子育て情報『【防災特集4】災害時は脱水症状が起こりやすい状況に!経口補水液の簡単な作り方』

2021年3月28日 18:00

【防災特集4】災害時は脱水症状が起こりやすい状況に!経口補水液の簡単な作り方

目次

・被災した場合、脱水症に注意が必要
・赤ちゃんはどうしたらいいの? 基本の水分補給
・大人はどうしたらいいの? 脱水予防に「経口補水液」を
水分補給のイメージ


東北地方を中心に大きな被害をもたらした東日本大震災から10年。その後も日本各地で大きな地震があり、つい先日も東日本大震災の余震とみられる最大震度6強の地震がありました。世界中で新型コロナウイルスが猛威を奮っている現在、また大きな地震が襲ってきたら……。大切なわが子を守るためにも、慌てずに適切な対応を取りたいですよね。今回は、気をつけたい脱水症状についてまとめました。

被災した場合、脱水症に注意が必要

災害時は、さまざまなストレスやトイレが整備されないことが原因で、水分をとる量が減りがちになります。さらに、断水等によって水の供給が断たれると、飲料水や生活水が十分に確保できない状況も考えられます。

赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、大人よりも多くの水分を必要としています。
特に乳幼児は、必要な水分量や水分不足を感じにくく、発汗機能や腎機能が未発達なため、注意が必要です。

脱水症になると、おしっこの回数や量が減る・色が濃くなる、舌・唇・口の中や皮膚が乾燥する、呼吸が早くなるなどの症状が出るほか、重症になると意識障害やけいれんを起こしうとうとする、皮膚が青みがかるなど、赤ちゃんの命を脅かすような症状に発展する場合があります。

赤ちゃんはどうしたらいいの? 基本の水分補給

■欲しがったときに母乳・育児用ミルクを
生後0〜5カ月くらいまでの水分補給は、母乳・育児用ミルクが基本です。生後6カ月以降は麦茶や湯冷ましをプラスしてもOK。母乳や育児用ミルクを欲しがったときに、与えましょう。

■暑い日はいつもより2〜3回授乳をプラス
いつもより暑い日や赤ちゃんが汗をたくさんかいているときは、2〜3回授乳を増やすと良いでしょう。タイミングは、遊んだあと、お昼寝のあと、おむつ替えのあとなどお世話の節目に与えるとスムーズに増やせます。

■回数よりも総量でチェック!
1日何回水分補給したかよりも、1日合計でどのくらい飲んでいるかが重要です。
まずは、1日どのくらい飲めたかチェックしてみましょう。

■1歳を過ぎたら麦茶などを取り入れて
1歳を過ぎたら、日中は母乳・育児用ミルクより、麦茶やおやつの牛乳など他の飲み物で水分補給をします。

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