2021年3月25日 22:20
両親が相次いでガンに…。父の亡き後すぐに妊娠した息子は存在自体が希望の光
それを聞いたときには「確かにそうかなのかも」ぐらいにしか思っていなかったんですが、育児をしている今、頭の片隅にあったこの言葉を思い出すことがあります。
子どもを産む前は、「子ども産んだことあるんですか?」って仕事で聞かれるのが苦手でした。でも、今ならわかります。知識よりも体験するということがどれだけすごいことなのか。だから、人生にはいろんな選択肢があるし、仕事をしながら子どもを育てるのは大変なこともあるけど、機会があるなら、子どもを産んで育てる体験をしてほしいとたくさんの女性に伝えたいと思っています。私も子どもが生まれて2度目の人生をもう一度歩ませてもらってるなと日々感じています。人生に幅が出て、2倍も3倍も人生が豊かになりました。
夫にも言われるんです、「今、助産師実践編をしてるんじゃない?」って。
本当にそうだなって(笑)。今まで助産師として学んできたことを、今は子どもの育児を通じて実践している毎日です。
お父さんの生まれ変わりとして誕生したかのような息子さんのエピソードを聞かせていただき、取材中にもかかわらず思わず涙が出てしまいました。助産師としての知識と子育ての経験から生まれた高杉さんの言葉は、ママたちにとってもわかりやすいものばかり。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
著者:ライター サトウヨシコ
大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。
WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
「息子が消えた!」目を離した隙にいなくなり真っ青に→必死に捜索すると、息子にまさかの事態が…!