子育て情報『子どもを望んで数年、夫に原因があることが判明。高額な手術に悩んで… #1』

2021年7月29日 17:00

子どもを望んで数年、夫に原因があることが判明。高額な手術に悩んで… #1

目次

・結婚して5年、周りのベビーラッシュに焦り
・検査の結果、夫に不妊の原因があることが判明
・夫は一人で精密検査へ
・高額な手術費……夫は手術を決意
子どもを望んで数年、夫に原因があることが判明。高額な手術に悩んで… #1


「赤ちゃんを産みたい」と思える情報を届けたい。ベビーカレンダーは「べビカレ特集」として、妊娠、出産、子育てなどママたちを取り巻く現状やさまざまな課題を問題提起し、取り上げています。今回は「不妊治療」について。仕事と不妊治療の両立が難しい現代の「不妊治療への理解」について考えます。

不妊治療体験者の声を取材した連載、第5回目となる今回は、夫の不妊治療手術を経て不妊治療を乗り越えた霧野志保さん(31・仮名)の場合。なかなか授からない原因が夫側にあることが判明。夫の手術、職場のパワハラ、流産を経て、待望の赤ちゃんが誕生するまでのお話です。

不妊治療というと話題は女性が中心になりがちですが、WHOによると不妊カップルの約半数は、男性側が問題を抱えているとされています。「子どもが欲しい」と願う気持ちは、女性だけではありません。精子に問題があると診断された男性に対する世間の理解や制度は、まだまだ広がっていません。

「不妊」という問題を、夫婦どちらかが過剰に背負うのではなく、「夫婦2人の問題」ととらえ、不安や痛み、悲しみや希望を分かち合い、二人三脚で不妊治療を乗り越えた夫婦の物語です。

全体の約半数を占めるとされる男性側の不妊。最も多い原因が、「精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)」だ。男性不妊症全体の約40%の原因となっている。精巣の上にある静脈が腫れるため、精巣の温度が上昇することや、血流が悪くなることで精子機能を弱め、不妊につながるとされている。外科的な手術で改善する場合もある。

結婚して5年、周りのベビーラッシュに焦り

コロナ禍での出産を経て、生後8カ月の女の子を育てる霧野志保さん(31・仮名)。夫とは20代前半で結婚し、「20代のうちに産みたい」と願っていた。仕事は夫婦ともに学校の先生。「子どもが好き」という気持ちは、夫も同じだった。学生時代から8年間恋人でいた頃から、「いずれは2人の子どもが欲しいね」と語り合ってきたほどだ。

結婚して5年。社会人になってからずっと仕事一筋に生きてきたものの、お互いもうじき30代。職場もベビーラッシュだった。そろそろわが子を……と意識せずにはいられなかった。ところが夫婦生活を続けても毎月訪れる生理。子どもがやって来てくれる気配はなかった。

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