「かわいそう…」「親のエゴ」誹謗中傷も。家族を作りたい同性カップルに立ちはだかる妊娠・出産の壁とは?
ベビーカレンダー公式YouTubeでは、「子どもを持つ幸せのカタチ」をテーマに様々な方にお話を伺っています。今回はご自身ももうすぐ出産を迎える長村さんに、同性カップルの方の妊娠や出産についてのリアルなお話をお伺いしました。家族をつくりたい!と思った時に現実にはどんな課題が出てくるのかなど、詳しくお話してくれています。
家族をつくりたい!同性カップルの妊娠・出産に立ちはだかる壁とは?
この動画では、長村さんとパートナーの女性同士のカップルの「子どもを持ち、家族をつくる」ことについてのお話を中心に伺っています。
子どもを持つという選択に至るまでの経緯や、実際に女性同士のカップルが妊娠し、子どもを出産するにはどのようなステップを踏んでいくのか、そこに立ちはだかる課題や注意点など多くのリアルを詳しくお話してくれています。
ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声をご紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。
妊娠に至るまでの経緯は?
長村さんの場合は、長村さんと女性パートナーの共通の知人に当たる外国籍の方に、ドナーとなってもらい精子提供をしてもらったそう。
長村さんとパートナーの方との間ではお付き合いをはじめる段階の頃から、「子ども」についての話をしており、長村さんが将来子どもを持ちたいという思いがあること、また、パートナーとなる女性が違う考えを持っているのであれば一緒になるという考えはないことなどをじっくりと話し合っていたそうです。
同性カップルが子どもを持ち、家族を作るというモデルがまだまだ少ない中で、なかなか長村さんの意思を理解してくれる方が少なかったり、周りにそのようなモデルの家族が少ない分、出産を経て子育てをし、家族として過ごしていくというイメージがしにくい…という現実もあるのだとか。
同性カップルの間に生まれた子どもはかわいそう?親のエゴ?
何年も前からメディアで同性カップルの間に子どもが生まれたという記事が出る度に、「子どもがかわいそう」や「親のエゴで子どもを持つのか」