「私は母親失格?」ミルクを巡り実母とバトル!口出しがうっとうしい <家事も育児もママですか?>
「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。
積極的に息子の育児を手伝ってくれたお母さんですが、言動のひとつひとつがなな子さんの悩みの種に変わっていきます。
お母さんが子育てをしていた時代と現在では、育児の方法が変わっているのに昔の方法を押し付けようとしてくるのです。
産院で聞いてきたとなな子さんが言っても、お母さんは聞く耳を持ってくれません。意見は食い違うばかりです。母のやさしさがお節介に思えてきて……。
私は母親失格なの!?
思うように母乳が出ず、大泣きするなな子さんの息子。なな子さんは「おなかをいっぱいにしてあげられなくてごめんね」と自分を責めてしまうのでした。
お母さんの「母乳で育ててこそ母親でしょ」という言葉が頭をよぎり、母乳マッサージなどをおこないますがうまくいきません。
「母乳がすべてじゃない! 」と意を決したなな子さんは、育児用ミルクを息子に飲ませることに。ゴクゴクとたくさん育児用ミルクを飲む息子を見て、うれしくなるなな子さんです。
しかし、その現場を見たお母さんは「何やってるの?」と言い、露骨に嫌な顔をするのでした。
赤ちゃんにとって母乳と育児用ミルクのどちらが良いということはありません。ママと赤ちゃんにとって負担がない方法を選ぶことが大切です。
お母さんにはなな子さんの意見に耳を傾けてもらい、考え方を柔軟にしてほしいですね。息子を一番近くで見ているなな子さんです。周囲にいる人はなな子さんの意見を尊重しながらサポートすることが需要なのかもしれません。
著者:マンガ家・イラストレーター みほはは
「古いって!その育児」口出しする実母にストレス爆発寸前!<家事も育児もママですか?>