子育て情報『染色体異常や流産は卵子の老化が原因!? 老化を食い止める方法はある?』

染色体異常や流産は卵子の老化が原因!? 老化を食い止める方法はある?

目次

・卵子はどんどん年老いていくって本当?
・卵子の老化には個人差はある? 老化を食い止める方法はある?
・卵子の在庫は調べられる?
・著者:助産師 REIKO
女性のライフサイクルのイメージ


妊娠に欠かすことのできない卵子ですが、みなさんは卵子についてどのくらいご存知ですか? 実は卵子にはみなさんが知らないような不思議な話がたくさんあるんです。卵子のことを知ることで、ご自身の体のこと、命のことをより深く知ることができるかもしれません。そこで、意外と知られていない卵子について、浅田レディースクリニック理事長 浅田義正先生のお話を交えて紹介していきたいと思います。今回は、「卵子の老化」のお話です。

卵子はどんどん年老いていくって本当?

35歳以上で初めて妊娠・出産することを高年(高齢)妊娠・高年(高齢)出産と言い、染色体異常や流産をはじめとする妊娠・出産のリスクが年齢とともに増加する傾向があります。その要因は母体の加齢に伴う身体的なものもありますが、「卵子の老化」も要因の1つなのです。

ママのおなかの中にいるときに卵子のもととなる原始卵胞がつくられ、約200万個ある状態で生まれてきますが、これ以降、原始卵胞の数が増えることはありません。そして、成長ともにどんどん減少します。生理周期とは関係なく、原始卵胞は約6カ月かけて成熟卵胞になります。ヒトの場合、最後の1カ月でひとりの赤ちゃんを産むためにひとつの成熟卵胞が育ち、他の卵胞はしぼんでいきます。結局、1個だけが成熟して、排卵されます。

排卵までの時間が長いということはその分だけ原始卵胞も年令を重ね、老化することになります。さらに、多くの細胞が関与する見た目や身体機能の老化以上にひとつの細胞である卵子は早く顕著に老化するのです。

卵子の老化により、成熟の段階でおこなわれる減数分裂がうまくできず染色体の数が異なる卵子ができたり卵子の機能を失っていたりするものも出てきます。その後の細胞分裂でも染色体異常が生じたり、受精卵が成長しなかったりうまく着床できない、あるいは着床しても育たない、流産してしまうということになります。

卵子の老化には個人差はある? 老化を食い止める方法はある?

高年妊娠では染色体異常や流産のリスクが高まりますが、40代で自然妊娠して元気なお子さんを出産される方もいらっしゃいます。なぜなら、卵子の老化は均一に起こるものではなく、老化の程度に少しバラツキがあるからなのです。では、卵子の老化には個人差があるのでしょうか? また、老化を食い止める方法はあるのでしょうか?

浅田先生によると、「保管機能(冷蔵庫)

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