梨香子さんは、夫の弘明と長男のはじめ、長女のりんかの4人家族。りんかを出産後、産後うつ寸前だった梨香子さん。そんな梨香子さんの様子を見て、弘明は「育休とるから2人で頑張ろう」と言うのですが……。
夫に救われたと思っていたら…
長女りんかを出産後、あまり寝られていないストレスから、泣き続けるりんかについ、私は大きな声を出してしまいます。
それを目撃した夫は、ある提案をするのですが……。
育児がつらそうな梨香子さんの姿を見て、育休をとることにした弘明。
しかし、梨香子さんの期待とは裏腹に、実際の弘明は家にいてもまったく子どもを見てくれませんでした。
梨香子さんはひとりで長男はじめと長女りんかの面倒を見ながら、家事をする毎日……。
弘明に「手伝ってよ」と言いますが、「せっかく育休とってやったのに」と反論。
あまりにも育児をしようとしない弘明の姿に「なんのための育休だと思っているの!?」と梨香子さんは憤りを感じていました。
それでも子どもの前で喧嘩はいけないと気持ちを切り替えて、家事と育児を頑張っていた梨香子さん。
そんなとき、はじめが椅子から転落。
特にけがはなかったのですが、「ちゃんと見てろよ!」と弘明は責めるたのでした。
弘明は育休をとったものの自分のペースを変えずに生活しています。
そんな弘明に梨香子さんはモヤモヤ……。
実際のところ、梨香子さんの助けにはなれていないようです。
弘明には、育休をとるきっかけとなった梨香子さんの様子を思い出して、自分が何のために育休をとったのか、今一度考える必要があるでしょう。
そのためには「育休をとってやった」という考えを改め、「今の自分には父親として夫として何ができるか」を梨香子さんに相談しながら育児に取り組めるようになれるといいですね。
作画:しろいぬしろ
著者:ライター 梨香子
「何かあった!?」響き渡るわが子の泣き声。夫と子どもたちがいる部屋を覗くと…<とるだけ育休の夫>