っているのか知らないだけです。

血液型不適合妊娠とは?

血液型不適合妊娠を、代表的なRh式血液型で簡単に説明してみましょう。

Rh(-)の母親、つまり、赤血球表面にD物質(正確にはD抗原と呼ばれています)が存在しない母親です。この母親の体に何らかのきっかけでRh(+)の赤血球が入ったとします。D抗原は、この母親にとっては自分の体には存在しない物質ですからこの母親の免疫システムはD抗原を異物として認識し、D抗原を攻撃するような免疫物質(抗体:IgM免疫グロブリン)が産生されます。この母親がRh(+)(D抗原陽性)の胎児を妊娠したとすると(父親は通常Rh(+)なので、母親がRh(-)でも多くの胎児はRh(+)となります)D抗原を攻撃する免疫物質(抗体:IgM免疫グロブリン)は胎盤を通過し、胎児に移行していきます。胎児の体の中ではその免疫物質により赤血球が攻撃を受けて赤血球が壊されてしまいます。溶血という現象です。溶血により胎児は貧血となり、その貧血の程度により胎児貧血、胎児水腫、胎児死亡などを発生します。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.