主人公・タマミは、夫と息子と一緒に引っ越しをしました。仲の良いママ友ができ安心していたところ、次第に家の物がなくなりはじめて……。ついには息子の命まで危険に晒されることに……!?タマミさんのママ友にまつわる体験談です。ある日、ショウくんが怪我をしたという連絡があり、急いで学校へ駆け付けたタマミさん。これまで不審な出来事が続いていたことで、心がすり減っていました。
幸い、ショウくんの怪我は膝を擦りむいた程度で済みました。しかし、詳しい状況を聞いてみると、ちゃんと歩道側を歩いていたのに、車がすごい勢いで寄ってきてぶつかったとのこと。別れ際、あやなさんの娘マナちゃんが何か言いかけたことが気になったものの、そのときは聞けないままでした。
そんなある日、愛子さんがいつものように訪ねてきて……!?
愛子さんの明るさは相変わらずだった
ショウくんの怪我をきっかけに、学校への送り迎えをはじめたタマミさん。今までの不可解な出来事を考えると、不安で仕方がありませんでした。
そんなある日、愛子さんが訪ねてきました。とてもお茶をする気にはなれませんでしたが、あやなさん親子と一緒に出かけたショッピングモールで感じた冷たい視線が気になり、自宅に上ってもらうことに。愛子さんが持ってきてくれた少し季節外れな手土産を不思議に思いながらも、いつものように他愛もない話をしながら時間は過ぎていきます。
そこにいるのは、いつもと変わらない明るい愛子さん……。
そしてついに、タマミさんは覚悟を決め、「この前ショッピングモールにいた?」と切り出しました。
数々の不安を抱えていたタマミさんにとって、他愛もない話ができる愛子さんの存在は大きいですよね。
だからこそ、タマミさんのように相手を信じたいがゆえに疑念を抱えたまま関係を続けていくことは、かえって苦しいものかもしれません。みなさんは、目の前の相手に核心を突くことはできますか?
作画:サカド
著者:ライター タマミ
主人公・タマミは、夫と息子の3人家族。引っ越しを機に仲の良いママ友ができ安心していましたが、次第に家の物がなくなりはじめ……。ついには息子の命まで危険に晒されることに。
<犯人は信じていた人でした>「質問はもう終わり?」直後にスマホに届いたのは匿名の脅迫メッセージ