梨香子さんは、夫の弘明と長男のはじめ、長女のりんかの4人家族。りんかを出産後、産後うつ寸前だった梨香子さん。そんな梨香子さんの様子を見て、弘明は育休を取得しました……。しかし弘明は育休をとっても自分の生活ペースを崩さず、梨香子さんはまったく休めない状態。ある日、夕飯の準備をするため、弘明に子どもたちのを頼んだ梨香子さんでしたが、しばらくして娘りんかの泣き声が……。なかなか泣き止まないので見に行くと、弘明は泣く娘をほったらかしで居眠りしていたのでした。
夫に期待しても、うまくいかない毎日…
弘明が家にいても、大きな子どもが増えただけのような日々に悩んでいた私。
ある朝、起きると背中に激痛が走り……。
背中に帯状疱疹ができてしまった梨香子さん。
子どもにうつってしまう可能性があるため、どうしようか悩んでいると「俺が子ども見てるから、実家で療養してきたら?」と弘明から提案されます。
育休をとってからというもの、家でほとんど子どもたちを見ない弘明。
そんな弘明からの発言にビックリした梨香子さんは、自分の母を呼ぶと言いますが、「俺たちの子供だろ!梨香子がつらい時に俺が育児やらなくてどうするんだよ?」と発言。正直不安しかなかった梨香子さんですが、弘明に任せ、病院へ。
医師に帯状疱疹の原因であるストレスなどを聞かれ、産後しんどかったことを話すと、「大変でしたね、これを機会にしっかり休みましょう」と励まされ、心が少し軽くなった梨香子さん。
弘明が本当にひとりで大丈夫なのか心配で、家に帰るとそこには女性の靴があったのでした。
ストレスからか、帯状疱疹になってしまった梨香子さん
弘明は「だーいじょーぶ!」と言いますが、不安で仕方ない梨香子さんの気持ちはよくわかります。
そう言っても、やはり父親になるにも経験は必要でしょう。弘明には、しっかり子どもたちの面倒を見てほしいですね。
そして、いつも梨香子さんがどんな思いで必死に育児をしているのか知ることができれば、もっと夫婦で協力して育児を乗り越えていかなくてはいけないという意識も芽生えるかもしれませんね。
作画:しろいぬしろ
著者:ライター 梨香子
「ちゃんと伝えたのに!」アレルギー持ちの息子への、義母の対応に青ざめ…<とるだけ育休の夫>