夫「今月の仕送りが来てないって母さんキレてる」私「今一緒にいるから直接渡すね」→慌てる夫。実は
「外食を減らしてほしい」と言うと、「俺の給料が少ないって言いたいわけ?」と喧嘩腰で返してくる夫。
生活の厳しさを訴えると、「そんなにキツいなら、貯金を切り崩せばいいだろ」と夫。しかし、この貯金は娘のためのもの。簡単に切り崩すことなんてできません。そう言うと、夫は「そうやってブツブツ言ってくるから腹立つんだよな」「独身時代の方がよっぽどマシだったわ、お前と結婚したの間違いだったかもな」と私をなじりました。
その後、何度話し合おうとしても、夫は「ごちゃごちゃ言ってる暇あるなら仕事しろよ!」とまったく話になりません。
夫の嘘
数週間後――。
ランチを楽しんでいる私のもとに、夫からメッセージが届きました。
「今月の仕送りしてないよな?」
「母さんキレてるんだけど」
「お義母さんと今一緒にランチしてるから直接渡すね」
「いや、やめろ!」
義母から「旅行のお土産を渡したいから、一緒にランチに行きましょ」と誘われて、義母のおごりでランチをしていた私。
借金があるにもかかわらず、旅行したり、人にランチをおごったりするほど、義母は非常識な人ではないと思っていました。普段と変わらない様子の義母に借金のことを聞いてみると……。
「何のこと?」
私は夫から聞いた話をすべて義母に話しました。すると、私が今まで仕送りを振り込んでいた口座は、普段使っていないものだということが判明。仕送りのことも、その金額も一切義母は知りませんでした。
私が汗水たらして捻出した仕送りはいったいどこへ行ってしまったのでしょうか?
1週間後――。
やはり、義母の借金は夫の嘘でした。
お小遣いの額に不満を抱いていた夫は私と娘に節約生活を強いて、義母への仕送りを自分の懐へ入れていたのです。
私たちが質素なごはんを食べている一方で、夫は会社の同僚や部下の若い女の子に野球観戦のチケットや高級レストランでのごはんを奢っていたそう。
「最後との遊びというか……。今年だけは好きにさせてもらおうって思って……」「お前たちも生活はできてたわけだし……」「元はといえば俺の金じゃん……」