【嫌がらせの犯人は信じていた人でした 第9話】主人公・タマミは、夫と息子と一緒に引っ越しをしました。仲の良いママ友ができ安心していたところ、次第に家の物がなくなりはじめて……。ついには息子の命まで危険に晒されることに……!?タマミさんのママ友にまつわる体験談です。ある日、息子のショウくんがケガをしたという報せを受け状況を確認したところ、ショウくんは狙われていた可能性が浮上します。
家族で出かけていたショッピングモールで感じた冷たい視線。その先にいたのは、愛子さんだったことに気づいたタマミさん。そんなある日、ショウくんの帰りが遅くなっていて心配しているところに、電話が鳴りました。なぜだか胸騒ぎがして出てみると、電話の相手はショウくんの担任の先生でした。
「ショウくんがケガをした」と聞いたタマミさんはすぐに駆けつけ、状況を確認すると……!?
偶然起きた事故ではない……?
先生からの連絡を受けて、すぐに学校へ向かったタマミさん。幸い、ショウくんの怪我は膝を擦りむいた程度で済みました。しかし、詳しい状況を聞いてみると、ちゃんと歩道側を歩いていたのに、車がすごい勢いで寄ってきてぶつかったということでした。
そのときの様子を見ていたあやなさんの娘マナちゃんも、ショックで涙ぐんでいます。
タマミさんは、マナちゃんに付き添ってくれたお礼を言って、家まで送り届けました。別れ際、マナちゃんは何か言いかけましたが、ちょうどあやなさんが家から出て来て、最後まで聞けませんでした。
タマミさんはモヤモヤが募る一方ですが、まずはショウくんに大きな怪我がなくて本当によかったですね。不審な出来事が続いていることは気がかりであるものの、何より子どもたちから笑顔が消えてしまうこの状況は、何としてでも打破したいですね。
作画:サカド
著者:ライター タマミ
主人公・タマミは、夫と息子の3人家族。引っ越しを機に仲の良いママ友ができ安心していましたが、次第に家の物がなくなりはじめ……。ついには息子の命まで危険に晒されることに。
<犯人は信じていた人でした>「聞くなら今しかない!」冷たい視線の先の相手…覚悟を決めて切り出すと