子育て情報『「気付けなくてごめんね…」病気がちな1歳児、意外な原因が判明して』

2020年8月20日 07:30

「気付けなくてごめんね…」病気がちな1歳児、意外な原因が判明して

目次

・保育園の強烈な洗礼
・熱が下がらず血液検査
・言われてみれば思い当たることばかり
・貧血が原因で病気続きだったのかも…
・著者:近藤あいこ
寝ている赤ちゃんの手


私には6歳の娘がいます。娘がまだ1歳だったころ病気続きだったのは、ただ保育園の洗礼を受けているだけだと思っていました。しかし……。

保育園の強烈な洗礼

娘は生後11カ月のときに保育園へ入園しました。入園当初は噂に聞いていた通り、本当に次から次へと病気のオンパレード。娘は不名誉なことに0歳児クラス9人のうち、お休みする回数ランキングでダントツのトップ。

私が仕事を突発的に休むことによってしわ寄せがいく職場の同僚にも、次から次に病気にかかって体重も減って少しやつれた娘にも、そして何も悪くないのに「本当にすみません。Aちゃんのお熱が……」と私に何度も謝りながらお迎えコールをくれる保育園の先生にも、本当に申し訳ない気持ちでした。


熱が下がらず血液検査

娘が入園し、まもなく2カ月になる5月末でした。娘が風邪を引き、38~39度台の熱が6日続いても下がらず……。白血球数などに異常がないか、かかりつけの小児科で念のため血液検査を受けることに。

採血の結果、先生が心配していた白血球数には異常はなかったのですが、別の問題が……! 実は、娘は貧血だと判明したのです。本来11.0以上あるべきヘモグロビンの数値が娘は9.8。「かなり低い数値だから、今日からすぐに薬を飲んで!」と鉄剤のシロップを1カ月分処方されました。


言われてみれば思い当たることばかり

貧血と指摘されて振り返ってみれば、思い当たる節がたくさん。私は、娘を生後2週間から完全母乳で育ててきました。元々私自身が貧血気味なこともあり、途中で育児用ミルクをあげようとしたのですが、母乳に慣れた娘は育児用ミルクを完全拒否! 生後5カ月で離乳食を開始してからも娘は母乳ばかり欲しがってしまい、離乳食がなかなか進まず本当に悩んでいました。

そのため、離乳食の栄養バランスは二の次で、娘が少しでも食べてくれる食材ばかりを与えていたのです。入園後も、園でも自宅でも食べる量があまり増えず、目安の量の半分くらいしか食べられていませんでした。

貧血が原因で病気続きだったのかも…

鉄剤のシロップを内服させてから1カ月後に再検査をしたところ、ヘモグロビンの数値が基準値を上回る12.5まで上がっていたため、無事に鉄剤のシロップを卒業。

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