子育て情報『赤ちゃんのスキンケア「忙しい日はココさえすればOK」助産師が教えます』

赤ちゃんのスキンケア「忙しい日はココさえすればOK」助産師が教えます

摩擦などの刺激を避け、食事前には予防的に口の周りにワセリンなどの保護剤の塗布や、適時濡らしたガーゼやアルコールフリーの口拭きなどで擦らずやさしく拭き取ることが大切です。

週に1回は「保湿スペシャルデー」

皮膚トラブルが多いところは、適時保湿などのケアを短時間ですませ、その他の部分は、お風呂上がりに保湿ケアをしていきましょう。また、週に1回程度スペシャルデーをつくってもいいかもしれません。たとえば「今日は下半身を重点的に保湿ケアをしよう」など、重点的に保湿ケアする日をつくるのもいいかと思います。

日ごろはのびが良くパパッと濡れるオイルやローションの保湿剤を使用して短時間で済ませ、スペシャルデーには保湿性の高いクリームタイプを使ってもいいかもしれません。
また、保湿は1年を通してするものですが、暖房機器の使用などで乾燥の強くなる寒い季節は、量を増やしオイルやクリームなどの保湿が高いものを選んでみましょう。夏など暑くて汗をかきやすい時期は、薄く広がりやすく心地が良いさらっとしたローションタイプなどがいいでしょう。

赤ちゃんの保湿については、ママも神経を使うかと思います。
「清潔を保つ」「摩擦などの刺激を避ける」「蒸れを軽減する」などの肌に必要な基本的なポイントを心がけることはもちろん、保湿の優先度の高い部位を中心に、毎日の赤ちゃんの肌ケアを少しでも負担を減らせるといいですね。

監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。

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