梨香子さんは、夫の弘明と長男のはじめ、長女のりんかの4人家族。りんかを出産後、産後うつ寸前だった梨香子さん。そんな梨香子さんの様子を見て、弘明は育休をとるのですが、弘明は育休をとっても自分の生活ペースを崩さず、梨香子さんはまったく休めない状態でした。育児のストレスからか帯状疱疹を発症してしまった梨香子さん。弘明に相談すると「俺が子どもたちを見るから、実家で療養しておいでよ」と言われます。病院を受診後、心配で家に帰ると弘明はおらず、義母が子どもたちの面倒をみていました。しかも、義母は梨香子さんの目がないところで、ピーナッツアレルギーのはじめにピーナッツ入りのお菓子を渡していたのです。
父親になった自覚ある…!?
夫の弘明は二児の父親でありながら、いまいちシャキッとしません。
本当に父親だという自覚があるのでしょうか?
はじめのアレルギーについても、義母に今一度説明してと伝えるのですが……。
梨香子さんは弘明に、義母へ再度、息子・はじめのアレルギーについて伝えるように言います。
しかし、病院で指導を受けていることを説明しても、義母は「病院はわざと大げさに言うのよ」と聞き入れません。素直な弘明は義母の言ったことを真に受け、電話を切るのでした。
これには梨香子さんもあ然……。弘明にはもっと父親としてしっかりしてほしいと梨香子さんは願っているのですが、なかなか期待通りにはいきませんでした。
家族で買い物に出かけたある日。梨香子さんは娘りんかのおむつを替えるために、弘明にはじめを見ておくようお願いします。トイレから出てくると、そこにはじめの姿はなく、スマホをつつく弘明だけ……。
梨香子さんが声をかけて、弘明はようやくはじめがいなくなっていることに気づいた様子。
「俺、どうすればいいかな……?」とうろたえる弘明に、梨香子さんは迷子センターへ行くよう指示したものの、はじめが今日来ていた服装すら弘明は覚えていません。