2021年11月28日 19:30
「きっと大丈夫…」願いとは裏腹に少量の出血が止まらず…
6年の交際を経て結婚。入籍から3カ月後、妊娠が判明!しかしその翌朝、大量に出血し流産してしまいました。
初めての子育てに奔走して、すぐに2人目を考えられなかったりほさんでしたが、子育てが落ち着いてきた、長男ハルくんが2歳半のころ。
生理がこないため、検査薬を試したところ結果は陽性!
しかし、新居へ引っ越しする日が迫っていたこともあり、妊娠を喜びつつ細心の注意を払って作業を進めるりほさん夫婦。
無事に新居へ移り、生まれてくる赤ちゃんを含めた、4人家族の暮らしを想像していましたが……
12週の壁
※りほさんが前回流産したのは、妊娠8〜9週のときでした。
一般的には、妊娠12週までの早期流産の確率は10〜15%と言われています。
※妊娠12週〜22週未満の後期流産は1〜2%と言われています。
2度の流産のおはなし #10">
妊婦健診を受け、胎嚢を確認できてホッとするりほさん。
前回の流産の経験がどうしても頭をよぎり、不安になるものの、
「そう何度も起こらない、大丈夫、きっと大丈夫」と自分に言い聞かせます。
妊娠8週目を過ぎたころからつわりが始まり、2回目の妊婦健診では無事に心拍も確認できました。
さらに食べづわりが始まり、唯一食べられるコンビニの冷やし中華を1日かけて食べて過ごしていました。
そして妊娠9週目を過ぎたころ。
トイレに行くと少量の出血が!
念のために病院へ連絡すると、
「生理のときのような出血や、痛みが出てきたらまたご連絡ください」
と、様子を見るように言われました。
一般的には流産の8割が妊娠12週未満に起こるため、
12週の壁を越えれば流産の可能性が低くなると言われています。
「つわりがあるのは赤ちゃんが元気な証拠
きっとこの子は大丈夫」
そう思っていたりほさんでしたが、願いとは裏腹に、ごく少量の出血は5日間止まることはありませんでした……。
次回、誰か助けて! 多量の鮮血が出て、血の気が引いて……!?
監修/助産師REIKO
監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。