2021年12月29日 19:30
大変な2〜4カ月の赤ちゃんの寝かしつけ…実はラクになる方法が!【助産師がマンガで解説】
夕寝をなくすのが難しい場合は、15分ずつ早めに起こすなど徐々に減らしていくようにします。
4.夜寝るときは部屋を真っ暗にする
光が刺激になって寝付けないことがあります。反対にお昼寝は、暗くし過ぎないことが大切です。お昼寝はぐっすり眠らせる必要はないので、夜に熟睡させるために、体力を少し充電するくらいの軽い睡眠がいいとされています。
眠る環境を整えよう
1.夕方にむけて夕日のようなオレンジの照明や薄暗い照明を
オレンジ色の光はくつろぎモードに入ると言われています。夕方になったら照明やあかりを調整し、眠るときは暗くするようにしましょう。
寝る前には刺激のある遊びは控える
赤ちゃんが眠る30分〜1時間前は、“たかいたかい”などの激しい遊びや、テレビなどの目に刺激のあるのを見せるのは避けて、静かな遊び(手遊び、絵本を読むなど)を心がけてみましょう。
3.入浴後1時間以内に寝かしつける
お風呂に入ると体があたたまりますが、お風呂から上がると体温がどんどん下がっていくことで眠気を誘うと言われています。
4.スキンシップでリラックス
おやすみ前のスキンシップは、安心して眠りに落ちるためにもおすすめです。頭や頬をなでたり、腕や足をやさしくマッサージしてあげたりするのもいい方法です。ゆったりした音楽(クラシック音楽やオルゴール曲)をかけながらマッサージすると、自然と呼吸のリズムが音楽のリズムに同調し、リラックスできると言われています。
赤ちゃんが眠るまでのルーティン行動があると、それが始まると眠る儀式と徐々に理解して反射的に眠くなってくると言われています。例えば、お風呂に入って、薄暗い部屋でゆったりとした音楽を聞いたり、決まった絵本を布団でゴロゴロしながら読んだりしてもらうと眠くなってくるなどがあります。個人差はありますが、睡眠のリズムを作るためには繰り返すことが大切です。参考にしながら、ぜひ試してみてくださいね。
<参考>
『ママと赤ちゃんがぐっすり眠れる本ー人気の夜泣き・発達外来の最新メゾットー』
小山博史・三橋美穂監修/リベラル社
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」