主人公・タマミは、夫と息子と一緒に引っ越しをしました。仲の良いママ友ができ安心していたところ、次第に家の物がなくなりはじめて……。ついには息子の命まで危険に晒されることに……!?タマミさんのママ友にまつわる体験談です。深夜、家に侵入してきたのは、親友のあやなさんだったことにショックを受けるタマミさん。そんなとき「もうやめよう」と、あやなさんに呼びかけたのは意外な人物でした。
まるで夫の不在を把握しているかのようなタイミングで、深夜に玄関のチャイムが鳴り響きます。しばらくするとチャイムは止まり、静かに誰かが部屋の中へ入ってきました。鉢合わせしないように慌てて身を潜めるタマミさん。
最悪の事態が頭をよぎり、意を決して飛び出したタマミさんは、ショウくんに110番への通報を頼み、勢いよく侵入者を取り押さえました。そこにいたのは……親友のあやなさんでした。抵抗して逃げようとするあやなさんに……!?
やさしいお母さんに戻って!
タマミさんに取り押さえられたあやなさん。逃げ出そうとしますが、すぐに足が止まります。あやなさんの前には、なぜか愛子さんが立っていたのです。
「もうやめよう」
愛子さんは、あやなさんに向かって諭すように声をかけます。タマミさんは、状況が飲み込めず、時間が止まったように感じたと言います。
そして、その後ろからあやなさんの娘マナちゃんも泣きながらやってきました。
「やさしいお母さんに戻って」。マナちゃんがそう言うと、あやなさんはその場にへたり込んでしまいました。
状況を把握しきれないタマミさんですが、愛子さんとマナちゃんは、すべての事情を知っている様子ですね。マナちゃんがどんな気持ちでお母さんを見ていたのかと思うと、胸が苦しくなります。母を想う子どもの気持ちが、あやなさんにも届くといいですね。
作画:サカド
著者:ライター タマミ
主人公・タマミは、夫と息子の3人家族。引っ越しを機に仲の良いママ友ができ安心していましたが、次第に家の物がなくなりはじめ……。ついには息子の命まで危険に晒されることに。
<犯人は信じていた人でした>「私、見ちゃったんだけど…」空き巣をしていた友人の信じられない行動