子育て情報『男の子の性器はむかなくていい?判断するポイントは…!【3児ママ小児科医のラクになる育児】』

2020年9月30日 09:30

男の子の性器はむかなくていい?判断するポイントは…!【3児ママ小児科医のラクになる育児】

目次

・おちんちんの構造
・子どもの包茎は、特に心配しなくて大丈夫です
・むきむき体操、必要のない子も
・おちんちんの皮をむくタイミングは?
・包茎で悩むのは本人ではなくご両親
男の子の性器はむかなくていい?判断するポイントは…!【3児ママ小児科医のラクになる育児】


こんにちは、小児科医の保田典子です。私生活では8歳、6歳、4歳の子どもを子育て中の3児の母です。今回は男の子だけに当てはまるお話し、「包茎」に関してです。

生後3-4カ月の健診で「むきむき体操」のことを教わり、「うちの子、むいたほうがいいの!?」と混乱してしまうママをちらほら見かけます。今回は、”うちの子に合った”対処法の見極め方をお話しできたらと思います。

おちんちんの構造

おちんちん(ペニス)は、男の子の尿道が入っています。他は血管や神経があり、尿道を包み込むように海綿体といってスポンジ状のものが詰まっているイメージです。

男の子の性器はむかなくていい?判断するポイントは…!【3児ママ小児科医のラクになる育児】


普段ペニスはおなかに半分くらい埋もれています。勃起したときにペニスが大きくなりますが、そのためにペニスは通常包皮に余裕があり、子どもでは余裕のある包皮がペニスの先にかぶっています。包皮がペニスの先にかぶっている状態を「包茎」といいます。

子どもの包茎は、特に心配しなくて大丈夫です

包茎は「真性包茎」と「仮性包茎」という2つの種類があります。
真性包茎は、皮を剥こうとしても剥けない状態の包茎、仮性包茎は普段皮がかぶっているけれど、剥こうとすれば皮がむけてペニスの先が出る状態のものをいいます。

生まれたばかりの男の子はほぼ100%包茎で、包茎じゃない方が異常の可能性があります。幼児は約60%が包茎と言われており、皮をむいて亀頭を出せる割合は3~4歳で約半数。11~15歳では7割の子がおちんちんの皮をむいて亀頭を出せるようになり、思春期以降、包茎の頻度はさらに低下します。このことからもわかる通り、子どもの包茎は特に心配する必要はありません。

むきむき体操、必要のない子も

健診などで、おちんちんの皮をむく「むきむき体操」を指導されることがあります。それをするべきか迷っているというママやパパが、時にいらっしゃいます。

しかし、むきむき体操は「真性包茎」を治すために考えられたものです。なので、仮性包茎の子にはまったく必要ありません。

むきむき体操をするか悩んでいるママのお子さんを見てみたところ、しっかり皮がむけるので、全然むきむき体操が必要なかった、ということもあります。仮性包茎か真性包茎かわからない場合は、健診などで受診した際に医師に相談してみましょう。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.