<ニッチェ江上さん独占取材#3>コロナ禍の出産を乗り越え、変化していった夫婦の関係性
それに、もともとは家事をそんなにやらない人だったんですが、進んで家事をやってくるようになったんです。子どもが生まれると、家事がどうしても増えるんですよ。でも、ちゃんとしたルーティーンができたので、以前よりも家事に対するストレスが減った気がします。
ー「ちゃんとしたルーティーン」とは、具体的にどのようなものですか?
江上さん:例えば、子どもをお風呂に入れる係と、子どもを受け取ってお肌のケアをして、寝かしつける係を交互に担当しているんです。お風呂に入れていない係は、洗濯担当として子どもの服を子ども用洗剤で洗って干し、大人用を乾燥機にかけて寝るというサイクルを作ったんです。それからはすごくラクになりましたね。そうして1日1日育児をしていくうちに、旦那は戦友のようになっていきました。
ー大きな変化があったんですね。
江上さんにはどんな変化がありましたか?
江上さん:旦那に対して、まったく謝ることができなかった私が、すぐに謝れるようになりました! 以前は喧嘩をしたら絶対折れなかったんですが(笑)、今は子どもが優先だからこそ、意地の張り合いがなくなり、いい関係になった気がします。これから先が長いので、このまま戦友として仲良くしていきたいと思っています。
コロナ禍だからこそ、より不安な気持ちになったり、思い描いていた出産ができないなど、いろいろと大変な部分があったと思いますが、夫婦2人で手を取り合って協力しながら育児をおこなっているというお話を聞いて、とても素敵だなぁと思いました。一つひとつの質問に対しても、真摯に向き合って話してくれた江上さん。これからもパパと二人三脚でかわいい息子さんの育児を頑張ってくださいね!
PROFILE:江上敬子さん
島根県出身の1984年9月17日生まれ。マセキ芸能社に所属しており、女性お笑いコンビ「ニッチェ」ではボケを担当している。
著者:ライター 吉田可奈
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