子育て情報『アフターピルは副作用があるって本当?服用時の注意点とは【医師監修】』

2020年12月25日 14:30

アフターピルは副作用があるって本当?服用時の注意点とは【医師監修】

目次

・アフターピルは副作用があるって本当?どんな副作用があるの?
・副作用が出るタイミングは?どれくらい続く?
・副作用が出やすい人の傾向ってあるの?
・副作用が出ないように気を付けることはある?
アフターピルは副作用があるって本当?服用時の注意点


避妊に失敗してしまったときなど、望まない妊娠を避けたいときに使われる「アフターピル」。でも、副作用があるって知っていますか?どんな副作用があるのか、副作用はどれくらい続くのかなど、気になることをまとめました。

教えてくれたのは…
こまがた医院院長駒形依子(こまがたよりこ)先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。

アフターピルは副作用があるって本当?どんな副作用があるの?

アフターピルは服用する女性の、排卵を抑えるホルモンを含んだ薬です。
しかも、体の本来のリズムを崩して、排卵を抑制する強めのホルモン剤です。

強い薬には副作用がつきもの。アフターピルの副作用は、吐き気、むくみ、頭痛、不正出血、めまいなどいくつかあり、体質によって出る副作用が違います。もちろん副作用は必ず出るわけではなく、アフターピルを服用しても特に普段と変わりなく過ごす人もいます。

副作用が出るタイミングは?どれくらい続く?

アフターピルは服用して、胃で溶けるのに1時間ほどかかると考えられているので、早ければ服用後1時間で副作用が出ます。

副作用の症状が続くのは人にもよりますが、2~3日程度で治まると言われています。しかし、アフターピルには服用する回数が1回のものと、2回のものがあり、2回服用するタイプの1回目に副作用が出た場合、2回目も副作用が出る確率が高いです。

なかでも副作用で嘔吐してしまう場合、アフターピルが胃の中で溶けきる前に吐き出してしまうことが多いので、アフターピルの効果は得にくくなるでしょう。


副作用が出やすい人の傾向ってあるの?

低用量ピルで副作用が出てしまった人はほとんどの場合、アフターピルでも副作用が出る傾向にあります。また、アフターピルは年齢や体格に関係なく、同量のホルモンを摂取するので、10代の若い人や体重が軽い人は副作用が重くなる可能性があるそう。

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