ママ友とランチに行ったら私の席だけない!「誘ったのは友達だけ」→性悪なママグループの陰謀に反撃!
同い年で料理人として働く夫と、小学3年生の娘の3人で暮らしている私。夫は子煩悩で働き者、娘はやさしくて賢く、家庭は円満。順調そのものの人生かと思いきや、娘の小学校の保護者に私を悩ませる存在がいて……。
今日は娘・リナの授業参観。参観が終わって学校を出ると、1人のママに声をかけられました。彼女はお金持ちで、他のママよりも年上だということもあって、いわゆるボスママ的な存在です。
今日も数名のママたちを引き連れてランチ会をするようですが、正直このボスママ軍団が苦手な私は、見つからないようにそっと帰るつもりでした。
苦手なママ友
ボスママはそっと帰ろうとする私をすかさずキャッチ! 「ランチ会に来ないのか?」と声をかけてきます。
用事があると断ると、取り巻きの1人が「もしかして、お金持ってらっしゃらないんじゃない?」と見下すようなことを言うのです。
しかしここでモメると面倒なことしかありません。私は精一杯の愛想笑いをして、その場を後にしました。
リナのクラスの保護者が参加するメッセージグループは、常に稼働状態です。ボスママをおだてるトークで盛り上がっているのを見るとうんざり……。ランチ会もそんなノリだと思うと、絶対に参加したくありません。
ランチ会に参加しようと思ったワケ
なるべく関わりを持たないように過ごしていたものの、リナからボスママの娘・ナナちゃんを家に呼びたいと相談されました。気が進みませんが、子どもには関係のない話。
恐る恐るではありましたが、私はナナちゃんを家に招待することにしました。
そんな心配をよそに、ナナちゃんはとてもお行儀の良い無邪気ないい子でした。仲良く遊ぶ子どもたちを見ていると、親同士がピリついているのが恥ずかしくなってしまいます。
そんな中、再び私はボスママ主催のランチ会のお誘いを受けました。いつもなら断るところですが、少しだけ考えを改めた私……。ランチ会への参加を伝えました。すると、なぜか幹事を任され、人気のレストランの予約を任されたのでした。
幸いランチを予定していたのは平日だったこともあり、スムーズに参加者7人の予約が取れてひと安心です。
私は帰ります!
ランチ会当日。予約時間の少し前にレストランを訪れると、みんな集合していました。