突然現れた謎の男「お前の所で買った車で…!」⇒損害賠償を払えと声を荒げるも、私の言葉に顔面蒼白!
私は28歳の兼業主婦です。実家の父が経営する工場で働きながら、家事や幼稚園に通う娘の育児に忙しい毎日を送っています。
幼稚園のママ友との交流は楽しみの一つであると同時に、幼稚園の情報を入手できる貴重な場なのです。その日も、娘のお迎え前に幼稚園のママ友とランチをしていたのですが……。
ママ友と楽しいランチタイム
たわいもない会話を楽しんでいると「そういえば、新しい車を買ったんだ」と仲良しのママ友のカズエさんが嬉しそうに言いました。今度みんなで子連れドライブしようか!と盛り上がっていると、今年幼稚園に転園してきたばかりのママ友・ヒトミさんが「うちも車が欲しいな」と呟きます。
なんてことない会話から悲劇が
私の実家の工場が車の製造をしているため、安く車が手に入ると煽るカズエさん。ヒトミさんはものすごい勢いで食いつき、紹介してとしつこく迫ってきます。
困った私は本当の事情を説明しようとすると、今年転園してきたばかりで付き合いが浅いから、お得な買い物をさせないように邪魔してるんでしょう! と言いがかりをつけてきたのです。
思い通りにならないことに腹を立てたヒトミさんは、会計もせず立ち去ってしまいました。
車を購入!?
1週間後、私が娘を幼稚園へお迎えに行くと駐車場に黒い煙をあげた1台の車が。その車の持ち主はなんとヒトミさんでした。
フリマアプリを使い14万という破格で車を購入したと自慢してきたのです。その車は、見た目はピカピカですが、走行距離は25万キロで整備した証明もされてないような危ない車だったのです。
心配になり大丈夫なの? と聞くも、人の車に文句をつけないで! と言い返されてしまいます。聞く耳を持たないヒトミさんは、ピリピリしながら車を走らせ帰っていくのでした。
突然見知らぬ男性が現れ……
ある日、私が実家の工場で働いていると突然工場のドアを叩かれたので出てると、見知らぬ男性2人が立っていました。その男性は「オンボロ車を売りつけた詐欺師め!だから事故を起こしたんだ」と言い放ちます。隣にいる男性は弁護士だといい、不良品である車を騙して買わされ、事故を起こした。その責任は劣悪な車を売りつけたこの工場にあり損害賠償を請求するというのです。