「父親は別にいるんじゃないのか?」夫の言葉に不倫女が返した言葉は…?<妻の友人を抱いた夫>
結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。
その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまいます。ヒナタがモネになぜユリを傷つけたのか理由を尋ると、「大好きなユリに一緒に地獄を見てほしかった」と答えたモネ。
ヒナタが「自分勝手すぎると反論する」と、モネは「自分が裏切ったと知ってもそれでも一緒に居てくれるなら、私の中でユリは絶対的な存在になる」と答えました。
その話を聞いた直後、1つの疑問が生まれたヒナタ。真剣な表情で頭を整理すると、モネに「杏ちゃんの父親は本当に俺なのか?」と質問。さらに「俺たちはホテルに行ったけれど肝心なことはしてないんじゃないか?」と尋ねるのですが……?
夫の質問に対して、モネが返した言葉は…
「ユリを傷つけるために俺に近づいて、
ホテルに行ったことは事実だけど、
杏ちゃんの父親は別にいるんじゃないのか?」
「そうであってほしいんでしょ?」
ヒナタの質問に冷静に答えるモネ。
「残念ながらこの子の父親はヒナタ君だよ。
私の大好きな人の子ども」
「愛おしくてたまらない大切な子ども……」
そう言うと、モネの目は母親の眼差しへと代わり、
愛おしいわが子を見つめたのでした。
◇◇◇
感情が先走るヒナタに対して、落ち着いた口調で答えるモネ。そして、彼女の口から語られた答えは、ヒナタが望んだものではありませんでした。