子育て情報『知らないとヤバイかも?老後に備えて2000万円貯めないといけないの?』

知らないとヤバイかも?老後に備えて2000万円貯めないといけないの?

例として、夫婦で受け取れる年金が年額180万円、退職金が500万円とした場合、180万円×25年+500万円=5,000万円となりますので、不足している金額は550万円となります。

これを一度に用意すると大変ですが、これを30年で用意できるとしたら、利息を0とした場合でも月15,300円の積立で可能です。

上記の計算はあくまでも一例ですので、実際の金額や年数はそれぞれ異なりますので、ご自身やご家族の状況を踏まえて判断しましょう。

現状と将来の予定を確認しましょう

老後に必要な金額は人それぞれですが、これを把握するためのポイントは以下のとおりです。

【1】現在の生活費を確認しましょう

(老後の生活費を想定する場合は子どもの教育費・生活費は含まず計算しましょう)

【2】老後の年数を確認しましょう

(年数を決められない場合は、退職から90歳までの年数を目安にしましょう)

【3】老後のイベントを確認しましょう

(リフォーム、旅行、趣味、介護など費用から必要なものを設定しましょう)

【4】年金の金額を確認しましょう

(ねんきん定期便やねんきんネットで確認・試算をしましょう)

【5】退職金制度を確認しましょう

(退職金は約8割の企業で実施しています。金額や制度を確認しましょう)

【6】老後までの年数を確認しましょう

(不足している老後資金を積み立てできる年数となります)

【1】〜【6】のポイントを前項の計算例に置き換えると、ご自身の老後に必要な概ねの金額が計算できますので、ご参考になさってください。

子育て世代は目の前の教育費や住居費の割合が高いのは一般的ですが、老後はいずれやってきます。お子さんが独立してから準備しても間に合う人もいれば、同時進行で老後資金を準備する必要がある人もいます。
この記事をきっかけに老後に必要な金額を確認いただければと思います。

監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志
1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。

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