子育て情報『乳幼児期は虫歯の進行が早い!早期発見&早期処置で健康な歯を守ろう』

2020年9月29日 14:30

乳幼児期は虫歯の進行が早い!早期発見&早期処置で健康な歯を守ろう

生活習慣の改善が必要となります。

●歯髄まで進んだ虫歯
神経の根の治療をして、穴の大きさにより、穴を埋めたり、銀の冠をかぶせたりします。

●歯が欠けていき根だけになってしまった虫歯
神経を取るなど根の治療をして銀の冠をかぶせるか、保存できない場合は歯を抜きます。

大人の虫歯治療と少し異なる点

虫歯の治療は、ほぼ大人と変わりませんが、子どもの虫歯治療で少し異なる面があります。虫歯は自然に治らないので、虫歯部分や根っこまで治療して完治させます。1~2歳ごろの子どもの場合は、徹底した治療が難しいので虫歯の進行を止める薬を塗るだけにとどめておくケースが多々あります。虫歯は完治しませんが、進行を防ぎ、隣り合う歯に虫歯が広がるのを防ぐのにも役立ちます。

0歳から歯科医院に通っていると、クリニックで場慣れをしているため、例えハードルの高い治療でも、ママの心構えも準備できています。
そのため、子どもも治療を受けやすくなります。極力麻酔は使わない治療を当院ではおこなっておりますが、どうしても必要な場合、抑制治療をおこなうこともありますので、前後のコミュニケーションが大切になってきます。うっかり大きな虫歯を作る前の、何もトラブルのないときからの歯の磨き方や、クリーニングをするための通院をおすすめします。

また、乳歯と永久歯とでは虫歯治療の方法が異なりますので、治療の際は小児歯科治療に長けた歯医者さんを受診するのが安心です。

虫歯予防に欠かせない歯磨き習慣

親子歯磨き


虫歯予防の第一は歯磨き! それと同時に食生活や生活習慣の改善の大切なポイントを紹介します。

●おやつの時間を決める
食べ物を口に入れることで口内は酸性へと傾きますが、唾液の働きにより中和され、食後30分ほどで元の状態へと戻ります。また、唾液には酸で溶けた歯を修復する働きも備わっています。この唾液の機能を十分に発揮させるために、食事と食事の間隔を十分に空け、決められた時間以外にはダラダラと食べないこと。


●歯に詰まりにくい食品を選ぶ
歯にとどまる時間が長いほど、虫歯になる可能性が高くなります。歯に詰まりにくく、短時間で食べられる食品を選ぶ。

●虫歯菌の餌となる砂糖菓子は避ける
砂糖が含まれている食品は避ける。

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