子育て情報『わが子に申し訳なくて面談で大泣き…「こだわりすぎ」を反省した出来事』

2021年1月3日 20:30

わが子に申し訳なくて面談で大泣き…「こだわりすぎ」を反省した出来事

目次

・少し早く生まれた娘
・体重が増えず、1カ月健診で要観察に 
・母乳育児相談室の門を叩く
・生後4カ月で突然、哺乳びん拒否!
・著者:坂井香子
母乳育児にこだわりすぎたかも


初めての育児で力が入ってしまい、完全母乳育児にこだわりすぎていた私。1カ月健診で娘の体重が増えていないことを指摘され、悲しい気持ちに……。その後、母乳育児相談室で受けた母乳マッサージや助産師さんのアドバイスによって、気持ちが軽くなれた体験をお伝えします。

少し早く生まれた娘

出産予定日より2週間早く生まれた娘は、少し小さめで寝てばかりいました。出産した病院では決められた時間に授乳室に集まって授乳するのですが、授乳しようにもすぐ寝てしまい練習ができません。頑張って飲んでいるまわりの赤ちゃんたちを見て焦ってしまい、授乳時間が憂うつでした。

その病院の産婦人科では母乳育児を推奨していて、必要に応じて助産師さんと相談しながら育児用ミルクをあげるのですが、思うように体重が増えず、退院日は退院の許可をもらえるギリギリの体重でなんとか一緒に帰宅することができました。


体重が増えず、1カ月健診で要観察に 

退院してからも、授乳時間はいつも闘いのようでした。完全母乳育児を理想としていた私は、育児用ミルクはできるだけ飲ませず、とにかくおっぱいを出るようにしなくては、飲めるようにしなくては、と必死だったように思います。娘の小さい口に合うような二プルを使ってみたり、赤ちゃん用の体重計をレンタルして授乳後毎回体重を量ったり……。

そうして迎えた1カ月健診の日。まず、入院中に仲良くなったママ友に再会して開口一番、「ちっちゃーい!」と言われてしまい、ショックを受けました。そして小児科の健診では、体重は退院後から350gほどしか増えておらず、翌月に再度受診するようにと、母子健康手帳には「要観察」のハンコが。

1カ月間、悩みながら必死に頑張ったつもりでいた私は、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、その後の助産師さんとの面談では大泣きしてしまいました。

母乳育児相談室の門を叩く

そこで助産師さんから、桶谷式乳房管理法というものを紹介していただきました。
母乳育児相談室という施設があり、そこで母乳育児に関する相談ができるとのことでした。予約を取り緊張しながら行ってみると……そこにいたのは、やさしいベテランの助産師さんたち。

悩みを聞きながら、おっぱいが出やすくなるマッサージをしてくださいました。

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