「えー!?」かけっこでスタートを失敗した娘⇒その後まさかの行動で観客席は大盛り上がり!
年少の娘の初運動会。「一番になりたい!」と言って挑んだかけっこで、誰も予想していなかった爆笑の展開に……!?
娘のある行動で、大盛り上がりの運動会に!
年少の娘にとって、人生で初となる運動会が開かれます。娘は「かけっこは一番になってメダルをもらいたい!」とやる気満々の様子。本人はもちろん、親である私自身も当日を楽しみにしていました。
そして迎えた運動会当日、娘の初競技は障害物競走。娘は誰よりもマイペースに競技を進め、結果は最下位でした。続いてはかけっこ。私はスタート前、心の中で「今度こそは頑張れ」と応援し、ドキドキした気持ちで見ていました。しかし、いざスタートすると明らかに出遅れた様子の娘。
私は「かけっこは一番になりたいって言っていたのに、また最下位になるかも……」と心配していました。
しかし、そんな私の心配をよそに娘はなんと満面の笑みで「やっほ~」と言い、観客席の保護者たちに手を振りながら走りだしたのです! 会場全体に向かって楽しそうに手を振るその姿は、まるでアイドルのよう。親の私だけでなく、ほかの保護者からも笑いと拍手が起こり、大盛り上がりでした。
運動会終了後、娘に「運動会どうだった?」と聞くと「楽しかった~」と、とても満足そうな様子。娘は周りのお友だちや観客席の大人が笑顔になってくれたから、手を振り続けていたのでしょう。競技は最下位でも、周囲を楽しませてくれた娘を誇らしく思った出来事です。
作画/mosu
著者:佐野千佳
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